現代社会 における 年齢差別 (エ イジズム)の 実態解明と高齢 化教育 の推進 課題番号 16500475 平成 16年 度 ∼平成 18年 度科学研究費補助金 (基 盤研究 (C)) 研究成果報告書 平成 19年 3月 研究代表者 杉井 (奈 良教育大学教育学部 ,間 子 助教授 ) は じめ に 本 :書 は、平成 16(2004)年 度 か ら平成 18(2006)年 度 にかけて 3年 間 にわた り、科 「 I見 代社会 における年齢 差別 (エ 学研究費補助 金 (基 盤研究 (C))を 受 けて実施 した、 課題番号 16500475〉 イジズ ム)の 実態解明 と高齢化教育の推進 」 く 調 査研究の研究成 果報 告書であ る。 総務庁統計局発 表の、我 が国 の 65歳 以 11人 [1(平 成 18(2006)(十 二9月 15[]現 在推 計 )は 2640万 人で、総 人11の 20.7%と 5ノ 、に 1人 強 を占めて い る。高齢化が ます ま す加速 するなかで高齢者 の 自 t支 援お よび 介護 は急 務 の課題 と位置づ け られ、介護 の 社会化 な どさまさまな対策 が とられて いる。 しか し、その 一方で、老後へ の 不安 がい つそ う高ま り、高齢者お よびその介護 をめ ぐる相克 が さまさまに 4i・ r.iり 広げ られ、家庭 内さらには 社会 において、 老いの価値は相対的 に低下 し、 高齢 者を差別 し排除する傾 向 が強 ま り、 さ らには虐待問題 が浮 き彫 りにな つて きてい るのが実情である。 高齢者 差別・虐待問題 については、国際的 には 1991年 の「 高齢 者の た めの国連原則」、 さらに 2002年 第 2 「 年齢差別 (age 1nl高 齢 化世界会議 での政治宣 言 の採択 を受けて、 「高齢 者の尊厳 をあ らた めて認識 discrimination)を 含むあ らゆ る形態 の差 別の撒廃」、 、「 高齢者 に対するあ らゆる形態 の無視 ・ 怠慢 lneglect)や 虐待 す ることの 重要性 」 ‐ {abuse)。 暴 力 lolence)の 根絶」が提唱 され るな ど認識が高ま り、我が11に お いて も (ヽ 木i汗 究期間中の平成 18年 (2006)年 4月 に「 高齢者虐待 の防 111、 高齢者の養護者 に対 す る支援等 に関する法律」 が施行 され、ようや く虐待防 止に向けて本格的対応 がなさ れ るようにな つたところであ る。 本研究は、 かかる社会的背 景のなかで、 年齢 差別 (エ イジズ ム)の 観点 か ら「 高齢 者 へ の偏見や 差別 、さらには虐待 が どうして起 こるのか」 を明 らか にす ることを 目的 とした。 具体的 には、 高齢者虐待 に関心 が寄 せ られ、虐待実態 の解明 あ るいは虐待 処遇 に向 けて の研究 の 蓄積はなされ ているが、 本研究 ではか か る高齢者虐待研究 とは 一線 を画 して、「]常 生活場 面 において、高齢者 に対 して意識的あるい は無意識的にいだかれ る 差別意識お よび 不適切対応 (mistreatment)の 実態 に焦点 をあてて、意識 と実態双方 か ら、 いわば虐待 を引 き起 こす (可 能性 の あ る)予 備段階 として位置づ け られ る、現代 社 会 に潜む年齢 差別 (エ イジズム)構 造 を明 らかに したい と考 えた。 虐待 (Abuse)に 関する実態調 査があ る程度蓄積 された今、む しろ高齢 者を社会的 に差 別 し、排 除 しようとする年齢 差別 (エ イジズム)の 意識 と実態 を解明することが、延 いては「 虐待 Jの 未然防止 さ らには予防 に も寄 与す ると考 えたゆえであ る。 特定 の対象 ではな く、社会 一般屑 を対象 にするとい う調査デザ インは困難 をきわめ たが、調査 会社 に委託 して大規模調査 を行 うこ とかで きた。 まだ 分 な分析 がなされ │‐ た とは いいが たいが、 ここに研究成果 を報告する次第 である。 多 くの 方 々の こ指 l商 。ご助言 を仰 げれば幸 いである。 なお、本研究 の遂行 に際 しては、橋本有J哩 子氏 (関 西福れL科 学 大学 )、 林有学 (奈 良 県 立医科 大学 )、 故松村喜世 F氏 (奈 良 県 立医科大学 )の 、二人 のlll究 協 力者 の存在 が 大 きか った。 とくに、研究途上 で無念 に も他界され た奈良県 立医科大学看護学科助 手 であ った故松村喜 1牲 f氏 は、余 人に代えがたい研究協力 者であ つた。彼 女か ら人変多 サ l究 会 に出席 して くださ つ くの貴 重な助言 が得 られた こ と、闘病 中も笑顔 を絶や さず石 Lを 中 し とめヽらおネ た こと、命を惜 しみ なが らも研究 に挑 まれた ことをここに記 して、′ 上げ、 ご冥福 をお祈 りした い。 平成 19(2007)年 3月 杉井潤子 (奈 良教 育 大学 教育 学部 助教授 ) 研究組織】 【 研究代 表者 研究 協力者 研究協 力者 杉井潤子 : : : (奈 良教育大学 教育学部 助教授 ) 橋 本有理 子 (関 西福祉科学 大 学 講師 ) 林 有学 (奈 良 県立医科大学 助手 ) 交付決定額 (配 分額)】 【 (金 額単位 :千 「 ]) 平成 平成 平成 16 17 18 1,300 1, 100 年度 年度 年度 3,200 3,200 研究発表】 【 口頭発表 (1)杉 井潤 子・橋本有理子 ・林 有学 第3 EEl日 平成 本高齢者虐待 防止学会大阪 大会 於 大 阪 市立大 学 18(2006)年 7月 1日 (2)杉 井潤子 ・ 橋 本有理子 第 22回 日本社会病理学会 大会 平成 於 京都府 立大学 18(2006)年 10月 1日 論文 (1)杉 井潤子「 なぜ高齢者 を差別 し虐待 するのか」 日本老年 社会科学会編『 老年 社会科学』Vol.28 No.4 pp.545-551 平成 19(2007)年 1月 【執筆分担】 I H 調 査 の 方法 Ⅲ 属性 分 析 ―杉 井 潤子 年 齢 差 別 (エ イ ジ ズ ム )研 究 の 背 景 と 目的 杉井潤子 一性 別 。 年 齢 分 析 を 中 心 と して 一 31.要 介 護 高 齢 者 の 有 無 32.祖 父 母 の 状 況 お よ ひ 介 護 経 験 33.父 母 の 状 況 お よ び 介 護 経 験 3-4.介 護・ 養 規 範 35.加 齢 に 対 す る意 識 36.カ ロ齢 に 対可 る 自 党 3-7.高 齢 期 へ の 不 安 38.高 齢 者 イ メー ジ 39.エ イ ジ ス ム 意 識 31(1.高 齢 者 に 対 す る差 別 偏 見 の 有 無 311.高 齢 者 と の 交 流 機 会 お よ ひ そ の 評 3-12.高 齢 者 に 対 す る不 適 な 対 応 3-13.生 活 満 足 感 杉井潤子 杉 井 i聞 子 杉 井 潤子 杉井 潤子 1人 ― ― ―― ――― ―一 林 有 学 林有学 林有学 ― 一―林 有 学 橋本有理子 一 橋本有理子 ―― ― ― ― ―― 一橋 本 有 理 子 ― lla 橋本有理子 tり Ⅳ V Ⅵ Ⅶ エ イ ジ ズ ム 意 識 の 構 造 分 IF「 不 適 切 な対 応 の 構 造 分析 考察 結 論 お よび 今後 の 課 題 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 一 一 杉 井 潤 子 ― 杉井潤子 ― ― ― ― ― ― ― 一― ―― 一 杉 井 潤 子 一― ―― ― ―― 杉 井 潤 子 杉井潤子 目次 I 年齢差別 (エ イジズム )研 究 の 背景 と目的 .… ……… …………………………… …………… 1 1-1.高 齢者 に対する差別 と虐待 の 社 会 問題化 .… …………………………………………… 1-2.高 齢者 に対する「虐待 」の 概念 定義 の検 討 .… …………………………………………… 3 1 1-3. 「不適 切な対応 」の 視 点の 導 入 .… … 高齢者 に対する …………… 5 ………………… Ⅱ 調査 の方法 …………… …… ……………………………………………… ………… …… 9 ……… ……… .… 1.調 査項 目お よび 変数 の 指標 化 .… ………………………………………………………… 9 2-2.調 査 対象 の確 定 とデータ収 集 の方法 .… ………………………………………………… 12 2-3.調 査対象者 の 属性 ……………………………………………………………………………14 2… .… 2-3-1. 2-3-2. 年齢.… ………… ………………………………… …………………………14 ………………………… 1生 男 1.… .… … ・ ・15 …………………………………………… ………・ ………………………………………… …………………… .・ 2-3-3. 職業.… ………………………………… ………… …… …………… ………………………………… …15 2-3-4 ¨ ¨ ¨ ¨ ¨ ¨ ¨ ¨ ¨ ¨ ¨ ¨ ¨ ¨ ¨ ¨ ¨ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 学歴… ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・¨ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ … ・ … ・ … ・ … … … ・16 … … … 2-3-5. 2-3-6. 2-3-7. 2-3-8. 2-3-9. 居住地 ………………………………………………… ………………………… ………………… …16 ....・ 婚姻状況 .… … …………………… ……………… ………… ……………… ………………………… …16 続き柄…………… …………………… ………………………… …… …………………………… 17 …… 同居家族員数 ……………… ………………………………… ……… …… ……… ………………… 17 同居家族構成 .… ……………………………………… … …………………… ……… …18 …………… 2-3-10.健 康状態 .… ……………………………………………………………………………………………18 2-3-11.暮 らしぶり ……………………………………………………………………………………………… 19 ,… Ⅲ 属 性分析 ―性別・年齢 分析を中心 として 一 ………………… …… …………21 ………… …… .… 3-1.要 介護 高齢者 の 有 無 …………………………………………………………………………… 21 3-2.祖 父母 の 状 況および介護経験 ………………………………………………………………… 23 ,… 3-3. 父母 の 状況および介護経験 .… …… ……………………………………………… 25 …… 3-4.介 護・扶養規 範 ……………………………………………………………………………………27 .… 3-5.加 齢 に対する意 識 .… ……………………………………………………………………………… 29 3-6. 加齢に対する自覚 …… … ………… … ¨ ¨ ¨ ヽ ・ ・ ・ ・56 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 3-7.高 齢期への不安 .… …………………………………………………………………………………… 58 3-8. 高齢者イメージ .… ……… ………… …… …… ………………………… …………… ……………60 3-9. エイジズム意識 .… ………………………………………………………………………………… 72 3-10.高 齢者に対する差別偏見の有無 .… ……………………………………………………… 80 3-11.高 齢者との交流機会およびその評価 .… ……………………………………………… 82 3-12.高 齢者に対する不適切な対応 の実態 …………………………………………………… 88 3-13.生 活 満 足感 …………………………………………………………………………………………95 Ⅳ エイジズム 意 識 の 構 造分析 …… ………………………………………………………………99 .… 4-1.エ イジズム 意識 の 因子分析 ………………………………………………………………… 99 4-2.性 別・年齢 による差異 .… ……………………………………………………………… 102 4-3. V不 エイジズム 意識 に影響 を及 ぼす要 因 .… ……… … ……………… ……………… …… 105 …… ………… 107 適切な対応実態 の 構造 分析 ……… ………………………………………… 5-1. 不適 切な対応実 態 の 因子分析 ……… ………………………………… 107 ………… …… 5-2.性 別・年齢 による差異 …………………………………………………………………… 109 .… 5-3. 不適 切な対応 に影響を及 ぼす要 因 ………… …………… ………… …………… …… 111 Ⅵ 考 察 ……………………………………… …………………… 113 …………………………………… …… Ⅶ 結 論 および今後 の 課題 .… …………… ……… ………………… …………… ………… …………… 117 … 119 …………………………… 文 献 …………… ……… ……………… ………………………………………… … 121 調査 票 …… ………………………………………………………………… …… ………………………… :・ 1 年 齢 差 別 (エ イ ジズ ム )研 究 の 背 景 と 目的 1-1 高齢者 に対する差別と虐待の社会問題化 年齢 差別 (エ イジズ ム)と は、「 高齢者 に 対 する根深 い偏 見てあ り、また 者人であ る とい う理 由て 人 々に対 して な され る、体系的な ステ レオ タ イブ化お よび´ 't別 」を意味 す る。これ は 1969年 に1可 t老 化rlll究 所 初代所 12の バ トラー (R.Butler)が 含Jつ た概念であ り、高齢 者 に 対 す る「 究極的な偏 見、最後 に残 され ただ号 J、 最 も残酷 な拒絶 」 と言われて い る。 さ らに、高齢 者に 対す る虐待は、差号Jを 背 景 と して、19ド 0年 代 初頭 か ら人権意識 の 高揚 に 伴 つて 111際 的 に関心か寄 せ られ 始 めた とされ る。 じ、 身 ともに 年老 い た もの が 介護 をする 立場 にあ る 者 (〕 1と して近親者 )に よ って虐 待 を 「′ 受 けて い る」とす る │:斥 か「 お 17■ えか初 めて なされ たの が 1975年 イギ リスにお いてであ る。バー ス トン あ ちやんたた き」(Ganlly― Bal“ Hllg)と 題 する論 文を メデ ィカル・ ジャーナ ル誌 に発 表 した こ とに端 を 発 して い る と ,言 われている。以後、ア メ リカで 1976年 にN.Y.タ イム スで取 り上 け られ、78年 には ステ イ ン メッッが「 ぶ たれ る と親 た ち」 とい う論 文 を発表 し、また 1司 11に グラスで 開催 された第 33回 老年社会学 会 にお いて 、ロウ とコスベ ルグに よ って「 イ ン フ ォー マ ルケア提供 者 による老人虐待」と題 して、高齢者 が 家庭内 で近親 者 に よ って 虐待 され て い る こ とが報告 され た こ とな どを契機 と して、急速 にネt会 的関心 か 高ま つた と言え る。 国 際 的 には 、 1991年 に 、 1可 連 で「 高齢 者の た め の 国 連原 則 」 (the mited Nations Principles for 01der Persons):「「1立 tindependence)」 「 参 加l(parti('ipation)」 「 介護 「 尊厳」 lcare)」 「 自己実現 Iself― fulfilmentl」 「 専厳 (dignity)」 力式 採択 され た。 と くに、 の項 11に お いては 、 高齢者 は、 ′ 尊厳 及び保障 を持 つて 、内体的 ・精神的虐待 か ら解放 され た 仁活 を送 る こ とがで ・ きるべ きであ る。 ・ 年齢、性 号 J、 1/に 扱 われ、 自己の経済的 人種、民族的背 景、障害 等 に関わ らず公・ 貢献 に関わ らす尊 重され るべ きであ る。 と特 I:己 されて い る。 さ らに 2002年「 第 2回 高齢 fヒ 世 界会議」力S開 催 され、政治宣 言か採択 され た (Political Declaration, Article 5. Second World Assembly on Ageing in 卜 ladrid,Spain.12 April 20021。 そ の なかで初めて、 0 年齢差別 lage discrlmination)を 含 むあ らゆ る形態 の 差号1の 撤廃 が 謳われ る とと -1- も に、 ・ 高齢者 (older persons)の 尊厳 をあ らためて認識す る こ との重要性 と、 ・ 高 齢 者 に 対 す る あ らゆ る形 態 の 無 視 ・ 怠 慢 lneglect)や 虐 待 (abuse)、 暴 力 (violence)を 根絶 して い くこ と が強 く求め られた。 我 が 国 において も、1978年 に、東京 で第 11回 国際老年学 会 が 開 かれて、マ ッキ ユア ンが家 庭 内暴力 の犠牲 とな つてい る老親 たちを取 り上げ、そ の報 告 の要 訳が 1981年 に「老親虐待 」 ` 。 とい う表題 をつ けて報 告 され、熊谷文枝 に よ って嫁の姑 いび り 姑 の 面 Lて 自殺 とい う解説 がな されたのが虐待問題 の 始点 であ る。 高齢者 に 対 す る 差511や 虐 待 が認 識 され る ようにな つた時期 は、 も ともと前近代ネL会 よ り 社1霊 信仰、翁 (オ キナ)思 想、長寿呪力信仰 の 影 に、姥捨 て説話 に 代表 され る棄老習俗 が 存在 した こ とは認め られ るが、 1970年 の 高齢化社会 へ の 突入 ととも に高齢者 の 処遇 が問われ始 め、副 田義也 が タテ マエ と しては敬 老思想が 見受 け られ るが、 それは老 人を過去 の社会 の L体 と し、現 在では敬愛対象、 すなわ ち客体 と して しか認 めて いな い とい うこ とに通 じ、 そ の底 流 にはホ ンネ と して「 老人 へ の 蔑視意識 」「 老人 へ の無 関心」 が 存在 する と指 摘 し た時期 (1978)と もち ようと重 なる。 1986年 には『 警 察 白書』 で「 高齢化 の進展 と高齢 者 をめ ぐる諸 問題 の 発 生 」 と題 して「 高齢者 の 自殺者 が 全自殺者 数 の 30.3%を 占め る」 な ど と指摘 されて い る。 「 高齢社会対策 大綱 」 その後 、国際 的な動 きを受 けて、 2001年 12月 28日 に閣議決 定 され た では、 横断的 に取 り組 む課 題 と して、「 年齢だけで高齢 者 を別扱 い す る制 度、慣行等 の 見 直 し」 が 明 r記 され るに い た る。 さ らに、2003年 度 には 内閣府政策統括官 (共 生社会政 策担 当 )付 少子 ・ 高齢化対策担 当が 全 国 20歳 以上 の 男女 6000人 を対象 に した「 年齢 ・ 加齢 に対 す る考え方 に 関する意識調査」 に調査実施 )を お こなつてい る。 それ による と、現在 の高齢者 の扱 いに関す ‐ る認識では、「 現在 の 日本 の 社 会 では、 高齢者 は 般 に優遇 されて い る と思 うか 」 につ い (2004年 2・ 3月 て み る と、「 そ う思 う」 が 12,7%、 「 まあそ う思 う」 が 41.3%と な つて お り、 両方 を合 わ せ た『 そ う思 う』 は 54.0%と 過半数 を超 えて い る。 一方、「 あ ま りそ う思わな い」 37.1% と「 そ う思わ な い」 8.4%を 合 わせ た『 そ う思わ な い』 は45.5%と な つて い る状況 にあ る。 また、同調 査で高齢者 に 対す る差別 と偏見 の有無 もたず ねてお り、「 高齢者 に 対す る差別 や偏 兄はある と思 うか 」 についてみ る と、「 大い にあ る と思 う」 が 5,9%、 「 多少あ る と思 う」 が 51.2%と な つてお り、両 方を合 わせ た『 あ る と思 う』 は 57.0%と 過 半数 を超 えて い る。 一 方、「 あ ま りな い と思 う」 37.2%と 、「 ま つた くな い と思 う」 5.3%を 合 わせ た『 な い と思 う』は 42.5%と な つて い る。現 代 日本社会 にお いて も、高齢者 の処遇 が問題 とな り、 -2- 高齢 者差別 の 存在 が指摘 されて い る。 また、虐待 につ いて も、厚生労働省 の 委託 を うけて、 (財 )医 療経 済研究 ・ 社会保 険福 祉 協会 医療経済研究機 構 が 2003年 度 に「 家庭内 にお け る高齢者虐待 に関す る調査 」 (2003 イ ド11月 ∼ 2004年 2月 )を お こな つてい る。家族 による虐待 の特徴 をみてい くと、虐 待 の種類 では心理 的虐待が もつ とも多 く、 具体的 な内容では暴 言、威 It、 侮辱、脅迫が 5害 J強 とな つ ている。 さ らに虐待 を受 けてい る高齢者 本 人に明確 な 自覚 かあ るの は 5害 ]弱 に とどま り、 さ らに約 4害 1が 隠 そ う とす るも し くは何 の反応 も しないな ど自 ら訴 え ようとは して い な い とい う状 況があ り、 また虐待者 も明確 な 自党 かあ るの は 2割 強 に ととま って い る。 また虐 待 の 要 因では 介護 ス トレス と考え られが ちであ るが、実体は虐待者や高齢 者 の性格 や人格、 人間関係上 の 問題 に多 くは起因する こ とが明 らか とな ってい る。 2006年 4月 に「老 親虐 待」 か ら「 老人虐待 」 そ して「 高齢 者虐 待」 へ と概念 が 変容 しな か ら調査研 究や支援 の 方策 が検証 ・ 検 討 され、 ようや く「 高齢 者虐待 の F/ilL、 高齢者 の 養 護者 に対す る支援 等 に関 する法 律」 が施 行 され、虐 待防 止に向けて 本格的対応 が緒 に つ い た段 階 である。 1-2 「虐待」の概念定義 の検討 高齢者 に対する さて、 1ス 上の ような経緯 を経 た高齢 者差別・ 虐待問題 であ るが、高齢者に対する差別偏 見 の撤 廃、 さ らに虐待 につい ては 早期発見 ・ 甲期 介人支援 、 見守 りか ら未然防 止へ ときめ 「虐 待」そ の ものの 判断 細 やかな対策 と支援 ネ ッ トワー クの構築 がな され る 一方で、なお 、 について、疑 い や可能性 を含めて、現場 にお いて も混乱がみ られ るの も事実 であ る。 「 虐待」の 区分 そ の もの は、身体的虐待・心理的虐待 。州:的 虐 待 。経済的虐待 。介護 (養 護 )放 棄や IJt置 (ネ グ レク ト)の 5つ に明確 に整J里 されて い るものの 、 「虐 待」行為の 判断 にお いては、生命 の危険 が 脅 か された り、医療 的措置か必要 であ つた り、 また分離 介入か 求め られ るな ど「 虐待 」行為 が 断定 で きる場合 は明 瞭 であ るが、虐待が疑われ る場合 な ど では、 「虐待 」 に対する過敏 かつ過剰 「 虐待」 の察知や発 見が遅れ た り、 またその一 方で、 な反応 によ り、虐待概念の外延的拡 大がみ られた りして い る。 そ こで、 あ らためて「 虐待」 とは何か、 どうい う行 為を「 虐待 」 ととらえるのか とい う 定義基準 を考 えてみ る と、過去 20年 間 の研究成果 をも とにま とめ られた、第 2回 高齢化 世 界会議準備委 員会 一国連社 会経済会議 ―の 資料 にお いて も指摘 されて い るが、 これ まで先 進 国 や都 市部 での調査研究が主で、 い またに国際的 に通用する明確な厳然たる定義 が定 ま つてい る とは 言え ず、信頼 し得 る妥当な調査研究 も不 足 し、 対処 の ための 方法論 も確 立さ れて い る とは 言いが た い とい うのが事実 であ る。 -3- また、虐 待 を行 つて い る人が 虐待 を して い る とい う 自党 が乏 しく、また虐待 を受 けてい る高齢者 自身 もまた虐待 を受 けて い る とい う意識 が希薄であ る とい う調査 報 「 iも 数 々な さ れて い る現状 にあ る。家 族 とい う信頼関係 の うえに築かれ た関係 のなかで 行なわれて しま 被害双方 の認識 。自覚 の 欠如 に う「 見 えざる虐待・ 隠 す虐待 」であ る こ と、さ らには加害 。 み られ るように容認 。甘 受 とい う「許 され る暴力 ・許 す暴 力」であ る こ と、 また、過去の 人間関係 に起因するがゆえに加 害 者 vs.被 害 者の枠組 みで 単純 には とらえ られな い とい う 点 にその特質が認 め られ る。 心身 の健康維持 に必 要な 世話 をする介護者 によっ 「′ 虐待行 為の定 義 の 変遷 を概観 する と、 て、故意 に身体的な 苦痛 、怪我あ るいは 衰弱 させ るほ どの精神的 苫痛 が 与え られる こ と、 また 不当に監 禁 され た り、 あ るいは故意 に t ltF利 や財 産な どを )奪 われ た りす る こ と」 と 1979年 に明示的 に定義 されて い るのがお そ らく初 出であ ろうか と思われ る。故意であ る こ とが前提 とされ ているのが特徴であ る。 2ヽ 要 と して い る高 齢者 に対 して、身体的 そ の後 、 1988年 には「 結 果 として、介護 な どを′ あ るい は精 神的危害 を加 えた り、無視 ・ 怠慢 とい う状態 を生み出す ような、あ らゆ る行為 ゴ為お よび行動は、家族成員 あるいは フ ォー マル、イ ンフ お よび行動であ る。そ の よ うなイ ォー マ ルな介護者 に よって なされ る」 と定義 づ け られ る に至 る。結果 として、 とい う認識 が 導 入され る とともに、 行為 自体 は きわめて包括 的 にな つてい る。 さ らに、前述 の 2002年 の 第 2「 ]高 齢 化世 界会議 準備委 員会 一国連 社会経済 会議 の資料 ― にお いて は、 「 高齢者 に対 して、結果 として危 害 を加 えた り、苦痛 を与える こ ととな る、信 一 頼関係 の うえに築かれ た予期 しうる適切 な行為を 欠いてい る事態、単 あるい は繰 り返 し て行なわれ る行 χ3」 くthe British Charity Action on Elder Abuse 1993〉 とい う イギ リス ′ 「 高齢 者 の定 義 が採 用 されて い る。わが国 においては、 2006年 厚 11労 働省資料 による と、 が他者か らの 不適切 な扱い に よ り権 利利益 を侵害 され る状態 や、 生命 。健康 ・生活が損な われ るような状態 に置かれ る こ と」 と定義 づ け られて い る。 虐 待行 為の定 義 の精級 化 に よって、虐待 の理解か 身体的あ るいは 精神 的 に危害や苦痛 を 与 え る とい う行為その ものか ら、信頼関係 の うえに築 かれた 予期 しうる適切 な行為を欠 い てい るか とうか とい う点 に収 敏 されて きて い る こ とがわ か る。 どの ような行為が虐待 であ る とみ な され るの か、 その 基準が曖味であ り、 グレイゾー ン が 存在 するなかで、信頼関係 の うえに築 かれた予期 しうる適切 な行 為を欠 いてい るか どう か とい う判断基準は、 高齢者差別・ 虐待 の 理解 に大 きな示唆 を与 えて くれ るもので あ る。 -4- 「不適切な対応」の視 点の導入 高齢者 に対 する 1-3 日本語 にお いて は、往 々に して高齢 者虐待 は「 Elder abuse」 とい う 1]業 で表現 され るこ とが 多 い が 、 欧 米て 言 及 さ れ る際 の 表 現 に 着 日す る と、「 Elder abuse」 mistreatment」 (も と「 Elder し くは maltreatment,ill― treatment)と に区別 して使 い 分け られて い る。 