情報学演習Ⅰ(画像処理) PhotoShop 6.0 #2

情報学演習Ⅰ(画像処理)
PhotoShop 6.0
#2
【画像のカラーモード】
モード
概要
モノクロ2階調
白黒のみを用い,黒点の密度で濃淡を表現する。
グレースケールからの変換のみ。
グレースケール
白~黒の間を 256 段階に分けたグレーで表現する。
モノクロ写真に相当する。
ダブルトーン
1~4色の「インク」を混ぜ合わせて表現する。
単色刷り~多色刷りの印刷に相当する(新聞チラシなど)。
グレースケールからの変換のみ。
インデックスカラー
指定した色数(最高 256 色)で表現する。
GIF ファイルのカラーモード
RGB カラー
R(赤),G(緑),B(青)それぞれを 256 階調で表現する。
色数 = 256×256×256 = 1677 万色(24bit カラー;True Color)
CMYK カラー
C(シアン),M(マゼンダ),Y(イエロー),K(ブラック)
Lab カラー
L(明度),a(緑~赤),b(青~黄)
マルチチャンネル
複数色の混ぜ合わせで表現する。
※ 8bit/チャンネル
各チャンネル(基本色や明度など)の情報量
2^8=256 諧調
【レベル補正】
入力の最小レベル
出力の最小レベル
入力
中間レベル
最大レベル
最大レベル
・・・ オリジナルの画像情報のうち,最小レベル~最大レベルの情報のみを読み込む
情報学演習Ⅰ(画像処理)
出力 ・・・ 入力レベルで指定した範囲の色情報を,出力の最小レベル~最大レベルの範囲に割り
当てて出力する。
【トーンカーブ】
出力レベル=f(入力レベル)
の関数のグラフ
右の例では、
中間的な明るさの色を
少し明るめの色に変換する。
出力レベル
入力レベルに対する出力レベルの
対応表
明
暗
暗
明
入力レベル
【明るさ・コントラスト】
明るい
暗い
色の違いが際立ち
めりはりがつく
色の差が小さく
コントラスト低
【カラーバランス】
色の偏りを修正する
ほぼ画像全体
画像の暗い領域
画像の明るい領域
画像全体の明るさを保つ
情報学演習Ⅰ(画像処理)
【バリエーション】
「カラーバランス」の機能を単純化し、視覚的に捉えやすくしたもの
ここをクリックすると
元の画像に戻る。
プレビュー
1回の調整量
色調の変化
(6通り)
【色相・彩度】
色合い:
入力と出力の色の対応
鮮やかさ:コントラスト
明るさ
入力の色
出力の色
明るさの変化
(2通り)
情報学演習Ⅰ(画像処理)
【色の置き換え】
選択した色から
どの程度ずれた色
も置き換えるのか
置き換える色の範囲
(白い部分)
色合い:
入力と出力の色の対応
色の指定
置き換える色があ
る画像の部分を
クリック
鮮やかさ:コントラスト
明るさ
選択された色