平成 26 年度事業計画 1.わが国及び世界を取り巻く情勢: 平成 25 年度を振返ると、米国の「財政の崖」回避、欧州金融不安の後退、および日 米を中心とした金融緩和の継続により世界的に経済情勢は改善しつつある。その後、 米国金融政策の出口戦略を巡る懸念や、中国景気の減速懸念、米国の財政協議の混乱 もあり、予断を許さない状況ではあるが、わが国の経済は円安・株高によって、企業 や消費者の意識が改善し、実質 GDP の成長は緩やかながらも拡大しており、「アベノ ミクス」が景気にプラスの効果を与え始めている。アベノミクスの「三本目の矢」と して「大胆な金融政策」 、 「機動的な財政政策」に続き、 「新たな成長戦略(日本再興戦 略) 」が平成 25 年 6 月に発表された。成長戦略の確実な実行が、今後の日本経済の成 長を牽引することに繋がると期待されるが、内需は回復基調にあるものの、外需につ いては、アジア向け輸出が減少するとともに、中国への輸出拡大も期待できない状況 となっており、堅調な米国景気と、円安の効果に依存する形になっている。 ただし、平成 26 年 4 月の消費税引き上げを控えての駆け込み需要もあり、政府の対 応策にも関わらず、引き上げ後にはその反動も懸念される。 一方、7 月の参院選での自民党の圧勝により、衆参のねじれ状態が解消され、政治情 勢は大きく変化した。これまでの「決められない政治」から「決められる政治」に変 わり、政策の一貫性・持続性によって、経済が活性化することが期待される。 バブル崩壊後の円高とデフレによる「失われた 20 年」から、アベノミクスによる政 府の取り組みと、民間企業の積極的な自助努力により、日本経済が復活することを期 待したい。 2.ケーブル業界を取り巻く情勢: 少子・高齢化、労働人口の減少、単独世帯の増加が進む中、世帯収入は停滞し、所 得格差の拡大も進んでいる。このような状況の下で、消費スタイルは商品・サービス の選別傾向を強めているものの、経済環境の改善とともに消費支出は増える兆しをみ せている。この消費の増大が長期的に継続し得るかどうかは、今後の個人所得の伸び を伴ったデフレ脱却と資産効果に負うところが大きい。 情報通信関連サービス分野については、光ファイバーを中心とした固定ブロードバ ンドサービスの成長が鈍化する一方で、高速の無線通信サービスを前面に押し出した スマートフォンやタブレット端末などのモバイル端末が急速に普及してきている。ま た、若年層を中心とした、SNS や LINE のようなリアルタイムコミュニケーションサ ービスの拡大は、テレビ視聴スタイルやネットの利用方法に大きな影響を与え始めて いる。 1 さらに、国内外を問わず、特定の端末に縛られない映像サービスの提供が積極化し て、従来の大手通信事業者との多チャンネルやインターネット回線の競争にとどまら ず、OTT 事業者などとの様々なレイヤーにおける戦いが本格化してきている。生活者 の映像サービスの選択肢は益々多様化し、ケーブル業界はかつて経験したことのない 大競争に直面しているといえよう。 上記の業界を取り巻く環境変化に対応して、業界特性の地域密着によるサービス提 供は個々の事業者が今後も継続して強化する必要があるが、個々の事業者による独自 展開だけでは競争を勝ち抜けない状況になりつつあり、業界横断的な共通プラットフ ォームの構築が重要課題となっている。総務省の「放送サービスの高度化に関する検 討会(平成 24 年 11 月~平成 25 年 5 月) 」でその必要性が確認された「ケーブル・プ ラットフォーム」の構築を業界をあげて具現化していくことが求められている。 オールジャパンベースで展開されている 4K/8K や Hybridcast にも業界として取り 組んでいく必要がある。平成 26 年(2014 年)6 月頃に開始予定の 4K 試験放送を皮切 りに、平成 28 年(2016 年)のリオ・オリンピックでの 4K 本放送、 8K 試験放送、平 成 32 年(2020 年)の東京オリンピックでの 8K 本放送など順次ロードマップに沿って 展開が予定されているスーパーハイビジョン放送は当業界の発展にとっても重要な課 題であり、ケーブルの強みを活かして積極的に対応する必要がある。 また、競争力強化対策として、高速無線通信への対応についても戦略的且つ、具体 的に検討していく必要がある。 尚、平成 25 年 12 月に業界第 1 位のジュピターテレコム(J:COM)と業界第 2 位の ジャパンケーブルネット(JCN)が一体化し、新生 J:COM となったが、大規模事業者 として、商品企画、技術開発等、多面的に業界をリードし、貢献してくれることを期 待したい。 3.連盟としての取組み基本方針: 上記の情勢を勘案し、各事業会社が個社で取組むよりも業界全体として活動する方 が効率的・効果的な案件及び、業界としての社会的役割の遂行を担う案件等を中心に 取組み、業界の持続的発展に貢献していくものとする。取組むべき事項及び、その内 の重点実施事項は次の通りとする。 (1)ケーブル業界の競争力強化への取組み: 1)新サービスの推進及び業界プラットフォームの構築による業界連携の強化(重点 実施事項) 2)コンテンツ流通の更なる推進(重点実施事項) (2)業界としての社会的役割の遂行、信用力の向上に向けた取組み: 2 1)デジアナ変換終了に向けた社会的役割の遂行(重点実施事項) 2)コンプライアンス遵守による信用力の向上(重点実施事項) 3)著作権等適正な権利処理の徹底(重点実施事項) (3)業界の利益確保・プレゼンス向上に向けた取組み: (4)本部体制強化への取組み: 4.具体的取組み事項: 具体的取組み事項は次の通りとする。 (1)ケーブル業界の競争力強化への取組み: 1)新サービスの推進及び業界プラットフォームの構築による業界連携の強化(重点 実施事項) 地域に根差したメディアとして、特定の地域内で、地域とともに発展してきた ケーブルテレビ各社は、効率的かつ機動的に事業展開していく為に、これまでは 各個社が自社構築するシステムで運用することで大きな問題は生じなかった。 しかしながら技術の進展に下支えされた競争の激化とライフスタイルの変化に より、ケーブルテレビ事業者が提供する、あるいは提供を求められるサービスは 高度化・複雑化の一途を辿っている。 これらの新たなサービスを提供する為には、多額の資金と技術開発力が必要と なる。また、昨今の各種サービスの IP 化の進展やクラウドの活用機運が高まるな ど、業界を取り巻く環境が急速に変化しつつある。この様な背景のもと、業界が 連携してケーブル・プラットフォームの構築と活用を実現することができれば、 個社の競争力強化に繋がるだけでなく、業界全体としての競争力を高めることと なることは言うまでもない。 連盟では、平成 24 年度に「放送関連検討特別委員会」傘下に、「プラットフォ ーム推進検討部会」を設立し、業界共通基盤となるプラットフォームに関する議 論を行ってきたが、同じく平成 24 年 11 月に総務省で設立された、 「放送サービス の高度化に関する検討会」傘下の「ケーブル・プラットフォーム WG」にて議論 され、平成 25 年 5 月 31 日に提出された最終取り纏めを踏まえ、平成 25 年度より 同部会を「放送関連検討特別委員会」傘下の部会としての位置付けから独立した 「新サービス・プラットフォーム推進特別委員会」とした。さらに、同委員会の 傘下に「ケーブル・プラットフォーム推進 WG」 、 「ID 連携検討 WG」、 「4K/8K 推 進 WG」 、 「人財育成推進部会」を設置し、きめ細かい進捗管理と確実に実行でき る体制を構築した。この体制の下、業界連携プラットフームの実現に向け、更に 積極的な活動を行っていく。 3 2)コンテンツ流通の定着・発展(重点実施事項) 地域コンテンツをケーブルテレビの強みとすべく、コンテンツ特別委員会の活 動を通じて全国流通を推進しており、連盟コンテンツ・ラボがその検討と実務を 担当し、全国の加盟局との連携による次の主体的な事業運営を目指す。 ① AJC-CMS 平成 25 年度は、平成 24 年 10 月より正式運用に移行したコンテンツ流通システ ム「AJC-CMS」の本格的な稼働が進み、正会員オペレータを中心に、254 社 297 局(平成 26 年 1 月末現在:一部「受信限定会員」)が利用している他、10 チャン ネルの正会員サプライヤーが利用している。正会員オペレータによる番組流通利 用は、月間平均 1000 本に増加しており、非会員オペレータやサプライヤーの参加 も増え始めている状況である。 一方、タブレットなどの携帯端末で番組視聴する習慣も定着しつつあり、視聴 者サービスの向上や競争力確保のためにも、いよいよ次の段階として BtoC の展開 を開始する。これは、豊富な作品の確保、IP での著作権処理等の課題への取組み を必要とし、同時に利用浸透をみながら、平成 26 年度はビジネスモデルとしての 検証も兼ねて、課金等を含めた更なるステップが可能かの実証期間と位置付ける。 また、第 39 回日本ケーブルテレビ大賞「番組アワード」を 6 月に開催し、応募 作品 145 本から 25 作品を表彰したが、入賞作品を中心に、各社のコミュニティチ ャンネルで放送できるよう AJC-CMS による配信を行ない、優れた地域コンテン ツを AJC-CMS 利用局で共有することを実現しており、平成 26 年度に於いても継 続していきたい。 ② 『けーぶるにっぽん』シリーズ 統一テーマで番組制作・一斉放送を行う『けーぶるにっぽん』第 4 弾を、今後 は通年化をにらんで、これまでの 1~3 月期でなく、平成 26 年 1 月~6 月に 12 本 制作し、131 社(約 2,100 万世帯)のコミュニティチャンネルで放送を開始。