図 I-1は 、 ^般 的 レヘ か ら特 殊 しベ ル まで の 5段 階 に 分 け て、「 不適切 な 対応 'レ (mistreatment)」 と「 虐待 (Abuse)」 とを│ズ 別 して明示 した虐待構造 の 分類である。 この なかで、 「 下適切 な対応 {mistreatment)」 とは「 イ 頼関係 をり とするなかで起 こつ it中 山 [言 た高齢 者 に 対す る有害 な行動であ り、 きわめて強着:的 で 時 と して心身や社会経 済面 に害 を 与え、高齢者 の 人権を侵害 し、QOLを 貶 め る こ ととな る」 とされ、 「 虐待 (Abusel」 とは「 結 果 と して、高齢者 に危害 を 与える攻 撃的侵 襲的行為 。行動あ るい は脅迫 」とされ る。 レヘ ル Iの 高齢者を巻 き込 んた暴 力は、被害者 となる高齢者 と加害者 であ る介護 者との 関係性 の なかで起 こる「 不適切 な対応 (mistreatment)」 (レ ベ ル H)か ら、どの ように して 「 虐待 (Abuse)」 有害 な行動が行われた のか とい う、不作 為の 「無視・怠慢 (Neglect)」 と作為 の (し ベ ルHIIに 進 み 、さ らにその ような 有害 な行動が引 き起 こ され た意向が計 lmJ的 な故意 に よるものか 、あ る いは 発作的な未必 の 故意 による もの か を見極め る レヘ ルⅣ、 そ して 有害 な行動 を特定 し、 との ような こ とが行われ たかを明 らか に する レベ ルVに 至る。 これ に依拠 する と、虐待 とい うと、 レヘ ル IIl l` 人降 の 有害 な行動 の実態 に扇情 的 に関心が 寄 せ られ る こ とが 多いが、 一概 に虐待 とい つて も、 それぞれ に段 階 があ り、厳密には「 イ ( 適切 な対応 (mistreatnent)」 と「虐待 (Abuse l」 とに区分 してFl解 す る こ とか必要であ るこ Dか る。 とかオ 先の「 虐 待」 行為 の定義 「 高齢者 に対 して 、結 喫 と して危害 を加 えた り、 苦痛 を 与え る j為 を欠いてい る 事態 、 申 ´ こ ととなる、イ あ 「:頼 関係 の うえに染 かれた 予期 しうる適切 な争 る い は繰 り返 して 行なわれ るFj為 」に 立ち戻 る と、 ことして、危宮 を加えた り、苦痛 を 「結 男 与 え る こ と」 が「 虐待 (Abuse)」 であ り、 「 │[:頼 関係 の うえに築 かれ た 11難 Iし うる適切 な行 く適 切 な 対 応 (い て い る 事 態 、 単 一 あ る い は繰 り返 して 行 な わ れ る 行 為」 か「 イ 為をク lmistreatment)」 ととらえ られ るの ではないたろ うか。 -5- 一般 的 高齢者を巻 き込 んだ暴 力 レベ ル I ∼¨ ・`` “`・ ヽ .、 ..、 ・ ・ F「 「 Selimistreatmelll′ 自虐行 為 被虐待者 と ....、 A │` ▲ レベ ル II ..、 見知 らぬ 人 に よる犯罪 Elder rnistreatment 不適切 な対応 虐 待 者 との 関係性 有害 な 行 為 が行 わ れ た の か 不作為 脚 \ ネグレクト 専 門職 にあ る 間で / ネグレクト Abuse 不作為 作為 ︱ ど の よ う に して と レベ ル Ⅲ で 間 の 人 e s u は ヤ b ヽ 儡 ・ ヽ ヽ ヽ A 個 人的 な人間関係 ︱ ︱ ︱ ︱ ← レベ ルⅣ 有害 な行為を行 つた意 向 レベ ル V 有害な行為 の 具体的類型 特殊 図 資 沐斗:Hudson.M.F I-1 高齢者 に対する不適切な対応 (mistreatment)の 類型 と定義 et al``Elder AbuselTwo Native American ViewS Hudson,M,F “Elder mistreatment:a taxonomy with delnitions by Delphi Neglect 3(2)1991 -6- The Gerontologst 38-5.1998 Journal of Elder Abuse & 1` 人11の 理 解 をふ まえて、本研究ては、高齢者虐待 に関心か寄 せ られ、虐 待 が起 こつて し ま つた実態 の解 明 あるいは 虐 待処遇 ・ 介護 支援 に向けて の研究がな されて い る昨今、かか る虐 待研究 とは 一 線 をLnJし て、 日常生活場面 にお いて高齢 者 に 対 して意識的あ るい は無意 識的 にな され る、 いわば、結果 と して虐待 を引 き起 こす (ITttb14‐ の あ る)予 備段階 と して 位置 づ け られ る「 信頼 関係 の うえに築 かれた 予期 しうる適切 な行 為 を 欠い て い る事態、 単 一あ るいは繰 り返 して行なわれ る行為」 に 着目を して、高齢 者差811・ 虐待問題 を取 り上 げ るこ ととする。 さ らに、介護場面で の行 為 とい うこ とで被 介護者一 介護 者 (介 護 家族 )と い う特定 の 人 々 のみ を対象 にす るので は な く、 多 くの 人々によつて 日常 ′ li活 場 面で意 識的 あ る いは無意 識 的 にな されて い る行 為をFl題 と して取 り上げ、排 除 ・ 差別にかかわ る村会構造 の解 明 を 目 的 と した。 jt体 的 には 、老い を忌避 し高齢 者 を排 除 。差別する意識、さ らには虐待 (Abuse)で は な く 不適切 な対応 lmistreatment)の 実態 に焦点 をあてて、意識 と実態双 方か ら、現代 社会 に潜 む高齢者 を社会 的 に差 別 し、排 除 しようとする年齢 差別 (エ イジズ ム)構 造 を明 らか に し た い と考える。 本研究 の意義 は、 まず、 一般 層 を対象 と して、高齢者 に対する差 別意識や、 不適切 な対 応 か現代 社会 にお いて との くらい 行なわれて い るの か を把握 する尺́規模 な調 査であ る こ と、 さ らに年齢差号J(エ イジズム)の 意識 と実態 を解 明す る こ とが、延 いては「 虐待」 の 末然 防 止さ らには予防 に も寄 与する と考え られ る点 にあ る。 末然防 止お よび 予防 に寄 与す る点 か ら、高齢化教育 の 必要性 に も 言及 で きれば と考 える。 -7- Ⅱ 調 査 の方 法 2-1 調査項 目および変数の指標化 調 査内容は、基本属性 の ほか、身近 な老い や 介護経験 と して 要介護 高齢者 の 有無や祖 父 母お よひ 父母それそれ 介護経験 、扶養規 範、高齢者 イ スー ジ、Fraboniエ イ ジスム 尺度、 く イ 適切 な 対応 であ る。 詳 しくは、以 下の とお りであ る。 (1)基 本属性 年齢、性 号 職 業 (職 種 )、 学歴、居住地 (人 IJ規 模 )、 婚姻状況 (配 偶者 の 有無 )、 き J、 ょうた い関係 (続 き柄 )の ほか、現 在の 同居 の家族 員数お よび構 成 ズンバーの 内訳、健 康状態 、暮 ら しふ りをたずねた。 (2)調 査対象 者お よび家族が 介護 してい る高齢 者 の 有無 現在、高齢 の 近親 者を身近で介護 を して い る体験 が高齢者 へ の たりJ意 識や不適切 な 対 応 に影響 を及ほ すのではないか とい う仮説 の もとで、現在 介護 して い る高齢者 の 有無 の ほか、有 りの場 合には、 同居あ るいは別居か 、施 設・病Ьt入 所 のい ずれかをたずねた。 )護 経験 (3)祖 父母の状 況お よび介護経験 ・ 父母 の状 況お よび ′ 過去 の 介護経験、さ らには身近 な老いの 体験 が 高齢 音への 差号J意 識 や 4(適 切な対応 に 影響 を及ぼす とい う仮説 の も とで、祖父母 については 、父 な。母 /J別 に、 祖父母の状 況 (健 /[か どうか、 年齢 )、 同居経験 、 介護経験、親近感 をそれぞれ たずねた。 また、 父母に つ いて も、実親 ・義理 の 親別 に 、 父母 の状 :)せ (健 右'か どうか、 年齢 )、 )護 経験 、親近感 をそれぞれたずねた。 現 在 の 交流頻度、 ′ (41介 護 ・扶 養規範 家族 の 変容 ととも に、親子間 の扶養 介護 規範 も義務 か ら愛情 へ と変化 して い る こ とを ス、 まえて、 「 rど もが 、年 老 い た親 の 面倒 をみ るの は あ た りまえであ る」「親 が 、「1分 の 老後 を子 ども に頼 るの は あ た りまえで あ る」 「 子 どもや配偶 者な らば 、愛情 を も つ て親 や配偶 者 の 老 後 の 世 話 を 看る こ とがで きる」 をたすねた。 (51加 齢 に対 する意 ::卜 自党 ・ 高齢期 への 安 iく 「 年を とる こ と」 についての 意識 を、堀薫 人『 教 育老 老後 への 不安か高 まるなかで、 年学 の 構想』 (1999)を も とに、ポ ジテ ィブ項 目お よび ネカ テ イブ項 目を含めて、 以 下 -9- の 23項 目設定 した。回答は、 「 そ う思 う」 「 そ う思わな い」 の [1件 法 で得 た。 さ ら に 、 具 体 的 に、「 あ な たは 、 自分 の こ とを「 年 を と つ た 」 と感 じて い ますか 」 「 自分 の を問 い 、 4件 法 で加 齢 実 感 をたずね た 。 また、高齢 期 へ の 不安 に つ いて も、 高齢 期 の 生 活 を考 えて、 不 安 を感 じる」 か どうか を 4件 法 で た ずね た 。 (6)高 齢 者 イ メー ジ 。 。 。 高齢 者 の イ メー ジ を、以 下 の 19項 目か らな る SD法 で た ずね た。小 中 高 大学 /1i、 さ らに中高年 の思 い描 く老人 イ メー ジを が (中 野 199111994、 SD法 に よ って とらえる石サ l究 は 蓄積 があ る 人谷 ・松 本 1995、 占谷野ほか 1997)、 『 高齢 者』『 お 年寄 り』 を刺 容詞 をそれそれ 激概念 と してポ ジテ ィブ な形容詞 とネカ テ ィブな升多 19対 に して、イ メ ー シを答 えて も らつた。 (7)エ イジ ズム意識 Fral)oniら (1990)が 開 発 したエ イジズム尺度 (Faraboni Scale ofAgeislnIFAS)を も とに、本来 29項 [lで あ るが、原 llIら が探索的因 Jl分 析 結 果 か ら、「1本 の社会・ 文化的 文脈 に適 合 して い る、 :利 子負荷 量が高 い (0.5以 Fraboniエ イジズ ム尺度 (FSA)を 作成 してい る L)19項 Flを 抜粋 して、 日本語 版 (原 田他 2003)。 本研究 では、 これ に よ つて 、高齢 者 を社会 的 に排除 し、 差号Jす る意識 を問 うた。 「 65歳 以_Lの 高齢 者 やお 年寄 りに対 して、あ なたは どの よ うに思 われ 具体的 には、 ます か 」 と設 問 し、以 下 の 19項 目 に つ いて 、そ う思 う 一 まあ そ う思 う 一 どち らとも い え な い 一 あ ま りそ う思 わ な い 一 そ う思 わ な い 、 の 5件 法 で 回答 して も ら つた。 1. 多 くの 高齢 者 (65歳 1ス _L)は 、けちでお 金や物 を貯 めてい る 2、 、をつ くるこ とに興 味 がない 多 くの 高齢 者は、 諄fく か らの 友 人でか たま つて 、新 しい友 ノ 3. 多 くの 高齢者は過 去に生 きて い る 4 高齢 者 と会 うと、時 々 ‖を 合わせな い ように して しまう 5 高齢者 か私 に話 しか けて きて も、私 は話 を した くな い 、の集 ま りに よはれ た時には感謝 すべ きた 高齢者 は、 若い ノ も し招 待 されて も、 自分は老 人 ケラフの行事 には行 きた くな い 個 人的 には、高齢者 とは長 い 時間 を過 ご した くない ほ とん との高齢 者 は 、運転 免許 を 更新 すべ きて はな い 高齢者 には 、地域 の スポー ツ施 設 を使 つて ほ し くな い ほ とん どの 高齢者 には、 本人′ 坊 の 面倒 を信 頼 して任 す こ とがで きな い 高齢 者は、誰 に もi面 倒 をかけな い場 所 に住 む のか一 番た 高齢 者 との つ きあい は、結 構楽 しい -10- 11 兄をき くと悲 し (な ろ 最近 、 │]本 の 高齢者 の苦 しい状キ 15.高 齢 者か政 治 に発言 す るように奨 励 され るべ きた 11 ほ とん との 高齢 者はお も しろ くてlJ性 的 な メ、た ちた 17 で きれ ば 、 高齢者 と一緒 にltみ た くな い 18 ほ とん との 高齢 者は、 同 じ話 を何 度 もす るの で イラ イラ させ られ ろ 19 高 齢者 は、若 い 人よ り「(平 か 多い (3)高 齢者に 対する差号 偏 見の 有無 J。 エ イジズム意識 とはlllに 、社会全体で『 高齢 者』や『お 年寄 り』 に対する差 号」 や偏 があると思 うかとうか、その認知をたすねた。 'こ (9)高 齢 者との交流機 会お よひその評価 高齢 者1性 代 と交流 した り、触れ合 う機 会の 有無 を含め、具体的にどうい う機 会 が あ るのか、 交流機 会 の 内容 をたずね るとともに、それに対 する評価 を問 うた。 110)高 齢 者 に対す る不適切 な対応 高齢者世代 と交流 した り、触れ合 う機 会 があ る、も しくはあ つた 方を対象 に し て、 具体的 に「 年 老い た祖 父母・ 父fu」 や「 高齢者 。お 年寄 り」 に 対 して、次 の ような行為 を したことがあ るか どうか 、不適切な対応 の実態 をたずねた。 不適切 な対応の実態は、虐待行 為 の 予備的段階 に位置づ け られ る日常 生活場 面 での 高齢 者 に対 する「信頼関係の うえ に築 かれ た予期 しうる適切な行為 を欠いて い る事態、 単 一あ るいは繰 り返 して行 なわれ る行 為」 と して、教育 老年学、老年 く サ [究 成 果を参 考 心馴1学 、 老年 社会学 な どにおけ るイ 適切処遇 や 虐待認識 に関する石 に しなが ら、 高齢 者に 対する プレテ ス トや 事例検討 を繰 り返 した結果 、以下 の 15 「お年寄 り」とい うキー ワ 項 目によつて指標化 した。なお、行 為対象については、 ー ドを用 い た。 1,お 2 3 年寄 りに、こうすれば lAlる たろ うと気 づ きな が ら、 あ えて困 まらせ るような こ とをす る お 年寄 りに 、気 づ きなか 弓、 あえて 占 をか けない お 年寄 りに、早 くしな さい と急 き立て る 4.お 「 おばあち ゃん」 年寄 りを、名前 ではな く、 「 お しいちやん」 と呼ぶ 5,お 年寄 りか 、 一人で はで きな い とわか って いて も手助 けを しな い 6,お 年寄 りを、 人声 で しか リーlけ る 7 お 年寄 りに、幼 児 言葉 を _う l● 8 お年寄 りを、子 とも扱 いす る -11- 9,お 年寄 りに、日下に話す ような命 令口調で話す 10.お 年寄 りに、話の輪 のなかにメ、れ させないようにす る 11.お 年寄 りか ら話 しかけられても、所に えていても聞 こえなかつたふ りをする 12 お年寄 りに、できな かつた り、失敗 したことを責め立てる 13 お年寄 りに、聞こえ るように嫌味を言 う 11 お年寄 りに、関わ りたくないので、放 つたらか しにする 15 。 高齢者やお年寄 りの必 要な世話 (食 事 lJl泄 ・入浴な との 介助 )を わかつていて しなかった り、手オ 友きをする 111)生 活 満 足感 現 在 の 生活満 足感 に つ い ては、LSIK 9項 │]お よ び「 全 体 と して、現 在 の 生 活 に と の 程 度満足 してい る か 」 に よ つて 把 握 した。 2-2 調査対 象 の確定とデータ収集の方法 調査 対象 者の抽 出お よび調 査 の実施 に際 しては、調査 会社 (社 団法 人中央調査社 )に 依 しデ ー クか ら近畿 二府 四県 ×都市規本 掟号Jの 頼 して個人サ ンプ リ し、「 京都 市・ 大阪 市・ 神戸 市 40歳 以 :30」 「 その他 の 市 :76」 「 町村 :9」 11推 定母 集団を算 出 の 比率で、 40歳 以上 を 5歳 階級 別男女 16グ ルー プに分けて、そ こか ら各 115名 の配 分を考 えて対象者 を抽 出 し、 計 1840人 に対 して郵送留め 置 き法で配 票 し、 1104票 回収 した (無 効 票 6票 を除 く)。 1-3月 であ る。有効いl収 率 は 60.0%。 調 査年 llは 2006年 40歳 以 11に 調査 対象 者を設定 した意図は、介護経験 との 関連 を把握 する関係 か ら親 の加 齢 ととも に 介護役割 を担 う世代 と考えた こ とによる。 40歳 *SIZE l *SIZE 2 母集 団 *SIZE 3 規模 の基 準 以 上 人 口 (2005331住 基 人 口) 京都 市 、大 阪市 、神 戸市 その他 の市 町村 総人 口 (住 民基本台帳人 口) *SIZE 2 *SIZE l 1 滋賀県 2 京都府 3 大 阪府 *SIZE 3 *TOTAL 606892 85936 692828 741070 522832 111500 1375402 1324809 3058300 105659 4488768 -12- ケイ 1950478 209882 2964452 奈 良県 599742 177621 777363 和歌 山県 426433 184583 611016 7164677 875181 10909829 639722 0905847 7303068 7811584 5511148 1 175316 1449805 1396475 322374 1 113747 4731589 8475896 205599 2212356 3124815 6321853 1872295 8194147 449501 1945681 6440691 7552253 9225242 4 兵庫 県 5 6 ゛ ・ ホシユウタン 804092 2869971 115か ら比例 配 分 3025223 調整後 6 7 1 15 ^υ 8 1 14 32 1 47 8 21 2 31 8 ^U 5 2 76 9 ・ 30 2 115 1840ベ ースでは・ 公υ 会υ n0 128 aυ 96 112 240 公υ 752 224 512 128 336 32 496 96 32 128 80 32 112 1216 144 1840 480 なお 、 分析 につ いて は SPSSを 用 い た。 -13- 2-3 2-3∼ 調査 対象者 の属性 1.年 齢 年齢 区分は、 40歳 以 J15歳 階級 別 に男女 16グ ルー フに分 けて、そ こか ら各 115名 の配 分を考 えて対象者 を抽 出 した こ とによ り、各年齢 区分はほ ぼ均分 とな つてい る。 AGE 年齢 区分 イ 子効 2 45‐ 19 55‐ 59 1 133 146 133 8 75‐ 150 136 合計 11()1 1()00 く│:ill直 ンステム多 3 6 65‐ 69 7 70-74 1104 平均値 603 標準備 差 11.9 康ンjゴ 直 40.0 最大値 91.0 1 “ 145 4 合計 性別 , 夕ご員イ 直 (う F‘ 1 r1 6()‐ 一 セ)ト 118 130 コ 島0‐ 54 116 , } 128 ││° に, , 4()-14 有効 r‘ り“ 1 度数 AGE *年 齢 区分 男性 度数 % 2 女性 度数 % 度数 % 4 5 6 7 8 54 55‐ 59 60-64 65-69 70-74 75- 3 1 2 40-44 45‐ 49 50‐ 年齢 区分 合計 57 49 60 63 68 76 67 73 513 11.1% 9.6% 11.7% 12.3% 13.3% 14.8% 13.1% 14.2% 100.0% 71 78 70 66 77 70 79 77 588 12.1% 13.3% 11.9% 11.2% 13.1% 11.9% 13.4% 13.1% 1000% 128 127 130 129 145 146 146 150 1,101 11.6% 11.5% 11.8% 11.7% 13.2% 13.3% 13.3% 13.6% 100,0% -14- 2‐ 3‐ 2. 1生 号 J 性 別は、男性 514人 (4(;6%)、 女性 59()(53.4%)で あ る。 ││° ― セント 1 男性 514 466 2 女1生 590 534 1104 100.0 有効 ︿[ 2‐ 3‐ 有効 度数 性別 3.職 業 j職 4(,3人 (426%)、 無職 628人 職 業 の 有無 では、 イ (574%)で あ り、職 種の 内訳は、 主婦 ・ 主夫、学 41、 無職 の ほかは、 1ス 下の ようにな つて い る。 職業 の有無 li23 l 有職 463 システ 欠損 J、 18 llal 1104 職業 度数 有効 チ ―セット │° 1 事務職 116 10.7 2 商 工 ・ サー ヒス業 113 10,4 1育 J里 蝸 裁 52 4.8 専門職 106 9,8 労務職 62 5,7 農林漁業 14 1.3 368 33.9 学 :│: 2 0.2 無職 253 23.3 1086 100.0 3 4 5 6 7 8 9 主婦 。主 メ 合計 欠損 値 1000 1086 合計 有効 ―セツト “ 無職 ││° , () イ ↑言 十 欠│:i値 有効 ¨め ・ 有効 度数 'ス ム多 くま テ 員1貞 18 1104 合言│ -15- 2‐ 3‐ /1.学 歴 学歴は、高校卒 か 458%を 占め、大学 。大学院卒が 210%で ある。 有効 1 中学校 183 16.8 2 3 4 5 6 高校 500 45,8 63 5.8 短大・高専 117 107 四年制 大学 214 196 15 14 1092 100.0 各種専門学校 大学院 合計 欠損値 12 システム欠損値 1104 合計 2‐ 3‐ 5.居 住地 居住地 では、大者F市 21)4%、 中都市 61.4%、 町村 92%で あ る。 有効 1 大阪市 ・ 京都 可r・ 神 戸 2 3 大阪 朽・ 京都 市・ 神 戸 市以 夕 ヽの ││° ―セント 324 29、 4 677 61.4 101 9.2 1102 100.0 ││ゴ ││」 町村 合計 欠lttlll 有効 度数 市町村 2 テ′ 、 シス 欠損値 1104 合計 2‐ 3‐ ・ 有効 ハ―セント 度数 学歴 6. 婚 姻 状 1兄 有配偶は 839%、 離死別を含む独身は 16.1%で ある。 有効 1 2 結 婚 している 922 83.9 独 身 である 177 161 1099 100.0 合計 欠損値 有効 ハーセント 度数 婚姻状況 5 システム欠損値 1104 合計 -16- 2‐ 3‐ 7.続 き柄 長男 。長女は 48.3%、 次男 。次 女は 264%、 :男 。三女ほかは 20、 きょうだいが 8%、 いないのは 41%で ある。 続 き柄 1 2 有効 1° 長男 241 22.0 長女 288 26.3 3 1欠 男 132 12.0 4 ,欠 女 158 14.4 5 [1・l]│ま 力。 118 10.8 6 :■ 女ほか 110 100 5 0.5 45 4.1 1097 100.0 7 その他 8 兄弟 は いな い ︵[ 、 バテノ 欠損 lFl 欠lit値 7 1104 f)言 十 2‐ 3‐ 8。 有効 チ ―セント 度数 同居家族員数 同居 の 家族員数 は 2人 暮 らしが 34.1%と も つ とも多 くな っている。 平均では、 3.2人 と な つて い る。 家族 員数 有効 11人 80 7.3 2 2人 375 34.1 3 3人 221 20.1 4 4人 207 188 5 5人 114 10.4 6 6人 70 64 7 7人 29 2.6 3 0.3 1099 100.0 8 8人 以 上 合計 欠損値 有効 ハーセント 度数 システムタ‖員1直 5 1104 合計 -17- 2‐ 3‐ 9。 同居家族構成 偶 が 80.4%、 独居は 同居家族 の 内訳 では、 有西こ 同居 の 家族構 成 74%で あ る。 ゜ 有 効 ハ一セント 度数 祖父 1 いる 2 02 祖母 1 いる 4 04 父 1 いる 72 66 母 1 いる 160 14.6 配偶者 1 いる 879 804 息子 1 いる 444 40.6 娘 1 いる 381 349 婿 1 いる 12 11 嫁 1 いる 68 62 孫 1 いる 83 76 きょうだい 1 いる 10 09 その他 の 人 1 いる 10 09 一 緒 に暮 らしている人はいない 1 はい 81 7.4 2‐ 3‐ 10.健 康状態 健康状態 は、まあまあ健康および非常に健康をあわせると、健康な 人は 851%で ある。 有効 1 病気 がち 2 3 4 51 4.6 健康 に自信 がない 112 10.2 まあまあ健康 772 70.2 非常 に健康 164 14.9 1099 100.0 合計 欠損値 ・ 有効 ハ―セント 度数 健康状態 5 システム欠損値 1104 合計 性 別 に、 年齢 区 分別に健 康状態 をみてい くと、次 の ようにな つてい る。 力 Π齢 とともに、男性 では 65歳 lス 上 、女性 では 60歳 以 上で健康 に 自信 がな くな り、病 気 が ちにな って い く。 -18- 健 康 状 態 と 年齢 区分 と 性別 のクロス表 AG匡 1 病気がち 2 3 4 5 6 7 40-44 45-49 50-54 55-59 60-64 65-69 70-74 2 37% 74% 状態 2 健康 に自 i言 3 がない まあまあ 健康 4 非常 に 健康 合計 5 111% 健康 1 病気 がち 2 健康 に 自信がない 3 まあまあ 健康 4 非常 に 健康 合計 2‐ 3‐ 11.暮 44% 3 111% 111% 7 2 15.6% 44% 5 5 6 27 18.5% 18.5% 22.2% 1000% 6 8 7 8 45 133% 178% 156% 178% 1000% 2 74% 32 45 50 54 57 44 49 370 105% 8.6% 12_筋 13.5% 14.6% 154% 119% 132°/。 1000% 11 14 5 8 6 6 ¬1 9 70 15.7% 20.0●4 157% 129% 1000°/c, 57 49 1 4.2% 状態 2 3 合計 39 111% 2女 性 1 5 7 健康 1 1男 性 8 性別 年齢 区分 96% 2 83% 114% 86% 86% 60 63 68 76 67 72 512 117% 123% 133% 148% 131% 141% 1000% 0 2 7 3 8 24 83% 29,2% 125% 33.3% 1000% 7 10 11 67 1 4.2% 00% 8 9 11 119% 13.4% 16.4% 104% 149% 164% 1000% 54 50 46 54 45 60 54 400 135% 12.5% 11.5% 135% 113% 4 135% 1000% 24 20 11 11 8 10 6 3 93 25,8% 21.5% 118% 118% 71 78 70 66 75 69 79 76 584 122°/。 134% 120% 113% 128% 118% 135% 13.0% 1000% 9 134% 37 93% 2 71% 30% 86% 108% ら しぶ り 経 1斉 状態 をたずね た と ころ、ゆ と りの 有無 にほほ三 分 されてい る。 -19- 15.0● 65% 32% 1000% 暮 らしぶ り 有効 ゜ 有効 ハ一セント 度数 1 まつたくゆとりがない 2 3 4 93 8.5 あまりゆとりがない 442 40.2 まあまあゆとりがある 546 49,7 18 16 1099 100,0 リト常にゆとりがある 合計 欠損値 5 システム欠損値 1104 合計 暮 らしぶ り * 年齢 区分 *性 別 AGE 男円1 1 2 ようたく。 )と りかない キ,ま り,ф と│か な ある まあまあゆ とりうヽ 非常に│)と りが1)イ , 1 2 3 4 5 6 7 40-44 45-49 50-54 55‐ 59 60-64 65-69 70-74 7 12 5 6 9 2 6 51 78 13.7 23.5 9,8 11.8 17.6 3.9 11.8 100.0 30 15 27 25 30 27 31 23 208 14.4 7.2 13.0 12.0 14.4 13.0 14.9 11,1 100.0 21 27 21 33 30 39 33 43 247 8,5 10.9 8.5 13.4 12.1 15.8 13.4 17.4 100.0 2 0 0 0 2 1 0 0 5 400 0.0 0.0 00 400 20.0 0.0 0,0 100.0 │ 60 63 68 76 66 72 511 11.7 123 13.3 149 12.9 141 100.0 11.2 │カ あ まりゆと ヤ 3 まど,ま ふゆ と り1ヽ ある 非常に:0と りがある 合計 9 6 4 . 9 4 57 合言 合計 5 8 7 1 年齢 区分 7 6 5 4 6 7 3 4 42 16.7 14.3 11,9 9.5 14.3 16.7 7.1 9.5 100,0 37 31 30 26 30 22 33 23 232 15,9 13.4 129 11.2 12.9 9.5 14.2 9.9 100.0 27 40 33 31 40 38 42 47 298 9,1 13.4 11.1 10,4 13.4 12.8 14.1 15.8 100.0 0 1 2 5 0 2 1 2 13 0.0 7.7 15.4 38.5 0.0 15.4 7.7 15.4 100.0 71 78 70 66 76 69 79 76 585 121 13.3 12.0 11.3 13.0 11.8 13.5 130 100,0 -20- Ⅲ 属 性分析 3-1 一 性 別・年 齢 分 析 を中心 として 一 要介護高齢者 の有無 現 在、身近 で 自分も しくは家族か介護 して いる高齢者が い るか とうか を尋ねた結 果、 84.0%か いない と回答 し、同居も しくは511居 、施設・病院 入所の 人は 16.0%で あつた。 性別にみて も有意な傾向がみ られる程度 に ととま り、顕 著な差異はなかった。 l ;性 にお いて年齢 による影響は有意な傾向が認め らオ 性写J。 年齢区分別 にみた ところ、ワ るに ととまつたが (pく ,10+)、 女性 においては 、年齢による有意な影響 かあ り(pく ,001***)、 50歳 後半 に 介護を担 ってい る割 合か高 くな つている。 1 図表 3-1-1要 介護高齢 者 の有無 5442 圏 1 いない □ 2い る一同居 圏 3い る一別居 図表 3-1-2性 別 と 要介護高齢者 の 有無 のクロス表 要介護高齢者の有無 1 4 性別 1 男性 2 女性 度数 度数 合計 いる 一同居 いる一別居 431 40 21 18 1 510 845。・ 7.8% 41% 35001 1 00 0ql 486 30 38 28 1 582 2q6 6.5% 48%│ 100000 5 84000 ' 4 9171 7 │ 度数 1 設・病院入所 いない 835。 も 合計 │ いる一施 59 1 54%1 46 42%1 1000% p〈 -21- 1092 10+ □表3_1・ 3性 年齢区分と要介護高齢者の有無 11・ 010要 介 誰高::者 1男 性 pく 10+ 140・ 44 47 32.5% 246‐ 49 47 950% 3 50‐ 54 6 00・ 04 6 05・ 69 875・ 合計 2女 ll,く 001漏 140・ 44 245・ 40 3 F」 0‐ 54 4 65・ 59 5 00‐ 04 0 05・ 00 770・ 74 875‐ 合計 8 411る ― 施設=病 院入所 3い う-11居 合計 2 2 57 35% 3i% 1000% 2 0 49 41鴨 0%│ 100016 6 1 60 100% 17% 1000% 50 5 3 5 63 79411 70% 48% 70% 1000% i6 3 2 2 [8 :2400 110% 29% 9% 1000% 30 7 000% 031b 10% 6] 5 2 000% 75% 00% 32 4 3 1 300% 57% 43% 14% 100,Oll 410 40 21 10 500 045% 70% 4.│% 35% 1000% 34 2 : 1 70 91.4% 29% 43% 14% 1000% 7: 75 │ % 0 % 770・ 74 0 48 000% 4 55・ 50 10 6 % 0 % 5 % 2t略 ― 同居 1い な ││ 1000% 67 1000% 7] 00 0 9 ] 84.0% 00% 11510 30% 1000% 52 : 7 3 7[ 743% 43% 10090 114% 10001 46 7 10 4 6[ 63.2% 106% 152% 01% 1000% 7[ :3 2 6 5 820% 26% 70% 6011 10]31 00 4 2 3 6: 87.O10 6806 29% 40% 10001 00 7 2 71 87.2% 00% 2.0% 100001 │ 1 3% 2 7i 27% 10001 66 i 90411 30% 0091 484 30 38 28 531 83.4% 5211 00% 4,0% 10001 -22- 3-2 祖父母 の状況および介護経験 祖 父母 が健 る:か どうか、 さ らに同居経 験 かあ るか どうか、介護経験 があるか どうか 、711 父 母 に対 して親近感 を い た いて い るか とうか をた ずね た結果 は下 記 の ようにな つてい る。 40歳 人上で、祖 父母が健 在であ る割合 は、 祖母 2%前 後、祖 父 0.5%以 下 に ととまる。 1` また、 父 方同居 の経験 が母 方 に比 べ て 倍以 _11多 く、 介護経験 では 父 有祖母で 1割 い るに と どまる。9害 」も しくはそれ以 ]_の 人 々か祖 父母 の 介護経験 を身近 に もたな い。 親近感では、 わ すかであるか、母 方祖 父母 への親近感が 父方 祖父母 よ りも高 くな つてい る。 図 表 3-2-1 祖父母 の状況 健在 かどうか 父 方祖 父 有効 ハーセント 母方祖母 3 0 1 1 0 0 00 ・ 有 効 ハ―セント 2病 気がち・要介護である 有 効 ハーセント 6 02 母方祖 父 0 1元 気にしている 父方祖母 有 効 ハーセント 13 12 9900 9307 8200 9105 1 -緒 に住んでいる 126 14.5 33 42 2 -時 、一緒 に住んだことがある 131 185 60 10.2 3 -緒 に住んだことがない 744 67.0 907 856 健 在 の祖 父母の平 均年齢 同居経験 介護経験 71 104 2 ない 929 896 6 9 とても好きだ 113 163 15.6 225 まあまあ好きだ 194 251 209 269 あまり好きではない 52 65 16 25 まつたく好きではない 09 12 02 03 633 509 616 478 ある 3 7 3 1 71 929 親 近感 2 3 覚えていない -23- )護 経験かある割 合を比較 したところ、女性 のほうが 男性 よ りも 次 に、性別に祖 父母の ′ 卜護は、女性 の よ り多 くの 介護経験 を有意 に有 して いた lpく ,05*)。 と くに父 右祖母の ′ 12.5%が 経験 していた。 図表 3-2-2 祖父母 の介護経験 あ り 140%2096000/800/0600/040%200/000% 父方祖 父 父方祖母 ☆ ★ 母方祖父 + 母方祖母 + 00%20%40%600/o30%100° /o4200/o4400/0 性 別 。年齢区分別 に祖 父母 の 介護経験「 あ り」の 害1合 をみて い くと、 70歳 代前半 の 女性 は 父方祖 父母の 介護 を多 く経験 し、40歳 前 11の 女性 は 父方 母方祖 母の 介護 を経験 してい る。 ―― 図3-2-3性 別・年齢 区分 祖 父母 の介 護経験 父方祖 父 2009。 父方祖母 ― ‐‐ ■‐‐母 方祖 父 1809。 一 母 方祖母 16000 1409b 12.09。 10096 800/O 厚Vttt^ト ダ ー . ト │ 6.00/D 4000 2.0% 峙 嘔L_三 _ 1-グ ニ ‐ ′ X/` そ ー ヒ 1 IIr″ V 1 ノ ム /″ TIゴ │ `ミ む― J準 工 ■ ≒ 子 一 ― ■―――― /上 ..ノ 卜■ 00011 ︱ ︱I 44.491541591641691741 1男 性 浙 薔 1街 為 一 L 1 -24- 2女 h為 性 ′ 先 │ 3-3 父母 の状況および介護経験 父母お よび義 父母 の状況では、父親は約 20%前 後、母親 は 40%1丁 ]後 健 在であ る。同号J居 では、義 父母 とは 8害 1か りJ居 で 年 に数日程度 のつ きあ いであ る。 介護経験 ては、 父母 の 介 護経験 に比べ て、義 父 母の 介護経験 は少な く、 7,8害 Jが 介護 の経験 がほ とん どもたな い。 図表 3-3-1 義母 義父 母 父 ゜ 有 効 ハ一セント ゜ 有 効 ハ一セント 有 効 ハーセント ・ 有効 ハ―セント 186 326 181 39 88 44 7772 7761 7636 7724 一 緒 に住ん でいる 。 いた 402 396 」60 205 一緒 に住んでいない 598 604 840 795 父母の状況 健在 かどうか 0 平均年齢 4 2病 気がち・要介護 である 3 8 3 1元 気 にしている 同居経験 1 2 交流 1 ほ とん ど毎 日 361 379 169 222 2 週 に一 回 以上 127 147 79 90 3 月 に一 ∼ 二 回 185 217 173 214 4 年 に数 回 223 202 30_8 317 5 ほ とんどない 105 55 270 156 とても多くの経験がある 130 174 80 120 少しは経験がある 275 315 145 201 あまり経験がない 143 134 101 107 まったく経験がない 453 377 674 572 とても好きだ 508 625 271 278 まあまあ好きだ 410 32.1 551 550 あまり好きではない 64 42 120 12、 8 まったく好きではない 19 1.3 5、 8 44 介護経験 親近感 -25- rL別 に父母の 介護経験 をみて い くと、男性 よ り女性 の ほ うが 父母 の介護、 義父母 の介護 をよ り多 く経験 して い る。 介護 役割 を女性 が拠1つ て い る状 況 が認 め られ る。 と くに義 父 母 の 介護 にお いて 、女性 が担 つている こ とが顕著である。 図表3-3-2父 母の介護経験 ェ 男性 キ 嗽 ー ー十 女性 男性09 女性 ■1と ても多くの経験がある │ │ 1目 2少 しは経験がある 3あ まり経験がない │口 lリ 選塑堕霊 チ整⊇上≦ 。 次 に性 別 。年齢 区分別 に父母 の 介護経験 をみてい くと、 父の 介護 は性 別 年 齢区分別 に 有意 差は認め られ な い。 しか し、 母の 介護 では 男女 ともに 年齢 による 有意 なた只が認め ら れ (pく .001***)、 男性 では 70歳 前 半、 女性 では 50歳 後半 と 70歳 前半 にビー クがみ られ る。現在 介護 を してい る世代 と、過去 に 介護 を した世代 であ ろうか。 また、義父 では 女性 のみ に 差 が認 め られた (男 性 pく (p〈 .05*)、 ,01**女 性 pく また義母 では男女 ともに年齢 区分 に よる有意 な .001***)。 義 父 の 介護は女性 の 5()歳 後半 に、義 母の 介護は女性 の 60歳 前半 に現在 介護世代 が、また 70歳 前半 に過去 に 介護 を した世 代が み られ る。 男性 に とつては母 の 介護 を 70歳 前 11に 担 うの みであ るか、女性 に とつては、各年齢 区 分 で、母 、義母、 父、義 父の 介護が次 々に担 つてい る こ とがわかる。 -26- の割合 図表3-3-3父 母の介護経験 「あり」 100'0 90'o 80'` 700。 60% 5000 40。 0 ノ 3000 ` ぉ_4´ ・▲ ‐ ▲ ´ 200。 \^,',.t-L-l-*/ 10'。 ″ 0♀ 。 1舎 J妾 1妾 ll il寺 │>士 . 1男 性 3-4 ili舎 lil嶺 寺1永 2女 性 介護・扶養規範 介護 ・扶 養は、 73.5%が 子 ともの 義務規範 と して、80.0%が 親 子・ 力 の 愛情規範 と し 1/ni・ て とらえてい る。 │'1分 の老後は 子どもを頼 りに しないか 52.8%と な つてい る。 │口 │ とてもぞら恵う ] 図 表 3-4-1 口2ま あまあそう思う │ 口3あ まりそう思わない │ 0% 10% 介 護・扶養 規 範 20・ 0 L'4志 2上 くそう思わなL 3001 40% T 子ともの務め 親の面倒 自分の老後 子ども頼り 子どもや配偶者愛情を持つて老後の 世話を看る -27- 50% 6001 70% 80% 9090 100% 図表3-4-3性 別・年齢区分別 介護・扶養規範 「そう思う」 割合 一 ―¬ 10000 ― │ 9090 800。 ″ ° _│ 700。 `′ 60。 , ロ 50aO ヽ‐"●・ .. 40% . ゛ ` ど _」 ‐ ` 月 ′ -0-子 1 ■‐‐老後は子ども頼 り …… 男性 女性 pく 10+ 30% 2000 1000 ― │ 愛情 で看る 男性 pく 01** 女性 pく 001*** 〇ヾ︱ゆ寸 N で010せ 一 ︱ゆ卜 ∞ 守トー〇ト ト ΦΦIいΦ 0 ヾ010Φ 崎 絆L ︲︱ 男 Φ崎︱ゆい せ ヾゆ︱OЮ ∞ 0マーゆ寸 N 3-5 寸寸︱〇寸 一 0・ O どもの務め 男性ns女 性ns 2女 性 加齢に対する意識 (1)全 数 「そう思 う」と答えた項 IIの うちもつとも多か つた項 目は、 「 体力が落 ちてい く」(1)38%) 次 いて、 ヒに近 づいてい く」(71)6%)「 人生の残 り 「記憶力か悪 くなつてい く」(84.5%)「 タ 時間が少な くな つてい く」 (785%)「 健康状態 か悪 くな つてい く」(766%)「 人生を振 り 返 るようにな つてい く」 (738%)の 順であ つた。 もつと 逆 に「 そう思わない」 と答えた項 目では、 「 人間が完成されてい く」 (646%)力 ` L会 生 活か開けて い く」 (('3.5%)「 家族 に頼 られるようにな つてい く」 も多く、次いで「 ネ ((,14%)で あ った。 「 そう思 う」 「 そう思、 わない」ほぼ同%で あつた項 目は、 「 よ り自分 らしく豊か になって い く」(473%)(507%)「 社会生活か ら離れてい く」(17.1%)(5().4%)「 物事を柔軟 に考 えに くくなつてい く」(.476%)(50%)「 大 きな変化が待 つて いる」 198%)(476%)で あ つ (′ た。 -29- (2)ll号 」 カ イニ乗検定で差のあった項 目は、23項 │]中 下nnLの 7項 日であ つた。 「大 きな変化 が待 つている」 ]性 (44.9%)女 性 (568%)『 そう思わない』 『 そう思 う』 ワ 男rt(551%)女 性 (43.2%) ]性 (83.7%)女 性 (78%)『 そう思わない』ワ 「死に近づいていく」 〕 ヤL(163%) 『 そう思 う』ワ 女性 (22%) 「知恵や人生経験が豊か になってい く」 『 そう思 う』 男性 (633%)女 性 (715%)『 そ う思わない』 男性 (36.7%)女 性 (28.5%) 「 いろいろなものを失つていく」 『 そう思う』 男性 (56.3%)女 性 (50.8%)『 そう思わない』 男ヤL(437%)女 性:(41).2%) 「 人生の残り時間が少なくなつていく」 『 そう思 う』男性 (82.1%)女 性 (769%)『 そう思わ ない』 男ヤli(]79%)女 性 (23.1%) 「物事を柔軟に考えにくくなつていく」 『 そう思 う』 男性 (51.9%)女 性 (4(30%)『 そう思 わない』 男性 (481%)女 性 (54.0%) 「 よ り自分 らしく豊かにな つてい く」 『 そ う思 う』男性 わない』 男性 (423%)女 性(53.6%)『 そう思 (577%)女 性 (464%) 男性が多か つた項 目 (コ シック体)に 比べ、女性が多か つた項 目 (太 字)は 年をとるこ とに対 しての期待感や これか らの 人生を ]歌 する姿勢などフラス思考がうかがえる。相反 1誌 して男性 の場合 はマ イナス思考 と受け取れる。 しか し、平均余命がり ;性 の方が短いこ とを 考えると残 りの 人生が短いことに対する反応 ともうけ とれる。また、殻 に とじこも りがち な男性 の姿か うかかえる。 -31- 質問項目 tヽ そう 思わない 100,0 800 ∞.0 そう 思う 却0 40.0 llIIlmm になる よう ろ ろな人と 付き 合う tヽ ができるよう になる た こと 自 分のやり tヽ 大きな 変化が持つている │ なつてい( 記憶力が悪〈 自 分の自由な時間が開けてい( 脚 セスで大き みら れない 自 然なプロ な変化は ‖IⅢ IElttlllllllllllllllllIEIⅢ 硼口 ' 硼皿脚珊珊皿剛珊 死に 近づ てい( llIElllllllmlⅢ I即 tヽ ] ‖ Л lllnflll Ⅲ硼口 知恵や人生経験が豊かになつてい( 社会生活が開けてい( いろいろなものを失つてい( 離れてい( 社会生活から て〈 人生の残り 時間が少なく なつ tヽ 人間がまる(な つてい( になつてい( 頼ら れるよう 家族に よう の ただ同じ な日々 返し 繰り ― てい( なっ 健康状態が悪く れていく 人間が完成さ になっ て( 人生を 返るよう 振り tヽ 人と てい( 合 が減つ 付き tヽ てい( 考えに〈く なつ 物事を柔軟に ていく より 自分らし(豊 かになっ になっ よう てい( 家族に負担をかける 体力が落ちてい( oo m.o 上段1男 性下 段1女 性 (%) 図表観 400 60.0 上段:男 性 下段1女 性(%) 性別にみる加齢に対する意識 -32- 80,0 (3)性 別 。年齢 階層別 (『 そ う思 う』 の 回答が多か った もの) 1.「 い ろい ろな人 と付 き合 うようになる」男性 57.3%、 54.4% 女性 図表 3‐ 5‐ 3 イ │:齢 では 75歳 以上が最 も多 く、 65-69歳 、 70-74歳 の順 に多か っ た。 も つ とも少なか つた年代は、 50-54歳 、次 に 55-59歳 、 45-49歳 で あ つた。 男女 別の 年齢 階 FIS別 では 男女 ともに同 じ傾 向。 300/0 40070 70% 500/0 80010 9016 10000 40-44(57A) 45-49(49A) 50-54(60人 ) 55-59(62人 ) 轟 6■ 」 %詰 :4遇 % │ 60-64(68A) 65-69(75A) 70-74(65人 ) 75-(68人 ) 合 計 (504人 ) 6.2 年齢階層別「もヽ ろいろな人と付き合うようになる」(男 性 ) 1000 40070 60% 7000 _E塩」 8000 90% 100% 40-44(71A) 45-49(78A) 50-54(69A) 55-59(66A) 60-64(76A) 65-69(69人 ) 70-74(73A) 75- (70A) 合 計 (572人 ) 任戯階剛 唾堕 型 螢 -33- ui包 整 ___盤 霊 劃 2,「 自分 のや りたいことがで きるようになる」男性 54,1%、 女性 52.5% 図表 3‐ 5‐ 4 年齢 では、 75歳 以上、 65-69歳 、 70-74歳 の順 に多か つた。 少 ない年代 は、 50-54歳 、 45-49歳 、40-44歳 の順 であ つた。 男女別 の年齢 階層 別では、男性 は 70-74歳 、75歳 以 上の順 で多 く、女 l10は 75歳 以上、 65-69歳 の順 に多 か った。少なか つた年代は、 男性 では、 45-49歳 、 55-59歳 、5054歳 の順 で、女性 では、 50-54歳 、 45-49歳 、 40-44歳 の順 に少 なか つた。 40-44(57A) 45-49(49A) 50-54(60A) 55-59(63A) 60-64(68A) 65-69(75A) 70-74(65A) 75- (67A) 合 計 (504人 ) 年齢階層別「 自分 のや りたいことができるようになる」(男 性) 10% 20070 40% 500/0 60% 70% 40-44(71A) 45-49(78A) 50-54(70A) 55-59(60A) 60-64(76A) 65-69(69人 ) 70-74(72A) 75-(71人 ) 合 計 (573人 ) (女 性) 年齢階層別「 自分 のやりたいことができるようになる」 │_ -34- 3.「 大 きな変化 が待 つてい る」 男性 44,9%、 年齢では、40-44歳 (70.9%)力 ]も つ とも多 く、他の年代は 50%代 ∼40%代 であ つた。 少なか つた年代は、75歳 以上で 41.3%で あ った。 男女 71Jの 年齢階層別では男女 ともに同 じ傾向であ つた。 5000 60% 80% 900/0 40-44(57A) 45-49(49人 ) 50-54(60A) 55-59(63A) 60-64(68A) 65-69(74人 ) 70-74(65A) 75-(66人 ::::::liメ 1:1:::::1:lilil′ 1::::11:,,1::::153.8 ) 合 計 (502人 ) _」E理 ヨ 年齢階 層別「大きな変化 が 待 つている」(男 性 ) │ 40-44(71A) 45-49(78A) 50-54(70A) 55-59(66A) 60-64(75A) 65-69169人 ) 70-74(71A) 75- (67A) ごつ い つ -35- ) そ そ 一 一圏 □﹂ ︲ ︲ 一 年齢階層別「大きな変化が待つている」(女 性 ︱ 週 一 腸肺 合 計 (567人 ) 4.「 記憶力が悪 くなってい く」男性 85,0%、 年齢 では どの年代 も多 く、 70%後 半か ら 60-64歳 (92.4%)、 45-49歳 (92.1%)、 女性 86.3% 図表 3‐ 5‐ 6 90%代 であ つた。 も つ とも感 じて い る年代は 40-44歳 (90.6%)で あ つた。 男 女別 の 年齢 lll層 別では男女 ともに 同 じ傾 向であ つた。 F I 60% 70% 80% I I 40-44(57A) 45-49(49A) 50-54(60人 5.9 3.3 ) 55-59(62A) 8.7 60-64(67A) 65-69(76人 5.5 9.5 ) 70-74(65A) 75-(72人 ) 合 計 (508人 ) 12.4%J I 圭 (男 性 ) 年齢階層別「記憶 力が悪くなっていく」 100% 40-44(71A) 45-49(78A) 50-54(69A) 55-59(65人 ) 60-64(77A) 65-69(69人 ) 70-74(77A) 75-(69人 ) 79 75 合 計 (575人 ) 年齢 階層別「記憶 力が 悪くなつてい<」 (女 性 ) │ [__ 一 ― -36- 5,「 自分の 自由な時間が開 けて い く」男性 67.5%、 女性 68,1% 図表 3‐ 5‐ 7 年齢では、75歳 以 li(76.4%)力 S最 も多かったが、 どの年代 も 60%代 ∼ 70%代 であ った。50-54歳 が 55.0%で 少なか つた。 男女別の年齢階層別では、男性 の場合 は、40-44歳 が 73%と 若千多 く、女性 では 50- 54歳 、55-59歳 が少なかった。 809,i 90e; 100t--] 40-44(57A) 45-49(49A) 35 50-54(60人 3.3 ) i36.7%:・ :':`:`:.:マ :(:`:`:く 卜,11 │ 55-59(63A) 60-64(67A) 65-69(74A) 0. 70-74(53A) 6_7 71.4 7. 年齢階層別「 自分の 自由菜時間が開けていく」(男 性 ) 2000 3000 70070 80% 90%10餓 │ │ 40-44(71A) 9. 45-49(78A) 70. 50-54(70A) 55-59鮨 5人 ) 60-64(75A) 65-69167人 ) 70-74(75A) 75-67人 ) 合 計 (568人 ) (女 性 ) 年齢階層別「 自分 の 自由菜時間 が 開 けていく」 -37- i J 6,「 自然なプロセスで大 きな変化はみ られない」男性 62,1%、 女性 59,8% 図表 3‐ 5‐ 8 年齢 では、40-44歳 が最 も少な く、45-49歳 、50-54歳 が他 の年代 よ りも若千少 なか った。 男女別 の年齢階層 別では 男女 ともに 同 じ傾向であ つた。 一 朝 ︲ 躙 「 │ 1 500/0 瓦 60% 蘇 二0司 晶 篇 40-44(44A) 45-49(49A) 50-54(59A) 1 55-59(63人 ) 60-64(68人 ) 6569(71人 ) 70-74(64A) 75- (70A) 合計 (499人 ) 1眩TTyI警 聖 習 主翌 __重霊 L: 10% 2000 30% 40% 40-44(69A) 50% 60% :::li:::l11:::::1:::1:::下 70% 80% 90% 100% 1:1:ll:旦 59,40701li:il:::::il:::l'1:::::1'1:1:::1:lilゴ │ 45-49(77A) 50-54(70A) 55-59(66A) 60-64(72メ 、) 65-69(68人 ) 70-74(75A) │ 75- (60A) 〕 5.0% │ 合 計 (577人 ) 抵 饒 「1 里輩ず輩lttI三 二二:1三 二 型 II`三二 1111_Lぅ 蹴塵 _二 -38- )」 7. Eに 近づいてい くJ男 性 83.7%、 女性 78.0% 図表 3‐ 5‐ 1) 「夕 どの年 代も同 じ傾 向 (70∼ 80%)で あ つた。 1000 20% 4096 30°/0 40-44(57A) 50070 9000 60070 100% 2.5 │ 45-49(48A) 50-54(60人 ・0 ) 55-59(63A) 3. 60-64(68A) 2.1 65-69(76人 77.6 ) 70-74(65A) 0、 8 75- (72A) │ 77 合 計 (509人 ) 1国 年齢階層別「死に近 づいていく」(男 性 ) 3000 400/0 50% ___日 そぅ思う ││ そう 思わなし 」 70% 600/0 40-44(71A) 45-49(77A) 50-54(70A) 55-59(66人 ) 60-64(77A) 65-69(69人 ) 70-74(77A) 75- (72A) 合 計 (579人 ) 年齢階層別「「死に近 づいていく」(女 性 -39- ) 島 8,「 知恵や人生経験 が豊か になつて い く」男性 63.3%、 女性 71.5% 図表 3‐ 5‐ 10 60-64歳 、75歳 以上 が少 ない。 男女別の年齢階層別では、男性 の場合、45-49歳 (89.8%)力 S多 く、次 いで 40-49歳 40-44歳 (84.5%)、 45-49歳 (78,2° 70-74歳 (75.0%) (30,7%)が 多か つた。女性 では、 年齢 では、40-44歳 代 が多 く(32,0%)、 /。 )、 の順 に若千多か つた。 10% 40-44(57人 50% 20% 6000 70% ) 45-49(49A) 50-54(60A) 55-59(63人 ) 60-64(67A) 8 65-69(74A) 6.2 70-74(73A) 6.700 75-(71人 71.8 ) 72. 合 計 (504人 ) 年齢階層男1「 知恵や人生経験が豊か になつていく」(男 性 「 │ 10% 20% 30% 50% 60% 70010 J ) 80% ::::%] 15.5 40-44(71A) │ 45-49(78A) 50-54(70A) 55-59(65人 ) 60-64(75A) 65-69(67人 ) 70-74(76A) ユ3%中 75- (68A) │ い'A4%硼 │ 合 計 (570人 ) ]│ (女 性) 年齢階層別「夫口 恵や人生経験が豊かになつていく」 │ -40- 1 1_ヽ │ 9。 