ISL Light 4 マニュアル

ISL Light 4 マニュアル
目次
1. ISL Light とは ................................................. 5
2. セットアップ ................................................... 6
2.1 ISL Online アカウントの作成 ........................................... 6
2.2 起動プログラムのダウンロード.......................................... 6
2.3 起動方法 ............................................................. 6
3. 接続方法 ....................................................... 7
3.1 ワンタイム接続 ....................................................... 7
3.2 常駐接続 ............................................................. 9
3.3 アクション .......................................................... 16
3.4 オプション .......................................................... 18
4. 操作画面 ...................................................... 19
4.1 ツールバー .......................................................... 21
4.2 コントロールバー .................................................... 27
4.3 ステータスバー ...................................................... 27
5. 終了方法 ...................................................... 28
6. 具体的な操作 .................................................. 30
6.1 ファイル(フォルダー)を転送する .................................... 30
6.2 ペンツールを使用する ............................................... 34
6.3 録画する ........................................................... 35
6.4 セッションを中止、一時停止、転送する ................................ 40
6.5 セッションの履歴を見る
............................................ 47
7. 設定 ......................................................... 52
7.1 変更済の設定 ........................................................ 52
7.2 一般 ................................................................ 53
7.3 基本設定 ............................................................ 54
7.4 ファイル転送 ....................................................... 54
7.5 レコーディング ..................................................... 55
7.6 許可・禁止 ......................................................... 55
7.7 詳細設定 ........................................................... 55
8. その他 ........................................................ 55
9. アンインストール .............................................. 56
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ISL Light Win&Mac 404-5
本マニュアルについて
 本マニュアルで使用している画像は、Windows 版のものです。Mac 版をご利用の場合は
一部画像が異なる場合がございますのでご了承ください。
 Mac 版をご利用の場合は、ISL Light の機能に一部制限がございます。詳しくは各ペー
ジの
(補足)をご参照ください。
 なお、各機能 Windows 版、Mac 版それぞれで利用可能かどうかは、各機能横にあるア
イコンマークで参照することができます。
(例)Windows 版、Mac 版両方で利用可能な機能:
(例)Windows 版のみで利用可能:
 ISL Online は現在『(パブリック)クラウド』『プライベートクラウド』
『オンプレミ
ス』の 3 種類のライセンスがございます。プライベートクラウドライセンスについて
はオンプレミスライセンスの設定をご参照ください。
(補足)Mac PC のスクロールバーについて
Mac OS X 10.7(Lion)以降、Mac PC ではデフォルトの設定でスクロールバーは非表
示(マウスまたはトラックパッドに基づいて自動的に表示)となっています。
スクロールバーを常に表示するには、システム環境設定 > 一般 で「スクロールバー
の表示」を「常に表示」に設定する必要があります。
スクロールバー
動作環境
オペレーティングシステム
 Microsoft Windows Vista(32bit)、Microsoft Windows 7 SP1(32bit、64bit)
 Microsoft Windows 8、8.1 (32bit、64bit)、Microsoft Windows 10 (32bit、64bit)
 Microsoft Windows Server 2008(32bit)、2008 R2 SP1(64bit)
 Microsoft Windows Server 2012 (64bit)、2012 R2(64bit)
 Mac OS X 10.7、10.8、10.9、10.10(Yosemite)、10.11(El Capitan)
(補足) Mac OS X Server はサポートしておりません。
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ISL Light Win&Mac 404-5
通信接続
 最低速度: 256Kbps(DSL)以上
 通信ポート:外向きの TCP ポート 7615、443、80 のいずれか
 その他
(パブリック)クラウドライセンス: ドメイン「*.islonline.net」に対する接続許可
プライベートクラウド、オンプレミスライセンス: 対象サーバーに対する接続許可
※動作環境の詳細は、以下のページをご参照ください。
http://www.islonline.jp/features/requirements.html
※製品の詳しい制限事項はリリースノートをご参照ください。
http://islonline.jp/help/releasenote.html
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ISL Light Win&Mac 404-5
1.
ISL Light とは
ISL Light 4 は離れた場所にある PC 画面を共有・操作して、ヘルプデスクやコールセンタ
ーなどのテクニカルサポート業務を大幅に効率化する PC リモートサポートツールです。電
話だけでは説明が伝わらず、多くの時間と労力を費やしていた場面でも ISL Light 4 を使
って接続先の PC 画面を自分の PC 上に表示・操作して、クライアントが抱えている問題点
を迅速に解決することができます。
ISL Light 4 はインターネット上に設置されたサーバーを利用する『
(パブリック)クラウ
ドライセンス』、
『プライベートクラウドライセンス』、自社サーバーを使用する『オンプレ
ミスライセンス』の 3 種類のライセンスでご利用いただけます。
【注意】
ISL Online のリモートサポート製品は以下の 3 種類のプログラムがございます。
本マニュアルはワンタイム接続と常駐接続の両方が利用可能な「ISL Light」の操作方法
をご案内しております。
・ISL Light Desk 4:オペレーター用のプログラム(ワンタイム専用)
・ISL Light Client 4:クライアント用のプログラム(ワンタイム専用)
・ISL Light 4:ワンタイム接続(オペレーター用、クライアント用)と、常駐接続(オペ
レーター用)が利用できるプログラム
ISL Light Desk 4
この製品のマニュアルです
ISL Light Client 4
ISL Light 4
(補足)
オペレーターが ISL Light 4 から接続を行った場合と、ISL Light Desk 4 から接続を行
った場合で画面共有後のツールバーが異なります。
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2.
セットアップ
2.1 ISL Online アカウントの作成
ISL Light 4 をご利用いただくには、操作する側のユーザー(以降:オペレーター)が、ISL
Online アカウントを取得している必要があります。接続される側のユーザー(以降:クラ
イアント)はアカウントを取得する必要はありません。
ISL Online アカウントを取得していない場合は、以下の手順に従ってください。
▼パブリッククラウドライセンスの場合
http://www.islonline.jp/index.html にアクセスして、[体験版お申し込み] をクリックします。
▼オンプレミスライセンスの場合
管理者に連絡して、ユーザーアカウントを発行してもらいます。
(オペレータのアカウントは、ISL Conference Proxy の管理画面の[Usermanagement]で作成します。
詳しい手順は『ISL Conference Prox 新規セットアップマニュアル』をご参照ください。)
2.2 起動プログラムのダウンロード
ISL Light 4 の起動プログラムは以下からダウンロードできます。
▼パブリッククラウドライセンスの場合
http://www.islonline.jp/help/download.html
▼オンプレミスライセンスの場合
http://サーバーの IP アドレスまたはホスト名:ポート番号/start/ISLLight
例:DNS 名が[test.ocean.local]、ポート番号が[443]の場合
http://test.ocean.local:443/start/ISLLight
(注意)
常駐接続をご利用いただくには、あらかじめクライアントに ISL AlwaysOn をインスト
ールしておく必要があります。(詳細は別紙『常駐接続(ISL AlwaysOn)マニュアル』
または『常駐接続(ISL AlwaysOn) 大量導入マニュアル』をご参照ください。)
2.3 起動方法
2.2 で取得した ISL Light 4 のプログラムを実行します。インストールを行う場合は「イン
ストールする」をクリックします。
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ISL Light Win&Mac 404-5
・インストールする
ISL Light 4 のインストールを開始します。
・今すぐ起動する
ISL Light 4 をインストールせず、すぐに利用
を開始します
インストールは必須ではありませんが、インストールした場合は Windows のすべてのプ
ログラム(Mac はアプリケーション)からすぐに起動できるようになります。
3.
接続方法
3.1 ワンタイム接続
セッションコードの発行を行い、オペレーターとクライアントとの間で 1 度限りの接続を
行う接続方法(ワンタイム接続)をご案内します。
▼接続する側(オペレーター)
1. ISL Light 4 を起動し、ISL Online のアカウント(ユーザー名、パスワード)を入力
して「ログイン」をクリックします。
2.「セッションを開始する」をクリックして、セッションコード(8 桁)を発行します。
3. クライアントにセッションコードを連絡します。
(クライアント側でセッションコード
を入力し、「接続する」をクリックすると接続を開始します
セッションコード
オプション
招待する
Email を送信してクライアントをセッションに招待します
オプション
・セッション開始直後の状態を選択します
『画面を見る』『画面を見せる』『チャット』の中から選択できます
(デフォルトでは『画面を見る』が選択されています)
・接続オプション(チェック(緑)を入れると有効になります)
-『キーボードおよびマウスのコントロールを有効にする』
(画面を見る側)
-『品質を優先する』
その他
1.
