元気な“日向市” 未来創造戦略 <日向市総合戦略> 日向市 平成27年10月 目 第1章 次 基本的事項 1-1.総合戦略推進の基本的事項 ······················ 1 1-2.総合戦略の推進体制等 第2章 ························ 2 基本理念と基本目標 2-1.基本理念 ······························· 5 2-2.基本目標 ······························· 6 2-3.重点プロジェクト ·························· 6 2-4.施策体系図 ······························ 7 2-5. 総合戦略概念図···························· 8 第3章 具体的な施策と重要業績指標(KPI) 基本目標1 しごとを創りだす未来創造戦略 ················· 10 基本目標2 豊かな自然を生かし新たな人を呼び込む未来創造戦略 ······· 20 基本目標3 元気な子どもを産み育てる未来創造戦略 ············· 29 基本目標4 地域が連携し安全で安心な暮らしを守る未来創造戦略 ······· 38 資料編 策定体制 ······························· 53 策定経過 ······························· 54 日向市まち・ひと・しごと創生総合戦略推進本部体制 ············· 55 日向市まち・ひと・しごと創生総合戦略推進会議名簿 ············· 56 第1章 基本的事項 1-1.総合戦略推進の基本的事項 (1) 人口ビジョンにおける将来展望 社会保障・人口問題研究所の人口予測では、本市の 2060 年の人口は約 40,000 人 と推計されています。市が策定した人口ビジョンの将来展望では、市の特性を生か した人口減少対策を講じることにより「元気で活力ある日向市の創生」を実現し、 2060 年には人口 45,000 人超になると予測しています。 この目標値を達成するためには、総合戦略に掲げた施策を着実に実現していくこ とが必要です。 2060 年数値目標 人口 45,000 人超 ★合計特殊出生率 2.07 以上 ★29 歳以下の人口流出超過 30%以上抑制 (2) 総合戦略の基本的な考え方 本市の合計特殊出生率は 1.79 と、都道府県別第2位の宮崎県の平均値(1.72) を上回る高い水準にありますが、死亡数が出生数を上回る「自然減」と市外に人口 が流出する「社会減」が要因となり緩やかに人口が減少しています。 特に、女性の働く場所は、医療・介護系が多く、事務系等の女性が希望する職種 や雇用が少ないことや、結婚・出産後も働き続けられる職場が少ないことが、若年 女性が地元に戻ってこない(こられない)要因の一つと考えられます。 そのため、若者や女性が働く場所を確保し、雇用の質を向上させることで、安定 した生活や結婚・出産の希望を実現し、生まれてきた子ども達を「次代を担う人財 ※ 」として地域が一丸となって育てることにより、地域や産業の活性化につながる 好循環を生み出すことが重要となります。 このことから、本市では、国が策定した「まち・ひと・しごと創生総合戦略」の 基本的な考え方や政策5原則等を基に、本市が目指す将来像に向けて4つの基本目 標を定め、具体的施策を着実に実行し、人口減少の抑制を図り「元気で活力のある 日向市」の実現を目指します。 日向市の目指す姿 ○あらゆる世代の人達が希望を持って働くことができる ○産学官が連携し、新たな産業分野に挑戦する ○郷土を愛する子どもが育ち、未来を担う若者が地域に根差した仕事に就く ○日向を離れて暮らす人たちや都市圏に住む人たちが、戻り、移り住む ○自然豊かな環境で、働きながら安心して子どもを産み育てられる ○安全で安心なまちをつくり、そこに住む人それぞれが自立した生活を送る ※ 人財 人を「材料」ではなく地域や企業に貢献する能力を備えた「財産」とみなすものです 1 1-2.総合戦略の推進体制等 (1) 総合戦略の推進期間 平成 27 年度から平成 31 年度までの 5 年間 (2) 総合計画との関係 市の最上位計画である「新しい日向市総合計画・後期基本計画」(H24 年度~28 年度)の「重点プロジェクト」は、定住人口の増加を図る上で重要なウエイトを占 める「雇用」「安全・安心」「子育て」という3つの視点で構築されています。 総合戦略は、「新しい日向市総合計画・後期基本計画」の重点プロジェクトを踏 襲しながら、新たな施策についても検討を行い策定するものとします。 また、総合戦略の重点プロジェクトや分野別施策については、平成 28 年度に策 定する「新しい総合計画」に反映するものとします。 (3) 施策・事業の効果の検証(PDCAサイクルの実施) 総合戦略に定める具体的施策の効果については、産学官金労言の各分野の代表者 や市民団体、市民の代表者で構成する「日向市まち・ひと・しごと創生総合戦略推 進会議」において毎年度検証し、その評価を踏まえて「日向市まち・ひと・しごと 創生総合戦略本部」において総合戦略の見直しを行います。 <総合計画及び事業検証のスケジュ-ル> H27 総合 H28 H29 H30 H31 新しい総合計画 後期基本計画 計画 総合 戦略 策定 検証・見直し 検証・見直し 検証・見直し 検証・見直し (4)総合戦略の推進体制 ① 市民との協働 人口減少を抑制し、「元気で活力ある日向市」の実現のためには、行政の限られ た経営資源(人、モノ、金)だけでは対応できないことから、市民やNPO、企業 など地域を構成するあらゆる主体と連携を図り、協働することが重要です。 特に、若者の「結婚・出産・子育て」の希望をかなえるためには、賃金のみなら ず雇用の質の向上や女性が働きながら安心して子育てできる環境整備が求められ ておりますので、地元企業や事業所等の主体的な取り組みが期待されます。 また、UIJタ-ンを促進するためには、市民一人ひとりが伝道師となり、本市 の良さをPRするとともに、移住してきた人達が不安を感じずに生活できるように 支援することが必要です。 2 そのため、総合計画の基本理念であります「市民との協働」「地域力の活用」を 基本としながら総合戦略を推進することとします。 ② 国県及び定住自立圏域市町村との連携・協力 総合戦略の推進に当たっては、国や県の総合戦略と連動した施策に取り組むこと によって相乗効果が発揮できるよう連携を図ります。 また、延岡市を中心市とした「宮崎県北定住自立圏」の構成市であり、「日向圏 域定住自立圏」の中心市として「定住自立圏共生ビジョン」の推進を図ります。 さらに、日向圏域の人口流出のダム機能を果たすためにも、日向東臼杵市町村振 興協議会において、広域で連携した取り組みを推進するとともに、人口減少社会に 備えた広域的な事務の在り方について検討します。 ■日向圏域定住自立圏 (ア) 構成団体の位置 日向圏域定住自立圏域は、日向市を中心市とした1市2町2村で構成されてお りますが、延岡市を中心市とする宮崎県北定住自立圏にも含まれる圏域重複型の 定住自立圏となっています。 (イ) 構成市町村 日向市、門川町、美郷町、諸塚村、椎葉村の1市2町2村 (ウ) 圏域の人口 平成22年の国勢調査による圏域の人口は、93,299人で県全体の約8.2%、総面積 は約16万haで県全体の約20%を占めています。平成26年5月に「日本創成会議」が 公表した「消滅可能性都市」には、圏域の3町村が該当しており、今後人口減少が 加速化することが懸念されます。 3 4 第2章 基本理念と基本目標 2-1.基本理念 人口減少が進む社会では、高齢化が進行するとともに、少子化により生産年齢人口 が減少し、一次産業のみならず技術者や介護従事者など産業全般にわたって人財が不足 することが懸念されており、一部の地域では人財不足によって集落機能の維持も困難に なることが予想されます。 将来にわたって「元気で活力ある日向市」を維持し、市民が安全で安心に、幸せに 暮らせる環境を維持するためには、産学官や地域が一体となって次代を担う人財の育成 に取り組むことが重要です。 また、女性や若者がそれぞれの持つ力を最大限に発揮し、新たな分野にチャレンジ できる社会環境をつくることが、元気な日向市の未来を創る原動力になると期待されま す。 このため、本市の総合戦略の各施策に共通する基本理念を次のとおり定め、「元気で 活力ある日向市」を目指し、各施策を推進します。 元気な“日向市”未来創造戦略 ~ふるさとを愛し日向の未来を支える人財の育成~ 5 2-2.基本目標 本市では、人口減少の抑制と「元気で活力ある日向市」の実現に向け、国の基本 目標や「新しい日向市総合計画・後期基本計画」の重点プロジェクトを参考に、 「元 気な“日向市”未来創造戦略」を基本理念として、次の4つの基本目標と数値目標 を定めます。 ※数値目標は、平成 31 年度までの目標値です 1 しごとを創りだす未来創造戦略 【しごと】 働く場所の確保と雇用の質の向上を図り、若者が安心して定住できる環境を • 【数値目標】H26 年度から H31 年度までの新規雇用者 500 人増 つくります 【数値目標】 新たな雇用創出 800人 2 豊かな自然を生かし新たな人を呼び込む未来創造戦略 【ひと】 温暖な気候や海・山・川に囲まれた豊かな自然環境を生かし、交流人口を増 • 【数値目標】H26 年度から H31 年度までの新規雇用者 500 人増 加させ、まちに新しい人を呼び込みます 【数値目標】 新たな移住者 200人 3 元気な子どもを産み育てる未来創造戦略【結婚・出産・子育て】 みんなで見守り、安心して子どもを産み育てられる環境をつくります • 【数値目標】H26 年度から H31 年度までの新規雇用者 【数値目標】 4 合計特殊出生率 500 人増 1.89 地域が連携し安全で安心な暮らしを守る未来創造戦略 【まち】 地域と地域が連携し、安全で安心な優しく強く温かいまちをつくります • 【数値目標】H26 年度から H31 年度までの新規雇用者 【数値目標】 特定津波避難困難者 500 人増 0人、要介護認定率 16.5% 2-3.重点プロジェクト 近年、景気の低迷や非正規雇用の増大、賃金の格差など若者を取り巻く環境は厳 しく、結婚や子育ての希望を実現することが困難な若者が増加しています。 さらに、高齢化による社会保障費や介護負担の増加など将来への不安も多く、若 者が未来に夢を抱けずに社会全体の活力が低下することも懸念されます。 本市では、「元気で活力ある日向市」の原動力となる「若者の力」を最大限に引 き出し、地域や産業を支える若者を育てるために、 「日向の若者(ワケモン) “未来 づくり”プロジェクト」を重点プロジェクトとして位置づけ、若者の新たな挑戦や 夢の実現を後押しする施策を推進します。 日向の若者(ワケモン)“未来づくり”プロジェクト 6 2-4.施策体系図 【重点プロジェクト】 日向の若者(ワケモン)“未来づくり”プロジェクト 【具体的な施策】 【基本目標】 地域力を結集した地場産業支援と人財の 育成 1 【基本理念】 細島港を核とした企業立地と次世代産業 の支援 しごとを創り だす未来創造 戦略 元気と活力に満ちた農林水産業の挑戦 黒潮文化と森林文化が融合した観光振興 の推進 元気な ”日向市” 未来創造戦 略 2 豊かな自然を 生かし新たな 人を呼び込む 未来創造戦略 文化・スポーツの活用による交流・定住 人口の増加 温暖な気候と自然を生かした移住・定住 の促進 ふるさとを愛する“ひゅうがっ子”の育 成と教育力の向上 ~ふるさとを 愛し日向の未 来を支える人 財の育成~ 3 安心して子どもを産み愛情豊かに育てら れる子育て支援体制の充実 元気な子ども を産み育てる 未来創造戦略 子育てを社会全体で支援するワークライ フバランスの推進 防災力向上により市民の命と暮らしを守 る安全で安心なまちづくり 4 地域が連携し 安全で安心な 暮らしを守る 未来創造戦略 あらゆる世代の人たちが健康で幸せにく らせるまちづくり 地域の拠点と連携したコンパクトなまち づくり 7 2-5.総合戦略概念図 1しごとを創りだす未来創造戦略 ● 地場産業支援と人財の育成 新規雇用 2 200 人 ● 雇用創出 ○ 「よのなか教室」を核としたキャリア教育の推進 観光振興の推進 観光客 24,000 人増 移住者 ○ 国内外への観光プロモーションとクルーズ船の誘致 800人増 ○ 日向市版産業支援センター「ひむか‐Biz」(仮称)の開設 豊かな自然を生かし新たな人を呼び込む未来創造戦略 200人増 ○ 外国人観光客受け入れ体制強化 ○ 医療・介護従事者の増加に向けた復帰サポートセミナーや ○ 阿蘇・高千穂など広域観光ルートの構築と組織体制の整備 就職支援 ● 細島港を核とした企業立地と次世代産業の支援 新規雇用 500 人 ● 文化・スポーツによる交流人口の増加 合宿受入人数 10,000 人 ○ 日向ITセンターへの情報産業など事務系企業の誘致 ○ プロ野球やオリンピック種目などスポーツ合宿の誘致 ○ 細島港の利便性を生かした次世代産業(ロボット、航空分野等)の ○ 郷土の歌人「若山牧水」を地域資源とした情報発信と交流人口増加 誘致 ○ 重要伝統的建造物保存地区「美々津」の観光拠点整備と空き家活用に ○ 東九州メディカルバレー構想に基づく医療機器産業の支援及び誘致 よる交流・定住人口の増加 ○ 再生エネルギー産業の研究開発(産学官)の支援 元気な日向市 の原動力 ○ 臨海工業団地、内陸型工業団地、物流団地、大型岸壁の整備促進 ● 元気と活力に満ちた農林水産業の挑戦 新規雇用 100 人 ● 日向の若者(ワケ モン)“未来づく り”プロジェクト ○ 岩ガキ・養殖ブリなど新たな水産資源の普及拡大 ○ 新たな日向ブランド等の新規栽培者の掘り起し ○ サーフィン等のマリンスポーツ環境の整備とサーフィン移住の促 進 3 地域が連携し安全で安心な 暮らしを守る未来創造戦略 ● 安全で安心なまちづくりと防災・減災力の向上 避難施設整備 16 ヶ所 ○ 地震・津波防災施設の整備や地域防災力の向上 ふるさとを愛する“ひゅうがっ子”の育成 算数理解度 90% ○ 学校ICT環境の整備による学力向上 ○ グローバル化に対応した児童の育成 11,280 人→0 ○ 「ふるさとの時間」等を活用した郷土愛を育む教育の推進 英会話科の推進 ○ 不登校児へのホームスタディ講師派遣など子どもの心のケアの充実 人 ○ 高等専門教育機関の誘致 ○ 特定空家対策 健康で幸せに暮らせるまちづくり 元気な子どもを産み育てる未来創造戦略 特定津波避難 困難者数 ○ 公共施設や道路橋梁など老朽化への対応 ● 200 人増 ○ お試し滞在施設の整備、ワーキングホリデーの実施 ○ 熊本大学等と連携し薬草栽培による中山間地域活性化・遊休地解消 ● 移住者 ○ 移住ワンストップ相談窓口・コーディネーターの配置 ○ 耳川流域の森林資源を生かした林業の再生 4 移住・定住の促進 要介護認定率 合計特殊出生率 16.5% ● 子育て支援体制の充実 ○ 高齢者の生きがいづくり、活躍できる地域づくりを推進 放課後児童の受入 1.79→1.89 270 人増 ○ 地域包括ケアシステムの構築や認知症初期集中支援チームの設置 ○ 子ども医療費、保育料、不妊治療費等の経済負担の軽減 ○ 地域医療と救急体制の充実強化 ○ 第 2 子以降に対する支援の拡充 ○ 自殺防止対策 ○ 放課後児童クラブ、地域子育て拠点の拡充と子育てサポートの充実 ○ 各種検診の受診率向上と予防対策の充実 ○ 病時・病後児保育など安心して子育てできる環境の整備 ● 地域の拠点と連携したコンパクトなまちづくり 日向市駅周辺土地区画整理進捗率 62.9% ● ワークライフバランスの推進 「両立応援宣言」団体 16 団体増 ○ 日向市駅を中心としたコンパクトで住みやすいまちづくりの整備 ○ 育児休業の取得や短時間勤務、在宅勤務など新しい働き方の推進 ○ 地域の拠点を結ぶ地域公共交通の維持・充実 ○ 女性の再就職や起業など新たなチャレンジへの支援 8 ●働く場所の確保・産業活性化の具体的戦略(イメージ) 9 第3章 具体的な施策と重要業績指標(KPI) 基本目標1 しごとを創りだす未来創造戦略 ★は重点プロジェクト事業です 基本目標の方向性 ●働く場所の確保と雇用の質の向上を図り、若者が安心して定住できる環境をつくりま す 【具体的な方向性】 本市の人口減少の最大の要因である「社会減」を抑制するためには、働く場所を確保 し、雇用の質の向上を図り、地元で幸せに暮らせる環境を整え、将来を担う人財を育成 することが必要です。 そのため、産学官や地域の大人が連携し、人財育成に取り組むとともに、若者や女性・ 高齢者など様々な世代や分野の人々が働く場所を創出します。 数値目標(H31 年度) 新たな雇用創出 800人 具体的な施策 1-1 重要業績評価指標(KPI) 地域力を結集した地場産業支援と人財の育成 200 人 <具体的な事業> ① 若者(ワケモン)活躍支援事業 ○ 新たな起業件数 ★ ② 「よのなか教室」を核としたキャリア教育支援事業★ ③ ひむかーBiz事業 ④ 人・夢・輝く ★ 日向しごと創出プロジェクト事業 ⑤ 雇用創出・地場産業支援事業 1-2 細島港を核とした企業立地と次世代産業の支援 ① 企業誘致推進事業 ② ITベンチャー企業誘致支援事業 ③ 細島港を核とした物流拠点事業 ④ 次世代産業育成事業 15 件 ○ 日向地区高校生(4 校)の 市内への就職者数 90 人 ○ 新たな雇用創出 500 人 <具体的な事業> 1-3 ○ 新たな雇用創出 ○ 新たな企業誘致 17 件 ○ RORO船航路数 関東 4 便、関西 6 便 元気と活力に満ちた農林水産業の挑戦 ○ 新たな雇用創出 <具体的な事業> ① 耳川流域森林資源循環推進事業 ② 「薬草の里」づくり事業 ③ 日向ブランド等新規栽培者支援事業 ④ まるごと「へべす」プラン事業 ⑤ 活気ある“細島”養殖推進事業 100 人 ○ 新規就農者数 10 人 ★ ○ 解消した遊休農地の面積 5ha 10 【具体的な施策】 1-1 地域力を結集した地場産業と人財の育成 重要業績評価指標(KPI) H31 年度(H26 年度) 新たな雇用創出 200 人 新たな起業件数 15 件 日向地区高校生(4 校)の市内への就職者数 90 人(71 人) 【具体的な事業の内容 】 1-1-① 若者(ワケモン)活躍支援事業 ★ 地域や産業を支え未来の日向市の原動力となる人財を育成するために、若者が自 ら学び成長する場をつくります。 