軽い病気

ほけんだより
27.4.22
保育園夢未来井荻園
27年度が始まって もうすぐ1か月が経とうとしています。新入園のお友だちも
すっかり井荻園に慣れてきましたね。しかし初めての集団生活って 大人が思う
よりもいっぱい緊張して疲れています。疲れが出てきてお熱を出してしまう子も
います。お家ではゆっくりと過ごして、たくさんほめてあげてくださいね。
嘱託医の先生
27年度も引き続き 天沼のにれの木クリニック 長井先生が嘱託医をして
くださいます。毎月の0歳児健診と6月12月の全園児健診があります。
5月の0歳児健診・・・・・5月20日(水)14時半~
★★今年度初めての身体測定をしました。毎月、測定して 連絡帳に記載します!
ヒトメタニューモウィルス(hMPV) の感染の報告が1名ありました。
ヒトメタニューモウィルス(hMPV)は、2001年にオランダで発見された、新しい呼吸器病のウィルスです。症状は
RSウィルス感染症によく似ていますが、やや軽いようです。インフルエンザ流行の後、3~6月に流行すること、1~2歳
の幼児がもっとも感染するところが、RSウィルス感染症と異なる点です。
登校・園基準は特に決められていませんが、ぜいぜいが続く間はお休みをさせたほうがよいと思います。
●ヒトメタニューモウイルス(hMPV)の症状
潜伏期間は4~6日で、感染経路はウイルスに汚染された鼻水や痰などが付着した手や物からの接触感染が多く、
飛沫感染(せき、たん)もみられます。
症状はさまざまです。年長児が感染しても、ただのかぜ症状で終わることが多いですが、年齢が低くなるに従い、
症状が重くなります。特に1~2歳代のお子さまが、RSウィルス感染症のように、高熱が出てぜいぜいしていれば、
ヒトメタニューモウィルス(hMPV)感染症の疑いがあります。乳児には、あまり感染しないようです。
38.0~39.0℃の熱が4~5日続き、ぜいぜいしたせき込みがひどくなります。呼吸困難の症状を示せば、
細気管支炎、肺炎に進展している可能性も疑われ、入院加療が必要なこともあります。喘鳴や咳込みは7日ぐらい
続くようです。
予防接種で免疫をつくる!!
←(hMPVは予防接種がありません。)
集団生活の保育園は同年齢の集まりであるため、子どものかかりやすい
病気が発生すると あっという間に広がってしまいます。
症状が軽い病気は上手に乗り越えさせて免疫を獲得していきますが、
重い合併症を起こす病気は予防接種で免疫を得ることで個人としても
集団としても予防が効果的です。
☆予防接種は体調の良い日に接種しましょう。
☆予防接種をした当日はお預かりできません。一晩様子を見ての登園となります。
☆予防接種をしましたら、お知らせください。健康記録に追記いたします。