平成28年第4回栗原市議会定例会 一般質問通告表

平成28年第4回栗原市議会定例会 一般質問通告表
発言
質問者
順位 (議席番号及び発言者)
1
質問事項
質問要旨
10 番 阿 部 貞 光 1 放射能・汚染廃 1 11 月3日開催された市町村長会議では、放射能
棄物は国・東電
濃度の再測定結果や処理方針(案)が示されてい
が責任を持って
る。8,000Bq/kg 以下の汚染廃棄物は一般ごみと
処理すべき
の「混焼」とし、生じた焼却灰は管理型最終処分
場に埋め立てる。また、県全体でこの問題を克服
するとし、県内すべての自治体が協力し、広域処
理を行うとしている。本市の汚染牧草について
は、減量・減容化の実証実験、植物育成実証実験
を行い、一定の成果が出ているものと考える。そ
こで、次の点について伺う。
⑴牧草・稲わらを含む汚染廃棄物の今後の処理に
ついて市長の見解を伺う。
⑵放射能汚染廃棄物の処理方針にかかる住民説明
会が2会場で開催されたが、どのような意見
が出されたか。また、意見をどう捉えている
か伺う。
⑶混焼の問題点はどう捉えているか。
⑷今回の処理方針(案)では指定廃棄物と未指定
廃棄物の取扱いに大きな差があると考えるが
どうか伺う。
⑸12 月下旬に市町村長会議が開催され、一市町
村でも反対すれば焼却はしないとの説明だ
が、市の対応はどうか。
⑹県から処理方針(案)が示されたが、国・東京
電力は責任を取ったと考えているか。
2 除雪・融雪対策 1 今年の各地区の除雪・融雪事業者数と機械の準備
は万全か
は万全か伺う。
2 オペレーターは高齢化や若者の建設業離れなどに
より、確保が難しくなっている状況にある。除雪
機械の操作や路線の把握に高度な技術と知識が必
要なため、新規人材確保が難しいともされてい
る。オペレーター数と経験年数はどうか。また、
オペレーター育成支援はどう行っているか伺う。
3 除雪車が来ないと言った声を聞くが、除雪路線の
選定基準と除雪路線の選定にあたっては、行政区
長の声を聞くべきと考えるがどうか。
4 雪道の安全確保には、車道・歩道の除雪が重要と
考える。歩道の除雪体制はどうか。また、除雪機
の保有台数は万全か伺う。
5 通学路には歩道が無い道がある。歩道整備も含
め、安全対策について伺う。また、通学路の交通
安全確保に向けた取り組みの更なる推進として文
部科学省から通達があるが対応について伺う。
6 冬期間の円滑な道路交通の確保やきめ細かな除
雪・融雪対策のためには市民と協同した制度の構
築が必要と考えるがどうか。
- 1 -
発言
質問者
順位 (議席番号及び発言者)
質問事項
質問要旨
3 子育ち・子育て 1 国においては、幼児教育・学校教育や家庭・地域
の教育力の重要性を改めて再認識し、さまざまな
支援
施策を展開しているが、いじめや暴力行為等、児
童生徒の問題行動が後を絶たない現状にある。ま
た、保護者による虐待や養育力不足など、社会的
入院等も問題視されている。本市の状況はどう
か、次の点について伺う。
⑴平成 27 年度における児童生徒の問題行動等に
関する調査が平成 28 年 10 月に公表されてい
る。宮城県分の結果では、暴力行為について
小学校 1・2 年生の加害児童数が3倍に増加し
ていることや、問題行動は都市部と郡部、沿
岸部と内陸部等、地域的な特徴は認められな
いとしている。本市の状況と対策はどうか。
また、平成 28 年度はどのような状況か伺う。
⑵児童虐待や育児放棄は大きな社会問題となって
いる。毎年 11 月を児童虐待防止推進月間と位
置付けて活動が行われている状況にある。市
の現状と対策・活動について伺う。また、社
会的入院状況についても伺う。
⑶子どもの貧困率の上昇が大きな課題となってお
り、国においては平成 26 年1月に子どもの貧
困対策の推進に関する法律を施行、宮城県で
は平成 28 年3月に宮城県子どもの貧困対策計
画を策定している。次の点について伺う。
①子どもの貧困とは、等価可処分所得の中央値
50%以下の所得で暮らす相対的貧困の 17 才
以下の子どもの存在、生活状況を言うとさ
れているが、市の状況はどうか。
②宮城県子どもの貧困対策計画では、指標の改
善に向けた具体的取り組みとして、5項目
があげられている。これまでと比較して充
実されたと理解してよいか。改善内容につ
いても伺う。また、市が取り組んだ内容と
それぞれの対象者数・成果はどうか伺う。
③市として子どもの貧困対策への独自の施策を
求めるがどうか。
⑷子ども・子育て支援新制度も2年目を迎え、現
在は平成 29 年の幼稚園・保育所・放課後児童
クラブ等の募集、利用申込みが行われてい
る。改訂版では、保育を必要とする事由が加
えられたことや、仕事・子育てを両立支援と
して、企業主導型保育事業を行う企業を支援
するとしており、待機児童解消に向けた取り
組みの一環と考える。次の点について伺う。
①児童福祉法の改正が行われ、第 39 条の保育
所の定義が保育に欠けるから、保育を必要
とする乳児・児童へと文言が変更されたが
所見を伺う。
②待機児童数について伺う。また、その理由も
伺う。
- 2 -
発言
質問者
順位 (議席番号及び発言者)
質問事項
質問要旨
③平成 29 年の幼稚園・保育所への入園募集、
利用申込み状況はどうか。また、入園・入
所できなかった人数と理由も伺う。
④新制度では職員のベースアップ、研修の充実
や職員数の改善をするとしているが、市の
現状はどうか伺う(民間も含め)。また、
保育士確保・育成の状況はどうか。
⑤企業主導保育事業の第3次申請が行われた
が、市内企業の動向はどうか伺う。
⑥子ども・子育て支援法施行令の一部を改正す
る政令が公布され、拠出金率が改定されて
いる。平成 28 年度の拠出金と平成 29 年度
の拠出金率は。
⑦幼児・児童の健全な育ちには、愛情はもとよ
り遊びや体験が重要と考える。就学前児童
と家族が一緒に市内の路線バスを利用する
際の料金を無料にし、幼児・児童の育ちを
支援すべきと思うがどうか。
2
22 番 相 馬 勝 義 1 民間活力を教育 1 先日、文部科学省から次期学習指導要領の「審議
に
のまとめ(案)」が公表され話題となっている。
道徳に関する報道を見ると、従来の読み物に触れ
させる道徳ではなく、議論する道徳への転換を図
るものと言われているが、どのような授業になる
のか疑問に思った。今回、平成 28 年度全国学
力・学習状況調査の結果が発表されたが、宮城県
の小中学生の成績は全国平均を下回っており、子
どもの努力だけでなく、大人たちの問題も忘れて
はならないと考える。また、保護者と第三者の
方々が、子どもたちの目線まで下げ、ちょうどや
んべな関わりの中で、子どもたちを認め、悩みを
分かち合えるような居場所と民間人の力を借り、
家に引きこもっている子どもたちを見守ってい
く。これこそが居場所の力であると考え、伺う。
⑴道徳教育の転換を図るとされているが、本市に
おいては、どのような教育となるのか伺う。
⑵学校に行きたくても、何らかの理由で行けない
でいる子どもたち。少子化の時代に将来を背
負って立つ子どもたちを、我々は何としてで
も見守らなければならないと考える。保護
者、教育者及び地区民が、悩む子どもたちの
目線に立ち、やんべな気持ちで関わり、子ど
もたちを認め、悩みを分かち合えるような居
場所づくりを考えてみてはどうか。人の間で
