動物変異動態解析 技術開発チーム Technology and Development Team for Mammalian Cellular Dynamics チームリーダー 阿部 訓也(理博) Kuniya ABE, Ph.D. 我々のチームでは、バイオリソースセンターに収集 現を可視化するための新技術・リソースの開発も行って された生物遺伝資源がどのような生物学的特徴、遺伝 いる。これらのリソースを利用し、マウスの発生過程 的性質を有しているか、という系統個々の genotype、 に現れる特定の細胞系譜を可視化し、時系列に沿った観 phenotype、epigenotype を解析するための新しい技術・ 察を行うとともに、実際に胚性細胞を採取して、さまざ リソースの開発を行っている。 例えば、我が国で開発 まな角度から解析を行うための一連の技術や、個体レベ された日本産亜種マウス由来系統から新たなバイオリ ルのイメージング手法の確立を目指している。 これら ソースを開発し、ゲノム情報を得るとともに、これらの の解析を通じて、幹細胞等に特徴的な遺伝子発現制御機 研究資源を利用した機能ゲノム解析技術の開発を行って 構、ゲノム再プログラム化機構に関する知見を集積して きた。 また、マウスを用いて生体内における遺伝子発 いく。 事業内容 1. 遺伝子変異マウスを用いた発生制御機構の遺伝学的解 4. BAC トランスジェネシスによるゲノム機能解析技術 の開発 析 2. 胚性幹細胞・生殖細胞の視覚化、同定、純化と遺伝子 5. 蛍光生体イメージングによる生体機能解析技術の開発 解析技術の開発 3. 幹細胞系譜におけるゲノム修飾および非翻訳 RNA に よる発現制御機構の解析 職員とメンバー構成 チームリーダー 阿部 訓也(平成 14 年 1 月∼) 開発研究員 津田 薫(平成 14 年 2 月∼) 清澤 秀孔(平成 14 年 3 月∼) 三瀬 名丹(平成 14 年 9 月∼) 杉本 道彦(平成 15 年 4 月∼) 渕上 拓也(平成 16 年 4 月∼) 渡邊 豊(平成 19 年 1 月∼) 沼田 興治(平成 19 年 4 月∼平成 20 年 3 月) 客員研究員 曹 麗琴(平成 18 年 10 月∼) 沼田 興治(平成 20 年 4 月∼) 小早川 智(平成 19 年 4 月∼平成 20 年 8 月) テクニカルスタッフ 杠(ゆずりは)美佐子(平成 14 年 3 月∼) 中野 かおる(平成 14 年 11 月∼平成 20 年 7 月) 近藤 昌代(平成 17 年 4 月∼) 藤井 和人(平成 19 年 5 月∼) アシスタント 草山 美和子(平成 14 年 4 月∼) ― 127 ― 池田 理恵子(平成 17 年 7 月∼) RIKEN BRC Annual Report 2006 ∼ 2007 動物変異動態解析技術開発チーム Technology and Development Team for Mammalian Cellular Dynamics 研修生 小早川 智(平成 14 年 3 月∼平成 19 年 3 月) 田代 千晶(平成 16 年 4 月∼平成 19 年 3 月) 中島 真知子(平成 17 年 4 月∼平成 18 年 3 月) 金子 直人(平成 19 年 4 月∼) 渡邊、金子、沼田、藤井、渕上 杉本、津田、清澤、小早川、三瀬 池田、曹、杠、阿部チームリーダー、草山、近藤 年次計画と成果 1. 遺伝子変異マウスを用いた発生制御機構の遺 伝学的解析 t- コンプレックスはマウス 17 番染色体近位に位置す 御に関与する細胞間相互作用機構を解明するための好個 る遺伝領域で、初期発生、生殖細胞機能に関連する突然 の材料といえる。これまでに、約 750kb のゲノム領域に 変異が多数マップされることが知られている。我々は t- tw5 変異をマップし、BAC トランスジーンにより、変異 w5 コンプレックス内の T、qk、t などについて、発生工学、 表現型をレスキューする、という戦略で責任遺伝子の同 遺伝学、ゲノム解析の手法を用いて、原因遺伝子の同定、 定を行ってきた。今年度は、同定した責任遺伝子の機能 w5 表現型の解析を行ってきた。現在は、t 変異の責任遺 解析の一環として、 新たに作製した抗体による発現解析、 伝子の同定とその機能解析に焦点をおいている。 電子顕微鏡による形態観察を行ない、この遺伝子が胚体 w5 t ホモ変異胚では、多能性幹細胞であるエピブラス 外組織で働くという予測を補強する結果を得ることがで トの増殖・分化が特異的に阻害され、その結果、胎生 きた。 6.5- 7.5 日までに致死となる。正常 4 倍体胚と tw5 胚との w5 キメラ形成実験の結果から、t 責任遺伝子はむしろ臓 側内胚葉のような胚体外組織で働いており、細胞間相互 作用を介してエピブラストの発生を制御するという示唆 w5 を得た。したがって、t 変異体は多能性幹細胞の増殖制 ― 128 ― RIKEN BRC Annual Report 2006 ∼ 2007 動物変異動態解析技術開発チーム Technology and Development Team for Mammalian Cellular Dynamics 2. 胚性幹細胞・生殖細胞の視覚化、同定、純化 3. 幹細胞系譜におけるゲノム修飾および非翻訳 と遺伝子解析技術の開発 RNA による発現制御機構の解析 未分化胚性細胞から生殖細胞へいたる細胞群は全能 エピジェネティックなゲノム修飾、核内構築の動態 性、ゲノムの再プログラム化能を有する唯一の細胞系譜 は、遺伝子発現制御と密接な関係を持っており、バイオ であり、この細胞系譜の特質解明は基礎生物学の分野の リソースの遺伝子型、表現型を考える上で、エピジェネ みではなく、幹細胞の操作などの応用的な波及効果を持 ティックな観点は今後重要となると思われる。X染色体 つと考えられる。 不活性化は哺乳類におけるエピジェネティック制御の代 細胞の特質はそこに発現する遺伝子によって規定され 表的な例である。生殖細胞の発生過程で起こるX染色体 ると考えられるので、この細胞系列の各発生ステージに 再活性化現象は、生殖系列に特徴的なゲノム再プログラ おける遺伝子発現プロファイルを詳細に解析することを ム化を解析するためのよい材料となると考えられるが、 計画した。始原生殖細胞(primordial germ cell: PGC)発 これまで技術的な困難さもあり、詳細な解析がなされて 生の各ステージ、および PGC と類似した生物学的形質 いなかった。そこで、胚発生過程での個々の単一細胞レ を持つと考えられる ES 細胞、EG 細胞、GS 細胞、お ベルでの不活性化状態を可視化する技術を確立し(図 よび ES 細胞から派生した in vitro PGC などの幹細胞か 2)、 再活性化の正確なタイミングを調べることを計画し、 ら発現プロファイルを得て(図 1) 、これらのプロファ 実験を行った。その結果、出現直後の始原生殖細胞で既 イルの比較解析を行った。その結果、調べた細胞群は、 に再活性化が始まっていることを初めて明らかにした。 ES 細胞に代表されるグループと PGC および GS 細胞が この結果は、従来からの定説を覆すものであり、今後の 含まれる2つのグループに大別されることがわかった。 