・セッション編集:
セッションに特定の名前をつけるほか、接続先のメールアドレスやメモを残す
ことができます。編集した内容は後から履歴ページで参照/再編集できます。
・セッション詳細:セッションに関する情報を確認します
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ISL Light Win&Mac 404-5
▼接続される側(クライアント)
4. ISL Light4 を起動します。
5.「今すぐ起動する」をクリックし、右上のボタンから「セッション参加」を選択します。
6. オペレーターから伝えられた 8 桁のセッションコードを入力し、[参加する]をクリッ
クすると接続を開始します。
(補足)
・初期設定ではセッション開始直後、自動で画面共有(クライアントの画面を『見る』)
を開始します。
・セッション開始直後の状態は、オペレーターのセッションコード取得画面のオプショ
ンで変更できます。(詳細は前ページをご参照ください)
・セッション開始前にオペレーター側でセッション開始直後の状態を『チャット』に設
定していた場合は、画面共有を開始する際にオペレーター、クライアントのどちらか
で手動で実行する必要があります。
オペレーター
クライアント
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(補足)接続先のサーバーについて
接続先のサーバーは、起動時に画面の下に表示されます。
(パブリッククラウドライセンスの場合は「ISL Online Network」、
オンプレミスライセンスの場合は「サーバーの DNS 名または IP
アドレス」が表示されます)
サーバー名(接続先)
(補足)Light 4 と Light Desk4、Light Client 4 の互換性について
・Light 4 と Light Desk4(Light Client 4)には相互に動作互換性がございます。
・ISL Light 4 から接続を行った場合と、ISL Light Desk から接続を行った場合では、
画面共有時のツールバーが異なります。(オペレーターが ISL Light Desk4 を使用して
いる場合の操作は別紙『ワンタイム接続(ISL Light)マニュアル』をご参照ください。
)
3.2 常駐接続
無人の常駐サーバーなどを対象に接続を行う場合の接続方法をご案内します。
(注意)
常駐接続をご利用いただくには、接続される側(以降:クライアント)に ISL AlwaysOn
をあらかじめインストールしておく必要があります。(詳細は別紙『常駐接続( ISL
AlwaysOn)マニュアル』および『常駐接続(ISL AlwaysOn) 大量導入マニュアル』をご
参照ください)
[手順]
1. オペレーターの PC で、ISL Light 4 を起動します。
2. ISL Online のアカウント(ユーザー名、パスワード)を入力し、「ログイン」をクリッ
クします。
ログイン情報を保存
チェック(緑)を入れると、アカウント情報が保存されます
パスワードを忘れた場合
アカウント作成時に登録した Email アドレスを入力して「送信する」
をクリックすると、パスワード変更に必要なメールが送信されます。
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(補足)接続先のサーバーについて
・クラウドライセンスの場合は「ISL Online Network」、オンプレミスライセンスの場合
は「サーバーの DNS 名または IP アドレス」が表示されます。
・両ライセンスを保有している場合や複数のサーバーでご利用の場合は、ログイン前に接
続先のサーバーを切り替えてご利用ください。
3.「常駐」タブをクリックすると、ダッシュボード(クライアント一覧)が表示されます。
「オンライン」状態の端末に対して接続を行うことができます。
端末の状態
オンライン
クリック
オフライン
4. 接続先(クライアント)の行をクリックして、アクセスパスワードを入力します。「接
続」をクリックすると、クライアントに接続を開始します。
「パスワードを保存する」のチェックボックスを
ON(緑)にしておくと、アクセスパスワードが保
存され、次回以降クライアントに接続する際にア
クセスパスワードの入力が不要になります。
※2017 年 1 月現在、間違ったアクセスパスワードを入力をした場合に「パスワードが正
しくありません(アクセス禁止まであと X 回入力可能です)」または「このコンピュー
タは、現在アクセスが禁止されています」といったメッセージが表示されますが、ア
クセスパスワードの入力に制限回数はございません。続けて入力できます。
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ISL Light Win&Mac 404-5
(補足)接続オプションについて
「接続」をクリックして接続を開始する前に、「接続オプションを表示する」をクリック
すると、接続オプションを選択できます。
(現在選択している接続オプションの合計数)
※接続オプションは、一度設定(有効・無効)を行った後は設定内容が保存されます。
※接続プションは、各オプションの機能を利用するときのみ「有効」にしてください。
(必要のないオプションは「無効」のまま接続を開始してください。
)
[接続オプション]
①
②
③
④
実行したいオプション横のチェックボックス
⑤
をオン☑にして、[OK]をクリックします。
⑥
オン☑にして、[OK]をクリックします。
⑦
⑧
①
②
接続後、リモート先 PC 上に ISL Light Client(メニュー画面)およびツールバーを
表示します。デフォルトではオフになっています。
接続後、リモート先 PC の画面をブラックスクリーンにします
③
接続後、リモート先 PC のデスクトップ背景を表示します
④
接続後、リモート先 PC のデスクトップ上の「ファイルボックス」を非表示にします
⑤
リモート先 PC の RDP(Remote Desktop Protocol/リモート デスクトップ プロトコ
ル)で接続中のセッションに対して、接続を行います(詳しい手順は次のページをご
参照ください)
⑥
接続後、リモート先 PC のデスクトップ上に接続中である
ことを通知するミニウィンドウ(右)が表示されます
①のオプションが有効(ON)になっている必要があります
⑦
接続後の ISL View(デスクトップ共有画面)を「品質優先」で表示します
⑧
接続後、リモート先 PC のマウスとキーボードの使用を禁止します。
①のオプションが有効(ON)になっている必要があります。
(オンプレミスライセンスのみ利用できます)
②⑤⑥⑦⑧の機能は、接続される側の PC が Windows の場合のみご利用いただけます。
(Mac 版に関して):リモート先 PC が Windows の場合のみ実行できます。
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ISL Light Win&Mac 404-5
※注意
④のオプションを有効(ON)にして接続を開始すると、リモート先 PC 上に「ファイル
ボックス」が表示されなくなるため、操作する側でファイル転送の「受信」を行って
も操作される側からファイルを転送することができなくなるのでご注意ください。
(補足):
①『ISL Light Client を利用する』オプションについて
・常駐接続では必要な各種プラグインをあらかじめ含んだプログラムを利用することで、
接続先の PC への接続時間の短縮(高速化)を実現しています。高速接続を行うには「ISL
Light Client を利用する」のオプションはオフになっている必要があります。
・高速接続を行った場合は ISL Light のツールバーおよび ISL Light Client のメニュ
ー画面は表示されず、チャットなどの一部機能がご利用いただけません。各機能の詳
細は『ワンタイム接続(ISL Light)マニュアル』をご参照ください。
・高速接続を行った場合は接続先端末の画面上に「ファイルボックス」が表示されます。
[ファイルボックス]
・ファイルボックスにファイル(フォルダー)をドラッグ&ドロップすると、接続先か
らファイル(フォルダー)を転送できます。接続する側から接続される側にファイル
を転送した場合は、接続される側の「デスクトップ」上にファイルが保存されます。
②『ブラックスクリーンを有効にする』オプションについて
・オプションがオンになっている場合は、デスクトップ画面の共有と同時にクライアン
ト側の画面を黒表示にして、一時的に相手に操作内容を見せないようにすることがで
きます。クライアント側で ESC キーを押すと、ブラックスクリーンが解除されます(解
除されるまでに数秒かかります)
2017 年 1 月現在、ブラックスクリーンはクライアントが Windows 8、8.1、10、Windows
Server 2012、Windows Server 2012 R2 の場合にはご利用いただけません。
(Mac 版):クライアントが Windows の場合のみ実行できます。
⑤『RDP 接続を有効にする』オプションについて
・
「RDP 接続を有効にする」のオプションを有効にすると、RDP(Remote Desktop Protocol/
リモート デスクトップ プロトコル)で接続中のセッションに対して ISL AlwaysOn で
接続できるようになります。以下の手順に従って接続を行います。
(注意)RDP 接続を行っている端末に接続を行った後、セッション再接続を有効にす
る場合は①の『ISL Light Client を利用する』も有効にして接続して下さい。
(Mac 版):クライアントが Windows の場合のみ実行できます。
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ISL Light Win&Mac 404-5
[手順]
1. 接続オプション内の[RDP 接続を有効にする]のチェックボックスをオン☑にして、
リモート先 PC に接続を行います。
2.
アクセスパスワードを入力すると、RDP で接続
中のセッションが選択できるようになります。
[コンソールセッション]右側の▼をクリック
して接続先のセッションを選択し、[OK]をクリッ
クします。
3. RDP で接続中のセッションに対して接続を開始します。
クライアント PC に接続中
の OBtestserver の画面
クライアント PC
OBtestserver
RDP
RDP
ISL Light 4
常駐接続
(Console)
(ISL AlwasyO
インストール済)
(補足)
『RDP 接続を有効にする』オプションを使用するには、接続される側(クライアント)
の ISL AlwaysOn の「詳細設定」で [RDP 接続を有効にする]が有効になっている必要
があります。
(デフォルトの設定では有効になっています)
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ISL Light Win&Mac 404-5
(補足):ダッシュボードについて
オプション
検索
リモートアクセス許可
アクション
クライアントに登録する
■リモートアクセス許可
接続先に Email を送信して、常駐接続のクライアントとして登録する許可を求めます。
(オペレーターの PC で、規定のメールソフトが設定されている必要があります)
1.「+」ボタンをクリックすると、リモートアクセス許可の画面が開きます。
2.
