はじめに 帝王切開手術を受けるお母様へ 手術室は地下1階にあります。 手術室スタッフはブルーのユニフォームに帽子とマスクをつけ お待ちしています。 手術室に到着してから入室まで お名前の確認をします。 スリッパをはきかえ、帽子をつけてもらいます。 髪が長い方は横しばりで1つにまとめるとベッドに横になった時 結び目が邪魔になりません。 歩いて手術室へ行きます。 車いすまたはベッドで入室する場合もあります。 入室から麻酔開始まで ベッドに横になったら病衣を脱ぎます。 そばに看護師がいるのでお手伝いします。 部屋が寒かったり、暑かったりすれば遠慮なく知らせてください。 上記①~③の器械をつけます。 上記④~⑥は麻酔がかかってから行います。 麻酔開始から手術開始まで 腰椎麻酔の効き方 硬膜外麻酔の効果 腰椎麻酔は手術に必要な範囲の痛み・ 熱さ・冷たさを取り除くものです。薬を入 れた直後よりお尻の辺りが温かく感じは じめ、図②のよう徐々に足がしびれてき て動かなくなります。(触った感覚は最 後まで残る場合があります。) 硬膜外麻酔のチューブから痛み止めの お薬が流れています。 手術後痛みが強い時には、ボトルについ ているボタンを押すと痛み止めが追加さ れるので押してみてくださいね。 手術開始から手術終了まで 赤ちゃんが産まれたら体を拭いてお母様のところにお連れします。 お母様と対面した後、赤ちゃんは先に病棟へ帰ります。 赤ちゃんが病棟へ帰ったあと少し眠くなる薬を使用する場合があります。 右肩を下にして横向きになりベッドの端まで寄ります。 手術終了後レントゲンを撮影します。 ベッドに移動し病棟へ帰ります。 医師・看護師がお手伝いします。 看護師が図のように体を支えます。 上記①のよう両膝を胸につけるよう曲げ、あごをひきおへそを見るよう に体を丸めてください。 背中を消毒して針を刺します。 手術後の痛みを抑えるチューブ(硬膜外麻酔)を希望された方は背中に 2ヶ所針を刺します。 手術中は意識があります。痛みや息苦しさ、気分の悪い時には お知らせください。 1つ1つ声を掛けて麻酔を行なっていきます。麻酔中に『痛い』 『気分が悪い』『寒い』などいつもと違うことがあれば身体を動 かさず言葉で知らせくださいね。 麻酔が終われば仰向けになり手術の準備をしていきます。 冷たいものを肩や足、お腹にあて麻酔の効果を確認します。 医師・看護師がお手伝いします。
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