また、若者の自由で柔軟な発想をまちづくりや地域活動に生かすために、若者の 新たなチャレンジを応援します。 ○ 若者会議の開催 市内の高校生・大学生・一般(30 歳以下)の方を対象に会議を開催し、自由で柔 軟な発想に基づく提言を施策に生かします。 ○ ワケモン塾 若者の持つポテンシャルを引き上げ、地域や産業界等で活躍する人財を育成する ために若者が共に学び成長できる場所をつくります。 ○ 市役所若手職員による施策研究会 市が抱える課題や市民の新たなニーズに対応するために、市の行政を担う若い世 代が持つ能力を生かし企画立案や施策の実現を 図ります。 ○ 若者アイデア実現事業 若者の「やってみたい」を実現させ、まちづくり や施策に反映するための支援を行います。 ○ 若者チャレンジ・ショップ事業 空き店舗や空きスペース等を活用し、若者の起業、 出店、販売等のチャレンジを応援します。 若者会議でのプレゼンテーション 1-1-② 「よのなか教室」を核としたキャリア教育支援事業 ★ 子どもたちの「学力」と「生きる力」を向上させ、子どもたちが「喜んで住み続け たい」と思うまちにするために、産学官や地域の大人が連携し「日向の大人はみな子 供たちの先生」をスローガンにキャリア教育支援事業「よのなか教室」を市民運動と して推進します。 11 ○ 「よのなか教室」の拡充 (登録者数 100 人⇒500 人へ) ○ 産業界の協力体制構築 ○ キャリア教育関連授業の改善への 支援 ○ 保護者への啓発活動の充実 「よのなか教室」の講義風景 1-1-③ ひむかーBiz事業 ★ “行列のできる企業相談所”として全国から注目される「富士市産業支援センター (f-Biz)」をモデルに、地元企業の新たな分野への進出や販路拡大、やる気のある若 者や女性等の起業を後押しするために、中小企業の強みを生かした課題解決策を提案 できるコーディネーターを配置した相談窓口を開設し、細やかな経営相談やフォロー アップを行います。 ○ 中小企業の抱える様々な悩みや相談や課題解決策の提案 ○ 事業計画づくりや商品開発、資金調達と販路開拓に至る支援 ○ 創業に関する相談・支援 ○ 若者の起業支援 ひ 1-1-④ む か 人・夢・輝く 日向しごと創出プロジェクト事業 国の採択を受けた実践型地域雇用創造事業「人・夢・輝く日向しごと創出プロジェ クト」において、雇用者と求職者のマッチングのための各種セミナーの開催や人財不 足が続く保健福祉分野の雇用増加のための人財育成や働きやすい環境づくりに取組 みます。 また、豊かな農林水産資源と第2次産業の機械加工技術を連携させ、加工商品を開 発し販路を開拓することで新たな仕事を生みだします。 ○ 人財育成セミナーや雇用拡大セミナー等の実 施 ○ 福祉関連事業者に対する「社会福祉施設人材確 保支援セミナー」の開催 ○ 医療・介護関連求職者に対する「ホームヘルパ ー就職支援セミナー」「看護職臨床現場復帰サ ポートセミナー」の開催 看護職復職支援セミナーの様子 ○ 「へべす」など新たな農林水産加工品等の開発 や販路拡大 12 1-1-⑤ 雇用創出・地場産業支援事業 都市部への人口流出を抑制し、UIJターンを促進するために、高校生や大学生、 都市部の地元出身者に向けた情報発信や都市部での就職説明会を開催します。 また、年齢や障害の有無に関わらず誰もが生きがいを感じながら働ける場所を確保 するとともに、金融機関等と連携し地場企業の商品開発や販路拡大、創業に関する支 援を行います。 さらに、「はまぐり碁石のまち日向市」として伝統工芸士育成支援や囲碁文化の普 及に努め碁石産業の活性化を図ります。 ○ 地域ナレッジ情報サイト「るーくる」を活用した求人など総合的な情報発信 ○ 高校生・大学生、都市部の地元出身者等を対象とした就職説明会の開催 ○ 障害者就労支援事業の推進や高齢者の生きがいにつながる雇用の創出 ○ 特産品である「はまぐり碁石」産業の活性化を目指した伝統工芸士育成支援や「は まぐり碁石まつり」等を通じた囲碁文化の普及 ○ 市内外での物産展の開催 ○ ふるさと日向市応援寄附金事業の推進 ○ 金融機関等と連携した創業などへの支援 ○ 商店街賑い創出支援事業の充実 13 【具体的な施策】 1-2 細島港を核とした企業立地と次世代産業の支援 重要業績評価指標(KPI) H31 年度(H26 年度) 新たな雇用創出 500 人 新たな企業誘致 17 件 関東 4 便、関西 6 便 RORO船の航路数 (関東 2 便、関西 3 便) 【具体的な事業の内容 】 1-2-① 企業誘致推進事業 企業活動にとって重要なインフラである東九州自動車道や細島港の優位性を活か し、新たな企業誘致や地元企業の事業拡大等により、雇用の確保と地域経済の活性化 を図ります。 ○ 日向市ITセンター「SUN CRUZ」への 情報産業など事務系企業の誘致 ○ 北部九州のほか国内主要都市で企業立地セミ ナーを開催 ○ 細島港周辺や内陸部への工業団地整備促進 ○ 県外企業等の本社機能移転や地元企業の本社 日向市 IT センター「SUN CRUZ」 機能拡充等を促進 14 1-2-②ITベンチャー企業誘致支援事業 居住費の安さや通勤時間の短かさ、恵まれた自然環境など本市の特性を生かし、出 社前にサーフィンを楽しむなど、地方ならではの働き方・暮らし方に魅力を感じるI Tベンチャー企業を誘致するとともに、多様な人財を確保するためにIT技術者の育 成やUIJターンを促進します。 ○ インキュベーション施設である日向市ITセンター「SUN CRUZ」の活用 ○ サーフィンを楽しみながら仕事ができる環境を希望するITベンチャー事業者 に対し、お倉ケ浜周辺等の空き店舗・空き家を誘致施設として活用 ○ IT関連技術者の育成及び県外からのIT関連従事者のUIJターン促進 1-2-③ 細島港を核とした物流拠点事業 重要港湾「細島港」の定期航路の一層の充実と利用促進を図るため、ポートセール ス協議会、細島港運協会等の関係機関と連携したポートセールスや、貨物集荷奨励事 業の拡充、荷役効率の向上などにより競争力強化を図ります。 また、細島港の物流効率化や利便性をさらに高めるために、RORO船 ※の増便や、 海外との新規航路を誘致するとともに、新たに細島臨海工業団地や内陸型工業団地及 び大型貨物需要に対応した大型岸壁(-14m 超)の整備 促進に取り組みます。 ○ 新規コンテナ貨物集荷や空コンテナ確保に対する 奨励補助等による国際コンテナターミナルの競争 力強化事業 ○ 荷主や新規航路の開拓 国際コンテナターミナル(10 号・14 号岸壁) ○ RORO船の増便やフェリーの誘致 ○ 日向インターチェンジ付近に物流団地の整備促進 ○ 細島臨海工業団地や内陸型工業団地の整備促進 ○ 細島臨海工業団地に隣接した大型岸壁の整備促進 1-2-④ 国際物流ターミナル(17 号岸壁) 次世代産業育成事業 医療機器産業に対する研究開発支援や、ロボット産業・航空宇宙産業・自動車産業 などの企業誘致を図ることによって、次代を見据えた強い新産業を創出します。 また、本市に立地する先端産業である「電池産業」の拡大を支援するとともに、バ イオマス発電やMg(マグネシウム)電池等の「再生可能エネルギー分野」の研究開 発支援を行なうことにより、循環型エネルギーを新産業として育成します。 さらに、細島港の優位性を生かし海外への事業展開を図ります。 ※ RORO船 トレーラーなどの車両を収納する車両甲板を持つ貨物船 15 ○ 東九州メディカルバレー構想に基づき、延岡市及び門川町並びに医療機器メーカ ーなどと連携して、地元企業の医療機器産業への新規参入を支援 ○ ロボット産業や航空宇宙産業、自動車産業などの誘致 ○ 既存の電池産業に対する事業拡大支援 ○ 再生可能エネルギー関連企業の立地に向けた研究開発や事業支援 16 1-3 元気と活力に満ちた農林水産業の挑戦 重要業績評価指標(KPI) H31 年度(H26 年度) 新たな雇用創出 100 人 新規就農者数 10 人 解消した遊休農地の面積 5ha 【具体的な事業の内容 】 1-3-① 耳川流域森林資源循環推進事業 将来にわたって日向入郷圏域から安定した木材供給を行うために、道路網や森林等 の整備を促進するとともに、民間事業者や流域自治体と連携して不足する苗木の生産 体制を構築し、森林資源の循環や雇用創出等につなげます。 また、細島港の整備や高速道路開通等のインフラ・ストック効果を生かし、東アジ アをはじめとする国内外への販路開拓に向けた支援や、農業用ハウス・CLT※など、 新たな木材の活用方法について研究し、木材需要の拡大を図ります。 ○ スギ苗 220 万本生産体制を目指し育苗ハウス等(3ha)や採穂園(耳川流域 20ha) を整備、68 名の雇用を確保 ○ インフラ・ストック効果による海外等への木材輸出の推進 ○ 農業用ハウスやCLTなど新たな活用方法等による木材需要の拡大 ○ 木材活用に関する「サミット」等の開催 ※ CLT Cross Laminated Timber の略称で、ひき板を並べた層を、板の方向が層ごとに直交するように重ねて 接着した大判のパネルを示し、「直交集成板」とも言われ、ヨーロッパ各国でも様々な建築物に利用されてい ます。 17 1-3-② 「薬草の里」づくり事業 国内産の薬用作物の需要が高まる状況を踏まえ、熊本大学と連携協定を結び、本市 の豊かな自然や温暖な気候に適した「クロモジ」や「日向当帰」などの薬草の選定を 行い、遊休農地を活用した栽培に取り組み、生産者の安定経営を図りながら、新規就 農者の創出や健康で元気な高齢者の生きがいづくりに努めます。 また、観光農園や薬膳料理を提供する場を設けるなど、新たな仕事を生み出すとと もに、「健康を増進させるまち」としてPRに努めることで、市外からの交流人口の 増加を図り、中山間地域の活性化を目指す「薬草の里づくり」を推進します。 ○ 熊本大学と連携した薬草栽培、生産者支援 ○ 観光農園や薬膳料理提供による交流人口増加 ○ まちづくり協議会等を中核とした栽培応援団設立、リーダー養成 ○ 地域資源を活用した新たな薬草の研究開発 18 1-3-③ 日向ブランド等新規栽培者支援事業 ★ 本市の豊かな自然や温暖な気候を活かした特産品ブランドを確立し、6次産業化や 農商工連携、産学官連携による農作物の高付加価値化を図ります。また、「儲かる農 業」を目指すことで、都市部からの担い手の確保・育成に努め、農作業支援組織を創 設するなど雇用の場を確保します。 ○ 「へべす」「ブルーベリー葉」「オリーブ」等の植栽 ○ 植栽した農地の借り受け希望者の募集 ○ 就農を希望する移住者への指導やフォローアップ ○ 農作業支援組織創設と試験活動実施 ○ 農業法人等による植物工場の設置支援 1-3-④ まるごと「へべす」プラン事業 本市の特産品である「へべす」の6次産業化や農商工連携、産学官連携による高付 加価値化を図り、「儲かるへべす」を目指します。 また、市外から新規就農者や後継者の確保に努めるとともに、農作業支援の体制づ くりを進め、作業員を市内外から雇用するなど働く場の創出を行い、産地の維持及び 園地面積拡大を図ります。 さらに、 「へべす」の情報発信や販売機能を有する拠点(へべすサロン)を整備し、 市外からの誘客を促進します。 ○ 市内外での販促活動やへべす収穫祭の開催、イベントでのPR ○ 宮崎産業経営大学との連携 ○ 新たなへべす大使の発掘・任命 ○ 「へべすサロン」の整備や加工工場の新設 ○ ヘベす医薬事業へ向けた研究開発支援 ○ 農作業支援の組織化に向けた協議 特産品「へべす」 1-3-⑤ 活気ある“細島”養殖推進事業 日向ならではの豊かな水産資源を生かし、岩ガキやブリなど新たな養殖場の設置や 生産量の拡大を図り、生産者の所得安定と雇用創出を目指します。 また、新たな水産資源を堀り起こし、健康食品等への活用や生産拡大に向けた調査 研究を行います。 ○ ブリ等の養殖場の設置に必要な調査、関係機関との協議 ○ 岩ガキの生産支援や販売拡大に向けた支援 ○ 水産資源の掘り起しと生産拡大に向けた調査研究 19 基本目標2 豊かな自然を生かし新たな人を呼び込む未来創造戦略 ★は重点プロジェクト事業です 基本目標の方向性 ●温暖な気候や海・山・川に囲まれた豊かな自然環境を生かし、交流人口を増加させ、 まちに新しい人を呼び込みます 【具体的な方向性】 観光・スポーツ・文化などの本市にある地域資源を磨きあげ、広域で連携し、国内外 からの交流人口を増加させ、地域活性化を図ります。 さらに、全国でも有数のサーフスポットがある本市の温暖で豊かな自然環境を生かし、 恵まれた環境の中で子育てを希望する若者を呼び込むことによって流入人口の増加を図 ります。 数値目標(H31 年度) 新たな移住者数 200人 具体的な施策 2-1 重要業績評価指標(KPI) 黒潮文化と森林文化が融合した観光振興の推進 ○ 観光客入込客数 <具体的な事業> 1,630,000 人 ① ひょっと“行こ”観光プロモーション事業 ② 日向周遊観光推進事業 ○ 市内宿泊者数 180,000 人 ③ 広域観光圏観光資源発掘事業 ④ 日向観光4駅連携強化事業 2-2 文化・スポ-ツの活用による交流・定住人口の増加 <具体的な事業> 10,000 人 ① スポーツタウン日向推進事業 ② 牧水の生誕地「日向市」全国発信事業 ③ 重要伝統的建造物群保存地区「美々津」活性化事業 2-3 ○ スポーツ合宿等の延人数 ○ 牧水関連事業への参加者 数 4,000 人 温暖な気候と自然を活かした移住・定住の促進 ○ 新たな移住者 <具体的な事業> ① 移住・定住促進事業 200 人 ★ ○ サーフィン等利用客数 ② 美しい海岸線とサーフィンを活かしたまちづくり 事業 ★ 252,000 人 ○ 空き家・空き店舗・廃校校 ③ ひゅうが海景修景事業 舎等の利活用件数 ④ 空き家・空き店舗・廃校校舎利活用事業 25 件 20 【具体的な施策】 2-1 黒潮文化と森林文化が融合した観光振興の推進 重要業績評価指標(KPI) H31 年度(H26 年度) 1,630,000 人 観光客入込客数 (1,360,750 人) 180,000 人 市内宿泊者数 (151,054 人) 【具体的な事業の内容 】 2-1-① ひょっと“行こ”観光プロモーション事業 東九州自動車道の開通やLCCの就航を好機とし九州や四国・中国地方、海外から の観光客の増加を図るため、国内外への観光プロモーション活動を展開し、知名度ア ップを図ります。 また、海外からのクルーズ客船を積極的に誘致し、国際観光港湾都市としての本市 のイメージアップを図り、観光消費の増加を促進します。 ○ 福岡や中国・四国地方のイベント等での観光プロモーション ○ クルーズ客船誘致のための海外プロモーションや免税店の拡充など受入れ体制 の充実強化 21 ○ 国内外からの体験型教育旅行や細島港周辺 の先端企業と連携したインダストリアルツ ーリズム(産業観光)の誘致 ○ 外国人観光客向け通訳ボランティアの育成、 体制の強化 ○ 新たな姉妹都市締結による交流促進 ○ 県内に居住する留学生や外国人と連携した 動画等による海外への情報発信 2-1-② 細島港に寄港したクルーズ船 日向周遊観光推進事業 市内の観光名所や本市独自の魅力ある地域素材、「はまぐり」や「岩がき」等の郷 土食を組み合わせた周遊観光ルートを構築し、宿泊や滞在時間の延長につながる新た な観光商品を造成します。 また、黒潮文化と森林文化が持つそれぞれの特性を生かし、サーフィンやフィッシ ング等のマリンスポーツや巨石群ツアー、ひょっとこ踊りなど体験型観光を推進し、 市内への宿泊者の増加を図ります。 さらに、観光客のリピーター獲得につなげるために、市民の「観光おもてなし」の 醸成に努めます。 ○ 伊勢ヶ浜門前町構想の実現 ○ ひょっとこ踊りを地域資源とした体験型観光の拡充 ○ パワースポットを結んだ新たな観光ルートの開発 ○ 細島地区の歴史的な街並みを活かした街歩きルートの開発 ○ 「はまぐり」「岩ガキ」を活用した食イベントや観光メニューへの活用 ○ 「はまぐり」の学校給食での活用による食文化の教育 ○ 民宿等の宿泊施設に対する改修助成制度の検討 伊勢ヶ浜門前町の将来イメージ 22 2-1-③ 広域観光圏観光資源発掘事業 日向・東臼杵圏域の1市2町2村からなる「ひゅうが・東臼杵広域観光推進協議会」 や日向市、延岡市、門川町で構成する「ひむか日豊海岸観光推進協議会」で推進して いる広域観光ルートを磨きあげ、魅力の再発見に努めます。 また、阿蘇地域や大分県南部地域など新たな広域連携について検討し、「東九州伊 勢えび海道」や「岩がき海道」など、「食」をテーマにした広域での観光事業への参 加や、観光客のニーズに合った広域観光ルートの造成を検討します。 ○ 「食」をテーマにした広域観光への参加 ○ 阿蘇・高千穂地域、大分県南部地域など県域を越えた広域観光ルートの構築 ○ 県や近隣市町村と連携した、有効な広域観光事業の実施 ○ 既存の広域観光協議会の取組みの強化 2-1-④ 日向観光4駅連携強化事業 市内の観光拠点施設である4つの駅(道の駅「日向」 「とうごう」、まちの駅「とみ たか」、海の駅「ほそしま」)の経営改善や機能強化を図り、情報発信や商品開発など 4駅が連携して新たな事業に取り組み、相乗効果による観光客の増加や売り上げ増加 につなげます。 ○ 観光4駅協議会の事業計画の推進 ○ 外部アドバイザーによる経営指導と商品開発助言 ○ スタッフのスキルアップ講座の開催及び各駅交流研修の実施 ○ 道の駅防災機能の検討と駐車場の拡幅整備 23 【具体的な施策】 2-2 文化・スポーツの活用による交流・定住人口の増加 重要業績評価指標(KPI) H31 年度(H26 年度) 10,000 人 スポーツ合宿等の延人数 (6,814 人) 4,000 人 牧水関連事業への参加者数 (3,500 人) 【具体的な事業の内容 】 2-2-① スポーツタウン日向推進事業 全国でも有数の日照時間を誇る本市の恵まれた自然環境や、高速道路開通によって 宮崎市内からの移動時間が短縮されるなど、さらに利便性の高まったスポーツ施設を 活用し、プロ野球等のキャンプ合宿やスポーツ大会等を積極的に誘致することによっ て、交流人口の増加やスポーツを地域資源とした地域の活性化を推進します。 ○ 「日向市スポーツキャンプ等誘致推進協議会」によるスポーツ合宿誘致活動 ○ サーフィンやソフトボールなど、東京オリンピック事前合宿の誘致活動 ○ 国体(本大会、九州ブロック大会)、高校総体等の開催競技の誘致活動 ○ ひょっとこマラソン大会、ウォークラリー等のスポーツイベントの開催 ○ お倉ヶ浜総合公園や大王谷運動公園等の施設改善と利活用の推進 ○ 屋内体育施設の建設に向けた基本構想の策定 屋内運動施設「サンドーム日向」 プロ野球 24 東北楽天イーグルス 2 軍キャンプ 2-2-② 牧水の生誕地「日向市」全国発信事業 郷土の歌人「若山牧水」を本市の誇る地域資源とし、「牧水のふるさと日向市」を 全国に発信するとともに、高校生を対象とした「牧水・短歌甲子園」や高校生以上を 対象とした「マスターズ短歌甲子園」を開催など、牧水顕彰事業を推進します。 また、牧水生家周辺にある「若山牧水記念文学館」や「牧水公園」等の観光・スポ ーツ施設を活用し、グリーンツーリズムやスポーツ合宿、アウトドアスポーツ等によ る交流人口の増加や地域経済の活性化を図ります。 ○ 牧水顕彰事業、青の国若山牧水短歌大会、短歌甲子園等の拡充 ○ とうごうグリーンツーリズム事業の推 進 ○ 若山牧水記念文学館、牧水公園の利用促 進 ○ 新たなアウトドアスポーツの誘致に向 けた調査研究 牧水・短歌甲子園全国大会 2-2-③ 重要伝統的建造物群保存地区「美々津」活性化事業 神武天皇「東征お舟出の地」であり国の重要伝統的建造物群保存地区として選定さ れている美々津立縫地区の町並みを活かし、観光資源を磨き上げ、情報発信すること により交流人口の増加や地域経済の活性化を図ります。 また、保存地区内の空き家を移住者の住居や店舗等に利活用することによって賑わ いの創出や定住人口の増加を図ります。 ○ 記紀編さん 1300 年記念「ひゅうがお舟出プロジェクト 事業」の実施 ○ 美々津立縫地区「まち歩きル-ト」の定着化 ○ 美々津ならではの「お土産物」の開発 ○ 空き家の利活用 美々津 駅に停車する 豪華寝台列 車 「ななつ星」 ひゅうがお舟出プロジェクト イメージキャラクター「カムくん」 重要伝統的建造物群保存地区「美々津」 25 【具体的な施策】 2-3 温暖な気候と自然を活かした移住・定住の促進 重要業績評価指標(KPI) H31 年度(H26 年度) 新たな移住者 200 人 252,000 人 サーフィン等利用客数 (209,930 人) 空き家・空き店舗・廃校校舎等の利活用件数 25 件 【具体的な事業の内容 】 2-3-① 移住・定住促進事業 ★ 温暖な気候や豊かな自然環境に加え、合計特殊出生率が 1.79 と子育てしやすい環 境に恵まれている本市の特性を活かし、コーディネーターを配置した移住相談窓口で のきめ細やかな相談支援体制を構築します。 また、お試し滞在施設や地域と連携した体験ツアー、ワーキングホリデー等を実施 するなど本市の良さを実体験できる機会を創出し、都市部からのUIJターンを促進 します。 ○ 移住ワンストップ窓口の開設・コーディネーターの配置 ○ 教職員住宅や廃校校舎等を活用したお試し滞在施設の整備 ○ ワーキングホリデー、体験ツアーの実施 ○ 地域と連携したサポート体制の構築 ○ 地域おこし協力隊の増員 26 2-3-② 美しい海岸線とサーフィンを活かしたまちづくり事業 ★ 温暖な気候と良質な波により1年を通してサーフィンが楽しめる自然環境や、高速 道路や市街地からのアクセスの良さを活かし、国際大会やオリンピック合宿等の誘 致・大会支援を行うとともに、さらに利用しやすい環境を整備することによって国内 外からのサーフィン愛好者の増加を図ります。 また、サーフィンをしながら働きたい、学びたい方に対する情報提供や相談体制・ サポート体制を構築し定住人口の増加を図ります。 ○ 国内外のサーフィン大会・合宿の誘致 ○ ビーチハウス、駐車場など利用しやすい環境 の整備 ○ サーフショップ等と連携した体験・滞在型観 光メニューの開発やサーフィン愛好者の拡 大にむけた支援 ○ サーフィン移住相談会の開催 市内で活躍するプロサーファー 2-3-③ ひゅうが海景修景事業 全市公園化推進事業の「ひゅうが海景」に含まれる3つの海岸線(伊勢ヶ浜、お倉 ヶ浜、金ヶ浜)の適正な維持管理を行い、本市の宝である海岸線の地域資源を活かし た良好な景観形成を図ります。 また、海岸線沿いの道路には、地元と協働し、新たに花木の植栽を行うことによっ て海岸線の魅力をさらに高め、 「来てみたい」 「住んでみたい」と感じてもらえるまち づくりを推進します。 ○ 日豊海岸線(日向岬~金ヶ浜周辺)における景観スポットの整備 ○ 遊歩道からの景観スポット整備 ○ 日豊海岸沿線の道路景観軸の新規植栽 全国有数のサーフスポット「お倉ヶ浜海岸」 お倉ヶ浜海岸 27 2-3-④ 空き家・空き店舗・廃校校舎利活用事業 空き家、空き店舗、廃校校舎などを移住者用の住宅や体験・交流施設、サテライト オフィスや農林業生産拠点などに活用することにより、地域の賑いを創出し定住人口 の増加を図ります。 ○ 空き家バンク制度の充実 ○ 空き家活用支援制度の新設 ○ 空き店舗助成制度の拡充 ○ 廃校校舎の利活用 旧・東郷小学校を活用した児童心理治療施設「ひこばえ学園」 28 基本目標3 元気な子どもを産み育てる未来創造戦略 ★は重点プロジェクト事業です 基本目標の方向性 ●みんなで見守り、安心して子どもを産み育てられる環境をつくります 【具体的な方向性】 合計特殊出生率 1.79 という恵まれた環境を生かし、子育てにかかる経済的な負担の軽 減やサポート体制の強化、子ども達の教育環境の充実を図り、若者の結婚・出産・子育 ての希望を実現します。 数値目標(H31 年度) 合計特殊出生率 1.89 具体的な施策 3-1 重要業績評価指標(KPI) ふるさとを愛する“ひゅうがっ子”の育成と教育 力の向上 <具体的な事業> ○ 算数の授業の理解度に対 ① 学校教育におけるICT環境整備事業 する肯定的な回答の割合 ② 英会話科推進事業 90% ③ 「よのなか花まる先生」派遣事業 ○ 1年間に 30 日以上欠席し ④ 郷土愛を育む教育推進事業 た児童生徒の数 ⑤ 子どもの心のケア充実事業 10 人以下 ⑥ 高校魅力向上支援事業 ★ ⑦ 高等専門教育機関等誘致推進事業 3-2 安心して子どもを産み愛情豊かに育てられる子育 て支援体制の充実 ○ 放課後対策による児童の 受け入れ数 <具体的な事業> ① 子育て世代負担軽減事業 ② 婚活支援事業 635 人 ★ ○ 地域子育て支援拠点利用 ★ ③ 特定不妊治療助成事業 者数 ★ 17,000 人 ④ すくすく子育て支援事業 ○ 小学生の歯科治療率 ⑤ 相談体制充実事業 80.0% ⑥ 地域子育て支援事業 ○ 新たな産科・小児科の開 ⑦ 放課後子ども対策事業 ⑧ 日向市医療機関(産科、小児科)新規開業促進事業 ⑨ 病児・病後児保育事業 29 業・開設 各1件 3-3 子育てを社会全体で支援するワークライフバラン ○ 「仕事と家庭の両立応援 スの推進 宣言」登録団体 50 団体 <具体的な事業> ○ 各種セミナーへの総参加 ① ワークライフバランス推進事業 者数 ② 女性のチャレンジ応援事業 100 人 30 【具体的な施策】 3-1 ふるさとを愛する“ひゅうがっ子”の育成と教育力の向上 重要業績評価指標(KPI) H31 年度(H26 年度) 90.0% 算数の授業の理解度に対する肯定的な回答の割合 (86.2%) 10 人以下 1年間に 30 日以上欠席した児童生徒の数 (54 人) 【具体的な事業の内容 】 3-1-① 学校教育におけるICT環境整備事業 学習支援システム等の学校ICTを市内の小中学校に導入し、分かりやすい授業に 努めるとともに、子どもたちの学ぶ意欲を高め、学力と情報活用能力の向上を図りま す。 ○ 学校ICT導入に向けたネットワークの 整備 ○ グループウェア、校務支援システムの導入 ○ 学習支援システム、関連機器の段階的な導 入 市内小学校でのICTを活用した授業風景 3-1-② 英会話科推進事業 外国語指導助手による音声指導を取り入れた「英会話科」の授業を小中学校の全学 年で実施し、ハワイ・モミラニ小学校との英語交流事業等を通じて、英語による実践 的コミュニケーションへの関心、意欲、態度を育てます。 ○ 外国語指導助手(ALT)の派遣 ○ 英会話科アドバイザーの配置 ○ 宮崎国際大学と連携した事業の 実施 ○ ハワイ・モミラニ小学校との英語 交流事業 ハワイ・モミラニ小学校との交流授業の様子 31 3-1-③ 「よのなか花まる先生」派遣事業 小学校3年生を対象に、算数の授業での個別支援や宿題の丸つけ、音読(読み声) 等の個別支援を行うために地域の大人を「よのなか花まる先生」として派遣し、子ど もたちの学ぶ意欲や学力の向上のための支援を行います。 ○ 現在3校で実施している「よのなか花まる先生」モデル事業を全小学校に拡大 3-1-④ 郷土愛を育む教育推進事業 地域社会の一員として郷土を愛し、すぐれた伝統を継承するために、「ふるさと教 育」など郷土愛を育む教育を推進するとともに、郷土の歌人若山牧水の短歌に触れる 機会を増やし短歌を学び創作する意欲の向上を図ります。 また、「はまぐり碁石のまち日向市」として伝統工芸品である「はまぐり碁石」の 文化継承に努めるとともに、小学校を対象とした囲碁教室を開催し囲碁を通じた学力 の向上や普及拡大に努めます。 ○ ふるさと教育の実施 ○ 囲碁教室の開催 ○ 牧水かるた大会の開催 牧水かるた大会の様子 3-1-⑤ 子どもの心のケア充実事業 不登校または不登校傾向にある児童・生徒を支援するために、スクールアシスタン トを配置して、悩み相談など心のケアを行うとともに、学校以外の適応指導教室等で 支援を行い、児童や生徒の不登校解消に向けた相談指導を行います。 ○ スクールアシスタントの配置 ○ 適応指導教室指導員の配置 ○ ホームスタディ講師の配置 32 3-1-⑥ 高校魅力向上支援事業 ★ 学校・行政・産業界・地域住民が連携し、圏域にある高校が持つ特性を伸ばし魅力 を高めることによって、学力や技術力を向上させ社会人・職業人として貢献できる人 財を育てます。 ○ 高校魅力向上支援事業の実施 ○ 卒業10年後調査の実施 富島高校・BOP活動 日向工業高校・ものづくり教室 3-1-⑦ 日向高校・いちご植え付けボランティア 高等専門教育機関等誘致推進事業 日向入郷圏域には、大学や専門学校など高等教育機関がないため、質の高い実践的 な教育を行う高等教育機関を誘致し、人口の転出を抑制するとともに、社会に貢献で きる人財の育成を目指します。 ○ 高等教育機関設置に向けた誘致活動 高等専門教育機関イメージ 33 【具体的な施策】 3-2 安心して子どもを産み愛情豊かに育てられる子育て支援体制の充実 重要業績評価指標(KPI) H31 年度(H26 年度) 635 人 放課後対策による児童の受け入れ数 (365 人) 17,000 人 地域子育て支援拠点利用者数 (12,139 人) 80.0% 小学生の歯科治療率 (73.8%) 新たな産科・小児科の開業・開設 各1件 【具体的な事業の内容 】 3-2-① 子育て世代負担軽減事業 ★ 子育てにかかる経済的な負担の増大が少子化の要因となっているため、保護者の経 済的負担を軽減し、安心して保育や医療サービスの提供を受けることができ、子ども 達が健やかに成長できるよう支援を行います。 ○ 子ども医療費の助成拡大(中学生までに引き上げ) ○ 保育料、幼稚園使用料の負担軽減 ○ 第2子以降への支援策の検討 3-2-② 婚活支援事業 ★ 若者世代の未婚率の上昇や晩婚化が少子化の要因となっているため、県や地域の支 援団体等と連携を図りながら、異性とのコミュニケーション能力の向上や独身男女の 出会いのきっかけづくりを支援し、独身男女の結婚の希望実現に努 めます。 ○ 婚活サポート補助金事業の実施 ○ 婚活サポーター団体の登録、情報発信 ○ 県「みやざき結婚サポートセンター」の利用拡大 民間団体の婚活事業 3-2-③ 特定不妊治療助成事業 ★ 不妊治療にかかる高額な経済的負担を軽減するために、体外受精や顕微授精による 特定不妊治療を受けた方(県特定治療費助成費助成金給付決定者)に対し、不妊治療 費助成金を給付し、安心して子どもを産み育てることができる環境づくりを推進しま す。 ○ 特定不妊治療助成事業の創設 34 3-2-④ すくすく子育て支援事業 乳幼児の健やかな発育と保護者の不安軽減を図るために、乳幼児健診や赤ちゃん訪 問員による家庭訪問、親子の触れ合いの機会を創り、子育てをみんなで見守る体制づ くりを構築します。 ○ 乳幼児健診事業の推進、健診未受診者への フォロー ○ 子育て家庭への赤ちゃん相談員の訪問支援 ○ Bebe クラブやリズム遊び、ベビービクス等によ る親子の触れ合いの場の創出 ○ 赤ちゃん相談、すくすく相談等の充実 ベビービクス(運動)の様子 3-2-⑤ 相談体制充実事業 家庭における児童の養育や子育て世帯が抱える様々な相談に対応するために、地域 の関係機関等と連携し相談支援体制の充実を図り、虐待の未然防止、早期支援に努め ます。 また、貧困家庭への支援を充実することで、こどもの貧困率の減少に努めます。 ○ 市民向けの児童虐待防止のための啓発活動 ○ 児童虐待対応職員研修 ○ 家庭児童相談件数に対しての適切な支援の充実 ○ 日向市生活相談支援センター「心から」の充実 3-2-⑥ 地域子育て支援事業 育児相談や指導、子育てサークルへの支援等を行う場所として、新たな地域子育て 拠点施設を整備します。 また、子育て経験がある方や高齢者など幅広い世代の方々が子育てに参加し、子育 て家庭を支援できるようファミリー・サポート・センター事業等のサポート体制の充 実を図ります。 ○ 地域子育て拠点施設の整備 ○ ファミリー・サポート・センター事業の普 及、利用促進 ○ 「もうすぐパパ・ママ応援団」応援企業増 加に向けたPR 地域子育て拠点「たんぽぽキッズ」 35 3-2-⑦ 放課後子ども対策事業 保護者が仕事と家庭が両立できるよう、放課後児童クラブの新規開設や開設時間の 延長等を行うことによって、働きながら安全で安心に子育てできる環境の充実を図り ます。 ○ 放課後児童クラブの新規開設 ○ 放課後こども教室の充実 放課後児童クラブの様子 放課後こども教室の様子 3-2-⑧ 日向市医療機関(産科・小児科)新規開業促進事業 将来にわたって安全で安心な環境の中で出産や子育てができるように、不足する産 科や小児科医の新たな開業や開設を支援し、医療機関の充実を図ります。 ○ 新たな産科・小児科の開業(開設)を促進するための補助金の創設 ○ 新たな産科・小児科の開業(開設)の誘致活動 3-2-⑨ 病児・病後児保育事業 保護者が子どもの急な病気や発熱等により仕事を休むことなく、安心して働けるよ うに、病気等により通園できない児童や病気の回復期にある児童を、専門スタッフが いる施設で一時的に保育する病児・病後児保育の充実を図ります。 ○ NPO法人や民間団体等と連携した病児保育事業の推進 ○ 病後児保育事業の実施と利用促進 36 【具体的な施策】 3-3 子育てを社会全体で支援するワークライフバランスの推進 重要業績評価指標(KPI) H31 年度(H26 年度) 50 団体 「仕事と家庭の両立応援宣言」登録団体 (34 団体) 各種セミナーへの総参加者数 100 人 【具体的な事業の内容 】 3-3-① ワークライフバランス※推進事業 全ての人が自ら希望するバランスで仕事をすることができる環境をつくることに よって、出産・子育て中の女性のみならず、高齢者や新しい仕事観を持つ若者などが 新たに仕事の担い手として活躍できる社会づくりを促進します。 ○ ワークライフバランスへの理解促進 ○ 企業表彰制度等の創設 3-3-② 女性のチャレンジ応援事業 出産や子育てのために一時仕事を辞めた女性にとって、再就職へのハードルは高く、 実際に家事や育児をしながら働き続けることは大きな負担となっています。 そのため、女性会議等で出された意見を施策に反映し、再就職に向けた支援を行う ことで女性の自信を生みだし、男性や経営者の理解や協力が得られるよう啓発活動に 努めます。 ○ 女性会議の開催 ○ 各種啓発セミナーの開催 ○ 女性の再就職に向けた支援事業の実施 働く女性フォーラム・ワークショップ ※ ワークライフバランス 老若男女の誰もが、仕事、家庭生活、地域生活、個人の自己啓発など、様々な 活動について、自ら希望するバランスで展開できる状態 37 基本目標4 地域が連携し安全で安心な暮らしを守る未来創造戦略 ★は重点プロジェクト事業です 基本目標の方向性 ●地域と地域が連携し、安全で安心な優しく強く温かいまちをつくります 【具体的な方向性】 人口が集中する市街地は、南海トラフ巨大地震で犠牲者数が約 1 万 5 千人に上るなど の被害が想定されているため、防災施設を整備し自主防災組織の強化など防災力・減災 力の向上を図るとともに、地域ごとにスーパーや病院など生活に必要な機能を備えた拠 点を設け、地域交通ネットワークと集落を結ぶことによって、各地域で安心して暮らせ るコンパクトな都市を目指します。 さらに、高齢化への対応として生活支援サービス体制の整備や認知症初期集中支援推 進事業など高齢者を地域で支える体制を構築します。 