広報のお願い トークイベントのお知らせ 浅草オペラと華宵 ~小針侑起コレクションによる~ 『華宵も愛した浅草オペラの世界』 7 月 30 日午後5時半~6時 45 分 高畠華宵ら当時を代表する画家、そして文化人が愛した大正時代に 存在した「浅草オペラ」とはどんなものであったか? 浅草オペラ 100 年を記念して出版された「あゝ浅草オペラ 写真 でたどる魅惑の『インチキ』歌劇」の著者、小針侑起氏と戦前レコー ド文化研究家の保利透氏が語ります。 ※著書・CD の販売とサイン会あり。 入館料と合わせて 1500 円。申し込み先着30名様。 電話(03-3812-0012)か窓口にてお申込みいただきます。 小針侑起 1987 生 まれ。浅草オペラ研 究家。幼少時よりS Pレコードを中心と した流行歌史の研 究、女優に焦点を置 いた映画史の研究、 浅草オペラの研究を 進める傍ら、東京タ レント倶楽部会長で あった故・大内良明 に師事。執筆活動、ト ークショウの出演の 他、NHKや宝塚歌 劇などの時代考証も 行う。 保利 透 1972 年、千葉県生まれ。ア ーカイブ・プロデユーサー 戦前レコ ード文化研究家 ぐらもくらぶ主宰 時代にスポットを充て、過去と現代の 対比を検証するというテーマのもと、 戦前の音楽の素晴らしさと、録音によ る時代の変化をイベントやメディアを 通じて伝えている。 SP 復刻 CD のマスタリング・制作監修 に「ニッポン・モダンタイムス」シリー ズ(コロムビア・ビクター・テイチク・ キング・ユニバーサル) 「花子からおは なしのおくりもの」(ユニバーサル) 「KING OF ONDO ~東京音頭でお国めぐり ~」(ビクター)などがある。 浅草オペラは大正時代に庶民に人気のあった芸能で、 来年で初演から 100 年になります。華宵作品には、浅草 オペラの舞台衣装をヒントに描いたエキゾチックな美女や、 俳優をモデルにした美少年などが多く見られます。 華宵に大きな影響を与えた浅草オペラの展示が、研究者・ 小針侑起氏の協力により実現いたしました。ほとんどが初め て公開される貴重な史料です。 図2 田谷力三 (1899-1988)大 正6年G・V・ロー シーの門下とし てオペラの初舞 台を踏み、翌年 に浅草に進出後 は二枚目テノー ルとして絶大な 人気を誇った。 浅草オペラの象 徴として舞台、 テレビ、ラジオ と長年に渡って 活躍した。 図1 高畠華宵/画「紅薔薇」 華宵は国籍不明のエキゾチックな美女・美 少年を得意としましたが、その発想源は浅 草オペラにあった。 見どころ ①初公開史料多数出品。 ②新たにわかった華宵の作画ルーツ ③大正の息吹を今に伝える貴重な史料 弥生美術館 2016 年 7 月 1 日~9 月 25 日 図6 明石須磨子が舞台で用 いた装飾品 図4 図3浅草オペラスケッチ 高畠華宵/画 新井と石田の足と書き込みがある。 石田とは石田雍のこと。 石田雍(1902-?)。幼い頃 から子役として舞台に立 ち、大正7年頃から浅草の舞 台へ立つようになる。中性 的な美青年ダンサーとし て、澤マセロと共に女性フ ァンに大変な人気を集め た。 図5 「芝太郎の手紙」部分 高畠華宵/画『日本少 年』大正15年1月号 図7 明石須磨子(1900-1977) 大正7年に旭少女歌劇団で デビューし、美貌と努力で ファンたちを熱狂させたア イドル。その後、根岸歌劇 団、森歌劇団などに所属 し、全盛期には藤村梧朗と 結婚。昭和初期にはレビュ ーの舞台などにも立った。 浅草オペラのスターは華 宵の美少年画のモデルに もなったようだ。 展覧会の概要 展覧会名 会 場 会 期 開館時間 展示数 浅草オペラと華宵~小針侑起コレクションによる~ 弥生美術館 2016年7月1日(金)~9月25日(日) 午前10時~午後5時(最終入館:午後4時30分) 高畠華宵画約30点。浅草オペラのスター写真約15点。レコード・舞台用装飾品・ 楽譜・台本・プログラムなど計約15点 住所・tel 〒113-0032 東京都文京区弥生2-4-3 03-3812-0012 休 館 月曜日(ただし7月18日・9月19日の月曜は祝日のため開館、 翌火曜休館) 料 金 一般900円 大高生800円 中小生400円 (弥生美術館と竹久夢二美術館の企画展も御覧いただく料金です) 交 通 東京メトロ千代田線根津駅 or 南北線東大前駅共に徒歩7分 JR上野駅公園口・しのばず口より徒歩20分(東京大学 弥生門斜め前) トーク イベント 7月30日(土)5時半~6時45分小針侑起氏と保利透氏が浅草オペラについて語ります。 新刊とCDの販売 小針侑起著「あゝ浅草オペラ ~写真でたどる魅惑の『インチキ』歌劇~」 えにし書房刊 2500円+税 ぐらも倶楽部製作 浅草オペラ関連CD 「六区風景想い出の浅草」「浅草オペラからお伽歌劇まで」 「二村定一コレクション」各3200円+税 お問合せは弥生美術館の学芸員・中村圭子まで ℡03-3812-0012 [email protected] FAX 03-3812-0699 弥生美術館 中村 行 「浅草オペラと華宵」展 写真貸出申込書 写真送付日 月 日 必着 掲載紙/番組名 発売/放送予定日 所属・ご担当者名 ご住所 〒 TEL FAX メールアドレス 図 版 ご希望するデータにチェックしてく ださい 図 1 「紅薔薇」高畠華宵/画 便箋表紙 図 2 「田谷力三の写真」 図 画 3 「浅草オペラスケッチ 図 4 「石田雍の写真」写真 図 5 「芝太郎の手紙」部分 高畠華宵/画 図 6 「明石須磨子が舞台で用いた装飾品」 図 7 「明石須磨子の写真」 新井と石田の足」高畠華宵/ 『日本少年』大正 15 年 1 月号 読者プレゼント用の招待券をご希望される方は枚数をお書きください。(5 組 10 名様まで) 通信欄 データの貸出について 同封のプレスリリースでご紹介している図版7点について、データを用意しております。 ご希望の場合は、この申し込み用紙に必要事項をご記入の上、FAX 03-3812-0699 までお申し込みくだ さい。 美術館写真(外観)・関係者の顔写真等を必要とされる場合は通信欄にお書きください。 読者プレゼント用招待券のご提供について 読者プレゼント用にご招待券を 5 組 10 名様分までご用意いたします。 この用紙にてお申し込みください。 掲載紙ご送付のお願い 本展に関する記事をご掲載いただいた際には、お手数ですが掲載誌(紙)をお送りくださいますよう お願い申し上げます。 〒113-0032 東京都文京区弥生2-4-3 鹿野出版美術財団 弥生美術館 中村圭子宛 ℡03-3812-0012
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