XMLを用いたマルチメディアコン テンツシステム XML Consortium Week 2002年6月10日 モデル研究部会 コンテンツ管理WG Copyright © XMLコンソーシアム 2002 All rights reserved. モデル研究部会 コンテンツ管理WG 活動内容・目的 XMLで記述されたコンテンツを蓄積して利用するタイプの応用について、 規格・事例等を調査し、新しいビジネスモデル・システムモデルを検討す る。 主な調査範囲 文書管理応用、マルチメディア応用、自然言語処理応用 今年度のターゲット 文書、画像、音声などさまざまな形式のデータをXMLによって統一的に 管理するコンテンツ管理システムの検討 メンバー NTT SOFT 奥山信輔(リーダ)、ネクストソリューション 加藤上直(サブ リーダ)、PFUアクティブラボ 川越一弘、ミノルタ 鋤柄克司、エプソンコー ワ 田中樹里子、日本オラクル 秋本尚吾 Copyright © XMLコンソーシアム 2002 All rights reserved. 検討の動機 問題意識 ブロードバンドの普及やPC/PDA/携帯電話の性能向上により、マ ルチメディアデータをさまざまなデバイスで扱う土壌が整ってきた。 画像データやレガシーデータ(OCR読み込み文書)などをコンテン ツとしてどう扱うか。 XMLがどのように問題解決につながるか。 検討の方針 マルチメディアコンテンツシステムをモデル化する。 要求機能の定義、解決すべき課題の整理 各機能においてXMLがどのように使われるべきか、関わり方を検 討する XML適用のメリット・デメリット、適用のための課題を洗い出すとと もに、解決策を模索する。 Copyright © XMLコンソーシアム 2002 All rights reserved. マルチメディアコンテンツシステ ムとは さまざまな形式のコンテンツを組み合わせて、統一的に 扱うことのできるシステム XML文書と非XML文書(AP固有データ、DB、CSV、スキャナ画像 などのレガシーデータ) テキストデータと非テキストデータ(音声、静止画、動画) 2つのシステムモデルを想定 コンテンツ蓄積タイプシステム 〜コンテンツを蓄積・管理・利用する コンテンツ配信タイプシステム 〜コンテンツを(特定|不特定)多数のユーザに配信する Copyright © XMLコンソーシアム 2002 All rights reserved. コンテンツ蓄積タイプシステム さまざまな種類のコンテンツを一元的に蓄積・管理し、利用するシステム 用途 ドキュメント管理 ナレッジマネジメント・ナレッジポータル 特徴 コンテンツの種類はさまざまだが、シームレスに扱うことが望まれる。 コンテンツ作成者・利用者は少数から多数まで用途によりさまざま。 コンテンツの大部分は(電子化された)テキストか、あるいはXML/ DBなどで構造化・組織化されたデータ。 マルチメディアを扱うことで利用できるコンテンツ・ナレッジの幅が広がる。 反面、アクセシビリティは低下する。 例: 医療における問診データ OCR読み込み前のメモなどを含むテキストデータ 電子化されていないレガシーデータ 機能 コンテンツの作成・管理 高度・シームレスな検索機能・マイニング(分類・要約・情報抽出) コンテンツの変換、出力 アクセス管理、履歴管理 課題 さまざまな形式のコンテンツをどのようにシステムに取り込んでいくか 非テキストコンテンツの検索・マイニング機能の実現 組織内・組織外のコンテンツのシームレスな利用 Copyright © XMLコンソーシアム 2002 All rights reserved. コンテンツ蓄積タイプシステム コンテンツ 組織内 組織外 更新・ 履歴管理 文書 コンテンツ管理システム 文書 インデックス付与 ・ 分類・要約 DB アクセス管理 作成・更新者 作成・更新 検索・情報取得 利用者 変換・出力 Copyright © XMLコンソーシアム 2002 All rights reserved. コンテンツ蓄積タイプシステムの 機能 コンテンツの作成・蓄積 コンテンツの管理 コンテンツの登録・更新。 履歴管理、各種ログ情報の取得。 部品化と再利用。 アクセス管理。 コンテンツの検索 XML/非XML、テキスト/静止画/動画/音声などのさまざまな形式のコンテンツを作 成し、あるいはシステムに取り込む。 コンテンツに対するインデックス付与、分類、要約。 コンテンツの種類・格納場所を問わないシームレスな検索。 コンテンツの種類に応じた高機能な検索。 コンテンツの変換・出力 さまざまなデバイス/環境での表示・出力。 利用目的に応じた内容の変換。 