裁判官の報酬月額・号別在職状況等の推移表(平成 14年 7月 1日以降

資料10 裁判官の報酬月額・号別在職状況等の推移表(平成14年7月1日以降の分)
区分
最高裁長官
最高裁判事
東京高裁長官
その他の高裁長官
(判事)
特号(H18.4.1廃止)
1号
2号
判 3号
特号
事 4号
1号
5号
2号
6号
3号
7号
4号
8号
5号
1号
簡 6号
2号
裁 7号
3号
8号
判
4号
9号
事
判 5号
10号
事 6号
11号
補 7号
12号
8号
13号
9号
14号
10号
15号
11号
16号
12号
17号
指定職
俸給表
ピーク時
報酬月額
①
報酬月額
報酬月額
②初任給
調整手当
H12.1当時
H26.4.1~
H27.4.1~
H1.4.1~
¥2,304,000
¥1,682,000
¥1,610,000
¥1,492,000
¥2,050,000
¥1,495,000
¥1,434,000
¥1,328,000
¥2,009,000
¥1,465,000
¥1,405,000
¥1,301,000
¥1,365,000
8号棒 ¥1,346,000 ¥1,198,000 ¥1,174,000
6号棒 ¥1,185,000 ¥1,055,000 ¥1,034,000
5号棒 ¥1,106,000
¥984,000
¥964,000
3号棒
¥937,000
¥834,000
¥817,000
1号棒
¥810,000
¥720,000
¥705,000
¥729,000
¥646,000
¥633,000
¥658,000
¥585,000
¥573,000
¥593,000
¥526,000
¥515,000
¥495,200
¥445,700
¥436,600
¥475,400
¥427,900
¥419,200
¥437,000
¥393,500
¥385,500
¥406,600
¥370,000
¥362,600
¥380,300
¥346,200
¥339,300
¥353,600
¥323,500
¥317,000
¥335,000
¥307,800
¥301,700
¥313,200
¥289,700
¥284,100
¥301,500
¥279,100
¥273,700
¥274,000
¥255,400
¥250,400
¥264,300
¥246,400
¥241,500
¥248,600
¥236,000
¥234,000
¥239,300
¥228,700
¥227,500
判事のうち,判事3号以上の割合
判事のうち,判事4号の割合
合 計 人 数
簡裁判事の人数
簡裁判事を含めた合計人数
H14.7.1
H15.7.1
H19.7.1
H21.7.1
H22.7.1
H23.12.1
H24.12.1
H25.12.1
H26.12.1
H27.12.1
期ごとの分布及び任官年数
H27.12.1 現在
長官・認証官
1
14
1
7
23
1
14
1
7
23
1
14
1
7
23
1
14
1
7
23
1
14
1
7
23
1
14
1
7
23
1
14
1
7
23
判事
2
189
185
186
736
718
715
249
251
232
296
282
297
283
296
321
222
251
257
277 936 264 965 267 1085
74
84
142
80
70
98
判事補
175
174
180
151
229
251
187
86
76
79
136
85
77
86
414
398
398
411
449
493
472
80
85
77
77
67
74
99
73
63
62
47
68
91
100
8
7
88
60
96
89
86
18
29
3
0
2
67
95
81
71
84
84
95
42
98
82
111
102
126
121
98
7
300
324
385
386
413
402
388
0
0
0
1
75
99
102
111
106
108
115
24
7
0
0
4
54.1%
53.3%
48.9%
46.0%
44.0%
42.7%
39.7%
11.7%
11.0%
12.5%
13.8%
