LSU レールダルサクション ユニット 商品番号 78 00 00 - 再使用型 商品番号 78 00 30 - Serres 取扱説明書 www.laerdal.com 4 7 機能テスト18 2 使用目的 4 –– 7.2 テストの実行19 –– 7.1 セットアップ 18 –– 7.3 機能テスト結果 20 8 点検・修理 21 –– 3.3 テストボタン 6 9 トラブルシューティング 21 –– 3.5 自動節電機能 6 10 アクセサリおよびパーツ 22 4LSU 再使用型キャニスター 7 11 仕様24 –– 4.3 使用 8 –– 11.3 物理的特性24 3 ユーザーインターフェース –– 3.1 操作ダイヤル –– 3.2 インジケーター 5 5 –– 3.4 電源 6 –– 4.1 概要 –– 11.1 分類24 –– 4.2 パーツ7 –– 4.4 クイックリファレンス –– 11.2 全公差24 –– 11.4 作動24 11 –– 4.5 使用後 11 –– 11.5 主要電力24 –– 4.6 レールダル再使用型キャニスターの 汚染除去11 –– 11.6 環境条件25 –– 11.7 材料25 –– 11.8 記号26 5Serres サクションバッグ –– 11.9 EMC 適合27 –– 5.1 概要12 –– 5.2 パーツ 12 –– 5.4 クイックリファレンス 15 –– 5.3 使用 12 限定保証 13 13 住所28 –– 5.5 使用後15 6 クリーニングおよびメンテナンス –– 6.1 全般16 –– 6.2 キャビネットおよびパーツの クリーニング16 –– 6.3 再使用型パーツの消毒 16 –– 6.4 バッテリの充電 16 –– 6.5 外部バッテリチャージャー17 –– 6.6 バッテリ品質のチェック 17 –– 6.8 ブラケットを固定する 18 28 –– 6.7 バッテリの交換 17 –– 6.9 キャニスターホルダー用リリース アーム 18 3 日本語 1 注意と警告 本装置が十分に機能するために、Laerdal Medical または弊社販売代理店が供給する付属品および 部品のみを使用してください。 バッテリ 本装置を使用する前に、この取扱説明書を注意深 くお読みになり、操作や保守について完全に習熟 してください。 • Laerdal Medical が提供するバッテリのみを 使 用 し て く だ さ い 。そ れ 以 外 の バッテリを使用すると、LSU の 状 態 を 示 す イ ン ジ ケ ー タ ー 、 バッテリ動作時間、安全性に関連する問題が 起こる可能性があります。 1. 注意と警告 LSU を使用できるのは、吸引器の使用について訓 練を積んだ方に限られています。 • バッテリの良好な作動を維持するために、使 用していない時には連続充電状態にしておく ことをお勧めします。 LSU は可燃性液体または気体の存在下での使用 に適していません。爆発または火災の危険があり ます。 • 本 装置は完全バッテリ容量に達するまで最低 24 時間充電しなければなりません。急速充 電では 3 時間充電で約 80% の容量になりま す (新しいバッテリの場合)。3 時間充電だけ 本装置は 11.6 で規定された範囲を超える環境条 件下では使用しないでください。そのような条件 下で使用すると、安全性が損なわれたり有害な影 響が及んだりする可能性があります。 を反復することはお勧めできません。 • 使 用していない時に連続充電状態にしておく ことができない場合は、必ず少なくとも月1回 最低 24 時間充電してください。 使用中は排気口を塞がないでください。排気口を ふさぐと、吸引流量が低下し、さらには破損するこ とがあります。 • バッテリを放電状 態で保管しないでくださ い。保管する前には、必ず完全に充電してくだ さい。 • 予備のバッテリを 25°C の室温で保存する 場合は、6 ヵ月ごとに充電することをお勧めし フィルターおよびフロートボールを装着しない状 態で、再使用型タイプを使用しないでください。 ます。 • 臨床に用いる前には必ず LSU を充電し てください。 オーバーフローすると装置が破損することがあ ります。キャニスターからポンプ内への液体の オーバーフローが疑われる場合は、当社もしく は当社代理店に点検・修理を依頼してください (セクション 8 参照)。 2. 使用目的 は、野外や患者の搬送中に使用することを 目的としたポータブル型の吸引器です。患者の気 道から分泌物、血液、嘔吐物を除去するために間 欠的に使用することを目的としています。 LSU キャビネットのクリーニングを行う際には、電源 コードを外部電源から抜いてください。感電の危 険を防止するために、クリーニングに使用する液 体の量は最小限に抑えてください。 通常、口腔咽頭吸引には高吸引圧レベルが選択 され、気管吸引および小児・乳幼児の吸引には低 吸引圧レベルが適しています。 本装置を液体に浸けないでください。装置が破損 したり、感電する恐れがあります。 洗浄液などの液体を吸引しないでください。LSU が破損する恐れがあります。 4 3. ユーザーインターフェース (すべての装置) 再び点灯しなければ、本装置を作動させることが できます。電源スイッチの ON/OFF の切り替え を 3 回繰り返し、さらに完全に充電されたバッテ リと交換した後でもこの赤色 LED が点灯し続け る場合は、使用を中止し、弊社もしくは弊社代理 店に点検・修理を依頼してください。(セクション 8 を参照)。 3.1 操作ダイヤル 操作ダイヤルは、ON/OFF スイッチと吸引圧イ ンジケーターが付いたもので、ユーザ―インター フェースの一番下に配置されています。 操作用ダイヤルを必要な設 定まで回すとスイッ チを ON に入ります。各設定は、選択された位置 における最大到達吸引圧レベル (10.6/16.0/26.6/ 46.6/66.5+ kPa) を表示します。 吸引流量は吸引圧設定が上昇するにつれて変化し ます (セクション 11.4 を参照)。操作ダイヤルを 「0」に戻すと LSU がリセットされます。 3.2.4 吸引圧インジケーター この緑色の棒グラフは実際の吸引圧 レベルを表します。 各 LED は 、ランプの光が明るい場合 は、6.6 kPa を表します。LED の光が 弱い場合は、3.3 kPa を表します (例 えば、明るい LED が 2 つと弱い LED が 1 つの場合は 16.5 kPa となり ます)。 操作ダイヤルが「0」の位置にある場合でも、本装 置が主電源に接続されているときには一部の内部 回路に電圧がかかっています。電気を完全に取り 除くためには、電源コードをコンセントから抜い てください。 3.2 インジケーター mmHg この緑色の LED には 3 つのモードが あります: 3.2.1 電源 ON インジケーター 80 120 200 350 500 kPa 10.6 16.0 26.6 46.6 66.5 mBar 107 160 267 467 667 圧力変換表 • スイッチが入っている間は継続的に点灯して 3.2.5 バッテリインジケーター います。 この緑色の LED 棒グラフには次の 3 つ の機能があります。 • -機能テスト中は急速に (1 秒当たり約 2 回) 点滅します。 • バッテリ使用による作動中:おお • 自動節電機能が作動している間、機能テスト よそのバッテリ容量を表示します。 