特許公開のお知らせ

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整理番号
:
005D1001
発明の名称
:
MRP3発現促進剤およびその使用方法
発明機関
:
(独)国立健康・栄養研究所
出願日・番号
:
2005.6.10
特願2005−170481
公開日・番号
:
2006.12.21
特開 2006−342117
発明者
:
久保 和弘、
:
本発明はMRP3の発現を促進し、それを通じた解毒方法、グル
クロン酸抱合体及び非抱合型有機アニオン系化合物排出促進方
法、化合物排泄促進方法、並びにそれらに用いられる薬剤、食品、
及び機能性食品を提供することを目的とする。
DHAを有効成分として含有する薬剤、食品、又は機能性食品を
調製し、ヒト又はヒト以外の脊椎動物に投与することによって、生体
組織におけるMRP3の発現を増強することができる。MRP3は、
肝細胞の血管側に発現し、肝細胞内に存在する生体異物を肝細
胞から血中へ排出する機能を有するので、これらの薬剤、食品、又
は機能性食品を、生体内の異物に対して解毒するための解毒方
法、グルクロン酸抱合体及び非抱合型有機アニオン系化合物排出
促進方法、化合物排泄促進方法に用いることができる。
斎藤 衛郎 (食品機能研究部)
発明の概要
ドコサヘキサエン酸(DHA)が多剤耐性関連タンパク質(MRPs)の
発現を誘導することを利用した、生体から重金属、毒物、薬物を解
毒する薬剤やそれを含有する機能性食品に利用可能。
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