Copyright © XMLコンソーシアム 2002 All rights reserved. コンテンツの作成・蓄積機能 作成 新規 コンテンツ 作成者 インデックス付与 内容・形式変換 既存・外部 コンテンツ 分類 コンテンツ間の 関連付け 画像・音声・ 手書き文書など 取り込み Copyright © XMLコンソーシアム 2002 All rights reserved. コンテンツの登録 署名 コンテンツの管理機能 アクセス管理 登録者 利用者 利用承認 登録承認 承認者 更新承認 アクセス権限の記述 コンテンツ (実体あり) コンテンツ (実体なし) 利用 登録 実体の登録 コンテンツDB 更新 リンクの登録 ログ情報の取得 履歴管理 Copyright © XMLコンソーシアム 2002 All rights reserved. 更新者 コンテンツの検索機能 マッチング シームレス検索 メタデータ DB-Query 全文検索 メタデータ 類似検索 データ 文書 メディア別検索 音声 DB-Query 動画 全文検索 静止画 音声検索 画像検索 Copyright © XMLコンソーシアム 2002 All rights reserved. 利用者 コンテンツの変換・出力機能 内容変換 要約・部分抽出 翻訳 組み合わせ 可視化 一覧表示 読み上げ 形式変換 整形 コンテンツ 出力形式 /デバイス 利用者 アプリケー ション 印刷物 PC/Web 音声機器 映像機器 デバイス情報の 記述 PDA Copyright © XMLコンソーシアム 2002 All rights reserved. XMLの適用領域 コンテンツ自身を記述する言語として 例 文書系: XHTML, JepaX, DocBook, … など多数 静止画: SVG 動画: X3D(VRML2002) メリット 部品化・他の(XML)コンテンツとの組み合わせが容易 検索や情報の組織化が容易 (文書系・SVGなどいくつかの例外を除き、マルチメディアコン テンツ自身をXMLで記述することはメリットが少ない) Copyright © XMLコンソーシアム 2002 All rights reserved. XMLの適用領域 コンテンツのコンテナ・組み合わせ言語として 例 XHTML, SMILなど BML XLink メリット さまざまなコンテンツを組み合わせることができる サポートするツールが多く、特別な環境でなくても高度な表現 を使用できる。 IEでSMIL(HTML+TIME)をサポート 動的にコンテンツを組み合わせて表現することが出来る。 動画に対するテロップや自動翻訳結果の付与など Copyright © XMLコンソーシアム 2002 All rights reserved. XMLの適用領域 コンテンツの作成・蓄積・管理 例 コンテンツの更新・バージョン管理: アクセス管理 ACL(WebDAV), XACL (製品) OracleなどのDB製品、Epic, XML Spy メリット 標準的な技術であり、各種実装の対応が期待できる。 WebDAV, DeltaV WebDAVはOracle iFS, IIS, Apache などで利用できる。 課題 個々のコンテンツ(特にXML)のオーサリング環境はまちまち。 Copyright © XMLコンソーシアム 2002 All rights reserved. XMLの適用領域 検索・情報の組織化・マイニング 例 検索言語: XQuery, XQueryX, Quilt メタデータ 全文検索(製品): Oracle Text, Zelkova, Tamino, … メリット 汎用: RDF 静止画: DIG35 動画・音声: MPEG7 コンテンツの形式を意識せず、シームレスな検索を実現できる。 メタデータを利用してコンテンツの分類やユーザ嗜好とのマッチングなど、高度な利用を 行うことが出来る。 コンテンツ管理でXMLを使用する上でもっとも期待される機能の一つ。 課題 全文検索や画像・音声の検索・インデックシング技術、エージェント技術とXML技術との 融合 全文検索はさまざまなXML-DBがサポートしているが、条件式の記述は各社各様で、標準化が 進んでいない。 画像検索・音声検索は研究段階で、実用製品がすくない。 Copyright © XMLコンソーシアム 2002 All rights reserved. XMLの適用領域 コンテンツの変換・出力 例 変換: XSL, CSS, DSSSL デバイス記述: CC/PP 各種デバイスへの出力: 複数コンテンツの組み合わせ・コンテナ→前述 メリット XML-F (FAX)、PPML(プリンタ)、VoiceXML(音声/電話) One-source Multi-Use はXMLの得意とするところ 複数のメディアをコンテナ言語により組み合わせ、デバイスの能力に応じた出力が可能 パーソナライズ 課題 高品質な印刷を要求される場合、XSLなどでは能力不足 ツールやバージョンによって表示の結果が安定しない コンテンツ提供者がビューを規定できない(XMLのメリットでもある) ドキュメント管理等やナレッジマイニングなどの蓄積型の用途ではそれほど問題にならないが、 配信型のサービスでは問題になりうる。 