仕 様 書 水槽付消防ポンプ自動車 ［Ⅰ－Ａ型］ （平成２４年度） 安房郡市広域市町村圏事務組合消防本部 警 防 課 水槽付消防ポンプ 水槽付消防ポンプ自動車 ポンプ自動車 Ⅰ-Ａ型 艤装仕様書 第１ 総 則 １ 目 的 この仕様書は、安房郡市広域市町村圏事務組合（以下「組合」という。）が平成２４年度に購 入する水槽付消防ポンプ自動車Ⅰ－Ａ型（以下｢水Ⅰ－Ａ型｣という。）の艤装、性能、積載器具 及び検査時の基準、その他必要な事項一切を定める。 ２ 艤装概要 ⑴ 車両は平 成 ２ ４ 年 度 に 公 表 製 作 さ れ た も の 、 又 は す べ て 新 規 製 品 の も の で な け れ ば ならない。 ⑵ 車両は道 路 運 送 車 両 法 （ 昭 和 ２ ６ 年 ６ 月 １ 日 法律第１８５号）並びに道路運送 車両の保安基準（昭和２６年運輸省令第６７号）等の関係する法令に適合し関東陸 運局の新規登録検査に合格するとともに緊急自動車として千葉県公安委員会の承認 が得られるものであること。 ⑶ 車両製作に際し、動力消防ポンプの技術上の規格を定める省令（昭和61年自治省令第24 号）に定める規程に基づくものでな け れ ば な ら な い 。 ⑷ 車両は、２ＷＤ方式５．５ｔ級シャシーを基としてＡ２級高圧タービンポンプ、ホース延 長用資機材（以下「ホースカー」という。 ）を装備し、防火水槽等の水利から自力吸放水でき る機能を有し、定員６名以上で規格に適合し、本仕様書をすべて満足した車両であること。 ⑸ 製作に使用するすべての材料は、日本工業規格に基づいて精選された耐久性に 富 む も の を 使 用 す る こ と 。（ 別 表 の と お り ） ※地域性に鑑み、塩害及びそれらに伴う腐食防止等完全に対処しうる上質の材料と する。 ⑹ 受注者はこの艤装に際して、仕様の目的が十分達せられるよう製作し、技術上変更を要す る場合及び疑義のある場合は組合の承認を得なければならない。又契約後に生じた疑義は、 全て組合の解釈によるものとし、組合の出す新たな指示事項は、本仕様書と同等の扱いとす る。 ⑺ この仕様書は、消防消第８０号 底について（総務省消防庁 平成１９年５月１４日付 消防車両の安全基準の周知徹 消防・救急課長通知） 消防用車両の安全基準について 消防 ポンプ自動車編に全て準ずるもとする。 上記安全基準に記載が無くとも、消防自動車として当然求められる長期の使用に耐え得る 強度と耐久性を有するよう施工すること。 １ ⑻ この仕様書に記載されていないものでも消防自動車として当然備えていなければならない ものは施工すること。 ⑼ 受注者はこの艤装に際して総合的な重量軽減を図り、車両重量のバランスを十分考慮して 製作すること。 ⑽ 消防ポンプ自動車としての美観を損なう艤装であってはならない。 ⑾ 受注者は、設計・製作・材料・部品等に関し、特許その他の権利上の問題が発生した場合 には、その責任の全てを負うこと。 ⑿ 受注者は、この艤装が完全かつ強固に、安全性を十分考慮して完成するよう事前に検討し、 契約後１週間以内に組合と細部に亘って十分に打ち合わせを行い、工程に支障のないように 確認すること。その後１週間以内に、打ち合わせ議事録を１部組合に提出するものとする。 ⒀ 納入後１年以内に生じた設計、資機器材その他工作上の不備、故障又は破損の一切は受注 者の負担とし、連絡を受けたら即日引き取りを行い、２日以内に入庫しすみやかに修理する こと。 ⒁ 受注者は、運用開始後に改善すべき事柄が発生した場合、上記⒀と同様に対処すること。 ⒂ 受注者は、保証については定められた期間とするが、保障期間後といえども設計不良、工 作不良に起因する不都合箇所が発生した場合は、上記⒀と同様に対処すること。 ⒃ 軽微な修理、部品交換等の場合も、必ず消防ポンプ自動車に関する確かな技術を有する担 当者が上記⒀と同様に来所し組合の指示に従い、その場で修理又は交換等を行うこと。 ⒄ 緊急的な要請、又は緊急的な修理には、必ず消防ポンプ自動車に関する確かな技術を有す る担当者が、６時間以内に来所しすみやかに対処すること。 ３ 提出書類 ⑴ 製作に先だち受注者は本仕様の全般を確認し、水Ⅰ－Ａ型の用途が十分に果たされるよう 留意するとともに、次のものを提出し組合の承認を受ける。 ア 設計図（四面図）２０分の１（附属品等取付図含む） イ ポンプ搭載図及びポンプ配管図 ウ シャシー諸元表 エ 車体骨組図 オ エンジン性能表 カ 工程表 キ ホース延長用資器材製作図 ク ポンプ主要部品一覧表 ケ その他組合の指示するもの ⑵ 車両納入時、次のものを提出する。 ア 検査合格証（写） イ ポンプ性能検査表 ２ ウ 完成図（四面） エ ポンプ取り扱い説明書及び修理解説書３部 オ 写真（キャビネ版）前後両側、上部面及び積載物品 ５葉６組 ネガを含む （車検時のもの２組 消防署車庫前のもの４組） カ その他組合の指示するもの ４ 検 査 艤装中に工程確認、指示又は検査のため組合が工場に出向するが、正当な理由なく拒むこと ができない。指示又は検査のため組合が、進捗状況の報告を求めた時は、パソコンのメールに て写真・動画等で報告すること。 指示又は指摘箇所が発生した場合は速やかに修正を行い、その結果をパソコンのメールにて 写真・動画等で報告し、承認を得なければならない。検査の結果、組合が不合格と認めた場合、 軽微なものは即日、重大な修正が必要な場合であっても５日以内に修正作業を行い、再検査を 受けるものとする。 ⑴ 納入前中間検査を行う。受注者は検査予定日の２０日前までに、中間検査依頼書を組合に 提出すること。 ⑵ 中間検査は基本的に１回とするが、組合が不適当と認める場合及び疑義が多数発生した場 合等は、中間検査の回数に制限は設けないこととする。検査に係る費用は受注者の負担とす る。ただし検査に係る旅費は組合が負担する。 ⑶ 納入時完成検査を行うとともに性能検査及び員数検査も行う。検査に合格しなければ組合 は納入を一切拒否する。物品の員数不足等にあっても同様とする。そのため納入期限が遅延 しも、その責任は受注者が完全に負うものとする。 ⑷ 完成検査は、安房郡市消防本部で行い、検査終了後組合の指定する場所へ納入すること。 完成車両は、日本消防検定協会及び関東陸運局千葉陸運支局袖ヶ浦自動車検査登録事務所の 車両検査に合格したもの（新規登録手続完了）を組合に納入する。 ５ 手続き等 次の事項に係る手続き等は受注者が代行し、検査を伴うものにあってはこれに合格後、納入 すること。 ⑴ 関東陸運局の車体検査に関すること。 ⑵ 千葉県公安委員会の緊急自動車等の指定申請（届出）に関すること。 ６ シャシー主要諸元 組合の車両に使用するシャシーは次のとおりとする。 ⑴ 性能、寸法及び諸元 ア 定 員 ６名以上 ３ イ 型 式 ジーゼル ウ 駆動方式 ２ＷＤ エ 総排気量 ５１９３ｃｃ以上 オ 最大出力 (ｋＷ／rpm) １５４ｋＷ／２４００rpm以上 カ 消防検定出力 (ｋＷ／rpm) １５４ｋＷ／２４００rpm以上 キ 最大トルク (kg.m／rpm) ５８.５kg.m／１６００rpm以上 ク 寸 ６９００㎜以下 法 （全 長） （全 幅） ２３００㎜以下 （全 高） ２８５０㎜以下 （ホイールベース） ３７９０㎜以下 ケ 変速機 オートマチック コ オイルクーラー 水冷内蔵式 サ オルタネーター ２４Ｖ－９０Ａ以上で消防活動において照明及び 付属品等が十分使用できる発電能力を有するもの シ 燃料タンク １００ℓ 前後のもの ス 蓄電池容量 １２Ｖ―１４５ＡＨ以上×２ セ タイヤ 全天候型ラジアルタイヤ×７（スペアタイヤ１本含 む） ソ 制動装置 ＡＢＳ（アンチロックブレーキシステム） タ 安全装置 運転席エアーバッグ チ オイルパンヒーター コンセント（規格別途指示）は右側運転席乗降ス テップ付近とし、キャプタイヤコード１５ｍコネクタ ー付 ⑵ その他 ディスチャージヘッドランプ（シャシーメーカー純正品） パワーステアリング（シャシーメーカー純正品） ブレーキロック（シャシーメーカー純正品 作業用補助制動装置） 電動キャブチルト（シャシーメーカー純正品 電動油圧式 チルトシリンダー２本） サイドバイザー（シャシーメーカー純正品 泥よけ（シャシーメーカー純正品 ドア上部の前後左右） 全輪） ※特に指示のないものは標準装備とする。 第２ 艤 装 １ 車体構造及び強度 ⑴ 水Ⅰ－Ａ型としての用途に合致した精度、強度及び耐久性を有するものでなければならな ４ い。 ⑵ 安全に係る構造部分の強度については、強度計算書等により確認されていること。 ⑶ ポンプ、水槽、ホース延長用資器材（ホースカー）等の重量物の取付け部、並びにギヤケ ース、駆動ジョイント、ポンプシャフト等ポンプ駆動装置の荷重の加わる部分にあっては、 十分な強度を有していることが強度計算等により確認されていること。 ⑷ 通路等の床及びその取付け部は、踏み面に下記の①及び②の外力を垂直方向に加えた場合 に永久に変形が生じないこと。 ア 任意の場所の１２５㎜の直径に１８００Ｎの荷重とし、昇降用梯子にあっては、横桟中 央１２５㎜の幅に１８００Ｎの等分布荷重とする。 イ ⑸ １㎡当たり一様に４５００Ｎの荷重 手すりは、任意の点に９００Ｎの荷重を作用させた場合に永久に変形が生じないものであ ること ⑹ ステップは、 任 意 の 点 に １ ８ ０ ０ Ｎ の 荷 重 を 作 用 さ せ た 場 合 に 永 久 に 変 形 が 生 じ な いものであること。 ⑺ 各積載品の取付金具等は９００Ｎ、固定用ベルトは５００Ｎの荷重を作用させた場合永久 に変形が生じないものであること。 ２ 型状装備の概要 ⑴ ３ 型状装備は別紙姿図によるほか本仕様書に基づくものとする。 艤装材料 ⑴ すべての資材は消防防災設備整備費補助金交付要綱に定めるところによる。 ⑵ 使用される材料は、耐食性に優れたもの又は必要に応じ防食処理が施されたものであり、 難燃性の優れたもの及び経年劣化の少ない素材を適正に選定すること。 ４ ポンプ ⑴ ポンプは消防用砲金製２段バランスタービンポンプ(吸水加圧羽根付)とし、ポンプ装置の 軸封部にメカニカルシール又はグランドパッキンを使用して軸封部の密封性能及び耐久性能 を大幅に高め、長期にわたりメンテナンス不要な構造とすること。 ⑵ ⑶ 性能は、Ａ－２級以上とする。 ア 規格放水圧力（０.８５Ｍｐａ）で毎分２１００ℓ 以上 イ 高圧放水圧力（１.４Ｍｐａ）で毎分１４００ℓ 以上 ポンプの架装位置は努めてエンジン部に近づけ、かつ点検手入れに便利なよう堅固に取り 付ける。 ⑷ 主ポンプ及び附属装置を支える鋼材は溝型鋼等でシャシーフレームに堅固に取り付け、振 動や衝撃等により緩みや変形等を生じないようにする。 ５ ⑸ ポンプドレーンコックは３０秒以内にポンプ内の残水を完全に排水できるものとする。 ポンプ室点検口はポンプ室前部、ポンプ室上部及びその他必要箇所に設ける。 ⑹ ポンプ室前部側板は点検に便利な構造とし、ポンプ室上部は出来る限り大きく開放出来る 構造で取り外し可能とする。