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表紙写真紹介
広報 WEB 委員会主催
第 3 回フォト・コンテスト
撮影者:
SONY 大賞受賞作品
黒原 暢夫(ASTEX)
撮影場所: Terma de Chillán, Biobio
撮影日:
2012 年8月 11 日
コメント: 驚愕の大自然に感謝
アンデスの絶景にはいつも驚かされます。明るい陽が射
している間は、その冠雪の峰々が威厳をもって聳え立ち、
紺碧の空に雪が眩しく映え渡ります。陽が沈むと、鮮や
かな朱色の夕焼けに導かれるようにして、今度は巨大な
天の川が山脈全体に覆いかぶさり、ゆっくりと雪山を照
らし始めます。今回のような写真を、地元のすぐ近くの
山荘で、葡萄酒を煽りながら一年中気軽に撮れる国とい
うのは他にはあまりないと思います。世界でも稀にみる
美しさを誇るアンデスの大自然と、3万年前の姿を伝え
続ける銀河の星々に感謝しつつ、受賞の喜びをかみしめ
て祝杯を挙げたいと思います。ありがとうございました。
会報への投稿募集中
会報編集委員会では、会員やご家族の皆様からの投稿をお待ちしております。
レストラン紹介、チリ国内外旅行記、趣味関係、お料理のレシピ等、どんなジャンルでも
大歓迎です。投稿ご希望の方は、日智商工会議所事務局までお気軽にご連絡下さい。
電話番号: 2373 8841/2361 1073
Email: [email protected]
目次
《 2013年5月 第231号 》
巻頭随筆
2013年度日智商工会議所会頭就任にあたり
智利三菱商事 嶋崎 利浩
2013年度日智商工会議所理事挨拶
1
2
月例会報告
1月 ラテンアメリカ経済2012年の総括と2013年の展望
CEPAL Sandra Manuelito
5
政治経済
EPAにおける運用実態把握アンケート調査結果
、
日智商工会議所EPA委員会 嶋崎 利浩
ジェトロ・サンティアゴ事務所 堀之内 貴治
16
カマラ活動報告
2012年度委員会活動報告
33
2013年度委員会メンバー紹介
47
智利三菱商事 稲葉 淳
49
治安情勢等
在チリ日本国大使館 溝口 叔宏
51
サンチャゴ日本人学校だより
サンチャゴ日本人学校 内田 正
54
コピウエ会便り
コピウエ会 内田 由香里
60
ぷちコピだより
ぷちコピお世話係
62
第30回コパ・ハポン
生活・文化関連
JICA 活動報告
JICA シニアボランティア 松岡 捷治
65
国立天文台チリ観測所 長谷川 哲夫
71
連載:男の手料理
MC インベルシオネス 亀井 和也
73
マラソン/ウルトラマラソン賛歌
国立天文台チリ観測所 千葉 庫三
75
ASTEX 黒原 暢夫
79
智利三菱商事 土屋 圭
86
レストラン紹介: Nolita
会報編集委員会
89
チステ集
会報編集委員会
93
入会企業挨拶
Viña Folatre Ltda.
94
入会企業挨拶
Grupo Vial Abogados
96
ALMA の開所式が行われました
モノクロ写真館-ビオビオ・アラウカニア街道編
スペイン旅行記
その他
離着任挨拶
会議所活動報告
98
102
2013 年 度 日 智 商 工 会 議 所 会 頭 就 任 に あ た り
智利三菱商事
嶋崎利浩
2013 年 度 日 智 商 工 会 議 所( カ マ ラ )会 頭 を 拝 命 致 し ま し た 智 利
三菱商事の嶋崎利浩と申します。智利三菱商事には昨年7月1日
付で赴任したばかりで未だ8ヶ月しか経っておりません。不慣れ
なことが多く会員の皆様に種々ご迷惑、ご不便をおかけすること
があるかもしれませんが、経験豊富な副会頭・理事の方々、各委
員会のメンバー及び事務局の皆様にご支援頂き、私自身日智商工
会議所の発展の為に全力を尽くす所存でございます。何卒皆様の
ご理解、ご支援を賜りたくお願い申し上げます。
日 智 商 工 会 議 所 は 30 年 以 上 に わ た り 先 達 の 方 々 が 築 き 上 げ て 頂 い た 伝 統 の 基 盤 が あ り 、
主に会員の方々のチリでの活動の促進と発展、また情報共有及び会員相互の親睦の場とし
て チ リ 企 業 会 員 の 方 々 も 含 め 有 意 義 な 活 動 を 進 め て お り ま す 。活 動 は 多 岐 に わ た り 、
「親睦
イ ベ ン ト の 開 催 」、「 生 活 ・ 文 化 ・ 政 治 経 済 ・ ビ ジ ネ ス 等 の 情 報 発 信 ・ 共 有 」、「 安 全 確 認 ・
危 機 対 策 」、「 文 化 活 動 」、「 ビ ジ ネ ス 促 進 環 境 支 援 」 等 々 、 日 本 国 大 使 館 か ら も 多 大 な ご 支
援を賜り、会員の方々のチリでの活動がより充実する為の活動に取り組んでおります。
私 自 身 商 社 に 入 り 30 年 以 上 様 々 な 国 々 と の ビ ジ ネ ス に 携 わ っ て ま い り ま し た が 、 斯 様
に商工会議所の活動が充実しているところは寡聞にして聞いてことがなく、本当に素晴ら
しい活動を進めてきていることに非常に驚いております。皆様が築いてこられましたこの
基盤を引き継ぎ、更に充実・発展させていくことを目指したいと思っております。現在は
正にこの重みと責任を強く感じているしだいです。
本年5月に仙台で日智経済委員会が開催され、それに引き続き宮城県南三陸町でチリ財
界から寄贈されるイースター島の石でイースター島の石工の方により制作された本物のモ
ア イ 像 の 贈 呈 式 が 行 わ れ ま す 。南 三 陸 町 は 1960 年 の チ リ 地 震 津 波 の 時 に 41 名 の 尊 い 命 が
犠 牲 と な ら れ 、30 年 後 の 1990 年 に チ リ 地 震 津 波 を 風 化 さ せ な い こ と を 目 的 に モ ア イ 像( レ
プリカ)をチリから送ってもらい爾来チリとの関係が強いところです。今回チリ財界が音
頭をとり昨年3月にピニェイラ大統領も訪日された際に南三陸町に立ち寄られ、東日本大
震災復興の象徴として本物のモアイ像贈呈を表明された経緯があります。
その様なチリと日本の関係の中で、またその様な意義深いイベントのある時に日智商工
会議所の会頭を拝命したことも、私の人生の中で何かのご縁であり、今後益々チリと日本
がより信頼し共に発展していく国となるべく、微力ではありますが大いに汗をかき日智商
工 会 議 所 の 活 動 に 取 り 組 ん で ま い る 所 存 で す 。皆 様 の ご 支 援 を 賜 り 、2013 年 度 を 素 晴 ら し
い一年とするべく活動してまいります。何卒よろしくお願い申し上げます。
1
2013 年度日智商工会議所理事挨拶
第一副会頭
木村 武彦(三菱東京 UFJ 銀行サンチャゴ支店)
財務担当理事
2013 年度の日智商工会議所の財務理事を担当させていただ
きます木村です。 当商工会議所の様々の活動は、主に皆様か
らの会費と各委員会への活動参加によって支えられています。
引き続き、実りのある堅実な財務運営を通して、皆様のお役
に立てるよう頑張りたいと思いますので、ご理解とご支援を御
願い致します。
どうか、これから 1 年、微力ではございますが、よろしく
お願い申し上げます。
第二副会頭
Comité de Integración 担当理事
松谷 正太郎(伊藤忠チリ)
昨年度に引き続き Comite de Integración 担当理事を拝
命いたしました。
同委員会としては実質的に2年目の活動となります。チリ人
主管者をお招きしての意見交換会開催、次にチリ経済界との交
流の場の設定を中心に進めていく所存です。この委員会はチリ
人中心の運営となっておりますが、カマラのメンバーであれば
何方でもご参加頂けます。現在新しいメンバーを募集しており
ますので事務局へお問い合わせ下さい。
尚、近々異動が予定されている為、途中で引き継ぐ事になろうと思いますが、後任共々
どうぞ宜しくお願いいたします。
副会頭
桜庭 敬介(丸紅チリ)
渉外委員会担当理事
本年度、副会頭、渉外委員会担当理事を勤めさせて頂きます
丸紅の櫻庭と申します。
4月に小西の後任として着任したばかりで至らぬ点が多々あ
るかと思いますが、一日も早くチリに慣れ、皆様のご指導を仰
ぎなら、仰せつかりました責務を果たすべくカマラの活動に積
極的に参加し盛り上げていきたいと思いますので、どうぞ宜し
くお願い申し上げあげます。
2
理事
向井 義明(チリ‐三井物産)
理事
伊東 昌之(コマツカミンズ・チリ)
広報 WEB 委員会担当理事
年末親睦会実行委員会担当理事
今年度、年末親睦会実行委員会の担当をさせて頂くことにな
りました。
サンチャゴには 2012 年6月中旬に赴任してきましたが、残念
ながら昨年末の親睦会には出張のため参加することが出来ませ
んでした。
年末親睦会は、皆様が楽しめる手作りのイベントとうかがっ
ておりますので、今年度も充実した、楽しんで頂ける会となり
ますよう頑張ります。会員の皆様からのご提案、ご意見をお待ちしております。
よろしくお願い致します。
理事
佐々木 博訓(住友金属鉱山チリ)
安全対策委員会担当理事
昨年 10 月末に当地に着任しました佐々木と申します。今回、
安全対策委員会担当理事
を拝命致しました。微力でありますが、昨年の方針を継承し
つつ、既に機能している緊急時における安否確認方法の維持およ
び改善に心がけていく所存です。ご指導、ご鞭撻の程よろしくお
願いいたします。個人的には、赴任するまで一度も南米に足を踏
み入れたことがなく、スペイン語を一から勉強するつもりです。
理事
宮川 俊介(日本郵船南アメリカ)
スポーツ委員会担当理事
皆様初めまして。本年度スポーツ担当理事を拝命した日本郵船
の宮川俊介と申します。
サンチャゴには4月1日に着任したばかりです。チリの前はメ
キシコに5年駐在しておりました。大好きな中南米で引き続き仕
事をすることができ大変幸せに感じています。昨年度メキシコで
はカマラの理事を務めさせていただいていました。こちらでも皆
様のお役に立てるよう微力ながら頑張りたいと思います。皆様よ
ろしくお願い申し上げます。
3
理事
星川 翼(チリ住友商事)
会 報 編 集 委 員 会 ・「 よ う こ そ チ リ へ 」 改 訂 版 編 集 委 員 会 担 当 理 事
昨年度に引き続き会報編集委員会を担当することになりました
星川です。
年4回の会報作りを通して、私自身、多くの方々と知り合うこ
とができたのと同時に、チリの生活情報等新たに知ることも多く、
また、委員の皆さんと楽しく過ごすことのできた 1 年でした。
今年も新たな気持ちで、委員の方々と共同で会員の皆様に会報を
提供していきますので、多くの方々の投稿をお願いいたします。
今年度は、前述に加え、会報委員会・広報 web 委員会が中心となり、コピウエ会や有
志のご協力も仰ぎ、“ようこそチリ”の改訂版作成に取り組むことになり、会報編集委員会
と合わせ担当理事をおおせつかりました。
皆さんご存知の“ようこそチリ”は、駐在員ご家族はじめ、これからチリ生活を始める
方々、さらには“地球の歩き方”を凌駕する旅行案内として、1995 年に初版を発行以来多
くの方にチリのガイドブックとして親しまれています。“ようこそチリ”は委員会メンバー
だけでなく、会員の皆様の提案や情報、また直接の執筆を通して、多くの方々が参加し手
作りで作成しているところにも大きな意義があろうと思います。2014 年3月の発行に向
けてメンバ-全員張り切っていますので、会員の皆様のご協力を紙面を借りてお願いいた
します。
理事
堀之内 貴治(ジェトロ・サンティアゴ)
月例会運営委員会担当理事
2013 年度の月例会を担当させていただきます。
昨年度は月例会のより一層の充実を図るため、9年ぶりに会費
の値上げを実施いたしました。ご理解いただきまして有難うござ
いました。
今年度も多くの会員の皆様に月例会に参加いただけるよう、運
営委員会のメンバーとともに、チリでの仕事・生活に役立つ小講
演を 12 本企画してまいりますので、引き続きよろしくお願いい
たします。
4
2013 年 1 月例会小講演報告
小講演:
“Resumen de la Economía Latinoamericana 2012
y Perspectivas para el año 2013”
講演者:
SRA. SANDRA MANUELIT O, CEPAL
BALANCE PRELIMINAR D E LAS ECONOMÍAS
DE AMÉRICA LATINA Y EL CARIBE, 2012
División de Desarrollo Económico, CEPAL, Diciembre de 2012
RESUMEN EJECUTIVO
LA CRISIS ECONÓMICA MUNDIAL HA TENIDO UN IMPACTO NEGATIVO
PERO NO DRAMÁTICO EN LA REGIÓN
La recesión en Europa resultante de desequilibrios financieros, fiscales y
de
competitividad,
especialmente
en
la
zona
del
euro,
junto
con
la
desaceleración de China y el moderado crecimiento de los Estados Unidos,
contribuyeron a un deterioro significativ o de la economía mundial en 2012. Las
tasas de crecimiento del producto y del comercio mundial cayeron, los flujos de
capital a los países en desarrollo se redujeron y su volatilidad aumentó. Este
deterioro en América Latina y el Caribe repercutió principa lmente en el
ámbito
comercial.
Debido
a
la
recesión
en
la
Unión
Europea
y
a
la
desaceleración del crecimiento económico en China en 2012, se redujo un 4,9%
el valor de las exportaciones de América Latina y el Caribe a la Unión Europea
y un 0,9% a China. En cambio, ante el moderado pero positivo dinamismo de la
economía de los Estados Unidos, la tasa de crecimiento de las exportaciones de
la
región
a
ese
país
fue
del
4,8%,
mientras
que
las
exportaciones
intralatinoamericanas crecieron un 1,4% 1. Para el conjunto de América Latina
y el Caribe, se registró una marcada desaceleración del crecimiento del valor
1
Estas
tasas
de
crecimiento
se
refieren
a
datos
correspondientes
al
periodo
comprendido entre enero y septiembre de 2012, con relación a igual periodo del
2011.
5
de las exportaciones, que pasó de un 22,3% en 2011 a un estimación de un 1,6%
en 20122.
Dentro
de
la
región
el
impacto
fue
diferenciado.
En
los
países
exportadores de hidrocarburos, junto con México y los países centroamericanos
y del Caribe, que destinan una gran proporción de sus exportaciones de bienes
y servicios a los Estados Unidos, el impacto negativo fue menor debido a que
varios pudieron aumentar sus exportaciones a este mercado y, en algunos casos,
a Europa y a China. Para otros países sudamericanos que orientan una mayor
proporción de sus exportaciones —especialmente de recursos naturales — a
China y a la Unión Europea, el impacto fue más fuerte, dad o que en varios
casos redujeron seriamente sus exportaciones a ambos destinos. A su vez, en el
turismo a la región, y en particular a Centroamérica y el Caribe, se registró
una tasa de crecimiento positiva en 2012 y las remesas, provenientes sobre
todo de los Estados Unidos, también aumentaron en estos países, mientras que
disminuyeron en aquellos con una mayor proporción de migrantes en España,
como el Ecuador y Colombia.
Una
consecuencia
del
enfriamiento
de
la
economía
mundial
fue
el
deterioro de los términos de intercambio para la región en su conjunto, aunque
el mantenimiento de los precios de los hidrocarburos y el alza de los precios de
aceites y semillas oleaginosas —como consecuencia de fenómenos climáticos —
evitaron un deterioro de los términos de
intercambio de los países cuya
exportación se concentra en estos productos. Debido a la evolución negativa o
relativamente estable de los términos de intercambio en la mayoría de países
de la región, la expansión del valor de sus exportaciones puede atribu irse más
bien a una mayor cantidad exportada que al alza de precios, como había
ocurrido en años pasados. El Brasil fue una excepción a esta tendencia, dado
que el valor de sus exportaciones se contrajo, lo que a nivel agregado puede
imputarse a una reducción de precios y al hecho de que no sufrió alteraciones
significativas de la cantidad exportada total.
Las tendencias anteriores se reflejaron en una reducción del superávit de
la cuenta comercial de bienes en la balanza de pagos regional entre 2011 y
2
Esta cifra corresponde a la variación del valor de las exportaciones de aquellos
países que presentan información en ambos años.
6
2012 (de un 1,4% a un 1,0% del PIB), que a su vez se manifestó en un aumento
del déficit de la cuenta corriente (del -1,3% al -1,5% del PIB) para la región en
su conjunto y especialmente para la mayoría de los países de América del Sur.
El
deterioro
de
la
cuenta
corriente
fue
más
evidente
en
el
caso
de
los
exportadores de minerales y metales, cuyas importaciones también aumentaron
por el crecimiento de la demanda interna.
México, a diferencia de los países mencionados, registró una reducción
del déficit de su cuenta corriente como resultado de una disminución de los
egresos por rentas de los factores, y los balances comerciales y de cuenta
corriente de los países centroamericanos no sufrieron grandes modificaciones,
aunque sus déficits de cuenta corriente pers istieron con niveles altos, en torno
al 7% del PIB.
Ante la inestabilidad financiera mundial, se recibieron menos ingresos de
capital de corto plazo y se produjo una mayor volatilidad cambiaria en Brasil y
México, pero se redujeron las presiones de apreciación cambiaria
Ante la inestabilidad financiera mundial, se recibieron menos ingresos
(netos) de capital de corto plazo en América Latina y el Caribe en 2012 en
comparación con 2011 y se produjo una mayor volatilidad cambiaria en los dos
países más grandes de la región, el Brasil y México, que también están entre
los más integrados a los mercados financieros internacionales. Continuaron
acumulándose reservas internacionales en la región en su conjunto pero en
montos menores que los de 2011. Como cons ecuencia del deterioro de la cuenta
corriente
y
de
la
reducción
del
ingreso
de
capitales
—en
algunos
casos
promovido por regulaciones o favorecido por una menor colocación de bonos
soberanos en el exterior, aunque aumentó la colocación de bonos privados—,
disminuyeron las presiones de apreciación cambiaria en varios países. El
Brasil
y
monedas
México
experimentaron
nacionales
3
,
aunque
una
en
depreciación
otros
países
nominal
las
y
real
monedas
de
sus
nacionales
continuaron apreciándose a pesar de intervenci ones en el mercado cambiario y
3
Al comparar el promedio diario del período comprendido entre enero y noviembre de
2012 con el promedio diario del período comprendido entre enero y noviembre de 2011
del tipo de cambio nominal respecto del dólar, habría una depreciación del 7% del peso
mexicano y del 17,3% del real brasileño.
7
de una acumulación de reservas internacionales, aumento que en algunos
países alcanzó a más del 1% del PIB. Solamente en la Argentina, Chile y
Venezuela (República Bolivariana de) hubo una reducción de las
reservas
internacionales de cierta significación en 2012.
La política monetaria tuvo una orientación levemente expansiva
En la mayoría de los países la política monetaria apuntó a moderar el
efecto negativo de la contracción de la demanda externa sobre la actividad
económica. En general, se intentó evitar la implementación de políticas –como
aumentos de las tasas de interés u otro tipo de política de control de agregados
monetarios— que restringieran excesivamente la expansión del crédito y de la
demanda interna, a pesar de cierto repunte de la inflación, asociada en parte
al aumento de precios de los alimentos a partir de septiembre de 2012. En
países con metas de inflación, como México y el Perú, la tasa de inflación se
ubicó transitoriamente por encima del límite superior de la meta, aunque la
inflación para la región en su conjunto en 2012 (5,8%) estuvo por debajo de la
que prevaleció en 2011 (6,9%).
Continuaron los esfuerzos por fortalecer las políticas macroprudenciales
mediante la aplicación de encajes, en ocasiones pa ra promover el uso de
monedas
nacionales
(Bolivia
(Estado
Plurinacional
de),
Paraguay,
Perú
y
Uruguay) o para evitar el excesivo endeudamiento de hogares (Colombia).
También hubo reformas de la regulación financiera para fijar provisiones
anticíclicas
(Ecuador),
atenuar
riesgos
derivados
de
la
tasa
de
interés
(Bahamas, Paraguay, Ecuador) o darle más atribuciones al banco central
(Argentina y, en menor medida, Guatemala).
Se
deterioraron
las
cuentas
fiscales
en
la
mayoría
de
los
países
pero
continuaron predominando políticas fiscales prudentes
La brecha entre ingresos y gastos aumentó, con algunas excepciones, en
la mayoría de los países debido a un aumento mayor del gasto (1,5 puntos
porcentuales del PIB) que de los ingresos (1 punto porcentual). Sin embargo, el
análisis de la relación entre los balances fiscales y el ciclo económico que vive
la región sugiere la implementación de políticas fiscales prudentes durante
2012.
8
El crecimiento del gasto contribuyó a mantener el dinamismo de la
demanda interna, con énfasis en el consumo, puesto que en 2012 el gasto
corriente creció más (aumentó 1 punto porcentual del PIB) que el gasto en
capital (0,6 puntos porcentuales del PIB) en la mayoría de los países. En el
caso de los exportadores de recursos naturales la me rma de sus ingresos no
tributarios fue compensada por un crecimiento equivalente de los ingresos
tributarios asociados a la expansión de la demanda interna pero, en general, el
incremento de los ingresos fiscales registrado en los países de América Latina
(13 de 19) fue bastante moderado. Además, se impulsaron diversas medidas o
reformas tributarias en varios países (Argentina, Chile, Ecuador, El Salvador,
Guatemala, Panamá, Perú y República Dominicana), que deberán reflejarse en
un aumento de la carga tributaria en 2013.
Los aumentos de la deuda fueron ligeros, sin amenazar la sostenibilidad
fiscal en los países de América Latina, aunque hubo un deterioro fiscal mayor
en el Caribe, cuyo déficit fiscal global aumentó de un -3,6% a un -4,0% del PIB.
Así empeoró la situación fiscal no solamente de los países exportadores de
servicios en el Caribe, sino también de los exportadores de recursos naturales.
A pesar del deterioro de la economía mundial, la región mostró resiliencia
La actividad económica de América Latina y el Caribe en 2012 que
resultó de la interacción entre el deterioro de la economía mundial, el patrón
de especialización de la región y las políticas que se aplicaron evidenció en
2012 cierta resiliencia para enfrentar choques de origen externo. En particular,
se registró un crecimiento del PIB de la región (3,1%) mayor que el crecimiento
mundial (2,2%), una reducción leve del desempleo del 6,9% en 2011 al 6,4% en
2012, y un aumento de los salarios reales . La mayoría de los países del Caribe
de habla inglesa u holandesa, que han tardado más en recuperarse de la crisis
financiera mundial de 2008 -2009, anotaron tasas de crecimiento todavía bajas
aunque positivas y levemente mayores en 2012 (1,1%) que en 2011 (0,4%).
En el desempeño regional incidió el menor crecimiento de dos de las
mayores economías de la región, la Argentina (2,2% en 2012 comparado con
8,9% en 2011) y el Brasil (1,2% comparado con 2,7% en 2011) 4 4. Excluidos
4
Ambas economías representan alrededor del 41,5% del PIB regional.
9
estos dos países el alza del PIB de América Latina y el Caribe habría sido del
4,3%, cifra similar al crecimiento de la región excluyendo estos dos países el
año anterior (4,5%). México creció un 3,8%, mientras otros países registraron
un crecimiento igual o superior al 5%, como Bolivia (Estado Plurinacional de)
(5%), Chile (5,5%), Costa Rica (5%), el Perú (6,2%) y Venezuela (República
Bolivariana de) (5,3%). Panamá se
mantuvo como la economía con mayor
crecimiento de la región (10,5%). Las demás economías de América Latina y el
Caribe se expandieron entre el 1% y el 5%, con excep ción del Paraguay, Saint
Kitts y Nevis y Jamaica, que alcanzaron tasas de crecimiento negativas. En
conjunto Centroamérica creció un 4,2%, América del Sur un 2,7 % y el Caribe
un 1,1% (véase el cuadro 1).
Gráfico 1
AMÉRICA LATINA Y EL CARIBE: CRECIMIENTO E CONÓMICO,
EMPLEO Y DESEMPLEO, 2000 -2012
(En porcentajes)
Fuente: Comisión Económica para América Latina y el Caribe (CEPAL), sobre la
base de cifras oficiales.
a
Estimaciones.
Ante el debilitamiento de la demanda externa, el crecimiento de la región
se basó en la expansión de la demanda interna, estimulada parcialmente por la
política monetaria o fiscal en la mayoría de los países. La expansión de la
demanda
respondió
en
gran
medida
al
incremento
del
consumo,
con
un
incremento relativo del consumo público, en consonancia con el aumento del
10
gasto público corriente en numerosos países. La expansión de la demanda
interna compensó en parte el menor dinamismo del sector externo, cuyo efecto
negativo fue mayor en varios paí ses sudamericanos. Los sectores que más
crecieron en la región fueron el comercio, la construcción y los servicios
financieros y empresariales.
La importancia de la inversión en el aumento del crecimiento de 2012 fue
menor que en 2011, debido sobre todo a la contracción en la Argentina y el
Brasil, ambos con una fuerte ponderación en la media regional. El dinamismo
de la inversión también fue reducido en algunos países centroamericanos, Cuba
y la República Dominicana, reflejado en coeficientes de inversión muy bajos
que en 2012 fueron de alrededor del 15% del PIB o menos, aunque las remesas
fueron fuente de expansión de la demanda interna. Sin embargo, la inversión
creció significativamente en otros países de la región y el coeficiente medio de
inversión de la región llegó al 22,9% del PIB en 2012, el porcentaje más alto
registrado
desde
construcción
y
1981.
del
La
evidencia
comercio
de
sugiere
un
que
mayor
la
crecimiento
inversión
se
de
la
orientó
preferentemente a estos sectores y que se concentró relativam ente menos en la
adquisición de maquinaria y equipo.