Copyright © XMLコンソーシアム 2002 All rights reserved. コンテンツ配信タイプシステム コンテンツを(不特定|特定)多数のエンドユーザに配信するシステム 用途 特徴 コンテンツの種類、作成者/提供者は特定少数 (提供者も多数の場合: P2Pモデル?) コンテンツ利用者は多数 コンテンツの利用形態はさまざまだが、コンテンツの種類によりある程度決まる。 (一部の電子書籍をのぞき)本質的に非テキストコンテンツを扱う必要がある。 配信するコンテンツ自体がXMLであることは少ない。(今後は増えてくる?) 機能 動画や音楽の配信 ニュース配信 ユーザ管理、認証、課金 権利管理、セキュリティー フィルタリング 課題 エンドユーザニーズの把握とコンテンツへの反映 サービス・コンテンツの信頼性確保 デジタル権利管理 課金方式・ビジネスモデル Copyright © XMLコンソーシアム 2002 All rights reserved. コンテンツ配信タイプシステム サービス履歴 提供者 登録 署名・すかし付与 プロバイダ プロバイダ プロバイダ 決済 テキスト ユーザ認証 ライセンス 配信 フィルタリング 検索サービス 利用者 検索 発見 決済 決済代行者 課金・支払い Copyright © XMLコンソーシアム 2002 All rights reserved. コンテンツ配信タイプシステムの 機能 コンテンツの管理 コンテンツの配信 セキュアな情報配信。 配信経路の制御。 不適切なコンテンツのフィルタリング。 デバイス別の形式変換。 コンテンツ情報の提供 さまざまな提供者・形式のコンテンツを登録し、一元管理する。 すかし・署名の付与。 エンドユーザが利用しやすい形での一覧・検索機能。 エンドユーザごとの興味に応じてコンテンツ情報の提供。 ユーザの管理 基盤技術 課金・決済 セキュリティー 権利管理 Copyright © XMLコンソーシアム 2002 All rights reserved. コンテンツの管理機能 提供者 インデックス付与 署名付与 内容・形式変換 すかし付与 分類 登録・更新 コンテンツ コンテンツ間の 関連付け プロバイダ Copyright © XMLコンソーシアム 2002 All rights reserved. コンテンツの配信機能 セキュア配信 経路制御 再送信 改ざん防止 コンテンツ 形式変換 内容変換 プロバイダ 組み合わせ 表示形式の指定 フィルタリング Copyright © XMLコンソーシアム 2002 All rights reserved. 利用者 コンテンツ情報の提供 マッチング メタデータ メタデータ 検索 コンテンツ 検索サービス プロバイダ Push型情報提供 (広告など) Copyright © XMLコンソーシアム 2002 All rights reserved. 利用者 ユーザ管理 コンテンツ認証 ユーザ認証 利用者 コンテンツ プロバイダ 提供者 サービス履歴 サービス提供 ライセンス プライバシー保護 Copyright © XMLコンソーシアム 2002 All rights reserved. 基盤技術 プロバイダ 権利管理 セキュリティー 署名 認証 利用者 すかし 複製防止 改ざん防止 決済 課金 提供者 決済代行者 Copyright © XMLコンソーシアム 2002 All rights reserved. XMLの適用領域 蓄積型と共通 検索 変換・出力 ただし配信型特有の違いはある。 コンテンツ・プロバイダはネット上に分散しているのが前提 → 検索サービスやマッチングサービスの必要性が高い。 表示・出力の品質が重要 → 各クライアント環境でのビューはコンテンツ提供者が規定? 配信型独自のコンテンツ管理 ユーザ嗜好とのマッチング レイティング・フィルタリング CC/PPによるユーザ環境の伝達やメタデータを用いたマッチング PICSをXML/RDFベースに移行することが進められている(W3C) プッシュ型配信: CDF プライバシー保護: P3P 各機能でXML/RDFによるメタデータ記述が有効? Copyright © XMLコンソーシアム 2002 All rights reserved. XMLの適用領域 基盤技術 例 メリット 署名: XML-Signature 課金: XML-Pay 権利保護: XrML, cIDf 共通的かつ標準的な技術である。 