資料1 伊達市道の駅建設検討委員会設置要綱 (設置) 第1条 伊達市道の駅建設計画策定に関し、広く市民等から意見、提言を求め、 計画の策定に関し必要な審議を行うため、伊達市道の駅建設検討委員会(以下 「委員会」という。)を設置する。 (所掌事務) 第2条 委員会は、次の事項について調査、検討及び協議する。 (1) 道の駅の設置に関すること。 (2) 基本構想、基本計画についての意見及び提言、答申に関すること。 (3) 基本構想、基本計画についての審議に関すること。 (4) 実施設計、管理運営計画等に関すること。 (5) その他委員長が必要と認める事項 (組織) 第3条 2 委員会の委員は 20 人以内で組織する。 委員は、次の各号に掲げる者のうちから市長が委嘱する。 (1) 学識経験者 (2) 関係諸団体の代表者 (3) 市長が必要と認める者 (4) 市職員 (任期) 第4条 委員の任期は、委嘱の日から伊達市道の駅設置の日までとし、委員が欠 けた場合における補欠の委員の任期は、前任者の残任期間とする。 (委員長及び副委員長) 第5条 委員会に委員長及び副委員長を置き、委員の互選によりこれを定める。 2 委員長は、会務を総括し、委員会を代表する。 3 副委員長は、委員長を補佐し、委員長に事故あるとき又は委員長が欠けたと きは、その職務を代理する。 (会議) 第6条 2 委員会は、委員長が必要に応じて招集し、会議の議長となる。 委員長は、必要があると認めるときは、関係者の出席を求め、その説明又は 意見を聴くことができる。 (専門部会) 第7条 委員会に、専門部会(以下「部会」という。)を置くことができる。 2 部会に属する委員は、会長が指名する。 3 部会に部会長を置き、部会に属する委員の互選により定める。 4 部会長は、部会の事務を掌理する。 1 5 部会長に事故があるときは、あらかじめ部会長の指名する委員が、その職務 を代理する。 6 部会長は、必要があると認めるときは、関係者の出席を求め、その説明又は 意見を聴くことができる。 (報告) 第8条 委員会は、取りまとめた意見及び提言について、市長に報告するものと する。 (報酬及び旅費) 第9条 委員の報酬及び旅費は、伊達市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び 費用弁償に関する条例(平成 18 年伊達市条例第 33 号)を準用する。 (庶務) 第 10 条 委員会の庶務は、総務企画部企画調整課において処理する。 (その他) 第 11 条 この訓令に定めるもののほか、委員会の運営に関し必要な事項は、委員 長が委員会に諮って定める。 附 則 (施行期日) 1 この訓令は、平成 23 年6月 15 日から施行する。 (招集の特例) 2 第6条の規定にかかわらず、この訓令施行後最初の委員会は市長が招集する。 2 資料2 伊達市道の駅建設基本構想等の検討体制 ∼伊達市道の駅建設検討委員会設置要綱(抜粋)∼ (設置) 第1条 伊達市道の駅建設計画策定に関し、広く市民等から意見、提言を求め、 計画の策定に関し必要な審議を行うため、伊達市道の駅建設検討委員会(以下 「委員会」という。)を設置する。 (所掌事務) 第2条 委員会は、次の事項について調査、検討及び協議する。 (1) 道の駅の設置に関すること。 (2) 基本構想、基本計画についての意見及び提言、答申に関すること。 (3) 基本構想、基本計画についての審議に関すること。 (4) 実施設計、管理運営計画等に関すること。 (5) その他委員長が必要と認める事項 伊達市道の駅建設検討委員会 専門的・学術見地や利用 者の立場から市に助言 伊達市道の駅 基本構想 ◎基本理念 ◎必要性・役割 ◎機能 事務局 ◎位置 ◎波及効果 総務企画部企画調整課 など 伊達市道の駅建設 検討庁内委員会 産業振興、集客交流、 地域づくり、など様々 な視点からあり方を検 討 各部より代表課長で構成されております 3 資料3 今後の委員会予定 回 時期 主な検討項目 ○委員長の選出 第1回 H23.9 ○今後の議論のポイントの確認 ○道の駅の概要について ○道の駅建設に関する自由意見 第2回 H23.10 第3回 H23.10 など ○道の駅の必要性と役割について ○道の駅の機能について ○道の駅の先進地視察 ○道の駅の位置について 第4回 H23.11 ○道の駅の必要性と役割について ○道の駅の機能について ○道の駅の位置について 第5回 H23.12 第6回 H24.1 ○基本構想案について 第7回 H24.2 ○基本構想案について ○道の駅建設に係る波及効果について 会議は1回あたり2時間程度を想定。 