子どもたちが過ごすことで、「人間」となっ
ていくのではないか。居場所があれば子ども
たちも頑張っていけると考える。
- 3 -
発言
質問者
順位 (議席番号及び発言者)
3
質問事項
質問要旨
2 築館高等学校野 1 市内の高校野球部の成績が今ひとつ芳しくない。
その理由は一概に言えるものではないが、築館高
球部グラウンド
校野球部にあっては、野球場が8キロメートルと
について
遠隔地にあるため、練習時間に制約が生じるとと
もに、途中の交通事故なども心配される。加え
て、野球部員不足の大きな要因になっていると聞
く。この問題が解消されれば、野球をやりたい中
学生の進路にも好影響をもたらし、時間的ロスを
練習に向けられれば、試合結果もまた違ったもの
になり、栗原市民を元気にしてくれると考える。
以下について伺う。
⑴新設のグラウンドが定まっていると聞くが、県
との交渉はどの程度進んでいるのか。
⑵新グラウンドの場所が定まっているのであれ
ば、市として進められる道路などの事業を早
めに行うべきと考えるがどうか。
3 スマートインタ 1 平成 27 年第3回定例会において、「志波姫パー
キングのスマートインターチェンジ化とその接続
ーチェンジ設置
について」市長の考えを伺ったところであり、市
について
長からは「現在進められている、みやぎ県北高速
幹線道路が、国道4号築館バイパスに接続される
ことにより、交通ネットワークとの効果的な連
携、栗原中央病院へのアクセスによる二次救急医
療体制の確立としても重要と認識していることか
ら、栗原中央線の第二期事業と併せ、一体的に進
めていく」との答弁があった。現時点での進捗状
況と見通しについて伺う。
21 番 髙 橋 義 雄 1 少子高齢化対策 1 第2次栗原市総合計画策定にあたり、改めて少子
化対策、高齢化対策並びに若者定住対策のあり方
並びに若者定住
を問う。子育て支援策、高齢者支援策、若者定住
対策等について
対策などこれまで様々な施策を展開しているが、
今後 10 年間の栗原市の指針となる基本計画及び
実施計画の策定にあたり、具体的にどのような施
策を重視していく考えなのか伺う。
2 (仮称)栗原東 1 (仮称)栗原東大橋整備事業は、合併前からの重
要事業であり、平成 27 年9月の一般質問におい
大橋整備事業等
ても質したが、これまでの進捗状況及び平成 33
の進捗状況につ
年度以前の早期完成を目指した取り組みについ
いて
て、あらためて伺う。
3 都市計画道路 1 都市計画道路 新山十文字線及び栗原中央線の進
捗状況と今後の年度毎の事業計画について伺う。
新山十文字線及
び栗原中央線の
進捗状況等につ
いて
4 環太平洋パート 1 環太平洋パートナーシップ(TPP)協定につい
て、農林水産物の重要5品目(米、麦、豚肉・牛
ナーシップ(T
肉、乳製品、砂糖)、特に栗原市に関係が深い、
PP)協定につ
米、豚肉・牛肉に対する影響をどのように見てい
いて
るか。日本のTPPの交渉状況をどのように見ら
れたか。また、今後の対応をどのように考えてい
るのか伺う。
- 4 -
発言
質問者
順位 (議席番号及び発言者)
4
2番
質問事項
質問要旨
佐 藤 範 男 1 現在の総合計画 1 第2次栗原市総合計画基本構想(案)は、少子高
齢化と人口減少が一段と顕在化する中、「子育て
の総括を反映
支援」を5本の柱の1つに格上げし、また、市の
中核機能地域をより具体的に規定し直すととも
に、市立病院の機能維持による地域医療の確保
や、防災・減災の観点から「自助・共助・公助」
に、新たに「近助」の観念を加えるなど、今日的
な行政課題に整理され、一定程度、評価できるも
のである。しかし、以下の事項について、これま
での経緯や今後の対策上、どのような方向性にあ
るのか、市長の認識を伺う。
⑴現計画の中で、市長が提唱した「クラスター型
の生活拠点」、国土利用構想によれば「合併
前の旧地区の既存中心地を利便性の高い交通
ネットワークで結び、それぞれが共存するク
ラスター型田園都市構造の形成を目指す」と
定義し、旧町村中心市街地の均衡ある発展を
担保した理念と考えていたが、今回の構想
(案)には「クラスター型」の文言は一切な
い。この「クラスター型」について、現在の
実態をどのように総括し、基本構想(案)か
ら削除したのか、市長の認識について伺う。
⑵広大な過疎地域の農村エリアを抱える栗原市に
おいて、今後の最大の課題は「中山間地域」
の生活の維持と農地の保全である。基本方針
はもとより土地利用構想にも「中山間地域」
についての記述はない。せめても、土地利用
構想に、「中山間地域」の記述を加え、補強
すべきと考えるが、如何か。
2 待ったなし、文 1 栗原市内には、歴史的に「城下町」を形成したと
化財の標柱・案
言われる、6つの城跡や館跡が現存している。有
内板の更新
形・無形を問わず、歴史に由来する遺産である文
化財が数多く分布することは、栗原市の特徴であ
り、豊かな伝統文化の淵源となっている。こうし
た歴史遺産である文化財を保護・保存し、後代に
継承することは、特に重要な責務と考えるので、
以下、教育長と市長の認識を伺う。
⑴市の文化財については、年度ごとの「教育要
覧」の「文化財の概要」に、国・県・市指定
文化財の別に具体的に掲載されている。当該
文化財の件数については、合併時に、既に各
町村で指定されていた引き継ぎ件数に、合併
後に新たに指定した、または指定を取り消し
た件数の合計と考えるが、如何か。
⑵合併時に各町村で指定していなかった未指定文
化財の件数は相当数に及ぶと考えるが、当該
件数の文化財も市に引き継がれたものと認識
するが、如何か。また、当該件数の総数と、
種別ごとの件数を伺う。
- 5 -
発言
質問者
順位 (議席番号及び発言者)
質問事項
質問要旨
⑶合併時に引き継いだ、各町村の指定の状況につ
いては、バランス上、問題はなかったのか。
また、現在の未指定文化財の全体について、
専門的な知見を加えた再調査を実施し、指定
判断レベルのバランスを確保すべきと考える
が、如何か。
⑷市内の文化財の現地を踏査すると、かなりの箇
所の標柱や案内板などが著しく劣化してい
る。市域全体が日本ジオパークに登録された
栗原市には、訪れる観光客が年々増加の傾向
にある。きれいな標柱や案内板などは、まさ
に「おもてなしの心」に通じるものがある。
劣化した当該標柱や案内板などの記述内容を
精査し、短期の数年計画で一斉に更新すべき
と考えるが、総合的見地から、市長の認識を
伺う。
3 職員採用制度の 1 パブリックコメントに供された第2次栗原市総合
計画基本構想(案)の将来像や基本方針、土地利
適切な運用と創
用構想の施策の柱立てを見ると、新規の今日的な
意を
行政課題も含め、分野は一段と広範多岐にわた
り、かつ、サービスについては質の高度性や専門
性が求められている。こうした市民ニーズに応え
るためには、第一に「職員は最大・最強の事業費
である」ことを再認識し、職員の採用に当たって
は、広く多方面から人材を求め、結果、多士済々
の職員が、談論風発とした風通しのよい職場を構
築し、維持することが特に肝要であるとの観点か
ら、職員採用制度について、市長の認識を伺う。
⑴市は平成 28 年度の一般行政職員の採用に当た
り、上級・中級・初級の3段階区分のレベル
試験を実施した。有為な人材を確保するため
には適切な方法であるが、一般行政事務職員