が中断された場合、またはバッテリの充電切 れの場合はゆっくりと(1 秒当たり約 1 回) 点滅します。 • 充電中:おおよその到達バッテリ 容量を表示します。 • 機能テスト中は現在どの段階のテストが進行 中であるのかを示します。 3.2.2 外部電源インジケーター バッテリによる作動中: およそのバッテリ残量を表示します。 バッテリ使用による作動中および充電中に表示さ れる数値は、指標としてのみ使用してください。 たとえば、装置のセッティング、バッテリの状態、 温度などさまざまな要因に影響されます。 この緑色の LED は外部 AC または DC 電源に接続されている間は継続的 に点灯しています。 3.2.3 故障モードインジケーター この赤色の LED は機能不良が検出さ れた場合に点灯します。赤色の LED が 点灯した場合は、LSU のスイッチを切り、 それから再びスイッチを ON に入れて赤色 LED が点灯するかどうかチェックしてください。 注:スイッチを ON に入れた直後および外部電源 からバッテリ使用作動へ切り換えた直後に、4 個 の LED 全部が 5 秒間点滅し、その後にバッテリ容 量が表示されます。 5 日本語 日本語 本取扱説明書は、2 種類のレールダル サクション ユニット (LSU): 再使用型および Serres について 説明したものです。特別の定めのない限り、本書 の情報は両方の装置に適用されるものとします。 良好に作動するかどうか、あるいは 点検・修理を受ける必要があるかど うかを確認するために、4 ステップ の機能テストプログラムを実施します (セクション 7 を参照)。 *注:スイッチを ON に入れた直後および外部電 源からバッテリ使用作動へ切り換えた直後に、 4 個の LED 全部が 5 秒間点滅し、その後にバッ テリ容量が表示されます。電圧ベースでバッテリ容 量を測定するため、バッテリの状態表示は装置に よって異なる場合があります。バッテリごとに残量 に対する電圧が異なるため、表示値に変動がある ことを考慮してください。その他温度などの外部 要素も精度に影響を与えます。以下に示すように、 バッテリ容量を表示します。このグラフは、バッテ リ表示の変動性を示すものです。 3.4 電源 LSU には、AC 主電源へ接続するための AC 電源 コードおよび DC 主電源へ接続するための DC 電源コードが付属されています。本装置はバッテ リを使用して作動させる他に、次の外部電源の 1 つを用いて作動/充電することができます。 • AC 電源コードを用いて使用する場合は AC 主電源:100~240 VAC (50/60 Hz) LED 4 個 LED 3 個 LED 2 個 LED 1 個 • DC 電源コードを用いて使用する場合は DC 主電源:12~28 VDC 時間 ウォールブラケットはオプションとしてご用意して おります (セクション 10 を参照)。このブラケッ トに取り付けたまま作動および充電が行えます。 バッテリ残量低 (最低 1 分間に 66.5 kPa/自由流 量に基づいた操作が可能)。1 つの LED が点滅 します。 注: LSU または NiMH バッテリを低温 (12 °C 未満) で保管していた場合、 スイッチを入れた 時に実際よりもバッテリの残量が少なく表示 される場合があります。 これは NiMH バッテリ の性質によるものです。 このとき、 バッテリイン ジケーターの LED の 1 つが点滅するかもしれ ません (この LED の点滅は通常、 バッテリ残量 が低下していることを示します)。 LED の点滅 は、LSU の温度が 12 °C を超え、LSU の電源を 入れ直すまで、継続することがあります。 この 場合のバッテリ残量低下の表示(LEDの点滅) は、 バッテリ残量を正しく表示するものではあ りません。 AC コネクターソケット DC コネクターソケット 外部電源へ接続すると外部電源インジ ケーターが点灯します。外部電源を接続 している状態やウォールブラケットに LSU を装着しているときは、外部電源 インジケーターが常に点灯していることを確認して ください。 充電中:充電容量が表示されます。 容量 < 75% 75~80% > 80% 3.5 自動節電機能 LSU にはポンプモーターのスイッチを OFF にする自動節電機能が装備されて います。このモードにあるときは、電源 ON インジケーターはゆっくりと (1 秒当たり 1 回) 表示* LED が順に点灯します 3 番目の LED が点灯し、4 番目の LED が点滅します 点滅します。 4 つの LED が点灯します *注:バッテリを挿入していないときは、バッテリイ ンジケーターが約 5 秒間明るく点灯しその後オフ この機能は、操作ダイヤルを 26.6、46.6 または 66.5+ kPa にセットし、実際の吸引圧レベルが継 続的に2分以上に渡り 16.0 kPa を超えているとき に作動します。 になります。 機能テスト中 現 在どの段 階 のテストが 進 行 中 であるのか、 または対応するどのテスト結果が表示されている のかを示します。 LED 1 (低 LED) が点灯している = ステップ 1、 LED 2 が点灯している = ステップ 2 等。 節電モードから通常作動に復帰させるためには、 操作ダイヤルを「0」にセットし、その後必要な設 定を選択してください。 6 日本語 日本語 3.3 機能テストボタン 容量 精度は、バッテリの寿命および状態に加え、装置 の状態にも依存します。温度などの外部の要素も 精度に影響を与えます。 4. LSU 再使用型キャニスターシステム 4.1 概要 患者インレット エアロゾルフィルター 患者チューブ 吸引コネクター 吸引カテーテル アダプター 吸引インレット ユーザーインター フェース チューブホルダー キャニスター ウォーターボトル キャニスター ホルダー フロートボール付 キャニスター蓋 リリースアーム バッテリー蓋 4.2 パーツ キャニスター 患者インレット 患者チューブ アングルコネクター 吸引カテーテルアダプター ガスケット 吸引シール 再使用型キャニスターの構成は次のとおりです: • 容量 1,000 ml の透明プラスチック製 キャニスター エアロゾルフィルター タ ー を 取 り 外 し て く だ さ い 。 フ ロ ー ト ボ ー ル が 外 れ 、 アングルコネクターを再 接 続 することが でき ます。 • フロートボール付キャニスター蓋 • エアロゾルフィルター キャニスター蓋には、キャニスターがいっぱいになっ たり、LSU がひっくり返ったりした場合に吸引を 遮断するフロートボール付フローター弁が含まれ ています。フローター弁をリセットするためには、 フィルターチューブ側差込口からアングルコネク フロートボール付キャニスター用蓋 注:エアロゾルフィルターおよびフロートボールを 装着せずに、LSU 再使用型キャニスターを使用し ないでください。 再使用型パーツの汚染除去はセクション 4.6 に 7 4.3.2 LSU を使用する 注:吸引物のオーバーフローを防止するために必 ず直立位置を保持してください。 キャニスターを取り外す時は、次のように行ってく ださい: 4 地域もしくは施設ごとの規則に従ってキャニス ターの中身を安全に廃棄してください。 5 セクション 6 .2 に従ってキャビネットを、セク ション 4.6 に従って再使用部品えをクリーニン グしてください。 エアロゾルフィルターは使用後に、または少なくと もシフト毎に 1 回交換してください。