解 決 の カ ギ は 、 i i j . n e w s と I I J ネ ット ワ ー ク ソ リ ュ ー シ ョ ン 。 FOCUS-1 スペースシャトル高画質配信と映像配送ソリューション FOCUS-2 迷惑メール撲滅に向けた業界の取り組み SOLUTIONS ユーザ導入事例 株式会社ジップ・ホールディングス SHORT ESSAY 台風一過 iij.news septemberoctober 2005 72 S H O RT E S S AY CONTENTS 台風一過 RFID(無線ICタグ)ソリューションの提供を開始 IIJは、ネットワークを介したRFID(Radio Frequency IDentification、無線ICタグ タグ)」を完全一致させる「情・物一致」を実現します。合わせて、EPCに関 SHORT ESSAY・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ p2 子供の頃は、 「台風一過」という言葉が、感動を持って使われていたような気がする。台風が来る を利用した情報交換技術の総称)の国際標準規格であるEPCglobalNetworkに する情報の検索を行う、EPCIS Discoveryサーバも提供いたします。 という予報に、日頃は家の管理に無頓着な親が、慌てて雨戸や屋根を点検して、時に、隠れて 準拠した「IIJ EPC Networkサービス」の提供を、2005年10月より開始いたします。 いた蜂の巣を突っついたりして、大騒ぎをしたものだ。深夜、たまたま台風の進路にあたったり 今回提供するRFIDソリューション、 「IIJ EPC Networkサービス」は、EPC IIJ EPC Networkサービスでは、これらの機能へのアクセスをSOAPを用いた すると、豪雨や強風が家を揺るがせ、雨戸の軋む音に、ずいぶん恐い思いをした。明け方、静か (Electronic Product Code、RFIDタグに格納される固有の番号体系) ・属性情 Webサービスとして提供します。また、システム開発者向けに、EPCglobal になって、台風が去ったことを感じ、ようやく眠りにつく。翌朝、夏の朝陽がひろがって、外に出 報・履歴情報などのRFIDタグに紐付く情報をインターネット上で汎用的に登 Networkに準拠した基本ライブラリ「IIJ EPC Networkソフトウェア」を提供す 録・参照・変更することを可能にするシステムです。 これを利用することにより、 る予定です。これにより、主に複数国・地域・企業にまたがるRFIDシステムの 例えば、サプライチェーンにおいて発生する様々なRFID読み取りイベントのト 構築を検討する製造業・流通業等のお客様や、これらの業界向けにRFIDシス ラッキング、識別、定量化等が可能となります。IIJ EPC Networkサービスは、 テム構築を行うSI事業者は、国際標準規格のシステムをコンポーネントとして 以下の2つの機能から構成されています。 手軽にご利用いただくことができます。 台風一過 TOPICS ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ p3 RFID(無線ICタグ) ソリューションの提供を開始 IIJ、IIJ-Tech、日本HPの3社が RFID(無線ICタグ) プラットフォームの提供で協業 IIJとIIJ-MC、DV over IP技術を利用した 高品質ライブ映像をCATV向けに配信 ると、街路樹が道に散乱している。朝の食卓で、 「台風一過だねえ」という母親の言葉が、子供心 にも、 安堵感となって、季節の移ろいの予感をもたらした。そういえば、台風が、いまよりもっと 恐かった時代、ラジオの予報を聞いては、地図を広げて興奮していた。枕崎、室戸岬、潮岬、 御前崎、三陸沖といった地名は、今でも、台風情報の記憶とつながっているようだ。 IIJ EPC Networkサービスは、日本ヒューレット・パッカード株式会社を含む4 個人向けサービスIIJmioの モバイル対応サービスを拡充 8月の末、台風11号が東京近辺を直撃して、夜半から暴風雨になったのだが、鉄筋のマンション バックボーンを増強 にいては、窓に当たる水滴と、街路樹の揺れで、ようやく、外は激しい暴風雨なのだと感じるく ● 社のRFID共同検証施設であるHP RFID Noisyラボ・ジャパンにおいてもご利 EPCISサーバ E P C 情 報 の 登 録・参 照・変 更 を 行うため の デ ータベ ースである E P C I S (EPCInformation Service)サーバの運用・管理サービス。EPCISにより らいで、台風の恐怖といったものは、殆どなくなっている。子供の頃から都会育ちにしても、自 FOCUS -1・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・p5 スペースシャトル高画質配信と 映像配送ソリューション FOCUS -2・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・p6 迷惑メール撲滅に向けた業界の取り組み RFIDタグのイベント情報(例えば、製品の出庫、入庫、販売情報等のトレー 然の脅威に、年々無縁になる。 「台風一過」という言葉も、自然の脅威から解き放たれたという安 堵感なくしては、言葉のもつ感動もなく、結局は、言葉自体、使われなくなってしまうのかもしれ ス情報)の管理を行います。 ● EPCネームサーバ ない。もっとも、最近は地球の温暖化のせいか、想像を超えた雨量が一気に降り注ぐことも多く、 EPCと、そのEPC情報を格納するEPCISを関連づけるONS(Object Name ちがった意味で、自然の脅威にさらされるようになるかもしれない。 Service)サーバの運用・管理サービス。EPC ONSにより、インターネットの ようなオープンなネットワークにおいても、 「情報(EPCIS)」と「モノ(RFID 用いただける予定です。 ■ I I J E P C N e t w o r kサービス ラインアップ 品 目 サービス内 容 提供時期 プレミアム お 客 様 のご要 望 に 応じて個 別 に 構 築・運 用するサービス 2 0 0 5 年 1 0月 スタンダード I I Jデータセンター内 に 構 築したサーバによるサービス 2 0 0 6 年 1月 トライアル 限 定 的 に 試 行 導 入するお 客 様 向けサービス 2 0 0 6 年 1月 台風が三陸沖に去って、こんどは、突然の衆議院選挙の公示があって、街頭が騒がしくなった。 あらゆるマスメディアに「改革」という言葉が溢れている。争点は、 「郵政民営化」で、二者択一の SOLUTIONS・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・p8 株式会社ジップ・ホールディングス ∼200拠点のVPN構築を1カ月半で実現、 多店舗の情報ネットワークを支えるIIJ SMF∼ 選挙なのだという。