調査統計法(杉浦) 第14回 調査統計手法の演習 (アンケート調査の実施/分析) 1記述統計量の分析 -回答者の平均年齢は?- アンケート調査.SAV 「分析」⇒「記述統計」⇒「記述統計」 1記述統計量の分析 -回答者の年齢層に偏りがあるか?- 「分析」⇒「記述統計」⇒「度数分布表」 1記述統計量の分析 -回答者の年齢から正規分布か判定する- 「分析」⇒「記述統計」⇒「探索的」 有意確率0.0(0%)< 0.05(5%)だから 帰無仮説「正規分布に従う」は棄却される。 (ヒストグラムからも明らか) ⇒ノンバラメトリック検定を採用する! 2相関分析 -回答項目間に相関関係があるか?- 「分析」⇒「相関」⇒「2変量」 正規分布でないので、スピアマンの順位相関分析 を選択する。(第3回「12相関分析」を復習) ※アンケート調査ではスピアマンを選択しよう! 3クロス集計表と独立性の検定 -転職希望者と非希望者との間に仕事に対する意識差は存在するか?- 「ノンパラメリック」⇒「独立サンプル」 「目的」 ⇒分析のカスタマイズにチェック 「フィールド」⇒検定フィールドに能力主義、自由裁量、 給与水準、グループに転職希望を設定 「設定」⇒Mann-WhitneyのUをチェック 順序尺度で対応なし⇒マン・ホイットニーのU検定 順序尺度で対応あり⇒ウィルコクスンの符号順位検定 有意確率0.00で帰無仮説を棄却 ⇒転職希望者と非希望者との間には、仕事に対する 意識差が存在する。 4コレスポンデンス分析 -雇用形態と自由裁量との間にどのような対応関係があるのか?- 「分析」⇒「次元分析」⇒「コレスポンデンス分析」 ここから何が読み取れますか? 5因子分析 -隠れた共通要因は何か- 「分析」⇒「次元分解」⇒「因子分析」 ・変数に年功序列から帰属 意識までを設定 ・「記述統計」で1変量の記 述統計量、初期の解、係数、 有意水準にチェック ・「因子抽出」で最尤法を 選択、最大反復回数を200に 設定 ・「回転」でバリマックス にチェック、最大反復回数 を200に設定 ・「得点」で変数として保 存と回帰分析にチェック ・「オプション」でサイズ による並び替えにチェック 5因子分析 -因子の意味を推理してみよう- 有意確率0.019<0.05で帰無仮説を棄却 (関連がある) 因子二つまでで70%説明できる ここから何が読み取れますか? 6クラスター分析 -回答者を似た者グループに分割する- 「分析」⇒「分類」⇒「大規模ファイルのクラスタ分析」 ・変数に因子分析で出力した 因子八つを選択 ・クラスタの数に3を設定 ・所属クラスタにチェック 6クラスター分析 -グループの意味を推理してみよう- ここから何が読み取れますか? 因子の値にもとづいてもとの データに1から3までの クラスター番号が付与された。 7テキストマイニング -自由記入欄に対する分析方法- 無料テキストマイニング http://textmining.userlocal.jp/ KH Coderというフリーソフトもあります。 http://khc.sourceforge.net/
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