ポンプ室内に保護枠付カマボコ型照明灯（１２Ｗを２箇所）を 堅固に取り付ける。 ⑺ ドレーンの各配管の排出弁は吸水系統と吐水系統に色分けし、集中ドレーン方式とする。 ５ 吸水装置 ⑴ 真空ポンプは偏心回転翼式又はピストンポンプ（若しくは同等品）としオイルレス無給油 ポンプ式とする。 ⑵ 真空ポンプの駆動接断は電磁式又は電気式装置とし、左右いずれからでも操作ができ水圧 ０.３M㎩／㎠以内で自動的にクラッチが切れる装置とする。非常用ボタン又はスイッチを設 ける。 ⑶ 真空ポンプの性能は吸管の先端で３０秒以内に水銀柱７００㎜Hg以上を作成し、漏気は３ ０秒間に１０㎜Hg以下とする。 ⑷ 真空ポンプは故障等を防ぐための安全装置（遠心分離器及び水遮断器、若しくは同等品） を取り付けること。 ６ ポンプ調整装置・動力伝達装置 ⑴ ポンプ運転のための動力取り出しは車両の運行に影響を及ぼさず、又動力が効率良く伝導 され操作が容易にできる構造とする。 ⑵ スロットルダイヤルは、ポンプ室左右のいずれからでも各計器類を見ながら操作ができる ように取り付け、円滑に微細な調整ができ、かつ振動等で変調しない調速ダイヤル式とする。 ⑶ ポンプの運転切換え操作は運転席付近に設けたボタン式スイッチ又はレバーにより行うも のとする。 ７ 吸水及び放水 ⑴ 吸水口は７５㎜ボールコック式とし、左右の吸水口には自在式エルボを取り付け吸管が 前 後自由に移動できるようにする。ストレーナーを取り付ける。 ⑵ 呼水装置は、車両の両側に個々に設け揚水完了が容易にわかるようにする。 吸水量１.０㎥／min（吸水高３ｍ）の時、バルブを全開しても落水せず６０秒以内に揚水を 完了する。 ⑶ 中継口は６５㎜ボールコック式（ストレーナー付）をポンプ両側に各１個設け、町野式 メ ス（蓋付）とする。 ⑷ 放水口は６５㎜ボールコック式を車両の両側に各２個設け、町野式オス金具（６５・５ ０ ㎜）を取り付ける。４個のうち２個（左右側各１個）は５０㎜の自在接手を取り付ける。車 ６ 両右側中継口からポンプまでの配管に、流入するする水を制御する装置（自動制御圧力バル ブ配管埋め込み型）を取付けること。 ⑸ ８ 吸水口、放水口、中継口のコックは、すべて前方開きとする。 水 槽 ⑴ 水槽は振動、衝撃等により損傷、緩み等を生じないように車台に固定して設けられた水圧 に対して変形及び水漏れのない構造とする。 ⑵ 水槽の容量は１５００ℓ とし０.０３M㎩/㎠の水圧に対して変形及び水漏れのない構造とし 内部には、水の重心移動を緩和する脱着可能な縦２枚横１枚の防波板を設ける。車両重心位 置を考慮し、積載位置は出来るだけ前方に取り付ける。 ⑶ 水槽内部は清掃、塗替え等に便利な構造とし、上部に直径４５０㎜以上のマンホールを設 け、蓋を固定する蝶ネジはステンレス製とする。 ⑷ 水槽の艤装材料の厚さは側板４.０㎜以上、底部６.０㎜以上、上部４.５㎜以上の鋼板を 用い、接合部は電気溶接で堅固に製作する。 ⑸ 水槽は亜鉛メタリコン等の適当な防蝕加工を施し、５％以上の塩水の噴霧試験に合格した ものとする。 ⑹ 水槽はポンプから自己補給が可能な補給口、排水口、オーバーフローパイプを設け、給水 配管は毎分１５００ℓ 以上の放水に適する大きさとし、コック及び配管には緩衝装置を設け る。 ⑺ 水槽には、外部補給口６５㎜町野式メス（蓋付）を左右側板に各１個取り付ける。 ⑻ タンク内部補給管先端に停水弁２個を取り付ける。 ⑼ 補給管最底部に圧力及び残水を抜く排水弁を設ける。 ⑽ 側板に１００ℓ ごとに目盛りのある水量計を車両左右に取り付け、残水が一目で分かる措 置を施すこと。 ⑾ 水の補給条件（送水圧力）を表示すること。 ⑿ 水が満載及び空の双方の状態において、走行時の車両の安全性を確保できるものであるこ と。 ９ 燃料タンク ⑴ ポンプ室内に燃料タンク（１００ℓ 前後）を取り付ける。取り付け場所は重心バランスを 考慮し可能な限り低い位置とする。 ⑵ 10 給油口は、外板に扉を作製して名板を取り付ける。給油に至便な位置、構造とする。 乗員席 ⑴ 乗員室両側に乗降用踏台をアルミ縞板で堅牢に作成し、ステンレス製握り棒を前後に取り 付ける。 ７ ⑵ 乗員室屋根に取り付ける各機器の重さ及び点検等で人が乗っても十分耐え得るように補強 すること。 ⑶ 乗員室屋根上は前方に台付き散光式警光灯（モーターサイレン内臓）を取り付け、中央部 付近に対空表示を施すこと（文字サイズ別途協議）。 ⑷ 後部乗員席天井中央付近に地図等が読み取れる照度の照明灯（２０Ｗ以上）を設け、運転 に支障を与えないよう前半分に遮光を施すこと。又、スイッチは取り付け部付近に設ける。 ⑸ 助手席左前側支柱部に、スイッチ付きフレキシブルアーム式スポットライト（ＬＥＤ）を、 運転席方向を照らさないよう下向きに取り付ける。 ⑹ 乗員室内上部の電気配線は整理して天井内に埋め込み配線する。 ⑺ フロントガラス等の曇止め防止装置（空調設備）を取り付ける｡ ⑻ 運転席と助手席との間にコンソールボックスを設け、トライレン、外部送受話器切換器及 びスイッチ類（赤色灯、サイレン、各照明灯、サーチライト等）を収納し、上面に機器の操 作を容易にするための照明（運転席方向を照らさない）を設ける。 無線機（アナログ機 支給品）、無線用送受話器をコンソールボックス付近に取り付ける。 （別途協議）ボックス上部に、電波式デジタル時計を設置すること。 点検のため上面の蓋は簡単に取り外せる構造とする。