あまりに、 「改革」という言葉が氾濫すると、ひと昔前に戻ったような気分に なって、なんだか鼻白む。その時々に、もっとも有効だとされた仕組みも、時間がたって状況が 「改革」騒ぎもその意味では、よくあることのひとつと、捉えることもできるが、企業内の変化への IIJ、IIJ-Techおよび日本ヒューレット・パッカード株式会社(以下、日本HP)の3社 INFORMATION・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・p10 対応と違って、事が大きいだけに、中身より、アジテーションの仕方で風向きが変わってしまうの は、ネットワークを介したRFID(Radio Frequency Identification、無線ICタグを 3社のノウハウを活かし、アジア太平洋地域を主なターゲットとした企業間国 IIJ Technical WEEK 2005 開催のご案内 が、政治の恐さなのかもしれない。14年も前、インターネットを始めたときに、金融も電話も郵便 利用した情報交換技術の総称)の国際標準規格である EPCglobalNetworkに準 際物流に適したRFIDプラットフォームの共同提案・構築を行います。 も、インターネットが普及したら、すべてが壊れて新しい仕組みになると、よく話したものだが、そ 拠したRFIDプラットフォームの実用化に関して協業します。3社は本協業を通じ、 「日経コミュニケーション20周年記念フォーラム」 協賛のお知らせ AIR-EDGE端末 特別販売キャンペーン実施のお知らせ IIJmioモバイルアクセス/PRO 無料お試しキャンペーンのお知らせ SLA遅延時間の実績 の当時は、まったくのアジテーションとしか受け取られなかったのは、今から思うと、少し、残念 な気もする。過去の扇動者の例を待つまでもなく、アジテーションというのは、もともと単純な ほど効果があるもので、インターネットの技術革新は、少々、難しすぎたようだ。もちろん、過度の 単純化は、大きな危険を伴うものだが。 選挙が終わると、台風一過のようになるのだろうか。すべてが激変する時代は、まだまだ続くの だろう。インターネットの技術も、そろそろ次の大きなイノベーションが起こる気がする。どうも、こ GLOBAL NETWORK・・・・・・・・・・・・・・・・p12 IIJバックボーンマップ 3. 企業間国際物流におけるRFIDプラットフォームの提案と構築 企業間国際物流分野での実用に耐える「グローバル・リアルタイムSCM(サプラ 今回の協業による3社のお客様・社会への貢献 イチェーン・マネジメント) 」を提供していきます。 3社は今回の協業を通じ、国際標準規格に基づくRFIDプラットフォームを他の有 効なITサービスと連携させることで、よりリアルタイムに情報の変化を捉え、瞬 IIJ、IIJ-Techと日本HPの協業内容 時に変化に対応できる企業の情報システムをいちはやく実用化します。さらに、 1. EPCglobal Network準拠システムの実用化に関する共同研究 お客様への検証環境の提供や研究成果の公開を通じて、品質の高いRFID利活 EPCglobal Network に準拠したRFIDプラットフォームに関する共同研究を行 用基盤の構築に貢献する技術・ノウハウの普及を目指します。 い、企業間国際物流(特に複数国・地域にまたがる製造・物流・流通・販売) 分野に向けた基盤構築技術を開発します。 れだけの変化が続く時代には、いささか勉強不足で、優等生でない人が、勘というか感性で、変 化を先取りするのかもしれない。但し、頭が良くて、勉強を積み重ねた人がいないと、もちろん、 日本ヒューレット・パッカード株式会社 2. HP RFID Noisyラボ・ジャパンにおけるRFIDプラットフォームの共同提供 HP はコンシューマ、企業、各種機関等に世界規模でサービスを提供するテク 使えるサービスや形にはならない。怠け者で頭はいまいちだけど、直感と感性はあるのではないか 日本HPを含む4社 の共同検証施設であるHP RFID Noisyラボ・ジャパンにお ノロジー・ソリューション・プロバイダとして、IT インフラストラクチャ、コンサ と自惚れている私にも、 もう少し若ければ、未来をつくるチャンスがあったのにと、残暑の熱気 いて、RFIDプラットフォームの実用環境を構築します。共同研究・開発成果の ルティング&インテグレーションサービスからPC、PDA、プリンタまで幅広い の机で、夢想したりしてみる。 評価、検証を行うとともに、同環境を用いてお客様の問題を実際的に検証で 製品、サービスを提供しています。 きる仕組みを提供します。 日本ヒューレット・パッカード株式会社(日本HP)はHPの日本法人です。 株式会社インターネットイニシアティブ 代表取締役社長 2 IIJ、IIJ-Tech、日本HPの3社がRFID(無線ICタグ)プラットフォームの提供で協業 変化すると、仕組みそのものが邪魔になったり、害になったりすることはよくあることで、今回の 鈴木 幸一 (*) (*)他に、トーヨーカネツソリューションズ株式会社、アイデックコントロールズ株式会社、株式 http://www.hp.com/jp/ 会社スリーク 3 -1 スペースシャトル高画質配信と 映像配送ソリューション IIJとIIJ-MC、DV over IP技術を利用した高品質ライブ映像をCATV向けに配信 IIJとIIJ-MCは、デジタルビデオ(DV)信号を圧縮することなくそのままインター れらの映像配信技術については、従来、品質を監視する手段が確立されていま ネット上で配信するDV over IP技術により、高品質ライブ映像をCATV向けに配 せんでした。今回、IIJグループの持つ高いネットワーク運用技術をもとにネット 信いたしました。 ワークの状況やアプリケーションの状態を複合的に計測することで、インター れますが、映像音声をデジタルで送るための規格が 用いた映像配信が実施されました。10万を越えるサ IEEE1394です。 ブスクライバ(契約視聴世帯数)をターゲットとした DV over IP技術は、この映像音声デジタルデータを コンテンツ配布が、IIJのIPバックボーンを通じて提 IIJは、2005年7月26日より8月9日までの15日間にわ そのままIPに載せて伝送するものです。従来のストリー 供されたことになります。岡山県では県の情報ハイ たり、米国航空宇宙局(NASA)により打ち上げ・宇 ミング技術のように「ネットに送り出す際に映像音声 ウェイを経由し、役所のロビーなどに設置された視 宙 飛 行した スペースシャトル・ディスカ バリー 号 に圧縮をかけ必要帯域を減少させる」ということをせ 聴端末まで映像が流れ、訪れた住民の方に視聴して ずに、DVのそのままのデータをIPで送信します。 いただきました。 