一般社団法人 日本ケーブルテレビ連盟 平成 25 年度事業報告書 (平成

一般社団法人 日本ケーブルテレビ連盟
平成 25 年度事業報告書
(平成 25 年 4 月 1 日~平成 26 年 3 月 31 日)
平成 25 年度の事業計画に対し、一般社団法人 日本ケーブルテレビ連盟は、平成 25 年 4 月か
ら平成 26 年 3 月にかけて、以下の活動を展開した。
Ⅰ.平成 25 年度の事業活動の概要
1.業界としての社会的役割の遂行、信用力の向上
(1)デジアナ変換終了への取組み
平成 27 年 3 月末のデジアナ変換サービスの円滑な終了に向けて、放送関連検討特別委員
会デジアナ変換終了対策 WG では、会員各社の協力によりデジアナ変換利用実態調査を平
成 23 年 2 月(第 1 回)に開始し、以降毎年 2 月に実施している。平成 25 年 2 月に行った
第 2 回と第 1 回の調査結果を比較すると、デジアナ変換利用者の割合に大きな変化がない
ことが判明した。この結果を受け WG では、周知広報の強化策が必要であると判断、各種
強化策を検討、総務省や関係各機関と協議調整を行った。
強化策としては、一般社団法人デジタル放送推進協会(Dpa)と共同で、地デジカ再登
場によるスポット CM・共通チラシを制作し、スポット CM は各ケーブルテレビ事業者の
コミュニティチャンネルで放送、共通チラシはガイド誌への封入などによる周知広報活動
を行った。
また、デジアナ変換画面告知スーパーガイドラインを改定し、NHK・民放連と協議の上、
告知スーパーの表示頻度を、1 時間当たり 1 回から 4 回に拡大させる強化策を実施した。
26 年度はデジアナ変換サービス最終年にあたり、平成 26 年 2 月実施の第 3 回利用実態
調査の結果を踏まえ、更なる強化策を検討・推進して行く予定である。
(2)東京スカイツリー移転対策への取組み
地上基幹放送事業者の東京タワーから東京スカイツリーに移転に伴うケーブルテレビへ
の飛び込み障害等に対応するため、4月17日に緊急に北関東、東京及び南関東支部メン
バーによる対策委員会を設置した。5 月末移転後も含め8回の対策委員会を開催し、約4
万5千世帯に及ぶ対策を行い、障害が終息したことを確認して8月21日に対策委員会を
解散した。
(3)コンプライアンス遵守への取組み
平成 25 年度の活動は、個別具体的な問題解決から今後の業界に大きく影響を及ぼす課題
への取組みまで広範囲となった。
先ず、個別対応については、東京スカイツリーへの移転問題やデジアナ変換終了問題に
ついて消費者団体への説明を行うとともに、当連盟の関連委員会で事前説明を行うことに
より、無用な苦情相談の削減に努めた。
また、偽造 B-CAS カードの流出に関する事例報告と会員への注意喚起及びケーブルテレ
ビ事業者の未公開株購入詐欺事件の注意喚起を実施し、反社会的勢力に対するケーブルテ
レビ事業者の方針を明確にし、内外に周知した。
一方、中長期的活動としては、一昨年の内閣府からの指摘により電気通信4団体で設立
した「電気通信サービス向上推進協議会」での活動を通じて、総務省が策定した「CS 適正
化イニシアティブ」の実践を目標に、その対応策の構築に注力した。中でもその設置を強
く指摘されてきた「業界コールセンターの設置検討」には多くの時間を費やし対応策を検
討した。
また、これまで提供されなかった国民生活センターへの苦情相談情報(件数、事業者名、
相談内容)について、事業者団体に限って提供された情報等を元に苦情相談件数の削減に
務めた結果、ケーブルテレビに関する国民生活センターへの苦情相談件数は、統計を取り
始めた平成 23 年度以来初めて月間件数が 66 件(平成 25 年 12 月度)となり、コンプライ
アンス委員会の目標であった月間 2 桁以下を達成した。
しかしながら、電気通信業界の苦情相談件数は減少していない状況から、消費者対応に
ついての指摘は依然として厳しく、業界コールセンターの設置は当面見送りとの手応えを
感じつつも、件数削減を実行するための自主基準の強化、代理店規制の強化、適正なイン
センティブ等を柱とした具体策を実行する段階にきている。
こうした中、総務省は「CS 適正化イニシアティブ」を策定した ICT 諸問題研究会の継
続的役割を担う「ICT サービス安心・安全研究会」を新たに設置し、電気通信事業者の消
費者対応について制度的対応を行うことを中心に有識者会議を発足した。同研究会での具
体的なミッションは電気通信事業法の改正であり、クーリングオフの義務付けを議論する
予定であって、平成 26 年 8 月の中間とりまとめを目指している。
コンプライアンス委員会では、同研究会の動きを注視しつつ、具体的な検討を行う同研
究会傘下の「消費者保護ルールの見直し・充実に関する WG」にオブザーバーとして参加
し、
「特定商取引に関する法律の適用除外」を堅持し、ケーブルテレビ業界の自主基準の枠
内で収めるべく活動中である。
(4)著作権等適正な権利処理の徹底
1)商業用レコードの二次使用料
過去4年間にわたり交渉を続けてきた過去分の使用料及び今後を見据えた平成 30 年
までの契約ルールについて日本レコード協会、日本芸能実演家団体協議会・著作隣接権
センターと合意し契約を締結した。
2)映像実演に関する著作隣接権使用料
平成 19 年度から支払いを開始した本権利処理については平成 23 年度から連盟が徴収
代行を行い平成 25 年まで円滑な処理を行ってきたが、この程、本権利を所管している映
像コンテンツ権利処理機構(aRma)から使用料計算式の改正に関する協議申入れがあ
った。これは平成 22 年度以前の使用料との乖離が原因であり、平成 26 年度の主要課題
となる。
3)民放地上波再放送の著作権・著作隣接権使用料
本件に関して、日本テレビジョン放送著作権協会(JASMAT)と基本合意書を平成 25
年 4 月に締結した。また、JASMAT との業務委託契約を 12 月に締結し、使用料の徴収
代行を連盟が行うことになった。徴収代行の効率化の為に、会員情報管理システム
“Smile”を活用する予定であり、その為のカスタマイズを実施中。
3 者契約書
(JASMAT、
連盟、事業会社間の契約)を締結し、5 月から本格的に事務処理を開始する予定である。
4)コミュニティチャンネルのネット配信
連盟のコンテンツ流通システム“AJC-CMS”やジュピターエンタテインメントが提供
する“milplus”等のプラットフォームにコミュニティチャンネルをアップロードし BtoC
のサービスを行うに際しての、
「ケーブルテレビ事業者が持つ送信可能化権」と実演家が
持つ「自動公衆送信権」に関する権利処理について会員への周知を行った。特に、実演
家の権利に関してはルール化されておらず、早急な解決が必要である点が懸案事項とな
っている。
また、課題となっている自動公衆送信権についての交渉に必要な「使用楽曲の全曲報
告」に向けた協議を主要な権利者団体と開始し、同時にシステム化の検討にも着手した。
5)全国説明会の実施
上記 4 項目を中心テーマとした全国説明会を平成 26 年 2 月に各支部にて開催し、合
計 330 社 555 名が参加した。
(5)偽造・改ざん B-CAS カードへの対策
偽造 B-CAS カード問題について、これまで連盟では、委員会にて、適用法令と罰則及び
逮捕・判決事例を情報共有、実際の偽造・改ざん B-CAS カードを使用した実証実験を行い、
その結果を会員に周知してきた。
一方、当問題の当事者である㈱ビーキャス・コンディショナル・アクセス・システムズ
(以下 B-CAS 社)では、これまでは、連盟と同様の周知及び法的取締の働き掛けを主に行
ってきたが、新たな技術的な取組として、改ざん対策が施された新カードを準備、STB 動
作検証結果共有を経て、ケーブル業界向けに平成 26 年度から配布を開始する。
当面はこれまでの方式での視聴形態が継続される為、新カード方式による不正視聴防止
が完全に有効とはならないが、将来的に有効な対策として期待される。
引き続き B-CAS 社やサプライヤーと協力して、この新たな不正視聴行為の撲滅に取組む。
(6)安心・安全な通信制度の整備・推進
1)安心・安全な情報通信への取組み
インターネット上に蔓延する違法・有害情報等への対応、情報セキュリティ対策、児
童ポルノ流出防止対策等の検討および情報収集を図るため、外部諸団体活動への参加お
よび連携を通じて知見の集約を行い、加盟事業者における情報共有と取組みを強化する
ことで安心・安全な情報通信社会の実現をめざし、利用者からの信頼を得るための活動
を推進した。
2)重要インフラ活動
内閣府情報セキュリティセンターが主管する重要インフラ活動において、新たに情報
通信分野の「電気通信」および「放送」の両事業にまたがる重要インフラとして平成 24
年度からその活動にオブザーバー参加していたが、
平成 25 年 4 月から正式参加となった。
今年度は一定条件を満たす会員事業者を対象とし、重要インフラ活動への取組みを開
始、推進した。しかしながら、国民生活に不可欠な社会インフラとしての責務は業界全
体で負うべき課題であるとの認識の下、全ての加盟事業者が重要インフラ活動に参画す
るための方策を講じるため、通信・放送制度委員会に情報セキュリティ WG を設置し、
平成 26 年度の実施に向けて鋭意検討中である。
3)インターネット選挙運動
平成 25 年 4 月 19 日にインターネット選挙運動解禁に係る公職選挙法の一部を改正す
る法律が成立したことを受け、初めての適用となる第 23 回参議院議員通常選挙に向け、
通信 4 団体で『プロバイダ責任制限法 名誉毀損・プライバシー関係ガイドライン別冊
「公職の候補者等に係る特例」に関する対応手引き』を策定し、会員事業者の適切な対
応を支援した。
4)その他
加盟事業者のリスク対策強化に資するため、平成 24 年度から通信・放送制度委員会
