会報 日住協 平成14年8月20日発行 通巻23号 会 報 日住協 2002 8月 厚生年金基金ご加入のお勧め 厚生年金基金ご加入のお勧め 日本住宅建設産業厚生年金基金は、 (社)日本住 宅建設産業協会(旧(社)日本ハウスビルダー協 会、旧(社)住宅産業開発協会)が設立母体とな り、業界に働く人々の老後の生活の安定と福祉 の向上を図ることを目的とし、併せて業界の結 束と発展に寄与するため昭和 58 年 7 月 1 日に設 立されました。 現在、企業は何らかの形で退職金制度を実施 しておりますが、今後税制の見直しによって、 引当金の無税が廃止される予定のほか、適確年 金も廃止されることとなります。 一方、厚生年金基金においては特別法人税が 実質非課税となっております。したがって、退 職金の内枠として一部を厚生年金基金に積み立 てることによって節税効果も期待できます。 老後のゆとりを+α ◇大きな加入メリット 1.掛け金は全額が必要経費(損金)に算入され、税制上優遇されます。 2.将来発生する退職金を基金の加算部分として計画的に積み立てるので、費用面で負担の軽減 と平準化が図れ、経営が安定します。 3.従業員は掛け金の負担増なしで、厚生年金保険の一部代行と基金独自の給付を上乗せする手 厚い給付が受けられます。 4.結婚祝金・死亡弔慰金・契約保養所の利用助成などの福祉事業が充実しています。 5.業界共通の年金制度なのでスケールメリットが活用できます。 6.公共事業を行うための経営事項審査申請をする場合、基金に加入していれば加点評価の対象 となります。 7.事業所のイメージアップに役立ちます。 ◇対象事業所は次のとおりです。 1.住宅の分譲、売買を主たる業とする事業所 2.母体である(社)日本住宅建設産業協会の加入事業所(上記の業種でなくでも加入可) ※ 目 加入申込・お問い合わせは、下記までお願いします。 日本住宅建設産業厚生年金基金 〒 160−0022 東京都新宿区新宿 1−36−4 TEL 03−5269−6721 次 ・厚生年金基金ご加入のお勧め …………2 ・ My Opinion (㈱住宅新報社顧問 蒲池紀生)……3 ・要望書を提出(平成15年度住宅宅地関連税制改正要 望、平成15年度住宅宅地政策関連要望、平成15年度住宅 金融公庫融資の改善に関する要望) ………………4 ・ Top Interview「趣味を語る」 (東高ハウス㈱ 井谷社長)……9 ・会員紹介「私が社長です。」 (ダイア管理㈱/㈱富士開発/山田建設㈱) …10 ・協会だより ………………………………12 −2− My Opinion このコーナーでは、住宅・不動産業に造詣が深い方々より、協会あるいは業界に対するご意 見・ご提案をお寄せいただきます。 三本の矢、強かれ ―中堅三団体の統合一本化に望む― ㈱住宅新報社顧問 蒲池 紀生 △ 住宅・不動産業界の「中堅三団体」の統合一 蒲池紀生(かまちのりお): 1928 年福岡県生ま 本化が実現した。三団体の設立と統合への経過 れ。時事通信社記者、住宅新報編集長、東洋大学 講師などを歴任。主な著書―「不動産業界」(教 は次のとおりである。 育社)、 「マンション 60 年史」 (共著、住宅新報社)、 (社) 日本住宅宅地経営協会= 1960 年(昭和 35年) 「 (社) 日本宅地造成協会」を設立。その後、 「不動産業沿革史」(共著、上・下・別巻。全宅連総 研)など 会員の多くが宅地造成から住宅供給へと事業展 開したことに伴い、1977 年に「 (社) 日本住宅宅 地経営協会」と改称。(社)全国住宅宅地協会連 がもたらされた。さらにまた、住宅・都市関連 合会の有力な構成団体としても活動。 政策・法制などの変転、複雑化に対して、住宅 (社)日本ハウスビルダー協会= 1964 年に 建設・流通、都市開発などの現場でそれぞれの 「 (社) 日本分譲住宅協会」を設立。1984 年、会員 専門業者が活動。その団体として、より適切な の事業が注文・企画住宅、リフォーム、不動産 政策・法制を提言し、要望する発言力を、団体 流通などに拡大、 住宅ビルダー への発展を の一本化によって高めることの必要性も認識さ みせたのに対応して、 「 (社) 日本ハウスビルダー れてきている。―こうしたことが、団体統合一 協会」と改称。 本化を促進してきたものといえよう。 (社) 住宅産業開発協会=住宅・宅地のほか、 しかし、ただ 一緒になった というだけで 不動産流通、リゾートなども加えた広い分野で は統合の目的をめざす前進はできないし、出身 活躍する中堅企業が結集し、住宅宅地等の品質 団体・事業分野の相違などで会員間の意思の疎 の向上と公正な取引を推進し、住宅産業の健全 通を欠いたり、無用の摩擦が生じたりしたら、 な発展と国民の住生活の向上に寄与することを 「何のための統合か」ということにもなりかね 目的として1970年に設立。 ない。会員各社それぞれの業態や主力分野、こ 統合の経過= 2000 年、上記のうちの (社) 日 れまでの歴史などは千差万別であろうから、 本ハウスビルダー協会と(社)住宅産業開発協会 様々な意見がでるのは当然であり、民主的運営 が統合、新たに(社)日本住宅建設産業協会が発 は今日の組織運営の最高原則である。その上で 足。さらに 2002 年、この新協会は、 (社)日本住 多くの意見の共通項をまとめてこそ、強い意思 宅宅地経営協会と統合し、 その後 (社) 全国住宅宅 表示はできる。 地協会連合会に加盟。 新団体の会員社の多くは オーナー企業 で 上記のとおり三団体は、それぞれの設立時代 ある。 決定の迅速化 が期待できる半面、 対 の住宅問題をめぐる社会的要請、住宅関連企業 立の深刻化 の危機もある。