平成27年6月森町議会定例会会議録 1 招 集 日 時 平成27年6月23日(月) 2 招 集 場 所 森町議会議事堂 3 開会・開 議 平成27年6月23日(月) 4 応 招 議 員 午前9時30分 午前9時30分 1番 議員 伊 藤 和 子 2番議員 小 澤 哲 夫 3番 議員 筋 惠 治 4番議員 中 根 幸 男 5番 議員 鈴 木 托 治 6番議員 西 田 彰 7番 議員 太 田 康 雄 8番議員 亀 澤 進 9番 議員 山 本 俊 康 10番議員 榊 原 淑 友 11番 議員 片 岡 12番議員 小 沢 一 男 健 5 不応招議 員 なし 6 出 席 議 員 応招議員に同じ 7 欠 席 議 員 なし 8 地方自治 法第121条の規定に基づき議場に出席した者の職氏名 町 長 村 松 藤 雄 副 町 長 鈴 木 寿 一 教 育 長 比奈地敏彦 総 務 課 長 杉 山 眞 人 監 村 松 利 郎 企画財政課長 長 野 税 務 課 長 村松也寸志 住 民生活課長 幸 田 秀 一 防 災 - 1 - 了 9 保健福 祉 課長 村 松 富 夫 産 業 課 長 三 浦 強 建 設 課 長 村 松 弘 上下水道課長 大 場 満 明 学校教 育 課長 西谷ひろみ 社会教育課長 鈴木富士男 病院事務 局長 西 谷 勉 次 会計管理者 村 松 達 雄 職務のた め議場 に出席した事務局職員の職氏名 議 会事務局長 10 三 浦 健 議 会 書 記 鈴 木 芳 明 会議に付 した事 件 議 案第45号 森町介 護保険条例の一部を改正する条例について 議案第46 号 森町 社会体育施設の設置、管理及び使用料に関する条例 の 一部を 改正す る条例につ いて 議 案第47号 平成2 7年度森町一般会計補正予算(第2号) 議案第48 号 平成 27年度森町公共下水道事業特別会計補正予算(第 1 号) 議 案第49号 平成2 7年度森町水道事業会計補正予算(第1号) 議 案第51号 静岡県 市町総合事務組合規約の変更について 一般質 問 議員派 遣につ いて 議会運 営委員 会の閉会中 の所掌事務 調査について 議 案第52号 建設工 事請負契約の締結について 議 案第53号 公の施 設の指定管理者の指定について(森町小規模保育所) < 議事の経 過> 議 長 ( 榊 原 淑 友 君 )出席議員が 定足 数に 達し てお りま すの で、 これか ら本日の 会議を 開きます。 日程 第1 、議案第 45号「森町介護保険 条例 の一部を改正する 条 例 につい て」を議 題とし ます。 これから討論 を行います 。 - 2 - 討論はありま せんか。 議 長 ( 発言する者なし ) ( 榊 原 淑 友 )「討論なし」と認めます。 君 これから議案 第45号を採 決します。 本案は、原案 のとおり決定することに 賛成の方は 、起立願いま す。 議 長 ( 起 立 全 員 ) ( 榊 原 淑 友 君 )起立全 員で す。 した がっ て、議案 第45号「森町介護保 険条 例の一部を改正す る 条 例につ いて」は 、原案 のとおり可 決されまし た。 日程 第2 、議案第 46号「森町社会体育 施設 の設置、管理及び 使 用 料に関 する条例 の一部 を改正する 条例につい て」を議題とし ます 。 これから討論 を行います 。 討論はありま せんか。 議 長 ( 発言する者なし ) ( 榊 原 淑 友 )「討論なし」と認めます。 君 これから議案 第46号を採 決します。 本案は、原案 のとおり決定することに 賛成の方は 、起立願いま す。 議 長 ( 起 立 全 員 ) ( 榊 原 淑 友 君 )起立全 員で す。 した がっ て、議案 第46号「森町社会体 育施 設の設置、管理及 び 使 用料 に関 する条 例の 一部を 改正 する条例について」は、原案の と お り可決 されまし た。 日程 第3 、議案第 47号「平成27年度森 町一 般会計補正予算( 第 2 号)」を議 題としま す。 これから討論 を行います 。 討論はありま せんか。 1番、伊藤和 子君。 1 番議員 ( 伊 藤 和 子 君 )1番、伊 藤和子でございま す。 ただ 今討 論に付さ れておりま す、 議案 第47号「平成27年度森町 一 般会 計補 正予算 (第2 号)」 につ いて、賛成の立場から討論をい た し - 3 - ます。 本補正予算は 補正前の歳 入歳出に、それ ぞれ59,650千円を 追加 し、 歳入歳 出予算の 総額を 、それぞれ 7,479,294千円とするもので す。 今回 の予 算の特徴 といたしま して 、工場誘致対策費20,000千 円に つき まし ては、 売却 いたし まし た町有地が土壌汚染対策法に基 づ く 「形 質変 更時要 届出 区域」 に指 定され、売買契約に基づき、双 方 の 協議 の上 、処理 され ること が妥 当と判断したということでござ い ま す。 負担 金の 財源は、基金に積み立て た額 、100,000千円を除 いた 約1 7,000千 円 と 、 旧 赤 根 町 営 住 宅 の 売 却 額 7,300千 円 の 一 部 、 3,000千 円を 充て て対応 する もので ござ います。ヤマハモーターエレク ト ロ ニク ス株 式会社 とは 今後も 良い 関係を築き上げていくためにも 、 今 回の 金額 につき まし ては、 妥当 な金額であると理解を示したと こ ろ でござ います。 ま た 、 住 宅 管 理 費 2,600千 円 に つ き ま し て は 、 城 下 町 営 住 宅 2 棟 目の 撤去 費用と いう ことで ござ いますが、森町町営住宅長寿命 化 計 画の 中で 、用途 廃止 となり まし たこの団地につきましては、入 居 さ れて いる 方々の 命・ 財産を 守っ ていただきますよう、一日でも 早 く 安全な 住居への 誘導を 願っており ます。 そし て、 地域住民 の長年の要望に応え るべ く、残り3棟に対 し ま しても 、早急な 対応を 強く望むと ころでござ います。 災害 対策 費2,268千円につき まし ては、コミュニティ助成金2,000 千円 を受 けて、 各町 内に配 備し ている可搬ポンプ4台分という こ と でご ざい ますが 、当 初予算 に計 上されておりました台数に4台 分 が プラ スさ れまし たの で、平 成23年度から6箇年計画で更新され て き ました 可搬ポン プの台 数も残り4 台となりま した。 平成 28年 度で全て 更新さ れる わけでございますが、本年度、 防 災 ・減 災に 重点を 置き ました 本町 の予算編成であること、残り4 台 が 初期 の消 火活動 に必 要不可 欠で あることなど、諸般の事情を鑑 み 、 早期の 対応を願 ってお ります。 - 4 - その 他に も、今回 の予算には不妊で悩 む夫 婦に対しての男性 へ の 助成 、コ ミュニ ティ 助成金 を活 用し地域の要望等にも応え、住 民 の 意見に も配慮が みられ ます。 また 、国 ・県の補 助金を活用し、財源 も無 理なく確保されて い る ことか ら、本補 正予算 に賛成いた します。 議員 各位 のご賛同 をお願いいたしまし て、 私の賛成討論を終 わ り ます。 議 議 長 長 ( 榊 原 淑 友 君 ( 発言する者なし ) ( 榊 原 淑 友 )「討論なし」と認めます。 君 )他に討論はありま せんか。 これから議案 第47号を採 決します。 本案は、原案 のとおり決定することに 賛成の方は 、起立願いま す。 議 長 ( 起 立 全 員 ) ( 榊 原 淑 友 君 )起立全 員で す。 した がっ て、議案 第47号「平成27年度 森町 一般会計補正予算 ( 第 2号)」は、原 案のとおり 可決されま した。 日程 第4 、議案第 48号「平成27年度森 町公 共下水道事業特別 会 計 補正予 算(第1 号)」を議 題とします。 これから討論 を行います 。 討論はありま せんか。 議 長 ( 発言する者なし ) ( 榊 原 淑 友 )「討論なし」と認めます。 君 これから議案 第48号を採 決します。 本案は、原案 のとおり決定することに 賛成の方は 、起立願いま す。 議 長 ( 起 立 全 員 ) ( 榊 原 淑 友 君 )起立全 員で す。 した がっ て、議案 第48号「平成27年度 森町 公共下水道事業特 別 会 計補正 予算(第 1号)」は 、原案のと おり可決さ れました。 日程第5、議案第49号「 平成27年度森町水道事 業会計補正 予算(第 1号)」を議題 とします。 - 5 - これから討論 を行います 。 討論はありま せんか。 議 長 ( 発言する者なし ) ( 榊 原 淑 友 )「討論なし」と認めます。 君 これから議案 第49号を採 決します。 本案は、原案 のとおり決定することに 賛成の方は 、起立願いま す。 議 長 ( 起 立 全 員 ) ( 榊 原 淑 友 君 )起立全 員で す。 した がっ て、議案 第49号「平成27年度 森町 水道事業会計補正 予 算 (第1 号)」は、原案のと おり可決さ れました。 日程 第6 、議案第 51号「静岡県市町総 合事 務組合規約の変更 に つ いて」 を議題と します 。 これから討論 を行います 。 討論はありま せんか。 議 長 ( 発言する者なし ) ( 榊 原 淑 友 )「討論なし」と認めます。 君 これから議案 第51号を採 決します。 本案は、原案 のとおり決定することに 賛成の方は 、起立願いま す。 議 長 ( 起 立 全 員 ) ( 榊 原 淑 友 君 )起立全 員で す。 した がっ て、議案 第51号「静岡県市町 総合 事務組合規約の変 更 に ついて 」は、原 案のと おり可決さ れました。 日程第7、一 般質問を行 います。 通告の順番に 発言を許し ます。 3番、 3 番議員 ( 筋惠治君。 筋 惠 治 君 )3 番、 筋惠治で ございます。私は通 告に 従い 、来 る2020年に 開催 される東京オリンピ ック・パラリン ピック の各 国チ ームの 事前 合宿地の誘 致に 向け、当森町においても 参加の 方向 で検 討をし てみ る必要があ るの ではないかと思い、村松 町長に 質問をさせていただき ます。 - 6 - 5月 19日 の報道に よれば、焼 津市 はかねて静岡県と友好関 係にあ るモ ンゴ ルのレ スリ ングチームと、 2020年の 東京オリンピッ ク・パ ラリ ンピ ックの 事前 合宿に向け 交渉 中と発表され、6月4日 には、 8月までに正式契約す ると発表しま した。 私は 、そ の報道を 見まして、 当森 町ではどうかと考えまし た。高 速道 路・ 空港を 含め 、交通のア クセ スは可能であり、現在建 設中の 「新 総合 体育館 」も 10月以後使 用で きるので、室内競技であ れば可 能な競技もあるのでは ないかと考え ました 。 それ に伴 い、宿泊 施設は地元 とし て満たさなければならな い要件 ・条件は、資金は、手続きは、国や県の補助はどうなっ ている のか、 そん な思 いを巡 らせ ました。少 し調 べて みようと思い、5月 20日、 県庁へ連絡をし、スポ ーツ交流課へ 行き話 を伺いました。 県庁では、文化・観光部、スポーツ交流課、渡邊主査、鈴木主事、 笹野 班長 の3名 が応 対をしてく ださ り、大変わかりやすく親 切に、 また 長時 間にわ たり 説明をして くだ さいました。その熱心さ に私も 大変感心をしました。 私が お聞 きした内 容は、次の 点で ございます。1.事前合 宿とは 何か 、2 .県の 考え 方・目的は 何か 、3.県の事前合宿誘致 の数値 目標 は何 箇国か 、又 は何チーム か、 4.勧誘の最終期限はい つまで か、 5. 事前合 宿誘 致に必要な 要件 ・条件は何か、6.県は 森町で も参 加が 可能と 考え るか、7. 現在 、県の誘致に向けての状 況はど うか 、8 .他県 の動 向はどうか 、9 .資金はどれくらい必要 である か、 10. 国、オ リン ピック協会 及び 県の補助はあるのか、以 上の点 につき話を伺いました 。 伺っ た内 容を概略 しますと、 一般 的に事前合宿は、オリン ピック 選手 村に 入居す る前 に運動調整 をす るために、又は体をその 風土に 慣ら すた めに近 隣に 滞在するこ とで 、静岡県ではその制度を 使い、 友好 関係 を進め 、観 光や経済力 を上 げ、さらには文化向上と 誘致運 動そ のも のから 得る 情報力や交 渉力 をアップできたら、また 、県と しての力の向上を図り たい。 - 7 - 県で は、 県内への 誘致目標を 35チ ームとし、誘致要件をお おむね 満た して いる施 設と 地域96箇所を指定し、そ の資料等は既に 配布済 みで 、そ の中に 森町 の本年10月以後使用でき る「新総合体育 館」も 入っ てお ります 。96施設のうち 28市 町・地区より誘致の方向 を県で は受 けて おり、 今後 調整に入っ てい く予定ですが、森町から はその 意向 を受 けてお りま せん。指定 地域 ・施設であってもその判 断は各 地域 が実 情に合 わせ 決めること と県 では考えています。私た ちも経 験が 乏し く、手 探り で現在進め てい るのが実情です。ただ、 目標数 値は あり ますの で、 チームみん なで 努力して達成したく、多 くの自 治体 が声 を上げ てく ださること を望 んでいます。おおよそそ のよう な内容でございました 。 現在 工事 進行中の 「新総合体 育館 」が事前合宿地候補とな ったの も、 新東 名と2 箇所 のインター チェ ンジが大きな要因である ことも 話の 中に 入って おり ました。元 々、 新東名と二つのインター チェン ジの 設置 は、町 長と 行政の大き な努 力の実績によりなされた 成果で あり 、今 後森町 にと りこの高速 道と インターを基軸とし、様 々な問 題に 諸々 の対策 事業 を起こすチ ャレ ンジが始まっていくので はと私 は思っております。 そう した 中、5年 後の東京オ リン ピック・パラリンピック 事前合 宿誘 致に 名乗り を上 げることは 、県 内外に森町の存在を示し 、誘致 に向 けて の努力 は町 民の皆さん に夢 や希望を予感させ、何よ りも町 政・ 行政 が未知 なる ことにチャ レン ジしようとする姿勢を町 の皆さ んに 示す ことと なり 、今後の森 町に 新鮮な方向性を伝える一 事にな ると私は考えます。 誘致 の努 力は、他 地域との競 争を 含め大変なこともあると 予想さ れま すが 、その 取組 過程から得 る情 報や知識、人間関係から 得るも のも大きな経験となり、今後 の森町に大 切な収 穫にな ると思 います。 以上 の事 柄を踏ま え、当森町 も東 京オリンピック・パラリ ンピッ クの 事前 合宿誘 致に 向け、検討 会を 立ち上げるべきと考えま すが、 町長の考えを伺います 。 - 8 - 議 長 ( 榊 原 淑 友 君 )町長、 村松 藤雄 君。 町 長 ( 村 松 藤 雄 君 )吉筋議員の 「2020年 開催の東 京オ リン ピッ ク・ パラ リンピ ック の各国 チー ムの事前合宿誘致について森町 の 考 え、方 向性につ いて」 のご質問に お答え申し 上げます。 議員 ご承 知のよう に、平成25年9 月8 日に、2020年東京オリンピ ック・ パラリン ピック の開催が決 定し、静岡県 は、富士山静岡空 港、 東名 高速 道路及 び新 東名高 速道 路があり、競技会場へのアクセ ス が 良い こと から、 県内 各地で 事前 合宿地(キャンプ)の誘致活動 が 行 われよ うとして います 。 森町 が事 前合宿地 に選ばれた場合の効 果を 考えますと、多く の 町 民の 皆さ んが、 スポ ーツ観 戦や イベントへの参加など、様々な 場 所 や場 面で スポー ツへ 接する 機会 が増大するとともに、スポーツ 振 興 や健 康、 体力づ くり に、多 くの 好影響を生むものと思われます 。 ま た、観 光や商業 関係に 効果がある と考えられ ます。 しか しな がら、平 成25年1月24日に設 立さ れました、公益財 団 法 人東 京オ リンピ ック ・パラ リン ピック競技大会組織委員会が示 し て お り ま す 、「 事 前 ト レ ー ニ ン グ ( キ ャ ン プ ) 候 補 地 ガ イ ド ( 紹 介 リ スト )掲 載」応 募要項(平成27年5月12日第4版)によります と 、 練習 施設 ・トレ ーニ ング会 場の 条件には、各競技の国際競技連 盟 の 技術要件を満たす機能や仕様が備わっていることとされておりま す。 また 、宿 泊施設で は、練習会場に 30分 以内 にアクセスできる 施 設 であ るこ とや、 選手 全員を 収容 できること、言語対応、快適な 滞 在 環 境 ( 個 室 に 十 分 な 広 さ が あ る こ と 、 プ ラ イ バ シ ー の 保 護 等 )、 ま た、食事面で で きる限り柔軟で、きめ 細やかな対 応が求 められます。 ドー ピン グに関 して は、キ ャン プ地においても抜き打ち的に検 査 が 行わ れる ことも ある とされ てい ることから、ドーピングに関し 配 慮 が重 要に なって きま す。さ らに 、宿泊施設の補完するものとし て ト レー ニン グ施設 やリ カバリ ーの ためのプールや温泉、ドライサ ウ ナ やスチ ームサウ ナなど が要求され た場合もあ ります。 - 9 - これ ら以 外にも、 スポーツ用品は、オ リン ピック仕様のもの が 必 要に なり ますが 、総 合体育 館で 使用するスポーツ用品は、町民 の 方 が使 いや すいも のを 目指し てお り、国内の大会には対応したも の を 採用 して います が、 誘致さ れた 場合には、新たに揃える必要が あ り ます 。こ れら全 てが 、キャ ンプ 誘致を行う自治体が、責任と費 用 負 担を 負う ことと なり ます。 筋議員も、県の負 担はどうかとい うこ とを お問 合せし てい ただい たよ うでございますけども、県の負 担 に ついて はご返事 がなか ったのでは ないかなと 思っております 。 以上 の点 から、積 極的な誘致はできな いと 判断をいたし、静 岡 県 東京 オリ ンピッ ク・ パラリ ンピ ック推進会議が平成26年9月9日 付 け で 行 い ま し た 、「 事 前 合 宿 誘 致 に 関 す る 検 討 状 況 の 中 間 報 告 に つ い て 」 に は 、「 事 前 合 宿 誘 致 を 希 望 し な い 」 と 回 答 を い た し た と こ ろでご ざいます 。 議員 ご質 問の中に あります、県内 28市 町の 誘致に向けての検 討 状 況で ござ います が、 県推進 会議 によりますと、焼津市と伊豆の 国 市 につ きま しては 、受 入れ国 及び その競技団体が決まり、残りの 市 町 につ きま しては 、中 間報告 書へ は誘致を希望すると報告いたし ま し たが 、具 体的に 動き 出して いる わけではなく、競技施設、宿泊 施 設 の検討 段階であ ると聞 いておりま す。 