美和中通信 岩国市立美和中学校 平成26年度 第5号 9月30日発行 自信そして確信 先日、今年度の「全国学力・学習状況調査」の結果が届きました。今年は国語 A・B、数学 A・B のすべてで国と県と市の 平均を上回りました。特に何か具体的な目標を作ってわくわくしながら取り組めないかと「全国一の県の平均を上回る」を 学力チャレンジ目標にしました。3年生は、目標を設定したときには「尐し無理だろう」と不安な顔をしていましたが、結 果を聞いたときには笑顔に変わり、体育祭の練習では、至る所で自信に満ちた表情や、積極的な発言ができる態度に変わっ てきたように感じます。たった1回のテストが子供たちに自信を与えたようです。そして、この自信はやがてしっかりと自 分の進路を見つけてくれるだろうと確信しているこの頃です。 尚、学校では今年も結果を、生徒一人ひとりの進路に役立てるための分析をしました。結果は点数が良ければいいという ことではなく、分析することで、授業を改善し、尐しでも生徒が楽しく面白く、そしてわかる授業時間・空間を作りたいと 考えます。学校の柱は授業です。御家庭においてはお子様の学力向上・定着のために学習支援プログラムや自学ノートを確 認していただけると助かります。よろしくお願いいたします。 お礼 三世代交流奉仕作業・体育祭 20台を超す刈払機にチェンソー、200名を越す三世代奉仕作業では保護者や地域の皆様方の御協力を得て学校は見違 えるようにきれいになりました。特に今年はたくさんのお父さんの御参加をいただきました。学校裏の雑草や雑木をきれい にすることは昨年からの課題でした。お父さん方のお陰であっという間に片付きました。本当にありがとうございました。 生徒がやがて大人になり美和中の雑草を刈ってくれる日はあっという間にやってくるのだろうなと思いながら、あらためて 「良い学校だな~」と思いながら私も汗を流していました。 また、体育祭では生徒への心温まる御声援や美和小唄・綱引き等御参加をいただきまして心よりお礼申し上げます。そこ で、今年美和中に赴任した職員がびっくりしたことの一つに体育祭終了後の光景があります。あれだけのテントがあっとい う間に撤収される光景、見たことがありません。「地域の学校」という言葉をよく耳にします。この言葉を理想や目標とし て学校づくりにがんばっているところもあるでしょう。美和ではこの理想形(景)を見ることができました。 夢プロジェクト・グローアップセミナー 美和中学校では地域協育ネット・学校運営協議会にお願いして、夢プロジェクトを実施しています。2020東京オリン ピックを美和でも身近なものとして考えてみようと、山口県にいらっしゃる日本や世界を経験した方を招いて授業を開催し ています。 現在予定しているものは12月、元ソフトバンクホークス大越 基さん「パネルディスカッション~夢の実現(仮称)」、 1月、某自動車メーカーの CM や番組に出ていらっしゃる視覚障害を抱えながらのマラソン選手道下美里(旧姓中野)さん です。また、11月にも計画中です。決まり次第御案内いたしますので、どうぞみなさん学校へお越しください。お待ちし ております。 この他、11月7日(金)には山口県教育委員会のグローアップセミナーを開催します。こちらは韓国から来られて山口 県の大学院で経済学を学ばれ、現在、 若くして会社経営の最前線で経営コンサルタントとして御活躍されている李さんをお招 きして、アジア経済、世界経済を学びます。 8月の夢プロジェクトでは下関の高校生4名に来てもらい体育祭に向けたリレー教室を開催しました。技術もそうです が、一番感じてほしかったことは、この4名が日頃の練習では専門的に指導する指導者もいなく、自分たちで考えながら練習 をして全国大会出場をめざしている点です。彼女たちは8月に中国5県対抗陸上競技選手権大会で約20年ぶりに山口県の チームとして優勝しました。彼女たちは決して中学生時期に優れた選手ではありませんでした。また失礼ですが体格的な素 質に恵まれているわけでもありません。また、4人なので一人でも怪我をしたら大ピンチです。彼女たちから気づくこと。 田舎であろうが都会であろうが、大規模校であろうが小規模校であろうが、今の日本にはたくさんの情報を収集できる環境 があり、夢は必ず見ることも、近づくことも、手に入れることもできることを知ってほしいと思います。 校長 磯部 芳規 台風の目は、走順が一番だったのでとても緊張しました。 跳ぶときに棒を落としてしまい、負けてしまったので悔しか ったです。 9月になると体育祭の形ができてきました。しかし僕自身 は何一つ変わっていないような気がしました。そこから僕は できることを全力でやりました。途中からでしたが、できる ことをしっかりやれてよかったと思います。 トロール船では縄とボールを使ってコーンを回るという難 しい競技でしたが、みんなが声を出して応援してくれたので 楽しかったです。 優勝旗も応援のトロフィーも私たち白隊にはありませんが、 一生懸命に勝とうという気持ちをもって行動したことが優勝 旗よりもトロフィーよりも大事だと思います。副団長として みんなと一生懸命戦ったことが一番の思い出です。 正直、最初は心配でたまりませんでした。それでも最後ま で団長をやりきることができたのは、先生方や白隊の応援団 などたくさんの人のアドバイスがあったからです。結果は応 援賞も総合優勝もできませんでしたが、終わったら感動と達 成感でいっぱいでした。団長ができて本当に良かったです。 応援団は仕事が多くて、一から決めないといけなかったの でとても大変でしたが、応援団のみんなといろいろ話したり するのは楽しかったです。本番では緊張しましたが、みんな の顔はきらきらしていてとても楽しそうでした。3年生最後 の体育祭はいい思い出になりました。 応援練習をしているときに、習い事でけがをしてしまい、 練習に参加できなくてみんなに迷惑ばかりをかけていたと思 う。応援賞も総合優勝も赤隊がとったが、自分ひとりの力で は絶対とれていなかったので、自分がいないときにみんなを まとめてくれた応援団に感謝したい。 「三世代交流奉仕作業」 学校が美しくなりました 総合グラウンドの除草作業や校舎裏の雑木林の刈り込みなど、大勢の方の御参加により行うことができました。御協力大 変ありがとうございました。 福島ひまわり里親プロジェクト大成功!! 被災地、福島県からひまわりの種を購入し、育て、収穫した種 を再び福島に送る「福島ひまわり里親プロジェクト」を今年から スタートしました。2千本のひまわりが咲き、美和中を彩りまし た。今後、種の収穫に入ります。
© Copyright 2024 Paperzz