広い自由の中で、 の発展などを背景として誕生した。そして、社 団体の主軸は守っていくというルールの確立が 会経済や住宅問題・市場、住生活などの変化に 必要だ。また、協力の源泉は 情報の共有 に 即して拡充する会員の事業を支援する各種活動 ある。新団体は特に会員への正確な情報の提供、 を展開してきた。この間に、各団体の会員の事 適切な解説に努めるべきであろう。 業活動と団体自体の活動の接近や共通化の進行 3 本の矢、強かれ ―新団体の発展を望む。 △ △ △ −3− 要望書を提出 平成 15 年度各種制度改正等の要望書を提出 当協会は 7 月 25 日に開催した理事会において「平成 15 年度住宅宅地関連税制改正要望」 「平成 15 年度住宅宅地政策関連要望」「平成 15 年度住宅金融公庫融資の改善に関する要望」 を以下のとおり取りまとめ、国土交通大臣他関係機関に提出した。 平成 15 年度住宅宅地関連税制改正要望 (住宅投資の活性化等に関する施策の充 実を目指して) 有しており、若年層の住宅投資の活力を再生す るため、住宅取得資金に係る贈与税軽減につい て、年末の税制改正を待たずに措置する。 2.住宅に係る税制支援措置の改善拡充 わが国の経済は、景気回復に向けた政府の諸 現行の住宅ローン減税が平成 15 年 12 月末で 施策にも関わらず依然として厳しい状況にあり、 期限を迎える。平成 16 年 1 月 1 日以降に一定の 先行きが不透明な状態が続いております。景気 住宅を取得等をした場合は、住宅取得等に係る の本格的な回復を図るためにも、各種規制緩和 所得税減税について、産業構造や人口構成の変 を進め資産デフレの解消を行うとともに、1,400 化等により柔軟に対応する制度の再構築を行う 兆円ともいわれる個人の金融資産を住宅不動産 ため、以下の措置を講ずる。 市場に有効に活用するなど、住宅投資を基軸と (1)対象となる住宅の規模を 30 ㎡以上(現行 50 した内国産業の再生が求められております。 ㎡以上)に拡充する。 同時に、今後は人口の減少とともに少子・高 齢化が進展すると予測されますが、このような (2)1 世帯について2 戸の住宅(現行 1 戸)を適 用対象とする。 社会の到来に備えて、良好な住宅ストックの形 成と住宅不動産の流通活性化を通して、その有 (3)減税方式について、下記のいずれかの選択 制とする。 効利用を進め、年齢階層に応じた多様な住宅ニ ①現行方式(住宅ローン年末残(5,000 万円ま ーズに適合する良好な居住空間を提供する体制 での 1%相当額を 10 年間税額控除する。 )と を整備する必要があると考えられます。 同様の税額控除を行う。 このような観点から、平成 15 年度税制改正に ②住宅ローンの償還期間中は、借入金利子を ついて、下記のとおり要望いたしますので、ご 所得控除する方式を導入する。 高配を賜りますようお願い申し上げます。 ③各年の所得税の計算上、自己居住用住宅に 係る減価償却を行い、その費用を所得控除 第一 住宅投資活性化 する方式を導入する。 1.住宅取得に対する贈与税の拡充 なお、この場合において、住宅の耐震性 住宅取得資金贈与の特例について、緊急的な 能等の向上のために建替えを行う場合、当 拡充措置を講じたうえ、生前贈与と相続を通算 該住宅の除却残存価格損の所得控除を行う。 する累積課税方式の導入を検討する。 理由 ①非課税限度額(現行 550 万円)を 3,000 万円 現行の新住宅ローン減税の期限到来(平成 15 に引き上げる。 年 12 月末)の後は、ライフスタイルの変化等に ②受贈者の所得要件(現行 1,200 万円)を廃止 伴う潜在的な住宅需要を喚起するため、企業会 する。 計の考え方をも踏まえ、住宅に係る新たな支援 理由 措置を設け、さまざまな住宅需要に対応する方 1,400 兆円に及ぶ金融資産の多くは高齢者が保 −4− 要望書を提出 策を講ずる必要がある。 なかでも、少子化、高齢者世帯の増加等世帯 人員の減少(住宅規模との関係)、あるいは、 住宅金融システムの変革等(長期・固定の住宅 金融公庫融資の縮減と民間金融による変動金利 との関係)から、中長期の視点から制度を構築 することが求められている。 3.土地取得に係る借入金利子の損益通算制限 個人の不動産所得における土地取得のための 借入金利子の損益通算制限を廃止する。 理由 不動産所得における損益通算制限は、いわゆ るバブル税制の残滓であり、不動産投資に対し て制限的、抑制的な制度である。 今後、住宅不動産投資に対するインセンティ ブを付与するとともに、投資事業を通した賃貸 住宅の供給円滑化(持家から貸家への利用転換 を含む。)により、居住性の向上及び年齢階層 に応じた居住世帯の住宅ニーズに的確に応える ことが求められている。 この間にマンションを取得した層は、売却価 格と住宅ローン残債の間の巨額なギャップが顕 在化すること等から、ライフステージの変化等 に伴う住替えを行いたくとも不可能な状況が続 いており、結果、住宅の二次市場を低調にさせ、 のみならず住宅市場全体の先行きを不透明なも のとしている。このような課題を解決するため、 買換えに伴う譲渡損失について、税制上の支援 措置を拡充する必要がある。 (2)高齢者に係る居住用財産譲渡所得の非課税 措置の創設 高齢者(60 歳以上)が居住用財産を譲渡した 場合において、一生に一度に限り、譲渡所得を 非課税とする措置を創設する。 第二 不動産の流動化促進 1.不動産の流通課税の改善 (1)登録免許税 手数料的な性格であることに鑑み、低額な定 額課税(手数料化)とする。 (2)不動産取得税 制度の廃止または凍結等抜本的見直しを行 う。 4.