ゲノム再プログラム化過程の解析にも重要な手がかりと また各種幹細胞、PGC に共通して発現し、体細胞では なるものと考えられる。 発現が見られない遺伝子群、および ES、PGC それぞれ のグループに特異的に発現するシグネチャー(signature) 遺伝子の同定に成功した。これらの知見は生殖細胞発生 における遺伝子機能の解析に有用なだけでなく、試験管 内での生殖細胞分化誘導法の確立にも重要であると考え られる。 ES group PGC group 図 2 ホールマウント RNA FISH 法によるX染色体再活性化の解析 X染色体の一方が不活性化されている細胞では非翻訳 RNA である 図 1 胚由来多能性細胞と始原生殖細胞の遺伝子発現プロファイル比較解析 Xist が発現している(オレンジ色)。 発現プロファイルの類似性を主成分分析によって解析し,3 次元的に図示した。 しかし,緑色にマークされている新生 PGC(黄色矢印)では Xist 本文にあるように,ES 細胞グループと PGC グループに大別が可能であった。 が検出されず,再活性化が開始していることがわかる。 ― 129 ― RIKEN BRC Annual Report 2006 ∼ 2007 動物変異動態解析技術開発チーム Technology and Development Team for Mammalian Cellular Dynamics 4. BAC トランスジェネシスによるゲノム機能解 析技術の開発 我々は重要な生体機能であるオートファジー(細胞 自食作用)を検出可能である GFP-LC3 マウス(水島ら、 2004)をモデルとして、生体内蛍光イメージングの基盤 BAC(Bacterial Artificial Chromosome) ラ イ ブ ラ リ ー 技術の開発、オートファジー評価系の構築を行うことと はゲノムクローニングやゲノム配列解析のための基盤的 した。オートファジーを示す細胞には自食胞と呼ばれる リソースとして利用されているが、BAC クローンその 細胞内小器官が発達する。この自食胞に局在する LC3 もの、あるいは大腸菌内での相同組換えによって、配列 タンパク質に GFP を融合させたトランスジーンを発現 に改変を加えた BAC を導入したトランスジェニックマ するマウスを、オリンパスが開発した IV100 生体内顕 ウスを作製し、これを様々な遺伝子機能解析に用いるこ 微鏡により観察することとした。IV100 は、径 1.3 mm とも可能である。特に、蛍光レポーター遺伝子や Cre 遺 の針状の対物レンズを有し、このレンズを体内に挿入 伝子を BAC 内の遺伝子プロモーター直下に挿入し、特 し、直接観察することができる。観察の結果、自食胞で 定の細胞タイプで発現させるトランスジェニックマウス の LC3 タンパク質の局在は検出できたが、生体の脈動、 は、今後需要が高まるマウスリソースと考えられる。今 拍動による画像のぶれのため、自食胞のような細胞内小 年度は、BAC 改変技術の効率化を目指し、改変用のベ 器官の詳細な観察、その定量的計測には問題があった。 クター作製過程にゲートウェイ技術を導入し、多様なレ そこで、臓器の保定のための器具を考案し(以下、マイ ポーター遺伝子等に容易に対応できるような工夫を施し クロステージと呼称する)、生体内観察における効果を た。その結果、約 1 年の間に 1 人の技術者によって、12 検討した。その結果、顕著な画像安定化の効果が認めら マイクロステージなし コンストラクトの作製が可能となり、そのうち既にイン れた。 ジェクションを終えた7つについては、すべての場合に 図 3 は、肝臓における GFP-LC3 タンパク質のオート おいて複数のトランスジェニックファウンダーマウスを ファゴゾームへの局在(緑) 、および蛍光プローブによっ 得ることに成功した。 て可視化した血管(赤)を見たものであるが、マイクロ マイクロステージ あり ステージを用いていない場合(左パネル)に比べて、マ 5. 蛍光生体イメージングによる生体機能解析技術の 開発 イクロステージにより格段に高画質の画像が取得できて いることがわかる(右パネル)。今回考案したマイクロ 蛍光イメージング技術の発展は細胞レベルで、多様な ステージは、これまでに用いていた、臓器を上方から押 生命現象を視覚化することを可能にし、生体機能をこれ し付け、 動きを物理的に制限する安定化のための器具 (メ までと違った角度から解析するための非常に有効な方法 カニカルスタビライザー)よりも、安定化の効果として 論になってきた。本研究は、この蛍光イメージングの技 優れていた。また、上方から押し付けるタイプではない 術を細胞レベルからさらに個体レベルへと発展させ、最 ので、レンズをZ方向に動かし、Zセクショニングを行 終的には高次の生命現象を個体まるごとで理解すること うことが可能で、画像の 3 次元構築が可能となった。ま を目的とする。この技術はバイオリソースの表現型解析 た、画像の安定化のおかげで、細胞内構造の計数や、蛍 としても非常に重要であり、実験動物の使用数を削減で 光シグナル強度の計測など定量的計測が可能となった。 きる、という効果もある。 図 3 生体内レーザー顕微鏡を用いたオートファゴゾーム(自食胞)の観察とマイクロステージによる画像安定化 GFP-LC3 マウス肝臓の観察像。 左のパネルはマイクロステージによる画像安定化なし。 右はマイクロステージ使用。 右のパネルでは,GFP-LC3 蛋白質の局在によって可視化される自食胞(細胞質中の緑のドット状の構造)および蛍光 プローブによって可視化された血管(赤色)が画像安定化により明瞭に観察できている。 ― 130 ― RIKEN BRC Annual Report 2006 ∼ 2007 動物変異動態解析技術開発チーム Technology and Development Team for Mammalian Cellular Dynamics 研究発表(誌上発表) 【原著論文】 * は査読制度がある論文誌 (英文) the mitochondrial bottleneck without the reduction of 1. Kishigami S., Komatsu Y., Takeda H., Nomura- mtDNA content in mouse female germ cells.” Nat Genet. Kitabayashi A., Yamauchi Y., Abe K., Yamamura 39, 386-390 (2007).* K., Mishina Y.: “Optimized β-galactosidase staining method for simultaneous detection of endogenous gene 8. Numata K., Okada Y., Saito R., Kiyosawa H., Kanai expression in early mouse embryos.” Genesis 44, 57-65 A., Tomita M.: “Comparative analysis of cis-encoded (2006).* antisense RNAs in eukaryotes.” Gene. 392, 134-141 (2007).