システム開発後の成果物管理と開発工程支援システムのご提案

「e図書室」を使った
開発工程支援システムのご提案
平成25年8月23日
株式会社兵庫コンピューターセンター
1
1.「e図書室」は
図書管理パッケージですが・・
※ 図書の管理だけでなく、資料や備品の管理にも使えます
管理の対象となるのは・・
貸出・返却
ロッカー
資料の検索
資料
(本、バインダ・ファイル・図面)
資料の所在を
調べる
ソフト・メディア
(CD、DVD、ソフトウェア)
管理している
備品の集計
備品
(什器、パソコン)
・・ etc
2
2.開発工程支援システム導入への考え方
●開発工程支援システムの導入にあたって、以下のステップをご提案します
① システム開発によって作成された成果物の管理を「e図書室」で実施
・既存の資料、備品等を「e図書室」で管理できるようにします
② 開発工程支援システム(パッケージ化計画中)の運用を開始
・プロジェクトの開始から終了までの開発工程を管理
作業指示の明確化
メモによるコミュニケーション
スケジュールの可視化、進捗の把握
開発工程管理
を支援します
・プロジェクト完了後の成果物(バインダ等)は「e図書室」に登録
3
3.「e図書室」導入から開発工程支援システムへ
① システム開発によって作成された成果物の管理
バインダ
管理対象には、図書ラベルや図書バーコードを貼付し
て保管場所に格納します。
紙ファイル
DVD、CD等の媒体
図書ラベル
図書バーコード
いろいろな条件で探すことができます
・資料分類、詳細分類、3階層の分類
・資料の名称や作成者名
※名称の一部でも検索可能
・作成日の範囲
[検索]ボタンで探して、所在を調べる
4
② 開発工程支援システムに発展
※ 成果物の管理だけでなく、開発工程の管理、支援ができるようにします
開発工程管理の対象となるのは・・
スケジュール、進捗を管理
-計画と実績を把握-
作業指示(担当者、納期、進捗)
管理者
・担当者に作業指示を行い、
成果物の納期、レビューや
打合せの日程を設定する
作業指示に対して、メモを作成
メモ(作業状況、報告、指示 等)
メモに成果物(最終成果物、議事録等)を添付
・担当者からの報告に対して、
承認や指示を行う
作業に伴って作成された成果物
担当者
・作業指示を受けて、メモにて
作業状況の報告を行う
開発工程を管理
-状況把握と対策-
・レビューや打合せを行った場合
のメモや議事録の作成を行う
・作成した成果物を登録する
5
4.開発工程支援システムの運用イメージ
① 入力画面
●作業指示画面
・プロジェクト名
・具体的な作業指示名
・作業指示者(入力者)
・担当者名
・副担当者
・指示の内容詳細
・作業指示日時
・成果物1
・成果物1納期
・レビュー・打合せ予定日1
・成果物2
・成果物2納期
・最終納期
・レビュー・打合せ予定日2
・ステータス
・進捗率(%)
・備考
●メモ入力画面
作業指示(担当者、納期、進捗)
作業指示に対して、メモを作成
メモ(作業状況、報告、指示 等)
メモに成果物(最終成果物、議事録等)を添付
作業に伴って作成された成果物
・(プロジェクト名)選択
・(具体的な作業指示名)選択
・入力者
・入力日時
・メモ見出し
・メモ内容詳細
・成果物(ファイル添付)
・成果物作成日時
・作業指示に対する実績(日時)を入力
・ステータス
・進捗率(%)
・備考
・チェック項目(報告のみ、要承認、要回答、
指示、依頼 他)
※作業指示登録により、作業指示者、入力者、
副担当者にメールで通知
※作業指示登録により、作業指示者、担当者、副担当者にメールで通知
※下線部の日時、および、実績日時は、スケジュール一覧に反映
6
② 一覧画面
●管理者用画面
プロジェクト一覧画面
すべてのプロジェクト一覧から選択して作業指示を作成
※プロジェクトは、別途、登録画面で事前に登録しておく
作業指示入力画面
作業指示一覧画面
登録している作業指示を選択して、以下を実施する
・内容確認、または、修正
・選択した作業指示に対応するメモ一覧画面を表示
作業指示を選択して、新規にメモを作成
メモ入力画面
メモ一覧画面
以下のパターンで登録されているメモの一覧を表示
・選択した作業指示に対するメモ一覧
・プロジェクト別、作業指示別メモ一覧
・チェック項目別メモ一覧(要承認、要回答 他)
・担当者別メモ一覧
※メモの内容で検索も可とする
メモを選択して内容を参照
新規、または、登録されているメモに対する返信としてメモを作成
スケジュール一覧
作業指示日、納期、予定日、作成日の一覧を表示
・プロジェクト別、作業指示別スケジュール一覧
・担当者別スケジュール一覧
・その他
一覧から項目を選択して、作業指示一覧画面を表示
7
●担当者用画面
プロジェクト一覧画面
作業指示一覧画面
自分に関連するプロジェクトの一覧を表示
選択することで、自分に関連する作業一覧を表示
作業指示を選択して、自分に関連するメモ一覧画面を表示
または、作業指示を選択して、新規にメモを作成
メモ入力画面
メモ一覧画面
以下のパターンで登録されているメモの一覧を表示
・選択した作業指示に対するメモ一覧
・自分に関するプロジェクト別、作業指示別メモ一覧
・自分に関するチェック項目別メモ一覧(要承認、要回答 他)
・担当者別メモ一覧
※メモの内容で検索も可とする
メモを選択して内容を参照
新規、または、登録されているメモに対する返信としてメモを作成
スケジュール一覧
作業指示日、納期、予定日、作成日の一覧を表示
・自分に関するプロジェクト別、作業指示別スケジュール一覧
・担当者別スケジュール一覧
・その他
8
5.マスタの構成
●「e図書室」各種マスタ(SQL Server)
以下のマスタは、「e図書室」のマスタを利用します
・利用者マスタ
・使用先マスタ
・休館日マスタ
●開発工程支援システム用に新規作成するマスタ
以下のマスタは、新規にマスタを作成します
・プロジェクトマスタ
・作業指示マスタ
・メモマスタ
・スケジュールマスタ
・その他
9
6.運用形態
●「e図書室」サーバにアプリケーションとデータベースをインストールして
クライアントからは、ブラウザで使用します
※パソコンをネットワークにつなぐだけですぐにクライアントを追加できます
「e図書室」サーバ
(IIS/SQL Server)
※サーバ推奨スペック
CPU : Pentium 4.2GHz以上
メモリ : 4GB以上
ハードディスク : 50GB以上(本システム用)
OS : Windows Server 2008 R2
データベース : SQL Server 2008 R2
クライアントパソコン
※ブラウザ(InternetExplorer)
10