以 上 申 し 上 げ ま し た よ う に 、 現 段 階 に お い て 、「 事 前 合 宿 誘 致 」 に再 度手 を挙げ るの は、な かな か難しいのかなと思っておりま す 。 した がい まして 、誘 致のた めの 検討会を設けることについては 、 現 段階で は考えて はおり ません。 以上申し上げ まして、答 弁とさせて いただきます。 議 長 ( 3 番議員 ( 榊 原 淑 友 筋 惠 治 君 君 )3番、 筋惠治君。 )町長が今お答えをしてく ださった根拠には、 幾つ か私 が県で ご説 明を頂いた もの と差異があるというふう に思い ます。その点をまずお 伝えしておき たいな というふうに思います。 まず、 最初に 「事前トレ ーニ ング (キ ャン プ)候補地ガイ ド(紹 介 リ ス ト )」、 こ れ は 来 年 の 3 月 31日 が 〆 切 り と な っ て お り ま す 。 - 10 - これ は日 本オリ ンピ ック協 会が 正式ガイドとしてこの夏以後、 参 加 国す べて の国に 配布 をする 正式 ガイドでありますから、そのガ イ ド は純 然た るオリ ンピ ックの 種目 の規約そのものが全部載ってお り ま す。 ですから、 大変厳しい内容にな って おります。ちなみに私 が 96 箇所 のう ち、こ の県 内で正 確に はどのぐらいそれにかなう施設 が あ りま すか という ふう にお聞 きを しましたら、最初のときには10ほ ど でし ょう か、10ぐら いでし ょう かその施設があるものはという こ と でご ざい ました 。そ れから 、も う一度2週間ほどして確認に、 正 確 な数 字は 分かり ます かとお 聞き したところ、恐らく今の段階で は っ きり 分か りませ ん。 来年の 3月 31日になると分かってくると思 い ま すが 、今 把握で きて いるの は数 箇所です。5箇所6箇所7箇所 、 そ ういっ た感じで ござい ました。 ちな みに 、浜松の アリーナはバスケッ トと かバレーを誘致す る 予 定で あり ますが 、そ れは規 格に 入っておりません。ほとんどの こ の 96箇 所の 施設は 、オリンピ ック の正式競技の規約を満たしてい な い とい うこ とでご ざい ます。 では なぜ96箇所も指定をされたのか 教 え てく ださ いとい うこ とを申 し上 げましたら、これは最終的には 例 え ばア メリ カであ ると か、ロ シア ・中国・オーストラリア・カナ ダ ・ ヨー ロッ パの先 進国 は、非 常に 厳しい内容で資金もありますか ら 、 国内の一番それに伴う良い所を資金があって求めてくると思いま す。 ただ 、事前 合宿 の誘致 は、 大会の直前まで行われます。で 、 決 して その 規約又 は基 準を満 たし ている必要は、今までのオリン ピ ッ クでも 全く結果 から言 うと必要は ないと。 です から 、最終的 にはその規約をどの よう に満たすかはその 地 域 によ りま すけれ ども 、浜松 地域 に私お聞きしましたら、浜松で は 二 つの方 法がある。一つ はオリンピ ックの事前 合宿に間に合うまで に、 基準 に合 う施設 を準 備する か、 それとも、もう一つは、これが 大 き なと ころ ですが 、多 くの国 の資 金のない国は、その準備の基準 そ の もの が必 要では ない ので、 後は 交渉でそこがいいよ、お宅でい い よ と言 って くださ れば 、どこ でも いいと。県ではそのように理解 を し - 11 - ている 。 です から 、余りひ どい所ではあり ませ ん。 良い施設が96箇所私 た ちが 指定 をした 所は 、交渉 の過 程でどうなるかは分かりません が 、 そこ には 一定の 条件 を満た して 、後はその国が、どのように判 断 を する かと いうふ うな 返事で ござ いました。それは地域とその国 を 、 県が、 又は大使 館が調 整をすると いうような 話でございまし た。 それ から 、宿泊施 設のことであります が、 私はこの森町が大 変 大 きな チー ムを、 又は 誘致す るこ とは到底出来ないというのは私 も よ く分 かっ ており ます 。言葉 の問 題もあるでしょうし、施設の問 題 も ある でし ょう。 ただ 、過去 の例 から言うと、四日ないし三日の と こ ろも あっ た。つ まり 、資金 がな いから、そこの国の風土に慣ら せ れ ばそ れで よいと いう ような 国も あり、その幅はものすごく幅が 広 い んだ と、 その中 で森 町にと って なるべく合致するところを探せ る か どう かは 別にし て、 そうい う努 力をしてみる範囲はあるな、そ う い う状況 であると いうよ うなご説明 でございま した。 事前 合宿 の、要す るに誘致は、これか ら4 年くらいできる。 で す から 今か らでも その 意志が あれ ば、4年検討して結果を探すこ と が でき る。 できる かで きない かは その結果の問題だろうと思って お り ます。ちょっと 町長の決定 の基準が私 と町長の認 識が ちょ っと違う、 大変 厳し い指導 者で ありま すか ら、考え方に立っていると思い ま す が、 基準 がちょ っと 違うと 思い ますので、決定も少々違う余裕 が 出 てき たん じゃな いか なとい うふ うに思いますので、そのところ を お 伺いし たいと思 います 。 議 長 ( 榊 原 淑 友 君 )町長、 村松 藤雄 君。 町 長 ( 村 松 藤 雄 君 ) ま ず 、 事 前 合 宿 の こ と に つ い て は 、「 事 前 ト レ ー ニ ン グ ( キ ャ ン プ ) 候 補 地 ガ イ ド ( 紹 介 リ ス ト )」 掲 載 応 募 要項 とし て決め られ たもの が我 々のところに送られて、これに 基 づ いて 事前 合宿の 手を 挙げる かど うですかという照会がございま し た ので、 我々はそ れに基 づいて回答 したという ことでございま す。 今 筋議 員がおっ しゃってい ることは、この応募 要領 その後、 県 - 12 - もお 話で は35箇所く らい何 とか 誘致をしたいということでござ い ま して 、こ の応募 要領 に該当 しな いけども、準ずるところがあれ ば 、 ある 程度 相談に 乗り ましょ うと いう意図がうかがえますけども 、 具 体的に 我々にそ ういう アプローチ があったわ けではございま せん 。 基本 的に は、この キャンプ地等々の経 費に ついては、すべて 自 治 体負 担で ござい ます よとい うこ とですから、無理をして誘致を す る とい うの もいか がか なと。 それ なりの大きな市町ならば可能か と 思 いま すけ ども、 小さ な市町 がで すね、たまたま施設ができたか ら と いっ てで すね、 それ に附帯 する 関連施設があるわけではござい ま せ んの で、 やはり 我々 はその 後県 が具体的に誘致をしたくなるよ う な プレ ゼン テーシ ョン が出て くれ ば、そのとき検討すればいいの で あ って 、現 時点で はそ ういう アプ ローチもございませんので、先 ほ ど 答弁さ せていた だいた 次第でござ います。 ちな みに 、ワール ドカップのケースを 申し 上げますと、ワー ル ド カップ について も、北の丸 の日本 選手のサッ カーの宿泊については、 何ら 手を 挙げた わけ ではご ざい ませんので、監督がですね、北 の 丸 を気 に入 って、 そし てあそ こを 選手の宿泊キャンプ地にしたい と い うこ とで 決めら れた ところ でご ざいます。森町の体育館をプレ ス セ ンタ ーの 候補地 にし たのは 、磐 田市が選手の競技場の受皿とし て 手 を挙げ て、磐田 市が練 習場の土地 を確保した 。 しか し、 プレスセ ンターをどこに作る のが いいかということ で 、 競技場と宿泊の中間にある森町の体育館が適当だろうということ で、 磐田 市長さ んか ら森町 さん の体育館をプレスセンターにし た い から 貸し ていた だけ ません かと いう話がございまして、私は貸 す な らば 、借 家料を 頂き ますよ と。 その代わり頂いた借家料につい て は 選手 のた めの環 境整 備に使 わせ ていただきますよ。そういう条 件 で よけ れば 体育館 をお 使いく ださ いということで、磐田市と森町 、 北 の丸 が土 地は袋 井市 ですか ら、 袋井市等々が連携し合って日本 選 手 のサッ カーのキ ャンプ 地となった わけでござ います。 です から 、今後周 辺自治体とお互いに 役割 分担しながら、協 力 し - 13 - 合う 場面 が出て くる ならば 、そ れはやぶさかではないと思って お り ます けど も、森 町が 単独で 、具 体的にこういう国を誘致して、 そ し て一 切森 町の負 担で 進めて いき ましょうというのは、現時点で の 私 の考え は持って おりま せん。以上 でございま す。 議 長 ( 榊 原 淑 友 君 )3番、 筋惠治君。 3 番議員 ( 筋 惠 治 君 )補 助のことでございますが 、町 長の おっし ゃる その 内容は 、誠 にもっとも だと 思います。補助について は、日 本オ リン ピック 協会 、それから 諸々 に確認をしました。国も 、それ から オリ ンピッ ク協 会も、その 資金 の補助はないと。県の方 では恐 らく 出さ ざるを 得な い状況にな って くるだろうと。そのこと で、今 検討 の課 題に挙 がっ ておる。そ れが はっきりするのはちょっ とわか りま せん が、県 とし ては一定の 補助 はしなければならないこ とにな るで あり ましょ うと いうような 、ど れぐらいの割合かはわか りませ んが、そんな内容でご ざいました。 ちょ うど 町長から ワールドカ ップ の話が出ましたものです から、 それ を関 連とし てね 、ちょっと 申し 上げたいなというふうに 思いま す。私もそのこと が頭にあったものですから、ちょっと調べてみて。 他人の文章を引用しま すので、すいませんが読ませていただきます。 13年 ほど 前になり ます。サッ カー ワールドカップ日韓共同 開催の 折、 森町 の総合 体育 館がメディ アセ ンターとなり、町の名が 全国に 発表 され ました 。こ の記憶は、 この 議会におられる皆様もご 承知の とお りで ござい ます 。トルシエ 監督 の名のトルシエ通りなど のネー ミングも登場し、今も 良い記憶とし て残っ ております。 しか し私 は、同時 期更に注目 し、 鮮明に残っていることが 1件ご ざい ます 。それ は九 州大分県の 小さ な、本当に小さな村、当 時住民 千人 ほど の中津 江村 が、サッカ ーワ ールドカップ事前キャン プ地に 名乗 りを 上げ、 結果 、シドニー オリ ンピック金メダルのカメ ルーン チ ー ム を 誘 致 し 、 大 変 な 話 題 と な り ま し た 。「 久 米 宏 の ニ ュ ー ス ス テー ショ ン」で 特集 を組んだほ どで 、中津江村は世界に発信 されま した。 - 14 - 5月 に焼 津市の報 道を見たと き、 すぐに森町はどうかと思 ったの は、 自分 のふる さと であること 同時 に、自分の中にこの中津 江村の 記憶 があ ったか らだ と思います 。こ のことを考え始め、改め て中津 江村 のこ とを少 々調 べてみまし た。 町の今後の参考になるか もしれ ませ ん。 以下は 、当時の中津江 村村 長の 「坂 本休」氏の文を 参考に しました。 2001年 当 時 、 中 津 江 村 は 人 口 1,300人 、 村 長 は 「 坂 本 休 」 氏 、 村 長に なり 2期目 に入 った頃で、 地元 ではサッカー少年が多く 、たま た ま 2 面 の 芝 の グ ラ ウ ン ド が あ り 、「 鯛 生 ス ポ ー ツ セ ン タ ー 」 も あ り、 宿泊 施設と して 使えそうだ と思 い、周囲の人に話したと ころ、 子ど もに 夢を与 えら れるし、地 元の 名を広めることにもつな がる。 誘致 運動 は村の 活性 化につなが るか もしれないので、やって みよう ということになりまし た。 ちなみに、ワールドカップ日本組織委員会の公認キャンプ 条件は 、 1. 2面 以上の 芝の グラウンド 、2 .夜間照明の施設、3. 屋内ト レーニング施設、4.宿泊所から15分以内にグラウンドがあること、 その 他21項目あ りま した。坂本 村長 は、検討結果、村の努力 で条件 には添えると判断をし たそうです。 当時 、全 国では84地域がキャ ンプ 誘致に声を上げており、 全国の サッ カー 関係者 は、 財政力の小 さな 村で、交通アクセスも悪 いこと もあ り、 誰も取 り合 ってくれま せん でしたと坂本村長は語っ ており ます。 結果 とし てカメル ーンチーム が中 津江村を選んだ理由は、 1.静 かな村で選手が落ち着 けること、2.目の前に自然環境があること、 3. 村が 標高350メー トルか ら500メ ートルにあること、その 3点だ けであったそうです。 キャ ンプ 期間中、 役場職員に は深 夜から未明の勤務となり 大変な 思い をさ せてし まっ た。小学生 と高 齢者のボランティアの共 同作業 は大 変で あった が、 徐々に村が 一体 感を増し、一つの組織の ように なっていたと振り返っ ています。 - 15 - その 後、 カメルー ンと交流が 始ま り、村の女性とカメルー ンの女 性が 共同 で作っ た「 カメルーン 弁当 」は 、13年後の現在も販 売 され 大変 好評 とのこ とで す。中津江 村で は、毎年使い古しのサッ カーシ ュー ズを 集め、 今も カメルーン の子 どもたちに送り、喜ばれ ている そうです。人的交流も 毎年行われて おりま す。 その 後、 全国の高 校生のサッ カー 選手の要望が多く、芝の グラウ ンド 2面 と砂地 グラ ウンド2面 が増 設され、現在6面となっ ており ます。合宿の要望も多く、村では430人収容の宿泊施設も設 置され、 高校 生を 中心に 年平 均にすると 3万 5千人以上が利用をして いると のこ とで す。さ らに 、毎年1回 全九 州ジュニアラグビー大会 が行わ れ、 選手 以外に 村の 人口以上の 保護 者が2泊3日当地に滞在 し、大 変な賑わいだそうです 。 平成 の大 合併の折 、将来への 人口 予想に伴い合併を選択し 、日田 市と なり ました が、 周辺地域も 含め 、世界の中津江村の名は 残すべ き と な り 、「 大 分 県 日 田 市 中 津 江 村 」 と な っ て お り ま す 。 そ の と き よ り 、 村 の 意 向 の 多 か っ た 村 内 500世 帯 で 「 財 団 法 人 中 津 江 村 地 球 財団 」も 設立さ れま した。 営業 態は、鯛生スポーツセンター、 地 底 博物館 鯛生金山、合宿施設鯛生スポーツ センター、道の駅鯛生金 山、 家族 旅行 村、こ れは レスト ラン と売店だそうです。中津江村と JA共 同 出 資 の 「 株 式 会 社 つ え エ ー ピ ー 」、 こ れ は 地 元 農 産 物 の 6 次 産 業 専門 の加 工と販 売会 社だそ うで す。現在それらは財団である地 元 民 が管理 運営をし ており 、雇用に大 きく役立っ ているとのこと です 。 事前 キャ ンプ運動 とキャンプは、振り 返れ ばほんのわずかの 間 で した が、 このよ うな 花がこ の村 に咲くとは、当時誰も思ってい な か ったと 坂本村長 が書い ております 。 少々 町長 にくどく て恐縮でありますが 、県 の事前合宿候補地 指 定 は 、 新 東 名 と 二 つ の イ ン タ ー チ ェ ン ジ 、「 新 総 合 体 育 館 」 と い う 、 先ほ ども 申し上 げま したが 、町 長と行政の大きな大きな努力の 成 果 の上 に成 り立っ てい る案件 であ ります。千人の村が挑んだこと を 、 私た ちの 町が挑 んだ として も、 結果は別として町にとり有意義 な チ - 16 - ャレン ジになる と私は 考えており ます。 大変 くど くなって 恐縮ですが、町長の 考え を伺って、私の最 後 の 質問と させてい ただき ます。 議 長 ( 榊 原 淑 友 君 )町長、 村松 藤雄 君。 町 長 ( 村 松 藤 雄 君 )中津江村の ワー ルド カップの 成功 例は 成功 例と して 、当森 町は 、先ほど申 しま したように、現段階では 誘致に つい ては 考えて おら ない。そし て、 そのための組織も作る予 定はな いと 。こ のよう に再 度答弁させ てい ただいて、ご理解をよろ しくお 願い申し上げます。 議 長 ( 榊 原 淑 友 君 )12番、小 沢一男君。 12番議員 ( 小 沢 一 男 君 )12番、小沢 でご ざい ます 。私 は3 問質 問い たし ます 。1問 目は 、地方 創生 森町総合戦略に子どもたちの声 の 聴 取、提 言の活用 につい てでありま す。 地方創生に向 け、政府が 本年度 中の策定を 自治体に求めています。 「地 方人 口ビジ ョン 」と「 地方 版総合戦略」をめぐる議論が熱 を 帯 びて きた 感があ りま す。市 町村 では、人口減少など課題に対処 す る 5箇 年計 画の施 策を この戦 略に 盛り込みたいとしています。 行政 主導 の動 きが加 速し ていく 中、 本町においても人口減少克服、 地 方 創生 に向 けた町 民か らのア イデ ア・提言・意見の募集が始まり ま し た。 5年 、10年後に 中核と なり ますのは今の小学高学年、中学 生 の 世代で あります 。 私は 、今 は、激し く動き変化している 時代 こそ、万般にわた っ て 真剣 に意 見・知 恵を 出し合 って 、将来の森町をイメージして「 ど ん な森 町に したい か」 新しい 目で 一つ一つ見直していくことだと 思 い ます。 世代 を超 えて子ど もたちを対象に意見 ・提 言を聴くことは、 貴 重 な機 会で はない でし ょうか 。子 どもたちの声の聴取、提言を活 用 し た戦略 作りの考 えを伺 います。 2問目は、自 転車運転マ ナー向上に ついて伺います。 まず 自転 車は、車 であると自覚するこ とが 大事です。6月1 日 か - 17 - ら改 正道 路交通 法の 施行に 伴い 、自転車運転中に危険なルール 違 反 を繰 り返 すと、 14歳 以上を 対象 に「自転車運転講習」を受講す る こ と が 義 務 化 さ れ ま し た 。「 危 険 行 為 」 に 当 た る 自 転 車 の ル ー ル 違 反 につ いて 改めて 確認 し、こ れを 契機に危険運転撲滅を目指し、 今 一 度町 全体 で自転 車運 転マナ ーを 見直すことが大切ではないでし ょ う か。 