さまざまなシステムと連携することが出来る。 課題 標準化のスピード 相互運用性の確保 権利保護関係の標準はこれから さまざまなDRM(Digital Rights Management)の標準が提案されている。 W3CのDRMActivityはペンディング。 OASISが2002年4月2日に Rights Language Technical Committee を設置。XrMLベース。 電子透かし関係のXML標準はまだない? cIDf? Copyright © XMLコンソーシアム 2002 All rights reserved. 適用イメージ(1) ユーザ情報KM 電話 FAX フィルタリング 分類 OCR 掲示板 メール 経営 メタデータ 営業 開発 製品企画 ・メタデータで抽象化されたナレッジと 生のユーザデータの双方にアクセスできる。 ・各部門に応じた情報を抽出・分類して提供 する。 Copyright © XMLコンソーシアム 2002 All rights reserved. 適用イメージ(2) eLearning 学習・調査 調査結果の反映 (XLink) 教材(素材検索) 教材作成 (XHTML, etc.) 直接講義 学習結果の共有 パーソナライズ デバイス毎の変換 学習結果のフィードバック (XForm) 講義画像・質疑応答 教材と組み合わせ (SMIL) •遠隔地と教室の講義の融合 •複数の生徒の共同学習 •多様なメディアの教材として の利用 Copyright © XMLコンソーシアム 2002 All rights reserved. 適用イメージ(3) 医療 病院 遠隔医療 改ざん防止 カルテ開示 電子処方箋 家庭 電子カルテ (*) 日常の健康データ と健康診断 薬局 医者 (*) 問診の応答(音声) 診察結果 レントゲン 胃カメラ画像 など 患者 Copyright © XMLコンソーシアム 2002 All rights reserved. マルチメディアコンテンツシステムに おけるXMLのメリット 一般的なメリット 標準である 環境、ツールがそろう。 他システムとの接続が容易。 One-Source, Multi-Use/Multi-Device MMシステムとしてのメリット 多様なコンテンツのシームレスな検索・利用 情報の組織化による高度な検索・利用方法の提供 コンテンツを動的に組み合わせることによる付加価値の創出 利用環境に応じた組み合わせ ユーザニーズに応じた組み合わせ 異種システム間でのコンテンツの共有 コンテンツの部品化・再利用 Copyright © XMLコンソーシアム 2002 All rights reserved. マルチメディアコンテンツシステムに おけるXML適用の課題 検索技術・情報の組織化技術とXML技術の融合 各種環境の整備 オーサリング環境の整備 表示・出力環境の整備 安定した表示・出力環境。バージョンやツールによってビューが変化しない。 カラーマッチングやフォントの問題。 マルチデバイス・マルチビューに伴う問題 XMLを使えばデバイスに応じた方法でコンテンツを配信できる。。。本 当? 動画を再生する能力のない端末に文字や音声だけ送って意味があるの か? 条件記述が難しくなる? コンテンツ提供者としてはビューを一意に規定したいこともあるはず。そ のための仕組みが必要? cf. ワイドテレビと著作権 Copyright © XMLコンソーシアム 2002 All rights reserved. マルチメディアコンテンツシステムに おけるXML適用の課題 標準化 基盤技術 特に配信系 社会基盤整備 知的所有権 署名関係は固まりつつある 決済・課金、権利管理のような配信サービスに必須の機能の標準化 ひとつのコンテンツをさまざまな用途向けに利用することにより生じる問題へ の対応は? SMILやXHTMLで動的に複数の著作物を組み合わせる場合、著作権のあつ かいはどうなるか? ブロードバンド環境のさらなる普及 P2Pとの関係 コンテンツを管理するプロバイダが存在しないモデルでの検索・組織化、 権利管理、課金は? Copyright © XMLコンソーシアム 2002 All rights reserved. 今後の活動方針 より具体的なモデルの検討 システムモデル提案 ビジネスモデル検討 モデルの実装 規格の調査の掘り下げ 製品・事例の調査 Copyright © XMLコンソーシアム 2002 All rights reserved. 付属資料(関連規格一覧) コンテンツ記述 規格名 SVG 分類 (Extensible 3D Graphics) 制定元 静止画 ベクタ図形を記述するための規格。 