1. スペースシャトル配信概要 ネット上での高品質映像配信のクオリティを検証し、今後のサービスレベルの向 今回配信した映像は、日本時間の2005年7月26日午後11時39分に米国NASAケ 上を目指します。 ネディ宇宙センターより打ち上げられたスペースシャトル「ディスカバリー号」か らのライブ映像です。 ◎スペースシャトルディスカバリー号からのライブ映像についての詳細は本号 のFOCUS-1「スペースシャトル高画質配信と映像配送ソリューション」 (P5) を ライブ映像は、CATV3局、地上波放送局及び地域ネットワークに配信され、 ご参照ください。 (STS-114)の模様をCATV向けに高画質映像でリア ルタイム配信いたしました。従来のPCへ向けたス トリーミングの配信から、テレビへ配信するための CATV視聴者の方々は通常のCATV番組としてテレビで視聴していただきました。 4. ケーブルテレビへの展開 5. 受信品質の向上へ向けて 映像バックボーンとしての利用へと、インターネット また、今回の配信にあたり、IIJグループでは自社開発の計測システムにより、 の役割も「通信と放送の融合」時代を迎えて変化し DV over IPを配信するためには、1本あたり約30 配信期間を通じ、受信品質データの計測および評価 受信品質データの計測、評価を行いました。DV over IP技術は、放送と通信の ようとしています。 Mbpsの帯域が必要です。回線容量の広帯域化は を実施しました。従来、ストリーミングのように連続 年々進んでいるとはいえ、個人向け配信にはまだ向 して送信する映像配信技術では、品質を監視する手 いていません。逆にCATVへの配送として捉えると、 段が確立されていませんでした。今回はIIJ独自開発 非常に適している手法といえます。 の計測システムにより、配信用ネットワークの状況 ● ラストワンマイルは、既存のCATVの映像配信網 やDV over IPアプリケーションの状態を複合的に計 融合が進む中で注目されている技術ですが、ビデオのように連続して送信するこ 2. STS-114概要 今回の飛行(STS-114)は2003年2月のコロンビア号 個人向けサービスIIJmioのモバイル対応サービスを拡充 IIJは、個人向けのモバイル・インターネット接続サービス「IIJmioモバイルアクセ ス」に、3G携帯および公衆無線LANに対応したメニューを追加し、2005年8月23 サービス名 日より提供開始いたしました。 今回、新たに追加したメニューは、3G携帯サービスに対応する「IIJmioモバイル IIJmioモバイルアクセス/無線LAN ・モバイルポイント 315円(*2) IIJmioモバイルアクセス/PRO ・FOMA ・PacketWIN/One ・モバイルポイント・AIR-EDGE ・@FreeD ・PIAFS 等 (*2) 735円(*1) ※10月末まで無料 ・AIR-EDGE ・@FreeD ・PIAFS 等 315円(*1) る「IIJmioモバイルアクセス/PRO」の3つのサービスです。また、 「IIJmioモバイル IIJmioモバイルアクセス (従来サービス) るキャンペーンも併せて実施いたします。 3G携帯や公衆無線LANといったモバイル通信サービスの多様化により、外出先 (*1) 420円 アクセス/3G」、公衆無線LANサービスに対応する「IIJmioモバイルアクセス/無線 アクセス/PRO」については、2005年10月末まで無料でサービスを利用いただけ 月額利用料金 ・FOMA ・PacketWIN/One LAN」、さらに、PHS、3G携帯、公衆無線LANなど幅広いモバイル環境に対応す ( * 1 )P H S 、3 G 携 帯 の 利 用 料 金 が 別 途かかります 。 ( * 2 )モバイル ポイントを利 用した 場 合 に 限り、接 続 料 金 8 . 4 円 / 分( 上 限 1 , 2 6 0 円[ 税 込 ])が 別 途かかります。なお、2 0 0 5 年 1 0月末までのキャンペーン期 間 中は、接 続 料 金も無 料です。 からインターネットを利用する際に、場所や利用環境によって通信サービスを使 い分けるユーザが増えています。IIJは、ユーザの利便性をより高めるために、今 後もモバイルサービスを拡充していく予定です。 送信が加わっても大きな問題にはならない メディアで広く取り上げられました。IIJでは宇宙航 対応通信サービス IIJmioモバイルアクセス/3G ● 接続の広帯域化が進んでおり、30Mbpsのデータ 宇宙飛行士が搭乗していることもあり、日米のマス ■IIJmioモバイルアクセス利用料金 IIJmioお問い合わせ先: IIJサポートセンター URL:http://www.iijmio.jp/ TEL :03-5205-4433(年中無休9:00∼19:00) ●DV 空研究開発機構(JAXA)様のご協力により、NASA が提供している「NASA TV」の映像ソースを入手、 リティを検証し、サービスレベルの向上をめざします。 6. 今後の展望 CATV様への配信をDV over IP技術を用いて実施し 上記のことより、IIJからケーブルテレビオペレータ ました。 様のヘッドエンドまでの配送技術としてDV over IP 今回は単なる高画質配信というだけではなく、配信 技術が活用できると判断し、配送システムを構築し 品質を取得するという先進的な取り組みを実施しま ました。 した。その結果、 「通信と放送の融合」の第一歩を踏 3. DV over IP技術 今回配信を実施したのは以下のCATV(3)、地上波 み出すことができたと考えています。今後も必要な IIJでは、将来訪れるであろう 「通信と放送の融合」を 放送局(1)、地域ネットワーク(1)でした。 技術開発を通じ、映像流通の一環を担えるべく、 意識し、CATV様へ映像を配信するために「DV over ● 旭川ケーブルテレビ (北海道旭川市) サービスやソリューションを展開していきたいと考 IP技術」を採用しました。DVとは、デジタルビデオの ● エルシーブイ (長野県諏訪市) えています。 ことです。ハンディビデオカメラで「ミニDVテープ」を ● CSFケーブルステーション福岡 (福岡県春日市) 使っているものがありますが、あのカメラシステムで ● 朝日放送 用いられているものです。DVでは映像および音声は ● 岡山県情報ハイウェイ アイアイジェイメディアコミュニケーションズ すべてデジタル信号として扱われます。