これ は番組認知度向上や広告営業施策を強化するために第 4 弾から隔週化とともに、 引き続き第 5 弾以降を継続することで、通年化を完了させる。 ③ 「ふるさとキャラバン」から「コンテンツ・トップセミナー」へ 番組制作セミナー「全国番組制作ふるさとキャラバン」についても、これまで の番組製作者の情報交換や番組品質の向上のみに拘らず、4K 等の将来的な技術知 識や海外発信、AJC-CMS の新たな展開など、競合への差別化のための今後への 備えをテーマとするコンテンツセミナーとして衣替えし、第1回目を経営者を対 象として、平成 26 年 1 月 31 日に「コンテンツ・トップセミナー」として開催し 4 た。今後とも、同趣旨に沿って、継続したい。 ④ 海外展開 海外展開を継続的な施策として位置づけ、「けーぶるにっぽん」も英訳版を原則 とするほか、各局作品にも同様の支援を推進し、さらに共同制作についても実現 を目指したい。 3)無線の利活用促進を含めたネットワークやサービスなどの高度化 有線と無線の融合をはじめとするネットワークの高度化に関する技術検討につ いては、内外の部会・委員会活動を通じて、課題の整理・解決に向けた検討を行 ってきている。平成 26 年度においても、ネットワークの高度化や無線技術の利活 用に関する各課題について検討を行っていく。 ① 次世代ネットワーク ケーブル・プラットフォーム、4K/8K コンテンツ配信、TV Everywhere などの 動向や、DVB-C2、DOCSIS 3.1 などの新たなケーブル伝送技術を把握し、既存伝 送路の拡張を含む今後の設備整備の指針の提示を目指して検討すると共に、 「次世 代放送推進フォーラム」への参加を通じて、ケーブルテレビによる 4K/8K コンテ ンツ配信の実現に向けた技術検討を進める。 また、TV Everywhere などの実現に向けて、Wi-Fi を初めとする無線システム を含めたネットワークのあり方と新たなサービスの関係について検討する。 ② 地域 BWA 2.5GHz 帯の地域 WiMAX は、地域の公共サービスの向上を目指して「ケーブ ルテレビ無線利活用促進協議会」が「地域 WiMAX 推進協議会」と連携して共用 CSN の利用促進、地域間ローミングの推進、端末 IOT、端末のオープン化に向け た検討を行い、ケーブルテレビ事業者の WiMAX 事業への参入拡大に向けた普及 促進活動を実施してきた。 総務省においても 2.5GHz 帯の BWA 高度化に向けた検討が進められた結果、 地域 BWA バンドにおいても WiMAX だけでなく AXGP や WiMAX Release2.1AE という TD-LTE 互換の方式の利用が可能となり、より高速な無線システムの構築 が可能となると共に、 地域 BWA として最大で 20MHz 幅の利用が可能となるなど、 地域 BWA の普及促進に弾みがつくことが期待される。 一方、WiMAX を利用していた全国キャリアでも高度化の利用が促進される状 況で、平成 29 年度末には WiMAX を利用するのは地域免許事業者のみとなる見込 みであり、WiMAX 端末や無線機器の調達が困難となる懸念が生じている。 5 このような状況を踏まえ、 「ケーブルテレビ無線利活用促進協議会」活動や「地 域 WiMAX 推進協議会」との連携を図りながら、地域 BWA の活性化を図ると共に 地域 WiMAX 事業者への高度化支援を推進する。 ③ 安全信頼性の向上 ネットワークの高度化が進むにつれ、重要インフラとしてより高い安全信頼が ケーブルテレビにも期待されているが、平成 25 年度は重大事故の発生件数が前年 度と比較して大幅に増える結果となり、ケーブルテレビの安全信頼性に疑問が呈 される状況となっている。 「技術委員会」内に安全信頼性向上 WG を立ち上げ、日本ケーブルラボとも連 携を図りながら、安全信頼性向上施策および設備運用上考慮すべき点、設備故障・ 災害等への対応方法等について検討し、具体事例を取りまとめて安全信頼性の確 立を目指して行く。 その他、エリア放送の推進、IPv6 対応、サイネージ事業の推進などの課題につ いても、積極的に取り組んでいく。 4)日本ケーブルラボとの連携強化 ケーブルテレビを取り巻く環境は、大手通信事業者との競争だけではなく、ス マートフォンやタブレットなどの携帯端末機器の急速な普及に伴い、 「どこでも動 画コンテンツを楽しみたい」という要望への対応が課題となっている。更に、新 しい放送サービスであるハイブリッドキャストのサービスも開始され、放送と通 信、有線と無線の融合がより顕著となっている。 一般社団法人日本ケーブルラボが策定した仕様に基づき開発されたハイブリッ ド BOX は、平成 24 年 11 月から導入が開始されており、ケーブル業界でも放送 と通信の融合に伴う新たなサービス提供の動きが始まっている。 米国では IP 方式による映像配信サービスの動きが進んでおり、宅内に設置した ホームゲートウェイを経由して、宅内でスマートフォンやタブレットでも無線を 介して映像の視聴が可能となるシステムが実用段階を迎えつつある。国内では日 本ケーブルラボで、ホームネットワーク技術の高度化(RGW:Residential Gateway)に向けた検討が進められている。連盟も日本ケーブルラボの検討に参 画し、事業者の立場から将来のケーブル事業展開に役立つ技術の実用化を推進す るとともに、技術委員会等を通じ、最新の情報を会員と共有していく。 また、平成 32 年(2020 年)の東京オリンピック開催決定をうけて 4K/8K 放送 の実用化への動きが加速しており、平成 26 年(2014 年)に 4K 試験放送を、平成 28 年(2016 年)には 4K の本放送と 8K の試験放送をそれぞれ開始できるよう、 次世代放送推進フォーラムを中心として検討が進められている。ケーブルテレビ 6 の持続的な発展には、これらの新技術への迅速な対応が不可欠であり、新サービ スに対応してケーブル伝送路の高度化、ヘッドエンド設備や STB の対応を図って いく必要がある。連盟は次世代放送推進フォーラムに会員として参加するととも に、日本ケーブルラボとの連携をさらに強化し、4K/8K 放送の伝送規格策定への 貢献や、放送サービス高度化に向けたケーブル関連新技術の検討を行い、会員各 社の事業計画の検討に役立つ指針作りや、技術サポートを行っていく。 5)CATV技術協会、衛星放送協会等、関係団体との連携強化 ケーブル業界を取り巻く競争の激化を踏まえ、ケーブル事業者が直面する課題 や要望等について、一般社団法人日本CATV技術協会や一般社団法人衛星放送 協会等、関係諸団体と、各種会議体やケーブルコンベンションの共同開催等を通 じて、積極的に意見や情報の交換を行い、ケーブル事業に係る関係者の総力を挙 げて、コスト競争力の強化による既存事業の拡大や魅力あるサービスの開発、投 入を図っていく。 (2)業界としての社会的役割の遂行、信用力の向上に向けた取組み: 1)デジアナ変換終了に向けた社会的役割の遂行(重点実施事項) 平成 27 年 3 月末のデジアナ変換サービスの円滑な終了に向けて、放送関連検討 特別委員会デジアナ変換終了対策 WG では、受信実態調査を 1 年間隔にて 2 回実 施した。調査結果からは、デジアナ変換受信者の割合にまったく変化がないこと が判明した。 この結果から本 WG では、周知広報の強化策が必要であると判断し、各種強化 策を検討し、関係各機関と協議調整を行った。 強化策として、一般社団法人デジタル放送推進協会(Dpa)と共同で、地デジ カ再登場によるスポット CM・共通チラシを作成し、各ケーブルテレビ事業者のコ ミュニティチャンネルでの配信、ガイド誌等への封入による周知活動を行った。 また、デジアナ変換画面告知スーパーガイドラインを改定し、告知スーパーの 表示頻度を、1 時間当たり 1 回から 4 回に拡大させる強化策を実施した。 26 年度においては、デジアナ変換サービス最終年にあたり、第 3 回目の受信実 態調査の結果を踏まえ、さらなる強化策を検討・推進して行く予定である。 2)コンプライアンス遵守による信用力の向上(重点実施事項) 平成 23 年度まで地デジ対応を中心とした消費者対策に業界全体で取り組んで きた。その結果、平成 24 年度の独立行政法人国民生活センターに寄せられたケ ーブルテレビに関する苦情相談件数は、平成 24 年度は前年度比 40%減を達成し、 大きな成果を得ることとなり、内外にも評価された。平成 25 年度においても順調 7 に削減されている。12 月度は苦情相談件数が 66 件と目標の二桁を達成することが 出来た。 一方、電気通信サービスは国民の日常生活・経済活動に不可欠なインフラとな っており、技術の進展に伴い益々の高度化・多様化により、利便性は高まってい る反面、国民生活センターに寄せられる電気通信サービス全体に対する苦情相談 件数は増加しており、各地の消費生活センターからも厳しい報告が消費者庁にも 提出されている。これを受けて、平成 25 年 1 月に内閣府消費者委員会からは、総 務省及び電気通信サービス向上推進協議会、同協議会を構成する連盟を含む電気 通信4団体(電気通信事業者協会、テレコムサービス協会、日本インターネット プロバイダー協会、当連盟)それぞれに対し、状況改善に関する提言が発信され た。その内容は法的措置(電気通信事業法の改正、特定商取引に関する法律の適 用除外の解除等)も視野に入れた非常に厳しい内容であり、これを受けて総務省 及び電気通信サービス向上推進協議会は「電気通信事業者の営業活動に関する自 主基準」に基づき、電気通信4団体それぞれに状況改善の要請文を発信した。 本件は「特定商取引に関する法律の適用除外の解除」にも言及されていること から、ケーブルテレビ業界の今後の営業施策の現場に直接影響する課題であり、 緊急な対策が必要である。 