の上級試験は合併以来、毎年度実施されてき
たのか。継続的に毎年度実施してこなかった
とすれば、その判断基準は何であったのか、
実施年度の採用数と併せて伺う。
⑵特に上級試験については、継続的に実施しなけ
れば、試験申込者からすれば、就職見とおし
の立たない自治体として敬遠されること、必
定である。全国の有為な人材の意欲的なチャ
レンジを真正面から受けるべく、採用数の多
寡は別として、毎年度、上級試験を確実に実
施すべきと考えるが、如何か。
⑶全国的には少ない事例であるが、芸術文化活動
やスポーツ活動などの振興のため、当該分野
に特化した職員の採用枠を設け、実績を上げ
ている市町村もある。広範多岐な行政施策を
掲げ、果敢に各種事業を展開する栗原市も、
適時に特別採用枠を検討し、施策成果の実を
目指すべきと考えるが、如何か。
- 6 -
発言
質問者
順位 (議席番号及び発言者)
5
25 番 佐 藤
質問事項
質問要旨
悟 1 医療政策につい 1 紹介状について。栗原中央病院では、初診の際、
他の医療機関(医師)の紹介状が必要と求められ
て
る。
⑴紹介状の取り扱い基準はどうなっているのか。
⑵紹介状の提出範囲の縮小、又は、廃止を求める
がどうか。
2 宮城県立循環器・呼吸器病センター移管につい
て。宮城県は、県北地域基幹病院連携会議を設置
し、「宮城県立循環器・呼吸器病センター」の在
り方について検討を進め、平成 28 年 9 月 14 日
「検討結果報告書」をとりまとめた。①循環器・
呼吸器病センターの医療機能は、栗原中央病院な
どに移管・統合する、②結核医療は、総合病院と
しての規模・立地条件等から栗原中央病院とし、
病床数は 30 床程度とする、との内容である。
⑴循環器・呼吸器病センターは、栗原中央病院等
への医療機能の移管が完了するまでの間、医
療機能の維持・継続はどう保障されるのか。
⑵循環器・呼吸器病センターから栗原中央病院へ
移管される医療機能の環境整備について
①医師・看護師・医療技師等の定員数とその確
保はどうか。
②教育・研修・訓練等は、どう行われるのか。
⑶職員の雇用・労働条件等は、どうなるのか。
⑷移管先となる栗原中央病院への患者・利用者の
利便性の確保を図るためには、交通アクセ
ス、市民バスの整備・充実はどう図られる
か。
⑸循環器・呼吸器病センターの跡地利用につい
て、センターが長い間地域で果たして来た役
割や高齢者人口割合の増加する中で、地域住
民から医療機関や介護老人保健施設等とし
て、有効活用を強く求める多くの声が寄せら
れているが、どうか。
⑹移管スケジュール等について、宮城県は、平成
28 年 11 月県立病院機構の中期目標の変更、平
成 29 年2月中期計画の変更、平成 29 年度跡
地利用に関する公募・事業者の決定、平成 29
~30 年度栗原中央病院への感染制御病棟の整
備(設計・建設)、平成 31 年4月循環器・呼
吸器病センターの機能移管、土地・建物の跡
地利用法人への提供としている。宮城県と栗
原市とのこれまでの協議経過と合意内容、今
後の対応方針、スケジュールはどうか。
⑺結核病棟の建設、駐車場の確保は、宮城県の責
任で行うべきであるが、どうか。
⑻結核医療・感染症医療は、不採算部門と見込ま
れる。宮城県は、財政支援を責任を持って行
うべきであるが、どうか。
- 7 -
発言
質問者
順位 (議席番号及び発言者)
質問事項
質問要旨
2 福祉政策につい 1 医療・介護ケア、地域包括ケアシステムの推進に
ついて
て
⑴医療と介護の切れ目のないネットワーク=地域
包括ケアシステムの推進が求められ、それと
整合する適切な「栗原市介護保険事業計画」
の策定が求められる。策定に、市民・関係団
体の参画を図り、生活支援コーディネーター
の育成を進めることが大切であるが、どう
か。また、「介護保険事業計画」の策定状況
は、どうか。
⑵地域包括ケアネットワーク作りに資する「医
療・介護総合確保基金(医療分及び介護
分)」の活用計画・執行状況はどうか。
2 予防給付の新総合事業への移行について
⑴予防訪問介護・予防通所介護は、新総合事業へ
移行となるが、市民・利用者に対して、新総
合事業の十分な説明を行うとともに、利用者
の合意を得ることが大切であるが、どうか。
⑵制度改正を理由とした、サービス内容の変更や
切り捨て、利用料金の引き上げはすべきでな
い、どうか。
⑶要介護認定にあたっては、現状の要介護認定シ
ステムを基本とし、認定申請時の基本チェッ
クリストの強要やサービスの振り分けを行う
べきではない、どうか。
3 認知症施策の拡充について
新オレンジプランの基本理念「認知症の人が住み
なれた地域で、自分らしく暮らし続けることが出
来る社会の実現をめざす」を踏まえ、地域の中で
認知症の人とその家族を支える「見守り・声掛
け・相談・支援」の仕組みづくりが大切である
が、現状と今後の取り組みは、どうか。
4 安心して暮らせる居住の場の整備について
低所得・要介護(要援護)高齢者が安心して暮ら
せるためには、特別養護老人ホームの施設整備と
機能強化、職員配置の改善が必要である。現状と
今後の整備・改善計画は、どうか。
5 介護労働者の処遇改善と人材確保について
2015(平成 27)年度介護保険制度の介護報酬処
遇改善加算があった。各介護事業所(者)による
実施状況は、どう調査し、どう把握・分析してい
るか。また、事業所(者)は、人材確保に資する
各種交付金等を活用しての処遇改善は、どう行わ
れているか。
3 交通政策につい 1 市は、「栗原市地域公共交通活性化協議会」を一
部見直し、平成 28 年度から新たな「活性化協議
て
会」を設置し、「栗原市地域公共交通網形成計
画」を策定するとしている。この計画は、「まち
づくり計画」と一体化した取り組みが求められ
る。
- 8 -
発言
質問者
順位 (議席番号及び発言者)
質問事項
質問要旨
⑴新たな「活性化協議会」の委員構成とこれまで
の協議内容は、どうか。
⑵「栗原市地域公共交通網形成計画」の内容は、
どうか。
⑶地域公共交通機関(網)の拠点となる「(仮
称)栗原市公共交通ステーション」の設置を
提案していたが、どう検討されたのか。
⑷平成 29 年度は、運行準備や国への認定申請、
平成 31 年度からの運行実施を目指すとしてい
るが、準備体制は万全か。
4 スポーツ政策に 1 スポーツ施設整備について。子どもから高齢者ま
で生涯にわたりスポーツに親しみ、身心共に健康
ついて
で生き生きと暮らせる地域づくりが求められてい
る。市内のスポーツ施設の多くは、築 30~40 年
が経過し、老朽化が進んでいる。以下の各施設の
整備・充実を求める。
⑴金成多目的広場(築 34 年)
①陸上競技場(サッカー・ラグビー兼用)
アンツーカーをウレタン又はクレー化に、フ
ィールドを芝生化に。
②管理棟(事務室、ミーティングルーム、研修
室、トイレ)の充実。
⑵野球場
6
①金成野球場(築 34 年)
バックネット(高さ、幅)の改良、ナイタ
ーの新設。
②若柳野球場(築 41 年)
ナイターの新設。
⑶築館体育センター(築 33 年)
舞台装置の改修、暖冷房の新設。
⑷小田ダム湖畔パークゴルフ場(築5年)
クラブハウスの暖冷房設置、クラブハウスの
増設、駐車場の拡張。
9番 菅 原 久 男 1 水利組合に対す 1 水利組合は、土地改良区を経て設立したことに鑑
