第2回呉西圏域ビジョン懇談会 会議録 日 時:平成 28 年 8 月 3 日(水)10 時~11 時 場 所:高岡市ふくおか総合文化センター(Uホール)イベントホール 出席者:呉西圏域ビジョン懇談会委員23名 次 第:1 開会 2 富山県西部圏域連携都市圏形成推進協議会 会長あいさつ 3 議事 (1)とやま呉西圏域都市圏ビジョン(案)について (2)連携事業について (3)意見交換 4 閉会 〔議事概要〕 ○意見交換 (委員) ・圏域の名称について、頭に「とやま」を付記したことでわかりやすくなったが、 観光施策などで域外に発信する場合は、少し認知されにくいのではないか。 ・JR 東日本が作成したパンフレットに「富山 WEST」という言葉があり、首都圏で はわかりやすいと評判だったと聞く。 PR する際にはこの名称を使ってはどうか。 (座長) ・連携事業などで対外的なプロモーションを図る際、コンセプトとして検討いただ ければと考える。 ・「呉西」には文化的な背景や地理的な特性など、外の人が一度ではわからない、 奥にあるストーリーを感じさせる側面もある。 (委員) ・農業に関する文化や産業等の表現が少ない。とりわけ米は、圏域の農産物として 占める割合が大きいもののひとつであり、様々な品種、米菓や酒造りなどの産業、 祭りなどの文化にも踏み込んでいただければと考える。 (座長) ・連携事業に「呉西圏域ブランド育成事業」として取り上げているが、さらに踏み 込んだ細かな施策として検討し、今後反映していただきたい。 (委員) ・圏域の将来像について、「環日本海の中核拠点」をイメージする明確な打ち出し が必要では。トップ1を目指すのか、他の日本海地域の拠点のひとつを目指すの かよくわからない。基本方針にどのように落とし込んでいるのか気になるところ。 ・連携事業について、圏域住民の生活にどのような効果がもたらされるのかという 視点で整理する必要があるのではないか。 ・また、各連携事業を実施するうえでの前提要件やつながりが見えない。それらを 整理することにより事業の優先順位が見えてくるのではないか。例えば病院連携 の前に、病院に行けない方のために交通インフラを整備するなど。 (座長) ・ビジョンでは全体事業がどのように構成されているか示している。今後は各事業 のロードマップ(行程表)のようなものに落とし込み、全体事業を整理すること も検討いただければと考える。 (委員) ・連携することは非常にいいことである。しかしながら、目標をしっかり定めれば、 それだけ一極に集中する懸念がある。各市の生活圏にも配慮した進め方が必要。 (委員) ・今回の取組における情報の発信について、各市がそれぞれで発信するのではなく、 何らかの形で連携し、事業の進捗を含めてわかりやすく発信していただきたい。 (委員) ・県の魚としては、ブリとホタルイカとシロエビが代表的なものであることから、 農林水産物としてホタルイカも入れていただきたい。 (委員) ・KPI の考え方は非常に重要。ビジョンを発信する際、圏域の内外にわかりやすく、 ストーリーや関係性があるように、連携事業と KPI を設定する必要がある。 ・また、「呉西版工場の祭典」をぜひ検討いただきたい。 (委員) ・医療関係として「高度な医療サービス連携事業」について、抽象的な表現が多く、 具体性が見えない。ICT の活用や将来人口を踏まえた展開が必要ではないか。 ・新川地区や富山市にはあるが、呉西には PET 施設がない。がん予防や治療の追跡 調査にも利活用できるのでぜひ検討を。 ・将来的な医療に関する構想も必要ではないか。圏域全体をけん引する、リーダー シップがとれる人材の養成が必要。
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