自転 車は 免許がな くても手軽に乗れる 反面 、事故や危険とも 隣 り 合わ せで す。罰 則強 化の背 景に は、毎年自転車での死亡事故も 多 く 起こ って いるの が現 実です 。警 察庁によりますと、昨年1年間 の 自 転 車 関 連 事 故 は 約 109,000件 、 交 通 事 故 全 体 に 占 め る 割 合 は 2 割 に も上 り、 自転車 事故 の死傷 者の 6割超が信号無視などの法令違 反 を してい ると言わ れてい ます。 森町 にお いても、 平成26年1 月1 日か ら12月31日までに自転車 事 故は 8件 、年齢 は15歳から64歳まで が5 件、 75歳以上が3件、出 合 い頭 が5 件、昼 間の 事故7 件、 平成27年1月1日から6月現在 は 2 件であ ります。10代が1件、30代が1件、出合い 頭1件であります。 改正 道路 交通法が 危険行為と規定 する 14項 目の内容は、信号 無 視 のほ か、 酒酔い 運転 や歩道 での 歩行者妨害など、傘をさしたり 、 携 帯電 話を 操作し たり 、イヤ ホン で音楽を聴きながら自転車を運 転 し 事故 を起 こした 場合 なども 対象 となりうることがあり、これら の 行 為は身 近に起こ り得る ことであり 、しばしば 見受けられます 。 事故 はほ んの一瞬 の油断で起こり、人 生を 狂わせる場合もあ り ま す。 安全 第一を 徹底 し、被 害者 も加害者も生まないための取組 を 進 めな けれ ばなり ませ ん。ま ず、 町民の皆さんへの交通マナーを 向 上 させる 周知徹底 の具体 案をお示し ください。 2点 目は 、14項目 の危険行為のチラシ 作製 、そして配布の考 え を お聞き いたしま す。 3問 目は 、福祉行 政、救急医療情報カ ード (シート)の導入 に つ いて伺 います。 私は 、平 成22年3 月議会において、救 急医 療キットのことに つ い - 18 - て質 問さ せてい ただ きまし た。 質問の医療情報カード(シート ) の 実物 資料 は担当 課職 員にも お渡 ししてありますが、高齢者の救 急 搬 送に かか る時間 を短 縮する ため 、既往症や緊急連絡先を一枚の 用 紙 にま とめ てもら うこ とによ って 、医師への引継ぎがスムーズに な り 時間短 縮ができ 、早期 治療に大き な効果が出 ると言われてい ます 。 取組 の中 心は、も しものことに備え、 高齢 者の救急医療情報 を あ らか じめ 専用の 用紙 に記入 して いただくことです。シートには A4サ イズ で、 治療中 の病 気や服 用中 の薬の内容、かかりつけ医の病 院 、 緊急 時の 連絡先 など を記載 、自 宅に駆け付けた救急隊員が搬送 時 に 必要 最低 限の情 報が 一目で 分か るようになっています。個人が 記 入 して冷 蔵庫など 目立つ ところに貼 っていただ くというもので す。 高齢 者や 障がい者 の方が、地域で安心 して 暮らし続けられる 環 境 をつ くる ことは 、本 当に大 切な ことだと思います。平成26年度森 町 に お け る 救 急 出 動 件 数 は 645件 中 、 森 町 に お け る 65歳 以 上 の 高 齢 者 救急 搬送 人員397人のうち 、急病人搬送は 245人61.7パーセント 、交 通事 故、 一般負 傷等々を含め601名中397名、 66パーセントに上が り ます。 本町 の高 齢化率も 、65歳以上の高齢者 は、 皆さんもご存じの よ う に 平 成 27年 4 月 1 日 現 在 19,220人 の う ち 、 65歳 以 上 が 5,808人 、 高 齢化率 は30.2パ ーセン ト、3.3人に1 人、75歳以上の高齢者人口は3, 295人、17.1パ ーセン ト、 5.8人に1 人、 65歳 以上の高齢者で一 人 暮 らし は、 664人 、夫婦 のみ 世帯1,280人、 また 、75歳以上の1人暮 ら しは 434人、 夫 婦のみ は665人、今後高齢 化率 が進むにつれ、急 病 に よる救 急搬送が 増加傾 向になって いくと思わ れます。 元気で健康で 無事である こと、長寿 は誰もが願 うことであ りま す。 大切 な命 を守る ため には、 一分 一秒が勝負であります。救急隊 ・ 医 師と の連 携が早 期治 療につ なが ります。救急医療情報カード( シ ー ト)導 入の実現 はでき ないか、町 長の見解を 伺います。 議 長 ( 榊 原 淑 友 君 )町長、 村松 藤雄 君。 町 長 ( 村 松 藤 雄 君 )小沢議 員の ご質 問にお答え申し上 げま す。 - 19 - 初 め に 、「 地 方 創 生 森 町 総 合 戦 略 に 子 ど も た ち の 声 の 聴 取 ・ 提 言 の活用 について 」のご 質問にお答 え申し上げ ます。 総合 戦略 の策定に 当たりましては、住 民、 関係団体や民間事 業 者 等の 参加 ・協力 によ り、特 に幅 広い年齢層からなる住民等の意 見 を 反映 させ ること は、 将来の 森町 の姿を考えていく上では重要な こ と であ ると 認識し てお ります 。し たがいまして、現在、アイデア 提 言 を実 施し ている とこ ろであ り、 また、関係団体等への意見聴取 も 開 始した ところで ござい ます。 議員 から ご指摘の ありました、子ども たち からの意見提言を 聴 く こと につ いては 、私 自身も 重要 なことであると考えておりまし て 、 次代 を担 う子ど もた ちに町 の将 来やまちづくりについて、自由 な 発 想で 主体 的に考 え提 案して いた だくということは、私も大切な 視 点 である と考えて おりま す。 この よう な中、今 年度は合併60周年の 記念 の年でありますの で 、 そ の 一 環 と し て 、 森 町 内 の 小 中 学 生 を 対 象 に し て 、「 こ れ か ら の 森 町 」「 こ ん な 森 町 っ て イ イ な ! 」 を テ ー マ に 作 文 コ ン ク ー ル を 実 施 して いる ところ でご ざいま す。 このコンクールにおいては、当 町 の 自然 の豊 かさや 暮ら しやす さ、 歴史や伝統文化を再認識し、町 の 将 来像 をイ メージ して もらい 、積 極的に取り組んでいただきたい と 考 えて おり ます。 この 作文コ ンク ールの実施を通じて、子どもた ち か らの 提言 を頂き 、総 合戦略 策定 時の参考にさせていただきたい と 考 えてお ります。 また 、作 文コンク ールの提出者や、町 内小 ・中学校の児童会 や 生 徒会 の役 員との ディ スカッ ショ ンを実施することも、一つの方 法 で ある と考 えてお りま すので 、教 育委員会や各学校とその手法も 含 め 相談し ながら、 今後検 討していき たいと考え ております。 次に、「自転 車マナ ーの向上について」申し上げます。 近年 、悪 質で危険 な自転車運転者が急 増し 、事故やトラブル が 後 を絶 たな い状況 にあ るため 、議 員ご案内のとおり、本年6月1 日 か ら改正 道路交通 法が施 行されまし た。 - 20 - 今回 の改 正では、 自転車の信号無視、 一時 不停止、酒酔い運 転 な ど14項 目 の危険 行為を指定 し、 これらの違反を3年以内に2回 以 上 繰 り 返 す 14歳 以 上 の 自 転 車 利 用 者 に 、「 自 転 車 運 転 者 講 習 」 の 受 講 命令 が下 される こと となり まし た。この命令を無視して受講し な か った 場合 には、 50千 円以下 の罰 金が科せられるという厳しい内 容 と なって おります 。 さて 、ご 質問の「町民への周知徹 底の 具体案について」及び 「 14 項目 の危 険行為 につ いての チラ シの作成・配布の考え」につい て で ござい ますが、関連がございますので、一括 して答弁申 し上げます。 自転車の運転 については、免許も 必要な く、気軽に 乗れる が故 に、 大人 だけ でなく 子ど もが引 き起 こす事故も問題になっておりま す 。 町と いた しまし ても 、議員 のお っしゃるとおり、この改正を契 機 に 町全 体の 自転車 のマ ナー向 上を 図ることが大切だと考えており 、 様 々な対 策を講じ ている ところでご ざいます。 具体 的に は、まず 今年度に入り、小中 学生 には、交通安全指 導 員 と連 携し て交通 安全 教室を 実施 するとともに、高校生に対して も 交 通安 全講 習会を 実施 し、マ ナー 向上と改正道路交通法の周知を 図 っ たとこ ろでござ います 。 また 、7 月11日か ら20日まで実施され る夏 の交通安全県民運 動 に 併せ て、 交通安 全協 会森地 区支 部と連携して効果的なチラシを 作 成 し、 期間 中高校 生へ の街頭 指導 で配布するとともに、町内全戸 へ も 配布 して 参りた いと 思いま す。 さらに、今後広報紙等でも取り 上 げ て、町 民への周 知を図 って参りた いと存じま す。 いず れに いたしま しても、自転車は道 路交 通法上「軽車両」 で ご ざい ます ので、 公道 を走行 する ときは、交通ルールを遵守して い た だいて、少しで も自転 車事故の減 少につなが ればと考えておりま す。 次に、救急医 療情報カー ドの導入に ついて申し上げます。 高齢 者や 障がい者 等の方が、緊急時に 必要 な情報を保管する こ と によ り、 救急時 の医 療活動 に活 用し、安心して生活ができるよ う 、 救急 医療 情報は 重要 な事柄 だと 思います。救急医療情報を救急 隊 に - 21 - 提供 する 手段と して 、救急 医療 情報カードを始めとして、救急 医 療 情報 キッ トやお 薬手 帳など 、様 々な手段が検討されているとこ ろ で す。 また 、救急 医療 情報を 有効 に活用するためには、冷蔵庫な ど に 保管 場所 を統一 する とか、 情報 の更新を定期的に実施するなど 、 利 用者の 協力も大 切にな って参りま す。 救急 医療 情報の整 備に際しては、毎年 民生 委員の協力により ま し て、 秋に 実施し てい る「避 難行 動要支援者名簿」の整備更新と 合 わ せて実 施してい くこと が有効であ ると考えら れます。 この ため 、整備に 当たり、民生委員の 方々 のご協力が必要不 可 欠 であ り、 また、 ご負 担を掛 ける ことになることから、民生委員 の 皆 様の ご意 見を伺 い、 同意を 得ら れれば、救急医療情報の提供手 段 、 カー ド方 式かキ ット 方式か 、そ れぞれ長短がございますので、 そ れ らを 検討 しなが ら、 対象者 の選 定等協議をしながら、導入につ い て 検討し て参りた いと考 えておりま す。 以上申し上げ まして、答 弁といたし ます。 議 長 ( 榊 原 淑 友 君 )12番、小 沢一男君。 12番議員 ( 小 沢 一 男 君 )森町総合戦 略は 、第 9次森町 総合 計画 とも 重ね 合わ せるこ とで 、大変難し い部 分もございますけど、こ の前の 協議 会で ですね 、町 長も、私の 責任 において作るという、大 変確信 を持ったお言葉を頂き ました。 その 中で は、新し い町長にな る方 にも修正できる余地は残 すと言 われておりますけど、町長の強い意志ということで、課長はで すね、 新交 付金 を頂け ると いうことで 、ハ ード だけでも、10月に何 と かや りた いと 、この よう に言ってお りま すけども、一番私が評価 したい のは 、近 隣市に 先駆 けてですね 、パ ブリックコメントという 、この 言葉 が通 じるか 通じ ないかわか りま せんけども、地方には。 皆さん から 意見 を頂く と。 この提言は です ね、近隣市はどこもやっ ていま せん 。時 間がな い。 森町は先行 して やってくれたということ は、こ れは すば らしい 森町 の総合戦略 がで きるのではないかなとい う、私 もその期待と評価をし ていきたいな と。見 守りたいなと。 - 22 - この 日程 表を見ま すと、5月 に立 ち上げた、メンバーが立 ち上が って いる と思い ます けども、森 町を よくするという中で、私 がなぜ 子ど もの 提言を と、 町長もこの 作文 とかいろいろで、非常に 大事な ことだということを、 有り難いお言 葉を頂 きました。 新聞 を見 てですね 、私は東日 本の 大震災でですね、漁業の 町でで すね 、復 興した 5年 後、10年後にね、中学や 小学校の子ども にどん な町を作りたいかとい う子どもたち に投げ たら、その子どもたちが 、 まあ 当然 だと思 いま すけども、 そう したらですね、ショッピ ングモ ール を欲 しいと かで すね、ゲー ムセ ンターを欲しいとかです ね、子 ども らし いなと いっ たときに、 大人 が気がついたと。どうい うこと に気 がつ いたか とい うと、今ま で漁 村としてですね、長い歴 史があ った 町に して、 しょ うがない印 象も あるんですけども、とい う大人 たち がで すね、 頭を 抱えた、そ りゃ 当然だと思いますね。シ ョッピ ング モー ルとか です ね、ゲーム セン ターなんて、そんなこと を言わ れた から 、今度 は大 人が頭を変 えよ うという中で、自分たち の仕事 をで すね 、漁業 のこ とを余り子 ども たちに話していなかった 。この 反省 がで すね、 ちょ うど合致し て、 今度は子どもたちと意見 調整を しな がら 、子ど もた ちにどんな 町に したいのかっていう、大 人たち の、 自分 の漁業 の伝 統を話しな がら ですね、言ったら、今度 は子ど もた ちが 漁師に なり たいとかで すね 、この町の歴史を誇りに 思う、 こう いう 発言が 出て 、大人たち を感 動させたと、こういう新 聞も、 読ま れた 方も読 まれ ない方もあ ると 思いますけども、いつも 思うん です けど も、子 ども というのは です ね、目標に向けて挑戦す る力は ですね、やはり大人の信頼から、私は育っていくのではな いかなと、 このように思っており ます。 特に 、な ぜ町長、 私も、子ど もの 声をと、若い子どもたち をとい う言 葉を 出した かと いいますと です ね、日本ではですね、小 学生や 中学 生の 年齢が 上が るにつれて です ね、夢を持つ割合が少な くなる と。 諸外 国と比 べて ね、本当に 少な くなるという調査結果も 出てい たん です ね。や っぱ り大人たち が、 夢が自分を向上させると いう無 - 23 - 限の 可能 性を子 ども たちが持っ てい ることを伝えるにはです ね、や っぱ り自 らの姿 で大 人が示す、 これ がいいまちづくりができ ると思 いま すの で、是 非こ の小学生の 作文 とかですね、いろいろの 提言を 頂い たら ですね 、是 非参考にし て、 いいまちづくりを作って もらい たいなと、このように 思うところで ござい ます。 自転 車も 、総務課 長にも14項目はお渡しし てありますので 、非常 にわ かり やすい もの ですので、 是非 これも実現に向けて、が んばっ ても らい たいと 、実 現していく と、 夏の運動等々で配布して くれる ということで、ありが とうございま す。 情報 シー トはです ね、非常に メリ ットデメリットあること は分か って おり ます。 是非 ですね、検 討と いう段階では、私もどっ かに医 療キ ット はです ね、 やっぱり救 急隊 の皆さんに聞くと、冷蔵 庫の奥 なん かに 入れら れち ゃうと、か えっ てデメリットになってし まうと いう お話 を救急 隊の 皆さんから も、 磐田や菊川や、いろいろ 情報を 得な がら ですね 、や ったら、ど っか にいいものがないかなと いう思 いで 、一 生懸命 こう 全国的な情 報を 得ながら探したら、情報 シート があ った という 中で 、これはマ グネ ットになってですね、町 長もご 覧になったと思います けども、あれマグネットになってるんですね。 そ れ で あ れ は で す ね 、 188円 で 1 枚 で き る っ て い う で す ね 、 非 常 に 高価 では ないと いう ことでです ね、 その市の皆さんも会社ま で教え てく れま したけ ども 、会社は言 いま せんけども、そういう活 用をし たら 、非 常に高 齢者 の皆さんが 活用 されて、救急に非常に役 立って いる とい うお話 もあ りますので 、こ の地方創生の子どもたち への提 言も 、ま た自転 車も 分かりまし たの で回答はいりませんけど 、医療 情報 シー トの考 えは 、検討じゃ なく て実施の段階に向けて、 民生委 員も いい ですけ ども 、やっぱり 行政 の中でやりましょうとい うお話 を持 って いても らい たいと思う けど も、そういう方向性はで きない のか、1点聞いて、お 答えをよろし くお願 いいたします。 議 長 ( 榊 原 淑 友 君 )町長、 村松 藤雄 君。 町 長 ( 村 松 藤 雄 君 )まず、医療 情報 シー ルがいい のか 、医 療キ - 24 - ット がい いのか 、そ れこそ次は 伊藤 和子議員からは、医療キ ットの ご質 問を 頂いて おり ますし、小 沢さ んからはシールがいいと いう質 問を 頂い てです ね、 我々も両方 を比 べながら、それぞれ長短 がある なと 、こ のよう に思 っておりま す。 しかし、どちらかは必要 だとい う認 識は 持って おり ますので、 具体 的に携わってくれる民生 委員の 方々 に意 見を聞 きな がら、実施 する 方向で民生委員の意見を 聞いて 参りたい。 です から 、実施し たいんだけ ども 、皆さん協力してくださ います かと いう スタン スで 声をかけて いき たいと思っておりますの で、検 討す ると いう意 味で はなくて、 実施 に向けて取り組んで参り たいと いうニュアンスにとっ ていただけれ ばと思 います。以上です。 議 長 ( 榊 原 淑 友 君 )しばらく休 憩を しま す。 再開 を10時50分か ら行い ます。 議 長 ( 午前10時 38分 ( 榊 原 淑 友 君 ~ 午前10 時50分 休憩 ) )休憩前 に引 き続 き会議を再開しま す。 1番、伊藤和子君。 1 番議員 ( 伊 藤 和 子 君 )1番、伊藤 和子 でご ざい ます 。私 は先 に通 告いた しました ように、 「高齢者世帯の見 守り体 制について」と「空 き家対 策につい て」の 2問をそれ ぞれ町長に お伺いいたしま す。 まず 1問 目の「高 齢者世帯の見守り体 制に ついて」です。全 国 的 に、 また 、森町 でも 一人暮 らし の高齢者の方が増加しておりま す 。 