C-DV043W-5 TNS 和

取扱説明書
Rev. 1.6
TOA ネットワークソフトウェア
C-DV043W-5
本ソフトウェアをインストールする前に「ソフトウェア使用許諾契約書」
を必ずお読みください。
このたびは、デジタルレコーダー 4 局をお買い上げいただき、まことにありがとうございます。
正しくご使用いただくために、必ずこの取扱説明書をお読みになり、末長くご愛用くださいますようお願い申し上
げます。
目
概
次
要
……………………………………………………………………………………………………………………
使用上のご注意
…………………………………………………………………………………………………
5
5
PC の動作条件 …………………………………………………………………………………………………… 6
付属 CD について
……………………………………………………………………………………………
6
TOA ネットワークソフトウェアとは
操作できる機器について
7
デジタルレコーダー ………………………………………………………………………………………… 7
コンビネーションカメラ …………………………………………………………………………………… 7
TOA ネットワークソフトウェアの機能 ……………………………………………………… 8
TNS Watch ……………………………………………………………………………………………………… 8
TNS Search ……………………………………………………………………………………………………… 8
TNS E-Map ……………………………………………………………………………………………………… 9
Emergency Monitor …………………………………………………………………………………………… 9
その他の機能 …………………………………………………………………………………………………… 9
…………………………………………………………………………………
インストールのしかた
TOA ネットワークソフトウェアのインストール ……………………………………… 10
DirectX 9.0c のインストール ……………………………………………………………………… 12
Adobe Reader のインストール …………………………………………………………………… 12
アンインストールのしかた
………………………………………………………………………
13
サーバーの接続と切断
サーバーの登録 ……………………………………………………………………………………………… 14
サーバーの接続 ……………………………………………………………………………………………… 16
サーバーの切断 ……………………………………………………………………………………………… 18
サーバーリストの保存と読出し ………………………………………………………………… 19
サーバーリストの保存 …………………………………………………………………………………… 19
サーバーリストの読出し ………………………………………………………………………………… 19
TNS Watch
画面表示と OSD について
20
サーバーリストの表示 ……………………………………………………………………………………… 22
ライブ映像を見る …………………………………………………………………………………………… 23
ライブ映像の表示方法 …………………………………………………………………………………… 23
画面の表示について ………………………………………………………………………………………… 24
画面状態の保存 ……………………………………………………………………………………………… 27
2
……………………………………………………………………………
コンビネーションカメラを操作する
28
制御タブ ………………………………………………………………………………………………………… 29
プリセット記憶の操作 …………………………………………………………………………………… 30
プリセット再生の操作 …………………………………………………………………………………… 30
カメラメニューの操作 …………………………………………………………………………………… 31
1 チャンネルのみ再生する …………………………………………………………………………… 32
再生タブ ………………………………………………………………………………………………………… 32
再生中の OSD について …………………………………………………………………………………… 33
再生する ………………………………………………………………………………………………………… 34
ライブ映像に戻す …………………………………………………………………………………………… 34
…………………………………………………………
TNS Search
画面表示と OSD について …………………………………………………………………………… 35
検索再生 ………………………………………………………………………………………………………… 38
1 画面表示にするには… ………………………………………………………………………………… 39
分割画面表示を変更するには… ……………………………………………………………………… 39
その他の機能 ………………………………………………………………………………………………… 40
静止画で保存する …………………………………………………………………………………………… 40
ブックマーク ………………………………………………………………………………………………… 43
TNS E-Map
画面表示と OSD について …………………………………………………………………………… 44
マップの登録と削除 ……………………………………………………………………………………… 46
マップの新規登録 …………………………………………………………………………………………… 46
マップ名の変更 ……………………………………………………………………………………………… 47
マップの削除 ………………………………………………………………………………………………… 47
アイコンの配置 ……………………………………………………………………………………………… 48
E-Map によるライブ表示 ……………………………………………………………………………… 49
マップの表示を拡大/縮小する ……………………………………………………………………… 49
Emergency Monitor
ライブ映像を見るには
52
本体を設定する ……………………………………………………………………………………………… 52
Emergency Monitor を起動する ………………………………………………………………………… 52
ビューパネルの操作 ………………………………………………………………………………………… 52
…………………………………………………………………………………
ダウンロード
ファイル形式について
53
フォルダ階層について …………………………………………………………………………………… 54
ダウンロードのしかた ………………………………………………………………………………… 56
TNS Watch によるダウンロード ……………………………………………………………………… 56
TNS Search によるダウンロード ……………………………………………………………………… 57
ダウンロード範囲の指定 ………………………………………………………………………………… 57
…………………………………………………………………………………
3
NDB 形式でのダウンロードと再生
58
ダウンロード ………………………………………………………………………………………………… 58
再 生 …………………………………………………………………………………………………………… 59
SFX 形式でのダウンロードと再生 ……………………………………………………………… 62
ダウンロード ………………………………………………………………………………………………… 62
再 生 …………………………………………………………………………………………………………… 64
BMP 形式、JPEG 形式でのダウンロード ………………………………………………… 65
BMP 形式、JPEG 形式でのダウンロードデータの表示 ……………………………………… 67
ウォーターマークチェックプログラム ……………………………………………………… 68
ダウンロード管理 ………………………………………………………………………………………… 69
設
4
定
……………………………………………………………
…………………………………………………………………………………………………………………
71
概
要
TOA ネットワークソフトウェアは、4 局デジタルレコーダーのライブ映像をネットワーク経由で遠隔監視し
たり、録画した映像を検索、再生することができます。最大で 10 台のデジタルレコーダーのライブ映像を、
36 分割で表示できます。また、マップに配置したカメラアイコンを指定してライブ映像を表示する「E-Map」
や、4 種類のファイル形式に対応したダウンロードなど、豊富な機能があります。
使用上のご注意
●
デジタルレコーダー本体で再生、コピー、ネットワーク接続の操作を同時に行っている場合や複数の PC か
らネットワーク接続を同時に行っている場合には、以下の録画条件がすべて重なるなどして本機への負荷
が非常に高くなると、録画レートどおりに録画できないことがあります。
・4 チャンネルすべてに、画面全体にノイズのある映像や高速でオートパンしている映像などの全画面に動
きのある映像を入力している場合
・総録画レートが最大(704 × 240 時: 60 IPS、352 × 240 時: 120 IPS)に設定されている場合
・4 チャンネルすべての録画画質が「BEST」に設定されている場合
設定された録画レートどおりに録画できない場合は、録画条件を変更するか操作の制限を行う必要があり
ます。
●
本ソフトウェアを起動している間は、他のアプリケーションを起動しないでください。他のアプリケー
ションと同時に使用すると、正しく動作しない場合があります。
●
ファイアウォールを利用している場合、正しく動作しないことがあります。
●
スクリーンセーバーや省電力などを利用すると、映像を正しく表示できないことがあります。
●
マルチディスプレイ環境で使用すると、映像を正しく表示できないことがあります。
● MPEG-4 特許ライセンスに関するご注意
本製品は、画像情報の取り扱いに関して、MPEG 技術(MPEG-4 VISUAL STANDARD)を使用しており、同
技術の使用に関しては、特許管理団体 MPEG LA,LLC.の許諾を受けております。
以下の場合を除いては、本製品のご利用が禁止されていますので、ご注意下さい。
MPEG 技術利用者の個人的使用及び非営利的な使用であって、
(i)MPEG-4 VISUAL STANDARD に適合する
ビデオ(以下、「MPEG-4 ビデオ」)の符号化、及びまたは、(ii)個人的使用及び非営利活動に従事する
MPEG 技術利用者により符号化された MPEG-4 ビデオ、及びまたは、MPEG LA,LLC.からライセンス許諾さ
れているビデオ・プロバイダーから提供された MPEG-4 ビデオの復号化。
なお、販売促進のための使用、営利目的の使用、並びに、ライセンスに関する追加情報は、MPEG LA,LLC.
までお問い合わせ下さい。
HTTP://WWW.MPEGLA.COM をご覧下さい。
5
PC の動作条件
パ
ソ
コ
ン
パ ソ コ ン 要 件
O
PC-AT 互換機(ネットワーク対応)
CPU
: Pentium4 1.6 GHz 以上
メモリー
: 256 MB 以上
HDD 空き容量 : 100 MB 以上
VGA カード
: AGP64 MB 以上
DirectX
: 9.0 c 以上
Windows XP
S
※ Windows は Microsoft Corporation の商標です。
※ Pentium は Intel Corporation の商標です。
※ その他の会社名および製品名も各社の商標です。
ご注意 TOA ネットワークソフトウェアをインストールする PC は、画面の解像度を「1024 × 768(XGA)」
に設定してください。異なる設定では正しく表示できないことがあります。
「画面のプロパティ」→「設定」で変更してください。
付属 CD について
付属 CD には以下の内容が収録されています。
・ TOA ネットワークソフトウェア
・ TOA ネットワークソフトウェア 取扱説明書 PDF
・ C-DV043W-5 取扱説明書 PDF
・ C-DV043W-5 クイックマニュアル PDF
・ Microsoft DirectX インストーラ
・ Adobe Reader インストーラ
・ Read Me テキスト
また、付属 CD は以下のファイルで構成されています。
CDR043DV043̲Vxxx
Adobe̲Reader
AdobeRdrxxx̲ja̲JP̲distrib.exe ・・・・・・・・・Adobe Reader インストーラ
DirectX
eng
DXSETUP.exe・・・・・・・・・・・・・・・・ Microsoft DirectX インストーラ(英語版)
jpn
DXSETUP.exe ・・・・・・・・・・・・・・・・ Microsoft DirectX インストーラ(日本語版)
manual
jpn
TOA̲NS̲manual(JPN).pdf ・・・・・・・・ TOA ネットワークソフトウェア取扱説明書
CDV043W̲manual(JPN).pdf・・・・・・・ C-DV043W-5 取扱説明書
CDV043W̲qckmanual(JPN).pdf ・・・・ C-DV043W-5 クイックマニュアル