（寸法及び取り付け位置別途協議） ⑼ 前席シート背当ての裏側に走行時の安全確保に必要な手摺を設ける。（Ｓ字フック６個 付） ⑽ コンソールボックス後方に書類及び強力ライト等を入れることのできる収納箱を設け中に 取り外し可能な仕切り板を設ける。 （底部固定式とし大きさについては別途協議） ⑾ 後部シート背当部後ろ天井下（キャビン内最後部）に空気呼吸器４基をセットできる金具 （ヴォーカーウェイ）を取り付け、上部に防火衣を掛けるフック（４箇所）を設けること。 ⑿ 後部シート背当ては、落とし込み式とする。 後部シート後ろ下方に木製収納ボックスを設け、空気呼吸器予備ボンベ３本を積載する。 走行時の振動や衝撃にもガタつかない措置を施すこと。 ⒀ 後部シート下に小資機材を収納するためのボックスを設ける。蓋となるシートは容易に取 り外しができること。 左右外側に資機材取り出し用の扉を設ける。容易に資機材を取り出すため、扉は可能な限 り大きくすること。 11 ⒁ トランジスタメガホンを固定設置する。（別途協議） ⒂ フロントガラス付近の有効な位置にドライブレコーダーを、配線を施し設置する。 キャブ ⑴ キャブは、堅牢な天蓋及び車両の両側にドアが設けられたものであること。 ⑵ キャブを最も高い位置まで持ち上げた状態を維持するためのメカニカルなロック装置を設 ける。またロック装置が機能していない場合の警告措置（警告音、警告等）を設けること。 ８ 12 ボデー外板 ⑴ ボデー外板は堅牢な１.６㎜以上の鋼板を使用し、各種積載品の取り付け金具は堅固に固 定する。各ボデー鋼板の裏側接続を行う際は、シリコン詰め等、水密及び防錆処理を完全実 施すること。長期（１７年間以上）の使用にも耐え得るように施工すること。 ⑵ 各ステップ（サイド、リヤー）は厚さ３．２㎜以上の強力な防錆性能を有したアルミ縞板 とすること。 ⑶ リヤーステップ付近の最低地上高は、装備と水を積載し定員が乗車しても４００㎜以下に ならないようにする。積載した梯子上部又はボックス上面及び標識灯が散光式警光灯より高 くならないように設定する。 ⑷ キャブ両側に、乗降のため必要箇所には握り棒及び手摺りを堅固に設置する。(取付位置別 途協議) ⑸ フロント及びリヤードアのサイドシル部、梯子乗降部、リヤーフェンダーの吸管接触部等 の塗装が剥がれやすい箇所に保護板を設けること。 ⑹ 各金属板の外周は、内折れ加工とし点検等に危険のない構造とする。 ⑺ 後部右側に上部面に乗降するためのステンレス製梯子（先端部を内側に折り曲げ、突起 の無い構造とする。縦桟は丸棒でも可。横桟は、角型ステンレス棒にゴム張り又は縞板等の すべり止めを張る）を、機器操作等の取り扱いや上部積載品の積み降ろしに支障とならない よう堅固に取り付けること。（別途協議） ⑻ 車両後部左側に上部面に乗降するための埋め込み型展開ステップを堅固に取り付ける。 また、乗降の際の安全を確保するため、ステップ両側にステンレス製の手摺を堅固取り付け る。手摺は機器操作等の取り扱いや上部積載品の積み降ろしに支障とならないようにするこ と。（別途協議） 乗降用梯子下部のコンビネーションランプはボデーを最大限確保するため、埋め 込 み 式 と す る 。（ 別 途 協 議 ） ⑼ ボデー外板上部周囲に１段の手摺り（直径２５㎜ステンレスパイプ）を設ける。 ただし、乗降用梯子部分及びとび口先端部には設けないものとする。 ⑽ ステップ、ボックス等の水の溜まる箇所には水抜き孔を設ける。 ⑾ キャビン部を除く上部一面はアルミ縞板でフラット式とし上面にポンプ室点検口、水槽用 マンホール点検のための開閉扉を取り付ける。ポンプ室点検口は、２枚の蓋で開口し取り外 せるものとする。 内部（ポンプ室）の空間にアングル鋼等で棚を設け、泡薬液缶４本を収納する。アングル はボルト止めとし、ポンプ点検時は取り外せる構造とする。 ⑿ 左右後部タイヤ周囲の側板を開閉式の扉とし、ステップ兼用（ロック装置付）とする。 左右扉の内部に、ステンレス製（太さ１３㎜以上、内径２５㎜以上）の救助固定用支持金 具を各１個、消火栓補給口を各１個取り付ける。 （走行、使用において支障のないよう配置す ること） ９ 救助固定用支持金具は、カラビナを取り付けても周辺に障害のないように配置する。 ⒀ 左右の側板上部に夜間作業における各種計器、操作を容易にするため保護枠付蛍光灯 （８Ｗ以上）を各１個取り付けること。 吸水管上部付近の側板に、ＬＥＤ方式の白色照明灯を左右各１個取付けること。（取付け位 置別途協議） 13 ボックス類 ⑴ バッテリー収納ボックス 乗員室後部の左側下部昇降台付近に設け、バッテリー収納は横に２個を収納する構造でロ ーラー引き出し式（ストッパー付）とし、引き出しの際ターミナル部の緩みが生じないよう にする。ターミナルは周囲の金属と十分な距離を取り、絶縁カバーを取り付ける｡ ⑵ 小資器材等収納ボックス 乗員室後部の右側下部昇降台付近に小資器材等（放口媒介、ホースバンド）が収納できる ボックス（スノコ敷き）を設け、上面はアルミ縞板張り、扉は左方開き（前方に蝶番）周囲 に樋を設け、内部は上下２段とする。 ⑶ 無線機遠隔用送受信機収納ボックス 車両左右計器盤周辺に、埋込式無線用スピーカーボックス（外側は網目板で取り外し可 能）とハンドスピーカー型送受話機収納ボックスを設け、ハンドスピーカー型送受話機収納 ボックス扉は左右とも前方開き（前方に蝶番）とし、特に入念な防水対策を施す。