高齢 者世 帯の緊 急時 ・災害 時の 対応策と見守り体制の現状の課 題 を お伺い いたしま す。 特に 一人 暮らしの 高齢者の方、また、 高齢 者世帯では容体が 急 変 した とき に、駆 けつ けた救 急隊 等が本人の医療情報を早急に確 認 で きる 対策 が必要 では ないか と考 えます。離れて暮らす家族の不 安 の 軽減 、災 害時・ 緊急 時の迅 速な 応急処置や救急搬送につながる 救 急 医療 情報 キット の無 料配布 を提 案いたしますが、町長のお考え を お 伺いい たします 。 続い て2 問目の「 空き家対策について 」お 伺いいたします。 全 国 - 25 - 的に 空き 家の増 加が 問題と なっ ております。森町でも防災・防 犯 ・ 衛生 ・景 観上の 観点 から早 急な 対策が求められています。先月 、 空 き家 対策 特別措 置法 が施行 され ましたが、森町として老朽化が 著 し い空き 家に対し て、今後ど のよう な対策を講 じていくのでしょうか。 また 、移 住・定住 を推進する観点から 、有 効活用できる空き 家 に 対して の対策を お伺い いたします 。 議 長 ( 榊 原 淑 友 君 )町長、 村松 藤雄 君。 町 長 ( 村 松 藤 雄 君 )伊藤議 員の ご質 問にお答え申し上 げま す。 初め に、 高齢者世 帯の緊急時・災害時 の対 応策と、見守り体 制 の 現状課 題につい て申し 上げます。 まず 、高 齢者世帯 の緊急時・災害時の 対応 策といたしまして は 、 一人 暮ら し老人 の緊 急時の 不安 軽減と緊急事態に対応するため 、 希 望さ れる お宅に 簡易 型緊急 通報 装置を設置し、緊急時に装置の 非 常 ボタ ンを 押すと 、設 置者が あら かじめ指定した緊急連絡先に自 動 で 通報 され る「森 町ひ とりぐ らし 老人緊急通報システム」を行っ て お り、 6月 現在18名の お宅で 設置 されております。さらに、災害 時 に 備え 「避 難行動 要支 援者名 簿」 の整備を行っており、避難時に 地 域 住民や 民生委員、自主 防災会等の 協力を頂く こととなっておりま す。 次に 、見 守り体制 の現状課題ですが、 現在 、日常の安否確認 の 手 段と して 、新聞 販売 店や日 本郵 政グループ等、七つの事業所と 水 道 検針 員2 名にご 協力 を頂き 、森 町高齢者等地域見守りネットワ ー ク 事業 を展 開して いま す。こ れは 、協力事業者が新聞や郵便配達 等 の 業務 中に 高齢者 宅で 異変が 起き ていないか確認していただき、 何 ら かの 異変 に気付 いた 場合に 通報 してもらい、保健福祉課職員が 訪 問 して 安否 確認を 行う ことに なっ ております。しかし、配達時で の 見 守り でご ざいま すの で、各 事業 所の方々もなかなか時間をかけ て の 見守り はできず 、限界 はあるのか なと思いま す。 次に 、救 急医療情 報キットの無料配布 につ いてでございます が 、 先ほ ど小 沢議員 にも 答弁い たし ましたが、救急医療情報カード と 救 急医 療情 報キッ トは 同じ内 容の ものですので、救急医療情報の 整 備 - 26 - に際 して は、毎 年、 民生委 員の 協力により、秋に実施している 「 避 難行 動要 支援者 名簿 」の整 備更 新と合わせて実施していくこと が 有 効であ ると考え られま す。 この ため 、整備に 当たり、民生委員の 方々 のご協力が必要不 可 欠 であ り、 また、 ご負 担を掛 ける ことになることから、キット方 式 が いいの か、カー ド方式がいいのか、それぞれ長短がご ざいま すの で、 ご意 見を 伺い、 民生 委員の 同意 を得られれば、救急医療情報の 提 供 手段 や対 象者の 選定 等協議 をし ながら、導入して参りたいと考 え て おりま す。 次に、「空き 家対策について」お答え いたします 。 本年 5月 26日、空 き家対 策特 別措置法が全面施行され、自治 体 の 権限 が法 的に整 備さ れ、空 き家 対策が本格的にスタートしまし た 。 今回 の法 整備は 、適 切な管 理が 行われていない空き家等が防災 ・ 衛 生・ 景観 等の地 域住 民の生 活環 境に深刻な影響を及ぼしており 、 地 域住 民の 生命・ 身体 ・財産 の保 護、生活環境の保全、空き家等 の 活 用のた め対策が 必要で あることか ら制定され ました。 こ こ で い う 「 空 き 家 」 と は 、「 建 築 物 又 は こ れ に 附 属 す る 工 作 物 であ って 、居住 その 他の使 用が なされていないことが常態であ る も の及び その敷地 」とさ れています 。 その中で特に 、倒壊 等著しく保 安上危険と なるおそれのある状 態、 著し く衛 生上有 害と なる恐 れの ある状態、適切な管理が行われ て い ない こと により 著し く景観 を損 なっている状態、その他周辺の 生 活 環境 の保 全を図 るた めに放 置す ることが不適切である状態にあ る 家 を「特 定空家」 と規定 しています 。 これ によ り、倒壊 の恐れや衛生上問題 のあ る「特定空家」の 所 有 者に 対し て、市 町村 が除去 や修 繕を勧告・命令できることにな り 、 勧告 を受 けると 固定 資産税 の優 遇を受けられなくなります。ま た 、 命 令 に 違 反 し た 場 合 は 、 500千 円 以 下 の 過 料 に 処 せ ら れ 、 行 政 代 執 行も可 能とされ ており ます。 この 「空 き家対策 特別措置法」の全面 施行 に伴い、国土交通 省 よ - 27 - り 、「 特 定 空 家 」 の 判 断 基 準 や 、 市 町 村 が 特 定 空 家 と 判 断 し 是 正 措 置を 講じ る際の 「一 般的な 考え 方を示すもの」として、市町村 向 け 指針 (ガ イドラ イン )が示 され たところでございます。その中 で 、 特定 空家 の実際 の指 定や是 正措 置に当たっては、地域の実情に 応 じ て、 判断 規準や 手続 を定め る必 要があるとされています。この 法 律 の施 行を 受けて 、6 月8日 に関 係部署による連絡会議を開催し 、 庁 内全体 の対応に ついて 検討したと ころでござ います。 昨年12月の一 般質問でも お答えしま したとおり 、 「空き 家」や「空 き地 」の 管理に 関す る相談 があ った場合には、まずは、所有者 等 に 連絡 をと り、当 該空 き家等 の現 状を伝えるとともに、今後の改 善 方 策に 対す る考え のほ か、処 分や 活用等についての意向など、所 有 者 の考 えを 含めた 事情 の把握 に努 め、状況に応じて空き家等の除 去 、 改修 、管 理等に 関す る相談 窓口 等を紹介して解決を図ることも 検 討 して参 りたいと 考えて おります。 特別 措置 法ができ て、市町村の対応で ござ いますけども、特 別 措 置法 の4 条に、 市町 村の責 務と して「市町村は、第六条第一項 に 規 定す る空 家等対 策計 画の作 成及 びこれに基づく空家等に関する 対 策 の実 施そ の他の 空家 等に関 する 必要な措置を適切に講ずるよう 努 め るも のと する」 と、 このよ うに 市町村の責務も規定をされてお り ま すの で、 まずは 空き 家等対 策計 画を定めておくことが、空き家 対 策 を進 める 上では 必要 なこと かと 、このように思っておりますの で 、 この 計画 策定に 向け て取り 組ん で参りたいと、このように考え て お ります 。 また 、今 後の対策 の中で問題となるも のの 一つとして、空き 家 の 解体費 用の問題 がござ います。仮に「特定 空家」等の指定がなされ、 様々 な手 順を踏 まえ たのち 、法 の規定に基づく行政代執行の判 断 が 必要 にな った場 合に は、そ の執 行について、庁内で構成する協 議 会 等で判 断してい く体制 を検討して 参りたいと 考えております 。一 方、 県内 には 、解体 費用 の一部 を補 助金として交付し、解体を促進 す る 制度 を有 してい る自 治体も わず かにございますので、併せて補 助 に - 28 - ついて も検討し て参り たいと思い ます。 次に 、移 住・定住 を推進する観点から の有 効活用についてで ご ざ いま すが 、現状 につ きまし ては 、昨年12月の答弁の中でもお答 え し まし たが 、昨年 、袋 井消防 署森 分暑が主体となり、消防団等の 協 力 を得 て実 施して きた 空き家 調査 のデータをもとに、空き家の所 有 者 に対 しア ンケー ト調 査を実 施し ております。その結果、現状の ま ま で有 効利 用でき る物 件は数 少な いという結果を得ており、何ら か の 改修 が必 要であ った り、売 買や 賃貸の意志を持っている、又は 検 討 してい る人も少 ないと いう結果で した。 こ の よ う な 中 、「 ま ち ・ ひ と ・ し ご と 創 生 法 」 で の 地 方 創 生 と い う視 点に 立って 考え ると、 移住 ・定住を推進し、人口流出の抑 制 と 流入 ・交 流人口 の増 加を図 り、 地域活性化を図るための空き家 の 利 活用 はそ の方策 の一 つでは あり ますが、今後、利用可能な空き 家 の 状況 に変 化が見 られ た際に は検 討していくことも一つの視点で あ る と考 えて おりま す。 また、 現在 実施しております町民からの提 言 や 住民 への アンケ ート 調査、 また 、各種団体からの意見聴取等も 参 考 にして いきたい と考え ております 。 以上申し上げ まして、答 弁といたし ます。 議 長 ( 榊 原 淑 友 君 )1番、伊藤和子君 。 1 番議員 ( 伊 藤 和 子 君 )救急医療情 報キ ット に関 しま して は、 前向 きな ご答 弁を頂 きま してあ りが とうございます。先ほどの小沢 議 員 がお っし ゃる通 り、 一人暮 らし 、また、高齢者世帯の方々にと り ま して は、 災害時 、救 急時、 緊急 時において、どのような対応を し た らよ いの か不安 に思 ってい らっ しゃる方が多いのではないかと 思 い ます。 かか りつ け医や、 服薬内容、持病・病 歴な どの医療情報や、 緊 急 連絡 先等 の早急 な確 認がで きる ことは、救急隊の迅速な救命活 動 に つな がり ます。 この ような 高齢 者世帯の不安の軽減は、高齢化 が 急 速に 進む 森町に とっ て重要 課題 である高齢化対策の解決策の一 つ に なるの ではない でしょ うか。 - 29 - 小沢 議員 提案の救 急情報シート同様、 医療 情報・緊急連絡先 等 が わか る情 報は、 地域 の方々 、そ して民生委員さんの方々にとり ま し ても 、有 効的・ 効率 的に活 用で きるのではないかと思いますの で 、 実施し てくださ ること を願ってお ります。 しか し、 最近ご年 配の方々を狙った悪 質な 業者が増加してお り ま す。 家の 中にま で入 ってく る強 引な悪徳業者もいらっしゃいま す 。 認知 症を 患って いら っしゃ る方 々も増えて参りました。大事な 個 人 情報 、家 族の緊 急連 絡先等 が記 載してありますので、安易に玄 関 ・ 居間 ・台 所等、 常に 見える 場所 に貼っておくのは危険ではない か と 考えま す。 救急 隊の 方々も、 玄関のドアと冷蔵庫 のド アのシールを見れ ば 、 冷蔵 庫の 中に情 報キ ットが 入っ ていることが確認できますので 、 高 齢者 の命 ・財産 を守 るため 、防 犯上の観点から、私はキットを お 勧 めい たし ます。 いず れにし まし ても、どちらでも構いませんの で 、 高齢者 の安心・ 安全を 守るため、 早急な対応 に期待しており ます 。 2問 目の 空き家対 策についてですけれ ども 、老朽化が著しく 危 険 な家 屋に 対して は、 地域の 方々 のご意見等を伺いながら、対応 し て いく とい うこと でご ざいま すが 、是非、住民の方々が安心して 住 ん でい ただ けるよ う、 地域の 方々 の声を最優先していただき、良 い 方 向性に つなげて いって くださるこ とを願って おります。 それ では 、再質問 に移らせていただき ます 。移住・定住を推 進 す る観 点か ら、有 効活 用でき る空 き家に対しての対策について、 1 点 町長に お伺いさ せてい ただきます 。 有効 活用 できる空 き家を活用して、新 しい 発想をお持ちの方 々 に 有効 的に 空き家 を活 用して いた だく支援、新たな起業を促すな ど 、 地域活 性化と同 時に進 めていくこ とが効果的 であると考えま す。 また 、空 き家を公 営住宅の代わりとし て活 用し、家賃の補助 を 講 じるこ とも有効 ではな いかと考え ますが、このよ うな考えに対して、 どのよ うなお考 えをお 持ちなのか お伺いいた します。 議 長 ( 榊 原 淑 友 君 )町長、 村松 藤雄 君。 - 30 - 町 長 ( 村 松 藤 雄 君 )空き家の有 効活 用の ことにつ いて の、 再度 の質 問で ござい ます 。森町の空 き家 の実態を見ますと、有効 活用で きる よう な空き 家が 少ないとい うこ とが現状でございますの で、以 前の 質問 でも、 空き 家バンク等 々の 制度を設けて、ある程度 必要な 方に 情報 提供で きる システムを 講じ たらどうだという意見も ござい ました。 しか し、 肝心の有 効活用でき る空 き家が少ない現状におい てです ね、 なか なか意 味が あるのかな とい う部分もございますので 、今後 その 空き 家の発 生状 況を勘案し なが ら、空き家バンク、ある いは有 効活用できるシステムを検討していくということが必要なのかな と、このように思って おります。 それ から もう1点 、空き家を 公営 住宅にという質問でござ います けど も、 正直、 公営 住宅の計画 を作 った折にもですね、公営 住宅の 方に 適当 な空き 室が ございまし て、 なかなか満室になってい ないと いう 状況 でござ いま す。ですか ら、 その上に空き家を公営住 宅代わ りと いう のは、 まさ に公営住宅 に皆 さんが入れなくて困って いると いう 事態 になっ たと きに、初め てそ の空き家を行政が借り上 げて、 どう 使い ましょ うか ということ にな ってくるのかなと。これ も将来 の一 つの 視点ぐ らい にとらえて いた だければいいんではない のかな と、このように思って います。以上 でござ います。 議 長 ( 榊 原 淑 友 君 )9番、山本俊康君 。 9 番議員 ( 山 本 俊 康 君 )9番、山本 でご ざい ます 。私 は、 先に 通告 いたし ましたよ うに、 「学校図 書館の 充実と読書 環境整備につい て」 を教育 委員長に 質問い たします。 読書 活動 の推進が 以前から行われてお り、 学力向上を目指し 国 に お い て も 取 組 が な さ れ て い ま す 。「 子 ど も の 読 書 活 動 の 推 進 に 関 す る法 律」 が施行 され 、読書 活動 の推進が計画的に進められてい ま す が、こ の内容と 現状に ついてお伺 いいたしま す。 最初に、1番 目として、学校図書館の充実を含 む図書環境 整備 を、 国や 地方 の責務 が明 記され 、こ れを進めるために交付税措置も さ れ - 31 - てい ると 聞いて おり ますが 、国 の進める読書活動の推進につい て 、 経緯と 現状につ いてを 伺います。 また 、2 番目とし て、町の対応につい ても お伺いをさせてい た だ きます 。 3番 目と して、標 準図書数の達成率に つい て。国もある程度 の 図 書の基 準という のを決 められてい るそうです が、その内容について。 また、 達成率に ついて お伺いをさ せていただ きます。 次に 、学 校図書館 蔵書冊数であります が、 この件については 毎 年 調査さ れ、希望購入図書や 廃棄も 計画的に行 われているわけです が、 読書 活動 の推進 をす る中で 、朝 読書やボランティアの方々によ る 読 み聞 かせ 、総合 的学 習の時 間に おける調べ学習など、積極的に 行 わ れてい るが、そ の図書 環境につい て伺います 。 最初 に、 図書環境 でありますが、朝読 書の 本は現状図書館の も の では なく 、生徒 が持 参して いる 学校もあるようですが、図書整 備 と してい かがでし ょうか 。 次に 、移 動図書館 と町の図書館との協 力に ついてであります が 、 町の 図書 館とし ての 協力事 業で 移動図書館は行われているので し ょ うか。また、町の図書館 の蔵書しているものを学校図 書館と交流し 、 有効利 用したら と考え るがいかが でしょうか 。 最後 に、 国の進め る図書活動に、町も 積極 的に取り組む必要 が あ ると考 えますが、計画 的な図書の 更新や年次 購入について伺いま す。 一つ 目に 、その時 代に合う図書の整備 も必 要だと考えます、 5 ~ 10年 程度 を目処 に一括更新 の取 組について提案をさせていただ き ま す。 二つ 目と して、年 次購入の増加計画に つい ても考えを伺いま す 。 町で は、 幼・小 ・中 一貫教 育の 推進に取り組んでおり、その中 の テ ーマ とし て「自 ら学 ぶ子の 育成 」が上げられています。図書の 整 備 は重要 であると 考え、 質問させて いただきま す。以上です。 議 長 ( 榊 原 淑 友 君 )教育長。 教 育 長 ( 比奈地敏彦 君 )山 本議 員の 「学 校図 書館 の充 実と 読書 環境 - 32 - 整 備 に つ い て 」、 教 育 委 員 長 へ の ご 質 問 で あ り ま す が 、 私 、 教 育 長 からお 答えしま す。 1問 目の 「子ども の読書活動の推進に 関す る法律」の内容と 現 状 につ いて ですが 、最 初に1 点目 の「読書活動の推進」の経緯と 現 状 につい て申し上 げます 。 読書 活動 は、議員 ご指摘のとおり、子 ども が言葉を学び、感 性 を 磨き 、想 像力、 表現 力、読 解力 を高め、人生をよりよくするた め の 力を 身に 付けて いく 上で欠 くこ とのできない、重要なものであ り ま す。 しか し、近 年、 テレビ 、イ ンターネット等、様々な情報メ デ ィ アが 発達 ・普及 し、 私たち を取 り巻く生活環境はめまぐるしく 変 化 して参 りました。このことは、子どもの心身の発達に も影響を与 え、 「読書 離れ」「活字 離れ」 を引き起こ す原因にも なっています。 