16.9%
17.6%
17.8%
2138
2181
2322
2416
2557
2601
2687
740
732
691
694
708
717
743
2878
2913
3013
3110
3265
3318
3430
21
20
211
215
758
765
223
231
303
299
164
158
154
178
193 643 199 671
78
56
54
80
¥19,000
¥30,900
¥45,100
¥51,100
¥70,000
¥75,100
¥83,900
¥87,800
H17.7.1
59期弁護士 山中理司(大阪)
21
7
199
196
742
734
225
239
297
292
190
220
192
205
224 774 259 862
88
90
80
88
1
14
1
7
23
1
14
1
6
22
1
14
1
7
23
1
14
1
7
23
179
175
167
159
~34期
688
666
650
650
215
211
200
180
35期~39期
294
280
283
311
40期~44期
361
395
429
453
45期~49期
266
261
259
317
50期~53期
320 1137 343 1180 258 1226 203 1265 54期~55期
101
90
96
96
56期
89
91
184
196
57期~58期
34年目~
29年目~
24年目~
19年目~
16年目~
14年目~
13年目~
11年目~
173
220
310
426
316
201
98
201
188
204
207
202
59期~60期
102
98
92
80
61期
474
477
458
451
94
90
81
86
62期
90
85
78
83
63期
80
76
81
77
64期
105
98
104
87
65期
96
101
87
101
66期
5
4
6
389
371
374
366
103
88
96
101
67期
4
8年目~
7年目
6年目
5年目
4年目
3年目
2年目
215
77
85
82
76
92
95
1年目
101
36.1%
21.4%
2716
773
3489
34.6%
22.9%
2731
776
3507
1242
459
364
合計人数
37.7%
19.8%
2711
761
3472
703
2768
33.9%
23.7%
2755
793
3548
区分
最高裁長官
最高裁判事
東京高裁長官
その他の高裁長官
(判事)
判事特号
判事1号
判事2号
判事3号
判事4号
判事5号
判事6号
判事7号
判事8号
(簡裁判事5号)
判事補1号
判事補2号
判事補3号
判事補4号
判事補5号
判事補6号
判事補7号
判事補8号
判事補9号
判事補10号
判事補11号
判事補12号
判事のうち,判事3号以上の割合
判事のうち,判事4号の割合
合 計 人 数
簡裁判事の人数
簡裁判事を含めた合計人数
*0 最高裁に対する司法行政文書開示請求によって開示を受けた「裁判官の号別在職状況」に基づき,号別在職状況を記載した。なお,期ごとの分布については筆者の独自集計のため,平成27年12月1日時点の号別在職状況の合計とは13人異なる。
*1 平成11年11月25日法律第144号(平成11年4月1日に遡及適用された。)による改正後が裁判官の報酬月額のピークであり,平成14年11月27日法律第113号による改正以後,裁判官の報酬月額は原則として減り続けている。
*2 平成24年4月1日からの2年間の臨時特例として,裁判官の報酬等に関する法律等の一部を改正する法律(平成24年2月29日法律第4号)2条に基づき,30%(最高裁長官),20%(最高裁判事及び東京高裁長官),15%(その他の高裁長官),9.77%(判事及び判事補6号以上)又は7.7
7%(判事補7号以下),減額支給されていた。
*3 地域手当(従前の調整手当(最大12%)に代えて,平成18年度に導入された手当)は,地域の民間賃金水準を適切に反映するため,物価等も踏まえつつ,主に民間賃金の高い地域に勤務する職員に支給されるものであり,一級地の18%から六級地の3%まである。例えば,①東京23区が1