交差汚染が 問題とならない場合でも、エアロゾルフィルターは 少なくとも 1 ヶ月に1回交換してください。 4.3.4 再使用型キャニスターの組み立て 1 黄色のガスケットを蓋にはめます。この際ねじ らず、平らになるように注意してください。 廃棄したときのために常に予備のエアロゾルフィ ルターを装備しておくことをお勧めします。エアロ ゾルフィルターが 変色したり湿ったりした場 合 には、直ちに交換してください。 1 チューブをホルダーから取り外します。 2 操作ダイヤルを必要な最大到達吸引圧レベル にセットすると、スイッチが自動的に入り、作動 し始めます。スイッチが ON に入っている間は 緑色の電源 ON インジケーターが継続的に点 灯しています。 4.3 使用にあたって 注:LSU を使用する前に、セクション 1 に記載さ れている「注意と警告」をよくお読みください。 クリーニングの後は色わけに応じて、再度組み立 ててください。 1 青色の吸引インレットからフィルター付チュー ブを抜去します (エアロゾルフィルターの取扱 方法に関してはセクション 4.2 を参照)。 3 吸引が終了したら操作ダイヤルを「0」に戻して 2 フロートボールが外れていたら、蓋を裏返し、 4.3.3 キャニスターの交換 注:LSU は必ずフロートボールがついた状態で使 用してください。 図のようにボールをはめます。 ください。 4.3.1 チェックリスト • 不足している部品がないこと、そしてすべての 注:LSU への損傷を防ぎ、LSU が正しく機能する ために、吸引物がキャニスター容量の 3/4 にまで 達したら空にしてください。ご使用の際には必ず フィルターを確認してください。 部品が清潔であることを点検します。 • 外部電源を使って LSU を使用する場合は、 セクション 3.4 の手順に従って外部 AC また は DC 電源を接続してください。内蔵バッテ リを使って LSU を使用する場合は、バッテリ もしフィルターが破損し、キャニスターからポン プ内への液体のオーバーフローが疑われる場合 は、点検・修理を受けてください (セクション 8 を 参照)。 が設置されていることを確認します。 • 患者チューブがキャニスター蓋の患者インレ ットにしっかりと接続されていること、エアロ ゾルフィルターが LSU 本体の吸引インレット とキャニスター蓋にしっかりとはまっているこ とを確かめます。 液体がキャニスターの一番上まで達すると、装置 はそれ以上吸引しなくなります。吸引を継続する にはキャニスターを空にし、フィルターを交換して ください。 • 吸引カテーテルが患者チューブまたは吸引カ テーテルアダプターに接続されていることを 確認します。 吸引カテーテルが接続されていない場合は、 患者チューブまたは吸引カテーテルアダプタ ーを使用しないでください。 吸引物のオーバーフローにより破損することがあり ます。 8 2 キャニスターホルダーを解除するには、リリー スアームを下に押しながら、キャニスターホル ダーを手前にスライドさせます。その後、ホル ダーからキャニスターを取り外してください。 3 蓋を時計回りに回し、キャニスターにしっかり とはめます。 3 患者チューブをチューブホルダーから取り外し ます (該当する場合)。 9 日本語 日本語 従って行ってください。 エアロゾルフィルターは、ポンプユニットにエアロ ゾルが混入しないように LSU を保護します。エア ロゾルフィルターは細菌または微粒子の濾過には 適していません。エアロゾルフィルターは汚染除去 できません。 8 キャニスターをキャニスターホルダーにはめ、 LSU にスライドして入れます。 接続します。 日本語 日本語 4 吸引カテーテルアダプターを患者チューブに 注:チューブの接続に際しては色を参考にしてくだ さい。青色は青色と、黄色は黄色と接続します。 6. 4.4 再使用型キャニスター 1. クイックリファレンス チューブの接続は LSU 右側に記載 の図のように行いす。 4. 3. 1 青色のエアロゾルフィルター 5 アングルコネクターを患者チューブに接続し 9 黄色のアングルコネクターと黄色の吸引シール ます。 を接続します (黄色と黄色を接続します)。 を取り外し、中を空にしてください。 2 黄色のアングルコネクター • 上記の図に示されているようにキャニスター を黄色の吸引シールに接続 します。 を個別の部品に分解してください。 • 再使用型キャニスターのフロートボールは蓋 から取り外してください。 4.6.3 すすぎ洗い 4.5 使用後 10 患者チューブのアングルコネクターとキャニス ター蓋の患者インレットを接続します。 • 流水で全部品をすすぎ洗いしてください。 • 吸引が完了したら、操作ダイヤルを「 0 」に • 温水 (30~40°C) に漬けてください。 セットし、全部品について破損または過度の 損耗がないかどうか点検します。 4.6.4 洗浄 • 必要な場合は部品を交換します。 • 中性洗剤を含む高温水 (60~70°C) 中に全部 品を漬けます (セクション 6.3 を参照)。 • セクション 6.2 の手順に従い、LSU と再使用 部品をクリーニングします。 • ブラシの使える個所は適切なブラシを使用し • セクション 7 の手順に従って機能テストを て、全表面を静かに完全に洗浄します。 実施します。 • 温水ですすぎ洗いし、乾燥させます。 • LSU を充電します (セクション 6.4 を参照)。 • 全部品が清潔で乾燥しているかどうかを目で 見て検査します。 4.6 再使用部品の汚染除去 7 エアロゾルフィルター (青色のリング) と LSU 11 セクション 7 の手順に従って機能テストを行 本体の青色の吸引インレットを接続します。 (色コード:青色 → 青色) います。 4.6.1 汚染除去しなければならない部品 注:完全なすすぎ洗いおよび洗浄は、消毒を行う 前のきわめて重要な工程です。 使用ごとに汚染除去する部品: 1 キャニスター用蓋 2 フロートボール 3 ガスケット 4 吸引シール 5 アングルコネクター 6 キャニスター 7 患者チューブ 12 患者チューブをチューブホルダーに巻きつけ 8 吸引カテーテルアダプター ます。 13 LSU を充電します (セクション 6.4 を参照)。 10 5. • セクション 4.3 の手順に従ってキャニスター レットに接続します。 みます。 8. 4.6.2 準備 を青色の吸引インレットに 接続します。 3 患者チューブを患者イン 6 蓋中央の穴に黄色の吸引シールをはめ押し込 7. 2. 11 5.1 概要 必要な場合は、メーカーの取扱説明書に従って再 使用型キャニスターをクリーニングします。 患者インレット 吸引チューブ ユーザー インターフェース フィルター付き Serres 吸引バッグ キャニスター 吸引チューブ用ホ ルダー キャニスター ホルダー リリースアーム バッテリ蓋 5.2 部品 再使用部品 定期的にクリーニング/交換する部品 • キャニスター 使い捨て部品 • フィルター付き吸引バッグ • Serres 吸引コネクター • Serres 吸引チューブ Serres 吸引チューブ フィルター付き 吸引バッグ 注:吸引物のオーバーフローを防止するために必 ず直立位置を保持してください。 Serres 吸引コネクターを湿った布またはスポンジ Serres 吸引コネクター 吸引インレット 5.3.2 LSU を使用する で拭いてクリーニングします。加熱滅菌や分解は しないでください。 