のWGにて「情報セキュリティ図書館」の改訂を進め、5月から新たに「情報セキュリ
ティ資料館」としてリニューアルした。
(7)地域に根差したメディアとしての社会的役割の遂行
地域に根差し、地域と共に発展してきたケーブルテレビ業界各社は、いわゆる有線テ
レビジョン放送事業者として、地域情報の発信や地上波を含む多チャンネル放送の再放
送、ブロードバンドサービスの提供者、という位置づけに留まらず、地域経済圏におけ
る有力企業、中核企業の一つとしての自覚を持ち、地域経済や地域コミュニティの振興
などに深くコミットしていくことが求められる。
この様な観点に立ち、業界としてどの様な取組みが求められるかについては、これま
で「地域力」検討特別委員会及び「地域力」推進特別委員会で 3 年に亘り議論し、その
結果を平成 25 年 7 月に「最終報告」として作成し、各支部にて報告会及び意見交換会を
実施した。
今後は後述する「新サービス・プラットフォーム推進特別委員会」にて検討される予
定である。
2.業界の利益確保・プレゼンス向上に向けた取組み
(1)情勢分析力、対外発信力の強化
1)調査機能の強化・発揮
業界力向上のために求められる「情報武装」を目的として、ケーブルテレビ業界の
将来に影響を及ぼすサービス動向、技術動向、競合動向、政策動向、ユーザー動向、
について調査を実施。この調査結果に基づいた戦略策定、対外リエゾン活動も必要に
応じて実施し、更なる「業界力」向上に繋げる。
2)会員情報システム「スマイル」のデータ取得の改革・アウトプットの充実
業界としての課題分析や対外的な公表を通じて、ケーブルテレビ業界のプレゼンス、
ブランド力向上を図っていくため、平成 24 年度同様、会員各社に対し、スマイルへの
入力の働きかけを実施、12 月データ入力にて、必須画面入力率 96.9%(前年 92%)、
総接続数ベースの入力率は 99.6%(前年 99.4%)と前年実績を上回った。加えて、デ
ータ精度向上の為、収集データ項目を見直し、全 289 項目中不使用・代替可能な 109
項目を削減、入力データの欠損チェック(特に総売上高)および数値精査を実施した。
スマイル機能に関しては、
「民放地上波再放送の著作権・著作隣接権使用料」に関す
る徴収代行機能追加、会費制度変更対応等の改修を実施した。
3)外部関係団体への参画、情報収集、意見表明
ケーブルテレビ事業者の事業領域の拡大や、ケーブルテレビ業界の社会的位置づけ
の高まり、更には放送市場の伸び悩み・通信市場の膨張などを反映し、「平成 25 年度
に参加する関係団体・委員会」は、特に通信関係で新たに発足したり、参加が必要と
なる各種会議体が増加し、その数は 60 以上の団体・委員会にも達している。
連盟本部として、あるいは会員事業者の協力を得て、各関係団体・委員会に積極的
に参加し、業界の利益が損なわれないよう、情報の収集や業界としての意見表明を行
った。
(2)行政官庁、政党への渉外活動の実施
1)総務省関連
総務省の政策に対する意見募集の機会を捉え、平成 25 年度には平成 26 年度に実施
される電気通信事業の包括的検証、具体的には NTT の在り方に関する議論に向けた
「ブロードバンド普及促進のための公正競争レビュー制度に基づく検証結果」への意
見応募(9 月および 1 月)および地域 BWA(地域 WiMAX)に関する「電波政策ビジ
ョンの検討に向けた検討課題等」
(3月)への意見応募を実施し、ケーブルテレビ業界
を代表して意見表明を行った。
また、業界動向や政策動向などについて定期的な意見交換等を行い、課題の共有化
を図るとともに、総務省重要施策でもある ICT 成長戦略のうち、
「放送サービスの高
度化」
「放送コンテンツ流通の促進」においては、次期サービスの概要及びルール作成、
海外新規市場開拓に向けた課題抽出など、行政とも連携しつつより具体的な検討を行
った。
予算関連に関しては、平成 24 年度補正及び 25 年度予算に続き、
「平成 25 年度補正
予算」においても、ケーブルテレビ業界関連予算として、
「放送サービスの高度化」
「放
送コンテンツ流通の促進」
「地域公共ネットワーク等強靭化事業」の一部が措置される
こととなった。
2)国土交通省関連
「地中化・共架委員会」としては、平成 25 年 9 月に施行された改正道路法及び関連
法案について、国土交通省からの情報収集や意見交換を行うとともに、今後促進が見
込まれる無電柱化にも業界としての意見を発信していく。
3)政党関連
政党に関する対応としては、自由民主党団体総局より平成 26 年度予算・税制に関す
る要望照会を受け、
「予算・税制・金融委員会」での議論を軸に、要望書を提出した。
(3)マスメディアへの情報提供活動の実施
ケーブルテレビ業界のプレゼンス向上を目的とした広報活動の一環として、連盟本部
のプレスリリースの他、会員各社のプレスリリースの発信を行った。また、業界誌のみ
ならず一般紙との関係構築を図った。
(4)ケーブルコンベンションの開催
「ケーブルコンベンション 2013」では、大競争時代という現状認識の下、ケーブルテ
レビ事業者が将来を俯瞰した次なる成長エンジン(Next Innovation)を模索することを
企図して、
「Next Innovation 競争から発展へ!」をテーマとしたコンベンションスタイ
ルで東京国際フォーラムにて 7 月に開催した。
今回は会員事業者の中堅・若手社員の企画によるセミナー開催やハイブリッド BOX
を提供する 3 社による特別展示等の新たな企画を投入して好評を得ると共に、
「ケーブル
コンベンション 2013」の関連イベントとしての「ケーブル技術ショー2013」が同会場
の B2F の展示ホールで開催したことで来場者の利便性に大きく寄与した。
「ケーブルコンベンション 2014」は、今回と同様に 7 月に東京国際フォーラムで開催
することとし、鋭意準備を進めている。
3.ケーブル業界の競争力強化への取組み
(1)新サービスの推進及びプラットフォームの構築による業界連携の強化
地域に根差したメディアとして、特定の地域内で、地域とともに発展してきたケーブ
ルテレビ各社は、効率的かつ機動的に事業展開していく為に、これまでは各個社が自社
構築するシステムで運用することで大きな問題は生じなかった。
しかしながら技術の進展に下支えされた競争の激化とライフスタイルの変化により、
ケーブルテレビ事業者が提供する、あるいは提供を求められるサービスは高度化・複
雑化の一途を辿っている。
これらの新たなサービスを提供する為には、多額の資金と技術開発力が必要となる。
また、昨今の各種サービスの IP 化の進展やクラウドの活用機運が高まるなど、業界を取
巻く環境が急速に変化しつつある。この様な背景のもと、業界が連携してケーブル・プ
ラットフォームの構築と活用を実現することができれば、個社の競争力強化に繋がるだ
けでなく、業界全体としての競争力を高めることとなることは言うまでもない。
連盟では、平成 24 年度に「放送関連検討特別委員会」傘下に、「プラットフォーム推
進検討部会」を設立し、業界共通基盤となるプラットフォームに関する議論を行ってき
たが、同じく平成 24 年 11 月に総務省で設立された、
「放送サービスの高度化に関する検
討会」傘下の「ケーブル・プラットフォーム WG」にて議論され、平成 25 年 5 月 31 日
に提出された最終取り纏めを踏まえ、平成 25 年度より同部会を「放送関連検討特別委員
会」傘下の部会としての位置付けから独立した「新サービス・プラットフォーム推進特
別委員会」とした。さらに、同委員会の傘下に平成 25 年 11 月「ケーブル・プラットフ
ォーム推進 WG」
、
「ID 連携検討 WG」、
「4K/8K 推進 WG」、
「人財育成推進部会」を設置
し、きめ細かい進捗管理と確実に実行できる体制を構築した。この体制の下、業界連携
プラットフォームの実現に向け、更に積極的な活動を実施中。
(2)コンテンツ流通の定着・発展
地域コンテンツをケーブルテレビの強みとすべく、コンテンツ特別委員会の活動を通
じて全国流通を推進しているが、連盟内に組織化した「コンテンツ・ラボ」がその検討
あるいは推進事業の実務を担当し、
「コンテンツ・ラボ」による主体的な事業運営を目指
した。
1)AJC-CMS
平成 25 年度は、24 年 10 月から正式運用を開始し、有料化に移行した AJC-CMS の
会員増加と利用定着を図った年であった。平成 26 年 3 月末現在で正会員オペレータ
262 社 305 局およびサプライヤー10 チャンネルが利用するまでになった。
(平成 25 年
3 月末:正会員オペレータ 188 社 224 局)
正会員オペレータによる番組流通利用も、月間平均 1,000 本以上に増加し、更に増
加傾向にある。
一方、タブレットなどの携帯端末で番組視聴する習慣も定着しつつあり、視聴者サ
ービスの向上や競争力確保のためにも、いよいよ次の段階として BtoC の展開を開始
する。平成 26 年度にビジネスモデルとしての検証を開始できるよう、3 月までにタブ
レットでの視聴が可能なシステムをほぼ完成させた。
また、第 39 回日本ケーブルテレビ大賞「番組アワード」を 6 月に開催し、応募作品
145 本から 25 作品を表彰したが、入賞作品を中心に、各社のコミュニティチャンネル
で放送できるよう AJC-CMS による配信を行い、優れた地域コンテンツを AJC-CMS
利用局で共有することを実現した。
2)
『けーぶるにっぽん』シリーズ
統一テーマで番組制作・一斉放送を行う『けーぶるにっぽん』第 4 弾を、番組認知
度向上や広告営業施策を強化するために、今後の通年化をにらんで、これまでの 1~3
月期でなく、平成 26 年 1 月~6 月の放送期間を対象に 12 本制作し、131 社(約 2,100