8%,②大阪市等が15%,③立川市・さいたま市・横浜市・名古屋市等が12%,④千葉市・水戸市・大津市・京都市・堺市・神戸市・尼崎市・奈良市・広島市・福岡市等が10%,⑤静岡市・沼津市・甲府市・津市・四日市市・仙台市等が6%,⑥前橋市・浜松市・長野市・姫路市・和歌山市・岐阜市・富山市・
金沢市・福井市・岡山市・札幌市・高松市等が3%である。
また,地域手当支給地域に6か月を超えて在勤した職員が支給割合のより低い地域又は支給地域とされていない地域に異動した場合,異動の日から2年間,1年目は異動の日の前日に在勤していた地域に係る支給割合,2年目は1年目の80%の地域手当が支給されている(一般職給与法11条
の7)(異動保障)。なお,平成15年度まで,調整手当には3年間10割の異動保障があり,平成18年度まで経過措置としての支給が継続した。
*4 平成27年4月1日以降,報酬月額が約2%減額される反面,地域手当については,平成27年4月から平成30年4月にかけて一級地20%から七級地3%までの区分に変更される予定である。ただし,平成27年3月31日時点で裁判官であった者は,平成30年3月31日までの間,報酬を減額さ
れない(平成26年11月28日法律第129号附則3条1項)。
*5 初任給調整手当は,専門的知識を必要とし,かつ,採用による欠員補充が困難であると認められる官職に採用された職員に一定期間支給されるものであり,採用等からの年数に応じて額が逓減する。
*6 一般職国家公務員在職状況統計表(総務省人事・恩給局作成。ただし,平成26年7月1日以降の分は,内閣官房内閣人事局作成)によれば,指定職俸給表の適用を受ける行政機関の職員の数は,883人(H25.7.1)→892人(H26.1.1)→908人(H26.7.1)→911人(H27.7.1)と推移している。
*7 国家公務員の期末・勤勉手当(=ボーナス)の支給月数は,5.25月(9年度~)→4.95月(11年度)→ 4.75月(12年度)→ 4.70月(13年度)→ 4.65月(14年度)→ 4.40月(15年度~)→ 4.45月(17年度)→4.50月(19年度)→4.15月(21年度)→ 3.95月(22年度~)→.4.10月(26年度)→4.20月(27年度~)と推移して
いる。なお,平成14年度までは,6月,12月及び翌年3月の年3回,支給されていた。
*8 国家公務員が勤続年数35年以上で定年退官した場合の退職手当の支給率は,59.28月(~H24.12.31)→55.86月(H25.1.1~)→52.44月(H25.10.1~)→49.59月(H26.7.1~)と引き下げられた。
*9 平成17年11月7日法律第117号に基づき,最高裁判所裁判官の退職手当につき,平成18年4月1日,勤続1年当たりの支給率が6.5月から2.4月に引き下げられた。
*10 最高裁長官の報酬月額は,内閣総理大臣と同じであり,最高裁判事の報酬月額は,国務大臣,会計検査院長,人事院総裁及び検事総長と同じである。
*11 東京高裁長官の報酬月額は,内閣法制局長官,内閣官房副長官,副大臣,国家公務員倫理審査会の常勤の会長,公正取引委員会委員長,原子力規制委員会委員長及び宮内庁長官と同じである。
*12 その他の高裁長官の報酬月額は,東京高検検事長と同じである。なお,平成25年11月29日から同年12月4日までの間,高松高裁長官が空席になっていた。
*13 判事1号を超える行政機関の職員として,検査官,人事官,内閣危機管理監,内閣情報通信政策監(=政府CIO),国家安全保障局長,大臣政務官,特定個人情報保護委員会委員長,公害等調整委員会委員長,運輸安全委員会委員長及び侍従長がある。
*14 判事1号は,①特別職(内閣官房副長官補,内閣広報官,内閣情報官,常勤の内閣総理大臣補佐官,公正取引委員会委員,国家公安委員会委員,原子力規制委員会委員,式部官長,特命全権大使(3号棒),特命全権公使(3号棒),防衛事務次官,統合幕僚長等)並びに②指定職俸給表8号
棒(事務次官,会計検査院事務総長,人事院事務総長,宮内庁次長,内閣法制次長,警察庁長官,金融庁長官,消費者庁長官)と同じである。