1 Serres 吸引チューブの包みを剥がします。 2 キャニスター蓋の患者インレットに Serres 吸 引チューブを接続します。 5.3 使用 注: LSU を使用する前に、セクション 1 「注意 と警告」をすべてお読みください。 5.3.1 チェックリスト • 不足している部品がないこと、そしてすべての 部品が清潔であることを点検します。 • 外 部 電 源 を 使 用して作 動させる 場 合 は 、 セクション 3.4 に説明されているとおりに外部 AC または DC 電源のどちらかに接続します。 3 必要な場合は適切な吸引カテーテルを接続し ます。このカテーテルは Laerdal Medical では バッテリを使用して作動させる場合は、バッテ リが挿入されていることを確かめます。 取り扱っていません。 4 操作ダイヤルを必要な最大到達吸引圧レベル • Serres 吸引コネクターが LSU とキャニスター にセットすると、スイッチが自動的に入り、 作動し始めます。スイッチが ON に入ってい る間は緑色の電源 ON インジケーターが継続 的に点灯しています。 に正しく接続されていることを確認します。 キャニスターの蓋が正しく密閉されていることを 確認します。 5 吸引が終了したら操作ダイヤルを「0」に戻 1 患者インレットを塞ぎ、装置電源 を ON に してください。 します。 5.3.3 キャニスターの交換 注:LSU への損傷を防ぎ、LSU が正しく機能する ために、吸引物が Serres バッグ容量の 3/4 にまで 達したら交換してください。 キャニスター Serres 吸引 コネクター 液体が約 1,000 ml になったら、LSU は液体の吸 引を停止します。バッグからポンプに液体があふ れたことが疑われる場合には、点検・修理を依頼 してください (セクション 8 参照)。 2 すべての部品が正しく組立てられていないと、 十分な吸引力が得られません。 吸引物のオーバーフローにより LSU が破損する恐 れがあります。 Serres サクションバッグシステムには親水性フィル Serres 吸引チューブを取り外してください。地域・ 施設ごとの規則に従って Serres 吸引チューブを ターが付いており、キャニスターが満杯になった 場合や、LSU が倒れた場合に吸引を停止します。 安全に廃棄してください。 吸引を再開するには、吸引バッグを交換してくだ さい: 使用後は毎回使い捨て部品を交換してください。 12 13 日本語 日本語 5. Serres サクションバッグシステム 5.3.4 Serres サクションバッグシステムの組み 立て スターから外します。 1 キャニスターホルダーにキャニスターを真っ 5 LSU にキャニスターホルダーを完全に挿入し 10 セクション 7 の手順に従って機能テストを行 6 Serres 吸引コネクターの反対側をキャニスタ 11 吸引チューブホルダーに吸引チューブを固定し ます。 います。 直ぐ差し込みます。 2 リリースアームを下に押しながらキャニスター ホルダーを手前にスライドさせます。 2 LSU にキャニスターホルダーを部分的に挿入 ーに挿入します。 ます。 12 LSU を充電します (セクション 6.4 を参照)。 します。 5.4 Serres サクションバッグシステム クイックリファレンス チューブの取り付け方法は LSU の右側に図解されています。 7 操作ダイヤルを 66.5+ kPa に設定します。 3 その後、キャニスターから吸引バッグを取り 外してください。 3 吸入バッグを畳んでキャニスター内部に入れ ます。吸引バッグは同じサイズのキャニスター に入れてください。 4 地域・施設の規則に従って Serres 吸引バッグ を安全に廃棄してください。 5 必要に応じてセクション 6.2 の手順に従って LSU をクリーニングします。 6 必要に応じてメーカーの取扱説明書に従って Serres キャニスターをクリーニングします。 8 指を使って患者インレットに蓋をし、同時に 蓋の中央を押します。吸引が 66.5 kPa に到達 注:Serres 吸引コネクターを湿った布またはス ポンジで拭いてクリーニングします。 加熱滅菌や分解はしないでください。 Serres 吸引コネクターは定期的に交換してくだ さい。 したら蓋が正しく設置されます。 5.5 使用後 1 損傷や過度の摩耗がないか LSU のすべての 4 Serres 吸引コネクターを LSU 吸引インレット 部品を確認します。 必要な場合は部品を交換してください。 Serres 吸引コネクターは定期的に交換してく ださい。 に挿入します。 2 LSU 側面に未開封の Serres 吸引チューブを 取り付けます。 3 セクション 7 の手順に従って機能テストを行 9 患者インレットを解除して、バッグが完全に います。 膨らんでいることを確認します。 14 4 セクション 6.4 を参考にして LSU を充電し ます。 15 日本語 日本語 1 付属のプラグ付きの患者インレットを蓋に取 り付けます。Serres 吸引コネクターをキャニ 6.4 バッテリの充電 バッテリは、3.4 で説明されているように外部 AC または DC 電源を使って直接充電することができ ます。外部充電器は不要です。バッテリを充電する には、次のとおりに行ってください。 6.1 全般 • 「使用後」に記載されたメンテナンスの手順 に従ってください。 • 装置を頻繁に使用しない (使用回数が 1 ヶ月 に 1 回未満) 場合でも機能テスト (セクション 7 参照) は 1 ヶ月に 1 回実施してください。 1 操作ダイヤルを「0」にセットされていること を確かめてください。外部 AC または DC 電 源のどちらかに接続すると、充電が自動的に 開始します。 6.2 キャビネットおよび部品のクリー ニング 2 充電中、バッテリインジケーターはおおよその 到達バッテリ容量を表示します(セクション3.2.5 警告: クリーニングを行 う 際 に は 、 必 ず 電 源 コ ー ド を外部電源から抜いてください。 を参照)。 3 フル充電するためには最低 24 時間充電しな ければなりません。3 時間充電では約 80% の 感電の危険を防止するために、クリーニングに使 用する液体の量は最小限にしてください。LSU を 液体に浸けないでください。破損、感電の危険性 があります。 容量が得られます(新しいバッテリの場合)。 3 時間充電だけを反復して行うことはお薦め できません。 します。低容量への反復充電はバッテリ寿命 を短縮させます。 • 使 用していない時に連続充電状 態にしてお くことができない場合は、必ず少なくとも月 1 回は最低 24 時間充電してください。 • バッテリを放 電 状 態 で 保 管し な いでくだ • 20 分間が経過しないうちに作動が停止した場 さい。 合は、新しいバッテリと交換してください。 • 保 管 する前 には 必ず 完 全 に 充 電してくだ 6.7 バッテリの交換 さい。 • 放電したバッテリを LSU に取り付けたまま保 注: Laerdal Medical が推奨するバッテリのみを使 用してください。 管しないでください。 • 充電のための推奨温度は 15°C~25°C です。 1 バッテリの蓋を開けます。 • 装置の作動中にはバッテリは充電されま せん。 2 バッテリを取り出すために、バッテリを押し てほんの少し左へ動かし、ゆるめます。 3 LSU からバッテリを取り外します。