トロイ大学とジョージア州大学 システムにおけるオンライン

トロイ大学とジョージア州大学
システムにおけるオンライン
カンファレンス
オンラインプログラムで、 学生の在籍率を高めると同時に何万ドルというコスト削減を実
現するために大学はどうすべきでしょうか。アラバマ州南東部に位置するトロイ大学イン
ストラクショナル ・ デザインチームに聞けばわかります。
カンファレンスの開催には多くの費用がかかります。主催者は、
「専門家育成とグローバルの教員に対するトレーニングの実施が
ケータリング、音声 / 動画、人件費、場所などの費用を負担する必
これまでになく簡単になりました。」 と話す、 トロイ大学で教育設計の
要があります。またカンファレンスの参加者も同じで、 移動、 食事、
ディレクターを勤める Gayle Nelson 氏。「教員がスペイン、 東南ア
宿泊などの費用がかかります。2009 年、 何年にもわたってオンキャ
ジア、 米国、 どこにいようと、 Blackboard CollaborateTM が一流の
ンパスの教員トレーニングカンファレンスを主催してきたトロイ大学は
専門家育成と最新のトレーニングを可能にしてくれます。」
分岐点に立たされていました。トロイ大学のオンラインプログラムは繁
盛しており、 大学から遠く離れたところに住むオンライン教員に教育
やトレーニングを施す必要がありました。オンライン教員をキャンパス
に連れてくるには費用がかかりすぎるため、 トロイ大学はその教員ト
レーニングのニーズを満たすために Blackboard CollaborateTM
Web Conferencing/ ウ ェ ブ カ ン フ ァ レ ン ス ( 旧 Wimba
Classroom) に助けを求めました。
毎年恒例の 3 日間のオンサイトでの教員専門家会議を現場で行
う 代 わ り に、 eTroy の イ ン ス ト ラ ク シ ョ ナ ル ・ デ ザ イ ン チ ー ム は
Nelson氏は、会議をオンラインに持ち込んだことによる大学のコ
スト削減は年間で20,000ドルにも及ぶと見積もっています。ここ3年
で削減された金額は60,000ドルを超えています。しかし、メリットは単
なるコスト削減にとどまりません。
eTroy で、 より多くの教員にリーチすることができています。「会議
をオンラインで開催することで、参加者数が 150 人から 506 人に増
えました。セッションごとの参加者も 25 ∼ 50 人だったのが 130 人
にまで増えています。」と Nelson 氏は話します。
Blackboard CollaborateTM を使えばオンサイトと同様な効果をオ
2011 年のカンファレンスを告知するために用意された大学のオ
ンラインでトレーニングできると考え、Blackboard CollaborateTM の
ンライン会議のウェブページには、「トロイ大学では、学生の在籍率に
Web Conferencing/ ウェブカンファレンス機能を使ったオンライン
関して教員メンバーがその最前線にいます。」 とあります。 「2011
会議を開催することにしました。ライブのバーチャルクラスルームに
年、4 月 12 ~ 14 日に開催される e キャンパス・e 会議に参加して、
ログインすることで、 遠隔にいる教員も互いにコミュニケーションをと
学生の落第を防止するためのオンラインクラスルーム戦略について
ると同時に、 オンラインのベストプラクティス、 テクノロジー、 方針、 大
模索しませんか」 というメッセージが指導者に向けて発信されまし
学手続き全般についてリアルタイムに学ぶことができます。これらを
た。トロイ大学の教員やスタッフにも共有されている 3 日間のトレー
全て、世界中のオフィスや自宅から行うことができるのです。
ニングイベントのテーマは、「あなたが鍵を握る在籍率」でした。
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blackboardcollaborate.com
2011 年のオンラインカンファレンスでは、トロイ大学の教育設計チー
ムによって遠隔で学ぶ学生をエンゲージし、 進学させるための様々な
戦略が共有されました。「予算削減の時期に、 毎年恒例のカンファレ
ンスを上手くオンライン化しただけでなく、 世界中の教員のバーチャル
クラスルームソフトウェアの導入を促進することもできました。」 と
Nelson 氏は付け加えます。 「オンライン教員をライブコラボレーション
ソフトウェアに触れさせることで、 自らのオンラインコースでも活用する
気にさせることができたのです。」
会議をオンラインで開催することで、 参加
者数が 150 人から 506 人に増えました。
セッションごとの参加者も 25 ∼ 50 人だっ
たのが 130 人にまで増えています。
Nelson 氏によると、 Blackboard CollaborateTM について学んだ
教員は、 自分の授業で Blackboard CollaborateTM の全てのツール
を試すことに積極的だといいます。教員の反応は前向きなものが多い
