八郎潟小学校報 №34.H19.6.28.

八郎潟小学校報
№34.H19.6.28.
「みんなの登校日」より・・・
深緑が鮮やかな初夏,早いもので,1 年生たちが
入学して 3 ヵ月経とうとしています。
この間,学校では,運動会,避難訓練,交通安全
教室,全校音読集会,学年別校外学習,遠足等,い
ろいろな行事が行われました。
行事を終える度に,子どもたちの成長していく姿
が見られます。1年生は,小学校生活にも慣れ,の
びのびとした学校生活を送っています。
他の学年の子どもたちも,担任の意図するところ
や願いに応えるべく,それぞれの個性や能力を発揮
しながら学校生活を楽しんでいます。
6月4日~8日の「みんなの登校日」には,たく
さんの方(約340名)が来校され,子どもたちの
学習活動を参観してくださいました。
アンケートの自由記述欄に寄せられた感想の一部
をご紹介します。
・ 各学年とも,子どもたちの学習に取り組む様子が
大変立派でいいと思いました。
・ 1年生の国語の授業で意見をまとめるとき,オルゴ
ールのメロディーが鳴っていて,穏やかな雰囲気で
取り組んでいる様子でした。
・ 2年生の学級活動で,様々な子どもらしい意見が
出され,とても真面目に話合いがされているのが印
象的でした。
・ 高学年玄関(ことばの宝箱コーナー)の言葉集めの
作品に対して,先生が,お手紙のように話しかけてコ
メントしているのが素敵でした。
・ 全体的に返事が身に付いていない様に感じたので,
しっかり返事ができるようになってほしい。
・ 児童の学習に対する姿勢や話し方などに厳しく指
導されていたので,家庭での参考にしたい。
・ 先生たちの授業の工夫がすごい。
・ 先生たちが,授業の中でも子どもたちの思いやりの
心を育てようとしている様子が感じられ,うれしく思っ
た。
・ 子どもの気持ちを引き付けるような授業の進め方
を今後も頑張ってほしい。
貴重なご意見や感想をありがとうございました。
学校では,
教師の授業力の向上に努めております。
「みんなの登校日」でたくさんの方が来校されるか
らと,特別に準備した授業ではなく,普段から,授
業の工夫や改善に努めているところです。
昨年度末の PTA で話しましたが,
本校の職員は努
力家が多い教師集団です。
研究推進委員会を中心に,授業の手立てについて
共通理解を図りながら進めています。教育に関する
研究では,
これが最高,
というゴールはありません。
子ども一人一人が皆違うから,いろいろなゴールが
あります。
研究の歩みはまだまだ浅いわけですが,たくまし
い『うたせの子』を育てていくためにも,皆様から
のご指摘やご指導をいただければ幸いです。
行事の有無にかかわらず,いつでも来校されて子
どもたちの様子をご覧ください。
6/7 出前授業「命の教室」開催
〈犬をリードする子どもと保坂繁氏〉
捨てられた犬や猫を引き取っている秋田市浜田の
県動物管理センターが,昨秋から,県内の小・中学校
や高校で出前授業「命の教室」
に取り組んでいます。
動物管理センターは,これまで捨てられた動物の
安楽死処分をする所でした。捨てられた動物たちの
命を見続けてきた所員の保坂繁さんは,自ら犬の調
教を勉強し,犬たちにき
ちんと躾をしたあと,そ
の犬たちの里親を探すと
いう取組みを長年続けて
きています。
所長の坂本尚志氏
動物管理センター所長
の坂本尚志さんは,保坂さんの取組みも含め,命の
大切さを広く知ってもらおうと,出前授業「命の教
室」に取り組んでいます。PTA 学年部のご協力で,
保坂さんによる講演「捨てられた命見続けて」と一
緒に,
「命の教室」
が改善センターで開催されました。
当日,講演のあとに犬の里親である家族と共に,
かつての捨て犬たちが元気な姿を見せ,子どもたち
と交流しました。
命はもちろんのこと,ことば掛けひとつにしても
思いやりの心が大事だということを学びました。
“判断する力”とは・・・
前号でも紹介しましたが,本校の目指す子どもの
姿の中に,〈よく考え判断する子ども〉があります。
ここ数年,子どもたち(本校児童にかかわらず)
を見ていて特に気になることは,
“判断する力”です。
うちの子どもはまだ小さいから判断力が無くて当
然,と考えている方はいませんか。
今も,そしてこれからの社会においても,この“判
断する力”が,どれだけ必要な資質であるか,考え
てみましょう。
低学年であろうと高学年であろうと,そのときの
学齢に応じた“判断する力”が,不可欠です。
たとえば,危ない所に行ってはいけませんとか,
危険な遊びはしないように,と話すとき,どんな所
が危ないのか,どんな遊びが危険なのか,具体的に
話すことで,理解することができます。
しかし,最近どうも違うようです。理解したと思
うのは大人の方であり,実はもう一歩先を見通して
話さないといけない場合があるようです。
ある日,こんなことがありました・・・・・
〈事例〉学校の前庭の松の木のかなり高い所まで登
って遊んでいる子どもたちを見て,先生たちは考え
ました。もし落ちたら下には大きい岩がたくさんあ
るので危険だから木登りを禁止させよう,と。
そこで,なぜ木登りは危険なのか,具体的に子ど
もたちに伝えたので,木登りする子どもはいなくな
りました。
おめでとう!
