予算特別委員会会議録

予算特別委員会会議録
(平成26年度当初予算)
第1日
第2日
第3日
第4日
平成26年2月28日
平成26年3月19日
平成26年3月20日
平成26年3月24日
予算特別委員会会議録
平成26年2月28日
予算特別委員会会議録
──――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
日時 平成26年2月28日(金曜日)
午後1時02分 開 会
場所 大会議室
──――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
出席委員の氏名
委 員 長
矢 野 幸 正
副委員長
吉
良 栄 三
委
員
髙 司 政 文
委
員
桑
原 宏 史
委
員
井野上
準
委
員
兒
玉 輝 彦
委
員
芦 刈 紀 生
委
員
浅
利 美知子
委
員
後 藤 勇 人
委
員
河
野
委
員
佐 藤
元
委
員
濵
野 芳 弘
委
員
上 田
徹
委
員
清
田 哲 也
委
員
塩 月 健 治
委
員
後
藤 幸 吉
委
員
御手洗 秀 光
委
員
清
家 儀太郎
委
員
冨 松 万 平
委
員
江
藤
委
員
清 家 好 文
委
員
井
上 清 三
委
員
三 浦
委
員
矢
野 精 幸
委
員
寺 本 高 明
渉
豊
茂
──――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
委員外議員の氏名
議
長
宮 脇 保 芳
──――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
出席した事務局職員の職氏名
局長
矢 野 悦 三
次長
岩 﨑 眞佐美
係長
祖 田 勝 也
書記
望 月 雅 道
書記
工 藤 雅 詳
書記
菅
書記
竹 中 大 輔
俊 介
──――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
本日の会議に付した事件
開 会
1 正副委員長の互選
2 委員会の運営方針について
・審査日程表(*別紙)
3 資料要求の件について
散 会
──――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
午後1時02分
開 議
○議会事務局長(矢野悦三) 予算特別委員会の開会に当たり、委員会条例第10条第2項の規定
- 1 -
によりまして、年長委員が臨時委員長の職務を行うことが定められております。出席委員中、
佐藤元委員が年長の委員でございますので委員長選出までの間、臨時に委員長をお願いいた
します。
○臨時委員長(佐藤元) それでは、ただ今局長が言われましたとおり、年長のゆえを持ちまし
て私が臨時委員長の職を行います。どうぞよろしくお願いいたします。
ただ今から予算特別委員会を開きます。
議題1、委員長の互選につきまして。委員会条例第10条の規定により、委員長の互選を行
います。
おはかりいたします。選挙の方法は、投票、指名推選のいずれの方法で行うことといたし
ますか。
(「指名推選」と呼ぶ者あり)
○臨時委員長(佐藤元) ただいま、指名推選との声がありました。
おはかりいたします。選挙の方法については、指名推選によりたいと思いますが、これに
御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○臨時委員長(佐藤元) 御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は、指名推選によること
に決しました。
おはかりいたします。指名の方法については、私、臨時委員長において指名することにい
たしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○臨時委員長(佐藤元) 御異議なしと認めます。よって、臨時委員長において指名することに
決しました。
予算特別委員長に矢野幸正委員を指名いたします。
おはかりいたします。ただいま私、臨時委員長において指名いたしました矢野幸正委員を
予算特別委員長の当選人と定めることに、御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○臨時委員長(佐藤元) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました矢野幸正
委員が予算特別委員長に当選されました。本席から委員長に当選されたことを告知いたしま
す。矢野幸正委員の当選の御挨拶をお願いいたします。
○委員長(矢野幸正) 皆さん、こんにちは、お疲れさまです。予算特別委員長に指名をされま
した10番議員、矢野幸正です。昨年の決算特別委員会で清田委員長のもと、副委員長を務め
させていただきました。年に2回掛け4で8回、多分もう相当先しか回ってこないと思って
いたんですが、読みが大変甘かったです。幸か不幸か、いきなり大役が回ってきました。19
日からの3日間、よろしくお願いをいたします。
○臨時委員長(佐藤元) ありがとうございました。
これにて臨時委員長の職務が終了いたしましたので、ここで委員長と交替いたします。ど
うも、ありがとうございました。
(委員長席 交代)
○委員長(矢野幸正) それでは、委員会条例第9条の規定により、副委員長の互選を行います。
おはかりいたします。選挙の方法は、投票、指名推選のいずれの方法で行うことといたし
- 2 -
ますか。
(「指名推選」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) はい、ただいま、指名推選との声がありました。
おはかりいたします。選挙の方法については、指名推選によりたいと思いますが、これに
御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) 御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は、指名推選によることに
決しました。
おはかりいたします。指名の方法については、私、委員長において指名することにいたし
たいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) 御異議なしと認めます。よって、委員長において指名することに決しま
した。予算特別副委員長に吉良栄三委員を指名いたします。
おはかりいたします。ただいま委員長において指名いたしました、吉良栄三委員を予算特
別委員会副委員長の当選人と定めることに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました吉良栄三委
員が予算特別委員会副委員長に当選されました。本席から副委員長に当選されたことを告知
いたします。吉良栄三委員の当選の御挨拶をお願いいたします。
○副委員長(吉良栄三) 皆さんこんにちは。ただいま副委員長ということで承認をいただき承
認をいただきました吉良でございます。予算特別委員会の委員長をサポートし、円滑な議事
運営ができるように務めてまいりたいと思いますので、皆さんの御協力よろしくお願いいた
します。
○委員長(矢野幸正)
早速、議事に入ります。既に御案内のとおり、本特別委員会は、3月19
日、20日、24日の3日間に掛けて開催することといたします。