Cuadro 1
AMÉRICA LATINA Y EL CARIBE: PRODUCTO INTERNO BRUTO TOTAL,
TASAS DE VARIACIÓN
(En millones de dólares a precios constantes de 2005)
11
Fuente: Comisión Económica para América Latina y el Caribe (CEPAL), sobre la
base de cifras oficiales.
a
Estimaciones.
b
Proyecciones.
Aunque el empleo y los salarios crecieron, incluida una mayor reducción del
desempleo de las mujeres que el de los hombres, existen indicios de menor
crecimiento del empleo “de calidad”
El empleo y los salarios crecieron, incluida una mayor reducción del
desempleo de las mujeres
(-0,3 puntos porcentuales en el promedio simple de los países con información)
que el de los hombres (-0,1 puntos porcentuales). Para la región en su con junto
la tasa de desempleo urbano pasó del 6,7% en 2011 al 6,4% en 2012, lo que
resulta significativo en un contexto de desaceleración de la economía mundial,
aunque la tasa de reducción es menor que en años pasados: las tasas de
desempleo fueron de un 8,1% en 2009, un 7,3% en 2010 y un 6,7% en 2011.
Además, la reducción del desempleo y el aumento de la ocupación han sido
mayores en los países de América del Sur y son un fenómeno más reciente en
México. En México y Centroamérica aún no se han recuperado los niveles de
empleo existentes antes de 2009 y en el Caribe no ha habido una reducción
significativa de la tasa de desempleo desde 2009.
Como resultado del aumento del gasto público corriente aumentó el
empleo público en 2012, que fue superior al crecimiento del empleo asalariado
12
privado. Otros indicadores revelan mejoras en el mercado laboral, pero a un
ritmo decreciente. Así, el empleo asalariado formal siguió creciendo de manera
dinámica en varios países, pero se desaceleró, sobre todo en la Argentina y el
Brasil, como consecuencia de su menor crecimiento económico. Además, la tasa
de crecimiento del empleo asalariado (2,7%) en 2012 se mantuvo por encima de
la tasa de crecimiento del empleo por cuenta propia (2,2%), pero la diferencia
entre ambas (que eran del 3,2% y del 1,9% en 2011) se redujo. En algunos
países se invirtió la tendencia, al registrarse una tasa de crecimiento mayor
del empleo por cuenta propia (Argentina, México y República Dominicana). En
la mayoría de los países con información (siete d e diez), la proporción del
sector terciario en el empleo creció, lo cual refleja el menor dinamismo de los
sectores transables, como la agricultura y la industria, más afectados por el
debilitamiento de la demanda externa.
En general, los salarios reales aumentaron, lo cual también contribuyó a
fortalecer la demanda interna y el consumo en particular. Al aumento de
salarios
reales
contribuyeron
los
aumentos
de
los
salarios
mínimos
en
numerosos países. Además, se introdujeron varios cambios en la legislació n
laboral de la región, incluidas medidas para fortalecer los derechos o ingresos
de trabajadores
locales
(Nicaragua,
Uruguay y
Ecuador), ampliaciones de
derechos asociados a la lactancia (Ecuador, México y Venezuela (República
Bolivariana de)), reestructuración de contribuciones a la seguridad social para
favorecer actividades intensivas en mano de obra (Brasil) y cambios más
amplios de la legislación, como la introducción de nuevos tipos de contrato y la
regulación de la subcontratación en Méxic o y la eliminación de la tercerización,
la reducción de la jornada laboral y el aumento de la indemnización por
despido en Venezuela (República Bolivariana de).
Las perspectivas para 2013 continúan señalando un contexto externo poco
dinámico y sujeto a incertidumbres
Las perspectivas económicas de América Latina y el Caribe dependen en
gran medida de la evolución de la economía mundial en 2013. El escenario más
probable es que en Europa se prolongue durante ese año el bajo crecimiento, en
algunos casos inclusive con recesión, aunque simultáneamente podrían darse
acuerdos que permitirían superar gradualmente los desequilibrios financieros,
13
fiscales y de competitividad actualmente existentes. Por otra parte, y tras las
elecciones
presidenciales
en
los
Estados
Unidos,
aumentaron
las
probabilidades de un acuerdo en el área fiscal, aunque sea parcial, a la vez
que se ratificó la intención de mantener una política monetaria expansiva.
Dado que se observan
indicadores favorables de desempeño en el ámbito
laboral y de la vivienda, en conjunto es posible prever un escenario con cierto
dinamismo para 2013. China podría exhibir mayores tasas de crecimiento en
2013, o al menos no reducirlas, lo que depende de cuánto logre aumentar el
consumo interno manteniendo las pre siones inflacionarias bajo control, y al
mismo
tiempo
recuperar
el
crecimiento
de
sus
exportaciones.
A
ello
contribuirían la posible consolidación del crecimiento en los Estados Unidos y,
con menos probabilidad, una gradual recuperación o al menos una inte rrupción
del deterioro en Europa. En este escenario también se supone que el petróleo
no se volverá un factor de
inestabilidad adicional por razones de índole
geopolítica.
Partiendo
de
este
escenario
base
para
2013
se
estima
posible
una
aceleración del crecimiento del PIB de América Latina y el Caribe, con una
tasa de expansión en torno al 3,8% como resultado de dos efectos en particular.
Por
una
parte,
un
mayor
crecimiento
del
Brasil
y
de
la
Argentina,
principalmente por la recuperación de la actividad de l sector agrícola en el
primero, y de las manufacturas y de la inversión en el segundo. Un mayor
crecimiento del comercio entre ambos países también podría tener un efecto
positivo
sobre
dinamismo
de
su
actividad
la
demanda
económica.
interna
en
Por
otra,
varias
se
mantendría
economías
de
la
cierto
región,
consecuencia de los mejores indicadores laborales, del aumento del crédito
bancario al sector privado y de precios de las materias primas que no sufrirían
caídas significativas adicionales, aun cuando un contexto externo con elevada
incertidumbre
y
bajo
crecimiento
se
traducirá
en
una
contribución
relativamente menor de la demanda externa al crecimiento económico en 2013.
En
este
escenario
habría
una
menor
dispersión
de
las
tasas
de
crecimiento, incluida cierta aceleración del crecimiento en el Caribe. Sin
embargo, los países del Caribe enfrentarían una continuada fragilidad fiscal
14
que
requeriría
de
reformas
fiscales
acompañadas
de
apoyo
externo
para
asegurar trayectorias sostenibles de consolidación fisca l.
En América Latina y el Caribe persiste el reto de aumentar y estabilizar
el crecimiento de la inversión (y no depender solo del consumo) como medio
para
impulsar
el
cambio
estructural,
incorporar
progreso
técnico
y
dar
sostenibilidad al crecimiento. E n ese sentido, aprovechar el mercado regional,
dentro de un contexto de regionalismo abierto, podría compensar en parte la
debilidad de la demanda externa que se ha experimentado en los últimos años.
Finalmente,
ante
la
menor
probabilidad
de
una
agudizaci ón
de
los
factores de riesgo externo (profundización de la crisis en la zona del euro,
ausencia de acuerdo de solución ante el precipicio fiscal en los Estados Unidos,
una fuerte desaceleración en China o aumentos del precio del petróleo debido a
tensiones políticas en el Oriente Medio), no puede descartarse un escenario de
menor crecimiento, aunque su probabilidad sea menor que el escenario base.
La resiliencia que hasta ahora ha demostrado América Latina y el Caribe sería
puesta a prueba de manera más int ensa y el impacto continuaría siendo
diferenciado, según la importancia que tenga cada uno de estos factores. Un
menor crecimiento en los Estados Unidos afectaría en mayor medida a México,
Centroamérica y el Caribe, mientras que la continuación de la recesión en
Europa o de la desaceleración en China podría afectar más al resto de los
países de América del Sur. Finalmente, un alza de los precios del petróleo
tendría un impacto más o menos favorable dependiendo de si los países de la
región son exportad ores o importadores netos de combustibles.
15
日 本 チ リ 経 済 連 携 協 定 (EPA)に お け る
運用実態把握アンケート調査結果について
日 智 商 工 会 議 所 ( EPA 委 員 会 )
担当理事
嶋崎 利浩
ジェトロ・サンティアゴ事務所
所長
堀之内
貴治
拝啓 時下益々ご清祥のこととお喜び申し上げます。
さて、標題のアンケートにつきましては、皆様のご協力を賜りましたこと厚く御礼申し
上げます。このたび、調査結果がまとまりましたのでお知らせ申し上げます。皆様のチリ
におけるビジネスにお役立て頂ければ幸甚です。また、よりよいビジネス環境を目指すた
め、日智双方の政府への働きかけの基礎情報として有効活用させていくことを改めてお伝
え申し上げます。
敬具
記
<アンケート調査概要>
■ 調 査 期 間 : 2012 年 12 月 11 日 ~ 2013 年 1 月 21 日
■ ア ン ケ ー ト 送 付 先 : 55 社
■ 回 答 企 業 : 26 社
(注①
回 答 率 47.3%
「 昨 年 度 と 同 じ 」と 回 答 し て あ る 項 目 は 2011 年 度 回 答 を 参 照 。前 年 度 に
提出ない場合は、
(注②
2010 年 度 回 答 を 参 照 。
コメントに関しては、個別企業名が特定されづらいように適宜編集)
16
1. 日 本 チ リ EPA の 特 恵 関 税 減 免 利 用 に つ い て
◇利用の有無について
(参考)本項目の過去調査結果推移
利用してい
利用し
る
て
2012年
54%
いない
14
2011年
14 社
46%
日智EPA利用有無の推移
12 社
※ 「 利 用 し て い な い 」( 12 社 ) に は
13
2010年
19
2009年
19
15
17
17
0
貿易業務を行っていない 6 社を含
利用していない
12
17
2008年
利用している
12
10
20
(件)
30
む
(1 ) 利 用 方 法
(2 ) 利 用 開 始 時 期
日本からの輸入で利用
日本への輸出
0
5
2011年
6%
11
6
2010年
19%
(件)
10
15
2009年
0%
2008
年
0%
17
2012年
6%
2007年
69%
40
(3 ) 日 智 EPA を 利 用 し た き っ か け
EPAセミナーや説明
会等
取引先(インポー
ター等)からの原産
地証明書の取得依頼
他のEPA協定でも活
用していた
その他
・EPA 関 税 が 利 用 で き る よ う に な っ た
(件)
0
から
6問い合わせ 8
・4 ジ ェ ト ロ へ の
2
(4 ) 日 智 EPA 関 税 減 免 額 の メ リ ッ ト 享 受
グループ企業内で享受
取引先(インポーター等)へのサービス
取引先(インポーター等)との間で折半
輸出側で享受
・最終消費者が享受
その他
(件)
0
1
2
・自 社 お よ び 最 終 消 費
3者 4
5
6
7
8
(5 ) 日 智 EPA を 利 用 し て い な い と 回 答 し た 企 業 の 未 利 用 の 背 景 ・ 理 由
取引品目が減免対象外である
貿易そのものを業務として行っ
ていない
取引品目はEPA発効前より関税
がゼロだった
取扱が日本からの資本財輸入かつ
原産地証明書不要の優遇品目であ
る
原産地証明書の取得コスト・労
力を考慮
(件)
0
2
18
4
6
8
2. 日 本 か ら の 輸 入 品 目 に 対 す る 関 税 減 免 利 用 状 況 ( 品 目 名 一 部 編 集 )
【 日 本 からの輸 入 実 績 品 目 】
自 動 車 ( 完 成 車 )、 二 輪 車 ( 完 成 車 )、 発 電 設 備 機 械 器 具 、 エ レ ベ ー タ ー 、 銅 電 解
設 備 機 械 器 具 、ト ラ ッ ク 、建 機 、車 両( ト ラ ッ ク 含 む )用 タ イ ヤ 、紙 、鉱 山 機 械 、
食鶏向け自動脱骨機械、食品スライサー、自動串刺し機械、デジタルカメラ、ビ
デオカメラ、電子ボード、医療機器・器具、フェノール樹脂
【関税減免利用品目】
自 動 車 ( 完 成 車 )、 二 輪 車 ( 完 成 車 )、 発 電 設 備 機 械 器 具 、 エ レ ベ ー タ ー 、 銅 電 解
設備機械器具、トラック、建機、車両(トラック含む)用タイヤ、紙、デジタル
カメラ、ビデオカメラ、電子ボード、医療機器・器具、フェノール樹脂
3. 日 本 向 け 輸 出 品 目 に 対 す る 関 税 減 免 利 用 状 況 ( 品 目 名 一 部 編 集 )
【対日輸出実績品目】
鮭鱒、ウニ、バルクワイン、ボトルワイン、魚粉、魚油、牛加工肉、冷凍ベリー
類、木材チップ、紙パルプ、有機酸類、銅精鉱
【関税減免利用品目】
鮭鱒、ウニ、ボトルワイン、魚油、牛加工肉、冷凍ベリー類
4 . 日 智 E PA の 特 恵 関 税 減 免 利 用 に か か る 問 題 点
・手続きが煩雑で遅い。コストも高いので小額の輸入では意味がない。
・ 日 本 側 で の Certificate 取 得 に 時 間 が か か っ て い る 。 ま た 、 殆 ど の 場 合 通 関 時 に
間に合わず、輸入者が一旦立替えている。
・通 関 後 1 年 以 内 に Certificate を 提 出 で き れ ば 還 付 さ れ る が 、1 年 の 期 限 に 間 に 合
わない例や、間に合っても輸入者が還付を受けられない事例が発生している。
・特恵関税を利用した場合の還付金の支払いが数カ月以上かかっているため、キャ
ッシュフローひいては財務諸表に悪影響を与えている。
・ 輸 出 者 側( 日 本 ) で か か る EPA 原 産 地 証 明 の 取 得 費 用 が 高 い( EPA 原 産 地 証 明 は 約
2500 円 、 通 常 の CO は 1300 円 程 度 ) 。
・日 本 向 け 木 材 チ ッ プ に は 検 疫 証 明 が 不 要 で あ る に も 拘 ら ず 、SAG は 輸 出 書 類 の 一 環
として取得を強制する。不要な手間とコストが輸出者に発生している。
19
・この特恵関税のメリットに関する認識の違い。日本の輸出者は採算向上の為、特
恵見合い分の値上げを主張。一方チリ側の輸入者は輸入側がメリットを享受すべ
きだと主張。この認識のすり合わせができていない。
・日本生産の機械を日本の本社の資産として保税扱いで第三国に在庫し、チリ含む
中 南 米 各 国 へ 販 売 す る ス ト ッ ク オ ペ レ ー シ ョ ン を 行 っ て い る が 、EPA 原 産 地 証 明 を
取 得 す る 為 に 必 要 と な る 第 三 国 の 税 関 証 明 の 取 得 が 困 難 。由 っ て 、EPA を 活 用 せ ず
Bien de Capital( 資 本 財 に 対 し て の 税 優 遇 措 置 ) を 活 用 し て 6% の 関 税 免 除 を 行
っ て い る が 、 エ ン ド ユ ー ザ か ら EPA 原 産 地 証 明 の 入 手 を 求 め ら れ る 際 に 対 応 で き
ない問題点がある(第三国の在庫を使わず日本で新たに生産し直送対応が必要と
なる)。
5. 日 智 EPA に お い て 、 投 資 ・ サ ー ビ ス 貿 易 を お こ な っ て い る 場 合 の 問 題 点
・2 年間の就業ビザの更新、永住ビザへの切り替えに時間が掛かりすぎる。
・永久ビザの許可にかかる時間がいまだに長い。
・ 最 低 85%の チ リ 国 籍 人 の 雇 用 要 求 に つ い て 、 鉱 山 事 業 を 中 心 に 労 働 力 を 確 保 す る 必 要
性から緩和措置が検討されていると仄聞しているが、チリ国内産業の発展・高度化を
阻む本規制は撤廃が望ましい。
6. チ リ で の ビ ジ ネ ス 拡 大 の た め の 現 行 規 制 緩 和 、 イ ン セ ン テ ィ ブ 導 入 の 希 望 、 問 題 点 等
主な指摘・要望
・租税条約ないし配当に対する追加税の減免・撤廃等
・再エネや省エネ分野に対するインセンティブの期待
・労働者に過度に有利となっている現行労働法の改正
・ そ の 他 : SAG が 実 施 し て い る 輸 出 先( 日 本 )で 不 要 な 植 物 検 疫 を 見 直 し
<租 税 条 約 な ど 税 関 連 の 要 望 関 連 コ メント ( 抜 粋 および一 部 編 集 )>
・租税条約の早期締結
・韓国や中国並の租税条約の早期締結
・租 税 条 約 の早 期 締 結 (配 当 課 税 の見 直 し)
・日 智 間 に租 税 条 約 がないため、一 方 の国 で移 転 価 格 税 制 による追 徴 課 税 を課 せられる場 合 、
二 重 課 税 になる可 能 性 が高 い。
・ チ リの 移 転 価 格 税 制 で は 「 国 外 の関 係 会 社 へ の 販 売 ( 移 転 ) 価 格 は、非 関 連 会 社 間 の 価 格 と
同 じで なければ ならない 」 と定 め られているが 、同 じカテゴリーでも品 質 の異 なる商 品 を販 売 す る
場 合 の査 定 方 法 が明 確 でない。
20
・法 人 が 利 益 を 外 国 へ 送 金 し た 場 合 に 課 税 さ れ る「 追 加 税( IMPUESTO ADICIONAL )」
の 税 率 35%の 撤 廃 あ る い は 減 免
< 省 エ ネ 機 器・車 両・イ ン フ ラ に か か る イ ン セ ン テ ィ ブ 期 待 関 連 コ メ ン ト( 抜 粋 お よ び 一
部編集)>
・再生可能エネルギー普及に関する固定価格買取制度(フィードインタリフ制度)のよ
うなインセンティブ導入
・新 エネルギー分 野 における政 府 助 成 金 の導 入
・ 省 エネ・再 エ ネ に対 する イ ン セ ン テ ィ ブ 、 例 えば電 力 販 売 価 格 の設 定 、事 業 初 期 段 階 での
減 税 等 、他 国 であるような制 度 を設 けることで、事 業 化 のスピードアップに繋 がると考 える 。
・環境対策車(ハイブリッド車や電気自動車等)への販売インセンティブ導入
・省エネ機器導入推進のための助成金スキームの確立
・夜間電力活用スキーム(電力需要の平準化促進)の確立
・環境規制における合理性、公平性、一貫性の欠如
<労 働 法 関 連 コ メント(抜 粋 および一 部 編 集 )>
・被 雇 用 者 に過 度 に有 利 な労 働 法 の改 正 (休 暇 、解 雇 、退 職 、給 与 等 )
・ 労 働 法 に お い て 、 従 業 員 に 対 し て 年 次 有 給 休 暇 を 2 週 間 ( 営 業 日 で 連 続 10 日 間 ) 取
得させる義務があるが、夏季に全従業員が 2 週間の休暇を取得すると業務に支障をき
たす場合がある。2 週間の長期休暇を望んでいない従業員も多いため、連続取得の義
務は 1 週間(営業日で 5 日間)を限度としてほしい。
・下請法により、下請け業者の従業員賃金、源泉所得税等の支払不履行によって発注者
が訴えられた場合、発注者はそれを支払うことを義務付けられているが、独立した企
業である下請け業者の義務をすべて発注者が負うのはおかしいので、この法律の撤廃
を求めたい。
・ 労 働 組 合 の組 合 員 数 が労 働 法 で定 め られた最 低 必 要 人 数 の 基 準 を下 回 っても 、組 合 員 から労
働 監 督 局 への申 請 が ない限 り、労 働 組 合 は存 続 することになってお り、必 要 以 上 に労 働 組 合 を
保 護 す る 法 律 に なっ てい る 。ま た 、労 働 組 合 の 役 員 が 享 受 す る 労 働 特 権 ( 会 社 は 職 務 内 容 等
の 変 更 や 解 雇 が で き な い 、組 合 活 動 の 名 目 で 職 場 を離 脱 で き る 等 ) は 、企 業 に と っ て不 利 益 と
なる権 利 を労 働 者 に与 えている。
<その他コメント>
・チ リ 国 法 令 D.L.3557 第 26 条 に よ り 、チ リ 国 か ら 輸 出 す る 植 物 製 品 の 国 家 農 牧 局( SAG)
に よ る 検 疫 証 明 書 の 取 得 が 義 務 付 け ら れ て い る が 、日 本 向 け の 木 材 チ ッ プ 等 、輸 出 先
国が検疫証明を要求していない製品については対象外としてほしい。
21
・二輪車、エンジン、発電機等の模倣品への規制強化
・違法行為に対する捜査当局の不十分な対応
・チリは他 国 と比 較 して港 費 (入 港 費 、岸 壁 使 用 料 等 )が非 常 に高 く、輸 出 品 の競 争 力 を維 持 し、
ビジネス活 動 を継 続 していく上 での阻 害 要 因 となっている。
・当 社 が所 有 している土 地 の所 有 権 を第 三 者 が主 張 した際 に、その主 張 の真 偽 を確 認 するのに
数 カ月 かかるため、土 地 登 記 制 度 の改 善 をしてもらいたい。
・植林会社では、乗用車・4 ドアのジープに関する費用が税務上の費用として認められ
ていないが、安価な中古車を選定する自由度が制限されるため、この法律の撤廃、も
しくは台数を制限して税務上の費用として認めるよう改定を求めたい。
7.
知的財産
( 1) 模 倣 品 被 害 等 の 有 無
被害あり:3 社
/
な し : 18 社
( 2) 輸 入 経 路 、 港 、 販 売 経 路 等 に つ い て の コ メ ン ト ( 一 部 編 集 )
・中国からイキケ、そしてイキケからチリ国内に入ってきている。
・ イ キ ケ 港 で 荷 揚 げ さ れ 、チ リ 北 部 、ボ リ ビ ア 、ペ ル ー 南 部 へ 。ま た 、バ ル パ ラ イ ソ 港
で荷揚げされ、チリ北部、チリ南部へ。
・入手経路はチリ北部エリアで、米国などから輸入されている可能性がある。
( 3) 日 智 EPA に 基 づ く 知 財 委 員 会 開 催 希 望 の 有 無
開催希望:あり
4社
/
な し : 15 社
8.「 太 平 洋 同 盟 」 の ビ ジ ネ ス へ の 影 響 や 期 待
2012 年 6 月 に 発 足 し た「 太 平 洋 同 盟 」の 自 社 ビ ジ ネ ス へ の 影 響 を ど う み る か 、ま た
期 待 す る こ と は 何 か を 今 回 の ア ン ケ ー ト で 聞 い た と こ ろ 、 12 社 よ り 回 答 を 得 た 。
「 原 産 地 証 明 書 ル ー ル の 撤 廃 が 実 現 す れ ば 、オ ペ レ ー シ ョ ン は か な り 効 率 化 で き る 」
「チリ企業と共同しての国境を超えたビジネス展開が加速され得る」と期待するコメ
ン ト が あ る 一 方 で 、「 EPA に よ る 関 税 減 免 措 置 ( 発 効 10 年 後 は 0 関 税 ) に よ っ て 、 貿
易上の障害は全くなくなったといえ、太平洋同盟による影響はほとんどないと見てい
る」など、半数の 6 社は「影響なし」と回答。
・ 原 産 地 証 明 書 ル ー ル の 撤 廃 が 実 現 す れ ば 、オ ペ レ ー シ ョ ン は か な り 効 率 化 で き る と 期
待。
・チリ企業と共同しての国境を超えたビジネス展開が加速され得ると期待。
・現状、太平洋同盟加盟国との間の商売はない。チリ一国だけより大きな共同市場と受
22
取られるようになれば注目度が上がり、東京本社からの働き掛けも増えてビジネス拡
大に繫がるのではないか。
・ペルーからの輸入が円滑になります。
・現状では太平洋同盟に関する十分な情報を得ていない。
・ EPA に よ る 関 税 減 免 措 置 ( 発 効 10 年 後 は 0 関 税 ) に よ っ て 、 貿 易 上 の 障 害 は 全 く な く
なったといえ、太平洋同盟による影響はほとんどないと見ている。
・ 特 に な し ( (加 盟 国 内 に 機 械 生 産 拠 点 を 持 た な い 当 社 へ の 影 響 は あ ま り な い と 考 え る )
9 . 南 米 における製 造 業 拠 点 (工 場 )設 置 候 補 としてチリをどうみ るか (メーカーのみ)
( 1) 製 品 を製 造 する国 としてチリは魅 力 的 か〔 メ ー カ ー の み 10 社 回 答 〕
はい
4社
/
いいえ
6社
( 2) チリが他 の南 米 諸 国 と比 べて工 場 設 置 に不 利 である理 由
労働力の問題(人件費の
高さ、確保の難しさ等)
ロジスティックスの問題
(地理的に孤立、港湾コ
スト高等)
エネルギーの問題(コス
ト高、電力供給が不安定
等)
税制インセンティブ等の
不足
・完成車が安価に輸入できるた
チリ国内におけるサプラ
イヤーの不足
め、自国生産のメリットなし
・市場規模の小ささ
その他
・完成品輸入が多く、基幹産業
がない(育っていない)
(件)
0
1
2
3
23
4
5
6
Sobre la encuesta para conocer la realidad de la utilización
del TLC Chile – Japón
Cámara Chileno Japonesa de Comercio e Industria
(Comité de TLC) Director encargado: Toshihiro Shimazaki
JETRO Santiago Representante: Takaharu Horinouchi
De nuestra consideración
Primero que nada agradecemos vuestra cooperación en esta encuesta. Es un agrado poder
informarles el resultado de dicha encuesta y con esto deseamos contribuir en vuestros negocios.