国で は、 社会全体 で積極的に子どもの 読書 環境の整備を推進 し て いく こと が極め て重 要であ ると 考え、平成13年に「子どもの読書 活 動の 推進 に関す る法 律」を 制定 ・公布し、同日施行されました 。 こ の法 律は 、子ど もの 読書活 動の 推進に関し、基本理念を定め、 国 及 び地 方公 共団体 の責 務等を 明ら かにし、子どもの読書活動の推 進 に 関する 施策や計 画の策 定について 規定してい ます。 国に おけ る読書活 動を推進するための 施策 としましては、司 書 教 諭養 成講 座の開 設や 、学校 図書 館の蔵書を充実させるための、 図 書 整備費 の地方交 付税措 置等があげ られます。 2点 目の 「森町の 対応について」です が、 当町におきまして も 、 法に 基づ き県が 策定した推進計 画を 踏ま え、平成18年12月に「森町 子ども 読書活動 推進計 画」を策定 いたしまし た。 また 、平 成24年2 月には、計画の取組 や成 果を検証し、更に 推 進 する ため の指針 とし て新た な施 策を加え、平成29年3月までの5 年 間を 見据 えた「 第2 次推進 計画 」を策定しています。現在、こ の 計 画に 基づ き、家 庭、 地域、 幼稚 園、学校、図書館等が、相互に 連 携 ・協力 して、更 なる読 書活動の推 進に取り組 んでおります。 学校図書館の 整備を図る ため、図書 購入費の増 額を図ると とも に、 - 33 - 平成 25年 度から 2年にわた り、 森町出身の方から学校図書に充 て て ほし いと 多大な るご 寄附を 頂き ましたので、これを活用させて い た だき 、図 書のさ らな る充実 に向 けて取り組んでいるところでご ざ い ます。 また 、本 年度は、 学校図書館アドバイ ザー を町単独で予算付 け し てい ただ きまし た。 経験豊 富で 、図書館司書補の免許状を所持 し て いる方 に、学校図書館の活 用に係 る支援活動 をお願いしておりま す。 図書 の配 架や整 理、 掲示物 や広 報誌の作成等を丁寧に行うこと に よ り、 館内 環境が 整備 され、 図書 館の活用が促進されるものと期 待 し ており ます。 3点 目の 「標準図 書数の達成率」につ いて でありますが、公 立 義 務教 育諸 学校に つき まして は、 学校図書館の図書整備を図る際 の 目 標 と し て 、「 学 校 図 書 館 図 書 標 準 」 と い う も の が 設 定 さ れ て お り ま す。これは、学級数に応 じて目標とする蔵書冊数を設 定するもので 、 平成 27年 度末の 当町におけ る見 込みの達成率は、小学校では5 校 中 4 校 が 、 中 学 校 で は 3 校 中 2 校 が 100パ ー セ ン ト を 超 え る 達 成 率 に なると 見込まれ ます。 続い て、 2問目の 、朝読書やボランテ ィア の方々による読み 聞 か せ、 総合 的な学 習の 時間に おけ る調べ学習についての1点目、 図 書 環境 につ いてで あり ますが 、各 学校においては、読書時間を確 保 す るた め「 朝読書 」に取り組んだ り、 給食 の前後の時間、10~15分の 間に 、毎 日読書 を行 ったり 、中 には教育課程に取り組み、月に 一 度 一時間 の授業時 間を読 書の時間と している学 校もございます 。各 自、 読み たい 本を家 から 持参し て読 んだり、図書委員が図書館で選 び 、 学級 に用 意した 図書 館の本 を読 んだりして、本に親しむ時間を 設 定 してい ます。 また 、ボ ランティ アの方には、各学校 にお いて読み聞かせや 掲 示 物の 展示 等、ご 支援 を頂き 、学 校の読書活動や図書館整備の大 き な 力とな り、大変 感謝を していると ころです。 調べ 学習 につきま しては、学校図書館 の蔵 書の中に必要とす る 本 - 34 - がな いと いうこ とも 正直あ るよ うです。そのような場合には、 事 前 に確認 ができれ ば、担 任が町の図 書館で借り るようにしてい ます 。 図書 館に おける1 回の貸出しですが、 学校 の場合は、貸出期 間 が 3 箇 月 で 、 貸 出 冊 数 が 300冊 ま で と な っ て い ま す の で 、 今 後 も こ の 制度 を活 用しな がら 、不足 して いる部分を補って参りたいと思 っ て おりま す。 2点目の「移動図書館」につ いてですが 、移動 図書館とい うの は、 町立 図書 館の職 員が 、学校 に数 十冊の本を持っていき、昼休み に 児 童が 自分 で借り たい 本を選 び、 2週間後に再び学校で図書館職 員 に 返却す るという もので す。 町の 図書 館から離 れている三倉小学校 と天 方小学校で実施を し て 参り まし たが、 今は 行って おり ません。これに代わり、現在こ の 2 校には 70冊程度 の本を 貸し出し、毎月入 れ替え るという「団体貸 出」 とい う形 で実施 をし ており ます 。他の小学校でも、放課後児童 ク ラ ブに 対し この団 体貸 出を行 って いますが、どの学校からも大変 好 評 である と聞いて おりま す。 3点 目の 「町の図 書館との協力につい て」 ですが、現在行っ て い る団 体貸 出を放 課後 児童ク ラブ のみならず、小中学校すべての 学 校 図書 館に 拡大し 、蔵 書で対 応で きない部分を補い、ひいては町 立 図 書館の利用率の向上にもつなげて参りたいと思っているところで す。 最 後 の 質 問 で ご ざ い ま す が 、「 計 画 的 な 図 書 の 更 新 や 年 次 購 入 に つい て」 ですが 、1 点目の 一括 更新につきましては、すべての 小 中 学校 にお いて一 括購 入する ため には、順番に購入するとしても 、 や はり 多額 な予算 を要 します ので 、難しいのではないかと思って お り ます 。時 宜にあ った 本を毎 年更 新することも必要であると思い ま す ので、予算を確 保する中 で、定期的に購入して参りた いと思いま す。 また 、2 点目の「 年次購入の増加計画 につ いて」ですが、学 校 図 書館 図書 標準を 達成 できな かっ た学校については、児童生徒数 を 考 慮し た優 先配備 を進 めると とも に、古くなった図書を利用価値 の 高 - 35 - い図 書へ 更新す るこ とも必 要と なりますので、図書充実のため の 予 算増 額に ついて も財 政当局 へ働 きかけ、学校においても、蔵書 の 内 容を 把握 し、時 代を とらえ た児 童・生徒にとって魅力ある書籍 の 配 備や 、授 業内容 に沿 った学 習教 材が備わった学校図書館にすべ く 、 計画的 に整備し て参り たいと思っ ております 。 以上申し上げ て、答弁と させていた だきます。 議 長 ( 榊 原 淑 友 君 )9番、山本俊康君 。 9 番議員 ( 山 本 俊 康 君 )今のそれぞ れ、 答弁 も頂きま した が、 まず 国で 行わ れてい る子 どもの読書 活動 の推進に関する法律が施 行され て、 これ は聞く とこ ろによると 平成 13年に施行され、それ以 降ずっ と推 進さ れてき てい ると。で、 今平 成29年3 月までのことに ついて 町で も今 計画を 立て ているとい うふ うなことでお聞きをした わけで すが 、私 も時折 小学 校・中学校 等々 行く機会がありましたの で、ま た、学校の方からもい ろいろな話も 聞かさ せていただきました。 やっ ぱり 子どもた ちが朝読書 等々 も積極的にしているし、 ボラン ティ アの 方々に お手 伝いを頂い てい ると。本当に有り難いこ となん です が、 その朝 読書 等々の様子 を見 るとですね、学校の図書 館に行 って 選ん できて 本を 読むではな くて 、自宅から自分の好むよ うな本 を持 って きて朝 読書 をしている とい うところもあると聞いて おりま す。 また 、学校 も購 入した本に つい ては、新しいものは生徒 の皆さ ん方 に目 が届く よう に、廊下に 置い てですね、見ていただく 、こう いう 新し い本が 入り ましたよと 、見 ていただくことも今され ている ということも聞いてお ります。 新し い本 が入ると 生徒も興味 があ ればですね、その本を手 にとっ て廊 下で 見ては です ね、またあ ると きはそれを教室に持って いって 読書 をし ている とい う生徒もあ るよ うですが、いずれにして も、新 しい本は興味があると いうことは、学校の方も言われており ました 。 ただ 、図 書館の方 も見させて いた だきましたけども、大分 古くな った 本が 多く、 背表 紙も取れた よう な本がですね、かなり多 く見ら れた わけ で、時 代に 合った本が 必要 なのかなというふうにも 思った - 36 - 次第です。 そん な中 で、やは り子どもた ちが しっかり学力の向上を目 指して いく とい うふう な中 では、こう いう 本のですね、購入更新と いうの は、 やは り必要 なの かなという 思い でですね、今回質問をさ せてい ただ いた わけで すが 、そこで、 国の 今進めているこの読書の 推進に 当た る、 交付税 措置 もされてい ると いうふうに聞いているわ けです が、 今国 の方で はど れぐらいの 予算 措置をされているのか。 また、 町を 見た 場合に 、年 間どれぐら い本 を購入するための税金と して交 付税 が措 置され てい るというふ うな ことも聞いているわけで すが、 年間 どれ ぐらい この 森町にも来 てい るのか。また、それを使 ってで すね 、各 学校へ どれ ぐらいの、 毎年 ですね、金額の、また冊 数の、 新た に購 入をさ せる というふう なこ とをされているのか、そ こら辺 も今一度お聞きをして おきたいなと いうふ うに思います。 標準 図書 数の達成 率について は、 まだ達成をされていない 学校も ある よう ですが 、こ れもやはり 早く 達成するようにしていた だきた いな とい うふう に思 うわけです が、 小学校では5校中4校と いうこ とで 、こ の1校 はど こなのかち ょっ とお聞きをさせていただ きたい し、 中学 校も3 校中 2校という ふう なことで、これも1校ま だ達成 され てい ないと いう ふうなこと です ので、そのことについて 再度お 伺いをさせていただき たいなという ふうに 思っております。 それ から 、移動図 書館と町の 図書 館との協力ですが、私も 以前か らこ のこ とにつ いて 調べさせて もら ったですが、天方小なん かは実 際に ね、 移動図 書館 として本を 持っ ていってというふうなこ とをや られ てい たよう です が、やはり すぐ 返さにゃいかんというふ うなこ とが って 、今は 団体 貸出ってい うで すか、そんな貸出方法を してい ただ いて 、町の 図書 館との協力 体制 をとっていただいている という ふう なこ とで、 これ はいいこと だな というふうに思っている 訳です が、 幼稚 園のお 子さ んもですね 、天 方幼稚園の子どもたちも 、バス へ乗 って 図書館 の方 へね、行く 姿を 見ることもあります。ほ かの幼 稚園 の方 々も町 の図 書館へ行っ て、 そうした本を見る機会を 持って - 37 - いる とい うこと も聞 いているわ けで すが、そうしたことで、 これか らも です ね、町 の図 書館にある 本を 、小学校中学校なりへで すね、 ある 程度 古くな った ものと交換 でき るような体制とか協力体 制、こ れを して いけば です ね、ある程 度の 達成率の方につながるか どうか は分 かり ません が、 そういうこ とへ も一つの協力体制が非常 に、学 校の 方で は有り 難い んではない かな というふうに思いますの で、そ んな点について今一度 お伺いをして おきた いなと思っております。 それ から 、最後の 方に、5~ 10年 で一括購入と言われまし たが、 これ一括更新をしたら どうかと。もう購入は漸次やっているわけで 、 古く なっ たもの はす べてやめて です ね、新しいものに、また その時 代に 合う ような 本に するように 、一 括更新をするような機会 を、あ る程 度ス パンで 設け ていったら どう かなというふうに思うわ けで、 古く なっ た本は 刷新 するという ふう な意味でも、一括更新っ ていう のは どう なのか なと いうふうに 思っ たわけですが、そういう ことを どう お考 えにな って いるか、今 一度 お聞きをしておきたいと いうふ うに思います。 議 長 ( 榊 原 淑 友 君 )教育長。 教 育 長 ( 比奈 地敏彦 君 )1点目の、 地方 交付 税との関 係等 につ いて のお話をさせていただ きたいと思い ます。 27年 度の 地方交付 税につきま して は、まだ単位費用の内訳 が示さ れて おり ません ので 、平成26年度分の学校図 書館図書購入費 の交付 税措置の額について申 し上げますと、小学校分として は1,333千円、 中学 校分 として は1,136千円 、合計で 2,469千円の措置となっ ており ます。 それ に対 して、幾 ら図書費に 上げ ているかということでご ざいま すが 、26年度の 決算 では、寄附 によ り一般財源化したものも 含めま す と 、 小 学 校 で は 1,790千 円 、 中 学 校 で は 1,461千 円 、 合 計 3,251千 円となっております。 いろ んな 見方がご ざいますが 、当 町におきましては一人あ たりに 換 算 し ま す と 、 小 学 校 で は 児 童 一 人 あ た り 1,184円 、 中 学 校 で は 生 - 38 - 徒 一 人 あ た り 1,314円 を 予 算 化 し 、 学 校 図 書 館 の 整 備 充 実 に 努 め て いるところでございま す。 今話 しま した小学 校・中学校 等の 一人あたりの金額等につ きまし ては 、近 隣の市 町と 比較しても 同額 、又はそれを上回ってい る金額 であ ると いうこ とも 、ご理解を 是非 お願いしたいなと、その ように 思っているところです 。 達成 して いない学 校等につい てと いうことですが、小学校 につい ては 宮園 小学校 、中 学校につい ては 泉陽中学校等でございま す。そ れぞ れの 小学校 への 回答につい ての 情報は、担当課長の方か ら話を させていただきます。 古く なっ たもの等 についての 考え 方でございますが、先ほ ど議員 ご指 摘の とおり 、内 容が古くな って 利用価値が乏しくなった 図書等 につ いて は、や はり 利用価値の 高い 図書に更新していくとい うのは 当た り前 かなと 思っ ております 。限 られた予算の中で、それ に対応 でき るよ うにし てい きたいと思 いま すが、また、古い本とい う意味 合い の中 では、 黄色 くなったり 、古 くなったり、破れたりと 、そう いう よう な機能 的な 問題は別と しま して、やはり文学的な作 品とか です ね、 小説等 につ いては、古 くて も読む分には支障がない と、そ うい うよ うなも のも ございます ので 、そこら等については資 料を選 択、 整理 をする 中で 計画的に進 めて いきたいと、そのように 思って いるところでございま す。 町と 図書 館との交 流について は、 先ほど答弁させていただ いたよ うに 、団 体貸出 等を 踏まえ、積 極的 に町図書館との連携を深 めてい けたらと、このように 思っていると ころで ございます。 議 長 ( 榊 原 淑 友 君 )学校教育課長。 学 校教育 ( 西谷 ひろみ 君 )学校教育課 長で す。 ただいま 達成 をさ れて 課 い ない学 校名につ き ま しては、教 育長 の方 から 申し まし たと おり、 長 小 学 校 は 宮 園 小 学 校 で 、 達 成 率 は 82.65パ ー セ ン ト と な り ま す 。 中 学 校 に つ き ま し て は 泉 陽 中 学 校 と い う こ と で 、 こ ち ら は 66.55パ ー セン トと なって おり ます。ただ 、泉 陽中学校におきましては 、1ク - 39 - ラス のク ラス数 が少 ないもので すか ら、いわゆる国で言って いると ころ の標 準図書 数と いうのは、 クラ スで判断しておりますの で、そ のク ラス の中の 人数 をかけ算し てい きますと、生徒の人数に 対して は達成されているので はないかなと いうふ うに感じております。 宮園 小学 校につき ましては、 クラ スの人数も多い中であり ますの で、 ここ につい ては 先ほど申し まし たように、今後優先的に 図書の 購入をして参りたいと いうふうに考 えてお ります。以上です。 議 長 ( 榊 原 淑 友 君 )9番、山本俊康君 。 9 番議員 ( 山 本 俊 康 君 )今お話を聞 かせ てい ただいて 、国 の進 める この 読書 活動の 推進 、やっぱり 国の 方もこうした交付金をそ れぞれ の自治体に配布をして、その 読書の振興 を図る という ふうな ことで、 町 の 方 も 聞 い て み る と 年 間 で は 3,000千 円 前 後 の お 金 も 今 頂 い て い る。 それ を、そ れぞ れ学校の方 へで すね、購入図書費として 、それ ぞれ ご購 入を頂 いて いるという ふう なことでお聞きをしたわ けです が、 実際 学校の 方か らの声を聞 くと ですね、生徒もそうです が、大 分図書の中の本がです ね、少ないというふうに感じている教師の方 、 また生徒の方も多くい るように伺っ ており ます。 そう いう 意味で、 今町の方も です ね、 27年 度の主要授業の 中の学 校教 育課 の方の 中を 見ると、教 育振 興事業の中に、学校図書 館の整 備と いう のも今 回上 げられてい て、 先ほど教育長から話があ ったよ うに、学校図 書館の アドバイザーも配備をしてというふうなことで 、 力を 入れ られて いる というのは 実質 分かるわけですが、実際 その本 の内 容、 また冊 数が どうも不足 して いるのではないかなとい うふう なお声も時折お聞きを します。 また 、先 だってう ちの方の旭 が丘 中学 校、6月12日ですが 、 教育 講演 会の 会合が ござ いまして、 その 折にもですね、学校の方 からで すね 、で きれば この 学校で、地 域の 皆さん方から浄財を預か らさせ てい ただ いた学 校教 育振興会の です ね、お金がありますので 、そう した 子ど もたち のた めの本の購 入に 充てさせていただけたら という ふうなお話も頂きまし た。 - 40 - 計 画 で は 、 1 年 300千 円 、 そ し て 10年 間 を 計 画 し て い る と い う ふ うな こと をお聞 きを したわけで すが 、その折にも質問がされ たし、 私も させ ていた だき ましたが、 今回 こういうふうなことで私 も町の 方に 一般 質問も させ ていただく し、 学校の方もそういうふう な生徒 の方 の読 書の推 進を 一生懸命さ れて いるというふうな中で、 教育後 援会 のお 金を使 って というふう なこ とは分かるが、これはや はり教 育の 問題 でもあ るし 、町もしっ かり とした対応策を立ててい るとい う意 味で も、町 の方 の整備とい うの がやはり主であろうとい うふう なことで、今年は30万円というふうなことを出されておりまし たが、 整備 をし た中で です ね、対応し てい くように私も町の方へお 願いを させ てい ただく とい うふうなこ とも 話もさせていただきまし たが、 この 振興 会のお 金を 使うという ふう なことはまた別としてで すね、 しっ かり とした この 図書整備っ てい うのは、やはり必要なの かなと いう ふう に思っ てお りますので 、そ ういう意味でもですね、 交付税 も頂 いて いる、 また 、交付税を 頂い た中でも、今までもです ね、学 校施 設の 耐震で あっ たり、グラ ウン ド整備であったり、また 給食棟 の整 備も ある程 度終 了してきた と、 また、子育て支援の中で も、保 健センターで保育所の 開設をしたり、幼稚園の預かり保育の充実し、 放課 後児 童クラ ブ、 放課後子ど も教 室もですね、充実をして いくと いう ふう なこと で、 ある程度の 体制 は整ってきているという ふうな こと を考 えます とで すね、こう した 図書館整備、教育振興事 業の中 でも 、学 校図書 館の 整備ってい うの はうたわれておりますの で、こ れに やは り充実 をし ていただく よう に、今一度その考えにつ いてお 聞かせをいただけたら と思っており ます。 よろしくお願いします。 議 長 ( 榊 原 淑 友 君 )教育長。 教 育 長 ( 比奈 地敏彦 君 )議員ご指摘 いた だい たこと、 教育 委員 会の 重要な施策としてうた っております 。 先ほ ど言 いました ように、世 の中 が非常に進んでおります けど、 やは り本 の持つ 役割 ですかね、 人を 育てるという意味では非 常に大 切なものということは、教育 委員会とし ても十 分自覚 してお ります。 - 41 - そう いう 中でご ざい ますので、 先ほ ど答弁させていただきま したよ うに 、そ れぞれ の施 策を検証し なが ら、読書活動については 、今後 町と の協 力です ね、 図書館との 協力 を更に進めながら、計画 的な増 書等 につ いても 進め ていきたい し、 先ほどご指摘にありまし たよう に、 達成 率が落 ちて いるような 学校 等についても、優先順位 をつけ なが らで すね、 どの 学校にも平 等に 本の環境がそろうと、そ ういう よう な中 で、子 ども たちが教育 に臨 めるように体制作りをし ていき たいと思っているとこ ろでございま す。 議 長 ( 榊 原 淑 友 君 )6番、 西田 彰君 。 6 番議員 ( 西 田 君 )6番、西田 です 。私 は議会ご とに 一般 質問 彰 をさ せて いただ き、 今回で33回目となります 。横断歩道の設 置要求 をは じめ として 、農 業問題、原 発、 住宅リフォーム、国保問 題等々 様々 です 。今回 は、 人口減少問 題が 全国的に取り上げられる 中で、 我が 森町 も自然 減少、社会減少で減 少が 続き、今月の広報では19,2 00人を割り込ん でしま いまし た。 住み たい ところと いうのは人 それ ぞれと思います。立地条 件、住 環境 、子 育て・ 教育 環境等々思 いは 違うでしょう。子育て・ 教育環 境においては、少し 子ども目線があってもよいのではないか と思い 、 2問質問させていただ きます。 アク ティ 森が、も う長く営業 して おります。ここに遊具を 設置す ると いう 考えは ないか。森町には名所、旧跡 が数あるが、子どもた ち の 目 線 で 見 て み る と 、 遊 び 心 の あ る 場 所 が な い と 思 う 。「 体 験 の 里」アクテ ィ森も例外では ない。また、そのように作られていない。 しか し、 今後も アク ティ森 を存 続させていくのであれば、幅広 く 楽 しんで もらえる ものが 必要である と考えます 。 その 一つ に、大型 を含めて子どもたち が楽 しめる遊具が欲し い と 思い ます 。また 、空 き施設 を利 用して、体験できるものとして 、 地 域の シニ アの皆 さん にご協 力を 頂いて、竹馬づくりとか竹とん ぼ づ くり など 、遊び なが ら一日 を楽 しんでもらうというような方向 を 提 案いた しますが 、考え をお伺いし ます。 - 42 - 2問目は、最 終処分場に 併設された テニスコートについて。 一宮 最終 処分場に 併設されたテニスコ ート が、今町内外の中 学 生 に人 気で ありま す。 噂を聞 いて 森中・袋井周南中の生徒が来た り し てい ます 。そこ で困 るのが 、ト イレがないことであります。特 に 女 子にと っては致 命的で す。 トイ レに ついては 、地元や対策協議会 にお いて賛否が分かれ て お り、 結論 が出て いな いとこ ろで す。維持管理の問題があるから で あ ります 。 そこで、小國神社の道筋 で利用 者も多いと 考えられますことか ら、 企業 ・民 間団体 に命 名権( ネー ミングライツ)を付与し、代わ り に トイ レの 管理を して もらう 、と いうようなことはいかがか。こ の よ うな考 えをお伺 いいた します。 議 長 ( 榊 原 淑 友 君 )町長、 村松 藤雄 君。 町 長 ( 村 松 藤 雄 君 )西田議 員の ご質 問にお答え申し上 げま す。 初 め に 、「 体 験 の 里 ア ク テ ィ 森 に 子 供 向 け の 遊 具 設 置 の 考 え は 」 のご質 問にお答 えいた します。 体験 の里 アクティ 森は、平成3年5月 のオ ープン以来、お陰 様 で 本年 24周 年を迎 えることが でき ました。当施設は、体験・参加 型 施 設の 先駆 けとし て、 オープ ン以 来、県内外から高い評価を受け 、 森 町にと って町を アピー ルする大切 な観光シン ボルとなりまし た。 設立当初は、森町の伝統 工芸を 気軽に体験 できる観光施設として、 5 年 間 で 100万 人 が 入 場 す る ほ ど に ぎ わ い ま し た 。 し か し 、 バ ブ ル 崩壊 等社 会情勢 も変 化し、 お客 様の価値観も多様化する中で、 苦 戦 を強 いら れてい るの が現状 であ ります。その厳しい状況の中、 観 光 シン ボル アクテ ィ森 の振興 のた めに努力を積み重ねているとこ ろ で ござい ます。 アク ティ 森の魅力 の増大は関係者共通 の願 いであり、誘客に 有 効 なア イデ アには 積極 的に耳 を傾 け、検討をして取り入れて参り た い と思 いま す。今 回の 提案も 有り 難く受け止めております。今後 も 広 く多 く町 内外の 皆さ んのご 意見 をお伺いをして参りたいと考え て お - 43 - ります 。 ちな みに 、現在ア クティ森には子供向 けの 遊具等として、鉄 棒 ・ すべ り台 ・砂場 ・竹 ぽっく り・ 輪投げ・お絵かき黒板・竹馬・ う さ ぎ広 場な どがあ り、 また、 毎月 誘客に向けた各種イベントを子 育 て 世代 ファ ミリー 層を 中心に 展開 しております。例えば、9月に は 栗 をテ ーマ に、栗 拾い や栗を 使っ た各種デザート販売の企画、11月 に は全国 のクラフ ト作家 が集うクラ フトフェア などを開催しま した 。 県西 部地 区の全て の幼稚園などへの営 業活 動の成果か、毎年 盛 況 の 夏 季 限 定 の 鮎 の つ か み 取 り で は 、 昨 年 約 4,100人 を 超 え る 子 供 た ちが体 験をして おりま す。 その 他、 創作体験 工房の陶芸教室では 、5 月に急須や湯飲み の 茶 器づ くり 、草木 染め による Tシ ャツやバンダナづくり、その他 創 作 体験 とし て地域 伝統 工芸で ある ろくろを回しての陶器づくり、 手 す きの 和紙 づくり 、遠 州鬼瓦 づく り等アクティ森でしか体験でき な い メニュ ーを揃え ており ます。 また 、緑 の山々と 清流の大自然の中で 家族 と一緒に遊ぶこと が で きる アウ トドア 体験 として 、水 辺のパターゴルフ、グランドゴ ル フ やカ ヌー 体験、 手ぶ らでバ ーベ キューなど各種メニューを取り そ ろ えて おり 、アク ティ 森が得 意と する自然環境や景観を活かした 体 験 など 、他 の施設 には ない特 徴を 大切にして経営努力をしている と こ ろでご ざいます 。 ま た 、「 空 施 設 を 利 用 し て シ ニ ア の 皆 さ ん に 協 力 し て も ら い 、 竹 馬や竹 とんぼ作 りなど したらどう か」につい てお答えします 。 現在 アク ティ森で は、地域シニアの皆 様や ボランティアの方 々 に ご協 力い ただき 、紙 芝居や 折り 紙作り、空き缶風車作り、竹か ざ ぐ るま作 り体験を 行って おります。 その 他、 5月にあ じさいグループの指 導に よる親子かしわも ち 作 り体 験を 行った り、 葛布の 竹林 で、所有者の指導によるたけの こ 堀 体験 、正 月には 、(株 )アマ ガタ の人たちが来場した子供たちと 恒 例 の餅つ き大会を 行った りしている ところでご ざいます。 - 44 - アク ティ 森では、 季節ごと年間数多く のイ ベントを企画して 、 地 元の 人た ちとの 交流 も行っ てお りますが、今後も竹馬や竹とん ぼ 作 りな ども 含めて 、引 き続き 体験 者の要望などを参考に、楽しん で い ただ ける メニュ ーを 増やし て参 りたいと思いますし、また、子 ど も 向けの 設備につ いても 検討をして 参りたいと 思っております 。 お陰 様で 、平成26年度入場者 数は、89,407人と前年度比で約 10パ ーセ ント 増加し てお り嬉し く思 っております。今後も、関係各 位 の 皆さ んの ご意見 をお 伺いし なが ら、経営改善に努め、幅広い年 齢 層 の人 たち に楽し んで もらえ るよ う、遊具の設置を含めて検討し て 参 りたい と考えて おりま す。 次に、 「最終処分場に併 設されたテ ニスコート のトイレにつ い て」 のご質 問にお答 えいた します。 一宮 廃棄 物最終処 分場建設については 、一 宮地区の住環境を 整 備 するた め、地域 の要望事項をとりまとめ 、協定を締結しておりま す。 毎年 2回 、最終 処分 場対策 委員 会を開催し、要望箇所の進捗状 況 を 報告 する ととも に、 当該年 度並 びに翌年度の事業計画を協議し て き ている ところで ござい ます。 議員 ご指 摘の公衆 用トイレについては 、用 地の確保ができま し た ら、 補助 金等を 活用 しなが ら対 応していきたい旨をお伝えして い る とこ ろで ござい まし て、併 せて 建設後の管理につきまして、地 元 の 皆様に お願いを してい るところで ございます 。 地元 町内 会や対策 委員会では、これま で繰 り返し検討をして き た とこ ろで ござい ます が、不 特定 多数の人が使用するため、トイ レ を 清潔 に維 持管理 する ことは なか なか難しいということで、地元 町 内 会にお いても結 論はま だ出ていな い状況かと 思います。 議員 ご提 案の、企 業や民間団体に命名 権( ネーミングライツ ) を 付与 して はどう かと いうご 提案 でございますが、地元で話がま と ま りま した 折には 、維 持管理 の一 つの方法として参考にさせてい た だ きたい と思いま す。 いず れに いたしま しても、トイレの設 置及 び管理については 、 小 - 45 - 國神社への観光客への対応としても必要性は認識しておりますの で、 地元 の意向 も踏 まえて 、一 宮最終処分場対策委員会におい て 今 後検討 して参り たいと 考えており ます。 以上申し上げ まして、答 弁といたし ます。 議 長 ( 榊 原 淑 友 君 )6番、 西田 彰君 。 6 番議員 ( 西 田 君 )アクティ森 でご ざい ますけど も、 小さ いで 彰 すね 、幼 児が遊 ぶよ うなものは 、一 応あるという感じで、小 学生の 低学 年と か、そ うい った人たち がで すね、来ても、少し遊ぶ ところ はな いと いうの が現 実です。最 近は 、お孫さんを連れてです ね、お 年寄 りの 方が訪 れる 方も多いと 思う んですが、やはりそうい った施 設が ない という こと で、短時間 で帰 ってしまうというのが見 受けら れます。 また 、今 町長が話 されました 、季 節的にいろいろな事業を 行って いる とい うこと です が、そのと きに は集まります。しかし、 年間を 通し てで すね、 訪れ てもらって 、ま た、1日を楽しんでもら うとい うこ とに なると 、や はりお子さ ん連 れですと、とても時間が 持たな いというのが現実では ないかと思い ます。 また 、最 近のシニ アの皆さん 、高 齢化で多くの皆さんが時 間をも てあ まし ている 中で 、もっとも っと 地域の力を活用するとい うこと が、 なお さらこ のア クティ森の 運営 には必要ではないかと思 います ので 、そ の辺是 非で すね、経営 委員 会の中でもしっかり話を してい ただいてですね、実現 ができればと 思いま す。 また 、大 型遊具に 関してはで すね 、この近辺においては掛 川市の 22世 紀の 森がで すね 、これは焼 却施 設に併設された場所に作 られて い る わ け で す け ど も 、 聞 い て み ま す と 、 100,000千 円 く ら い を か け て設 置し たとい うこ とで、非常 に大 型も含め、小型も入って おりま す。 面白 い遊具 も入 っておりま すし 、非常に参考になるので はない かと思います。 また 、先 日の議会 報告会の中 で、 磐田の方には2~3歳、 幼児の 方が 楽し んでい る遊 具があると いう ことで、私まだ確認はし てない - 46 - です けど も、こ うい ったものも です ね、子どもたちに夢を与 えるよ うな 遊具 という もの が必要では ない かな と思います。80度の 中 を滑 り落 りる という よう なことで、 大丈 夫かなと思うんですが、 そうい った 面白 い遊具 もあ るというこ とで すので、是非ですね、今 後のア クテ ィ森 という もの を考えると きに は、そういった方向性っ ていう のは 、そ ろそろ 考え ていかなけ れば ならないと思います。是 非考え てもらいたいと思いま す。 それ から 、最終処 分場でござ いま すが、現在旧体育館の敷 地にあ りま した テニス 場が ですね、も うで きないということで、森 の中学 の生 徒は 噂を聞 いて きたという 話を 聞きました。森町におい て、そ のよ うな テニス がで きる、簡単 にた だでできるというとあれ ですけ ど、 アク ティ森 もお 金を取られ る。 それで距離も遠いという ことも あり ます し、子 ども たちがです ね、 放課後楽しめるようなも のとし ては 、こ のテニ スコ ート、これ は非 常に有効だなというふう にお話 を聞 いて 、子ど もた ちの話を聞 いて 感じました。最初の頃は 女子も 来て いた ようで すけ ども、やは りト イレがないということで 、男子 が占めているというよ うな状況にな ってい ます。 学校 もで すね、放 課後はなか なか 施設を簡単には使えない という こと もあ るし、 クラ ブへ入って いる 子どもたちばかりではな くね、 そう いっ たテニ スを 楽しめるっ てい う場所というのは必要だ と思い ます ので 、その 辺の ことも考え ると 、是非一宮対策委員会の 皆さん にも です ね、ご 理解 いただくよ うな 行政側の投げかけという ものが 必要ではないかと考え ますので、その辺今後どのようにしていくか 、 もう一度ご答弁を。 議 長 ( 榊 原 淑 友 君 )町長、 村松 藤雄 君。 町 長 ( 村 松 藤 雄 君 )アクティ森 の施 設増 強につい て提 言を して いた だく という のは 嬉しく思っ てお りますし、当然そうなる と予算 措置 も必 要でご ざい ますので、 その 折には是非ご支援をよろ しくお 願い申し上げたいと、 このように思 います 。 正直 、ア クティ森 も幼児まで の対 応については大分設備が 整って - 47 - きた のか なと。 大人 主体の体験 から 、幼児あるいは子ども、 すべて の層 に親 しまれ る施 設を作ると いう のは、なかなか大変なも のでご ざいます。 そう いう 中で一番 施設が少な いの が小学生低学年向きの施 設が少 ないという視点は当たっているのではないのかなと思っておりま す。 ただ 、あ れだけの 施設の中で、すべて の層 が満足できるもの を 作 ると いう のは、 なか なか難 しい のではないかと。一宮の例を挙 げ た よう でご ざいま すけ ども、 まさ に一宮はごみ焼却場の地元対策 事 業 で あ る が 故 に 、 130,000千 円 も の お 金 を か け て 遊 具 を 作 る こ と が で きたと いうこと で、こ れは特異な 事例ではな いかと。 森 町 が ア ク テ ィ 森 に 、 そ こ に 100,000千 円 も の 遊 具 を 作 り ま す よ と言 った ら、皆 さん 方喧々 囂々 の非難が上がってくるのではな い の かな と、 このよ うに 思いま すか ら、やはり余りお金もかからず に 、 かつ 有効 な遊具 等々 を検討 して いかなくてはいけないのかなと 、 こ のよ うに 思って おり ますの で、 是非ご理解をよろしくお願い申 し 上 げます 。 それ から 、最終処 分場のテニスコート につ いてでございます 。 こ の最 終処 分場の テニ スコー トに は、元々はこの一宮の皆さん方 の 地 元対 策事 業とし てテ ニスコ ート が欲しいねということで作った わ け でご ざい まして 、森 町全体 の人 たちが利用するという想定はし て い なか った わけで ござ います 。し かし、現実には聞きつけて、皆 さ ん が利 用し ている って いうの は、 非常に良いことでございますか ら 、 それ を云 々する つも りはご ざい ませんけども、トイレについて は で すね 、や はりこ の最 終処分 場が 、埋立て期間が終わったときに は 、 町が 管理 をしな くて はいけ ない 、あるいは地元が管理しなくて は い けな い施 設にな ると 。