8月号 - あさくら苑

20 日(木) 喫茶
3 日(月)
5 日(水)
6 日(木)
10 日(月)
11 日(火)
12 日(水)
13 日(木)
17 日(月)
19 日(水)
福井フェニックス花火、ビアガーデン
クレープ移動販売
喫茶、パリオ(リバ)
外食(苑)
移動パン屋
生花
喫茶、パリオ(リバ)
外食(リバ)
法話、フラワーアレンジメント
22 日(土)
25 日(火)
26 日(水)
27 日(木)
納涼祭
移動パン屋
生花
喫茶、パリオ(苑)
特別養護老人ホームあさくら苑/リバティーハウスあさくら
〒918-8135 福井県福井市下六条町 18-32
3 日(木)
9 日(水)
10 日(木)
TEL(0776)41-8400
喫茶
生花
喫茶、パリオ(リバ)
7 月は、7日、15 日、18 日の 3
今年も 7 月 17 日、鯖江市の丹南高校生 34 名があ
回にわたり、演芸ボランティアの方が来
さくら苑に施設見学と入居者との交流を目的に訪
苑されました。歌や踊り、手品など
問してくれました。副施設長から「現在の特養は 2
盛りだくさんで、入居者の方は「み
~4 人居室の既存型と全室個室 10 人生活単位型の
んな芸達者やの~」と拍手喝采。ま
ユニット型特養の 2 種類がある」など、あさくら
た「懐かしい歌やの~」と涙ぐむ方
苑とリバティーハウス入居者に対する人権を守っ
もおられました。
た取り組みなどの説明を真剣に聞いていました。
今年も 7 月 31 日(金)、海水浴に三国のサンセットビーチに出かけました。今年は、あ
さくら苑、リバティー、グループホームの入居者と職員合わせて総勢 51 名が参加をしま
寄付のお願い
古いタンス、障子等、ご家
庭で不要なものがございま
したら、ご寄付をお願い致
します。
編集後記
手土産等のお断りについて
当施設では、お歳暮・お中
元・手土産等はご遠慮いた
だいております。
何卒、ご理解の程よろしく
お願いいたします。
ご自宅に使わない衣類、
布などはありませんか?
いらなくなった布(できれ
ば綿)を拭き布として使用
しておりますので、ご家庭
で不要な布がございました
ら寄付をお願い致します。
今年の梅雨はなかなか明けず、8 月に持ち込まれてしまいました。鬱陶しい、蒸し暑い日が続いた 7 月でした。しか
し、
「流しそうめんを食べる会」は 4 日間続き、入居者は元気に竹製の樋を流れてくるソーメンで涼を取り、楽しまれました。外食
も恒例のサガミで各自好みの定食を注文され、また「うな信」では鰻重を堪能されました。夜は施設で花火大会もしました。職員
は「個々の入居者に合わせた楽しい生活を」と願い、入居者の要望を聴きながら次々に取り組みを相談員に提案してくる梅雨の 7
月でした。入居者の方々は色々な取り組みに鬱陶しい気分は吹き飛んでいたように思えました。
「かたいけの」編集委員会
した。今年は7月の末日というのに、梅雨明け宣言がされず、涼しい海水浴となりました。
でも参加された入居者は、元気いっぱいでした。「海なんか、怖いことない」と言い切っ
いた入居者の方が波打ち際まで来ると「あかん、怖い」と後ずさり…。
その後、浜茶屋で思い思いのものを注文し、昼食後はスイカ割り
大会で楽しみました。色々とご配慮頂いた浜茶屋さんに感謝。
「ユニットケア講話」
シリーズ
「ユニットケア講話」シリーズ 21
―特別編-パート 2
「社会福祉法人「丹後福祉会」は時代を先取りする先進法人」
丹後園は京都の丹後半島の京丹後市網野町に昭和 57 年に開設された特別養護老人ホームです。その丹後園を運営
7 月 21 日から 24 日までの 4 日間、玄関
前に長~い「樋」を作り、お昼に流しそう
7/20 の誕生日に自宅に戻り、知人やご
する法人、丹後福祉会が母体となっての第二丹後園を丹後園に隣接して平成 17 年の夏に開設した全室個室の小規模
めんを楽しみました。今年は梅雨の影響で