* 4 バッテリを挿入するには、十分に押し入れ、 それから右へ押してロックします。 • バッテリテスト (セクション 6.6 を参照) に合 格しなかった場合、または 3 年が経過した • きれいな布またはペーパータオルを用いて表 5 バッテリの蓋を閉じます。 6 バッテリを挿入した後、完全充電されたバッ 場合は、いずれか早い時点でバッテリを交換 してください。 面の水分を拭き取ってください。 • 清潔な布またはペーパータオルを使って表面 テリでない場合は充電状態にします。 • 完全に放電したバッテリは LSU で充電できま の水分を取り除きます。 せん。交換する必要があります。 6.3 再使用型パーツの消毒 パーツを消毒するには以下の方法が推奨されています。 温度/濃度 室温/濃度: 2% 接触時間 60 分 次亜塩素酸ナトリウム 室温/濃度: 0.5% (米国での使用は未許可) 蒸気オートクレーブ • バッテリは常に完全に充電することをお薦め 合 は 、バ ッ テ リ イ ン ジ ケ ー タ ー が約 5 秒間明るく点灯します。 その後 OFF になります。 を含ませた布またはスポンジをご使用くださ い。セクション 11.7 に列挙されている材料と 適合する洗剤を使用し、洗剤に記載の指示に 従ってください。 グルタルアルデヒド バッテリ不良であることが疑われる場合は、バッ テリを最低 24 時間充電し、外部電源に接続せず に次のテストを実施してください: • 機能テストを実施し、 LED 4 その後に LSU を 20 分 LED 3 間に渡って 66.5+ kPa の LED 2 最大到達吸引圧レベル LED 1 で連続的に作動させてく ださい。 • バ ッ テ リ が 挿 入 さ れ て い な い 場 • クリーニングには、中性洗剤 (食器用洗剤等) 方法 6.6 バッテリテスト 注: • バッテリの良 好な機能を維 持するために、 使用していない時は LSU を連続充電状態に しておくことをお薦めします。 20 分 加熱滅菌温度 121°C 60 分 16 消毒後の処置 全パーツを温水で洗い流し、 乾燥させます。 全パーツを温水で洗い流し、 乾燥させます。 パーツを冷まします。 * バッテリを廃棄する場合には、密封型鉛畜電池 もしくはニッケル水素電池に関する各地域の規則 に従って安全に廃棄してください。 • 予備のバッテリを 25°C の室温で保存する場 合は、6 ヵ月ごとに充電することをお勧めしま す。 6.5 外部バッテリチャージャー LSU のバッテリは外部充電器 (オプション) を使用 して充電することができます。セクション 10 をご 参照ください。 17 日本語 日本語 6. メンテナンス ブラケット固定用金具はオプションのウォールブ ラケットに LSU を固定させるのに使用します。 常に磨耗や損傷がないか点検してください。 摩耗している場合は交換してください。セク ション 10 をご参照ください。 機能テストは LSU が良好に作動するか、点検・ 修理を受ける必要があるかどうかを確認するため に使用者が行うプログラムです。 このプログラムでは 4 つ類のテストを行います。 1 吸引器内部 (キャニスターおよびチューブを 含む) の詰まりをチェックします。 固定用 ブラケット 7.2 テストの実施 4 LED 1 が再度点灯したらチューブから指を離 してください。 注:テストを中断して通常の操作に戻る場合に は、操作ダイヤルを別の位置に回してから必要 な設定を選択してください。 1 機能テストボタンを押しながら操作ダイヤル を 66.5+ kPa へセットしてください。 2 吸引機能の有効性 (3 秒間以内にどの程度の 5 テスト結果を確認します (セクション 7.3 を 吸引圧が確立されるのか) をチェックします。 参照)。 3 本装置の最大到達吸引圧レベル (このレベル に 10 秒間以内に到達するかどうか) をチェッ 6 テスト結果を確認したら、操作ダイヤルを「0」 に戻し、機能テストを終了してください。 クします。 4 吸引器内部 (キャニスターおよびチューブを 6.9 キャニスターホルダーのリリース アーム 含む) の空気漏れをチェックします。 追加でキャニスターホルダーへリリースアームを取 り付けることができます。セクション 10 をご参照 ください。 7.1 セットアップ 機能テストを開始する前に次のことを確認してく ださい。 • 患者チューブが詰まっていたり折れ曲がった りしていない。 • 吸引カテーテルアダプターがホルダーから取 注:操作ダイヤルを 66.5+ kPa へセットしてか らら最低 2 秒間はテストボタンを押し続けてく ださい。テストがすぐに開始します。 注:LSU がテストモードにあるときは、テストプロ グラムを終了するまで電源 ON インジケーターが 点滅します (約 1 秒間に 2 回)。 * チューブが 2 分以内に閉塞されない場合は、 テストは中断され、電源 ON インジケーターが ゆっくりと (1 秒当たり約 1 回) 点滅します。テスト を再開する場合は、操作ダイヤルを「0 」にセット し、その後再びテストを実施してください。 テストを再開するには、操作ダイヤルを「0」に戻し てやり直します。 2 バッテリインジケーターの LED 2 が点灯した ら (約 1 秒かかります)、すぐに患者チューブを 閉塞してください。* り外されている。 • キ ャ ニ ス タ ー の 蓋 、 ア ン グ ル コ ネ ク タ ー と チ ュ ー ブがしっかりと固定されている。 3 LED 2、3、4 が点灯するまでチューブを閉塞し たままにしてください。 18 19 日本語 日本語 7. 機能テスト 6.8 ブラケットへの固定 テストが完了したら、吸引圧インジケーターが自動的にステップ 1 のテスト結果を表示します。ステップ 2、 3 および 4 のテスト結果を表示するには、ステップ毎にテストボタンを1回押してください。ステップ 4 のテスト 結果が表示された後にボタンを押し続けると、前のテスト結果が反復表示されます(ステップ 1→2→3 →4→1 等)。機能テストプログラムを終了するには、操作ダイヤルを任意の別の位置にセットしてください。 テスト 番号 テスト 1 テストの目的 バッテリイン ジケーター 詰まり (キャニ LED 1 が点灯 スターおよび チ ュ ーブ を 含 む) テスト結果 合格 < 13.3 kPa 不合格 13.3 kPa テスト 2 テスト 3 テスト 4 合格 ポンプシステム LED 2 が点灯 がしっかり機能 し吸引が 可能 か (3 秒以内に 吸引圧を確 立 するかどうか) 合格 > 40.0 kPa 最 大 到 達 吸 引 LED 3 が点灯 圧レベ ル に 到 達するかどうか (このレベル に 10 秒以内に到 達するか) 合格 > 66.5 kPa 空気漏れ (キャ LED 4 が点灯 ニスターおよ び チ ュ ーブ を 含む) 合格 > 60.0 kPa 合格 40.0 kPa 不合格 合格 66.5 kPa 不合格 合格 40.0 kPa 不合格 テストが不合格の場合の対策 詰まりの可能性(例、チューブの ねじれ)についてチェックし、 再び機能テストを実施してくだ さい。 高性能ろ過キットを使用してい る場合の合格値は 20 kPa です。 コネクター、チューブおよびキャ ニスターの蓋に漏れ* または破 損がないかどうかチェックして ください。 排気口が閉塞していないかどう かチェックし、再び機能テスト を実施してください。 