おはかりいたします。審査の順序については、お手元に配付している予算特別委員会日程
表に記載の順序により、順次審査することといたしたいと思いますが、これに御異議ありま
せんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。
予算特別委員会(平成26年度当初予算審査)日程
3月19日(水)9:30~16:00(随時職員入替等のため休憩あり。)
9:30
開
9:35~9:40
市長あいさつ
9:40~10:00
予算概要の説明
会
一般会計 歳入
10:00~11:00
1市税(P12から)~
休憩(入替え)
一般会計 歳出
- 3 -
20市債(P47まで)
11:00~12:00
1議会費、2総務費(P48~89)
休憩(昼食)
13:00~
3民生費(P89~127)
休憩(入替え)
~14:30
4衛生費(P126~149)
休憩(入替え)
14:40~
5労働費(P148~151)
休憩(入替え)
6農林水産業費(P150~185)
休憩(入替え)
~16:00
7商工費(P184~199)
3月20日(木)9:30~16:00(随時職員入替等のため休憩あり。)
一般会計 歳出〔引き続き〕
9:30~
8土木費(P198~221)
休憩(入替え)
~12:00
9消防費(P220~229)
休憩(昼食)
13:00~14:30
10教育費(P228~271)
休憩(入替え)
14:40
11災害復旧費~14予備費、調書等(P270~296)、
~15:10
事項別明細書(P9~11)、予算書(P1~7)
休憩(入替え)
15:20~15:40
総括質疑
15:40~16:00
討論・採決
3月24日(月)9:30~12:00(随時職員入替等のため休憩あり。)
特別会計
【教育民生常任委員会所管会計】
9:30~
国民健康保険特別会計(事業勘定)(P1~3、7~51)
〃
(直診勘定)(P4~6、53~81)
後期高齢者医療特別会計(P83~105)
介護保険特別会計(P107~157)
~10:10
介護予防支援事業特別会計(P159~175)
休憩(入替え)
【経済産業常任委員会所管会計】
10:10~
地方卸売市場事業特別会計(P201~215)
【総務常任委員会所管会計】
~10:30
大島航路事業特別会計(P217~238)
- 4 -
休憩(入替え)
【建設常任委員会所管会計】
10:30~
簡易水道事業特別会計(P177~200)
土地区画整理事業特別会計(P239~252)
特定環境保全公共下水道事業特別会計(P253~276)
農業集落排水事業特別会計(P277~300)
漁業集落排水事業特別会計(P301~316)
小規模集合排水処理事業特別会計(P317~328)
生活排水処理事業特別会計(P329~344)
飲料水供給事業特別会計(P345~360)
企業会計
水道事業会計(別冊)
公共下水道事業会計(別冊)
~12:00
閉
会
○委員長(矢野幸正) 次に、当初予算の審査に当たり資料の要求やその他委員会までに事前に
準備すること。執行部へ要請をしておく事項がございますか。
はい、江藤委員。
○委員(江藤茂)
民生費の中のですね、生活保護扶助事業。19億円組まれているんですが、こ
れの生活保護の例えば医療保護のとかのいろいろの十幾つの区分けがありますが、その区分
けごとの金額を提示してほしいと思います。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) おはかりします。
ただ今、江藤委員から生活扶助に関する資料の提出について、資料提出要求がありました。
本特別委員会として要求することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) 御異議なしと認め、資料請求することに決定いたしました。資料提出要
求につきましては、私から議長に申し出て正式に議長から執行部に対して要求することとい
たします。なお、資料提出があった場合は、後日または委員会当日配布する扱いとさせてい
ただきます。
以上で本日の協議事項は、全て終了いたしました。なお、3月19日、水曜日は、午前9時
30分から特別委員会を開きますので、よろしくお願いします。
本日の予算特別委員会は、これにて散会いたします。
午後1時14分 散会
- 5 -
予算特別委員会会議録
平成26年3月19日
予算特別委員会会議録
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
日 時
平成26年3月19日(水曜日)
場
議場
所
開 議 午前9時30分
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
出席委員の氏名
委 員 長
矢 野 幸 正
副委員長
吉
良 栄 三
委
員
髙 司 政 文
委
員
桑
原 宏 史
委
員
井野上
準
委
員
兒
玉 輝 彦
委
員
芦 刈 紀 生
委
員
浅
利 美知子
委
員
河 野
豊
委
員
佐
藤
元
委
員
濵 野 芳 弘
委
員
上
田
徹
委
員
清 田 哲 也
委
員
塩
月 健 治
委
員
後 藤 幸 吉
委
員
御手洗 秀 光
委
員
清 家 儀太郎
委
員
冨
松 万 平
委
員
江 藤
茂
委
員
清
家 好 文
委
員
井 上 清 三
委
員
三
浦
委
員
矢 野 精 幸
委
員
寺
本 高 明
渉
──――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
欠席委員の氏名
委
員
後 藤 勇 人
──――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
委員外議員の氏名
議
長
宮 脇 保 芳
──――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
説明のため出席した者の職氏名
市
長
井
上
長
岡
本 英 二
企 画 商 工 観 光 部 長
飛
髙 勝 則
山野内 眞 人
福
祉
保
健
部
長
飛
高 彌一郎
長
坪
根 大 吉
農
林
水
産
部
長
森
三千年
長
川
井 博 文
教
長
狩
生 早 巳
長
中
川 牧 義
総務部次長兼総務課長
田
村
福祉保健部次長兼健康増進課長
河
村 昌 江
秘
長
池
田 睦 生
公
長
戸
田 眞喜雄
情
長
曽
宮 郁 夫
教
育
財
市
務
民
建
上
部
生
活
設
下
部
水
消
部
道
部
防
聴
広
報
課
長
西
嶋 泰 義
副
長
分
藤 高 嗣
総
長
根
塚 洋 二
長
市
務
育
書
報
推
部
部
課
進
課
勇
智
財
政
課
長
池
田 邦 行
庁 舎 建 設 推 進 室 長
平
野 賢 二
課
税
課
長
大
浜 幸 寿
収
納
課
長
安
部 和 生
長
山
田 卓 司
企
画
課
長
武
田 晴 美
まちづくり推進課長
田
中 眞 二
商
長
山
中 英 司
契
約
検
査
課
- 6 -
工
振
興
課
市
長
青
木 英二郎
清
長
海
部 陽 一
社
こ ど も 福 祉 課 長
青
保
小
環
民
境
対
険
課
策
課
課
長
掃
長
今
津 康 裕
長
江
藤 聖 嗣
木 長 生
高 齢 者 福 祉 課 長
平
山 和 也
野 治 行
建
長
下
川 龍 治
会
福
設
総
課
祉
課
務
課
用 地 ・ 管 理 課 長