万世帯)のコミュニティチャンネルで放送を開始した。
3)
「ふるさとキャラバン」から「コンテンツセミナー」へ
番組制作セミナー「全国番組制作ふるさとキャラバン」について、これまでの番組
製作者の情報交換や番組品質の向上のみに拘らず、4K 等の将来的な技術知識や海外
発信、AJC-CMS の新たな展開など、競合への差別化のための今後への備えをテーマ
とするコンテンツセミナーとして衣替えし、第1回目を経営者を対象として、平成 26
年 1 月 31 日に「コンテンツ・トップセミナー」として東京にて開催し、3 月 4 日四国・
丸亀、3 月 20 日東北・仙台で開催した。
4)海外展開
海外展開を継続的な施策として位置づけ、フランスカンヌで開催の国際映像見本市
(MIP)へ初めて出展をし、
「けーぶるにっぽん」を一部英訳して商談を行った。
また来場者にアンケートを実施するなどにより、海外市場の反応を測り、今後の活動
の方向性の検討に役立て、一部海外販売を実現することが出来た。
(3)日本ケーブルラボとの連携強化
一般社団法人日本ケーブルラボにおいて技術仕様を策定した次世代 STB(ハイブリッ
ド BOX)に関しては、いわゆる「白ボックス」が平成 24 年 11 月から導入が開始され、
導入事業者数が増加しつつある。また白ボックスとは異なるベンダーによる「黒ボック
ス」も平成 26 年 2 月に市場に投入された。
連盟ではハイブリッド BOX の更なる普及に向け、ケーブルラボをはじめ、機器ベン
ダー、既導入オペレータ等と連携して課題解決に取組んだ。
また、
「放送サービス高度化検討会」で策定されたロードマップに沿ってスーパーハイ
ビジョン、スマートテレビ、ケーブル・プラットフォームを推進するため、4K 放送や
ハイブリッドキャストに対応した第 3 世代 STB や、ケーブル・プラットフォームにおけ
る ID 連携の在り方、次世代ケーブル伝送方式等についてケーブルラボと連携して検討を
進めた。
(4)CATV技術協会、衛星放送協会等、関係団体との連携強化
一般社団法人日本 CATV 技術協会と一般社団法人衛星放送協会とは、相互に非常勤
役員を出し日常的な連携強化に努めるとともに、平成 26 年 7 月のケーブルコンベンシ
ョン 2014 共同開催に向け、共同で企画検討を行ってきた。
また、日本 CATV 技術協会の各種委員会や WG に参加し、4K/8K のケーブル伝送規
格の策定や新技術動向調査などを実施するとともに、情報通信月間に実施するケーブル
テレビ二団体表彰について準備を進めた。また、1 月にはケーブルラボを含めた三者の
共催で、新年賀詞交歓会を実施した。
一般社団法人衛星放送協会とは、二者懇談会を定期的に開催し、多チャンネル契約増
加に向けたキャンペーンなど、両団体に共通する課題の解決に向けた活動を展開した。
(5)無線の利活用促進を含めたネットワークやサービスなどの高度化
有線と無線の融合をはじめとするネットワークの高度化に関する技術検討については、
「技術委員会」や「ケーブルテレビ無線利活用促進協議会」などの委員会活動、外部委
員会への参加を通じて、課題の整理・解決に向けた検討を行ってきた。
1)次世代ネットワーク
4K/8K サービスへの取り組みについて,技術委員会にてアンケート調査を行い現時
点での事業者意向を把握すると共に、
「次世代放送推進フォーラム」への参加を通じて、
ケーブルテレビによる 4K/8K コンテンツ配信の実現に向けた技術検討を進めた。
また、4K/8K 用のケーブル伝送システムの検討に向けて、DVB-C2 や DOCSIS3.1
などの新たなケーブル伝送技術を把握すると共に、既存伝送システムにおける空帯域
の確保に向けた検討を進めた。
2)地域 BWA
地域 BWA バンドにおいても、WiMAX だけでなく AXGP や WiMAX Release2.1AE
という TD-LTE 互換の方式の利用が可能となり、地域 BWA の普及促進に繋がること
が期待される。
一方、
従来 WiMAX を利用していた全国キャリアは平成 29 年度末までには TD-LTE
へ移行する見込みであり、WiMAX を利用するのは地域免許事業者のみとなることか
ら、
「ケーブルテレビ無線利活用促進協議会」において WiMAX 継続利用や高度化に向
けた課題の共有を図ると共に地域 BWA 帯域の維持に向けてパブリックコメントへの
意見提出を行った。
3)エリア放送
ホワイトスペースにおけるラジオマイクとの運用調整などの情報を把握すると共に、
ケーブルテレビ事業者によるエリア放送への新規参入に向けた普及促進に務めた。
4)IPv6 対応
「IPv6 普及・高度化推進協議会」や「IPv4 アドレス枯渇対応タスクフォース」への
参加を通じて、通信業界全体の移行動向や技術課題などの情報を収集し、会員オペレ
ータへの周知を図ると共に、ケーブルテレビ業界の IPv6 移行動向の把握に努めた。
5)安全信頼性の向上
技術委員会において、日本ケーブルラボとも連携を図りながら安全信頼性向上施策
および設備運用上考慮すべき点、設備故障・災害等への対応方法等について検討し、
具体事例を取りまとめたガイドライン(案)を作成中である。
また、事業者間の運用情報を共有するため、日本ケーブルラボと協同で「ケーブル
運用情報共有システム」のプロトタイプを構築し、その運用操作性の向上やケーブル
テレビ事業者への展開に向けて取り組んでいく。
(6)デジタルサイネージ事業化の推進
平成 24 年度にデジタルサイネージ委員会で提示した「自販機デジタルサイネージ事
業」の定着に向けて、デジタルサイネージ委員会の取り組みを統合した技術委員会に
おいて、同事業の取り組み状況の把握に務めた。
4.本部体制の強化への取り組み
(1)プロパー職員の増強
これまで連盟本部のスタッフは、財政的な負担を軽減する観点から、出向元の事業
者に過半の人件費を負担していただく形での事業者からの出向者と派遣社員等を中心
に構成してきた。しかしながら、近年、事業者のサービスの多様化や業界としての社
会的地位の高まり、さらには他業界との競争の熾烈化もあり、業務が高度化・複雑化
し、対外的な折衝業務も拡大しており、1 年~3 年で交替するスタッフですべての業務
を対応していくには限界にきつつある。
こうした事情を背景に、特にノウハウ・経験の蓄積が必要な職務から、順次、プロ
パー化を図るべく検討しており、一部実現したが、引き続き体制強化に向けて検討し
ていく。
Ⅱ.その他の活動
1.CAS事業部
平成 25 年度末の B-CAS カード利用事業者数は、308 社(請求ベース)であった。B-CAS
カード配布枚数は前年度より微増の 791 千枚(前年度比 104%)となった。これに対し、解
約等による返却枚数は、707 千枚(前年度比 91%)と配布より若干少ない枚数となったため、
累計課金枚数は、10,717 千枚で(前年度比 101%)と微増となり、右肩上がりの状況は 24
年度で終わったが、累積課金枚数は一千万強と一定レベルを維持している。
B-CAS カード利用料については、これまで、カード新規枚数、累積課金枚数増を理由に値
下げを求めてきたが、その根拠が消滅。これから先、利用カード枚数が減り、これまでと逆
に値上げを求められる事態も想定される状況と認識、現状利用料金(平成 25 年 4 月料金表)
を維持する方針を委員会にて決定、支部長会にて確認された。
2.会員への情報提供活動
(1)定期刊行物
「JCTA会報」について、平成 25 年度は、253 号(平成 25 年 5 月末発行)から 258
号(平成 26 年 3 月末発行)までの 6 回これまでと同様に隔月で発行し、全会員へ配布し
た。なお表紙写真については、256 発行号より各局のキャラクターを掲載している。
(2)年度刊行物
例年発行している「役員・会員名簿」を、平成 26 年 2 月に発行した。
また、ケーブルテレビに対する理解促進と認知の向上を図ることを目的として「ケー
ブルテレビ業界レポート 2013」を平成 25 年 12 月に発行し、関係省庁、報道機関等に配
布するとともに、会員各社を通じ取引先等への配布を行った。
(3)メールマガジン
平成 25 年 3 月からオペレータ会員各社への情報提供をよりきめ細かくするため、連盟
からのお知らせ、連盟の委員会活動、事務局の活動、あるいは会員からのお知らせなど
を内容とする JCTA 通信を 21 回発行した。
3.連盟WEBサイト
連盟WEBサイトでは、
「ケーブルテレビ業界レポート 2013」や「ケーブルテレビの現
状(総務省)
」など業界関連情報の掲載をはじめ、けーぶるにっぽん第 4 シリーズ「私たち
のにっぽんは、ここにある。
」全 12 作品の紹介や番組アワード受賞作品などのコンテンツ
に関する掲載、ケーブルテレビアワード受賞作品の掲載など業界全体での取り組みの紹介
を行った。また、ケーブルテレビの認知度向上の一環として、ケーブルテレビ用語集の掲
載やケーブルテレビ各局からのお知らせの掲載などを行った。
その他、
デジアナ変換終了告知 CM の掲載など 2015 年 3 月デジアナ変換終了に向けて、
情報の更新を行った。
今後も引き続き、ケーブルテレビ業界の取り組みや、会員各社の取り組み等の情報発
信およびケーブルテレビの認知度向上につながるよう取り組んでいく予定。
4.NCTA視察研修
平成 26 年度もロサンゼルスにおいて開催される「NCTA The Cable Show」や、米国の
先進的なケーブルテレビ関連企業の取組み状況の視察を目的とした NCTA 視察研修を連盟
と日本 CATV 技術協会との共催で実施すべく企画し、準備を進めた。
ロサンゼルスで開催される同ショーでは、主要な米国のケーブルテレビ関連企業のブー
スツアーやゼネラルセッションなどを視察するほか、関連企業訪問を行う予定である。そ
