W3C について

Web 講習会 資料⑩
平成19年6月7日
資料⑩
W3C について
作成者:池田
大樹
W3C について
W3C(World Wide Web Consortium)(http://www.w3.org/)は HTML の仕様などを定めて
いる機関です。
W3C の活動の1つに「マークアップ正当性検証サービス」(Markup Validation Service)
というものがあります。HTML 文書が正当かどうかを検証してくれるサービスです。
我々はタグを打ち込んで、ブラウザで表示できたからといって、必ずしも正しいという
わけではありません。資料⑨で説明した「alt」もなくてもブラウザで表示することはでき
ますが、W3C のマークアップ正当性検証サービスにかけると、エラー表示となります。
このサービスはネット上にあるページで検証することも可能ですが、まだアップロード
していないページ(ローカル)でも検証させることができます。
~検証方法~
①「http://validator.w3.org/」にアクセス。
②対象を選択する。
ネット上にアップロードされているなら、
URL を入力して、
「Check」をクリック。
ローカルならば、
「参照」をクリックして、
ファイルを選択し、
「Check」をクリック。
※全文英語です。コピペして yahoo!翻訳
してみると、ちょっとだけわかりやすい。
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平成19年6月7日
資料⑩
W3C について
作成者:池田
大樹
③検証結果の表示を確認
エラーなし。全て W3C で規格しているもの
に準じているという検証結果。
→④の手順へ
エラーあり。どこが W3C で規格しているも
のに準じていないのか英文で表示されるの
で、W3C の規格に準じるつもりなら、その
箇所を修正して、再度②の手順から。
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Web 講習会 資料⑩
平成19年6月7日
資料⑩
W3C について
作成者:池田
大樹
④バナーを貼る。
エラーがないと検証された場合のみ、この文章が表示される。
タグを貼り付けるだけで、バナーが掲載される。ページの下部にバナーを設置したいなら、
タグの下部にタグをコピーする。
(強制ではない。貼り付けるかどうかは、作成者次第。こ
のバナーは、このページのタグは W3C の規格に準じているということをクライアントに証
明するためにある。
)
なお、画像をダウンロードする必要ない。また、この画像をクリックしたときに URL も
自動的に認証してくれるので、リアルタイムでクライアントは検証結果を見ることができ
る。
例1:
エラーがあるにも関らず、このタグを無断でコピーしたとしても、バナーは表示される
がクリックした際に、エラーメッセージが表示される。
例2:
検証したときはエラーがなく、後々編集をしていき、W3C の規格に合わなくなった場合、
これはリアルタイムで検証するので、例1と同じようにエラーメッセージが表示される。
このバナーの貼り付けは強制ではありません。また W3C の規格に準じていなくても(エ
ラーメッセージが出ても)
、ブラウザで普通に表示できます。本当にこだわりたい人だけや
ってみてください。
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