TOA̲Network̲Software̲x.x.x.x
TOA ネットワークソフトウェア
data.dat
license.txt
Setup.bmp
Setup.exe ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ TOA ネットワークソフトウェアインストーラ
Setup.inf
SetupInfo.txt
Readme̲eng.txt ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ Read Me テキスト(英語版)
Readme̲jpn.txt・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ Read Me テキスト(日本語版)
6
TOA ネットワークソフトウェアとは
TOA ネットワークソフトウェア(TNS)は、4 局デジタルレコーダーの映像をネットワーク経由で閲覧・監
視できます。「TNS Watch」、「TNS Search」、「TNS E-Map」、「Emergency Monitor」の 4 つのアプリケー
ションから構成され、それぞれ機能が異なります。
ご注意
デジタルレコーダー本体で再生、コピー、ネットワーク接続の操作を同時に行っている場合や複数の PC から
ネットワーク接続を同時に行っている場合には、以下の録画条件がすべて重なるなどして本機への負荷が非
常に高くなると、録画レートどおりに録画できないことがあります。
・4 チャンネルすべてに、画面全体にノイズのある映像や高速でオートパンしている映像などの全画面に動
きのある映像を入力している場合
・総録画レートが最大(704 × 240 時: 60 IPS、352 × 240 時: 120 IPS)に設定されている場合
・4 チャンネルすべての録画画質が「BEST」に設定されている場合
設定された録画レートどおりに録画できない場合は、録画条件を変更するか操作の制限を行う必要がありま
す。
■ 操作できる機器について
TOA ネットワークソフトウェア(TNS)を使用して閲覧・監視・操作可能なデジタルレコーダーと制御可能
なコンビネーションカメラは以下の通りです。
● デジタルレコーダー
[ デジタルレコーダー 4 局シリーズ ]
C-DR043-1、C-DR043-6、C-DV043-1、C-DV043-6、C-DV043W-5
● コンビネーションカメラ
上記のデジタルレコーダーから制御できるように接続され、以下の設定を行ったコンビネーションカメラの
み制御可能です。
ご注意 上記のデジタルレコーダーに接続されていないコンビネーションカメラは制御できません。
カメラアドレス
:接続したデジタルレコーダーのカメラチャンネル番号に合わせる
通信速度
: 38,400 bps
通信方式(カメラプロトコル):タイプ A プロトコル(TOA-A)
終端
: ON(RS-485 制御線の末端のカメラのみ)
[ コンビネーションカメラ ]
C-CC501、C-CC504、C-CC551、C-CC554、C-CC751、C-CC511、C-CC514、C-CC571、C-CC574、
C-CC711、C-CC714、C-CC764、C-CC771、C-CC774 など
ご注意
カメラプロトコルはタイプ A プロトコル(TOA-A)のみ対応しています。タイプ B プロトコル(TOA-B)
には対応していません。
●
●
コンビネーションカメラを制御するには、デジタルレコーダーの設定も必要です。詳しくは「C-DR043 シ
リーズ/ C-DV043 シリーズ 取扱説明書」または「C-DV043W-5 取扱説明書」をご覧ください。
7
■ TOA ネットワークソフトウェアの機能
● TNS Watch
TNS Watch は、4 局デジタルレコーダーのライブ映像を監視するためのアプリケーションです。
主な機能は以下のとおりです。
[ ライブ配信 ]
デジタルレコーダーのライブ映像を見ることができます。
最大 10 台のデジタルレコーダーを同時に接続し、最大 36 分割でライブ映像を表示できます。
[ コンビネーションカメラ制御 ]
コンビネーションカメラのパン・チルト・ズーム・フォーカス調整など、マニュアル操作ができます。
プリセットポジションの再生/記憶、オート動作の開始/停止も行えます。
また、コンビネーションカメラのメニューを表示し、設定変更を行えます。
[ 1 チャンネル再生 ]
ライブ映像を表示しているカメラのうち、1 つのチャンネルを指定して再生することができます。
再生、逆再生、停止、再生速度変更の操作が可能です。
● TNS Search
TNS Search は、4 局デジタルレコーダーに記録された録画映像を検索・再生するためのアプリケーションで
す。また、ダウンロードしたデータの再生にも使用します。
主な機能は以下のとおりです。
[検
索]
カレンダーによる日付検索とカラーバー表示による録画データ検索を組み合わせることで、目的の映像を簡
単に表示できます。
カラーバーは録画モードごとに異なる色で表示されます。日時を指定して検索することもできます。
[再
生]
再生、逆再生、停止、再生速度変更ができます。1 画面表示や 4 分割表示で見ることができます。
ご注意
再生できるデジタルレコーダーは 1 台です。複数のデジタルレコーダーを同時に再生することはできません。
[ 静止画保存と印刷 ]
1 画面表示中に再生を停止すると停止中の画面を、静止画(JPEG)として保存できます。また、プリンター
へ送り、印刷することもできます。
[ ブックマーク ]
マウスのクリックまたは直接日時を指定し、再生開始位置をブックマークとして登録できます。登録した
ブックマークは簡単に呼び出すことができ、すぐに再生できます。何度も再生したい映像がある場合に有効
です。
[ 画面調整 ]
1 画面表示中の再生画面の映像を、ブライトネス・コントラスト・シャープネスを調整することで見やすい映
像にできます。
[ ダウンロードデータの再生 ]
NDB 形式でダウンロードしたデータの再生を行います。
8
● TNS E-Map
TNS E-Map は、地図上にカメラのアイコンを登録・配置して、視覚的に分かりやすくライブ映像を監視する
ためのアプリケーションです。主な機能は以下のとおりです。
[ 新規マップの登録 ]
JPEG またはビットマップで作成された地図画像を登録し、カメラやアラームのアイコンを地図上に配置し
ます。マップは複数登録でき、マップの切換えは、プルダウンリストから素早く行えます。
[ アイコンの任意配置 ]
カメラやアラームのアイコンは、ドラッグ&ドロップの簡単操作で任意の位置に配置できます。
[ アイコンによるライブ表示 ]
地図上に配置されたカメラアイコンをダブルクリックすると、ビューパネルにライブ映像を表示します。
● Emergency Monitor
Emergency Monitor は、デジタルレコーダー本体から送信されたライブ映像を表示するためのアプリケー
ションです。ライブ映像は、本体の緊急発報キーが押されたり、アラームが入力されるとデジタルレコー
ダー本体から送信します。通常は 16 分割画面で表示され、画面をダブルクリックすると 1 画面で表示できま
す。
●その他の機能
[ ダウンロード ]
本体に記録された録画データを TOA ネットワークソフトウェアのインストールされた PC へネットワークを
利用してダウンロードします。ダウンロードは NDB 形式(動画)、SFX 形式(動画)、BMP 形式(静止画)、
JPEG 形式(静止画)の 4 種類から選択できます。
また、ダウンロードの進行状況の確認や優先度を変更する「ダウンロード管理」や、静止画に改ざんが行わ
れていないか確認する「ウォーターマークチェックプログラム」など、さまざまな機能があります。
[ 言語設定 ]
言語表示は日本語、英語に対応しています。
9
インストールのしかた
■ TOA ネットワークソフトウェアのインストール
TOA ネットワークソフトウェアを PC にインストールします。
ご注意
インストールを行うときは、すべてのアプリケーションを終了し、すべてのウイルス対策ソフトウェアを終
了してください。ウイルス対策ソフトウェアは、インストール完了後に再起動してください。
1 付属の CD-ROM を PC の CD ドライブに入れる。
PC が CD-ROM を認識し、マイコンピュータの CD ドライブが「CDR043DV043̲Vxxx」と表示します。
2「CDR043DV043̲Vxxx」→「TOA̲NetworkSoftwawre̲x.x.x.x」の順にフォルダを開く。
メ
モ ファイル構成は P. 6「付属 CD について」をご覧ください。
3「Setup.exe」をダブルクリックする。
以下の画面を表示します。画面の手順に従い、インストールを行ってください。
[次へ]をクリック
ソフトウェア使用許諾契約が表示されます。
ソフトウェア使用許諾をよく読み、記載内容に同意いただける場合は「使用許諾契約の条項に同意します」
にチェックを入れ、「次へ」をクリックしてください。記載内容に同意いただけない場合は「キャンセル」を
クリックしてください。「' TOA ネットワークソフトウェア ' のインストールを中止しますか?」という警告
が表示されますので、「はい」をクリックすると、インストールを中止します。
[次へ]をクリック
[使用許諾契約の条項に同意します]をチェック
10
インストールするフォルダを指定します。特に変更する必要が無ければ、「次へ」をクリックします。
変更する場合は、「変更」をクリックしてインストールするフォルダを指定してください。
[次へ]をクリック
インストールを開始します。インストールが正常に完了すると以下の画面を表示します。
「完了」をクリックすると以下の画面は消え、インストールを終了します。
[完了]をクリック
インストールが完了すると、デスクトップに 4 つのショートカットが作成されます。
メ
モ
「DirectX 9.0c」がインストールされていない場合は、続けてインストールを行ってください。
11
■ DirectX 9.0c のインストール
DirectX 9.0c を PC にインストールします。PC に DirectX 9.0c 以上がインストールされていない場合は、必ず
インストールしてください。
1 付属の CD-ROM を PC の CD ドライブに入れる。
PC が CD-ROM を認識し、マイコンピュータの CD ドライブが「CDR043DV043̲Vxxx」と表示します。
2「CDR043DV043̲Vxxx」→「DirectX」→「jpn」の順にフォルダを開く。
メ
モ ファイル構成は P. 6「付属 CD について」をご覧ください。
3「DXSETUP.exe」をダブルクリックする。
「DirectX セットアップの開始」画面を表示します。画面の手順に従い、インストールを行ってください。
■ Adobe Reader のインストール
Adobe Reader を PC にインストールします。付属の CD-ROM に収録されている取扱説明書を読むには
Adobe Reader が必要です。
1 付属の CD-ROM を PC の CD ドライブに入れる。
PC が CD-ROM を認識し、マイコンピュータの CD ドライブが「CDR043DV043̲Vxxx」と表示します。
2「CDR043DV043̲Vxxx」→「Adobe̲Reader」の順にフォルダを開く。
メ
モ ファイル構成は P. 6「付属 CD について」をご覧ください。
3「AdbeRdrxxx̲ja̲JP̲distrib.exe」をダブルクリックする。
画面の手順に従い、インストールを行ってください。
12
アンインストールのしかた
インストールされた TOA ネットワークソフトウェア(TNS)をアンインストールするときは、以下の手順で
行ってください。
ご注意
アンインストールは、TOA ネットワークソフトウェア(TNS)を終了してから行ってください。また、アン
インストールを行うときはすべてのアプリケーションを終了し、すべてのウイルス対策ソフトウェアを終了
してください。ウイルス対策ソフトウェアは、アンインストール完了後に再起動してください。
1「スタート」→「コントロールパネル」の順にクリックする。
「コントロールパネル」ウィンドウが表示されます。
2「プログラムの追加と削除」をダブルクリックする。
「プログラムの追加と削除」ウィンドウが表示されます。
3「TOA ネットワークソフトウェア」をクリックし、続けて「変更と削除」をクリックする。
削除を確認するメッセージを表示します。
4「はい」をクリックする。
アンインストールを開始します。アンインストールが完了すると、削除完了のメッセージを表示します。
5「OK」をクリックする。
「プログラムの追加と削除」ウィンドウの「TOA ネットワークソフトウェア」の表示が消えます。
メ モ
TOA ネットワークソフトウェアをアンインストールしても、一部の設定データは削除されません。すべて削
除する場合は、「C:¥Program Files¥TOA」の「C̲DR043 フォルダ」を削除してください。
13
サーバーの接続と切断
デジタルレコーダーの映像を見たり、操作するためにはデジタルレコーダーと PC をネットワーク接続する必
要があります。デジタルレコーダー(以下、サーバー)と接続するための手順を説明します。
■ サーバーの登録
サーバーの登録は、TNS Watch、TNS Search、TNS E-Map のアプリケーションから行います。いずれか
1 つのアプリケーションでサーバーを登録すると、すべてのアプリケーションに反映します。
1 アプリケーションのショートカットをダブルクリックする。
アプリケーションが起動します。
ご注意 Emergency Monitor ではサーバー登録はできません。
メ
モ スタートメニューの「プログラム→ TOA → C̲DR043」からもアプリケーションを起動できま
す。
2 右上の「サーバー接続ボタン」をクリックする。