組合 の方 から経費は頂けないということ で す ので 、そ の最終 処分 場の埋 立て が終わった姿を想定しながら、 ど う いう 施設 を作る べき かとい うと ころを、皆さん方も検討してい る 訳 でござ います。 - 48 - です から 、今作る ことは簡単でござい ます けども、そのあと そ れ をど うす るのか とい う、今 後の 在り方まで含めて方向性を出し て い かな くて はいけ ない と。そ うい う意味ではですね、私は一宮の 小 國 神社 の街 道は、 秋の 紅葉、 正月 の初詣等々には、仮設トイレを 設 置 しな がら 皆さん に対 応して いる わけでございまして、1箇所く ら い 観光 トイ レとし ての 位置づ けを 持ったトイレを町が整備しても い い のでは ないのか なと、 このように も思ってい るわけでござい ます 。 しか し、 その整備 に当たっては、当然 最終 処分場の地元対策 事 業 の中 に入 れ込ん で、 組合か らの 補助を頂いて、そして整備する こ と が望 まし いので はな いかな と。 そうなると、対策委員会の皆さ ん の ご理 解を 頂かな いと 、組合 から のお金を投入することができま せ ん から 、そ の地元 対策 委員会 の皆 さんと、やっぱりどこにトイレ を 設 置す るこ とがい いの かとい うと ころを話し合いながら、トイレ を 設 置し てい くとい うこ とが必 要で はないかと、このように思って お り ます ので 、少し 時間 はかか りま すけども、その設置に向けて今 後 も 汗をか いていき たいと 思いますの で、よろし くお願いします 。 議 長 ( 榊 原 淑 友 君 )しばらく休 憩を しま す。 再開 を13時 から行 います 。 議 長 ( 午前12時 03分 ( 榊 原 淑 友 君 ~ 午後1時 00分 休憩 ) )休憩前 に引 き続 き会議を再開しま す。 6番、西田彰 君。 6 番議員 ( 西 田 彰 君 )最後にです ね、 ネー ミングラ イツ とい うこ とで 、観 光トイ レに 対してそう いっ た企業とか商店とか、そ ういっ た人 たち に参入 して いただいて 、管 理をしていくというとこ ろをで すね 、今 後考え てい けばどうか なと 思います。また、ちょっ と処分 場か ら離 れます けど も、森町が 小京 都という観光をね、メイ ンに持 って いく となれ ば、 今町の中は トイ レが本当に少ない。特に バス停 のと ころ のトイ レな んかは古い 。こ ういうとこにね、ネーミ ングラ イツ とい うこと で、 管理をお願 いす るような、もちろん施設 の開場 も必 要か もしれ ませ んが、そう いっ た町の中を広げていくと いう取 - 49 - 組も 必要 ではな いか なと思いま すの で、最後にこのネーミン グライ ツに対して、町はどう いうふうにと らえて いるかをお伺いします。 議 長 ( 榊 原 淑 友 君 )町長、 村松 藤雄 君。 町 長 ( 村 松 藤 雄 君 )今、ネーミ ング ライ ツを使っ ての 観光 トイ レの管理を進めたらど うかという提 案でご ざいます。 一宮のあの県道については、結構観光客もたくさん通りますので、 この ネー ミング ライ ツを使って の効 果というのは、名前を提 供する 側に もあ る程度 イン パクトを与 える 意味はあるのかなと思っ ており ます 。し たがっ て、 地元対策委 員会 で話がまとまった折には 、この 命名 権も 検討し なが ら、検討に 値す る提案ではないのかなと 、この ように思っております 。以上です。 議 長 ( 榊 原 淑 友 君 )7番、 太田 康雄 君。 7 番議員 ( 太 田 康 雄 君 )7番、太田 康雄 でご ざい ます 。私 は、 先に 通 告 い た し ま し た よ う に 、「『 森 町 人 口 ビ ジ ョ ン 』 と 『 森 町 ま ち ・ ひと・ しごと創 生総合 戦略』策定 について」 を、町長に伺い ます 。 「森町人 口ビジョン」と「森町まち・ひと ・しごと創生総合戦略」 は、 策定 期間が 今年 度中の 早め の時期ということで、非常にタ イ ト なス ケジ ュール とな ってい ます 。基礎的な調査分析や各種アン ケ ー ト調 査、 町民か らの 提案募 集、 外部有識者からの意見聴取、そ し て 議会 との 意見交 換な ど、策 定の スケジュールが6月12日の全員協 議 会で示 されまし た。 この 策定 の目標設 定に当たって、日本 創生 会議座長である増 田 寛 也 氏 は 、「 期 待 値 を 先 行 さ せ て し ま う こ と は 、 厳 に 慎 ま な け れ ば な らな い」 と忠告 して います 。森 町では、人口増加、あるいは維 持 を 目標 とす るか、 ある 程度の 人口 減少は避けられないとして、縮 小 社 会への 賢明な対 応を目 標とするか 、現在の町 長の考えを伺い ます 。 議 長 ( 榊 原 淑 友 君 )町長、 村松 藤雄 君。 町 長 ( 村 松 藤 雄 君 )太田議 員から の「森町人口ビジョン」と「森 町ま ち・ ひと・ しご と創生 総合 戦略」策定についてのご質問に お 答 えいた します。 - 50 - 現在 、少 子化、若 者・子育て世代の流 出な どにより、人口減 少 へ の対 応は 待った なし の課題 であ ると認識しております。議員ご 指 摘 のと おり 、今回 の地 方人口 ビジ ョンと地方版総合戦略は、策定 す る だけ にと どまら ず、 具体的 な数 値目標をたて、それが達成され て い るか 検証 してい くこ とが求 めら れております。その際の基礎と な る のが 、人 口の現 状分 析や将 来人 口推計等の分析に重要となる、 目 標 人口の 設定でご ざいま す。 現在 のと ころ、森 町人口ビジョンの策 定を 開始したところで あ り ます ので 、現段 階で は具体 的な 数字を出すことはできませんが 、 町 とし ての 基本的 な姿 勢とし まし ては、楽観的にならず、かつ悲 観 的 にもな らずとい うスタ ンスを維持 していきた いと考えており ます 。 また、人口減 少化対 策は人口構 造を変えて いくことが重要であ り、 効果 が出 てくる まで には長 い時 間が必要であり、非常に難しい 課 題 であり ますが、 各種の 取組を進め ていきたい と考えておりま す。 人口 減少 の流れを 止めるには、若者が まち に魅力を感じ、住 み た い、 住み 続けた いと 思い、 自ら の希望に基づき結婚し、子ども を 産 み、 育て ること がで きるよ うな 住環境や雇用、教育環境をつく る こ とが重 要な視点 である と考えてお ります。 した がい まして、 これらのことを念頭 に入 れ、希望出生率な ど に 基づ く出 生率等 の自 然増減 と移 住希望などに基づく移動率等の 社 会 増減 を加 味して 、人 口の将 来展 望でありますので、前向きな視 点 で 目標人 口を設定 してい きたいと考 えておりま す。 今後 、総 合戦略の 策定を通じた施策を 実施 することにより、 例 え ば、 出生 率の向 上や 移住・ 定住 施策、特に若者の転入者を増や す こ と等 の効 果を踏 まえ 、現時 点で は、次期総合計画の最終年度と な り ます 10年 後とな る2025年を 目安 に、現在の人口よりも微減程度 と な るよう な人口に できれ ばと考えて おります。 なお 、人 口ビジョ ンを策定する期間に つい ては、国において 、 長 期的 な観 点で捉 える ことも 求め られていることから、国の長期 ビ ジ ョン の対 象期間 である2060年及び、国立 社会 保障人口問題研究 所 の - 51 - 推計 期間 である 2040年を目安とした期間 にお ける人口も、将来 展 望 として 示してい くこと になろうか と考えてお ります。 以上、申し上 げまして答 弁といたし ます。 議 長 ( 榊 原 淑 友 君 )7番、 太田 康雄 君。 7 番議員 ( 太 田 康 雄 君 )この「森町 人口 ビジ ョン 」と 「 森 町ま ち・ ひと ・し ごと創 生総 合戦略 」策 定は、先ほども申し上げました よ う に、 大変 タイト なス ケジュ ール の中で担当課を始め、皆さん毎 日 業 務に 追わ れてい るこ とと思 いま す。短期間で策定しなければい け な いこ とで ありま すけ れども 、そ の内容は大変広範囲にわたって お り まし て、 特に人 口減少につきま して は、 地方においては既に1970年 代か ら減 少が始 まっ ている と、 過疎化が始まっていると言われ て お りま して 、今ま でに も、そ の人 口減少に歯止めをかける、ある い は 人口 増加 を促進 する ような 政策 がとられてきているわけですが 、 現 状こ のよ うな実 態と なって おり 、また将来にわたっても悲観的 な 予 想が 立て られて いる という こと で、ここで、今まで何十年もか け て やっ てき たもの を数 年間で 取り 戻すということは、非常に困難 で は ないか というふ うに思 われます。 しか し、 国を挙げ ての施策であります ので 、森町としても当 然 そ こに 対応 してい かな ければ いけ ないということで、非常に難し い 問 題であ ろうかと 思いま す。 町長 の答 弁の中で 、2025年には現在よ りも 人口が微減、また 更 に 2040年、 2060年を目 安とし て計 画を立てていくということであ り ま すの で、 いずれ にし ても今 策定 中のことで、基礎調査、あるい は デ ータ 収集 等行わ れて いるこ とと 思いますので、それらに基づい て 、 慎重に 計画が立 てられ ますことを 期待をする ところでありま す。 また 、こ の策定に 当たっては、内閣官 房ま ち・ひと・しごと 創 生 本部 事務 局から 通知 が出さ れて おり、基本的な考え方として「 地 方 版総 合戦 略につ いて は、議 会と 執行部が車の両輪となって推進 す る こと が重 要であ るこ とから 、各 地方公共団体の議会においても 、 地 方版 総合 戦略の 策定 段階や 効果 検証の段階において、十分な審 議 が - 52 - 行わ れる ように する ことが 重要 である」というように、策定に 当 た って の議 会と当 局と の関係 につ いて、協議について、改めてと い い ますか 、述べら れてい ます。 普段 から 議会と行 政は車の両輪という よう に言われています が 、 この 通知 の基本 的な 考えの 中で は、改めてそのことが述べられ て い ます 。そ のこと から 考えま して も、今回のこの総合戦略策定に つ い ては 、行 政にお 任せ してお けば よいということではなくて、議 会 も 積極 的に 関与を しな ければ なら ないというように、議会側に求 め ら れてい るのでは ないか と思います 。 3月 議会 で、中根 議員から一般質問が され ておりますが、そ の 際 の 町 長 の 答 弁 で 、「 あ る 程 度 方 向 が 出 た 折 に 、 全 員 協 議 会 と は 違 う 形で これ だけを 単独 の議題 とし て意見交換、議論ができる場を 設 け たい と思 ってい る」 という よう に答弁がされております。先日 の 全 員協 議会 で示さ れま した策 定業 務スケジュールでは、議会との 協 議 ・意 見交 換は6 月上 旬から 10月 中旬という長いスパンを取って い た だい てあ ります が、 具体的 にで すね、どういうスケジュールで 議 会 との 協議 の場を 持っ ていた だく ように今考えられているのか、 そ の ことを もう一度 伺わせ ていただき ます。 また 、今 回の地方 版総合戦略の策定に は、 議会の能力も試さ れ て いる とい うよう に解 説する もの もあります。やはり、議員が内 容 を よく 勉強 して理 解し ていか なけ ればなりませんし、行政任せで は い けな い、 まさに 両輪 の片方 の輪 として、議会また議員の役割を 果 た してい かなけれ ばいけ ないという ふうに、責任を 感じておりますが、 私自 身、 申し訳 あり ません がま だまだこのことについて勉強不 足 で あり まし て、十 分な 理解を して いるとは申し上げられません。 そ の よう な状 況です ので 、是非 町当 局がお持ちであるこの策定につ い て の情 報を ですね 、議 会の方 にも 提供していただいて、議員もそ れ ぞ れの 考え 方があ ろう かと思 いま すので、そのような多種多様な 意 見 も是非 お聞きい ただけ たらと思い ます。 この 国の 総合戦略 、基本目標に「時代 に合 った地域をつくり 、 安 - 53 - 心な くら しを守 ると ともに 、地 域と地域を連携する」というも の も 含ま れて おりま す。 また、 政策 パッケージとして、全体で49の政 策 パ ッ ケ ー ジ が あ る と い う こ と で す が 、 そ の 中 の 一 つ に 、「 小 さ な 拠 点」 の形 成とい うも のが掲 げら れております。内容については ま だ 理解 をし ており ませ んので 、こ れらにつきましても議会との協 議 の 場で 情報 提供を して いただ いて 、より良い総合戦略が策定でき る よ うに 、何 分先ほ どか らも申 し上 げておりますように、早急に計 画 を 策定 しな ければ いけ ないと いう 中ですので、担当の職員の皆さ ん に は、 更に 労力を お願 いする こと になりますけども、議会として も こ れに よっ て能力 が試 される と言 われておりますので、是非その よ う な議 会と の意見 交換 の場を 持っ ていただきたいと思っておりま す の で、 その 策定ス ケジ ュール にお ける議会との協議の場の時期、 持 ち 方等に ついてお 伺いで きればと思 います。 議 長 ( 榊 原 淑 友 君 )町長、 村松 藤雄 君。 町 長 ( 村 松 藤 雄 君 )地方創生の 策定 に際 して、議 会と の意 見交 換の 場に ついて 、具 体的にどの よう に考えているかというこ とでご ざいます。 まず 、時 期は7月 から10月までの間に数回 程度実施できれ ばと思 って いる ところ でご ざいます。 タイ ミングといたしましては 、人口 の推 計等 が出そ ろっ た段階、そ れか ら、素案がある程度まと まった 段階 、そ して、 最終 的な報告が でき る段階と、3回くらいが 必要な ことなのかなと思って おります。 そし て、 当然これ らのデータ を示 すときには、具体的な説 明をし て、 そし て意見 を聞 くとなりま すと 、全協のように他の案件 がある 中でやると、なか なか十分な説明が難しいと思いますので、単独で、 でき れば この地 方創 生に関する 議会 の提供についてはお答え したい と思 って おりま すの で、今後議 長と もご相談を申し上げなが ら、場 を設 定し ていき たい と、このよ うに 思っておりますので、是 非議員 の方 もご 出席い ただ いて、活発 なご 意見を期待したいと思っ ており ます。 - 54 - それ から 、質問の 中で「小さ な拠 点」の形成ということも ござい まし た。 これは 国土 交通省が所 管し ているところでございま して、 エリ アと しては 、森 町で言えば 旧村 単位くらいで、このよう なエリ アを です ね、元 気が 出る地域に する ために、どういうことを やって いけばいいのかという ことを取り組 んだ項 目でございます。 です から 、ある程 度町全体と いう よりも、こういう具体的 な取組 も、 地方 創生の 戦略 の中のひと つに なってくるのかなとも思 ってお ります。 それ から 、人口で ございます けど も、過去3年間の住民基 本台帳 の人 口動 態の推 移を 見てみます と、 自然動態、これは出生数 と死亡 数 で ご ざ い ま す け ど も 、 自 然 動 態 は 平 成 24年 が マ イ ナ ス 103、 25年 が マ イ ナ ス 96、 26年 が マ イ ナ ス 110と 、 ほ ぼ こ こ の 部 分 は 横 ば い な のかなと。推移は。 それ から 、社会動 態について 見ま すと、社会動態っていう のは、 転入 と転 出の差 でご ざいます。 転出 が多ければマイナスにな るわけ で す け ど も 、 こ の 社 会 動 態 は 、 24年 が マ イ ナ ス 112、 25年 が マ イ ナ ス 100、 そ し て 26年 が マ イ ナ ス 75と 、 年 々 社 会 動 態 の 方 は マ イ ナ ス の数 が減 ってき てい るというこ とで ございまして、今時点で の傾向 を見 てみ ますと ね、 自然動態と 社会 動態を合計した数字とし ては、 24年 が マ イ ナ ス 215、 25年 度 が マ イ ナ ス 196、 26年 度 が マ イ ナ ス 185 と、少し減少幅が縮ま ってきている のかな とも思っております。 こう いう 傾向が、 今後5年続 くと ですね、ある程度微減と いう数 字も 、そ んなに 無理 な数字では ない のかなと思っているとこ ろでご ざい ます ので、 これ らを元に説 明を させていただいたところ でござ います。よろしくお願 いいたします 。 議 長 ( 榊 原 淑 友 君 )これで 一般 質問 を終わります。 日程第8、議 員派遣につ いてを議題 とします。 議員 派遣 について は、お手元に配付の とお り議員を派遣した い と 思いま す。 お諮りします 。 - 55 - 議員 派遣 について は、これを決定する こと に、ご異議ありま せ ん か。 議 長 ( 「異議なし 」と言う者 多数 ( 榊 原 淑 友 君 ) )「異議なし」と認めます。 した がっ て、議員 派遣については、お 手元 に配付のとおり決 定 し ました 。 日程 第9 、議会運 営委員会の閉会中の 所掌 事務調査について を 議 題とし ます。 議会 運営 委員会委 員長から、森町 議会 会議 規則第75条の規定に よ って 、お 手元に 配布 いたし まし た「次期議会の会期、日程等議 会 運 営に 関す る事項 等」 につい て、 閉会中の継続調査の申し出があ り ま す。 お諮りします 。 委員 長か ら申し出 のとおり、閉会中の 継続 調査とすることに 、 ご 異議あ りません か。 議 長 ( 「異議なし 」と言う者 多数 ( 榊 原 淑 友 君 ) )「異議なし」と認めます。 した がっ て、委員 長から申し出のとお り、 閉会中の継続調査 と す ること に決定し ました 。 