の後サンフランシスコに移動し、関連企業訪問を行い、米国ケーブルテレビのビジネス・
技術の最新の動向を視察するとともに前年度好評いただいた米国通信業界ジャーナリスト
による特別講演など、放送と通信の融合による大競争時代の中での今後の新たな事業展開
のヒントを得られるような企画にした。
・実施期間;平成 26 年 4 月 27 日(日)から 5 月 4 日(日)8日間
・視 察 先 ;ロサンゼルス、サンフランシスコ
・募集人数;25名
5.会員の増減状況
平成 25 年度末
正会員オペレータ
平成 24 年度末
増減
( 入会
退会 )
370社
358社
正会員サプライヤー
66社
63社
+3社 (+
3
)
賛助会員
83社
78社
+5社 (+
7
-2)
519社
499社
+20社 (+ 24
-4)
合 計
+12社 (+14
-2)
平成 25 年度 連盟委員会・部会・団体
【別紙1】
◆連盟 委員会組織
表
彰
選
考
委
員
会
※委員の任期は 2 年(H25 年 6 月総会~H27 年 6 月総会)
促
進
協
議
会
正
副
理
事
長
会
議
促
進
協
議
会
ケ
ー
ブ
ル
テ
レ
ビ
無
線
利
活
用
実
行
委
員
会
ケ
ー
ブ
ル
コ
ン
ベ
ン
シ
ョ
ン
二
〇
一
四
コンプライアンス委員会
予算・税制・金融委員会
(
地中化・共架委員会
分
野
別
委
員
会
通信・放送制度委員会
)
技術委員会
総
会
員
会
理
事
会
支
部
長
会
議
全
国
12
番供等事業者部会
支
部
(一社)衛星放送協会との2者懇談会
支
部
事
務
局
長
会
議
監
事
著作権委員会
放送関連検討特別委員会
会
B-CASカード検討委員会
企画部
コンテンツ・ラボ
理事長
専務理事
事業部
コンテンツ特別委員会
技術部
第1業務部
ケーブルコンベンション検討特別委員会
第2業務部
CAS事業部
特
別
委
員
会
)
新サービス・プラットフォーム推進特別委員会
<事務局>
管理部
(
自治体系ケーブルテレビ事業者連絡会
◆ 分野別委員会
委員会名
コンプライアンス委員会
1. 平成 25 年度会議
第1回 5/10
第2回 8/8
第6回 1/30
第7回 3/5
第3回 10/4
第4回 11/1
第5回 12/5
2. 活動目的
ケーブルテレビ業界としての法令遵守を図り、ブランドイメージを高め、社会から信頼され、社会と
共存共栄できる業界へと発展させる。
3.活動概要
①成人番組倫理委員会ガイドラインの見直し
②事業者の契約不履行・法令違反
③不公正営業是正
④国民生活センターへの苦情削減と情報収集
⑤偽造 B-CAS カード事件に関する事例報告と会員への注意喚起
⑥内閣府 消費者委員会の見解と今後の対応について
⑦電気通信事業における自主基準遵守状況調査
⑧スカイツリー移転問題に関する国民生活センターへの情報提供
⑨デジアナ変換終了に伴う国民生活センターへの情報提供
⑩総務省「CS 適正化イニシアティブ」への対応
⑪総務省主催 消費者支援連絡会への参加
⑫業界コールセンター設置に関する調査
⑬番組購入費遅延常態化に関する調査
⑭ICT サービス安全・安心研究会への参画
⑮ケーブルテレビの営業ガイドライン見直し
4.次年度への申し送り事項、その他
①ICT サービス安全・安心研究会への参画
②ケーブルテレビ営業ガイドラインの手引きの更新作業
③不公正営業への具体策実施
④電気通信サービス向上推進委員会との協業
委員会名
予算・税制・金融委員会
1. 平成 25 年度会議
第 1 回 5/17
第 2 回 10/7
第 3 回 2/3
2. 活動目的
①総務省と定期的に協議を実施し、情報共有を図りつつ、予算面・税制・金融面の支援策を検討
する。
②政党に対し要望事項をとりまとめ適時提出を行うことで、支援措置の拡充を図る。
③日本政策投資銀行等と意見交換を行い、主に金融面での施策を検討する。
3. 活動概要
①平成 25 年度補正予算案、平成 26 年度予算概算要求、税制改正案などについて総務省と情報
交換を図り、各支部からの要望を踏まえながら、委員会や支部長会議を通じて周知を行った。
②Wi-Fi(無線 LAN)サービスの有効活用に対する支援策の検討に向けたアンケートの実施
③平成 25 年 5 月
総務省へ平成 26 年度予算・税制改正等に関する要望提出
④平成 25 年 11 月 自由民主党主催「予算・税制等に関する政策懇談会」に出席し、平成 26 年度
予算・税制・金融に関する要望書を提出。
4. 次年度への申し送り事項、その他
①会員各社に予算・税制等に関する情報を提供し、防災力強化に関連する事業の案件発掘に
つなげるとともに、地域 ICT 強靭化事業をはじめ、連盟としてもコンテンツの海外展開など中長
期的に業界の発展に不可欠であり、新たなビジネスモデルにも繋がる活動を進めていく。
②予算・税制・金融動向の早期把握と、会員各社への適時適切な要望や情報の収集を行い、
総務省や政党への新規施策要望を検討、提出を行う。
③日本政策投資銀行の「ケーブルテレビ事業の現状」レポートを基に意見交換を行い、金融面で
の施策の検討を行う。
委員会名
地中化・共架委員会
1. 平成 25 年度会議
委員会活動
第 1 回 5/23
第 2 回 10/8
第 3 回 1/29
2. 活動目的
電線類の地中化や電柱共架について、国土交通省をはじめとした関係省庁等との密接かつ
円滑な調整を行い、会員各社の負担軽減を図る。
3. 活動概要
①国土交通省との定期的な協議により、ケーブルテレビ業界に対する認知度の向上と適切な施
策の検討・電柱支障移転に係る工事費の補償と費用補助に向けた、意見交換を行った。
②国土交通省より道路法及び関連法令改正に向けた情報収集を行い、対応策の検討・改正内容
の周知を図った。
③国土交通省との協議に向けたバックデータの整理・蓄積として、平成 25 年 10 月に「第 5 回地中
化・共架に係るアンケート」を実施。
定性・定量的データの収集に加え、電線メーカー撤退に端を発したケーブル需要予測や、電子
申請の進捗状況調査など、トレンドに即した設問の見直しを実施した。
④道路法施行令の一部を改正する政令案等について意見書を提出
⑤「公益事業者の電柱・管路使用に関するガイドライン」に係る実態調査に対する会員各社の回
答より、課題点・改善要望の整理を実施した。
4. 次年度への申し送り事項、その他
①国土交通省との定期的な協議によりケーブルテレビ業界に対する認知度の向上と適切な施策
の検討を行う。
②電柱支障移転に係る工事費および、地下埋設時における入線費用の補償と費用補助に向け
た、国土交通省からの情報収集及び検討を行う。
③会員各社に平成 26 年度のアンケートを実施し、新たな課題を洗い出し、対応策について検討
を行う。各施策については、会員各社の理解と協力を促進する。
④国会議員有志による無電柱化議連の動向を注視し、対策の検討及び情報共有を行う。
委員会名
通信・放送制度委員会
1. 平成 25 年度会議
<通信・放送制度委員会>
第1回 5/10
第2回 6/13
第3回 9/6
第4回 11/8
第5回 1/17
第6回 3/14
<情報セキュリティWG>
第1回 10/15
2.
第2回 12/20
第3回 1/17
第4回 2/6
第5回 3/14
活動目的
①通信・放送制度に関する外部の協議会等への参加を通じて、その検討状況を継続的に把握す
ると共に、ケーブルテレビ業界の方向性あるいは利益に合致した施策反映への取組みを行い、
会員事業者へ検討結果を展開し情報共有を図る。
②情報セキュリティ等に関する情報の整理と会員事業者への提供。
③総務省および外部協議会等によるパブリックコメント募集に対して、ケーブルテレビ業界の利益
実現に向けた検討に基づいた意見応募を行い、必要な働きかけを実施する。
④情報セキュリティに関する官民の情報共有体制(以下、「重要インフラ活動」という。)を推進す
る。
⑤重要インフラ活動を推進するために本委員会内に情報セキュリティWGを設置し、全ての会員
事業者が重要インフラ活動へ参加するための環境整備を進める。
3.
活動概要
①重要インフラ活動参加に向けた内閣官房および総務省との折衝および調整。
②インターネット選挙解禁に向けた「公職の候補者等に係る特例に関する対応手引き」の策定及
びインターネット選挙概要周知。
③総務省実施のパブリックコメント応募と会員事業者への情報展開。
④情報セキュリティ図書館サイトの運用方針策定のためのWG設置、検討推進および集約(5月
完了)。
⑤重要インフラ活動推進のための情報セキュリティポリシー<雛形>制定のためのWGの設置、
検討推進および集約(継続案件)。
⑥以下の法人、協議会等への参加および会員事業者への情報展開。
・一般財団法人放送セキュリティセンター
・電気通信サービス向上推進協議会/①広告表示検討部会 ②広告表示自主基準WG ③
識別音検討WG
・ファイル共有ソフトを悪用した著作権侵害対策協議会(CCIF)/運営委員会
・違法情報等対応連絡会
・児童ポルノ流通防止対策専門委員会
・インターネットコンテンツセーフティ協会(ICSA)/①総会 ②理事会 ③運営委員会
・電気通信個人情報保護センター/企画運営委員会
・利用者視点を踏まえたICTサービスに係る諸問題に関する研究会
・プロバイダ責任制限法ガイドライン等検討協議会/名誉棄損・プライバシー関係GLWG
・電気通信における安心安全推進協議会
・運用ガイドライン検討協議会
・安心ネットづくり促進協議会
・セプターカウンシル/①総会 ②幹事会 ③情報収集WG ④相互理解WG ⑤情報共有に
関する検討推進WG ⑥分野横断的演習
・重要インフラ専門会議
・インターネット・ホットラインセンター
・迷惑メール対策推進協議会
・インターネット接続サービス安全・安心マーク推進協議会
・スマートフォンの利用者情報等に関する連絡協議会
・セーファーインターネット協会アドバイザリーボード
4.