サーバー接続のメニューがプルダウン表示されます。
3「接続」をクリックする。
「接続」ウィンドウを表示します。
[接続]
をクリック
14
4 グループ名を入力し、「追加」をクリックする。
左のサーバーリストにグループが追加され、サーバー設定の入力欄が新たに表示されます。
グループ:漢字、カタカナ、ひらがな、英数文字、記号が入力できます。
ただし、次の半角記号は使用できません。「*、/、?、¥、<、>、&、"、|、: 、; 」
入力する
[追加]をクリック
メ
モ サーバーが複数ある場合、グループを分けて管理できます。
5 サーバー名、IP アドレス、ID、パスワードを入力し、「追加」をクリックする。
左のサーバーリストにサーバーが追加されます。
サーバー名 :漢字、カタカナ、ひらがな、英数文字、記号が入力できます。
ただし、次の半角記号は使用できません。「*、/、?、¥、<、>、&、"、|、: 、; 」
IP アドレス :登録するデジタルレコーダーの IP アドレスを入力します。
ID
:デジタルレコーダーに登録されているユーザー ID を入力します。
パスワードとあわせて接続認証に使用します。
パスワード :デジタルレコーダーに登録されているユーザーのパスワードを入力します。
ID とあわせて接続認証に使用します。
ご注意 TOA ネットワークソフトウェアへの接続は、「guest」を除くデジタルレコーダー本体に登録さ
れたすべてのユーザー ID で可能です。本体に登録されていないユーザー ID では接続できません。
また、ユーザー ID ごとに TOA ネットワークソフトウェアの機能を制限することはできません。
入力する
[追加]をクリック
メ
●
●
モ
工場出荷状態のポートの設定は「12000」です。通常では変更する必要はありません。
アプリケーション起動時に自動で接続する場合は、「起動時に自動接続する」にチェックを入れてくだ
さい。
15
6「OK」をクリックする。
設定を保存します。
メ
モ
「接続」をクリックした場合も設定を保存します。「キャンセル」
、「×」をクリックすると保存しません。
[ サーバー登録の編集 ]
すでに登録されたグループ名やサーバーの設定を編集する場合は、編集したいグループまたはサーバーを選
択し、内容を変更した後、「更新」をクリックしてください。「更新」をクリックしなければ、変更内容が反
映されません。
また、グループやサーバーを削除する場合は、削除したいグループまたはサーバーを選択し、「削除」をク
リックしてください。確認メッセージが表示され、「はい」をクリックすると削除します。グループを削除す
ると、グループ内のすべてのサーバーも同時に削除します。
■ サーバーの接続
サーバーに接続するには、あらかじめサーバーを登録する必要があります。(P. 14「サーバーの登録」)
1 アプリケーションのショートカットをダブルクリックする。
アプリケーションが起動します。
ご注意 Emergency Monitor ではサーバー接続はできません。
メ
モ スタートメニューの「プログラム→ TOA → C̲DR043」からもアプリケーションを起動できます。
2 右上の「サーバー接続ボタン」をクリックする。
サーバー接続のメニューがプルダウン表示されます。
16
3「接続」をクリックする。
「接続」ウィンドウを表示します。
[接続]
をクリック
4 サーバーリストのグループまたはサーバーにチェックを入れ、「接続」をクリックする。
チェックする
[接続]をクリック
「接続」ウィンドウが消え、アプリケーションのサーバーリストに、サーバーが追加されます。
17
■ サーバーの切断
接続中のサーバーを切断するには、以下の手順で行ってください。
1 右上の「サーバー接続ボタン」をクリックする。
サーバー接続のメニューがプルダウン表示されます。
2「切断」をクリックする。
「切断」ウィンドウを表示します。
[切断]
をクリック
3 切断するサーバーを選択し、「切断」をクリックする。
サーバーを選択する
[切断]をクリック
サーバーが切断され、サーバーリストのサーバーの表示が消えます。
4「閉じる」をクリックする。
「切断」ウィンドウを閉じます。
18
■ サーバーリストの保存と読出し
「接続」ウィンドウのサーバーリストに登録されたグループやサーバーの状態を保存することができます。
また、保存したサーバーリストは再度読み出すことができます。
サーバーリストのバックアップとして、または別の PC とサーバーリストを共有する場合に便利です。
● サーバーリストの保存
「接続」ウィンドウの「保存」をクリックして、保存する場所とファイル名を指定してください。
XML ファイルで保存します。
[保存]をクリック
● サーバーリストの読出し
「接続」ウィンドウの「開く」をクリックして、保存したサーバーリスト(XML ファイル)を開いてください。
[開く]をクリック
19
TNS Watch
■ 画面表示と OSD について
5
6
1
7
OSD 表示
[C03]Entrance
8
9
10
4
2
3
① ビューパネル
:ライブ映像や 1 チャンネルのみの再生映像を表示します。サーバーリ
ストから、映像を表示したいサーバーやカメラをドラッグして、
ビューパネル内にドロップすると表示できます。選択中のカメラチャ
ンネルは緑の枠で囲われて表示します。
② 分割画面ボタン
:分割画面を変更できます。4、6、9、10、13、16、25、33、36 分割画
面を表示します。
③ 制御/再生タブ
制御タブ
再生タブ
:コンビネーションカメラの制御パネルを表示します。コンビネーショ
ンカメラを制御するには、P. 28「コンビネーションカメラを操作する」
を参照してください。
:1 チャンネル再生の操作パネルを表示します。1 チャンネル再生の操
作方法は、P. 32「1 チャンネルのみ再生する」を参照してください。
④ 表示切換えボタン
シーケンスボタン
: 5 秒間隔でビューパネルの分割画面を切り換えて表示します。
ご注意 1 画面、36 分割画面でのシーケンス表示は出来ません。4 分割
画面以上でのみ可能です。シーケンスの切換え時間は 5 秒に
固定されています。切換え時間の変更は出来ません。
フルスクリーンボタン
:ビューパネルのみを全画面表示します。全画面表示中に画面をクリッ
クすると、全画面表示を解除します。
ご注意 全画面表示中に分割画面を変更したり、1 画面表示にすること
はできません。全画面表示を解除してから行ってください。
ライブボタン
: 1 チャンネル再生中のカメラ映像をライブ映像に戻します。
画面配置保存ボタン
:配置したカメラの位置と分割画面の状態を保存します。
⑤ 時刻
20
: PC で設定されている現在時刻を表示します。
⑥ メニューボタン
検索ボタン
: TNS Search を起動します。(P. 35「TNS Saerch」)
E-MAP ボタン
: TNS E-Map を起動します。(P. 44「TNS E-Map」
)
ダウンロードボタン :ダウンロードの設定やダウンロードの管理を行います。TNS Watch のダウン
ロードでは、まずビューパネルでカメラを選択してから、ダウンロードメ
ニューを表示します。(P. 53「ダウンロード」)
設定ボタン
: TOA ネットワークソフトウェアの設定を行います。
(P. 71「設定」)
サーバー接続ボタン :サーバーの接続/切断やアプリケーションの終了を行います。(P. 14「サー
バーの接続と切断」)
⑦ サーバーリスト
:接続中のサーバーをツリーで表示します。サーバーの下階層にはカメラやア
ラーム入出力の状態をアイコンで表示しています。(P. 22「サーバーリストの
表示」)
⑧ カメラアイコン
:固定型のカメラをあらわします。本体の「カメラ設定 → チャンネル設定」の
カメラプロトコルが「ー」に設定されている場合に表示します。
:コンビネーションカメラをあらわします。本体の「カメラ設定 → チャンネル
設定」のカメラプロトコルが「TOA-A」に設定されている場合に表示します。
⑨ チャンネル番号
:本体の映像入力のチャンネル番号を表示します。
⑩ カメラ名
:本体の「カメラ設定 → チャンネル設定」のカメラ名で設定したカメラ名称を
表示します。
ご注意
TOA ネットワークソフトウェアからはカメラタイプやカメラ名称を変更できません。
●
デジタルレコーダー本体の設定を変更してください。
●
OSD 表示を非表示にすることはできません。
21
● サーバーリストの表示
① サーバーアイコン
:接続中のデジタルレコーダー(サーバー)を表
1
示します。
サーバー名はサーバー登録時に設定します。
2
② カメラアイコン
:固定型のカメラをあらわします。
3
本体の「カメラ設定 → チャンネル設定」のカ
メラプロトコルが「ー」に設定されている場合
に表示します。
4
:コンビネーションカメラをあらわします。
本体の「カメラ設定 → チャンネル設定」のカ
メラプロトコルが「TOA-A」に設定されている
場合に表示します。
、
:カメラがビデオロスになっている場合、左下に
警告マークを表示します。
、
:本体の「カメラ設定 → チャンネル設定」の映
像入力が「OFF」に設定されている場合に表示
します。
③ アラーム入力アイコン
:本体のアラーム入力端子が未入力状態であるこ
とをあらわします。
:本体のアラーム入力端子にアラームが入力され
たことをあらわします。
ご注意
は本体のアラーム入力端子にアラームが入
力されてから 10 秒間のみ表示されます。ア
ラーム入力アイコンの表示状態はアラーム録画
状態とは関連していません。アラーム録画を
行っていない場合でもアラーム入力端子がメイ
クされると、
を表示します。
④ アラーム出力アイコン
:本体のアラーム出力端子が未出力状態であるこ
とをあらわします。
:本体のアラーム出力端子が接点出力中であるこ
とをあらわします。
22
■ ライブ映像を見る
● ライブ映像の表示方法
TNS Watch を使用してライブ映像を見るには、以下の手順で行います。
ご注意
PC のスペックにより、ライブ映像の描画更新速度が異なります。複数台のデジタルレコーダーを同時に監視
する場合、PC のスペックによっては設定した配信レートで描画更新できないことがあります。また、ネット
ワーク環境や PC の動作状態により、映像の更新速度が一定にならず、スキップするように表示されることも
あります。
1 TNS Watch のショートカットをダブルクリックする。
TNS Watch を起動します。
メ
モ スタートメニューの「プログラム→ TOA → C̲DR043」からも TNS Watch を起動できます。
2 サーバー接続ボタンからサーバーに接続する。
サーバーへの接続手順は P. 14「サーバーの接続と切断」を参照してください。
3 サーバーリストからサーバーまたはカメラをドラッグし、ビューパネル内にドロップする。
カメラのライブ映像を表示します。サーバーをドラッグ&ドロップすると、カメラ 4 台を同時にビューパ
ネルに配置し、カメラをドラッグ&ドロップすると、カメラ 1 台のみビューパネルに配置します。
メ
モ
表示する手順とは逆に、ライブ映像を表示している画面をビューパネルからサーバーリストにドラッグ&ド
ロップすると、ビューパネルから画面を削除できます。
23
● 画面の表示について
[ 1 画面表示 ]
1 画面表示したいチャンネルにポインターを合わせ、ビューパネルの画面をダブルクリックすると 1 画面表示
になります。さらにダブルクリックすると、もとの分割画面に戻ります
ダブルクリック
ダブルクリック
[ 分割画面表示 ]
4、6、9、10、13、16、25、33、36 分割画面の 9 種類で表示できます。ビューパネル下の分割画面ボタンを
押すと、切り換える事ができます。
メ
モ 同じ分割画面ボタンを複数回押すと、同じ分割画面の次のグループの映像に切り換ります。
16 分割画面
10 分割画面
押す
24
[ シーケンス表示 ]
分割画面の次のグループの映像を 5 秒間隔で自動的に切り換えて表示します。シーケンスボタンを押すと開
始し、もう一度押すと終了します。
ご注意
1 画面、36 分割画面でのシーケンス表示はできません。
● 画面の切換え間隔は 5 秒に固定されています。変更できません。
● シーケンス表示中は、分割画面を変更できません。シーケンス表示を終了してから行ってください。
また、ビューパネルをダブルクリックして行う 1 画面表示も、シーケンス表示を終了後に行ってください。
● シーケンス表示中は、コンビネーションカメラの操作や再生操作はできません。
シーケンス表示を終了してから行ってください。
●
デジタルレコーダー 2
デジタルレコーダー 1
5秒
シーケンスボタンをクリック
5秒
5秒
デジタルレコーダー 3
25
[ フルスクリーン表示 ]
ビューパネルのみを全画面表示します。フルスクリーンボタンを押すと全画面表示し、全画面表示中に画面
をクリックすると、全画面表示を解除します。
ご注意
全画面表示中に分割画面を変更したり、1 画面表示にすることはできません。全画面表示を解除してから行っ
てください。
画面上で
クリック
フルスクリーン
ボタンをクリック
[ 画面の配置変更 ]
分割画面の映像の配置を簡単に変更できます。変更したいチャンネルの映像をドラッグし、新しく配置した
い場所にドロップすることで、配置が換わります。移動先にすでに映像が配置されている場合、移動元と移
動先の映像が入れ換わります。
画面を
ドラッグ
&ドロップ
26
● 画面状態の保存
画面配置保存ボタンを押すと、配置したカメラの位置とボタンを押したときの分割画面の状態を保存するこ
とができます。
画面配置保存ボタン
をクリック
メ モ
保存する分割画面に関係なく、配置したすべてのカメラの 36 分割画面上における位置を保存します。
●
●
フルスクリーン表示、シーケンス表示は保存できません。
27
■ コンビネーションカメラを操作する
TNS Watch では、デジタルレコーダーに接続されたコンビネーションカメラを制御できます。