大津加 堅 重
農 林 水 産 総 務 課 長
亀
山 伸 太
農
浜
水
長
三
股 伸一郎
林
課
長
田 源 治
産
課
農 林 水 産 工 務 課 長
五十川 和 重
さ い き ブラ ン ド流 通 課長
田
嶋 隆 虎
営
長
北
山 孝 幸
生 活 排 水 対 策 課 長
小
川 哲 弘
長
甲
斐 徳 人
業
課
教
育
総
務
課
長
丸
山 初 彦
学
校
教
育
社
会
教
育
課
長
清
家 隆 仁
会
長
松
崎 三紀子
選 挙 管 理委 員 会事 務 局長
小
川 友 茂
監 査 委 員 事 務 局 長
江
藤 一 夫
健康増進課参事兼保健係長
高
畑 郁 代
情報推進課ケーブルテレビ係長
軸
丸 和 浩
財 政 課 管 財 係 長
榎
信 二
商工振興課商工係長
川
野 義 和
高齢者福祉課高齢者福祉係長
松
下 裕 安
そ の 他 の 関 係 職 員
計
課
課
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
出席した事務局職員の職氏名
局長
矢 野 悦 三
次長
岩 﨑 眞佐美
係長
祖 田 勝 也
書記
望 月 雅
道
書記
工 藤 雅 詳
書記
菅
介
書記
竹 中 大 輔
俊
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
会議に付した事件
議
案
番
号
件
名
第 1 号
平成 26 年度佐伯市一般会計予算
第 2 号
平成 26 年度佐伯市国民健康保険特別会計予算
第 3 号
平成26年度佐伯市後期高齢者医療特別会計予算
第 4 号
平成26年度佐伯市介護保険特別会計予算
第 5 号
平成26年度佐伯市介護予防支援事業特別会計予算
第 6 号
平成26年度佐伯市簡易水道事業特別会計予算
第 7 号
平成26年度佐伯市地方卸売市場事業特別会計予算
第 8 号
平成26年度佐伯市大島航路事業特別会計予算
第 9 号
平成26年度佐伯市土地区画整理事業特別会計予算
第10号
平成26年度佐伯市特定環境保全公共下水道事業特別会計予算
第11号
平成26年度佐伯市農業集落排水事業特別会計予算
第12号
平成26年度佐伯市漁業集落排水事業特別会計予算
第13号
平成26年度佐伯市小規模集合排水処理事業特別会計予算
第14号
平成26年度佐伯市生活排水処理事業特別会計予算
第15号
平成26年度佐伯市飲料水供給事業特別会計予算
- 7 -
第16号
平成26年度佐伯市水道事業会計予算
第17号
平成 26 年度佐伯市公共下水道事業会計予算
- 8 -
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
午前9時30分
開 議
○委員長(矢野幸正) 皆さん、おはようございます。ただいまから予算特別委員会を開催いた
します。
お手元に配付しております日程表に基づき、本日から3日間、予算審査を行いますので、
よろしくお願いいたします。
審査に先立ちまして、市長から御挨拶をいただきます。
西嶋市長。
○市長(西嶋泰義)
皆様、おはようございます。平成26年度当初予算に当たりましては、議会
開会日に市政に対する提案を申し上げました。今年度はこうした中での予算編成につきまし
ては、佐伯市の庁舎が落成し、大きく投資的な予算が減少する中、全体的には活性化した予
算を組ませていただきました。
皆様方には、本日より予算審議に当たりまして、いろんな中で御審議いただきますが、こ
うした中で非常に大変申しわけなく思っておりますが、先般私ども平成26年度の一般会計予
算説明書に誤記があることが判明し、これにつきましては先般も訂正させていただいたにも
かかわらず、さらに誤記があったことに対しまして、おわびを申し上げたいと思います。
今後ともさらにチェック体制を強化し、またこれに対して指示し、詳細につきましては財
政課長のほうから説明させていただきますが、この予算に当たりましての全体の概要といた
しましての詳細もさせていただきたいと思います。
また、特に今年度から、いわゆる国の一本算定等に対する交付税等が明確化されておりま
せんが、こうした中での交付税の形とかいろんな形を見ながら、これからも当市における平
成27年度以降の一本算定に向けての予算の組み方、また補助金等の見直し等いろいろ含めて
おりますので、そうした中で御審議いただき、平成26年度予算につきましては御賛同いただ
きますようによろしくお願い申し上げます。
○委員長(矢野幸正) ありがとうございました。
ただいま市長から話がありましたように、予算説明書について正誤表が配付されており、
訂正の申し出がありますので、説明を求めます。
池田財政課長。
○財政課長(池田邦行) おはようございます。財政課長、池田です。よろしくお願いします。
お手元に平成26年度一般会計予算説明書のほうの正誤表という形で、裏表あります。2カ
所ございます。訂正をお願いいたします。
まず、御説明申し上げます。
正誤表と書いているほうなんですが、まず280ページに給与費明細というのがございます。
一般会計の中の予算説明書280ページに給与費明細というのがございます。その中で特別職
についての集計でございますが、本年度と前年度比較という形で3段に分けております長、
いわゆる長等、市長、副市長なんですが、それから議員、それからその他の特別職という欄
がございます。いわゆる審議会の委員さんであったり報酬条例に基づく委員さんでございま
すが、その他の特別職のところの報酬の金額が本年度が5億8,205万3,000円という形で記載
しておりますが、それが大変申しわけございません、間違いでございまして、正しくは下の
ほうに書いてますとおり、4億6,713万4,000円というのが正しい数字でございます。
- 9 -
それに伴いまして、その3段下の比較のところの欄、それから右側の給与費の計のところ、
それから給与費計の総計、それから一番右の合計、その中で言いますと六つございます。網
かけしておりますが、そこの部分について、大変申しわけございませんが、訂正をよろしく
お願いいたします。
もう一点は、裏を見ていただきますと、債務負担行為の分でございます。
294ページ、債務負担行為で過年度提出に係る分でございます。その中の上から2番目と
3番目なんですが、公営住宅管理代行委託料等、それから特定公共賃貸住宅等指定管理委託
料のところでございます。金額的には間違いないのですが、右側見ていただきますと、左の
財源内訳ということで、これが地方債であることはありませんで、使用料等で賄うべきもの
でございますので、地方債ではなく、正しくはその他の欄のほうに財源が変わるということ
でございます。以上2点。
それから、もう一点、大変恐縮なんですが、欄というか、一般会計の予算書の45ページを
大変恐縮ですが見ていただきたいんですが、45ページに市債という欄がございます。その中
の目の一番下の12番に合併特例債というのがございます。45ページですけど、道路の下に歴
史資料館建設事業債(社会教育課)という形で記載しておりますが、これ金額は間違ってな
いんですが、ちょっと欄が二文字ほど、6億2,440万円は間違いないんですが、欄がちょっ
と違っておりますので、大変恐縮なんですけど、そういうふうに解釈していただきたいと思
いますので、よろしくお願いいたします。
私からは以上です。
○委員長(矢野幸正) ただいまの説明に関して、御質疑等があればお受けいたします。
