東黒牧ニュース第 95 号 発行:2011 年 5 月 13 日 【編集】 富山国際大学 現代社会学部 里山だより「クロモジ」 今春も東黒牧キャンパスのあちらこちらに「クロモジ」の花が咲きました。枝肌が緑色ですべすべし ています。クロモジの枝葉には0.2~4%の淡黄色の芳香油があり、昔、ヨーロッパの方にクロモジ 油として輸出されていたようです。葉っぱなども触ってみると香豊かです。現在でも、高級楊枝の材料 としても重宝されていますので、お茶をたしなまれる方には身近な存在の樹木かもしれません。 最近では「クロモジ茶」も人気ということで自作してみました(右写真) 。 と申しましても、乾燥させて、煮出しただけですが。味は、うまい!という 感じではないのですが、まろやかな口あたりです。東黒牧産の「クロモジ茶」 をぜひ飲んでみたい!という学生のみなさんは、いつでも私の研究室に来て ください。また、クロモジの花言葉は「誠実で控えめ」とか。納得です。 (文・写真:谷口 新一)
© Copyright 2024 Paperzz