コネクター、チューブおよびキャ ニスターの蓋に漏れ* または破 損がないかどうかチェックして ください。 排気口が閉塞していないか確認 し、再度機能テストを実施して ください。 コネクター、チューブおよびキャ ニスターの蓋に漏れ* または破 損がないかどうかチェックし、 再び機能テストを実施してくだ さい。 * もし漏れが発見された場合には、ひとつずつ接続の確認を行ってください。まず、患者チューブをキャニス ターからはずし、機能テストを行います (チューブは閉塞してください)。再度チューブを接続し、患者チューブ を取り外し、機能テストを行います (キャニスター上の患者インレットを閉塞してください)。どこの部分に漏 れがあるのか確認するまで、そのほかの接続に関しても同様に行ってください。 注:上記の対策を講じても機能テストに合格しない場合は、点検・修理を受ける必要性がある可能性があり ます (トラブルシューティングガイドを参照)。 20 日本語 日本語 7.3 機能テスト結果 8. 点検・修理 キャビネット内部はお客様ご自身で修理ができません。キャビネットは絶対に開けないでください。 摩耗および損傷した装置のパーツは 3 年ごとに交換するようにしてください。 点検・修理については当社もしくは当社特約店にお問い合わせ下さい。 9. トラブルシューティング 故障 状態 対策 AC または DC 電源コー 操作ダイヤルを「0 」に設定した 電源コードの接続および外部 AC または DC ドを接続しても 装置 が 際に外部電源インジケーターが 電源をチェックしてください。 動作しない。 点灯しない。 外部電源インジケーターは点灯 当社もしくは当社特約店に点検・修理を依 する。 頼してください (セクション 8 を参照)。 バッテリ使用によって装 電源インジケーターが OFF に 置を作動させることがで なっている。 きない。 または 前面パネルのすべてのライトが 繰り返し ON/OFF に点滅して いる。 バッテリが挿入されていることを確かめて下 さい。 バッテリを充電してください。 完全に充電した後も作 動しない場 合は、 バッテリを 取り 外して 交 換してくだ さい (セクション 6.7 を参照)。 装置は作動するが、ほと 吸引シールがフロートボールに フィルターチューブ側差込口からアングルコ んどまたは全く吸引でき より閉じられている。 ネクターを取り外してください。 ない。 キャニスターがいっぱいになっ キャニスターを取り外して交換してください ている。 (セクション 4.3、5.3 を参照)。 ポンプユニットとキャニスターの 吸引コネクターチューブを正しく取り付けて 間のポンプユニット真空接続が ください。 不良。 患者チューブがねじれているま 患者チューブのねじれを直してください、 たは詰まっている。 または詰まりを取り除くかチューブを交換し てください。 (Serres) 蓋が正しく密閉されて 吸引して蓋を閉じてください。力を使って閉 いない。 じないでください。セクション 5.3.4 を参照 バッテリインジケーター バッテリが充電されていない。 が ON にならない。 してください。 電源コードの接続を確認し、バッテリが挿入 されているか確認してください。 吸引圧インジケーターが チューブがねじれたり折れ曲が チューブを真っ直ぐにしてねじれを解消して 13.3 kPa を超える吸引圧 ったりしている。 ください。 を表示している。 AC または DC にて充電 外部電源インジケーターが点灯 AC もしくは DC 電源コードの接続を確認し しない。 しない。 てください。 接続できない場合はサービスに連絡してくだ さい (セクション 8 を参照)。 電池が切れてしまった場合は再充電するこ とができません。 21 すべてのバージョン 商品番号 詳細 78 04 33 78 04 32 78 02 00 78 02 10 78 02 20 78 02 30 78 08 00 78 04 00 78 04 36 78 04 35 79 35 00 78 00 00 レールダルサクションユニット LSU4000 再使用型キャニスタータイプ 78 00 30 レールダルサクションユニット LSU4000 Serres サクションバッグタイプ (キャビネット背面のラベル: REF 78 00 xx) 再使用可能 78 40 00 78 12 00 LSU 再使用型キャニスター用 エアロゾルフィルター 77 04 10 吸引チューブ 150 cm (チップなし) 65 01 13 吸引カテーテルアダプター (10 個入り) 78 40 00 LSU 再使用型キャニスター 78 10 06 アングルコネクター (10 個入り) 78 10 02 フロートボール(10 個入り) 78 40 07 吸引シール 78 40 08 ガスケット 78 04 30 LSU 再使用型キャニスターホルダー 日本語 日本語 10. アクセサリおよびパーツ 78 12 00 77 04 10 吸引チューブ用ストラップ リリースアーム DC 電源コード AC 電源コード (US 用) AC 電源コード (EU 用) AC 電源コード (UK 用) LSU バッテリ - NiMH LSU バッテリ - 鉛酸 ブラケット固定金具 (左/右) ウォーターボトルホルダー ウォーターボトル 79 35 00 78 04 32 78 04 35 78 04 33 65 01 13 78 10 06 78 10 02 78 40 07 78 02 10 78 02 00 78 02 20 78 40 08 78 04 30 78 02 30 78 04 00 78 08 00 78 04 36 Serres 57 151 Serres 吸引バッグ (1,000 ml、青色) 58 33 181 Serres 吸引チューブ (非滅菌 CH25) 180 cm 78 12 06 Serres 吸引コネクター 78 04 12 ディスポーザブル吸引チューブ 180 cm 57 300 Serres キャニスター (1,000 ml、透明) 78 04 51 Serres キャニスターホルダー アクセサリ (すべてのバージョン) 58 33 181 78 04 04 12 12 78 Serres (2014 年以前) 78 12 06 78 12 04 Serres 吸引チューブ 78 12 03 Serres 高性能ろ過キット 78 04 50 Serres キャニスターホルダー 57 151 151 57 57 57 300 300 Serres pre 2014 Serres pre (2014 年以前) Serres 2014 78 78 12 12 04 04 78 20 00 キャリングバッグ (フルカバー) 78 26 00 ウォールブラケット (DC 電源コード付) 78 26 10 ウォールブラケット (AC 電源コード付 US 用) 78 26 20 ウォールブラケット (AC 電源コード付 EU 用) 78 26 30 ウォールブラケット (AC 電源コード付 UK 用) 78 26 40 ウォールブラケット (DC 電源コードなし) 78 23 00 ショルダーストラップ 78 24 00 サイドポーチ 78 04 40 外部充電キット 78 23 00 78 20 00 78 04 40 78 26 10 78 26 20 78 26 30 78 26 40 78 78 12 12 03 03 78 78 04 04 51 51 78 78 04 04 50 50 22 23 78 24 00 11.6 環境条件 種々の設定での概算騒音レベル (任意の吸引 流量): 11.1 分類 kPa ISO10079-1 に適合する野外や搬送中に使用する 吸引器 高吸引圧/高吸引流量 引火性の液体または気体が存在する場所での使 用には適していません。 