* 2. Kobayashi S., Isotani A., Mise N., Yamamoto M., Fujihara Y., Kaseda K., Nakanishi T., Ikawa M., Hamada 9. Shinmen A., Hond, A., Ohkawa M., Hirose M., Ogonuki H., Abe K., Okabe M.: “Comparison of gene expression N., Yuzuriha M., Miki H., Mochida K., Inoue K., in male and female mouse blastocysts revealed imprinting Abe K., Ito M., Ogura A.: “Efficient production of of the X-linked gene, Rhox5/Pem, at preimplantation intersubspecific hybrid mice and embryonic stem cells by stages.” Current Biology 16, 166-172 (2006).* intracytoplasmic sperm injection.” Mol. Reprod. Dev. 74, 1081-8 (2007).* 3. Kaneko S., Aki I., Tsuda K., Mekada K., Moriwaki K., Takahata N., Satta Y.: “Origin and evolution of processed 10. Uematsu M., Hirai Y., Karube F., Ebihara S., Kato M., pseudogenes that stabilize functional Makorin1 mRNAs Abe K., Obata K., Yoshida S., Hirabayashi M., Yanagawa in mice, primates and other mammals.” Genetics 172, Y., Kawaguchi Y.: “Quantitative chemical composition 2421-2429 (2006).* of cortical GABAergic neurons revealed in transgenic Venus-expressing rats.” Cerebral Cortex 18, 315-330 4. Suetake I., Morimoto Y., Fuchikami T., Abe K., Tajima S.: (2008).* “Stimulation Effect of Dnmt3L on the DNA Methylation Activity of Dnmt3a2.” J. Biochem. 140, 553-559 (2006)*. 11. Yamazaki T., Kobayakawa S., Yamagata K., Abe K., Baba T.: “Molecular dynamics of heterochromatin protein 5. Lee T.I., Jenner R.G., Boyer L.A., Guenther M.G., Levine 1β, HP1β, during mouse preimplantation development.” J. S.S., Kumar R.M., Chevalier B., Johnstone S.E., Cole Reprod. Dev. 53,1035-1041 (2007).* M.F., Isono K., Koseki T., Fuchikami T., Abe K., Murray H.L., Zucker J.P., Uan B., Bell G.W., Herbolsheimer E., 12. Sugimoto M., Abe K.: “X chromosome reactivation Hannet N.M., Sun K., Odom D.T., Volkert T.L., Bartel initiates in nascent primordial germ cells in mice.” PLoS D.P., Melton D.A., Gifford D.K., Jaenisch R., Young Genetics 3, 1309-1317 (2007).* R.: “Control of developmental regulators by polycomb in human embryonic stem cells.” Cell 125, 301-313 13. Hitosugi S., Tsuda, K., Okabayashi, H. and Tanabe, Y.: (2006)*. “Phylogenetic Relationships of Mitochondrial DNA Cytochrome b Gene in East Asian Ducks.” The Journal 6. Kobayakawa S., Miike K., Nakao M., Abe K.: of Poultry Science 44, 141-145 (2007).* “Dynamic Changes in the Epigenomic State and Nuclear Organization of Differentiating Mouse Embryonic Stem 14. Tsuda, K., Tsuchiya, K., Aoki, H., Iizuka, S., Shimamura, Cells.” Genes to Cells 12, 447-460 (2007).* H., Suzuki, S., Uchida, Y. and Yonekawa, H.: “Risk of accidental invasion and expansion of allochthonous mice 7. Cao L., Shitara H., Horii T., Nagao Y., Imai H., Abe K., Hara T., Hayashi J.-I., Yonekawa H.: “Generation of ― 131 ― in Tokyo metropolitan coastal areas in Japan.” Genes Genet Syst. 82, 421-428 (2007).* RIKEN BRC Annual Report 2006 ∼ 2007 動物変異動態解析技術開発チーム Technology and Development Team for Mammalian Cellular Dynamics 15. Okada Y., Tashiro C., Numata K., Watanabe K., Nakaoka 【総説】 H., Yamamoto N., Okubo K., Ikeda R., Saito R., Kanai 1. 清澤 秀孔:“ マウスにおける内在性アンチセンス転 A., Abe K., Tomita M., Kiyosawa H.: “Comparative 写産物の解析 ”,『機能性 non-coding RNA』, 99-114 expression analysis uncovers novel features of (2006). endogenous antisense transcription.” Hum Mol Genet. 