También queremos informarles que nosotros utilizaremos estas encuestas como información
básica
para generar con los gobiernos de Chile y de Japón un ambiente de negocio aún mejor.
Saluda atentamente.
Nota
<Resumen de la Encuesta>
■ Período de la Encuesta:Desde el 11 de Diciembre de 2012 hasta el 21 de Enero de 2013
■ Cuestionarios enviados:55 empresas
■ Empresas contestadas:26 empresas
Tasa de respuestas: 47.3%
(Nota: Sobre los ítems contestados al igual que el año pasado, ver la encuesta del año anterior.
En caso de no haber presentado el año pasado, ver la del año antepasado)
(Nota: Respecto de los comentarios, fueron editados adecuadamente para evitar la
identificación de la empresa)
1. Sobre la utilización de la franquicia del TLC entre Chile y Japón
Hay o no hay utilización de TLC
(Nota) Evolución de los resultados de encuestas anteriores de
este ítem.
No aprovecha
Aprovecha
46%
54%
12 empresas 14 empresas
Evolución del uso del TLC Japón Chile Apronecha
2012
14
2011
17
2010
19
2009
19
2008
*En “No aprovecha”(12 empresas) se
comercio exterior
24
13
15
17
17
0
incluyen 6 empresas que no ejercen
No aprovecha
12
10
12
20
(Casos)
30
40
(1) Sobre la modalidad de uso
2011
6%
11
Importación desde Japón
6
Exportación
hacia Japón
0
(2) Sobre el año de inicio
10
200
7
69
%
2010
19%
(Casos)
5
2012
6%
15
2009
0%
2008
0%
(3) Motivo para iniciar utilización del TLC
Seminario y charla de
TLC, etc.
Pedido de Certificado
de Origen del
importador
Ya aprovechaba en
otro TLC
 Por la situación que quedó aprovechable el TLC
Otros
 Preguntó a JETRO
(Casos)
0
2
4
6
8
(4) Sobre el goce del mérito de franquicia del TLC
Goza en las empresas del grupo
Transfiere al cliente (Importadores)
Repartir a medias con cliente…
 Beneficia al consumidor final
Goza el exportador
 Propia empresa y consumidor final
Otros
(Casos)
0
1
2
3
4
5
6
7
8
(5) Sobre el contexto y motivo de las empresas que contestaron que no utilizaban
25
TLC Japón –
Chile
El producto está fuera de objeto de
franquicia
No trabajamos en comercio exterior
El producto ya tenía arancel cero
antes deTLC
El producto es importación de bienes
capital y goza de trato preferencial que
no requiere certificado de origen
Cosidera el costo y trabajo de
obtención de certificado de origen
Otros
(Casos)
0
2
4
6
8
2.Situación del uso de franquicia sobre los productos importados de Japón
[Productos importados dede Japón]
Vehículo (armado), Moto (armado), Equipos e instalaciones de generación eléctrica,
Ascensores, Equipos e instalaciones para electrólisis de cobre, Camión, Maquinarias
para construcción, Neumático para vehículos (incluye camión), Papel, Máquina minera,
Máquina deshuesadora automática para avicultura,
Rebanadora de alimentos,
Broquetadora automática, Cámara fotográfica digital, Cámara de video, pizarra
electrónica, Equipos e instrumentos médicos, Resina fenólica
[Productos favorecidos por franquicia]
Vehículo (armado), Moto (armado), Equipos e instalaciones de generación eléctrica,
Ascensores, Equipos e instalaciones para electrólisis de cobre, Camión, Maquinarias
para construcción, Neumático para vehículos (incluye camión), Papel, Cámara
fotográfica digital, Cámara de video, pizarra electrónica, Equipos e instrumentos
médicos, Resina fenólica
26
3.Situación del uso de franquicia sobre los productos exportados a Japón
[Productos exportados
a Japón]
Salmón y trucha, Erizo, Vino a granel, Vino embotellado, Harina de pescado, Aceite de
pescado, Carne de vacuno elaborada, Berries congelados, Chips de madera, Celulosa,
Acidos orgánicos, Concentrado de cobre
[Productos favorecidos por franquicia]
Salmón y trucha, Erizo, Vino a granel, Aceite de pescado, Carne de vacuno elaborada,
Berries congelados
4.Sobre el problema de la utilización de la franquicia del TLC Japón – Chile
 El tramite complicado y lento. En la importación de poca cantidad no vale la pena por el alto
costo.
 Demora mucho en obtener el Certificado de origen en Japón. Casi todos los casos no alcanzan
en el trámite aduanero y el importador tiene que pagar provisionalmente.
 Si puede presentar el Certificado de origen dentro de 1 año después del despacho de aduana
esta es
devuelta, sin embargo, están ocurriendo casos que no se alcanza a presentar dentro
de ese plazo o que se alcanza a presentar dicho certificado pero no se devuelve.
 Por la demora de varios meses en la devolución en caso de franquicia, se están viendo
afectados el flujo de caja y estados financieros.
 Alto costo para el exportador (Japón) para obtener el certificado de origen (Certificado de
Origen de TLC cuesta : aprox.2500 yenes, CO normal: aprox.1300 yenes).
 Está establecido la obligación de obtener un certificado sanitario del SAG para los productos
vegetales que exportan desde Chile, sin embargo, queremos esto quede fuera de objeto para
los productos que el país de destino no exige dicho certificado como los chip s de madera para
Japón.
 Hay diferencia de interpretación sobre el mérito de la franquicia. El exportador japonés
insiste en el
alza de precio por la baja de arancel para mejorar su ganancia, por otro lado, el
importador chileno insiste que el vehículo importado debe recibir beneficio. No hay acuerdo
en su interpretación.
 Nuestra operación es depositar en tercer país las maquinarias fabricadas en Japón como los
bienes de la casa matríz de Japón, y vender a otros países latinoamericanos incluyendo Chile,
27
sin embargo, cuesta mucho obtener el certificado de aduana de tercer país para obtener el
certificado de origen de TLC. Por lo tanto, estamos operando bajo el régimen de aranceles
preferenciales para los bienes de capital con 6% de rebaja fuera del TLC. Sin embargo, cuando
el usuario final nos exige el certificado de origen, no podemos ofrecerlo (Tenemos que fabricar
en Japón y enviar directamente sin utilizar el stock del tercer país).
5.Sobre el problema que se genera en la inversión y servicio del TLC Japón – Chile
 Demasiada demora en el trámite de renovación de visa de trabajo de 2 años y cambio a la visa
permanente.
 Aún demora mucho en conseguir la visa permanente.
 Respecto del empleo obligatorio del mínimo 85% del chileno, dice que están estudiando
mitigar dicha medida para asegurar la mano de obra en los sectores como minería, etc. es
deseable eliminar dicha reglamentación que obstruye el desarrollo y sofisticación de la
industria nacional.
6.Sobre la disminución de restricciones vigente, expectativas de introducción de incentivos,
problemas etc.
Indicación y demanda principal:
 Tratado de Impuestos o reducción o derogación del impuesto adicional sobre el dividendo.
 Expectativa por el incentivo en sector de energía renovable y eficiencia energética.
 Modificación de las Leyes laborales vigentes que están demasiado favorables para los
trabajadores.
 Otros:Revisar el control fitosanitario que se realiza SAG que el país de destino
(Japón)
no requiere.
<Comentarios sobre expectativas de la firma del Tratado tributario (Extracto y editado parcial)>
 Pronta concertación del Tratado Tributario.
 Pronta concertación del Tratado Tributario similares a los de Corea y China.
 Pronta concertación del Tratado Tributario (Revisión de imposición al dividendo).
 Por no tener un Tratado Tributario entre Japón y Chile, tiene alta posibilidad de ser doble
tributación cuando uno de los países aplica un recargo de impuesto por el régimen tributario
de transferencia de precio.
 El siatema chileno de Transferencia de Precios Impuestos establece que “El precio de venta
(Transferencia) a la empresa relacionada en extranjero , debe ser mismo que se transan con la
28
empresa ajena”, sin embargo, falta la claridad en el método de tasación cuando venden el
producto de misma categoría pero de distinta calidad.
 Disminución o derogación del 35% del Impuesto Adicional que se aplica al envío de utilidades
al extranjero la empresa.
<Comentarios relacionados
con las expectativas del incentivo sobre los equipos, vehículos e
infraestructuras de eficiencia energética>
 Introducción del incentivo como el sistema de compra a precio fijo (Feed -in Tariff Law) para
difundir la energía renovable.
 Introducción del subsidio estatal en el campo de la nueva energía.
 Por establecer un régimen de introducción de incentivo para la eficiencia energética y energía
renovable, por ejemplo, establecimiento del precio de venta de electricidad, disminución del
impuesto en el periodo inicial, etc. que ya existe en otros países, puede acelerar
emprendimiento de este sector.
 Introducción del incentivo para vender vehículos ecológicos (Auto híbrido o auto eléctrico).
 Establecimiento del esquema del subsidio para impulsar la introducción de los equipos de
eficiencia energética.
 Establecimiento del esquema del uso de energía durante la noche (Fomentar uniformidad de
demanda eléctrica).
 Falta de racionalidad, imparcialidad y coherencia en la legislación ambiental.
<Comentarios relacionados a legislación laboral (Extracto y edición parcial)>
 Modificación de leyes laborales que otorgan demasiada ventaja al empleado (Vacaciones,
despido, retiro, remuneración, etc.).
 En la legislación laboral existe la obligación de otorgar 2 semanas de vacación remunerada
(10 días hábiles continuos) a los empleados, sin embargo, si todos los empleados toman las
vacaciones de 2 semanas durante el verano puede afectar en el trabajo. También hay muchos
empleados que no quiere tomar 2 semanas de vacaciones en el verano, sería bueno limitar en
una semana el límite de vacaciones continuas obligatorias.
 Por la Ley de Contratistas, cuando el dueño del proyecto es demandado por incumplimiento
del pago de remuneraciones de los empleados o pago del impuesto de retención de ingresos por
parte de contratista, sin embargo, es raro que el dueño del proyecto tiene que cargar toda la
obligación del contratista que es una empresa independiente, por lo tanto, exijo la derogación
de esta cláusula.
 Aunque el número del miembro del sindicato disminuye hasta menos del mínimo necesario
29
establecido por la Ley laboral, si no hay solicitud a inspección del trabajo por parte del
sindicato, el sindicato continúa, es una ley que protege el sindicato más que necesario.
También el fuero laboral que gozan los dirigentes del sindicato (Empresa no puede cambiar el
cargo del trabajo ni despedir, ellos puede dejar trabajo por el pretexto de actividad sindical,
etc.) da derecho al trabajador que perjudica a la empresa.
<Otros comentarios>
 Por el D.L.3557, Artículo 26, está establecido la obligación de obtener un certificado sanitario
del SAG para los productos vegetales que exportan desde Chile, sin embargo, queremos esto
quede fuera de objeto para los productos que el país de destino no exige dicho certificado como
los chips de madera para Japón.
 Fortalecimiento de control para productos de imitación como motocicleta, motor, generador
eléctrico, etc.
 Insuficiente desempeño de la autoridad de investigación sobre la actividad ilícita.
 Chile tiene el costo portuario (Costo de entrada al puerto, derecho del uso de muelle, etc.) muy
alto en comparación con otros países y eso constituye un factor de impedimento para
mantener la competitividad del productos de exportación y la actividad comercial.
 Cuando un tercero reclama la propiedad que poseemos, demora varios meses para verific ar la
veracidad del reclamo, sería bueno mejorar el sistema de inscripción de la propiedad.

Debido a que el auto y Jeep de 4 puertas no se consideran como vehículos de trabajo ni gastos
tributarios, las empresas forestales exige la derogación de esta ley o que reconozca como
gastos tributarios limitando el número.
7.
Sobre la propiedad intelectual
(1)Situación del daño por productos piratas
Hay el daño:3 empresas
/
No hay el daño:18 empresas
(2)Comentarios sobre la ruta de importación, puerto, ruta de venta, etc. (Parcialmente editado)
 De China a Iquique, de Iquique a territorio chileno.
 Se desembarcan en Puerto de Iquique y van a norte de Chile, Bolivia y sur de Perú.
Se desembarcan en Puerto de Valparaiso y trasladan a norte y sur de Chile.
 Ruta de entrada es norte de Chile, puede ser que vienen de Estados Unidos.
(3) Desea o no la realización del comité de propiedad intelectual
Deseo: 4 empresas
/
No deseo:15 empresas
30
8.Efecto y expectación por “Alianza del Pácifico”
Realizamos una encuesta sobre el efecto de “Alianza del Pácifico” fundada en junio de 2012
para su empresa y la expectación de lo mismo, 12 empresas respondieron.
Por un lado hay comentarios positivos como : “Si se elimina la regla del Certificado de
Origen, la operación mejoraría considerablemente”, “Puede acelerar el negocio más allá de
la frontera con el trabajo conjunto con la empresa chilena”. Por otro lado dicen : “Por las
medidas de desgravamen gradual del TLC (10 años de la entrada en vigencia 0 arancel) , no
quedaría ningún obstáculo commercial, por lo tanto, no habrá casi ninguna influencia ”, la
mitad, 6 empresas contestaron que “No hay efecto”.
 Si se elimina la regla del Certificado de Origen, la operación mejoraría considerablemente.
 Puede que acelere el negocio más allá de la frontera si trabaja junto con empresa chilena.
 Actualmente no tenemos transacciones con los países miembro de la Alianza del Pácifico.
 Si se considera como un mercado común más grande que Chile solo, la Casa matríz se fijaría
más y expandería el negocio.
 Quedaría más fluida la importación desde Perú.
 Hasta el momento, no tenemos suficiente información.
 Por las medidas de desgravamen gradual del TLC (10 años de la entrada en vigencia cero
arancel) , no quedaría ningún obstáculo commercial, por lo tanto, no habrá casi ninguna
influencia.
 No hay efecto especial (Pienso que no hay mucho efecto porque nuestra empresa no tenemos
base de producción de maquinarias en los países miembro).
9.¿Qué opina de Chile como base para la fabricación (Fábrica) en Sudamérica? (Solo
fabricante)
(1)¿Es atractivo Chile como para fabricar productos? (Respuesta solo fabricante: Total 10
empresas)
Sí : 4 empresas
/
No : 6 empresas
( 2 ) Razones negativas para instalar fábrica en Chile en comparación con otros países
sudamericanos.
31
Problema laboral (Alto costo de mano
de obra, dificultad de aseguramiento)
Problema logística (Aislamiento
geográfico, Alto costo portuario)
Problema energético (Alto costo,
inestabilidad de suministro)
Falta de incentivo tributario
Falta de proveedores en Chile
Otros
 Por poder importar vehículos
0
armados a bajo precio, no hay
incentivo para fabricar en el país.
 Tamaño de mercado interno muy
pequeño.
 Importan productos terminados y
no hay industria clave (no crece)
(Casos)
1
2
32
3
4
5
6
2012 年 度
委員会年次活動報告
EPA 委 員 会
1.
2.
委員会構成メンバー(敬称略)
担当理事
嶋崎
利浩
商社
森
商社
星川
翼
チリ住友商事
銀行
木村
武彦
三 菱 東 京 UFJ 銀 行
運輸
西山
寛
川崎チリ
農畜水産
末冨
健二
チリ日本ハム
自動車
櫻木
直人
ホンダチリ
林産
大門
浩明
伊藤忠チリ
鉱業
松田
直也
JX 日 鉱 日 石 金 属
製造業
谷藤
義巳
キミカチリ
製造業
伊藤
昌之
コマツカミンズ
製造業
小林
謙介
テルモチリ
政府機関
堀之内貴治
JE TRO サ ン テ ィ ア ゴ 事 務 所
政府機関
藤原
在チリ日本国大使館
泰憲
晋一
智利三菱商事
チリ-三井物産
会議
各委員多忙の為、メール交信にて委員会内の意見を集約。
3.
主な活動
・ EPA ア ン ケ ー ト
・ ビジネス環境整備委員会フォローアップ
4.
詳細
・ EPA ア ン ケ ー ト
例 年 通 り 12 月 に 、 カ マ ラ 会 員 企 業 を 対 象 と し て 、 EPA の 活 用 状 況 を 把 握 す る 為 の ア
ン ケ ー ト を 実 施 。2013 年 5 月 に 仙 台 で 開 催 さ れ る 日 智 経 済 委 員 会 の 実 情 把 握 に 努 め る
と共に、ビジネス環境整備小委員会への案を固める為の参考資料とする予定。
・ ビジネス環境整備委員会フォローアップ
在チリ日本大使館のご協力により、昨年度に引き続き、邦人のチリにおける運転免許
取得の簡素化をチリ政府に要望している。
33
月例会・特別講演会運営委員会
1.
2.
委員会構成メンバー
(敬 称 略 )
担当理事:
堀之内
貴治
ジ ェ ト ロ ・サ ン テ ィ ア ゴ 事 務 所
委員:
森
泰憲
チリー三井物産
嶋崎
利浩
智利三菱商事
木村
武彦
三 菱 東 京 UFJ 銀 行 サ ン テ ィ ア ゴ 支 店
西山
寛
川崎汽船チリ
西
雅之
在チリ日本大使館
小西
彰
丸紅チリ
伊藤
高
JICA チ リ 支 所
福元
康文
前川製作所
会議開催日
20 12 年 3 月 2 0 日 、 8 月 7 日
20 13 年 1 月 1 8 日
*適宜メールにてテーマを提案、検討の上決定。
3.
活動内容
月 例 会 の 充 実 を 図 る た め 、 2004 年 度 か ら 利 用 し て い た ケ ー タ リ ン グ 業 者 を 昨 年 度 に 見
直 し 、変 更 し た 。新 し い 業 者 に は 、カ ク テ ル 料 金 を 一 年 間 ほ ぼ 据 え 置 き で 対 応 し て も ら っ
て い た が 、 2012 年 1 0 月 の 値 上 げ 要 求 に 伴 い 、 運 営 委 員 会 で 月 例 会 費 に つ い て 検 討 し た 結
果 、理 事 会 の 承 認 を 得 て 、9 年 ぶ り に 会 費 を 値 上 げ す る こ と と な っ た 。こ れ に よ り 12 月 に
は、予算が黒字化した。今後も月例会の運営改善に努めていく。
小 講 演 に 関 し て は 、で き る だ け 幅 広 い ジ ャ ン ル の 小 講 演 を 企 画 し 、多 く の 会 員 に 参 加 し
て頂けるよう、各分野のエキスパートを講演者として招待。
本年度は、チリオリン
ピ ッ ク 協 会 の Jo rg e N úñe z 氏 、 Chile c tr a の G uille rmo Pe re z de l R io 氏 、 チ リ 省 エ ネ 庁 長
官
Wi l li am Ph il lip s 氏 な ど に よ る 講 演 を 実 施 。
4.
本年度小講演内容
1月
チリ料理について
2月
総会
ピニェラ政権 2 年間のレビュー
在チリ日本大使館
3月
総会
日本企業に対するチリでの労働法
Jorquera & Rozas 弁 護 士 事 務 所
レ ス ト ラ ン Divertimento オ ー ナ ー Bruno Sacco 氏
* JETRO サ ン テ ィ ア ゴ 事 務 所 と の 共 催
Cristian Salas 氏
4月
サッカーの楽しみ方
藤尾 明憲 氏
5月
総会
34
前田 慎司 書記官
オリンピックにおけるチリ選手団の過去
チリオリンピック協会
Jorge Nuñez 氏
の実績とロンドンにおける活躍の可能性
6月
7月
国立動物園のペンギン保護活動
JICA シ ニ ア ボ ラ ン テ ィ ア
野生地とペンギンツアー
ペンギン会議
チリのエネルギー産業
Chilectra 社 レ ギ ュ レ ー シ ョ ン マ ネ ー ジ ャ ー
近藤 鉄也 氏
佐野 淳 氏
Guillermo Peres del Rio 氏
8月
汚染レベルを低下させるための輸送シス
Wi l l i a m P h i l l i p s 氏
チリ省エネ庁長官
テムの省エネ政策(仮)
9月
10 月
グロ-バル経済の現状と当面の為替相場
三 菱 東 京 UFJ 銀 行
見通し
内田 稔 氏
チリの通信事情
チ リ 運 輸 通 信 省 電 気 通 信 局 ( SUBTEL)
G e rald ine G o nz ále z 氏
11 月
チ リ の 航 空 券 と 2013 年 夏 の 観 光 ス ポ ッ
BLANCO VIAJES 岩 瀬 紀 正 氏
トについて
12 月
完 成 近 づ く ALMA 望 遠 鏡 と 見 え て き た 新
国立天文台 長谷川 哲夫 氏
しい宇宙
1月
ラ テ ン ア メ リ カ 経 済 20 1 2 年 の 総 括 と
CEPA L
S ra . SAND R A MAN UER ITO
2013 年 の 展 望
2月
JICA 活 動 報 告
JICA チ リ 支 所 長
3月
イキケ・フリーゾーンについて
ZOFRI サ ン テ ィ ア ゴ 事 務 所 長
伊藤 高 氏
Jose Caragol Castro 氏
5.
参 加 者 人 数 推 移 〔 201 2 年 度 参 加 者 平 均 47 名 ( 1 月 か ら 12 月 迄 )〕
70
60
50
40
62
56 53
37
48 50
49
47
37
32
42
49
30
20
10
0
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
35
渉外委員会
1.
2.
委員会構成メンバー
(敬称略)
担当理事:
松谷
正太郎
伊藤忠チリ
委員:
大門
浩明
伊藤忠チリ
余語
亜紀子
丸紅チリ
西澤
徳保
コマツカミンズ
藤田
弘光
日本郵船南アメリカ
古川
和彦
JX 日 鉱 日 石 金 属
笠飯
幸嗣
マルハニチロ
松坂
新平
智利三菱商事
会議開催日
2012 年 :( 全 体 会 合 )
3.
【敬称略】
5 月 28 日
(日本人会との親睦会)
6 月 7 日 、 6 月 13 日 、 6 月 18 日
(花見)
8 月 13 日 、 9 月 3 日 、 9 月 24 日
(茶話会)
9月 3日
活動内容
〔 日 本 人 会 と の 親 睦 会 〕 主 担 当 :余 語 委 員 、 藤 田 委 員 、 松 坂 委 員
開 催 日 : 2012 年 6 月 22 日 (金 )
19: 30- 23: 30
場所:日智文化会館 1 階ホール
参 加 者 : カ マ ラ 72 名
日 本 人 会 73 名
合計
145 名
詳細:例年通り、カマラと日本人会会員からなる実行委員会にて運営。準備に際して
日 本 人 会 並 び に カ マ ラ の 有 志 の 方 々 か ら 、多 大 な る ご 協 力 を 頂 い た 。毎 年 恒 例 の 日
本 人 会 名 物「 す き 焼 き 」の 他 、ゲ ー ム 、カ ラ オ ケ 、抽 選 会 な ど の 余 興 を 両 団 体 の 参
加者に楽しんでいただき、交流・懇親を深めた。
〔 カ マ ラ ・中 央 日 本 人 会 ・日 智 文 化 協 会 ・ ABEJA 共 催 花 見 〕 主 担 当 :大 門 委 員 、 笠 飯 委 員
開 催 日 : 2012 年 10 月 14 日 (日 )
場所:パルケ・メトロポリタノ内
14: 30~ 17: 30
日本庭園
詳 細 : 当 初 10 月 6 日 に 予 定 し て い た が 、 雨 天 の 為 14 日 に 開 催 を 延 期 。 公 園 の 規 定 に
よ り 、週 末 は 午 前 9 時 か ら 午 後 13 時 半 ま で の 車 の 入 場 が 禁 止 さ れ て い る 為 、開
催 を 14 時 半 に 遅 ら せ た 。日 本 文 化 の 発 表 の 他 に 、飲 食 物 並 び に 茶 道 ・ 短 冊 等 を
販売。たくさんの来場者に見舞われ、大盛況となった。
36
〔サンティアゴ大学英語・日本語翻訳学科学生との茶話会〕主担当:古川委員
開 催 日 : 2012 年 10 月 26 日 ( 金 ) 19 時 か ら 21 時 迄
場所:日智文化会館第 9 会議室
参 加 者 : カ マ ラ 側 16 名 、 大 学 側 17 名
詳細:本年度で 3 年目の開催。日頃日本人と会話をする機会が少ない日本語就学生と、
スペイン語力強化と現地の文化を学ぶことを目的としたカマラの若手会員が
集まり、自己紹介やゲーム等を通して、相互の親睦を深めた。
〔日本語弁論大会〕主担当:西澤委員
開 催 日 : 2012 年 11 月 17 日 ( 土 ) 15:30~ 18:00
場所:サンチャゴ大学 エンリケ・フロエメル講堂
参加者:初級 4 名
中級 7 名
上級 5 名
合 計 16 名
詳細:チリ全国で日本語を勉強しているチリ人の学習の成果を発表する為、
年に 1 回開催。カマラは後援者として毎年、
① 会頭の審査員としての大会参加
② 入賞者への賞品の提供
③ 理事会主催の入賞者との懇親夕食会
を 実 行 し て い る 。こ の 他 に も 、今 年 度 は カ マ ラ 会 員 企 業 15 社 か ら 65 万 ペ ソ
の協賛金と、賞品の数々を協賛頂いた。
37
COMITE DE INTEGRACION
1.
2.
委員会構成メンバー
(敬称略)
担当理事
松谷
正太郎
伊藤忠チリ
委員
セバスティアン・グロヴェ
NEC チ リ
リカルド・ロサス
ホルキエラ&ロサス弁護士事務所
カルロス・ウルスーア
L&R 弁 護 士 事 務 所
堀之内
JETRO サ ン テ ィ ア ゴ 事 務 所
貴治
発足の背景
2011 年 8 月 24 日 ( 水 ) に 日 智 文 化 会 館 に て 開 催 さ れ た チ リ 人 主 管 者 会 員 企 業 と
理事会の意見交換朝食会の際、
① チリ人主管者のカマラ活動への参加促進
② カマラのチリ人社会(特に経済界)との交流
を図る必要性が認められたことを受け理事会でこの委員会を発足が決まった。
3.