こうした状況において、平成 26 年度は、コンプライアンス委員会を中心に、 「電 気通信自主基準よりも厳しい業界ガイドライン」 「苦情件数が前年度 40%改善」と いう現在の実態に加え、国民生活センターに寄せられる苦情件数について「月間 苦情件数の二桁以下達成」という目標を維持しつつ、更なる苦情相談件数の削減 と電気通信4団体として総務省策定の「CS 適正化イニシアティブ」による要請事 項の解決に向けて、関係官庁等委員会に積極的にアピールし、業界営業環境の維 持を徹底して行うこととした。具体的な活動方針は以下の通り。 ① 消費者委員会からの提言に対処 電気通信4団体と協力し、連盟が培ってきたノウハウを提供する等、電気通信 4団体の中で唯一削減を実現している団体として範を示し、特に「特定商取引に 関する法律の適用除外の解除」を回避する。 ② 営業ガイドラインの見直し着手 平成 21 年策定の「ケーブルテレビ事業 営業活動の手引き」について、過去 の情報の削除、新しいデータの入れ替え、今般の「CS 適正化イニシアティブ」で の指摘事項を反映させた全編見直しを行い全社に周知する。 ③ 事業者単位による苦情件数の削減 本年第2四半期から、国民生活センターに寄せられた具体的な事業者名を入手 できることとなった。このデータを活用し苦情件数の多い事業者に対し直接ヒヤ 8 リングを行い、当該事例の特定、その際の自社の対応、国民生活センターに寄せ られた理由の検討を求めると共に、個社単位の対応策を練ることにより更なる苦 情件数の削減を実現する。 3)著作権等適正な権利処理の徹底(重点実施事項) ① 地上波放送番組の著作権・著作隣接権の使用料 平成 25 年度には「地上波放送番組の著作権・著作隣接権」について、同権利の 管理事業を行う一般社団法人日本テレビジョン放送著作権協会(以下「JASMAT」 ) と基本合意に達した。JASMAT の権利処理に際しては、連盟は会員から委任状を 預かり当該使用料の徴収代行を行い、平成 23 年度から開始している映像実演の権 利を管理する一般社団法人映像実演権利処理機構(aRma)と同様、事務処理の合 理化等により円滑な徴収代行の実現を目指す。 ② 商業用レコードの二次使用料 「商業用レコードの二次使用料」について、同権利の管理事業を行う公益団法 人日本芸能実演家団体協議会・実演家著作隣接権センター(CPRA)と一般社団法 人日本レコード協会(RAIJ)と漸く 4 年ぶりに合意に至り、平成 30 年度までの契 約となり、前年度に合意した一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)の契 約期間と同様の長期契約を締結し、権利処理の安定化に努めた。 平成 26 年度については、商業用レコードの二次使用料の新たな契約ルールの徹 底と支払いの実現が大きな課題となる。 aRma 著作隣接権使用料 ③ aRma との「著作隣接権使用料契約」の期限が平成 25 年度で終了するに際し、 同社より平成 26 年度以降の使用料見直しの要請を受けた。同社とは今後、鋭意交 渉を行い平成 26 年度中での納得性のある決着を目指す。 IP 等通信系サービスに関する契約ルール ④ 所謂通信系サービスに属する、自主制作したコミュニティチャンネルの放送番 組の自社のホームページでのストリーミング配信や、様々な端末での視聴を想定 したマルチスクリーン対応、IP-VOD 等々に関する契約ルールの策定、合意の実現 を急務として取り組む。 これら個々の動きは、IP-VOD 等の新サービスや Next AJC-CMS による BtoC サービス等、連盟の重点実施事項である業界プラットフォーム構想の実現に欠か せない重要案件であり、関連する委員会が一丸となって取り組む必要がある。 JASRAC「使用楽曲の全曲報告」 ⑤ また、平成 27 年度からの導入を目指している「使用楽曲の全曲報告」に関し、 JASRAC との協議を推進する。 9 4)安心・安全な通信制度の整備・推進 ブロードバンドの普及に伴い、ネットワークを介して各種の有害情報が流通す るリスクが高まっていることを受け、平成 25 年度に引き続き、有害情報やインタ ーネットを介したトラブル・犯罪から青少年を守るための対策をはじめ、各種違 法・有害情報等への対応、情報セキュリティ対策等の検討および情報収集を進め ていく。 安心・安全な通信制度の整備・推進には、通信の秘密や表現の自由を守る視点 からの調整が必要となるが、外部諸団体活動への参加および連携を通じて知見の 集約を行ない、JCTA 会員事業者における情報共有と取組みを強化することで、安 全・安心な情報通信社会の実現を目指し、以って利用者からの信頼を得るための 活動を推進する。 また内閣府情報セキュリティセンターが主管する重要インフラ活動は、平成 25 年 4 月に正構成員として参画することとなり、ケーブルテレビ CEPTOAR を含め た 10 分野 15CEPTOAR の重要インフラ事業者による分野横断的演習への新たな 参加等、知見蓄積に向けた取組みを進めている。 平成 26 年度は参加事業者の拡大を進めることで、国民生活に不可欠な社会イン フラとしての責務を果たすべく取組みを推進し、かつ深化させていく。 5)偽造・改ざん B-CAS カードへの対策 前年度に引き続き、B-CAS カードのデータ改ざん・偽造問題について、連盟で は㈱ビーキャス・コンディショナル・アクセス・システムズ(以下 B-CAS 社)と 協力して、カード検討委員会にて下記取組・対策について情報交換を実施してい る。 現状取組の一点目として、いわゆる取り締まり対策では、昨年度に逮捕~有罪 判決に加えて、当該有罪確定者に対し B-CAS 社が起こした民事訴訟にて損害賠償 が認められており、これが更なる抑止となると期待されている。 もう一点の技術対策として、平成 26 年 3 月からセキュリティを強化した新 B-CAS カード配布が始まった。当面はこれまでの方式での視聴形態が継続される 為、新カード方式による不正視聴防止が有効とはならないが、将来的な対策の開 始として歓迎するものと考える。 今後も連盟では、B-CAS 社やサプライヤーと協力して、この新たな不正視聴行 為の撲滅に取り組む。 6)地域に根差したメディアとしての社会的役割の遂行 地域に根差し、地域と共に発展してきたケーブルテレビ業界各社は、いわゆる 有線テレビジョン放送事業者として、地域情報の発信や地上波を含む多チャンネ 10 ル放送の再放送、ブロードバンドサービスの提供者、という位置づけに留まらず、 地域経済圏における有力企業、中核企業の一つとしての自覚を持ち、地域経済や 地域コミュニティの振興などに深くコミットしていくことが求められる。 この様な観点に立ち、業界としてどの様な取り組みが求められるかについては、 これまで「地域力」検討特別委員会、 「地域力」推進特別委員会でも議論してきた。 今後は、平成 25 年 9 月に設置した新サービス・プラットフォーム推進特別委員会 の下で、引き続き、地域からの揺ぎない信頼を獲得し、地域と共に発展していく 為の方策についての検討を進めていく。 (3)業界の利益確保・プレゼンス向上に向けた取組み: 1)情勢分析力・対外発信力の強化 ① 調査機能の強化 業界を取り巻く社会面、経済面、技術・サービス面等、様々な環境が日々刻々 と激変する中、業界全体、および業界各社が持続的成長を実現するためには、業 界の内部分析、市場や政策の定点観測や関連市場動向の調査・分析等の機能をこ れまで以上に高める必要がある。この調査・分析結果に基づき、業界全体の戦略 策定、対外リエゾン活動等を行い、いわゆる業界としての「情報武装」を強化・ 推進、ひいては「業界力」そのものの向上に繋げる。 ② 会員情報システム「スマイル」のデータ取得の改革・アウトプットの充実 25 年度は、必須入力項目を含めて入力項目を見直して大幅な削減を実施、会員 の入力負荷を下げるとともに、未入力会員に対し電話でのコールを行った結果前 年度 85%であった必須確定率を 97%まで引き上げる事ができた。 入力データ精度については、項目定義見直し、入力アンケート、入力データ精査 などの実施により、一定程度の向上を達成、今後のデータ活用への道筋が見えて 来ている。ただし、会員への問合せ等、人力に頼っている点があり、運用上の課 題も存在している。 したがって、26 年度は、効率的なデータ集取運用も求めつつ、入力率・データ 精度の向上・維持を図るとともに、集積されたデータを活用し、ケーブル業界の プレゼンス・ブランディング向上に貢献するアウトプットを提供するべく取り組 む。 ③ 外部関係団体への参画、情報収集、意見表明 ケーブル事業者の事業領域の拡大や、ケーブル業界の社会的位置づけの高まり、 さらには放送市場の伸び悩み・通信市場の膨張などを反映し、「平成 25 年度に参 11 加する関係団体・委員会」は、地上波の完全デジタル化移行完了などもあって放 送関係の会議体が減少する一方で、特に通信関係で新たに発足したり、参加が必 要となる各種会議体が増加し、その数は、60以上の団体・委員会にも達してい る。 連盟本部として、あるいは会員各社の協力を得て、各関係団体・委員会に積極 的に参加し、業界の利益が損なわれないよう、情報の収集や業界としての意見表 明を行っていく。 2)ケーブルコンベンションの開催 平成 25 年 7 月に実施した「ケーブルコンベンション 2013」は、ケーブルテレ ビ事業者が現在進行形で描く成長戦略(Innovation)に加え、中長期的な将来を 俯瞰した次なる成長エンジン(Next Innovation)を模索していくことをコンセプ トとして掲げ、 「~Next Innovation~ 競争から発展へ!」