平成 26 年度への申し送り事項、その他
①情報セキュリティWGでの検討会開催および集約を行う。
②平成26年度に実施される電気通信包括的検証に向けた対応を行う。
③通信・放送に関する法令、ガイドライン等の会員事業者への情報展開を実施する。
④関連する業界団体との情報交流を進め、各種協議会等での検討参加および会員事業者への
情報展開を実施する。
⑤ケーブルテレビ業界の利害に関連する総務省および審議会等によるパブリックコメントを精査し
必要な対応を実施する。
⑥競合他社事案を引き続き注視し、継続検討を実施する。
委員会名
技術委員会
1.平成 25 年度会議
第 11 回 4/4
第 12 回 5/17
第 1 回 9/4
第 2 回 12/13
第 3 回 2/20
2.活動目的
ケーブルテレビ事業者としての技術的課題の共有とその対処について検討を行っており、平成
25 年度は、4 つの課題を中心に議論を行っている。
3.活動概要
4 つの課題について、それぞれ WG を設置して検討を進めている。
①次世代ネットワーク WG
4K/8K サービスへの取り組みについてアンケート調査を行い、現時点での事業者意向を把握す
ると共に、「次世代放送推進フォーラム」への参加を通じてケーブルテレビによる 4K/8K コンテン
ツ配信の実現に向けた技術検討を進めた。
また、DVB-C2 や DOCSIS3.1 などの新たなケーブル伝送技術の把握に務めた。
②ハイブリッド BOX・スマート TVWG
今後の新サービスや伝送路の高度化などへの対応、日本ケーブルラボで検討が開始された第 3
世代 STB の開発等も踏まえ、既存 STB やハイブリッド BOX から第 3 世代 STB へのマイグレー
ションについて、事業者視点からの検討に着手した。
③安全信頼性向上 WG
日本ケーブルラボとも連携を図りながら、信頼性向上のためのガイドライン(案)を取り纏め、事業
者への有効な情報提供に向けて検討を進めている。
また、事業者間の運用情報を共有するための「ケーブル運用情報共有システム」のプロトタイプ
について、その運用操作性の向上やケーブル手例事業者への展開に向けて引き続き取り組んで
いる。
④サイネージ WG
平成 24 年度にデジタルサイネージ委員会で提示した「自販機デジタルサイネージ事業」の定着に
向けて、同事業の取り組み状況の把握に務めた。
4.次年度への申し送り事項、その他
平成 26 年度も引き続き、4K/8K サービスへの対応、ネットワークおよび STB の高度化、安全信頼
性向上等を主要課題として取り組む。
委員会名
番供等事業者部会
1.平成 25 年度会議
第1回
4/2
第2回
第6回
10/1
第7回
5/8
11/5
第 3 回 6/5
第8回
12/3
第 4 回 8/12
第9回
2/4
第 5 回 9/3
第 10 回 3/4
2.活動目的
ケーブルテレビ事業者と番組供給事業者等との協力関係を強化し、加入拡大、多チャンネ
ルブランドの向上に取り組む。
3.活動概要
①多チャンネルの加入拡大施策の検討・実施
ケーブルテレビ事業者と番組供給事業者の共同による、多チャンネル未契約の既設 STB
を対象とした加入拡大キャンペーン(参加 73 局)の実施と、解約防止策を検討。
②セミナーの実施
多チャンネルの啓蒙、協力体制強化のためのセミナー等を実施。
5月
ザッピングポータルサービス
9月
TV 放送と連動した WEB サービス
12 月
テレビ視聴の現状と取り巻く環境
③局営業現場ニーズの把握と問題解決
局営業現場でのニーズ・問題点の掘り起しと成功事例の横展開による問題解決に向け、
各局を訪問しヒアリングを実施。
④コンテンツ情報の発信
コミュニティチャンネル、ガイド誌などの局媒体への効果的なコンテンツ情報発信方法
について、局及びデータ取り扱い業者等にヒアリングを実施。
4.次年度への申し送り事項、その他
①実施した共同マーケティングの分析を行いフィードバックするとともに、分析結果を基
にした新たなキャンペーンの検討・実施を行う。
②セミナーや局営業現場の問題解決等を通じた、多チャンネルサービスの啓蒙および協力
体制の強化を継続実施する。
③コミュニティチャンネル、ガイド誌など局媒体への効果的なコンテンツ情報発信実施に
向けての具体的施策の検討・実施する。
委員会名
一般社団法人衛星放送協会との二者懇談会
1. 平成 25 年度会議
第68回 5/14
第69回 9/19
第70回 12/14
2. 活動目的
放送事業のパートナーであるサプライヤーとの関係を強固なものにするため、一般社団法人衛星
放送協会との定期的な会合を持ち、団体間での意見交換を通じて相互理解を深めるとともに、最
重要課題である多チャンネル加入者拡大をめざすほか、両団体共通の諸問題の解決を図る。
3. 活動概要
①多チャンネル放送のマーケット拡大についての検討
②法令/契約違反事業者への番組供給についての検証
③ケーブルコンベンションへの側面支援
④法人業務契約やベーシックチャンネルの定義等の周知
4. 次年度への申し送り事項、その他
①多チャンネル放送のマーケット拡大への具体的施策の検討
②法令/契約違反事業者への措置の検討
③ケーブルコンベンションへの側面支援
④法人業務契約やベーシックチャンネルの定義等の周知
⑤第2NW-ID を使用した番組編成の徹底
委員会名
著作権委員会
1. 平成 25 年度会議
第1回 4/23
第2回 6/12
第6回 1/21
第7回 3/6
第3回
9/10
第4回
10/31
第5回 12/11
全国説明会の実施(支部単位での開催)
2/4 近畿
2/5 東海
2/6 北関東
2/7 東北
2/12 九州
2/13 東京・南
関東合同
2/14 北海道
2/17 信越
2/25 中国
2/26 四国
2/28 北陸
2.活動目的
①情報化社会の進展により、重要性を増す知的財産保護等への取り組みとして、ケーブル
テレビ業界の立場から、著作権に関する問題・課題に対する包括的な処理を実現する。
②著作隣接権者としてのケーブルテレビのパフォーマンスを活かすため、総合的な対策を
講じる。
3.活動概要
①商業用レコード二次使用料の過去分を含めた契約ルールの策定
②JASMAT 処理に関する放送関連検討特別委員会のフォローアップ
③JASRAC 訴訟の経過把握および契約解除スキームの策定
④未許諾・不履行に是正および懲戒対象事業者の措置対応
⑤パテントプール事業者の情報収集
⑥映像コンテンツの契約ルールの合意形成
⑦コミュニティチャンネルのネット配信に関するルール策定
⑧全国説明会の実施
4.次年度への申し送り事項、その他
①商業用レコード二次使用料の平成 25 年度以降の請求書
②映像コンテンツ権利処理機構(aRma)との平成 26 年度以降の著作隣接権使用料と協議
③コミュニティチャンネルのネット配信に関する包括処理の策定
④JASRAC への曲目報告スキームの整備
⑤法令及び番組制作に伴う権利処理関連のセミナー開催
⑥リモート視聴・4K/8K 放送に関する権利処理の整理
⑦未許諾・不履行の是正
⑧ホームページにおける情報提供
⑨コミュニティチャンネルを対象とした著作権等管理事業の実施の検討
委員会名
放送関連検討特別委員会
1. 平成 25 年度会議
1)放送関連検討特別委員会(権利問題検討 WG 合同開催) :第 9 回 4/9、 第 10 回 9/19
2)デジアナ変換終了問題検討 WG : 第 4 回 4/25、第 5 回 6/26。第 6 回 8/8、第 7 回 9/19、
第 8 回 10/22、第 9 回 11/27、第 10 回 1/21、第 11 回 3/18
2. 活動目的
放送に関連する事案について調査・研究・検討・活動を行う
3. 活動概要
1)放送関連検討特別委員会
①デジアナ変換終了対策については、デジアナ変換終了対策 WG にて現状の把握と課題の洗い
出しを行い、各種取り組み施策について検討・関係団体との協議・会員各社へ取り組みの要請
などを行った。
②地上波民放テレビ放送の再放送に伴う著作権・著作隣接権を管理する一般社団法人日本テレ
ビジョン著作権協会(JASMAT)との協議については、権利問題検討 WG にて条件の検討と契
約書の締結に向けた対応を行った。
2)権利問題検討 WG
①JASMAT と使用料の支払いに関する条件を協議し、その条件に基づき締結する「著作権および
著作隣接権の使用料についての基本合意書」、連盟が徴収代行を行う「業務委託契約書」、
JASMAT・連盟・正会員オペレータの三者にて締結する「著作権著作隣接権の許諾及び使用料
支払いに関する契約書」について検討と審議
②各支部単位にて JASMAT との契約に関する説明会の開催
3)デジアナ変換終了対策 WG
①デジアナ変換受信実態調査(第 2 回)結果分析、課題抽出、各種対応策の検討。
②ロードマップ案、周知広報の手引きと画面告知ガイドライン改定案の策定。
③関係各団体との協議にスピード感を持って対応するため、WG 委員選抜メンバーで構成される
デジアナ変換終了検討 PT を設置。
④9 月からの周知広報強化計画案を策定、関係団体との協議と実施。
⑤Dpa と共同にて、地デジカ再登場によるスポット CM、共通チラシの制作。
⑥J:COM 先行取り組み事例である総務省支援チューナーを活用したデジアナ変換受信宅訪問
取り付けトライアルの検証
⑦デジアナ変換サービスを先行終了取り組み事例の検証
⑧総務省・Dpa との連携
⑨第 3 回デジアナ変換利用実態調査の実施
4.次年度への申し送り事項、その他
①JASMAT 受託業務進捗管理
②デジアナ変換利用実態調査(第 3 回)結果精査と課題検討
③第 2 ネットワーク ID 協議未完了地区への支援
④区域外再放送状況把握と情報の共有、支援
⑤新たな難視聴及び衛星セイフティネット受信者対応の検討
委員会名
「地域力」推進特別委員会
1. 平成 25 年度会議
第 8 回:4/23、第 9 回:7/3
2. 活動目的
平成 23 年 6 月に最終報告書をとりまとめた「地域力」検討特別委員会を継承する委員会として、
引き続き「地域力」を切り口として、上記最終報告書で取りまとめた数々の分析・提言を具体的に
推進していく為の活動を行う。
本委員会傘下には、業界力の発揮に必要な要素や体制について検討を進める「業界力検討部
会」、業界の主軸となる次世代サービスや新たな事業運営の在り方等を検討する「フューチャープ
ラクティス部会」、東日本大震災を始めとした過去の災害の経験や教訓等を活用して、各事業者
及び業界としての必要な対応の在り方について具体的に検討を進める「災害等対策特別部会」の
3 つの部会を設置し、それぞれのテーマについてより深く検討を進める。
3. 活動概要
平成 23 年の委員会発足以来、傘下の 3 部会も合わせて、ケーブルテレビ業界が取り組むべき「地