「社会 生活が開けてい く」 男性 34.4%、 女性 35.9%(『 そ う思わ な い』回答 が多か つた) 図表 3‐ 5… 1_1 年齢 では、75歳 以 上、65-69歳 、70-74歳 が若千多 く、50-54歳 、60-64歳 がやや 少な か つた。 男女別の年齢 階層別 では、男性 の場合 は 40-44歳 、50-54歳 が 少な く、女性 の場合 は ′ 10-44歳 、 50-54歳 、 60-64歳 、 70-74歳 が 少 なか った。 0% 10070 20% 30% 400/0 50% 60% 700/0 80% 90% 100010 40-44(57A) 45-49(49A) 50-54(60A) 55-59(63A) 60-64(67人 ■嘲 :::1:1:1:llilili[111:lilillilllilli::ilili:::1:61.9%三 圏義難轟38. )'轟藝 ニ ゴゴ」 」 ゴ」:::::1:::ト ト 1・ L:ゴ 1,〉 1,1,卜 1 │ a 却 “ 70-74(62人 )議圏 璽轟轟爾37.1 75- (70A) 合 計 (503人 ) 年齢階層別「社会 生活 が開けていく」(男 性) ― 而 60% π 薦 ] 90%TbO%│ 40-44(71A) 45-49(78A) 50-54(70A) 55-59(65A) 60-64(76A) 65-69(67人 ) 70-74(74A) 75-(66人 ) 合 計 (567人 ) 年齢階層別「社会生活が 開けていく」(女 性 ) │ -41- 10。 「 い ろい ろな もの を失 つてい く」男性 56,3%、 女1性 50.8% 図表 3‐ 5・ 12 年齢 では 、40-44歳 、 75歳 以上 が若干 少なか つた。 70-74歳 代 が多 い傾 向で、女性 は 65-69歳 、 70-74 歳若 千多 く、両方 とも に 40-44歳 代 が少なか った。 男女別 の年齢 階層 別では 男性 の 「 70% 80% 90% 100% 90% 100% 40-44(57A) 45-49(49A) 50-54(60A) 55-59(63A) 60-64(63A) 1 65-69(75人 ) (男 性) 年齢階層男1「 いろいろなものを失つていく」 │ │ 0% 10% 40-44(71A) 45-49(78A) 50-54(70A) 55-59(66人 ) 60-64(76A) 65-69(69A) 70-74(72A) 75- (68A) │ 合計 (570人 ) │ 年齢階層別「いろいろなものを失つていくJ(女 性) │ -42- 11,「 社会 生 活 か ら離 れてい く」男性 48.1%、 女性 48.5%(『 そ う思わな い』 回答 が若 千多か った) 図表 3‐ 5… 13 年齢では、 50-54歳 代、 75歳 以上がやや 多か った。 男女別 の年齢階層 別では、男性 が 55-59歳 代、40-44歳 代 が多 く、女性では、50-54 歳代、 75歳 以上 が多か った。男性 では 65-69歳 代が、女性では 60-64歳 代 が少なか っ た。 00/0 40% 10D10 50% 40-44(57A) 45-49(49A) 50-54(60人 ) 55-59862人 ) 60-64(67A) 65-69(73人 ) 70-74(64人 ) 75- (70人 ) 合 計 (502人 ) 年齢階層別「社会 生 活 から離れていく」(男 性) 10% 30070 40% 50% 60070 70% 8000 10000 40-44(71A) 45-49(78A) 50-54(69A) 55-59(66メ 、) 60-64(73A) 65-69(69A) 70-74(74A) 75-(67人 ) 年齢階層別「社会生活 か ら離 れていくJ(女 性 ) -43- Ⅶ ﹁ ︱ I・ 合 計 (567人 ) 12,「 人生 の残 り時間 が少な くな って い く」男性 82.1%、 女性 76.9% 図表 3‐ 5‐ 14 年齢 では、75歳 以上、40-44歳 代、50-54歳 代 の順 に若千多 く、55-59歳 代 が 少なか つた。 男女 別 の年齢 階層別 では、男性 は 40-44歳 代 が多 く、45-49歳 代、 60-64歳 代 が少 なか つた。女性 は 55-59歳 が少なか った。 9001・ 100% 40-44(57A) 45-49(49A) 50-54(60A) 55-59(63人 ) 60-64(68A) 7 65-69(76人 711 ) 70-74866A) 4 75-(70人 ) 合 計 (509人 ) 年齢改造別「人生の残り時間が少なくなつていくJ(男 性 ) 10% 2001D 30% 40% 60% 70% 3000 90070 100070 40-44(71A) 45-49(78A) 50-54(70A) 55-50(66人 ) 60-64(77A) 65-69(70A) 70-74(75A) 75-(71人 ) 合 計 (573人 ) 1 1 国そう思う 1 L 年齢階層男J「 人生 の残り時間 が 少なくなつていく」(女 性 -44- ) 担 ― │ 13.「 人間がまるくなってい く」男性 64.9%、 女性 674% 図表 3‐ 5・ 15 やや多か ったのは、 75歳 以上、 50-54歳 代、 55-59歳 代は少な い傾向だ つた。 男女別 のイ │:齢 階層 別では、 男性 は 50-54歳 代が少な く 75歳 以上 が多か った。 女性 では、45∼ 59歳 代で少な く、70歳 以上 が多か った。 30% 2000 50% 60% 70・・ 9 40-44(57A) 45-49(48A) 50-54(60A) 55-59(63人 ) 60-64(68A) 65-69(74人 ) 70-74(66人 ) 75- (70A) 合 計 (506人 ) (男 性) 年齢階層別「人間がまるくなっていく」 0% 10010 50% 200/0 60% 70% 40-44(71A) 45-49(77A) 50-54(70A) 55-59(66人 ) 60-64(75A) 6.7 65-60(70メ 、 ) 7.1 70-74(75A) 75- (70A) 合 計 (574人 ) ,, L 年齢 階 層 別「 人 間 がまるくなつてい く」(女 性 ) -45- 80% 90% 14.「 家族 に頼 られ るようになって い く」 (『 そ う思わない』 の 回答 が多 い項 目) 男性 37,3%、 女性 36.9% 図表 3‐ 5・ 16 年齢 では、 75歳 以上、 70-74歳 代、 65-69歳 代 の順 で若 千多 か った。 50-54歳 代、 45-49代 々が少なか つた。 男女別 の年齢 階層 別 では 男女 ともに 同 じ傾 向であ つた。 一 ︱ 50% ︲ 200/1 100% 80% 60% 40-44(57A) 45-49(49A) 50-54(59人 ) 55-59(62人 ) │ 60-64(68人 ) 65-69(73人 ) 9 70-74(65A) 0.0% │ │ 75-(69人 ) 合 計 (502) L FI (男 性 ) 年齢階層胃1「 家族 に頼られるようになつていく」 ― 10% 20% 30% 40% 500/0 60% 70% 80% 90% ― 一 ― ― -1 ― 100070 1 40-44(71ノ k) 45-49(78A) 4.4 50-54(68A) 1 55-59(66人 ) 9.4% │ 60-64(74A) 65-69(69人 ) 70-74(74人 ) 75-(67人 ) 合 計 (567人 ) (女 性 ) 年齢階層別「家族 に頼 られるようにな つていく」 -46- 韮 」 匡 壇 三 三 壷 15,「 ただ同 じような 日々の繰 り返 しJ男 性 60.9%、 女性 58.7% 図表 3‐ 5‐ 17 年齢 では、 75歳 以 上がやや多 く、 40-49歳 代が 少な か った。 男女別 の年齢階層別 では、男性 は 55-59歳 代 が多 く、女性では 75歳 以上 が他 の年代 に 比 べ 多 か つた。 2000 40% 60% 90% 100% 40-44(57A) 45-49(49人 ) 50-54(60A) 55-59(03人 ) 60-64(68A) 65-69(76人 ) │ 70-74(65A) 75-(70人 ﹂ ︲ ︱ 合 計 (508人 ) ) (男 性 ) 年齢 階 層別「ただ 同 じような 日々の繰 り返 し」 40-44(71A) 45-49(78人 ) 50-54(70A) 55-59(66人 ) 60-64(77A) 65-69(69人 ) 70-74(75A) 75-(71人 ) 合 計 (577人 ) [_ │ 070 (女 性 ) 年齢 階層別「ただ 同 じような 日々の 繰 り返 し」 -47- _I[重 珊 16.「 健康状態 が 悪 くな って い く」 男性 77.9%、 女性 77.2% 図表 3‐ 5‐ ]8 年齢 では 50-54歳 代、45-49歳 代 がやや多 く、65-69歳 代、70-74歳 代 がやや 少な か つ た。 50-54歳 代、 55-59歳 代 がやや多 く、 75歳 以上、 70-74歳 代 が少なか った。女性は 5()-54歳 代、 45-49歳 40-44歳 代 代 が多 く、 6569歳 代、 70-74歳 代、 40-44歳 代 が少なか つた。 男女別の年齢階層別 では、 男性 は 4000 50% 100% 40-44(57A) 45-49(49A) 50-54(60A) 55-59(63A) 60-64(68A) 65-69(76人 ) 7074(65人 ) 75- (70A) 剛 カ 1鍬 □ そう思う (男 性 ) 年齢階層別「健康状態 が 悪くなっていく」 L_________― 一 ― 一 ―― _ 40-44(71A) 45-49(78A) 50-54(70A) 55-59(66A) 60… 64(77A) ■ 75-(72人 70-74(75A) 智 65-69(69A) ) 合 計 (578人 ) 年齢階層月1{健 康状態が悪くなつてい<」 (女 性) -48- ― ι l 17.「 人間 が完成 されてい く」男性 32.7%、 女性 34.6% い項 目)図 表 3‐ 5‐ (『 そ う思わな い』 の 回答 が多 19 年齢 では 、 50-54歳 代 が 少なか った。 男女別 の 年齢階層別では 男女 ともに同 じ傾 向であ った。 0% 10% 50% 900/0 7004・ 10000 40-44(56A) 45-49“ 9人 ) 50-54“ 0人 ) 1.7 55-59“ 3人 ) 6 60-64(67A) 9 65-69(74A) 311 70-74(65A) 75-(69人 ) 合 計 (503人 ) 年齢階層別「人間が完雌 れていく」 (男 性 ) __I:[::::II::] 20% 10% 40-44(70A) 7.1%1 45-49(78人 ) 7. 300/0 40% 50020 60% 70% 8000 │ 50-54(70メ 、 ) 1_41 55-59(66A) 3.3 60-64(74A) 3.8 65-69(69人 ) 1.91 70-74(74メ 、 ) 3. 75-(68人 │ ) 合 計 (569人 ) 年齢階層別「人間が完成されていく」(女 性 -49- ) 90% 000 18。 「人生を振 り返るようになつてい く」男性 76.4%、 73.5% 図表 3‐ 5‐ 20 年齢 では、75歳 以上が若干多 く、他の年代は同 じ傾向であ つた。 男女別の年齢階層別では男女 ともに同 じ傾向であ つた。 「 10% 20% 70011 80% 100% │ 40-44(57A) 75.4 45-49(49A) 9.4 50-54(60A) 76.7 74.6 55-59(63人 ) 70 60-64(68A) 65-69(76A) 9. 70-74(65A) 76.9 │ ) 704 ) 72. 75-(71人 ︲ ︱︱ 一 合 計 (509人 年齢階層別「人生断 り返るよ引 こなつてい婦 40% 300/0 40-44(71A) 73.2 45-49(78A) 74.4 50-54(70A) 75.7 60-64(77A) 60% ___匡 =∃ 7000 00% Ю 7. 55-59(66人 ) 50% 慟 65-69(69A) 70-74(76A) せ肛 75-(69人 ) 合 計 (576人 ) 年齢階層別「 人生を振 り返るようになっていくJ(女 性 ) -50- 100% 19,「 人 との付 き合 い が減 つ てい く」男性 54,9%、 女性 51.2% 図表 3‐ 5‐ 21 年齢では 、40-44歳 代、45-59歳 代 が 少な い傾 向だ つた。 男女別 の 年齢階層 別 では、男性 は 55-59歳 代、60-64歳 代 がやや多 く、女性 では、75 歳以 上が若 F多 か った。 0071 10% 20% 1000/0 40-44(57A) 45-49(49A) 50-54(60人 ) 55-59(63人 ) 60-64(68A) 65-69(76A) 70-74(66A) 75-(69人 ) 9.3% 合 計 (508人 ) 9_8 (男 性) 年齢階層別「人と付き合 いが減 つていく」 │ 1000 1 30% 209i 40% 60070 70% 40-44(71A) い ■9178カ │ 響‖ 50-54(70A) 55-59(66人 ) 6.100 │ 60-64(77A) 0.600轟 65-69(70A) .6 70-74(74A) .6 75-(69人 ) 合 計 (575人 ) (女 1■ ) 年齢階層別「 人と付き合 いが 減 つていく」 -51- 腫重回 「 物事 を柔軟 に考え に くくな つて い く」 男性 51.9%、 女性 20。 46% 図表 3‐ 5‐ 22 年齢別 では、 55-59歳 代、 65-69歳 代 が 若干 少ない 。 男女 別 の年齢階層 別では、男性は 45-49歳 代 が多 く、60∼ 74歳 が 少な い傾 向であ つた。 女性 は 55∼ 69歳 が 少な い傾 向で あ つた。 「 1 40-44(57A) 1 45-49(49A) 30% 20% 10% 70040 80% 90% 50-54(60A) 55-59(63人 ) 60-64(68A) 9.7 │ 65-69(76人 6.8 ) │ 70-74(63A) 6.5Qf (男 性) 年齢階層別「物事を柔軟 に考 えにくくなつていく」 10% 30% 20% 40-44(71A) 9.3% 45-40(78A) 2.6 40% 50% 70% 80% 90eb t 009; i │ 50-54(70A) 4.30/0 55-59(66人 ) │ 60-64(77A) 9.00/0 │ 65-69(67A) 7.3 70-74(71A) 75-(68人 0.7 5.6 ) 合 計 (568人 ) 6.00/0 年齢階層月1「 物事を柔軟 に考えにくくなつていく」(女 性) ヒ _________一 ― 一 ― ― 一 ― ― 一 一 ― ― ― 一 一 ― ― ― ― ― ― -52- ]_hJ 」 21。 「 よ り自分 ら しく豊か に な って い くJ ttlll_42.3%、 53.6% 図表 3Ⅲ 5‐ 23 年齢 では 、45-49歳 代、0-54さ い だ いの順 にやや少なか つた。 男女別 の 年齢階層 別では 、男性 は 65-69歳 代 が若 干多 く、 5()-54歳 代 が少なか った。 女性 では、 45-59歳 代がやや少 なか った。 40-44(57人 ) 45-49(49A) 50-54(60A) 55-59(63人 ) 60-64(68A) 65-69(73人 ) 70-74(66A) 75-(68人 ) ︱︱︱ ユ 年齢階層別「より自分らしく豊かになっていく」 (男 性 ) 10% 20% 40070 50% 70% 崎呻 合 計 (504人 ) 90% 80070 飩 100% │ 40-44(71A) 45-49(73A) 50-54(70A) 55-59(66人 ) 60-64(75A) 65-69(69人 ) 70-74(73A) 75- (68A) 合 計 (570人 ) 回 そう思う 年齢 階層別「 より自分 らしく豊か になっていく」 (女 性 ) - -53- 22.「 家族 に負担 をかけるようにな つてい くJ男 性 63.3%、 女1性 63.3% 図表 3‐ 5‐ 24 年齢 では、 50-54歳 代以下 が多い 傾向で 55歳 以上が少 な い傾向 で あ つた。 男女別 の年齢階層別 では、男性 は、50-54歳 代 が もつ とも多 か つた。女性 では、40∼ 54 歳 まで同 じ傾 向であつた。 40-44(57A) 45-49(49A) 50-54(60A) 55-59(63A) 60-64(68A) 65-69(76A) 70-74(64人 ) 75- (70A) 合計 (507人 ) 年齢 階層Ell「 家族 に負担をかけるようになつていくJ(男 性) 10% 200/0 30% 40% 50070 40-44(71メ 、) 45-49(78A) 50-54(70A) 55-59(66A) 60-64(77A) 65-69169人 ) 70-74(74A) 75-(71人 ) 合計(576人 ) (女 性 ) 年齢 階層別「家族 に負担をかけるようになつていく」 1画 「 -54- そ ¬ │ _旦 iラ 屋担主い」 23.「 体力が落 ちてい く」男性 95.1%、 女性 93.5% 図表 3‐ 5‐ 25 どの年代も 90%近 くか らそれ以 11で あ つた。 男女 711の 年齢階層別では男女 ともに同 じ傾向で、年代 の低い方が、体力が落 ちていると 感 じて いる人が多かつた。 0'6 10% 2000 30% 40% 50% 40-44(57A) 6000 70010 8000 90% 100% 100 45-49(49A) │ 50-54(60人 ) 100 55-59(63人 ) 68 2% 569 4% │ │ 60-64(68A) 65-69(76人 21 ) 70-74(66A) 75-(73人 ) 合 計 (512人 ) ― │ (男 性) 「 体 力が落ちていく」 年齢階層別 │ 10% │ 20% 300/0 40% 50% 140-44(71人 60% 70% 100.0% ) 7.4% 50-54(70A) 7.1 9000 1000o .0% │ │ 45-49(78A) 80% .6% │ │ .90/0 │ 55-59(66A) 60-64(77A) .5% 2. 65-69(70A) 88.6 70-74(78A) 87.2 75- (73A) ︻ 一 合 計 (583人 ) 1.8 3. 年齢階層別「体 力が落ちていく」(女 性 -55- ) 3-6.加 齢 に対する自覚 (1)全 数 まあまあそう思う 55,4%で 半数以上、あまりそう思わない 25,7%、 とてもそう思う 17.5%の 順であつた。 図 表 3-6-1 自分 の ことを年 をとつた と感 じて い ます か ﹄ 闘盟目題憫目111 」 董 董 褻 璽 」 (2)性 別 男性「 まあまあそう思う」57.1%、 「 あまりそう思わない」23.1%、 「 とてもそう思 う」 18.2%。 女性「 まあまあそ う思 うJ53.8%、 「あま りそう思わない」28.0%、 「 とてもそう 思 う」 16.8%で 、男性 のほうが年をとつた と感 じてい る傾向にある。 1096 30% 20● │ 50% 4090 7096 80% 9000 100'0 │ 二 _ =_二 _■ ■ ■ ¨‐ _■ 合 言十(1003人 )1 I ﹃ 罰 ︸ I 男 1生 (511人 )1 {― ‐ 二 1-}:{卜 :― I-1-ニ l三 肩 二 二L55_4・ 三 二 ・ ‐ ― {57.196: ー ー 二 ニ ::― 二 :=二 ■■l■ 「=It暮 女 1生 (582A)1 ■‐ :「 │ ――‐ ―― ∴二 ― 53.8 ITコ 40-44(128A) 45-49(127AXI 50-54(129AIL 象 凶編 せ 55-59(128A) 60-64(145A) 65-69(146Ap 70-74(144メ 、Ю 75- (143A)0. 合 言十(1090A)1 i■ 三二二 ‐ ‐ ‐¨ II‐ 1‐ }二 =}:│:{│}}二 {二 :‐ 1-:,■ 二 11三 ‐ ― ‐ 53.5%{│二 -1-:二 ー TII二 ‐三二 圭 三 :―二 :― ニ ニ 「 ::55.9%{い 三‐:-1-:二 :-1-ニ ー:「:‐:―:―E‐:[=二 =二 ― 二:i― 二 }}}}::│}}三 二 二 i■ :55.5 1国 まつた くそ う思 わ な い 図 表 3-6-2男 女 ■ll・ 年 齢 階 層 3111こ よ る 変 Jヒ I加 齢 1こ 対 す る 自 -56- ■ 1日 J[面 あま りそ う思 わ な い ま風姿臆 変 三二」 (3)男 女別 ・年齢階層別 男女 ともに同 じ傾向で、年 を とった と感 じて い る傾 向 にあ るの は、 70歳 以上 と 50-54 歳代 であつた。 ― 20% 0070 40-44(57A) 40% 60% 45-49(49A) ― ― ´―一 ] 80% 100% │ l [38.6% ― 耽 50-54(60人 )0. 55-59(62A)0. 62.9% 5.3,`「 「 1 60-64(68A) 38.2% │ 65-69(76人 31.6% ) 50.0 70-74(67A)0. 75- (71A)0, ー ■22.407「 49,3 I=ニ :― }:― :― I=[=III{ ∵∴∵26.80/0:=貴 ¥貴:ゴ 15.5% │ 合 計 (510人 )1 0.2070 図表 3-6-3年 齢階 層別「 加齢 に対する自覚」(男 性 ) 20% 0% 60% 400/0 ll 80% 100% ― │ 40-44(71A) 38.0% 54. .2% │ 45-49(78A)1 50-54(69人 D. │ 34.6%li 7,7 .496 3.2% 55-59(66人 )1 QO% .:40,9% ■6% │ 60-64(77A) 32.5%: 65-69(70AD. 70-74(77人 D. 75-(72人 )1 8.6%: ・ 15.6% 7.1% 樫5% 馴五 % │ 合計(580人 )1 8.1%・ 「扇 図表 3-6-4年 齢 階層別「加 齢 に対する自覚 」(女 性 ) あまりそう思わない │ IZま あまあそう思う │ │□ │□ とてもそう思う -57- 3-7.高 齢期へ の不安 (1)全 数 「 まあまあ感 じている」が 47.4%、 「 あまり感 じていないJ28,9%、 「 とても感 じている」 21.7%の 順であ つた。 ― ―― ] 図表3-7-1高 齢期 の 不安感 │ │ │ │ 17% F素 │■ 語 誦 i:│ 4ま つたく 感じて量ない │ │ │ (2)性 男 J 男女 ともに「 まあ まあ感 じるJと 「 とて も感 じる」 を 合わせ ると 70%近 くあ つた。 とて も感 じる」 では女J性 が 26.6%、 男性 が 24,1%で あ つた。 1001 096 fキ 20% 3091 4096 嚢― 験‖ 難裾 像 凶襲廿 )0. 55-59(129人 ) 60-64(144人 )1 65-69(146人 )1 70-74(145A)2 17 5%: 62 暉圏圏310 1 1 43400 99% 49% 26.296 295 合 言十(1095A)1 8 372男 10096 57.5% 244 75- (146ノ `)1 図表 9096 09t '「 │ 50-54(130人 8096 5700 8. 8 45-49(127A)1 70° 0 50096 9 40-44(128A) 6096 477?b 8996 言十(1098ノ `)1 50% 05 「 」 雇 弼 壺 蓮 奮警 事 ∫ 女 別 n年 齢 階 層 別 に よ る 変 化「 高 齢 期 の 不 安 感 ___ Ll翌皿 ■ -58- (3)男 女別 ・ 年齢階層別 男性 では、45-49歳 代 が感 じてい な いが 他 の年代 に比 べ 、多 い 傾向で あ つた。 一 ︱ 20% ︱ 0% ︱ 4000 60010 30% ︱ ︱ ︱ ︱ ︱ , 40-44(57A)1 1.1% 45-49(49A) 50-54(60人 )0. 55-59(63人 )1 3.3%J 8.3° 0 31,7 4.4 60-64(68A) 9.700 65-69(75人 )1 70-74(67A)1 3.3 8.0'I 6.3 i28.4%:i::: 75- (72A)1 3.6070二 合 計 (511人 )1 7.8% 面ま 覇ご 而 l司 感百 L__壁 里 20% 0% _す f里 _1:基ヨ 聖 凩 聖響 」 60% 40% 80% 40-44(71A)1 45-49(78A) 6_ 50-54(70A)1 28_61 55-59(66人 ) 51.3 8_ 39.4 _3% 60-64(76A)1 30.3%: 44.7 65-69(70人 )1 5.7% 5 70-74(78A)1 5_6% 75-(75人 )1 42_3 33_3% │ 合 計 (584人 )1 45_7 8.6% (女 性) 図表 3-7-4年 齢 階層別「高齢期 の不安 感」 -59- ― 而3祠 3-8.高 齢者イメージ (1)全 数 「あた 全 体 的 にブラスの イメー ジが強 い傾 向 にある。よ リプラス イ メー ジは「 や さ しい」 たか い」 「 話 しやす い」 な どであ つた。平均値が低 か つた項 日は「遅 い 一速 い」 で あ つ た。 怖い やさしい 冷たい あたたかい 悲しい うれしい 、 正しい 正しくない ひどい すばらしい みにくい 美しい 話 しにくい 話しやすい きたない きれい 病気がちな 元気な 邪魔をする 手伝つてくれる 良い 悪い きちんとした だらしない ひまそう 忙しそう おろかな かしこい 早い 遅い 大きい ノさい │ヽ 強い 弱い するどい に itい 自立 依存 0.∞ 2.∞ 1.00 図表3‐ 8‐ 1 高齢者イメージ (平 -60- 4.∞ 3.∞ 均値 ) (2)性 別 女性 の 方 が、男性 よ り若 T・ プラスイメー ジで あ った。そ の項 目は「 や さ しい」 「 あたたか い」 「 良 い」 「 きちん と した」 「 か しこい」 「 すば らしい 」 「 話 しやす い」 「 手伝 つて くれ る」 であ つた。 怖い やさしい 冷たい あたたかい 悲しい うれしい 正しくない 正しい ひどい すばらしい みにくい 美しい 言 舌しにくい 話 しやすい 汚い きれい 病気がちな 元気な 邪魔をする 手伝ってくれる 良い 悪い きちんとした だらしない 忙しそう ひまそう かしこい おろかな 早い 遅い 大きい ノさい lヽ ]主 弓 弓い するどい にらtい 自立 依存 0,00 い 1.00 2.00 3.00 4.00 平均値 図表3… 8-2 高齢者 イ メー ジ (性 別) -61- 男性(511人 ―― ▲ ) 女性 (564人 ) (3)男 女別 e年 齢 階層 別 1.「 こわ い 一やさしい」 男性 は 65-69歳 代、 45-49歳 代 が マ イナスイメー ジ (こ わ い )傾 向であ つ た。 女性 は 75歳 以上 と 60-64歳 代 が マ イナ スイメー ジ傾向 380 370 「 360 ―一 DR E眸 'デ 一 ― 350 / .r r一 ‐ 、 ^崚 ` 、ミ ――― 一 _― 340 s _I _■ ′ √ □、 丁 ′ ヒ 330 320 310 ま i き f ザ L_____」 ビ ] こわ い一やさしい 2, 「冷 たい一あたたか い」 7()-74歳 代、 75歳 以 上で 男女逆 の 傾向あ つた。 1 375 370 865 360 355 350 345 340 335 330 -62- ‐‐│ 3. 「悲しい 一うれ しい」 男女 ともに大 きな連 いはなか つた。 ‐ ― ― 一 │ ― │ 310 ― 300 290 230 270 2.60 や 250 J《 尋斗錦尋錦錢十 い │]勤 い→れ 悲 4 「正しくない―正しい」 65-69歳 代で逆 の傾向。 一 「 一 1 340「 335 330 325 320 315 310 3.05 300 295 錢が し パ ___壁 「上L │「 -63- 5,「 ひどい 一すばらしい」 50-54歳 代で男性 が マ イナ ス イメー ジ傾向、 65-69歳 代 で 男性 の方 が若千 マ イナ スイ メー ジ傾 向であ つた。 