http://www.w3.org/Graphics/SVG/ W3C 動画(3D) XMLによりVRML97の機能を実現するもの。 VRML2002。 http://www.web3d.org/x3d.html Web3Dコン ソーシアム (Scalable Vector Graphics) X3D 内容 Copyright © XMLコンソーシアム 2002 All rights reserved. 関連規格一覧 コンテナ・組み合わせ 規格名 XHTML (Extensible Hypertext Markup Language) SMIL (Syncronized Multimedia Integration Language) BML (Broadcast Markup Language) キーワード 内容 制定元 HTML モジュール XMLによるHTMLの再定義・拡張・モジュール化。 W3C 勧告の最新バージョンはモジュールベースのXHTML1.1。 XML Schema による再定義も実施中。 http://www.w3.org/MarkUp/ マルチメディア 組み合わせ Web上でマルチメディアプレゼンテーションを実現する ための規格。複数のメディアの同期を記述できる。 最新バージョンはSMIL2.0。Webアニメーション機能だ けのサブセットSMIL Animationも。 http://www.w3.org/AudioVideo/ W3C 放送 デジタルデータ放送用のマークアップ言語。 XHTML1.0+CSS+ECMAScript+DOM1.0をベースとし、 放送用の割り込み機能・ストリーム再生、リモコン操作 などの機能が拡張されている。 BSデジタル放送のデータ放送で使用。 ARIB STD-B24, ARIB TR-B15 http://www.arib.or.jp/ ARIB Copyright © XMLコンソーシアム 2002 All rights reserved. 関連規格一覧 作成・バージョン管理 規格名 WebDAV キーワード オーサリン グ 内容 HTTPを拡張し、インターネット上で分散オーサリングを 可能にするもの。 さらにバージョン管理を実現するDeltaV, 検索を実現巣t るDASL, アクセス管理なども検討されている。 制定元 IETF http://www.webdav.org/ XACL アクセス管 理 XMLによるアクセス制御を実現するもの。 http://www.trl.ibm.com/projects/xml/xacl/ind ex.htm Copyright © XMLコンソーシアム 2002 All rights reserved. IBM 関連規格一覧 検索 規格名 キーワード 内容 制定元 XQuery 検索 XML文書への検索・照会言語。 ただし構文がXMLではない。構文をXML化した XQueryXも検討されている。 http://www.w3.org/XML/Query Quilt 検索 XQuery に影響を与えた検索言語 --http://www.almaden.ibm.com/cs/people/cha mberlin/quilt_euro.html Copyright © XMLコンソーシアム 2002 All rights reserved. W3C 関連規格一覧 変換・出力 規格名 キーワード 内容 制定元 XSL (Extensible Stylesheet Language) 変換・整形 スタイルシート XML文書の変換・整形の規格。 http://www.w3.org/Style/XSL/ W3C CSS (Cascading Style Sheets) スタイルシート HTML用のスタイル記述言語だがXMLでも使用可 能。 http://www.w3.org/Style/CSS/ W3C DSSSL (Document Style Semantics and Specification Language) スタイルシート SGML用のスタイル記述言語。XSLに影響を与えた。 ISO XMLでも使用可能。 CC/PP (Composite Capabilities/Preferenc e Profiles) 端末・嗜好記述 ftp://ftp.ornl.gov/pub/sgml/WG8/DSSSL/ クライアントの端末の能力や、ユーザの嗜好を記 述するもの。 