域力」向上に向けた具体的方策について、精力的に議論を重ねてきた。 その成果として 25 年 7
月に「最終報告」を作成し、正会員オペレータにお送りさせて頂くと共に、その内容について各支
部への報告及び意見交換を実施。
4.次年度への申し送り事項、その他
本委員会は、前身の「地域力」検討特別委員会を含め、3年に及ぶ「地域力」の検討・推進には一
定の役割を果たした、として活動を終了。本委員会が取り組んだ「地域力」の強化を通じての業界
全体、そして個社それぞれの力の底上げは、当業界、及び当連盟にとって今後も引き続いての最
重要テーマであり、今後の連盟活動の中で継続して取り組んでいくことが求められる。
委員会名
新サービス・プラットフォーム推進特別委員会
1.平成 25 年度会議
①新サービス・プラットフォーム推進特別委員会 :第 1 回 9/19、 第 2 回 11/14
②ケーブル・プラットフォーム推進 WG:第 1 回 1/30
③ID 連携検討 WG:第 1 回 1/17、第 2 回 2/13、第 3 回 3/13
④4K/8K 推進 WG:第 1 回 12/17、第 2 回 3/20
⑤人財育成推進部会:第 1 回 1/29、第 2 回 3/10
2. 活動目的
個社、及び業界全体の競争力向上を目的とし、業界共通のプラットフォーム基盤の構築について
調査、研究、検討、及び実現に向けた具体的活動を行う。
3. 活動概要
①新サービス・プラットフォーム推進特別委員会
・ 2013 年 5 月 31 日、総務省「放送サービスの高度化に関する検討会 ケーブル・プラットフォー
ム WG」にて取まとめ結果に基づき、示されたロードマップの進捗管理を実施。関係各所と調整
し、11/15 には、ジャパンケーブルキャスト株式会社と日本デジタル配信株式会社が放送法上
の有料放送管理事業者の届出を行い、ケーブルテレビ業界におけるプラットフォーム事業者
が誕生した。
・ 本委員会内で議論すべき事項のうち、総務省の「放送サービスの高度化に関わる検討会」の
取りまとめ結果を鑑みた上で、早期に実現、検討が求められる事項については、3 つの WG と 1
つの部会を設置し、集中的に議論を重ねていくことが承認された。
②ケーブル・プラットフォーム推進 WG
・ 総務省「放送サービスの高度化に関する検討会(ケーブル・プラットフォーム WG)」の最終取ま
とめ(ケーブル・プラットフォームに関する検討結果について)で示されたロードマップの進捗管
理と関連する取り組みを推進していく。
・ プラットフォーム事業者 2 社に対して、平成 25 年度に実施した事項と、平成 26 年度以降の実
施する事項について、ヒアリングを実施。引き続き、進捗管理を実施していく。
③ID 連携検討 WG
他業界との競争や連携に不可欠な取り組みとして、ケーブルテレビサービスの利用者をIDに紐
付けた上で、ケーブルテレビ業界における「認証・許可」の仕組み(=業界としての ID 連携基盤)
を構築するとともに、将来的なマイナンバーや公的個人認証の活用を視野に入れた検討を行っ
ていく。
④4K/8K 推進 WG
・ 総務省「放送サービスの高度化に関する検討会(スーパーハイビジョンWG)」の最終とりまとめ
(スーパーハイビジョンに関する検討結果について)で示された 4K/8K 放送の推進に向けて、業
界全体の取り組みの方向性を検討していく。
・ 4K 試験放送サービスの実施について、ケーブルテレビ業界全体での実施を検討。
⑤人財育成推進部会
・ 業界全体の人材交流の促進や育成の在り方について検討し、業界力向上に繋がる業界全体
の人財(=優れた人材)育成プラットフォームを構築する。
・ 連盟正会員向けの研修の実施について検討。
4.次年度への申し送り事項、その他
①ケーブル・プラットフォームに関する進捗管理ならびに報告書の作成
②業界の「認証・許可」の仕組みについて、「RFP(提案依頼書)」として活用できるものに取りまと
め、具体的なシステム構築を実施
③4K 試験放送サービスの実施と、本放送に向けた課題の創出
④人財育成に関わる研修の実施
⑤業界として取り組むべき新たなサービスの創出(無線対応等)
委員会名
B-CASカード検討委員会
1.平成 25 年度会議
第 1 回 4/12、第 2 回 9/19、第 3 回 12/6、第 4 回 2/14
2.活動目的
①B-CAS カードの利用料・管理料低減、効率的・安定的運用に向けて B-CAS 社などとの交渉等課
題の検討。
②B-CAS カードの効率的運用のため諸課題の検討
3.活動概要
第 1 回 ・ 平成25年度 B-CAS カード利用料改定結果と B-CAS 社との覚書締結の報告。
・ カード運用状況について報告。
・ 平成24年度委員会活動報告(総括)の説明、今後のカード利用料交渉については
要求根拠見直しが必要な事を含め、次年度申し送り事項を確認。
第 2 回 ※この会より新任委員に交代
・ 副委員長の選出。
・ 新任委員向けカード運用基本事項(システム概要、カード運用、料金、契約等の説明)
・ 前任委員会からの引き継ぎ事項(枚数見通し、料金交渉、在庫管理、偽造 B-CAS
カード対策等)の確認。
・ 今年度スケジュール、開催地検討
・ B-CAS 社ご挨拶
第 3 回 ・ カード運用状況(配布、解約、課金枚数)の説明。年度末課金枚数は対前年微増の見込
み。
・ 平成 26 年度 B-CAS カード利用料見直し検討状況報告と意見交換。取りまとめ方針を決
定。
・ 在庫管理・課金の適正化の取り組み(カード在庫棚卸し実施)について意見交換。
・ 新方式カード(偽造対策)配布事前準備状況について説明。
第4回
・ カード運用状況(配布、解約、課金枚数)の説明。
・ 平成 26 年度 B-CAS カード利用料見直し検討結果(現状維持)の報告と意見交換。
・ 新方式カード(偽造対策)配布方法について説明。
4.次年度への申し送り事項、その他
①B-CAS カード利用料・管理料の見直し。平成 27 年度については値上を避ける取組を優先する。
②偽造対策新方式カードの配布、運用状況を適時把握する。
③運用の効率化、在庫管理・課金の適正化の取り組みの検討、実施。
④B-CAS カード運用の将来計画の検討。大口事業者からの情報収集実施。
委員会名
コンテンツ特別委員会
1.平成 25 年度会議
第 1 回 4/18
第 2 回 5/10
第 3 回 8/22
第 4 回 9/24 第 5 回 10/21
第 6 回 11/28 第 7 回 12/13
第 8 回 2/25
第 9 回 3/18
2.活動目的
地域コンテンツをケーブルテレビの強みとすべく、コンテンツ特別委員会の活動を通じて
全国流通を推進しているが、連盟内に組織化した「コンテンツ・ラボ」がその検討あるいは
推進事業の実務を担当し、
「コンテンツ・ラボ」による主体的な事業運営を目指す。
3.活動概要
①「コンテンツ・ラボ」を組織化。コンテンツ特別委員会による検討事業や推進事業に係
る実務を担当。
②コンテンツ流通システム「AJC-CMS」について、正式運用が定着。コンテンツ保護のた
めのアイル暗号化や端末認証等の追加機能開コンテンツ保護のためのアイル暗号化や端
末認証等の追加機能開発。262 社 305 局、10 チャンネルが利用(H26.3 月末現在)
。
③39 回日本ケーブルテレビ大賞「番組アワード」を開催。
(H25.6月)応募作品数 145 本
中、25 作品を表彰。入賞作品を含めた BEST 50 作品を各社のコミュニティチャンネル
で放送できるよう、AJC-CMS による配信を実施。
④統一テーマで番組制作・一斉放送を行なう「けーぶるにっぽん」第4弾を隔週に変更し、
1~6 月にコミュニティチャンネルで放送予定。
⑤制作セミナー「全国番組制作ふるさとキャラバン」を改組し、
「ケーブルコンテンツセミ
ナー」とし、全国 3 会場(東京、四国・中国、東北)で実施。
4.平成 26 年度への申し送り
①有料での本格的な利用が定着した「AJC-CMS」や第 4 弾を年度をまたいで継続する「け
ーぶるにっぽん」シリーズを核として、業務を組み立てつつ、4K 制作や海外展開への発
展も行う。
②AJC-CMS の BtoC 展開
定着した BtoB 利用を基盤に BtoC での開発展開と番組参加と視聴誘導を行う。番組課金
等さらなる展開判断のための実証を行う。
③けーぶるにっぽん他
番組認知向上や広告営業施策を強化するために通年化を実施。さらに海外展開を含めた二
次利用拡大を目指して、英訳化等も標準化するほか、各局の海外対応も支援。また、番組
の高度化、次世代化を含めたケーブルコンテンツの向上を目的とした「ケーブルコンテン
ツセミナー」も継続を予定。番組アワードも 40 回の節目を迎え、外部発信のチャンスと
して取り組む。
委員会名
ケーブルコンベンション検討特別委員会
1.平成 25 年度会議
【ケーブルコンベンション2013】
<ケーブルコンベンション検討特別委員会>
第3回 4/17
第4回 5/16
第5回 9/19
<若手部会>
第4回 9/9
※4 月以降は 4 の SWG 毎にアドホック開催
<ケーブルコンベンション2013実行委員会>
第1回 4/19
第2回 5/28
第3回 6/25
第4回 7/23
第5回 9/24
【ケーブルコンベンション2014】
<ケーブルコンベンション検討特別委員会>
第1回 10/16 第2回 11/13 第3回 1/15
第4回 2/19 第5回 3/19
<若手部会>
第1回 10/28 第2回 11/20
第7回 2/28
第3回 12/10
第4回 1/7 第5回 1/28 第6回 2/18
第8回 3/20
2.活動目的
①ケーブルコンベンション2013(7月開催)実施検討、実施および総括
②ケーブルコンベンション2014/2015の実施検討
3.活動概要
【ケーブルコンベンション2013】
①3団体共催での枠組みを維持し、コンベンションはJCTAを主管とし、関連イベントとしてケーブル
技術ショーをJCTEAにて主管して、東京国際フォーラムにおいて同一会場、同一会期にて開催
し、特に総合受付を共有する等して統一感の醸成に努めた。
②新たな枠組みとして、a) 本委員会に各支部から選出された中堅・若手社員による若手部会を設
定し、中堅・若手の目線によるセミナー企画を実施、b) 次世代STB供給3社による特別展示を
実施し、各々好評を得た。
【ケーブルコンベンション2014】
①登録受付からスムーズな来場者誘導のためのシステム構築やセミナー企画に重点を置いた基本
コンセプトを策定し、委託事業者選定を実施。
②セミナー企画および特別企画(展示)を検討中。またセミナー企画には前回に引き続き若手部会
を設置し、早期検討開始と計画的な検討スケジュールにて進行中。
4.平成 26 年度への申し送り事項、その他