IEC 60601-1 に適合する内部電源/クラス II 機器、 BF 形装着部 保護クラス IP34D の防まつ (沫) 型機器 • 2.5 mm Ø 以上の固体異物に対する保護 dBA 10.6 16.0 26.6 46 48 51 46.6 66.5+ 53 56 最大吸引圧: >67 kPa 吸引圧範囲: 11~67 kPa 吸引圧インジケーターの精度: フルスケール値の ±5% 11.4.1 高性能ろ過キットを使った操作 • 防まつ(沫)に対する保護 吸引コネクターチューブを高性 能ろ過キットに 交換すると、LSU の流量および動作時間が低減し ます。 11.2 全公差 高性能ろ過キットを設置した LSU は ISO 10079-1 に適合しています。 11.3 物理的特性 このフィルターは 99.97% の効率性 (0.3 μm の粒 形まで) を有しています。 • 電線を通しての電気の進入に対する保護 全体公差 ±5% 寸法: 315 mm x 330 mm x 160 mm (高さ x 幅 x 奥行) 重量: 4.0 kg (電池を含む) キャニスター容量: 1,000 ml 目盛精度: ±5% 患者チューブ (未滅菌) 商品番号 770410: 8 mm (内径) x 1.5 m (長さ) 11.5 所要電力 作動/AC 充電: ** 100~240 VAC +10%/-15%、 50~60 Hz +/-3 Hz (100~240 VAC)、 作動/DC 充電: ** 12~28 VDC +/-10%。 バッテリ:12 VDC 2Ah、ニッケル水素充電池 充電時間: 約 80% の容量を得るためには 3 時間 完全に充電するためには 24 時間 ヒューズ: LSU にはお客様が交換しなけれ ばならないヒューズは装着されておりません (セク ション 9 を参照)。 11.4 作動 種々の設定での概算吸引流量: kPa l/分 10.6 16.0 26.6 12 16 20 46.6 66.5+ 23 >25 ** 外部 AC 電源は 最低 1A 、外部 DC 電源は最 低 6A の電流を送達できなければなりません (LSU をバッテリ駆動に切替えていない場合)。 種々の設定での概算バッテリ作動時間 (任意の吸 引流量) (±10%): kPa 分 10.6 3 時間 20 分 16.0 2 時間 20 分 26.6 46.6 66.5+ 1 時間 1 時間 30 分 • ウォールブラケット: アルミニウム + スチー ル + PA 繊維 作動/充電温度: 0°C~40°C • エアゾロフィルター、再使用型キャニスター: PVC + ABS スチレンブタジエンコポリマー (SBC) 推奨充電温度: 15°C~25°C • フロートボール、LSU 再使用型キャニスター: PP 長期保管温度: 0°C~40°C 最大 24 時間保管温度: -30°C~70°C • 吸引プラグ、再使用型キャニスター: シリコン • Serres キャニスター: PC 湿度 (作動および保管時): 5~95% RH (結露な しで) • キャニスター用アングルコネクター: TPE • Serres キャニスターホルダー: PP • Serres 吸引バッグ: PE + PP 11.7 材料 • Serres 吸引コネクター: PC + PBT • キャビネット前面: ポリカーボネート/アクリ ロニトリル・ブタジエン・スチレン (PC/ABS) 11.7.1 解体/廃棄 • 前面プロテクター: スチレン・エチレン・ ベチル・スチレン (SEBS) LSU を廃棄される際には、各地域の 規則に従って安全に廃棄してくださ い LSU 背面のネジを外して分解し、 構成品を取り除き、 11.7 に記載の 材料に基づき分類してください。 • キャビネット背面: PC/ABS • プロテクター付キャビネットベース: PC/ABS + SEBS • バッテリドア: SEBS • バッテリ用コネクター固定具: ポリオキシメ チレン (POM) • 操作ダイヤル: POM • 操作ダイヤル回転部: PC/ABS • 吸引チューブ用マニホールド: POM • キャニスターホルダー: PP • プロテクター付ハンドル: PC/ABS + SEBS • 排気用マニホールド: POM • 患者チューブ用ストラップ: SEBS • キャニスターホルダーリリースアーム: POM • ユーザーインターフェース: ポリエステル • 吸引コネクター: シリコン • 吸引カテーテルアダプタ: PC • 吸引カテーテルアダプタホルダー: PC 45 分 • 再使用型キャニスター: PC - HT • フローター弁シリンダー付き蓋: XX • 蓋用ガスケット、LSU 再使用型キャニスター: シリコン • キャリングバッグ (フルカバー): PVC 加工 ポリエステル • サイドポーチ: PVC 加工ポリエステル • ショルダーストラップ: POM + ポリエステル 24 25 日本語 日本語 11. 仕様 本製品は次の ANSI/UL 規格および CSA 規格に準拠しています。 ! DC(装置が直流に適することを示す) CSA 規格: CAN/CSA-C22.2 No: 0-M91 一般要件 – カナダ電気工事規定、パート II AC(装置が交流に適することを示す) IEC 60601-1 に適合しているクラス II 3 機器 IP34DIP34D に記載の保護クラス 0434 N ! 3 3N 電磁環境 - 指針 CAN/CSA-C22.2 静電気放電 (ESD) ±6 kV 接触 ±8 kV 空気中 ±6 kV 接触 ±8 kV 空気中 CAN/CSA-C22.2 No: 601.1S1-94 CAN/CSA-C22.2 No. 601.1-M90 の補遺 No. 1-94 – 医療用電気機器 – パート 1: 安全性に関する一般要 電気的ファーストトラン 電源ラインの場合 ±2 kV ジェント/バースト 電源ラインの場合 ±2 kV 床は板張り、コンクリートまたは セラミックタイルとすること。 床 が 合 成 材 料で 覆 わ れてい る 場合は、相対湿度は 30% 以上と すること。 サージ IEC 61000-4-5 ± 1 kV ディファレンシャル ± 1 kV ディファレンシャ < 5% UT (UT > 95% ディップ) 0.5 サイクル 40% UT (UT 60% ディップ) 5 サイクル 70% UT (UT 30% ディップ) 25 サイクル < 5% UT (UT > 95% ディップ) 5 秒間 < 5% UT (UT > 95% ディップ) 0.5 サイクル 40% UT (UT 60% ディップ) 5 サイクル 70% UT (UT 30% ディップ) 25 サイクル < 5% UT (UT > 95% ディップ) 5 医療用電気機器 No: 2601.1 11.9 EMC 適合 医用電気機器はこの章でご説明する EMC による安 全上の注意と点検・修理、設置を遵守する必要性があ ります。ポータブルおよびモバイル RF 機器は医療 用電気機器に影響を及ぼす可能性があります。 警告:本製品のパーツは同一患者専用に 設計されたものです。