Email を入力し、「送信する」をクリックします。
3. Email を受信した側でメール内の URL(インビテーションリンク)をクリックします。
ISL AlwaysOn のダウンロードページに移動します。
4.「アクセス許可」をクリックすると、ISL AlwaysOn のインストーラーのダウンロード
を開始します。実行すると、常駐接続のクライアントとして登録されます。
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※ISL AlwaysOn のインストールに関する詳細な手順は、別紙マニュアル『常駐接続(ISL
AlwaysOn)マニュアル』をご参照ください
■検索
クライアントを検索して一覧に表示します。
(端末名、IP アドレス、タグで検索できます)
■オプション
(オプションについては 3.4 をご参照ください)
■アクション
(アクションについては 3.3 をご参照ください)
■クライアントに登録する
現在使用している端末を、常駐接続のクライアントとして登録します(このボタンはオ
ペレーターの使用している端末が、常駐接続のクライアントとして登録されていない場
合のみ表示されます)
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ISL Light Win&Mac 404-5
3.3 アクション
ISL Light 4 では、ワンタイム接続/常駐接続の画面でセッションまたはクライアントに対
してさまざまなアクションを実行できます。
▼ワンタイム接続
▼常駐接続
(補足)
アクションで表示される項目は、セッションコードを取得する前か後か、セッションを開
始しているか/していないかといった状態によって変わります。
▼ワンタイム接続の場合(※)
①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
⑧
⑨
▼常駐接続の場合
①
②
※①:
セッションを開始すると、
「招待する」⇒「共有画面を開く」に変わります。
※②、③、⑤:
セッションコード取得後、クライアント側でセッションコードを入力を待っている場合
など、セッションがまだ開始されていない際にご利用いただけます。
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ISL Light Win&Mac 404-5
▼ワンタイム接続
①
②
招待する
Email を送信して、セッションに招待します
(共有画面を開く)
(セッション開始後は「共有画面を開く」に変わります)
転送用 URL をコピーする
セッション転送用の URL を、クリップボード内にコピーします。
コピーした URL は、メモ帳などで貼り付けができます。
③
④
セッションコードをコ
セッションコードをクリップボード内にコピーします。
ピーする
コピーしたコードは、メモ帳などで貼り付けができます。
編集する
セッションに、固有の情報(セッション名、接続先の Email アド
レス、メモ)を追加できます。
ここで入力した情報は、プロダクトログインページの履歴で確認
することができます。(履歴については 6.5 をご参照ください)
⑤
オプション
・セッション開始直後の状態(※)
『画面を見る』『画面を見せる』
『チャット』から選択できます
・接続オプション
(チェック(緑)を入れると有効になります)
-『キーボードおよびマウスのコントロールを有効にする』
(『画面を見せる』実行後、共有画面のキーボード、マウス操作
をクライアント側に許可します)
-『品質を優先する』
(品質を優先して画面共有を行います)
⑥
セッション情報
セッションの詳細情報を表示します
⑦
セッションを転送する
セッションを転送します
(セッション転送)
(セッション転送については、6.4 をご参照ください)
セッションを一時停止
セッションを一時停止します
する
(セッション転送については、6.4 をご参照ください)
セッションを中止する
セッションを中止(終了)します
⑧
⑨
(セッションの中止については、6.4 をご参照ください)
▼常駐接続
①
接続
クライアントに対して、接続を開始します
(クライアントの行をクリックして、接続を開始することもでき
ます)
②
オプション
接続オプションを開きます
(接続オプションについては、P11 をご参照ください)
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ISL Light Win&Mac 404-5
3.4 オプション
①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
(補足)
オプションで表示される項目は、ログインの有無やセッションコードを取得する前後かと
いった状態により変わります。
①
セッションに参加
する
セッションコードを入力し、クライアントとしてセッションに参
加します
②
アクセス許可を
Email で依頼する
Email を送信して、ユーザーに常駐接続のクライアントとして登録
する許可を求めます
③
設定
ISL Light 4 の設定を行います(詳細は 7.参照ください)
④
ワンタイム/常駐
ワンタイム接続、常駐接続の画面の切り替えを行います
⑤
ログを参照する
ISL Light 4 のログを確認します(ログは起動 exe 実行後に記録を
開始します)
⑥
バージョン情報
ISL Light 4 のバージョンを確認します
⑦
ログアウト
ISL Light 4 の開始画面からログアウトを行います
(参考)
ダッシュボード(ワンタイム接続の開始画面、および常駐接続のクライアント一覧画面)
は、セッション開始後、ツールバー上のボタンをクリックして切り替える(デスクトップ
共有画面の前に表示する)ことができます。
ダッシュボード
クリック
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ISL Light Win&Mac 404-5
4.
操作画面
▼接続する側(オペレーター)の画面
ツールバー
ステータスバー
▼接続される側(クライアント)の画面
コントロールバー
チャットウィンドウ
※上の画面はオペレーターがワンタイム接続を行い、「画面を見る」を実行したものです。
(オペレーターおよびクライアントはどちらも ISL Light 4 から接続を行っています)
(補足)
・ワンタイム接続を開始した場合、デフォルトの設定(セッション開始直後の状態=「画
面を見る」)ではクライアント側に『チャットウィンドウ』が表示されます。
・常駐接続を行った場合、デフォルトの設定ではチャットウィンドウは表示されません。
19
ISL Light Win&Mac 404-5
・ワンタイム接続を行った場合に「見せる」を実行すると、相手側に『ツール画面』が表
示されます。
・『チャットウィンドウ』および『ツール画面』は、移動・サイズ変更・タスクトレイに格
納できます。
ツール画面↓
チャットウィンドウ↓
ツールバー
ツールバー
・開始直後にクライアント側に表示されるチャットウィンドウ上部のツールバーでは、ク
ライアント側からデスクトップ共有(見せる)を開始・停止・再開できるほか、ファイル
転送、設定(ログの参照)
、セッション終了を行うことができます。
・常駐接続で高速接続(接続オプションで「ISL Client を利用する」にチェックが入って
いない状態で接続)を行った場合は、クライアント側に「ファイルボックス」が表示され
ます。
ファイルボックス
20
ISL Light Win&Mac 404-5
4.1 ツールバー
①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
⑧
⑨
⑩
⑪
⑫
①ダッシュボードの表示/非表示
ダッシュボードを前面に表示します。
②画面共有
画面を見る
接続先の相手のデスクトップ画面を表示します
画面を見せる
自身のデスクトップ画面を接続先に表示します
画面共有を停止する
デスクトップ画面の共有を停止します
コントロールの要求
接続先にコントロールを要求します
※コンパチブルモード:Non-Unicode で接続先にイベント情報を送信します
(通常は Unicode で接続先にイベント情報を送信します)
セッション転送
・セッションに招待する
Email を送信してセッションに招待します(転送する側の PC 上で規定
のメールソフトが設定されている必要があります)
・転送用 URL をコピーする
セッション転送用の URL をクリップボード内にコピーします。コピーし
た URL はメモ帳などに張り付けできます。
・キャンセル
「セッションに招待する」
「転送の URL をコピーする」を実行したセッ
ションの転送をキャンセルできます。
(※セッション転送の詳細は 6.4 をご参照ください)
セッションを一時停
止する
セッション(接続)を一時停止します
セッション終了
セッション(接続)を終了します
③ファイル転送
ファイルの送信および受信を行います。(具体的な操作方法は、6.1 をご参照ください)
(補足)
オンプレミスライセンスでは、ISL Conference Proxy の管理画面でファイルやフォルダ
ーの転送(送信、受信)を禁止できます。詳しくは『ISL Conference Proxy 新規セット
アップマニュアル』その他の設定をご参照ください)
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ISL Light Win&Mac 404-5
④チャット
チャットウィンドウを表示します。テキストでチャットができます。
キーボードからメッセージを入力し、Enter
キー(または決定ボタンをクリック)すると、
相手側にメッセージが送信されます
決定ボタン
⑤ズーム
実寸(1:1)、または共有画面の解像度に合わせます
マルチディスプレイでご利用の場合は、
ディスプレイの切替ボタンが表示されます
⑥描画ツール
ペン
ペンで書き込みを行います
※デスクトップ画面を「見る」「見せる」側の双方から書き込みできます
※書き込みはデフォルトでは 10 秒後に自動的に消去されます
消しゴム
ペンによる書き込み、マーカーを消去します。
※右クリックすると「5 秒ごと」
「10 秒ごと」
「手動で削除」の中から、消去のタイ
ミングを設定できます。
マーカー
マーカー(スタンプ)を押印します
※マーカーはデフォルトで 10 秒後に自動的に消去されます