（寸法別 途協議） ⑷ 左右前部吸水管下ボックス 吸水管積載部下に５０mmホース×５本と管鎗を収納できるボックスを設ける。 左右両ボックス開口部(ホース収納部)は速消式として使用するため前後部にローラーを取り 付ける。蓋部はストッパー付きとし、補強した二重構造でリンク、チェーン等により水平位 置に固定し、内側にはアルミ縞板を全面に張り、ステップとして上部の吸水管、資機材の出 し入れを容易に行える構造とする。保護枠付照明（８Ｗ以上）を取り付ける。 ⑸ 右側中央部ボックス（ホース収納及び資機材の収納） 右後輪上部に、ホース及び資機材を収納できるボックスを設ける。扉はシャッター式で耐 久性、防水性を有する堅牢な構造とし、開閉は任意の位置で停止できる機能確実なものであ り、走行時の振動等により歪み、ガタつき又は開放の恐れのないロック装置を設けること。 （ボックスの寸法別途協議） ボックス内は４区画とし、シマダホース５０㎜×４束収納、救助用資機材等を木製収納箱 により収納し、側面にフォグガン、スタンドパイプを固定金具により固定する。（積載位置 別途協議）必要に応じ、木製の棚（仕切り板）を作成し小資機材を収納する。（現物合わせ による）。シャッター下げ降ろしベルトを取り付ける。 ⑹ 左側中央部ボックス（ホース収納及び資機材収納） １０ ボックスの大きさ及びシャッターの規格は右側ボックスに準ずる。ボックス内は４区画と し、シマダホース５０㎜×４束収納、救急資器材及びＡＥＤ（支給品）、資機材等（燃料タン ク）を木製収納箱で収納する。（寸法は別途協議） 必要に応じ、木製の棚（仕切り板）を作成し小資機材を収納する。 （現物合わせによる）シ ャッター下げ降ろしベルトを取り付ける。 ※各ブロック(スノコ敷き)ごとに転倒、落下防止用のマジックテープベルト各２箇所及び保 護枠付照明（８Ｗ以上）を取り付ける。ホース収納部はローラーを取り付ける。 ⑺ 右側後方下部ボックス（資機材収納） 右側後方下部に救助用資機材（支給品）等を収納できるボックス（開口部概ね縦５００㎜、 横１０００㎜、奥行４００㎜）を設け、蓋部は左右前部吸水管下ボックスに準ずる。底部は 資機材を容易に前方へ引き出せるような構造にする。（別途協議） 保護枠付照明（８Ｗ以上）を取り付ける。 ⑻ 左側後方下部ボックス（資機材収納） 右側後方下部ボックスと同様とし、及び小資器材等を収納する。 (9) 車体上部の左側にボックス（縦１５００㎜、横５００㎜、高さ３００㎜）を設ける。扉は 上開き、外側上部にステンレス製の蝶番、ストッパー付、内面の底部、縦４面に木製保護板 を張り、ボックスの下にＨ鋼等（完全な防錆対策を施す）で空間をあけること。ストッパー は十分開いて安定した位置で固定すること。（取り付け箇所別途協議）走行による振動や衝撃 等にも緩みや、ガタつくことのないよう施工すること。ボックスの高さは散光式警光灯より 下げる。 (10) 後部収納ボックス ア 資機材収納ボックスを設ける。扉はシャッター式（ベルト付）としする。左右中央部ボ ックスに準ずる。上部に火災現場用具鞄（支給品）、軽量呼吸器予備ボンベ４本収納する 木製収納を設ける。適当な位置に仕切り板を設ける。（別途協議） イ 中段右側に照明器具収納ボックスを設け、扉部にストッパーを取付ける。照明器具一式 （発電機、コードリール、ライト、三脚）が収納できる大きさで、ローラー式引き出しレ ール（ピンストッパー付）とし、木製収納枠を設ける。保護枠付照明（８Ｗ以上）を取り 付ける｡ ウ 下段右側に小型ポンプ収納ボックスを設ける。Ｃ１級の小型動力ポンプ（Ｖ２０Ｅ）を 収納できる大きさとし、金属性架台（ローラー式引き出しレール、ハンドルストッパー 付）を設け内部に保護枠付照明灯（８Ｗ以上）を取り付けること。扉部にストッパーを取 り付け、下方に開き二人で両側から取り出せるようにする。 エ 下段左側にホースカー（１０本入り）を収納する。積載装置は走行時の振動、衝撃等に 耐え得る堅固なものであり、引き出し式レールを使用して積み下ろしが安全確実にできる ものであること。 オ ホースカー収納部の下部（底部）にホースブリッジ一式を収納する。ホースカーの積み １１ 降ろしに支障のないように配意する。（別途協議） ※ 各ボックスは堅牢且つ水密構造とし必要箇所には仕切り板を設け、蝶番ネジ類はステ ンレス製とする。寸法は収納品、側板高さ等により変更する場合がある。 14 計器類 ⑴ ポンプ室両側の計器盤には圧力計、リタード、流量計を設ける。 ⑵ 運転席から見やすい箇所にエンジン回転計及び油温計を取り付ける。 ⑶ 外板右側にもポンプ回転計を取り付ける。 ⑷ 計器類の取り付け部分はステンレス板とすること。 ⑸ 夜間作業に必要な箇所に照明灯を取り付ける。 計器盤上部は８ｗ以上の蛍光灯、吸水管上部付近はＬＥＤ方式の白色照明灯とする。 15 冷却装置 ⑴ 標準装備仕様とし調整バルブは右側放口コック下方で操作に便利な位置に設ける。 ⑵ 配管には、予備回路付のストレーナーを設ける。 16 警報信号装置 ⑴ 散光式警光灯はモーターサイレン内蔵型とし、電子サイレンアンプを室内に取り付け、ス ピーカーは散光式警光灯内に取り付ける。 ⑵ 散光式警光灯(モーターサイレン内蔵)を乗員室屋根に取り付ける。 ⑶ 標識灯はポンプ室上部左側に取り付ける。 ⑷ 赤色ストロボ式点滅灯（ＬＥＤ方式）を車両前部左右中央付近、側面左右上方、後部左右 上方に取り付ける。車両後部赤色ストロボ式点滅灯には、保護枠付きで平面設置する。 （取り付け箇所別途協議） ⑸ 17 後退警報器を後部後退灯付近に取り付ける。 