3.45 340 ^ 3_35 E 建・ T織 3.30 325 3.20 ′ ′ _二 _ヽ _ 上」 11_rtムビ壼 3.15 310 305 300 2.95 〆 ‐ ∫ ひ ユ Ⅲ 畑 ■__上 が = 6.「 みにくい一美 しい」 男性 では 60-64歳 代 が プラスイメー ジ、 50-54歳 代 マ イナ ス イメー ジに傾 いてい る。 3.20 籠 310 │ │ 300 置 290 2.80 270 260 〆l 中 「 刑二 い一 美鳳ヽ │___ -64- や 7.「 話 しにくい 一話しやす い」 50-54歳 代、 60-64歳 代、 75歳 以上で男女逆の傾 向 であ つた。 「 T │ 370 騰 ′ 360 / ` 350 340 3.30 320 310 300 _、 __ ‐ 崚 ロ ロ平均値 (女 三 性―)│ ¬ 8,「 きたない一きれ い」 45-49歳 代、60-64歳 代 で 男女逆 の傾向であ つた。 「 │ 320 310 │ 300 │ │ │ │ 290 280 270 や ぎ 歩ゞ抒ゞ抒ξぎ、卜 260 きたない一きれ い -65- 9. 「病気 がちな 一元気なJ 男女 ともに 同 じ傾 向。 3.50 300 ヽ .ヤ ニ 2.50 一 一 200 150 100 0.50 000 10,「 邪魔をする一手伝 ってくれる」 ︱﹁到︱ ︲﹁ 一 男女 ともに 同 じ傾向。 :蔦 「 380 370 360 3.50 340 330 320 3.10 300 290 280 ∫l デ │― 1 平均値 (男 性 ) 職‐三̈平均堕 (女 性) れる‐口 邪魔をする一手伝つてく L_____一 ヽ 一 一 一 一 ― ― 一 ― ― ― ― ― ― ― ― 一 一 -66- ― ― 一 一 ― 一 ― ―― 一 一 一 ― 一 ― 一 一 ― J 11.「 悪 い一良 い」 70-74歳 代、 75歳 以上 で逆 の傾向。 365 860 3.55 3.50 345 340 335 330 325 320 315 IJ√ │ ゛ 亭 ざ ___ 」 や ゛ し 悪 ll■ 二 ヴ ぴ │ 童] 4 6 嘔 一 2 しない一きちんとした」 6 歳代、65-69歳 代 で逆 の傾向 一 一――一一―――一―― 一―― │ ‐ ‐二 憂 卜 ・ ==J 「 330 320 310 300 290 2.80 や ご ∫ゞ抒∫抒∫ぶ、卜 270 ― ― ― J ― だらしない一きちんとした │ [1=辞 │ ____ -67- ‐E王 値 (男 性 )│ 咄 麹 13,「 ひまそう一忙しそう」 男女 ともに同 じ傾向。 IⅧ 1 290 「 280 ― 鵬 ロ ¬ │ ´ ― ― ― ―一 ―一一― ― ―――――一 270 ―― ―一――一 ― =′ nl__三 _____ ■_ 260 2.50 2.40 230 ヴ │ 一 し ひ ま そ う そ う 忙 │ │ │ │=章 :橿 基 J 1曇 │ 14.「 おろかな一かしこい」 70-74歳 代、75歳 以上で逆の傾向。 踊 350 ― ― 一井 ― 一― ― ――――一 ― 一――一―一―一――‐ ――― ―一ヽ ― ――――― ′ ・ 345 340 3.35 330 325 320 315 310 や き イギギギ斗ギギ│卜 _____お ろかな丁11■ -68- _ 15.「 遅 い―速 い」 男女 ともに同 じ傾 向。 250 200 、 ゞゞ抒∫労 ∫ ゞ デ 凛 哺い げ や ′ `″ ・ や │ │ 旺 瞳1 =畦 16.「 小さい一大きい」 70-74歳 代、 75歳 以上で逆 の傾 向。 300 290 280 270 260 250 240 230 220 ミ デ エ ξゞゞ労ゞ、 1三 量 三 墜 -69- _二 重由疱 17.「 弱 い一強 いJ 男女 ともに同 じ傾 向。 300 ..■ L ` 腱 ご ロ `鵬 250 200 150 100 050 や き 〆∫∫ゞ労∫ゞ尋卜 000 │ 呻 い │ 18.「 にぶ い―するどい」 70-74歳 代逆転傾向。 I too 薔 ′ /‐ 腱 200 〆 l L_______聖 す ヴ¨ J 炒 い_[茎_聾 ど る -70- 19.「 依存 一 自立」 F/」 女 ともに同 じ傾 向。 3.50 3.00 2.50 2.00 1.50 1.00 0.50 0.00 Pl∫ 2 Lや メ 、 ∫ ]` P :ぎ l∫ざ ι が、 ゴが 、 どぶや ド ぎ 轟 ギ∵ 弓 が ド 壕 JJJざ dご ♂Ъた ご ♂《 依 存 ― 自立 二 =霊 -71- 宮 董 i 3-9.エ イジズム意識 全体 「 高齢者 は 同 じ話 エ イ ジズ ム意識 の高 い項 目として、 「高齢者 は若 い人 よ り不平が多 い」 「 ほ とん どの 高齢者 は運 転 免許 を更新 すべ き を何度 も繰 り返 す ので 、イ ライラさせ られ る」 「多 くの 高齢者は過 去に生 きてい る」 が Ji位 を占めている。 でな い」 1高 齢者はけちで金をためている 2高 齢者は新しい友人づくりに興味ない 3多 くの高齢者は過去に生きている 4高 齢者と会うと目を合わせないようにしている 5高 齢者がわたしに話 しかけてきてもわたしは話したくない 6高 齢者は、若い人の集まりに呼ばれたときは感謝すべき 7招 待されても老人クラブの行事に行きた くない 8個 人的に高齢者と長い時間と過ごしたくない 9ほ とんどの高齢者は運転免許を更新すべきではなし lo高 齢者には地域のスポーツ施設を使 つてほ しくない 11高 齢者には赤ちゃんの面倒を任すことができない 12高 齢者は誰にも面倒をかけない場所に住むのが一 13高 齢者との付き合いは結構楽しい 14高 齢者の苦しい状況を聞 くと悲しくな 15高 齢者は政治の場で発言するように奨励されるべき 16ほ とんどの高齢者はおもしろくて個性的な人たち 17で きれば、高齢者と一緒に住みたくない 18高 齢者は同 じ話を何度も繰 り返すので、イライラさせられ 19高 齢者は若い人より不平が多い 図表 1 エイジズム意識 6 3‐9‐ 1■ 月1 「 高齢者 と会 う 「 多 くの 高齢者 は過 去に生 きて い る」 男女間 で平均 値 を比較 してみる と、 と目を合 わせな い ように して い る「 」高齢者 がわた しに話 しかけて きて もわた しは話 した く 「招待 されて も老人 ク ない」 「高齢者 は、若 い人 の 集 ま りに呼ばれた ときは感謝 すべ きだ」 ラ ブの 行事 に行 きた くな い 」 「 高齢者 には 「個人的 に高齢者 と長 い 時間 を過 ご した くない」 地域 のスポー ツ施設を使 つて ほ しくない J「 高齢者 は誰 に も面倒 をかけな い場所 に住む のが -72- 一番」 「 高齢者 との付 き合 いは結構楽 しい (逆 転 )」「高齢者 の苦 しい状況 を聞 くと悲 しくな る (逆 転 )」「 高齢者 は政治 の場 で発言するように奨励 され るべ き」 「 ほ とん どの高齢者はお も しろ くて個性 的 な人た ち (逆 転 )」 「 で きれば、高齢者 と 一緒 に住み た くな い」 では 、男 性 の 方が女性 よ りも有意 に高 い結果 で あ つ た。 一 方、 「 ほ とん どの 高齢者 は運転 免許 を更新 すべ きではない 」では、女性 が 男性 よ りも有 意 に高 い結 果であ つた。 したが って、全般 的 に、 男性 が 女性 よ りもエ イジズム意識が高 い といえる。 1高 齢者はけちで金をためている 塙 齢者は新しい友人づくりに興味ない 3多 くの高齢者は過去に生きている 4高 齢者と会うと目を合わせないようにしている 塙 齢者がわたしに話しかけてきてもわたしは話したくない 6高 齢者は、若い人の集まりに呼ばれたときは感謝すべきだ 瑠 待されても老人クラブの行事に行きたくない 叩 人的に高齢者と長い時間を過ごしたくない 9ほ とんどの高齢者は運転免許を更新すべきではない 10高 齢者には地域のスポーツ施設を使つてほしくない 11高 齢者には赤ちゃんの面倒を任すことができない 櫂高齢者は誰にも面倒をかけない場所に住むのが一番 13高 齢者との付き合いは結構楽しい 14高 齢者の苦しい状況を聞くと悲しくなる 15高 齢者は政治の場で発言するように奨励されるべき 16ほ とんどの高齢者はおもしろくて個性的な人たち 17で きれば、高齢者と一緒に住みたくない 18高 齢者は同じ話を何度も繰り返すので、イライラさせられ 19高 齢者は若い人より不平が多い 3 4 ★pく ,05.★ キp<.011爆 pく .001 1に みるエイジズム意識 図表3-9-2 性男 -73- 性別 X年 齢階層別にみたエイジズム意識 ①高齢者はけちで金をためてい る 年齢階層別で、男女間の平均値を比較 してみたが、有意差は認め られなか った。 35 3 25 2 15 1 05 Cl - 4349 50_54 - 6064 ②高齢者は新しい友人づ くりに興味ない 年齢階層別で、男女間 の 平均値 を比較 してみ る と、55∼ 59歳 のみで、男性 が女性 よ りも 有意 に高 い結果 であ つた。 《川‖ 4549 3)(4 緊正9 00‐ 64 α〕〔9 7074 7〕 図3‐ 9‐ 4 ③ 多 くの高齢者は過去 に生 きてい る 年齢階層別で、男女間の平均値を比較 してみると、55∼ 59歳 と 60∼ 64歳 で、男性 が女 性 よ りも有意 に高い結果であ つた。 669 -74- 7074 ④高齢者 と会 うと目を合わせない ように してい る 年齢階層別で、男女間の平均値を比較 してみると、45∼ 4g歳 、 50∼ 54歳 、 55∼ 59 歳 、 60∼ 64歳 、65∼ 69歳 、70∼ 74歳 で、男性 が女性 よりも有意 に高 い結果 であ つた。 〓 ヽ 一 一 ︲ ︲ ︲︲︲一 ︱ ︲︱︲︲, ,, ︱, ● 燎 一 ・ ︲1 /1 J. ︱ ■ ︲︲ 十 1 11 1 1 pく .051'十 pく .ol - 7CL74 ⑤高齢者がわた しに話 しかけて きて もわた しは話 した くない 年齢階層別で、男女間 の 平均値 を比較 してみ る と、45∼ 49歳 、50∼ 54歳 、55∼ 59歳 で、 男性 が女性 よ りも有意 に高 い結果 であ つた。 5 図397 609 70-74 7多 ・・ Pく .(X〕 1 ・ 'Pく・01,・ ⑥高齢者は、若 い 人の 集 ま りに呼ばれた ときは感謝 すべ き 年齢 階層別で、 男女間 の 平均値 を比較 してみ ると、 55∼ 59歳 と 65∼ 69歳 で、男性 が 女 性 よ りも有意 に高 い結果 で あ つた。 -75- ⑦招待 されても老 人クラブの行事 に行 きた くない 年齢階層別で、 男女間の平均値を比較 してみる と、 50∼ 54歳 と 55∼ 59歳 で、男性が女 性 よ りも有意 に高い結果であ つた。 pく .05,・ ★pく .01 図 300 ③個人的 には、高齢者 とは長 い時間 を過 ご した くない 年齢階層別で、男女間の平均値を比較 してみると、75歳 以 上のみで、男性 が女性 よ りも ︲ ︲ ︲ ︲ 一 一一一一一一一一一一一一一一 一一一一一一 r 一 一一一一一一 一 一一一 一一一一一一一 一 有意 に高 い結果であつた。 609 7074 ⑨ ほ とんどの高齢者は運転免許を更新すべ きではない 年齢階層別で、男女間の平均値を比較 してみると、65∼ 69歳 、70∼ 74歳 、75歳 以上で、 女性 が男性 よりも有意 に高 い結果であつた。 1 ‐ ,姜 1 L三 聾 i=L嘔 卜 こ 二 │ 由 嘔 量 ‐ … 1 ‐ │ │ JIメ (lil三 ″ 望 1)=コ 11ゴ │‐ │ ■ 二 lLilili::三 │‐ 一 ―――一 ‐ │― ■ ニ 二 ゼ ゞ │ユ :三 │ヽ │ _ 1 III E3s1 60‐ 64 - 70-74 ト 'pく .05,・ -76- 1 ★pく .01,轟 pく .ool ⑩高齢者 には地域 のスポー ツ施設を使 つてほ しくない 年齢階層別で、男女間の 平均値 を比較 してみ ると、40∼ 44歳 と 45∼ 49歳 で、男性 が女 性 よ りも有意 に高 い結果であ つた。 ︼ 一 一 , 一 一 一 一 ● 一 一 , 一 一 669 7074 図 3襲 12 ⑪高齢者 には赤ちゃんの面倒を任すことができない 年齢階層別で、男女間の平均値を比較 してみたが、有意差は認められなかった。 キ ・ 一 図3913 ⑫高齢者は誰に も面倒をかけない場所 に住む のが一番 年齢階層別で、男女間の平均値を比較 してみると、 50∼ 54歳 と 55∼ 59歳 で、 男性 が女 性 よ りも有意 に高い結果であ つた。 3 2_5 2 15 1 05 図3914 0 40‐ 44 4349 5054 - 0064 -9 70-74 -77- 卜 ・ ・ pく ,01 pく .05,・ ⑬高齢者 との付 き合 いは結構楽 しい (逆 転) 年齢階層別で、男女間の平均値を比較 してみると、50∼ 54歳 のみで、男性 が女性 よりも 有意 に高 く、高齢者 との付 き合いは楽 しくない と回答 してい る割合が高い結果であ つた。 ・ HPく・001 │ │ │ : │ │ 54 559 359 00-64 00-64 6駆 M● 44 4549 4549 50‐ 50‐ 54 40‐44 ′ 0474 刃 9 70‐ b′ゝ 図課)15 ⑭高齢者の状況 を聞 くと悲 しくなる (逆 転 ) 年齢階層別で、男女間の平均値を比較 してみると、50∼ 54歳 と 65∼ 69歳 で、男性が女 性 よ りも有意 に高 く、高齢者の状況を聞 くと悲 しくな らない と回答 してい る割合が高い結 果であ つた。 25 キ 'pく .01 │ 40-44 ★★ 4349 50‐ 54 │ │ - m64 十■ │ - │ │ 70-74 番 ⑮高齢者は政治の場で発言するように奨励されるべき (逆 転) 年齢 階層 別で、男女間 の平均値 を比較 してみ る と、65∼ 69歳 のみで、男性 が女性 よ りも 有意 に高 く、高齢者 は政 治 の場 で発言す るように奨励 され るべ きでな い と回答 して い る割 ︲︲︲ ︲ ‘︲‘ ︲ ︲ ︲︲ ︲ ︲ ︲ ︲ , , , , 一 ﹂ 一 一 ﹁ 一 一 ︱ ︲ ︱ ︲ ︲ ︲ ︲︲︲ ︲ ︲ ︲ ︲ ︲ ︲ , オ オ 一 一 一 合 が高 い結果 であ つた。 669 -78- 70‐ 74 図年■17 ⑩ ほ とんどの高齢者はおも しろ くて個性 的な人たち (逆 転 ) 年齢階層別で、男女間の平均値を比較 してみ ると、50∼ 54歳 、70∼ 74歳 、75歳 以 上で、 男性 が女性よ りも有意 に高 く、ほ とんどの高齢者はおも しろ くて個性 的な人たちではな い と回答 してい る割 合が高い結果であ つた。 「 二中 「 11「 it」 ::三 Ilili「 111:「 1:「 II中 i:「 I]'I三 l「 JF=「==│===1.Fl:=11「 ::ii:'ililili:「 '=コ 図3918 40 44 4549 5CD3 B59 00‐ 64 - 藤 ★ 卜 .05, 「 01 緒に住みたくない ①できれば、高齢者と 一 年齢 階層別 で、男 女間 の 平均値 を比 較 してみ る と、70∼ 74歳 と 75歳 以上で、 男性が 女 性 よ りも有意 に高 い結果 で あ つた。 ″ 一 一 ・ . ・ 一 一 一 図 3919 669 ■■74 7) 'pく .o5,・・ pく .ol ⑬高齢者は、同 じ話を何度も繰 り返すので、イライラさせ られる 年齢階層別で、男女間の平均値を比較 してみたが、有意差は認められなかった。 一 一 一 一 一 7C174 -79- 図 3)20 ⑩高齢者は若 い 人より不平が多い 年齢階層別で、男女間の平均値を比較 してみると、40∼ 44歳 のみで、女性 が男性 よりも 有意 に高い結果であつた。 64 609 7C174 珀 一 一 ・ 一 十一 40-44 4540 503 -0 00‐ 得 図 3921 3-10.高 齢者 に対 する差別偏見の有無 「 とて もあると思 う」 「 多少 「高齢者」 や「お年寄 り」 に対 する差別や偏見 の有無 では、 あ る と思 うJと 回答 して い る害1合 は、 55,8%と 半数 を少 し超 える結果 で あ つた。 図表 3-10-1「 高齢者」や「お年寄 り」 に対する差別や偏 見の有無 ()内 は (%) 1 2 3 4 まつた くない と思 う 64(5,9) あま りない と思う 414(38,3) 多少 あ る と思 う 553{51,1) とてもあると思う 51(417) 1082 計 男女間で平均値 を比較 してみると、差別や偏見に対す る有無 について、有意差は認め ら れなか つた。 図表 3-10-2「 高齢者Jや「お年寄 り」に対す る差別や偏見の有無 N Mean SD 女性 575 2.53 0168 男性 507 2.56 0,68 -80- T値 -0.814 年齢 階層 別で、男女間 の 平均値 を比較 してみ ると、55∼ 59歳 のみで、男性 が女性 よ りも 有意 に高 い結果 で あ つた。 図表 3-10-3 「 高齢者」や「お年寄 り」 に対 する差別や偏 見 の 有無 N 年齢 区分 40-44 45-49 50-54 55-59 60-64 65-59 70-74 75- T値 Mean SD 女性 2.59 0,65 男性 2.77 0,66 女性 2.73 0,6 男性 2.53 0,71 女性 2.61 0,64 男性 2.72 0,69 女性 2,29 0,7 男性 2.69 0,67 女性 2.45 0176 男性 2.54 0,56 女性 2.51 0`63 男性 2.41 0,74 女性 2.53 0。 男性 2.5 0.61 女性 2.51 0.65 男性 2.44 0,71 …1.561 11643 -0,874 3.235** 0.815 0,877 73 0,236 0.615 **p(`01 -81- 3-11,高 齢者 との交 流機会およびその評価 全体 「 一緒 に住 「 地域 で挨拶 をする」 を筆頭 に、 高齢者 との交流機会が最 も高 い項 日と して、 「 家族 の 中で役 割 を通 してかかわ りあ う」が上位 むな ど して、日常生活 を ともに して い る」 を占め て い る。 したが つて、身近な領域 で交流 が生 まれやす い とい える。 1008060 40 20 0 交流 :地 域で挨拶をする 交流 :一 緒に住むなどして、日常生活をともにしている 交流 :家 族の中で役割を通してかかわりあう 交流 :趣 味・スポーツや生涯学習などのグループ活動に一緒に参加している 交流 :町 内会などの地域活動に一緒に取り組んでいる 交流 :ボ ランティア活動を通 してかかわる 交流 職場で一緒に仕事をしている 交流 :職 場で高齢者の介護や看護に携わつている 交流した経験がほとんどない 図表 3… 11-1 交流 0 20 40 60 80100 「 まあよいことだと 高齢者 との交流 に対する評価 について、 「 とて も よいこ とだ と思 う」 思 う」 と回答 して い る割合 は、 9718%と ほ とん どの割合 で肯定的評価 を示す結果であ つた。 図表 3-11-2 高齢者 との 交流 に対す る評価 ()内 は (%) とて もよ い こ とだ と思 う 316(34,2) まあよいことだ と思う 587(63.6) あ ま りよ い とは 思 わ な い 19(2,1) まつた くよい と思わない 1 (0,1) 計 923 -82- 性別 「 地域で挨拶 をす る」 高齢者 との 交流機会 を、男女間で平均 値 比較 し/て み る と、 「 一緒 に 住むな ど して、 日常生 活 を ともに して い る」 「 家族 の 中 で役害Jを 通 してかかわ りあ う」 「職 場 で高齢 者の 介護や看護 に携 わ つて い る」 では、 女性 の 方が男性 よ りも有意 に高 い結果 で あ つた。 一方、 「職場 で 一緒 に仕事 を してい る」 「 町内会 な どの地域 活動 に一緒 に取 り組 んで い る」 「 交流 した経験 がほ とん どな い」 では、男性 の方が女性 よ りも有意 に高い結果 であ つ た。 したが つて 、交流 の キー ワー ドと して、女性 は、 「家庭」や「地域交流」、 「職業」、一 方、 男性 は 、 「 地域貢献 」や「 職場」、 「 機会な しJが あげ られ るとい える。 交流 :地 域で挨拶をする 交流 :一 緒に住むなとして、日常生活をともに している 交流 :家 族の 中で役割を通 してかかわ りあう 交流 :趣 味 スポーツや生涯学習などのグル ープ活動 に一緒 に参加 している 交流 :町 内会などの地域活動に一緒に取 り組んでいる 交流 :ボ ラ ンテ ィア活動を通 してかかわる 交流 :職 場で一緒 に仕事を している 交流 :職 場で高齢者 の介護 や看護に携わ つている 交 流 し た経 験 が ほ とん どな い 図表 311‐ 3 交流 06 08 1 ・ ド 051最 鰤 011 「 001 また、交流 に対する評価 を男女間 で 平均値比較 してみ ると、 女性 が 男性 よ りも交流 に対 する評価 が 有意 に高 い結果 にな った。 図表 3-11-4 高齢者 との 交流 に対する評価 N Mean SD 女1性 499 3.38 0.53 男1生 425 3:25 0:49 T値 4`01*** ***p(マ 001 -83- 性別 X年 齢階層別にみた高齢者との交流機会 ①地域 で挨拶 をする 性が男 年齢階層別で、男女間の平均値 を比較 してみると、45∼ 49歳 と 60∼ 64歳 で、女」 性 よりも有意 に高 い結果 であつた。 1 08 ・ 一 十 一 一 十 一 一 06 04 02 [(卜 … … 50 - C〔 卜09 70-74 存 79 図 311-5 … /て い る ② 一緒 に住むなどして、 日常生活 をともに し 年齢階層別で、男女間の平均値を比較 してみ ると、 50∼ 54歳 と 75歳 以上 で、女性 が 男 性 よ りも有意 に高い結果であ つた。 0 0 Q5 04 03 02 図 3116 01 4044 4349 =XH 蟹責Ю αIM -9 70‐ 74 7卜 ☆pく .05,キ 'pく 01 ③家族の中で役 害Jを 通 してかかわ りあう 年齢階層別で、男女間の平均値 を比較 してみると、40∼ 44歳 、55∼ 59歳 、75歳 以上で、 女性 が男性 よ りも有意 に高 い結果であ つた。 07 一 一 0 ′ ´ 一 0_4 ・ ・0 一 0 .[」 │・ ― 03 02 01 0 図 3117 4oA4 4s4g so-?t sss met 6s€s 7vr4 7+ * p..O5, * -84- p*.O1 ´ ④趣味・ スボーツや生涯学習などのグループ活動に 緒 に参加 して い る 年齢階層別で、男女間の平均値を比較 してみたが、有意差は認 め られなか った。 07 06 05 04 0 02 01 ¨ 60-64 669 7074 図311-3 ⑤町内会などの地域活動に一緒 にIIIり 組んでいる 年齢階層別で、男女間の平均値を比較 してみたが、有意差は認められなか った。 06 0 04 03 02 01 - 図 31lЮ 7074 ⑥ ボランテイア活動を通 してかかわる 年齢階層別で、男女間の平均値を比較 してみたが、有意差は認められなか った。 04 E59 CI沖64 600 -85- フ て卜74 図 311-10 ⑦職場 で一緒 に仕事を してい る 年齢階層 別で、男女間の平均値 を比較 してみ ると、45∼ 49歳 、60∼ 64歳 、70∼ 74歳 で、 男性 が女1生 よ りも有意 に高い結果であ つた。 04 一 ● 十 一 03 02 01 609 70‐ 74 81311-11 ③職 場 で高齢者の介護や看護 に携わ つて いる 年齢階J目 別で、男女間の 平均値を比較 してみると、 50∼ 54歳 と 55∼ 59歳 で、女性 が男 性 よ りも有意 に高い結果であつた。 01 014 012 ■ ■― ヽ │― ■―│■ ― … ■― │… _――│ ヽ /__― ____」__+― __│___ ‐ ― ― │_____一 ―‐ 一 ― 一 ―― ―一 │ ― │ 一■ 一 三 41_■ ■1■ lil― '一 01 008 006 004 002 │_\ _■ ■ )( ■_三 1 1 _■ _\ _\ ■ III■ 11 ,ノ 、 諄 十 59 ノビ 二 6064 ││ト │ │ │ - 7074 8311-12 ⑨交流 した経験 がほとんどない 年齢階層別で、男女間の平均値を比較 してみたが、イ J意 差は認められなかった。 012 01 008 0 004 002 ¨ -86- 7074 図 311-13 年齢 階層別で男女間 の「`均値 を比較 してみ る と、 高齢者 との 交流 に対する評価 につ いて、 50∼ 54歳 、 65∼ 69歳 、 70∼ 74歳 で 、女性 が F/J性 よ りも有意 に高 い結果 であ つた。 図表 3-11-14 高齢 者 との 交流 に対 する評価 年齢区分 40-44 45-49 50-54 55-59 60-64 65-59 70-74 75- Mean SD 女IJ: 3 0,47 男性 3,21 0.46 女性 3.27 0,48 男平L 3.23 0143 女性 3,36 0,48 男性 3.18 0144 女性 3.42 0,56 男性 3.22 0,47 女性 3.44 0,54 男性 3.33 0.47 女性 3.46 0,54 男性 3.22 0,48 女性 3149 0,6 男性 3.21 0,61 女性 3.44 0:57 男性 3.35 0.52 N T値 0,49 0,436 2.012* 11949 1.234 2.240* 2,476* 0`986 * p〈 .05 -87- 3-12.高 齢者 に対する不適切 な対応の実態 全体 「 一人ではで 「お じい さん、おばあ さん と呼ぶ」 不適切 な対応 を行 つて い る項 目と して、 きな い とわか つて い て も手助 けを しないJ「 気 づ きなか ら、あえて 声 をかけな い J「 早 くし なさ い と急 ぎたて るJが 11位 を占めて い る。 1気 づきながらあえて困 らせるようなことをする 2気 づきながら、あえて声をかけない 3早 くしなさいと急ぎたてる 4お じいさん、おばあさんと呼ぶ 5-人 ではできないとわかつていても手助けをしない 6大 声でしかりつける 7幼 児ことばを使う 8子 ども扱いする 9日 10言 下に話すような命令口調で話す 舌の輪の中に入れさせないようにする りをする 11話 しかけられても、聞こえないら、 ・ 12で きなかつたり、失敗したことを責める 13聞 こえるように嫌味を言う 14関 わりたくないので、ほつたらかしにする 15必 要な世話をしなかつたり、手抜きをする 図表3-12-1 不適切な対応 -88- 月1 1■ 男女間 で 平均値 を比較 してみる と、すべ ての項 目にお いて、男性 が 女性 よ りも不適切 な 対応 が認 め られ る結果であ り、 1項 目を除 いて、有意差 が認 め られた。 また、平均値 の 高 い項 目に着 目 して み る と、 男性女性 ともに、 「 一人 では 「 お じい さん、おばあさん と呼ぶ」 「気 づ きなか ら、あえて 声をかけないJが _11位 で きない とわか つて いて も手助 けを しない 」 を占めて い る。 1気 づ きなが らあえて困 らせ るようなことをする 2気 づ きなが ら、あえて声 をかけな い 3早 くしなさいと急 ぎたてる 4お じいさん、おばあさん と呼ぶ 5-人 ではできない とわ かつていても手助 けを しな t`ヽ 6大 声 で しか りつ け る 7幼 児 ことばを使 う 8子 とも扱 いする 9目 下 に話 すよ うな命令 口調 で話 す 10話 の輪 の 中に入れ させな いよ うにす る 11話 しか け られて も 、聞 こえな いふ りをす る 12で きなか つた り、失敗 した ことを責め る 13聞 こえるように嫌味を言 う 14関 わ りた くな いので 、ほ つた らか しにする 15必 要な世話 を しなかった り、手抜 きをする 2 ・ pく 図表 312-2 不適 切 な対 応 -89- 25 3 05, pく 011‥ ★Pく・001 性別 X年 齢階層別にみた不適切な対応 の実態 ①気づ きなが らあえて 困らせ るようなこ とをする じめ られなか つた。 