会議
2012 年
4.
8月 6日
SOFOFA
8 月 13 日
CAMARA
9 月 12 日
CAMARA
10 月 2 日
SOFOFA
10 月 30 日
SOFOFA
2012 年 の 主 な 活 動 実 績
・ チリ人主管者会員企業との意見交換会開催
7 月 11 日
・ セミナー、朝食会等の開催
11 月 20 日
5.
詳細
・ チリ人主管者会員企業との意見交換会
普段カマラのイベントに殆ど参加しないチリ人主管者にカマラ活動を理解をしても
らうと共に積極的に参加してもらえるよう少なくとも年に 1 回は実施。
・ セミナー、朝食会等の開催
カマラの活動をもっと地元社会に開いたものにする為に日智経済委員会チリ側委員
会 ( CAP、 SOFOFA )、 CNC 等 の 力 を 借 り て 11 月 に 実 施 し た 。
・ 月例会運営委員会のアシスト
小 講 演 の テ ー マ 出 し 、講 演 者 提 案 ・ コ ン タ ク ト 等 、月 例 会 運 営 委 員 会 の ア シ ス ト を
していきたい。
38
2012 年 度
会報編集委員会
1.
年次活動報告
委員会構成メンバー(敬称略)
担当理事:
星川 翼
チリ住友商事
委員長:
関根 優輔
興和チリ
委員:
2.
小野 耕一
チリー三井物産
稲葉 淳
智利三菱商事
松田 直也
JX 日 鉱 日 石 金 属
冨松 祐示
丸 紅 LP ホ ー ル デ ィ ン グ
廣門 慎一郎
住友ゴム・ラテンアメリカ
蔭山 卓
チリ住友商事
今泉 有二
住友金属鉱山チリ
20 13 年 1 月 ま で
中邑 圭
日鉄鉱業チリ
20 12 年 1 2 月 ま で
岩瀬 紀正
Blan co Vi aj e s
20 12 年 7 月 よ り
山本 真一
国立天文台
20 12 年 11 月 よ り
佐々木 博訓
住友金属鉱山チリ
20 13 年 1 月 よ り
会議開催日
2012 年
4 月 13 日 、 5 月 28 日 、 6 月 20 日 、 7 月 30 日 、 9 月 5 日 、 10 月 4 日 、
11 月 23 日
2013 年
1 月 28 日
2012 年 度 発 行 月
3.
5 月 、 8 月 、 11 月 、 2 月
4.
(230 号 )
発行部数
5 月 : 248 部 、 8 月 : 269 部 、 11 月 : 270 部 、 2 月 : ???部
5.
表紙写真
広 報 Web 委 員 会 主 催 Photo コ ン テ ス ト 応 募 写 真 や 、会 員 の 皆 様 か ら の 投 稿 写 真 を 表 紙
写真として採用。
6.
・
掲載原稿
巻頭随筆:
在チリ日本国特命全権村上大使、並びにカマラ理事の方々による原
稿を掲載。
・
月例会報告:
月例会での講演内容を掲載。
39
・
法務関連:
・
JICA 便 り :
・
旅行関連:
チリ国内、南米、その他各国の旅行記を紹介。
・
安全情報:
在チリ日本国大使館の溝口領事より提供頂き、安全に関する情報を
会員である弁護士事務所が、リレーで法務関連記事を掲載。
JICA シ ニ ア ボ ラ ン テ ィ ア 及 び 協 力 隊 員 に よ る 活 動 を 報 告 。
共有。
・
レストラン紹介:
サンチャゴ市内の気になるお店を訪問し、感想をレポート。
・
諸団体活動報告:
カマラの活動報告のほかに、コピウエ会、ぷちコピ、サンチ
ャゴ日本人学校等の活動報告を掲載。
・
イ ン タ ビ ュ ー:
チ リ で 開 催 さ れ た「 Master o f Bouldering 」に 参 加 す る た め に
訪 智 さ れ た 平 山 ユ ー ジ さ ん を 訪 問 し 、 広 報 WEB 委 員 会 と 合 同 で イ ン タ ビ ュ ー
を実施し、ホームページ並びに会報に掲載
・
その他:
チリ国内で開催されるイベントに参加する邦人アスリートに関した原
稿、趣味関連の記事などを掲載。
・
発行時期(季節)に合わせて国内イベント、またそれに関する情報を収集し、
記事を掲載。
・
7.
離着任報告:
会員の方々からの離着任挨拶を写真付きで紹介。
編集作業
会員の皆様にご愛読いただけるよう、バラエティに富み、充実した内容を目指して、
定期的に委員会を開催して掲載内容を検討。昨年度に引き続き、会員企業の皆様に投
稿を依頼し、多くの会員の方からご協力いただいた。
ま た 、 広 報 Web 委 員 会 か ら は
写真の提供を頂いている他、インタビューでもご協力いただいた。
8.
第 17 回 川 柳 大 会
カ マ ラ 会 員 並 び に そ の ご 家 族 よ り 全 52 首 の 応 募 が あ り 、 2013 年 1 月 の カ マ ラ 例 会 に
て 選 考 結 果 を 発 表 。 2013 年 2 月 発 行 の 会 報 23 0 号 に は 結 果 及 び 応 募 作 品 全 首 を 掲 載 。
40
スポーツ委員会
1.
2.
委員会構成メンバー
(敬称略)
担当理事:
西山 寛
川崎汽船チリ
委員長:
中崎 雅士
チ リ -三 井 物 産
副委員長:
馬場園
コマツカミンズ
委員:
パチェコ
俊一
春子
智利三菱商事
内田 正
サンチャゴ日本人学校
梶原 清伸
丸 紅 LP ホ ー ル デ ィ ン グ
桑野 兼一
JX 日 鉱 日 石 金 属
今野 友
日本郵船南アメリカ
菅原 千絵
サンチャゴ日本人学校
山室 俊介
アグアス・デ・マルベニ
会議開催日
2012 年 4 月 2 日 、 4 月 30 日 、 7 月 4 日 、 7 月 31 日 、 9 月 7 日 、 9 月 26 日 、
10 月 12 日
2013 年 1 月 18 日
3.
活動内容
〔ソフトボール大会〕
実施日:
2012 年 5 月 5 日 ( 土 )
実施場所:
参加者:
備考:
国立競技場野球グラウンド
大 人 73 名 、 子 供 24 名
計 97 名
参 加 者 数 は 昨 年 比 約 20% 増 。例 年 通 り 午 前 中 は 大 人 と 子 供 の 混 成 チ ー ム で の
試合、午後は大人チームと子供チームに分かれての試合を実施をした。
怪我もなく、大会は無事大盛況のうちに終了した。
〔ボーリング大会〕
実施日:
2012 年 8 月 4 日 ( 土 )
実施場所:
参加者:
備考:
モール
Alto Las Condes 内
Aventura Center
大 人 70 名 、 子 供 27 名 、 計 97 名
参 加 者 は 昨 年 比 約 30% 増 。
今 年 度 は 会 場 Aventura Center の 14 レ ー ン を
全 て 貸 切 っ て の 開 催 と な っ た 。子 供 レ ー ン の 他 に 例 年 通 り 遊 戯 レ ー ン も 用 意 し 、
参加者全員が 2 時間のプレーを楽しんだ。
41
〔運動会〕
実施日:
2012 年 10 月 20 日 ( 土 )
実施場所:
参加者:
備考:
サンチャゴ日本人学校校庭
カ マ ラ 110 名 、 日 本 人 会
18 名 、 合 計 128 名
参 加 者 は 昨 年 比 約 30% 増 。 本 イ ベ ン ト は 、 例 年 日 本 人 会 と 合 同 で 開 催 し て き
た が 、今 年 度 は 日 本 人 会 の 希 望 に よ り そ れ ぞ れ 独 立 し た 開 催 と な り 、カ マ ラ 側
は会場に日本人学校の校庭をお借りした。
単 独 の 開 催 で は あ る が 日 本 人 会 に も 案 内 を 出 し 、 18 名 の 日 本 人 会 会 員 に 参 加
頂いた。
42
広 報 WEB 委 員 会
1.
2.
委員会構成メンバー(敬称略)
担当理事:
森 泰憲
チリー三井物産
委員長:
澁谷 雅孝
チリ日本ハム
委員:
西 雅之
在チリ日本大使館
伊藤 静音
蝶理
戎野 正純
三 菱 東 京 UFJ 銀 行
小林 謙介
テルモチリ
長江 秀
智利三菱商事
弘中 孝宜
ブリヂストン
高橋 拓也
三井オートファイナンス
会議開催日
2012 年 4 月 27 日 、 7 月 17 日 、 8 月 20 日 、 10 月 25 日
3.
日智商工会議所<カマラ>
ホームページの運営
・ カ マ ラ 月 例 会 、 イ ベ ン ト 報 告 、 求 人 ・求 職 案 内
・ 会員からの提供情報掲載
「売 り ま す ・買 い ま す 」「 耳 よ り 情 報 」 等
・ イ ン タ ビ ュ ー : チ リ で 開 催 さ れ た 「 Master of Bouldering 」 に 参 加 す る た め に 訪 智
された平山ユージさんを訪問し、会報編集委員会と合同でインタビューを実施し、
ホームページ並びに会報に掲載
・ その他 ホームページ改良作業
-
スペイン語コンテンツの充実
カ マ ラ 沿 革 、会 頭 挨 拶 、イ ン タ ビ ュ ー 記 事 等 日 本 語 コ ン テ ン ツ を 西 語 訳 し 掲 載
4.
日本文化に関連したスポーツ・趣味の情報を掲載
第 3 回フォトコンテスト開催
・ テーマ:
「 チ リ の い い ね !」
・ 応募期間:
7 月 27 日 ~ 11 月 31 日
・ 応 募 作 品 数 : 68 作 品 ( 応 募 人 数 15 名 )
・ そ の 他 : 2012 年 2 月 例 会 並 び に カ マ ラ HP に て 受 賞 者 と 受 賞 作 品 を 発 表 予 定
5.
・
その他
より迅速なホームページ情報の更新、並びに更新費用削減のため、8 月より事務局
にて更新作業を担当している。
43
安全対策委員会
1.
2.
3.
委員会構成メンバー(敬称略)
担当理事:
村上
健一
JX 日 鉱 日 石 金 属
委員長:
勝部
直樹
興和チリ
委員:
松井
正人
日本国大使館
溝口
叔宏
日本国大使館
神谷
夏実
JOGMEC
菅野
清孝
JICA チ リ 支 所
内田
正
サンチャゴ日本人学校
会議開催日
2012 年 :
6 月 5 日 、 10 月 23 日
2013 年 :
1 月 17 日
2012 年 度 緊 急 安 否 確 認 訓 練 実 施
2012 年 :
6 月 14 日 、 11 月 29 日
2013 年 :
1 月 30 日
本年度の訓練では、メールで認知した企業が、電話連絡を待たずして次社に電話連絡
を し た 企 業 が こ れ ま で よ り 増 え て お り 、連 絡 を 早 く 回 す と い う 概 念 が 根 付 い て き て い る 。
また、社員の安否確認に時間を要したにも関わらず、最後にはしっかりと事務局に報
告 し た 企 業 が あ り 、こ れ も 最 後 に 事 務 局 へ し っ か り 報 告 す る と い う 概 念 も 根 付 い て い る 。
またフェイスブックによる安否確認が、2 件あった。確認数は減少したが有事の際、他
に 連 絡 手 段 が な い 時 は 、フ ェ イ ス ブ ッ ク 等 の SNS に よ る 連 絡 方 法 が あ る と い う こ と 推 進
していきたいが、企業によっては規制されている場合も多く、できるだけ多くの方に利
用していただくために、電話、メール以外の通信手段の必要性及びその有効性について
ご理解いただき、今後も主管者・副主管者をはじめとした会員各位への働きかけを続け
ていく。
44
年末親睦会実行委員会
1.
2.
委員会構成メンバー
担当理事:
上川 岳志
ソニーチリ
委員長:
永田 俊宏
丸紅チリ
委員:
竹原 悟史
智利三菱商事
古川 和彦
JX 日 鉱 日 石 金 属
松田 直也
JX 日 鉱 日 石 金 属
酒向 達郎
智利三菱商事
神谷 哲也
OCS サ ン テ ィ ア ゴ
土屋 理佐
コピウエ会
星川 由利
コピウエ会
会議開催日
2012 年 :
3.
(敬称略)
10 月 3 日 、 11 月 6 日 、 11 月 23 日 、 12 月 20 日
親睦会報告
開催日時
: 2012 年 12 月 7 日 ( 金 ) 18: 30~ 22: 30
開催場所
: ホ テ ル ・イ ン タ ー コ ン チ ネ ン タ ル 、 サ ロ ン ・ ア メ リ カ
参加者
: 男 性 121 名
司会者
:神谷 哲也委員、伊藤 静音さん
挨拶
:開会の挨拶
女 性 80 名
計 201 名
村上 秀德 在チリ全権特命大使
小西 彰 カマラ会頭
乾杯の音頭
:木村 由里子 コピウエ会長
閉会の挨拶
:上川 岳志 担当理事
活動報告コメント:カマラ
星川 翼
副会頭
コピウエ会・ぷちコピ
4.
内田 由香里
ゲーム司会者
:古川 和彦委員、松田 直也委員
抽選会司会者
:竹原 悟史委員、酒向 達郎委員
写真撮影
:松坂 新平さん(智利三菱商事)
副会長
親睦会総評
〔カクテル〕会場前のロビーにて実施。参加人数の増加と会場変更のため、会場が若
干狭く感じられた。またカクテルの飲み物が少なかったと指摘する声が一
部の参加者から挙がった。
〔 挨 拶 〕開 会・閉 会 の 挨 拶 共 に 、本 年 も ス ペ イ ン 語 を ス ク リ ー ン に 投 影 す る 形 で 対 応 。
45
〔 料 理 〕委 員 に よ る 2 度 の 試 食 会 を 実 施 し 、メ ニ ュ ー や テ ー ブ ル セ ッ テ ィ ン グ を 決 定 。
食 事 の 内 容 は 量 ・味 共 に 総 じ て 好 評 だ っ た 。
〔余興〕昨年に引き続き、日本人学校の生徒たちによるサンチャゴソーラン踊りを実
施。その後、カマラ、コピウエ会並びにぷちコピの活動報告を実施した。
〔ゲーム〕昨年に引き続き、チリと日本に関連したクイズを実施。先ずは昨年の復習
問題から始め、スポーツ、動物、地理、図形問題など幅広い分野からの出題
となり、会場は大いに盛り上がった。
〔抽選会〕今年も会員企業の皆様に沢山のご協賛を頂いた。昨年の反省から、抽選会
にかかる時間を短縮すべく賞品の読み上げは日本語のみとした。また、賞
品の引き取りは昨年同様テーブルごとにしたので混雑することがなく、一
貫してスムーズに進行することができた。
〔 シ ッ タ ー ル ー ム 〕 利 用 児 童 数 は 36 名 。 例 年 通 り 、 わ ん ぱ く ク ラ ブ の 京 谷 先 生 に ご
協力を頂いた。また、今回はサンチャゴ日本人学校のオリエル先生にもア
シスタントとして対応していただいた。
〔ホテル側の対応〕事前に行った打合せでは会場セッティングからプログラムまで細
かい点まで確認をし、準備は非常に潤滑に進めることができた。また、親
睦会当日は一部の参加者からサーブの遅れ等を指摘されたが、会場には担
当 者 2 名 が 終 始 居 合 わ 従 業 員 に 対 す る き め 細 か な 指 示 を 出 し て お り 、例 年
と比較して委員の満足度は非常に高かった。
〔アンケート〕親睦会開催後、参加者を対象にアンケートを実施。沢山のご意見を頂
き、これを反省会にて吟味し、来年度の運営改善に努めていく。
46
2013 年度日智商工会議所委員会メンバー紹介
【 EPA委員会】
1 嶋崎 利浩
2 木村 武彦
3
森 泰憲
4
星川 翼
5 堀之内貴治
6 伊東 昌之
7 末冨 健司
8 中村 重俊
9 谷藤 義巳
10 大門 浩明
11
西山 寛
12 小林 謙介
13 藤原 晋一
14
15 中村 文俊
16
藤方 杏子
智利三菱商事
三菱東京UFJ銀行
チリー三井物産
チリ住友商事
JETROサンティアゴ
コマツカミンズチリ
チリ日本ハム
JX日鉱日石金属
キミカチリ
伊藤忠チリ
川崎チリ
テルモチリ
日本国大使館
担当理事
事務局
事務局
【 渉 外 委 員 会 ( 日本人会親睦会・花見・ USACH 学生との茶話会 ) 】
小西 彰
1
2 大門 浩明
3 余語 亜紀子
4 藤田 弘光
5 西澤 徳保
6 笠飯 幸嗣
7 松坂 新平
8
9 中村 文俊
10
藤方 杏子
丸紅チリ
伊藤忠チリ
丸紅チリ
日本郵船南アメリカ
コマツカミンズチリ
マルハニチロ
MCインベルシオネス
担当理事
事務局
事務局
【月例会・特別講演会運営委員会】
1 堀之内貴治
JETROサンティアゴ
2
森 泰憲
チリー三井物産
3 嶋崎 利浩
智利三菱商事
4 木村 武彦
三菱東京UFJ銀行
5
西 雅之
日本国大使館
6
小西 彰
丸紅チリ
7
西山 寛
川崎汽船チリ
8
伊藤 高
JICAチリ支所
9 福元 康文
チリ前川製作所
10 中村 文俊
事務局
11
藤方 杏子
事務局
担当理事
【 Comite de Integración】
松谷 正太郎
1
伊藤忠チリ
2
堀之内貴治
JETROサンティアゴ
3 Sebastian Grove
NEC チリ
4 Ricardo Rozas Jorquiera & Rozas弁護士事務所
5
Carlos Urzua
L&R法律事務所
6
中村 文俊
事務局
7
藤方 杏子
事務局
【会報編集委員会】
1
星川 翼
チリ住友商事
2
佐々木 博訓
住友金属鉱山
3
関根 優輔
興和チリ
4
稲葉 淳
智利三菱商事
5
小野 耕一
チリー三井物産
6
蔭山 卓
チリ住友商事
7
松田 直也
JX日鉱日石金属
8 廣門 慎一郎
住友ゴム・ラテンアメリカ
9
岩瀬 紀正
Blanco Viajes
10
山本 真一
国立天文台
11
赤坂 英佑
丸紅LPホールディング
12
中村 文俊
事務局
13
藤方 杏子
事務局
【広報 WEB委員会】
1
森 泰憲
チリー三井物産
2
澁谷 雅孝
チリ日本ハム
3
伊藤 静音
蝶理
4
西 雅之
日本国大使館
5
弘中 孝宜
ブリヂストンラテンアメリカ
6
戎野 正純
三菱東京UFJ銀行
7
小林 謙介
テルモチリ
8
長江 秀
智利三菱商事
9
高橋 拓也
三井オートファイナンス
10
中村 文俊
事務局
11
藤方 杏子
事務局
【安全対策委員会】
1 佐々木 博訓
住友金属鉱山
2
安留 哲
チリ前川製作所
3
松井 正人
日本国大使館
4
溝口 叔宏
日本国大使館
5
神谷 夏実
JOGMEC
6
菅野 清孝
JICAチリ支所
7
内田 正
日本人学校
8
中村 文俊
事務局
9
藤方 杏子
事務局
47
担当理事
担当理事
委員長
新任
担当理事
委員長
担当理事
委員長
【年末親睦会実行委員会】
1 伊東 昌之
コマツカミンズ
2 酒向 達郎
MC インベルシオネス
3 永田 俊広
丸紅チリ
4 松田 直也
JX日鉱日石金属
5
佐藤 崇
豊田通商
6
7
8 小谷 玲子
コピウエ会
9
水野 恵
コピウエ会
10 中村 文俊
事務局
11 藤方 杏子
事務局
【スポーツ委員会】
1
佐藤 標
2 今野 友 3 梶原 清伸
4 桑野 兼一
5 山室 俊介
6
小山 真
7 小川 健吾
8 松下 香織利
9 伊藤 憲司
10 小川 達也
11 中村 文俊
12 藤方 杏子
日本郵船南アメリカ
日本郵船南アメリカ
丸紅LPホールディング
JX日鉱日石金属
アグアスデマルベニ
チリー三井物産
コマツカミンズチリ
日本人学校
日本人学校
チリ住友商事
事務局
事務局
担当理事
委員長
新任
新任
新任
担当理事
委員長
新任
新任
新任
新任
【「ようこそチリへ」改訂版編集委員会】*新設
1
星川 翼
チリ住友商事
2
森 泰憲
チリー三井物産
3
佐々木 博訓
住友金属鉱山
4
関根 優輔
興和チリ
5
澁谷 雅孝
チリ日本ハム
6
蔭山 卓
チリ住友商事
7
小野 耕一
チリー三井物産
8
稲葉 淳
智利三菱商事
9
松田 直也
JX日鉱日石金属
10
赤坂 英佑
丸紅LPホールディング
11 廣門 慎一郎 住友ゴム・ラテンアメリカ
12
岩瀬 紀正
Blanco Viajes
13
山本 真一
国立天文台
14
伊藤 静音
蝶理
15
西 雅之
日本国大使館
16
弘中 孝宜
ブリヂストンラテンアメリカ
17
戎野 正純
三菱東京UFJ銀行
18
小林 謙介
テルモチリ
19
長江 秀
智利三菱商事
20
高橋 拓也
三井オートファイナンス
21 嶋崎 多恵子
コピウエ会
22 木村 由里子
コピウエ会
23
池上 晶子
JX日鉱日石金属
24
中村 文俊
事務局
25
藤方 杏子
事務局
48
担当理事
委員長
広告委員長
レストラン委員長
第 30 回 COPA
JAPON
(コパ・ハポン第 30 回大会)
智利三菱商事
稲葉
淳
快 晴 に 恵 ま れ た 天 候 の 下 、 2013 年 3 月 16 日 (土 曜 日 )に 「 第 30 回 COPA JAPON 」 ゴ
ル フ コ ン ペ が Club De La Dehesa(ゴ ル フ ク ラ ブ )で 行 な わ れ ま し た 。
チリ人3人+日本人1人の4人一組で回るベストボール&スクランブル方式での競技で
し た 。 日 本 人 側 は 村 上 大 使 を 始 め 25 人 が 参 加 し 、 総 勢 31 組 ・123 人 で の 貸 切 コ ン ペ と な
りました。
優 勝 は グ ロ ス 優 勝:稲 葉 (三 菱 )・Cristian Nieny さ ん ・Fernando Cuinones さ ん ・Alberto
Calderon さ ん の 組 (グ ロ ス ス コ ア 62)、 ネ ッ ト 優 勝 : 中 崎 さ ん (Minera Lumina Copper)・
Pedro Donoso・ Moreno Ventura・ Benjamin Paz 組 (ネ ッ ト ス コ ア 53)で し た 。
ネット優 勝 の皆 さん、村 上 大 使 を囲 んで
グロス優 勝 の皆 さん、村 上 大 使 を囲 んで
在チリ日本国大使館を始め、沢山の日本企業からの賞品提供があり、今年も盛大に行な
わ れ 、 チ リ 人 Socio(メ ン バ ー )か ら 大 い な る 称 賛 を 頂 き ま し た 。
チリでゴルフをするには、一般的には、そのゴルフクラブのメンバーになる必要があり
ます。また、いわゆるクラブライフとして会員同士のコミュニティに参加することが求め
ら れ る 関 係 か ら 、日 本 で 一 般 的 な 法 人 会 員 制 度 が 馴 染 み ま せ ん 。現 在 、La Dehesa だ け が
邦 人 コ ン ペ を 許 容 し て い る ゴ ル フ ク ラ ブ で あ り 、そ の 意 味 で「 コ パ ・ハ ポ ン 」を 開 催 し 、チ
リ 人 メ ン バ ー に 対 し て 大 い な る 感 謝 を 評 す る こ と で 、従 来 同 様 の 友 好 関 係 の 維 持 ・強 化 に 努
めているのです。
49
本 大 会 は 、 CAMARA ス ポ ー ツ 委 員 会 の 後 援 の 元 、 La Dehesa 邦 人 メ ン バ ー を 中 心 と す
る「 コ パ ・ハ ポ ン 」実 行 委 員 会 が 運 営 を 行 っ て お り 、い つ も 相 当 な 賞 品・協 賛 集 め に 奔 走 す
る必要がある等、その準備は相当大変ですが、提供賞品を毎回チリ人が楽しみにしてくれ
る の で 、皆 喜 ん で 裏 方 を 努 め て く れ ま す 。在 チ リ 日 本 国 大 使 館 、川 崎 チ リ 、チ リ 住 友 商 事 、
MC イ ン ベ ル シ オ ネ ス 、 三 菱 東 京 UFJ 銀 行 、 ト ヨ タ チ リ 、 チ リ 三 菱 商 事 、 三 谷 ト ラ ベ ル 、
チリ日本ハム、丸紅チリ、ブリジストン、住友ゴム、パナソニックチリ、チリ三井物産、
豊 田 通 商 、コ マ ツ カ ミ ン ズ 、伊 藤 忠 チ リ 、JX 日 鉱 日 石 金 属 、Mitsubishi
Motor チ リ 、迷
球 会 、 レ ス ト ラ ン 一 番 、 レ ス ト ラ ン JAPON、 レ ス ト ラ ン 金 太 郎 の 企 業 ・ レ ス ト ラ ン そ の
他の皆様より賛助頂きました。ありがとうございました、そして来年も宜しくお願いしま
す。
50
治安情勢等
在チリ日本国大使
領事部
1
溝口叔宏
治安概要
チ リ 内 務 省 の 犯 罪 統 計 に よ る と 、 2012 年 中 の 被 害 認 知 件 数 は 前 年 比 9.5% 減 少 し 、
重 要 犯 罪 の 罪 種 別 で は 強 盗 が 54,092 件 、 引 っ た く り が 27,572 件 、 住 居 窃 盗 ・ 自 動 車 盗 が
215,379 件 、 傷 害 が 105,733 件 、 殺 人 が 483 件 、 婦 女 暴 行 が 3,275 件 と 発 表 さ れ ま し た 。
こ れ ら 重 要 犯 罪 認 知 件 数 を 地 域 別 で 見 る と 、首 都 圏 州 が 258,215 件 と 圧 倒 的 に 多 く 、
次 い で 第 5 州 ( バ ル パ ラ イ ソ 州 ) が 67,591 件 、 第 8 州 ( ビ オ ビ オ 州 ) が 63,478 件 と な っ
ていますが、人口比率からすれば第2州(アントファガスタ州)が最も被害率が高く、次
いで第1州(タラパカ州)、第3州(アタカマ州)が続くようです。
ま た 、ア デ ィ マ ー ク 社 に よ る 国 民 に 対 す る ア ン ケ ー ト 結 果 で も 、昨 年 下 半 期 は 36.6
パーセントの国民(家庭)が盗難被害に遭った、若しくは同未遂被害に遭ったと回答して
お り 、昨 年 上 半 期 の 39.3 パ ー セ ン ト を 下 回 る 結 果 と な っ て い ま す 。し か し 、何 れ の 罪 種 も
高い数値で推移していることから、引き続き注意が必要です。
こ の 他 、 第 9 州 ( ア ラ ウ カ ニ ア 州 ) に お け る マ プ ー チ ェ 族 の 紛 争 に つ い て も 、 2012
年 中 は 309 件 の 破 壊・ 放 火 事 件 等 が 発 生 し て お り 、一 昨 年 の 117 件 を 大 き く 上 回 っ て い る