ポインタ
マウスポインタに切り替えます
⑦システム情報
接続先の主なシステム情報を取得します。
ログを取得
接続先の ISL Light のログを取得します
詳細情報を取得
システム情報取得を実行して、詳細な情報
を取得します。(この機能は主にトラブル
シューティングで利用いたします)
(参考)
システム情報はクライアントが ISL Light Client を使用して
いる場合はご利用いただけません。
22
ISL Light Win&Mac 404-5
⑧画面の色
共有画面の表示に関する設定を行います。
⑨ツール
接続先の強制終了やブラックスクリーンなどの機能を実行します。
23
ISL Light Win&Mac 404-5
■ 管理者モード
管理者モードを有効にすると、クライアント(Windows PC)上に表示された UAC 画面に
対する操作やセッション再接続を有効にできます。
※セッション再接続について
セッション再接続を有効にすると、オペレータ PC で「再起動」
「シャットダウン」
「ス
タンバイ」「ログオフ」「休止状態」を実行しても、オペレータ PC の起動後(ログイン
後)に再度同じセッションに接続されます。また、クライアントが Windows の場合は、
以下の方法でクライアント PC の再起動を行うことができます。
通知後に再起動
クライアントにメッセージを表示し、クライアント PC の再起動を行います
強制的に再起動
強制的にクライアント PC の再起動を行います
通知後に再起動
(セーフモード)
クライアントにメッセージを表示して、セーフモードでクライアントの再
起動を行います
強制的に再起動
強制的に、セーフモードでクライアントの再起動を行います
(セーフモード)
(補足)
・2017 年 1 月現在、クライアントが ISL Light 4 からワンタイム接続を行った場合は管
理者モードはご利用いただけません。クライアント側で ISL Light 4 ではなく ISL Light
Client をご利用いただくか、Ctrl + Alt + Del の送信やクライアントの再起動などを
行う際には直接クライアントのデスクトップ画面(あるいはモダン UI)上で実行してく
ださい。
・常駐接続では、デスクトップ共有を行った直後に自動で「セッション再接続」が有効と
なります。
■ キーボード
キーボードの操作に関する設定の変更や、ショートカットのコマンドを送信します。
リモートで操作
Unicode で接続先にキーボード信号を送信します
ローカルで操作
Non-Unicode で接続先にキーボード信号を送信します
Ctrl + Alt + Del の
クライアントに「Ctrl + Alt + Del」を送信します
送信
(管理者モードが有効な場合のみ実行できます)
Win + L
Windows キー + L の操作(ログオフ)を実行します
Win + R
Windows キー + R の操作(ファイル名を指定して実行)を実行します
(補足)「Ctrl + Alt + Del の送信」
、「Win + L」、「Win + R」について
クライアントが Windows PC の場合のみ実行できます。
24
ISL Light Win&Mac 404-5
■ システム情報
接続先のシステムに関する情報や、ISL Light のログを取得します。
開く
接続先の主なシステム情報を取得します
(※ツールの「システム情報」をクリックした場合と同じです)
ログ(Desk)
ISL Light のログ(オペレータ)を取得します
ログ(Client)
ISL Light のログ(クライアント)を取得します
■ ズーム
共有画面の画質およびサイズを調整します。
(補足)
Windows 版の場合、フルスクリーンは「Ctrl」+「Esc」のショートカットでも切り替
えができます。(接続先の OS が Windows 8、8.1、10 の場合は切り替えと同時に接続先
の画面がモダン UI に切り替わります。)
■ ツールバー
ツールバーの表示に関する設定を行います。
フルスクリーン
フルスクリーン実行時、ツールバーを表示/非表示にします
位置
「上」「左」「右」の中から、ツールバーの表示位置を選択します
■ 画面共有の範囲
画面共有(見る側)の範囲を指定します。
デスクトップ
画面共有の範囲をデスクトップ全体に指定します
(デフォルトの指定範囲はデスクトップ全体となっています)
共有範囲を選択する
画面共有の範囲を任意に指定します
[手順]
1. 画面共有開始後、「共有範囲を選択する」を選択します
2. マウスをドラッグして、共有範囲を選択します
共有範囲を選択
3. 選択した範囲のみが画面上に表示されます
25
ISL Light Win&Mac 404-5
■ クリップボード
セキュリティ上の観点から、オペレーターとクライアントの間でクリップボードの共有
(保存したテキストの貼り付け)を禁止することができます。
(補足)
・オンプレミスライセンスの場合、ISL Conference Proxy の管理画面であらかじめク
リップボードを無効(禁止)にしておくことができます。詳しくは『ISL Conference
Proxy 新規セットアップマニュアル』12. その他の設定(クリップボードの禁止)を
ご参照ください。
(Mac 版の場合):クライアントが Windows PC の場合のみご利用いただけます。
■ コントロールバーを表示する/隠す
コントロールバーの表示/非表示を設定します。コントロールバーは、自分が「見せる」
側である場合のみ表示されます。(コントロールバーの詳細は、4.2 をご参照ください)
コントロールバー↓
■ ブラックスクリーン
接続先の PC 画面を黒画面にして、一時的に相手に操作内容を見せないようにします。
(補足)
・ブラックスクリーンの解除について]
【オペレーターからの解除】もう一度[ツール] >[ブラックスクリーン]を実行します
【クライアントからの解除】ESC キーを押します(解除されるまでに数秒かかります)
・ブラックスクリーンはクライアントが Windows 8、8.1、10、Windows Server 2012、
Windows Server 2012 R2、Mac OS の場合はご利用いただけません。
■ スクリーンショットの取得
共有画面のスクリーンショットを取得します。
(取得したクリーンショットは、実行した PC のクリップボード内に保存されます。ペイ
ントソフトなどを起動して貼り付けを行ってください。
)
⑩レコーディング
レコーディングを行います。(レコーディングの詳細は、6.3 をご参照ください)
⑪セッション終了
セッションを終了します
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ISL Light Win&Mac 404-5
⑪フルスクリーン
共有画面をフルスクリーンで表示します。
(補足)
オペレーターが Windows の場合、フルスクリーンは、
「Ctrl」+「Esc」のショートカット
でも切り替えができます。
(接続先の OS が Windows 8、8.1、10 の場合は、切り替えと同
時に接続先の画面がモダン UI に切り替わります。)
4.2 コントロールバー
現在の共有状態が確認できるほか、オプションをクリックして画面共有の停止やコントロ
ール許可の取り消し、描画ツール(ペン、ポインタ)などが利用できます。
画面共有を停止する
デスクトップ共有を停止します
コントロール許可を
取り消す
デスクトップ画面を見せている相手のコントロール(キーボードおよびマ
ウスの操作)を禁止します。
ホワイトボード
フリーハンド:ペン(青)で書き込みを行います
ポインタ:マーカー(スタンプ)を押印します
※ホワイトボードは[Esc]キーで解除できます
クリップボード
無効(有効)にする:
操作する側のローカル端末上でコピーしたテキストを、操作される側の
PC 上で貼り付けできない(できる)よう設定します
表示する位置
「左」
「中央」
「右」の中から、コントロールバーの表示位置を選択します
コントロールバーを
隠す
コントロールバーを非表示にします
(補足)
コントロールバーは [ツール] > [コントロールバーを表示する(隠す)]で表示、非表示
の切り替えができるほか、ドラッグして画面上部で左右に移動できます
4.3 ステータスバー
ズームやコントロールの状況など、現在のステータスを表示します。
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ISL Light Win&Mac 404-5
5.
終了方法
接続(セッション)の終了手順をご説明いたします。
デスクトップ共有画面から終了する
1. ツールバーの「セッション終了」、またはウィンドウ端の「×」をクリックします。
[Windows の場合]
[Mac の場合]
2. ISL Light 4 から接続した場合は、セッションの終了確認
メッセージが表示されます。
「はい」をクリックするとセッションを終了します。
チャット画面から終了する
1. チャット画面端の「×」ボタンをクリックします。
[Windows の場合]
[Mac の場合]
※「停止する」は、デスクトップ画面の共有のみを停止します。セッションは終了しません。
2. セッション(またはプログラム)の終了確認メッセージが表示されます。
「はい」をクリックするとセッションを終了します。
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ISL Light Win&Mac 404-5
ダッシュボードから強制終了する
ダッシュボード上でセッションを強制終了させることができます。
1. ISL Light 4 のダッシュボードを開きます。
(ダッシュボードはセッション開始後、ツールバー上のボタンをクリックして、共有画面
の前面に表示することができます。)
2. [ワンタイム]のタブをクリックします
3. 現在使用中のセッションの一覧が表示されます。
任意のセッションの右側にある[アクション]ボタンをクリックします。
アクション
4.「セッションを中止する」を選択します。
5. セッションの終了確認メッセージが表示されます。
「はい」をクリックするとセッションを強制終了します。
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ISL Light Win&Mac 404-5
6.