2. 清澤 秀孔: “ 新規機能性 RNA 分子による遺伝子発 17, 11,1631-40 (2008).* 現プロファイリング - マイクロ RNA とナチュラル・ 16. Mise N., Fuchikami T., Sugimoto M., Kobayakawa S., アンチセンス RNA”,『別冊医学のあゆみ「消化器疾 Ike F., Ogawa T., Tada T., Kanaya S., Noce T., Abe K.: 患 ver.3」state of arts 1. 消 化 管( 食 道・ 胃・ 腸 ) 』, “Differences and similarities in the developmental status 245-251 (2006). of embryo-derived stem cells and primordial germ cells revealed by global expression profiling.” Genes to cells 3. 阿部 訓也:“ 発生分化のジェネティクスとエピジェ ネ テ ィ ク ス ”, 生 物 の 科 学 遺 伝 別 冊 No.21, 45-46 13, 863-877 (2008). (2007). 17. Honda A., Hirose M., Inoue K., Hiura H., Miki H., Ogonuki N., Sugimoto M., Abe K., Kanatsu-Shinohara 4. 阿部 訓也:“ マウス初期発生プログラムと核内構造 M., Kono T., Shinohara T., Ogura A.: “Large-scale 動態 ”, 生物の科学 遺伝別冊 No.21, 52-57 (2007). production of growing oocytes from neonatal mouse ovaries.” Int. J. Dev. Biol. (in press). 5. 清澤 秀孔: “mRNA 型非翻訳性 RNA”,『医学のあゆ み』Vol.220 -No.2, 196-198 (2007). 6. 清 澤 秀 孔: “ マ ウ ス・ ナ チ ュ ラ ル ア ン チ セ ン ス (和文) RNA:その多くが核内 , Poly(A) 鎖なしで高発現 ”, 1. 津田 薫: “ ミトコンドリア DNA D-loop 領域を指 『蛋白質核酸酵素』Vol.52 No.5, 441-448 (2007). 標にしたユーラシア大陸における野生マウス亜種 の 分 布(Distribution of wild mice subspecies ind the Eurasian continent based on sequences of the mtDNA 7. 阿部 訓也:“ マウス初期胚と生殖細胞の発生プログ D-loop region)”, ANIMATE 特別号 1, 12-17 (2006).* ラム ”,『蛋白質核酸酵素』 2007 年 12 月増刊号「生 殖細胞の発生・エピジェネティクスと再プログラム 化」Vol.52 No.16, 2046-2053 (2007). 研究発表(学会発表) 【国際会議】 1. Sugimoto M., Abe K.: “Changes in X chromosome 3. Tsuda K., Yuzuriha M., Nakano N., Oota, S., Moriwaki activity during PGC development in female mouse K., Abe K.: “Analysis of hybrid breakdown occurring embryo.” Internationl Symposium on X Chromosome in hybridization between different subspecies of mice.” Inactivation and Epigenetic Regulation, Tsukuba, Japan, 20th IUBMB International Congress of Biochemistry and Feb. (2006). Molecular Biology and 11th FAOBMB Congress, Kyoto, Japan, Jun.(2006). 2. Mise N., Fuchikami T., Sugimoto M., Kobayakawa S., Yzuriha M., Ike F., Tada T., Ogawa T., Kanaya S., Noce 4. Sugimoto M., Abe K.: “Timing of X reactivation during T., Abe K.: “Classification of embryo-derived stem the PGC development in female mice.” 20th IUBMB cells and germ cells by genome-wide gene expression International Congress of Biochemistry and Molecular profiling.” 20th IUBMB International Congress of Biology and 11th FAOBMB Congress, Kyoto, Japan, Biochemistry and Molecular Biology and 11th FAOBMB Jun. (2006). Congress, Kyoto, Japan, Jun. (2006). ― 132 ― RIKEN BRC Annual Report 2006 ∼ 2007 動物変異動態解析技術開発チーム Technology and Development Team for Mammalian Cellular Dynamics 5. Semba K., Araki K., Matsumoto K., Suzuki M., Nakagata H., Abe K., Okabe M.: “A novel X-linked imprinted N., Araki M., Imai K., Mizuta H., Abe K., Yamamura gene PHOX5/PEM and its expresson in preimplantation K.: “Interactions of Sickle tail (Skt) gene with Danforth embryos.” The Germ Cell Meeting, Cold Spring Harbor, short tail (Sd) locus and enhancer trap locus Etl4lacZ in NY, USA, Oct. (2006). development of the intervertebral discintervertebral disc.” 20th IUBMB International Congress of Biochemistry and 13. Kobayakawa S., Abe K.: “Upregulation of two non- Molecular Biology and 11th FAOBMB Congress, Kyoto, coding RNAs, air and xist, coincides during ES cell Japan, Jun. (2006). differentiation and often takes places near nucleolus.” International Genomic Imprinting Workshop 2006, 6. Kobayakawa S., Abe K.: “Accumulation of two Tokyo, Japan, Nov.