塗装及びメッキ ⑴ 塗装の外面は朱色（スカーレットメジャム№３４１-５８６又は同等色）とする。 ア フレーム、フェンダー内側、ステップ裏側、その他車体の下回りは黒色とする。 イ ステップ並びに床面は、アルミ縞板仕上げとする。 ウ 補修用塗料として、朱色と銀色各１色付属させること。 （専用缶入り５００ml） ⑵ 塗装は素地調整を行った後、プライマー塗り、パテ付け、水研ぎ、サフェイサー等の工程 で下地処理を完全に行い、良質のウレタン塗料を使用し３回以上の上塗りで仕上げること。 ⑶ 次のものは上質のアルマイト処理を行う。 計器盤、各操作レバー、把手、手摺り、止金具、照明灯、筒先金具その他塗色以外の露出 部。ただし鉄製品は銅メッキのうえ行う。 １２ ⑷ 各配管は動力消防ポンプ（第１０条）の技術上の規格に定める省令の塗色とする。 18 無線機（支給品）関係 ⑴ 乗員室にアナログ機用の無線アンテナを取り付ける。アンテナ基部に障害物に有効なスプ リングを取り付ける。（アンテナはボデーを貫通させないこと。詳細ついては消防本部又は無 線業者の指示による） 両室内のアンテナ取り付け位置の内張りにはファスナーを取り付けるか、天井ごと取り外し が出来る構造とすること。 無線機まで空中線ケーブルを配線すること｡ ⑵ 無線機取り付け金具をコンソールボックス付近に取り付けること｡ （取り付け箇所については消防本部又は無線業者の指示による） ⑶ 無線機から車外通話器までの配線を施し堅固に取り付けること｡ ⑷ バッテリーから無線機までの電源ケーブルを配線し、接続端子を取り付ける。接続端子は 容易にはずれない端子を使用する。 ⑸ 電気回路には、短絡等による部品の損傷を最小限にするための保護装置（ヒューズ等）が、 系統別に区分して設けられていること。 ⑹ 無線機本体（車載用）の取り付け施行については当組合と協議し調整すること。 ⑺ 19 キャビン内に携帯無線機充電用のコンセント（ＡＣ１００Ｖ）を設ける。 記入文字 ⑴ ドア左右側面及び車両後部 ア 文 字 ｢安房郡市消防本部｣ イ 色 等 字色は丸ゴシック体金色で縁黒（文字の大きさは別途指示） ウ その他 両側面とも左書きとする ⑵ キャビン上部 対空標示 ｢神戸水槽１」（字体、文字の大きさは別途指示） ⑶ 散光式警光灯、標識灯及びホースカーカバー 「神戸水槽１」又は「神戸分遣所」 （字体、文字の大きさ場所は別途指示） 20 その他 ⑴ ボデー外面に使用するボルト、ナット、ワッシャー類はすべてステンレス製とする。ナッ トを使用せずにボデー鉄材等に直接ネジを切る場合はボルトの径と同じ厚さになるように当 て板を溶接するか溶着ナットを使用する。 ⑵ 車両前面中央部に直径１８０㎜のプラスチック製クロームメッキ仕上げの消防章を取り付 ける。 ⑶ 後部ナンバープレートの取り付け位置は後部左側とし周囲に堅牢な保護枠を設け、道路運 １３ 送車両法施行規則第７条を遵守し取り付ける｡ ⑷ 各機器操作部には名称、矢印、取り扱い方法を記入したプレートを用いる。 ⑸ 各手摺りは直径２５㎜以上のステンレスパイプを用いる。 ⑹ フロントバンパー上面等の足を掛ける場所にアルミ縞板による保護板を取り付けること。 ただし、標準装備で同程度の機能を有するものが施工されている場合は除く。 ⑺ ポンプ室上部右側及び後上部左側に照明灯（サーチライト メタルハライド３５Ｗ以上２ 基）を取り付け、メインスイッチは乗務員室内コンソールボックスに設け、高さは散光式警 光灯よりも下げる。 前部サーチライトは、上方へ１ｍ以上、後部サーチライトは、上方へ０．５ｍ以上伸ばせ る構造とする。 ⑻ 灯火類、照明灯類には必要に応じステンレス製保護枠を取り付けること。 ⑼ 保護装置（ヒューズ）ボックスを増設し取り付け、機器はすべて保護装置を通すこと。（コ ンソール部） ⑽ 乗員室乗降口下部（前後左右）に乗降の際、足の接触する部分にはアルミ製保護板を取り 付けること。 ⑾ ドア上部（前後左右）にサイドバイザーを取り付けること。 ⑿ 左サイドミラーは電動収納式であること。サイドミラー下に隊長用ミラーを取り付ける。 ⒀ フロントガラス外面の上側及び下側に左右各１個把手を取り付けること。 ⒁ ボデー下部のリヤータイヤ前方左右に保護枠付路肩灯（２５Ｗ）を堅固に取り付ける。 ※ 取り付け品、付属品の積載場所方法については別途指示し、必要なもの及び特に指示す るものには現物合わせによる。 第３ 付属品 １ ホース延長用資器材（ホースカー） ⑴ 積載は車両後部下段左側に引き出し式レールを使用して積載する。 ⑵ ホースカーが収納された状態で、安全確実に固定できる装置を設けること。 ⑶ ホースカーは鋼管製で側板等はアルミ板を使用し、ブレーキ付の小型タイヤ（ノーパンク 方式）を取り付け軽量化する。６５㎜ホース１０本を収納して上部に予備ホース又は小型ポ ンプを乗せる簡単な枠を作成し、固定用のバンドを取り付ける。ホースカー全体を覆うカバ ーを設ける。（神戸水槽１ 名入り） ２．三連梯子 ⑴ 屋上面中央付近にアルミ製三連梯子を積載する。 ⑵ 積載装置は、走行時の振動、衝撃等に耐え得る堅固なものであり、積載梯子の伸長を防止 する構造とする。 ⑶ ローラー（オイルレスベアリング内蔵）を使用し安全確実に積み降ろしができる簡便な装 １４ 置とする。高さは散光式警光灯より下げること。 ３．小型ポンプ ⑴ Ｃ－１級の小型ポンプを後部ボックス内に積載する。ローラー引き出し式の金属製架台を 使用し安全確実に固定する。 ⑵ 真空ポンプは、オイルレス無給油ポンプ式とする。 ４ 吸水管 ⑴ 吸水管は７５㎜軽量吸水管（スーパーデラックス）とし、灰色（反射線付）１０ｍをポ ンプ室左右に各１本積載する。なお吸水管の巻きは真円とする。 ⑵ ストレーナーの結合ネジは砲金製で、ストレーナーはプラスチック製とする。 ⑶ 化学繊維製耐水ロープ（直径１０㎜ 長さ１５ｍ）を左右各１本付ける。 ⑷ 塵除けかご（プラスチック製、厚手ズック付）を左右各１個付ける。 ⑸ 屋上面右側後方に小型動力ポンプＣ１級用６５㎜吸水管を水槽用マンホール点検開閉扉 に支障のない位置に固定金具により固定する。 化学繊維製耐水ロープ（直径１０㎜ 長さ１０ｍ） 、塵除けかご（プラスチック製、厚手ズ ック付）、プラスチック製ストレーナー付 ⑹ 高速走行時を考慮し、藤かご等が暴れないための処置を施す。 ５ 照明器具 発電機（ＥＸ９ｉ型と同等品）、コード２ｍ、コードリール（コード３０ｍ付）、三脚、投光 器（ハロゲン式５００Ｗ）の照明器具一式を左側後方下部収納ボックス内に積載する。 枠箱を作成し容易に取り出せ、走行時の振動等に耐える構造とする。 ６ とび口 とび口（３本 内１本支給品）を上部左側後部（上部ボックス裏）に堅固な取り付け金具を 設けとび口刃先部分を上部面後部から外側に出し、後部から引き出し可能とする。刃先部分に 安全枠を設ける。 ７ 消火器 ＡＢＣ粉末消火器６ｋｇ型（車載用、カバー付）を固定金具により積載する。 （固定位置別途協議） ８ バックボード（積載装置付） バックボード本体、ヘッドイモビライザー、ストラップ（バックルはプラスチック製）６本を積載装 置付で取り付けること。 （位置、方法別途協議） １５ 第４ 補 足 １ 車両の納入期限は平成２５年１月１８日とする。 ２ 車両の納入は受注者が行い、車両納入までに行う検査に要する費用等、納入までの間に要し た費用の一切を受注者が負担する。ただしリサイクル料、自動車損害賠償責任保険料、重量税 及び検査に係る旅費は組合が負担する。 ３ 今回の購入により、現在使用している館山５号車（積載物品等含む）は廃棄となるため、受 注者が車両納入時に引き取り車両の抹消登録（記入文字の削除、標識及び電子サイレンの取り 外し等も含む）をし、その証明書を組合に提出することとする。なお廃車等に要する費用の一 切は受注者の負担とする。 ＊空気ボンベは購入数分廃棄する。車両と同様に抹消登録を組合に提出すること。 ４ 金額については、支給品等の設置工事費及び上記物品の取り外し費用を含め計上すること。 ５ 車両の搬入、搬出、保管時の事故責任は、受注者が負うものとする。 ６ 納車後、必要により組合の指定する日程で取り扱い説明を行うこと。 １６ 【取付品及び取付装置】 Ｎｏ 品 名 １ ポンプ圧力計 ２ １００㎜ 左右各１ ２ ポンプ連成計 ２ １００㎜ 左右各１ ３ エンジン回転計 １ ダッシュ板 ４ エンジン油温計 １ ダッシュ板 ５ 散光式警光灯(１式) １式 キャビン上部 モーターサイレン、スピーカー 標識内蔵型「神戸水槽１」名入 り NFL-VA2M-HC2-1F型 ６ 電子サイレン １式 コンソール Ｍａｒｋ－１０ ７ 照明灯 ２ キャビン上部 前部-集光式、後部-散光式 ８ 後退警報ブザー １ 後退灯付近 音声付 ９ 標識灯 １ キャビン上部 「神戸分遣所」名入り レスクマスク付 FRP(730CⅡ) ボンベ付（５セット）面カバーグラ ス体Ａ１型 面体収納袋付 １０ 空気呼吸器（軽量） １１ 〃 予備ボンベ 数 量 寸 法 メタルハライド 取付位置 ４組 ７ℓ (３０Ｍｐａ) 乗員室内後部 ４ ７ℓ (３０Ｍｐａ) 乗員室内後部 摘 リタード式 FRP(730CⅡ) １２ 空気呼吸器固定金具 ４ 乗員室後部 １３ ポンプ回転計 １ 側板右側 １４ 流量計 ２ 左右各１ １５ キャブチルト装置 １ 電動油圧式 １６ オイルパンヒーター １ コード１５ｍ付 １７ 車外無線送話機取出口 ２ 左右各１ ボックス型 １８ 牽引用フック ２ 車両前後 引張荷重５ｔ以上 １７ 要 ヴォーカーウェイ 積算流量計（内蔵型） 【附属品】 Ｎｏ 品 名 数 量 寸 法 １０ｍ 取付位置 摘 左右各１ 要 １ 吸管 ２ 軽量 (反射線入り) ２ 吸口ストレーナー ２ ステンレス製 ３ 吸管ストレーナー ２ プラスチック製 ４ 吸管ちりよけ籠 ２ プラスチック製 ５ 吸管まくら木 ２ ６ 吸管ロープ ２ 化学繊維製耐水 ７ 消火栓金具 １ ７５㎜メスネジ×６５㎜差込メス、キャップ付、プロテクタｰ付 ８ 中継用媒介金具 ２ ６５㎜メスネジ×６５㎜差込メス、キャップ付 ９ 消火栓開閉金具 １式 10㎜×15ｍ 開閉ハンドル、キー(T型及丸蓋用) １０ 吸管スパナ ２ １１ 管鎗 ２ １２ ノズル ５ 可変噴霧ノズル×１（ダブコンＭＡＲＫⅡ） 可変噴霧ノズル×１（ヴァリアブル ）、替口２３㎜×１、２６㎜×１ ピックアップノズル １３ 媒介金具 ８ 65mmメス×65mmメス 50mmメス×50mmメス 65mmメス×50mmオス×2 65mmメス×蛇口（1口） １４ 放口媒介金具 ６ １５ とび口 ２ １.