空気式バリ取り機 バリカッター「BC-005」

平成 26 年 3 月 27 日
各 位
経営企画室 広報・デザイングループ
東京都大田区仲池上 2-9-4
ワーク穴のバリ取り作業が簡単にできる
空気式バリ取り機 バリカッター「BC-005」を 4 月から発売
日東工器株式会社(社長 小武尚之)は、機械加工後のワークの穴バリ取り作業が簡単にできる
空気工具のバリカッター「BC-005」を開発、4 月から販売を始めます。バリカッターは、面取
りカッター(カウンタシンク)を加工後の穴に当ててバリを削り取る工具で、切削条件に適した低回
転で加工が可能なため刃物のビビリが生じにくくなっています。また、切粉を吹き飛ばすためのエ
アーダスタが本体の端に付いています。
一般的に、ワークの穴バリ取りはボール盤で行っているケースが多いようですが、ワークが大きか
ったり大量の数であっても、それをボール盤の設置場所まで移動させることが必要となります。しか
し、バリカッターはエアー駆動式のハンディタイプのバリ取り機であるため、エアー源があれば作業
場所を選ばずに容易に穴のバリ取りをすることができます。
主なユーザーは、機械加工、金型、板金、製缶、ダイカスト業などを対象にしています。販売目
標台数は、初年度 2,000 台、標準価格は 44,400 円(税別)。
[特徴]
1. 穴に対して垂直に当てやすいストレート形状
バリカッターは 1kg 以下と軽量で、グリップがストレート形状のため、穴に対し垂直に刃先が当
てやすく、切削面の偏りを少なくできます。
2. プッシュスタート式
ボール盤は、刃物を回転させた状態で穴に刃物を当てて作業を行いますが、バリカッターはス
ロットルレバーを ON にし、その状態で刃物を穴に押し付けると回転するプッシュスタート式を
採用しています。このため、刃物がワークに確実に当たった状態で回転をするため、穴からず
れることがなく、ワーク自体が傷つきにくくなります。
3. エアーダスタ付き
本体の端に備えているエアーダスタによりエアーブローが行えるため、バリ取り作業後にエ
アーダスターガンに持ち替える必要がなく、作業効率が向上します。
4. 刃物の交換が簡単
付属アタッチメントに面取りカッターを差し込んで使用するため、バリ取りする穴の大きさに応じ
て刃物をワンタッチで交換することが可能です。
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[仕様]
型 式
BC-005
使用圧力
MPa
0.6
m /min
0.22
無負荷最大回転数
min-1
420
加工穴径
mm
φ3-φ34
空気消費量
3
取付可能な面取りカッター
シャンク径
mm
本体質量
標準付属品
φ6、φ8、φ10
kg
0.75
アタッチメント 6、アタッチメント 8、アタッチメント 10、
フック、六角棒スパナ 2.5mm
以上
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