具体的な操作
6.1 ファイル(フォルダー)を転送する
セッションを開始すると、ファイルやフォルダーの転送(送信・受信)ができます。ファ
イル(フォルダー)の転送を行うには、以下の複数の方法があります。
(注意)
2017 年 1 月現在、クライアントが Mac PC(ISL Light 4.0.4 あるいは ISL AlwaysOn 2.2.3
以上)を利用している場合、ファイル転送で送信した「フォルダー」はゴミ箱に移動で
きなくなるのでご注意ください。
※転送後のフォルダーを削除する方法は、以下の弊社ヘルプページをご参照ください
http://www.islonline.jp/help/faq_isllight4.html#lit17
【方法 1】共有画面(ISL View)上にドラッグ&ドロップする
・共有画面(ISL View)上にファイル/フォルダーをドラック&ドロップします。
ドラッグ&ドロップ
共有画面(ISL View)
【方法 2】チャットウィンドウ上にドラッグ&ドロップする
・チャットウィンドウ上にファイル/フォルダーを
ドラッグ&ドロップします。
(ファイル転送(送信・受信)が完了すると、ウィンドウ
上に転送完了のメッセージが表示されます)
ドラッグ&ドロップ
チャットウィンドウ
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ISL Light Win&Mac 404-5
【方法 3】ツール画面上にドラッグ&ドロップする
・ツール画面上にファイル/フォルダーをドラック&ドロップします。
ドラッグ&ドロップ
ツール画面
(補足):ツール画面は「見せる」を実行した PC 上に表示されます。
【方法 4】チャットウィンドウから転送する
以下のいずれかの方法でファイル(フォルダー)の転送ができます。
・チャットウィンドウ上にァイル/フォルダーをドラック&ドロップします。
・チャットウィンドウのツールバー内の「ファイル転送」から送信します。
[手順]
1. ツールバー内の「ファイル転送」ボタンをクリックします。
2.「送信」または「受信」をクリックします。
3. 転送するファイル(フォルダー)を指定し、
「開く」をクリックします。
(受信する場合は、相手先にファイルを指定するウィンドウが表示されます)
4. ファイル(フォルダー)の転送が開始されると、転送先のデスクトップ上に以下のウ
ィンドウが表示されます。
ゲージが 100%になったら
転送完了です。
5.「保存」をクリックして転送されたファイル(フォルダー)を保存します。
(保存先は「参照」をクリックして変更できます)
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ISL Light Win&Mac 404-5
【方法 5】共有画面のツールバーを利用する
・共有画面のツールバー内の「ファイル転送」から送信します。
[手順]
1. ツールバー内の「ファイル転送」ボタンをクリックします。
2.「送信する」または「受信する」をクリックします。
3. 転送するファイル(フォルダー)を指定し、
「開く」をクリックします。
(受信する場合は、相手先にファイルを指定するウィンドウが表示されます)
4. ファイル(フォルダー)の転送が開始されます。
送信した側は、ファイル転送のウィンドウ上で転送状況を確認することができます。
(受信する場合は「変更する」をクリックして保存先を変更できます)
(補足)
・「クリア」をクリックすると、ファイル転送
の履歴が削除されます。
・
「ファイル転送ウィンドウ」上に直接ファイル
(フォルダ)をドラッグ&ドロップして転送す
ることもできます。
ファイル転送ウィンドウ
(補足)
複数のファイル(フォルダー)をまとめて転送した場合は、転送したファイル(フォル
ダー)の中から代表で 1 ファイルの名前がファイル転送のウィンドウ上に表示されます。
5. 受信する側のデスクトップ上にメッセージウィンドウが表示されます。
「保存」をクリックして転送されたファイル(フォルダー)を保存します。
(保存先は「参照」をクリックして変更できます)
ゲージが 100%になったら
転送完了です。
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ISL Light Win&Mac 404-5
【方法 6】ファイルボックスを利用する(常駐接続)
・ファイルボックスにファイル/フォルダーをドラック&ドロップします。
ドラッグ&ドロップ
ファイルボックス
常駐接続で高速接続(接続オプションで「ISL Client を利用する」にチェックが入って
いない状態で接続)を行った場合は、クライアントのデスクトップに『ファイルボック
ス』が表示されます。(接続オプションの詳細は P11 をご参照ください)
転送したファイル(フォルダー)はオペレータのデスクトップに保存されます。
(補足)
常駐接続で Mac PC から接続した場合、クライアントの「ファイルボックス」からフォ
ルダーを送信すると、送信したフォルダーがゴミ箱に移動できなくなるのでご注意く
ださい。
※送信したフォルダーを削除する方法は、以下の弊社ヘルプページをご参照ください
http://www.islonline.jp/help/faq_isllight4.html#lit1 7
(補足)既存ファイル(フォルダー)の置き換えについて
・送信した先に同じ名前のファイル(フォルダー)が存在していた場合は、保存する際
にファイル(フォルダー)を別名で「保存」あるいは「置き換え(上書き)」できます。
2017 年 1 月現在、ファイル(フォルダー)の置き換えはクライアントが Windows PC
の場合のみご利用いただけます。クライアントが Mac PC の場合はご利用いただけませ
ん。
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ISL Light Win&Mac 404-5
6.2 ペンツールを使用する
デスクトップ共有を開始すると、共有画面上にペンで書き込みができます。書き込みは「見
る」側、「見せる」側の双方からできます。
【見る側】
1. デスクトップ共有を行います。
2. ツールバー内の[ペン]をクリックします。
3. マウスを操作して、ペン(赤)で自由に書き込みができるようになります。
・ペンの書き込みを消去する場合は、[描画ツール] > [消しゴム]をクリックします
・書き込みはデフォルトでは 10 秒後に自動的に消去されますが、[消しゴム]を右クリ
ックすると「5 秒ごと」
「10 秒ごと」
「手動で削除」の中から消去のタイミングを選択
できます。
【見せる側】
1. デスクトップ共有を行います。
2.「コントロールバー] の右上のボタンをクリックして、[ホワイトボード] > [フリーハ
ンド]を選択します。
3. マウスを操作して、ペン(青)で自由に書き込みができるようになります。
・書き込み(描画線)は、30 秒に自動で消えます。手動で消す場合は「Esc」キーを押
してください。
・オペレータ側からクライアントの書き込み(描画線)を消すことはできません。
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ISL Light Win&Mac 404-5
6.3 録画する
画面共有時の操作を録画(保存)します。
セッション(画面共有)開始時に自動で録画を開始することもできます。
作成された動画(.isr ファイル)は、ローカル PC 内の任意の場所に保存できます。
■録画する(レコーディング)
1. デスクトップ共有を行います。
2. [ツールバー] の[レコーディング]をクリックします。
3. [Windows の場合]
保存先を指定して「フォルダーの選択」をクリックすると、録画を開始します。
注意
任意のフォルダを保存先に指定する場合は、フォルダの中
身を完全に表示した状態で「フォルダーの選択」ボタンを
クリックしてください
[Mac の場合]
保存先を指定して「Open」をクリックすると、録画を開始します。
注意
任意のフォルダを保存先に指定する場合は、フォルダの中
身を完全に表示した状態で「Open」ボタンをクリックして
ください
※「New Folder」をクリックすると、保存先に新しいフォルダーを作成できます。
4. 録画が開始されると、ツールバーの[レコーディング]が赤くなります。
[レコーディング]ボタンをクリックして、録画を停止します。
5. 3 で指定した場所に、動画(.isr ファイル)が保存されます。
Mac 版の場合、録画終了後にセッションを終了すると、以下のようなメッセージが表示され
ます。「キャンセル」をクリックしてメッセージを閉じてください。
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ISL Light Win&Mac 404-5
※自動レコーディングの設定で『セッション終了時に
レコーディングを再生する』が OFF(無効)になって
いる場合は、メッセージは表示されません。
■自動レコーディング
ISL Light 4 から接続を行った場合は、画面共有開始時に自動で録画(レコーディング)を
開始できます。デフォルトでは自動レコーディングは OFF(無効)になっています。
自動レコーディングを有効にするにはあらかじめ ISL Light 4 で設定を行う必要があります。
[手順]
1. ISL Light 4 を起動します。
2. 開始画面右上にある三本線のボタン(オプション)
をクリックして、[設定]を選択します。
3. 設定画面が開きます。画面右上の検索ボックスに「レコーディング」の文字を入力して
Enter キーを押すと、レコーディングの設定画面が表示されます。
(Mac 版の場合):メニュー左の [レコーディング]をクリックして画面を開くことができます。
[Windows の場合]
[Mac の場合]
レコーディングの停止を
許可する
チェックボックス☑を外すと、録画開始後にツールバー上の
レコーディング(停止ボタン)が押せなくなります
レコーディングファイル
の保存先
レコーディングした動画ファイルの保存先を指定します
レコーディンファイルの
テンプレート名
レコーディングする動画ファイルに名前(テンプレート名)
をつけます
セッション終了時にレコ
ーディングを再生する
セッション終了直後、レコーディングしたファイルを開くか
どうかたずねるメッセージの表示/非表示を設定します
自動レコーディング
セッション開始時のレコーディングの有効/無効を設定しま
す。(自動レコーディングを行う場合は「開始する」を選択
します)
4.「自動レコーディング」欄の[開始しない]を、[開始する]に変更します。
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ISL Light Win&Mac 404-5
5. ISL Light 4 から接続を行うと、セッション開始時に自動レコーディングが実行されるよ
うになります。
・(補足)
・クライアント側に動画を保存する場合は、クライアントの ISL Light 4 で設定を行う必
要があります。
・ISL Light 4 をインストールしている場合は、設定変更後は常に自動レコーディングが