年齢階層別で、男女間の平均値を比較 してみたが、 有意差は品 2 175 15 125 │ 1 ― ― │ 一 一 │― │ ― ― ― 一 │― 一 一 ■ ― - 1-一 075 0 025 「 │‐ ‐ i │ ‐ │‐ ‐ ‐ 「 │ ‐ 1 ‐ ‐‐ 65€ m€ilt ― 4044 4nF444-U 454S 5G54 55-5S … … ′ザ ′叶 ′ 7U74 7+ ― ― 図 3123 ② 気 づ きなが ら、あえて声をかけない 年齢階層別で、男女間の 平均llllを 比較 してみると、 55∼ 59歳 と 60∼ 64歳 で、男性が女 性 よ りも有意 に高い結果 であ つた。 25 一 2 一 15 一 1 . fa}124 40-44 45申 49 5054 350 m64 - 7074 b ★pく 0́5,★ 十★pく ool ③早 くしなさい と急 ぎたてる 年齢階層別で、男女間の平均値を比較 してみると、60∼ 64歳 、65∼ 69歳 、70∼ 74歳 で、 男性 が女性 よ りも有意 に高い結果であ つた。 25 2 15 1 4D-44 4549 g).54 5+5S 60€4 65€S 70"74 7+ -90- 図 卜 12巧 ④ お じいさん、おばあさん と呼ぶ 年齢階層別で、男女間の平均値を比較 してみると、60∼ 64歳 のみで、男性 が女性 よ りも 有意 に高い結果であつた。 5 1 5 0 暑 暑 44 499 44 499 EI}54 ヨ}54[559 路 59064 064659 6597C174 7C174 b 西● 図3126 ⑤ 一 人ではで きな い とわか つて い て も、 手助 けを しな い 年齢階層 号Jで 、男女間 の「`均値 を比較 してみたが、有意差 は認 め られなか つた。 7C174 75 図 3127 ⑥ 大声で しか りつける 年齢階層別で、男女間の平均値を比較 してみると、65∼ 69歳 のみで、男性が女ILよ りも 有意 に高 い結果 であ つた。 40‐44 ― I154 〔 葦■59 6Cl e … -91- 609 70 74 じ 図 3124 ⑦ 幼児 こ とばを使 う 年齢階層別で、男女間の平均値を比較 してみると、40∼ 44歳 、45∼ 49歳 、60∼ 64歳 、 65∼ 69歳 、 70∼ 74歳 で、 男性 が 女性 よりも有意 に高い結果 であ つた。 一● .一 一 8i312-s 4044 4340 敬X■ Ю ま卜〔 ∈資D G64 7074 75 'pκ .05,キ ★pく .ol ③子 ども扱いする 年齢階層別で、男女間の平均値を比較 してみると、45∼ 49歳 、 60∼ 64歳 、65∼ 69歳 、 70∼ 74歳 で、男性 が女 l14‐ よりも有意 に高 い結果であ つた。 図 312-10 イレ‖ 4349 50‐ 54 - 664 609 70‐ 74 7} 'pく _05,・ ★pく .01 ⑨ 目下 に話すような命令 ‖調で話す 年齢階層別で、男女間の平均値を比較 してみると、65∼ 69歳 と 70∼ 74歳 で、男性が女 性 よりも有意 に高 い結果であ つた。 一、 一 一 一● 一 図31211 4044 4549 ,54 中 0064 6〔 口39 -92- 7074 b ★pく .05,・ ・ pく .01 ⑩話 の輪の中に入れさせない ようにす る 年齢階層別で、男女間の平均値 を比較 してみると、70∼ 74歳 のみで、男性 が女1生 よ りも 有意 に高 い結果であ つた。 図31212 - 7074 再 ・ ★pく .01 ⑪話 しかけられて も、階に えな い方、りをす る 年齢階層別で、男女FH5の 平均値 を比較 して み ると、45∼ 49歳 、65∼ 69歳 、70∼ 74歳 で 、 男性 が女性 よ りも有意 に高 い結果 であ つた。 ヨ 一 一 一 一 一 一 一 一● ★・ 図}1213 4044 4349 500 〔 I卜 64 〔 天卜59 - 70‐ 74 7「‐ 'pく .05,・ ★pく .01 ⑫ で きなか つた り、失敗 した こ とを責 め る 年齢 階層 別で 、 男女間 の 平均値 を比較 して み ると、 40∼ 44歳 、 65∼ 69歳 、 70∼ 74歳 み で、 男性 が 女性 よ りも有意 に高 い結果であ つた。 2 卜 , ︲ ︲ ︲ ︲︲︲ 、‘ ︱︲ 、 ‘ ・ , , ,1, ︶ 一 一 図31214 609 -93- 7C174 7) ★pく 05,・ ・ pく .01 ⑬ 聞 こえるように嫌味を言 う 年齢階層別で、男女間の平均値を比較 してみ ると、45∼ 49歳 と 70∼ 74歳 で、男性 が女 性 よりも有意 に高 い結果 であ つた。 2 15 1 05 0 5054 44 40‐ - 664 609 70‐ 74 b … 図 31215 ★pだ 05,キ ・・ pく 〔 X)1 ⑭ 関わ りた くないので、ほ つた らか しにする 年齢階層別で、男女間の平均値を比較 してみると、45∼ 49歳 、 55∼ 59歳 、60∼ 64歳 、 65∼ 69歳 、 70∼ 74歳 で、男性 が女`円 :よ りも有意 に高 い結果 であ つた。 2 1 5 1 図 31216 ¨ 609 7074 ★pく .05,・ ・・ pく .001 ⑮ 必要な世話を しなか つた り、手抜 きをする 年齢階層別で、男女間の平均値を比較 してみると、60∼ 64歳 と 65∼ 69歳 で、男性が女 性 よ りも有意 に高 い結果であ つた。 図312-17 500 … - m64 - … -94- ‐ 74 藤 '★ 01 :メ ‐ 3-13 生活満 足感 ′ 11活 満足感 は、1:活 く度 全体 の 満足感 を 4件 法で問 うたほか、il活 満 足 度 ナ (LSIK 9 J貞 「1) に よ って把握 した。 全体 と して「 満足 して いる」 と した 人は 78.7%で あ つた。 一︲ ︱ 一 一 一 百 図表 3-13-1全 体 としての生活満足 感 ︱︱ ︱ I J 一 一 ︲ ︱﹂ 一 一 一 ︲ ︱ 一 100。 100% 300/O 自 1満 足している □2ど ちらかといえば満足している ●3あ まり満足していない ■4満 足していない また、 牛:活 満 足度 尺度 (LSIK 9項 │])の J貞 ‖号J単 純集計結 果は、下 図 の ようにな つてお り、ヤ i4ド 線 の 回答 に 1点 、そ の ほか の llll答 に 0点 を与 え、それ らを加算 して、理 論値 0-9 ′ ` 点 にな る │パ 11満 足感得点 と した。 均 1114.32、 SD 2.125で あ った。 │え 図表3-13-2生 活満足度 (LSIK9項 目) 961 │ 1 ほかの 人に 比べ て意まれていたか │ま 2い いえ し 1 77.4 69.3 2 去年と同じように元気か 226 307 52.9 3 物事を 弱‖こ考えうほうか (逆 転〉 29.8 4 求めていたことのほとんどを実現できたか '采 1ほ とんどない 702 2 tiく らかある 5 不幸せなこと掛どのぐらいあるか 32.8 605 6 生きることは大変厳しヽか (逆 転) 753 350 339 65.0 .ヽ 7 小さ ことを気にするようになったか く逆転 ) t,ヽ 8 自分か 役 に 立たなくな ったと感じるか (逆 転 ) 1満 足で き う 13.5 9 今までの 人生は 満 足できるか -95- 3た くさんあう 68 24.2 66。 1 2だ いた ヽ1高 足 3満 足で きな い 203 662 区]豪 員3-13-3 LSIK響 尋J点 a 〓 ed t M S N 6 v 6 e [ 0 D ︲ 次 に、性 別 に 11活 満足感 をみて い くと、 女性 のほ うが 男性 よ りも有患 に満足感 が高 か つ た (pく .05*)。 LSIK得 点 にお い て も、 男性 図表3… 13-4 4.21、 女1生 4.41で あ っ た。 性 別 と 生活満足感・現在 の生活に満足しているか のクロス表 ` 生活満足感・現在 の生活に満 足してしるか 4 合計 満足し ていない 1生 別 男性 681 1330/1 │ 女性 1081 3181 21 104 622% 1 3701 204% 91 511 41%1 1000qO 17 1 586 │ 184% 1 合計 1761 16000 -96- 631% 1 15511 6881 62700 1 195 │ 178% 電1罵 l 35% ' 1000・ │ さ らに、性 別 。年齢 別 に全 体 と して の 生活満足感 をみた とこ ろ、 男性 ・女性 それぞれ に お いて 年齢区分 による有意 な差があ り (男 性 pく ,10+女 性 pく .05*)、 「 満足 して い る」害J 合は、男性 60歳 後 半、女性 50歳 代後半で高 まる。 □表 3_13_5性 Ell・ 年齢区分 と生 活満足感とのクロス表 全体としての生活i高 足感・現在の生活に満足しているか 2ど 'ち らかと li高 足 してい いえば満足し ている る 1男 性 140-44 2 45‐ 49 3 50‐ 54 4 55-59 3あ まり満足 4満 足して してtlな い llな い 4 57 123% 70% 1000% 2 3 49 41% 61% 1000% 7 3 60 117% 50% 1000% 6 3 62 4896 1000% 97% 5 60‐ 64 10 149% 6 65-69 7 70‐ 74 8 75合計 2女 性 140‐ 44 2 45‐ 49 3 50‐ 54 4 55‐ 59 5 00‐ 64 6 65‐ 69 7 70‐ 74 8 75‐ 合計 合計 7 716961 71 2 67 104%│ 30% 100.0% 14 41 4 75 187% 547% 21 3% 5396 1000% 11 46 9 1 67 164% 687% 134% 15% 1000% 11 51 10 1 73 151% 699% 137% 14% 1000% 161 68 317 104 21 510 133% 622% 204% 41% 1000% 4 44 17 5 70 57% 629% 243% 71% 1000% 13 52 11 2 78 167% 667% 141% 26% 1000% 6 45 17 1 69 87% 652% 240% 14% 1000% 19 41 4 2 66 288% 621% 61% 3.0% 100,0% 18 45 11 2 76 237% 592% 145% 26076 1000% 17 40 11 2 70 243076 571% 157% 29% 1000% 16 52 10 0 78 205% 667% 120% 00% 1000% 15 49 10 3 77 3.996 1000% 19.5% 636% 13.0% 108 368 91 17 584 185% 630% 156% 29% 1000% -97- 年齢 区分別 に LSIK得 点 分布 をみ てい くと、男性では 50歳 代 前半 お よび 性別。 75歳 以上、 女性 では 75歳 以上が 4.00点 以 下 と低 くな つてい る。 一 元配置分散 分析 の結 果、 男性 にお いては年齢 に よる有意 な差異は認 め られ なか つた。 一方、 女性 では年齢 による有意な差があ り 多重比較検 定 (TukeyHSD)の 結 (pく ,001***)、 果、 40-44歳 、 55-59歳 、 60-64歳 が 75歳 以上 よ りも有意 に 高 く、言 い換 える と、 上に顕著 に生 活満足感 が 低 くな つて い る。 図表 3-13-6性 別・年齢 区分 LSIK得 点 6.00 5.00 4.00 300 200 男性 ― …0‐ 女性 100 5 歳 5 . 歳 4 歳 5 45-49 5 40-44 5 ・歳 0 000 60-64 65-69 歳 -98- 歳 70-74 75備 義― 歳 75歳 以 Ⅳ エ イジ ズ ム 意 識 の 構 造 分 析 4-1 エイジズム 意識 の因子分析 本研 究 で用いた 11本 語版 Fraboniエ イ ジスム尺度 (FSA)は 、原 田 ら (2(X)3)が Frabonl ら (1990)の エ イジスム尺度 を も とに して、新 たに作成 した もの であ る。 Fraboniら (]99())は 、 これ までの 尺度は「 否定的 な ステ レオ タ イブや信念 といつた エ イジ ズムの認 知成 分の み を とらえて い る と述 べ 、敵対 。差別的な態 度や高齢 者との接触 を 回避 す るような感情成 分をも測定 するエ イジズム 尺度 の 必 要性 を指摘 し」 、「 ステ レオ タ イブ化 した誹謗 ・ 高齢者 との接触 の 回避 ・ 高齢 者の排 除 を支持 する テ 1別 の 3つ の 構成概念 を措定 し、 Faralx)1liェ イジズム尺度 (Fraboni S(・ [lle Of Agcisnl:「 AS)を 開 発 した」 とさ れ る。原 [l]ら かl旨 摘 す るよ うに、「 エ イジズム を定量 化 し、標準的 に利用 ∫ 能 な尺度 は 見 Чlた らな い なかで、FAQテ ス トな ど高齢社 会や高齢者 に 対する「 知 識」を問 うのではな 」 l¬ く、 また と人観 。老 いに対 する意識 を問 うの ではない点 に、その 特徴か認め られ る。 そ こで、原 Flら は「 FSA(Fral)oni S(・ ale(f Agoislnは 、本来 2:)項 目であ るか、Fral)oni らの探索 的因子分析結果か ら、 日本の 村会・ 文化的文脈 に適 合 して い る、 lN子 負荷 量が高 い _L)11)項 (0.51` 人 目を抜粋 した」。さ らに、「 1‐ T相 関 分析 の結 果、5項 │]か 個 々の項 目 得点 と全体得点 との間 の 相 1期 係数 が 04未 満 であ つた。そ の 5項 目を除 い た 1′ 1項 目をサ I] いて 、探索的 tN子 分析 (最 尤法 )を 行な つた結 果、固有値 か 1を こえる因子 として 3 11NI F ■た」 と した。 力Si書 出 さオ したか つて短縮 版は 14項 目であ るが、原 I11ら の 当初の 調 査lll究 結 果 と比較検 ::Jす る意 1会 。文化的 文脈 に適 合 して い る、lFNI 図 もあ り、本研究ては「 日本の ネ 1人 L)」 とされ た 19J貞 │]・ 5ク ト 法 を採 用 した。 さ らに、 19項 Ftt li L上 が 高 い (05 目それ それ 5件 法で得 られ た回答を、エ イジズム意識か高 い順 に 5点 か ら 1点 を与 えてそれ らを加算得点 fヒ して、理 論値 19-95点 のエ イジス ム 全体 尺度 とした。 -99- 図表4-1-1年 齢差別(エ イジズム)意 識 90 │ 1冨 18高 齢者は同じ イライラさせられる 返すので、 話を何度も繰り 19高 齢者は若い人よ り 不平が多い 3多 く の高齢者は過去に生きている 3-話 ■ 9ほ と んどの高齢者は運転免許を更新すべきてはない 5∼ 6高 齢者は、 若い人の集まりに呼ばれたときは感謝すべき 7招 齢者はけちて金をためている 潮 岬てき相よ高齢者と一細こ 住みた伽 ` い 6 中 )園 177 16ほ と んどの高齢者はおもしろく て個性的な人たち(逆 転項目 │ 8個 人的に高齢者と ない 日囲172 長い時間と過ごしたく 哺 帥 ヨま赤ちゃん鋪 倒掃 すことができ朴 爆 癬 ■ L¬ 15高 齢者は政治の場で 発言するように奨励されるべき(逆 転項目 『 … 13高 齢者と の付き合いは結構楽しい(逆 転項目)極 101覇 齢者は誰にも面倒をかけない場所に住むのが一番目9.6日 14高 齢者の苦し い状況を聞く と悲しく なる(逆 転項目 田 │ : η │ 一 一―J 口まあまあそう 思う十そう思う ==Eコ 生 l甲 ― 4bフ ) 12高 Ξ │ │ 韓 価 9澤 一 鰤 待されても老人クラブの行事に行きたく ない 03 力 8 2高 齢者は新し い友人づく りに興味ない 1高 460 1 ==171コ )15.6鮮 179=コ Ю高齢割こ は地域のスボーツ施設を使つてほし〈 ない i5E力 4コ ¨ ぃ 品 鵠昌 4-1-1 ユニイ ジ ズ │││ ││ 朧囲訓 鶴杖臨細い││││ 図 表 度 数 100 60 エ イ ジ ズ ム 全 体 尺 度 -100- ′、全 体 尺 度 学 」 型 「 さ らに、エ イ ジ ズム意 識構 造 を明 らか にす るた め に 因子 分析 (最 尤法 ・ プ ロマ ッ ク ス回転 )を 行 な つ た。 図表 4・ lⅢ 2因 子分析結果 :構 造行列 因子 1 2 3 4 5 0443 0.229 agdsm13高 齢者 との付き合いは結構 楽しい (逆 転 0.566 0173 0211 0330 0556 agdsm7招 待されても老人クラブの行事 に行きたくない 0.548 0185 0251 0295 0167 agasm17で きれば、高齢者と一緒 に住み たくない 0.540 0248 0328 0213 0211 agdsm18高 齢者 は同じ話を何 度も繰 り返すので、イライラさせ られ る 0.527 0345 0413 0164 0128 agelsm 1 9高 齢者 は若 い人 より不平が 多い 0.452 0379 0.401 0.088 0.048 agasm2高 齢者は新しい友人 づくりに興味ない 0342 0 0307 0227 0117 agelsm3多 くの高齢者は過去に生きている 0362 0 0323 0186 0077 agdsml高 齢者はけちで金をためている 0232 0 0359 0178 0051 agdsm10高 齢者 には地域 のスポーツ施 設を使ってほしくない 0264 0.217 0.599 0375 0139 agdsm12高 齢者 は誰 にも面倒をか けない場所に住 むのが 一 番 0342 0234 0,597 0.313 0132 agesmll高 齢者 には赤ちゃんの面倒を任すことができない 0.384 0´ 323 0,587 0.168 0181 agdsm9ほ とんどの高齢者 は運転免許を更新すべ きではない 0.293 0252 0.374 0114 0129 agdsm6高 齢者 は、若 い人の集まりに呼 ばれたときは感謝すべ き 0119 0201 0.337 0140 ‐ 0087 agasm4高 齢者と会うと目を合わせ ないようにしている 0423 0340 0407 0.837 0201 agdsm5高 齢者がわたしに話しかけてきてもわたしは話 したくない 0422 0221 0373 0.305 0306 0200 0090 0086 0121 0115 -0003 0081 0216 0430 0188 0083 0103 070 5.352 4,083 α α ) 因子寄 与率 (%) 19項 目全体尺 度 α=776 21.391 α =_728 6′ =726 =611 α =810 因子抽 出法 :最 尤法 ・ 回転法 :KJserの 正規化を伴うフロマックス法 5困 子が抽 出 され、第 l ltl子 を「 忌避 。 拒絶感」、第 2因 rを「 蔑視 (蔑 視ステレオタイプ)」 、 第 31■tl子 を「迷惑 」、第 4因 子 を「 無視」、第 51■tl子 を「他 ブ 、事 。無個号1性 」 と命 名 した。 信頼係数 が低 い 下位尺度 も参考 まで に提 示 する。 -101- 0 ) 0 agdsm16ほ とんどの高齢者 はおもしろくて個性的な人たち (逆 転 ) agasm14高 齢者の苦しい状況を聞 くと悲しくなる (逆 転 ) 4 1 1 ″ ” agesm15高 齢者 は政 治の場で発言するように奨励されるべ き (逆 転 0 0334 ︲襲 鰤︲ 5 0337 0,754 η agdsm8個 人的に高齢者 と長い時間 と過 ごしたくない 3.250 α =535 4-2 1生 性男10年 齢 による差異 男リ エ イジズム全体 尺度お よび下位「く度 を従属変数 と して性 別 に よる影響 をみた とこ ろ、男 性 のほ うが女性 よ りも、 よ り強 くエ イ ジズム意識 を持 つて い る とい う結果であ つた。 下位 尺 度第 1因 子「 忌避・拒絶感」、第 2因 子「 蔑視」、第 41■l子「 無視」、第 5因 子「 他 人 Ili・ 性 のほ うが 女性 よ りも、よ り強 くいたいていた。第 3[]子「迷惑」 無個 別性」にお いて 、り〕 のみ 、性 たが認 め られ なか つた。 図表 牛1・ 3性 別の影響 t検 定 Q2 1生 男」 平均値 2 0 5 1 男性 女性 6 0 5 ェィジズム第 1因 子 (忌 避・拒絶感)1 男性 1721 3928 3880 3.825 2259 2.586 872 8 4 0 7 5 5 1243 3106 1217 3437 9 7 5 3 9 0 5 7 5 7 5 7 1512 1 8 7 0 3 3 3 8 2 7 0 5 2 性 性 男 女 月1性 ) 8613 5.369 2228 女性 性 性 男 女 1 ェィジズム第 5因 子 (他 人事 。 無個 1 2 ェイジズム第 4因 子 (無 視 ) 4735 2 7 5 2 8759 907 2 男性 5022 9 0 5 性 性 男 女 1 1 t値 1629 女性 タイプ) ェイジズム第 3因 子 (迷 惑 ) 標準偏 差 3 7 5 2 エイジズム第 2因 子 (蔑 視 ステレオ 5 5 5 2 ェィジズム全体尺度 N 1839 1274 1.917 *** *** ** 1.280 ns 6.984 ホネ* 5.462 *** p<.001贅 夫' I)<01*贅 年齢 の 年齢 による影響 をみて い くと、 エ イジ ズム全 体 尺度得点 を従属 変数 とする分散 分析 結 果、 年齢 区分 に よって fJ意 な 差があ る こ とか明 らか とな り、40‐ 4`1歳 が もつ とも低 く、 一 方、 75歳 以上 が も つ とも高 くな つた (pく ,001***)。 さ らに、 多重比較検定 (Tukey HSD) の 結 果、 70-74歳 は 40-44歳 よ りも有意 に 高 いこと、 また、 75歳 1人 Lは 40-44歳 、 50-54 歳 よ りも 有意 に高 い こ とか明 らか とな つた。 さ らに、F位 尺度 へ の 影響 をみた ところ、統計結果 は 害l愛 するか、 分散 分析 の結果、算 。 2因 子「 蔑視」 (pく ,10+)、 第 3因 子 「 迷惑」 (pく ,001***)、 第 5困 子 「他人事 無個 .01*)に お いて、 句i齢 区分 によ つて 有意 な とが あ るこ とが認 め られた。多重比 較検 定 によ り、第 2因 子 では 60-64歳 の ほ うか 40-44歳 よ りも高 く、第 3困 子 では 60-64 別性 」 (p〈 歳 が 40-44歳 よ り高 く、 65-69歳 が 40-44歳 ・ 50-54歳 よ りも高 く、 70-74歳 が 40歳 代お よび 50歳 代 よ りも高 く、 さ らに 75歳 以 上はすべ て の 年齢 区分よ りも高か つた。 -102- 年齢区分別 Zス コア (1)エ (2)第 (3)第 : ´ 元配置分散 分析 多重比較検定 (Tukey泄 1) イジズム全 体 尺度 F値 4.53*** 70-74歳 〉40-44歳 ` 75歳 上 40-44歳 1上 〉 〕 50-54歳 1因 子「 忌避 。拒絶感」 F ll● 1.53 n.s.(not Sittlificant) ・ 2因 r「 蔑視」 F値 1.91 + 60弓 4歳 〉 40-44歳 (4)第 3国 子「 迷惑 」 F値 20.86*** 40-44だ文 60-64ガ 覧〉 65-69歳 〉40-54歳 70-74齢 か40-59歳 ` 40-74歳 75歳 上 人L〉 (5)第 (6)第 Fllt O,93n,s.Inot significant) 4国 子「 如1ネ ;l」 5因 子「 他人・纂・ 無 1‖ 別性」 Fl汽 2.73** 図表 4-¬ -4 エイジズム全体尺度 および下位尺度 分散分析 度数 最 小値 標準偏差 平 均値 最 大値 40-44 12700 4586 891 2400 7000 2 45-49 12400 4862 801 2300 69.00 3 50-54 12800 4746 8.60 2700 68.00 4 55-59 12500 48_36 894 2100 6900 5 60-64 14100 4901 846 2600 7100 6 65-69 13800 4891 811 2400 6700 7 70-74 13700 4980 911 2600 8000 8 75- 13400 51 40 934 2300 8000 105400 4871 880 2100 8000 1 合計 分散 分 析 平方和 F値 平均平方 自由度 ・ クルーフ間 2400.19 7.00 342.88 グループ内 79111.70 1046.00 75.63 合計 81511.89 1053.00 -103- 有意確率 4.53 000 年齢 区分 によるエ イジ ズム意 識 の 差異 を標 準化 した Z得 点 であ らわす と、次 の ようにな って い る。 ・ エ イ ジスム全 体 尺度 で エ イ ジ ズム意識 の加 齢 によ る変化 をみて い くと、40歳 代 後 半で 高 くな り、そ の 後 50代 前半 で低 下する。その後 、加齢 ととも に高 くな つて ・偏 見意識 は、 40歳 代 後 半 に強 まる。50歳 い く。 すなわ ち、高齢者 に 対 す る差 号」 代前半 で弱 ま り、そ の後 、加齢 とともに徐 々に強 まる。 と くに、 7()歳 以上 にお い て、有意 に、 よ り強 くい た く。 ・ 「迷 惑」だ と思 う意識は、40歳 代前半 に強 ま り、 50歳 代前 半に弱 まる。 その後、 加齢 とともに徐 々に強 まる。 40歳 代 よ りも 60歳 代、 4.50歳 代 よ りも 70歳 代 に、 よ り迷惑 と思 う意識が 有意 に強い。 ・ 1()歳 代前半 に強 ま り、50歳 代前 半に弱 まる。そ の 「 他 人事 。無個 別性 」意識 は、∠ 後、60歳 代は強 く、 7()歳 代以降は他 人事ではな くな る。 エイジズム意識(Zス コア ) ZageiSm全 体尺度 Z得 点(ageに m全 体尺度 ― ・ ロロZagelsm因 子lZ得 点(忌 避・拒絶 ) ) ―毯― Zagelsm因 子2Z得 点(蔑 視 ) X Zagelsm因 子3Z得 点(迷 惑 ) ―X‐ Zagelsm因 子4Z得 点(無 視 ) -0-Zageism因 子5Z得 点(他 人事 ) ´´ヘ ス / ′ ・ロニ / 40-44方 i ″ 50-54歳 60-64歳 55-59歳 年齢 -104- 65-69歳 70-74歳 75歳 以上 4-3 エイジズム意識 に影響を及 ぼす要 因 基 本属性 (年 齢、性 りJ、 職業 の Fl‐ 無、学歴、居住地、婚姻状況、健 康状態、暮 らしぶ り) お よび現 在要介護 高齢者 を抱 えて い る こ とや、父母や義父母 の 介護経験 の有無 によって、 エ イジス ム意識 が どの ように影響 を受けるの か を、階層 的重回帰分析 によって検討 した。 (1)エ イジス ム全体尺度 属性 による影響 をみ た とこ ろ、 高齢、 男性 、 大部市 暦(L、 病気 が ちであ るほ うか、 エ イ ジスム意識をよ り強 くい た く。 介護経験 を含 めて 影響 をみ たか、介護経験 に よる有意 な影響は認め られなか つ た。 (2)ド 位 ナく度 「 忌避 ・拒絶感」 属性 に よる影響 では、 高齢、 男性 、高学歴、 大部 忌避 。拒絶 した い とよ り強 く思 う。 ││テ 居住、病 気が ちの ほ うが、 高齢 綺を 介護経験 を含 めて 影響 をみ る と、義 父の 介護経験 がな いほ うが忌避 。拒絶感 に有意 に影 響 を及ぼす。 (3)ド 位 尺度 「 蔑視」 属性 による影響 では、既婚 で、 病気 がちの ほ うが、 高齢者 に対 する蔑 視意識 をよ り強 く いた く。 介護経験 による有意な影響 は認め られな い。 (4)ド │と 尺度 「迷惑 」 属性 による影響 では 、高齢 、大都市居住、独 身の ほ うか、高 齢 者 に対 して迷 惑 であ る と よ り強 く思 う。 介護経験 に よる有意 な影響 は認め られない。 