第131号 2013年 2月 浜松城天守門復元実施状況について 天守門は天守曲輪の入り口に幕末までありましたが、明治時代に解体されました。平 成19年2月の浜松市議会で、北脇前市長が浜松城公園の整備事業として、平成20年度 から、浜松城天守櫓門や富士見櫓を再建する基本計画づくりに着手と意向が述べられ、そ れが今日、鈴木市長が引き継がれ、昨年9月より、天守門整備工事に取り掛かつている情 況です。門の高さは約9m、門の上部は展示室となります。来年3月の完成予定です。楽 しみですね。 浜松城ガイド日記 久しぶりの冬の雨、お客さんもまばらで事務室で日誌を見ました。 楽しいガイドの様子が手に取るようにわかります。 暑さに負けず 外国からのお客様 家族連れ、友人同士といろいろなお客様を案 内して、帰り際感謝のことばが本当にうれしい 九州よりのおじいさんグループ熊本城の石垣 を自慢して行かれた。 入城時、汗だくだくの方々におしぼりは喜ば れました。 入場者が多いと大変なことがわかります。 子どもガイドがんばる 土曜日午後M君がくる。よく来てくれるのは 3人と聞いている。お客さんを紹介して「よろ い」「出世城」の2カ所でガイドをしてもらう。 大きな声で内容もあり感心する。 今度は大人の出番、 M君も一緒に 1 階を回る。 職員の方も感心していたけれど、この子達も いよいよ中学生だ。 いよいよ国際的になったでしょうか。いろい ろな国から見えています。スペイン人 5 人、ブ ラジル人 5 人、インドネシア人 2 人、フランス 人女性(農業実習生) 。また、井戸を教えてあげ たら外国の方もウオーターと水をくみ上げて飲 むしぐさをとても喜んでOKとわかっていただ きました。 歴女来る 若い女性 2 人が目立つ。まさに歴女なのか熱 心に見て回る。高松から見えた方が亀山城はあ るけれど高松城の写真がないといっておられま した。 また、歴史好きな女の子、歴史の勉強 に来た親子、デンマークから両親の観光に見え た 3 人家族、私のしどろもどろの英語に付き合 ってくださいました。 ============= 一年間締めくくりの楽しい忘年会 12 月の寒さも緩んだ、比較的暖かく晴れた 17 日 の昼下がり、幹事さんの御世話に依り昨年同様、中 区板屋町の紅すずめにおいて、中プロックの忘学会 が行われました。 定例会終了後、皆で街の中を談 笑しながら歩いて移動し、会場に集まり各々席に着 きました。 今年喜寿を迎えられた中村晃・久野両会員のお 祝いから始まり、ブロック長の挨拶、榎本副ブロ ック長の音頭で乾杯をし和気あいあいとした雰 囲気の中、少しお酒も加わリー層打ち解けて芸を 極めた(?)会員の余興、何時もの池谷会員による 十八番、ロシア語の力強いステンカラージンの歌、 現在男性コーラスに所属している佐原正敏会員 の歌サンタルチアの被露(最後は皆で合唱してま した)で一層盛り上がり、おいしいお料理もいた だき、色々な話が飛び交い耳新しい話が聞かされ て、楽しく過ごすうちに誰かの「中プロック大好 き!」の声の中、三本締めでお開きとなりました。 中ブロック 森 静子 斜めから見たオートレース 1 月 30 日に、北ブロックの主催で「浜松オート レースの見学会」がありました。私は初めての訪問 なので何事も新鮮で、楽しく見学しました。入り口 でボランティアが 20 人くらい集まりました。いつ ものようにほとんどが 60 代~70 代のメンバーです。 半分ぐらいが初めての入場だそうですが、周りにい る人たちに、何の違和感も無く溶け込んでいました。 つまり、ほとんどのオートレースファンは同年代な のです。 初めての見学で、びっくりする事ばかりでした。 先方も観光ボランティアにかなり期待しているよ うで、隅から隅まで案内してくださいました。 まずびっくりしたのが選手の年齢です。全国六ヶ 所のオートレース場に 450~500 人の選手がいるそ うですが、本日、浜松オートに出場するのは 96 人 ですが、そのうち 20 代の人はたった 7 人しかいま せん。反対に 60 代の選手が 5 人もいて、最高齢は 67 歳です。全国では 72 歳がいるそうです。他のど のスポーツではこのような高齢者はいないと思い ました。でも話を聞くと、なるほどと思いました。 オートレースの選手はすべて自分のオートバイで 戦うそうで、そのオートバイの製作からエンジンの 調整まで、すべて選手がやらなければならないそう です。 「マイオートバイ」と「マイ調整」なのです。 普通のスポーツ選手と違って、オートバイに乗る前 にオートバイを組み立て、それを最高潮に調整しな ければならないのです。長い経験が必要なのです。 資金も必要です。だからぽっと出の新人では出来な いのです。 次にびっくりしたのは、賞金の低さです。12 レ ース中 9 レースの 1 着賞金がたった 10 万円で、残 りの 3 レースが 13 万円でした。でも中には高額の レースもあり毎年 1 億円以上稼ぐ選手もいるそう です。多くの選手は副業を持ち「オートバイ屋」を やっている人もいるそうです。 オートレーサーは スポーツ選手の前にオートバイの専門家なのでし ょう。 余程オートバイが好きでなければ出来ない職業 だと感じました。でもやはりスポーツ選手で、修理 場の見学の時にはどう見ても 20 代の体の人ばかり で、40 代、50 代に感じた人は一人もいませんでした。 