こと、また同州を通行する一般市民にまで被害が及んでいる状況から、注意が必要です。
2
主たる邦人被害
当 館 領 事 部 で 把 握 し て い る 邦 人 の 犯 罪 及 び 事 故 被 害 は 、2012 年 12 月 以 降 、16 件 の
報告を受けております。
( 1 ) 12 月 11 日 ( 火 ) 17 時 頃 、 サ ン テ ィ ア ゴ 市 ラ ス ・ コ ン デ ス 区 に 所 在 の シ ョ ッ ピ ン グ モ
ールにおいて在留邦人が買い物中、同モール駐車場に駐車していた自家用車が車上荒ら
しの被害に遭い、トランクに入れていた旅券等在中の鞄を盗まれた。
( 2 ) 12 月 27 日 ( 木 ) 14 時 頃 、 第 5 州 ( バ ル パ ラ イ ソ 州 ) ビ ニ ャ ・ デ ル ・ マ ル 市 の バ ス タ
ーミナルにおいて、邦人旅行者がベンチに座ってバスを待っていたところ、目を離した
隙にベンチ横に置いていた旅券、カメラ、パソコン等在中の鞄を置き引きされた。
( 3 ) 1 月 2 日 ( 水 ) 22 時 頃 、 第 5 州 ( バ ル パ ラ イ ソ 州 ) ビ ニ ャ ・ デ ル ・ マ ル 市 内 の レ ス ト
ランにおいて、在留邦人が知人と飲食中、足下に置いていた財布、カメラ等在中の鞄を
置き引きされた。
( 4 )1 月 16 日( 水 )21 時 頃 、第 1 州( タ ラ パ カ 州 )イ キ ケ 市 の バ ス タ ー ミ ナ ル に お い て 、
邦人旅行者がトイレに行っている間、網棚に置いてあった旅券、パソコン等在中の鞄を
置 き 引 き さ れ た 。 ま た 同 人 が サ ン テ ィ ア ゴ 市 に 戻 っ て き た 19 日 ( 土 ) 12 時 頃 に 、 市 内
51
地下鉄内で、ポケットに入れていたカード類をスリ盗られた。
( 5 ) 1 月 20 日 ( 日 ) 13 時 30 分 頃 、 サ ン テ ィ ア ゴ 市 ビ タ ク ラ 区 に 所 在 す る ゴ ル フ 場 付 近
で、在留邦人が偽札の詐欺被害に遭った。タクシーでゴルフ場に向かったが、到着した
際支払った紙幣に関し、運転手が「破損しているから交換して欲しい」と申し向け、替
わりに偽札を交付した。
( 6 ) 1 月 23 日 ( 水 ) 16 時 頃 、 第 2 州 ( ア ン ト フ ァ ガ ス タ 州 ) カ ラ マ 市 内 の バ ス タ ー ミ ナ
ルにおいて、邦人旅行者がバスチケットを購入中、椅子の上に置いていた旅券、現金等
在中の鞄を置き引きされた。
( 7 ) 1 月 30 日 ( 水 ) 午 後 、 第 2 州 ( ア ン ト フ ァ ガ ス タ 州 ) カ ラ マ 市 か ら サ ン テ ィ ア ゴ 市
に向かうバスで邦人旅行者が移動中、網棚に置いていた鞄からパソコンとデジタルカメ
ラが盗まれた。
(8)2月8日(金)7時頃、サンティアゴ市内のバスターミナルにおいて、邦人旅行者が
見 知 ら ぬ 男 性 に 英 語 で 話 し 掛 け ら れ 、そ の 相 手 を し て い る 隙 に 、現 金 、デ ジ タ ル カ メ ラ 、
カード類が在中のポーチを置き引きされた。
( 9 ) 2 月 22 日 ( 金 ) 16 時 30 分 頃 、 第 5 州 ( バ ル パ ラ イ ソ 州 ) バ ル パ ラ イ ソ 市 の 丘 陵 地
帯において邦人旅行者が散策中、若い男に「時計を見せて」と声を掛けられ時計を見せ
たところ、更に未成年風の男3名が現れ、カメラ等在中のリュックサックを奪われ、ズ
ボンの後ろポケットを破られ、中に入れていた現金等を奪われたもの。その際、左肘に
擦過傷を負った。
( 10) 2 月 下 旬 頃 、 邦 人 出 張 者 が ホ テ ル に お い て 宿 泊 中 、 ス ー ツ ケ ー ス を ロ ッ ク し て 室 内 に
置いていたところ、同スーツケース内に保管していた現金が一部抜き取られ盗まれた。
( 11) 2 月 28 日 ( 木 ) 19 時 頃 、 サ ン テ ィ ア ゴ 市 ビ タ ク ラ 区 に 所 在 の レ ス ト ラ ン に お い て 、
邦人出張者が知人と食事中、足下に置いていた現金、旅券、携帯電話等在中の鞄を置き
引きされた。
( 12)3 月 2 日( 土 )20 時 頃 、第 2 州( ア ン ト フ ァ ガ ス タ 州 )カ ラ マ 市 の バ ス タ ー ミ ナ ル に
おいて、邦人旅行者がバス待ちをしていたところ、スペイン語で話し掛けられているの
に気を取られている隙に、ズボンの前ポケットに入れていた携帯電話をスリ盗られ、更
にバスに乗車して移動中、網棚に置いていたカメラを置き引きされた。
( 13)3 月 3 日( 日 )14 時 頃 、サ ン テ ィ ア ゴ 市 サ ン テ ィ ア ゴ 区 を 走 行 中 の 地 下 鉄 内 に お い て
邦人旅行者が移動中、ズボンのポケットに入れていた携帯電話をスリ盗られた。
( 14)3 月 6 日( 水 )14 時 頃 、第 5 州( バ ル パ ラ イ ソ 州 )バ ル パ ラ イ ソ 市 の 丘 陵 地 帯 に お い
て邦人旅行者が知人と散策中、後方から近付いてきた男2名に斜めがけにしていた鞄の
袋部分を引っ張って引き千切られ、旅券、現金等在中の鞄を奪われた。
( 15) 3 月 10 日 ( 日 ) 15 時 頃 、 第 2 州 ( ア ン ト フ ァ ガ ス タ 州 ) カ ラ マ 市 の バ ス タ ー ミ ナ ル
において邦人旅行者が知人とバス待ちをしていたところ、席を離れた隙に、空席上にお
52
いていた旅券、パソコン、カメラ等在中の鞄を置き引きされた。
( 16) 3 月 14 日 ( 木 ) 17 時 頃 、 第 10 州 ( ロ ス ・ ラ ゴ ス 州 ) チ ロ エ 島 に お い て 邦 人 旅 行 者
がスーツケースを宿泊予定の部屋の前の通路に置いて外出したところ、旅券、現金等在
中の手帳を抜き取られ盗まれた。
本 年 に 入 り 、 既 に 14 件 の 被 害 報 告 を 受 け て お り 、 昨 年 の ペ ー ス を 大 き く 上 回 っ て い
ます。殆どがチリでよく発生するスリ、置き引き、引ったくりの被害になり、バルパラ
イソ市で強盗、引ったくりの連続被害が発生していますので、バルパライソ市の丘陵地
帯では周囲の状況を十分確認の上、人気の無い場所には行かないようにして下さい。 ま
た 、偽 札 事 件 も 発 生 し て い ま す の で 、特 に 相 手 か ら 受 け 取 っ た 札 の「 透 か し 」に 注 目 し 、
この種事件の被害に遭わないよう十分注意して下さい。
3
アルジェリア邦人人質拘束事件
ご 承 知 の と お り 、 1 月 17 日 、 ア ル ジ ェ リ ア に お い て テ ロ 事 件 が 発 生 し 、 同 地 進 出 企
業 の 邦 人 社 員 10 名 の 方 が 亡 く な ら れ る と い う 悲 し い 事 件 が 発 生 し ま し た 。 本 件 は 、 近
隣 国 に お け る 政 府 と テ ロ 組 織 と の 衝 突 が 発 端 と さ れ 、首 都 か ら 約 1、100k m 離 れ た 場 所
で発生しています。チリも周辺国に活動を続けるテロ組織が存在し、首都サンティアゴ
の遠隔地で活躍されている企業も多く存在することから、決して他人事ではありません。
常日頃から危機管理意識を高め、着任時は確実に在留届を提出し、離任時には登録を解
除すると共に、有事の際は必ず当館に一報頂くようお願い致します。
4
第 23 回 参 議 院 通 常 選 挙 に つ い て
本年7月、任期満了に伴う参議院通常選挙が行われる予定で、詳細な日程等は現時点
で未定ですが、当該選挙に伴い 7 月上旬頃、当館においても在外選挙を行う予定をして
おります。ご承知のとおり、在外選挙には在外選挙人証が必要となりますが、新たに同
選挙人証を取得するには2、3ヶ月かかることがありますので、早めの登録手続きをお
願い致します。
また、既に在外選挙人証を取得された方についても、取得後一旦日本で転入届を出さ
れた場合、当該在外選挙人登録が抹消され、新たな選挙人証を取得する必要があります
ので、ご注意下さい。
53
サンチャゴ日本人学校だより
3月 14 日(木)に,第 31 回サンチャゴ日本人学校卒
業証書授与式を挙行しました。厳粛な空気に包まれた、
とても心に染みる卒業式となりました。15 日には、修了
式、お別れ会、離任式をおこない、平成 24 年度が無事
終了しました。日本人学校を温かくお見守りいただきあ
りがとうございます。
3月 15 日(金)には、文部科学省福井照副大臣が学
校に来られ、海外で学ぶ子どもたちに励ましの言葉等お
話して下さいました。
文部科学省 福井照 副大臣 学校訪問
3学期もサマーキャンプなどいろいろな行事がありました。子どもたちの明るい笑顔と、活気ある
活動について紹介いたします。
1月 11 日
小学部 1、2 年生生活科
(昔遊び)
小学部の1、2年生が、生活科の時間に「昔遊び」体験をしました。
ゲストティーチャーの方に来ていただき、いろいろな遊びを教えていただきました。けん玉、お手
玉、姉さん人形のしおり作り、こま回しなど、みんなで楽しく遊ぶことができました。なかでも空き
缶で作った「缶ぽっくり」が人気でした。上手にバランスをとって、初めて乗った子も、嬉しそうに
前に進んでいました。
在チリの日本人の方と触れ合ったり、昔の遊びを楽しんだりできたよいひとときとなりました。
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1月 15 日
全校社会見学(丸紅ニッサン)
全校児童生徒で丸紅ニッサンへ社会見学に出かけ
ました。大きな修理工場や部品倉庫を案内していた
だき、普段見ることのできない風景に、子どもたち
は興味津々の様子でした。その中でも、子どもたち
は特に「リーフ」という電気自動車に興味をもった
ようで、車内に乗せてもらい、静かなエンジン音に
驚いていました。
1月 18 日
百人一首集会
この日までに子どもたちは、できるだけたくさん
の歌を覚え、練習を積み重ねてきました。百人一首
は短い語句の中に作者の思いがいっぱいに詰まった
素晴らしい伝統文化です。異国の地で、日本の伝統
行事に一生懸命取り組む子どもたちの姿が、印象的
でした。
1月 24、25 日
サマーキャンプ(低学年)
「進んで行動しよう!」というテーマで、低学年
サマーキャンプを行いました。
一日目には山登り・スイカ割り・アサード(BBQ)
を行いました。山登りは、1年生にはつらいのです
が、班ごとに協力したり、2・3・4年生が1年生の荷
物を持ってあげたり手をつないであげたりと、助け
合う姿がとてもほほえましかったです。4年生はさ
すがリーダーという雰囲気で、みんなをひっぱって
いました。
55
二日目のメインイベントはカレー作り。火熾しも
野菜切りも班ごとに役割を分担して行いました。米
とぎも野菜切りも料理も順調で、とてもおいしいカ
レーが出来上がりました。どの活動でも4年生が1
年生のことを気にかけるなど、自分でできることを
意識して共同生活が送れた、いい経験になりました。
1月 24、25 日
サマーキャンプ(高学年)
Cajon del Maipo にて高学年キャンプが行われま
した。晴天に恵まれ、豊かな自然の中で子どもたち
は、様々な体験をし、仲間との絆をさらに深めるこ
とができました。
1日目は、トレッキングをしました。途中の滝で
は水遊びも楽しみました。夕飯は、かまどで火おこ
して作り、ファイヤーストーム、星空観測会をして、
あっという間に楽しい時間が過ぎていきました。
2日目は、起床とともに、早速食事の準備から2
日目がスタートしました。その後、乗馬を楽しみま
した。子どもたちは急な坂を華麗な手綱さばきで進
み、自然と十分触れ合うことができました。
仲間と協力しながらすべての活動を楽しむこと
ができた経験を、今後の学校生活にも生かしてほし
いと思います。
56
1月31日,2月1、4、5、7、8日
水泳教室
各クラス別に分かれ、それぞれのめあてに向かって
頑張りました。“一秒でも速く泳ぎたい”“少しでも
長い距離を泳ぎたい”
“ きれいなフォームで泳ぎたい”
など、子どもたちの願いは様々ですが、どうすれば目
標を達成できるかを担当の先生と相談し、できるまで
努力し続けました。最終日は今までの成果を確かめる
ための検定も行われました。自分のめあてを達成でき
た子、あと少し届かず涙した子など様々でしたが、努
力の跡はどの子にもしっかり表れていました。
最後は、子どもたちが晴れやかな笑顔でお互いの頑張りをたたえあいました。
2月 11 日
収穫体験学習(タキイ農園)
小学部1年生~3年生の児童が、タキイさんの農園
で野菜の収穫体験をさせていただきました。
トマトやキュウリ、スイカなど美味しい野菜をたくさ
ん収穫させていただきました。新鮮な野菜は甘味があ
って、とってもおいしいですね。
抱えきれない程のお土産をいただいて、にっこり笑
顔で帰ってきた子どもたち。大地の恵みをいただいて
いること、そして貴重な体験ができることの幸せに感
謝したいと思っています。
2 月 22 日
クラブ発表会
日本人学校の今年のクラブは、和太鼓クラブ、チレ家
庭科クラブ、サイエンスクラブ、わびさびクラブの4
つです。今まで練習してきたことや、作ったこと、実
験してきたことを発表しました。
力強い和太鼓の演奏、チリの伝統テヒードとフルー
ツジュース、成功するかな?ドキドキ実験カルメ焼き、
日本人の心、茶道と生け花。どれも立派な発表ができ
ました。ご指導いただいた講師の先生、保護者の皆様、
ありがとうございました。
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3月5日
職場訪問学習報告会
2月12日(火)から15日(金)までの間、中学部は
サンティアゴにある様々な分野の事業所へ出かけ、訪
問学習をしました。
生徒たちは、今回の訪問を通して、日本を離れ海外
で働く方々の体験談、海外での業務内容の説明とその
簡単な体験、事業所の職場環境や雰囲気、日本とチリ
の関わりなどを見聞きし、貴重な体験をすることがで
きました。大きな刺激を受け帰ってきた生徒たちは、
そこで学んだことをスライドを使って報告しました。
今回、訪問させていただいたのは、在チリ共和国
日本国大使館、わんぱくクラブ、智利三菱商事、住友金属鉱山、三井物産トヨタチリ、サンボルハ病
院、クリニカ・ラス・コンデスの各事業所です。お忙しい中、ご協力いただいただき、本当にありが
とうございました。生徒たちにとって、この経験は忘れられないものとなると思っています。
3月7日
卒業記念マラソン
みんなでマラソンの距離42.195kmを走ろう。今年
の6年生は、卒業前に一大イベントを計画しました。
マラソンコースとなるトラックも円周を求めたり、図
形の周りの長さを求めたりして、自分たちで作りまし
た。
一人で走るマラソンと違い、今回はリレーマラソン
です。6年生と担任だけでなく、校長先生、子どもた
ちの家族も参加して、バトンを渡していきました。
ゴールするには、383周を走らなければなりません。
1周30秒で走ったとして3時間11分かかります。
まだまだ余裕を感じた100周、意外ときついなあ200
周、ゴールが見えてきて、力がわいてきた300周。走り
始めて、3時間5分44秒。ついにゴール。目標より速
いゴールに歓声が上がりました。
みんなで 42kmを走りきりました。友達と力を合わ
せたから、たくさんの人に支えられたから、やり遂げ
られた記録です。
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3月 8 日
特別授業
チリで活躍されている方々を講師にお迎えし
て,特別授業をしていただいています。今回の講
師は、チリの水産物を、日本をはじめ世界中に輸
出する仕事に携わっている、チリ日本ハムの末冨
健司さんです。本州の西端の港町に生まれ、幼少
の頃より魚や貝類等を穫っていたこと、水産につ
いての勉学、研究に励んだ学生時代、船で世界を
巡った青年時代について、スライドやクイズを交
えて、生き方や自然・地球のすばらしさなどにつ
いて話をして下さいました。
3月 14 日
15 日
卒業証書授与式
修了式
お別れ会
離任式
14 日(木)に、第 31 回サンチャゴ日本人学校
卒業証書授与式が挙行されました。厳粛な空気に
包まれた、とても心に染みる卒業式となりました。
卒業生は立派に感謝の言葉を述べ、在校生は心
を込めてお祝いの言葉を伝えました。
たくさんの方々に祝福された6年生、卒業おめ
でとう! 日本や海外に離れ離れになった同級生
からもメッセージが届き、みんなでお祝いするこ
とができました。
翌日の 15 日には、修了式、お別れ会、離任式
を行ないました。低学年から高学年、中学生まで、
それぞれ出来ることが増え、友達を思いやり、お
互いに成長し合えた1年間でした。
今年度でお別れになる友達とはさみしいです
が、またどこかでつながって欲しいと思います。
お別れ会は,福井副大臣も参観されました。
離任式では2名の先生が帰国されることにな
り、みんなで別れを惜しみました。
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コピウエ会便り
コピウエ会
内田由香里
3月に入り、吹く風も爽やかになり、秋の訪れを感じる季節となりました。
皆さま方のおかげで、今年度も楽しく充実した活動、運営ができました事、改めて御礼
を申し上げます。早いもので、今年度、最後の活動報告となります。第2回総会及び茶話
会、今年度バザーの寄付先のご報告、終わりに来年度役員のご紹介をさせて頂きます。
第 2 回 総 会 及 び 茶 話 会 2 月 27 日
今 年 度 も 昨 年 と 同 様 、 Club Providencia
にて行われました。第一部の総会では、今年
度 の バ ザ ー 収 益 金 寄 付 先 の 報 告 、活 動 報 告 、会 計 報 告 、新 旧 役 員 の 挨 拶 と 滞 り な く 進 行 し 、
続いて第二部の茶話会が、今年度の御礼と感謝、来年度のコピウエ会の発展に願いを込め
た乾杯と共に始まりました。歓談も楽しむ中、入、退会者のご挨拶に耳を傾けました。
サンドイッチやクッキーを頂きながら、テーブル対抗「なるほど!ザ、チリ!」の2択ク
イズに会場が沸き、和やかに今年度最後の行事を終えました。
バザー寄付先決定
今年度のバザーの収益金寄付先の一つは、昨年役員4人で
事前に見学をさせて頂きました、チリの子どもの病院施設、
「 FUNDACION
GANTZ」 へ 致 し ま し た 。 こ の 病 院 は 、
口唇口蓋裂の子どもの乳児期の手術からアフターケアまでを
行っている施設です。もう一つは、東日本大震災の震災孤児
育 英 資 金 と し て 、「 桃 柿 育 英 会 」 へ 致 し ま し た 。
この育英会は、震災で親を亡くした子どもたちの成長を見守り
良好な環境の中で、学んでいく意欲を支え続ける事を、趣旨と
しています。
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来年度役員のご紹介
会長
嶋崎多恵子さん
副会長
茂住実佳子さん
会計
正木綾乃さん
書記
佐藤智美さん
一年間どうぞよろしくお願いいたします。
皆さんの生活と共に、コピウエ会がより素敵な会となりますように、来年度も引続きよろ
しくお願いいたします。
~今年度の活動を通してたくさんの笑顔が輝きました~
※一年間活動を支えて下さった皆さま、どうもありがとうございました※
コ ピ ウ エ 会・ぷ ち コ ピ に 関 す る お 問 い 合 わ せ は 、日 智 商 工 会 議 所 事 務 局 ま で ご 連 絡 下 さ い 。
日智商工会議所事務局
TEL: 2361- 1073/ 2373- 8841
Email: co ntac to @c am ara chi le j apo n. cl
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ぷちコピだより
2012 年 度 お 世 話 係
奥郁恵・桑澤弥恵・佐藤摩衣
杉本美穂・古川恭子
ぷちコピグループは、3歳未満のお子様のいるママと妊婦さんを対象にしたグループで
す。子育ての喜びや悩みを分かち合う小さいお子さんを育てるママたちの憩いの場となっ
ています。基本的な活動は毎月1回、第2木曜日午前中に開催される「ぷちコピ会」で、
グループメンバーの自宅やカマラホールをお借りし、相談会やちびっ子向けのイベントを
行っています。
以下、1月~3月の活動を紹介させていただきます。
1月のぷちコピは、カマラ屋外にビニールプールを用意してプール遊びを行いました。
午前中から気温も高く、プール日和な 1 日でした。初め子どもたちは恥ずかしがり水着に
なりたがらず遠巻きに見ていましたが、次第に服が濡れるのも気にせずに元気に遊び出し
ました。プールに入ったり、その周りでおもちゃを使って水遊びをしたりと、子どもによ
って遊び方は様々でしたが、皆水遊びを楽しんでいました。
また、プール遊びに疲れた子どもたちやまだ小さい赤ちゃんたちは、カマラホール内に
用意されたマットの上でお茶を飲んだりおやつを食べたりとのんびり過ごしていました。
日差しが強くて暑いサンチャゴの夏ですが、プールの水に触れ少し涼しく感じることが
できました。暑さでバテ気味のお母さんたちも少しゆっくりすることができ、良い息抜き
になりました。
2月のぷちコピは、参加者多数のため開催場所をカマラホールに変更し、バレンタイン
にちなんでお父さんへのメッセージカード作りを行いました。
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子どもたちの手や足に絵の具を塗って型を取り、色画用紙を好きな形に切り取って写真
やシールを張り付け、母子で協力し合ってお父さんへ思い思いのメッセージカードを作成
しました。
大人しく上手に手足の型を取れた子や最後まで嫌がっていた子など様々でしたが、小さ
い手足の型の付いたカードはとてもかわいらしく皆素敵な仕上がりになりました。
ま た 、 作 業 の 合 間 に は 、 ビ タ ク ラ の チ ョ コ レ ー ト 屋 さ ん 「 PURO 」 の チ ョ コ レ ー ト の 試
食 も 行 わ れ ま し た 。ピ ス コ や メ ル ケ ン と い っ た 大 人 の 味 わ い の チ ョ コ レ ー ト を 頂 き な が ら 、
ママたちも楽しいひと時を過ごす事が出来ました。
3月のぷちコピは、カマラホールにて毎年恒例の夏祭りを開催しました。手遊び歌から
始まり、くじ引き、ボーリングと盛り沢山の内容でした。
どの年齢の子どもも楽しめるようにと選んだ3種類の手遊び歌では、子どもたちも笑っ
たり歌ったりと楽しい親子の触れ合いとなりました。
番号のかかれたボールを箱から引くくじ引きではそれぞれ異なった景品のおもちゃが当
たり、子どもたちは嬉しそうにしていました。また、おやつの時間には苺やメロンなどが
刺されたフルーツ串をおいしそうに食べていました。
ご挨拶に来てくださったコピウエ会新役員の皆様やプロバールの方々も加わって、賑や
かで楽しい会となりました。甚平姿の子どもたちはとてもかわいらしく、残り少ない夏の
良い思い出となりました。
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最後に、コピウエ会役員の皆様をはじめボランティアで参加してくださった皆様、会場
の提供や設営など様々な面でぷちコピ会の開催にあたりご協力いただきました皆様に、本
年度お世話係一同より心から感謝申し上げます。一年間大変お世話になり、ありがとうご
ざいました。
今後もぷちコピが子育て中のママと子どもたちにとって憩いの場となるよう、来年度も
変わらぬご支援をよろしくお願い申し上げます。
64
JICA 活動報告
JICA シニア海外ボランティア
松岡
捷治
チリ共和国第9州アラウカニア地方ラウタロ市
ラウタロ市役所
地域コミュニティ開発部 DIDECO(Dircción de Desarrillo Communitario)
ラウタロと言えば、インカ帝国を崩壊させたピサロの命を受けた、ペドロ・バルビィデ
ィアの南部の征服にも拘らず、原住民マプーチェ族の首長ラウタロの激しい抵抗により、
ビオビオ川を境界に以降 300 年間に渡っては南部植民地化を阻止した原住民マプーチェ
族の首長ラウタロが想い付きます。アメリカ大陸で無残にも排除されて行った原住民イン
ディオの歴史の視点からして、ラウタロは侵略者から村を守った英雄であり、ラテンアメ
リカ史上、最も注目に値する場所であると言っても過言ではありません。
現在、ラウタロの人口3万5千人のうち約2万5千人は町中に住んでおり、1万人が田
舎に住んでいます。
市役所の統計によれば、人口の約 27%が原住民マプーチェ人であり、彼らの 70%が
都心から離れた地方に住んでいます。
マプーチェのコミュニティは 10 家族から 50 家族、またそれ以上が集まった団体であ
り、大小さまざまで、混血度もさまざまである。彼らは、通常、広々とした原野に住居が
点在して、最低必要限の農産物や家畜を育て、小規模な牧畜と家庭菜園で基本的には自給
自足の生活をしています。
規模の小さな主な理由は、田舎に住み農業、牧畜を営んでいる人々の最大の問題は水不
足にあります。市役所では、毎年夏には、トラックで水を町から離れた田舎の地方へ運ば