ところが,数日後,ソフトボールをするグランド
にあるフェンスによじ登って,フェンス上部の細い
パイプに腰掛けている子どもが数人おりました。早
速注意したのはもちろんですが・・・・
この子どもたちの判断力を考えると,木登りが危
険なことは理解していても,同じように高いフェン
スに登ることの危険性とを関連して考えることがで
きないのでは・・・と思いました。
このほかにも,遊び方等で,具体的に話しても,
同じように危険な遊びがほかにいくつもあることに
気がつかない,関連して考えることができない・・・
どうもそんな子どもたちが増えたように思います。
子どもと交わす会話の中に,子どもの判断力を培
う要素がたくさんちりばめられていればと思います。
なにげない日常会話こそ,実は,子どもの成長の
大きな糧となっていることが多いのですから・・・・・
危険な遊び〈エアガン〉について
玩具として市販されているエアガンは,ピス
トル型からライフル型まで沢山の種類があり,
使用する BB 弾にも,弾の重さから素材によって
沢山の種類があります。
人や動物に向けて撃つと,大怪我を負わせ
ることもあります。最近エアガンで遊ん
でいた子どもが,思わぬ事故を起こしそ
うになり,学校では外や友達同士で撃ち
合うことを禁止しました。もし,町内で
遊んでいる子どもを見かけましたら,一
声掛けてくださいますよう,地域の皆様
にもお願いいたします。
やったネ!
5月
6月
〈バドミントン〉
*第 8 回全国小学生
3 位 千田悠輝
ABC バドミントン選手権秋田県予選大会
1 位 森川哲平
~2 位 6 年 斉藤志帆子
全国大会(熊本県)出場! 優勝 4 年 志田千陽
〈ソフトテニス〉
フレー フレー!!
(女子 B クラス 3・4 年県代表)
*秋田県小学校春季ソフトテニス大会
2 位 4 年 斉藤香帆
~男子の部 2 位 渡部舜介・桜田涼祐 組
3 位 鎌田修悦・佐藤純 組
〈ミニバスケットボール〉
ベスト 8 伊藤凌・小野翔平 組
*第 9 回田沢湖スポーツセンター
櫻田尚幸・三戸貴史 組
男子ミニバスケットボール大会
~女子の部 7 位 齊藤瑞穂・小玉美咲 組
~準優勝 八郎潟ミニバスケットボールチーム
8 位 村田円花・安田有希 組
ベスト 16 藤井綾音・小野夏希 組
〈ソフトボール〉
佐藤栞・千田紗由美 組
*第 17 回秋田県春季ジュニアソフトボール大会
工藤愛美・石井智子 組
~優勝 八郎潟町ソフトボールクラブ
*第 21 回全日本小学生男女ソフトボール大会
〈ソフトボール〉
秋田県予選会
*春季小学校ソフトボール交流大会
~第 2 位 八郎潟町ソフトボールクラブ
~準優勝 八郎潟町ソフトボールクラブ
〈 柔 道 〉
*秋田ゼロックス杯争奪
第 10 回秋田県小学生柔道選手権大会
全国大会(愛媛県)出場 2 名! ~6 年男子重量級の部 1 位 齊藤拓弥
フレー フレー!!
5 年女子重量級の部 1 位 櫻庭あさひ
〈レスリング〉
*第 24 回 北日本大会
~小学校 5-6 年男子 34kg 級
~ 〃 3-4 年 〃 45kg 級
*どのチームも素晴らしい成果が続々と報告されております。
*たくさんの人に支えられていることへの感謝を忘れず,自分自身を磨いていきましょう!