をテーマとしたコンベ ンションスタイルにて開催した。 新たに東京国際フォーラムを会場として選定し、 「ケーブルコンベンション 2013」 の関連イベントとして JCTEA が主管する「ケーブル技術ショー2013」と同一会 期・同一会場で開催し、 「式典」 「セミナー」 「機器展示」を三位一体で開催するこ とでケーブルテレビ業界のイベントとしての一体感を醸成すると共に、来場者の 利便性に資することが出来た。 さらに今回は、会場のメインホール(ホール B5)ロビーにおいては、ケーブル テレビアワード受賞作品の展示あるいは特別企画として Hybrid box 提供 3 社によ るデモンストレーションを実施するなど、会員事業者に対してタイムリーな情報 共有を図った。 また、今回の「ケーブルコンベンション 2013」ではケーブルコンベンション検 討特別委員会の下部組織として若手部会を設置し、各支部から選出された次の世 代を担う中堅・若手層委員の企画によるセミナーを実施するなど新たな取組みを 採り入れ成果を得た。 平成 26 年度は引き続き東京国際フォーラムでの開催を予定し、「ケーブルコン ベンション 2013」で新たに構築したコンセプトを継承しつつ一層の深化を図る。 3)政党、行政官庁への渉外活動の実施 主務官庁である総務省をはじめ、関係官庁や政党を含む各種団体などとの関係 構築に努め、業界の声がしっかりと反映されるよう、取組んでいく。 4)マスメディアへの情報提供活動の実施 ケーブルテレビ業界のプレゼンス向上を目的とした広報活動の一環として、連 12 盟本部のプレスリリースの他、会員各社のプレスリリースの発信を継続する。 また新たに、業界の統計データをはじめとする情報発信として、記者会見を実 施し、業界誌のみならず一般紙との関係を構築していく。 (4)本部体制の強化への取り組み 1)プロパー職員の増強 これまで連盟本部のスタッフは、財政的な負担を軽減する観点から、出向元の 事業者に過半の人件費を負担していただく形での事業者からの出向者と社員等を 中心に構成してきた。しかしながら、近年、事業者のサービスの多様化や業界と しての社会的地位の高まり、さらには他業界との競争の熾烈化もあり、業務が高 度化・複雑化し、対外的な折衝業務も拡大しており、1 年~3 年で交替するスタッ フですべての業務を対応していくには限界にきつつある。 こうした事情を背景に、第 40 回の定時総会において、本部体制の強化を図って いくため、会費の引き上げも了承いただいたことから、本年度以降、特にノウハ ウ・経験の蓄積が必要な職務から、順次、出向社員や派遣社員等のプロパー化を 行っていく。 以上 13 平成 26 年度 連盟委員会・部会・団体の活動方針 【別紙1】 ◆連盟 委員会組織 表 彰 選 考 委 員 会 ※委員の任期は 2 年(H25 年 6 月総会~H27 年 6 月総会) 促 進 協 議 会 正 副 理 事 長 会 議 促 進 協 議 会 ケ ー ブ ル テ レ ビ 無 線 利 活 用 実 行 委 員 会 ケ ー ブ ル コ ン ベ ン シ ョ ン 二 〇 一 四 コンプライアンス委員会 予算・税制・金融委員会 ( 地中化・共架委員会 分 野 別 委 員 会 通信・放送制度委員会 ) 技術委員会 総 会 員 会 理 事 会 支 部 長 会 議 全 国 12 番供等事業者部会 支 部 (一社)衛星放送協会との2者懇談会 著作権委員会 支 部 事 務 局 長 会 議 監 事 放送関連検討特別委員会 会 B-CASカード検討委員会 管理部 企画部 コンテンツ特別委員会 コンテンツ・ラボ 専務理事 事業部 特 別 委 員 会 ) 新サービス・プラットフォーム推進特別委員会 <事務局> 理事長 ( 技術部 ケーブルコンベンション検討特別委員会 第1業務部 第2業務部 自治体系ケーブルテレビ事業者連絡会 CAS事業部 14 【別紙 1-①】 (1)分野別委員会 委員会・部会 活 動 計 画 概 要 1.活動目的 ケーブルテレビ業界としての法令遵守の徹底を図り、社会から信頼され、国民に 安心して利用される産業を目指す。 2.平成 25 年度の活動概要 ① 国民生活センターへの苦情相談件数の前年比 50%削減。 ② 電気通信サービス向上推進協議会との協力により、消費者委員会から の提言、総務省「CS 適正化イニシアティブ」に対する要請項目への対処 ③ ケーブルコンベンション 2013 のセミナーに企画参加 ④ スカイツリーへの移転に伴う消費者団体への情報提供 ⑤ 会員資格について懲戒委員会の開催要求 コンプライアンス ⑥ デジアナ変換終了に伴う消費者団体への情報提供 委員会 ⑦ 不公正営業に対する通信系事業者とのスキーム策定 3. 平成 26 年度活動方針 ① 電気通信サービス向上推進協議会への参画により、消費者委員会から の提言に対処。 目標: 国民生活センターへの月間苦情件数を三桁から二桁以下へ 大幅に引き下げる(継続)。 : 総務省策定「CS 適正化イニシアティブ」における要請 10 カ条について総務省 及び電気通信サービス向上推進協議会との協力により、平成 26 年度末における 電気通信全体の苦情相談件数の削減を目指す。 ② 営業ガイドラインの見直し着手。 目標:平成 21 年策定の「ケーブルテレビ事業 営業活動の手引き」の全編見直 し。 ③ 連盟ガイドラインの順守状況の確認。 目標:これまで策定したガイドラインの実践状況につき全国調査を下半期に行 い、周知と実践推進の策とする。 15 委員会・部会 活 動 計 画 概 要 1. 活動目的 総務省や日本政策投資銀行等から情報収集や意見交換を行い、業界としての予 算・税制・金融に関する要望の取りまとめ、および意見表明を行う。 2. 平成 25 年度の活動概要 ①平成 26 年度予算等要望に向け、各支部からの意見をとりまとめ、総務省との 意見交換により、要望事項の絞り込みを実施した。 平成 26 年度予算等について、総務省を始めとする各省庁の概算要求状況を、 委員会を通じて会員各社へ伝達した。 ②政党との関係 ・自由民主党による「国土強靭化出版記念会」へ出席 予算・税制・金融 ・自由民主党による「予算・税制等に関する政策懇談会」へ出席。 委員会 予算関連 6 項目 (1)ネットワークの強靭化・監視機能の強化など継続要望事項に加え、 (2)無線 LAN を活用した情報発信網の整備、 (3)次世代放送を見据えた放送サービスの高度化、 (4)新たなビジネスとしての放送コンテンツの海外展開強化、 (5)ICT を活用した街づくりの推進と、 (6)無電柱化促進に伴う整備費用への補助等 税制関連 1 項目 無線 LAN を活用した情報発信の整備に伴う機器等を取得した際における法人税 及び、取得後一定年数の固定資産税について特例措置を要望 3. 平成 26 年度活動方針 意見交換を行い、金融面での施策の検討を行う ①平成 26 年度予算等要望事項について、総務省等より情報収集や意見交換を 行い、適時会員各社へ情報提供を行う。 ②平成 26 年度予算等確定後に現状分析を行い、平成 27 年度予算等要望に向け た各支部からの意見募集準備を行う。 ③日本政策投資銀行の「ケーブルテレビ事業の現状」レポートを基に意見交換を 行い、金融面での施策の検討を行う。 ④党との関係においては、国土強靭化計画をはじめとする推進する政策及び、総 務省や関係省庁による施策を検討し、業界としての要望を行う。 16 委員会・部会 活 動 計 画 概 要 1. 活動目的 電線類の地中化や電柱共架について、国土交通省をはじめとした関係省庁等と の密接かつ円滑な調整を行い、会員各社の負担軽減を図る。 2. 平成 25 年度の活動概要 ➀道路行政を所管する国土交通省との定期的な協議により、ケーブルテレビ業 界に対する認知度の向上と、適切な施策の検討・電柱支障移転に係る工事費の 補償と費用補助に向けた国土交通省からの情報収集及び検討 ②国土交通省との協議に向けたバックデータの整理・蓄積 平成 25 年 10 月に「第 5 回地中化・共架に係るアンケート」を実施し、アンケート結 果を会員各社へ報告 ③パブリックコメント(国土交通省)への対応 地中化・共架 平成 25 年 11 月、道路法施行令及び道路整備特別措置法施行令の改正に伴い、 委員会 道路占用料の改定と道路占用料額の激変緩和措置の見直しに対して、「道路占 用の対価の在り方に係る専門部会」の提言を鑑み、同時改定を見送るよう要望 し、意見書を提出 ④改正道路法への対応 平成 25 年 9 月施行された改正道路法及び関連法令等について、 改正点を会員各社に伝達するとともに、国土交通省の依頼による新設された地 中化に関する無利子貸付制度に対する利用動向調査を実施 3. 平成 26 年度活動方針 ➀国土交通省との定期的な協議を継続し、ケーブルテレビ業界に対する認知度 向上を図るとともに、国土交通省より業界に関連する各種法令・制度等の情報収 集を行い、適時会員への情報提供を行う。 ②改正道路法による防災・減災対策及び 2020 年東京オリンピックに向けて促進 される地中化について進捗状況を踏まえつつ、電柱支障移転に係る工事費およ び、地下埋設時における入線費用の補償と費用補助に向け、国土交通省等と課 題共有と改善に向けた意見交換・要望を行う。 ③国土交通省との協議に向けたバックデータの整理・蓄積 定点調査となる平成 26 年度のアンケートについて、改善点等見直しの上、会員 各社にアンケートを実施し、課題を洗い出す。継続・新規の課題への対応策検討 を踏まえ、国土交通省等と課題共有と改善に向けた意見交換・要望を行う。 ④総務省が毎年実施している「公益事業者の電柱・管路等使用に関するガイドラ イン」に関する実態調査を会員各社に対し行い、電柱・管路等の利用に係る課題 および現状を把握する。 