なければならず、経費をかけても、莫大な被害より免れない深刻な問題をかかえています。
外務省の「草の根支援」申請の為、事前調査書を提出致しました。特に田舎の学校(5校)
への井戸掘りを申請しました。その他、2箇所のコミュニティへの井戸掘りも申請してい
ますが、このように井戸を数箇所掘るだけでは、根本的な解決には至りません。夏場の水
不足は広範囲におよぶので、出来れば市役所内で独自の井戸掘りチームを結成して、ラウ
タロ地域のみならず、周辺地域のコミュニティーまで援助の手を差し伸べることが望まし
いのです。岩盤を通過して 40m位掘る事の出来る優秀なドリルと優秀な専門チームが必
要です。
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田舎では電気も水もない所で生活を営している人々もおりますが、家から家の距離が非
常に離れているので、4m位の浅い井戸を掘って泥水を彼らの生活に利用しています。
JICA には安価で出来る井戸掘り技術を持った専門家がアジアやアフリカで活躍されて
いると聞いたことがありますが、彼らの当地への視察が願えればと考えています。
アラウカニア地方のコミュニティでは頻繁に集会や研究会を開いていますが、未だ座礁
に乗り上げたままの状態が続いています。
新規商品開発
ラウタロ市役所は、随分以前から長い間に渡り、主に民芸品や手工芸品の製作と、それ
らの販売を促進して来たので、今までに育ててきたお店の販売の支援を希望しておりまし
たので、私の任務の要請は零細企業支援であります。
またラウタロ市の 70 パーセントの職業が商業であることから、彼らの商品の販売促進
を期待されています。
しかし、それらの主な商品、衣料品や生活必需品は首都サンチヤゴや周辺都市から仕入
れて、野菜や果物にしても、毎朝、地方都市よりトラックで運ばれて来ています。人々は
それらの仕入れ価格にコミッションをのせてラウタロの住民に販売して生計を立てていま
す。
経済環境の変化による、物価の変動を考える時、首都と周辺都市の生産物の販売を
促進することは、必ずしもラウタロ市の経済の安定には繋がらない。市役所からは販売促
進による市民の収入増加とそれに伴う税収入を期待されているが、圏外製品への依存度が
高い現況下、市場が安定せず、物価上昇を招き、正常な経済循環がなされない懸念がある。
例えば、ガソリンの値上げで運送費がかかり、中間マージィンを付加すれば、近くの都市
の販売価格より高くなることは必然である。従って、この問題を克服する為には、独自の
商品を開発が必要である。
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私は任地に配属されて以来、地域開発グループに配属され、地域コミュニティの各地区
担当職員と一緒に部落を回り、また市長やカウンターパートと共に催し事や集会に出席し
て参りました。コミュニティの人々との勉強会や野外パーティに出席するなど、多くの人
との交流の機会も多く持つことが出来ました。それぞれの地域で取れる産物を念頭に置き、
生産性、品質改善と新規商品開発の可能性を模索しています。
この地方にはユーカリの木が多いので、ユーカリ・エキスの抽出しました。香りも良いし
殺菌効果もあるので、ビンの中に入れて、ビンを利用した工芸品の販売に役立てるようア
ドバイスもしています。その他、鴨のフォアグラの缶詰、自然きのこ採集と瓶詰め、蜂蜜
のツウロン、豆腐、羊毛の電動糸巻機による製糸の実証等があります。
羊毛工場
任地協力要請の工芸品の改善を目標に試行誤作の結果、羊を多く飼っている、この地域
の産業発展に最も効果的なものは羊毛製品と結論を出しました。羊毛工場はチリの南部プ
ンタレナスに一軒あると聞いてますが、当地アラウカニア地方にはありません。
当地では羊は食用として考えられているが、農家は羊毛を刈って収益、町に住む女性グ
ループも毛糸を編んで収入を得るというコンセプトで羊毛工場建設の為の事前調査を実施
しました。
現状では、手入れしない羊は質の悪い羊毛しか取れず、少数の女性が手編みで、すきす
きのショールを作っている程度である。羊の飼育から良質のウールの製造技術までコミュ
ニティの人々と共に研究して行き、羊毛製品加工の糸口を見つけたい。地域住民の羊飼育
による収入源の増加、シングル・マザーの為の新しい仕事の創出、良質で安い羊毛製品が
ラウタロにあると云う名声を目出して、一村一品にまで貢献できればと夢を描いています。
市役所では、地域住民の家庭に羊の子を5匹、増殖を目的に3年間を期限として貸与して、
3年後には又ほかの家庭に巡回させるシステムを構築して、どの家庭に於いても羊の飼育
が盛んであります。
そのため、原住民コミュニティ(Comunidad Indígena)を形成するマプーチェ族
の殆どの家庭では羊を飼っています。何かの祝典時に、その肉を食べるためで、毛皮は敷
物にする程度で羊毛として利用していないのが現状です。
コミュニティの女性団体(grupo de mujer)が手工芸品として、手編みの羊毛製品
を少し作っているが、手作業で毛糸を作るので太かったり、細すぎたりして、良い毛糸が
出来ない。
また全て手作業であるため製品を作る時間が非常にかかる為、出来上がった
製品も安くは売れない。あまり出来の良くない製品を高価で売ろうとしているので中々売
れないのが、現状である。羊の毛を刈り、洗浄して、乾燥後、直径1m位に巻き上げた束
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を作るまでの工程を機械でする工場建設を企画して、地域経済開発局 SERCOTEC に提
案書を提出しました。出来上がった毛の束は電動の糸巻き機を導入して糸を作れば、糸の
太さも均等化されて、効率よく良質の糸が出来ます。そして良質の糸は良質の羊毛製品を
スピード・アップして生産出来るためコスト・ダウンにつながります。
女性グループばかりでなく、一般の羊毛に関連する仕事を持っている人々も、この新し
い組織、Cumunidad de Lana Lautaro の一員に加えて地域グルみの活動を皆で支援
して、良い製品を安く売れるよう育成して、ラウタロには安くて良い羊毛商品があると言
う実績を作りたい。
このように、羊の生産を奨励して、毛糸の家内産業、羊毛製品生産のグループ活動を活
発にして、経済効果をあげる構想であります。
第 9 州アラウカニア地方には地域開発援助を促進している機構が幾つかあります。政
府投資機関として Desarrollo Rural de
Araucania(アラウカニア地域開発局)や
SERCOTEC (Ministerio de Economía, Fomento y Turismo) (地域経済・観光
開発局)があります。
昨年の4月より事前調書を提出して、立案以来、ラウタロ市の羊の状況を調べておりま
すが、今までは食肉として羊が飼われているので、品質の良い羊毛を入手することは、難
しいことが予想出来ます。工場をフル稼動させるだけの大量の原材料である羊の毛の調達
を経験のない一地域、ラウタロ市の羊の飼育者だけに頼ることは安定供給の視点より、難
しいことは、予知しておかなければなりません。アラウカニア地方という広い範囲で地域
開発を実施している SERCOTEC とも相談した結果、TEMUCO 市役所にもアプローチ
することになりました。今年2月 18 日テムコ市長とも相談した結果、テムコ市の協力を
確認しました。(幸いテムコ市役所の地域開発部とは交流があり、半年以上前より日本語
教室を開いており、懇親を深めている関係もあって、容易にテムコ市長も相談に乗って呉
れました。)
目下、ラウタロ羊毛コミュニティ(組合組織)を編成して、ラウタロ地区の農民に羊の
飼育から地域の羊毛用羊飼育経験者を招いて職業訓練を実施を開始しています。
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良質の羊毛を生産する為には、健康な羊を飼育することから始まり、その為に専門家に
よるセミナーも企画しています。農家の人々にとって新しい収入源になるとの期待で現在
のところ、最初は6名からスタートして、一挙に 40 名の参加者を募っています。また並
行して、今まで家庭で内職として毛糸を編んできた Artesano(工芸品)を作っている
人々には、工場より生産された毛束を電動糸巻き機を使って、毛糸の生産を容易に、より
早く大量生産する技術を習得出来るようにセミナーを企画しています。これは Gurupo
de Mujer(当地の女性団体)の人々のみならず、一般の人々にも新しい仕事を提供する
ことが出来るので、地域開発に直接貢献出来るものと確信しています。
しかしながら、良質の製品を生産する為の技術の向上と出来上がった製品の販売が、今
後の最も重要な問題として残されています。
ツゥロン Tturrón(蜂蜜で固めたお菓子、いわおこし)
養蜂家のグループより蜂蜜の輸出の相談を受けたとき、少ない生産量と希望販売価格を
考える時、安価で輸出するより、製品として付加価値を付ける事を勧めました。製菓の専
門家を招き、ツゥロン(蜂蜜で固めたお菓子、いわおこし)の作り方教室を企画したところ
22 人の蜂蜜生産者が集まり、実際、町で売られているような包装紙まで用意して製品を
開発しました(実物サンプル写真添付)。これは民芸品の一品として当地で販売を開始し
ています。しかし公に市場に出すためには、衛生管理局の生産基準に従い、認可を受けな
ければなりません。一般家庭で簡単に生産は出来るが、認可を受けるだけの生産設備を用
意することは難しいので、ツゥロンの工場建設の事前調査をした所、アルゼンチンとの合
弁企業は一軒あるが、チリ国内にメーカーを見つけること出来ませんでした。先日、家内
工業として、衛生管理局の承認を得て生産している所もバルビディアに実際に存在するこ
とが分かりましたので、彼らの生産工程の見学に行きました。
そして今、市役所前で毎週金曜日に開かれる、金曜市場で民芸品の一品として新商品と
して販売しています。衛生管理局より公に生産工程を認められる生産設備を備えた家内工
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場の建設のためのプロジェクトを推進中です。
その他、ユーカリ・エキスの抽出実験をして商品化が可能であることを確認し民芸品程
度の商品は作りました。しかし大量に工場生産となると、先ず、売り先(輸出先)を見つ
ける必要がありますが、目下の所、未だ見つけられていません。(理由:輸出価格まで安
価に生産が出来ない)
その他の活動として、観光開発に関連して、ラウタロ市の初めての、観光案内書、第1
号発行が出来上がりました。
市役所内で、日本語教室を開いて、半年以上になるが、その中に田舎に住んで学校に通
っていない一家族がいます。ラウタロ市までバスで1時間(車で 30 分)位の田舎に住ん
でいる。3姉妹で母親も一緒に授業に出ている。長女は 17 歳、次女は 12 歳、3女は6
歳で非常に熱心で、日本語も大分上達している。田舎に学校が無いので、このクラスが楽
しみで、欠席することも無く、向学心が旺盛である。
日本語のみならず、日本の文化に付いてもよく質問される。いつの日か、日本に行くこ
とが夢であると言う。中々、頭も良い子供達なので、色々指導しているが、恐らく将来は
日本に留学することも可能であると想像する。夢を実現させて上げられれば、素晴らしい
と思いますが、彼女たちを見ていると、それは夢ではないように思える昨今である。
70
ALMA の 開 所 式 が 行 わ れ ま し た
国立天文台チリ観測所
長谷川
哲夫
去 る 3 月 13 日 に 、 ア タ カ マ 大 型 ミ リ 波 サ ブ ミ リ 波 干 渉 計 ( ALMA = ア ル マ ) の 開 所 式 が 、
チ リ 北 部 の サ ン ペ ド ロ ・ デ ・ ア タ カ マ 近 く に あ る ALMA 山 麓 施 設 ( 標 高 2,900m ) に お い て
行 わ れ 、 世 界 各 国 か ら 集 ま っ た 招 待 客 や 報 道 陣 な ど 400 人 を 超 え る 参 加 者 が ALMA に よ る
本格観測の開始を祝いました。
広 大 な ア タ カ マ 塩 湖 を 眼 下 に 一 望 す る ALMA 山 麓 施 設 。 雲 一 つ な い 青 空 に 迎 え ら れ 、
次々に到着するバスから式典参加者が下りてこられます。日本からも福井
照文部科学副
大臣や村上秀德駐チリ日本国大使をはじめ、学識経験者やメーカーの方、天文台関係者な
ど 60 人 が 参 列 し ま す 。 昨 年 不 慮 の 事 件 で 亡 く な っ た 森 田 耕 一 郎 教 授 の ご 家 族 も 来 ら れ て い
ます。台湾や韓国からの参加者の顔も見えます。式典が行われる巨大なテントの前では、
アンテナを搭載した移動台車が来客を出迎えます。近くの段の上には、日本、アメリカ、
ヨーロッパが作ったアンテナが1台ずつ並んで、モアイ像のように空を見上げています。
参加者は皆はち切れんばかりの笑顔で、知り合いを見つけるたびに「おめでとう!」と言
い合って握手したり、抱き合ったりしています。
チ リ の セ バ ス テ ィ ア ン ・ ピ ニ ェ ラ ・ エ チ ェ ニ ケ ( Sebastián Piñera Echenique ) 大 統 領 も
到 着 さ れ て 、 い よ い よ 式 典 の 開 始 で す 。 タ イ ス ・ ド ゥ フ ラ ー ウ ( Thijs de Graauw ) ALMA
所 長 に よ る ALMA の 概 要 説 明 の あ と 、 ALMA チ ー フ サ イ エ ン テ ィ ス ト の 川 辺 良 平 教 授 よ り 、
ALMA に よ る 最 新 の 研 究 成 果 の プ レ ゼ ン テ ー シ ョ ン が あ り ま し た 。 川 辺 教 授 の 話 は 非 常 に
分 か り や す く 、 参 列 者 は 驚 く べ き 宇 宙 の 姿 が ALMA に よ っ て 次 々 に 描 き 出 さ れ て い る こ と
を強く印象づけられました。続いて、北米、東アジア、ヨーロッパのそれぞれを代表して、
米 国 立 科 学 財 団 の ス ブ ラ ・ ス レ ッ シ ュ ( Subra Suresh ) 長 官 、 日 本 の 福 井
照文部科学副
大 臣 、 そ し て ヨ ー ロ ッ パ 南 天 天 文 台 の テ ィ ム ・ ド ゥ ズ ー ( Tim de Zeeuw ) 台 長 が 祝 辞 を 述
べました。米国のスレッシュ長官の祝辞の直後には、国際宇宙ステーションの宇宙飛行士
からのお祝いのメッセージビデオが映し出されるサプライズもありました。福井副大臣は、
ALMA の 3 つ の ル ー ツ の 一 つ で あ る 日 本 の 計 画 が 今 か ら 30 年 前 に 構 想 さ れ た こ と や 、 日 本
の 研 究 者 が 最 初 に チ リ 北 部 の 高 地 に ALMA の 建 設 適 地 を 見 つ け た こ と な ど 、 こ の 日 に 至 る
長い道のりを紹介し、「今日の式典は重要なマイルストンでありますが、これで終わりで
は あ り ま せ ん 。 ALMA 望 遠 鏡 を 使 っ た 冒 険 が 今 日 か ら 始 ま る の で す 。 私 は 、 ALMA が 効 率
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的 か つ 安 全 に 、 し っ か り と 運 用 さ れ て 、 21 世 紀 の 人 類 の 文 化 の 基 盤 と な る べ き 素 晴 ら し い
科学的成果を出し続けてくれることを期待しています 。
」 と祝辞を結ぶと、米欧やチリの
参加者も得心したように、ひときわ大きな拍手がテントを揺るがしました。
式典で祝辞 を 述べ る 、 福井
照
文部科学副大臣
続 い て 、 標 高 5,000m の ALMA サ イ ト で 近 隣 の サ ン ペ ド ロ ・ デ ・ ア タ カ マ や ト コ ナ オ の 住
民によって行われた、大地に感謝する儀式「パチャママ」の模様がビデオで紹介されまし
た。最後に壇上に立ったピニェラ大統領は、福井副大臣の祝辞も引用しながら「皆さんの
おかげで、チリは世界の天文学の都になる。チリ人もプロジェクトを支えてきた。知のフ
ロンティアを探検する冒険の旅を、一緒にはじめよう」と祝辞を述べました。そして、山
頂 の 5,000m サ イ ト か ら の 中 継 画 面 に 映 し 出 さ れ た チ リ 人 の 天 文 学 者 に 「 2013 年 3 月 13 日 の
今 日 こ の 時 、 ALMA に よ る 冒 険 を 開 始 し て く だ さ い 」 と 呼 び か け る と 、 映 画 「 ニ ュ ー シ ネ
マパラダイス」の音楽とともに山頂のパラボラ群が一斉に向きを変えて、銀河系の中心方
向に照準を合わせたのです。どれだけたくさんの人が、どれだけの長い間、この瞬間を待
ったことでしょう。会場は深い深い感動に包まれました。誰の目にも涙が光っていました。
(謝辞)このたびの開所式にあたりましては、村上秀德大使をはじめ、在チリ日本大使館
の 皆 様 に は 大 変 お 世 話 に な り ま し た 。 ま た 、 国 立 天 文 台 の ALMA 完 成 記 念 事 業 は 、 富 士 通
株式会社様および三菱電機株式会社様にご協賛いただいております。この場をお借りして、
お礼を申し上げます。
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男の手料理
―ローストポテト―
チリ三菱商事
亀井 和也
今回はチリの普通のスーパーで売っている食材だけで作ることができる「ローストポテ
ト」の作り方をご紹介したいと思います。簡単でかつ量も多く作れるので、ご自宅でのパ
ーティーなどにも最適ですし、冷めてもおいしいので、余った場合は子供の弁当にも活用
できます。
材料
<材 料 (6 名 分 )>
じゃがいも
1kg
ベーコン
300g
にんにく
3~ 4 片 (好 み で 調 整 。 私 は 1 株 使 い ま す 。 )
ローズマリー
適 量 (生 で も 乾 燥 で も 可 。 )
塩、オリーブオイル
適量
タ イ ム 、 オ レ ガ ノ 、 エ ス ト ラ ゴ ン 適 量 (な く て も 可 )
1.
<作 り 方 >
1. じ ゃ が い も の 皮 を 剥 き 、 一 口 大 に 切 り 、 水 に さ ら し て
おきます。
2. ベ ー コ ン を 細 か く 切 り 、 に ん に く も ス ラ イ ス し ま す 。
また、生のローズマリーやその他ハーブを使う場合は
刻みます。
5.
3. 1 の じ ゃ が い も の 水 を 張 り 替 え 、 15 分 下 茹 で し ま す 。
(少 し 硬 い く ら い で 大 丈 夫 で す 。 )
4. オ ー ブ ン を 200℃ に 余 熱 し ま す 。
(フ ァ ン 利 用 時 は 180℃ 。 )
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6.
5. 2.と オ リ ー ブ オ イ ル 、 塩 を 耐 熱 皿 に 入 れ 混 ぜ ま す 。
6. 下 茹 で し た じ ゃ が い も と 5.を 混 ぜ ま す 。 (仕 上 が り の
「さくさく」感に影響する為、特にオリーブオイルは
じゃがいも全体になじませるようにしてください。)
※じゃがいもが熱いのでやけどに注意
7. 余 熱 し た オ ー ブ ン で 約 50 分 焼 け ば 完 成 で す 。
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7.
マラソン/ウルトラマラソン賛歌
国立天文台チリ観測
千葉 庫三
呑んだ勢いで長年続けている趣味の話をしていたところを星川理事に聞かれてしまい、
何か書け、というお達しがきた。ということでマラソン/ウルトラマラソンである。
I.
サンティアゴ・マラソン
この時期にマラソンに関して書く以上、
4月 7 日に開催されたサンティアゴ・マラ
ソ ン ( Maratón de Santiago : 以 下 MDS)
に 触 れ ざ る を 得 な い 。 私 に と っ て は 56 回 目
のフルマラソンである。初のフルマラソン出
場 が 1992 年 な の で 、 年 平 均 2 ~ 3 回 、 フ ル
マラソンを走ったことになるが、この2年間
は参加する機会を持てず、久しぶりの参加で
あ る 。 結 果 は 自 己 測 定 で 4 時 間 5 分 41 秒 。
もう少し頑張れば4時間以内(4時間を下回る
MDS 受 付 会 場 でマラソン仲 間 の皆 さんと
という意味で「サブフォー」と呼ぶ)を達成できたが、最近の練習量を考えると満足な結
果である。
さ て 、 日 本 国 内 の 大 会 と MDS と の 違 い を 記 し て お き た い 。
まず、大会エントリー。日本国内のマラソン人気は過熱状態と言ってよく、出場するこ
と が 最 初 の 関 門 と な る 。 有 名 に な っ た 東 京 マ ラ ソ ン は 定 員 3 万 人 に 対 し て 応 募 者 30 万 人
で 抽 選 で あ り 、 競 争 率 10 倍 の 関 門 で あ る 。 数 千 人 か ら 1 万 人 規 模 の 大 会 は た く さ ん あ る
が、いずれも抽選もしくは申し込み先着順。人気の大会になると、インターネットでの申
し込み開始後、わずか数時間で定員オーバーになるという、アイドル歌手のチケット並み
の 状 況 で あ る 。 そ の 点 、 MDS は 昨 年 11 月 頃 に 募 集 が 始 ま っ た が 、 2 月 頃 ( ? ) ま で エ
ントリー可能であったようだ。半年先の予定までわからないので、なるべく遅くにエント
リーしたいというのが人情だろう。
ま た 、 MDS の 参 加 案 内 は 必 要 に し て 十 分 な 情 報 が 書 か れ た 薄 い パ ン フ レ ッ ト が 渡 さ れ
るだけである。それに対して、日本の大会で配られる参加案内は、必要以上に事細かな注
意書きから大会役員名簿、出場選手の全氏名まで、分厚い立派な本である。手間と金がか
かっていることだろう。もっと簡素にしても、何の支障もないと思うのだが。
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II. 走 り 始 め た 頃
お腹の周りが気になりだしてという、中年ジョガーの最大公約数的動機でジョギングを
始 め た の が 20 数 年 前 。 そ れ 以 来 、 年 間 千 数 百 キ ロ か ら 4 千 キ ロ 弱 、 累 計 で 5 万 キ ロ を 走
り 、 地 球 2 周 目 に 掛 か っ た と こ ろ で あ る 。 始 め た 頃 は 半 年 で 5 Kg の 減 量 と い う 成 果 が 楽
しみだったが、すぐに安定領域に達した。次なる目標としてフルマラソン完走を掲げたが、
2、3年も続ければ誰でも達成できる。完走できると次はタイム、遅いなりにも拘りがあ
り 、 当 初 の 目 標 の 4 時 間 か ら 、 や が て 3 時 間 30 分 を 切 る こ と へ と 移 る が 、 続 け て さ え い
ればそれも達成できる。もともと走ることは苦手、小学生の頃は徒競走で三等にでもなろ
うものなら嬉しくて仕方がなかったという鈍足である。これ以上の記録短縮は望むべくも
ない。こうして、次なる目標は自然と距離を延ばすこと、ウルトラマラソンの世界へと足
を踏み入れることになった。
III. ウ ル ト ラ マ ラ ソ ン
フ ル マ ラ ソ ン ( 42.195Km) の 距 離 を 越 え れ ば ウ ル ト ラ マ ラ ソ ン で は あ る が 、 愛 好 者 の
間では、いくつかに分類されている。私が参加した大会を例に上げて紹介したい。
1.
ショートタイプ
「ウルトラマラソン」の「ショートタイプ」とは形容矛盾のような気がしなくはないが、
相 対 的 に は シ ョ ー ト で あ る 。 50 か ら 100Km 程 度 ま で 。 早 朝 ス タ ー ト し 、 そ の 日 の 夕 刻 、
ま た は 夜 ま で に は ゴ ー ル す る 。 100Km の 大 会 で 制 限 時 間 が 13 時 間 と い う の が 典 型 的 で
あ る 。 日 本 全 国 で 開 催 さ れ て お り 、 旅 行 を 兼 ね て 北 は 「 秋 田 内 陸 リ ゾ ー ト カ ッ プ 100Km
( 秋 田 県 角 館 か ら 鷹 巣 ま で 秋 田 内 陸 縦 貫 鉄 道 に 沿 っ て )」 か ら 南 は 沖 縄 「 宮 古 島 100Km
( 宮 古 島 一 周 )」 ま で 、 25 大 会 、 延 べ 37 回 参 加 し た 。
最 も 好 き な 大 会 は 、 距 離 は 77Km と 「 短 め 」 で は あ る が 、 毎 年 8 月 に 開 催 さ れ る 「 奥
武 蔵 ウ ル ト ラ マ ラ ソ ン 」 で あ る 。 埼 玉 県 奥 武 蔵 グ リ ー ン ラ イ ン を 往 復 す る 標 高 差 800m の
コースで、真夏の暑さと厳しいアップダウンと手作りの大会というコンセプトが人気であ
る。アップダウンの厳しい大会後の筋肉痛は尋常ではなく、大会後2、3日の階段の上り
下りは手摺依存症を強いられる。
2.