主人と楽しいひと時を過ごしました。久
生活単位型(ユニット型)の特別養護老人ホームです。私は滋賀の特別養護老人ホームで働いていた時に第二丹後
涼しい日が続き、「気持ちいい日や~」と
しぶりの自宅という事もあり、苑では見
園の竣工式に招かれ、見学させていただきました。一昨年の 9 月にあさくら苑の職員 4 人と見学させていただき、
のんびりとした昼食時間になりました。
られない笑顔が見られました。
今回の 6 月 26 日の見学で三度目の見学となりました。
私が第二丹後園を注目しているのは、三度の食事をユニットリビングで調理員を配置して調理していることです。
母体の丹後園は昭和 57 年開設ですから、4 人居室主体の既存型特養ですが、ユニットケアを導入し、職員提案を積
極的に受け入れ改修工事を繰り返してユニットケアを推進、進化させ続けている素敵な特養という点でも私が滋賀
の三つの特養で働いていた時から注視していた施設でした。
7 月も入居者の希望に応じ外食へ出かけました。
「そ
また丹後福祉会という法人は特養だけでなく民家改修型の小規模多機能施設や認知症対応型グループホーム、ケ
ばが食べたい」
「冷やしうどんがいい」
「夏はうなぎ
アハウス、高齢者専用賃貸住宅、地域単位のデイサービスセンターなど網野町の高齢者の在宅生活を支える各種高
や」と言われ、直ぐに外食先の予約をとりました。
齢者在宅福祉事業の展開と施設福祉の運営は時代を先取った運営をしていることにあります。
皆さん好きな物を食べて大満足の様子でした。
「第二丹後園は三度の食事をユニットで調理」
先月号でも紹介しましたが、第二丹後園は 2 ユニットの入居者の食事を一つのユニットリビングのシンクを使用
して調理している施設です。私達 12 人もの多勢の見学者を受け入れていただいた上に総施設長の上田正治氏より丁
寧な法人の運営理念の説明を受ける事が出来ました。丹後福祉会の法人運営理念は「一人ひとりを大切に、質の高
い福祉サービスの提供により誰もが安心して暮らせる地域社会作りに貢献させていただきます」というものでした
が、数々のデイサービスセンターの開設や、いち早い小規模多機能施設の開設、ヘルパーステーション運営などを
見ると先進法人と見学させていただいた職員全員よく納得できました。また上田総施設長の「入居者を大切にしよ
うと思うと職員を大切にしないといけない。介護報酬が上がった分は全額職員待遇改善に使えと理事長より指示が
あった」とのお言葉には聞かされた職員は感動した様子でした。
その後、厚かましくも三つのユニットで調理された丹後地域だけで作られる「ばらすし」をご馳走になりました
が、調理される調理員の方の違いか、盛り付け、量、味もそれぞれ異なり、感心させられました。その後普通の家
夜に入居者の方と外に出て、花火
大会をしました。
「夏がきたね」
「綺
麗ね」と楽しい夜を過ごしました。
8/3 フェニックス祭りのフィナーレを飾
る花火大会があり、皆でベランダに
出て、ビールやおつまみを食べながら
花火を堪能しました。
のような作りのユニット型特養を見学させていただき職員が工夫しなくても良いしつらえと、建物に初めての職員
は驚きとため息が出ていました。また既存型の丹後園はユニットケアが展開しやすいように改修が繰り返され、法
人と職員の意気込みが伝わりました。
上田総施設長のご案内で、民家改修型の小規模多機能施設やグループホーム、デイサービスなども見学させてい
ただき見学させていただいた職員にとっては最高の学びとなりました。4 時間も時間を割いて頂いた上田総施設長さ
んをはじめ、丹後園、第二丹後園と関連施設の方々、帰路、立ち寄らせていただき、見学研修させていただいた「虹
ヶ丘」の土居施設長さん、スタッフの皆さん本当にありがとうございました。心より御礼を申しあげますと共に、
学ばせていただいたことは必ず、当法人事業に生かしていきます。
副施設長
髙井