制御可能なコンビネーションカメラとその設定は P. 7「操作できる機器について」をご覧ください。
ご注意
ビューパネルのカメラアイコンが
を表示しているカメラチャンネルのみ制御可能です。
を表示しているカメラチャンネルは制御できません。
カメラアイコンを変更するには、デジタルレコーダー本体の「カメラ設定 → チャンネル設定」のカメラプロ
トコルを変更します。
1
を表示しているカメラチャンネルをクリックする。
クリックしたカメラチャンネルが選択され、緑の枠で囲まれます。制御タブのボタンが有効になります。
クリック
[制御タブ]が
有効になる
2 制御タブ内のボタンをクリックする。
ボタンをクリックするとコンビネーションカメラの制御ができます。(P. 29「制御タブ」)
ご注意
再生後のチャンネルは、ライブボタンをクリックしてライブ映像に戻さなければ、制御タブが有効になりま
せん。
28
● 制御タブ
制御タブの各ボタンは以下の操作に使用します。
5
1
2
3
4
6
8
9
7
10
12
11
13
14
① オート
:オート動作の開始/停止を行います。コンビネーションカメラのメニューで「オート
キーキノウ」に割り当てられたオート動作を行います。設定により、オートパン・プ
リセットシーケンス・トレース(*)・ツアー(*)を選択できます。
(*)
: C-CC501、C-CC504、C-CC551、C-CC554、C-CC751 では使用できません。
② テンキー
:プリセット番号を入力したり、カメラメニュー中の数値を入力するときに使用します。
入力した数値は、数値ウィンドウに表示されます。
③ クリア
:数値ウィンドウの表示を 1 文字ずつ削除します。また、カメラメニュー表示中にク
リックすると、「キャンセル」となり 1 つ前の画面に戻ります。
④ セット
:カメラメニューにおいて選択中の項目を「決定」するときに使用します。また、数値
ウィンドウの値をカメラへ送信するときに使用します。
⑤ 数値ウィンドウ :テンキーで入力した数値が表示されます。削除する場合は「クリア」をクリックし、
カメラへ送信する場合は「セット」をクリックします。
⑥ プリセット記憶 :クリックすると、選択中のカメラの現在の画角を数値ウィンドウに表示されたプリ
セット番号に記憶します。
⑦ プリセット再生 :クリックすると、数値ウィンドウに表示されたプリセット番号の画角を映し出します。
あらかじめプリセット記憶を行う必要があります。
⑧ メニュー
:カメラメニューを表示します。設定できる項目は、カメラの取扱説明書をご覧くださ
い。カメラメニュー中の操作は、P. 31「カメラメニューの操作」をご覧ください。
⑨ Focus
:カメラのフォーカスを調整します。ウィンドウに「Focus」と表示中は、「+」をク
リックすると遠くに、「ー」をクリックすると近くにフォーカスします。
⑩ Zoom
:カメラのズーム操作を行います。ウィンドウに「Zoom」と表示中は、「+」をクリッ
クすると望遠、「ー」をクリックすると広角にレンズが動きます。
⑪ 速度
:パン・チルト・ズームの速度を設定します。「+」、「ー」をクリックすると、ウィンド
ウの数値が上下し動作速度が変化します。速度「1、2」は低速、「3」は中速、「4」は
高速、「5」は超高速で動作します。
⑫ +、ー
:ウィンドウに表示している機能を調整します。
「Focus」の場合はフォーカスを調整し、
「Zoom」の場合はズーム操作を行います。「速度」の場合はカメラのマニュアル操作の
動作速度を変更します。
⑬ 方向ボタン
:カメラのマニュアル操作に使用します。左右方向をクリックするとパンし、上下方向
をクリックするとチルトします。また、カメラメニュー中は上下または左右でカーソ
ルを移動します。
⑭ カメラ番号
:現在選択中のカメラ番号を表示します。選択中のカメラは、映像が緑の枠に囲まれて
います。未選択中は「00」を表示します。
29
● プリセット記憶の操作
あらかじめコンビネーションカメラの向き・画角を設定し特定のポジション番号に登録することで、ポジ
ション番号を入力すると何度でも同じ向き・画角の映像を簡単に呼び出すことのできる機能を、「プリセット
ポジション」と呼びます。
「プリセットポジション」をコンビネーションカメラへ記憶(登録)する手順は以下の通りです。
1 プリセット記憶を行うカメラを選択する。
ビューパネルの映像をクリックし、プリセット記憶を行いたいカメラを選択します。カメラを選択する
と、映像が緑の枠に囲まれます。
2 パン・チルト・ズーム・フォーカスを使用しプリセット記憶する画角を表示する。
パン・チルトは方向ボタンを使用します。
ズーム・フォーカスの調整は「Zoom」
、「Focus」、「+」、「ー」を使用します。
3 テンキーでプリセット記憶するポジション番号を入力する。
入力した番号は数値ウィンドウに表示されます。
4「プリセット記憶」をクリックする。
現在表示中の画角でプリセット記憶を行います。
あらかじめプリセット記憶されたポジション番号を入力した場合は上書きします。
● プリセット再生の操作
「プリセットポジション」を再生(呼び出す)する手順は以下の通りです。
1 プリセット再生を行うカメラを選択する。
ビューパネルの映像をクリックし、プリセット再生を行いたいカメラを選択します。
カメラを選択すると、映像が緑の枠に囲まれます。
2 テンキーでプリセット再生するポジション番号を入力する。
あらかじめプリセット記憶されたポジション番号をテンキーで入力します。
入力した番号は数値ウィンドウに表示されます。
3「プリセット再生」をクリックする。
あらかじめプリセット記憶された画角の映像を表示します。
30
● カメラメニューの操作
メニューをクリックすると、カメラメニューを表示します。設定できる項目は、カメラの取扱説明書をご覧
ください。
ご注意
C-CC501、C-CC504、C-CC551、C-CC554、C-CC751 のカメラメニューは、文字を点滅して選択中の項目
をあらわします。ライブ映像の配信レートが「2 以下」の場合、点滅していることが認識できません。カメラ
メニューを操作するときは、配信レートを「4 以上」に設定してください。
1 メニューを表示するカメラを選択する。
ビューパネルの映像をクリックし、メニューを表示したいカメラを選択します。
カメラを選択すると、映像が緑の枠に囲まれます。
2「メニュー」をクリックし、カメラメニューを表示する。
「メニュー」をクリック
カメラメニューが表示されます。カメラメニュー中の操作は以下の通りです。
設定項目の変更(カーソル移動):方向ボタンの上下または左右で行います。
設定項目の決定
:「セット」をクリックする
設定項目のキャンセル
:「クリア」をクリックする
前画面へ戻る
:「クリア」をクリックする
数値の入力
:テンキーで数値を入力し、「セット」をクリックする。
(数値ウィンドウに表示した数値を入力します。)
数値のクリア
:「クリア」をクリックする。(数値ウィンドウおよびカメラメニューに
入力した数値をクリアします。)
カメラメニューの終了
:「カメラメニュー」表示中に「メニュー」をクリックする。
ご注意
数値ウィンドウに数字が表示されている場合に「セット」や「クリア」をクリックすると、数値ウィンドウ
の数値を入力・クリアする操作が優先され、設定項目の決定・キャンセルができません。
設定項目の決定・キャンセルを行う場合は、「クリア」をクリックして数値ウィンドウの数字をすべてクリア
してから行ってください。
31
■ 1 チャンネルのみ再生する
TNS Watch では、デジタルレコーダーに録画された映像を 1 つのチャンネルのみ指定して再生することがで
きます。再生タブをクリックすると、再生操作部を表示します。
メ
モ 複数チャンネルの同時再生は、TNS Search を使用します。
ご注意
●
00 : 00 : 00 を越して翌日または前日を続けて再生できません。
再度、翌日または前日を検索してから再生してください。
●
逆再生ではフレームをスキップしながら再生します。すべてのフレームを再生していません。
● 再生タブ
2
1
3
4
①
更新
② 日付検索
5
7
6
8
9
:タイムテーブルのカラーバーを最新状態に更新します。④カメラ名をクリックし青色
になっている場合に有効です。
:
をクリックするとカレンダーが表示され、検索したい日を選択できます。また、
直接入力による日付指定もできます。
カレンダー表示部
:録画データが存在する日付は
(うすい青)で表示します。選択中の日付は
(濃い青)で表示します。また、今日の日付は
(青枠)で表示します。
、
: 1 年前または 1 年後のカレンダーを表示します。
、
:前月または翌月のカレンダーを表示します。
:選択中の日付を今日の日付に変更します。
③ 時刻検索
:タイムテーブル上で時刻カーソルのある時刻を表示します。タイムテーブルをクリッ
クすると、時刻カーソルが移動し表示時刻が変わります。また、時間・分・秒の表示
をそれぞれクリックし、右の上下ボタンでも変更できます。直接入力による時刻指定
もできます。
④ カメラ名
:本体の「カメラ設定 → チャンネル設定」のカメラ名で設定したカメラ名称を表示しま
す。タイムテーブルにカラーバーを表示するには、カメラ名をクリックしてください。
⑤ タイムテーブル :録画データのカラーバー表示領域です。録画モードによりカラーバーは色分けされま
す。上部の時刻表示部をクリックするとタイムテーブルを拡大表示し、右クリックす
ると縮小表示します。目盛りは 1 時間単位〜 5 分単位まで拡大・縮小します。
⑥ 時刻カーソル
32
:再生中の時刻をあらわします。タイムテーブルの任意の位置をクリックすると時刻
カーソルは移動し、再生開始位置を簡単に指定できます。
⑦ カラーバー
:録画データを録画モード別に色分けしたカラーバーで表示します。タイムテーブルに
カラーバーを表示するには、カメラ名をクリックしてください。
(橙色):ノーマル録画
(青色):モーション録画
(緑色):アラーム録画
(紫色):緊急録画
ご注意 タイムテーブルが最も縮小した状態で録画時間が短い場合、他の録画状態のカラーバーと隣接し
ていると色の識別ができない場合があります。タイムテーブル上部の時刻表示部をクリックして、
タイムテーブルを拡大表示してください。
⑧ 再生速度調整
:再生速度を変更できます。「1」に設定すると等倍再生を行い、「1」より右側は早送り再
生、「1」より左側はスロー再生になります。また、「MAX」をクリックすると最高速度
で再生・逆再生を行います。
ご注意 録画レートが高い映像を再生すると、スピードを変更しても一定速度以上、再生速度が速くなら
ない場合があります。
⑨ 再生操作ボタン :ビューパネルに表示した映像の再生・停止・逆再生を行います。
● 再生中の OSD について
[C04] EV 2008/02/14 17:09:04:243
1
2
3
① 再生アイコン
4
5
:選択中のカメラチャンネルが再生中であることをあらわします。
② チャンネル番号 :本体の映像入力のチャンネル番号をあらわします。
③ カメラ名
:本体の「カメラ設定 → チャンネル設定」のカメラ名で設定したカメラ名称を表示しま
す。
ご注意 TOA ネットワークソフトウェアからはカメラタイプやカメラ名称を変更できません。
デジタルレコーダー本体の設定を変更してください。
④ 日付表示
:再生中の映像の日付を表示します。
⑤ 時刻表示
:再生中の映像の時刻を表示します。
ご注意
OSD 表示を非表示にすることはできません。
● 画面分割数が増えると、文字の一部を表示できないことがあります。表示させるには画面分割数を減らし
て表示してください。
●
33
● 再生する
1 チャンネルのみ指定して再生する手順は、以下の通りです。
1 再生したいカメラチャンネルをビューパネルでクリックする。
カメラを選択すると、ビューパネルの映像が緑の枠に囲まれます。
2 再生タブをクリックする。
タイムテーブル、再生操作部を表示します。
3 再生したい日付けを日付検索部で指定する。
カレンダーまたは直接入力により、再生する日付けを選択します。
4 タイムテーブル左のカメラ名称をクリックする。
カメラ名称部が青色に変わり、選択されます。
5
(更新)をクリックする。
録画データがある場合は、タイムテーブルにカラーバーを表示します。
6 カーラーバーの再生したい時間をクリックする。
時刻カーソルがクリックした位置に移動します。
時刻で指定する場合は、時刻検索部に直接再生したい時刻を入力してください。
7 再生操作部の
(再生)または
(逆再生)をクリックする。
ビューパネルに再生映像を表示します。
メ
モ 再生速度を変更する場合は、スピードを調整してください。
ご注意
●
00 : 00 : 00 を越して翌日または前日を続けて再生できません。
再度、翌日または前日を検索してから再生してください。
●
逆再生ではフレームをスキップしながら再生します。すべてのフレームを再生していません。
●
再生中に分割画面を変更すると、再生は停止します。もう一度再生する場合は、手順 1 から操作しなおして
ください。
● ライブ映像に戻す
再生中の画面を、ライブ映像に戻す手順は、以下の通りです。
1
(ライブ)をクリックする。
ビューパネルの再生中のカメラチャンネルがライブ映像に戻ります。
34
TNS Search
■ 画面表示と OSD について
OSD 表示
[C04]EV 2008/03/10 12:13:56.037
17
19
18
6
7
9
8
1
カレンダー
4
2
調整
ブックマーク
5
3
13
16
14
15
10
① ビューパネル
11
12
:再生映像を表示します。サーバーリストから、再生したいサーバーをドラッグして、
ビューパネル内にドロップすると表示できます。
② 分割画面ボタン
:分割画面を変更できます。4、6、9、10、13、16、25、33、36 分割画面
を表示します。
ご注意 TNS Search では、TNS Watch のように画面配置を自由に変更することはできません。先頭の 4
画面にカメラチャンネル順に配置されます。