みたとき、すでに半世紀以上も経過している。こ
る支援策につい
の間には、農業構造改革が進み農業経営を取り巻
て
くなりわいは大きく変わっている。水利組合が存
在する地帯は、圃場整備が進んでいるとはいえ、
小規模区画の圃場であることから大型農業機械の
活用に不向きであることや揚水機械の稼働などが
加わり平地の圃場地帯と比べ農作業の困難性が高
い状況である。現在、水利組合地域では、水利組
合の運営あるいは高齢化する地域社会を維持活性
化することに欠かせない地縁・血縁の希薄化、加
えて若年層の減少による人材不足の解消が最も大
切な課題である。喫緊の課題解決としては、水利
組合の管理業務の軽減のために揚水設備の維持及
び設備稼働に伴う事務処理の軽減を栗原市の行政
課題として取り組むよう提言するものであり、市
長の英断を伺う。また、次の項目について伺う。
- 9 -
発言
質問者
順位 (議席番号及び発言者)
7
6番 高 橋
質問事項
質問要旨
⑴栗原市内において活動している水利組合と称す
る又は類似する団体数について伺う。
⑵水利権に関することであることに鑑み、迫川上
流土地改良区の事業に該当するものと考える
が、いかがか伺う。
⑶水利組合の揚水施設の管理移管についての要望
等があり対応したことがあれば、その経過と
結果について伺う。
2 アイススケート 1 当市においては、過去には民営のアイススケート
場が 1 施設あったが現在は無い。また近隣市町村
場の新設につい
では大崎市に1施設が営業されていた。冬季間の
て
スポーツとしては、スキー・スケートは幼少の時
から誰もが楽しく体験したことを懐かしく思い出
される。現在、アイススケート場は、近隣の大崎
市、登米市及び一関市においても施設はない。ア
イススケートは、青少年の健全なスポーツとして
また交流人口を活発にし、市の活性化に直結する
と確信する。何よりも「青少年に夢を、交流はス
ケートから」という栗原市でありたいものだと思
われるのは私ばかりではないと思う。アイススケ
ート場の新設について、市長の所見を伺う。
渉 1 閉校した教育施 1 市が示している閉校した教育施設の状況をみる
と、4小学校は、市は利用する見込みがないこと
設の今後の対応
から売却を予定している。その他については検討
について
中とのことであるが、閉校から2年、3年経過し
ているにもかかわらず、利活用が決まっていない
とは、はなはだ疑問である。しっかりとした構想
がないままの再編計画ではなかったのかと指摘せ
ざるを得ない。先般、総務常任委員会の所管事務
調査では、閉校した学校に賞状やトロフィーなど
が残されている状況を目にした。学校再編は市民
や地域に果たして何をもたらしたのか。何か大き
なものを失ったような感じをしている。以下の観
点から質問する。
⑴提案として、賞状やトロフィー、又その学校の
歴史を伝えるものを1ヶ所にまとめて展示
し、学校の歴史を残す施設をつくるべきと考
えるが、閉校した学校を利用しても良いので
は。
⑵売却については、公募の価格が明示されていな
いがなぜか。
⑶閉校した学校の利用については、問い合わせが
あるのか。あるとすれば、その状況はどうな
っているのか。
⑷売却や公募については期限を定めているのか。
⑸地域で活用しながら本格利用は検討中としてあ
るが、地域との協議は行っているのか。行っ
ているとすれば、各施設の状況を説明願いた
い。
⑹備品、その他の財産はどうなっているのか。今
後どのように考えているのか。
- 10 -
発言
質問者
順位 (議席番号及び発言者)
8
9
質問事項
質問要旨
4番 石 川 正 運 1 学校再編の中で 1 築館地区学校再編は、すでに富野小学校は宮野小
学校と築館小学校に再編されている。平成 29 年
宮野小学校の現
4月には築館小学校と玉沢小学校が再編され、新
状と見通しにつ
たに築館小学校が誕生することが決定されている
いて
中で、宮野小学校は今後どう進められていくのか
問う。
⑴再編計画に向けて、PTA、地域説明会等、現
状はどうされているのか。
⑵宮野小学校の再編計画に反対されている大きな
理由は何と考えているか。そのための対策
等、地元の関係者にどう理解を求めているの
か。
⑶築館地区再編計画は、築館、富野、玉沢各小学
校3校で新しい築館小学校とし、宮野小学校
はそのまま定着させるべきと思うがどうか。
2 築館工業団地開 1 若者定住のためには、雇用の安定と働く場所の確
保が第一条件である。市内の築館インター工業団
発について
地、若柳金成インター工業団地がすでに完成し、
一部企業誘致も始まっている。今後、栗原市の安
定雇用を図るうえで、長年の夢でもあった築館工
業団地開発こそが市の発展、地域の活性化の起爆
剤になるのではないか。そのために県との協議を
はじめ、早期の事業開始に向けて積極的に働きか
けるべきと思うがどうか。
3 中央病院のリハ 1 県立瀬峰病院の移管に伴う結核病棟の施設整備に
ついては、建設場所が中央病院敷地内の東側リハ
ビリふれあい広
ビリふれあい広場及び東側通路の範囲内とすると
場について
の説明であった。これにより、リハビリのための
大事な施設がなくなることを心配している患者も
多い。是非残してくれとの要望や新たに設置して
欲しいとの声がある。今後の対応をどう考えてい
るのか伺う。
13 番 三 塚
東 1 24 時間無料に 1 平成 23 年度、24 年度の2年間で市内3箇所に電
気自動車用の急速充電器を設置した。充電料金は
できないか 電
無料となっているが、充電の受付時間は、前日ま
気自動車の充電
でに予約する場合は午後5時 15 分まで、当日受
付する場合は午後4時までとなっている。市内の
利用者や観光客からは 24 時間充電できるシステ
ムを考えてほしいとの声が聞こえる。
⑴市が設置した充電器を利用するには、利用届出
用紙に必要事項を記入することになっている
が、市内・外の利用届けの状況はどうなって
いるのか。
⑵市長は栗原市への観光客 200 万人をスローガン
に掲げ、県内外、首都圏までも宣伝活動を展
開している。大崎市岩出山池月で運営してい
る「道の駅」の充電事例を参考に、花山地区
に設置している道の駅「路田里はなやま」や
栗駒総合支所の充電器を観光客に対する「も
てなし」の精神で、24 時間無料で利用できる
よう考えるべきではないか。
- 11 -
発言
質問者
順位 (議席番号及び発言者)
質問事項
質問要旨
⑶もし、24 時間の無料充電ができないのなら、
認証システムを取得し、有料で 24 時間充電で
きるシステムを考えるべきでないか。
2 交通弱者の支援 1 市はこれまで、70 歳以上の運転者が運転免許取
を早急にすべき
得教育を受講する場合、受講料の半額を助成して
いる。また、65 歳以上で平成 17 年4月1日以降
に運転免許を自主的に返納した人には、市民バス
や一迫ふれあいタクシーの乗車運賃を半額にする
などの支援を行っている。しかし、返納した高齢
者の中には、市民バスを利用したくてもバスの路
線がなかったり、バス停留所まで遠いなどの理由
で思うように病院や買い物に行けず、高齢者に対
する公共交通機関の貧弱さがうかがえる。
⑴高齢化社会が急速に進む中、市の今後の高齢化
率の推移はどうなっていくと予測しているの
か。
⑵病院や買い物などに不可欠な「生活の足」とな
る移動手段として、社会福祉協議会が独自に