毎回、冒頭に前回会議の振り返りを行なう。 当日の議題については、事務局により資料を作成し、事前に配布。 これについて、各委員の質疑とともに、ご意見を伺う。 4 資料4 「道の駅」概要 1 「道の駅」のコンセプト 「道の駅」はドライバーが 24 時間利用できる「休憩機能」、道路や地域の情報 を提供する施設としての「情報発信機能」、「道の駅」を接点に活力ある地域づく りを行う「地域連携機能」の3つの機能を基本コンセプトとし、この3つの機能 による相乗効果から「地域とともにつくる個性豊かな賑わいの場」を創出するこ とが求められている。 休憩機能 地域とともにつくる 個性豊かなにぎわいの場 情報発信 機能 2 地域の 連携機能 施設構成 (1)休憩目的の利用者が無料で利用できる十分な容量 ※1 の駐車場 ※1 駐車場台数:概ね 20 台以上 (2)休憩目的の利用者が無料で利用できる十分な容量 ※2 の便所 ※2 水洗式便所で便器数概ね 10 器以上 (3)上記施設及び施設間を結ぶ主要な歩行経路のバリアフリー化が図られてい ること。 (4)利用者に多様なサービスを提供する施設であって、道路及び地域に関する 情報を提供する案内所又は案内コーナー ※3 があるもの ※3 案内・サービス施設は駐車場から徒歩2∼3分以内で、一体的に利用 可能であること。 3 提供サービス (1)駐車場・便所・電話は 24 時間利用可能であること。 (2)案内・サービス施設には、原則として案内員を配置し、親切な情報提供 ※4 がなされること。 ※4 情報提供 ・道路情報及び近隣の「道の駅」情報 5 ・近隣地域まで含めた観光情報 ・緊急医療情報 ・その他利用者の利便に供する情報 4 設置者 施設の設置者は市町村又は市町村に代わり得る公的な団体 ※5 であること。 ※5 市町村に代わり得る公的な団体 ・都道府県 ・地方公共団体が三分の一以上を出資する法人 ・地域を代表して「道の駅」を設置するにふさわしいとして市町村が推薦 する公益法人 5 道の駅登録数 (平成 23 年3月3日現在) 都道府県 北海道 6 駅数 112 都道府県 駅数 都道府県 駅数 都道府県 駅数 東京 1 滋賀 15 香川 18 2 京都 14 愛媛 24 青森 27 神奈川 岩手 30 山梨 17 大阪 8 高知 21 宮城 12 長野 41 兵庫 30 福岡 16 秋田 30 新潟 34 奈良 12 佐賀 8 山形 17 富山 14 和歌山 23 長崎 9 福島 23 石川 22 鳥取 12 熊本 21 茨城 9 岐阜 53 島根 27 大分 22 栃木 19 静岡 21 岡山 16 宮崎 14 群馬 25 愛知 14 広島 15 鹿児島 18 埼玉 18 三重 15 山口 19 沖縄 7 千葉 21 福井 9 徳島 15 合計 970 個性的な道の駅事例 ①道の駅 賤母(岐阜県中津川市) 旅籠を思わせるたたずまいの道の駅。木曽の酒がほとんどそろう地酒コー ナーをはじめ、素朴な味わいのお菓子「からすみ」など特産品も扱う。五平 餅定食やいもやこもちが人気。 ②道の駅 とみうら(千葉県南房総市) ビワの産地富浦ならでは。5 月上旬から 6 月にはビワ狩りが楽しめる。ビ ワを使った製品の販売のほか、カフェではビワを使ったデザートも味わえる。 6 いちご狩り(1∼5 月)も人気。 ③道の駅 ゆうひパーク浜田(島根県浜田市) ファミリーレストランや、和食レストラン、ファーストフード店、海産物・ 特産品のショップを併設。公園には子供用の遊具を設置している。公衆無線 LAN サービス、観光・交通情報の案内所あり。 ④道の駅 おんねゆ温泉(北海道北見市) からくり人形と世界最大級のハト時計シンボルタワー「果夢林」は必見。 地元特産品販売ショップ、木製遊具施設や木工作を体験できる工房などで楽 しめる。