居住用財産の譲渡所得課税 (3)印紙税 (1)買換えに伴う譲渡損の繰越し控除の拡充 消費税との二重課税であることから、これを ①繰越し控除に係る期間(現行 3 年間)を 10 廃止する。 年間に延伸する。 ②「過去5年以上所有」とする所有期間要件を (4)既存住宅の消費税 法人等の買取り仲介に係る既存住宅の消費税 廃止し、短期の買換えの場合にも適用する。 について、二重課税の排除等の観点から、非課 ③売却する住宅について、「住宅ローン残債 税とする。 を有する」とする要件を廃止し、住宅ロー ンを利用していなかった場合及びローンを 2.個人の長期譲渡所得課税 完済した場合でも適用する。 土地が他の資産より有利として重く課税し、 ④「住宅の買換え」要件を廃止し、売却後、 土地流動化を妨げる原因となっている現行の土 買換えをせずに借家、ケアー施設等に入居 地譲渡課税について、税率(現行 26%分離課税) した場合も適用する。 を 20%に軽減する。 理由 理由 平成 1 年から平成 5 年の間に、例えば、首都 不動産に対しては、建設、流通の過程で、不 圏で供給されたマンション(約 18 万戸)は、そ 動産取得税、登録免許税、印紙税、消費税(建 の後の急激な地価の下落等を要因として、巨額 物)、特別土地保有税(取得分)など他の資産 な含み損を内包している。 −5− 要望書を提出 と比較して多重な税が課されており、これらの 税を簡素化して流動化を促進することが求めら れている。 第三 土地保有課税の適正化 1.固定資産税 固定資産税について、土地評価、税率を含め た適正化に向けた根本的な見直しを行う必要が ある。 理由 地価が長期低落傾向にあるなかで、固定資産 税の土地評価は、公示価格の 7 割とされ、その 結果、土地評価が実勢価格を上回るという異常 事態が続出するばかりでなく、税負担が加重と なっている。 2.特別土地保有税 特別土地保有税については、投機的取引の抑 制とする政策目的は喪失しているばかりでな く、土地の流動化の阻害要因となるなどの状況 にあるので、廃止すべきである。 この場合において、納税義務は発生している が、現に徴収猶予とされている土地については、 徴収猶予の継続又は課税免除要件の拡大を図る。 第四 定期借地権住宅の普及促進 定期借地権住宅の供給の普及を図るため、定 期借地権が設定された土地の相続税評価におい て、普通借地と同様の評価を行う。 以上 市場に有効に活用するなど、住宅投資を基軸と した内国産業の再生が求められております。 同時に、今後は人口の減少とともに少子・高 齢化が進展すると予測されますが、このような 社会の到来に備えて、良好な住宅ストックの形 成と住宅不動産の流通活性化を通して、その有 効利用を進め、年齢階層に応じた多様な住宅ニ ーズに適合する良好な居住空間を提供する体制 を整備する必要があると考えられます。 このような観点から、平成 15 年度住宅宅地関 連政策について、下記のとおり要望いたします ので、ご高配を賜りますようお願い申し上げま す。 第一 住宅ローンの充実 1.民間金融機関の住宅ローンに対する支援措 置 住宅金融公庫の直接融資の縮減に伴い、住宅 取得資金調達において、民間金融の役割が強く 期待されるが、現状は、住宅購入者の所得、職 業等による選別融資により、住宅取得を断念せ ざるを得ないケースが発生している。 このため、 (財) 公庫住宅融資保証協会等公的機 関等による保証制度を拡充する、あるいは、住 宅金融公庫による民間住宅ローン債権の買取り 及び証券化に対する大型の予算枠を確保する。 平成15 年度住宅宅地政策関連要望 2.住宅金融公庫の直接融資 住宅の取得を希望する者が、民間金融機関の 選別融資の実態から住宅取得が不可能な事態も 発生しており、住宅投資の維持拡充、あるいは 景気回復の観点から、返済能力が十分と認めら れる場合は、100%融資を行う。 わが国の経済は、景気回復に向けた政府の諸 施策にも関わらず依然として厳しい状況にあり、 先行きが不透明な状態が続いております。景気 の本格的な回復を図るためにも、各種規制緩和 を進め資産デフレの解消を行うとともに、1,400 兆円ともいわれる個人の金融資産を住宅不動産 第二 規制の緩和 1.土地の有効利用 現在、都市部においては道路斜線制限、北側 斜線制限、隣地斜線制限等によって指定容積率 を満たしていない地域が多数存在している。今 後、限られた土地の有効・高度利用を促進する −6− 要望書を提出 とともに、都市の景観を確保する観点から、道 路斜線制限及び隣地斜線制限については、これ に換えて建物の絶対高さ制限に移行するほか、 集団規定に係る指定に当たっては、地域の状況 を勘案し、例えばブロック単位ごとの指定とす る等改善を行う必要がある。 6.SI 住宅に対する規制の緩和 良好な住宅ストック形成促進の観点から、SI 住宅に対する建築基準法の完了検査に係る運用 を緩和するとともに、住宅金融公庫融資につい て、インフィルが完成した段階で融資する等の 措置を講ずる。 2.優良プロジェクトに対するインセンティブ の付与 今後、都市再生に関連して優良なプロジェク トが発生すると予想されるため、今般の建築基 準法等改正の趣旨を活用し、総合設計制度の弾 力的な運用及び優良プロジェクトに係る容積等 ボーナス制度の充実を図る。 第三 都市計画法の開発許可 開発許可に係る審査の迅速化を図るととも に、許可に係る事業区域内における建築基準法 の確認に伴う審査を合理化する。 3.都市近郊の都市計画制限の緩和 第 1 種又は第 2 種低層住居専用地域の建ぺい 率制限については、法改正の趣旨を踏まえ、都 市計画の段階で、50%、容積率 100%を下限とす るなどを誘導し、土地の有効利用、都心居住の 促進等を図る。 