実施している福祉送迎サービス過疎地域モデ
ル事業の支援やNPOによる乗り合いバス事
業の設立支援など、積極的に支援していく政
策は喫緊の重要課題であると思う。無理に運
転しなくても暮らせる地域社会の構築を早急
に進めるべきではないか。
10 14 番 佐 藤 千 昭 1 花山ダム及び周 1 花山ダムは昭和 27 年6月に着工し、昭和 32 年
11 月に完成。来年は湛水して 60 年になる。堤高
辺の整備につい
47.8mの重力式コンクリートダムで、総貯水容量
て
は 3,660 万トンとなっている。多目的ダムで利用
目的は、洪水調節、灌漑、発電、上水道、工業用
水であった。花山ダムは完成後、二度にわたりダ
ム再開発事業が行われている。一度目は昭和 36
年から6年間実施された「花山ダム第二期工事」
である。座主地区を盛土によりかさ上げし、満水
時の湖面よりも高くして浸水被害を防御する大規
模な工事であった。二度目は平成3年から 14 年
間実施された「花山ダム再開発事業」である。ダ
ム施設の老朽化、水量調整、効率的な水運用がで
きない等により着手し、ダムの堤高を 0.7mかさ
上げし、48.5mとして、ゲート・取水塔を改築し
た。この花山ダム及び周辺の整備について伺う。
⑴平成 20 年岩手・宮城内陸地震により、栗駒山
麓迫川上流水系の被害は大きく、花山ダムに
大量の土砂が流入し、堆積している。当然、
貯水容量が少なくなり、ダムの機能が低下し
ていると思う。土砂の除去等のダム再開発事
業を県に要請されたい。
⑵湛水面積は 240ha と広大である。場所によって
は立木が生い茂っている。伐採、除去を県に
要望されたい。
- 12 -
発言
質問者
順位 (議席番号及び発言者)
質問事項
質問要旨
⑶ダム周辺小学校下からの右岸1kmの樹木は国
道 398 号が日陰になり、冬季は雪が解けな
い。凍結もあり交通事故が多い。ダム景観上
もよくない。伐採するよう県に要望された
い。
⑷花山ダムの旧座主橋は錆びている。早急な塗装
をする必要がある。また、景観上もよくな
い。計画としてはあるようだが、早期に塗装
するよう県に要望されたい。
⑸花山湖畔の自然環境をいかした憩いのプレーゾ
ーン、青少年旅行村はキャンプ、芋煮会等で
賑わう。年々整備されているが、更なる施設
の充実をされたい。
⑹花山ダムの上流松の原地区のミズバショウ公園
は、3月下旬から4月上旬の最盛期には 10 万
本の清楚な花が咲き誇る早春の観光スポット
であった。昨今は花が少なくなっている。原
因究明と管理の充実をされたい。
⑺深山公園は荒廃している。有志によって一部ク
ローバーを植栽し、来年は菜の花を植栽する
予定と聞くが、全体の活用も検討すべきと思
うが伺う。
11 15 番 三 浦 善 浩 1 「サポートカー 1 発達障がいは、見た目には分からず周囲の人に気
ド」配布事業を
付かれにくいため、本人が上手くコミュニケーシ
導入しては!!
ョンを取れなかったり、困ってしまうケースが多
いといわれている。そこで、発達障がいのある人
が日常生活のさまざまなシーンで、周囲に自分の
特性を伝えて適切な配慮を求める「サポートカー
ド」を希望者に配布する事業を導入してはどうか
伺う。
2 産婦人科の充実 1 先ごろ、市民グループ(団体)の皆様と懇談する
を!!
機会があった。テーマは、男女共同参画の推進や
少子化の問題などについてであった。様々な角度
から活発な論議がなされ、とても有意義な場だっ
た。その中で「産婦人科は、女性になくてはなら
ない診療科目」との発言が、とても私の心に残っ
た。次について伺う。
⑴栗原中央病院の産婦人科の現状はどうなってい
るのか。
⑵課題と今後の取り組みについてはどうか。
3 金成の課題から 1 9月議会の一般質問、金成の課題についての質問
考える!
に対して、市長の答弁は「広い地区内に集落が点
在し、高齢化率の進展とともに高齢者の移動手段
の確保が課題であると捉えており、本年度から策
定を進めております栗原市地域公共交通網形成計
画の中で、その対応も検討してまいります。」で
あった。次の点について伺う。
- 13 -
発言
質問者
順位 (議席番号及び発言者)
質問事項
質問要旨
⑴高齢者の交通移動手段のニーズは、どれくらい
あるのか。
⑵具体策の準備はどうなっているか。(現段階で
の計画の進捗状況は。)
⑶市全体としては難しくなるので、試験的に個別
的な対応を検討してはどうか。
4 一般質問の「そ 1 これまでに、一般質問でいくつかの提案をした。
の後」を問う!
その後の検討結果について伺う。
⑴「セカンドブック」の導入について。
⑵「読書通帳」の導入について。
⑶「雑誌スポンサー制度」の導入について。
12 19 番 高 橋 勝 男 1 汚染稲わら・汚 1 11 月3日に、市町村長会議が開催され、再測定
染牧草の焼却処
の結果に基づく8千ベクレル以下の放射能汚染廃
分には反対
棄物の処理方針案が示された。その中には、栗原
市内で保管されている汚染稲わらも含まれてい
る。隔離保管をしてきた経過を考えれば、8千ベ
クレル以下であっても今回の混焼方針の対象物に
する事には断固反対である。市長の見解は。
2 一般廃棄物との混焼処理方針は、県が以前から示
していたことである。栗原市はクリーンセンター
の焼却能力と共に、地域住民の方々の理解を得ら
れないという事で取り組んでこなかった経過があ
る。また、焼却以外の方策として堆肥化による減
容実験と植物への放射性セシウムの移行実験を行
ってきている。住民説明会での地域の声を含め、
焼却に対する栗原市の態度を伺う。
3 放射能汚染牧草の減容化と植物へのセシウム移行
調査の実証実験が終了し、最終報告書が提出され
ているが、実験結果に対する評価と課題、本格処
理についての見解は。
4 栗原市の土壌はすでに放射能に汚染されており、
平成 27 年度の県の資料によると、最高 535 ベク
レルの地域もある。汚染堆肥を散布すればそれ以
上にセシウム濃度が上昇する事は明らかである。
土に戻すのではなく、堆肥化による減容を行い、
隔離して厳重に保管するという事を検討すべきと
思うが市長の見解を伺う。
2 人事評価制度導 1 栗原市は、平成 28 年度から人事評価制度を実施
入に不安
する事となっているが、保育士や幼稚園教諭、労
務職、消防職については、来年度から実施となっ
ている事から、一般行政職も来年度からでいいの
ではないか。
2 今年度については、試行扱いとし、今年度の評価
結果については任用や給与などの人事管理の基礎
としては活用しないとなっているが、次年度から
の対応はいかに。
- 14 -
発言
質問者
順位 (議席番号及び発言者)
質問事項
質問要旨
3 栗原市職員労働組合では人事評価制度導入に対
し、⑴人事評価の内容を本人に開示し説明するこ
と。⑵職員が了承した時は評価内容を職員労働組
合などに情報公開すること。⑶評価を公平に実施
できるように評価者の研修を実施すること。⑷苦
情処理・解決制度を確立し、公平に処理する実施
機関を労使で設置すること等、4項目の申し入れ
を行っているようであるが、市長はどのように考
え対応するつもりなのかを伺う。
4 栗原市では、「人材育成基本方針」を定め、職員
の資質向上をうたっているようであるが、そもそ
も、市長の考える、職員の理想像とはいかに。