ハンディビデ このうちCATV様では3局ともに専用のケーブル 技術部 主任 オカメラ用に「IEEE1394ケーブル」というものが使わ チャンネルをご用意いただき、ケーブルテレビ網を 山本 文治 ■図2:ケーブルテレビオペレータ様への配送図 I Pパケットを受け取り ビデオデータを抽出し I E E E 1 3 9 4ケーブル へ出力する D Vカメラ IEEE1394ケーブル 信号の 流れ ↓ IIJ衛星アンテナサイト にてNASA TVを受信 CATV映像配信網 ビデオデータ IPネットワーク PC 受信装置 CATV (専用箱) ヘッドエンド 映像信号 IPヘッダ IEEE1394端子 バックボーンを増強 今後もインターネット上での高品質映像配信のクオ over IP技術を実装したソフトウェアクライアン トがあり、PC-UnixやWindows上で稼動できる ■図1:DV over IP技術のしくみ E-mail:[email protected] 測し、受信品質の総合評価を行うことができました。 を利用する 事故以来2年5ヶ月ぶりのフライトとなる他、野口聡一 IIJインターネット ビデオデータ PC CATV映像配信網 信号の流れ → 右記の通り、バックボーンを増強いたしました。 ※最新のバックボーン情報はhttp://www.iij.ad.jp/network/をご覧ください。 IEEE1394ケーブル IIJ L.A 8月2 4日 − IIJ Ashburn IIJ Palo Alto − IIJ New York 4 STM-16 増速 STM-4 × 2 ビデ オ デ ータを 受 け 取り映 像 には 一 切 加 工 せずに I P ヘッダ を付 加しI P パケットと して送出する ※画面はイメージです。 システム全 体としては I P ネ ット ワ ー ク が IEEE1394ケーブルを 延 長しているイメージ となる ビデオデータ 送出サーバ C A T V 事 業 者への配 信はI Pインフラを利 用 IP 受信装置(PC) 受信装置を設置 CATV ヘッドエンド ラストワンマイルでは 映 像で配 信 5 -2 迷惑メール撲滅に向けた業界の取り組み 6 ● る、という酷い状況なのである。 りと、ここ2、3年でspamやPhishingへ対抗す など約30社で結成され、活動を開始している。 冒頭から恐縮だが、皆さんはいわゆる迷惑メー インターネットはご承知のように国境のない世 る為の業界団体が結成されたり、業界内での連 J E A G では 、単 に 議 論したり 勉 強 会 を 開くと ルや怪しげなメール、例えば自分が口座を持っ 界であり、ここ最近は日本の迷惑メール業者が 携が発表されている。 いったことだけではなく、参加各社の行動の方 ていない銀行からのメールのようなものなどを 海外から送信するようなケースも増加している。 特にMAAWG については、AOLやYahoo!、フ 向性を模索・検討し、できるだけ具体的なアク 受け取ったことがおありだろうか? おそらく、ほ また、海外の迷惑メール業者が日本のメールア ランステレコムといった 欧 米 大 手 キャリア や ションとして各社が実際に対策を実行していく とんどの方がこういったabuse messageといわ ドレスに対して迷惑メールを送信するという状 ISPがかかわっていたり、IETFをはじめAPWG ことを目的として結成されている。現時点では れるものをなんらかの形で受け取った経験がお 況も増加してくるであろう。このままだと遅かれ やFSTC (Finantial Services Technology 以下の4つの分科会(SWG:サブワーキンググ ありだと思う。 早かれ欧米のような状況になるのは避けられな Consortium)、あるいはFTCやFCCといったア ループ)から構成され、それぞれにおいて議論 が、 「量」という面では如何だろう? 一日にどれ い。そのような事態になる前に手を打つべく、 メリカの政府機関とも協力・連携しながら積極 内容の具体化やスケジューリングについて話し くらいの迷惑メールを受け取っておられるだろ 昨今ISPを中心にいろいろな迷惑メール対策活 的に活動しており、業界団体としてはかなりの 合われている。 うか? 動が生まれている。本コラムでは、国内や海外 求心力を持ったグループになっている。日本か - 送信ドメイン認証SWG おそらく、多くの方はせいぜい1日に10から20 の迷惑メール対策活動についていくつかご紹介 らはIIJが創設メンバとして立ち上げから参画し - OP25B(Outbound Port25 Blocking)SWG 通くらいではないだろうか。あるいは、1日に数 したい。 ておるのに加え、先頃ぷららネットワークスも - 啓蒙SWG 通しか受け取っていない、もしくは1週間に数通 ● ● MAAWGへの参加を発表した。 - 携帯向け迷惑メール低減に関するSWG といった程度かもしれない。 上述したように、海外における迷惑メールの状 ● ● ● ● ● ● ● 一方、筆者も含めて、大量に受け取っている人 況は大変深刻である。しかし、残念ながら技術 日本においては、欧米ほど迷惑メールに困って 今後こういった団体の活動の具体的な成果が もいて、1日に数100通から、多い場合は4桁の 的に根本から解決するような手段は現時点では なかったという現状もあり、活動としてはそれほ 次々と発表され、実践されてくると思うが、迷惑 オーダーで受け取っている人もいるのが実情で 存在しない。また、各社各人が個別に問題対策 ど活発ではなかった。しかし、昨年あたりより メールに対抗するには ISP などの業者だけでな ある。つまり、日本においては「受け取る人は にあたるのにも限界があるし、効率的ではない。 迷惑メール、あるいは迷惑メールに起因する問 く、実際にメールを使う人それぞれ、エンドユー いっぱい受け取っているが、受け取ってない人 そのため、数年前より大手ISPやベンダを中心 題 が 多 発・増 加してきたことに 加 え 、最 近 は ザ一人一人の意識と取り組みが最終的には一 はほとんど受け取ってない」という、 スパムディ に共同して対策に当たろうという動きがでてき Phishingなどのより犯罪性の高い迷惑メールが 番大事になってくる。メールについてのみなら バイド、迷惑メールディバイドな状況が現状で ている。 出始め、一部では実害が発生してきたというこ ず、インターネットのセキュリティ全般について ある。 世 界 的 な 動 きとして は 、A O L 、Y a h o o ! 、 ともあり、ISPやキャリアによる対策が活発化し の高い意識こそが最終的に住み良いインター しかし、残念ながら「受け取った経験がある」と Microsoft等が2003年4月に、spam対策のため てきた。 ネット環境を築いていくのだということを改めて いった平和な状況でいられるのはここ1、2年か のガイドラインや技術標準作成を目的とした連 日本インターネットプロバイダー協会(JAIPA) 述べさせていただき本コラムの〆とさせていた もしれない。現に欧米では、メールの7割が迷惑 携 を 発 表した のを 皮 切 りに 、A P W G ( A n t i - による s p a m サミット や、インターネット 協 会 だきたい。 