有効になります。
■録画したファイルを再生する
録画したファイルは「.isr」拡張子のついたファイル名で保存されます。
「.isr」ファイルは
専用のプログラムである ISL Player で再生できます。
[手順]
1. ISL Player の起動 exe(Mac 版の場合は app)を以下からダウンロードします。
▼パブリッククラウドライセンスの場合
https://islv6.islonline.net/download/ISLPlayer
▼オンプレミスライセンスの場合
http://サーバーの IP アドレスまたはホスト名:ポート番号/download/ISLPlayer
例:IP アドレス「192.168.0.1」、ポート「7615」の場合
http://192.168.0.1:7615/download/ISLPlayer
2. 起動 exe(Mac 版の場合は app)を実行して、ISL Player を起動します。
インストールせずに動画を再生する場合は「レコーディングを開く」をクリックします。
「インストールする」をクリックした場合は、インストール完了後に以下のウィンドウが表
示されます。
「レコーディングを開く」をクリックします。
・(補足)
既に ISL Player をインストールしている場合は、動画(.isr)ファイルをダブルクリ
ックするだけで ISL Player を起動できます。
3. 再生する「.isr」ファイルを選択して、「開く」をクリックします。
4. ISL Player のツールバー上の再生ボタンクリックして、動画を再生します。
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ISL Light Win&Mac 404-5
■ISL Player について
操作メニュー
共有画面
チャット
ツールバー
タイムライン
Mac 版では、操作メニューはデスクトップのメニューバー上に表示されます。
▼ツールバー
①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
⑧
⑨
①⑤
前に戻る/次へ
直前(直後)のマーカー位置に移動します
②④
再生スピードを
下げる/上げる
動画の再生のスピードを下げます/上げます
③
再生する
動画を再生します
⑥
プロパティ
レコーディングの情報を表示します。
「マーカー」タブについて
・マーカー挿入:入力した位置にマーカー(位置情報)を挿入します。※
・保存する:
現在のマーカーの位置情報を(.meta ファイルで)デスクトップ上に保存
します。
・読み込む:
動画ファイルを開いた開始時のマーカー情報を読み込みます。
・リセットする:現在のマーカーをすべて削除します
※マーカーは選択して Delete ボタンを押して削除できます
⑦
マーカーを追加
する
現在のタイムライン位置にマーカーを挿入します。
(「詳細」に入力したコメントは、⑥のマーカータブで参照できます)
⑧
開始点/終了点
動画をトリミングする際の、開始点/終了点を決定します。
(トリミングは動画をエクスポートする際にご利用いただけます)
⑨
フルスクリーン
フルスクリーンで表示します。
38
ISL Light Win&Mac 404-5
▼操作メニュー
ISL Player
Services > Service Preferences:キーボードの設定を行います
Hide ISL Recording Player:ISL Player を隠します
Hide Others:ISL Player 以外のアプリケーションを隠します
Show All:隠したアプリケーションをすべてます
Quit ISL Player:ISL Player を終了して閉じます
2017 年 1 月現在、ISL Player のメニューの一部が英語で表示されます。
ファイル
開く:再生する動画を選択します
閉じる:動画ファイルを閉じます(ISL Player は起動したままとなります)
エクスポート:選択中の動画を、MPEG4(V2)形式でエクスポートします
プロパティ:レコーディング情報を確認することができます。
(補足)
ISL Light 4 で作成した動画ファイルと、Web 会議(ISL Groop)で作成した
動画ファイルとでは、プロパティで確認できる内容が異なります
終了:ISL Player を終了します
表示
(F11):フルスクリーンで表示します(メニューバーあり)
(Ctrl+F11):フルスクリーンで表示します(メニューバーなし)
ストリーム:チャット画面の表示/非表示を設定します
デスクトップ ズーム:再生画面の表示サイズを設定します
(補足)
・フルスクリーンのショートカットは Windows のみご利用いただけます。
・フルスクリーンは「Esc」キーを押して解除できます。
再生
動画の「再生」「一時停止」
「停止」のほか、動画の再生スピード(0.2 倍~5 倍)
や音量(大、小、ミュート)などを設定します
ツール
ISL Player の再生時に表示するエリア(デスクトップ共有画面、チャット画面、
カメラ画像、音声)を設定するほか、使用する言語を選択します
ヘルプ
ISL Player のバージョンの確認を行います
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ISL Light Win&Mac 404-5
6.4 セッションを中止、一時停止、転送する
■セッションの中止、一時停止、再開
ダッシュボードまたはプロダクトログインページ上で実行中のセッション状況を確認
できます。実行中のセッションは「中止」
「一時停止/再開」が可能です。
オンプレミスライセンスの場合、実行中のセッション状況は ISL Conference Proxy の
管理画面からも確認できます。詳しくは『ISL Conference Proxy 新規セットアップマ
ニュアル』(モニタリング)をご参照ください。
(Mac 版の場合):セッションの一時停止、再開はご利用いただけません。
【方法1】ダッシュボードから操作する
1. ISL Light 4 のダッシュボードを開きます。
(ダッシュボードはセッション開始後、ツールバー上のボタンをクリックして表示で
きます。詳しくは P18 をご参照ください。
)
2. [ワンタイム]のタブをクリックして、現在使用中のセッションの一覧を表示します。
任意のセッションの右側にあるボタン(オプション)をクリックします。
オプション
3. 任意のアクションを選択します。
・「セッションを一時停止する」
・「セッションを中止する」
4. ・「セッションを中止する」を選択すると、終了して
いいかどうか確認メッセージが表示されます。
「はい」をクリックするとセッションを終了します。
・「セッションを一時停止する」をクリックすると、セッションを一時停止します。
(共有中の画面情報は更新されなくなります)。
セッションを再開するには、ダッシュボードで「一時停止」の状態となっているセ
ッション欄をクリックします。
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ISL Light Win&Mac 404-5
『このセッションは一時停止中です。セッションを再開しますか?』のメッセージ
が表示されたら「はい」をクリックします。
クリック
2017 年 1 月現在、Mac 版で「セッションを一時停止する」をクリックすると以下
のメッセージが表示されます「キャンセル」をクリックしてメッセージを閉じて
ください。
※自動レコーディングの設定で『セッション終了時にレ
コーディングを再生する』が OFF(無効)になっている
場合はメッセージは表示されません。
(レコーディングの詳細は 6.3 をご参照ください)
【方法 2】プロダクトログインページから操作する
1. プロダクトログインページにログインします。
▼パブリッククラウドライセンスの場合
ISL Online ホームページ(www.islonline.jp)にアクセス
し、右上の[ログイン]ボタンをクリックして、ユーザー
名とパスワードを入力します。
▼オンプレミスライセンスの場合
「http://***.***.***.***:使用しているポート番号/」(*の部分は IP アドレスま
たはホスト名)をブラウザで開き、[ISL Light]を選択します。ユーザー名とパスワ
ードを入力して[ログイン]をクリックします。
2. 実行中のセッションを確認します。
41
ISL Light Win&Mac 404-5
▼パブリッククラウドライセンスの場合
「ワンタイム接続」をクリックすると、実行中のセッション状況が表示されます。
[アクション] > [セッションを中止する]を選択すると、セッションの中止(切断)
を行います。
・セッションを一時停止する場合は
[セッションを一時停止する]
・セッションを一時停止後、再開する場合は
[セッションを再開する]を選択してください ※(注)
▼オンプレミスライセンスの場合
[アクション] > [セッションを中止する]を選択すると、セッションの中止(切断)
を行います。
(アクションのメニューおよび操作はクラウドライセンスと同様です。
)
※(注)セッションの再開について
[セッションを再開する]をクリックすると、ISL Light Desk 4.0.2 のプログラムが
ダウンロードされます。実行すると、一時停止していたセッションに再び接続を開始
します。
(補足)
オンプレミスライセンスでは、プロダクトログインページの「使用状況」でも実行中
のセッションのや中止(切断)ができます。
切断したいセッションのチェックボックスを ON にして[セッションの切断]をクリ
ックすると、セッションを中止(切断)します。
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ISL Light Win&Mac 404-5
■セッションの転送
ダッシュボードまたはプロダクトログインページ上で、オペレーターから別のオペレータ
ーに実行中のセッション(クライアントとの接続)を転送できます。
(オペレータ PC 上で、規定のメールソフトが設定されている必要があります)
2017 年 1 月現在、転送先が Windows PC の場合のみご利用いただけます。
【方法1】ダッシュボードから操作する
1. ISL Light 4 のダッシュボードを開きます。
(ダッシュボードはセッション開始後、ツールバー上のボタンをクリックして表示す
できます。詳細は P18 をご参照ください。
)
2. [ワンタイム]のタブをクリックして、現在実行中のセッションの一覧を表示します。
任意のセッションの右側にあるボタン(オプション)をクリックします。
オプション
3. [セッション転送] > [メールで招待する]を選択します。
4. セッション転送のウィンドウが表示されます。
(Mac 版の場合):
デフォルトで設定されているメールソフトが起動します。
送信(転送)先のオペレーターのメールアドレスを入力し、
[送信する]をクリックします。
5. 「ISL Light のセッションに招待されました」という件名の Email が転送先のオペ