しばらく休憩 をします。 議 長 ( 午後1時2 0分 ~ ( 榊 原 淑 友 )休憩前 に引 き続 き会議を再開しま す。 君 午後1時2 2分 休憩 ) お諮りいたし ます。 ただ いま 、町長か ら、議案第 52号 及び 議案 第53号が提出されま し た。 これ を日 程に追加 し、追加日程第1・ 追加 日程第2として、 議 題 にした いと思い ます。 ご異議ありま せんか。 議 長 ( 「異議なし 」と言う者 多数 ( 榊 原 淑 友 君 ) )「異議なし」と認めます。 - 56 - 議案 第52号 及び議 案第53号を日程に追 加し 、追加日程第1・ 追 加 日程第 2として 、議題 とすること に決定しま した。 追加 日程 第1、議 案第52号「建設工事 請負 契約の締結につい て 」 を議題 とします 。 職員に議案を 朗読させま す。 議 長 ( 職 員 朗 読 ) ( 榊 原 淑 友 君 )本案に つい て提 案理由の説明を求 めま す。 町長、村松藤 雄君。 町 長 ( 村 松 藤 雄 君 )ただ今上程 され まし た議 案第 52号「 建設 工 事請負 契約の締 結につ いて」提案理由の説明を申し上げます。 本契 約の 目的につ きましては 、平 成27年度 「県緊急地震津 波対策 交付 金事 業」と して 、森町防災 行政 無線デジタル化設備設置 工事を 実施するものでありま す。 6月 17日 に制限付 き一般競争 入札 を行った結果、名古屋市 東区東 桜一 丁目 14番11号を 事務 所所在地とするパナ ソニックシステ ムネッ トワ ーク ス株式 会社 システムソ リュ ーションズジャパンカン パニー 中 部 社 と 272,160千 円 で 建 設 工 事 請 負 契 約 を 締 結 い た し た い の で 、 議会 の議 決に付 すべ き契約及び 財産 の取得または処分に関す る条例 第2条の規定に基づき 、議会の議決 をお願 いするものであります。 工事 期間 といたし ましては、平成27年 6月 24日から平成28年 2月 29日までを予定 してお ります 。 以上 、提 案理由の 説明を申し 上げ ましたが、よろしくご審 議をお 願い申し上げます。 議 長 ( 榊 原 淑 友 君 )これか ら、 議案 に対する質疑を行 いま す。 質疑はありま せんか。 6番、西田彰 君。 6 番議員 ( 西 田 彰 君 )1点質問い たし ます 。同報無 線の とき のデ ジタ ル化 のとき には 、同報無線 古い のが日立ということで、 これを 契約 する ときに はま た日立を随 意契 約で契約したと思うです けど、 この 防災 無線の 方は 、現在のシ ステ ムはどのような会社がや ってい - 57 - て、 今度 受けた もの が今までの 受け ていた会社とは違うのか 、一緒 なの か。 もし違 うと すれば、支 障は ないのかどうか。その辺 をちょ っと。 議 長 ( 榊 原 淑 友 君 )防災監 。 防 災 監 ( 村 松 利 郎 君 )西田議員のご質問 にお答えしま す。 同報 無線 のデジタ ル化につい ては 、機器のデジタル化であ りまし て、 今ま で本体 はそ のまま日立 です ので、随意契約でいかせ ていた だい てい たと思 いま す。それで 、今 回の防災行政無線のデジ タル化 にし まし ては、 中継 局とか機器 、そ れらを一切これからデジ タル化 するものです。 平成27年度に つきま しては、中継局などの整備を行っ ていき ます。 それ で、 今回落 札し ましたパナ ソニ ックシステムですが、防 災行政 無線 の現 在の機 器の 整備を委託 して いる会社でございます。 ですの で、 問題 がない かど うかと言え ば、 問題は全くありません。 以上で す。 議 長 ( 榊 原 淑 友 君 )他に質 疑は あり ませんか。 7番、太田康 雄君。 7 番議員 ( 太 田 康 雄 君 )説明資料と して 、入 札結果表 を配 布い ただ いて おり ますが 、事 業名として 森町 防災行政無線デジタル化 設備設 置工 事( 電気通 信) となってい ます が、今回のこのデジタル 化設備 設置 工事 は、こ の電 気通信以外 にも 何か別で契約する工事が あるの でしょうか。 議 長 ( 榊 原 淑 友 君 )防災監 。 防 災 監 ( 村 松 利 郎 君 )今回の入札 に際 しま して、電 気通 信と いう こと で入 札をさ せて いただきま した ので、電気通信以外の工 事とい うの は特 にあり ませ ん。ですか ら、 中継局とかそういったも のも、 電気 通信 施設の 一部 であります ので 、鉄塔とかそういったも のも含 まれております。以上 です。 議 長 ( 榊 原 淑 友 君 )7番、 太田 康雄 君。 7 番議員 ( 太 田 康 雄 君 )すいません 、質 問の 仕方が悪 かっ たよ うで - 58 - す け ど も 、 予 算 と し て 378,000千 円 を 工 事 請 負 費 で 計 上 さ れ て あ り ま す が 、 今 回 の こ の 378,000千 円 で 予 定 し て い る 事 業 は 、 今 回 入 札 されたこの工事だけで よろしいでし ょうか 。 防 災 監 ( 榊 原 淑 友 君 )防災監。 ( 村 松 利 郎 君 ) 当 初 予 算 の と き に 378,000千 円 で 計 上 さ せ てい ただ いてあ りま す。これは 当初 予算のときには概略の設 計の金 額で ござ います 。そ の後実施設 計を 年度内に行いまして、実 施設計 と し ま し て は 360,633,600円 と い う こ と に な り ま す 。 し た が い ま し て、その中で入札して ございます。 それ 以外 にですね 、工事の管 理業 務を別立てで契約をさせ ていた だいております。以上 です。 議 長 ( 榊 原 淑 友 君 )他に質 疑は あり ませんか。 9番、山本俊 康君。 9 番議員 ( 山 本 俊 康 君 )入札結果表 を頂 いて いるわけ です が、 この 中で 予定 価格に 対し て入札価格 等々 が載っているわけですが 、大分 安い 金額 で実際 は契 約をされる とい うふうな内容だと思うで すが、 そ の 中 に 調 査 基 準 価 格 と し て 267,000千 円 。 こ の 基 準 価 格 よ り も 今 回の 入札 価格が 下回 っていると いう ふうなことで、これから 先使っ てい く中 で特別 大き な支障がな いか どうか、そこをお聞きし ておき たいと思います。 議 長 ( 榊 原 淑 友 君 )副町長 。 副 町 長 ( 鈴 木 寿 一 君 )それでは、 私の 方か ら答えさ せて いた だき ます。 今回 です ね、一般 競争入札で ある ということで、調査基準 価格と いう もの を設け させ ていただき まし た。この調査基準価格を 、今回 の入 札に 関して は下 回っている とい うようなことで、調査を しなけ れば なら ないと いう 価格になっ てお ります。これはですね、 その後 調査 をし た結果 です ね、設計に つい てをみてみますと、自社 製品を 使う とい うこと であ りまして、 これ も低価格で入手ができる という こと 、ま た、工 事に つきまして はで すね、労働者、あるいは 下請に - 59 - 負担を強いることなく 工事が施工が できる ということ、またですね 、 今回 のこ のデジ タル 化、要する に今 までのものから、アナロ グから デジ タル にする こと によって、 この 応札した業者のですね、 今後の 事業 展開 が非常 に広 がっていく こと が考えられると。町の方 にも提 案を して いける とい うようなこ とを 踏まえて応札をしたとい うこと でご ざい まして 、調 査の結果適 切で あるというふうに判断し たとこ ろでございます。以上 です。 議 長 ( 榊 原 淑 友 君 )9番、 山本 俊康 君。 9 番議員 ( 山 本 俊 康 君 )業者の方が 、こ れか ら先のこ とを 考え た、 スケールメリットを狙ったというふうな意味合いだとは思うです が、 今聞 くとこ ろに よると、内 容的 にはしっかりとしたもの である と、 スケ ールメ リッ トを狙った 中で の、今後の業者の対応の 金額で ある とい うこと だと 思いますが 、実 際に安心をしていけると いうふ うなことで、もう一度 了解をしたい と思う ですが。 議 長 ( 榊 原 淑 友 君 )副町長 。 副 町 長 ( 鈴 木 寿 一 君 )今回の一般 競争 入札 につきま して は、 建設 業法 によ る相互 評価 評定点がですね 、評 定値 が1200点以上とい うこ とで あり まして 、こ の1200点というのは、日 本の有数企業で あると いう こと になろ うか と思います ので 、これ以上の企業はない という ふう に我 々は判 断し ております ので 、問題はないというふう に思い ます。 議 議 長 長 ( 榊 原 淑 友 君 ( 発言する者なし ) ( 榊 原 淑 友 )「質疑なし」と認めます。 君 )他に質 疑は あり ませんか。 これから討論 を行います 。 討論はありま せんか。 議 長 ( 発言する者なし ) ( 榊 原 淑 友 )「討論なし」と認めます。 君 これから議案 第52号を採 決します。 本案は、原案 のとおり決定することに 賛成の方は 、起立願いま す。 - 60 - 議 長 ( 起 立 全 員 ) ( 榊 原 淑 友 君 )起立全 員で す。 したがって、議案第52号「建設工事請負契 約の締結について」は、 原案の とおり可 決され ました。 追加 日程 第2、議 案第53号「公の施設 の指 定管理者の指定に つ い て(森 町小規模 保育所)」を議 題とし ます。 職員に議案を 朗読させま す。 議 長 ( 職 員 朗 読 ) ( 榊 原 淑 友 君 )本案に つい て提 案理由の説明を求 めま す。 町長、村松藤 雄君。 町 長 ( 村 松 藤 雄 君 )ただ今上程 され まし た議 案第 53号「 公の施 設 の 指 定 管 理 者 の 指 定 に つ い て ( 森 町 小 規 模 保 育 所 )」 の 、 提 案 理 由の説 明を申し 上げま す。 森町小規模保 育所の指定 管理者とし て、森町草ヶ谷910番地の1 、 子育 てサ ポート わら べの会 を指 定し、指定期間は平成27年9月1 日 から平 成32年3 月31日 までの、4年7 箇月と するものでございます。 この 子育 てサポー トわらべの 会は 、平 成27年3月31までときわ 保 育園 長で あった 山本 さな江 氏が 代表となり、設立をされた任意 団 体 で、 代表 は昭和 49年 からと きわ 保育園の保育士として勤務され 、 さ らに 62年 からは 園長として 園の 管理運営に携わってきた方であ り ま す。 また 、従 事する職 員も全員5年以上保 育士 や調理員としての 勤 務 経験が あり、専門的な保育知識 や子育 て支援等の 技術を有してお り、 今後 も小 規模保 育所 におけ る充 実した保育事業の実施が可能で 、 適 切な管 理運営が できる ものである と認められ ます。 事業 者等 が小規模 保育事業を実施する ため には、森町子ども ・ 子 育て 会議 の意見 を聴 き、町 が家 庭的保育事業等の認可をする必 要 が あり ます ので、 去る 6月18日に 、子ども・子育て会議を開催し 、 認 可する ことに同 意を得 ております 。 また 、指 定管理者 候補者の選定に当た って は、9月1日から 開 所 - 61 - する 予定 であり 、森 町小規 模保 育所設置及び管理に関する条例 の 施 行日 から の期間 が短 く、早 急に 運営準備をする必要があるため 、 緊 急に 指定 管理者 を指 定しな けれ ばならないことから、公募によ ら ず に、 候補 者の随 意選 定を行 い、 指定管理者検討委員会を開催し て 、 申請書 類に基づ き、団体の 運営計 画等につい てのヒアリングを行い、 審議 した 結果、 条例 に規定 する 基準に該当し、適切に施設の管 理 を 行う 能力 を有す ると 認めら れる 旨の意見を頂きましたので、指 定 管 理者の 指定につ いて、 議会の議決 をお願いす るものでありま す。 指定 期間 は、保育 士等専門職員の配置 や、 事業の継続性を考 慮 し て、5年にな る と考えられますが、今回は年度末で終 了する ため に、 4年7 箇月とし ており ます。 なお 、管 理を行う 上での細部について は、 協定書等により管 理 の 徹底 と円 滑な事 業運 営がな され るよう、公の施設の設置者とし て 指 導を図 っていく ことと しておりま す。 以上、よろし くご審議を お願い申し 上げます。 議 長 ( 榊 原 淑 友 君 )これか ら、 議案 に対する質疑を行 いま す。 質疑はありま せんか。 6番、西田彰 君。 6 番議員 ( 西 田 彰 君 )本来は公募 によ って ですね、 募集 をか ける のが 適当 かと思 いま すが、早く から この人が受けてくれると いうよ うな こと が噂で 広が っていたっ てい うところは、特に問題が ないの かどうか。 議 長 ( 榊 原 淑 友 君 )保健福祉課長。 保 健福祉 ( 村 松 富 夫 君 )保健福祉課 長で ござ います。 指定 管理 者の 課 指 定につ きまして は 、 施設の設置 及び 管理 に関 する 条例 が施 行され 長 ない と指 定でき ない ということ もご ざいますので、それ以後 の行動 でも って 指定し たい というもの でご ざいますので、問題はな いと考 えております。以上で す。 議 長 ( 榊 原 淑 友 君 )他に質 疑は あり ませんか。 7番、太田康 雄君。 - 62 - 7 番議員 ( 太 田 康 雄 君 )今回のこの 小規 模保 育所は、 保健 福祉 セン ター の2 階に新 たに 設置をする とい うことでありますが、こ の施設 を、 保育 所を利 用す るには、保 健福 祉センターの出入口を使 うとい うことでよろしいでし ょうか。 その 場合 ですね、 この小規模 保育 所の運営時間といいます か、開 園時 間が 7時か らと いうことに なっ ていたかと思いますが、 現在保 健福 祉セ ンター 自体 の管理につ いて は、森町社会福祉協議会 への委 託になっているかと思 いますけども、この時間帯で すね、朝の 時間、 この 玄関 を開け るの はどなたに なる のかと、その辺の管理の ことに ついてお伺いをいたし ます。 それ から 、指定管 理者の指定 とい うことでありますが、指 定管理 料についてはいかがで しょうか。 議 長 ( 榊 原 淑 友 君 )保健福 祉課 長。 保 健福祉 ( 村 松 富 夫 君 )保健福祉課 長で ござ います。 施設 の管 理に 課 つ きまし ては、現 在 も 社会福祉協 議会 に委 託し てい ると いう ことが 長 ござ いま すので 、保 健福祉課、 ある いはデイサービスセンタ ー、そ れか ら森 の湯を 委託 しているシ ルバ ー人材センター等々、個 別にや って いる という とこ ろがござい ます ので、森町のデイサービ スセン ター やシ ルバー 人材 センターの 職員 もキーを持っております ので、 開閉できるということ になります。 今後 のこ の小規模 保育所の開 け閉 めにつきましても、担当 の職員 にキーを渡して管理し てもらうとい うつも りでおります。 それ から 、指定管 理料の関係 でご ざいますけども、これも やはり デイ サー ビスセ ンタ ーと同じよ うに 、指定管理料は支払いま せん。 理 由 と い た し ま し て は 、 地 方 自 治 法 の 第 244条 の 2 の 第 8 項 の 規 定 に あ り ま す 、「 普 通 地 方 公 共 団 体 は 、 適 当 と 認 め る と き は 、 指 定 管 理者 にそ の管理 する 公の施 設の 利用に係る料金(次項において 「 利 用 料 金 」 と い う 。) を 当 該 指 定 管 理 者 の 収 入 と し て 収 受 さ せ る こ と ができ る。」とされておりますけれども、小規模保育所に関して も、 指定 管理 者がい わゆ る保育 料の 自己負担分、利用者負担分を徴 収 し - 63 - ても らい 、町か らは 給付費 を支 払って、その合計でもって運営 し て いた だく という 形に なりま すの で、指定管理料につきましては 支 払 をいた しません 。以上 でございま す。 議 長 ( 榊 原 淑 友 君 )7番、 太田 康雄 君。 7 番議員 ( 太 田 康 雄 君 )1問目につ きま して は了解い たし まし た。 で、 この 協定の 内容 になろうか と思 いますけど、この小規模 保育所 で使 用す る備品 等に つきまして は、 一般会計の方で町が購入 する予 算になっているかと思 います。今後ですね、備品の追加で あるとか、 ある いは 買換え であ るとか、そ うい ったものの負担は町が負 担する のか、指定管理者が負 担するのか、 いかが でしょうか。 議 長 ( 榊 原 淑 友 君 )保健福祉課長。 保 健福祉 ( 村 松 富 夫 君 )保健福祉課 長で ござ います。 備品 につ きま 課 し ては大 型で高額 に な るものにつ きま して は、 指定 管理 者の 方と協 長 議を して 決定し てい くことにな るか と思いますけども、ある 程度町 の負 担も 考えな けれ ばいけない かな と考えているところでご ざいま す。 また 、今 後修繕等 も出てこよ うか と思いますけども、これ につき まし ても 高額な 修繕 につきまし ては 協議の上支払方法等を決 定して いくということになり ます。以上で ござい ます。 議 議 長 長 ( 榊 原 淑 友 君 ( 発言する者なし ) ( 榊 原 淑 友 )「質疑なし」と認めます。 君 )他に質 疑は あり ませんか。 これから討論 を行います 。 討論はありま せんか。 議 長 ( 発言する者なし ) ( 榊 原 淑 友 )「討論なし」と認めます。 君 これから議案 第53号を採 決します。 本案は、原案 のとおり決定することに 賛成の方は 、起立願いま す。 議 長 ( 起 立 全 員 ) ( 榊 原 淑 友 君 )起立全 員で す。 - 64 - した がっ て、議案 第53号「公の施設の 指定 管理者の指定につ い て (森町 小規模保 育所)」は 、原案のと おり可決さ れました。 以上で、本日 の日程は全 部終了しま した。 会議を閉じま す。 平成27年6月 森町議会定 例会を閉会 します。 ( 午後1時48分 閉会 - 65 - )
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