メールであり、一部の技術者などだけでなく一般 Phishing Working Group)が同じく2003年に、 (Iajapan)による迷惑メール対策カンファレン のユーザにもあまねく迷惑メールが届く状況であ また、2004年1月にはMAAWG (Messaging スなどが開催されているが、迷惑メール対策に る。つまり、一般ユーザがメールを読もうとした Anti-Abuse Working Group)がOpenwave 特化した団体としてJEAG(Japan E-mail Anti- ら取り込むメールの7割が不要な迷惑メールであ SystemsやBell Southなど約20社で創設された Abuse Group)が今年3月にISPや携帯キャリア 株式会社インターネットイニシアティブ 技術本部プロダクト推進部 プロダクトマネージャ ◎初出:セキュリティ研究 9月号 近藤 学 -2 7 200拠点のVPN構築を1カ月半で実現 多店舗の情報ネットワークを支えるIIJ SMF ユーザ導入事例 株式会社ジップ・ホールディングス 株式会社ジップ・ホールディングス 株式会社ジップ・ホールディングス 常務取締役 情報管理部システムチーム 西崎 昭 氏 リーダー 黒木 克明 氏 持株会社方式の企業連合で地域に密着したドラッグストアチェーンを展開するジップ・ホールディングス。東海・関西 地区を中心に200店舗を超え、現在も出店攻勢を続けている。拡大する同社のビジネス基盤を担うのが、IIJのSMF (SEIL Management Framework)サービスである。インターネットVPNの設計・構築から運用・管理・保守まで トータル に サ ポ ートする。広 範 な 地 域 に 展 開 する 多 数 の 店 舗 を 統 合 する 広 帯 域 ネットワークにより、本 部 からの タイムリーな情報提供や店舗のナレッジ共有などを実現するとともに、グループ運営の求心力を高め、ドラッグストア の改革推進の原動力となっている。 するなど、グループ全体でナレッジを共有 大容量ファイルの送受信など店舗の 情報活用でグループの求心力を向上 できるネットワーク環境を実現した。 株式会社ジップ・ホールディングス このほか、定例会議で店長に伝達していた 販売実績データをリアルタイムに店舗側で参 計を統合化するため、ジップドラッググルー こうした課題を解消するため、本部と全店 ジップ・ホールディングスでは、今年2月に 照できるよう、情報管理部では新たなWeb プの本部に基幹系システムを導入したのを 舗を結ぶ広帯域の統合ネットワーク構築に 本部へ各事業会社の事務部門を統合してい アプリケーションを開発中。 「高速・広帯域 皮切りに、各店舗のPOSデータを収集し、 向けて検討を開始。複数のサービスプロバ る。 「その組織改革に合わせ、SMFの採用 になったことで、各店舗では予想以上に統 販売データを一元管理できるシステムなど イダを比較した結果、IIJのSMFの採用を決 決定からわずか1カ月半の短期間で200店舗 合ネットワークを活用しており、情報インフラ 持 株 会 社 というユ ニークなグル ープ 運 営 を展開。本部と各事業会社を専用回線で結 定。 「事業会社ごとに異なるネットワークの を超える統合ネットワークの稼働を開始す をベースに組織の求心力を高めるのにも大 でド ラッグ ストア 業 界 の 改 革 を 推 進 する び、タイムリーな情報の分析と販売力の強 要件をクリアできることや、導入や拡張が るなど、IIJのスピーディな対応に満足して いに役立っています」と西崎氏は述べる。 ジップ・ホール ディングス 。設 立 から 3 年 化を図っている。 容易で運用管理の負荷軽減が期待できるこ います」と西崎氏は評価する。 今後、統合ネットワークの冗長化を図り、基 本社 名古屋市北区若鶴町314 となど、コストを抑えられると判断したため 本部と各店舗を直結する統合ネットワーク 幹システムを載せたり、あるいはVoIPを導 設立 2000年12月 です」と黒木氏は採用理由を説明する。 の導入効果は大きいようだ。従来、送信を 入するなどして通信コストの削減を加速す 資本金 ISDNで基幹系と情報系のデータを送受信 制限していた店舗ディスプレイの写真や商 る構想もある。さらにWebカメラによる店 10億6943万円 (2004年11月20日現在) している事業会社や、PHSを用いてグルー 品POP、販促素材などの大容量ファイルを 舗のセキュリティ強化など、さまざまなアプ 売上高 616億9100万円(連結) 仕入れやIT投資の効率化など スケールメリットを生かす事業運営 10カ月でジャスダック市場への株式上場を 実現するなど、革新的なグループ運営は投 資家からも高く評価されている。 事業会社ごとに異なるネットワーク の課題を解決するSMFを導入 ジップ・ホールディングスのビジネスモデル の特長は、グループに参画する各事業会社 「基幹系システムなどの統合を進める一方、 プウェアのASPサービスを利用している事 容易にダウンロードでき、グループ全体に リケーション導入を視野に入れる。 が長年培ってきた地域密着の店舗やノウハ さまざまな制約から本部と各店舗の情報交 業会社など、既存ネットワークの利用形態 わたる迅速な意思伝達が可能になったこと 新たな事業会社の参画が期待される中、信 ウなど独自性を保持しつつ、規模の拡大に 換が十分に行なえず、情報系の統合ネット も多種多様。 「各事業会社の情報系をSMF もその一例だ。また、商品の入荷やキャン 頼性と拡張性の高いSMFを基盤にビジネ よるスケールメリットを享受できることだ。 ワーク構築が大きな課題になっていました」 の広帯域インターネットVPNに統合する上 ペーン情報など店舗の問い合わせに対し、 スを拡大するジップ・ホールディングスの動 例えば、商品の大量仕入れによるコストの と、情報管理部システムチームリーダーの で、ネットワークの移行やルーター設定の容 本部では質問を寄せた店舗のみならず、全 向は、ドラッグストア業界のみならず、多店 圧縮や間接業務の集中による合理化、情報 黒木克明氏は打ち明ける。従来、事業会社 易さは大きなポイントでした。結果として既 店舗に回答を配信したり、店舗の成功体験 舗を展開する流通業から注目されている。 システムやネットワークのインフラ投資の ごとに情報システムやネットワークを独自に 存ネットワークに影響を与えることなく、ス 例や顧客の動向などの情報交換を毎週実施 効率化など、競争力の高いサービス提供を 構築、運用しており、通信形態も各社で異 ムーズに移行できました」(黒木氏)。 ■200拠点を結ぶジップ・ホールディングズの多店鋪情報ネットワーク構成概要 可能にする。 なる。 SMFは、ネットワークにサービスアダプタ ドラッグストアチェーンの市場拡大を続け そのため、本部ではいったん、各事業会社 (IIJ開発のルーター「SEIL」)を接続するだ ており、シーズアンドアーパス、白沢ドラッ を経由して配下の各店舗に情報を送信して けで自動的に設定情報が配信される。