-Dec. (2006). non-coding RNAs, Air and Xist, coincides during differentiation and often takes place near nucleolus.” 2nd 14. Tashiro C., Okada Y., Numata K., Kobayashi R., Saito Conference on X-Inactivation, Paris, France, Sep. (2006). R., Kanai A., Doi T., Abe K., Kiyosawa H.: “Expression analysis of sense and antisense genes conserved between 7. Mise N., Yuzuriha M., Kondo M., Ike F., Araki K., Tada mice and human.” RNA 2006 Izu Functional RNAs and T., Ogawa T., Kanaya S., Noce T., Abe K.: “Classification Regulatory Machinery, Izu, Japan, Dec. (2006). and characterization of ES, EG and primordial germ cells having different sex chromosome compositions by 15. Abe K.: “Epigenetic program and gene expression of microarray-based expression profiling.” 2nd Conference pluripotent cells and germ cells in mouse embryos.” 16th on X-Inactivation, Paris, France, Sep. (2006). Lake Shirakaba Conference; Caribbean Gem, Grenada, Dec. (2006). 8. Sugimoto M., Abe, K.: “Determination of X reactivation timing during female PGC development.” 2nd 16. Kobayakawa S., Abe K.: “Dynamic changes in nuclear Conference on X-Inactivation, Paris, France, Sep. (2006). organization during ES cell differentiation and early mouse development.” Internationl Symposium Functional 9. Abe K., Kobayakawa S., Sugimoto M., Mise N., Organization of the Nucleus, Awaji, Japan, Jan. (2007). Fuchikami T.: “Developmental properties of mouse primordial germ cells revealed by global analysis of 17. Fuchikami T., Sugimoto M., Kobayakawa S., Mise N., gene expression and epigenetic state.” The Germ Cell Abe K.: “Dynamics of global gene expression during Meeting, Cold Spring Harbor, NY, USA, Oct. (2006). mouse primordial germ cell development.” The 5th annual CDB Symposium Germ Line versus Soma: 10. Fuchikami T., Mise N., Sugimoto M., Kobayakawa Towards Generating Totipotency, Kobe, Japan, March S., Kondo M., Ike F., Abe K.: “Dynamics of global (2007). gene expression in primordial germ cells during mouse development.” The Germ Cell Meeting, Cold Spring 18. Kobayakawa S., Abe K.: “Disparity in Epigenetic Harbor, NY, USA, Oct. (2006). state within the epiblast serves as a Basis for GermSoma differentiation in mouse.” The 5th annual 11. Kobayakawa S., Abe K.: “An epigenetic program CDB Symposium Germ Line versus Soma: Towards underlying development of ICM, epiblast and PGCs in Generating Totipotency, Kobe, Japan, March (2007). mice.” The Germ Cell Meeting, Cold Spring Harbor, NY, USA, Oct. (2006). 19. Takada T., Ebata T., Narita T., Shin-I T., Abe K., Sakaki Y., Toyoda A., Sagai T., Mita A., Moriwaki K., Kohara 12. Kobayashi S., Isotani A., Mise N., Yamamoto M., Y., Shiroishi T.: “Whole genome shotgun sequencing of Fujihara Y., Kaseda K., Nakanishi T., Ikawa M., Hamada M. M. molossinus-derived MSM/Ms and detection of ― 133 ― RIKEN BRC Annual Report 2006 ∼ 2007 動物変異動態解析技術開発チーム Technology and Development Team for Mammalian Cellular Dynamics vast aomut of SNPs against C57BL/6.” 