4.容積不算入措置の拡充 エレベータ・シャフト、エレベータ機械室及 びアルコーブ等については、原則として、容積 率不算入とすることを明確化する。 背景 21 世紀を迎え高齢化社会に対応する観点から も、低層の共同住宅についてもバリアフリー化 のためのエレベータは必須の設備であるととも に、開放廊下にアルコーブ等を設置するデザイ ン等の優れたマンション供給を円滑化するた め、上記措置が求められている。 5.採光規定の改善 採光における有効面積を規定する隣地境界及 び隣棟間隔等水平距離による特例措置につい て、住居系地域は 4 メートル(現行 7 メートル) に、商業系地域においては規制を撤廃する。 第四 土壌汚染対策 土壌汚染対策法による汚染の除去等を実施す る場合において、汚染原因者が除去を行うこと を都道府県が指導する。 以上 平成 15 年度住宅金融公庫融資の改善に 関する要望 わが国の経済は、景気回復に向けた政府の諸 施策にも関わらず依然として厳しい状況にあり、 景気を回復軌道に乗せるための牽引車として、 消費への波及効果が高く裾野の広い住宅投資は これまで以上にその役割が期待されています。 今後とも住宅取得者の資金調達円滑化の観点 から、安定的かつ長期にわたって低利で住宅資 金を融資する住宅金融公庫の直接融資制度は、 その存在意義は極めて大であり、住宅市場の動 向に即改善を図ることが重要であります。 このような観点から、平成 15 年度の住宅金融 公庫融資の改善について、下記のとおり要望申 し上げます。 記 1.民間金融機関の住宅ローンに対する支援措 置 住宅金融公庫の直接融資の縮減に伴い、住宅 −7− 要望書を提出 取得資金調達において、民間金融の役割が強く 期待されるが、現状は、住宅購入者の所得、職 業等による選別融資により、住宅取得を断念せ ざるを得ないケースが発生している。 このため、 (財) 公庫住宅融資保証協会等公的機 関等による保証制度を拡充する、あるいは、住 宅金融公庫による民間住宅ローン債権の買取り 及び証券化に対する大型の予算枠を確保する。 2.住宅金融公庫の直接融資 住宅の取得を希望する者が、民間金融機関の 選別融資の実態から住宅取得が不可能な事態も 発生しており、住宅投資の維持拡充、あるいは 景気回復の観点から、返済能力が十分と認めら れる場合は、100%融資を行う。 3.通年受付の実施 マイホーム新築融資、建売住宅購入融資及び マンション購入融資の各融資について、通年受 付とする。 (現行:年6回の回次受付) 4.収入基準の緩和等 一次取得者を中心として、低金利の資金調達 を容易にするため、収入月額が月の償還金の 5 倍が必要とされる収入基準について、財形住宅 融資と同様に、倍率を4倍に緩和する。 5.資金交付の早期化 現行月 2 回設定されている資金交付日の見直 しを行い、金融機関の全営業日とするなど資金 交付のより迅速化を図る。 理由 住宅金融公庫融資を利用する場合に、資金交 付が遅れることによって、いわゆるつなぎ融資 を利用せざるを得ないケースもあり、このこと が住宅取得者の負担増となるため、資金交付の 早期化により負担軽減を図る必要がある。 6.生活空間加算制度の維持 規模の大きい良質な住宅の供給を促進するた め、生活空間加算制度を維持する。 7.はじめてマイホーム加算の拡充 はじめてマイホーム加算の融資対象に戸建住 宅(注文住宅・建売住宅)を加えるとともに、 対象地域を全国に拡大する。 8.定期借地権付き住宅への対応 住宅金融公庫融資と民間金融機関の住宅ロー ンの併用が難しい定期借地権付き住宅につい て、協調融資である「すまい・るパッケージ」 の対象とし、早急に実施する。 以上 平成 14 年度「指定講習」実施概要 (財)不動産流通近代化センター を有する方、または「宅地建物取引業初任従 〔申込受付期間〕 業者教育研修」の修了者で、2 年以上の宅地建 平成14年11月18日 (月)〜12月18日 (水) 物取引業務に関する実務経験を有する方。 〔講習内容等〕 通信講座、スクーリングの両方を履修して ※修了者には「宅地建物取引主任者資格試験」 において、一部免除措置が講じられます。 いただきます。 [受講料] ・通信講座=自宅学習(演習問題の提出) 45,000 円 ・スクーリング=連続する2日間出席 (終了試験有) [受講申込書の請求・お問い合わせ] 〔受講資格〕 現に宅地建物取引業に従事している方で、3 年以上の宅地建物取引業務に関する実務経験 −8− 財団法人 不動産流通近代化センター TEL 0 3−3 6 8 6−7 4 8 5 Top Interview「趣味を語る」 「絵 東高ハウス㈱ 画」 代表取締役社長 井谷 助二郎 東高ハウス㈱は、東京都心部でグレードの高いマンションを供給している。 社長の井谷氏は長年、絵画に親しみ、若手アーチストの登用にも力を注いで きた。 絵画から建築へ 「私は、子供の頃から絵を描くのが好きで、 絵画コンクールなどでよく入賞していました。 高校に入学すると美術部に入って、本格的に油 絵を描き始めました。当時はまだ常設の美術館 はほとんどありませんから、図書館にあった美 術に関する専門書を読んで勉強しました。 高校卒業後は、美術の道に進むか、建築の道 に進むか迷っていました。その頃、ブラジルが リオデジャネイロからブラジリアに遷都した際 の都市計画などを紹介した展覧会が、東京で開 催され大きな衝撃を受け、建築の道に進みまし た。私にとっては、絵を描くことと建築を設計 することは同価値であるという認識でした。そ の後も、絵を描くことは続け、20 代の頃は個展 を開催して、自分の描いた絵を発表していまし た。 