①ケーブルコンベンション2014に関する、「セミナー等企画検討の推進と実施」、「運営検討の推進
と実施」、「ケーブルコンベンション2014実行委員会の立ち上げと運営」、「実施後の総括」。
②ケーブルコンベンション2015の検討開始
◆ その他
委員会名
支部事務局長会議
1. 平成 25 年度会議
10/2 開催
2. 活動目的
支部長会議を補完するとともに、支部事務局長会議には、以下の2点を設置目的とする。
①事務局長同士の情報交換を促進することによる支部間の事務・企画力の底上げ。
②本部と支部の連帯感を醸成し、業界としての一体的な活動を促進。
3. 活動概要
①本部事務局の担当割について
②連盟年間行事について
③入退会の手続きについて
④年会費の取り扱いについて
⑤賀詞交歓会・総会の支部開催行事の日程調整と参加役員について
⑥支部内での本部からの情報展開について
⑦災害時における連絡体制について
4. 次年度への申し送り事項、その他
①災害時における連絡体制の確立
②支部長会議における支部内での情報展開
委員会名
ケーブルテレビ無線利活用促進協議会
1.平成 25 年度会議
BWA 部会 : 第 1 回 10/12
第 2 回 3/31
無線利活用部会 : 第 1 回 10/12
第 2 回 12/12
第 3 回 2/4
2.活動目的
ケーブルテレビ事業者が、既存のケーブルテレビのネットワークとあわせて無線の利活用を促進
(有線と無線の融合)することにより、デジタル・ディバイドの解消や利便性の向上を図り、ユビキタス
ネットワーク社会の実現に貢献することを目的に活動している。
3.活動概要
平成 25 年度は 2 つの部会を設置して活動を進めている。
【BWA 部会】
①WiMAX を利用していた全国キャリアは TD-LTE へ移行する見込みであり、平成 29 年度末に WiMAX
を利用するのは地域免許事業者のみとなる見込みであることから、WiMAX を継続する際の課題共
有を図ると共に、地域 BWA 帯域の維持に向けたパブリックコメントへの対応を行った。
②地域 WiMAX 推進協議会への参加を通じて、地域 BWA にて高度化システムの導入を目指す事業者
に対する情報提供に努めた。
【無線利活用部会】
①センサーネットワークとして利活用が期待される Wi-SUN について、その技術把握に努めると共に、
独立行政法人情報通信研究機構(NICT)など他団体による取り組みについて情報収集し、ケーブ
ルテレビとの関わりについて検討に着手した。
②V-Low マルチメディア放送の動向などについて部会メンバーとの情報共有を図り、ケーブルテレビ
事業者による参入の可能性を探った。
4.次年度への申し送り事項、その他
平成 26 年度も、引き続き 2 つの部会を中心とした活動を予定する。
なお、最終的な活動方針は、ケーブルテレビ無線利活用促進協議会の総会にて決定される。
【別紙2】
平成25年度に参加した関係団体・委員会
区
分
放
送
名 称
設置
年月
デジタルコンテンツの流通促進
等に関する検討委員会
H18.12
防災と放送についての連絡会
H10.2
デジタル放送普及推進連絡会
H13.10
全国地上デジタル放送推進協
議会
地デジ対策終了合同 PT
H23.5
(一社)デジタル放送推進協会
(Dpa)
H19.4
(一社)デジタルラジオ推進協会
(DRP)
経団連産業問題委員会
エンターテイメント・コンテンツ
産業部会コンテンツ流通促進
分科会 企画WG
目
的
事務局等
情報通信審議会諮問「地デジの利活
用の在り方と普及に向けた行政の果
たすべき役割」の中の検討事項
総務省
情報流通行政局
コンテンツ振興課
災害発生時の迅速な情報伝達に役立
つ為の災害情報の収集分析と伝達を
検討
総務省
情報流通行政局
地上放送課
デジタル放送の普及推進
総務省、DPA、BTA、JSBA、JCTA、
JCTEA、DRP、ARIB、JEITA、NH
K、主要民放等で構成
総務省
情報流通行政局
放送技術課
デジタル化完全終了の為の対策手
法、作業完了までの進め方等につい
て検討
地上デジタル放送と BS デジタル放送の
普及とアナログ放送からデジタル放送
へ円滑な移行を図り、デジタル放送の
発展と関連する事業を推進
H18.2
全国の主要都市で 2011 年までのエリ
アを検討する。エリアと対策 TG
H16.4
コンテンツ産業の促進(国内外)の為
の方策を国の施策等に反映(知的財
産推進計画等)
地上放送課デジタ
ル放送受信推進室
放送事業者、
受信機メーカー、
キャリア他で構成
S25
電波政策の理解促進のための啓発活
動、「電波の日」事業主宰。
(一財)電 波 技 術 協 会
(REEA)
S27.3
電波の円滑な利用と電波技術の発展
に寄与する。
(一社)衛 星 放 送 協 会
(JSBA)
H10.6
前身は CS 放送協議会。衛星放送事
業の確立と普及。
コンテンツ・ポータルサイトの創立によ
るコンテンツの利活用促進、ジャパン
ブランドの発信
総務省管轄の
社団法人
S46
テレビの良好な受信を確保する為、テ
レビ受信技術の向上を図る
NHK、JEITA、
全国電商連
H8.7
H18
H15.4
CATV 技術の標準化等
有線放送へ他の電磁波妨害防止
ケーブルテレビ工事技能者を育成す
るための講習及び認定試験を行う
(一社)日本 CATV
技術協会
協議会
テレビ受信向上委員会
(一社)日本 CATV 技術協会 規
格・標準化委員会妨害評価試験確
認会議 CATV 工事技能者資格認
定委員会
H18.8
H15.08 設立の
D-PA
と
H03.09 設立の
BPA 統一
(一社)日本経済
団体連合会産業
本部
コンテンツの流通を目的にコンテンツ・
ポータルサイトの運営協議会を設立
コンテンツ・ポータルサイト運営
NHK、民放連
連盟、国土交
通省、警察庁
など
総務省
情報流通行政局
H18. 8
電 波 協 力 会
備考
総務省
情報流通行政局
総務課等
電波に関る約
100 団体
(一社)日本レコー
ド協会
賛助会員
非常勤理事
区
分
名 称
エリア放送開発委員会
公共情報コモンズ運営諮問委
員会
設置
年月
H22.10
H22.8
放
送
(一財)放送セキュリティセンタ
ー
管理運営委員会
(一社)次世代放送推進フォー
ラム
(NexTV-F)
信
H25.5
(一社)放送コンテンツ海外展
開促進機構
(BEAJ)
H25.8
「地方の時代」映像祭
S55
(一社)放送人の会
通
H2.10
H9
中央非常通信協議会
H1.3
情報通信月間推進協議会企画
実行委員会
事 務 連 絡 会
H7.2
(一財)マルチメディア振興セン
ター
(FMMC)
中央コリドー高速通信実験
プロジェクト推 進 協 議 会
H8.4
H9.3
目
的
ホワイトスペースを活用したワンセグ型
に代表されるエリア放送について、シス
テムイメージの具体化、標準規格化の推
進や利用ルール策定、普及啓発、関係機
関との連絡調整、情報の収集等を行う。
地域の安心・安全に関わる公共情報を、
ICTの活用により住民に迅速・確実に
伝達することを目的に設立された「公共
情報コモンズセンター」のサービス提供
条件、予算の配分、サービス利用者から
の要望等に関する諮問事項を審議・答申
する。
放送事業者等の個人情報の適正な取扱い
の確保に必要な業務を行い、もって高度
情報通信社会の健全な普及発展に寄与す
る。
4K/8K、スマートテレビ等の次世代放送
サービスを早期に実現する為に、送信・
受信に関する規定や仕様の検討、実証、
及び試行的な放送等を行い、放送サービ
スの高度化を促進し、利用者の利便性の
向上に寄与する。
我が国の放送コンテンツの市場拡大、放送
文化の発展や我が国に対する理解・関心
の向上を図り、もって我が国と外国との
経済交流の発展や官民一体となってクー
ル・ジャパン戦略やビジット・ジャパン戦
略をはじめとする国家戦略に基づく成長
の促進に寄与する。
地域貢献、活性化につながる活動、映像祭に
対して賛同し、ケーブルの地域コンテンツの
発現、認知向上に寄与する。
事務局等
備 考
エリアワン
YRP研究開発推 セグシステ
進協会
ム開発委員
会から名称
変更
(一財)マルチメデ
ィア振興センター オブザーバ
公 共 情 報 コ モ ン ー参加
ズセンター
賛助会員
理事
ケーブルテレ
ビ部長
入会予定
「地方の時代」事
務局実行委員会
放送に関わる人々が、組織・地域・世代・国
籍の違いをこえて交流し啓発しあうととも
に、市民との積極的な意見交換を図ること
によって、放送人の育成、放送文化の継承
と発展充実に寄与する。
災害時における非常通信の円滑な運用。
情報通信月間における行事の企画実施
IT社会に対応するネットワークの利用促
進。
国際通信経済研究所(RITE)
e-ネットキャラバン運営協議会
東京・山梨・長野の3地域に高速通信実験ネ
ットワークを構築し、防災行政無線やCATV
等を接続してのシームレス通信などの実験を
行う。
総務省
総合通信基盤局
電波部
総務省
情報通信月間
推進協議会
構成員
構成員
CCC21
推進事務局
会費免除
会員
区
分
設置
年月
目 的
IPv6 普及・高度化推進
協議会
H12.10
IPv6 による次世代インターネットの普及促進
を図り、e-Japan 構想を推進する
次世代IPネットワーク
推進フォーラム
H17.12
企画・推進部会(連盟)、技術部会
(ラボ研究開発・標準化部会(技協)
(独法)情報通信
研究機構(NICT)
スパムメールやバーアタック等の攻撃から
サービスを守る仕組み並びに運用ガイドラ
インの検討。
インターネットプロバイダー協会(JAIPA)
総務省
総合通信基盤局
消費者行政課情
報セキュリティ対策室
名 称
インターネットの安定的な
運用に関する協議会
H18.6
通
違法情報等対応連絡会
H18.10
信
インターネット上の違法な情報への対応に
関するガイドライン、契約約款モデル条項
の作成と普及促進
(独法)情報通信研究機構
(NICT)
H13.4
情報通信分野において研究開発、外部と
の協力・支援を通じて技術を高めるとともに
国の情報通信に寄与する。
(一社)情報通信 ネットワーク 産
業協会 (CIAJ)
H23.4
異業種コラボレーションで情報通信ネットワー
クに関る産業の健全な発展を図る。
電気通信サービス向上
推進協議会
広告表示アドバイザリー委
員会
広告表示検討部会
広告表示自主基準 WG
広告用語検討 SWG
販売適正化 WG
苦情・相談検討 WG
責任分担検討 WG
苦情対応検討 WG
電気通信サービスの広告表示に関する自
主基準の策定・運用等をはじめ、利用者サ
ービスの向上のための施策を推進
H15.11
ファイル共有ソフトを悪用した
著作権侵害対策協議会
(CCIF)
H20.5
迷惑メール対策推進協議会