21st International Mammalian Genomic Conference, Kyoto, Japan, Oct.- 【国内会議】 1. 津田 薫:“ 日本の港湾区域等におけるハツカネズミ 亜種の分布とその侵入頻度について ”, 日本検疫医 Nov. (2007). 学会第 8 回学術大会 , 横浜 , 1 月 (2006). 20. Sugimoto M., Yuzuriha M., Hirose M., Ogura A., Artzt K., Abe K.: “Identification and cloning of embryonic lethal 2. 阿部 訓也: “ 蛍光を用いた in vivo イメージングの gene, tw5, mapped within the T/t complex of the mouse.” 現状と将来 ”, 第 3 回日本癌学会カンファレンス「動 21st International Mammalian Genomic Conference, 物モデルによる新時代のがん研究−発症機構から治 Kyoto, Japan, Oct.-Nov. (2007). 療まで」, 蓼科 , 3 月 (2006). 21. Mekada K., Abe K., Murakami A., Nakamura S., Obata 3. 清澤 秀孔:“ 近年のゲノム・トランスクリプトーム Y., Yoshiki A.: “Which C57BL/6 Substrain is used for 解析から判明した哺乳動 物の内在性アンチセンス the background strain of your mouse?” 21st International RNA の特徴 ”, 情報計算化学生物学会(CBI 学会)・ Mammalian Genomic Conference, Kyoto, Japan, Oct.- 第 263 回 CBI 研究講演会「エピジェネティクス: Nov. (2007). 疾患と創薬の視点から」, 東京 , 4 月 (2006). 22. Semba K., Andou T., Fumie K., Mizuta H., Araki M., 4. 津田 薫 , 杠 美佐子 , 中野 かおる , 太田 聡史 , 森脇 Abe K., Araki K., Yamamura K.: “Examination of the 和郎 , 阿部 訓也: “ マウス亜種間交雑における雑種 spatial and temporal expression of sickle tail (SKT) gene 崩壊現象の解析 ”, 第 53 回日本実験動物学会総会 , in notochordal cells.” 21st International Mammalian 神戸 , 5 月 (2006). Genomic Conference, Kyoto, Japan, Oct.-Nov. (2007). 5. 阿部 訓也: “ 蛍光を用いた in vivo イメージングの 現状と将来 ”, 第 264 回 CBI 学会研究講演会「創薬 23. Shitara H., Cao L., Horii T., Nagao Y., Imai H., Abe とイメージング(2)」, 東京 , 5 月 (2006). K., Hara T., Hayashi J., Yonekawa H.: “Mitochondrial bottleneck due to the reduction of mtDNA content in the female germline does not occur in mice.” 21st 6. 三瀬 名丹 , 近藤 昌代 , 杠 美佐子 , 目加田 和之 , 池 International Mammalian Genomic Conference, Kyoto, 郁生 , 多田 高 , 小川 毅彦 , 金谷 重彦 , 野瀬 俊明 , 阿 Japan, Oct.-Nov. (2007). 部 訓也: “ マウス胚性幹細胞 (ES)・胚性生殖 (EG) 細胞の遺伝子発現様式と性染色体構成の関連に関す 24. Sugimoto M., Abe K.: “X chromosome reactivation る解析 ”, 日本発生生物学会第 39 回大会 , 広島 , 5-6 月 (2006). initiates in nascent primordial germ cells in mice.” 21st International Mammalian Genomic Conference, Kyoto, 7. 杉本 道彦 , 廣瀬 美智子 , 目加田 和之 , 小倉 淳郞 , 高 Japan, Oct.-Nov. (2007). 木 信夫 , 阿部 訓也:“ 胚体外胚葉の増殖・分化に関 25. Kiyosawa H.: “Expression analysis of Endogenous 与するマウス t-complex 変異 tclw5 の責任遺伝子の Antisense/ncRNA Identified in Mammalian 同定 ”, 日本発生生物学会第 39 回大会 , 広島 , 5-6 月 Transcriptome.” 17th Lake Shirakaba Conference; (2006). Aurora in Regeneration II, Copenhagen, Denmark, Oct. (2007). 8. 渕上 拓也 , 三瀬 名丹 , 杉本 道彦 , 小早川 智 , 近藤 昌代 , 池 郁生 , 阿部 訓也:“ マウス生殖系列におけ る時系列遺伝子発現動態解析 ”, 日本発生生物学会 第 39 回大会 , 広島 , 5-6 月 (2006). 9. 小 早 川 智 , 阿 部 訓 也: “An epigenetic program of ― 134 ― RIKEN BRC Annual Report 2006 ∼ 2007 動物変異動態解析技術開発チーム Technology and Development Team for Mammalian Cellular Dynamics the genome in ICM, epiblast, and PGC; presence of a 18. 清澤 秀孔: “mRNA と相補性を持つ RNA を介した primitive cell population in proximal epiblast during 細胞機能制御機構の解析 ”, 大阪大学大学院医学研 early postimplantation development in mice.” 日本発生 究科・生殖幹細胞セミナー , 大阪 , 12 月 (2006). 生物学会第 39 回大会 , 広島 , 5-6 月 (2006). 19. 三瀬 名丹:“ マウス胚性幹細胞および胚性生殖細胞 10. 