502-1J プレートカバーSV形 スチールテープSP形 ●適用形番については形番別オプション対応表 A1-502 をご参照ください。 品 名 略図・取付箇所 LMレール プレートカバー:SV形 固定治具:NT形 プレートカバー SV形 ケース固定ボルト テンション用ねじ スライドコマ 使用目的・使用箇所 LMガイドには、工作機械に不可欠な 防塵対策としてプレートカバーが用 意されています。LMレール取付穴を 極薄のステンレス鋼板 (SUS304) で 覆うことにより、 シール密着性が一段 とアップし、 今まで防ぐことのできな かったLMレール上面からのクーラン トや切り粉の侵入を防ぎます。 取付方法はA1-561をご参照くださ い。 注)プレートカバーを取付ける場合、LM レールに加工が必要となりますの で、 ご注文の際にはご指示ください。 スチールテープ:SP形 止めねじ エンドピース:EP形 ジャバラ取付用タップ スチールテープ SP形 LMブロック LMブロック抜き取り/ 挿入治具 LMガイドには、工作機械に不可欠な 防塵対策としてスチールテープが用 意されています。LMレール取付穴を 極薄のステンレス鋼板(SUS304) で覆うことにより、シールの密着性 が一段とアップし、今まで防ぐこと のできなかったLMレール上面から のクーラントや切り粉の侵入を防ぎ ます。 (スチールテープ取付けはエン ドピースEP形が取付用として兼用 されています。) 取付方法はA1-562をご参照くださ い。 注)スチールテープを取付ける場合、LM レールに加工が必要となりますの で、 ご注文の際にはご指示ください。 A1-560 502-1J オプション プレートカバーSV形 スチールテープSP形 【プレートカバーSV形の取付方法】 (1)プレートカバーにスライドコマを取付けま す。 面取りを施してある面を外側に向け、固定 用プレートで挟み込み、皿ねじで締結して プレートカバー 面取り スライドコマ 取付穴 固定用プレート (2)LMブロックを抜き取り/挿入治具を使い、 図1 LMブロックを抜いたLMレールの両端面に 固定治具を取付けます。 固定位置 固定治具取付穴位置を確認し、六角穴付き ボルトで締結してください。 LMレール (3)一方のスライドコマを仮止めします。 一方のスライドコマを固定治具に差込み、 図2 テンション調整用ボルトでLMレール端面 に取付け、ボルトの頭が固定治具に隠れる テンション調整用ボルト設置 程度まで軽く締め付けます。 (4)もう一方のスライドコマも仮止めします。 残りのもう一方のスライドコマも同様に仮 止めしてください。 図3 (5)プレートカバーにテンションをかけます。 LMレール両端のテンション調整用ボルトで バランス良くボルトを締め付けテンション をかけます。このとき図5のようにHおよび H'の寸法に極端に差が出ますと、 片側のしめ 代がなくなる場合がありますので注意して ください。 図4 (6)LMレールにLMブロックを差し込みます。 LMレールおよびLMブロックの基準面を確 認し、LMレールにLMブロックをLMブロッ H' H ク抜き取り/挿入治具を使用して差し込み ます。 注1)LMブロックを抜き取る際、および差込む際はボールが 脱落しないように十分にご注意下さい。 注2)プレートカバーは、極薄のステンレス(SUS304)プ レートのため、折り曲げたりしないように取扱いには 十分にご注意ください。 注3)プレートカバーはSNR/SNS形の35∼65に対応可 能、NR/NRS形の35∼100に対応可能です。 図5 A1-561 LMガイド(オプション) ください。 502-1J 【スチールテープSP形の取付方法】 (1)LMレールからLMブロックをLMブロック エンドピース:EP形 抜き取り/挿入治具を使用し抜き取ります。 (2)スチールテープ接着面であるLMレール上 面の脱脂、洗浄を十分行います。脱脂には揮 スチールテープ:SP形 発性に優れたものを使用してください(工 業用アルコールなど) 。 (3)スチールテープの剥離紙を少しずつはがし 図6 ながら、たるみや曲がりが生じないように 順次貼っていきます。 (4)接着面をこすりながら馴染ませます。接着 強度は時間が経つにつれ強くなります。た LMブロック LMブロック抜き取り/挿入治具 だし上方にめくればはがせます。 (5)LMブロックをLMブロック抜き取り/挿入 図7 治具を使い、 LMレールに挿入します。 (6)両 端 に エ ン ド ピ ー ス を 取 付 け 、ス チ ー ル テープをさらに固定します。なお、止めねじ 取付面 は上面側のみ締め付けます。 (エンドピース端面タップはジャバラ取付 用タップです。 ) 注1)端面側の止めねじは折り曲げたスチールテープを軽く 固定するために使用します。よって、ねじは端面に当 たった時点で締め付けをやめ、締め過ぎないようにし てください。 注2)スチールテープは薄肉鋼板のため、取扱いを誤ると手 を切るなどの事故につながる場合があります。よって、 取扱い時にはゴム手袋をするなど安全には十分注意 し、作業を行ってください。 図8 スチールテープ 剥離紙 図9 スチールテープ 鋭角にしない LMブロック LMブロック抜き取り/挿入治具 図10 スチールテープ:SP形 止めねじ エンドピース:EP形 ジャバラ取付用タップ 図11 A1-562
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