また、再生できるデジタルレコーダーは 1 台です。複数のデジタルレコーダーを同時に再生する
ことはできません。
③ 再生カメラ選択
:ビューパネルで再生するカメラを選択します。「全カメラ選択」をクリックすると、
すべてのカメラが選択され再生できます。もう一度クリックすると、解除になりま
す。各カメラ名をクリックすることで、個別に選択することもできます。選択中の
カメラは、カメラ名が青色に変わります。
④ 日付検索
:
をクリックするとカレンダーが表示され、検索したい日を選択できます。また、
直接入力による日付指定もできます。カレンダータブでの日付指定も同じです。
カレンダー表示部 :録画データが存在する日付は (うすい青)で表示します。選択中の日付は
(濃い青)で表示します。また、今日の日付は
(青枠)で表示します。
、
: 1 年前または 1 年後のカレンダーを表示します。
、
:前月または翌月のカレンダーを表示します。
:選択中の日付を今日の日付に変更します。
35
⑤ 時刻検索
:タイムテーブル上で時刻カーソルのある時刻を表示します。タイムテーブルをク
リックすると、時刻カーソルが移動し表示時刻が変わります。また、時・分・秒の
表示をそれぞれクリックし、右の上下ボタンでも変更できます。直接入力による時
刻指定もできます。
⑥ 時刻
: PC で設定されている現在時刻を表示します。
⑦ メニューボタン
ライブボタン
: TNS Watch を起動します。
(P. 20「TNS Watch」)
E-MAP ボタン
: TNS E-Map を起動します。(P. 44「TNS E-Map」
)
ダウンロードボタン :ダウンロードの設定やダウンロードの管理を行います。TNS Search のダウン
設定ボタン
ロードでは、まずダウンロードメニューを起動して詳細設定を行います。
また、TNS Search では NDB 形式でダウンロードした録画映像の検索・再生
を行います。(P. 53「ダウンロード」)
: TOA ネットワークソフトウェアの設定を行います。
(P. 71「設定」)
サーバー接続ボタン :サーバーの接続/切断やアプリケーションの終了を行います。(P. 14「サー
バーの接続と切断」)
⑧ サーバーリスト
:接続中のサーバーを表示します。サーバーアイコンとサーバー名を表示します。
ご注意 再生できるデジタルレコーダーは 1 台です。複数のデジタルレコーダーを同時に再生することは
できません。
⑨ 調整、ブックマーク、カレンダータブ
調整タブ
: 1 画面表示中の映像の画質を調整します。
ブライトネス :明るさ(輝度)を調整します。スライダーを左へ移動すると暗く、
右へ移動すると明るくなります。
コントラスト :コントラストを調整します。スライダーを左へ移動すると弱く、
右へ移動すると強くなります。
シャープネス :輪郭の強さを調整します。スライダーを左へ移動するとソフトに、
右へ移動するとシャープになります。
元に戻す
:調整した画質設定を元に戻します。
ズーム
:画面の表示サイズを変更します。
拡大
:画面を拡大表示します。
縮小
:画面を縮小表示します。
移動
:拡大表示した画面を、ドラッグすると拡大位置を移動できます。
ブックマークタブ :何度も再生したい映像の再生開始位置を「ブックマーク」として登録できます。
移動
:登録されたブックマークをリストから選択し、「移動」をクリックするとタイムテーブルの
時刻カーソルが、ブックマークされた日時へ移動します。
追加
:新たにブックマークを追加します。クリックするとブックマークウィンドウを表示し、名
称と時刻を登録するとブックマークが追加されます。
ご注意 ブックマークの名称には漢字、カタカナ、ひらがな、英数文字、記号が入力でき
ます。ただし、次の半角記号は使用できません。「 * 、/、?、¥、<、>、&、"、
|、: 、; 」
編集
:リストで選択中のブックマークの内容を編集します。クリックするとブックマークウィン
ドウを表示し、名称と時刻を変更できます。
削除
:リストで選択中のブックマークを削除します。クリックすると削除確認のメッセージを表
示し、続けて「はい」をクリックすると削除します。
全削除
:リストのブックマークをすべて削除します。クリックすると削除確認のメッセージを表示
し、続けて「はい」をクリックするとすべてのブックマークを削除します。
カレンダータブ
36
:④日付検索で表示されるカレンダーと同じ表示です。
⑩ タイムテーブル
:録画データのカラーバー表示領域です。録画モードによりカラーバーは色分け
されます。上部の時刻表示部をクリックするとタイムテーブルを拡大表示し、
右クリックすると縮小表示します。目盛りは 1 時間単位〜 5 分単位まで拡大・
縮小します。
⑪ 時刻カーソル
:再生中の時刻をあらわします。タイムテーブルの任意の位置をクリックすると
時刻カーソルは移動し、再生開始位置を簡単に指定できます。
⑫ カラーバー
:録画データを録画モード別に色分けしたカラーバーで表示します。タイムテー
ブルにカラーバーを表示するには、カメラ名をクリックしてください。
(橙色):ノーマル録画
(青色):モーション録画
(緑色):アラーム録画
(紫色):緊急録画
ご注意 タイムテーブルが最も縮小した状態で録画時間が短い場合、他の録画状態のカラーバーと隣接し
ていると色の識別ができない場合があります。タイムテーブル上部の時刻表示部をクリックして、
タイムテーブルを拡大表示してください。
⑬ 再生操作ボタン
⑭
:ビューパネルに表示した映像の再生・停止・逆再生を行います。
印刷/イメージ保存 :クリックすると、静止画出力ウィンドウを表示します。JPEG ファイルとして
保存するか、プリンターに送信して印刷することができます。(P. 40「静止画
で保存する」)
⑮
更新
⑯ 再生速度調整
:タイムテーブルのカラーバーを最新状態に更新します。
:再生速度を変更できます。「1」に設定すると等倍再生を行い、「1」より右側
は早送り再生、「1」より左側はスロー再生になります。また、「MAX」をク
リックすると最高速度で再生・逆再生を行います。
ご注意 録画レートが高い映像を再生すると、スピードを変更しても一定速度以上、再生速度が速くなら
ない場合があります。
⑰ チャンネル番号
:本体の映像入力のチャンネル番号を表示します。
⑱ カメラ名
:本体の「カメラ設定 → チャンネル設定」のカメラ名で設定したカメラ名称を
表示します。
⑲ 再生情報表示
:再生映像の日付と時刻を表示します。年/月/日
示します。
時:分:秒.管理番号で表
37
■ 検索再生
TNS Search を使用して録画データを検索するには、カラーバーを表示して視覚的に検索する方法と、日時を
指定して検索する方法があります。録画データの検索は、以下の手順で行います。
1 TNS Search のショートカットをダブルクリックする。
TNS Search を起動します。
メ
モ スタートメニューの「プログラム→ TOA → C̲DR043」からも TNS Search を起動できます。
2 サーバー接続ボタンからサーバーに接続する。
サーバーへの接続手順は P. 14「サーバーの接続と切断」を参照してください。
3 サーバーリストから検索・再生したいサーバーをドラッグし、ビューパネル内にドロップする。
カメラ 1 〜 4 の黒画面を表示し、録画データがあればタイムテーブルにカラーバーを表示します。
4 検索する日付を指定する。
[日付を指定して検索する場合]
日付検索欄にキーボードで年・月・日を直接入力してください。入力完了後、キーボードの「Enter」を
押すとタイムテーブルを更新します。
[カレンダーで検索する場合]
カレンダータブまたは日付検索欄の
をクリックして表示されるカレンダーから、録画データが存在す
る日付
(うすい青)のうち検索・再生したい日付をクリックします。タイムテーブルを更新します。
38
5 検索する時刻を指定する。
[時刻を指定して検索する場合]
時刻検索欄にキーボードで時・分・秒を直接入力してください。入力完了後、キーボードの「Enter」を
押すとタイムテーブルの時刻カーソルが指定時刻に移動します。
[カラーバーで検索する場合]
再生したいカラーバーの位置をクリックします。タイムテーブルの時刻カーソルがクリックした位置に
移動します。
メ
モ タイムテーブル上部の時刻表示部をクリックするとタイムテーブルを拡大表示し、右クリックす
ると縮小表示します。目盛りは 1 時間単位〜 5 分単位まで拡大・縮小します。
6 再生操作部の
(再生)または
(逆再生)をクリックする。
ビューパネルに再生映像を表示します。
メ
モ 再生速度を変更する場合は、スピードを調整してください。
ご注意
●
PC のスペックにより、再生映像の描画更新速度が異なります。PC のスペックによっては録画したレート
で描画更新できないことがあります。また、ネットワーク環境や PC の動作状態により、映像の更新速度が
一定にならず、スキップするように表示されることもあります。
●
00 : 00 : 00 を越して翌日または前日を続けて再生できません。再度、翌日または前日を検索してから再生
してください。
●
逆再生ではフレームをスキップしながら再生します。すべてのフレームを再生していません。
●
録画レートが高い映像を再生すると、スピードを変更しても一定速度以上、再生速度が速くならない場合
があります。
● 1 画面表示にするには…
ビューパネルで 1 画面表示したいカメラ映像をダブルクリックします。もう一度、画面をダブルクリックす
ると元の分割画面に戻ります。
● 分割画面表示を変更するには…
分割画面ボタンをクリックします。4、6、9、10、13、16、25、33、36 分割画面の 9 種類で表示できます。
ご注意
TNS Search では、TNS Watch のように画面配置を自由に変更することはできません。先頭の 4 画面にカメ
ラチャンネル順に配置されます。
また、再生できるデジタルレコーダーは 1 台です。複数のデジタルレコーダーを同時に再生することはでき
ません。
39
■ その他の機能
● 静止画で保存する
TNS Search で表示している画面を静止画として JPEG ファイルで保存したり、印刷を行うことができます。
静止画として保存する手順は以下の通りです。
1 静止画で保存したい画面で再生を停止する。
カメラを再生し、静止画を保存したい画面で「停止ボタン」をクリックして、画面を一時停止します。
2 ビューパネルをダブルクリックして、1 画面で表示する。
静止画保存するカメラチャンネルの画面をダブルクリックして 1 画面表示にすると、
ジ保存)が有効になります。
3
(印刷/イメー
(印刷/イメージ保存)をクリックする。
「静止画出力形式」ウィンドウを表示します。
[ JPEG ファイルで保存する場合 ]
をクリックしてください。「フォルダの参照」ウィンドウを表示しますので、ファイルの保
存場所を指定し、「OK」をクリックしてください。指定した場所に以下のフォルダ階層で JPEG ファイルが
保存されます。
○○○○̲IP000.000.000.000
デジタルレコーダーに設定された IP アドレスを表示
サーバー登録時に設定するサーバー名を表示
Capture
2 0 0 7 .1 1 .2 7 . 01.23.45
年、月、日
時、分、秒
Cam01. jpg
カメラチャンネル番号
40
保存したデータには以下の内容が表示されます。
フレーム情報 OSD
[Cam4]2008-02-17 / 22:33:44.092
1
2
ウォーターマーク OSD
WaterMarked
3
① カメラ名
:「Cam1」〜「Cam4」と表示します。
ご注意 ダウンロードしたデータには、ダウンロード元のデジタルレコーダー
で設定したカメラ名称を表示できません。
② フレーム情報
:静止画の日付と時刻を表示します。年ー月ー日/時:分:秒.管理番号で表示
します。
③ ウォーターマーク OSD :改ざん防止機能が埋め込まれた画像であることをあらわします。
41
[ 印刷する場合 ]
(印刷)をクリックしてください。「印刷」ウィンドウを表示します。プリンタ、プリンタの設定、印刷
部数などを設定し「OK」をクリックしてください。印刷結果には以下の内容が印字されます。
ご注意
デジタルレコーダーの品番にかかわらず「C-DR043」と表示します。
C-DR043
システム:C-DR043
カメラ:04(EV)
2008/02/06 13:36:33
2008/02/06 14:04:44
印刷を実行した日時を表示します。
ご注意 デジタルレコーダーの品番にかかわらず
「C-DR043」と表示します。
カメラチャンネル番号(カメラ名)を表示します。
画像の日時を表示します。
42
● ブックマーク
TNS Search で何度も再生したい映像がある場合には、再生の開始位置を「ブックマーク」として登録すると
便利です。マウスのクリックまたは直接日時を指定することにより、再生開始位置を登録することができます。
登録した再生開始位置は簡単に呼び出すことができ、すぐに再生できます。「ブックマーク」の登録方法と
「ブックマーク」を使用した再生方法は以下の通りです。
[ ブックマークの登録 ]
1 ブックマークタブをクリックする。
右の画面を表示します。
2
をクリックする。
ブックマークウィンドウを表示します。
3 名称と時刻を入力し、「OK」をクリックする。
時刻には、時刻検索欄の時刻が表示されま
す。
をクリックして表示するカレンダーから
日付を選択し、
で時刻を選択してください。
また、キーボードからの直接入力もできます。
4 ブックマークが登録される。
ブックマークが登録され、リストに追加されま
す。また、タイムテーブル上部に マークを表
示します。
ご注意 ブックマークの名称には漢字、カタカナ、ひらがな、英数文字、記号が入力できます。ただし、
次の半角記号は使用できません。「*、/、?、¥、<、>、&、"、|、: 、; 」
メ
モ ブックマークを編集/削除する場合は、リストのブックマークをクリックして選択し、
または
は
をクリックしてください。また、すべてのブックマークを削除する場合