専用 グ、東洋薬局の3事業会社を合わせて202 いたが、 「情報伝達に時間がかかったり、業 WebページからSEILの設定情報を一元管 店舗を東海・関西地区で展開している。 務の指示が的確に伝わらなかったりするこ 理でき、さらに監視システムも備えているた (2005年5月20日現在) ともあり、グループ運営を円滑に進める上 め、万一の障害時にも迅速に対応できる。 「持株会社の役割は、各事業会社の業務の でネックになっていたのです」(西崎氏)。各 従来、事業会社ごとに別々のアクセス装置 効率化や収益の拡大に役立つサービス機能 事業会社と店舗間のネットワークは狭帯域 を利用しており、障害時に店舗の業務に支 を提供することです。その基盤として情報 のISDNなどを利用しており、大容量ファイ 障を来たしたこともあるだけに、高機能・高 本部 SMF サービス アダプタ ( SEIL/neu 2FE Plus ) 8 ル の 送 信 を 制 限 せざるを 得 ないことに 加 信頼性のSEILでネットワークを統合できる す」と話すのは、ジップ・ホールディングス え、肥大化する通信コストの削減策が求め 利点は大きいという。 常務取締役の西崎昭氏だ。各事業会社の会 られていた。 献する」を企業理念に、ヘルスケアや ビューティケアに関する商品・サービス のほか、生活雑貨や食料品などのコン ビニエンスも拡充。東海・関西地区の 1 府 7 県 に 2 0 2 店 舗を 展 開している。 (2005年5月20日現在) http://www.zip-h.co.jp/ 本 部ネットワーク SEIL Turbo SMF 監視/管理プロトコル VPNトンネル 予備機 イーサネット専用線 設 定・管 理 インタフェース お問い合わせ先 : インターネット 株式会社インターネットイニシアティブ II J バックボーン SMF 管 理 設 定 情 報 URL:http://www.iij.ad.jp/solution/ NTTフレッツ Bフレッツ 店舗 通信インフラの整備を積極的に進めていま 「地域に密着し、国民の美と健康に貢 Bフレッツ 店舗 TEL:03-5205-4466 フレッツ・ ADSL Bフレッツ 店舗 店舗 フレッツ・ ADSL E-mail:[email protected] 店舗 約200拠点 9 IIJ Technical WEEK 2005 開催のご案内 「日経コミュニケーション20周年記念フォーラム」 協賛のお知らせ AIR-EDGE端末 特別販売キャンペーン実施のお知らせ IIJmioモバイルアクセス/PRO 無料お試しキャンペーンのお知らせ この度、IIJグループでは、11月16日∼18日の3日間にわたり、 IIJではこの度、日経コミュニケーション 20周年記念フォーラム「企 AIR-EDGE端末販売取次ぎサービスでは、IIJ4UおよびIIJmioをご ただ今、新サービス「IIJmioモバイルアクセス/PRO」をご契約 ネットワーク技術者の方々を対象に「IIJ Technical WEEK 2005」 業を変えるネットワーク革新―IPテレフォニー、セキュアネット、 利用のお客様を対象に、AIR-EDGE端末の特別販売キャンペーン いただくと、2005年10月31日までのサービス利用料が無料になる を開催するはこびとなりました。 新型モバイル、次世代ネットのすべてー」に協賛し、講演を行いま を実施中です。 キャンペーンを実施しております。 本セミナーでは、迷惑メール対策の一般的な動向から、具体的な すのでお知らせします。 当キャンペーンは、AIR-EDGE PHONE(音声端末) をはじめ AIR- IIJmioモバイルアクセス/PROは、PHS(AIR-EDGE、@FreeD)、 EDGE[PRO]対応のデータ通信端末等、合計4種類の端末を会員 3G携帯(FOMA、PacketWIN/PacketOne)、無線LAN(モバイル 運用Tips、昨今注目されているAuto-IDの標準化や技術、IIJが 開発している最新のテクノロジー、セキュリティ情報まで、幅広い IIJでは、 「IPテレフォニー」 「セキュアネットワーク構築」 「次世代 特価で購入いただけます。AIR-EDGEの利用をご検討のお客様は、 ポイント)によるすべての接続に対応するサービスです。複数の通 セッションを予定しています。 ネットワーク」 「モバイルソリューション」の4つのトラックのうち、 ぜひこの機会にご利用ください。 信サービスを使い分けて、外出先からモバイルインターネットを利 ※端末の販売は株式会社ウィルコムが運営するECサイト「MCDirect」で行っ 用するお客様に最適です。 ご参加を心よりお待ち申し上げております。 ■ I I J Tec hni c al W E E K 2005 開催要項 日時 2005年11月16日(水)∼1 8日(金 )1 3 : 3 0∼1 7 : 4 0( 開 場 1 3 : 0 0 ) 会場 I I Jグループ本社( 神 保 町 三 井ビルディング)1 7 F 大 会 議 室 参加費 無 料( 完 全 予 約 制 ) お申込み ht t p: / / w w w . i i j . ad. j p/ t e c h w e e k /よりお申込みください。 ■プログラム 11/ 16( 水 )M e s s a g i n g T e c h n o l o g y 13:30-13:45 ご挨拶 株式会社インターネットイニシアティブ 代表取締役社長 鈴木 幸一 1 3 : 4 5 - 1 4 : 2 0「迷 惑メール対 策 業 界 動 向−送 信ドメイン認 証 編−」 株 式 会 社インターネットイニシアティブ 技 術 研 究 所 主 幹 研 究員 山 本 和 彦 「セキュアネットワーク構築」のトラックにおいて、メール・セキュリ ティについて講演いたします。 ■フォーラム開 催 概 要 日時 2 0 0 5 年1 0月1 9日(水)・2 0日(木)1 0 :0 0∼1 7 :1 5( 開場9:30 ) 会場 ホテルニューオータニ( 東京・紀尾井町 ) 鶴の間 1 6 : 0 0 - 1 6 : 4 5「迷 惑メール対 策ソリューション事 例」 株 式 会 社インターネットイニシアティブ ソリューション本 部 ソリューション技 術 部 主 任 久 保 田 範 夫 1,260円 税込) まで無料で大変お得です!この機会をお見逃しなく! ■キャンペーン概 要 主催 日経コミュニケーション 特別協賛 NTTコミュニケーションズ、富士通 協賛 インターネットイニシアティブ、ジュニパーネットワークス、 ・AIR-EDGE PHONE AH-K3001V ... 通常価格 5,800 円 ⇒会員特価 0円 ネットワンシステムズ、ノーテルネットワークス、パワードコム、 ・AIR-EDGE AH-H407P ... 