」 若手画家の作品を紹介 「自分で絵を描くことの他に、世界の若手ア ーチストを紹介することに力を入れた時期もあ ります。青山の表参道に「東高現代美術館」を 建設し、運営していました。無名ではないけれ ども、トップでもないという若手の作家に 1 ヶ 月ぐらいの期間を与えて発表してもらいまし た。ここでは、現代絵画だけでなく、建築家や デザイナーの作品も紹介して、注目を集めてい ました。 美術館の運営には世界中の有力な画商やいろ いろな企画をしている美術館の館長たちとのネ ットワークが大切です。苦労も多く費用もそれ なりにかかりましたが、社会からも高い評価を 受け、やって良かったと思っています。 」 するマーケットはニューヨークに次ぐものでし たので、アーチスト自身も東京に強い関心を持 ち、発表の場を求めていました。また、ヨーロ ッパの各国では明確な文化政策を持っており、 新しい作家を支援します。フランスの作家を紹 介した時には、在日大使が来てスピーチをして くれましたが、自分たちの文化の新しい担い手 であり、新しい世代のメッセージだということ を訴えていました。それは自分たちの文化を理 解してもらうための努力でもあると思います。 」 絵の持つ力 「絵を見る心というのは、人間が生まれなが らに持っているものだと思います。鶯が鳴いて いれば、誰でも美しいと感じます。豊かな森や 緑を見れば、誰でも安らぎを感じます。同じよ うに絵には人の心に訴える力があります。都市 に公園が必要なように、絵は人間の知性にとっ て必要な精神的な栄養や興奮を与えてくれます。 」 未来へのメッセージ 「現代芸術というのは半世紀ぐらい人類の先 を走っていますから、その時は芸術として評価 されなくても、何十年かするとそれが新しい思 想として認められていきます。そう考えると現 代芸術は、未来を予兆するメッセージを発して いると思います。これは、建築にもあてはまり ます。私たちが創るマンションも未来へのメッ セージの一部であると思うと、社会に対する責 任を強く感じます。 」 (文責:編集部) 〔プロフィール〕 生年月日 昭和11年7月8日/ 絵画を通じて文化交流 「今から 10 年程前は、東京の現代美術を購入 −9− 出身地 大阪府大阪市/会社所在地 東京都渋谷 区/会社設立 昭和 44 年 4 月/資本金 5 億円/ 売上 20億円/社員数 23名 会員紹介 今月の予定 「私 が 社 長 で す。」 新たに副理事長に就任した 3 名をご紹介します。 (順不同) ダイア管理㈱ 売 修明 (やまおか 109 億 6,620 万円(14 年 3 月期) 関 連 会 社 ㈱ディ・エス・エス 代表取締役副社長 山岡 上 のぶあき) 所属支部 本部 所属委員会 中高層住宅委員会、流通委員会、 証券金融委員会、賃貸管理委員会 〔代表者〕 生 年 月 日 昭和9年9月2日 出 身 地 東京都 趣 味 ゴルフ、ビデオ撮影 座 右 の 銘 信義誠実 〔会 社〕 住 所 〒 160 − 0021 東京都新宿区歌舞 伎町 2 −4 −10 日石住生新宿ビル 電 話 03 −3204 −8731 会 社 設 立 昭和 51 年 4 月 資 本 金 2 億 8,567 万 5 千 円 主 業 務 マンションの総合管理 ㈱富士開発 代表取締役 小尾 (おび 洸 こう) 〔代表者〕 生 年 月 日 昭和 11 年7月 16 日 出 身 地 神奈川県 趣 味 ゴルフ 座 右 の 銘 何事にも恐れず挑戦せよ 〔会 社〕 住 所 〒 244 − 0003 横浜市戸塚区戸塚 町 143 −4 電 話 045 −881 −8331 会 社 設 立 昭和 41 年8月 10 日 資 本 金 3 億 2 千万円 主 業 務 マンション分譲 売 上 52 億 8 千万円(13 年 10 月期) 会社概要 創業以来、マンションの総合管理を主体とし ている。お客様に対して、時代の変化に即応し た総合生活産業の担い手として、付加価値の高 い管理サービスの提供に努めている。 トップから一言 不動産業は基本的にはサービス業であると いうのが私の信念です。業界としてユーザー にどのようなサービスが提供できるのか、日 住協の会員の皆様と一緒に考えていきたいと 思っております。 関 連 会 社 日本ソフトウエアマネジメント ㈱、㈲フィールド設計 所 属 支 部 本部 所属委員会 組織委員会 会社概要 昭和 35 年の創業以来、質の高い住宅及び住 環境の提供を使命として、今日まで住宅開発、 分譲マンション、戸建住宅などの不動産事業 を基盤に、オフィスビル及び福利厚生施設の 建設、リースなどに努力を重ねております。 トップから一言 「自然と人間の調和を求め、明るく豊かな 街づくり」をモットーに数多くの街づくりを 手がけ、業績も飛躍的な拡大を遂げて参りま した。今後も、日住協会員の皆様と共に 21 世 紀の担い手にふさわしい街づくりを目指し、 尚一層の企業努力を続ける所存でございます。 −10− 会員紹介 今月の予定 「私 が 社 山田建設㈱ (やまだ で 売 上 す。」 566 億円(14 年 3 月期) 関 連 会 社 ㈱エム・シー・サービス、マイキ 代表取締役社長 山田 長 ャッスル住販㈱ 健治 所 属 支 部 本部 けんじ) 所属委員会 〔代表者〕 政策委員会 生年月日 会社概要 昭和 21 年2月 27 日 創業以来、理想的な 快適空間 の在り方を 出 身 地 新潟県 追及、用地取得からなる一貫体制で マイキャ 趣 ッスルシリーズ の分譲、建設事業を展開。さ 味 読書、ゴルフ 座 右 の 銘 誠心誠意 〔会 住 らには産業廃棄物処理による社会貢献、入居後 社〕 所 も顧客本位の管理体制で臨んでいる。 