何かございますか。
佐藤委員。
○委員(佐藤元) 市長にお伺いをしたいと思います。
今回も正誤表を出されました。毎回毎回正誤表が出されておるようでありますが、思い起
こしますと、私、先般議会事務局より、7ページまでは議案であるが、その後は説明書とい
うことでありました。平成21年のときに450億円を7ページまでの中で45億円の歳出でやる
ということは、そのときの市長の答弁は、ちょっとしたミスであると、そういうことが今現
在このように行われておるのではないか。今回などは説明書の中でありますけれども、450
億円の収入の中で、歳出が説明書の中では1兆円を超えるものもあれば何千億円というもの
も記載されておる。こういう間違いを今後どのように正していくのか。ただこの2章の中に
議運で扱うようには書いておりますけれども、議運で扱うものについては印刷の誤り、もし
くは軽微なものと、議運に出して訂正をするからということが、毎回これをそのようにして
正誤表を出してはやっていく。これは一つの公文書であり、この誤りは非常におかしいので
はないか。市長は職員をどのように教育し、指導しておるのか、今後このような誤りがあっ
た場合どうするのかをお聞きしたい。
○委員長(矢野幸正) 西嶋市長。
○市長(西嶋泰義)
今回の私どもの議案的には、議案書という中では、議会について議案の誤
りということについての議運の扱いだと思っております。あくまでも議会と相談をしながら
やっていかなければならないと思っておりますので、私どもといたしましては、これを間違
えない努力をまずやっていくためには、そうした職員の教育も必要だと思っておりますが、
- 10 -
委員の言われるように、完璧であることが私たちにとっても必要だと思っております。委員
から指摘される部分というのは、非常に私にとりましても、完璧でいけるということができ
なかったことについての指摘でございますが、これについてはやはり職員教育をしながら、
誤りがないようにこれからも職員を指導し、またそれに対する係長、課長、部長、それぞれ
の目を光らせていって最終的に議会に上げていきたいと思っております。
以上です。
○委員長(矢野幸正) 佐藤委員。
○委員(佐藤元)
私は今、今後どのようにするのか、ただ誤りがないようにするということは
わかりますが、誤りがないようにするすると言いながら、今回のようなまた誤りがあった。
そして1回の正誤表を出して、また二つ、三つと、その中に45ページなんかは私どもが指摘
して、正誤表も出さずに今説明をするだけ。
だから、この職員をどのように扱うのか、そして今後はどうするのか。これが誤りがない
ように、この1冊の予算書が説明も含めてですよ、誤りがないようにするためには市長はど
のようにすればいいか、どのようにするのか考えておるのか、お聞きしておるわけです。
○委員長(矢野幸正) 西嶋市長。
○市長(西嶋泰義)
これは組織の中でございますので、そうした中で委員が言われる誤り、私
たちにとりましては、この数字の整合性がなかったということについては、これは私どもか
ら言いわけもございませんが、こうしたミスというのは、本体そのものにかかわってない部
分とかかわっている部分がありますので、それは大きな私たちが判断した場合には、また庁
内での精査の方法を検討していく必要があるかと思っております。
それぞれの職員が異動その他で、また今度の場合は、こうした庁舎の移動とかいろんな中
でのありますが、そうした中での環境を整えていっているのが現状でございますので、委員
が言われるように、では職員についてどのように処分するかといっても、職員の中の処分対
象というのも私たちのいわゆる懲罰に対応するのか対応しないかというのは、またこれ組織
内で私どもも十分検討していきたいと思っております。
○委員長(矢野幸正) 佐藤委員。
○委員(佐藤元)
くどいようでありますけどね、市長、予算自体が400億円台、450億円ですね、
これで歳入の中でも1兆何千億円というもんを書いとるんですよ、ここへ、でしょう、間違
う前は。これ間違った金額は、歳入では9,440億3,500万円、それから1兆4,221億2,000万円、
それが羅列されて約11行にわたっておるんですよね。これはどのようにこの予算書を出す前
に精査を行っていっておるのか、何人の職員がこれに携わり、どのような形でそれを行って
いるのか、そこのところをちょっとお聞かせください。
○委員長(矢野幸正) 池田財政課長。
○財政課長(池田邦行) まず、財政課の財政係のほうで、入力した予算書についてチェックを
しております、今まではですね。なおかつ関係する全課にお知らせというか、全庁的な確認
は行っております。今回のことも含めて、財政課財政係として係員が6名おりますので、2
名一組ということで3組、3班の体制を組みまして、予算のチェックというかそういうもの
をやっていくと。それと同時に、担当課の確認も、より確認の時間を若干時間的にタイトと
いうか、短かったこともございまして、今まで以上に余裕を持った形で全庁的な予算のチェ
ックをしていただくというふうに今考えております。
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○委員長(矢野幸正) 佐藤委員。
○委員(佐藤元)
時間が短かったという答弁でありますが、何の時間が短いんですか。これに
専門的に当たっとるんじゃないんですか。そして、正誤表も出しておりませんが、張り潰し
た13ページ、そして15ページはどのようにしてかえたのか、張り潰してもないけれども、15
ページもこれは張っておるのかな、張っておるんですよね、上に。13ページ、15ページとい
うふうに、これ数字が全部間違っておるんですが、これは時間がないというような問題と違
うんじゃないんですかね。精査が足りない。
それと、市長は先ほどの答弁の中にも、そう間違うもんではないけれども、これは議案と
して間違ってないし、中身が間違っとるだけやからいいじゃないかというような言い方に私
は聞こえたんですが、トップがそういう姿勢だから職員が間違っても仕方ねえじゃないかと
いうような考え方のもとにやっておるんであれば、何かの形でこれを間違わないようにやっ
ていかないと。ほかのページが間違ってなくてですよ、歳入歳出の合計が間違ってなくて中
身が間違っとるんですよ、中身の説明書が。どれだけいいかげんなことをやってるかという
のは市長自身もわかるんじゃないんですか、これ。わかりませんか。あなたがいかに職員に
甘いかということが露見しとることじゃないんですか、これは。
どういう形をもって、このことを今後なくしていこうというそのことを考えておるか、ま
た、こちらから提案したら受け入れられるか、そのことにお答えください。
○委員長(矢野幸正) 西嶋市長。
○市長(西嶋泰義)
議案の配付ということでありますが、先ほど言った13ページ、14ページと
いうのは、もう本当に単純なミスだと思っております。委員もこの表を見られて1,000円の
桁をとってないと。こうした単純ミスが、いわゆるいろんなところに波及するということで
御指摘を受けたわけですけど、私のほうは、これからどうするのかというよりも、やはり間
違えないことに努力していくしかないと、それぞれが読み合わせをしながらやっておる中で
こうしたミスが起きるということについては、これからもこれまで以上に、やはり担当部に