数値目標(H31 年度) 特定津波避難困難者 0 人、要介護認定率 16.5% 具体的な施策 4-1 重要業績評価指標(KPI) 防災力向上により市民の命とくらしを守る安全で 安心なまちづくり <具体的な事業> ① 地震・津波防災施設整備事業 ② 地域防災力向上支援事業 ③ 防災拠点整備事業 ④ 建築物耐震改修促進事業 ⑤ 公共施設マネジメント推進事業 ⑥ 橋梁耐震化推進事業 ⑦ 道路アセットマネジメント推進事業 ⑧ 特定空家対策事業 4-2 ○ 避難施設整備数 16 箇所 ○ 防災士資格取得者数 300 人 あらゆる世代の人たちが健康で幸せに暮らせるま ちづくり <具体的な事業> ○ 要介護認定率 ① 高齢者生きがいづくり推進事業 16.5% ② 地域包括ケアシステム構築事業 ○ 各種がん健診受診率 ③ 認知症初期集中支援推進事業 50.0% ④ 地域医療・救急体制推進事業 ⑤ 健康づくり推進事業 ⑥ 自殺予防対策事業 ⑦ 市民による新しいまちづくり支援事業 38 4-3 地域の拠点と連携したコンパクトなまちづくり ○ 財光寺南土地区画整理事 業進捗率 <具体的な事業> 87.6% ① 都市・生活拠点整備事業 ○ 日向市駅周辺土地区画整 ② 都市基盤施設高度化事業 理事業進捗率 ③ 地域公共交通対策事業 62.9% ④ 中心市街地周年イベント推進事業 ○ 公共交通の路線数 23 路線 39 【具体的な施策】 4-1 防災力向上により市民の命とくらしを守る安全で安心なまちづくり 重要業績評価指標(KPI) H31 年度(H26 年度) 16 箇所 避難施設整備数 (0 箇所) 300 人 防災士資格取得者数 (167 人) 【具体的な事業の内容 】 4-1-① 地震・津波防災施設整備事業 今後予想されている南海トラフ巨大地震に備えて、津波避難タワーや避難階段、命 の山を整備し、想定犠牲者約1万5千人を限りなくゼロに近づけ、安全で安心して暮 せる災害に強いまちづくりを目指します。また、安心で安全に働ける環境を整備する ために、企業等の防災対策について支援を行います。 地区名 日知屋地区 財光寺地区 平岩地区 美々津地区 事業の種類 整備箇所 避難施設・避難場所 3ヶ所 避難施設・避難場所 7ヶ所 避難経路 1ヶ所 避難施設・避難場所 1ヶ所 避難経路 1ヶ所 避難経路 1ヶ所 多機能型複合避難施設 合 4-1-② 計 2ヶ所 津波避難タワー(イメージ写真) 16ヶ所 地域防災力向上支援事業 地震や津波、豪雨などの災害に強いまちづくりを推進するために、自治会や自主防 災会で防災活動の中心的役割を担う人財を育成し、地域の防災力を高めることにより、 安全・安心して暮らせる災害に強いまちづくりを推進します。また、自主防災会の未 結成地区において、組織化を促進します。 ○ 防災士養成補助事業 ○ 自主防災会の結成促進 ○ 防災教育の推進 ○ 土砂災害防止体制の推進 40 4-1-③ 防災拠点整備事業 本市の本庁舎は昭和 39 年の完成から 50 年が経過し、老朽化に加え耐震性にも問題 を抱えており、防災拠点施設としての機能の強化が重要な課題であることから、新庁 舎を建設し、災害発生時の司令塔としての機能など、防災拠点施設としての機能強化 を図ります。 ○ 新庁舎建設工事 ○ 駐車場等の外構工事 新庁舎模型図 4-1-④ 建築物耐震改修促進事業 昭和 56 年 5 月 31 日以前の建築物には、耐震性がなく地震発生時に倒壊する恐れの あるものがあり、周辺住民の避難を妨げ二次災害を招くことが懸念されるため、市民 の安全・安心を確保するために、木造住宅や重要な道路を塞ぐ恐れのある建築物の耐 震化を推進します。 ○ 木造住宅耐震化促進事業 ○ 建築物耐震化促進事業 41 4-1-⑤ 公共施設マネジメント推進事業 公共施設の老朽化等により更新や維持にかかる経費が増大し、財政運営を圧迫する ことが懸念されるため、公共施設の運営や維持管理、更新等について経営的な視点を 持った「公共施設マネジメント」を推進し、公共施設の質的・量的最適化や安全性の 確保に努めます。 ○ 公共施設等総合管理計画の策定 ○ 公共施設適正配置計画(個別実施計画)の策定 ○ 施設管理部門の集約、包括管理委託の導入、使用料の見直し、未利用スペース 等の有効活用 ○ 細島小学校など細島地区内にある公共施設の複合化に向けた基本構想策定 4-1-⑥ 橋梁耐震化推進事業 今後予想されている南海トラフ巨大地震等に備え、特に重要な緊急輸送道路である 市道塩見美々津線内の 10 橋について耐震化や長寿命化対策を行い、市民の生命や財 産を守り安心して利用できるインフラ施設を整備します。 ○ 緊急輸送道路内の橋梁の耐震工事 ○ 耐震化計画の策定 落橋防止施設 落橋防止施設 42 4-1-⑦ 道路アセットマネジメント推進事業 市道の老朽化に伴う事故の増加や維持補修費の増大が懸念されるため、「日向市道 アセットマネジメント計画」に基づき、計画的な補修を実施するとともに、予防保全 型の維持管理を推進し、市道の機能の安定性や安全性を確保します。 ○ 予防保全型の維持工事の実施 ・幹線市道の補修 ・生活道路(排水)の補修 老朽化(側溝) 老朽化(舗装) 4-1-⑧ 特定空家対策事業 市内にある約 3,500 件の空家の中で、防災面や衛生面など地域住民の生活に深刻な 影響を及ぼすことが懸念される空家に対し、適正な管理を促すとともに、特定空き家 の対策を推進します。 ○ 空家等の実態把握 ○ 空家等対策計画の策定 ○ 特定空家等の指導等 特定空家 43 【具体的な施策】 4-2 あらゆる世代の人たちが健康で幸せに暮らせるまちづくり 重要業績評価指標(KPI) H31 年度(H26 年度) 16.5% 要介護認定率 (H31 年度推計 16.8%) 各種がん健診受診率 50.0% 【具体的な事業の内容 】 4-2-① 高齢者生きがいづくり推進事業 高齢者が健康で元気に暮らす「健康長寿のまち」を目指し、高齢者が積極的に社会 参加できるよう、役割や生きがいを持ち、活躍できる地域づくりを進めます。 また、地域で活躍する高齢者を広く市民に紹介し、社会参加の意識醸成を促進しま す。 ○ 高齢者クラブへの支援と加入促進 ○ シルバー人材センターへの支援 ○ 生涯学習、文化、スポーツ活動の充実 ○ 元気な高齢者の活動促進 ○ ひゅうがあくがれシニア賞の実施 4-2-② 地域包括ケアシステム構築事業 高齢者が可能な限り住み慣れた地域で、人生の最後まで尊厳をもって自分らしい生 活を送れるように、医療や介護のみならず、福祉サービスを含めた様々な生活支援サ ービスを日常生活の場(日常生活圏域)で適切に提供できる地域体制を構築し、支援 が必要となった高齢者やその家族が安心して暮らせる地域づくりを推進します。 ○ 新しい介護予防・日常生活支援総合事業 ○ 在宅医療・介護連携の推進 ○ 生活支援サービス体制の整備 44 4-2-③ 認知症初期集中支援推進事業 認知症になっても、本人の意思が尊重され、住み慣れた環境の中で暮らし続けられ るように、「認知症初期集中支援チーム(認知症サポート医、チーム員)」を設置し、 早期に認知症の鑑別診断を行い、適切な医療・介護等が受けられるよう初期の対応体 制を構築します。さらに、日向入郷圏域で連携し認知症施策に取り組みます。 ○ 認知症初期集中支援チームの設置と普及啓発 45 4-2-④ 地域医療・救急体制推進事業 地域医療を守るために市民病院である東郷病院の診療体制の充実を図るとともに、 老朽化した施設の整備を推進します。また、市民活動団体と連携し、安易な受診の抑 制などの啓発活動に取り組みます。 さらに、市内全域の救急体制を強化することにより市民が安全で安心に生活できる 環境を構築します。 ○ 東郷病院の医療体制充実と老朽化した施設の更新 ○ 地域医療講演会等の開催や市民団体と連携した啓発活動の実施 ○ 救急体制の充実・強化 4-2-⑤ 健康づくり推進事業 市民一人ひとりが健康への関心を高め、生活習慣の改善に取り組めるよう、各種が ん健診の実施やメタボリックシンドローム該当者への保健・食生活改善指導を行い、 ラジオ体操の普及など健康寿命の延伸や生活習慣病の予防に向けた健康づくりに努 めます。 ○ 各種がん検診事業 ○ 特定健診・保健指導事業 ○ 食生活改善推進事業 ○ 健康づくりラジオ事業 がん検診 啓発パネル展 市民ラジオ体操祭 4-2-⑥ 自殺予防対策事業 本市の自殺者数は国平均よりも高く、その要因はうつ病など心の病気が占める割合 が高いため、NPOとの連携による電話相談・面接電話事業を行い、不安や悩みを抱 えた人が気軽に立ち寄り話ができる場所を設置することによって自殺の予防に努め ます。 また、こころの健康についての知識普及・啓発のため に市民を対象とした講演会を開催し自殺予防に関する 啓発活動を行います。 ○ 対面型相談事業 ○ 自殺予防講演会の開催 ○ 自殺予防週間・月間における啓発活動 46 自殺予防講演会(傾聴講座) 4-2-⑦ 市民による新しいまちづくり支援事業 健康福祉や子育て支援、防災活動などに地域住民が主体となって取り組むことによ り、地域コミュニティの維持を図り、地域住民が安全で安心に暮らせるまちづくりを 推進します。また、将来を担う次世代リーダーを育成することによって、未来を担う 若者が地域に根ざす「魅力ある地域づくり」を目指します。 ○ まちづくり協議会の活動支援及び新たな設 立に向けた支援 ○ まちづくり協議会の情報発信や交流人口の 拡大 ○ 次世代リーダー養成事業の実施 HOSOSHIMA まちづくり協議会総会 47 【具体的な施策】 4-3 地域の拠点と連携したコンパクトなまちづくり 重要業績評価指標(KPI) H31 年度(H26 年度) 87.6% 財光寺南土地区画整理事業進捗率 (71.5 %) 62.9% 日向市駅周辺土地区画整理事業進捗率 (53.8 %) 23 路線 公共交通の路線数 (23 路線) 【具体的な事業の内容 】 4-3-① 都市・生活拠点整備事業 少子高齢化や人口減少が進む社会において、生活環境や都市機能の改善を行うとと もに、医療や福祉、商業等の機能が集約され、特に高齢者や子育て世代が安心して快 適な生活が送れるコンパクトな拠点づくりを目指します。 ○ 財光寺南土地区画整理事業 ○ 日向市駅周辺土地区画整理事業 日向市は、駅を中心に半径3キロ圏内に住居・店舗が集中しています 48 4-3-② 都市基盤施設高度化事業 日向市駅周辺の公有地や空き地を有効活用し、中心市街地の活性化を図るために、 世代間交流のできる学童保育施設やサービス付き高齢者向け住宅、働く女性のニーズ にあった保育施設(病後児保育、夜間保育)、小児科を有するクリニックなど各種機 能を有する施設を誘致します。 ○ 日向市駅周辺の公有地等の高度化、有効活用に関する検討 ○ 日向市駅周辺の公有地等を活用した複合施設の誘致 4-3-③ 地域公共交通対策事業 地域公共交通網の確保を図り、市民が自由に移動できる手段を確保し、自立した 生活が送れるよう支援するため、市街地、南部地域、東郷地域において、各地域の 集落と生活拠点とを結ぶ市民バスを運行します。 また、平成28年4月には、廃止となる南部バス路線の存続を図るために、南部 地域と日向市駅とを結ぶ新たな市民バスの運行を行います。 さらに、周辺町村と共同で、日向・東臼杵地域公共交通網形成計画を平成 27 年度 中に策定するなど、広域的な視点からも路線バス等の確保に努めます。 ○ 南部市民バスの運行 市民バス「ぷらっとバス」 49 4-3-④ 中心市街地周年イベント推進事業 日向市駅周辺の都市施設やまちづくりについては、日向市駅のブルネル賞や都市景 観大賞など多くの賞を受賞し、高い評価を受けています。 また、駅前交流広場は、ひょっとこ夏祭りやコンサート、市民主催イベントなどで 年間約 20 万人の利用があり市民に親しまれる重要な交流拠点となっています。 駅周辺施設が完成から 10 周年を迎えるにあたり、年次ごとに記念イベント等を開 催し、これまでの軌跡を振り返り、今後のまちづくりに生かすとともに中心市街地の 活性化を図ります。 ○ 新日向市駅開業10周年イベント実施 ○ 各施設の周年イベントの実施 ブルネル賞を受賞した「日向市駅」 駅前イベント(コンサート) 駅舎の大屋根(耳川杉) 50 <日向市総合戦略> 資 料 51 編 1.策定体制 幅広い分野の視点 行政の視点 本部会 連携 専門部会 〇まち・ひと・しごと創生総合戦略 推進会議 産学官金労言の各分野の代表者 市民団体、公募市民で構成 〇日向市議会 全員協議会での報告 ワーキング グループ 〇日向市まち・ひと・しごと創生 座談会 市内 7 か所で開催 市民アンケート調査 〇若者会議 市内の高校生、大学生、20 代の 若者との意見交換会 (2,000 名) 転入・転出者アンケート調査(各 200 名) 高校生アンケート調査 〇働く女性フォーラム 市内の働く女性を対象とした 意見交換会 (市内 3 校) ※本部会 日向市まち・ひと・しごと創生総合戦略推進本部 52 2.策定経過 月 1月 2月 3月 日 事 項 13 日 第1回 本部会 22 日 第1回 専門部会(全体会) 27 日 職員への説明会 23 日 第2回 専門部会(まち部会、結婚・出産・子育て部会) 27 日 第1回 議会全員協議会 2日 第2回 専門部会(ひと・しごと部会) 18 日 日向市まち・ひと・しごと創生講演会(藻谷浩介氏) 23 日 第3回 専門部会(ひと・しごと部会) 24 日 第3回 専門部会(結婚・出産・子育て部会) 31 日 商工業及び人口減少に関するアンケート調査報告書(HP で公表) 4月 1日 総合政策課内に地方創生戦略室を設置 5月 8日 日向市まち・ひと・しごと創生総合戦略推進会議設置 6月 15 日 第4回 専門部会(結婚・出産・子育て部会) 18 日 第4回 専門部会(ひと・しごと部会) 19 日 第3回 専門部会(まち部会)、日向・東臼杵 1日 第2回 本部会 地方創生部会 市民アンケート調査、高校生アンケート調査開始(~6/22) 7月 8月 9月 10 月 12 日 第1回 日向市まち・ひと・しごと創生総合戦略推進会議 26 日 第2回 議会全員協議会 8日 まちひとしごと創生座談会(日知屋地区) 9日 まち部会 関係団体等意見交換会 14 日 移住ワーキンググループ会議 17 日 まちひとしごと創生座談会(美々津地区) 24 日 まちひとしごと創生座談会(中央地区) 27 日 まちひとしごと創生座談会(財光寺地区) 28 日 まちひとしごと創生座談会(南日向地区) 29 日 まちひとしごと創生座談会(大王谷地区) 7日 第3回 9日 若者会議 本部会 11 日 まちひとしごと創生座談会(東郷地区) 12 日 第2回 21 日 働く女性フォーラム 24 日 専門部会(全体会) 29 日 第4回 本部会 6日 第3回 議会全員協議会 9日 第 3 回推進会議 日向市まち・ひと・しごと創生総合戦略推進会議 パブリックコメント(最終案)~10 月 23 日まで 26 日 第3回 本部会 国県へ報告 53 3.日向市まち・ひと・しごと創生総合戦略推進本部体制 ■日向市まち・ひと・しごと創生総合戦略推進本部会 部会名 本部 所属 役職 氏名 市長 黒木 健二 副市長 小林 隆洋 教育長 北村 秀秋 理事 矢野 好孝 総合政策部兼東郷総合支所 部長 奈須 典夫 総務部 部長 甲斐 敏 市民環境部 部長 黒木 雅由 健康福祉部 部長 三輪 勝広 産業経済部 部長 清水 邦彦 建設部 部長 松田 洋玄 教育部 部長 野別 知孝 上下水道局 局長 大石 真一 54 ■日向市まち・ひと・しごと創生総合戦略推進本部 専門部会 ◎は部会長、〇は副部会長 部会名 ひと・しごと 部会 課名 役職 商工港湾課 課長 ◎稲田 利文 地域コミュニティ課 課長 〇藤本 一三 観光振興課 課長 福田 幸一 農業畜産課 課長 海野 雅彦 林業水産課 課長 福田 芳光 税務課 課長 学校教育課 結婚・出産・ 子育て部会 まち部会 氏名 鳥越 勉 課長補佐 堀田 浩一 スポーツ振興課 課長 小林 英明 総合政策課 室長 神崎 康徳 こども課 課長 学校教育課 課長 〇松葉 貴文 いきいき健康課 課長 三樹 秀子 上町保育所 所長 児玉 尚子 寺迫幼稚園 園長 林 福祉課 課長 水野 重信 文化生涯学習課 課長 三浦 元生 地域コミュニティ課 係長 海野 由紀 総合政策課 課長 神崎 康徳 都市計画課 課長 ◎奥田 豊秋 市街地整備課 課長 〇御手洗 建設課 課長 藤元 秀之 建築住宅課 課長 米良 勝幸 水道課 係長 黒木 紀代 財政課 課長 日高 章司 防災推進課 課長 東郷地域振興課 課長 植野 浩人 高齢者あんしん課 課長 柏田 武浩 環境政策課 課長 石谷 英俊 総合政策課 係長 松葉 進一 55 ◎甲斐 塩月 伸次郎 恭子 幸二 勝比呂 4.日向市まち・ひと・しごと創生総合戦略推進会議名簿 ◎は会長、〇は副会長 団体名 役職 委員名 1 日向市キャリア教育支援センター センター長 ◎水永 正憲 2 国立大学法人 宮崎大学 農学学部長 〇村上 昇 3 宮崎産業経営大学 4 日向商工会議所 5 東郷町商工会 6 日向市漁業協同組合 7 日向農業協同組合 8 日向青年会議所 9 経営学部教授 奥村 憲博 専務理事 黒木 正一 事務局 黒木 義明 参事 近藤 弘幸 常務理事 蔵座 良一 理事 平田 賢司 耳川広域森林組合 総務部長 山口 智 10 日向市観光協会 事務局長 山本 達雄 11 日向公共職業安定所 所長 中城 栄彦 12 東臼杵農林振興局 次長 成合 孝俊 13 日本政策金融公庫延岡支店 支店長 中世古 尚人 14 宮崎銀行日向支店 支店長 長谷川 智行 15 連合宮崎日向地域協議会 議長 植田 幸男 16 夕刊デイリー新聞社 日向支社長 北林 正光 17 日向市区長公民館長連合会 会長 沖田 實美 18 日向市社会福祉協議会 常務理事 黒木 一彦 19 日向市男女共同参画社会づくり推進ルーム協議会 副会長 塩月 育代 20 日向市PTA協議会 副会長 美根 香奈子 21 日向市地域子育て支援センター 所長 山元 和子 22 市民代表 上ノ山 ちなつ 56 元気な“日向市”未来創造戦略 <日向市総合戦略> 平成 27 年 10 月発行 日向市 総合政策部 総合政策課 地方創生戦略室 〒883-8555 宮崎県日向市本町 10 番 5 号 電話 0982-52-2111 FAX0982-52-1455
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