ロングタイプ
100Mile( 161Km) 以 上 の 距 離 を 制 限 時 間 2 日 程 度 、 夜 を 徹 し て 走 る ( 歩 く ) も の で あ
る 。 私 が 2000 年 に 参 加 し た 「 萩 往 還 マ ラ ニ ッ ク 250K m 」 に 沿 っ て ロ ン グ タ イ プ の 様 子
を紹介してみたい。
大会は5月2日の夕方6時に山口市をスタートし、本州西北端の川尻岬、青海島、萩市
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を 経 由 し て 4 日 の 夕 方 6 時 (48 時 間 後 )ま で に 山 口 市 ま で 戻 っ て 来 る と い う も の で あ る 。
必要となる装備はリュックに背負って走る。田舎や山道の夜は街灯もなく本当に真っ暗
闇であり懐中電灯は必須である。昼間と夜間の温度差に備えて着替えや防寒を兼ねた雨具
も入れる。いかに無駄なものを省き、リュックの中身を軽くするかも技術である。適当な
間隔でエイドステーションが用意されており、うどんやおにぎり、果物などを食べること
ができる。2日間に渡る長丁場である。しっかり食べないと動けないが、疲労してくると
食欲も落ちる。脚力と同時に内臓が丈夫で
あることが求められる。睡魔といかに付き
合うかも重要なカギとなる。二晩に渡って
徹夜走行することになり、必ずどこかで睡
眠をとらざるを得ないが、睡眠時間を含め
ての制限時間なのでのんびり寝ているわけ
にはいかない。
こ の 大 会 で は 46 時 間 余 り で ゴ ー ル の 山
口市瑠璃光寺に戻ってくることができた。
これだけの距離を走り通すことはなく歩き
も混じるので「完走」ではなく「完踏」と呼
萩 往 還 マラニック 250Kmを完 踏 し、山 口 市 瑠 璃 光 寺 に
んでいるが、この大会の完踏を目標としてい
ゴールする筆 者
る 愛 好 者 も 多 く 、「 萩 往 還 を 完 踏 し ま し て ね ぇ 」 と 胸 を 反 ら し 気 味 に 言 う と 、 一 目 置 か れ
るという次第である。
3.
ジャーニーラン
「走り旅」と訳されており、一気に走るのではなく、毎日、宿泊して睡眠や補給を加え
ながら数日間、ときには数ヶ月間を通じて走り続けるもの。地図を読み、各地の名所、旧
跡、あるいは美味い物を探しながらという旅の要素が強い。主催者がコースを設定し、宿
も 準 備 し て 大 会 と し て 開 催 さ れ て い る こ と も あ る (「 東 京 湾 一 周 ジ ャ ー ニ ー ラ ン : 2 泊 3
日 190Km」、「 ト ラ ン ス エ ゾ 555Km: 北 海 道 襟 裳 岬 か ら 宗 谷 岬 ま で 7 日 間 」、 等 ) も あ る
が、慣れてくると自分で勝手にコースを決め、まさに「走り旅」を楽しむことができる。
こ れ ま で に 「 勝 手 に 走 り 旅 」 し た の は 、 日 光 街 道 ( 日 本 橋 - 日 光 : 3 泊 4 日 、 144Km)、
中 山 道 ( 日 本 橋 - 京 三 条 : 4 年 間 、 通 算 15 日 、 533Km)、 北 海 道 ( 継 続 中 : 6 年 間 、 通
算 31 日 、 1487Km) で あ り 、 こ れ に は 、 妻 も 各 地 の 名 産 、 名 物 に つ ら れ て 一 緒 に 旅 を し
ている。
IV. お わ り に
「何がおもしろいの」とは良く聞かれることである。ウルトラマラソンの大会では、参
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加 者 の 多 く が 「 時 間 内 完 走 」 を 最 大 の 目 標 と し て い る 。 そ れ が 「 競 走 」「 競 争 」 で な く
「 共 走 」 の 世 界 を も た ら し て く れ る 。 ま た 、「 時 間 内 完 走 」 と い う 達 成 感 の 一 方 で 、 時 に
は「リタイア」という挫折感を味わうこともあるが、それはそれで得がたいものである。
弁解の余地がなく自己責任がすべてという挑戦の世界が楽しい。
ま た 、 ス ト レ ス 解 消 と し て マ ラ ソ ン は 最 適 で あ る と 思 っ て い る 。「 仕 事 で 疲 れ て い る の
にマラソンを走るエネルギーが、よく残っているね」とよく言われるが、これはまったく
逆で「メンタル・エネルギー」をマラソンによって蓄積すると考えれば理解していただけ
るだろうか。
そして「走る」という趣味を通して、サンティアゴに来てもたくさんの知り合いができ、
サンティアゴの生活を楽しんでいる。サンティアゴでは長い間、ピータ藤尾さんが呼びか
けてマラソン練習会が毎週日曜日に行われている。マラソンを続けるには仲間を作ること
が一番。走りたいと思っている方、是非、参加されてはいかがだろうか。
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モノクロ写真館
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ビオビオ・アラウカニア街道編
コンセプシオン市 黒原 暢夫
ようこそ、モノクロ写真館へ。今回は、ビオビオ州とアラウカニア州の海や山の雄大な
景色に挿話7編を添えてご案内致します。他の地域にお住いの方々にはあまり馴染みのな
いかも知れない、無名の絶景ポイントが続々と登場します。それでは皆さん、葡萄酒片手
に ご ゆ っ く り お 楽 し み 下 さ い 。 ¡Salud!
< Episodio 1 >
EL INGENIOSO HIDALGO DON CHANSAWAG HI DE LA MANCHA
CAPÍTULO VIII
DEL BUEN SUCESO QUE EL VALEROSO DON CHANSAWAGHI TUVO EN LA
ESPANTABLE Y JAMÁS IMAGINADA AVENTURA DE LOS ANDES, CON OT ROS
SUCESOS DIGNOS DE FELICE RECORDACIÓN
Don Chansawaghi :
¡Observad mi fiel P i nto Zureta, Al fin te néis el beneficio de habe r
llegado a los Andes, dejando atrás inmensos mares! Os presento al Gigante
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que ha dominado estas montañas de Fuego. ¡ Ya veréis, conquistaremos al
Villano!
Pinto Zureta :
¡Vuelva vuestra Merced!, que no es un Gigante, es El Sagrado Camino
de Santiago , ni pensar en conquistarlo. ¡Seríamos castigados! En vez de ello,
mira lo que he conseguido: ¡Un buen vino Carmenére!, ¿Sabéis que en nuestras
tierras ya no existe? ¡Esta noche acamparemos por aquí y observaremos la
Nieve y las Estrellas, tomando un rico Carmenére!
機知に富んだ郷士ドン・チャンサワーギ・デ・ラ・マンチャ
第八章
勇敢なドン・チャンサワーギが、かつて想像されたこともない驚嘆すべきアンデスの冒
険において収めた成功、および思い出すのも楽しいほかの出来事について
ドン・チャンサワーギ 「見よ、友のピントよ!はるばる海を越えてアンデスまで来た甲
斐があったというものだ。ついに、巨人を見つけたぞ!あの火口に身を潜めておったに違
いない。今度こそ思い知らせてやる。退治してくれようぞ、この悪党!」
ピント・ズレータ 「戻って下せえ、旦那様!ありゃ巨人なんかじゃありませんぜ。あれ
は 、 Camino de Santiago と い う 神 聖 な 道 で ご ぜ い ま す だ 。 退 治 す る な ん て 、 ば ち が あ た
りますよ。それより、この瓶を見てくだせぇよ、上物の葡萄酒だ!カルメネルですよ、ご
存じですか?もう大陸じゃあ手に入りませんぜ。今夜はここらで休んで、雪見酒といきま
し ょ う や 。」
P r i m av e ra , C a m i n o d e Sh a n g r i l a , Te r m a s d e C h i l l a n , B i o b i o
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<Episodio 2 >
夕 映 に映 える魅 惑 の街 、コンセプシオン
秋の夕方、夕陽に照らされるビオビオ川と海岸山脈を背に街の灯りがともり始める市街
地の風景は、美しくもあり、これから何か楽しいことが起きるぞという期待感もあり、葡
萄酒の馥郁たる香に誘われて、どうしても街に足が向いてしまう。拙者は何も悪くない、
街の魅力がそれがしの忍耐力を超えているのだ。そう自分に言い聞かせたドン・チャンサ
ワーギは、麗しの美酒姫を探しに酒場街に姿を消していった。
<Episodio 3 >
貿 易 港 コロネルの月 、木 、金
か つ て 炭 鉱 で 栄 え た コ ロ ネ ル の 港 町 の 風 景 で す 。2012 年 3 月 の 夕 刻 、下 弦 の 月 の 下 に 木
星と金星が綺麗に並ぶ日が続きました。朱色の夕焼けに染まる街の灯りと、月、木、金が
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並ぶ西の空は、地方都市の穏やかな一日にゆっくりと幕を降ろしていきます。アンコール
の大喝采を浴びる瞬間です。
<Episodio 4 >
P i e d ra d e l A g u i l a , Pa rq u e Na c i o n a l Na h u e l b u ta , A ra u ca n i a
ア ラ ウ カ ニ ア 州 の Angol と い う 小 さ な 美 し い 町 か ら 、 西 に 向 か っ て 海 岸 山 脈 の 急 坂 を
延 々 と 登 っ て い く と 、ビ オ ビ オ 州 と の 州 境 に 跨 る Nahuelbuta 国 立 公 園 の 中 に あ る 、Piedra
del Aguila(鷲 の 岩 )と い う 標 高 1400m く ら い の 山 頂 に 辿 り 着 き ま す 。 こ の 頂 き で は 、 地 平
線とアラウカニアの木、アンデス山脈と太平洋を一度に見渡すことのできる、驚きの岩石
展望台に登って、超特等席級の絶景を楽しむことができます。
<Episodio 5 >
P u e r to Sa ave d ra , Ara u c a n i a
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C a l e ta Q u i a p o, B i o B i o
ピント・ズレータ
「旦那様、もう新大陸はここまでですぜ。ここから先はまた海ですよ。おいらはもう島は
自分で見つけましたよ。ほら、すぐそこに見えるでしょう。もう旅は飽きた。そろそろこ
の辺で牛でも飼って、あの島で暮らそうと思うんですが如何でがしょう。こんな美しい海
岸 は 故 郷 で も な か な か 見 つ か り ま せ ん ぜ 。あ れ ? ど こ に 行 か れ た ん で す か 、旦 那 様 、え っ ? 」
< Episodio 6 >
Tre n d e l a A ra u ca n i a , P u e n te Qu i n o, V i c to r i a , A ra u ca n i a 2 4 - Fe b - 2 0 1 3
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ア ラ ウ カ ニ ア 州 で は 年 に 数 回 、Temuco~ Victoria 間 を 往 復 す る 夏 限 定 の 臨 時 観 光 列 車 が 走
ります。鉄橋の傍で見物していたら、元国鉄マンだという老人が現れて、汽車に向かって
大きく手を振っていました。大先輩を見つけた機関士は、何度も繰り返し汽笛で応えてく
れ ま す 。 こ の 大 先 輩 、 国 鉄 に 60 年 間 勤 め て い た そ う で 、 鉄 道 の こ と な ら 何 で も 聞 い て く
れ と 誇 ら し げ に 説 明 し て く れ ま し た 。 こ の 機 関 車 は 1938 年 米 国 製 で 、 そ の メ ー カ ー が 日
本 の 明 治 政 府 か ら 大 量 受 注 し た MIKADO(帝 )型 機 関 車 の 流 れ を 汲 む 有 名 な 型 式 な の だ そ
う で す 。日 本 の 帝 と 米 国 と チ リ の 話 題 が 、Victoria の Quino 川 鉄 橋 で 交 差 し た 歴 史 的 瞬 間
の記念すべきワンカットです。
<Episodio 8 >
Vo l ca n A n t u co, S i e r ra Ve l l u d a , Pa r q u e Na c i o n a l L a g u n a d e l L a j a , B i o B i o
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前略
美酒姫殿
アントゥコ火山のラハ湖に登る途中の展望台からお便りしております。純白の雪解け水
の流れる雄大な景色と、氷河の跡の巨大な渓谷、そして荘厳な火山の峰々はアンデスなら
ではの絶景であり、祖国でもなかなかお目にかかれるものではありません。イタリアの温
泉でもこのような広々とした景色は見られないでしょう。美酒姫、是非とも貴女をここに
お招きし、葡萄酒を酌み交わしながら新大陸の夢についてゆっくりと語りあいたいもので
す。お発ちになる日をお知らせいただければ、直ちに友のピントを港までお迎えに差し向
けます。ピントが新大陸で見つけたカルメネルを一本ここに添えてお送り致します。吉報
をお待ち申し上げます。
早々
遍歴の騎士アロンソ・チャンサワーギ
L u n a l l e n a , Pa r q u e Na c i o n a l L a g u n a d e l L a j a , B i o B i o
* 西 文 翻 訳 : コ ン セ プ シ オ ン 市 Adolfo 石 原
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スペイン旅行記
智利三菱商事
土屋 圭
私 は M.C.Inversiones Limitada 社 の 土 屋 圭 と 申 し ま す 。 三 菱 商 事 に 入 社 後 2 年 間 チ リ
の鉄鉱石業務を担当し、昨年8月中旬、海外研修生として当地に着任致しました。
私は大学時代にスペイン語圏の研究を行ったこともあり、スペインやチリを始めとする
ラテンアメリカ諸国への関心は非常に強く、当地への着任以来、週末や休暇を利用して周
辺 都 市 を 旅 行 し て お り ま す 。 今 回 は 2012 年 年 末 の 休 暇 期 間 に 約 5 年 ぶ り に ス ペ イ ン へ 旅
行 致 し ま し た の で 、私 の ス ペ イ ン へ の 思 い 、ス ペ イ ン と チ リ で 話 さ れ る ス ペ イ ン 語 の 違 い 、
そしてスペインの年末の習慣について簡単にご紹介させて頂こうと思います。
私のスペインへの思い
私 は 2007 年 に 大 学 の 交 換 留 学 制 度 を 利 用 し て 、 ス ペ イ ン の マ ド リ ッ ド 自 治 大 学 国 際 関
係学科に所属致しました。約8ヵ月の間、スペイン人4人とハウスシェアをしていたこと
もあり、大学の授業以外の時間も基本的にスペイン語環境を維持することが出来ました。
シ ェ ア メ ン バ ー の う ち 2 人 と は“ エ ル マ ー ノ( 兄 弟 )”と 呼 び 合 う 仲 で 、特 に 強 い 信 頼 関 係
を築いております。
この2人がスペイン南部アンダルシア地方のマラ
ガ市出身であったこともあり、留学期間の多くをア
ンダルシア地方で過ごしました。アンダルシア地方
では特に明るくフレンドリーな国民性も有している
こと、またスペイン文化として一般的に知られる闘
牛やフラメンコ、シエスタ(所謂“お昼寝”時間)
等は南部発祥ともいわれていることもあり、私達が
期待する「スペイン」らしさを存分に味わうことが
出来ます。とりわけ、私がお勧めするのはコルドバ
メスキータ内 部 の様 子
という都市で、こちらにはメスキータ(大モスク)
があり、イスラム文化と西洋文化が融合する、独特な雰囲気に心が惹かれます。
この留学期間には東京での生活とは全く異なる環境の中で、様々な考えを持った多くの
人たちと出会いました。彼らとのコミュニケーションを通じて、当時周りの目ばかりを気
にしていた私は自分らしさを貫くことの重要さを教わりました。私の人生を語る上でスペ
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インでの経験は必要不可欠であり、私にとってスペインは第2の故郷となりました。
スペインとチリで話されるスペイン語の違い
当地着任後、一番初めに驚いたのはチリでのスペイン語が想像以上にスペインのスペイ
ン 語 と 異 な る こ と で し た 。 ス ペ イ ン で は 一 般 的 に ”c/z ”の 発 音 は 英 語 の ”th ”の 音 を 使 い 、 舌
を 唇 で 挟 ん で 発 声 し ま す 。ま た 、日 常 的 に 使 用 す る 単 語 が 異 な る こ と も 頻 繁 で す 。例 え ば 、
車 は チ リ で は ”auto” 、 ス ペ イ ン で は ”coch e” 、 携 帯 電 話 は チ リ で は ”celurar” 、 ス ペ イ ン で
は ”movil”等 。ア ジ ア 人 が ス ペ イ ン の 発 音 ・ 表 現 を 使 用 す る の は 、チ リ 人 に と っ て 信 じ 難 く
いつも笑われてしまいます。
チリでの独特な表現を身に付ける最も有効な手段は、やはり現地人と沢山コミュニケー
ションを図ることが重要だと考えており、可能な限り彼らとのコミュニケーションの機会
を持つ様に心掛けています。特にスペインでは日常的に使用する単語・表現が、チリでは
下 品 な 意 味 を 持 つ こ と も あ り 、当 地 で の 滞 在 期 間 に し っ か り と 修 正 し よ う と 思 っ て い ま す 。
また余談ですが、チリ人の友人には、チリ人の女性はスペインの発音を非常にセクシー
だと考えており、この発音であれば多くの女性を恋に落とせると沢山ポジティブなアドバ
イスを貰いましたが、残念ながら私は現在までにこの効果は実証出来ておりません。
スペインの年末の習慣
スペイン首都マドリッドは年間を通して、東京と
大 体 同 じ 気 温 で あ り 、 私 が 訪 れ た 12 月 末 か ら 1 月
に か け て は 最 高 気 温 10 度 ・ 最 低 気 温 3 度 程 度 で し
た 。 ス ペ イ ン で は 新 年 を 迎 え る に あ た り 、 12 粒 の
ブドウを食べる習慣があります。この習慣は一般的
に 「 幸 運 の 12 粒 の ブ ド ウ ( Las 12 Uvas de la
Suerte)」と 呼 ば れ て お り 、12 粒 は 来 た る 12 ヵ 月
のそれぞれの月の幸運を祈る為といわれています。
大晦日から新年にかけて、マドリッドのプエルタ・
デ ル ・ ソ ル( 通 称 ソ ル 広 場 )の 鐘 が 約 3 秒 間 隔 で 12
用 意 された 12 粒 のブドウ
回 鳴 り 、こ の 音 に 合 わ せ て 1 粒 ず つ ブ ド ウ を 食 べ る と い う も の で す 。こ の 鐘 の 映 像 は テ レ
ビで生中継され、広場に集まれない全国民は映像を見ながらこの習慣を行います。
こ の 習 慣 の 起 源 を た ど る と 、 100 年 ほ ど 前 に ブ ド ウ 収 穫 者 が 広 め た も の と い う 説 が 有 力
とのことです。年末のスーパーマーケットやコンビニではブドウが沢山売られており、年
87
越 し 直 前 に は 皮 が む か れ た 12 粒 セ ッ ト の ブ ド ウ 缶 も 登 場 し ま す が 、 私 の ス ペ イ ン 人 の 友
人によると皮なしは邪道とのことです。
年末から新年にかけて、イルミネーションで飾り付けられたソル広場には、何百人もの
国民が集まり中心部は満員電車状態となり、鐘の音も聞こえない程うるさくブドウを食べ
る ス ペ ー ス も あ り ま せ ん 。 こ の 為 、 現 在 若 者 を 中 心 に 大 晦 日 の 前 日 30 日 に 広 場 に 集 合 し
「 幸 運 の 12 粒 の ブ ド ウ 」 を 行 う 、 プ レ イ ベ ン ト が 流 行 っ て い ま す 。 私 は 今 年 こ ち ら に 参
加しましたが、前日のイベントでも沢山の人が集まっており、ブドウを食べようとした時
に 人 が ぶ つ か り 1 粒 転 が っ て い っ て し ま い ま し た 。プ レ イ ベ ン ト と は い え 、2013 年 の ひ と
月に幸運は訪れないかもしれません。
本 番 の 31 日 、 私 は 友 人 宅 で 夕 食 を し 、 鐘 の 映 像
を 見 な が ら 2007 年 留 学 期 間 ぶ り 2 回 目 の 「 幸 運 の
12 粒 の ブ ド ウ ( Las 12 Uvas de la Suerte )」 参 加
となりました。実際にやってみると想像以上に難し
く 、12 回 鐘 が 鳴 っ た 時 に は 口 の 中 は ブ ド ウ で い っ ぱ
いで、決して「おめでとう」とは言えない状況です
が、友人たちと笑顔で抱き合ってお祝いするのは温
かく幸せな気持ちにさせてくれます。
年 末 のパーティの様 子
色々なことを教えてくれたスペイン、スペイン人の友人。彼らとの繋がりが現在でも私
に 強 く 影 響 し 続 け て い る こ と に 感 謝 し 、 2013 年 も 自 分 ら し く 生 き て い こ う と 思 い な が ら 、
12 粒 の ブ ド ウ を 飲 み 込 む の で し た 。
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レストラン紹介
サンチャゴ・グルメ探検隊
レストラン名:NoLita
住所:Jose Victorino Lastarria 70, Santiago
電話番号:2638-4574
営業時間:昼
夜
12:00~16:00
19:00~23:00(日・月
22:00 まで)
訪問日時:2013 年3月4日(月)20:00~22:00
当地の旅行代理店に勤務するN.I.氏の「カマラ会員の皆さんにぜひ紹介したいレストラ
ンがある!」という自信に満ちた一言を信じ、グルメ探検隊は今回「NoLita」を訪問しまし
た。
地図によれば、地下鉄1号線の Universidad Catolica 駅から徒歩3分ぐらいで着く便利
な場所にあります。しかし、着任半年未満でかつ出不精な私の場合、店にたどり着くま 15
分もかかってしまいました。私のようなかわいそうな人が出ないよう、少し詳しく説明し て
おきます。
駅を出て Libertador Bernardo O’Higgins 通りを少し歩き右に曲がり Lastarria 通り
に入り、最初の左の曲がり角に店はあります。店の入り口に、 Ishidora Goyenechea の
「NoLita」と同じ人形が立っていますのでそれを目印に 探されるとすぐに見つかると思いま
す。その左の曲がりの先には中庭がありレストランやバー2・3軒があります。余談ですが、
店をなかなか見つけられず Lastarria 通りを奥まで歩いてしまいましたおかげで、この通り
がなかなか素敵な通りであることを知りました。推薦者によれば、「おくりびと」が上映さ
れたスペイン風の映画館(名画座風)があったり、週末になると古本屋や骨董品屋が軒を並
べるとのことです。次、来るときは、少し早めに来て周りを散策しようと思います。
店の内装は、Ishidora 店と異なりイタリア料理に合うカジュアルな感じです。英語のメニ
ューがあるので、私のようにスペイン語が わからない素人でも助かりました。
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前菜には、Golden Ceviche ($12,500) と Steak Tartare ($10,500) の2品を注文しま
した。Ceviche ですが、駐在期間の長さによるものか、個人の味覚による差かわかりません
が、私を除く全ての隊員からすっぱさが足りずチリらしくないとのコメントが連発されまし
た。個人的には程よいレモン味が気に入りました。もう一品の Steak Tartare は、肉とい
うよりはまぐろのたたきのような食感と味でした。理科実験用のスポイトを使ってレモン汁
を好みでかけて食べるのがここの流儀のようです。
Golden Ceviche
Steak Tartar
主菜は、Grilla de Pescados & Mariscos ($19,500) 、Triangulos de Camarones
($9,900)、Basmatic Rice ($2,600)の 3 品です。そ
の中でも、Grilla de Pescados & Mariscos は一見
の価値がある一品でした。焼かれた魚介と野菜がこれで
もかという感じでジンギスカン鍋の様な形をした器具の
上に山積みされて出てきました。どれもが素材の味を引
き出すべく薄味です。その中でも、巨大な緑のトウガラ
シとトマトの焼き物が目を引きました。サーモン、白身
魚、えび、ポテト、なす等は食べてどんどん減っていく
のですが、トマトとトウガラシはなかなか手を出す人が
いませんでした。その重苦しい雰囲気を、バイク好きな
K隊員が両方にチャレンジして壊してくれました。トマ
トはヘタ部分を切り落としパン粉でつくった団子のよう
Grilla de Pescados & Mariscos
なものを載せて焼かれていて不思議な味と評し 、一方、トウガラシはかなりからかったそう
ですが旨いとの事でした。
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次の一品は、えびの詰め物入りのパスタ Triangulos de Camarones です。6つのラビ
オリ(もしくトルテッリ?)が薄黄色のまったりとしたクリームソースで和えられた一品。
評価は、日本人が好きな味ということでみなさん 一致しました。外さない一品ですので、チ
ャレンジしたくない人?向けです。
最後の一品は Basmatic Rice です。日本人ですから、Rice という単語を見つけると頼ま
ずにはいれません。特に、料理の説明にヒマラヤで取れた米と書かれていましたので興味が
そそられました。東南アジアで見かける長粒米に似て細長く、炊かれて出てきました。家に
戻ってから Wikipedia で Basmatic Rice を調べてみると繊細で優れた芳香で有名な香り米
とのことでした。粘り気もなくあっさりとした味なので、ラビオリのソースにからめ食べ た
ところなかなかおいしく頂けました。
Triangulos de Camarones
Basmatic Rice
デザートも紹介するのがレストラン探検隊の使命だろうと隊員全員の意見が一致し、主菜
同様3品頼みました。しかし、ここで料理名を控え忘れるミスをしてしまいました。メニュ
ーの写真を載せておきますのでご容赦願います。注文した3品のそれぞれの特徴を書いてお
きますので、店に行ってどのデザートかを探してみてください。
頼んだのは、栗が載ったアイスクリームケーキ、ク レームブリュレ、ムース風生チョコケ
ーキの3品です。当地のレストランにあまり出かけていませんが、会社の誕生日会で出され
るケーキほど甘くなく、どれも日本人向きと感じました。
まず、アイスクリームケーキですが、それ程甘くないソースがかかっていました。端のケ
ーキ生地、ソース、アイスクリームをまとめて一口で食べると、日本で食べるモンブランを
髣髴させるような味が楽しめました。
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次のクレームブリュレは、味的には日本で食べるブリュレと同じですが、ボリュームはチ
リサイズなのでデザート好きの人には得した感じがあるのではないでしょうか。
最後に、生チョコケーキですが、形は円錐形で外側がややビターなチョコでコーティング
され、中にムース状の生チョコがたっぷりと入っていました。S委員長に「これだけを食べ
にきてもいい」と言わせるだけの濃厚味の絶品デザートでした。
デザート 3 品
そうこうしていると他の客が帰り始めましたので、時計を見ると 10 時でした。早いなと思
ったのですが、月曜日なので終わりが少し早いのです。
今回かかったお金は、ワインを含めて、しめて 全部で 150,000 ペソ弱です。Ishidora
Goyenechea の NoLita ではなく、ちょっとカジュアルで普段と違った街の雰囲気を楽しみ
たい場合にぴったりの店ではないでしょうか。個人的には ★2つをあげてもいいかなと思い
ました。
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パーティーの席などで場を和ませるツール、CHISTE(チステ)
同席するチリ人も一端これが始まるともちネタ CHISTE の応酬になります。
そんな会話についていけなくて困ったときに使えそうな簡単 CHISTE をご紹介します。
========================================
Adivinanza 1 なぞなぞ 1
問:Mi billetera es como una CEBOLLA . ¿saben porque ?
