「時計台」これで良いのだ! - 学校法人浪速学院 浪速高等学校・浪速中学校 公式WEBサイト 学校法人浪速学院 浪速高等学校・浪速中学校 公式WEBサイト 大阪市住吉区にある学校法人浪速学院 浪速高等学校・浪速中学校 公式WEBサイトです。 神社神道の精神によって、敬神崇祖の精神を養うと共に道徳心を 以て社会の秩序を守ることを基本とし、未来に羽ばたく若者を育てることが本校教育の基調です。 「時計台」これで良いのだ! トップ > 公式メッセージ > 「時計台」これで良いのだ! No.54 木村智彦 平成27年度公式メッセージ 学院概要 施設紹介 http://www.naniwa.ed.jp/message/post-86.html[2016/09/23 21:09:37] 「時計台」これで良いのだ! - 学校法人浪速学院 浪速高等学校・浪速中学校 公式WEBサイト プライバシー・ポリシー ウェブサイトを購読 ・ 1週間ぶりの学校であった。副校長、事務長がよくよく学校を守ってくれており全く問題は無かった。こうでな くてはならない。トップの留守中に如何に学校を平穏無事に保つかが管理職に問われる。「中学校の卒業式」も無 事に終了したと報告が有った。理事長の出番は理事長職務代理が見事に務められた。「中学生のニュージーランド 語学研修」は昨日、中学教頭先生の引率で無事に出立した。又今朝は高校2学年の主任と今回のロスアンジェル ス、ハワイ、沖縄の団長が揃って報告に来てくれ纏めの報告を受けた。ロスは私自身が観ているがハワイも団長が 言うには素晴らしかったとの事であった。ハワイと言うとリゾート地だけの響きがするが移民やマウナケア、天文 台、移民の歴史等々生徒が学習するには非常に良い場所だったと力説していた。代替えの候補地に是非ハワイも入 れるべしとの報告は私を喜ばせたのである。 ・ 予てより事務長先生に本校と長いご厚誼を頂いている各納入会社さんに対して「何かの会」を組織しそのメン バーとして新たにスタートしたらどうかを検討するようにお願いしていた。その答えがあって、私の趣旨に大いに 賛同し、その会の名称を「浪桜会」とするとの事であった。私は即座に素晴らしい名称で了とした。28年度から は新校舎すべてが完成し「新しい船出」だから本校生徒への物品の納入企業さんも本校の方針に合わせて更に協力 関係を強化する為にも組織化は意味あることである。近い内に「キックオフの昼食会」を計画するように指示をし た。私は大いにこの浪桜会の名前が気に入った。それは新しいキャンパスは「桜で彩られる学校」になったからで ある。「サクラ並木」を主体にして新しい造園は桜をキー樹木にした。浪速の浪と桜を合せて浪桜会とは一体誰が 考え出したのであろうか。素晴らしい。尚原案のメンバーに入っていなかった天空Rの給食会社であるハートスさ んにも入って頂くよう事務長さんに言ったのである。 ・ 留守中に4日現在の公立高校一般選抜の志願状況の新聞発表がありこの内容と分析はメールでロスにも来ていた が今朝入試広報部長が報告に来てくれた。情勢は大きく変わっていないが数値から見ると先般の校長会の発表に比 べて今回の府教委発表では数値に違いがあって現在公立中学校は進路指導で「てんてこ舞い」な事が見て取れた。 まだ「態度未決定」の受験生が多くいるのである。しかし出願締め切りは今日までだから恐らく明日か明後日には 各校別最終受験者数が新聞紙上で判明し、それによって「本校の併願戻り」が想定できる。今更「じたばた」して も始まらない。今年の入試広報作戦は既に終了し学校は新年度に向けて準備に入る前の「静けさ」の中に有るので ある。卒業した数が636人だったからこれより1人でも上回っていたら「おんのじ」で「万々歳」だと私は関係 者に申し上げており、勝負の年は新校舎関連の全てが終わった29年度入試である。その為には教室に幾分かは余 裕を来年度に臨まねばならない。 ・ 「取るものも取りあえず」私は現場に出た。神社ご本殿は扉に金飾りが取り付けられていた。これで一際格の上 がった本殿になった。神社本殿の扉は「御扉(みとびら)」と言って神社界の人々は重要視する。