山の水族館も隣接。 ⑤道の駅 ローズマリー公園(千葉県南房総市) 左右対称に幾何学模様を描く美しい庭園は、ノット式というヨーロッパ伝 統の様式。隣接のシェイクスピア・カントリー・パークにはティールームや ハーブグッズの販売もある。 ⑥道の駅 小坂田公園(長野県塩尻市) 国道 20 号をはさんで広がる運動公園。プール、博物館などがあり、季節 によっては地元産の野菜などを販売する朝市も立つ。ゴーカート、パターゴ ルフもあり(冬期閉鎖)。 7 資料5 議論のポイントについて 検討項目 (1) 道の駅の必要性及び役割について ●現在伊達市には、道路利用者が「気軽に」 「安心して」 「24時間いつでも」 利用できる公共的な休憩施設としての「道の駅」の立地はない ●本市を訪れる人々に我がまちの魅力を伝えるための情報発信機能の強化が 必要 ●「地産地消の拠点」を整備することは、効果的な農業振興施策の展開を可 能とする有効な手段 (2) 道の駅の機能について 多様化する道の駅の機能(全国の「道の駅」での実際の取り組み) ●防災機能 (災害情報ステーション、防災トイレ、食料・飲料水の備蓄庫 等) ●コミュニティ機能(地域と道路利用者の交流の場、地域住民同士の交流の場 等) ●厚生、福祉機能 (障害のある人や保護者の雇用の場、リハビリの場 等) ●教育、学習機能 (道の駅農園での体験学習、環境保全学習の場 等) ●文化振興機能 (地域文化の発信、文化催事の主催と場 等) ●観光振興機能 (新たなツーリズムの展開 等) ●環境保全機能 (電気自動車の充電施設、太陽光エネルギーの活用 等) (3) 道の駅建設場所について ●休憩施設、情報発信施設、地域振興施設としての「道の駅」の役割や運営 面での採算性等を考慮すると、一定規模以上の交通量と市内外からのアク セス性に優れた道路の沿線区域であることが重要な要素 ●伊達市をPRするための場所として検討が必要 (4) 道の駅建設に関する波及効果について ●道の駅建設によりどのような地域への波及効果があるか 等 ※今後作成する基本計画の中で検討する (5) 施設の規模は(利用者数目標の設定、床面積や諸室構成、駐車場の必要 台数 (6) など) 立地場所は(面積や法規制等、交通利便性、周辺環境との調和、まちづ くりへの貢献 など) (7) 整備スケジュールは (8) 整備・運営の手法は 8 資料6 伊達市道の駅建設検討庁内委員会会議内容 庁内委員会で委員より出された意見に関しては次のとおりです。 道の駅建設理由 ・伊達市をPRし、印象付け、リピーターを増やす。 ・伊達市の産業、文化、観光等を PR 推進、物産の販売をするための施設と位置 づけ、施設の建設を計画 ・伊達市農産物と工業製品などのブランドのほかに伊達市発信ソフト面の表現 の場が必要。 ・伊達市玄関口の振興策 ・道路を利用する人の休憩施設として、交通事故の防止を図る。 道の駅の施設機能 ・道の駅設置に規定されている駐車スペース、トイレ、伊達市情報提供施設、 プラス特産物売店、レストラン等収益施設を併設及び車中泊を支援する機能 ・通常の施設のほか、オートキャンプ場(仮眠所)併設 ・道の駅に求められる機能は、「休憩」「情報発信」「地域連携」「防災」等 ・食と安らぎ施設、観光案内 ・少子高齢化で一人暮らしが多くなる場合の交流の場としても必要 道の駅の規模 ・観光バスでのお客様が利用できること ・余裕のある駐車スペースと来訪者の収容できる施設 ・1ha 以上 ・トイレ、休憩施設は、道路管理者とし、地域づくり関係施設は市が整備 ・敷地の状況・目指すタイプにより異なる ・誰でも無制限に入れるような施設の規模が必要 道の駅の運営方法 ・基本的には、官設、民営が望ましい ・管理運営会社を設立して運営 ・運営経費がどれくらいか不明であるが直営以外の検討。運営委託、第三セク ター等 その他 ・まちの入り口に建設する場合の騒音に関する苦情も検討していかなければな らない ・エンジンをかけたまま、寝ているケースが多いので、騒音等に関しても検討 が必要 ・まちの中に建設すると、逆に素通りするケースも出てくるのではないか
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