3 空き家対策特別 1 空き家等対策の特別措置法が全面施行されてから
措置法施行から
1年半が過ぎている。平成 27 年6月議会では、
1年半、現状は
平成 27 年4月時点で、栗原市内の空き家として
確認されている件数が 1,747 件、その内危険度が
高いと判定された空き家は 145 件、相続放棄や相
続人不明となっている物件は 10 件との報告を受
けているが、現状はどうなっているのか。
2 空き家が近年では、くまやイノシシ、タヌキな
ど、獣等の棲み家になっているのではと心配する
声も聞かれる。安全安心な生活環境の確保という
観点からも対策が急務になってきている。その間
の取り組み経過と課題、今後の取り組み方針につ
いて伺う。
13 16 番 五十嵐
勇 1 歴史の香るまち 1 栗原市の北部地域の中心に位置する岩ケ崎地区は
城下町として、豊富な歴史遺産をもつ地域であ
づくり
る。地元のある団体が「鶴丸城主 21 名の顔ぶ
れ」として冊子を発行した。当城は室町時代後半
の 1440 年代に築かれ、以後、明治維新を迎える
までの 400 数十年間の 21 名の歴代城主の顔ぶれ
を紹介している。これら歴史遺産を生かし、地域
の活性、振興に結びつけることの思いから提案を
し、市長に伺う。
⑴①鶴丸城跡エリア。②当地区にある6寺院巡
り。③軽辺六右衛門公園と軽辺ぜき水路と石
タイルの散策。④名馬の産地として馬市跡の
馬場通り及び城下町時代からの地名通りの散
策。これら等を組み合せた散策モデルコース
の設定と看板設置の充実に取り組むべきと思
うがどうか。
⑵これらの拠点となる案内所(休けい所)、トイ
レの場所選定、歴史の感じられる建造物の設
置をすべきと思うがどうか。
⑶自然資源である栗駒山、ジオパークの現地と関
連施設、温泉、紅葉など組み合せたモデル周
遊コースの設定と、これら自然資源と歴史資
産を組み合せ、⑵との同一拠点とする組み合
せを考えてはどうか。
- 15 -
発言
質問者
順位 (議席番号及び発言者)
質問事項
質問要旨
2 行政改革におけ 1 現在、自治会の活動も活発になっており、このよ
うな状況の中で、行政区の区割りの見直しをどの
る行政区割りの
ように進めていくのか。
見直し状況は
2 区長と副区長の役割、権限、待遇などの違いは。
3 区割りの見直しに合わせ、副区長制の廃止をすべ
きと思うが。
14 3番 佐々木 幸 一 1 循環器・呼吸器 1 瀬峰地区の住民から移管後の跡地利用事業所の誘
病センター移管
致や県道の整備、路線バスの利便性向上や運賃改
後の瀬峰の活性
正など多くの意見、要望があった。平成 31 年度
化は
栗原市中央病院に移管されるまでに市長として、
地区民に見えるように県へ要望し、栗原市として
実行できるものから事業を進めるべきと考えるが
どうか。
2 栗原市として早速実行できるものとして、瀬峰駅
発着に合わせた市民バスのダイヤ改正と、バス運
賃を登米市と同じ 100 円に改正すべきと考えるが
どうか。
3 瀬峰駅前周辺への住宅団地造成や市営住宅建設も
「瀬峰地区地域づくり検討会」や地区説明会で
も多く出されたが、第2次栗原市総合計画の中
で位置付け、事業を推進する必要があると考え
るがどうか。
2 学校再編後の課 1 教育長は「再編してよかったと言われる学校をつ
題について
くっていきます」と再編に係る意見交換会で話し
ているが、学業で切磋琢磨の効果は、再編前よ
り、上がっているのか。
2 学校再編により生徒が増え、それに伴い駐車場は
旧来のままで、学校行事の時、多くの保護者は、
駐車場に困っている。再編前からわかっていた事
なので、早く再編してよかったと言われるよう
に、駐車場問題を解決すべきと考えるがどうか。
3 いじめ、不登校の件数や児童、生徒数は再編前と
比較し減っているのか。
15 12 番 瀨 戸 健治郎 1 高齢者ドライバ 1 昭和 45 年、全国で交通事故による死亡者数は史
上最悪の 16,765 人に上った。同年政府は交通安
ーの安全対策と
全対策基本法を制定し、昭和 54 年には 8,466 人
交通手段の確保
まで減少し、平成 25 年には 4,373 人になった。
しかし、近年になって高齢者ドライバーが関係す
る悲惨な事故が連日のように起きている。以下質
問する。
⑴栗原市の交通事故の状況はどのようになってい
るか。全事故数、物損事故数、死亡事故数、
負傷者・死亡者数、年代別事故数、交差点・
直線道路等の事故の状況分析は。
⑵事故の多い交差点で市が行った安全対策につい
てはどのようになっているか。信号設置やカ
ラー舗装、側溝等への蓋の設置など、要望に
ついての対応状況(5年前と比較して)。
- 16 -
発言
質問者
順位 (議席番号及び発言者)
質問事項
質問要旨
⑶運転免許証自主返納をどのようにとらえている
か。栗原市の運転免許自主返納件数の推移
(5年前と比較して)。市としての返納促進
対策はどのようになっているか。
⑷これから 10 年後、団塊の世代が後期高齢者に
なると高齢者ドライバーが更に激増するもの
と思われることから、問題点を洗い出し対策
を講ずることが必要と思うが、免許証自主返
納後の交通手段の確保についての対策をどう
考えるか。
2 新電力利用促進 1 電気事業において、市場参入規制を緩和し市場競
について
争を導入することにより、電気料金の引き下げや
電気事業における資源配分の効率化を進めること
を目的として、2000 年経済産業省資源エネルギ
ー庁より、大規模需要に対する電力自由化の指針
が施行された。
東日本大震災による原子力発電所停止で大手電力
会社が値上げするなか、新電力は大手より5~
15%安く電力を供給できることから、シェアを伸
ばし、財政難に苦しむ自治体や国政情報に鋭敏な
大手企業も続々と新電力に切り替えている。最近
では家庭用までの広がりをみせ、携帯電話とセッ
トで割引になる事業者も出てきている。栗原市で
も経費節減のため新電力を導入してはどうか。
⑴宮城県及び近隣市町村の導入状況はどうか。
⑵電力を大量に消費する施設に導入した場合の試
算はどうか。アスパル若柳・栗駒総合体育館
及びプール・栗原文化会館・ドリームパル・
クリーンセンター・衛生センター・栗原市本
庁舎はじめ各総合支所など。
16 24 番 小 野 久 一 1 太陽光発電普及 1 市内において、住宅用太陽光発電を除いた売電を
のあり方につい
目的とした規模の大きい発電施設の数はいくら
て
か。その中でメガソーラーの数はいくらか。また
今後、どれほど計画されているか。
2 栗原市内では、林地開発による太陽光発電施設の
設置が盛んに行なわれているが、保水能力の低下
や土砂流出による被害などが想定される。市長は
この現状をどう認識しているか。
3 条件の悪い水田は受け手がなく、また農地中間管
理機構もお手上げの状況である。コメの増産時代
に開田された減反田や荒廃農地の利活用をすべき
でないか。誰が見ても農地への再生は難しいと思
われる所がある。そこは農振地域指定を見直し、
解除してもよいのではないか。
- 17 -
発言
質問者
順位 (議席番号及び発言者)
質問事項
質問要旨
4 宮城県のように、太陽光発電のためには農振除外
はしないというのは東北6県で同じ方針か。
2 交通弱者対策は 1 ある会合で「栗原市は高齢者にとっては住みにく
急務でないか
い。」と言われた。周辺部から栗原中央病院へ通