をクリックしてください。
[ ブックマークを使用した再生 ]
1 リストにある再生したいブックマークをクリックする。
クリックしたリストが選択され、青色になります。
2
をクリックする。
タイムテーブルが更新され、時刻カーソルがブックマークの登録位置へ移動します。
3 再生操作部の
(再生)または
(逆再生)をクリックする。
ビューパネルに再生映像を表示します。
43
TNS E-Map
■ 画面表示と OSD について
1
(c)
9
10
(a)
11
(b)
6
[C03]Entrance
3
4
5
① マップ表示部
(a)
7
2
8
:登録した地図画像を表示し、カメラアイコン、アラーム入出力アイコンを配置します。
登録された複数の地図画像は、プルダウンリストから選択し、表示します。
(カメラアイコン)
:サーバーリストからドラッグ&ドロップで配置したカメラアイコン
です。ダブルクリックするとビューパネルにライブ映像を表示しま
す。選択中のカメラアイコンは
(黄色)で表示されます。
(b)
(アラーム入力アイコン):サーバーリストからドラッグ&ドロップで配置したアラーム入力ア
イコンです。本体にアラームが入力されるとアイコンの表示が
に変化します。
ご注意 本体のアラーム入力端子にアラームが入力されてから 10 秒間のみ表示されます。
アラーム入力アイコンの表示状態はアラーム録画状態とは関連していません。アラーム録画
を行っていない場合でもアラーム入力端子がメイクされると、
を表示します。
(c)
(アラーム出力アイコン):サーバーリストからドラッグ&ドロップで配置したアラーム出力ア
イコンです。本体からアラームを出力しているとアイコンの表示
が
に変化します。
② ビューパネル
:マップ表示部のカメラアイコンをダブルクリックするとライブ映像を表示します。
未選択状態では、ロゴを表示します。
③ カメラアイコン
:固定型のカメラをあらわします。本体の「カメラ設定 → チャンネル設定」のカメラプロト
コルが「ー」に設定されている場合に表示します。
:コンビネーションカメラをあらわします。本体の「カメラ設定 → チャンネル設定」のカメ
ラプロトコルが「TOA-A」に設定されている場合に表示します。
④ チャンネル番号 :本体の映像入力のチャンネル番号をあらわします。
⑤ カメラ名
:本体の「カメラ設定 → チャンネル設定」のカメラ名で設定したカメラ名称を表示します。
ご注意
44
●
TOA ネットワークソフトウェアからはカメラタイプやカメラ名称を変更できません。デジタルレコーダー
本体の設定を変更してください。
●
OSD 表示を非表示にすることはできません。
⑥ マップ操作部
:登録されているマップをプルダウンして表示、選択します。通常は選択中のマッ
(プルダウンリスト) プ名称を表示しています。
(新規)
:新たにマップを登録します。クリックすると「新規マップ」ウィンドウを表示し、
マップ名称と地図画像を登録します。
(編集)
:マップの名称変更を行います。クリックすると「マップ編集」ウィンドウを表示
します。
(削除)
:登録されているマップを削除します。地図画像と配置されたアイコンをすべて削
除します。
(リセット) :配置されたアイコンをリセットし、アイコンのみ地図画像上から削除します。
(右回転)
:選択中のカメラアイコンを右回転します。マップ上のカメラの向きを調整すると
きに使用します。
(左回転)
:選択中のカメラアイコンを左回転します。マップ上のカメラの向きを調整すると
きに使用します。
(縮小)
:マップ表示部の地図画像を縮小します。地図画像が大きく、全体を表示できない
場合に使用します。
メ
モ アイコンは縮小表示されません。
(元に戻す)
:マップを拡大・縮小した場合に、クリックすると地図画像を等倍サイズで表示し
ます。
(拡大)
:マップ表示部の地図画像を拡大します。地図画像を詳細に表示したい場合に使用
します。
メ
モ アイコンは拡大表示されません。
⑦ アイコン情報バー :選択中のアイコンの情報を表示します。
「サーバー」にはサーバー名称を、
「デバイス」
にはアイコンの種類と番号、またカメラアイコンの場合はカメラ名称も表示します。
⑧ アイコンリスト
:表示中のマップに配置されているアイコンをリストで一覧表示します。「サーバー」
にはサーバー名称を、「デバイス」にはアイコンの種類と番号、またカメラの場合は
カメラ名称も表示します。
⑨ 時刻
: PC で設定されている現在時刻を表示します。
⑩ メニューボタン
ライブボタン
: TNS Watch を起動します。
(P. 20「TNS Watch」)
検索ボタン
: TNS Search を起動します。(P. 35「TNS Saerch」)
設定ボタン
: TOA ネットワークソフトウェアの設定を行います。
(P. 71「設定」)
サーバー接続ボタン :サーバーの接続/切断やアプリケーションの終了を行います。(P. 14「サー
バーの接続と切断」)
⑪ サーバーリスト
:接続中のサーバーをツリーで表示します。サーバーの下階層にはカメラやアラーム入
出力の状態をアイコンで表示しています。(P. 22「サーバーリストの表示」)
45
■ マップの登録と削除
● マップの新規登録
1 地図画像を準備する。
TNS E-Map で使用できる地図画像は、ビットマップファイルまたは JPEG ファイルです。
2 E-Map を起動する。
E-Map の起動方法は以下の 3 通りがあります。
① TNS E-Map のショートカットをダブルクリックする。
② スタートメニューの「プログラム → TOA → C̲DR043」の TNS E-Map をクリックする。
③ TNS Watch、TNS Search のメニューボタンの
3
(E-Map)をクリックする。
をクリックする。
「新規マップ」ウィンドウを表示します。
4 マップ名を入力し、「参照」をクリックして地図画像を登録する。
ご注意 マップ名には漢字、カタカナ、ひらがな、英数文字、記号が入力できます。ただし、次の半角記
号は使用できません。
「*、/、?、¥、<、>、&、"、|、: 、; 」
メ
モ マップ名の最大文字数は 255 文字です。
5「OK」をクリックする。
選択した地図画像をマップ表示部へ表示し、プルダウンリストに入力したマップ名が表示されます。
ご注意 マップとして登録した地図画像(ビットマップファイルまたは JPEG ファイル)は、参照先から
移動や削除しないでください。移動や削除するとマップ表示部にマップを表示できません。
46
● マップ名の変更
プルダウンリストから変更するマップ名を選択し、
をクリックすると「マップ編集」ウィンドウを表
示します。
マップ名を入力し、「OK」をクリックするとマップ名を変更します。
ご注意
マップ名には漢字、カタカナ、ひらがな、英数文字、記号が入力できます。ただし、次の半角記号は使用
できません。「*、/、?、¥、<、>、&、"、|、: 、; 」
● 参照しているマップは変更できません。
●
メ
モ マップ名の最大文字数は 255 文字です。
● マップの削除
プルダウンリストから削除するマップを選択し、
をクリックすると確認メッセージを表示します。「は
い」をクリックすると、選択中のマップを削除します。地図画像と配置されたアイコンをすべて削除します。
47
■ アイコンの配置
マップ上にアイコンを配置します。アイコンは任意の位置に配置でき、カメラアイコンの向きは実際の設置
状況と合わせることもできます。
ご注意 マップが登録されていなければアイコンは配置できません。マップを登録してから行ってください。
1 サーバーリストからカメラまたはアラーム入力/出力をドラッグし、マップ表示部へドロップする。
マップ上にアイコンが配置されます。
マップ内でアイコンを移動する場合も、ドラッグ&ドロップで行います。
メ モ
アイコンを配置する場合の手順とは逆に、マップ上のアイコンをサーバーリストにドラッグ&ドロップする
と、アイコンを削除することができます。
2 カメラアイコンをクリックし、
(右回転)または
(左回転)をクリックする。
選択したカメラアイコンが回転します。
[ アイコンを全て削除するには・・・ ]
をクリックすると、表示中のマップに配置されているアイコンをすべて消去できます。確認メッセー
ジを表示し、「はい」をクリックすると、選択中のマップに配置されているアイコンをすべて消去します。
48
■ E-Map によるライブ表示
マップ上に配置されたカメラアイコンをダブルクリックすると、ビューパネルへライブ映像を表示します。
ご注意
ネットワーク環境や PC の動作状態により、映像の更新速度が一定にならず、スキップするように表示される
ことがあります。
ダブルクリックする
映像を表示する
● マップの表示を拡大/縮小する
(縮小)をクリックすると、マップ表示部の地図画像を縮小します。マップ全体が表示できるまで縮小
表示できます。
した場合に
メ
(拡大)をクリックするとマップ表示部の地図画像を拡大します。マップを拡大・縮小
(元に戻す)をクリックすると、地図画像を等倍サイズで表示します。
モ アイコンは拡大/縮小表示されません。
49
Emergency Monitor
1
2
① ビューパネル:
ライブ映像の表示部です。映像を表示するには、デジタルレコーダー本体を設定する必要があります。設
定方法は本体の取扱説明書「緊急発報」をご覧ください。
本体が設定された状態で、以下の操作を行うと本体からライブ映像を送信し、ビューパネルにライブ映像
を表示します。
・本体前面の緊急発報キーを押した場合
・アラーム入力端子へ接点が入力された場合
メ モ
アラーム入力によりライブ映像を送信する場合、本体メニューの「カメラ設定 → アラーム録画カメラ」
で設定する「リンクカメラ」に従います。「リンクカメラ」に複数のカメラが設定されていれば、設定さ
れたすべてのカメラチャンネルのライブ映像を送信します。
ご注意
アラーム入力によるライブ映像の送信は、アラーム録画状態とは関連していません。アラーム録画を行っ
ていない場合でもアラーム入力端子がメイクされると、ライブ映像を表示します。
② Emergency 情報履歴:
Emergency Monitor へライブ映像を表示した履歴です。最新のものから 100 件を表示し、100 件以上は古
いものから順に消去します。緊急発報中に再び緊急発報キーを押したり、アラーム入力中に再びアラーム
が入力されると、別の履歴として新たに追加します。Emergency Monitor を終了すると、履歴はすべてク
リアされます。各表示欄の詳細内容は以下のとおりです。
・#
:履歴番号をあらわします。1 から順に番号を割り振り、最も新しい履歴を最上部に表示し
ます。
・サーバー名 :本体の品番に関わらず、「C-DR043」と表示します。表示内容は固定です。
・ IP アドレス :ライブ映像を表示した本体の IP アドレスを表示します。
50
・カメラ
:ライブ映像を表示したカメラのチャンネル番号と、その要因を表示します。
< 本体前面の緊急発報キーを押した場合 >
[E]: 1、2、3、4
[E]は緊急発報キーを示し、カメラチャンネル番号は 1 〜 4 すべてを表示します。
< アラーム入力端子へ接点が入力された場合 >
[01]: 1、2
[01]はアラーム入力端子番号を示し、カメラチャンネル番号はアラーム入力端子番号に割
り当てられたリンクカメラの番号を表示します。
・イベント:本体前面の緊急発報キーを押した場合、「緊急イベント」と表示します。アラーム入力端子
へ接点が入力された場合、「アラーム入力」と表示します。
・保持時間:Emergency Monitor でライブ映像を表示する時間をあらわします。ライブ映像の表示時間は、
本体メニューの「ネットワーク設定 → 緊急発報設定 → ネットワーク」で設定する「通知時
間」に従います。
51
■ ライブ映像を見るには
ご注意
ネットワーク環境や PC の動作状態により、映像の更新速度が一定にならず、スキップするように表示される
ことがあります。
● 本体を設定する
映像を表示するには、デジタルレコーダー本体を設定する必要があります。本体のメニューの「ネットワー
ク設定 → 緊急発報設定 → ネットワーク」で以下を設定してください。設定方法は本体の取扱説明書をご覧
ください。
アラーム入力チャンネル :Emergency Monitor へライブ映像を送信するために、どのアラーム入力端子を有
効にしておくか設定します。ただし、「発報起動」の「アラーム入力」にチェッ
クがなければ、設定は無効になります。
IP アドレス
: Emergency Monitor を起動する PC の IP アドレスを入力します。
通知時間
:本体から Emergency Monitor へ、ライブ映像を送信する時間を設定します。
ご注意 緊急発報中に通知時間の設定を変更しないでください。
発報起動
:Emergency Monitor へライブ映像を送信するための起動方法を選択します。
「アラーム入力」をチェックすると、「アラーム入力チャンネル」で有効なア
ラーム入力端子に接点が入力されるとライブ映像を送信します。
「緊急発報キー」をチェックすると、本体前面の「緊急発報キー」を押すとライ
ブ映像を送信します。
● Emergency Monitor を起動する
ライブ映像は、Emergency Monitor が起動中のみ表示できます。Emergency Monitor が起動していなければ、
ライブ映像を表示することはできません。Emergency Monitor は、デスクトップのショートカットまたは、
スタートメニューの「プログラム → TOA → C̲DR043」から起動します。
● ビューパネルの操作
ライブ映像は、16 分割の左上の画面から順に表示されます。通知時間が経過すると画面は消え、通知時間内
の画面を順に詰めて表示します。緊急発報中に再び緊急発報キーを押したり、アラーム入力中に再びアラー
ムが入力されると、ライブ映像の表示時間が延長されます。
ビューパネルで表示中のライブ映像をダブルクリックすると、1 画面表示になります。