僕の財布は玉ねぎみたいなんだよ。なんでかわかる?
答:porque cuando la abro me hace llorar. jajajajajajajaja
開くと涙が出てくるから。ハハハハハハハハ!
Adivinanza 2
なぞなぞ 2
問1:¿Cuál es el país que primero ríe y después explota?
始めに笑って、その後爆発するのはどこの国?
答1:JA-PON 日本 (ハハハ、ポン!)
問 2:¿Cuál es el país que nunca saben si lo van a ir a visitar?
訪れるかどうか絶対に知ることができないのはどこの国?
答 2:IRAN イラン(irán:スペイン語で「行くかもしれない」という意味)
問3:¿Cuál es el país que nunca tiene nada que hacer?
何もすることがないのはどこの国?
答3:PAKISTAN パキスタン (para que están をチリ人風に言うとパケスタンと聞こえるから)
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新入会企業紹介
Empresa” Viña Folatre Ltda” nació formalmente en Octubre del año 2010, creación
que se basa en los principios de amor y pasión que brota de sus dueños, Señora Lorena
Folatre Briones y su cónyuge Señor Benjamín González Canales.
El Sr González Canales, de marcada presencia Regional reconocida por sus pares
mediante la obtención del Premio “Icare” año 2010, no solo por su calidad y trayectoria,
como exitoso Empresario Regional,
sino también por su marcado compromiso social en
cada lugar donde el opera , es dueño de importante negocio retaill que opera con la marca
de “Multihogar“ hace ya 40 años, abarcando las regiones Sexta y Séptima, con 6 sucursales,
mas casa Matriz que esta ubicada en la ciudad de Curicó, satisfaciendo las necesidades de
una población aproximada 560.000 habitantes con un nivel de ventas anuales que alcanzan
a US$73.000.000, ésto asociado a la Empresa Agrícola, con más de 540 hás plantadas con
diversos frutales y uva vinífera, con una cadena totalmente integrada , lo que permite
mantener una trazabilidad clara de nuestros productos desde el huerto, pasando por las
plantas de proceso, para la venta de exportación directa , llegando actualmente a un nivel
de facturación anual de MUS$14.000.
Este importante
respaldo , hace posible la creación de “Viña Folatre Ltda” la que
actualmente es Administrada por su Socia Sra. Lorena Folatre B., como Gerente General,
acompañada de un calificado staff de profesionales y asesores Enológicos , reconocidos a
nivel internacional.
La bodega,
cuenta con infraestructura de tecnología avanzada y personal
comprometido con la Administración General la cual no tiene otra finalidad que elaborar
vinos de excelencia, para llegar a satisfacer los paladares más exigentes del mundo, con
una trazabilidad clara y definida, desde que nace el fruto en lo suelos de Agrícola Gonzagri
(empresa relacionada) hasta llegar a su máxima expresión como producto terminado en
botella, donde se cuidan los más mínimos detalles para que expresen la calidad que lo
contiene.
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Nuestros campos ubicados en la Séptima R egión de Chile,
en dirección a la
cordillera, parten por el Norte desde el sector de Morza, hasta la comuna de Río Claro ,
provincia de Curicó, con terrenos plantados en lomajes suaves en la pre cordillera, como el
Huerto denominado “Santa Isabel” en el sector de Morza,con una viña de una superficie de
16,8 has, plantada el año 2002, con diversas variedades de cepas tradicionales .
Cercano al anterior, en dirección Sur-Este, se encuentra el Huerto “San Alfonso” con la
viña del mismo nombre, la cual alcanza una superficie plantada de 40 hás de finas y nobles
cepas que aseguran la elaboración de un vino de excelente calidad, plantada el año 1997.
En dirección Sur en la comuna de Río Claro, se encuentra el predio “Los Robles” con
una viña establecida con orientación hacia la Cordillera, de una Superficie de 30 hás
plantadas el año 2000 y, aproximadamente 15 hás plantadas el año 2011, la que se
encuentra en su primera producción, todas de cepas tradicionales.
Esta relación con las plantaciones, no tiene otra finalidad que el desarrollar
importantes línea de productos de gran calidad como las que se señalan a continuación:
La LLavería, c on su línea “Si ngle Vineyards” .
Jackie ‘O ,con su línea “Reserva Especial”,
Granate ,con su línea “Gran Reserva”
Be One con su innovadora Línea de Ensamblajes.
Esos son los verdaderos objetivos de Viña Folatre que ya están en marcha, empresa
vinculada al Grupo Multihogar, cuyos dueños solo apuestan a hacer las cosas bien como lo
han venido haciendo por cerca de 40 años.
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新入会企業紹介
Grupo Vial Abogados
Sergio Guzmán Z.
Rubén Bascuñán S.
Historia.
Grupo Vial Abogados nace producto de la división de Vial y Palma abogados, siendo
este último uno de los estudios más antiguos de Chile. En el año 2005 los socios de Vial y
Palma, optaron por poner término a esa firma y proseguir su acción profesional en dos nuevos
grupos independientes.
De ahí se formó Grupo Vial Abogados (GVA), cuyos miembros conservan la
experiencia y calidad adquiridas en su origen profesional, enriquecidas por el perfil individual
y las nuevas especialidades que este equipo se ha esmerado en construir y perfeccionar
durante los últimos años.
Areas de Trabajo.
Los miembros de GVA tienen amplia experiencia en materias de diseño y
funcionamiento de estructuras corporativas y el trabajo cotidiano en el campo del derecho de
la empresa; desde la atención a los Directorios hasta negociaciones y asuntos laborales,
comerciales, tributarios, judiciales, regulatorios, de consumidores, medioambientales, energía,
entre otras.
También han mantenido una importante actividad en materia de transacciones de
empresas. Así hemos participado en el diseño y ejecución de muchas e importantes
operaciones de fusión, reestructuración y venta o adquisición de compañías.
En el área de contratación inmobiliaria han llevado a cabo importantes proyectos de
construcción especiales, donde las particularidades de los titulares, del diseño y del destino de
los edificios han requerido especial atención y seguimiento jurídico de las obras.
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La litigación es parte importante de las actividades de este Estudio, ya sea en el área
civil y comercial en general, como igualmente en las materias laborales, de libre competencia
y tributaria. La actuación de socios de GVA como árbitros es también parte destacada de su
quehacer habitual, tanto en juicios locales como también en foro s en el extranjero.
El trabajo de GVA en el área de telecomunicaciones y tecnología ha generado
experiencia y conocimiento de estas especialidades, que son muy relevantes al momento de
contratar y poner en funcionamiento plataformas e instrumentos tecnológicos modernos en las
empresas. Lo mismo en otras áreas de la actividad económica, tales como la salmonicultura,
energías renovables no convencionales, deportes y espectáculos.
Perfil de Servicio.
Grupo Vial Abogados presta sus servicios a través de abogados formados en las
facultades de Derecho de las más prestigiosas universidades chilenas.
Luego de completar sus estudios en Chile, algunos socios y abogados integrantes de
GVA han desarrollado post grados y prácticas profesionales en universidades y firmas legales
de los EE.UU. y algunos mantienen una valiosa acción académica en las más importantes
Facultades de Derecho de Chile.
Cuenta con contactos y relaciones profesionales con firmas de abogados en el
extranjero, tanto en América como en Europa y Asia.
Grupo Vial Abogados es un equipo profesional que aprecia y valora la confianza que
sus clientes depositan en sus integrantes. Por ello, los socios de GVA mantienen contacto
personal y directo con sus clientes, facilitando que sus intereses y asuntos legales sean
comprendidos y atendidos de forma adecuada a cada caso.
Aun cuando todos los integrantes de Grupo Vial Abogados se comprometen en la
atención de sus clientes, por razones de eficacia, el contacto y coordinación de tareas se
reúnan preferentemente en uno o dos socios.
Más información podrá encontrar también en nuestro sitio web: www.grupovial.cl
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離着任挨拶
【離任】
服部
紘司
日本水産アメリカラティーナ
大変お世話になっております。日本水産の服部です。2011 年5月よりサンチャゴにて勤務をして参りまし
たが、この2月一杯で会社を退職し、進学を志望することに致しましたので、本紙面にてご挨拶させていただ
きます。これまで行事等への参加はあまりできていなかったように思いますが、年に一回のサーモンの特別販
売の際には多くの方にお喜びいただいたことを嬉しく覚えております。個人的には、日本人だけでなく、チリ
人も含めて魚食がもっと身近なものになり、チリでも誰でも気軽に魚をお店で購入できるようになれば良いと
願っております。皆さまのご健勝を祈って、簡単ではありますがご挨拶の文とさせていただきます。
神谷
哲也
豊田通商
約3年の長いようで短い駐在を終え帰国する事となりました。カマラの皆様には色々お世話頂き、本当に有
難うございました。
チリへ赴任前は本当に不安でしたが、暖かい皆様に囲まれ充実した生活をおくる事ができました。引き続き
チリでの商売に係っていく予定ですの、今後少しでもチリの経済に貢献できるよう致します。皆様もお体に気
を付けてお元気で!!
櫻木
直人
ホンダ・モトール・デ・チレ
2年間のチリでの勤務を終えて、4月1日付けで日本に帰任することになりました。
チリの前にベネズエラで5年間勤務しましたので、南米の地で7年間を過ごしたことになります。単身を7
年間も続けていますと、一通り何でもできるようになり、また、仕事にも集中できましたが、日本の家族との
接点も減り、留守宅を守る妻が益々強くなったように感じます。
チリで過ごした2年間ですが、仕事のストレス解消にと、最初の1年間はゴルフに、2年目はソフトボール
に熱中しました。ゴルフには毎週末通い、記録に残っているだけでも 10 か月間で通算 54 回プレーしたようで
す。また、昨年のカマラのソフトボール大会に参加したのを機に、ソフトボール部へお誘いいただき、若い皆
さんに交じって楽しくプレーをさせていただきました。井田監督に次ぐ高齢の身ではありましたが、怪我をす
ることもなく1年間プレーできたことに大変満足しています。
短い期間ではございましたが、大変お世話になりました。皆さまの益々のご健勝とご活躍をお祈り申し上げ
ます。
佐藤
標
日本郵船南アメリカ
この度4年の任期を終えて帰国することとなりました。
カマラでは、三年前に一度スポーツ委員会担当理事を務めさせて頂き、本年度再登板となりましたが、任期
早々の離任・交代となり、ご迷惑をお掛け致します。
98
2009 年に右も左もわからない状態でチリに赴任して以来、カマラ会員並びに事務局の皆様には、公私に亘り
たいへんお世話になりました。お蔭様で家族共々充実した駐在生活を過ごすことが出来ました。この場をお借
りしまして、厚く御礼を申し上げます。日本では名古屋勤務となりますので、ご帰国時中京地区にお越しの際
は是非お声掛け下さい。
古川
JX 日鉱日石金属
和彦
このたび5年間のチリ勤務を終え日本に帰国することとなりました。私ども家族にとって初めての海外生活
でしたが、皆様のおかげで公私ともどもたいへん充実した思い出深い生活を送ることができました。ありがと
うございました。
皆様におかれましてはご健康に留意されチリでの生活が実り多きものとなりますよう心より祈念しておりま
す。
森 安弘
Volterra S.A.
この度、5年弱のチリ・コンセプシオンでの駐在を終え、帰国することとなりました。
コンセプシオン以外のカマラ会員の皆様との接点が少なく残念でしたが、「ようこそチリ」は熟読し、会報は
いつも楽しく拝見しておりました。
コンセプシオンでの生活もなかなか刺激的で、自分にとっても、家族にとっても、忘れられない思い出とな
りました。
皆様のチリ生活も素晴らしいものとなりますよう、祈念しております。
【着任】
有賀
信之
M.C.Inversiones Ltda
久方ぶりの海外駐在であり、元来現場の好きな自分としては今回のチリ転任生活を楽し
みにしております。サンチャゴには出張で相当な回数通っておりましたが、実際の転任と
してはチリのみならず南米ははじめてになります。仕事のみならず、家族との生活を通じ
ても意義深い滞在にしたいと考えておりますので、色々な意味で皆様のアドバイスを頂き
度く宜しくお願い致します。
中川
祐里
M.C.Inversiones Ltda
本年1月に三菱商事の金属子会社 M.C. Inversiones Limitada に着任致しました、中
川祐里と申します。チリでは東京勤務時より担当しておりました銅案件の投資管理業務
に携わっております。
南米に足を踏み入れること自体今回の赴任が初めてであり、業務面でも生活面でもま
だまだ手探りの日々が続いておりますが、特にプライベートでは趣味の旅行等を通じて
南米でしかできない経験を多く積みたいと考えております。
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社会人歴も南米歴もまだまだ未熟ですので、皆様には多々お世話になることがあるかと存じますが、何卒宜
しくお願い申し上げます。
重田
亮介
M.C.Inversiones Ltda
2月に MCI に着任致しました、重田亮介と申します。スペインのサラマンカにて約1
年の語学研修を経て、サンチャゴへ赴任となりました。当地では弊社が投資する銅鉱山
の投資管理業務を担当致します。未だチリのスペイン語に慣れておりませんが、昨年学
んだスペイン語を仕事のみならず、プライベートでも活かして、有意義なチリ生活にし
ていければと考えております。今後、様々な機会を通じてお世話になるかと存じますが、
何卒宜しくお願い申し上げます。
甲斐
道照
丸紅 LP ホールディング
1月に着任いたしました。チリで長期の仕事をするのは2度目で、今回はエル テソ
ロ鉱山に詰めております。4月からは娘2人が日本人学校に通います。なにとぞよろ
しくお願い申し上げます。
氏原
誠
丸紅 LP ホールディング(MINERA ESPERANZA)
1月に着任いたしました丸紅の氏原誠と申します。チリ北部のカラマ空港から車で
1時間に位置する ESPERANZA 銅鉱山に現場勤務しており、家族が3月末から生活
する予定のサンチャゴと鉱山とを行き来する二重生活をしております。これまでにペ
ルーに1年程滞在したことがありますが、チリはペルーと異なる独自の文化や方言が
みられますので、フレッシュな気持ちで当地になじんでいきたいと思っております。
皆様方には何かとお世話になることと思います。家族ともども何卒宜しくお願い申し
上げます。
草野
健也
丸紅 LP ホールディング
1月にサンチャゴに着任致しました丸紅の草野と申します。現在は Marubeni LP
Holding にてビジネストレイニーとして勤務しております。チリに赴任したのは昨年の
4月で、12 月まではバルパライソにて語学研修を行っておりました。初の海外暮らしで
当初は不安もありましたが、すぐに当地の安くて美味しいシーフード、ワインの虜にな
り、充実した生活を送っております。今後皆様方には何かとお世話になることと思いま
す。何卒宜しくお願い申し上げます。
100
吉井
誠
ホンダ・モトール・チリ
皆様初めまして、Honda Motor de Chile に4月より赴任しました吉井
誠です。
3月まではインドのバンガロールという街に2年間駐在しており、横スライドでチリ
に移動してまいりました。
中南米は大好きな地域であり、これまでもベネズエラ・カラカスとメキシコ・グア
ダラハラにそれぞれ3年間駐在しました。
チリは今回初めて入国しましたが、とても綺麗な街で住みやすそうだというのが最
初の感想です。インドから来たせいか物価がものすごく高く感じるのが難点です。
家族は、すでに家内と次男(小学4年)が帯同で来ておりますので、今後皆様とお付き合え頂ければ幸甚で
す。よろしくお願い申し上げます。
井上 雅
JX 日鉱日石金属
こんにちは。3 月 7 日に着任致しました JX 日鉱日石金属の井上雅と申します。現
在は語学勉強中で、4 月 1 日から Los Pelambres 鉱山に出向し、鉱山技術者として経
験を積む予定です。今回、初の海外赴任ということでスペイン語もままならず大変緊
張しておりますが、せっかくの機会ですので、技術者としての知識を蓄えるだけでは
なく、私生活も大いに楽しみたいと思っています。今後とも皆様にはお世話になるこ
とも多いかと存じますが、何とぞよろしくお願いします。
保坂
忠
Volterra S.A.
皆様、始めまして。2013 年4月に住友商事から Volterra に着任しました保坂と申
します。
製紙パルプ用木材チップ製造販売会社である当社は、植林から始めてチップ生産・
船積みまでを一気通貫で行うという業容です。商社員として過去経験してきた木材チ
ップ調達とは全く真逆の業務であり、当地コンセプシオンにて初めての言語と業務に
勉強の毎日です。
南半球では、南アフリカでの駐在経験はありますが、南米スペイン語圏での駐在は
初めてであることは元より、過去なかなかチリへの出張経験もなく、初入国=着任となりました。
家族帯同はなく、今回初めての単身生活となります、今後宜しくお願い申し上げます。
101
会議所活動報告
1.
2012 年度第2回年次総会開催
2013 年2月 12 日(火)に下記の議題を取り上げ、承認されました。
議題1.各委員会 2012 年度年次報告
議題2.2013 年度理事会メンバーの承認
2.
2013 年度第 3 回年次総会開催
2013 年3月 12 日(火)に下記の議題を取り上げ、承認されました。
議題1.2013 年度理事会役割分担報告
議題2.2013 年度各委員会構成メンバー報告
議題3.2013 年度予算案承認
3.
1月
活動報告
17 日
安全対策委員会開催
18 日
理事会開催
月例会運営委員会開催
25 日
「ようこそチリへ」編集委員会開催
28 日
会報編集委員会開催
29 日
月例会開催
「ラテンアメリカ経済 2012 年の総括と 2013 年の展望」
CEPAL サンドラ・マヌエリート
30 日
緊急安否確認訓練実施
102
2月
6日
コパ・ハポン運営委員会開催
8日
理事会開催
12 日
2012 年度第 2 回年次総会開催
月例会開催
「JICA 活動紹介」JICA チリ支所 伊藤高氏
臨時理事会開催
3月
15 日
「ようこそチリへ」編集委員会開催
20 日
会報編集委員会開催
25 日
コパ・ハポン運営委員会開催
12 日
理事会開催
2012 年度第 3 回年次総会開催
月例会開催
「イキケ免税区域:南米と世界を繋ぐビジネスの架け橋」
ZOFRI サンティアゴ事務所
José Caragol
15 日
「ようこそチリへ」編集委員会開催
16 日
コパ・ハポン開催
20 日
広報 WEB 委員会開催
103
表紙写真紹介
広報 WEB 委員会主催
第 3 回フォト・コンテスト
撮影者:
SONY 大賞受賞作品
黒原 暢夫(ASTEX)
撮影場所: Terma de Chillán, Biobio
撮影日:
2012 年8月 11 日
コメント: 驚愕の大自然に感謝
アンデスの絶景にはいつも驚かされます。明るい陽が射
している間は、その冠雪の峰々が威厳をもって聳え立ち、
紺碧の空に雪が眩しく映え渡ります。陽が沈むと、鮮や
かな朱色の夕焼けに導かれるようにして、今度は巨大な
天の川が山脈全体に覆いかぶさり、ゆっくりと雪山を照
らし始めます。今回のような写真を、地元のすぐ近くの
山荘で、葡萄酒を煽りながら一年中気軽に撮れる国とい
うのは他にはあまりないと思います。世界でも稀にみる
美しさを誇るアンデスの大自然と、3万年前の姿を伝え
続ける銀河の星々に感謝しつつ、受賞の喜びをかみしめ
て祝杯を挙げたいと思います。ありがとうございました。
会報への投稿募集中
会報編集委員会では、会員やご家族の皆様からの投稿をお待ちしております。
レストラン紹介、チリ国内外旅行記、趣味関係、お料理のレシピ等、どんなジャンルでも
大歓迎です。投稿ご希望の方は、日智商工会議所事務局までお気軽にご連絡下さい。
電話番号: 2373 8841/2361 1073
Email: [email protected]
日
智
商 工
会
議
所
会
報
発 行 所:日智商工会議所
編集発行人:会報編集委員会
担当理事 : 星川 翼(チリ住友商事)
)
委 員 長 : 関根 優輔 (興和チリ)
委
員 : 佐々木 博訓 (住友金属鉱山チリ)、小野 耕一 (チリ-三井物産)、
稲葉 淳(智利三菱商事)
、廣門 慎一郎 (住友ゴムラテンアメリカ)、
蔭山 卓(チリ住友商事)
、松田 直也 (JX 日鉱日石金属)、
岩瀬 紀正(Blanco Viajes)
、山本 真一(国立天文台チリ観測所)
赤坂 英佑 (丸紅 LP ホールディングス)
事 務 局 : 中村 文俊、藤方 杏子
2013 年度 日智商工会議所理事
会
頭 : 嶋崎
副 会 頭 : 木村
桜庭
理
事 : 星川
伊東
宮川
利浩(智利三菱商事)
武彦(三菱東京 UFJ 銀行サンティアゴ支店)
、松谷 正太郎(伊藤忠チリ)
、
敬介(丸紅チリ)
、向井 義明 (チリ-三井物産)
翼(チリ住友商事)
、堀之内 貴治(ジェトロ・サンティアゴ事務所)
、
昌之(コマツカミンズ・チリ)
、佐々木 博訓(住友金属鉱山チリ)
、
俊介(日本郵船南アメリカ)
当会報の編集方針は日智商工会議所の活動に資する内容のものを掲載する事となっております。従って、この方針に則さな
い場合は、会報編集委員会より掲載のお断り又は掲載前に内容について修正をお願いすることがあります。
本誌掲載の記事等の無断複製(転載)を禁じます。本誌掲載の記事内容については、各執筆者の見解に基づくものであり、日
智商工会議所の公式見解ではありません。また、掲載記事文中の予期せぬ誤謬脱落に関しても責任を負いません。本誌は原
則年に4回発行され、日智商工会議所の会員には無料で配布されます。当会議所会員以外へは1冊 5,500 ペソ(現行価格)
で販売しており、チリ国以外からの購入希望者へは1年間の定期購読(現行郵送代込購読料 US$80)にて販売しています。
本誌に関するご意見・ご感想は日智商工会議所事務局宛ご連絡下さい。
日智商工会議所事務局
住
所:ALCANTARA 772,LAS CONDES,SANTIAGO,CHILE
電
話:02-2373 8841/02-2361 1073
FAX:02-2361 1073
Eメール:[email protected]
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日
智
商 工
会
議
所
会
報
発 行 所:日智商工会議所
編集発行人:会報編集委員会
担当理事 : 星川 翼(チリ住友商事)
)
委 員 長 : 関根 優輔 (興和チリ)
委
員 : 佐々木 博訓 (住友金属鉱山チリ)、小野 耕一 (チリ-三井物産)、
稲葉 淳(智利三菱商事)
、廣門 慎一郎 (住友ゴムラテンアメリカ)、
蔭山 卓(チリ住友商事)
、松田 直也 (JX 日鉱日石金属)、
岩瀬 紀正(Blanco Viajes)
、山本 真一(国立天文台チリ観測所)
赤坂 英佑 (丸紅 LP ホールディングス)
事 務 局 : 中村 文俊、藤方 杏子
2013 年度 日智商工会議所理事
会
頭 : 嶋崎
副 会 頭 : 木村
桜庭
理
事 : 星川
伊東
宮川
利浩(智利三菱商事)
武彦(三菱東京 UFJ 銀行サンティアゴ支店)
、松谷 正太郎(伊藤忠チリ)
、
敬介(丸紅チリ)
、向井 義明 (チリ-三井物産)
翼(チリ住友商事)
、堀之内 貴治(ジェトロ・サンティアゴ事務所)
、
昌之(コマツカミンズ・チリ)
、佐々木 博訓(住友金属鉱山チリ)
、
俊介(日本郵船南アメリカ)
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則年に4回発行され、日智商工会議所の会員には無料で配布されます。当会議所会員以外へは1冊 5,500 ペソ(現行価格)
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