総合研究大学院大学2014年博士課程

総合研究大学院大学2014年博士課程(10月入学・私費留学生)留学生募集要項
(参考訳)
1.大学概要
総合研究大学院大学、略して「総研大」は日本の国立大学の1つとして 1988 年 10 月に設
立されました。総研大の基本理念は日本における大学院教育の新しい制度を発展させるこ
とです。特徴は下記の通りです。
1)総研大は 3 年博士課程と 5 年一貫制博士課程を提供します。
2)総研大は18ある大学共同利用機関及び独立行政法人(基盤機関)を基盤とする6研
究科21専攻から成り立っています。
3)基盤機関との緊密な連携・協力によって教育研究は実施されています。
4)国内外の他大学と総研大の各専攻間の交流によって広く国際的な視野が育てられます。
基盤機関は国内外の研究者に様々な科学の分野における高度な共同研究の機会を提供して
います。各基盤機関は大型研究設備及び先端的な研究のセンターとして質の高い研究方法
と機能を備えています。現在、各基盤機関は総研大の高度な大学院教育を提供するために
協力しています。
2.受入専攻
下記の専攻にて2014年10月入学の留学生を受け入れます。
物理科学研究科
構造分子科学専攻[3 年][5 年]
機能分子科学専攻[3 年][5 年]
天文科学専攻[3 年][5 年]
核融合科学専攻[3 年][5 年]
宇宙科学専攻[3 年][5 年]
高エネルギー加速器科学研究科
加速器科学専攻[3 年][5 年]
物質構造科学専攻[3 年][5 年]
素粒子原子核専攻[3 年][5 年]
複合科学研究科
統計科学専攻[3 年][5 年]
情報学専攻[3 年][5 年]
生命科学研究科
遺伝学専攻[5 年]
基礎生物学専攻[3 年][5 年]
生理科学専攻[3 年][5 年]
2.出願資格
【出願資格―博士課程3年次入学】
下記のいずれかの条件を満たす者は3年博士課程に出願できる。
1.外国の認証された教育機関で、修士の学位または同等の学位を授与された者。
(または
入学の前月末見込みの者)
2.日本の大学で修士の学位または同等の学位を授与された者。
3.外国において16年の学校課程を修了した後、または日本の大学卒業後、大学や研究
所等で2年以上の研究に従事し総研大で当該研究の成果等により、修士の学位を有す
る者と同等以上の学力があると認めた者。
4.満24歳以上の者で総研大の個別入学資格審査により、修士の学位または専門職学位
を有する者と同等以上の学力があると認めた者。
*修士学位を授与されていない者(上記3,4該当)については出願前に学力の認定のた
め別途審査手続きを行うので、締切前に時間的余裕を持って受入予定指導教員に問い合わ
せること。
*出願資格を満たすには修士課程の修了だけでなく、修士学位または同等の学位が授与さ
れていることが必要である。2014年9月30日までに修士課程を修了するが学位を授
与されない者については、出願前に別途審査手続きが必要である。
*上記1~4以外に、総研大の出願資格を満たすと認められる者を含む。出願資格につい
て質問等がある場合は締切前に時間的余裕を持って受入予定教員に問い合わせること。
【出願資格―5年一貫制博士課程】
下記のいずれかの条件を満たす者は5年一貫制博士課程に出願できる。
1.外国の認証された教育機関で16年間の公的学校教育課程を修了した者(または入学
の前月末までに修了見込みの者)
。
2.日本の大学を卒業した者
3.外国において学校教育における15年間の課程を修了し、所定の単位を優秀な成績で
修得したと総研大が認めた者。
4.総研大の個別入学資格審査により、大学を卒業した者と同等以上の学力があると認め
た満22歳以上の者。
*上記3-4において16年間の公的学校教育課程を修了していない者または4年制大学
学士課程を修了していない者については出願前に出願資格認定審査を行う。締切前に時間
的余裕を持って受入予定指導教員に問い合わせること。
*上記1-4以外に、総研大の出願資格を満たすと認められる者を含む。出願資格につい
て質問等がある場合は締切前に時間的余裕を持って受入予定教員に問い合わせること。
3.博士号
博士号を修了するためには各専攻で定める所定の単位を修得しなければならない。修