対して、先ほど申し上げましたように庁内でもう一回会議をし、こうしたミスを起こさない
ように努力するのが私のほうの役目だと思ってます。
また、議案等に振り分けまして、これは説明書という形で、できるだけ説明については2
年前ぐらいからですかね、詳細説明をしてくれということで記述を挙げていったと思います
が、これ一つの計算方法として説明を載せてるわけですが、これ自身が間違ったということ
については、職員も委員が言われるように気の引き締め方が足らんのやないかと言われれば、
私も全くそのとおりでございます。それについては私のほうとすれば、今後ともこれに対す
る対応を一番ベターでどうすればいいかということをやっていきたいと思っております。
○委員長(矢野幸正) 佐藤委員。
○委員(佐藤元)
一つの提案でありますけど、予算書、決算書ができた場合に監査を入れると、
監査してもらうと、この予算書が正確なものか、ということはできないものか、お伺いいた
します。
○委員長(矢野幸正) 西嶋市長。
○市長(西嶋泰義) 一応御提案として研究をしていきたいと思います。
ただ、監査の場合は決算に対する監査ですので、これに対するチェックを今言った部分に
つきまして私のほうでちょっと検討させていただきたいと思います。
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以上です。
○委員長(矢野幸正) 髙司委員。
○委員(髙司政文)
佐藤委員じゃないですけど、やっぱり市長、一つ単純なミスってやっぱり
言われてる市長の認識が、やっぱりちょっと問題かなと思うんですよね。初めてじゃなくて、
やっぱりこの間、議会たんびに訂正を繰り返してるということは、そういう単純なミスとい
うことで認識されたらやっぱり困るかなと思ってるんですね。
それで、これは12月のときも同じようなミスがあって、私が聞いたときに財政課長のほう
が同じ答弁をしましたね。6人いる、だから2人でね、3班に分けてチェックするから、今
後はこういうことはありませんというようなことで言ったんですけど、やっぱり同じことを
繰り返してるんですね。
それで、今佐藤委員は監査と言われましたけど、私もその予算書の監査というんじゃなく
てね、この補正も含めて、予算書をつくり上げる段階のどういう仕組みでつくり上げられて
きてるのか、どういうところが問題でミスが起きるのか、そういうところを明らかにしてほ
しいと思うんですね。職員さんが一生懸命やっとってミスが起きるということは、職員さん
自身の問題よりも、その仕組みそのもの、これをつくり上げてくる過程に問題があるんじゃ
ないかということもあり得るんですよ。だから、そういう面の監査をしてほしいなと思うん
ですね。監査委員がするかどうかというのはわかりませんけど、そういう仕組みから考えて
もらうという意味でもチェックしてもらうという監査をお願いしたいと思うんです。
だから、そこまでしないと、市長が幾ら口で今後は気をつけますとかね、十分教育します
と言っても裏づけがないんですね。その辺の裏づけをやっぱりするためには、そういう監査
を私もお願いをしたいと思います。
○委員長(矢野幸正) 佐藤委員。
○委員(佐藤元)
私が言っておるのは、市による監査委員からやっていただくということじゃ
なく、その担当課、担当課に監査責任者というのをつくるとか、何らかの形で、こういう間
違いが起こらないようにするための、それは議員から出てもいいですよ。すぐ間違いがわか
る、これぐらいの本当、今市長が言うようにね、単純なミス、単純なミスを、その職員から
ずっと上がっていきよって部課長まで見るんだけど、その単純なミスが見抜けない。これほ
どやっぱり労働意欲がないというのか、今回も出てますが、43歳平均で36万円の給料取って、
労働意欲が全くないんじゃないの。目を通せば、すぐわかることです。
ここの佐伯市の1,000円からの単位で上がったら、6桁ないし7桁なんですよ。それが9
桁、10桁ある事態がおかしいじゃないですか。それを監査してあげる者は、例えば部長にお
るなり部長が兼任して全部やるという意識的なものをつけないと、ただおまえたちがやった
ことに間違いないだろうな、間違い間違い間違いでずっと来とるんだから、何かの方策をし
たらどうなのかということなんですよ。
○委員長(矢野幸正) 根塚財務部長。
○財務部長(根塚洋二) 今回のことは私も含めて、先ほどから言われておりますように事務方
のチェック体制について、それが正しくできていなかったということが主な原因であります。
これからさらにチェック体制については強化いたしまして、このような事態にならないよう
に気を引き締めて業務に当たっていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたしま
す。
- 13 -
○委員長(矢野幸正) 佐藤委員。
○委員(佐藤元)
今部長がお答えしていただきましたけどね、私が今質問し、提案しておりま
す。今回のことだけじゃないから、こういうふうに言いよるんですよ。今までずっと予算、
決算あるたびにね、1回として正誤表が出ないときがあったんですか。だから言いよんです。
だから、チェック体制をやりますと言うけれども、今までのチェック体制じゃ同じじゃない
ですか。だから市長がその予算書についての監査は監査役として部長が当たれとか、決算の
決算書類についての監査はどこの部長が当たれとかね、決められないんですかということを
言いよるんです。それを部長がまた精査してやりますからって、また同じことの繰り返しを
しますということに聞こえるだけですよ。
○委員長(矢野幸正) 西嶋市長。
○市長(西嶋泰義)
先ほども佐藤委員から監査の問題言われましたので、検討させていただき
ますと言って、その後、髙司委員が言った補足を見てから私のほうで庁内で検討させていた
だきたいと思います。
○委員長(矢野幸正) ここでお諮りいたします。
訂正の申し出があった箇所については、お手元に配付している正誤表により訂正すること
にしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) 御異議なしと認め、さよう決定いたします。
次に、当初予算の概要説明を求めます。
根塚財務部長。
○財務部長(根塚洋二) 改めましておはようございます。財務部長の根塚です。きょうから3
日間、平成26年度当初予算につきまして御審議いただきます。どうかよろしくお願い申し上
げます。
私の説明は、事前に配付しております当初予算の概要、この冊子でございます。これに沿
ってページを追って説明申し上げます。
まず、予算編成に当たりましては、国が示した地方財政計画や地方債計画など、これを十
分に検討した上で、安心・元気・飛躍をキーワードに佐伯市総合計画にある基本目標・個別
目標を踏まえて予算編成に臨みました。
また、今後の厳しい財政状況を見据え、引き続き持続可能な財政運営を行うために、市債
残高の抑制など、第2期行財政改革推進プランの基本方針に基づき、事務事業の見直し、費
用対効果を考慮した事業の構築等に努める一方、新市10周年関連経費や東九州自動車道の全
線開通を間近に控え、観光振興や延岡市との交流などに必要な財源を確保したほか、災害対
策を初めとした安心・安全に関する経費、生活基盤の改善や地域力向上に向けた事業につい
ては可能な限り計上し、予算編成を行ったところであります。
既に市長が今議会の提案理由の説明で予算の概要を申し上げておりますので、私の説明と