通常価格 3,800 円 ⇒会員特価 0円 ・AIR-EDGE AH-S405C ... 通常価格 4,800 円 ⇒会員特価 0円 受講料 ※ 機 種 変 更は対 象になりません。 利 用 料 金( 通 常月額 料 金 7 3 5 円 税 込 )が 2 0 0 5 年 1 0月3 1日まで無 料 特 典 ※モバイルポイントの接続料金8.4円/分(上限:1,260円 税込)含む ■ 販 売 端 末と価 格: ・AIR-EDGE PRO/AX510N ... サービス詳細 ※ 上 記 料 金は消 費 税を含みます。 IIJサポートセンター ■ I I JのA I R - E D G E 対 応サービス: ■ IIJ 講 演 概 要 眉の急 。重要データを守るネットワークの作り方を学ぶトラックです。 講 演日時 2 0 0 5 年1 0月1 9日(水)1 3 :0 0∼1 3 :4 5 定員 300名 株式会社インターネットイニシアティブ 技術本部プロダクト推進部 プロダクトマネージャ 近藤 学 11/ 18( 金 )N et w ork & S ecuri t y TEL:0 3 - 5 2 0 5 - 4 4 3 3 (年中無休9:00∼19:00) E-mail:i n f o @ i i j m i o . j p ・IIJ m ioモバイルアクセスサービス ・IIJmioモバイルアクセス/PROサービス n e w ←無料お試しキャンペーン実施中!! 拠 点 間を結ぶ W A Nや 企 業 間を結ぶ 回 線 の 速 度が 一 気に高まった今、最 重 講演者 URL:http://www.iijmio.jp/ ・I I J 4 U A I R - E D G E 接 続オプション かうようになった今、堅 牢でセキュアなネットワークの構 築 手 法の確 立こそ焦 ■ご購入にあたり: クレジットカード ・端末購入時のお支払い方法、AIR-EDGE利用料のお支払方法は、 払いのみとなります。 ・AIR-EDGEのご契約にあたり、ウィルコムが審査を行います。審査結果によって、 商品を契約いただけない場 合がありますので、あらかじめご了 承ください。なお、 お申し込みをお断りする場 合は、ウィルコムM C D i r e c tより、その旨をメールにて お知らせいたします。 ・端末は、お申し込み後2日程度で、ウィルコムMCDirectから、お申し込み時に入力い ただいた住所宛に宅配便で送付されます。 ・端末の特別価格でのご提供は、弊社サイトを経由してご購入いただいた場合に限り ます。 ・お申し込みの際は、IIJ4UのPPPログイン名とPPPパスワード、 またはIIJmioのmioID とパスワードを使って、会員専用ページへログインが必要です。 SLA遅延時間*の実績 遅延時間の統計(2004年11月∼2005年8月) SLA Latency Value 35ms Th e Ba ttle o f Eve rmo re ─迷惑メールとの飽くなき戦い─ ■キャンペーン詳 細・お申し込みはこちらへ: http://www.iij4u.or.jp/cam pa ig n/a ir h/ 1 4 : 0 0 - 1 4 : 5 0「ブロードバンドユーザトラフィックの現 状」 株 式 会 社インターネットイニシアティブ 技 術 研 究 所 主 幹 研 究員 長 健 二 朗 保証値(30ms) 30ms 25ms 20ms 15ms タイトル http://www.iijmio.jp/guide/outline/mp/ 通常価格16,800円 ⇒会員特価 11,800円 一般:5 ,0 0 0 円[日経コミュニケーション3カ月( 6 冊 )購読付き] 報 系、音 声データなど「 落ちてはならぬ、漏れてはならぬ情 報 」が 大 量に行き 13.06ms 13.87ms 13.91ms 12.42ms 12.64ms 13.69ms 13.34ms 12.05ms 12.23ms 12.00ms 10ms 2004/11 2004/12 2005/01 2005/02 2005/03 2005/04 2005/05 2005/06 2005/07 2005/08 *IIJ国内バックボーン全体の平均往復遅延時間 1 5 : 0 0 - 1 5 : 4 0「D D O Sとその対 策について」 株 式 会 社インターネットイニシアティブ ソリューション本 部 ソリューションサービス部 セキュリティ技 術 課 小 杉 英 司 1 6 : 5 0 - 1 7 : 4 0「N e t w o r k 全 体のセキュリティ向 上」 株 式 会 社インターネットイニシアティブ 技 術 本 部 ネットワーク技 術 部 主 任 松 崎 吉 伸 2 0 0 5 年 1 0月3 1日まで ※最低利用期間はキャンペーン期間内でいつお申し込みになっても 2005年11月1日(課金開始日)より1ヶ月となります。 ・端末購入後、IIJのAIR-EDGE対応サービスのいずれかを利用いただけるお客様 日経コミュニケーション読者:無料 1 3 : 3 0 - 1 4 : 2 0「I P c a s t i n g 構 想について」 株 式 会 社インターネットイニシアティブ 技 術 本 部 付 メディア技 術グループ 山 本 文 治 1 5 : 5 0 - 1 6 : 4 0「ノートPCからの情 報 漏 洩」 株 式 会 社アイアイジェイテクノロジー 技 術 開 発 部 セキュリティコンサルティンググループ 根 岸 征 史 実施期間 ・I I J 4 U 及び I I J m i o 会員でウィルコムのA I R - E D G Eに新 規 加 入されるお客 様 三菱マテリアル、他 要 の 課 題は信 頼 性と強 固なセキュリティの 確 保です。基 幹データをはじめ情 1 3 : 3 0 - 1 4 : 0 0「セキュリティ事 情アップデート」 株 式 会 社インターネットイニシアティブ 技 術 本 部 プロダクト推 進 部 課 長 齋 藤 衛 ■ 実 施 期 間: 各8 0 0 名( 午後のトラックは各3 0 0 名 ) 11/ 17( 木 )I P T echnol ogy 1 6 : 3 0 - 1 7 : 4 0「SM F v 2 : 次 世 代サービスマネージメントへの展 望と課 題」 株 式 会 社インターネットイニシアティブ SEIL事業部 製品開発部 研究開発課 末永 洋樹 ほかに別途必要な、モバイルポイント接続料金8.4円/分(上限: 定員 セキュアネットワーク構 築トラック概 要 1 5 : 2 0 - 1 6 : 2 0「I I J E P C N e t w o r kサービスの要 素 技 術」 株 式 会 社インターネットイニシアティブ 技術本部 技術開発部 主任 桃井 康成 技術本部 技術開発部 藤並 彰 ■キャンペーン概 要 ■ 対 象 者: 1 6 : 5 5 - 1 7 : 4 0「メッセージングシステムの新たな形 態」 株 式 会 社インターネットイニシアティブ 技術本部 技術開発部 主任 櫻庭 秀次 1 4 : 3 0 - 1 5 : 1 0「EP C g l o b a l 標 準 化」 株 式 会 社アイアイジェイテクノロジー 技術開発部 部長 大津 繁樹 キャンペーン期間中は、サービスの月額利用料金735円(税込)の 2 0 0 5 年 1 0月3 1日(月)まで 1 4 : 2 0 - 1 4 : 5 5「迷 惑メール対 策 業 界 動 向−I S Pの動き編−」 株 式 会 社インターネットイニシアティブ プロダクト推 進 部 プロダクトマネージャ 近 藤 学 1 5 : 0 5 - 1 5 : 5 0「迷 惑メール対 策のための S e n d m a i l T u n i n g T i p s」 株 式 会 社インターネットイニシアティブ システム技 術 部 小 林 直 ております。 