プロレーサーなので、別世界の人たちと思っていま したが、中年で、オートバイの修理もする、どこに でもいる人たちと言う事で、親近感を感じた一日で した。 南ブロック 山本陽一郎 静岡県西部地区交流会 「磐田の代表的古墳を訪ねて」に参加して 平成 24 年 12 月 8 日(土)磐田ふれあいガイドの 会よりご招待を戴き、当会から 10 名の会員が参加 しました。磐田は「家康が城を築こうとした町」 「国 府のあった町」の他に、九百基以上の古墳がある「古 墳の町」としても有名であります。 今回見学してみて「さすが」と納得しました。 以下概略を紹介します。 ・京見塚古墳 (場所・磐田市国府台・磐田警察署西南) 高さ 8.7mの円丘(円墳)と弥生時代の方形周溝 墓(溝で区切られた墓)があった。円墳は築 1700 年。桓武天皇の皇子・戒上皇子がこの地に館をおき 高塚に登り日々京を偲んだという。この故事から没 後この高塚は「京見塚」と呼ばれ(伝)磐田原台地 の端にある、この円墳の上からは天竜川と真下に一 言の町が眺められた。 ・銚子塚附小銚子塚古墳 (場所・磐田市寺谷)= 国指定文化財 磐田原に水を供給する寺谷浄水場横から茶畑の 中を進むと、道を挟んで右に小銚子古墳(前方後方 墳)が左に銚子古墳の長大な前方後円墳がありまし た。高さ 46mの墳墓の頂きに登るのが大変だった。 小銚子古墳の後方墳は県下では5例しかない珍し いものとか。13世紀から14世紀頃の豪族の墓と いわれている。 ・長者屋敷遺跡 (場所・磐田市寺谷・寺谷浄水場横)= 県指定文化財 東西 100m・南北 80mの長方形の奈良時代の遺跡。 四面に土塁を巡らし内外に環濠があり、堀立柱の穴 の跡から大型の建物と推定され、奈良時代の豪族の 館か、 役所の跡とか説明されていた。「長者屋敷」という 地名も昔は残っていたという。 この屋敷にどんな人が生活していたのかな~と遠 い祖先に思いを馳せた。 ・一の谷中世墳墓群 (場所・磐田市水堀)= 一の谷公園 800 年から 400 年前の集団墓地で4種類 888 の墓 が 30 年前に発掘された。 種類は塚墓(土盛=役人と家族)集石墓・土杭墓(役 人の使用人・有力な町人)とか。 一般の人はまだ墓がなかった。面積は約 4500 坪。 現在周辺は住宅が密集しており、公園整備のときは 周辺住民との調整が大変だったとのこと。 ・御厨古墳群 (磐田市鎌田)= 国指定文化財 松林山・御厨堂山・秋葉山・稲荷山・高根山の5 つの古墳の総称をいう。 松林山古墳は全長 107m県下第4位の前方後円墳 である。急な坂を登ると頂上部に碑がたっていた。 多くの副葬品がでたとのこと。鉄道に墳墓が削られ ていた。 御厨古墳群の前には「鎌田神明宮」があり、この 辺りは隠れた心霊スポットかな~ ・連 城 寺 (場所・磐田市新貝)= 曹洞宗天白山 の一寺で清盛と重盛の位牌と裏山に供養塔があっ た。この寺には「三角縁四神四獣神=県文化財」の 鏡があり見せて戴いた。寺の前は昔は経塚古墳だっ たが鉄道工事でなくなった。鏡は工事中に発掘され たもの。この寺から西のヤマハ発動機までは昔は墓 だったとは住職の話である。 終わりに 迫力ある古墳を目のあたりにし、新し い発見があり大変参考になりました。 素晴らしい企画をされた磐田ふれあいガイドの 会の皆さんありがとうございました。 平重盛が建立した遠州三連寺(連福寺・連覚寺) 東ブロック 大村眞佐夫 行事予定 4月初旬 交流部主催 4月 15 日(月) 10 時 浜松観光ボランティアガイドの会 総会 活動記録 1月 1日 火 1月 6日 日 1月 7日 月 1月 8日 火 1月11日 金 1月18日 金 1月20日 土 1月21日 月 1月23日 水 1月25日 金 1月26日 土 1月27日 日 1月27日 日 1月29日 火 1月30日 水 お花見会 浜松城公園 ホテルコンコルド浜松 (まつり会館)以外は浜松城 クラブツーリズム 21名 クラブツーリズム 42名 トラベルプロダクト・匠工房 30名 厚木ツアーズ(外国人) 17名 舘山寺サゴーロイヤルホテル 16名 韓国光州市 9名 静岡大学情報学部情報学科 2年次学生 60名 JRしみず資産管理同友会清水支部 17名 芳川小学校 3年生 142名 富士急トラベル 39名 クラブツーリズム 25名 中国人団体 23名 JA横浜都田支店 13名 和地幼稚園 26名 クラブツーリズム 22名 若葉会 13名 丸山観光 15名 藤岡市第8分団 13名 グランドホテル浜松東京営業所 4名 品川氷川神社 37名 葵が丘保育園 68名 クラブツーリズム 16名 [自主参加] [自主参加] [北] (まつり会館) [中] [中] (まつり会館) [中] (まつり会館) [東] [東] [西] [西] [西] [西] (まつり会館) [西] [西] [池谷] (まつり会館) [南] [南] 浜松観光ボランティアガイドの会会報 131号 2013(平成25)年 2月 編集・発行 浜松観光ボランティアガイドの会 携帯サイト 〒430-0946 浜松市中区元城町100-2(浜松城内) TEL&FAX ホ-ムペ-ジ 053-456-1303 http://www.hama-svg.jp/ 浜松観光ボランティアガイド 検索
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