アナログ TV 放送終了に伴う共聴設備の更新について 2009 年7月1日 市川ハイツ管理組合 理事長 板垣 邦明 新聞等で報道されていますが、平成23年7月に現在の地上波アナログ TV 放送は終了し地上波デジタル放送 (地デジ)のみとなります。また,現在の TV 共聴設備は設置後既に17年を経過し,共聴用機器が耐用年数に到 達し機器の更新が必要となっております。 理事会で検討を重ねてまいりました設備更新の経過につきご報告いたします。 1.現在の問題点 現在の市川ケーブルテレビを利用したTV受信設備の場合,下記の問題が生じています。 (1)設備が老朽化し設備の更新と更新費用負担を市川ケーブルテレビから求められている。 (2)衛星放送を受信するためには,年間(約5~6万円/世帯)の ケーブルTV契約料が必要。 (3)衛星放送はケーブルTVからレンタルした,専用機器を使用しないと録画できない。制約が多く,DVD, ブルーレイ等の光ディスク媒体への録画保存ができない。 2.変更案 理事会、専門委員会(IT 委員会、長期計画検討委員会)で検討を重ねてきた結果、下記への変更が望ましいと の結論となり、設備更新を総会に提案することにしました。 1.老朽化した共聴設備を更新する。 2.ケーブル TV を止め、地デジ、アナログ TV、衛星(BS,CS)放送用アンテナを市川ハイツの屋上に 新設する。 設備更新による現状との変更点 (1)ケーブル TV の契約料(年間5~6万円/1世帯)がなくなる。契約者のみ(約100世帯)の個人負担と はいえ年間500万円の支払いが不要となる。 (2)民放の BS ハイビジョン放送が無料で見られる。 (NHKの BS 放送受信料約900円/月はケーブルTV 同様に必要) (3)ケーブル TV の STB(受信装置)が不要になるため,STB 利用時にあった制約がなくなり,地デジと同様 操作で衛星放送録画が可能になり, ブルーレイ, DVD 等の光ディスク媒体への保存もできるようになります。 STB のない居間以外でも衛星放送の受信,録画が可能になります。 4.デジタル電波→アナログ電波変換機の導入について アナログTVを平成23年7月以降も使用可能とする地デジ電波を地上波アナログ電波に変換する機器の設 置を検討しましたがアンケートの結果、現在すでに地デジ対応 TV を購入済みの方と、今後購入予定の方を あわせ70.8%いることと、この設備導入に160万円の追加費用が発生することを併せ理事会で検討し た結果この変換機器は設置しないことにしました。 (アナログコンバータ[約 1 万円/台]を個別購入すれ ば平成23年以降も、アナログ TV は使用可能です) 。希望があればコンバータの斡旋を行います。 (裏面へ続く) 4.受信方式変更に伴う影響詳細 番号 1 項目 地デジ TV の視聴 変更が必要な事項 特にありません。そのまま視聴できます。 平成23年7月までは、そのまま視聴できます。以降はコンバータを設 2 アナログ TV の視聴 置しないと視聴できません(ケーブルTVでも同条件)。希望があればコ ンバータの斡旋を行います。 3 録画(地デジ対応型) 特にありません。そのまま視聴できます。 4 録画(アナログ型) 5 千葉 TV の視聴 特にありません。そのまま視聴できます。 6 千葉 TV 以外の UHF テレビの視聴 視聴はできなくなります 平成23年7月までは、そのまま視聴できます。以降はコンバータを設 置しないと視聴できません(ケーブル TV でも同条件) 光ファイバへの変更が必要です。KDDI, NTT フレッツのいずれも契約 7 ケーブル TV でのインターネット が可能です。設置工事費は無料です。またパソコン、TV 購入と同時契 約で1~4万円分の割引サービスが受けられます。関連パンフレットは 管理室の掲示板に備え付けてあります。 8 9 10 11 メールアドレスについて 新規契約プロバイダの新規アドレスに変更になります(KDDI 契約です と変更不要の場合があります) 専門チャンネル(CS 放送)の視聴に スカパーe2 との個別契約になります。¥525~、 パックセットもあり ついて(1) ます。 専門チャンネル(CS 放送)の視聴に ついて(2) ケーブル TV での電話 一部のチャンネルの受信はできません(ケーブル TV と同様)。各部屋 へのアンテナケーブルの容量の制約があり、一部チャンネルは受信で きません KDDI, NTT フレッツのいずれかへの変更で、格安で通話可能になりま す。
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