院するのは一苦労。買い物にも行けない。とても
運転免許証は返納できない。運転できない人は家
にこもるようになってしまう。悪循環である。一
迫ふれあいタクシーそのままの拡大版ではなく、
経費を抑えられる方法(有償ボランティアによる
送迎システムなど)で交通弱者対策を急ぐべきで
ないか。
2 宮城交通仙台便が廃止になったが、栗駒・築館間
の連絡手段は確保されたか。
3 県立循環器・呼 1 11 月 16 日の議員全員協議会で説明された以降の
吸器病センター
進捗状況は。
移管について
2 結核以外の感染症は想定していないとのことだ
が、瀬峰にあったサーズなどの感染症病棟や放射
能対策病棟はどうするか。
3 施設整備は県がするものとし、整備に係る費用は
県が負担するとしているが、建物などの維持補修
費も入ると理解してよいか。
4 結核病棟の運営費については、県が負担するもの
として、その詳細については引き続き協議し書面
で確認する。としているが、確認事項は議会に明
らかにしていただきたい。
5 職員の移行については課題が多いと察するが、結
核患者が何人か入院しているという、想定の下で
の医師、看護師の配置になるか。
6 跡地利用、中央病院への足の確保はどう進められ
ているか。
4 保育所待機児童 1 現時点で待機児童は何人か。待機児童の年齢別、
対策は万全か
希望保育所別の内訳はどうか。
2 2017 年4月時点には待機児童ゼロとなるか。
3 求職中は入所できないと仄聞したが事実か、そう
とすればなぜか。
5 市道宝来・上黒 1 二迫川に架かる新・旧2つの上黒瀬橋があるが、
瀬線に架かる橋
古い橋は昭和 39 年完成で 52 年経過し、橋脚と橋
の整備について
台に 20 センチほどのズレがある。新しい橋は昭
和 61 年完成で 30 年を経過しアーチの鉄骨部分の
錆が目立ってきた。古い橋を撤去して道路をつく
るのか、橋の架け替えをするのか。今後の対応を
伺う。
- 18 -
発言
質問者
順位 (議席番号及び発言者)
質問事項
質問要旨
17 20 番 佐 藤 文 男 1 生涯学習振興車 1 生涯学習振興車は、市民の生涯学習の振興を図る
ことを目的とする事業、行事に使用するものと
の充実を
し、子ども会から高齢者まで、市民の様々な生涯
学習行事に利活用されている。土・日などは各団
体の行事が重なり予約を取るのも大変なようであ
る。また、車によっては装備に大きな違いがある
ようだ。以下の点はどうか。
⑴栗原市には生涯学習振興車は何台あるか。
⑵市内全体で、平成 27 年度の月ごとの延べ利用
台数はいくらか。
⑶カーテン、マイク、カーナビなど装備されてい
ない車や一部だけしか装備されていない車な
ど、ばらつきがあるようだが、日常の利用に不
便がないように整備すべきと思うがどうか。
2 小田ダム湖畔パ 1 パークゴルフ人口は、中高年を中心に年々増加の
傾向にある。小田ダム湖畔パークゴルフ場も近隣
ークゴルフ場の
のプレイヤーに知れ渡り、今年度は2万人を超え
利用期間の見直
る入場者数と聞く。また、関係者の努力もあり、
しを
公認コースの認定も受け、今後利用者の増加や、
大きな大会も開催されるものと思う。こうした
中、市の体育施設条例によると、12 月1日から3
月末日まで休業期間とされており、すでに休業に
入っている。会員からは利用期間の延長を望む声
がある。以下の点はどうか。
⑴近隣のパークゴルフ場のオープン期間はどうな
っているか。
⑵市道小田ダム2号線の冬季閉鎖と閉鎖解除はい
つか。
⑶道路の閉鎖、解除と連動して小田ダム湖畔パー
クゴルフ場のオープン期間を見直ししてはどう
か。
⑷公認コースの認定も受け、小田ダム湖畔パーク
ゴルフ場の果たす役割はますます大きいものと
思う。今後の施設整備の計画はどうか。
3 姫松地区歩道用 1 姫松大沢地区の県営圃場整備事業で、東西約7キ
ロメートルにわたり歩道整備用地として市道脇に
地の管理と今後
用地が確保されている。この内、旧姫松小学校東
の計画は
側の一部が歩道として整備されただけで、6キロ
メートル以上が手つかずで、10 数年間放置された
ままになっている。地区では、未整備の所をボラ
ンティアで草刈り作業などを行いながら景観の維
持に努めてきたが、圃場整備の爪痕がそのままに
なっており、非常に管理に苦慮している。地区民
からは、早急な整備を望む声が上がっているが、
以下の点はどうか。
⑴当初計画の残りの整備計画はどうなっている
か。
⑵当面管理しやすいように、旧水路などの構造物
を撤去し、用地をなだらかにすべきと思うがど
うか。
- 19 -
発言
質問者
順位 (議席番号及び発言者)
質問事項
質問要旨
18 17 番 佐々木 嘉 郎 1 栗原市の課題に 1 国では少子化は社会経済全体に大きな影響を与え
ついて
るものと捉え、社会全体で子育てを支援していく
施策を進めている。栗原市においても同様に少子
高齢化が進んでおり各施策を講じている。この背
景には、晩婚化や未婚化、若い世代の人口流出な
どが指摘されている。とりわけ、昨今の不安定な
社会経済状況などにより、若い世代が不安感を持
ち、子育てに悩んでいる人が増加傾向にあるもの
と推察している。栗原市では「栗原市次世代育成
行動計画」を策定し、子育て支援や子どもたちが
健やかに成長するよう教育や生活環境の整備など
さまざまな施策を行ってきた。将来を担う子ども
たちが心身ともに健やかに、たくましく育つ環境
づくりにさらにまい進しなければならない。第2
次栗原市総合計画基本構想(案)が示されたの
で、以下質問する。
⑴少子高齢化、人口の減少の進行により、地方創
生の取り組みなど、各自治体の主体性、独自
性のある施策が求められている。市民が栗原
市を誇りに思うまちづくりにすることが必要
だが、どのように考えていくか。
⑵面積 805 ㎢は全国で 55 番目に広い。しかも歴
史的、地理的、地形的な関わりがあることか
ら、市民ニーズ、要望等は大都市周辺の自治
体よりもはるかに多様化することは、もっと
もなことと思われる。施設などのハード面だ
けでなく、ソフト面により重きを置いた施策
を期待するが、どうか。
⑶第2次栗原市総合計画基本構想(案)では 10
年後の平成 38 年の本市人口を 59,100 人と設
定している。子育て、教育環境の充実、雇用
機会の創出などで若者の移住・定住策の実施
で、国立社会保障・人口問題研究所が推計し
ている 57,900 人よりも多く見ている。10 年間
で 1,200 人、毎年平均で 120 人の人口を増や
さなければならない。斬新な施策を望むが、
どうか。
⑷公共施設等の総合的かつ計画的な管理による老
朽化対策等の推進のため公共施設等総合管理
計画はこの秋にも示されるものと思ってい
た。いつ頃発表できる見込みか。また、第2
次栗原市総合計画には、この総合管理計画を
どのように盛り込んで行くか。
- 20 -
発言
質問者
順位 (議席番号及び発言者)
質問事項
質問要旨
⑸平成 28 年 10 月、宮城県は「宮城県立循環器・
呼吸器病センター」が担ってきた診療機能を
栗原中央病院に移管することを決定した。
この県立病院は、地域の多大なる理解と支え
で開院し、中核的医療施設として、公共交通
機関の利便に恵まれ、地域や近隣自治体など
多くの利用があった。まさに、瀬峰の中心的
施設として今日に至っている。この病院機能
の移管、それに伴う閉院の発表で地域住民は