*15 判事1号及び判事2号の間の行政機関の職員として,①特別職(防衛大学校長,陸上幕僚長,海上幕僚長及び航空幕僚長)並びに②指定職俸給表7号棒(内閣府審議官2人,経済社会総合研究所長,警視総監,総務審議官3人,財務官,国税庁長官,文部科学審議官2人,厚生労働審議官,
農林水産審議官,経済産業審議官,国土交通審議官3人,海上保安庁長官)がある。
*16 判事2号は,①特別職(原子力委員会委員長,再就職等監視委員会委員長,証券取引等監視委員会委員長,公認会計士・監査審査会会長,中央更生保護委員会委員長,社会保険審査会委員長,東宮大夫,特命全権大使(2号棒),特命全権公使(2号棒),防衛審議官等)並びに②指定職俸
給表6号棒(会計検査院事務総局次長,内閣衛星情報センター所長,公正取引委員会事務総長,警察庁次長,金融国際審議官,内閣法制局第一部長,消防庁長官,公安調査庁長官,外務審議官2人,財務省主計局長,文化庁長官,国立感染症研究所長,林野庁長官,水産庁長官,資源エネルギー
庁長官,特許庁長官,中小企業庁長官,国土交通省の技監,観光庁長官,気象庁長官,地球環境審議官,原子力規制庁長官等)と同じである。
*17 判事3号は,①特別職(防衛省の大臣官房長,防衛政策局長,地方協力局長,防衛医科大学校長,方面総監,自衛艦隊司令官,横須賀地方総監,航空総隊司令官,航空教育集団司令官,技術研究本部長,装備施設本部長,防衛監察監),並びに②指定職俸給表5号棒(内閣総務官,内閣府
等の官房長,宮内庁管理部長,迎賓館長,国際平和協力本部事務局長,公正取引委員会経済取引局長,各省の内部部局の重要な局長(法務省の場合,民事局長及び刑事局長),重要な政策統括官,内閣法制局第二部長及び第三部長,国立医薬品食品衛生研究所長,国立保健医療科学院長等)
と同じである。
*18 判事3号以上への昇給及び簡易裁判所判事3号以上への昇給の決定は最高裁判所裁判官会議の議決による事項であるのに対し,それ以外の報酬の決定は,最高裁判所長官の決裁による事項である(平成27年5月26日の最高裁判所事務総局会議(第17回)議事録別紙第3「裁判所の人事
行政事務の実情について」2頁参照)。
*19 判事3号及び判事4号の間の行政機関の職員として,①特別職(防衛省の整備計画局長,人事教育局長,防衛研究所長,情報本部長,自衛隊中央病院長,佐世保地方総監,呉地方総監,航空支援集団司令官,航空自衛隊補給本部長等),並びに②指定職俸給表4号棒(日本学術会議事務局
長,宮内庁書陵部長,証券取引等監視委員会事務局長,消費者庁次長,内閣法制局第四部長,公正取引委員会審査局長,警視庁副総監,警察大学校長,法務省等の官房長,各省の内部部局の局長(法務省の場合,矯正局長,保護局長,人権擁護局長,訟務局長,入国管理局長),政策統括官,
法務総合研究所長,外務省国際情報統括官,外務省研修所長,国税不服審判所長,国立教育政策研究所長,国立障害者リハビリテーションセンター総長,農林水産技術会議事務局長,国土地理院長,海難審判所長,北海道開発局長等)がある。
*20 ①判事4号は指定職俸給表3号棒(内閣衛星情報センター次長,内閣法制局総務主幹,独立公文書管理監,政府広報室長,皇宮警察本部長,公正取引委員会官房総括審議官,自治大学校長,消防庁次長,公安調査庁次長,外務報道官,儀典長,在ニューヨーク日本国総領事館総領事,関東
及び近畿の財務局長,東京及び大阪の税関長,東京及び大阪の国税局長,税務大学校長,文化庁次長,関東信越厚生局長,中央労働委員会事務局長,東北及び関東の地方農政局長,林野庁次長,水産庁次長,資源エネルギー庁次長,特許技監,中小企業庁次長,国土交通大学校長,関東及び
近畿の地方整備局長,関東及び近畿の地方運輸局長,運輸安全委員会事務局長,海上保安庁次長,海上保安監(25.5.15以前は警備救難監),海上保安大学校長,環境省の放射性物質汚染対処技術統括官等)と同じであり,②判事5号は指定職俸給表1号棒(法務省の場合,大阪及び名古屋の高
検事務局長,矯正研修所長,札幌,仙台,名古屋,広島及び福岡の矯正管区長,中部及び近畿の地方更生保護委員会委員長)と同じである。
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