メ
52
モ 17 台目以降の映像を受信した場合、画面の保持時間に関係なく表示中の左上の画面を消去して、
17 台目以降の映像を右下に表示します。
ダウンロード
■ ファイル形式について
ダウンロードのファイル形式は、NDB 形式(動画)、SFX 形式(動画)、BMP 形式(静止画)、JPEG 形式
(静止画)の 4 種類から選択できます。それぞれファイル形式ごとの特徴は以下のとおりです。
ご注意
ダウンロードしたデータにダウンロード元のデジタルレコーダーで設定したカメラ名称は、反映されません。
ダウンロード後は「Cam01」〜「Cam04」と表示されます。
NDB 形式 :独自の動画形式でダウンロードします。TNS Search からダウンロードする場合は、複数のカメ
ラチャンネルを同時にダウンロードできます。ダウンロードしたデータは TNS Search で検
索・再生します。
SFX 形式 :独自の動画形式でダウンロードします。カメラを 1 チャンネルのみ指定してダウンロードし、
ダウンロードしたデータは実行ファイル形式(exe 形式)で保存するため、ビューアソフト
ウェアが必要ありません。
ご注意
4 GB 以上の容量のダウンロードはできません。長時間のダウンロード範囲を指定する場合は、
NDB 形式を使用してください。
BMP 形式 :ビットマップ形式の静止画をダウンロードします。複数カメラチャンネルの同時刻の画像を同
時にダウンロードできます(TNS Search から行った場合のみ)
。
JPEG 形式 :JPEG 形式の静止画をダウンロードします。複数カメラチャンネルの同時刻の画像を同時にダ
ウンロードできます(TNS Search から行った場合のみ)
。
53
● フォルダ階層について
それぞれの形式でダウンロードしたデータは、指定した保存先のフォルダに以下の階層で保存されます。
○○○○̲IP000.000.000.000
…… サーバ名フォルダ
デジタルレコーダーに設定された IP アドレスを表示する
サーバー登録時に設定するサーバー名を表示する
NDB …… NDB フォルダ
2007.11.27 01.23.45 ˜ 2007.11.27 01.24.45
開始年月日
時分秒
終了年月日
…… 日時別フォルダ
時分秒
01
02
03
カメラ別フォルダ
(以下に NDB ダウンロードデータを保存します。
)
ご注意 フォルダ名称は変更しないでください。
04
カメラチャンネル番号を表示する
SFX …… SFX フォルダ
2007.11.28 01.23.45 ˜ 2007.11.28 01.24.45
開始年月日
時分秒
終了年月日
…… 日時別フォルダ
時分秒
sfxviewer.exe…… SFX ダウンロードデータ
BMP …… BMP フォルダ
2007.11.29 01.23.45 …… 日時別フォルダ
年月日
時分秒
Cam01.bmp
Cam02.bmp
Cam03.bmp
ビットマップダウンロードデータ
Cam04.bmp
カメラチャンネル番号を表示する
ndwmchecker.exe…… ウォーターマークチェックプログラム
JPEG …… JPEG フォルダ
2007.11.30 01.23.45 …… 日時別フォルダ
年月日
時分秒
Cam01.jpg
Cam02.jpg
JPEG ダウンロードデータ
Cam03.jpg
Cam04.jpg
カメラチャンネル番号を表示する
ndwmchecker.exe…… ウォーターマークチェックプログラム
54
ご注意
ダウンロード形式別のフォルダは、それぞれの形式でダウンロードを行うと作成します。ダウンロードを
行っていない形式のフォルダは作成されません。
●
●
NDB 形式でダウンロードした場合に作成されるカメラ別フォルダのフォルダ名称は、変更しないでくださ
い。変更すると再生できません。
●
ウォーターマークチェックプログラムは他のフォルダなどに移動しないでください。正しく動作しない場
合があります。
55
■ ダウンロードのしかた
ダウンロードは、TNS Watch または TNS Search から行います。アプリケーションごとにダウンロードの
方法が異なります。
● TNS Watch によるダウンロード
TNS Watch では、カメラを 1 台のみ指定してダウンロードを行います。
ご注意 複数チャンネルのダウンロードは TNS Search で行ってください。
1 ビューパネルをクリックしてダウンロードするカメラチャンネルを選択する。
カメラを選択すると、ビューパネルの映像が緑の枠に囲まれます。
2 メニューボタンのダウンロードボタンをクリックする。
以下のプルダウンリストを表示します。
3 ダウンロードをクリックする。
ダウンロード設定画面を表示します。
ダウンロード設定画面の操作は、ダウンロード形式ごとに異なります。
[ダウンロード]
をクリック
56
● TNS Search によるダウンロード
TNS Search では、ビューパネルに映像を表示しているサーバー(デジタルレコーダー)からダウンロードを
行います。
ご注意
複数サーバーから同時にダウンロードすることはできません。ダウンロード管理からスケジュールを作成し、
順番に行ってください。
1 サーバーリストからダウンロードしたいサーバーをドラッグし、ビューパネル内にドロップする。
カメラ 1 〜 4 の黒画面を表示し、録画データがあればタイムテーブルにカラーバーを表示します。
2 メニューボタンのダウンロードボタンをクリックする。
以下のプルダウンリストを表示します。
3 ダウンロードをクリックする。
ダウンロード設定画面を表示します。
ダウンロード設定画面の操作は、ダウンロード形式ごとに異なります。
[ダウンロード]
をクリック
● ダウンロード範囲の指定
ダウンロードする範囲を指定するには、ダウンロード設定画面で開始日時、終了日時を入力しますが、この
方法とは別にタイムテーブルを右クリックしながらドラッグすると、ダウンロード範囲を指定できます。
ドラッグした範囲は、グレーで表示します。その状態でダウンロード設定画面を表示すると、開始・終了日
時がドラッグした範囲になります。
ご注意 デジタルレコーダー本体での録画上書きによりダウンロード中のデータが消去されると、その時点
でダウンロードは終了されます。
57
■ NDB 形式でのダウンロードと再生
● ダウンロード
4
1
2
5
3
6
7
8
58
① フォーマット
:「NDB」をクリックします。NDB 形式でダウンロードを行います。
② 範囲
:ダウンロードを行う録画データの範囲を、開始日時と終了日時で設定します。開始日時
は、ダウンロード設定画面を表示したときの時刻カーソルの位置を表示しています。
終了日時は、開始日時の 1 分後を表示しています。
日付の選択は、カレンダーを表示して行い、時刻は時・分・秒の表示をそれぞれクリッ
クし、右の上下ボタンで変更します。直接入力による指定もできます。
③ カメラ
:ダウンロードするカメラを選択します。TNS Search では複数チャンネルを選択できま
すが、TNS Watch ではチャンネルを変更できません。
④ ソース
:サーバー名を表示します。変更できません。
⑤ 保存先
:ダウンロードするデータの保存先を選択します。
サーバー
:「LocalHost」と表示しています。変更できません。
メディア
:「HDD」、「CD」、「DVD」、「USB」から選択します。「CD」、「DVD」、「USB」を選択した
場合、PC がメディアを認識していなければ、以下の警告を表示します。認識していれば、
「デバイス」にドライブを表示します。
ご注意
● CD-R/RW メディアへダウンロードする場合、使用するドライブが CD-R/RW へ書き込み可能な DVDR/RW ドライブであれば、
「メディア」では「DVD」を選択してください。
「CD」は選択できません。
●
CD-R/RW ドライブ、DVD-R/RW ドライブによっては、ダウンロードに対応できない場合があります。
●
CD メディアもしくは DVD メディアへの書き込み容量を超えると「空き容量が足りません。ダウンロー
ドを終了しました。」というメッセージが出ます。この場合は、ダウンロードする時間もしくはカメラ
台数を変更してもう一度ダウンロードしてください。
●
すでにデータが書き込まれている CD メディアもしくは DVD メディアを使用した場合、ダウンロードに
失敗することがあります。
デバイス
:「メディア」を選択すると、ドライブを表示します。複数のドライブがある場合
は、プルダウンリストから選択してください。
保存先
:「メディア」→「デバイス」の順に選択した後、保存するフォルダを指定しま
す。
をクリックして、フォルダを選択します。「デバイス」で選択したド
ライブと異なるドライブは選択できません。
(取り出し):ドライブのトレイを開きます。「メディア」で「CD」または「DVD」を選択した
場合のみ表示されます。
⑥ オプション
: NDB 形式でダウンロードを行う場合は、オプションはありません。
⑦
:すべての項目を設定し、クリックするとダウンロードリストを表示し、ダウン
(OK)
ロードを開始します。
⑧
(キャンセル) :クリックするとダウンロードをキャンセルし、前画面に戻ります。
●再
生
NDB 形式でダウンロードしたデータは、TNS Search を使用して再生します。ダウンロードデータの再生は
以下の手順で行います。
ご注意 TNS Watch や他のアプリケーションでは再生できません。
1 TNS Search のショートカットをダブルクリックする。
TNS Search を起動します。
メ
モ スタートメニューの「プログラム→ TOA → C̲DR043」からも TNS Search を起動できます。
59
2 ダウンロードボタンをクリックし、続けて検索をクリックする。
[検索]をクリック
以下の画面を表示します。NDB 形式でダウンロードしたデータを選択します。
3 日付別フォルダを選択し、「選択」をクリックする。
クリックする
[選択]をクリック
選択した日付別フォルダの名称で、サーバーリストに新たなサーバー(ダウンロードデータ)として追加さ
れます。
ご注意 日付別フォルダの下階層のカメラ別フォルダを選択しても、再生できません。必ず、日付別フォル
ダを選択してください。
60
4 サーバーリストから再生したいサーバー(ダウンロードデータ)をドラッグし、ビューパネル内にド
ロップする。
カメラ 1 〜 4 の黒画面を表示し、録画データがあればタイムテーブルにカラーバーを表示します。
OSD 表示
[C01]Cam01 2008/02/18 10:32:17.426
1
2
3
① チャンネル番号 :本体の映像入力のチャンネル番号を表示します。
② カメラ名
:「Cam01」〜「Cam04」と表示します。
ご注意 ダウンロードしたデータには、ダウンロード元のデジタルレコーダーで設定し
たカメラ名称を表示できません。
③ 再生情報表示
:再生映像の日付と時刻を表示します。年/月/日
時:分:秒.管理番号で表示します。
以降の操作は TNS Search での再生と同様です。P. 38「検索再生」を参照してください。
また、再生を終了しサーバーリストのサーバー(ダウンロードデータ)を非表示にするには、サーバーの切
断を行います。P. 18「サーバーの切断」を参照してください。
ご注意
●
00 : 00 : 00 を越して翌日または前日を続けて再生できません。再度、翌日または前日を検索してから再生
してください。
●
逆再生ではフレームをスキップしながら再生します。すべてのフレームを再生していません。
●
NDB 形式でダウンロードしたデータは、コマ送り再生・コマ戻し再生・再生中日付の先頭および最終フ
レームの頭出しなどのさまざまな再生が可能です。
●
NDB 形式でダウンロードしたデータから、さらに NDB 形式で部分的に切り出すことや SFX 形式のデータ
を作成することはできません。ただし、
(印刷/イメージ保存)からの印刷や JPEG での静止画出力
は可能です。
61
■ SFX 形式でのダウンロードと再生
● ダウンロード
4
1
2
5
3
6
7
8
① フォーマット :「SFX」をクリックします。SFX 形式でダウンロードを行います。
62
② 範囲
:ダウンロードを行う録画データの範囲を、開始日時と終了日時で設定します。開始日時
は、ダウンロード設定画面を表示したときの時刻カーソルの位置を表示しています。
終了日時は、開始日時の 1 分後を表示しています。
日付の選択は、カレンダーを表示して行い、時刻は時・分・秒の表示をそれぞれクリッ
クし、右の上下ボタンで変更します。直接入力による指定もできます。
ご注意
4 GB 以上の容量のダウンロードはできません。長時間のダウンロード範囲を指定する場
合は、NDB 形式を使用してください。
③ カメラ
:ダウンロードするカメラを 1 チャンネルのみ選択します。TNS Search ではチャンネル変
更できますが、TNS Watch ではチャンネル変更できません。
④ ソース
:サーバー名を表示します。変更できません。
⑤ 保存先
:ダウンロードするデータの保存先を選択します。
サーバー
:「LocalHost」と表示しています。変更できません。
メディア
:「HDD」、「CD」、「DVD」、「USB」から選択します。「CD」、「DVD」、「USB」を選択した
場合、PC に接続されていなければ以下の警告を表示します。接続されていれば、「デバイ
ス」にドライブを表示します。
ご注意
CD-R/RW メディアへダウンロードする場合、使用するドライブが CD-R/RW へ書き込み可能な DVDR/RW ドライブであれば、
「メディア」では「DVD」を選択してください。
「CD」は選択できません。
●
●
CD-R/RW ドライブ、DVD-R/RW ドライブによっては、ダウンロードに対応できない場合があります。
●
CD メディアもしくは DVD メディアへの書き込み容量を超えると「空き容量が足りません。ダウンロー