17 委員会・部会 活 動 計 画 概 要 1.活動目的 ①通信・放送制度に関する外部の協議会等への参加を通じて、その検討状況を 継続的に把握すると共に、ケーブルテレビ業界の方向性あるいは利益に合致し た施策反映への取組みを行い、会員事業者へ検討結果を展開し情報共有を図 る。 ②重要インフラ活動(情報セキュリティに関する官民の情報共有体制)の推進と深 化を図る。 ③総務省および外部協議会等によるパブリックコメント募集に対して、ケーブルテ レビ業界の利益実現に向けた検討に基づいた意見応募を行い、必要な働きかけ を実施する。 通信・放送制度 委員会 ④通信および放送の法制度に関する情報の整理と会員事業者への情報提供を 行う。 ⑤情報セキュリティ等に関する情報の整理と会員事業者への提供。 2.平成 25 年度の活動概要 ①重要インフラ活動の中核となるセプターカウンシル活動への正式参加を受け、 重要インフラ活動の推進および深化を図った。 ②その一環として内閣官房セキュリティセンターが主催する10分野15セプター による分野横断別演習へ参加し、他分野の重要インフラ事業者との連携演習を 実施。 ③また①の目的を達成するため情報セキュリティWGを設置し、全ての会員事業 者が重要インフラ活動へ参加するための、1)課題点の抽出、2)マイルストーン の策定、3)施策の実施、等を推進中。 ④公職選挙法改正によるいわゆるインターネット選挙開始に向けたガイドラインを 整備し、会員事業者への情報共有を実施。 ⑤総務省等が実施するパブリックコメントへ応募し、特に平成 26 年度末に予定さ れる通信分野での競争環境の在り方議論に向け、通信分野におけるケーブルテ レビ業界のプレゼンス向上を図り、業界利益に合致した方向性を検討。 ⑥JCTA ホームページに掲載する「情報セキュリティ図書館」サイトを「情報セキュ リティ資料館」へとリニューアルし、ユーザ利便性を向上。 18 委員会・部会 活 動 計 画 概 要 ⑦以下の法人、協議会等への参加および加盟各社への情報展開。 ・一般財団法人放送セキュリティセンター ・電気通信個人情報保護推進センター ・セプターカウンシル(6 の会議体等) ・電気通信サービス向上推進協議会(8 の会議体) ・ファイル共有ソフトを悪用した著作権侵害対策協議会<CCIF> ・違法情報等対応連絡会 ・インターネット・ホットラインセンター ・児童ポルノ排除対策推進協議会 ・児童ポルノ流通防止対策専門委員会 ・インターネットコンテンツセーフティ協会<ICSA>(3 の会議体) ・プロバイダ責任制限法ガイドライン等検討協議会(2 の会議体) ・迷惑メール対策推進協議会 ・情報通信における安心安全推進協議会 ・インターネット接続サービス安全・安心マーク推進協議会 ・安心ネットづくり促進協議会 ・スマートフォンの利用者情報等に関する連絡協議会 3.平成 26 年度活動方針 ①通信・放送に関する法令、ガイドライン等に関する情報を加盟各社へ適宜展開 すると共に制度変更等に対し業界団体として必要な対応を検討・実施する。 ②主に情報通信関連の各種協議会等に参加し、加盟各社の事業運営に有用な 情報の収集および展開に努めると共に、他業界団体との情報交流を進める。 ③重要インフラ活動の推進および深化を図る。具体的なアクションの一つとして、 設置した情報セキュリティ WG にて情報セキュリティポリシーの雛形を作成、展開 する。 ④ケーブルテレビ業界の利害に関連する総務省および情報通信審議会等による パブリックコメントを精査し必要な対応を実施する。特に、平成 26 年度末に結論 づけられる競争環境の在り方議論へ注視する。 19 委員会・部会 活 動 計 画 概 要 1. 活動目的 ① ケーブルテレビに関する技術的課題などへの対応。 ② 日本ケーブルラボとの技術的課題に関する連携・検討。 ③ 他委員会との技術的課題に関する連携・検討。 2. 平成 25 年度活動概要 ① 前年度までの活動状況や最近の技術動向を踏まえ、下記の WG を中心 に検討。 技術委員会 ・ 次世代ネットワーク WG ・ 次世代 STB・スマート TV-WG ・ 安全信頼性向上 WG ・ サイネージ WG ② 地域 BWA、エリア放送や Wi-Fi などに関する課題については、「ケーブ ルテレビ無線利活用促進協議会」での検討を継続。 3. 平成 26 年度活動方針 ① 平成 25 年度に引き続き、下記 WG を中心に検討。 ・ 次世代ネットワーク WG ・ 次世代 STB・スマート TV-WG ・ 安全信頼性向上 WG ・ サイネージ WG ② プラットフォーム推進特別委員会と連携しながら、4K/8K コンテンツ配信 に向けた技術検討を継続。 ③ 地域 BWA やエリア放送などの無線技術に関する課題については、「ケーブ ルテレビ無線利活用促進協議会」での検討を継続。 20 (2)特別委員会 委員会・部会 活 動 計 画 概 要 1.活動目的 ケーブルテレビ事業者と番組供給事業者等との協力体制を強化し、 加入者拡大、多チャンネルブランドの向上に取り組む。 2. 平成 25 年度の活動概要 下記 4 テーマにて検討、実施した。 ① 多チャンネルの加入拡大 STBは設置しているものの多チャンネルサービスが未契約である 契約者を主な対象とした加入拡大施策の実施。 ② コンテンツ情報の発信 ・コミュニティチャンネル、ガイド誌など局媒体の有効活用の検討。 番供等事業者 ・ビックコンテンツの制作・放送と PR 戦略の実施検討。 部会 ③ セミナーの実施 多チャンネルの魅力向上、協力体制強化のためのセミナーを開催。 ・ザッピングポータルサービス ・TV 放送と連動した WEB サービス 等 ④ 局営業現場ニーズの把握と問題解決 ・各局の営業現場でのニーズ・問題を把握し、解決策を検討する。 ・多チャンネルとコミュニティチャンネルの連動による番組企画の実施。 ⑤ 解約防止策の検討 ケーブルテレビ事業者、番組供給事業者共同による解約防止策の 検討。 3.平成 26 年度活動方針 平成 25 年度活動内容を継続検討し、施策の具体化を行う。 特に多チャンネルの加入拡大については、分析結果をもとに、より 効果的な施策の実施を行う。 21 委員会・部会 活 動 計 画 概 要 1.活動目的 多チャンネル放送における衛星放送協会(サプライヤー)との関係を強固な ものとし、多チャンネル加入者拡大をめざすとともに共通の諸問題の解決を図 る 2.平成 25 年度の活動概要 ② スカパーJSAT の MPEG2終了への情報提供。 ③ 衛星放送協会による不正視聴行為キャンペーンへの協力。 一般社団法人衛星放 送協会との2者懇談会 ④ コンプライアンスの観点から見たオペレータとサプライヤーの契約遵守 についての意見交換 3.平成 26 年度活動方針 ① コンプライアンスの観点から見たオペレータとサプライヤーの契約 遵守(権利処理等) ② 多チャンネル加入者拡大のための具体的な施策の検討。 ③ 健全なビジネス構築の為の、より精度の高い世帯数情報の整備 (定義、収集方法、使用用途、戦略的使用方法等)。 22 委員会・部会 活 動 計 画 概 要 1.活動目的 情報化社会の進展により重要性を増す知的財産保護等への取り組みと して、ケーブルテレビ業界の立場から、著作権に関する問題・課題に対する包 括的な処理を実現する。 2.平成 25 年度の活動概要 ① 平成 21 年度以降協議が整わず平行線が続いていた商業用レコードの 二次使用料に関する契約ルールを策定。 ② RMP推進に伴う放送事業者との調整並びに連盟認証。 ③ 未許諾・不履行事業者に関する会員資格の検討 ④ 支部勉強会への協力(講師派遣等) ⑤ ストリーミング配信に関する手続き推進。 著作権委員会 ⑥ JASRAC との「未許諾・不履行事業者に対する契約解除スキーム」の運用 策定 ⑦ 映像実演に関する著作隣接権使用料の平成 26 年度以降の契約ルールの 策定 ⑧ 全国説明会の実施。 3.平成 26 年度活動方針 ① JASMAT 処理の円滑遂行 JASMAT 処理の初年度となる当該年度の処理に関し、会員への周知、 システム運用、事務手続きを円滑に遂行すべく、放送関連検討特別委員会と連 携を図る。 ② 商業用レコードの二次使用料 新たな契約ルールの徹底と支払いの実現 ③ aRma 著作隣接権使用料 26 年度以降の使用料に関して、aRma と鋭意交渉を行い、納得性のあ 決着を目指す。 ④ コミュニティチャンネル等のネット配信における利用に関する契約ルー ルの策定。 JASRAC との契約推進。 実演家の送信可能化権に関するルール策定。 ⑤ JASRAC の管理楽曲に関する全曲報告方式について着手 権利者合同の専門チームを設置し、実証実験に着手する。 ⑥ ケーブルテレビ事業者が保有する著作権・著作隣接権の取扱に関する 整理 ⑦ 過去分の未処理撲滅。 年度内に処理未実施をゼロにする。 23 委員会・部会 活 動 計 画 概 要 1.活動目的 放送に関連する事案について調査・研究・検討・活動 2.平成 25 年度(下期)の活動概要 ①放送関連検討特別委員会 第 9 回(第 9 回権利問題検討 WG との合同開催) 著作権及び著作隣接権の使用料についての基本合意案について議論 第 10 回(第 11 回権利問題検討 WG との合同開催) JASMAT との協議進捗報告及び討議 デジアナ変換終了対策 WG からの活動報告 ②デジアナ変換終了対策 WG 第4回 放送関連検討 特別委員会 第 2 回受信実態調査結果報告 MSO 2 社先行取り組み検討状況報告 Dpa との協業検討進捗報告 第5回 総務省支援チューナーの活用について意見交換 周知広報の手引き及び画面告知ガイドライン改定案審議 第6回 関係団体との協議進捗報告 総務省支援チューナー活用需要アンケート結果報告 9 月からの周知広報強化計画案審議 第7回 総務省支援チューナー活用検討について意見交換 周知広報強化進捗報告 第8回 第 3 回受信実態調査の実施時期・方法について審議 各支部の周知広報強化進捗報告及び課題について議論 第9回 第 3 回受信実態調査実施マニュアル類案について審議 総務省地デジコールセンターでの受電対応について報告 12 月 1 日デジタル放送の日イベント企画への協賛について ③権利問題検討 WG 第 10 回 JASMAT との協議進捗報告 使用料規定案・意見書・委任状案について協議 第 12 回 委任状提出状況報告 JASMAT との契約書最終案審議 3.