く度 (5)ド 位 ′ 「 無視」 属性 による影響 では 、 男性 、病 気が ちの ほ うが、高齢 者を無視 した い とよ り強 く思 う。 介護経験 による 有意な影響 は認め られない。 (6)ド 位尺度 「 他 人 rli.無 個号1性 」 属性 による影響 では 、 若い 、 男性、暮 らしにゆ と りの あ るほ うが、 高齢 者 に 対 して他 人 r纂 と して感 じ、個 りJ性 がな い とよ り強 く感 じて い る。介護経験 に よる有意 な影響は認 め られない。 以上か ら、属性 では年齢、性別、健康状態 が エ イ ジズムに大 きな影響 を及ほ し、高齢、 男性 、病気がち の ほ うが 、高齢 者 に対 して差別意識 をよ り抱いて い た。 また、 人都 市居住 者 の ほ うが忌避・拒絶感や迷惑意識 をもち、既婚 者は蔑視意識 を、 ・方独 身者は迷惑意識 を もち 、さ らに暮 ら しにゆ と りがあれは他 人事意識を持 つていた。 また、 個人的 な介護経験 は、 一 般 高齢者 に 対す る差別や偏 見意識 には 影響 を及 ぼ さな い。 -105- と し た ズ ム を )意 識 帰 分 析 属 変 数 階 層 的 重 回 従 差 11(Iイ ジ 図 諏+0年 齢 数 (1) 数 (1) 標 準 偏 回係 標 準 偏 回係 係 (1) 準 偏 回 掃 教 標 ‖ プス テ プ 2 テ プ 2 テ プ │ ス テ プ テ ナ ス テ 2 ッ ッ ッ ッ ッ ゥ 帰 帰 係 数 {1) 準 偏 偏 回 ll故 (1) 標 回 テ プ 2 プ テ カス テ テ 2 ッ ッ │カ ス ッ 1尋 1準 年 錦 -1男 :│(0女 性 性 性 ¨り 職 業し -lπ 学 院 卒 日1中 卒 学 11-i大 :1市 地 (1町 居 住 ― (0独 身1既 婚 状 況 婚 咽 -4健 11態 (1病 気 康 健 康 ‐と 」 り な し ら し ふ り 1つ と 暮 0有 無 」 'あ り けし あ 要 介 護 高 齢 者 → じ り ウ 経 験 あ 1経 験 1介 護 経 験 鮒日経 廠サ 経 母憾絣‖ -4糧 り ‖ 経し撃 島 経 験 義 誰 1昴 I ‐ 1『 12i 烈 1『 悧 │%' l‖ 剛 14: l11 111 11' I -11' 田 ll'・ Ⅲ II]‐ ) 絆 ]%│ ]引 I ll │ ) 11 ・ 141叫 ) (0な │‖ │!l料 : 1師 ll〕 │“ 1‖ ‐ 14! Ⅲ 1田 ― 晰 ― lll " lll l瞬 │ │]レ lli ll ‐ ) ]贅 141 露 引l ー ― │ 4ゆ ) ‖ ) ‐ l%丼 l] 躙│ llト ー 嘲1 -l171 囲 │ll ‐ 踊+ 訓│*1 賢:│‖ Ⅲ ‐ ][ ` 1尋 l ‐ 口 “ Ⅲ │ [ 凛1 『 ト ー:常 │ -1111‡ 1マ -1: lⅢ 鰤 Ⅲ l‖ ネ ‐ ‐ 缶 ::│ 1ネ 2!〕 ユ= 〓覇 '介 liな 島 lil 酬 ]] 漸 i5i □ ‐ 聞 ー Ⅲ ]‖ 脳 ‐ 102 ― llト I ∞ ]11 ‐ l瑚 1『 [ 田 ‐ ‖ [ 7 X 酬 │ ‖ l!│ 6 -〕 -lli ― :! ll! ‐ ‐ ‐ ]:] ::] 111 ― ― -li: ]:] ]ll ]41 l!I ) ‐ ]││ まし :[!│‡ 才 4!ll‡ 離乗 済 調 整 肥乗 州腫 ![│ │:│ │!l 11! *‡ ホ lll l:l (ll:ス 11 ]2 1 F P(,lll ll*「 1割 ││1料 [ ) ) ‐ 眠 l lll,l卜 1 31:11本 1 2114カ ネ !│レ 〕 !∫ メ11 ll] ]│l │:! │12〔 │*中 lll ll∫ ]!11 11: 1(1111 -106- 1:2:1'`│ lll llキ lll l12 ‡ ││!ll:* 1424メ [i[ ]:i 121 !14 111 1:: ll]*‡ │[│1輩 Iイ !171:│ i!! lll V不 適 切 な対 応 実 態 の 構 造 分 析 5-1 不適切な対応実態の因子分析 高齢者 に 対する、 日常生活場面 にお いて意識的か つ無意識的 になされ る 不適切 な対応実 態 について は下 記 l「 lよ 1馬 項 目 。4件 法でたずねた。 「 よ く」 あるいは「 たまに」 した こ とがあ る害l合 うにな ってい る。 次 に、15項 目それそれ 4件 法で得 られた回答を、イ(適 切 な対応実態 かある順 に 4点 か ら 1点 を与 えてそれ らを加 算得点 化 して、F世 論値 15-60点 の不適切 対応 全体尺度 とした。 図表5-1-1不 適切な対応の実態 10 4お 20 30 40 50 、 年寄りこ おじいさん、 おはあさんと呼ぶ 60 70 80 5613 剛無¨鶴¨ Ⅲ 瑞 ││ 卿ほ 拠肛鵡 脚 滸 は 割 は 声てい わ ける鍼 高齢者やお年割 の必要な世話を眈かつU、 手抜きをする″ “ '多 と 子 も 嚇割を 拠するπ %多 棚 61 " 購 にう すれは困るたうと気づきなからお年割 を困らせる %笏 惚 呵 lW翼 I蝋』 鋏 │ れ 川 暉 倒 ら 乱 冨 l=勒 嚇 割に目下に話すよ赫 令口調で話すm5J i稚 │ -107- │ │ 90 11Xl ‐ ヒス トク ラ ム 図 豪員5-1-1 度 数 40 不 適 切 対 応 全 体 尺 度 図表 5‐ 1・ 2因 子分析結果 :構 造行列 因子 1 2 3 12で きなかつたり、失敗 したことを責める 0.825 0.566 0,295 13聞 こえるように嫌味を言う 0.818 0.587 0.313 9目 下に話すような命令 口調 で話す 0,782 0.720 0,332 11話 しかけられ ても、聞 こえないふりをする 0.736 0.515 0.370 14関 わりたくないので、ほつたらかしにする 0.720 0.423 0.401 10話 の 輪 の 中に入れさせないようにする 0,714 0.557 0,376 6大 声でしかりつける 0.682 0.550 0.294 3早 くしなさいと急ぎたてる 0.589 0.409 0.441 15必 要な世話をしなかつた り、手抜きをする 0.581 0.400 0.374 8子 ども扱 いする 0.624 0.855 0,272 7幼 児 ことばを使う 0.562 0.768 0.305 2気 づきながら、あえて声をかけない 0336 0.178 0,744 1気 づきながらあえて困らせるようなことをする 0.499 0.281 0.545 5-人 ではできないとわかつていても手助けをしない 0.200 0.197 0.428 4お じいさん、おばあさんと呼ぶ 0.232 0.214 0.282 40.274 5.045 4.034 α=.902 α=.795 α=.551 因子寄与率 (%) 15項 目全 体尺度 α=880 因子抽 出法 :最 尤法 ゜ 回転法 :Kaserの 正規化を伴うフロマックス法 -108- 3因 子が抽 出 され、第 1因 子を「拒絶」、第 2因 子 を「 子とも扱 い」、第 3因 子 を「無 視」 と命 名した。信頼係数 が 低 い 下位尺度 も参 考まで に提示する。 5-2.性 別 ・年齢 による差異 1生 男J 不適切 対応 全体尺度お よび ド位 尺度 を従属変数 と して性 別 による影響 をみ た ところ、 男 性 の ほ うが女性 よ りも、 有意 に高齢者 に 対 して不適切 な対応 を して い る。 図表 31‐ 3性 別 の 影響 t検 定 Q2性 N 男増 1 不適切対応全体尺度 2 不適切 対応第 1因 子 (拒 絶 ) 1 2 不適切 対応第 2因 子 (子 ども扱 い) 1 2 不適切対応第 3因 子 (無 視) 1 2 平均値 t値 標 準偏差 男性 416 26.42 6371 女性 484 2381 6061 男性 417 1464 4371 女性 499 1299 3996 男性 439 3.09 1 123 女性 517 276 1028 男性 436 870 2.140 女性 498 808 2.281 6.298 5.922 4.683 4.244 l〕 <〔 )01*贅 * 年齢 く 年齢 による影響 をみて い くと、 ィ 適切 対応 全体尺度お よび下位 尺度 を従属 変数 とする分 く 適切 対応 全体尺度 へ は 有意 な影響が認め られなか っ たが、下位 尺度 の第 散 分析 の結 果、 イ́ 2因 r「 子ども扱 い」(p<05丼 )お よび第 3 11NI F「 無視」 (p<.001離 *)に お いて、年 齢 による 有意 な差があ る こ とが認め られた。 さ らに多重比較検定 した結果、 「 子 ども扱 い 」については 65‐ 69歳 が 40・ 44歳 よ りも、 「無 視」 については 70‐ 74歳 か 45‐ 49歳 、 55‐ 51)歳 よ りも、高齢 者 に対 して 不適切 な対応 を し てい る。 -109- □表5_1.1分 散分析 不適切対応全14尺 度 不適切 第1因 子(IE絶 ) '1応 '1応 最大値 110 238[ 5716 245‐ 49 109 246[ 7151 3 50‐ 54 100 2524 0011 4 55‐ 59 100 243: 0207 6 60‐ 04 121 243: 8100 6 65‐ 61 121 2617 0703 7 70‐ 14 116 2F」 8 75‐ 100 1431 6510 合計 803 2501 0015 143‐ 44 110 1203 3700 245・ 49 111 1375 4716 3 50・ 54 111 1410 4332 4 55‐ 59 107 1197 4277 5 00‐ 34 123 1872 4116 30 122 1442 4395 7 70‐ 74 110 1170 4100 8 75・ 10i 1:00 4047 合計 91: 1373 4247 140・ 44 110 284 0024 245‐ 40 113 302 1110 3 50・ 54 114 200 1110 2 4 55・ 5rJ 110 200 1 030 2 6 00・ 34 124 293 1 001 2 8 65‐ 69 100 011 1 160 2 7 70・ 74 127 200 1 175 2 8 75‐ 116 291 1 167 2 合計 954 291 1 086 2 44 110 .Q10 245‐ 49 112 001 3 50‐ 54 112 317 4 55・ 50 109 792 5 00‐ 64 122 829 0 05‐ 69 127 865 7 70‐ 74 122 898 8 75‐ 107 876 合計 001 037 65‐ │ │ 4 4 7 ︲ 0 8 4 4 鶴 4 2 1 = “ 4 4 4 = -110- 有意確華 FJ 982 “ 140‐ 76 劉 不適切対応第3因 千憮視) 1直 140・ 44 F」 不適切 第2因 子仔ども 級11 標準偏差 平均 旦収 度数 4 1 参考まで に 、年 齢区分 に よ るエ イ ジスム意識 の 差異を標準化 した Z得 点 であ らわ す と、 次 の よ うにな つている。 不適切 な対応 全体尺度、第 1因 子「拒絶 」、第 2因 歳 に も つ とも多 くな つてい る。 また、第 3 11e F「 J4「 子 ども扱 い」のいすれ もか、65‐ 69 無視 」 は 70‐ 74歳 が も つ とも多 くな って く い る。65歳 とい う線引 きに よ って、まさに高齢 者とな つた 人 々か 高齢 者に 対 して イ 適切 な 対応 をす るとい う実態 を示 して い る. 図 表 5-1-5 │-不 │― 03 1-― 卜 適切対応全体尺度 不適切対応第 1因 子 `拒 不適 切対応実 態 (Zス コア) ││ 絶 サ' 咆Ⅲ…不適切対応第2因 子 ども扱 │ `子 い ) 1-不 適切対応第3因 子 `無 視 ) ` EL ヽ \ ‐ \ ―――――――― ‐ ― ――― ― ― ――――― ― ―――――― ¬ ― L -03 1 40-44 5-3 2 45-49 3 50-54 4 55-59 5 60-64 6 65-69 7 70-74 8 75- 不適切な対応 に影響を及 ぼす要因 九 t本 属性 (年 齢、性 号 1、 職 業 の 有無、学歴 、ル:住 地、婚姻状 :)せ 、健康状態 、暮 ら しぶ り) お よび現在 要 介護 高齢 者を抱 えて い る こ とや、父母や義父 母の 介護経験 の 有無 によ つて、 エ イジ ズム意識 が との ように影響 を受け るの かを、 階層的重 llll帰 分析 によって検討 した。 適切 な 対応 (1)イ く 全体尺度 男性 、病気 が ち、さ らには 義 母 の 介護経験 をも つて い るほ うか、 高齢者 に 対 して不適切 な対応 をする。 (2)下 位 尺度 拒絶 男性 、病気かち、さ らには 父親 や義母 の 介護経験 をも つて い るほ うが、高齢 者を11絶 し て しまう。 -111- (3)下 位尺 度 7‐ ども扱 い 男性 、病気が ちのほ うか、高齢者 を子 ども扱 い して しま う。 (4)下 位尺度 無視 男性、低学歴、病気 が ちであ り、 さ らに現在要介護高齢者 が身近 にお らず、義母の介 護経験 をも つて い るほ うが、高齢 者 を無視 して しまう。 以上 か ら、高齢者 に 対 して不適切 な対応 を して しまうのは、 男性 で、病気が ちである こ と、 さ らには義 母の 介護経験 が主な 有意 な要 因 とな つて い る。 析 な を 11不 適 帰 卜 層 的 重 回 分 切 ll属 変 数 どる 階 対 応 実 態 図 潔 い 第 子由扱 1因 子 0 第 2□ (1日 (子 3因 子 ‖ 聯 E 第 帰 偏 係 数 標 準 回 ) lβ プ 2 風テ ッ ス テ カ ッ “ 卸 卜■7 ll17 J男 憾 性 11{0女 性 -1あ 慮 し り 業 ω 職 -1大 院 学 卒 学 日1中 卒 ¨ ‖ 町 村駄都 討 居 住 地 ― 輸 独 身1既 掛 状 況 婚 畑 →健 気 尉 健 康 状 榊病 ゆ と り な し bあ り ふ り ら し 中 暮 り の有 な し 引 無 者 的 あ 介 護 高 齢 要 な し 1経 1) 験 [経 験 貸介 護 経 り 4経 験 I経 護 経 母介 弾 颯 経 い4組 酷 あ 経 験 義 父護 121i -4ゆ ) ・ [!:1 ネ 中 * l.11!‖ 111i ・ i01, ・ 01;1 ・ ]111 ・ ・ ) ) ・ 111∫ ネ :1111*ホ ・ ]l:l ・ [│ll ・ 101: ・ l:17 !│││ ・ :│││ ** ホ ・ l11: ネ 1011 :lll 1′ !i!輩 ll〕 ‖ ・ 1!11 : 1,111ネ │ :.lli‖ 1:ll ll:! l.03: l]:│ !│‖ :11: ・Oi:9 .ll]7 .ll!! ll17 []!: 1111 ・ [171 ・ ・ l]!1 ・ 1101ホ ・lll!l車 01!l l]!∫ ・ l]11 ・ l116‖ ネ :11] ・ [10:‖ 1:│! i11! ]14i lill !li!1*1 '│!:‡ ‖ ・ ll11 ・ ll14 ・ 3]Ii+ ・ !l:!ゃ ・ 1lll ・3]:! ・ 3031 ・ l[4! ・1lli+ ・llT:+ ・ 1010 ・ lill ) liあ llな t,¨ '介 Iiあ ) liな :`14i常 ホ 1 カ 1]]iネ ホ 1(:lllネ ネ 率 1(1!│1率 ,(llい 1(,ll+ -112- 1.80:ネ *│ ]]1:ネ 14!!本 │‡ Ⅵ 考察 人は、 なぜ高齢者 に偏 見をい だ き、差別 し、 さ らに不適切 な対応 を して しま うのであ ろ うか。 現代 社会 にお け る年齢 差別 (エ イジズム)構 造 を明 らかにするこ とを 目的 と して、40歳 以 _Lの 中高年期 を対象 に、 日常生活場面で意 識的 か つ 無意識的 に繰 り広け られて い る意 識 と実態 に焦点 をあてて検証 した。 と くに性別 の ほか年齢 に着 目して、加齢 による変化 と連 続性 に着 日した。 ここで は、高齢者 に対 する「 エ イ ジズム意識」 と「 不適切 な 対応実態」 につ いて、属性 お よび 介護経験 に よる影響 分析か ら得 られ た結果 をも とに考察す る。 まず、その結 果を要約 する と、 エ イジ ズム意識 では、 (1)エ イ ジズム全体 尺度 高齢 、 男性、大都市居住 、病気が ちであ るほ うが、 エ イ ジズム意 識をよ り強 くい だ く。 (2)下 位尺度 「 忌避 ・ 拒絶感」 高齢、 男性、高学歴、大都市居住、病気 が ちのほ うが、高 齢者 を忌避 。拒絶 したい とよ り強 く思 う。義 父の 介護経験 がない ほ うが 忌避 ・ 拒絶感 に有意 に影響 を及 ぼす。 (3)下 位尺度 「 蔑視」 既婚で、病気が ちの ほ うが、高齢 者 に対 する蔑視意識 をよ り強 くいた く。 (4)下 位 尺度 「迷 惑」 高齢、 人都市居住、独身 の ほ うが、 高齢 者 に対 して迷惑であ る とよ り強 く思 う。 (5)下 位 尺度 「 無視」 男性、病気が ちの ほ うが、高齢者 を無視 した い とよ り強 く思 う。 (6)下 位尺度 「 他 人事 。無個別性 」 若 い 、男性、暮 ら しにゆ と りのあ るほ うが、 高齢 者 に 対 して他 人事 と して感 じ、個別性 がない とよ り強 く感 じて い る。 不適切 な対応実態では、 (1)不 適切 な対応実態 全体 尺度 男性、病気が ち、 さ らには義母 の 介護経験 をも つているほ うが、高齢者 に対 して不適切 な対応 をする。 (2)下 位尺度 拒絶 男性、病気が ち、 さ らには父親 や義母 の 介護経験 をも つているほ うが、高齢 者 を拒絶 し て しまう。 -113- (3)下 位尺度 子ども扱 い 男性 、病気 がち の ほ うが、高齢者 を子 ども扱 い して しまう。 (4)下 位尺度 FF7性 無視 、低学歴、病気 が ちであ り、 さ らに現在要 介護高齢者 が身近 にお らず、 義母 の 介護 経験 をも つてい るほ うが、高齢者 を無視 して しまう。 従来 、高齢 者 を差別 し、 さ らに高齢者 に対 して不適切 な対応 をする背景 には、 若 さに価 値がお かれ る社 会 にお いて 、老 いの価値 が相 対的 に低下 して高齢者 が 忌避 ・排除 され る現 実 、 また高齢者 に対す る否定 的 ステ レオタイプの「神話」 が 築 かれて しま つて い る現実が あ る と指摘 されて きた。 かか る前提 にお いて 、高齢 者犯罪 な どにお いて も若者 が老人をい じめ る とい う構 図が指摘 され、あたか も年齢 差別 (エ イジズ ム)は 、 高齢者 と対極 あ る人 が 高齢者 を差別 するとい う思 い込みが暗黙 に存在 して い た ように思われ る。 本研究 では、年 齢 差別 (エ イ ジズム )を 年齢 と くに加齢 に よる変化 とい う観点か ら検 証 した とこ ろ、エ イジズム意識 においては、高齢 であるほ ど、 また病気が ちであ るほ ど、 ま た、 男性 の ほ うが高齢者 を差別す る意識が強 いこ とが明 らか とな つた。 これは驚 くべ き知 見であ る。 また、大都市居住 の ほ うが 忌避 ・拒絶感や迷惑意識 が強 く、 さ らに、若 く、暮 ら しにゆ と りの あ るほ うが、高齢者 に対 して他 人事 と して感 じ、個 別性 がな い とよ り強 く 感 じて い た。 介護経験 は エ イ ジズム意識 には 影響 を及 ぼ さなか つ た。 また、高齢者 に対 する不適切 な対応 とい う行動 レベ ルにお いて も、病気 がちであ り、 男 性 の ほ うが、高齢者 に 対 して 不適切 な対応 を して しま つてい る ことが 明 らか とな つた。 ま た、義母 の 介護経験 が転化 して、 高齢者 に対 する不適切 な対応 に影響 を及ば して い た。 高齢者 による自己排除 と差異化 一般 的 に「 若 い人」が高齢者 をのけ者 にする、暴 力を振 る うのが エ イ ジズム と理解 され てい るが、高齢者ほ ど高齢者 を差別 ・排 除 する意識が強 い こ とが明 らか とな り、老 い や依 存的 地位 を実感 するこ とに よ つて 自己投 影 し、 いわ ば迷惑 をかけ る とい う意識か ら自己排 「 あの ようにはな りた 除 を して い くこ と、また高齢者間で高齢者 を客体化す る こ とによ り、 くな い 。私 とはちが う」 とい う意識か ら差異化が生 じて い る ことが推 察 で きる。 「 要 介護状態 の 自分の 思 いの ままにな らぬ、醜 い 、情 けな い 、以前 の 自分 と違 う自分 を 受容 あ るいは許 容 で きな い、家族 につ らい 思 い、迷惑、負担 をかけて いる 自分 を許 せ ず、 気持 ちの上で 自分 自身 を排 除 してい る」 とい う高齢者 の 思 いが指 摘 されて い るが、 この よ うな 自己排除意識 が 自殺、 介護心 中、委託殺人、 自虐 行為 につなが り、 また高齢者間 の 差 異 化意識は最近指 摘 されて い る高齢 者施設 における高齢者 間 での差別 な どとも関連 する と 考 え られ る。 -114- 病弱者 による自己排除と差異 化 健康状態 によって エ イ ジズムは 有意 な影 響 を受け、健康ではないほ ど、すなわ ち病気 が ちであ るほ うが高 齢者 に 対 して エ イジズム意 識を強 くい だ き、 さ らに不適切 な 対応 をも し て しま つて い る こ とが明 らか とな った。加齢 による影響 とともに、 病弱 さ らには要支援 。 要 介護 となる こ とに よ って も、高齢者 を差別 。 排 除する意識が強 くな る こ とを示 してお り、 先 の 年齢 と同様 に、 自己排 除、 さ らには「 あ の ようにはな りた くな い 。私 とは ちが う」 と いつた差異化 の 傾 向があ る こ とが推 察 で きる。 男性 による差別 性 別 によって エ イ ジズムは 有意 な影響 を受 け、男性 の ほ うが女性 よ りもエ イ ジズム意識 をよ り強 くい た き、 また不適切 な対応 を して しま つて い る とい う結果 とな った。 これ については今 後、 よ り詳細 な検討 を しなければな らないが、 ジェンダーの観点 か ら 男性 の優位性 か 影響 を及ぼ して い る こ と、 また高齢者 の性 比か ら差別・排除 の 対象 とな る 高齢 者が女1生 であ る割 合 が 高 い こ とな ども関連 して い るの ではないか と推察 される。 近年 の虐待調 査では 男性 介護 者が虐待者 となる比率が高 い こ とが報告 されて い るが、 ジ エ ン ダーの観点 か ら介 護役割や役害J負 担 とい う個 人的経験 や生活実態 とエ イジズム との 関 連 につい ては さ らなる検 証 が必 要 と思われ る。 高齢者 の忌避・拒絶 、迷惑 大都 市層i住 者 にお いて 、高齢者 を忌避・拒絶 し、迷惑だ と考え られて い た。この こ とは、 伝統 的な地縁 コ ミユニ テ ィーが 失われた都市型社会の なかで、高齢者 を弱者 と して排除 し てい く構造 があ ることを示 して い る。 高齢者 へ の無関心 ′ にゆ とりの あ る裕福 lfriに お いて 、高齢者 へ の無関心が示 され た。 高齢 者や 若 く、暮 らし 病弱 者 とい う、 い わば老 い を実感 する当事者が 自己排 除や差異 化 を引 き起 こす とともに、 ま つた く老いや 介護 。 看護 とは対極 にある 人々が、高齢者 に対 して他 人事 と ヒて感 じ、個別 性 がない とよ り強 く感 じて い る現実は、 まさに弱 者 を作 り出す格差 社会の病理 であ る。老 い を主体的 に理 解 で きるようす る高 齢 化教育 の重 要性 が指摘 で きる。 介護経験 の影響 家族 内での 身近 な介護経験 が、 一般 高齢者 へ の 差別や偏見 とい つた意識 には影響 を及ぼ さなか った。個人的な経験 と高齢者 へ の差 別や偏 見 とは別次 元の もの であ る とい う結 果は、 介護 負担 が大 きい なか にあ つて も、差別や偏 見に発展 するような憎悪 を生み 出 して い るわ -115- けではな い こ とを物語 るもので あ る。 しか し、 介護経験 がそ の まま高齢者 に対す る不適切 な対応実態 に影響 を及 ぼすか どうかでは、義母 の 介護経験 のみが不適切対応 を引 き起 こす 「逃 げ るが勝 ち、 こ とが明 らか とな つた。家族介護 には 、 いわば家族 とい う呪縛 の もとで、 早 いが勝 ち」 といいなが ら「 見捨 て られ な い、私 しか い な い 」 と介護 を囲 い込み、 さ らに 「報 われない、つ らい 」 とつ ぶや きなが ら「家族 だか らあた りまえ、弱音 は吐けな い 」、さ らに「 いつた い、 いつ まで続 くのか 」 と思 いなが ら、介護 の 終わ りは最愛 の人 との 別れ で あ り、「最後 まで看取 る。先 には死 ねな い 」 と思 い詰 め る、 さまざまなパ ラ ドクスがあ る。 と りわけ、介護 が社会 か ら期待 され る義務規範あ るい は親 子 の愛情規範 に基 づいてな され るか に よ って も大 きな違 いが あ る と思われ るが、義母 とい う点 について は、 さ らな る検討 が必 要 である。 -116- Ⅶ 結 論 お よび 今 後 の 課 題 本研究は、高齢 者虐待 に関心 が 寄 せ られ、 虐待 が起 こつて しま つ た実態 の解 明あるい は 虐 待処遇 ・ 介護 支援 に 向けての研究がな されて い る昨今、 かかる虐 待研究 とは 一線 を画 し て、 日常生活場 面 にお いて 高齢 者 に対 して意識的あるい は無意識的 にな され る、 い わば、 結果 と して虐待 を引 き起 こす (可 能性 の あ る )予 備段 階 と して位 置 づ け られ る「信 頼 関係 の うえに築かれた 予期 しうる適切 な行 為 を欠 い て い る事態、単 一 あ るい は繰 り返 して行 な われ る行為」 に着 目を して、高齢者差別 ・ 虐待 問題 を取 り上 げた。 さ らに、介護場面で の 行為 とい うこ とで被 介護者一介 護者 (介 護 家族 )と い う特定の 人々 のみ を対象 にするのではな く、多 くの人々に よって 日常生活場面 で 意識的あ るいは 無意識 的 にな されて い る行為を問題 と して取 り上げ、排 除・ 差別 にかかわ る社会 構造 の解 明 を 目 的 と した。 具体的 には、老 い を忌避 し高齢 者を排 除 。差別 す る意識、さ らには虐待 (Abuse)で はな く 不適切 な対応 (mistreatment)の 実態 に焦点 をあてて、意識 と実態 双 方か ら、現代社 会 に潜 む高齢者 を社会的 に差 別 し、排 除 しようとす る年齢差別 (エ イ ジズム)構 造 を明 らかに し た い と考 えた。 近畿 在住 の 40歳 以 上の男 女 1840名 を対象 に した大規模調査 を行 な った結果、 日常生活 場 面 で 高齢者 に対 して い だかれ るエ イジズ ム意識 は、高齢 者 と対極 にあ る人々の なかで 一 方的 に作 り出 され るもので はな く、む しろ高齢者 と同 じ立場 におかれ た高齢、病弱 者 のな かで こそ強 く認識 されて い た。 また、 日常生活場 面 での高齢者 に対す る不適切 な対応 は意 識的 か つ無意識的 に、 男性、病弱者 のなかで こそ行なわれて い た。 かか る点 をふ まえ ると、年齢 差別 (エ イジ ズム )は 、強者が弱者を排除 するのみ な らず、 弱者 が 弱者 をさ らに選別 し、差別するとい う根深 い構造 をももつているとい える。 現 代社会は 65歳 以 L人「](平 成 18年 9月 15日 現在推 計 )が 2640万 人 とな り、総 人 口 の 20.7%と 5人 に 1人 強 を占め る超 高齢社 会であ るが、高齢者 として 生きることがいか に 苦 しく、 困難 な もの であ るかを示 して い る。 なお、今後 の課題であ るが、本研究では、介護経験 をふ まえようと したため、調査対象 を 40歳 以 上 と したが、今後 は 10代 、 20代 の 、いわ ゆ る「 若 者」 をも対象 に含 めて、検証 して い く必要があ る と思われ る。 