ドを終了しました。」というメッセージが出ます。この場合は、ダウンロードする時間もしくはカメラ
台数を変更してもう一度ダウンロードしてください。
●
すでにデータが書き込まれている CD メディアもしくは DVD メディアを使用した場合、ダウンロードに
失敗することがあります。
デバイス
:「メディア」を選択すると、ドライブを表示します。複数のドライブがある場合
は、プルダウンリストから選択してください。
保存先
:「メディア」→「デバイス」の順に選択した後、保存するフォルダを指定しま
す。
をクリックして、フォルダを選択します。「デバイス」で選択したド
ライブと異なるドライブは選択できません。
(取り出し):ドライブのトレイを開きます。「メディア」で「CD」または「DVD」を選択した
場合のみ表示されます。
⑥ オプション
: SFX 形式でダウンロードを行う場合は、オプションはありません。
⑦
:すべての項目を設定し、クリックするとダウンロードリストを表示し、ダウン
(OK)
ロードを開始します。
⑧
(キャンセル) :クリックするとダウンロードをキャンセルし、前画面に戻ります。
63
●再
生
SFX 形式でダウンロードしたデータは、実行ファイル形式(exe 形式)のため、ビューアソフトウェアは必
要ありません。ダウンロードデータの再生は以下の手順で行います。
1
「sfxviewer.exe」をダブルクリックする。
「sfxviewer.exe」は「SFX フォルダ/日付別フォルダ」の下階層に保存されています。
P. 54「フォルダ階層について」を参照してください。
以下の画面を表示します。
1
2
3
4
5
6
① 再生情報表示
:再生中の映像の情報を表示します。カメラチャンネル番号、再生日時を表示します。
② 映像表示画面
:再生したダウンロードデータの映像を表示します。
③ 再生バー
:再生中の位置を表示します。また、停止中に再生バーをクリックするとその位置から再
生を行います。
④ 再生ボタン
:再生を行います。
⑤ 停止ボタン
:再生中の映像を停止し、先頭に戻ります。
⑥ 一時停止ボタン :再生中の映像を一時停止します。
64
■ BMP 形式、JPEG 形式でのダウンロード
4
1
2
5
3
6
7
8
ご注意
時間を指定して 1 枚の静止画を保存します。画面を指定して静止画保存する場合は、P. 40「静止画で保存す
る」を参照してください。
① フォーマット:「BMP」または「JPEG」をクリックします。BMP 形式または JPEG 形式でダウンロード
を行います。
② 範囲
:ダウンロードを行う画像データを、開始日時で設定します。開始日時は、ダウンロード設
定画面を表示したときの時刻カーソルの位置を表示しています。日付の選択は、カレン
ダーを表示して行い、時刻は時・分・秒の表示をそれぞれクリックし、右の上下ボタンで
変更します。直接入力による指定もできます。
③ カメラ
:ダウンロードするカメラを選択します。TNS Search では複数チャンネルを選択できます
が、TNS Watch ではチャンネルを変更できません。
④ ソース
:サーバー名を表示します。変更できません。
⑤ 保存先
:ダウンロードするデータの保存先を選択します。
サーバー
:「LocalHost」と表示しています。変更できません。
メディア
:「HDD」、「CD」、「DVD」、「USB」から選択します。「CD」、「DVD」、「USB」を選択した
場合、PC に接続されていなければ以下の警告を表示します。接続されていれば、「デバイ
ス」にドライブを表示します。
65
ご注意
CD-R/RW メディアへダウンロードする場合、使用するドライブが CD-R/RW へ書き込み可能な DVDR/RW ドライブであれば、
「メディア」では「DVD」を選択してください。
「CD」は選択できません。
●
●
CD-R/RW ドライブ、DVD-R/RW ドライブによっては、ダウンロードに対応できない場合があります。
●
CD メディアもしくは DVD メディアへの書き込み容量を超えると「空き容量が足りません。ダウンロー
ドを終了しました。」というメッセージが出ます。この場合は、ダウンロードする時間もしくはカメラ
台数を変更してもう一度ダウンロードしてください。
●
すでにデータが書き込まれている CD メディアもしくは DVD メディアを使用した場合、ダウンロードに
失敗することがあります。
デバイス
:「メディア」を選択すると、ドライブを表示します。複数のドライブがある場合
は、プルダウンリストから選択してください。
保存先
:「メディア」→「デバイス」の順に選択した後、保存するフォルダを指定しま
す。
をクリックして、フォルダを選択します。「デバイス」で選択したド
ライブと異なるドライブは選択できません。
(取り出し):ドライブのトレイを開きます。「メディア」で「CD」または「DVD」を選択した
場合のみ表示されます。
⑥ オプション
Watermark OSD
:チェックボックスをチェックすると、以下のオプションを選択できます。
:画像の右下に「WaterMarked」の OSD を埋め込んで表示します。改ざん
防止機能が埋め込まれた画像であることをあらわします。
Watermark Checker をコピー :静止画ダウンロードと共にウォーターマークチェックプログラムも合わせ
てダウンロードします。ウォーターマークチェックプログラムは静止画
(BMP 形式・ JPEG 形式)のファイルに改ざんが行われていないか確認す
るためのアプリケーションです。(P. 68「ウォーターマークチェックプロ
グラム」)
フレーム情報 OSD
⑦
(OK)
:画像の左上に「[Cam ○]西暦-月-日/時:分:秒.管理番号」(○はカ
メラチャンネル番号を表示する)の OSD を埋め込んで表示します。
:すべての項目を設定し、クリックするとダウンロードリストを表示し、ダウン
ロードを開始します。
⑧
66
(キャンセル) :クリックするとダウンロードをキャンセルし、前画面に戻ります。
● BMP 形式、JPEG 形式でのダウンロードデータの表示
BMP 形式、JPEG 形式で保存したデータには以下の内容が表示されます。
フレーム情報 OSD
(ダウンロードオプションで「フレーム情報 OSD」をチェックすると表示します。
)
[Cam4]2008-02-17 / 22:33:44.092
1
2
WaterMark OSD
(ダウンロードオプションで「WaterMark OSD」を
チェックすると表示します。)
① カメラ名
WaterMarked
:「Cam1」〜「Cam4」と表示します。
ご注意 ダウンロードしたデータには、ダウンロード元のデジタルレコーダーで設定した
カメラ名称を表示できません。
② フレーム情報:静止画の日付と時刻を表示します。年ー月ー日/時:分:秒.管理番号で表示します。
67
■ ウォーターマークチェックプログラム
ウォーターマークチェックプログラムは、BMP 形式または JPEG 形式でダウンロードした静止画像に改ざん
が行われていないか確認するためのアプリケーションです。
BMP 形式または JPEG 形式でダウンロードするときに、オプションとして同時にダウンロードできます。
(P. 65「BMP 形式、JPEG 形式でのダウンロード」
)
1
「ndwmchecker.exe」をダブルクリックする。
「Watermark checker をコピー」をチェックしダウンロードを行うと、静止画像と同じフォルダに
「ndwmchecker.exe」をダウンロードします。ファイルの保存先は、P. 54「フォルダ階層について」を参
照してください。
ご注意 ウォーターマークチェックプログラムは他のフォルダなどに移動しないでください。正しく動作
しない場合があります。
ウォーターマークチェックプログラムが起動し、以下の画面を表示します。
2「ファイルを開く」をクリックし、改ざん検出を行う静止画ファイルを開く。
「ファイルを開く」をクリックすると「Open」ウィンドウを表示します。
改ざん検出を行う静止画ファイルの保存先を指定してください。
File Path に静止画ファイルの保存場所を表示します。
3「チェック開始」をクリックする。
改ざん検出を行います。検出結果は「Result :」に表示します。
改ざんされていない場合 :「OK 改ざんはありません」
改ざんされている場合
:「警告!! 改ざんを検出しました」
クリックする
4「閉じる」をクリックする。
ウォーターマークチェックプログラムを終了します。
68
改ざん検出結果を
表示する
■ ダウンロード管理
ダウンロードを開始すると、ダウンロード管理画面を表示します。また、メニューボタンの「ダウンロード
→ 管理」からも表示できます。
ダウンロードする内容をリスト表示し、進行状況を確認できます。優先度を上下し、ダウンロード行う順番
を変更できます。
1
2
3
4
5
6
7
① ダウンロードリスト表示部 :ダウンロード順にリスト表示します。最上部のリストが最も優先度が高く、
順に優先度が下がります。優先度の高い順にダウンロードを行います。ダウ
ンロードが終了するとリストは消えます。
ご注意 ダウンロード中のリストの優先度は変更できません。削除は可能です。
時間範囲
:ダウンロードするデータの開始時刻〜終了時刻を表示します。
フォーマット :ダウンロードするデータ形式を表示します。
NDB : NDB 形式でダウンロードすることをあらわします。
SFX : SFX 形式でダウンロードすることをあらわします。
BMP :ビットマップ形式でダウンロードすることをあらわします。
JPEG : JPEG 形式でダウンロードすることをあらわします。
スケジュール :表示内容はありません。
状態
:ダウンロード中のリストのみ動作状態を表示します。
動作中
:保存先がハードディスク(HDD)やリムーバブルディスク(USB デバイス)
の場合、ダウンロード中に表示します。
保存先が CD-R/RW や DVD-R/RW の場合、書き込み準備中に表示します。
デバイスを初期化する :保存先が CD-R/RW や DVD-R/RW の場合、記録メディアの初期化中に表示し
ます。
書き込み中
:保存先が CD-R/RW や DVD-R/RW の場合、記録メディアへ書き込み中に表示
します。
セッション終了
:保存先が CD-R/RW や DVD-R/RW の場合、記録メディアのセッションを終了
中に表示します。
69
② 選択中リスト情報
タイプ
:ダウンロードリストのうち、選択したリストの情報を表示します。
:ダウンロードするデータ形式を表示します。
・ NDB : NDB 形式でダウンロードすることをあらわします。
・ SFX : SFX 形式でダウンロードすることをあらわします。
・ BMP :ビットマップ形式でダウンロードすることをあらわします。
・ JPEG: JPEG 形式でダウンロードすることをあらわします。
時間範囲 :ダウンロードするデータの開始時刻〜終了時刻を表示します。
カメラ
:ダウンロードするカメラチャンネル番号を表示します。
デバイス :ダウンロード設定画面の「メディア」で選択した内容を表示します。
ドライブ :保存先のドライブ、フォルダを表示します。
③ 進行状況:ダウンロードの進行状況をバーとパーセントで表示します。「動作中」および「書き込み中」
の進行状況をあらわします。
④
:ダウンロードリストが 3 つ以上ある場合、ダウンロード中ではないリストのダウン
ロード順を変更できます。選択中のリストを 1 つ上のリストと順番を入れ換えます。
ご注意 ダウンロード中のリストの優先度は変更できません。削除は可能です。
⑤
:ダウンロードリストが 3 つ以上ある場合、ダウンロード中ではないリストのダウン
ロード順を変更できます。選択中のリストを 1 つ下のリストと順番を入れ換えます。
⑥
:ダウンロードリストを削除します。ダウンロード中のものはダウンロードを中断し
ます。
⑦
:クリックすると以下の画面を表示し、リムーバブルディスク(USB デバイス)の安
全な取り外しを行います。ダウンロード中は操作できません。
選択する
クリックする
70
設
定
TNS Watch、TNS Search、TNS E-Map のメニューボタンにある
(設定)をクリックすると、「設定ウィ
ンドウ」を表示します。TOA ネットワークソフトウェア(TNS)のバージョン情報や言語設定、Emergency
Monitor のポート設定、ビデオカード設定を行います。
1
2
3
4
5
6
7
① ソフトウェア情報
: TOA ネットワークソフトウェア(TNS)のバージョンを表示します。
② 言語
: TOA ネットワークソフトウェア(TNS)の言語表示を変更できます。
(工場出荷時: Japanese)
Japanese
:日本語で表示します。
English
:英語で表示します。
ご注意 設定は再起動後に有効になります。TOA ネットワークソフトウェア(TNS)のすべてのアプリ
ケーションを終了し、再起動してください。再起動しなければ、文字くずれや予期せぬ表示にな
る恐れがあります。
③ Emergency Monitor
:Emergency Monitor で使用するネットワークのポート設定を変更します。
ローカルエリアネットワークで使用するときは変更する必要はありません。
(工場出荷時: 12005)
④ ビデオカード設定
:カラーフォーマットを変更します。通常は工場出荷時の設定で使用してくださ
い。(工場出荷時: YUV420 YV12)
⑤ 画面表示モードの設定 :画面表示モードを変更します。通常は工場出荷時の設定で使用してください。
(工場出荷時: FULL SCREEN)
⑥
(OK)
:設定変更を保存し、
「設定ウィンドウ」を終了します。
⑦
(キャンセル):設定変更をキャンセルし、「設定ウィンドウ」を終了します。
71
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およびカタログのご請求については、取り扱い
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