それだけに今ま での本殿には金具が一切付いていなかっただけに新しい本殿での金飾りは私の悲願であった。これに階段部分にも 金飾りが付けば一応の格好は付く。当初にはどうして階段に金飾りを付けるようになっていなかたのか今でも私は 分からない。「千木」は現在製作中で京都に金飾りを発注するのであろうか、急いで欲しい。これも金飾りを徹底 する。 http://www.naniwa.ed.jp/message/post-86.html[2016/09/23 21:09:37] 「時計台」これで良いのだ! - 学校法人浪速学院 浪速高等学校・浪速中学校 公式WEBサイト ・ 遂に「時計台」が付いた。時計は3台である。凡そ時計、時計台のない学校や大学は無い。時計台がシンボルに なっているところもある。設計当初から時計を何処に付けるか関係者の懸案事項であった。中央館の壁、屋上、守 衛室屋根等々色々な議論があった。しかし結局全員の議論の集約として時計台を設置することになった。時計台の ポールの候補地も神社の近くとかサクラ並木近辺とか色々と案がでたが、最終的に工事所長のアイデアで北西の角 地が空く事に成ったので、その場所に設置することとした。それが結果的には当たったのである。ポールの色はき んでんさんの提案で数案があったが私は一目見て「これッ!」と決めた。もっと「華美(?)」ではないものも あったが私はここだけは「浪速らしくないもの」としたかったから現在の色になったのである。中央館職員室から この時計台の色を見た教員の一人は設備担当のUさんに電話してきて「あれで理事長はOKするの?」と言ったそ うだ。確かにディズニーランドかUSJにある時計台みたいだ。今回の新校舎はまさに「質実剛健」そのものであ りゼネコンさんの社風に合致し、施主たる私も「歴史階段」や「天空レストラン」に見るが如く「古風で趣き」に 拘る性格である。そこにこの「キャラキャラの時計台の色形」だから見る人には驚く筈だ。しかしここは「これで 良いのだ!」。 ・ 神社前から遠く時計台方面を見ると本当に美しい。広がりを感じ素晴らしい。第一床がモノトーンではないから 表情がある。特に成功したのは黒を基調とするボーダーラインを入れたことである。前にも書いたが人間でも同じ で「区切り」が重要である。顔でも「目鼻立ち」と言ってくっきりとしていると美しい。「彫の深い顔」となる。 今回の床デザインは基本的に若い女性エンジニアが提案してくれたものだがまず品格があってそれでいて優しく、 強く存在感のある土間というか床になった。二つに分かれた人工芝が又絶妙なコントラストを示している。当初案 の桜並木構想が無い状態であれば人工芝生広間も一体化されていただろうが私は桜並木を優先させた。その代わり この大中の芝生広場を土間材のコントラストで一体化させたのである。まだ入荷していないがここにベンチがくる からまさに大学のキャンパス以上の光景が広がると思っている。 ・ しかし驚愕したのは西館前広場の人工芝広場内に何と「照明のポール」が立っている事であった。他人の土地に 照明ポールを立てているような疎外感のあるポールである。あれでは生徒がぶつかって怪我をすることは間違いな い。信じられない光景であった。これは議論の余地はない。ポールを芝生の外に出すように命じた。又中央館と西 館の繋ぎデッキは真田丸の半円の処だけ床の色が違っていたがあれは駄目だ。中心の位置を500ミリずらした設 計思想と異なる。ここは「デッキの始点から終点まで500ミリ幅の展望デッキ」なのである。このように変更し て貰わないと受け入れられない。その他細々とした部分については11時に有った設計打ち合わせで申し上げた。 今私が気になっているのは正門に立てる国旗のイメージである。折角素晴らしい正門と国旗立ての特別器具を作っ て頂いたのだ。実際にここに国旗を立てて新しい本校の正規の「国旗の寸法とポールの高さ」を決めねばならな い。 http://www.naniwa.ed.jp/message/post-86.html[2016/09/23 21:09:37]
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