重なるところがあると思いますが、一般会計を中心にその概要を説明いたします。
それでは、まず当初予算の概要の1ページをお開きください。
会計別の予算の状況をお伝えしております。
平成26年度の一般会計の予算規模は、当初予算で比較しますと、合併以後最大であった昨
年の市長選挙後の肉づけ予算である6月補正後の予算に次ぐ過去2番目の予算規模となって
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おります。
具体的には、昨年6月補正後の予算と比較して前年比1,183万3,000円の減額ですが、増減
率は0.0%と微減であり、その予算規模は442億4,900万円となっております。昨年の予算で
は佐伯市にとっての大型プロジェクトである庁舎建設事業費として34億円を計上しておりま
したが、今年度はその事業費は3億9,000万円と大幅減になっており、その減額部分に各種
事業を盛り込んだ積極的な予算であると言えます。さらに、各特別会計及び企業会計を合わ
せますと、合計719億2,294万6,000円となりまして、昨年6月補正後の予算と比較して0.6%
の減となっております。
なお、10ページ以降の表につきましても、昨年6月補正後の予算額と本年度の当初予算額
を比較しておりますので、よろしくお願い申し上げます。
続きまして、2ページには一般会計の歳入の状況を一覧で載せております。
それぞれの説明につきましては3ページ目に記載しておりますが、1款市税については、
人口の減少に伴う納税義務者の減少及び依然厳しい雇用情勢のため、個人市民税の減収が見
込まれること、また、主要都市では景気好転の兆しが報じられているものの、本市において
は依然波及効果が認められず、厳しい経済状況により法人市民税の減収が見込まれることな
どから、全体では前年比1億2,000万円、1.7%の減収見込みとなっています。
また、2款から8款までの地方譲与税等につきましては、主に県が試算した見込み額の資
料を参考に予算計上しております。
次に、9款地方交付税のうち普通交付税につきましては、前年度の交付確定額と国の平成
26年度地方財政計画等を参考にして、前年比10億円、6.1%の増額見込みとしています。
13款、14款の国庫支出金、県支出金は、補助対象事業の変動により見込み額を計上してお
ります。
17款繰入金につきましては、減債基金については取り崩しを行わず、財政調整基金の取り
崩しを行うこととし、所要の額を計上しておりますが、その繰入額は前年度と比較して4億
7,000万円ほど減少しております。
最後に、20款市債につきましては、対象事業により起債見込み額を計上したほか、臨時財
政対策債につきましては、地方財政計画による見込み額などを勘案し、前年比1億円、
7.1%の減額見込みとしています。
次に、4ページ目の上の欄をお開きください。
一般会計の目的別歳出の状況を掲載しております。
まず、2款総務費については、市役所新庁舎建設事業の事業費の減により前年比40.6%の
大幅な減となっております。
3款民生費は、消費税率の引き上げに対する適切な配慮を行うため、暫定的、臨時的に実
施される臨時福祉給付金給付事業や子育て世帯臨時特例給付金給付事業などにより、前年比
4.5%の増となっております。
5款労働費の大幅な伸びは、主に緊急雇用創出事業の事業費の増によるものであります。
7款商工費は、蒲江インターパーク整備事業や城下町観光交流館整備事業の事業費の増加
により前年比33.2%の大幅な増となっております。
8款土木費についても、前年比1.2%の増となっております。
9款消防費は、消防救急無線デジタル化整備事業や防災行政無線施設をデジタル化する防
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災情報システム整備事業、風水害・地震・津波等の各種災害対策事業の事業費の増加により
前年比47.0%の大幅な増となっています。
10款教育費は、蒲江統合小学校や八幡小学校の施設整備事業、渡町台小学校、佐伯東小学
校、明治小学校等の屋内運動場耐震化事業の事業費の増加により、前年比26.4%の大幅な増
となっています。
同じページの下の欄には性質別歳出の区分の一覧表を掲載しております。
義務的経費のうち人件費については、主に定年退職者の増加による退職手当の増により前
年比0.2%の微増となっております。また、扶助費については主に自立支援医療費や私立保
育所運営費の増により、前年比0.2%の微増となっております。さらに、公債費についても
定時償還元金の増により前年比0.4%の微増となっております。
投資的経費のうち普通建設事業費については、市役所新庁舎建設事業の事業費の大幅な減
により単独事業は減額になりますが、各種補助事業の増加もあり前年比10.2%の減となって
おります。この結果、投資的経費全体では前年比8億3,000万円、9.9%の減額となっており
ます。
次の5ページは、義務的経費である人件費、扶助費、公債費の主な増減要因と特別会計等
への繰出金の前年度との比較を掲載しております。
次に、6ページから7ページには、投資的経費の状況として集計表を掲載しております。
また、普通建設事業の補助及び単独事業の主な事業について、各款ごとに事業名、予算額、
財源内訳等を載せておりますので、ごらんいただきたいと思います。
次の8ページにまいりますが、基金の状況を載せております。
基金は、一般会計では平成25年度末見込み額222億7,100万円から8億2,000万円減少し、
平成26年度末保有見込み額は214億5,100万円となる見込みであります。また、9ページの上
の欄には地方債の状況を掲載しており、一般会計では平成25年度末見込み額588億3,500万円、
平成26年度借入予定額65億2,300万円、元金償還予定額72億600万円となり、平成26年度末は
前年比6億8,300万円減少し、581億5,200万円となる見込みであります。
さらに、同じページの下の欄には社会保障施策関連経費の状況を記載しております。
これは、消費税率が本年4月1日より5%から8%へ引き上げられることになりましたが、
これに伴い、地方消費税率の引き上げによる地方消費税交付金の増収分については社会保障
施策に要する経費に充てることとされています。そこで、引き上げ分の地方消費税交付金の
見込み額1億4,867万4,000円の使途を明確にするため、この表を作成しております。具体的
には、表の右側の一般財源欄のうち市町村交付金(社会保障財源化分)にこの内訳を記載し
ておりますので、ごらんください。
次の10ページから26ページにかけましては、平成26年度の主な歳出の説明を佐伯市総合計
画の基本目標・個別目標に沿って各款別に掲載しております。重点事業や新規事業について
は目標欄にその旨記載しておりますので、参考にしていただきたいと思います。
また、次の27ページから32ページにかけましては、特別会計及び企業会計の予算の概要を
簡単に記載していますが、説明は省略させていただきますので、よろしくお願いいたします。
最後になりましたが、32ページの次のページからは資料として補助交付金の一覧表を合計
9ページにわたり掲載しておりますので、ごらんいただきたいと思っております。
以上、簡単ですが、概要説明を終わらせていただきます。この後、予算書の詳細な内容等