田代 千晶 , 沼田 興治 , 大久保 和央 , 岩瀬 秀 , 岡田 の包括的遺伝子発現解析 ”, 特定領域研究「性分化 祐輝 , 瀬野 龍一郎 , 安部 一俊 , 金井 昭夫 , 斎藤 輪太 機構の解明」第 2 回 冬のワークショップ , 御殿場 , 郎 , 阿部 訓也 , 清澤 秀孔: “ ヒトとマウスにおいて 2 月 (2007). 保存されるセンス・アンチセンス遺伝子の発現解 析 ”, 第 8 回 RNA ミーティング(第 8 回日本 RNA 20. 杉本 道彦:“ 雌マウス始原生殖細胞の発生過程に起 学会年会), 淡路市 , 7 月 (2006). こる不活性 X 染色体の再活性化について ”, 特定領 域研究 「性分化機構の解明」 第 2 回 冬のワークショッ 11. 清澤 秀孔:“ マウストランスクリプトーム解析で判 プ , 御殿場 , 2 月 (2007). 明した内在性アンチセンス RNA の特徴 ”, 第 7 回応 用動物科学セミナー , 東京 , 7月 (2006). 21. 三瀬 名丹:“ マウス始原生殖細胞と胚由来幹細胞の 包括的遺伝子発現解析とその生体内における可視 12. 阿部 訓也:“ マウス胚・多能性細胞と生殖細胞の発 化 ”, 日本動物学会北海道支部第 518 回支部講演会 生プログラム ”, 日本遺伝学会第 78 回大会 , つくば , ミニシンポジウム「発生学研究の展望と回顧」−若 9 月 (2006). 原正己先生最終講義− , 札幌 , 3 月 (2007). 13. 杉本 道彦 , 阿部 訓也:“ 雌マウス始原生殖細胞の発 22. 小早川 智: “ES 細胞の分化過程 , 及び , マウスの発 生過程における X 染色体再活性化のタイミング ”, 生過程における核内構築の動態解析に関する研究 ”, 日本遺伝学会第 78 回大会 , つくば , 9 月 (2006). 近畿大学 21 世紀 COE「食資源動物分子工学研究拠 点」COE セミナー , 和歌山県紀の川市 , 3 月 (2007). 14. 三瀬 名丹 , 近藤 昌代 , 杠 美佐子 , 阿部 訓也:“ マウ ス始原生殖細胞と胚性幹細胞における遺伝子発現と 23. 津田 薫 , 杠 美佐子 , 中野 かおる , 太田 聡史 , 吉木 エピジェネティック修飾の解析 ”, 日本遺伝学会第 淳 , 持田 慶司 , 森脇 和郎 , 阿部 訓也: “Analysis of 78 回大会 , つくば , 9 月 (2006). hybrid breakdown occurring in hybridization between different subspecies of mice.” 第 54 回日本実験動物学 15. 清澤 秀孔:“ マウス・トランスクリプトームに固定 会総会 , 船堀 , 5 月 (2007). された内在性アンチセンス /non-coding RNA の発現 解析 ”, 日本分子生物学会 2006 フォーラム「分子生 24. 杉本 道彦 , 杠 美佐子 , 廣瀬 美智子 , 小倉 淳郎 , 阿部 物学の未来」, 名古屋 , 12 月 (2006). 訓也: “ マウス t コンプレックスが持つ劣性致死変 異の責任遺伝子 tclw5 の同定 ”, 第 40 回日本発生生 物学会/第 59 回日本細胞生物学会 合同大会 , 福岡 , 16. 小 早 川 智 , 阿 部 訓 也: “Developmental program of 5 月 (2007). ICM, epiblast, and primordial germ cells in mice”, 日本 分子生物学会 2006 フォーラム「分子生物学の未来」, 25. 渕上 拓也 , 三瀬 名丹 , 杉本 道彦 , 小早川 智 , 近藤 名古屋 , 12 月 (2006). 昌代 , 池 郁生 , 阿部 訓也: “ マウス胚単一細胞系譜 17. 阿部 訓也 , 小早川 智 , 杉本 道彦 , 三瀬 名丹 , 渕上 における包括的遺伝子発現解析:生殖系列細胞にお 拓也: “ マウス胚未分化細胞と生殖細胞の発生プロ ける発現動態プロファイリング ”, 第 40 回日本発生 グラム ”, 平成18 年度 文部科学省科学研究費補助 生物学会/第 59 回日本細胞生物学会 合同大会 , 福 金 特定領域研究「生殖細胞の発生プロセス・再プ 岡 , 5 月 (2007). ログラム化とエピジェネティクス」公開シンポジウ ム , 東京 , 12 月 (2006). ― 135 ― RIKEN BRC Annual Report 2006 ∼ 2007 動物変異動態解析技術開発チーム Technology and Development Team for Mammalian Cellular Dynamics 26. 小早川 智: “ エピジェネシスとマウスの発生 ”, 第 35. 稲垣 幸 , 福田 裕士 , 橋本 祥子 , 池田 理恵子 , 近藤 武史 , 清澤 秀孔 , 影山 裕二: “ ショウジョウバエを 21 回モロシヌス研究会 , 神戸 , 6 月 (2007). 用いた新規機能性 RNA 分子の探索と検証 ”, 第 30 回日本分子生物学会年会 , 横浜 , 12 月 (2007). 27. 沼田 興治 , 長田 木綿子 , 岡田 祐輝 , 斉藤 輪太郎 , 金 井 昭夫 , 阿部 訓也 , 清澤 秀孔: “ ヒト - マウス間に おける内在性センス - アンチセンス RNA の比較発 36. 清澤 秀孔 , 沼田 興治 , 岡田 祐輝 , 長田 木綿子 , 斎藤 現プロファイリング ”, 第 9 回 RNA ミーティング (第 輪太郎 , 金井 昭夫 , 安江 博 , 大河内 信弘 , 阿部 訓也: 9 回日本 RNA 学会年会), 名古屋 , 7 月 (2007). “ 哺乳動物における新規アンチセンス /ncRNA の発 現解析 ”, 第 30 回日本分子生物学会年会 , 横浜 , 12 28. 清 澤 秀 孔: “ 哺 乳 動 物 に お け る 内 在 性 ア ン チ セ ン 月 (2007). ス /ncRNA(Endogenous Antisense/ncRNA in Mammals)”, 千葉県がんセンター研究局集談会 , 千 37. 米川 博通 , 曹 麗琴 , 設楽 浩志:“ ミトコンドリア遺 伝子の同質性(ホモプラズミー)とボトルネック 葉 , 8 月 (2007). 効果 ”, 第 30 回日本分子生物学会年会 , 横浜 , 12 月 29. 三瀬 名丹 , 阿部 訓也: “ マウス ES 細胞および胚由 (2007). 来生殖細胞の包括的遺伝子発現解析 ”, 日本遺伝学 38. 小 早 川 智 , 阿 部 訓 也: “Heterogeneity in cellular 会第 79 回大会 , 岡山 , 9 月 (2007). epigenetic state within epiblast serves as a basis for 30. 阿 部 訓 也: “ 蛍 光 を 用 い た in vivo イ メ ー ジ ン グ germ-soma segregation in mouse”, 第 30 回日本分子生 物学会年会 , 横浜 , 12 月 (2007). の 現 状 と 将 来 in vivo fluorescent imaging, current to future”, 第 66 回日本癌学会学術総会 ランチョンセ 39. 