http://www.w3.org/Mobile/CCPP/ Copyright © XMLコンソーシアム 2002 All rights reserved. W3C 関連規格一覧 各種デバイスの制御 規格名 キーワー ド 内容 制定元 PDL プリンタ 再利用可能なページコンテンツの高速生産のため PODi に、世界のプリント技術の主なメーカーによって開 発された、新しいXMLベースの業界標準のプリント 言語 http://www.podi.org/standards/ppml/ JDF ジョブチ (Job Definition ケット Format) CIP4 メッセージ記述標準とメッセージ置き換え仕様が 統合されたend-to-endのジョブチケット仕様。業界 標準 http://www.cip4.org/ XML-F ソフトウェアアプリケーションが電子文書をFAXに 送るのにネットワークFAXサービスを使う際に使用 する言語 http://www.vsi.com/pdf/xmlf-spec.pdf PPML (Personalized Print Markup Language) FAX Copyright © XMLコンソーシアム 2002 All rights reserved. VSI 関連規格一覧 配信関連・基盤技術 規格名 キーワード 内容 制定元 P3P (Platform for Privacy Preferences) プライバシー プライバシー保護のためのプラットフォーム。 最新バージョンは勧告P3P1.0。国内ではBIGLOBEが対応。 http://www.w3.org/P3P/ W3C PICS (Platform for Internet Content Selection) フィルタリング・ レーティング Webコンテンツのフィルタリング・レーティングのための標準。 これ自体はXMLベースではないが、XML/RDFを使った再定義 も進められている。 http://www.w3.org/PICS/ W3C XrML (Extensible Rights Markup Language) 著作権 DRM デジタル著作権管理(DRM)のための規格。 OASISがこれをベースとしてDRMの標準化委員会 Rights Language Technical Committee を発足させた。 http://www.xrml.org/ ContentGuar d OASIS cIDf (Contents ID Forum) コンテンツID 著作権 著作権を保護しながらコンテンツの流通 を促進するために必 要となるデジタルコンテンツに付与されるユニークな識別 子 等の属性情報セット 。cIDfはこれを制定する団体。(日本) http://www.cidf.org/ Copyright © XMLコンソーシアム 2002 All rights reserved. cIDf 関連製品一覧 製品名 種類 機能 開発・販売元 Adept8.1Gシリーズ Epicシリーズ エディタ ネイティブなSGML/XML文書編集ツール EpicはAdeptの後継。 http://www.rdx.co.jp/adept.html http://www.three-a.co.jp/sgml/ ArborText ラデックス 学習研究社/スリー・ エー・システムズ XMLSpy 4.3 エディタ XML文書エディタ。XSL-FOによるPDF出力やSOAPデ バッガ機能なども。 http://www.tas.co.jp/xml/tools/xmlspy/ 東芝ITソリューション Macromedia Dreamweaver 4 エディタ HTMLエディタだがXML文書の作成も可能。 WebDAV対応も。 http://www.macromedia.com/jp/software/dreamw eaver/ マクロメディア Enterprise Publisher パブリッ シング GUIでのXML文書編集。部品単位の管理や、翻訳支 援の機能を持つ。 http://www.hitachi-sk.co.jp/Products/XmlEP/ 日立ソフト JustArks オフィスス イート JavaとXMLにより作成されたオフィススイート。ワープ ロ(一太郎Ark)、表計算、プレゼンテーション。 http://www.justsystem.co.jp/ark/ Copyright © XMLコンソーシアム 2002 All rights reserved. ジャストシステム 関連製品一覧 製品名 種類 機能 開発・販売元 DSSSLPrint2.0 組版 文書 管理 SGML/XML文書をDSSSLに基づいて組み版、 ネクストソリュー PSやPDFとして出力。 ション 他にNEXTDocuServer, NEXTEdmsなども。 http://www.nextsolution.co.jp/ XSL Formatter 整形 組版 XSLに基づくXML文書の組版システム http://www.antenna.co.jp/ アンテナハウス AVANAS BookStudio V2.1 組版 出版向け組版ソフト。