News Release 2004 年 4 月 9 日 産業廃棄物最終処分場への プロジェクトファイナンスをアレンジ ∼環境事業への取り組みを強化∼ 株式会社東京スター銀行(東京都港区:代表執行役頭取 タッド・バッジ)は、2004 年 3 月 31 日 (水)、産業廃棄物最終処分場「君津環境整備センター」の稼動開始にともない、当センター開発・運 営会社「新井総合施設株式会社(東京都新宿区:代表取締役 新井 隆太)へ総額約 103 億円のプ ロジェクトファイナンスのアレンジを行いました。 本件は監査法人、コンサルティングファームなどの、当行ネットワーク先と連携してデューデリジ ェンスを実施し、キャッシュフロー分析やマーケット分析による事業評価および、水処理施設など環 境への影響を防止する最新設備の技術評価を適正に行うことで、担保主義に依存しない、同社の ビジネスモデルを評価した取り組みを行うことができました。 東京スター銀行では、本件で確立した環境事業モデル評価のスキームを活用するとともに、ネッ トワーク先との連携を強化し、環境事業への取り組みを強化してまいります。 以 上 ■ 参考 【新井総合施設株式会社】 1997 年 8 月事業着手。管理型産業廃棄物最終処分場の開発・運営会社 産業廃棄物の最終処分場不足が深刻な問題であるとの認識から、1992 年 5 月より管理型最終処 分場「君津環境整備センター」の開発に着手。2004 年 4 月より、科学と技術をフルに生かして、きれ いな川、豊かな森との共生をはかる「君津環境整備センター」の運営を行います。また処分場の機 能終了後も浸出水の水質管理、植林などを通して自然への回帰がなされるまで管理を継続します。 【君津環境整備センター】(千葉県君津市怒田字花立 643-1) 首都圏最大級の規模を誇る管理型最終処分場。 埋立容量は東京ドーム約 1 個分。自然環境との共生をは かるため、8 層にもおよぶ遮水構造、常時監視を続ける漏 水検知システム、最新鋭の浸出水処理施設を完備してい ます。また、過去最大級の大雨にも耐えられる、土砂災害・ 水害防止対策を施し、ごみの飛散を防ぐため、外周部に高 さ 1.8m のフェンスをめぐらせています。 【産業廃棄物最終処分場】 燃え殻・汚泥・廃プラスチック類・金属くずなどの産業廃棄物の処理を行う施設。大きく分類し 「管理型」、「安定型」の 2 種類があります。 管理型・・・腐敗性(汚泥等)がある廃棄物埋め立て可能な施設 安定型・・・腐敗することの無い廃棄物のみ埋め立て可能な施設
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