〒 145 − 0062 東京都大田区北千 トップから一言 束 1 −11 −3 電 話 生活提案型企業として「スピード・実行・ 03 −3724 −8211 責任」をモットーに、顧客のために何ができ 会社設立 昭和 38 年4月 るかを念頭に置き物事に対処。独自の開発技 資 本 金 26 億 3,440 万円 術で時代のニーズに合わせた付加価値の高い 主 業 務 マンション建設・分譲、ビル建築 商品開発を提案しております。 平成 14 年度管理業務主任者試験の実施について 標記について、 (社)高層住宅管理業協会が国土交通大臣の指定を受け、下記のとおり実施い たします。 [試験期日]平成 14 年 12 月 1 日(日)13 時〜 (1)受付期間 15 時 平成 14 年 9 月 2 日〜 9 月 30 日 (期間厳守・当日消印有効) [試 験 地]札幌、仙台、東京、名古屋、大 (2)送 付 先 〒 277 − 8691 千葉県柏郵便局 阪、広島、福岡(以上7地域よ 私書箱 50 号(社)高層住宅管理 り選択することができます。) 業協会本部試験係 [お問合せ](社)高層住宅管理業協会が下記に [受験申込案内書] (1)配布期間 て対応します 平成 14 年 8 月 1 日〜 9 月 30 日 (2)配布場所 (社)高層住宅管理業協会の本 部・支部、国土交通省・地方 テレホンサービス(自動音声)0120−101−654 コールセンター(平日・9 時〜 17 時) 整備局等、都道府県・政令指 定都市等 [受験手数料]8,900 円 (非課税) 04−7170−5450 ホームページ http://www.kanrikyo.or.jp ※詳しくは、「受験申込案内書」をご覧くだ さい。 [受験申込手続] −11− 協会だより 理事会・委員会開催状況 日 時 平成 14 年 7 月 23 日(火)14 時 30 分〜 15 [理事会] 時 20 分 日 時 平成 14年7月25日 (木) 17時〜18 時 場 所 主婦会館 場 所 ホテルニューオータニ 議 事 平成 14 年度委員会事業計画について審 議 事 会員の入会審査、平成 15 年度政策要望 議した。 等について、理事会メンバーの補充等、 各委員会副委員長、派遣役員、住協連 [中高層住宅委員会] 役員の推薦、住協連全国大会について 日 時 平成14年7月19日 (金) 16時〜17時30分 審議した。 場 所 東京厚生年金会館 議 事 平成 14 年度委員会事業計画、委員会の [総務委員会] 運営方法について審議した。 日 時 平成14年6月14日 (木) 12時〜13時30分 場 所 協会会議室 [流通委員会] 議 事 平成 14 年度委員会事業、各委員会別事 日 時 平成14 年 7 月 16 日 (火) 12 時〜14 時 業費、厚生年金基金への加入促進、不 場 所 主婦会館 動産統合サイト立ち上げについて審議 議 事 平成 14 年度委員会事業計画、日住協物 した。 件サイトについて審議した。 日 時 平成14年7月12日 (金) 12時〜13時30分 [証券金融委員会] 場 所 協会会議室 日 時 平成14 年 7 月 29 日 (月) 議 事 各委員会所属希望状況、総務事業費、 場 所 スクワール麹町 厚生年金基金への加入促進について審 議 事 平成 14 年度委員会事業計画について審 議した。 議した。 [組織委員会] 日 時 平成14年7月15日 (月) 13時〜14 時 場 所 協会会議室 議 事 入会審査、平成 14 年度委員会事業計 画、公正競争規約研修会、新入社員研 修、住協連「優良団地表彰」、支部の 拡充強化、入会促進について審議し た。 [政策委員会] 日 時 平成14年7月25日 (木) 16時〜17 時 場 所 ホテルニューオータニ 議 事 平成 14 年度委員会事業計画、平成 15 年度税制改正要望について審議した。 [注文建築委員会] 日 時 平成 14 年 8 月 2 日 (金) 13 時 30 分〜 15 時 30 分 場 所 スクワール麹町 議 事 平成 14 年度委員会事業計画について審 議した。 入 会 (正会員) 会社名 ㈱テル・コーポレーション 代表者 入江 輝義 住 所 〒 220 − 0011 神奈川県横浜市西区高島 2−13−12 T E L 045−461−1717 F A X 045−461−1716 主業務 仲介 [戸建住宅委員会] −12− 協会だより 会社名 ㈱青木不動産 代表者 青木 荘治 住 所 〒 192 − 0911 東京都八王子市打越町 333−2 T E L 0426 − 32 − 7771 F A X 0426 − 32 − 7776 主業務 戸建、マンション 会社名 代表者 住 所 T E L FAX 主業務 センチュリー・リアルエステイト・インベストメント㈱ 久家 啓司 〒108−0074 東京都港区高輪2−15−8 03−3440−5313 03−3440−7501 売買、仲介 会社名 ㈱ジャパンネットランド 代表者 堤 龍司 住 所 〒 141 − 0021 東京都品川区上大崎 2 − 13−33 T E L 03 − 5798 − 7171 F A X 03−5798−7172 主業務 マンション 会社名 ㈲北川商事 代表者 北川 陽子 住 所 〒 206 − 0013 東京都多摩市桜ヶ丘 4 − 42−30 T E L 042−374−6027 F A X 042−338−4131 主業務 戸建 (九州支部) 会社名 ㈲秀建コーポレーション 代表者 栗原 秀利 住 所 〒 814 − 0033 福岡県福岡市早良区有田 2−1−17 T E L 092−821−6441 F A X 092−847−7090 主業務 注文住宅、戸建 (賛助会員) 会社名 ㈱リビングファースト 代表者 杉本 茂寿 住 所 〒 100 − 0011 東京都千代田区内幸町 1 − 3−6 T E L 03−3504−8678 F A X 03−5251−5933 主業務 広告 代表者変更 会社名 大和建設株式会社 前 松枝 輝博 新 黒川 博道 事務局だより 去る 7 月 29 日(月)11 時より、村 石副理事長と渡辺専務理事以下事務 局職員が、協会の対応すべき課題等 について意見交換を行った。 