XML文書のインポート 機能を持つ。 http://www.pagecomp.co.jp/ ページコンプ研 究所 Copyright © XMLコンソーシアム 2002 All rights reserved. 関連製品一覧 製品名 種類 機能 開発・販売元 MitakeSearch V3.0 全文 検索 XMLを含む文書の全文検索。 http://www.compaq.co.jp/ Open Text 5 全文 検索 SGML/XML文書に対応した全文検索シス OpenText テム インフォコム http://www.infocom.co.jp/ Zelkova 全文 検索 XML専用の全文検索エンジン http://www.infoteria.com/jp/product/z elkova/index.jsp インフォテリア INFOLIB-META KM 検索 メタデータ(RDF)を利用したマルチメディ ア統合検索システム。他に全文検索など も。 http://www.infocom.co.jp/cone_new_j p/business/it/kld_m/010305.html インフォコム コンパック Copyright © XMLコンソーシアム 2002 All rights reserved. 関連製品一覧 製品名 Oracle 9iFS 種類 機能 RDB ファイル サーバー 全文検索 複数のネットワーク・プロトコル(SMB, HTTP, FTP, NFS, WebDAV) 経由で、画像、音声や文書などの コンテンツを Oracle9i Database 内に格納し、バー ジョン管理などのコンテンツ管理を支援する機能を 備えた拡張可能なファイルシステム。 http://www.oracle.co.jp/9i/database/index.html Oracle Oracle DBやIMAPメールサーバ、HTMLファイル、 ローカルファイルなど複数のリポジトリに対する検 索をサポートする。 Oracle Oracle Ultra Search RDB 全文検索 Oracle cIDf Library ライブラリ cIDfに準拠した著作権管理システムを開発可能な 著作権管 ライブラリ http://www.antenna.co.jp/ 理 Copyright © XMLコンソーシアム 2002 All rights reserved. 開発・ 販売元 Oracle 関連製品一覧 製品名 種類 機能 開発・販売元 Yggdrasil Multimedia Toolkit DB SVGを含むマルチメディアデータをYggdrasilで XML文書と統合管理するためのツールキット http://www.mediafusion.co.jp/ メディアフュー ジョン Adobe SVG Viewer 1.0 SVG ビュ ーア ブラウザでSVGを表示するプラグイン http://www.adobe.co.jp/svg/ Adobe Systems ObjectStore ObjectManagers ライ ブラ リ 音声・画像を含むさまざまな形式のデータを扱 うC++/Javaのクラスライブラリ。ObjectStore の機能を拡張できるが、XML Information Server でも可能かは不明。 http://www.exceloncorp.co.jp/product/om/ om_01.html 日本エクセロン Copyright © XMLコンソーシアム 2002 All rights reserved. 関連製品一覧 製品名 種類 機能 開発・販売元 SMIL Editor Ver.2.0 SMILエ ディタ SMILのエディタ。Real System 8 CODEC や Macromedia Flash にも対応。 http://www.docomosys.co.jp/prod/index.html IBM WebShere Transcording Publisher 変換 Web文書の各種デバイス向け変換。 IBM VoiceXMLへの変換や機械翻訳との連動 も。 http://www.ibm.com/jp/software/netwo rk/transcoding/ SVGコンバータ SVGコン シリーズ バータ CAD(DXF形式)やプロッタ(HPGL形式)、 VisioなどのデータをSVGに変換する。 http://www.mster.co.jp/ ドコモシステム マイスター Copyright © XMLコンソーシアム 2002 All rights reserved.
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