平成 26 年度活動方針 ・JASMAT 処理の初年度となる当該年度の処理に関し、会員への周知、システ ム運用、事務手続きを円滑に遂行する。 ・デジアナ変換終了に向けた各種対応策の検討及び活動 ・区域外再放送状況と激変緩和策終了に向けた情報の共有と支援 ・第 2 ネットワーク ID 協議未完了地区への支援 ・新たな難視聴及び衛星セイフティネット受信者への対応支援 ・マルチメディア放送からデジアナ変換への混信対策対応支援 24 委員会・部会 活 動 計 画 概 要 1.活動目的 個社、及び業界全体の競争力向上を目的とし、業界共通のプラットフォーム基 盤の構築について調査、研究、検討、及び実現に向けた具体的活動を行う 2.平成 25 年度の活動概要 「放送関連検討特別委員会」傘下の、「プラットフォーム推進検討部会」として、 業界共通のプラットフォームの在り方について、検討、議論を行ってきた。 特に平成 24 年 11 月に総務省で、「放送サービスの高度化に関する検討会」の 新サービス・ 傘下に「ケーブル・プラットフォーム WG」が設置されて以降は、当該 WG とも連携 プラットフォーム しつつ、業界として持つべきプラットフォームについて議論を重ねてきた。 推進特別委員会 平成 25 年 6 月 新サービス・プラットフォーム推進特別委員会を設置し、11 月に その委員会の傘下に、「ケーブル・プラットフォーム推進 WG」、「ID 連携検討 WG」、「4K/8K 推進 WG」、「人財育成推進部会」を設置し、それぞれ確実な実行 に向けて議論を開始した。 3.平成 26 年度活動方針 「ケーブル・プラットフォーム推進 WG」、「ID 連携検討 WG」、「4K/8K 推進 WG」、 「人財育成推進部会」での議論を通して、業界共通のプラットフォームの構築・ 導入に関する諸課題と課題解決のための具体的方策の整理を行い、確実な実 行を目指す。 25 委員会・部会 活 動 計 画 概 要 1.活動目的 ①B-CAS カードの利用料・管理料低減、効率的・安定的運用に向けて B-CAS 社な どとの交渉等課題の検討。 ②B-CAS カードの効率的・安定的運用のため諸課題の検討、推進。 2.平成 25 年度の活動概要 ① B-CAS カード利用料・管理料の見直し要求についての根拠整理を行い、 交渉を実施。 ② 偽造・改ざん B-CAS カードに関し、情報交換、対策(新方式カード切替等) 周知への協力。 B-CASカード 検討委員会 ③ B-CAS カード運用状況と年間受注予測に関して検討。 ④ カード管理適正化の計画。 3.平成 26 年度活動方針 ① B-CAS カード利用料・管理料の取組方針検討及び交渉実施 ② カード運用の効率化、在庫管理・課金の適正化の推進 ③ B-CAS カード運用の将来計画の検討 26 委員会・部会 活 動 計 画 概 要 1.活動目的 ケーブルテレビ業界の強みである地域コンテンツの全国流通を推進し、コンテン ツの共同制作や海外展開も含めた二次利用、ケーブルコンテンツの接触機会 の増加によりケーブル業界の認知を向上させる。 2.平成 25 年度 活動概要 ①『コンテンツ・ラボ』を組織化。コンテンツ特別委員会による検討事業や推進事 業に係る実務を担当。 ②コンテンツ流通システム『AJC-CMS』について、正式運用が定着。コンテン ツ保護のためのアイル暗号化や端末認証等の追加機能開発。250 社 294 局、8 チャンネルが利用。(H25.12 月末現在) ③第 39 回日本ケーブルテレビ大賞『番組アワード』を開催。(H25.6月)応募作 コンテンツ 特別委員会 品数 145 本中、25 作品を表彰。入賞作品を含めたBEST50 作品を各社のコミュ ニティチャンネルで放送できるよう、AJC-CMSによる配信を実施。 ④統一テーマで番組制作・一斉放送を行なう『けーぶるにっぽん』第4弾を隔週 に変更し、1~6 月にコミュニティチャンネルで放送予定。 ⑤制作セミナー『全国番組制作ふるさとキャラバン』を改組し、「ケーブルコンテ ンツセミナー」とし、全国 3 会場 (東京、四国・中国、東北)で実施。 3.平成 26 年度 活動方針 ①有料での本格的な利用が定着した「AJC-CMS」や第 4 弾を年度をまたいで継続 する「けーぶるにっぽん」シリーズを中心に、業務を組み立てて、より発展した形で 展開する。 ②AJC-CMS 定着した利用を基盤にBtoCでの開発展開を実行する。さらなる展開判断のた めの実証を行う。 ③けーぶるにっぽん他 番組認知向上や広告営業施策を強化するために通年化を実施。さらに海外展 開を含めた二次利用拡大を目指して、英訳化等も標準化するほか、各局の海 外対応も支援。番組の高度化、次世代化を含めたケーブルコンテンツの向上を 目的とした「ケーブルコンテンツセミナー」を「ふるさとキャラバン」に代わって実 施。 27 委員会・部会 活 動 計 画 概 要 1.活動目的 ①ケーブルコンベンション 2014(7 月開催)開催に向けた企画および運営の検 討、開催および総括。 ②ケーブルコンベンション 2015/2016 の実施検討 2.平成 25 年度の活動概要 ①ケーブルコンベンション 2013 は、主催 3 団体等による「ケーブルコンベンショ ン 2013 実行委員会」の設立により推進体制を確立し、主催 3 団体での連携を模 索しながら準備を進め、東京国際フォーラムにおいて 7 月 30 日、31 日の日程で 開催。 ②「式典等」「セミナー」「機器展示」を同一会期、同一会場にて開催し、今回は Hybrid box 提供 3 社の協力による特別展示を企画開催し好評を得た。 ケーブルコンベンショ ン検討特別 委員会 ③また今回立ち上げた若手部会(4 つの SWG で構成)によるセミナーはそれぞ れに特色をもたせたスタイルにて企画、開催され好評を博した。 ④ケーブルコンベンション 2014 は、基本コンセプトの策定、委託事業者の選定 を経て、企画および運営の準備を進めている。 ⑤また若手部会を本年も立ち上げ、前回の総括を反映させつつ委員会企画と は異なる視点でのセミナー企画の準備を進めている。 3.平成 26 年度活動方針 ①ケーブルコンベンション 2014 の具体的な企画内容を確定し、安全・安心かつ 効率的な運営と合わせイベントの成功を目指す。 ②ケーブルコンベンション 2014 の総括を行い、ケーブルコンベンション 2015/ 2016 開催に向けた企画および運営の検討を開始する。 28 (3)その他 委員会・部会 活 動 計 画 概 要 1. 活動目的 支部長会議を補完するとともに、支部事務局長会議には、以下の2点を設置目 的とする。 ➀事務局長同士の情報交換を促進することによる支部間の事務・企画力の底 上げ。 ②本部と支部の連帯感を醸成し、業界としての一体的な活動を促進。 2. 平成 25 年度の活動概要 年度内1回のみ開催し以下の点について検討。 ① 各支部における運営状況の報告と意見交換 支部事務局長 会議 ② 災害時の対応についての検討 ③ スマイル DB データの精度向上についての周知 ④ 支部内での情報展開について 3. 平成 26 年度活動方針 ①本部、支部に加え、県協議会等も勘案した事務局間の意見交換 ②非会員(支部のみ会員含む)の連盟本部加盟の推進 ③MSO 化の推進による本部・支部会員の減少への対応検討 29 委員会・部会 活 動 計 画 概 要 1. 活動目的 既存のケーブルテレビ・ネットワークに無線技術を活用することにより、デジタル デバイドの解消や地域公共サービスの利便性の向上を図り、ユビキタスネット ワーク社会への実現に貢献する。 2. 平成 25 年度活動概要 ① 地域 BWA 「地域 WiMAX 推進協議会」との連携を図りながら、参入事業者の拡大に向けた 普及促進を行うと共に、2.5GHz 帯の BWA 高度化に向けた取り組みを実施。 ② エリア放送 ケーブルテレビ事業者によるエリア放送運用ガイドライン(第 1.0 版)を作成し、エ リア放送の新規参入に向けた普及促進活動を実施。 ケーブルテレビ ③ センサーネットワーク 無線利活用 無線技術を用いた新たな取り組みとして、Wi-SUN などのセンサーネットワーク 促進協議会 に関する検討に着手。 3. 平成 26 年度活動方針 ① 地域 BWA 「地域 WiMAX 推進協議会」との連携を図りながら、地域 BWA の活性 化を図る と共に、地域 WiMAX 事業者に対する高度化への移行支援を推進。 ② エリア放送 引き続き、新規参入に向けた普及促進活動を実施。 ③ センサーネットワーク Wi-SUN などのセンサーネットワークとケーブルテレビに特化したビジネスモデ ルの創出を検討。 30 委員会・部会 活 動 計 画 概 要 1.活動目的 自治体系ケーブルテレビ局の活動は、昭和 59 年に設立された「全国有線テレビ 協議会」を中心に進めてきたが、行政合併等により会員の大幅減少などにより 協議会の維持継続が困難になり、平成 24 年 3 月末をもって解散した。 解散後、連盟の呼びかけで会員として8団体が参加したが、大半は経費等の関 係で単独で運営せざるを得ない状況にある。 