レーター宛に送信されます。転送先のオペレーターは Email を開き、中に記載され
たリンクをクリックします。
クリック
(補足)
メールの設定によってはリンク先が開かない場合がございます。その場合は上記
URL をコピーしてメモ帳などで開き、一行にしてからブラウザ上で開いてください。
43
ISL Light Win&Mac 404-5
6. リンクをクリックすると、ISL Light Desk のプログラムのダウンロードが開始され
ます。
(補足)
・2017 年 1 月現在、セッションを転送後、転送先でリンクをクリックした際にダウ
ンロードされるオペレータ用のプログラム(ISL Light Desk)は以下の通りです。
:ISL Light Desk 4.0.2
:ISL Light Desk 3.3.5
・セッション転送は同一オペレーターが別の PC に移動する場合など、転送先で転送
元のオペレーターと同一のアカウント(ユーザ名・パスワード)もご利用いただ
けます。
7. ISL Light Desk の起動 exe を実行し、
「ユーザ名」と「パスワード」を入力します。
[ログイン]をクリックして、接続を開始します。
(セッションが転送されると、転送した側の
PC 上には以下のメッセージが表示されます)
【方法 2】プロダクトログインページで操作する
1. プロダクトログインページにログインします。
▼パブリッククラウドライセンスの場合
ISL Online ホームページ(www.islonline.jp)にアクセス
し、右上の[ログイン]ボタンをクリックして、ユーザー
名とパスワードを入力します。
▼オンプレミスライセンスの場合
「http://***.***.***.***:使用しているポート番号/」(*の部分は IP アドレスま
たはホスト名)をブラウザで開き、[ISL Light]を選択します。ユーザー名とパスワ
ードを入力して[ログイン]をクリックします。
2. 現在実行中のセッション一の覧を表示します。
44
ISL Light Win&Mac 404-5
▼パブリッククラウドライセンスの場合
「ワンタイム接続」をクリックすると、実行中のセッション状況が表示されます。
[アクション] > [転送]を選択します。
▼オンプレミスライセンスの場合
[アクション] > [転送]を選択します。(アクションのメニューおよび操作はクラウ
ドライセンスと同様です)
3. Email の編集画面(セッション転送のウィンドウ)が表示されます。送信(転送)
先のオペレーターの Email アドレスを入力して、「送信」をクリックします。
4. 「ISL Light のセッションに招待されました」という件名の Email が転送先のオペレ
ーター宛に送信されます。転送先のオペレーターは Email を開き、中に記載されたリ
ンクをクリックします。
クリック
メールの設定によってはリンク先が開かない場合があります。その場合は上記 URL
をコピーしてメモ帳などで開き、一行にしてからブラウザ上で開いてください。
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ISL Light Win&Mac 404-5
5. 転送先の PC でリンクをクリックすると、ISL
Light Desk のプログラムのダウンロード
が開始されます。プログラムを実行し、「ユーザ名」と「パスワード」を入力します。
(セッションが転送されると、転送した側の
PC 上には以下のメッセージが表示されます)
(補足)
・2017 年 1 月現在、セッションを転送後、転送先でリンクをクリックした際にダウンロー
ドされるオペレータ用のプログラム(ISL Light Desk)は以下の通りです。
:ISL Light Desk 4.0.2
:ISL Light Desk 3.3.5
・セッション転送は同一オペレーターが別の PC に移動する場合など、転送先で転送元のオ
ペレーターと同一のアカウント(ユーザ名・パスワード)を入力することもできます。
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ISL Light Win&Mac 404-5
6.5 セッションの履歴を見る
ISL のプロダクトログインページ上で、セッションの履歴を参照できます。
(補足)
オンプレミスライセンスでは、セッション履歴は ISL Conference Proxy の管理画面か
らも確認できます。詳しくは『ISL Conference Proxy 新規セットアップマニュアル』
をご参照ください。
■セッション履歴を見る
▼パブリッククラウドライセンスの場合
1. ISL Online ホームページ(www.islonline.jp)にアクセス
し、右上の[ログイン]ボタンをクリックして、
管理者(ライセンスオーナー)のアカウントでログインします。
2. [履歴]タブをクリックし、[ワンタイム接続(ISL Light の利用状況)]をクリック
するとセッションの履歴が表示されます。
クリックしてカレンダーを表示し、
日付を選択することで、折れ線グラフで表示する
セッションの「開始日」と「終了日」が選択でき
ます。
ツールボタン
▼オンプレミスライセンスの場合
1. 「http://***.***.***.***:使用しているポート番号/」(*の部分は IP アドレスま
たはホスト名)をブラウザで開き、[履歴]を選択します。ユーザー名とパスワード
を入力して[ログイン]をクリックします。
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ISL Light Win&Mac 404-5
2. [ワンタイム接続 (ISL Light の利用状況)]をクリックすると、セッションの履
歴が表示されます。
クリックしてカレンダーを表示し、
日付を選択することで、折れ線グラフで表示する
セッションの「開始日」と「終了日」が選択でき
ます。
ツールボタン
(補足)ツールボタンについて
・ツールボタンをクリックして、履歴に表示する項目を選択できます。
・表示する項目のチェックボックスを ON(☑に)すると、履歴画面に反映されます。
(クラウドライセンスは[Change]をクリックする必要があります。)
・[Reset(リセット)]をクリックすると、初期設定に戻ります。
▼パブリッククラウドライセンス
▼オンプレミスライセンス
※ 2017 年 1 月現在、パブリッククラウドライセンスとオンプレミスライセンスで
はツールボタンに表示される内容が異なります。
※オンプレミスライセンスのツールボタンの一部の項目が英語で表示されます。
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ISL Light Win&Mac 404-5
■セッション履歴を出力する
任意の履歴を表示した後、結果を CSV 形式で出力できます。
[エクスポート]をクリックし
て履歴を CSV ファイルとして出
力できます。
(補足)
・2017 年 1 月現在、パブリッククラウドライセンスでは[エクスポート]のボタンが
[Export to CSV]で表示されます。
・2017 年 1 月現在、オンプレミスライセンスの履歴(チャットなど)内に日本語情報が
含まれている場合は、[エクスポート]で出力した CSV ファイル内の日本語が文字化け
します。
・出力した使用履歴の CSV ファイルを Excel で開く方法は、以下をご参照ください。
▼セッション履歴の CSV ファイルを、Excel で開く方法を教えてください。
http://www.islonline.jp/help/faq_isllight.html#lit13
■会話(チャットウィンドウのメッセージ)の内容を見る
・ツールボタンの「チャット画面」を表示することで、オペレーターとクライアントの会
話(チャットウィンドウ上で表示された内容)が参照できます。
・パブリッククラウドライセンスの場合はプロダクトログインページのユーザー画面で、
オンプレミスライセンスの場合は ISL Conference Proxy の Usermanagement 画面であら
かじめ設定を有効にしておく必要があります。
[手順]
▼パブリッククラウドライセンスの場合
1. 管理者(ライセンスオーナー)のアカウントでプロダクトログインページにログイ
ンします。
2.「ユーザー」をクリックし、会話を保存したいオペレーターの「カスタマイズ」を
クリックします。
ドメインに所属する全ユーザーを指定する場合は、[ドメインの設定] > [カスタマ
イズ])をクリックします。
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ISL Light Win&Mac 404-5
3. セッションダイアログの設定画面が開きます。「オペレータ側」および「クライア
ント側」の設定を「有効」にして「保存」をクリックします。
4. 以降、3 の設定を行ったユーザーのアカウントで接続を行うと、会話内容(チャッ
トウィンドウ上で表示された内容)が保存されます。
5. ツールボタンで「チャット画面」を有効にすると、「CHAT TRANSCRIPT」欄に黄緑
色の吹き出しマークが表示されます。吹き出しマークにマウスのポインタを合わせ
ると、会話内容(チャットウィンドウ上で表示された内容)が表示されます。
ツールボタン
吹き出しマーク
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ISL Light Win&Mac 404-5
▼オンプレミスライセンスの場合
1. ISL Conference Proxy の管理画面にログインして、以下の設定を「Yes」にして設定
を保存します。
・ISL Light を使用する全オペレーターに対して設定を有効にする場合
Configuration > ISL Light > Send chat scripts after the session
・特定のオペレーターの設定を有効にする場合
Usermanagement >(ユーザー選択)> ISL Light > Send chat scripts after the session
・特定のドメインに所属する、全オペレーターの設定を有効にする場合
Usermanagement >(ドメイン選択)> ISL Light > Send chat scripts after the session
(補足)
ISL Conference Proxy 管理画面の詳細は『ISL Conference Proxy 新規セットアップ
マニュアル』をご参照ください。
2. 以降、1 の設定を行ったユーザー(ドメイン)のアカウントで接続を行うと、会話内
容(チャットウィンドウ上で表示された内容)が保存されます。
3. プロダクトログインページ上では、ツールボタンで「Chat」を有効にすると、
「Chat」
欄に黄緑色の吹き出しマークが表示されます。吹き出しマークをクリックすると、会
話内容(チャットウィンドウ上で表示された内容)が表示されます。
吹き出しマーク
ツールボタン
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7.