Mean Value 皆さまの今後のネットワーク構築・運用のご参考となれば幸いです。 ●お詫び: 遅延時間の計測におきまして、特定の一部区間(全69区間中3区間:2005年3月現 詳細・お申し込み 日経BP読者サービスセンター セミナー係 URL:h t t p : / / c o i n . n i k k e i b p . c o . j p / c o i n / n c c / s e m i / 2 0 t h / TEL:0 3 - 5 6 9 6 - 1 1 1 1( 平 日 9 : 0 0 ∼ 1 7 : 0 0 ) ウィルコム MC Direct TEL:0077-75-211(年中無休10:00∼18:00) E-mail:[email protected] 在)が計測対象から外れていたことが判明しました。対象区間及び期間は以下の 通りとなります。 1. 東京NOC-有明NOC(2004年6月より、2005年2月実績は 0.52ms) 2. 有明NOC-大阪第一データセンター (2000年10月より、2005年2月実績は11.72ms) 3.大阪NOC-大阪第一データセンター(2000年10月より、2005年2月実績は 0.43ms) なお2005年2月分より、計測対象に上記区間も含めた数値となっております。 ※プログラムの内容・講師等は都合により変更となる場合がございます。予めご了承ください。 SLAの詳細は IIJ Technical WEEK 2005事務局 URL:http://www.iij.ad.jp/SLA/ URL:http://www.iij.ad.jp/techweek/ TEL:03-5259-6310 E-mail:[email protected] 10 11 IIJ バ ッ ク ボ ー ン マ ッ プ ( 2 0 0 5 年 9 月 現 在 ) JAPAN 埼玉 第1DC 仙台 第1DC JPNAP 西東京 21Gbps 東京 柏 第1DC 千葉 東京 第2DC ASIA 札幌 第1DC 東京 A-Bone 有明 China 11Gbps dix-ie 横浜 第2DC 浜松 富山 横浜 第1DC 名古屋 第1DC 金沢 U.S.A. New York (NYIIX) PAIX 1Gbps 京都 大阪 第1DC 京都 第1DC 東京 大阪 IIJ New York IIJ Palo Alto JPNAP 大阪 MAE-WEST ATM 10Gbps 有明 IIJ San Jose 神戸 1Gbps Equinix GigE Exchange 福岡 第1DC 1Gbps 沖縄 岡山 1Gbps 大阪 IIJ Ashburn IIJ L.A. 1Gbps 広島 福岡 1Gbps Equinix GigE Exchange MAE-EAST ATM LA IIX STM-1 : 150Mbps STM-4 : 600Mbps STM-16 : 2.4Gbps STM-64 : 9.6Gbps vol. 72 SEPTEMBER/OCTOBER 2005 発行 株式会社インタ−ネットイニシアティブ 広報部 T E L : 0 3- 5 2 5 9 - 6 3 1 0 E-mail:[email protected] ◎ iij.news のバックナンバーをご覧いただけます。 URL:http://www.iij.ad.jp/iijnews/ ◎最新のバックボーン情報は、http://www.iij.ad.jp/network/をご覧ください。 株式会社インタ−ネットイニシアティブ 本 社 東京都千代田区神田神保町 1-105 神保町三井ビルディング 〒 101-0051 T E L : 0 3 -5 2 0 5 -4 4 6 6 関 西 支 社 大阪府大阪市中央区北浜 4-7-28 住友ビルディング第 2 号館 5F 〒 541-0041 T E L : 0 6 -4 7 0 7 -5 4 0 0 名 古 屋 支 社 愛知県名古屋市中村区名駅南 1-24-30 名古屋三井ビルディング本館 3F 〒 450-0003 T E L : 0 5 2 -5 8 9 -5 0 1 1 札 幌 支 店 北海道札幌市中央区北三条西 3-1-25 北三条ビルディング 7F 〒 060-0003 T E L : 0 1 1 -2 1 8 -3 3 1 1 東 北 支 店 宮城県仙台市青葉区花京院 1-1-20 花京院スクエアビル 15F 〒 980-0013 T E L : 0 2 2 -2 1 6 -5 6 5 0 北 陸 支 店 富山県富山市牛島新町 5-5 タワー 111 10F 〒 930-0856 T E L : 0 7 6 -4 4 3 -2 6 0 5 中 四 国 支 店 広島県広島市南区稲荷町 2-16 広島稲荷町第一生命ビル 11F 〒 732-0827 T E L : 0 8 2 -5 0 6 -0 7 0 0 *この冊子の内容はサービス形態・価格など予告なしに変更することがあります。 (2005 年 10 月作成) *表示価格には、消費税は含まれておりません。 * IIJ、IIJ4U、IIJ-MC、IIJ-Tech、SEIL は株式会社インタ−ネットイニシアティブの登録商標または商標です。 *記載されている企業名あるいは製品名は、一般に各社の登録商標または商標です。 九 州 支 店 福岡県福岡市中央区天神 1-1-1 アクロス福岡西 10F 〒 810-0001 T E L : 0 9 2 -7 2 5 -6 5 3 3 沖縄営業所 沖縄県那覇市久茂地 1-7-1 琉球リース総合ビル 8F 〒 900-0015 T E L : 0 9 8 -9 4 1 -0 0 3 3 豊田営業所 愛知県豊田市西町 4-25-13 フジカケ鐵鋼ビル 5F 〒 471-0025 T E L : 0 5 6 5 -3 6 -4 9 8 5 IIJ - MKTG 001 AA - 0510 EK - 03200 SA
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