SPSS によるt検定と分散分析(2)

心理学研究法ⅢC 資料⑦
SPSS によるt検定と分散分析(2)
2.対応のある場合
ダミーデータである「2種の記憶課題に及ぼす課題遂行時期の影響」を用いて以下の3つ
を実施する。SPSS に 実 行 さ せ 、 結 果 を 読 み 取 り 、 そ れ を 「結 果 と 考 察 」の 文 章 に 直 せ
る か ? じっくり理解しよう。ここまでは、
「 被 験 者 内 対 比 の 検 定 」にある古典的な分散分
析表が理解できれば OK。
(1)記述統計
分析→記述統計→記述統計→変数選択→三角をクリック→OK
( 2 ) 対 応 の あ る t 検 定
分析→平均の比較→対応のあるサンプルの T 検定→変数を 2 つ選択→三角をクリック→OK
( 3 ) 繰 り 返 し の あ る 2 x 2 分 散 分 析
分析→一般線型モデル→反復測定→第1因子名と水準数を入力→追加→第2因子名と水準
数を入力→追加→変数の入れ子構造を確認しながら変数名を順に指定→被験者間因子があ
れば入力→OK
繰り返し分散分析は出力が非常にわかりにくい。
多変量検定(MANOVA)、Mauchly の球面性検定、被験者内効果の検定、被験者内対比の
検定、被験者間効果の検定、の5つの表が出力される。
偏イータ自乗も書こう。
宿題レポート2(金曜まで。本日中にできる)
「2種の記憶課題に及ぼす課題遂行時期の影響」の結 果 と 考 察 を 提 出 。
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「2種の記憶課題に及ぼす課題遂行時期の影響」
Task: L
L
S
S
#
Time:
M
E
M
E
01
70
80 100
80
02
60
90
90
70
03
40
70 80
70
04
30
85 90
80
05
50
75 100
90
L: Linguistic Memory Task
S: Spatial Memory Task
M: Morning
E: Evening