設定
設定ダイアログで、ISL Light 4 の設定内容を変更できます。
■ 設定ダイアログの開き方
ログイン画面/ダッシュボード右上の
ボタンをクリックして、「設定」を選
択します
(補足)
・設定ダイアログ上に表示される項目は、ISL Light 4 の状態(接続前、接続後など)によ
って変わります。
・セッションコード取得後は変更が反映されない項目があります。その場合は一度セッシ
ョンを終了した上で再度セッションコードを取得してください。
・設定を反映させるには、ISL Light の再起動が必要なものがあります。
■設定ダイアログ
「元に戻す」をクリックすると
各設定値が初期化され、デフォルトの
設定に戻ります
7.1 変更済の設定
現在の ISL Light 4 の設定状態を表示します(デフォルトの設定と異なる固有の設定がさ
れている場合のみ表示されます)
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ISL Light Win&Mac 404-5
7.2 一般
自動アップグレードなど、一般的な内容に関する設定を行います。
自動アップグレード
「無効にする」
「毎月」
「毎週」
「毎日」の中から、ISL Light 4
の自動アップグレードのタイミングを選択します
(初期値は「有効」かつ「毎日」で設定されています)
実行中のセッション
ISL Light 4 初回起動時のダッシュボード(ワンタイム接続)
のセッションの表示方法を選択します。※1
(初期値は「リストで表示する」で設定されています)
セッション終了後、
チェックを入れると、セッション終了後に自動でセッション
コードの入力画面が閉じるようになります
セッションコードの
入力画面を閉じる
言語
使用する言語を選択します
DirectX のバージョ
「DirectX 11 Warp」
「DirectX 11」
「DirectX 9」
「自動で選択」
の中から、ISL Light 4 で使用する DirectX のバージョンを
選択します(この設定は主にトラブルシューティングで使用
します)
ン
セッション開始時に
「招待する」のボタ
チェックを入れると、ワンタイム接続でセッションコードの
取得と同時に「セッションに招待する」の画面が開くように
なります
ンを表示する
開始時にチュートリ
アルを表示する
チェックを入れると、ISL Light 4 ログイン後にメニューバ
ー上にチュートリアルが表示されます。※2
2017 年 1 月現在、ダッシュボードのタブを非表示する」「ダッシュボードの表示を無効
にする」「パスワードを忘れた場合を非表示にする」「サーバーの選択を非表示にする」
「サインアップを非表にする」はご利用いただけません。グレーアウトして表示されます。
※1
リスト表示とアイコン表示
リスト表示
※2
アイコン表示
チュートリアル
チュートリアル
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ISL Light Win&Mac 404-5
7.3 基本設定
デスクトップ共有に関する基本的な設定を行います。
ワンタイム接続時にブラ
ックスクリーンを有効に
する
チェックを入れると、その端末に対してワンタイム接続で
セッションを行った際、
ブラックスクリーンが自動で実行
されます。
(デフォルトは無効です)
Desktop duplication API
の設定(Win 8 以上推奨)
「無効にする」を選択すると、Desktop Duplication API
の設定を無効にします。
(デフォルトは「自動で選択」で
す)
キーボードのショートカ
ット(仮想キーコード)
特定のキーボードの入力文字がユニコードに変換されず、
クライアントに正しく送信されない場合にコードを定義
します。
(この設定は主にトラブルシューティングで使用
します)
透過ウィンドウ
(アルファ
チャンネル)を送信しない
チェックを入れると、透過ウィンドウ(アルファチャンネ
ル)を表示しなくなります(デフォルトは無効です)
デスクトップ共有中にロ
ーカルユーザーの入力を
禁止する
チェックを入れると、デスクトップ共有中、画面を見せて
いる側からのマウスおよびキーボードの入力を禁止でき
ます。
(※2017 年 1 月現在、この機能はご利用いただけません)
ハードウェアアクセラレ
ーションを制御する
チェックを外すと、ハードウェアアクセラレーション機能
を一時的に無効にします(デフォルトは有効です)
画 面 共 有 時 に Windows
Aero 表示を有効にする
チェックを入れると、画面共有時に Windows Areo の表示
を有効にします(デフォルトは無効です)
画面共有時にデスクトッ
プ背景を表示する
チェックを入れると、画面共有(見せる)実行時に背景画
像を表示します(デフォルトは無効です。使用回線が遅い
場合に設定を無効にして接続速度が改善する場合があり
ます)
画面共有時に Windows 効
果を有効にする
チェックを入れると 、画面共有時 に Windows Visual
effect(視覚効果)を有効にします(デフォルトは無効で
す)
Desktop duplication API
を利用する(Win8 以降推
奨)
チェックを外すと、Desktop Duplication API を一時的に
無効にします。
(デフォルトは有効です)
マウスの右ボタンと中ボ
タンを入れ替える
チェックを入れると、画面共有(見せる)実行時に操作す
る側のマウスの右ボタンと中ボタンの機能を入れ替えま
す。
デスクトップ共有の画質
「品質を優先」
「速度を優先」の名中から、デスクトップ
共有画面の画質を選択します(デフォルトは
「速度を優先」
です)
7.4 ファイル転送
ファイル転送に関する設定を行います。
転送されたファイルの保存
先(受信時)
ファイル転送でファイル(フォルダー)を受信した際、デフォ
ルトの保存先を設定します
ファイル転送後にダイアロ
グを表示する
ドラッグ&ドロップなどの方法でファイル転送を実行した際
にファイル転送ダイアログを表示します ※
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ISL Light Win&Mac 404-5
※ファイル転送ダイアログ
7.5 レコーディング
レコーディングに関する設定を行います。
(機能の詳細は 6.3 をご参照ください)
7.6 許可・禁止
ISL Light 4 の許可/禁止に関する現在の設定状況を確認します。(設定画面上でチェックボ
ックスを外して内容を変更することはできません)
オンプレミスライセンスの場合、ISL Conference Proxy の管理画面(GUI Features)で
設定した内容はこの画面上には反映されません。
クリップボードを利用する
デスクトップの操作を許可する
デスクトップの共有を許可する
ファイルの「受信」を許可する
デスクトップの操作を許可する
ファイルの「送信」を許可する
「画面を見る」を許可する
7.7 詳細設定
ISL Light 4 の詳細設定を行います。
アドバンスユーザー向けの設定です。2017 年 1 月現在ご利用いただけません。
8. その他
オンプレミスライセンスでは、ISL Light 4 の UI のロゴ画像のカスタマイズができます。
(詳しい手順は別紙『ISL Conference Proxy 新規セットアップマニュアル』をご参照下さい。
)
インストール画面
ログイン画面
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9.
アンインストール
ISL Light 4 のアンインストールの手順をご説明いたします。
[Windows の場合]
1. Windows のコントロールパネル > プログラムと機能から、ISL Light 4.0.4 のアンイン
ストールを行います
2.
確認メッセージが表示されます。「はい」
をクリックすると、アンインストールを
開始します。
[Mac の場合]
1. メニューバー > 移動 > アプリケーションに移動します。
2. 「ISL Light」のアプリケーションをゴミ箱に移動します。
(補足)フルアンインストールについて
Windows 版をご利用の環境で、ISL Light 4 のアンインストール後に PC 内のキャッシュ
およびレジストリキーまで完全にデータを削除したい場合は、別途弊社サポートセンタ
ーまでお問い合わせください。
(ISL AlwaysOn など他の ISL Online 製品をご利用中の場合はレジストリキーを削除す
ることで使用に影響が出る場合がございます。ご注意ください。)
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製品の詳しい情報については、以下の ISL Online ウェブページをご参照ください。
http://www.islonline.jp/
ISL Online 開発元
XLAB d.o.o.
Pot za Brdom 100
SI-1000 Ljubljana
Slovenia, EU
URL: http://www.xlab.si/
ISL Online 国内総販売代理店
株式会社オーシャンブリッジ
〒150-0043
東京都渋谷区道玄坂 1-20-8
寿パークビル 7F
URL: http://www.oceanbridge.jp/
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