了要件は以下の通りである:
【修了要件―博士課程3年次入学】
1)3年以上在学すること。優れた研究業績をあげた学生においては在学期間を短縮して
修了できる。
2)各専攻が定める所定の単位を修得していること。
3)研究指導のもとで書かれた博士論文が最終審査に合格すること。
【修了要件―5年一貫制博士課程】
1)5年以上在学すること。優れた研究業績をあげた学生においては在学期間を短縮して
修了できる。
2)各専攻が定める所定の単位を修得していること。
3)研究指導のもとで書かれた博士論文が最終審査に合格すること。
4.出願方法
【入学者数】
各専攻によって異なる。出願者は詳細を各専攻に問い合わせること。入学許可を
得られる者は通常若干名である。
【出願者の条件】
志願者は以下に定められたそれぞれの条件を満たさなければならない。
1.渡日時期:2014 年 10 月に渡日可能な者。
2.健康:心身ともに大学における学業に支障のない者。
3.言語能力:英語又は日本語能力が十分な者。
【出願期間】
出願期間は各専攻により異なる。出願者は出願期間について各専攻に問い合わせること。
入学願書を含むすべての必要書類は指導教員を通じて提出すること。指導教員の受入内
諾がないものは受け付けられない。
【出願手続き】
志願者は以下のすべての書類を出願時期に提出しなければならない。
志願者からの書類;
1.入学願書(別紙)(原本)
2.検定料(30,000 円)
3.出身大学(学部及び大学院)の卒業(見込)証明書(原本)
複写(コピー)は受け付けない。
卒業証明書を発行しない大学の出身者は、卒業証書(Diploma)の複写に出身
大学の公印又は認証印を受けたものを提出すること。
未だ卒業・修了(学部または大学院を)していない者は「卒業・修了見込証
明書(卒業・修了予定の年月を示したもの)
」か、在学証明書を提出すること。
この場合、入学試験に合格したら、入学の前日(2014年9月30日)ま
でに卒業・修了証明書を本学に提出すること。
5年一貫制博士課程に出願する者は、学部の学位証明書を提出すること。
後期3年博士課程に出願する者は、学部と修士課程の学位証明書を提出する
こと。
4.成績証明書(原本)
複写(コピー)は受け付けない。
5年一貫制博士課程に出願する者は、学部の成績証明書を提出すること。
後期3年博士課程に出願する者は、学部と修士課程の成績証明書を提出する
こと。
これまでに在学した全ての大学・大学院での、全ての年の成績を提出するこ
と。
5.本人の研究内容を知る者(卒業・修了した大学での指導教員等)から、総研大学
長宛の推薦状
6.写真(最近 6 ヶ月以内に撮影したもので4.5cmx3.5cm、裏面に国籍及び氏
名を記入し、入学願書所定の場所に添付のこと)
7.過去の研究業績等(該当ある場合)
8.学位論文概要等
学位論文等がない場合は、現在の研究プロジェクトの概要を書いて提出する
こと。
9.専攻分野及び研究計画
10.国籍を証明する書類
旅券の氏名・生年月日・国籍・性別・顔写真・旅券番号が示されているペー
ジのコピーで良い。
注:1)提出書類は一切返却しない。
2)出願書類は A4 サイズに統一して提出すること。
3)全ての書類は、日本語又は英語で作成されていること。それ以外の言語によ
る場合は、日本語訳または英語訳を添付すること。
4)出願書類等について、虚偽の申請、不正等の事実が判明した場合は、入学許
可を取り消すことがあります。
5.選抜方法
選考は下記の方法により行われる。
1)書類選考:提出出願書類について書類選考を行う。
2)面接試験、インターネット、e-mail を通しての面接
3)筆記試験
選考方法は専攻によって異なる。詳しくは出願する専攻に問い合わせること。
6.結果通知
結果は 2014 年 7 月中までに郵送される。
5.入学に要する経費
入学料:282,000 円
授業料:267,900 円
注:1)入学料及び授業料の改定が行われた場合は、改定時から新たな金額が適用さ
れる。
6.学生ビザ
私費留学生として選抜された全ての候補者は総研大から郵送された在留資格認定証明
書を受け取ったあと、日本への入国のため最寄りの在外公館にビザを申請しなければ
ならない。