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について十分な御審議をしていただき、御協賛賜りますようよろしくお願いいたします。
○委員長(矢野幸正) ただいまの概要説明に対する質疑を行います。
御質疑ありませんか。
髙司委員。
○委員(髙司政文)
2ページですかね、歳入の状況の中で地方譲与税、これが2014年度の地方
財政計画を見ると2兆7,564億円ということで、前年比で17.4%増になってるんですよね。
地財計画が増になってるのに、この一般会計の予算では逆にマイナスになってますね。その
辺の何か理由がわかれば教えていただきたいと思います。
○委員長(矢野幸正) 池田財政課長。
○財政課長(池田邦行) 今地方譲与税のことなんですが、まず1点、自動車取得税の交付金が
いわゆる消費税が8%に上がる関係で、自動車取得税が自家用自動車については今まで5%
だったんですが3%にと、それから軽自動車とそれから営業用自動車について3%が2%に
引き下げられたことがございます。その分、地方消費税交付金のほうはふえてるんですが、
そういう関係もございまして、主にはそういうとこで減額になってると、若干ですけど減額
になっているという状況でございます。
○委員長(矢野幸正) ほかに。
髙司委員。
○委員(髙司政文)
ちょっと今の説明がわからない。自動車の関係は自動車取得税交付金でお
っしゃるようにマイナスになってますよね。それはそれで別にいいんですよ。地方譲与税の
地方揮発油譲与税とか自動車重量譲与税とかね、トン税、この辺のところが地財計画と違う
のでね、何かその辺の理由を今聞いてるんです。答弁が同じ答弁ならもういいですけど、違
う理由であれば、もう一回お答えください。
○委員長(矢野幸正) 池田財政課長。
○財政課長(池田邦行) 市ではなくて、いわゆる地方財政計画というのは市町村だけでなくて
県も入っております。県が入っている中で、県のほうの地方法人特別譲与税というのが全国
レベルなんですけど、2兆1,000億円ほど、23.7%増になっているということがございまし
て、多分、済みません、私の説明が悪かったんですが、そういう意味だと思います。
○委員長(矢野幸正) 髙司委員。
○委員(髙司政文) わかりました。県のほうということですね。
それともう一つ、8ページ、これもここで聞いておいたほうがいいと思いますので、基金
の地域の元気臨時交付金基金、これの1億1,500万円の活用が予算説明書じゃわからないん
ですね、どの事業に充当されているのか。それをもし例えば6ページ、7ページの中であれ
ばね、もう口頭でもいいですけど、ちょっと数が多いのであれば、後で資料でもいいんでい
ただきたいと思います。
それと、この1億1,500万円、この交付金が出るおかげで、いわゆる地方債を前年度打た
なくて済む部分があって、それを今回この1億1,500万円というのは、たしか使途は投資的
経費だけじゃなくてソフトにも使えたと思うんですよ。その辺で、いわゆる浮くことになり
ますね、1億1,500万円が。その分をソフト面で使うということはなかったのか。例えば上
乗せ、横出しで補助率を上げるとかそういう活用というのはないのか、その辺をちょっとお
聞きします。
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○委員長(矢野幸正) 池田財政課長。
○財政課長(池田邦行) この1億1,500万円でございますが、充当しております。
一つは、漁港の単独事業、それから急傾斜地の崩壊対策事業、それから河川改良の単独事
業ということで、三つの事業の事業費の一部に充当していると、そういうことでございます。
○委員長(矢野幸正) 根塚財務部長。
○財務部長(根塚洋二) 今の充当の状況ですが、具体的には7ページをごらんください。
7ページに単独事業の6款の漁港単独事業、ここの特定財源その他の欄に2,300万円、こ
れが地域の元気の基金からの充当でございます。それと、8款の河川改良単独事業8,600万
円、その他の欄ですね、これも基金からの充当になります。それと、先ほど言いました9款
の急傾斜地崩壊対策事業、これの945万円のうちの600万円、これが基金等の充当でございま
す。それを合わせますと1億1,500万円というふうになります。
以上です。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
清家委員。
○委員(清家好文)
先ほど髙司委員が言われたところなんですけれど、地方交付税は今回増額
してるわけですね。それと臨財債は逆に減額してるんですけれど、これは地財法ではどちら
とも減額になってるんですけど、その整合性というかね、どういうわけでこうなってるのか、
説明をお願いします。
○委員長(矢野幸正) 池田財政課長。
○財政課長(池田邦行) まず、臨財債のほうは地財計画上たしかマイナスになってましたんで、
それに見合う形で減額させていただいております。
ただ、地方交付税のうちのいわゆる普通交付税につきまして、これまではどちらかという
と非常に予算上かたく見てた部分もございまして、そこの概要のたしか3ページにも記載し
ていますとおり、これまでの交付実績と、それから先ほど言いました地財計画等を勘案して、
去年と比較した場合なんですが、約10億円の増額という形で、より現実というか、実績に近
い形での予算計上すべきだという判断のもと、今回増額しております。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
○委員(清家好文)
地財債で1,769億円減ですね、前年対比で1%ぐらい減なんですけど、じ
ゃあ、今まではあなた方は隠しとったわけ。かたく見たというんじゃなくて、隠してたの。
○委員長(矢野幸正) 池田財政課長。
○財政課長(池田邦行) 非常にかたく見てたというふうに御理解いただきたいんでございます
が。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
○委員(清家好文)
じゃあ、この全体の今回の予算は従来に比べて現実性に合わせてるという
ことですね。かたく見てないということですね。現実性に見てるということですね。
○委員長(矢野幸正) 池田財政課長。
○財政課長(池田邦行) より現実に近いということで、ただ実際、交付税の本算定というのが
今年度、普通交付税ですけど8月までにございますので、あと国の動向等も注視しながらと
いうことで、今現在はとにかく現実に近い形でということでございます。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
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○委員(清家好文)
私は前から言ってるんですけれど、あなた方はとりあえずのせとけと、足
らない分は基金で予算計上しよって、入ってきたら後でまた戻すというやり方でやっとった
でしょう。そういうところは甘さがあったわけですよ。確実にこのぐらいは入るだろうとい
う予算編成を組んでおればね、そういうことはなかったんですけど、ただとりあえず上げと
って、あとは基金を足らない分は基金で賄っとって、実際に確定したところ、先ほど言った
かたくなったと言ったところですが、現実性になったというところに差額をまた基金に戻し