野瀬 俊明 , 徳増 亜古 , 伊藤 志乃 , 三瀬 名丹 , 長田 ミナー , 横浜 , 10 月 (2007). 智治 , 阿部 訓也: “ 生殖細胞分化系に見られるマウ ス Vasa 遺伝子のエピジェネティック制御 ”, 第 30 31. 沼田 興治 , 長田 木綿子 , 斎藤 輪太郎 , 金井 昭夫 , 清 回日本分子生物学会年会 , 横浜 ,12 月 (2007). 澤 秀孔:“ マイクロアレイをもちいた内在性アンチ センス RNA の発現解析 ”, JBIC2007 プロジェクト 40. 稲垣 幸 , 福田 裕士 , 橋本 祥子 , 池田 理恵子 , 近藤 研究成果報告会 , 品川 , 11 月 (2007). 武史 , 清澤 秀孔 , 影山 裕二: “ ショウジョウバエを 32. 津田 薫 , 吉木 淳 , 持田 慶司 , 森脇 和郎 , 阿部 訓也: 用いた新規機能性 RNA 分子の探索と検証 ”, 第 30 “ マウス亜種間交雑における雑種崩壊現象の表現型 回日本分子生物学会年会 , 横浜 , 12 月 (2007). 解析 ”, 第 9 回 REG (Reproduction technology, Embryo manipulation and Gene recombination) 部会 , 御茶ノ水 , 41. 長田 木綿子 , 岡田 祐輝 , 沼田 興治 , 村田 真也 , 斎 11 月 (2007). 藤 輪太郎 , 金井 昭夫 , 冨田 勝 , 清澤 秀孔:“ センス −アンチセンス転写産物の特徴解析に向けた基盤 33. 阿部 訓也: “ 発現プロファイリングより明らかと 整備 ”, 第 30 回日本分子生物学会年会 , 横浜 , 12 月 なった始原生殖細胞と胚性・生殖幹細胞の分化状 (2007). 態 ”, 文部科学省科学研究費補助金・特定領域研究 「生殖細胞の発生プロセス・再プロ グラム化とエピ 42. 岡田 祐輝 , 田代 千晶 , 沼田 興治 , 金井 昭夫 , 斎藤 ジェネティクス」第 6 回公開シンポジウム , 品川 , 輪太郎 , 阿部 訓也 , 冨田 勝 , 清澤 秀孔: “ ヒト−マ 11 月 (2007). ウス間のシンテニー領域に存在するアンチセンス RNA の発現比較解析 ”, 第 30 回日本分子生物学会 年会 , 横浜 , 12 月 (2007). 34. 清澤 秀孔:“ ヒト・マウスのゲノムトランスクリプ トーム解析で同定された内在性アンチセンス転写産 物の発現解析 ”, 第 13 回動物遺伝育種シンポジウム , 43. 野瀬 俊明 , 徳増 亜古 , 伊藤 志乃 , 三瀬 名丹 , 長田 つくば , 11 月 (2007). ― 136 ― RIKEN BRC Annual Report 2006 ∼ 2007 動物変異動態解析技術開発チーム Technology and Development Team for Mammalian Cellular Dynamics 智治 , 阿部 訓也: “ 生殖細胞分化系に見られるマウ 52. 小早川 智:“ マウス始原生殖細胞の起源を追い求め て・・・”, 頭部形成研究会 2008, 熊本 , 4 月 (2008). ス Vasa 遺伝子のエピジェネティック制御 ”, 第 30 回日本分子生物学会年会 , 横浜 , 12 月 (2007). 53. 津田 薫 , 持田 慶司 , 吉木 淳 , 森脇 和郎 , 阿部 訓也: 44. 渕上 拓也 , 三瀬 名丹 , 杉本 道彦 , 小早川 智 , 近藤 “ マウス亜種間の兄妹交配で生じる雑種崩壊現象 昌代 , 池 郁生 , 阿部 訓也: “ マウス生殖系列細胞発 の表現型解析 ”, 第 11 回遺伝学談話会 , 札幌 , 5 月 生過程における遺伝子発現動態の包括的解析 ”, 第 (2008). 30 回日本分子生物学会年会 , 横浜 , 12 月 (2007). 54. Tsuda K., Mochida K., Yoshiki A., Moriwaki K., Abe K.: 45. 沼田 興治 , 長田 木綿子 , 岡田 祐輝 , 斉藤 輪太郎 , 金 “Analysis of hybrid breakdown occurring in sib mating 井 昭夫 , 阿部 訓也 , 清澤 秀孔:“ ヒト−マウス間の between two different mouse subspecies”, 第 55 回日本 シンテニー情報をもちいた新規内在性アンチセンス 実験動物学会総会 , 仙台 , 5 月 (2008). 転写産物の解析 ”, 第 30 回日本分子生物学会年会 , 横浜 , 12 月 (2007). 55. Cao L., Sakai I., Yoshiki A., Abe K.: “In vivo measurement ofgene expression, nuclear organization 46. 杉本 道彦 , 佐渡 敬 , 阿部 訓也: “ 雌マウス PGC に and subcellular organelle dynamics in live animals using おける X 染色体の活性変化に伴う DNA メチル化パ a novel laser scanning microscopy system”, 第 55 回 日 ターンの解析 ”, 第 30 回日本分子生物学会年会 , 横 本実験動物学会総会 , 仙台 , 5 月 (2008). 浜 , 12 月 (2007). 47. 小 早 川 智 , 阿 部 訓 也: “Heterogeneity in cellular epigenetic state within epiblast serves as a basis for germ-soma segregation in mouse”, 第 30 回日本分子生 物学会年会 , 横浜 , 12 月 (2007). 48. 三瀬 名丹 , 中野 かおる , 近藤 昌代 , 阿部 訓也:“ES 細胞ゲノムの DNA メチル化制御における X 染色体 不活性化中心の関与 ”, 第 30 回日本分子生物学会年 会 , 横浜 , 12 月 (2007). 49. 安藤 卓 , 仙波 圭 , 水田 博志 , 荒木 正健 , 阿部 訓也 , 荒木 喜美 , 山村 研一: “ 脊索細胞系譜の分子マー カーになりえるマウス Skt 遺伝子の解析 ”, 第 30 回 日本分子生物学会年会 , 横浜 , 12 月 (2007). 50. 津田 薫 , 太田 聡史 , 吉木 淳 , 持田 慶司 , 森脇 和郎 , 阿部 訓也:“ マウスにおける生殖関連遺伝子群の非 同義置換率に観られる有意性 ”, 第 30 回日本分子生 物学会年会 , 横浜 , 12 月 (2007). 51. 村田 真也 , 岡田 祐輝 , 沼田 興治 , 清澤 秀孔 , 長田 木綿子 , 斎藤 輪太郎 , 冨田 勝: “ 高等真核生物にお けるオーソログ遺伝子の同定および発現解析 ”, 第 30 回日本分子生物学会年会 , 横浜 , 12 月 (2007). ― 137 ―
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