８ｍ １６ 金てこ １ １１００㎜ １７ はしご １ １８ 車輪止 ２ １９ 消火器 １ ２０ ポンプ工具 ２１ ５０㎜アルミ製 ５０㎜アルミ製 無反動 eノズルホルダー 65mmオス×65mmオス 50mmオス×50mmオス 65mmオス×50mmメス （６５㎜メスネジ×６５㎜差込オス）×2 ネジメス６５㎜×差込オス５０㎜ マルチコネクター×２ 自在金具 ヨネ 車両固定金具（受皿付 ３本用）含む 鍛造製 先端部ハガネ入り 上部 アルミ製三連式（KHFL-SIW-87） ゴム製大型 別途協議 ＡＢＣ粉末６㎏入り(車載用) １式 ホース ２０ 65㎜×10本(使用圧17㎏以上)、50㎜×10本(使用圧13㎏以上） ホースバンド １０ 65㎜50㎜兼用 ２２ タイヤチェーン ２３ 分岐管 ２４ ホースブリッジ シマダ用 １式 シングルタイヤ用 １ ＭＣ分岐ボールベアリング １式 ２５ ワイヤー １ ２６ 照明器具 １式 マジック式 ゴム製ダブル用 CB-450 牽引用 発電機（ＥＸ９ⅰ型） 、投光器（ハロゲン式５００Ｗ 小型軽量） コードリール（３０m） 、コード（２ｍ） 三脚付 ２７ ホース背負器 １ 軽量（東消式） ２８ スタンドパイプ １ ２９ 背負式消火水のう ４ ３０ レスキューナイフ １ ３１ 特殊ノズル １ ３２ 特殊ノズル用ホース ４ 40㎜×20ｍ ３３ ホース延長用資機材 １ ６５mm×１０ ３４ 赤色ストロボ式点滅灯 ６ ＬＥＤ式ストロボライト（保護枠付）車両前部、側面、後部×２ ３５ 計器灯 ２ ジェットシューターＳ TS-0501-S 使用圧１３㎏以上 車両後部 軽量 ノーパンクタイヤ 蛍光灯 １８ 差込み式50㎜ ８ｗ以上 ３６ 揚水作動盤 ２ ３７ ポンプ室内灯 ２ ３８ 発電機収納ボックス室内灯 １ ポンプ室内 ８ｗ以上 ３９ ボックス内室内灯 １式 両側、後部ボックス内照明 ４０ 後部座席照明灯 １式 蛍光灯２０ｗ以上 ４１ スポットライト １式 スイッチ付(助手席ピラー部) ４２ 路肩灯 ２ ４３ フォグランプ ２ ２５Ｗ 左右後輪部 保護枠付 標準装備の場合は除く ４４ コンソール照明灯 １ ４５ コンソールボックス １ ４６ 小型動力ポンプ １ Ｃ１級Ｖ２０Ｅ 吸管 １ ６５㎜×６ｍ 枕木 １ 吸管止めバンド ３ 吸管ロープ １ 化学繊維製耐水 消火栓金具 １ ６５㎜ 吸管ストレーナー １ ６５㎜ プラスチック製 吸管ちりよけ籠 １ ６５㎜ プラスチック製 燃料缶 １ １０ℓ 缶 金属製 ４７ 薬液積載枠 １ ポンプ室内上部 ４８ 放口レンチ ２ ４９ 標識ロープ １巻 ５０ 泥除け ４ ５１ スペアタイヤ １ ５２ 後尾灯 ２ ５３ フロアーマット 乗員室内 無線機（支給品）、デッキ、サイレン スイッチ類取り付け 上部 車両固定金具含む 10㎜×10ｍ 薬液ポリ缶２０ℓ ＴＳ-１０ ４缶用 ２００m 全輪 車両取り付けタイヤと同一種類（全天候型ラジアル） 保護枠付、バックランプ組込 １式 前後席用 ５４ 梯子取り付け装置 １ 手動引き出し固定式 ５５ 曇防止装置 １式 ５６ 乗降用梯子 １ 後部右側 ステンレス製 ５７ 乗降用ステップ ２ 後部左側 ステンレス製折りたたみ式 ５８ 媒介金具 ２ 50mmメス×40mmオス×2 ５９ 充電式ライト １ ルミティク製 ６０ 吸管用媒介金具 １ 75mmメスネジ×65㎜オス ６１ 燃料缶 ２ ４ℓ 缶 ６２ 反射式合図灯 ２ TV-1 ６３ 停止表示板 １ 認定品 ６４ 吸口自在式エルボ ２ ６５ タンク停水弁 ２ ６７ メガホン １ レイニーメガホンＴＳ-613Ｒ 新ニッケル水素電池付（充電器付） ６８ チェンソー １ クイックベント9Ｖ-670 エアコン(標準装備の場合は除く) スティンガーＬＥＤ 充電器一式 混合用 ７５㎜ 左右各１ １９ ガソリン用 スイベル型吸口エルボ ６９ エンジンカッター １ ７０ 電動スプレッダー １式 ７１ 強力ライト ４ ７２ 機関用防火衣 １ ７３ 夜光チョッキ ４ Ｋ-3 ７４ 対空標示 １ ｢神戸水槽１｣ ７５ レンジャーロープ ７６ 三角コーン ４ ライトアップコーン（折畳式、点滅式、新ニッケル水素電池） ７７ 防塵マスク ５ 石綿対策（レベル2、3対応） ７８ 防塵メガネ ５ 石綿対策（レベル2、3対応） ７９ 防護服 ５ 石綿対策（レベル2、3対応）使い捨て式（10着1セット） ８０ 消防章 １ プラスチック製 ８１ 耐電手袋 ３ 低圧用（保護手袋付） ８２ 泡原液 ４ ８３ 救命胴衣 ４ ８４ 雨具 ５ ゴアテックス製 安房消防ネーム入り ８５ 現場見取図板 １ ＫＳ－５０Ａ ８６ 夜間用筆記盤 １ タマノライト（Ｂ４対応） ８７ 漏水止め応急バンド ８８ 布担架 １ バリアライトマット ８９ 巻尺 １ 50ｍ ９０ エンジンラッパ １ ピストル型 金属製 ９１ 温度計測器 １ 放射温度計 IR-TE ９２ 予備ボンベ ６ ９３ 住宅地図 ９４ 電波式デジタル時計 ９５ バックボード ９６ 双眼鏡 ９７ ドライブレコーダー １巻 １０ 替刃付き（金属、非金属） ＯＧＵＲＡ TS460 ＯＭＣ-９３ 高光度防水仕様 新ニッケル水素 電池付（充電器付） ベルト付 エミユファイターＳ型(ミニ １２㎜ 紺) 安全帯付 ナイロン製 白 軟打（Ｓ） 集塵率99.9％ 積載分（４缶）廃棄含む マジックテープ 65㎜50㎜兼用 WBL-3 新ニッケル水素電池（充電器付） ７ℓ (３０Ｍｐａ) 各１ FRP(730CⅡ) 館山市 南房総市千倉・白浜地区 １ 本体、ヘッドイモビライザー、ストラップ（バッ クルはプラスチック製）６本 一式 ４ 海岸監視用 防水 ＵＣＦ ＷＰ10×25 一式 ＷｉｔｎｅｓｓⅢ、ＣＦカード（32ＧＢ）、カードリーダー ２０
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