そこで、これまで「全国有線テレビ協議会」が当連盟の会員として活動を行って きたこと等を鑑み、平成 25 年度より、連盟内に「自治体系ケーブルテレビ事業 者連絡会」(仮称)を設置して、当面、情報交換の場として活動を行い、自治体ケ ーブルテレビ事業者の進展に寄与することとする。 自治体系ケーブル テレビ事業者連絡会 2. 平成 25 年度活動概要 旧「全国有線テレビ協議会」の代表であった朝来市からのヒヤリング 3.平成 26 年度活動方針 ① 自治体系特有の課題/問題点の洗い出し。 ② 第 1 回連絡会の開催を目指す。 31 【別紙2】 平成 26 年度に参加する関係団体・委員会 区 分 名 称 設置 年月 デジタルコンテンツの流通促進 等に関する検討委員会 H18.12 防災と放送についての連絡会 H10.2 デジタル放送普及推進連絡会 H13.10 全国地上デジタル放送推進協 議会 地デジ対策終了合同 PT H23.5 (一社)デジタル放送推進協会 (Dpa) H19.4 (一社)デジタルラジオ推進協会 (DRP) H18.2 目 的 事務局等 情報通信審議会諮問「地デジの利活 用の在り方と普及に向けた行政の果 たすべき役割」の中の検討事項 総務省 情報流通行政局 コンテンツ振興課 災害発生時の迅速な情報伝達に役 立つ為の災害情報の収集分析と伝 達を検討 総務省 情報流通行政局 地上放送課 デジタル放送の普及推進 総務省、DPA、BTA、JSBA、JCT A、JCTEA、DRP、ARIB、JEITA、 NHK、主要民放等で構成 総務省 情報流通行政局 放送技術課 デジタル化完全終了の為の対策手 法、作業完了までの進め方等につい て検討 地上デジタル放送と BS デジタル放送 の普及とアナログ放送からデジタル放 送へ円滑な移行を図り、デジタル放 送の発展と関連する事業を推進 備考 NHK、民放 連、連盟、 国土交通省、 警察庁など 総務省 情報流通行政局 地上放送課 デ ジタ ル放送受信推進室 放送事業者、 受信機メーカー、 キャリア他で構成 H15.08 設立 の D-PA と H03.09 設立 の BPA 統一 全国の主要都市で 2011 年までのエ リアを検討する。エリアと対策 TG 放 送 経団連産業問題委員会 エンターテイメント・コンテンツ 産業部会コンテンツ流通促進 分科会 企画WG 電 波 協 力 会 (一財)電 波 技 術 協 会 (REEA) (一社)衛 星 放 送 協 会 (JSBA) コンテンツ・ポータルサイト運営 協議会 テレビ受信向上委員会 (一社)日本 CATV 技術協会 規 格・標準化委員会妨害評価試験 確認会議 CATV 工事技能者資格 認定委員会 H16.4 H18. 8 S25 S27.3 H10.6 コンテンツ産業の促進(国内外)の為 の方策を国の施策等に反映(知的財 産推進計画等) コンテンツの流通を目的にコンテンツ・ ポータルサイトの運営協議会を設立 電波政策の理解促進のための啓発 活動、「電波の日」事業主宰。 (一社)日本経済 団体連合会産業 本部 総務省 情報流通行政局 総務課等 電波の円滑な利用と電波技術の発 展に寄与する。 電波に関る 約 100 団体 前身は CS 放送協議会。衛星放送事 業の確立と普及。 総務省管轄の 社団法人 コンテンツ・ポータルサイトの創立に よるコンテンツの利活用促進、ジャパ ンブランドの発信 (一社)日本レコー ド協会 S46 テレビの良好な受信を確保する為、 テレビ受信技術の向上を図る NHK、JEITA、 全国電商連 H8.7 H18 H15.4 CATV 技術の標準化等 有線放送へ他の電磁波妨害防止 ケーブルテレビ工事技能者を育成す るための講習及び認定試験を行う (一社)日本 CATV 技術協会 H18.8 32 賛助会員 非常勤理事 区 分 名 称 設置 年月 エリア放送開発委員会 H22.10 公共情報コモンズ運営諮問 委員会 H22.8 放 送 (一財)放送セキュリティセ ンター 管理運営委員会 H2.10 H25.5 (一社)次世代放送推進フォ ーラム (NexTV-F) (一社)放送コンテンツ海外 展開促進機構 (BEAJ) 「地方の時代」映像祭 (一社)放送人の会 通 信 H25.8 S55 H9 目 的 ホワイトスペースを活用したワンセ グ型に代表されるエリア放送につい て、システムイメージの具体化、標 準規格化の推進や利用ルール策定、 普及啓発、関係機関との連絡調整、 情報の収集等を行う。 地域の安心・安全に関わる公共情報 を、ICTの活用により住民に迅 速・確実に伝達することを目的に設 立された「公共情報コモンズセンタ ー」のサービス提供条件、予算の配 分、サービス利用者からの要望等に 関する諮問事項を審議・答申する。 放送事業者等の個人情報の適正な取 扱いの確保に必要な業務を行い、も って高度情報通信社会の健全な普及 発展に寄与する。 4K/8K、スマートテレビ等の次世代 放送サービスを早期に実現する為 に、送信・受信に関する規定や仕様 の検討、実証、及び試行的な放送等 を行い、放送サービスの高度化を促 進し、利用者の利便性の向上に寄与 する。 我が国の放送コンテンツの市場拡大、 放送文化の発展や我が国に対する理 解・関心の向上を図り、もって我が国 と外国との経済交流の発展や官民一 体となってクール・ジャパン戦略や ビジット・ジャパン戦略をはじめと する国家戦略に基づく成長の促進に 寄与する。 地域貢献、活性化につながる活動、映 像祭に対して賛同し、ケーブルの地域コ ンテンツの発現、認知向上に寄与する。 H1.3 災害時における非常通信の円滑な運 用。 情報通信月間推進協議会 企画実行委員会 事 務 連 絡 会 H7.2 情報通信月間における行事の企画実施 中央コリドー高速通信実験 プロジェクト推 進 協 議 会 H8.4 H9.3 YRP研究開発推 進協会 (一財)マルチメディ ア振興センター公 共情報コモンズセ ンター 備 考 エリアワンセ グシステム 開発委員会 から名称変 更 オブザーバ ー参加 賛助会員 理事 ケーブルテレ ビ部長 入会予定 「地方の時代」事 務局実行委員会 放送に関わる人々が、組織・地域・世 代・国籍の違いをこえて交流し啓発し あうとともに、市民との積極的な意見 交換を図ることによって、放送人の育 成、放送文化の継承と発展充実に寄 与する。 中央非常通信協議会 (一財)マルチメディア振興 センター (FMMC) 事務局等 総務省 総合通信基盤局 電波部 総務省 情報通信月間 推進協議会 IT社会に対応するネットワークの利用 促進。 国際通信経済研究所(RITE) e-ネットキャラバン運営協議会 東京・山梨・長野の3地域に高速通信実 験ネットワークを構築し、防災行政無線 やCATV等を接続してのシームレス通信 などの実験を行う。 33 構成員 構成員 CCC21 推進事務局 会費免除 会員 区 分 名 称 IPv6 普及・高度化推進 協議会 次世代IPネットワーク 推進フォーラム インターネットの安定的な 運用に関する協議会 設置 年月 目 的 H12.10 IPv6 による次世代インターネットの普及 促進を図り、e-Japan 構想を推進する H17.12 企画・推進部会(連盟)、技術部会 (ラボ研究開発・標準化部会(技協) (独法)情報通信 研究機構(NICT) スパムメールやバーアタック等の攻撃 からサービスを守る仕組み並びに運 用ガイドラインの検討。 インターネットプロバイダー協会(JAIPA) 総務省 総合通信基盤局 消費者行政課情 報セキュリティ対策室 H18.6 通 事務局等 備考 構成員 (一社)テレコムサー 違法情報等対応連絡会 H18.10 インターネット上の違法な情報への対 応に関するガイドライン、契約約款モ デル条項の作成と普及促進 (独法)情報通信研究機構 (NICT) H13.4 情報通信分野において研究開発、外 部との協力・支援を通じて技術を高め るとともに国の情報通信に寄与する。 (一社)情報通信ネットワーク 産業協会 (CIAJ) H23.4 異業種コラボレーション で情報通信ネッ トワークに関る産業の健全な発展を図 る。 信 電気通信サービス向上 推進協議会 広告表示アドバイザリー 委員会 広告表示検討部会 広告表示自主基準 WG 広告用語検討 SWG 販売適正化 WG 苦情・相談検討 WG 責任分担検討 WG 苦情対応検討 WG 電気通信サービスの広告表示に関す る自主基準の策定・運用等をはじめ、 利用者サービスの向上のための施策 を推進 H15.11 ビス協会 電気通信事業者 4団体 総務省総合通信基 盤局 消費者行政課 日本国際映画著作 権協会、ACCS、 JASRAC 他 ファイル共有ソフトを悪用し た著作権侵害対策協議会 (CCIF) H20.5 ファイル共有ソフトにおける侵害実態 や課題などの情報を共有し、共同・連 携して著作権侵害対策活動を検討 迷惑メール対策推進協議会 H20.11 電子メールの利用環境の一層の改善 に向け、効果的な迷惑メール対策の 推進に資する (一財)日本データ 通信協会 (JADAC) 情報 通信 に お ける 安 心安 全推進協議会 H19.12 標語の作成他 総務省 総合通信基盤局 消費者行政課 (一財)日本ITU協会 S46. 9 ITU 等の国際機関の各種活動への 協力等 34 構成員 非常勤副会 長 構成員 構成員 構成員 賛助会員 区 分 通 信 名 称 設置 年月 (一財)全国地域情報化推進 協会(APPLIC) 技術専門委員会 アプリケーション委員会 普及促進委員会 ICT 地域イノベーション委員会 H17.11 H17.10 H17.12 H18. 