市川ハイツ TV 共聴設備の更新について 用語解説 市川ハイツ共聴設備

臨時総会資料
市川ハイツ TV 共聴設備の更新について
2009年8月23日
市川ハイツ管理組合理事会
用語解説
地上波デジタル放送(地デジ)
東京タワーからの電波で運用されている。ハイビジョンの鮮明な映像が視聴できる。
番組表の表示ができ、そこから視聴予約等ができる。
地上波アナログ放送
従来からあるテレビ放送。2011年7月で放送が終了する。
BS 放送
放送衛星を使用した放送。ハイビジョンの鮮明な映像が視聴できる。
CS 放送
通信衛星を使用した放送。通信目的の衛星を利用した放送であるため、主としてハイビジョンではない
普通画質(現行アナログテレビ品質)であるが複数帯域を使用したハイビジョン放送も一部実施(18
チャンネル)されている。スポーツ、映画、時代劇、音楽、テレビショッピング等の専門放送が行われ
ている。原則有料放送で個別契約で視聴する。数多くの専門チャンネルが放送されている。
市川ハイツ共聴設備の現状と今後の設備のあり方についての検討
市川ハイツの TV 共聴設備は約18年前に市川ケーブルテレビ(現在はいちかわケーブルネットワークと社名変更)
(以
下ケーブル TV と略す)導入の際に全面的な設備更新をして以来、現在まで設備更新がなされておらず、最近故障も度々
発生しています。 このためケーブル TV からは市川ハイツの費用負担での設備の全面更新を求められています。
上記問題について31期理事、IT 委員、長期計画検討委員のメンバで、現状設備の状態、2011年 7 月から実施
される地上波アナログテレビ放送の終了への対応、今後予想される消費税の値上げ等を含め共聴設備の更新あり方に
ついて検討して来ました。また、2009年5月末に市川ハイツ住民が現在利用中の TV の種別(アナログ、デジタル)
、
衛星放送受信への希望、ケーブル TV への加入状況等につき、アンケートを実施しました(アンケート集計結果は別紙
参照)上記アンケート結果と併せ、今後の市川ハイツの TV 共聴設備をどのようにしたら良いか、現状と将来性を含め
た形で検討を重ねてまいりました。
方式1 現在のケーブル TV のまま共聴設備を更新する。
方式2 ケーブル TV を止め、屋上に地上波、衛星用アンテナを新設し、共聴設備を更新する。
方式1詳細
①共聴設備が老朽化し,故障がたびたび発生し,市川ハイツの費用負担での共聴設備更新工事が必要
②衛星放送の視聴にはケーブル TV からレンタルしたSTB(受信装置)が必要である(料金年間約 50,000 円
~60,000 円)
。また2台以上のTVを利用する場合、それぞれにSTBのレンタルが必要。
③衛星放送の光ディスク(ブルーレイ等)への録画ができない。ハードディスク,DVD への録画はできるが、
録画機能付きSTBが必要であり、追加レンタル料金が必要(年間約 18,900 円)
。またDVDは特殊録画
形式で互換性がない.
④基本料金でCS放送(専門チャンネル、スカパー)の一部チャンネルが見られる。ただし基本料金で
視聴可能専門チャンネルは、放送されている一部のチャンネル。
⑥ケーブル TV の契約料金が必要で,市川ハイツ住民は約100世帯が加入していると見られ年間 500 万円以上
を支払っている。個人負担とはいえ金額が大きい。
方式2詳細
①アンケートで受信希望が多い民放衛星放送が無料で視聴できる(ケーブル TV 契約者は年間約 50,000 円節約)
ただし NHK のBS料金は別途,約900円/月必要(ケーブル TV と同様)
(アンテナを設置してもNHKの
BS 料金は NHK と BS 契約をしなければ不要)
②BS 放送の録画が制約なく可能。光ディスクへの保存が可能になる。
③CS 放送(専門チャンネル、スカパーe2)はチャンネル単位の個別契約となる.
(基本料410円、
1チャンネル525円~、割引のあるチャンネルパックあり)
④STB が不要になるため、どこの部屋でも衛星放送が視聴可能となる。衛星放送録画も同様
⑤現在および今後販売されるTV、ビデオデッキはほとんど地デジ用と BS,CS 衛星用チューナが付属して
いるため、新規購入後すぐに衛星放送が視聴可能になる。
⑥屋上に BS,CS アンテナを設置することにより、マンションの資産価値が向上する。査定価格で
100~200万円の価値向上が図れる。
⑦ケーブルTVでのインターネット,電話利用者は光ケーブルへの変更が必要(メールアドレス,
電話番号が変わる場合あり)
,光ケーブル契約によりパソコン,テレビ,家電製品の割引(4~1万円)
が受けられる.
臨時総会への提案
上記 方式2 を採用する
1.老朽化した共聴設備を更新する。
2.ケーブルTV を止め、地デジ、アナログTV、衛星(BS,CS)放送用アンテナを市川ハイツの
屋上に新設する。
工事費:アンテナ新設,共聴設備更新(増幅器,中継器の更新)
ケーブル TV 撤去解約工事費,その他関連費用
工事予定業者 日本アンテナ(株)
,市川ケーブルネットワーク
623万円(税別)
見積取得済み業者
日本アンテナ(株)
ヤギアンテナ(株)
マスプロアンテナ(株)
- 以上 ―