岩 脇 木 下 首 藤 ▲村石副理事長を囲んで −13− 河 瀬 佐 藤 伊 藤 渡 辺 原 田 副村 理石 事 長 加 藤 米 山 泉 B 澁 田 松 岡 吉 村 協会だより 社名変更 旧社名 日本電建株式会社 代表者 清水 得生 新社名 新日本電建株式会社 住所変更 会社名 ダイヤモンドリビング株式会社 代表者 小川 惣司 新住所 〒 101 − 0051 東京都千代田区神田神保 町3−6能楽書林ビル3F T E L 03−3238−2666 F A X 03−3238−2667 会社名 株式会社典協ホームテック 代表者 大山 敏則 新住所 〒 222 − 0033 神奈川県横浜市港北区新 横浜3−16−1 KCビル6F T E L 045−477−2550 F A X 045−477−2888 会社名 株式会社エリア 代表者 庄野 栄一 新住所 〒 150 − 0043 東京都渋谷区道玄坂 1 − 20−8寿パークビル8F T E L 03−5456−0640 F A X 03−5456−0643 会社名 株式会社ベル・アンド・ウイング 代表者 庄野 栄一 新住所 〒 150 − 0043 東京都渋谷区道玄坂 1 − 20−8寿パークビル8F T E L 03−5456−0650 F A X 03−5456−0653 会社名 株式会社エッチ・エッチ・シー 代表者 林 照 新住所 〒 160 − 0023 東京都新宿区西新宿 4 − 32−4 ハイネスロフティ808 T E L 03−3378−0971(従来どおり) F A X 03−3378−0471(従来どおり) 会社名 信三実業株式会社 代表者 永野 誠 新住所 〒 981−3132 宮城県仙台市泉区将監 3− 2−17 柴田コーポ101 T E L 022−218−5101 F A X 022−218−5101 支部事務局住所変更 東海支部 支部長 安藤 賢治 新住所 〒 460 − 0007 愛知県名古屋市中区新栄 2−1−9 FLEX 14F T E L 052−261−8961(従来どおり) F A X 052−261−8969(従来どおり) 日住協ゴルフコンペ 第 11 回日住協ゴルフコンペを去る 7 月 10 日に 北海道支部、 (社)北海道住宅都市開発協会(青木 雅典理事長)と合同で「御前水ゴルフ倶楽部 美々クラシックコース」で開催した。参加者は 29 名。結果は以下のとおり。 また、コンペ終了後、札幌市内に場所を移し、 北海道支部、(社)北海道住宅都市開発協会会員 との懇談会を開催し (36 名出席) 、親睦を深めた。 優 勝 船間 隆行(㈱翠行園ハウス) 準優勝 古川 強(白石建設㈱) 第 3 位 山田 健治(山田建設㈱) 事務局業務日誌 7月 1日(月) ・(財)土地総合研究所での不動産流通業務のあり方研究会に渡辺専務理事他が出席。 4日(木) ・国土交通省での宅地政策のあり方に関する宅地関係団体との意見交換会に渡辺専務 理事他が出席。 ・(財)不動産流通近代化センターでの不動産統合サイトについての打合わせ会に担当者 が出席。 −14− 協会だより ・自民党本部で菅国土交通大臣政務官との勉強会を開催。 9日(火) ・KKRホテル東京での(財)日本住宅・木材技術センター評議員会に渡辺専務理事が出席 。 ・スクワール麹町での(社)住宅生産団体連合会住宅税制・金融委員会に担当者が出席。 10日(水) ・御前水ゴルフ倶楽部で日住協ゴルフコンペを開催。 ・札幌かに本家で北海道支部、(社)北海道住宅都市開発協会会員との懇談会を開催。 11日(木) ・(財)ベターリビングでの「性能評価分譲住宅情報提供システム」に係る説明会に担当 者が出席。 12日(金) ・協会会議室で総務委員会を開催。 15日(月) ・協会会議室で組織委員会を開催。 16日(火) ・スクワール麹町で流通委員会正副委員長会議、流通委員会を開催。 17日(水) ・弘済会館での(財)建築環境・省エネルギー機構室内空気対策研究会に担当者が出席。 ・城陽カントリー倶楽部で関西支部がゴルフコンペを開催。 18日(木) ・(社)住宅生産団体連合会での同会住宅ローン証券化WGに担当者が出席。 19日(金) ・東京厚生年金会館で中高層住宅委員会を開催。 23日(火) ・主婦会館で戸建住宅委員会、同委員会講演会を開催。 24日(水) ・主婦会館で公正競争規約研修会を開催。 25日(木) ・ホテルニューオータニで政策委員会、理事会を開催。 26日(金) ・(社)住宅生産団体連合会での同会政策委員会に渡辺専務理事が出席。 ・大阪東急ホテルで関西支部が合同定例会を開催。 29日(月) ・スクワール麹町で証券金融委員会を開催。 30日(火) ・主婦会館で日住協物件サイト検討WGを開催。 31日(水) ・総評会館で宅地建物取引主任者法定講習会を開催。 ・(財)不動産流通近代化センターでの不動産統合サイトについての打合わせ会に担当者 が出席。 ・(財)住宅リフォーム・紛争処理支援センターでの同センター人材育成委員会に担当者 が出席。 Note ちょうど梅雨が明けた 7 月の休日に、子供と一緒に親 子乗馬教室に参加した。