Gayle Nelson
と話す Nelson 氏。教員は、 Blackboard CollaborateTM が授業を
Director of Instructional Design
強化する機会を提供してくれると言うそうです。そして学生もまた、 トロ
Troy University
イ大学が Blackboard Collaborate
TM
によって提供するテクノロジー
を高く評価しています。
州 境 で は、 ジ ョ ー ジ ア 州 の 30 以 上 の 大 学 が、 Blackboard
CollaborateTM で対面のカンファレンスをオンライン化することで同様
にポジティブな体験をしています。
幸いなことに、 参加者の多くは既に Blackboard CollaborateTM を
知っており、移行はスムーズかつ反応も上々でした。USG はカンファレ
ジ ョ ー ジ ア 州 立 大 学 な ど ジ ョ ー ジ ア 州 の い く つ か の 大 学 が、
Blackboard CollaborateTM を使ったオンライン会議を行うことでコス
ト削減を実現した ( 会議への参加率もアップ ) という報告を耳にした
ンスのスポンサーに対して、 バーチャルなベンダー向けのブースを用
意することもできました。イベントのオーガナイザーには追加のメリットが
あったのです。
ジョージア州大学システム (University System of Georgia, USG)
「キーノートの講演者はミズーリ州出身でした。」 と話す Wolfgang
は、 予算削減に見舞われ、 37 年間現場で行っていたカンファレンス
氏。「これによって多くの時間と移動が節約されました。それでも、 重要
を 2010 年にオンラインに移行しました。
なソーシャルな交流の場として保つことができました。」
ほぼ 40 年にわたって、 毎年恒例の USG Rock Eagle カンファレ
コストと時間削減から、 学生の在籍率の向上、 カンファレンスの参加
ンスは大学の象徴的なイベントでした。ジョージア州の 35 の大学の数
率アップなど、 Blackboard CollaborateTM を使ったカンファレンスの
百にも及ぶ教員や IT スタッフが、 10 月になると州の北東のキャンプ
オンライン実施が成功の方程式であることが証明されました。 Nelson
までトレッキングし、 USG の最新の教育目的や技術について学んでい
氏がそのメリットを上手くまとめています。
ました。また、 複数日に及ぶイベントは交流という意味でも重要で、 ス
タッフや教員が互いに貴重なネットワークをつくるきっかけでした。しか
「Blackboard CollaborateTM がなければ、 私たちは世界中の数百
し、 キャンプ場で開催されていたにも関わらず、 500 人規模のイベント
といる指導者をつなげるために [ 動画カンファレンスハードウェア ] を
開催の費用は決して安くありませんでした。
使っているでしょう。それが上手くいくとは思えません。 Blackboard
CollaborateTM は、 これまでにないほど多くの指導者にリーチすること
トロイ大学が予算削減に見舞われていたのと同時期に、 USG シス
ができています。これらの指導者を Blackboard CollaborateTM の可
テムもまた同じような状況にありました。財布の紐をしめることを課せら
能性に触れさせると同時に、 何千ドルというコスト削減ができます。さら
れた大学は、 Rock Eagle カンファレンスをオンライン化することで大
にホテル、 ケータリング、 エンターテイメント などの予約をする必要もな
幅なコスト削減ができるのではないかと考えました。この州全体の教育
いため時間削減もできるのです。」
テクノロジーカンファレンスを毎年開催した後、 2010 年に USG は
Blackboard CollaborateTM を使ってオンラインで開催しました。
「37 年間の伝統はありましたが、 それでもなおカンファレンスをオン
ライン化することは理にかなっていました。」 と話す Georgia Digital
Innovations Group の Jim Wolfgang 氏。 「オンラインで、 500 人の
参加者、 14 時間のセッション、 4 つのトラック、 そして 40 以上の講演
者やパネリストが参加しました。」
開発元
販売元
Blackboard Inc.
650 Massachusetts Avenue N.W.
6th Floor
Washington, DC 20001-3796 U.S.A.
http://www.blackboard.com/
アシストマイクロ株式会社
Blackboard Japan Project
〒164-0012
東京都中野区本町 3-31-11 野村不動産中野坂上ビル 7F
TEL: 03-5302-2981 FAX: 03-5302-2844
http://www.blackboard.jp/
E-mail: [email protected]