みなさま＜「訴訟の会」を退会し、原告団を作りましょう＞みなさま、木村結と申します。東電株主代表訴訟の事務局長をしております。私は２５年前に脱原発・東電株主運動を立ち上げ、年に１０回のニュースを発行しておりますが、一昨日、ある方から電話をいただきました。「株主運動ニュースに折り込まれていたメーカー訴訟の原告になったが、MLのやり取りが耐えられず、八木沼さん宛にMLから脱退したいと申出たが、辞めさせてくれない。弁護団ニュースが送られて来てようやく、正常化されたのかと喜んでいたら、「訴訟の会」からニュースが届き、会計報告もないのに、原告番号は○○番で、これまでの納入額は○○として振り込み用紙が入っていた。年末なのであわてて入金しようとしたが、住所が弁護士事務所ではないのでおかしいと思った。相談出来る相手もいないので、木村さんに掛けた。株主運動を信用してメーカー訴訟にも加わったのにどうなっているのですか？」というものでした。私も原告ですが、あまりにMLのやり取りが酷いので、ずいぶん前にMLを脱退していましたから、どのようなやり取りが行われているのか詳細はわかりません。しかし、１０月頃にたんぽぽ舎での会議に参加してから以下の感想をいだいております。１）会計報告をしない市民運動は信頼されません。チェルノブイリ事故以降、各地にチェルノブイリ支援の会や脱原発の会ができましたが、会計報告を疎かにしいくつもの会が消滅しました。夫々の会のお金がどのようになったのかは様々な憶測が流れました。そんなこともあって、脱原発・東電株主運動は年１０回発行するニュースで毎回会計報告をしていますし、株主総会に福島の方をお呼びするなど交通費が発生する際は内訳を明記し、会員にお知らせしています。また、株主代表訴訟では、年に一度の通信をカンパをくださった方にも送り、そこで会計報告をしています。他の市民運動でも会計報告は当たり前になされています。「訴訟の会」のように崔さんの交通費を会員の許可も取らずに支出している団体を私は知りません。２）メーリングリストで、訴訟や原発のこと以外についてまで踏み絵を踏ませるようなことは許されません。 MLは会員の意見表明や情報交換の場です。自ずとルールが必要です。他のMLでは、ML に出された個人の意見を他のMLや個人に転送したりしてはいけない、は当たり前のルールです。ですから、拡散して欲しい情報等には＜拡散希望＞と明記して発信します。また、個人を誹謗中傷するような発言は許されません。そのような書き込みが万が一あった場合は、MLの管理人がその発言者に注意し、発言を削除します。私は10 以上のMLに所属していますが、個人を中傷するような発言はこのメーカー訴訟以外知りません。これはルールという前に人としての常識です。ましてや、人の発言を都合の良い部分だけ切り取って使用したりはありえないことです。悪意に満ちたことが行われているようです。更に言えば、「訴訟の会」のMLに私は参加を表明もしないのに知らないうちに入っていた、というのも問題です。夫々の了解を得てからルールをお知らせして承諾を得て登録するのが筋だと思います。＜そこで提案です＞ MLはもちろん、「訴訟の会」そのものから退会し、メーカー訴訟原告団を作りましょう。既にメーカー訴訟弁護団と密に連絡を取り、通信を２号まで発行した世話役が20人程います。その人びとは自分たちのことをラウンドテーブルと呼び、誰が偉いとか誰が下働きだとかということなく、平等な役割分担で動いています。みなさんは個人個人で原告として弁護士さんと契約していますので、口頭弁論には原告として出席することになりますが、原告が多い口頭弁論では、裁判所は原告席を確保しなければならず、原告が何人出席するかを１週間前に知らせるよう連絡してきます。また、裁判を進めて行くためには、準備書面を用意したり、相手の代理人たちも出席する進行協議にも参加しなければなりません。弁護士と対立している「訴訟の会」ではそのような協力関係は作れません。来年には訴訟が始まります。みなさんはもう原告として原告団を結成する時なのです。「訴訟の会」を続ける意味はありません。事務局も原告団として結成すれば良いのです。ましてや会費を振り込む必要はありません。弁護団通信を発行する費用も「訴訟の会」は拒否しています。「訴訟の会」は訴訟がスタートするまでの準備会だと思いますので、速やかに会計報告をし、会計を原告団に移行すべきだと私は思います。木村結脱原発・東電株主運動　http://todenkabu.blog3.fc2.com/ 東電株主代表訴訟　http://tepcodaihyososho.blog.com/ 原発ゼロを実現する会・東京　http://www.nonukestokyo.com/ 脱原発基本法全国ネットワーク　http://www.datsugenpatsu.org/ 映画「日本と原発」http://www.nihontogenpatsu.com/