「眼光学チュートリアルセミナー」 ―眼科医・視能訓練士・オプティカルエンジニアのための― 講 師:不 二 門 尚 氏(大阪大学 大学院医学系研究科) 大 沼 一 彦 氏(千葉大学 大学院工学研究科) 高 橋 文 男 氏(㈱ニコン) 華 氏(HOYA㈱) 祁 白 柳 守 康 氏(セイコーオプティカルプロダクツ㈱) 小 林 克 彦 氏(㈱トプコン) 水 野 勝 保 氏(㈱ニデック) 日 時:2008 年 7 月 26 日(土)10:00~17:00 日 時:2008 年 7 月 27 日(日) 9:00~17:00 会 場:三田 NN ホール(三田 NN ビル地下 1 階) 主 催:日本眼光学学会,㈳日本オプトメカトロニクス協会(順不同) 計 2 日間 ±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±± ±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±± 日本眼光学学会&JOEM 共催セミナー ±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±± ±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±±± 本 講 座 の 目 的 日本の QOV(Quality of Vision)は,眼光学に関心の深い眼科医,視能訓練士,理工系の研究者, それと関連する企業の尽力により,世界的に見ても高品位に保たれていますが,実際の臨床現場 ではより深い眼光学の知識を必要とする機会が多くなっています。そこで,知っておくべき, あるいは臨床で困ったときに知っておくと役立つ光学知識を,眼光学の観点から解りやすく解説 するセミナーを開催します。本セミナーは,日本眼光学学会と,光学の専門家集団である社団法人 日本オプトメカトロニクス協会*とのタイアップによる,本邦初の試みです。 *:日本の主だった光学関連メーカーで組織する経済産業省所管の公益法人で,年間の参加人員が 650 人に及ぶ光学専門教育,光学産業界の啓蒙活動等を実施しています。 主 催 日本眼光学学会&JOEM 共催セミナー 「眼光学チュートリアルセミナー」 ―眼科医・視能訓練士・オプティカルエンジニアのための― 講演内容 〜 10:00 イントロダクトリートーク 千葉大学 大学院工学研究科 准教授 10:20 10:20 〜 7 月 12:20 大 沼 一 彦 幾何光学と収差 眼球光学系および眼鏡レンズを初めとして眼に関わる光学装置の機能や仕様を 理解する上で必要な、①幾何光学の基本、②光学系の性能を左右する収差、③関 連用語、などについて基礎的な内容を分かりやすく説明する。 ㈱ニコン コアテクノロジーセンター 研究開発本部 高 橋 文 男 (昼食 70 分) 13:30 〜 26 日 (土) 15:30 屈折異常と矯正 眼の屈折異常とその矯正方法について説明する。 屈折異常の矯正手段としての眼鏡レンズとコンタクトレンズそれぞれの特徴を 説明し、特に老視を矯正するための累進屈折力レンズについて、詳しく説明する。 HOYA㈱ ビジョンケアカンパニー 開発部 祁 華 (休憩 20 分) 〜 15:50 17:00 〜 9:00 10:50 色収差/レンズの度数測定 人間の眼およびレンズの持つ色収差と、色収差が存在する場合の見え方について 解説する。また、眼鏡レンズ(特に累進屈折力レンズ)のレンズメータによる度 数測定値と、装用した場合の屈折効果の違いについて解説する。 セイコーオプティカルプロダクツ㈱ マーケティング本部 白 柳 守 康 収差と眼 眼鏡で矯正してもボケて見える場合、透光体における散乱と、屈折率の不均一性に よる高次収差が原因となる。本講演では、高次収差による見え方を、様々な疾患、 矯正法による違いなどに関して、瞳孔径との関連も含めて分かり易く解説する。 大阪大学 大学院医学系研究科 教授 不二門 尚 (休憩 10 分) コントラストと眼 〜 11:00 12:20 月 (昼食 70 分) 13:30 〜 7 14:00 27 14:00 〜 日 15:00 (日) 見え方の質に関する評価にコントラスト特性がある。コントラストに関係する光 学特性は収差と散乱である。収差のある眼の光学像の PSF、そこから導かれる MTF、コントラスト特性の関係と、散乱の測定方法と光学像について、解りやす く解説する。 千葉大学 大学院工学研究科 准教授 大 沼 一 彦 偏光 眼光学のなかで、偏光を使う測定は、神経線維層の厚み測定である。日常で偏光 を利用するのは偏光サングラス、反射防止フィルターである。複屈折物質、反射、 方向性選択吸収等で偏光が起きることを解りやすく説明する。 