大きな動揺と不安を感じている。瀬峰地区の
将来ビジョンを練り上げるため「瀬峰地区地
域づくり検討会」を立ち上げたが、これまで
2回、その会議がもたれた。
主な課題提案は、
・若者向け定住促進住宅の整備
・駅周辺の宅地造成
・駅から公民館までの県道の拡幅と歩道の設置
・駅から大境交差点までの県道拡幅と歩道の
整備
・高清水中学校と瀬峰中学校の統合前に県道
1号線の安全確保、縁石や街路灯整備
・病院跡地利用は、介護施設や研究機関など
も検討すべき
など、具体的にあげられた。ひとつひとつ、
確実に実施してほしいが、どうか。
19 5番 菅 原 勇 喜 1 放射性汚染廃棄 1
物の混焼に反対
し、堆肥化をも
やめ住民合意の
うえ安全な管理
を
全県一斉焼却に反対の意思表示を求めるがいかが
か。
焼却炉のバグフィルター等で放射性セシウムを
99.9%除去できるという環境省の主張は、岩手県
宮古市の混焼では約2割が排気ガスとともに放散
されたこと、遠野市の混焼ではバグフィルターで
除去された放射性セシウムは 64.6%にすぎなか
ったことが報告されていることにより、根拠のな
いことが明らかになった。大気中に放出される放
射性物質は無差別に被ばくをもたらすことにな
る。ICRP(国際放射線防護委員会)は、当事
者にメリットのない放射線被ばくは正当化できな
いという原則を定めており、これに違反すること
になる。
さらに排気ガス中に放散される放射性セシウムを
確実に検出出来る測定計を用意していないのに、
混焼による「焼却」を『安全に迅速かつ大量に処
理を進められる方法』と正当化していることは、
問題と考えないか。
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発言
質問者
順位 (議席番号及び発言者)
質問事項
質問要旨
2 堆肥化の実証実験で「汚染牧草は 10 分の1に減
容化した」といっているが、2tの牧草が 18t
の堆肥に増量されており、減容化されたというの
か伺う。
牧草と堆肥化後の放射性物質の量は不変でなけれ
ばならないが、5月 23 日、当初混合時点で 638
万 9,460 Bq が、7月 21 日、54 日後の最終切り
返し時点では 480 万 7,100Bq と当初比 75.23%に
なっている。158 万 2,360 Bq は放散されている
ことになる。どこにいったのか伺う。
2.045tの牧草に 16.496tの微生物資材を使用
し、18.14tの堆肥にしている。16.496tの微生
物資材の金額はいくらか。また、堆肥化するだけ
のためにいくらかかったのか。
発酵温度は最高 109℃を記録しているというが、
表をみるかぎり 65℃~109℃の間にある。6日に
1回程度切り返しているようだが、65℃くらいに
発酵温度が下がるのはどの時か。切り返さないと
発酵は進まないのか。
発酵温度 100℃とのことだが、N成分は飛んでし
まい、肥料としての役割は低下するのではない
か。
栗原市の有機センターで牛糞を使い、同様の切り
返し作業を行ったら何日で同様の堆肥化となるの
か。また、その発酵温度はいくらか。
堆肥にするだけなら有機センターでの牛糞を使用
するだけで充分と考えるがいかがか。
環境省は、2016 年 3 月 16 日に指定廃棄物(農林
業系副産物)の減容化、安定技術について(案)
を公表しているが承知しているか。
行政報告では、今後減容化の実施に向けて検討を
進めていくとのことだが、具体的にどのように取
り組んでいくのか。全量堆肥化するのか。9倍化
した堆肥の利用はどのように行う考えか。
栗原市は、セシウム入りの堆肥を使って農産物を
生産することになり、たとえ京都大学の松井名誉
教授から安全で確実な処理方法であると評価をい
ただいたとはいえ、安全安心を志向する消費者か
らはソッポを向かれ、風評被害どころか実害がで
ると思われるがいかがか。
混焼や堆肥化をすすめるとなると、8,000 ベクレ
ルを超える指定廃棄物も一般ゴミ、牛糞をそれぞ
れ大量にまぜ、薄めて混焼・堆肥化することも理
論上可となるのではないか。
試験区3は、㎡あたり 5,300 Bq 施肥した圃場で
も「検出限界以下であった」のであれば、2.045
tの牧草を 1,050 ㎡に散布し、すきこめば「安全
で確実な処理方法」となるのではないか。
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発言
質問者
順位 (議席番号及び発言者)
質問事項
2
3
4
5
質問要旨
3 混焼や堆肥化をやめて、放射性物質は決して拡散
させず、住民の被ばくを防ぎ、管理して減衰を待
つことが基本である。混焼、堆肥化は絶対に行わ
ないよう求めるがいかがか。
花山地区においては、除染ででた土壌を、地域住
民の了解のもとに仮置場を設置し、仮保管してい
る。国、東京電力の責任で処理するのは大前提で
あるが、それまでの間、当面乾燥、圧縮、炭化
等、減容化、安定化について環境省も示してお
り、決して混焼することのないよう、堆肥化につ
いても直ちにやめるよう求めるがいかがか。
花山地域のように地域住民の合意が可能な方策を
とられるよう求める。栗原市は、放射性廃棄物を
しっかりと管理して、大気中や大地に放出しない
となれば、それが栗原のブランドとなるのではな
いか。いかがか。
幼稚園授業料 1 平成 27 年9月定例会において、幼稚園授業料徴
収条例の改正が行われ、月額 3,500 円が 5,900 円
現行 3,500 円に
~11,700 円へと引き上げられた。平成 30 年度か
戻せ
らの実施とされているが、元の 3,500 円へと引き
下げを求めるがいかがか。
2 現在入園している3才児以下の幼児が対象となる
が、対象児童の保護者に周知されているのか。
3 条例では規則に委任して決めるとあり、栗原市
立幼稚園授業料等徴収条例施行規則で定めてい
る市民税課税世帯授業料を一律 3,500 円と定め
るよう求めるがいかがか。
放課後児童クラ 1 平成 29 年度の応募状況はいかがか。
ブについて
2 土曜日も開設してほしいとの要望に対し、要望が
多ければ検討していくとのことだった。平成 29
年度開設されることを望むがいかがか。
公民館について 1 若柳公民館、志波姫公民館について、たくさんの
修繕を要する箇所があるがどのように対応して
いくのか。
2 鶯沢公民館図書室については、かつての若柳公民
館と同様、2階の図書室は常時、施錠されてい
る。利用者も月に5~6人程度とのことだが今
後どのように対応をしていくのか伺う。
3 児童館事業について、児童館条例が廃止されたが
同様の事業を実施している民間団体を支援して
いくとのことだったが、具体的にはどのような
支援を行っていくのか。
予算決算特別委 1 予算決算特別委員会をはじめ特別委員会、全員協
議会への市長、副市長、教育長、病院事業管理
員会等に市長等
者の説明員としての出席を求める。
の出席を求める
2 これまで出席しない理由は何か。
3 県内 35 市町村で、首長が予算・決算特別委員会
に説明員として出席しない自治体は栗原市の他
どこか。
※ この要旨は、各議員から提出された通告書の要点をまとめたものです。
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