さ らに、 高齢化教育 にまで 直接 言及 するには い た らなか つ た。 そ の点 を含 めて、今 後 の 課題 とした い 。 -117- 文献 Biggs,S Elder Abusc in Pcrspectivc 1995 鈴木真理子監訳『 老 人虐待論』筒井書房 2001 Burston, G.R."Gralllly¨ Battcring‖ British Mcdical Journal,Septcmber 6,p.592,1975. 原 田謙 ほ か「 日本 語 版 Farabolliエ イジ ズ ム 尺 度 (FSA)短 縮 版 の 作成 」『 老 年 社 会 科 学 』,26-3. 308-319(2004) Hudson.M.F.“ Eldcr Mistrcatnlcllt:Currclll Rcscarch".in Pillcmcl,K.A.&WoЦ 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としたものであ り、個 々 人 の回答内容 を発表 した り、商品の売 り込みな どで こ迷惑 をおかけす るこ とは絶対にこさい ません。 調査 結果は、 日本学術振興会科学研究費補助金 の研究成果 として平成 18年 度末 には「研究成果報 告書」を作成 し、国立国会図書館関西館 にて所蔵 されるほか、日 立情報学研 究所 ホームペ ージ内の「科 学研究費補助金データベース」 においても概要 が公開され ます。 また、 ご協力いただいた方には、後 日謝礼をお送 りさせていただきます。 ご多忙 の ところ誠に恐縮ですが、何卒調査 の趣 目を ご理解 の上、 こ協 力 ください ますようお願い 中 し上げます。 平成 18年 1月 <調 査主体 > 〒630-8528 奈良市高畑町 奈良教育大学 生活科学教育講座 家族関係学研究室 助教授 杉井 潤子 <調 査実施上の問い合わせ先 > 大阪市中央区平野町 4-2-16日 鉄御堂筋 ビル 社団法 人 中央調査社 06-6231-6340 http:ノ /www.crs.or.jIノ ・このア ンケー トをお送 りした宛 名 の ご本 人様 に、ご協 力をお願 いいた します 。 ・ ご記入 いただいた調査票は、同封 の返信用封筒 に入れ て 、 1月 31日 (火 )ま で に ご返送 ください。 ・なお、 ご住所などに変更がある場合は、 「アンケー トをお送 りした封筒の宛名ラベル」 に変更をご記 入 の_L、 アンケー ト返送時 にご同封いただきます様お願いいた します。 -123- 剛 帆 あ 1隼 儀1翼野鸞 満 艦 問2 あなたの性別 を教えて ください。 問3 あなたの ご職業 をお尋ね します。 1.男 1,事 務職 (一 般事務 。営業職 ) 2.商 3,管 理職 (会 社役員ほか) 4,専 5,労 務職 6.農 ・ 7,主 婦 主夫 8,学 ・ 9,無 職 (求 職者 退職者 を含む) 問4 2.高 工・サー ビス業 (家 族従業 を含む ) 門職 (教 員 。医師 ・技術者・作家 ほか) 林漁業 生 高等女学校 。実業学校・師範学校 ) 校 (旧 制中学 。 ) あなたのお住 まいの市町村は、次の どれ にあた りますか。 2.1,以 外 の市 3.町 村 あなたは、 ご結婚 されてい ますか。 l,結 婚 してい る 問7 性 4.短 大・高専 (旧 制高校・専門学校・高等師範学校 6,大 学院 1,大 阪市 。京都市・神 戸市 問6 2,女 性 あなたの学歴 をお教え ください。現在、学 生の方は在籍でお答え ください 。 1,中 学校 (旧 制小学校 ) 3,各 種専門学校 【 高卒後】 5,四 年制大学 (旧 制大学) 間5 歳 Eコ ) (配 偶者 がい る 2,独 身である (離 別・死別 を含む ) あなたは、 きようだいのなかで、次の続 き柄 の うち、 どれにあた りますか。 女 (女 子で 1番 上 ) 1,長 男 (男 子で 1番 上) 2,長 女 (女 子で 2番 目) 3,次 男 (男 子で 2番 目) 4.次 5,三 男ほか (男 子で 3番 目ほ か) 6・ 三女ほか (女 子で 3番 目ほ か) 7,そ の他 ( ようだ いはい ない (一 人 つ子 ) ) 8,き -124- 問8 現在 、あなた といっし よに整過 している左 は、あなたを含めて、全部で何人家族 ですか。単身 赴任 ・病気入院な ど一時的 に別居 している方を含めて、お答え ください。 1. 2, 3. 4, 3人 2人 1人 問9 5. 4人 6, 7. 5人 8, 6人 7人 8人 以上 それでは、現在、 あなたがい つ しよに基 らしている五 の番号すべ てに○をつけて ください。あ なたか らみた続 き柄で、単身赴任 ・病気入院な ど一時的 に別居 している方を含めてお答え くだ さい。 1,祖 父 (義 理 を含む ) 2.祖 母 (義 理 を含む) 4,母 (義 理 を含む ) 5,配 偶者 (夫 または妻 ) 7.娘 8.嫁 9,婿 10.孫 ようだい 11.き の 12,そ の他 人 ( ) 13,い っ しょに暮 らしてい る人は いない (一 人暮 らし) 3.父 6.息 (義 理 を含む ) 子 ヽ 問 10あ なたやあなたの家族 が、介護 している要介護高齢者はお られ ますか。 1,い ない 2.い る一同居 3,い る一別居 4,い る一施設・病院入所 問 11 あなたの健康状態 は、次の うち、 どれにあた りますか。 1,非 常 に健康 2.ま 3,健 あ まあ健康 康 に 自信 がない 4,病 気 がち 問 12あ なたの暮 らしぶ りは、次の うち、 どれにあた りますか。 1, 非常 にゆ と りがある 2. 3, まあまあゆ とりがある あま りゆ と りがない -125- 4・ まった くゆ と りがない 問13あ なたのお しいさん 。おばあさんについてお尋ね します。次の設問 ごとに、当てはまる数字に ○をつけて ください。(1)で 亡くなつていらつしやる場合には ご健在であ つたころを思い出 し て、上国■■■と2」 匡n≦ 甕劃固二圭斐ジ壼⊆Eさ い。 も う 亡 くな ア ヽ 3X いる ← ´ 進炉騰﹄v 蓼[ もう 亡くな つている ← ︵ 3X ﹄勧麟陽r︲V ”認﹄ ︲ ヽ もう 亡 くな つブ 3X いる ← ︵ ない 5 覚 え ていな い 4 ま ったく 好 き ではな い 3 あま り好 き ではな い 3 いつしょに住 んだ こと かな い 2 ま あ ま あ 好 きだ ある 2 一時 、いっし ょに住 んだ こと が あ る 5 覚 えていな い 4 ま った く 好 き ではな い 3 あ ま り好 き ではな い ある 4 ま った く好 き ではない 5 覚 えていな い 1 と ても 好 き だ 2 ま あ ま あ 好 きだ ない 1 と ても 好 き だ 住 んでいた ︶ 1 いつしよに住 んでいる︵ 3 いつしょに住 んだヽァ﹂ がな い 2 時 、いっしょに住 んだ ヽ﹂ があ る 一 , 住 んでいた︶ 1 いつしょに住 んでいる︵ ない 3 あ ま り 好 き ではな い 3 いっしょに住 んだ︶一 と がな い 2 まあ まあ 好 きだ ある 2 一時 、いっしょに住 んだこと かあ る 3 あ ま り 好 き ではな い 4 ま った く 好 き ではな い 5 覚 えていな い 1 と ても 好 き だ 1 いつしょに住 んでいる律にんでいた︶ あ な る い 護 した経験 があります(あ りました)か 。 2 まあ まあ 好きだ た)か 。 1 とても 好 き だ に思 ってい ます (い まし がな い 3 いっしょに住 んだ ア﹂ , ょに住 んだ´︶ 2 一時 、いっ︱︶ と があ る 1 いつしょに住 んでいる倉位んでいた︶ (5)そ の 方のことをどのよう 電鶴陸﹄v 蓼い 2 2 2 いつしょに暮 らしたことがあ ります (あ りました)か 。 -126- 1 1 1 (3)全 員にお尋 ねします。 歳 満 歳 ,満 歳 :綺 歳 満 2 3 2 3 2 3 も︶ 3X フ亡 く な コにいる ︱ ︵ か。 (1)ご 健在 でしょう 2 1 υ)方 の病気看護 や 介 (4)そ ③母方の祖父 製い 進篠陸﹄T ) ねしますcお いくつでしょう か。(平 成 18年 1月 1日 現在 ②父方の祖母 ④母方の祖母 C}父 方の祖父 (2)ご 健在 の 方 のみ にお尋 問14あ なたのお父 さん 。お母 さん につ いてお尋ね します。次 の設問 ご とに、当ては まる数字 に○を つけて ください。 (1)で 亡 くな って い ら っ しゃ る場 合 には ご健 在 で あ った こ ろ を思 い │li tノ て 、 以工_13_L∼ _血 6)の 設間にお益え生ださい。 上と咀 ― 融 _m■ 2堕 五立塵壺墜塑雖麹進めて率 ん の の ①あなた お父さ ②あなた お母さん C)義 理のお父さん ④義理のお母さん も う 亡 く な コtいる← ︵ 3X 病 気 であ る 元気 にしている も う 亡 く な コtいる︱人3× 病 気 であ る スにしている 元を も う 亡′ 3X ヽな コtいる︱ ︵ 病 気 であ る ■にしている 元を 2 いっしょに住 んでいな い 住 んでいた︶ ︵ 1 いっしょに住 んでいる 2 いっしょに住 んでいな い 住 んでいた ︶ ︵ んでいる 1 いつしよに仕﹂ 2 いつし ょに住 んでいな い 住 んでいた ︶ ︵ 1 いっしょに住 んでいる 2 いっしょに住 ん でいな い 年 に数 回 ほと んど な い 2 少 しは経 験 があ る 3 あ ま り経 験 がな い 4 ま ったく 経 験 がな い 4 ま ったく経 験 がない 3 あまり経 験がない 1 と ても多 く の 経 験 があ る 月 に 一∼ 二 回 週 に 一回 以 上 ほと んど 毎 日 ほと んど な い 年 に数 回 2 少しは経 験がある ほレ﹂ んじ看再日 4 ま った く経 験 がな い 1 とても多 く の 経 験 があ る ほと んど な い 3 あ ま り経 験 がな い 月 に 一∼ 二 回 週 に 一回 以 上 年 に数 回 2 少 しは経 験 があ る 経 験 があ る 月 に 一∼ 二 回 週 に 一回 以 上 4 ま ったく 経 験 がな い 1 レモ も多 く の ほと んど な い 3 あ ま り 経 験 がな い ほと んど 毎 日 年 に数 回 2 少 しは経 験 があ る ま つた く 好 き ではな い あ ま り 好 き ではな い まあ ま あ 好 きだ と ても 好 き だ ま ったく 好 き ではな い あ ま り 好 き ではな い まあ ま あ 好 き だ と ても 好 き だ ま つたく 好 き ではな い あ ま り 好 き ではな い まあ ま あ 好 き だ と ても 好 き だ ま った く 好 き ではな い あ ま り好 き ではな い まあ まあ 好 き だ た )か -127- 2 3 4 2 3 2 3 4 と ても 好 き だ に思 ってい ます (い まし 1 と ても多 く の 護 した経験 がル)り ます (あ りました)か ∪ 2 3 4 2345 2345 歳 満 歳 満 歳 !商 歳 満 12345 回 月 に 一∼ 一´ した1)か 、 も う 亡 く な コ、いる︱共3X ) 経 験 があ る どの程 度 あります (あ りま 住 んでいた ︶ ︵ どこに住 んでいらっしゃい ます (い らつしゃい ました か「 週 に 一回 以 L (4)会 話 あるい は行 き来 が 1 いっし 上に住 んでいる (3)全 員 にお尋ねします じ 病 気 であ る (1)ご 健在 でしょうか。 2 3 4 ほと んど 毎 日 の 方の ことをどの よう (6)そ の 方c79病 気看護や 介 (5,そ 元 気 にし ている ) ねしますしお い くつ でしよう かc(平 成 18年 1月 1日 現在 2 3 2 3 1 2 3 1 2 3 (2)ご 健在 の 方 のみ にお尋 あなたは、次 の問 15か ら間 17の 考え方について どの ように思 いますか。 問15子 どもが、年老い た親の面倒 をみ るのはあた りまえである。 1,と て もそ う思 う 2.ま あまあそ う思 う 3,あ ま りそ う思わない 4,ま つた くそ う思わない 間16親 が、自分の老後を子 どもに頼るのはあた りまえである。 1,と てもそう思う 2,ま あまあそう思 う 3,あ まりそう思わない 4.ま つた くそう思わない 問17子 どもや配偶者な らば、愛情をもつて親や配偶者の老後の世話を看ることができる。 1。 とてもそう思 う 2,ま あまあそう思 う 3,あ まりそう思わない 4,ま つた くそう思わない 問18あ なたは「 年をとる」とい うこ とについて どの ように考えてい ますか。次 の (1)∼ (23)の 各項 目 について、 「 1そ う思 う」か「 2そ う思わない」かの どち らかの数字 に○をつ けて ください。 そう思 う , “ OD (4) (5) (6) ワ‘ (8) (9) いろいろな人とつきあうようになる……………・→ 2 自分 のや りたいことができるようになる・………→ 2 2 大きな変化が待 っている……………… … … …→ 記憶 力が悪くなっていく… … … … ……… …→ ……………・→ 自分 の 自由な時間 が開 けていく。 自然なプロセ スで大きな変 化 はみ らオしない…→ 瀾げ,ア ミ ノ 「F/ヾ 1 、デ l 、 ・………・一 知恵や 人生経験 が豊かになってい く ・…………………………→ 社会 生活 が 開 けていく (12) (13) ・… …………… ………・→ 人間 がまるくなって い く (14) (15) (16) ″‘ (18) 家族 に頼られるようになつていく… … … … …→ ただ同じような 日々の繰 り返 し・……………・…一 健 康状態 が悪くなってい く… … ………… … → ・…………………・……・→ 人間が完成されていく 人生を振 り返 るようになつてい く・………………→ (21) 人との付き合 いが減 っていく…………… ………→ 物事を柔軟 に考えにくくなっていく… … … …→ …………・……→ より自分らしく豊かになっていく。 (22) 家族 に負担を力刈ナるようになっていく… … ……→ (19) (20) (23) 件 1 1 ・…………・………→ いろいろなものを失 っていく ・………………………→ 社会 生活から離れていく …………・→ 人生の残 り時 間が少なくなってい く。 (10) そう思わない +ネ ヾ│け ナ lた ,` -128- 1 2 2 2 2 2 1 2 2 2 2 2 2 2 2 1 2 1 1 1 1 1 1 1 1 2 2 2 1 2 1 1 2 2 問19あ なたは、 自分のことを「年をとつた」 と感 じていますか。 2,ま あまあそう思 う 1,と てもそう思う 3,あ まりそう思わない 4.ま った くそう思わない 問20あ なたは、 自分 の高齢期 の生活 を考えて、不 安を感 じることがあ りますか。 1, 2. とても感 じている まあまあ感 じてい る 3, 4. あまり感 じていない まった く感 じていない 問21あ なたは、『 高齢者』『 お年寄 り』 とい うと、次のイメージをどの くらい持 つていますか。次 の (1) ∼ (19)の 各項 目について、「 Aに 近 い」 な ら「 1」 、「 どちらか といえば Aに 近 い」な ら「 2」 、 い 1 1 3 あたたかい 5 4 1 1 1 3 5 4 1 うれしい 3 4 1 1 3 1 3 1 3 1 3 4 1 1 3 1 3 4 5 1 1 1 3 1 4 1 5 1 3 4 5 1 1 3 4 rELu' 5 1 1 すばらしい い し 美 し すい や f ' 話 「 'き れ い f 1 5 1 1 元気な 手伝 ってくれる 良 い きちんとした 忙 しそう 5 1 1 -129- F 5 1 1 おろかな 1 (14) ひまそう 3 (13) 2 だらしない 1 (12) 2 悪 い 2 1 (11) 4 1 邪魔をする 2 (10) 1 病気がちな 2 (9) 1 きたない 2 (8) 1 日 舌しにくい 2 (7) 1 るたに<い 2 (6) 1 ひどい 2 (5) f i 1 正しくない 2 (4) やさしヽ` 1 悲しい 1 2 (3) 3 1 1 冷たい 2 1 2 (2) 1 1 こわい 2 (1) Bに近 い 5 4 謂 智 一ぃ 糧 箕 細 「 どち らともいえない」なら「 3」 「 どちらかといえば Bに 近 い 」なら「 4」 、 「 Bに 近 い 」な ら 「 5」 に○をつけて ください。 かしこい 09 い 遅い 1子 小 れヽ1 子''1,速 1 ,大 部ヽ 的 0 弱い 1 子 ' 1 ,強 い 」` れヽ1 子 ♀ 千 「 する に 立 依存 l子 0的 0 '1'自 問2265歳 以上の高齢者やお年寄 りに対 して、あなたは どのように思われますか。次の (1)∼ (19)の 各項 目について、あては まる数字に○をつ けて ください。 (1)多 くの 高齢者 (65歳 以 上)は 、けちでお金や物 を貯 めている 1, そ う思 う 2, まあそ う思 う 3. 4. どちらともいえない 5, あ ま りそ う思わない そ う思わない (2)多 くの高齢者 は、古 くか らの友人で かた ま つて、新 しい友 人をつ くるこ とに興味 がな い 1, そ う思 う 2, そ まあ う思 う 3, どち らともい えな い 4. りそ う思 わない あま 5. そ う思わな い 4. りそ う思わない あま 5. そ う思わない (3)多 くの高齢者 は過去 に生 きて い る 1, そ う思 う 2. そ まあ う思 う 3, どち らともい えない (4)高 齢 者 と会 うと、時 々目を合 わせない よ うに して しま う 1, そ う思 う 2. まあ そ う思 う 3, どち らともい えな い 4. あ ま りそ う思 わな い 5, そ う思わな い {5)高 齢者 が私に話 しかけて きて も、私は話 を した くな い 1, そ う思 う 2, まあそ う思 う 3. 4. どちらともいえない 5, あ ま りそ う思わな い そ う思わない (6)高 llTA者 は、若 い 人の集ま りによばれた時 には感謝すべ きだ 1, そ う思 う 2. まあそう思 う 3, どち らともい えない 4. あ ま りそ う思わない 5, そ う思わない (7)も し招待 され て も、 自分は老人 クラブの 行 事 には行 きた くな い 1. そ う思 う 2, まあそ う思 う 3. どち らともいえな い 4. あ ま りそ う思 わ ない 5, そ う思わない 4. あ ま りそ う思わない 5, そ う思わない (8)個 人的 には、 高齢者 とは長 い時間を過 ご した くない 1, そ う思 う 2. まあそ う思 う 3, どちらともい えない 130- (9)ほ とん どの高齢 者 は 、運 転 免許 を更新 すべ きではな い 1. そ う思 う 2, まあそ う思 う 3, 4, どち らともい えな い 5. あ ま りそ う思 わ な い そ う思わ な い (10)高 齢者 には、地域 のスポー ツ施設 を使 つてほ しくない 1, そ う思 う 2. まあそ う思 う 3. どち らともいえない 4. あ ま りそ う思わない 5, そ う思わな い (11)ほ とん どの高齢者 には 、 赤ん坊 の 面倒 を信頼 して任 す こ とがで きな い 1, そ う思 う 2. まあそ う思 う 3. どち らともい えな い 4. あ ま りそ う思 わ な い 5, そ う思 わな い 主むのが一番だ (12)高 齢者は、誰 にも面雀Jを かけない場所 にイ 1. そ う思 う 2, まあそ う思 う 3, どちらともいえない 4. あ ま りそう思わない 5, そ う思わな い 4, あ ま りそ う思 わ な い 5, そ う思わな い (13)高 齢 者 との つ きあ いは 、結構 楽 しい 1. そ う思 う 2, まあそ う思 う 3, どち らともい えな い (14)最 近、日本の高齢者 の 苦 しい状況 をきくと悲 しくなる 1, そ う思 う 2, まあそ う思 う 3, どちらともい えない 4. あ ま りそ う思わない 5, そ う思わない 4. あ ま りそ う思わない 5, そ う思わな い 4. あ ま りそ う思わない 5, そ う思わな い 4. あ ま りそ う思わな い 5. そ う思わな い (15)高 齢者 が政治に発 言す るように奨励 され るべ きだ 1. そう思 う 2, まあそ う思 う 3. どち らともい えない (16)ほ とんどの 高齢 者はお も しろ くて個性的な 人たちだ 1. そ う思 う 2, まあそ う思 う 3. どち らともい えない (17)で きれば、高齢者 と 一緒 に住 みた くない 1. そ う思 う 2. まあそ う思 う 3, どちらともい えない (18)ほ とんどの高齢者は、同 じ話 を何度 もするので イラ イラ させ られ る 1, そう思 う 2, まあそ う思 う 3, どち らともいえない 4. あ ま りそ う思わない 5, そ う思わない 4. あ ま りそ う思 わない 5, そ う思わな い (19)高 齢 者は 、若 い 人 よ り不 平が 多 い 1, そ う思 う 2. まあ そ う思 う 3. どち らともい えな い -131- 問23あ なたは、社会 で、 『 高齢者』や『 お年寄 り』 に対す る差別や偏見がある と思 いますか。 1. とて もあ る と思 う 2. 多少あ る と思 う 3, あ ま りあ る と思 わ な い 4. ま つた くあ る と思わな い 問24あ なたは、高齢者世代 と交流 した り、触れ合う機会 があ りますか。また過去 にあ りましたか。 ご 自分 も高齢者世代 と思われ る方は同世代 としてお答え ください。 あては まるものに○をつけて ください。 (い くつで も) 1.地 域 で挨拶する {し た 2,一 緒 に住むな どして、 日常生活 をともに してい る (し て いた 3,家 族 のなかで、役割 を通 してかかわ りあ う (あ つた )[看 護 ・介護、家事、子育てなど] 4,趣 味 ・スポー ツや生涯学習な どの グループ活動 に一緒 に参加 してい る (し ていた 5,町 内会 などの地域活動 に一緒 に取 り組んでい る (い た 6.ボ ランテ イア活動 を通 してかかわる (か かわつた 7.職 場 で一緒 に仕事 を してい る (し ていた 8,職 場 で 高齢者 の介護や看護 にたずさわつてい る (い た 9,交 流 した経験 がほ とん どない 一→ 12ペ ージ 間27へ ) ) ) ) ) ) ) 問25高 齢者世代 と交流 した り、触れ合 う機会がある、 も しくはあ つた方にお尋ね します。 どの ように感 じられてい ますか。 1, とて もよいこと だ と思 う 2, まあよいこと だ と思 う 問26高 齢者世代 と交流地 あなたは、 「年老 し主 3, あ ま りよい とは思わない 4. まった くよい とは思わない 、触れ合 う機会がある、 も しくはあ つた方にお尋ね します。 や「高齢 者 。お年寄 り上 に対 して、次の (1)∼ (15)の よう な行為 を したことがあ りますか。 (1)お 年寄 りに、 こうすれば困るだろうと気づ きなが ら、あえて困 まらせ るような こ とをする 1. とてもよくした 2. にしたことが たま ある 3, ほとんどした ことがない 4, まつた くしたことがない (2)お 年 寄 りに、 気 づ きなが ら、 あ えて声 をかけない 1, とて もよ くした 2, 3, たまに した こ とがある 4, ほ とん ど した こ とがない まつた くした こ とがない 3, 4, まつた くした ことがない (3)お 年寄 りに、早 くしなさい と急 き立てる 1. とてもよ くした 2. たまにしたことがある ほとんどしたことがない (4)お 年寄 りを、名 前ではな く、「 おばあ ち やん 」「 お じい ち やん」 と呼ぶ 1, とて もよ くした 2, たまに した こ とがあ る 3. ほ とん ど した こ とがない 132- 4. まつた くした こ とがない (5)お 年寄 りが、一人ではで きない とわ かつていて も手助 けを しない 1. とてもよくした 2. 3. たまにしたことがある 4. ほとんどしたことがない まつた くしたことがない 3, ほとんとしたことがない 4, まつた くした ことがない 3, ほとんどしたことがない 4, まつた くした ことがない 3. ほとんどした ことがない 4. まつた くしたことがない (6)お 年寄 りを、大声で しか りつ ける 1, とてもよ くした 2, たまにしたことがある (7)お 年寄 りに、幼児言葉 を使 う 1, とてもよくした 2. たまにしたことがある (3)お 年寄 りを、子 ども扱 い する 1. とてもよ くした 2. たまにしたことがある (9)お 年寄 りに、 目下 に話すような命令口調で話す 1. とてもよ くした 2, たまにしたことがある 3, ほとんとした ことがない 4, まつた くしたことがない (10)お 年寄 りに、話の輪 のなかに入れさせない ようにする 1. とてもよくした 2, たまにしたことがある 3. ほとんどしたことがない 4, まつた くした ことがない (11)お 年寄 りか ら話 しかけ られても、聞こえていても間 こえなかつたふ りをする 1, とてもよくした 2, たまに したことがある 3, ほとんどしたことがない 4. まつた くしたことがない (12)お 年寄 りに、 で きなか つた り、 失敗 した こ とを責 め 立て る 1, とて もよ くした 2, たまに した ことが ある 3, ほ とん ど した こ とがない 4, まつた くした こ とがない (13)お 年寄 りに、聞 こえるように嫌味 を言 う 1, とてもよ くした 2, たまに したことがある 3. ほとんどした ことがない 4, まつた くしたことがない (14)お 年寄 りに、関わ りた くないので、放 つた らか しにす る 1. とてもよくした 2. たまに したことがある (15)高 齢者やお年寄 りの必要な世話 3, ほとんどしたことがない 4. まつた くしたことがない 排泄・入浴な どの介助 )を わかつていて しなかつた り、 (食 事 。 手抜 きをする 1, とてもよくした 2. たまに したことがある 3. ほとんどしたことがない -133- 4. まつた くしたことがない 問27全 員 にお尋 ね します。あなたの現在 のお気持 ちについて うかがいます。あ ま り深 く考え込 まず に次の (1)∼ (10)に 1つ ずつ○ をつ けて ください。 (1)生 まれ てから今までを考えて、あなたは、ほかの 人に くらべて恵 まれていた と思 い ますか 1,は 2,い い いえ (2)あ なたは去年 と同 じように元気だと思い ますか 1,は 2,い い いえ (3)あ なたは物事 を深刻 に考えるほ うですか 1.は 2.い い いえ (4)こ れ まで に、あなたが求 めていたことのほ とん どを実現 で きた と思 いますか 1,は 2,い い いえ (5)全 体 として、あなたの 今の生活 に、不幸 せなことが どの くらいあ ると思 い ますか 1,ほ とん どない 2,い くらかある 3.た くさんある (6)生 きることは、大変きび しいと思いますか 1.は 2,い い いえ (7)最 近、前よ りも小さいこ とを気 にするようになつた と思 い ますか 1,は 2,い い いえ (8)以 前に くらべて、 自分が役 に立たな くな ったと感 じますか 1,は 2.い い いえ (9)今 までの 人生をふ りかえ つてみて、満足で きますか 1,満 足で きる 2,だ いたい満 足で きる 3.満 足で きない (10)あ な たは、全体 と して、現在 の 生活 に どの程度満 足 して い ます か 1, 満足 して い る 2, い どち らか と えば満足 して い る 3, あ ま り満足 して い ない 4. 満 足 して い ない 長時間にわた りご協力 まことにあ りがとうございま した。 同封 の返信用封筒 に入れて 、 1月 31日 (火 )ま でにご返送 ください ます様 お願 い申 し上げます。 -134-
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