9 (一社) IPTV フォーラム H20.4 H18 .5 目 的 各自治体が進めてきた地域の情報化 をネットワーク・アプリケーション・技術 の観点から共通化を図る。 技術標準化 WG、業務標準化 WG、防 災 WG、医療・教育 WG、セミナー開 催、人材育成、ブロードバンド整備状 況の情報共有、環境整備推進。 IPTV の技術仕様の標準化と普及、 高度化の推進 e-ネットキャラバン運営協 議会 e-ネットキャラバンの運営検討 (一財) 日本データ 通信協 会電気通信個人情報保護 推進センター 業務企画委員会 諮問委員会 H17.4 個人情報保護指針の策定 電気通信個人情報保護推進センター の運営の協議 お客様の苦情・相談等の処理、対象 事業者に対する情報の提供、及び個 人情報保護指針の作成・公表 H20.11 インターネットの利用環境における総 合的なリテラシー向上の推進、産学の 民間主導による良好なインターネット 利用環境の構築を図る インターネット・ホットライン センター 運用ガイドライン検討協議会 H20.12 インターネットの違法情報の警察への 通報、プロバイダー等への削除依頼 に関する運用 地域 WiMAX 推進協議会 H20.8 児童ポルノ排除対策推進協 議会 H22.11 児童ポルノ流通防止対策専 門委員会 H21.6 安心ネットづくり促進協議会 (一社)インターネットコンテ ンツセーフティ協会 (ICSA) 理事会 運営委員会 プロバイダ責任制限法 ガイドライン等検討協議会 名誉棄損・プライバシー関係 ガイドライン WG 著作権関係ガイドライン WG 商標権関係ガイドライン WG 発信者情報開示関係 ガイドライン WG IT防災ライン推進協議会 H21.3 H14.2 H24.3 地域 BWA 事業の普及促進のため、 技術面、運用面の課題解決 児童ポルノ排除総合対策に基づ き、児童ポルノの排除に向けた国民 運動を官民一体となって推進する インターネット上での児童ポルノの 流通を防止するための対策につい て具体的な検討を行う 児童ポルノの流通防止対策として、ブ ロッキングを実施するためのアドレス リストの作成・管理を行う 電気通信事業者等が、情報の流通に よる権利侵害に適切かつ迅速に対処 することができるよう、プロバイダ責任 制限法ガイドラインの検討等を行う 総理大臣を本部長とするIT戦略本部 決定に基づき、官民連携の下、情報 通信技術を活用した防災ライフライン の検討、及び普及を進め、官民の取 組みについての情報共有と連携の強 化を図る 35 事務局等 総務省 情報流通行政局 地域通信振興課 備 考 非常勤理事 放送事業者 通信事業者 FMMC、 総務省他 (一財)日本データ 通信協会及び電気 通信事業者 4 団体 (一財)マルチメデ ィア振興センター 協力団体 構成員 特別会員 (一財)インターネット協会 総務省消費者行政課 警察庁情報技術犯 罪対策課 構成員 ARIB 非常勤幹事 内閣府 構成員 (一財)インターネット協 会 総務省消費者行政 課 他 構成員 ヤフー(株) 理事 構成員 (一社)テレコムサ ービス協会 構成員 内閣官房 構成員 区 分 名 称 不正アクセス防止対策に関 する官民意見集約委員会 設置 年月 H23.12 インターネット接続サービス安 全・安心マーク推進協議会 通 スマートフォンの利用者情 報等に関する連絡協議会 (SPSC) H14.4 H24.10 信 電気通信設備の安全・信頼 性対策に関する 調査検討 会 (一社)セーファーインター ネット協会 H26.1 H26.5 目 的 不正アクセス行為に係わる実態を詳 細かつ正確に把握するとともに、不正 アクセス行為に係わる実態の把握を 踏まえて問題点を抽出し、社会全体と しての不正アクセス防止対策の推進 に当たって必要となる現状の課題や 改善方策について意見を集約する。 利用者に安心してインターネットサー ビスを利用頂くために安全・安心マー ク制度を設けユーザ対策やセキュリテ ィ対策が一定基準以上であるという目 安を提供する。 スマートフォンのプライバシーに関す る業界ガイドラインの策定を促進し、 利用者情報等の適正な取扱いを通じ て安心安全なスマートフォンの利用環 境を整備する。 我が国における最近の電気通信事故 の調査、分析を行うと共に、その結果 を踏まえ、電気通信事故の報告制度 における報告内容や、電気通信事故 発生時の一般利用者への情報提供 方法等について検討を行う。 インターネットの悪用を抑え自由なイン ターネット環境を護るために、統計を用 いた科学的アプローチ、数値化した効 果検証スキームを通して、悪用に対す 事務局等 警察庁、 総務省、 経済産業省 電気通信事業者 4 団体 (一社)日本スマート フォンセキュリティ協 会 (一社)モバイル・コン そ の 他 (株)三菱総合研究 所 ヤフー株式会社等 広告の苦情を受け付け審査する機関 JARO S49.8 電子機器、電子部品の健全な生産、貿 易及び消費の増進を図る。電子情報技 術産業の総合的な発展に資する。 メーカーが主な会 員 (一社)ケーブルテレビ情報 センター(CRI) H16.11 講演会・セミナー活動。情報発信・デー タ提供。ケーブルマン・オブ・ザ・イヤー表彰。 総務部会・情報通信関係団 体委員会合同会議 H17.4 情報 通 信関 係 団体と 自 民 党との 予 算、税制、施策に関する協議 自由民主党 政務調査会 著作権及び著作隣接権の保護と公正 な利用を促進し、併せて研究成果の 公開により著作権思想の普及に寄与 することを目的。経団連ポータルサイ トと連携。 代表幹事: (一社)日本音楽著 作権協会 (JASRAC) デジタル時代の著作権協 議会(権利処究会) H15.10 36 構成員 (一社)電気通信事 業者協会 H15. 3 (一社)電子情報技術産業 協会 (JEITA) 構成員 テンツ・フォーラム る実務的な対策を立案し実行する。 (公社 )日 本広告 審査 機構 (JARO)関係団体協議会 備考 アドバイザリ ーボードメン バー 非会員 リエゾン会 議 1回/月 区 分 名 称 事業者団体 等と 電気通信 事業紛争処理委員会事務 局と懇談会 設置 年月 H18.1 全国公益法人協会 S42.3 (一財)NHK放送研修 センター S60.8 目 的 そ の 他 男女共同参画推進連携 会議 QoL センシング・ネットワー ク(QoL-SN)推進協議会 スマートコミュニティアライア ンス(JSCA) (一財)地域活性化センター H20.8 H24.9 H22.4 S60.10 重要インフラセプター カウンシル 総会 幹事会 情報収集 WG 相互理解 WG 情報共有に関する検討推 進 WG 分野横断的演習 ICT 街づくり推進会議 検討部会 デジタルサイネージ コンソーシアム H21.2 H25.1 H20.9 備考 電気通信事業者間の紛争の未然防 止及び円滑かつ迅速な解決を図るた めの情報交換 財務・会計・税務・運営における実務 上の問題および主務官庁の行政指導 に関わる問題に対する実務指導機関 放送事業とこれに関連する事業に係 わる人材の育成、技能の向上を図る。 S62.2 テレコム税制連絡 事務局等 非常勤理事 次年度の要望等の取りまとめ 総務省 情報通信 国際戦略局 情報通信政策課 男女共同参画社会形成の促進。NH K等と共に放送事業者として参加 内閣府 男女共同参画局 QoL(Quality of Life)センサ技術を用い た健康管理システムの充実・発展、 およびその推進に向けた検討を行う 協議会 (一財)電波技術 協会(REEA) 経済界全体としてのスマートコミュニテ ィに関わる活動を企画・推進するととも に、情報共有などを通じ、官民一体と なってこれを推進する基盤として活動 (独法)新エネルギ ー・産業技術総 合開発機構 (NEDO) 活力あふれる個性豊かな地域社会を 実現するため、まちづくり、地域産業 おこし等、地域社会の活性化のため の諸活動を支援し、地域振興の推進 に寄与する。 近年のサイバー攻撃等へ対処し、情 報セキュリティの強化を図るため、国 民生活や社会活動に不可欠なサービ スを提供している重要インフラとして 10 分野 14 事業(セプターと呼ぶ)が、 内閣官房情報セキュリティセンター (NISC)から指定されている。各セプタ ー、NISC の連携強化、分野横断的な 情報の共有、サービスの維持・復旧能 力の向上を図るため、政府機関から 独立した会議体として設立。 ICTを活用した新たな街を実現するこ とを目的として、ICTを活用した新たな 街づくりのあり方やその実現に向けた 推進方策について検討する。 デジタルサイネージ産業が直面する 課題の解決と新市場の創出や、生活 シーンにおけるサイネージ経験価値 の向上について検討する。 37 内閣官房 情報セキュリティ センター 10 分野 15 事業 総務省情報通信 国際戦略局 情報通信政策課 構成員 構成員 区 分 名 称 (公財)通信文化協会 設置 年月 M41.5 公益目的事業として郵政博物館の運 営、前島密賞の贈呈、通信文化の普 及・発展等に関する事業を行い、もっ て我が国の手紙等文字コミュニケーション文 化と情報通信・放送文化の向上に寄 与する。 H17.9 高度情報通信ネットワーク社会推進 戦略本部情報セキュリティ政策会議に おける情報セキュリティ問題全体を俯 瞰した我が国としての中長期的な基 本戦略に関する当面の審議の充実に 資するため、特定の事項の調査検討 を行う専門委員会として設置されるも の。 そ の 他 重要インフラ専門委員会 目 的 注) 設置年月欄の H および S の表示は、それぞれ平成、昭和の元号を表す。 38 事務局等 内閣官房 備 考 H25 年度はオ ブザーバー加 H26 年度から 委員
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