千葉大学 大学院工学研究科 准教授 大 沼 一 彦 眼球光学系の評価装置 Ⅰ 眼球光学系の光学特性を測定する、レフ/波面センサー/PSF、等の測定原理を 眼光学の観点から解り易く解説する。また、測定結果について、その意味すると ころ、信頼性、等、実際の臨床現場で知っておくと役に立つ知識にも触れる。 ㈱トプコン 技術・品質グループ 技術企画部 小 林 克 彦 (休憩 20 分) 〜 15:20 16:00 眼球光学系の評価装置 Ⅱ SLO(Scanning Laser Ophthalmoscope)はレーザ光源を使用することにより走査共 焦点光学系を実現している。これにより高いコントラストが得られ、また、眼底 カメラ光学系では見えない眼底疾患を捉えることができる。 ㈱ニデック 光学開発課 水 野 勝 保 眼球光学系の評価装置 Ⅲ 〜 網膜の構造組織を立体的に測定する OCT、さらに、最近の高速、高解像のフー 16:00 リエ変換 OCT の測定原理を光の干渉、屈折率変化、高解像を得るための解析テ クニックの観点から解り易く解説する。また、測定結果の意味するところ、信頼 17:00 性などにも触れる。 千葉大学 大学院工学研究科 准教授 大 沼 一 彦 ※講師の都合により講師交代またはカリキュラムを変更する場合がございます。 参 〔参 加 加 要 領 費〕1 名につき(テキスト代,消費税を含む) 1. 2. 3. 4. 参加区分 眼 科 医 視能訓練士 JOEM 会員 そ の 他 参 加 費 30,000 円 20,000 円 20,000 円 30,000 円 ※参加費の払い戻しは致し兼ねます。お申し込みされた方のご都合が悪くなった 場合は,代理の方がご出席下さいます様お願いします。 ※当協会に入会されますと本チュートリアルセミナーをはじめ,その他諸事業へ の参加費が割安になりますので,この機会に入会をおすすめします。入会ご希 望の方は,当協会へお問い合わせください。 〔昼 食 〔定 費〕 別途 一食につき 2,000 円(税込)(ご希望の方は上記参加費と一緒に 下記振込先にお振り込みください。) ※土日開催につき会場周辺の飲食店は閉店のところが多い為,受講 申し込みと同時にお弁当も申し込まれた方が便利です。 員〕100 名 〔申 込 期 限〕2008 年 7 月 18 日(金)まで ※定員になり次第,申し込み期限前でも締め切らせていただきます。 〔申 込 方 法〕裏面の申込用紙にご記入の上,FAX 又は郵送にてお申込ください。 ※申込受付後,申込責任者宛に受講票と請求書をご送付いたします。 (但し,お申し込みが開講日の一週間以内の場合は,当日受付にて 受講者の方にお渡しいたします。 ) 〔申込先及び問合せ先〕㈳日本オプトメカトロニクス協会 事務局 〒105-0011 東京都港区芝公園 3 丁目 5 番 22 号 機械振興会館 別館 4 階 TEL 03-3435-9321 FAX 03-3435-9567 E-mail:[email protected] 〔振 〔会 込 先〕口 座 名: 社 団 法 人 日本オプトメカトロニクス協会 取引銀行: ⑴みずほ銀行 神谷町支店 普通預金 2187994 ⑵三井住友銀行 本店営業部 普通預金 6757500 場〕三田 NN ホール(三田 NN ビル 地下 1 階) 東京都港区芝 4 丁目 1 番 23 号 TEL 03-5443-3233㈹ (会場のアクセス http://www.mita-nn-hall.com/access/access.html) (交 通)都営地下鉄 三 田 線 三田駅直結(A9 出口) 浅 草 線 三田駅下車 徒歩 3 分 JR:山手・京浜東北線 田町駅下車 徒歩 5 分 〃 ㈳日本オプトメカトロニクス協会御中 年 月 日 「眼光学チュートリアルセミナー」参加申込書 ―眼科医・視能訓練士・オプティカルエンジニアのための― お弁当申込み 参 加 者 氏 名 職 業/職 職 業 経験年数 種 希望者は下記欄に ○印をして下さい。 7/26 7/27 ※職業/職種,経験年数は,講義内容および解析の基礎資料に致しますので,差し支えない範囲でご記入下さい。 ●申込先 FAX:03-3435-9567 (参加区分) 1. 眼科医 2. 視能訓練士 3. JOEM 会員 4. その他 ※該当する番号に必ず○印をつけて下さい。 〔申込責任者記入欄〕 所 在 地: 〒 勤 務 先 名: 所 属: 氏 名: 部 TEL 課 FAX E-mail ※ご記入いただいた個人情報は社団法人日本オプトメカトロニクス協会で管理し,今後当協会が主催 する研修会,技術講座,セミナー等のご案内に利用させていただく場合がございますので予め ご了承下さい。
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