再使用しないでくだ さい。再使用すると、二次汚染、性能低下 および/または装置の故障のリスクが増大 する恐れがあります。Laerdal Medical は再 使 用による生じた 結 果に責任を負いま せん。 警告: 取扱説明書を参照 AC 電源コード最長: 1.5 メートル DC 電源コード最長: 1.5 メートル カタログ番号 コンプライアンスレベル UL 規格 製造日 本機器は、廃電気電子機器 (WEEE) に関 する欧州指令 2012/19/EC に従って表示 されています。製品または製品付属の書類 に記載された記号は、本機器を家庭ごみと して取り扱うことができないことを明示す るものです。本製品を、適切な電気機器お よび電子機器のリサイクル収集所へ持ち 込むようにしてください。 レールダル サクションユニット (LSU) は、以下に示す電磁環境で使用するよう設計されています。LSU の使用者は、 このような環境での使用を保証するものとします。 IEC 60601-1-2 試験レベル 件の米国規格: 本製品は、特定有害物質使用制限 (RoHS 2) に関する理事会指令 2007/47/EC および理事会指令 2011/65/EU により修正された MDD 93/42/EEC の基本要件に準拠してい ます。 指針および製造業者による宣言 - 電磁イミュニティ イミュニティ試験 No: 601.1-M90 医療用電気機器パート I: 安全性に関する一般要件 IEC 60601-1 に適合している 3N BF 形装着部 日本語 日本語 11.8 記号 医用電気機器はほかの機器と隣接したり、重ねて使 用したりしてはいけません。もし、そのような必要性 がある場合には、医用電気機器がそのような状況に おいても正常に機能することを確認してください。 警告: ア ク セ サ リ ー 、変 換 機 お よ び ケ ー ブ ル な ど 内 部 のコン ポー ネント の た め の 交 換 部 品 として レ ー ル ダ ル に よって 販 売 ま た は 指定されたもの以外の使用は、LSU のエ ミッションを増加させたり、電磁波耐性を減少させた りする恐れがあります。 IEC 61000-4-2 IEC 61000-4-4 電源入力ラインの電圧 ディップ、短時間停電 および電圧変動 IEC 61000-4-11 電源周波数 (50Hz/60Hz) 磁界IEC 61000-4-8 モード ± 2kV コモンモード 3 A/m ルモード ± 2kV コモンモード 電 源 の電 力 特 性は一 般 的 な 商 業/病院環境のものと同じである とします。 電 源 の 電 力 特 性 は 一 般 的 な 商 業 / 病院環境のものと同じであると します。 秒間 3 A/m 注:UT は 試験レベルを適用する前の AC 電源電圧です。 指針および製造業者による宣言 - 電磁イミュニティ レールダル サクションユニット (LSU) は、以下に示す電磁環境で使用するよう設計されています。LSU の使用者は、 このような環境での使用を保証するものとします。 イミュニティ試験 IEC 60601-1-2 試験レベル 電磁環境 - 指針 RF 放出 CISPR 11 グループ 1 LSU は、内部機能専用で RF エネルギーを使用します。そのた め、RF 放出は極めて少なく、付近の電子機器に干渉を起こす可 RF 放出 CISPR 11 クラス B LSU は、すべての建物での使用に適しており、これには、一般家 高調波放射 クラス A 電圧変動/フリッカー 適合 IEC 61000-3-2 発生 能性はありません。 屋、および居住用建物に供給する公共の低電圧サプライネット ワークに直接接続された施設などが含まれます。 IEC 61000-3-3 26 電 源 の電 力 特 性は一 般 的 な 商 業/病院環境のものと同じである とします。 27 日本語 指針および製造業者による宣言 - 電磁イミュニティ レールダル サクションユニット (LSU) は、以下に示す電磁環境で使用するよう設計されています。LSU の使用者は、 このような環境での使用を保証するものとします。 イミュニティ試験 電動性 RF IEC/EN 61000-4-6 放射 RF IEC/EN 61000-4-3 IEC 60601-1-2 試験レベル 3 Vrms 150 kHz~80 MHz 3 V/m 80 MHz~2.5 GHz コンプライアンス 電磁環境 - 指針 レベル ポータブルおよびモバイル RF 通信機器は、 送信機の周波数に適用される式を用いて算 出された推奨分離距離を超えて、ケーブル を含む LSU のあらゆるパーツに近づけて使 用しないでください。 推奨分離距離 3 Vrms 10 V/m d=1.2 •P d=0.35•P 80 MHz~800 MHz d=0.7•P 800 MHz~2.5 GHz P は、送信機製造業者による送信機の最大 定格出力をワット (W) で表したもので、d は 推奨分離距離をメートル (m) で表したもの です。 固定 RF 送信機の電界強度は、電磁界の現 地調査の定めるところにより、各周波数範 囲のコンプライアンスレベル未満になるよう にしてください。 以下の記号が付いた装置の近くでは、干渉 が起こる可能性があります: 注 1. 80 MHz および 800 MHz では周波数範囲の高いほうが適用されます。 注 2.この指針はすべての状況に適用されない可能性があります。電磁波の伝搬は、建造物、物体、人に対する吸収および 反射の影響を受けます。 a. 無線 (携帯/コードレス) 電話および陸上移動無線用の基地局、アマチュア無線、AM/FM ラジオ放送、およびテレビ放 送などの固定送信機の電界強度は、理論的に正確な予測が不可能です。 固定 RF 送信機に起因する電磁環境の評価には、電磁界の現地調査を考慮する必要があります。LSU が使用される場所 の電界強度が上記の RF コンプライアンスレベルを超える場合には、正常に動作することを確認するために LSU を監視 する必要があります。動作異常が確認された場合は、LSU の再設定または移動などの追加措置を取る必要があります。 b. 周波数範囲が 150 kHz~80 MHz を超える場合は、電界強度を 3 V/m 未満としてください。 12. 限定保証 13. 住所 LSU には 5 年間の限定保証が付いています*。 製造元: 諸条件については付属の「レールダル グローバル 保証」をご参照ください。 www.laerdal.com/jp/ でもご覧いただけます。 Laerdal Medical AS Tanke Svilandsgate 30 P.O. Box 377 4002 Stavanger Norway キャニスター、チューブシステムおよびバッテリ を除く * 販売: 取扱店舗については「グローバル保証」または www.laerdal.com/jp/ をご参照ください 28 www.laerdal.com 8206 Rev G © 2016 Laerdal Medical AS. All rights reserved. Manufacturer: Laerdal Medical AS P.O. Box 377, Tanke Svilandsgt. 30, 4002 Stavanger, Norway T: (+47) 51 51 17 00
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