馬具の着け方を教わったり、直 接餌をあげたりしながら、馬との触れ合いを楽しむとい うものだ。最後には15分ほどだが、林間コースでの乗馬 を体験することもできた。子供はポニーには乗ったこと があるが、大きなサラブレットに乗るのは初めてだし、 私も馬場での引き馬ではなく、自然の中での乗馬は初め てだったので新鮮な体験だった。 乗馬は馬体から伝わる前後・上下・左右の複合的な揺 れにより、無意識のうちに平衡感覚が磨かれ、様々な感 覚も刺激されるので子供の発達にとって効果が大きいそ うだ。また、欧米では心身に障害を持った人や高齢者が 馬と触れあうことにより、機能回復や社会復帰・社会参 加を助ける「乗馬療法」が広く行われている。実際には 軽度の精神的アンバランスや自律神経機能不安定などの 症状がある人に、著しい改善効果があるそうだ。 ゆっくりと歩く馬の揺れに身を任せていると、次第に 自然を身近に感じられるようになってくる。鳥のさえず りやせみの鳴き声、暑さの中でホッとするわずかばかり のそよ風や緑の中の木漏れ日。普段とは違う感覚で新し い世界が広がる。(sè) 会報 日住協 通巻 23 号 (平成 14 年8月 20 日発行) −15− 発 行 編 集 定 価 社団法人日本住宅建設産業協会 社団法人日本住宅建設産業協会事務局 100円(税込) 日住 協の主な事業と活動は次のとお りです 。 協 会へ の入会をご 勧 誘くだ さ い 。 ◎FAXによる「日住協NEWS」のほか会報「日住協」やホームページにより的確な情報提供を行っ ています。 ◎会員各社の要望・意見を取りまとめ、関係機関に政策提言を行っています。 ◎各委員会によるテーマに沿った研究と研修会、情報交換を随時行っています。 ◎協会会員は日住協サブセンターを通じ(財)東日本不動産流通機構を利用できます。 ◎(財)住宅保証機構の特定団体として承認を受け、協会会員が住宅性能保証制度を利用する際、 登録料の軽減や検査の合理化等の特典を受けることができます。 ◎優秀事業表彰を実施し、協会及び会員の資質向上を目指しています。 ◎国土交通大臣の指定を受け「確定優良住宅地等予定地のための土地の譲渡に係る認定」などを 行っています。なお、申請者が会員の場合は証明手数料は軽減されます。 ◎事故や災害に備え、 「グループ保険 」や「 労働災害補償制度 」を実施しています。会員は低廉な 費用で大きな保証を受けられます。 入会基準等については事務局(TEL:03-3511-0611)までお問い合わせください。 本 部 事 務 局 〒102-0083 東京都千代田区麹町5丁目3番地麹町中田ビル8階 TEL. 03-3511-0611 FAX. 03-3511-0616 URL http://www. nichijukyo. or. jp/ 北海道支部 東北支部 信越支部 東海支部 北陸支部 関西支部 中国支部 四国支部 九州支部 〒063-0804 〒981-0913 〒388-8007 〒460-0007 〒921-8011 〒541-0057 〒730-0013 〒760-0080 〒813-0034 外 堀 通 り 中 央 線 日本テレビ 四谷駅前 丸ノ 内線 四 ッ 谷 南 北 線 四 四 ッ ッ 谷 四 ッ 谷 スクワール麹町 麹町六丁目 新宿 上智大学 通り 日本工営ビル 弘済会館 日住協 札幌市西区二十四軒4条4-13-7・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ TEL. 011-643-9593 仙台市青葉区昭和町3-15 ネオプラザ北仙台1F・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ TEL. 022-274-0550 長野市篠ノ井布施高田370-1・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ TEL. 026-293-9125 名古屋市中区新栄2-1-9 FLEX14F・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ TEL. 052-261-8961 金沢市入江2-180・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ TEL. 076-291-1234 大阪市中央区北久宝寺町1-2-1 オーセンティック東船場402号 ・・・・・・・・・・・・ TEL. 06-6263-5503 広島市中区八丁堀6-16 第一東亜ビル3F・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ TEL. 082-228-5002 高松市木太町3区2082-8 香川県消費者木材市場(株)内 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ TEL. 087-833-1725 福岡市東区多の津4-7-23 メイゾン多々良405号・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ TEL. 092-624-1863 FAX. 011-643-9593 FAX. 022-274-0478 FAX. 026-293-9551 FAX. 052-261-8969 FAX. 076-292-1523 FAX. 06-6263-5550 FAX. 082-228-5068 FAX. 087-862-1988 FAX. 092-624-1862
© Copyright 2024 Paperzz