H20.11
情報通信における安心安全推
進協議会
H19.12
事務局等
構成員
(一社)テレコムサ
ービス協会
構成員
電気通信事業者
4団体
非常勤副会
長
総務省総合通信
基盤局
消費者行政課
構成員
ファイル共有ソフトにおける侵害実態や課
題などの情報を共有し、共同・連携して著
作権侵害対策活動を検討
日本国際映画著
作 権 協 会 、
ACCS、
JASRAC 他
電子メールの利用環境の一層の改善に向
け、効果的な迷惑メール対策の推進に資
する
(一財)日本データ
通信協会
(JADAC)
標語の作成他
備考
構成員
構成員
総務省
総合通信基盤
局
消費者行政課
(一財)日本ITU協会
S46. 9
ITU 等の国際機関の各種活動への
協力等
賛助会員
区
分
通
信
名 称
設置
年月
(一財)全国地域情報化推進協
会(APPLIC)
技術専門委員会
アプリケーション委員会
普及促進委員会
ICT 地域イノベーション委員会
H17.11
H17.10
H17.12
H18. 9
(一社) IPTV フォーラム
H20.4
H18 .5
目 的
事務局等
備 考
各自治体が進めてきた地域の情報化をネ
ットワーク・アプリケーション・技術の観点か
ら共通化を図る。
技術標準化 WG、業務標準化 WG、防災
WG、医療・教育 WG、セミナー開催、人材育
成、ブロードバンド整備状況の情報共有、
環境整備推進。
総務省
情報流通行政局
地域通信振興課
非常勤理事
IPTV の技術仕様の標準化と普及、
高度化の推進
e-ネットキャラバン運営協議会
e-ネットキャラバンの運営検討
(一財)日本データ通信協会電
気通信個人情報保護推進セン
ター
業務企画委員会
諮問委員会
H17.4
個人情報保護指針の策定
電気通信個人情報保護推進センターの運
営の協議
お客様の苦情・相談等の処理、対象事業
者に対する情報の提供、及び個人情報保
護指針の作成・公表
H20.11
インターネットの利用環境における総合的
なリテラシー向上の推進、産学の民間主導
による良好なインターネット利用環境の構
築を図る
インターネット・ホットラインセン
ター
運用ガイドライン検討協議会
H20.12
インターネットの違法情報の警察への通
報、プロバイダー等への削除依頼に関する
運用
地域 WiMAX 推進協議会
H20.8
児童ポルノ排除対策推進協議
会
H22.11
児童ポルノ流通防止対策専門
委員会
H21.6
安心ネットづくり促進協議会
(一社)インターネットコンテンツ
セーフティ協会 (ICSA)
理事会
運営委員会
H21.3
プロバイダ責任制限法
ガイドライン等検討協議会
名誉棄損・プライバシー関係ガイドライン
WG 著作権関係ガイドライン WG
商標権関係ガイドライン WG
発信者情報開示関係ガイドライン WG
IT防災ライン推進協議会
H14.2
H24.3
地域 BWA 事業の普及促進のため、
技術面、運用面の課題解決
児童ポルノ排除総合対策に基づき、児
童ポルノの排除に向けた国民運動を官
民一体となって推進する
インターネット上での児童ポルノの流通を
防止するための対策について具体的な
検討を行う
児童ポルノの流通防止対策として、ブロッ
キングを実施するためのアドレスリストの作
成・管理を行う
放送事業者
通信事業者
FMMC、
総務省他
協力団体
(一財)日本データ
通信協会及び電
気通信事業者 4
団体
構成員
(一財)マルチメ
ディア振興センタ
ー
(一財)インターネット協会
総務省消費者行政
課
警察庁情報技術犯
罪対策課
構成員
ARIB
非常勤幹事
内閣府
構成員
(一財)インターネット協
会
総務省消費者行政
課 他
構成員
ヤフー(株)
理事
構成員
電気通信事業者等が、情報の流通による
権利侵害に適切かつ迅速に対処すること (一社)テレコムサ
ができるよう、プロバイダ責任制限法ガイド ービス協会
ラインの検討等を行う
総理大臣を本部長とするIT戦略本部決定に
基づき、官民連携の下、情報通信技術を活用
した防災ライフラインの検討、及び普及を進
め、官民の取組みについての情報共有と連
携の強化を図る
特別会員
内閣官房
構成員
構成員
区
分
名 称
不正アクセス防止対策に関す
る官民意見集約委員会
インターネット接続サービス安全・
安心マーク推進協議会
通
スマートフォンの利用者情報等
に関する連絡協議会
(SPSC)
設置
年月
H23.12
H14.4
H24.10
目 的
不正アクセス行為に係わる実態を詳細か
つ正確に把握するとともに、不正アクセス
行為に係わる実態の把握を踏まえて問題
点を抽出し、社会全体としての不正アクセ
ス防止対策の推進に当たって必要となる現
状の課題や改善方策について意見を集約
する。
利用者に安心してインターネットサービスを
利用頂くために安全・安心マーク制度を設
けユーザ対策やセキュリティ対策が一定基
準以上であるという目安を提供する。
スマートフォンのプライバシーに関する業界
ガイドラインの策定を促進し、利用者情報
等の適正な取扱いを通じて安心安全なス
マートフォンの利用環境を整備する。
信
事務局等
警察庁、
総務省、
経済産業省
電気通信事業者
4 団体
構成員
(一社)日本スマー
トフォンセキュリティ
協会
(一社)モバイル・コ
構成員
ンテンツ・フォーラ
ム
(一社)電気通信
事業者協会
電気通信設備の安全・信頼性
対策に関する調査検討会
(一社)セーファーインターネッ
ト協会
H26.1
H26.5
我が国における最近の電気通信事故の調
査、分析を行うと共に、その結果を踏まえ、
電気通信事故の報告制度における報告内
容や、電気通信事故発生時の一般利用者
への情報提供方法等について検討を行う。
インターネットの悪用を抑え自由なインター
ネット環境を護るために、統計を用いた科
学的アプローチ、数値化した効果検証スキ
ームを通して、悪用に対する実務的な対策
(株)三菱総合研
究所
ヤフー株式会社
等
を立案し実行する。
そ
の
他
備考
(公社)日本広告審査機構
(JARO)関係団体協議会
H15. 3
(一社)電子情報技術産業
協会 (JEITA)
S49.8
広告の苦情を受け付け審査する機関
JARO
電子機器、電子部品の健全な生産、貿易及
メーカーが主な会
び消費の増進を図る。電子情報技術産業の
員
総合的な発展に資する。
講演会・ セミナー 活動。情報発信・データ提
供。ケーブルマン・オブ・ザ・イヤー表彰。
(一社)ケーブルテレビ情報セ
ンター(CRI)
H16.11
総務部会・情報通信関係団体
委員会合同会議
H17.4
情報通信関係団体と自民党との予算、税
制、施策に関する協議
自由民主党
政務調査会
H15.10
著作権及び著作隣接権の保護と公正な利
用を促進し、併せて研究成果の公開により
著作権思想の普及に寄与することを目的。
経団連ポータルサイトと連携。
代表幹事:
(一社)日本音楽
著作権協会
(JASRAC)
デジタル時代の著作権協
議会(権利処究会)
アドバイザ
リーボード
メンバー
非会員
リエゾン会議
1回/月
区
分
名 称
設置
年月
事業者団体等と 電気通信
事業紛争処理委員会事務
局と懇談会
H18.1
全国公益法人協会
S42.3
(一財)NHK放送研修
センター
S60.8
テレコム税制連絡
そ
の
他
男女共同参画推進連携
会議
QoL センシング・ネットワー
ク(QoL-SN)推進協議会
スマートコミュニティアライア
ンス(JSCA)
(一財)地域活性化センター
ICT 街づくり推進会議
検討部会
デジタルサイネージ
コンソーシアム
的
事務局等
電気通信事業者間の紛争の未然防止及び
円滑かつ迅速な解決を図るための情報交
換
財務・会計・税務・運営における実務上の
問題および主務官庁の行政指導に関わる
問題に対する実務指導機関
放送事業とこれに関連する事業に係わる
人材の育成、技能の向上を図る。
S62.2
次年度の要望等の取りまとめ
H20.8
男女共同参画社会形成の促進。NHK等と
共に放送事業者として参加
内閣府
男女共同参画局
QoL(Quality of Life)センサ技術を用いた健
康管理システムの充実・発展、
及びその推進に向けた検討を行う協議会
(一財)電波技術
協会(REEA)
H24.9
H22.4
S60.10
H21.2
備考
非常勤理事
総務省 情報通信
国際戦略局
情報通信政策課
重要インフラセプター
カウンシル
総会
幹事会
情報収集 WG
相互理解 WG
情報共有に関する検討推
進 WG
分野横断的演習
目
経済界全体としてのスマートコミュニティに (独法)新エネルギ
関わる活動を企画・推進するとともに、情報
ー・産業技術総
共有などを通じ、官民一体となってこれを
合開発機構
推進する基盤として活動
(NEDO)
活力あふれる個性豊かな地域社会を実現
するため、まちづくり、地域産業おこし等、
地域社会の活性化のための諸活動を支援
し、地域振興の推進に寄与する。
近年のサイバー攻撃等へ対処し、情報セ
キュリティの強化を図るため、国民生活や
社会活動に不可欠なサービスを提供してい
る重要インフラとして 10 分野 14 事業(セプ
ターと呼ぶ)が、
内閣官房情報セキュリティセンター
(NISC)から指定されている。各セプター、
NISC の連携強化、分野横断的な情報の共
有、サービスの維持・復旧能力の向上を図
るため、政府機関から独立した会議体とし
て設立。
H25.1
ICTを活用した新たな街を実現することを
目的として、ICTを活用した新たな街づくり
のあり方やその実現に向けた推進方策に
ついて検討する。
H20.9
デジタルサイネージ産業が直面する課題
の解決と新市場の創出や、生活シーンにお
けるサイネージ経験価値の向上について
検討する。
内閣官房
情報セキュリティ
センター
10 分野 15 事業
総務省情報通信
国際戦略局
情報通信政策課
構成員
構成員
区
分
名 称
(公財)通信文化協会
設置
年月
M41.5
公益目的事業として郵政博物館の運営、
前島密賞の贈呈、通信文化の普及・発展
等に関する事業を行い、もって我が国の手
紙等文字コミュニケーション文化と情報通信・放
送文化の向上に寄与する。
H17.9
高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本
部情報セキュリティ政策会議における情報
セキュリティ問題全体を俯瞰した我が国とし
ての中長期的な基本戦略に関する当面の
審議の充実に資するため、特定の事項の
調査検討を行う専門委員会として設置され
るもの。
そ
の
他
重要インフラ専門委員会
目 的
注) 設置年月欄の H および S の表示は、それぞれ平成、昭和の元号を表す。
事務局等
内閣官房
備 考
H25 年度は
オブザー
バー参
加、
H26 年度か
らは委員と
して参加