たというやり方しよったわけですね、今までは。それを今度は現実性に合わせるということ
ですね、それを。
○委員長(矢野幸正) 池田財政課長。
○財政課長(池田邦行) とにかく先ほど言いましたとおり現実的な数字に合わせるということ
で御理解いただきたいと思います。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、市長は公務の都合により、ここで退席をいたします。
ここで暫時休憩をします。10時30分から再開することにします。
午前10時19分 休憩
──────────────────────────────────────
午前10時30分 開議
○委員長(矢野幸正) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
これより予算書、予算説明書により款を追って審査いたしますが、その前に委員の皆さん
にお願いいたします。
特別委員の皆さんにおかれては、あらかじめ当初予算の説明資料等に十分目を通されてい
ると思いますので、質疑される委員は、予算説明書や当初予算の概要のページ、事業区分、
金額等を明確に示していただき、ポイントを絞った質疑に心がけていただきたいと思います。
また、一度に複数の質疑を行うと、執行部はもとより審査を行う委員や傍聴者にもわかりに
くくなりますので、可能な限り配慮をいただきたいと思います。
なお、今回は議場を使っての初めての予算特別委員会の開催になります。行き届かない点
があるかもしれませんが、御容赦願います。また、各款ごとに随時職員の入れかえのため休
憩をとることになります。その点、御了承お願いいたします。
これより議事に入ります。
議案第1号、平成26年度佐伯市一般会計予算を議題といたします。
まず、歳入から入ります。
予算説明書12、13ページをお開きください。
1款市税のうち、12、13ページについて御質疑ありませんか。
清田委員。
○委員(清田哲也) 固定資産税の部分です。
本当、本市にとって一番貴重な自主財源の部分になると思います。土地の調定見込み9億
5,000万円、約ですね、家屋が16億3,900万円、この部分の歳入が1円でもふえていくことが
市政の充実につながると思います。その調定見込みが上がるのか、徴収率を上げるしかない
んですが、1点そういう観点で御質問しますけれども、登記簿上は市の土地になっておると、
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しかしながら、実際現地は個人の方が占有しておって、その方も所有権を主張されておると、
いわゆるちょっと宙に浮いた土地という事例がございます。そういう部分に関しまして、今
後どうしていくのか。
これ、仮にその所有権が個人の方ということで白黒決着がつけば、当然固定資産税の課税
対象になって、歳入、いわゆる貴重な自主財源が少しでも徴収できるということになろうか
と思いますけど、ちょっとその辺お考えをお聞かせください。
○委員長(矢野幸正) 大浜課税課長。
○課税課長(大浜幸寿) ただいまの御質問につきましては、市の所有物件が現実的には民間が
使用しているというふうなことでよろしいですかね。
現実的に、登記名義人に課税するというのが大原則でございますので、例えば所有者が市
ということになりましたら、課税対象からは外れるというふうにお考えいただきたいと思い
ます。
○委員長(矢野幸正) 清田委員。
○委員(清田哲也)
それはもう当然わかってる話でございまして、登記簿上は市になってるけ
ども、実際市の財産として活用しなくてもいいんだけども、いわゆる財産活用の観点からし
ても、登記簿上は市の土地になってるんだけど、実際現地は個人の方が占有してるんですよ、
建物が建って、わかります。そういう状況において、それをその方も所有権を主張されてお
るんですわ。だから当然今、市のほうは自分とこの土地だということで認識を持って、個人
の方が占有してるんだけど課税してないわけですよ。でも、実際はもうその個人の方が使わ
れておると。こういう事案をどう対応していきますかという御質問です。
○委員長(矢野幸正) 大浜課税課長。
○課税課長(大浜幸寿) 課税課の大浜です。
課税課といたしましては、所有権が宙に浮いたというんですかね、そこらはもう市と個人
の解決によって、課税対象にしていくのか課税対象から外すのかというふうな形にせざるを
得ないというふうな状況です。
○委員長(矢野幸正) 清田委員。
○委員(清田哲也)
そうなんでしょうけど、結局だからいわゆる所有権をはっきりさせてはど
うですかという話なんですよ、裁判しても。仮にじゃあ市が負けたとしましょうよ、もう占
有期間が長いんでね、時効取得とかありますんで。仮に市が負ければ、逆に個人の所有権が
認められれば、そこに新たに課税できるわけでしょう。ですから、課税課としては、とにか
くこの金額が歳入が1円でもふえることを目指すべきなんですから、いわゆるほかの課と対
応しながら、そういう宙に浮いた土地に、いわゆる市の財産ですよね、これも貴重な。けど、
所有権主張していらっしゃる方がいるんだから、それはもう明らかに早目にどちらの所有権
か、はっきりさせた上でやるべきだと思うんですけど、その辺のお考えをもうちょっと明確
に答弁していただけませんか。
○委員長(矢野幸正) 川井上下水道部長。
○上下水道部長(川井博文) 上下水道部長の川井です。
今、清田委員の御指摘になられた土地につきましては、私ども上下水道部の行政財産でご
ざいます。それで今、当然昭和8年の私ども水道創設時に管路の埋設、布設の土地として購
入した経緯があります。その後、農地法か何かで一部小作人さんに払い下げをせんといけな
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い土地とかですね、それで今言った登記上は私どもの当然土地になっておりますので、当然
今は私どもの土地であるということでおります。それについては相手方が異議申し立てない
限りは、市の私どものほうは当然私どもの土地ということでございますので、そのままの考
えで対応していきたいと。向こうの今、税に対することでしょうけれども、その土地自体、
私どもの行政財産として使用目的がはっきりしておりますので、これがよその人の土地にな
るというのは当然、争うことになろうかと思いますけど、今の状態では、私どものほうはこ
れに対して市のほうから先にするということは今のところ思っていません。
○委員長(矢野幸正) 清田委員。
○委員(清田哲也)
部長ね、建物建ってるでしょう、今ね。あれ市の建物ですか、違うでしょ
う。それがおかしいじゃないですかって思いません。それは登記簿上は市の土地ですって、
わかりますよ、それは、登記簿とってるんだから。だけども、個人の方がどういういきさつ
があったかわかりませんよ、昭和8年だからね。でも、実際その個人の方が占有して使われ
ておるんですよ。それは市が市のためにそうやって使うんだと言うなら、それはそれでいい
ですけど、そうじゃなくて、市の意向ではなく個人の方の意向で市の土地の上に建物が建っ
てるんですわ。それをそのまま放置しておくんですか。
○委員長(矢野幸正) 川井上下水道部長。
○上下水道部長(川井博文) 当然、通りでもありますし、何年にあれが建てられたかというの
はちょっとはっきりもされてないんですけど、あれだけ大きい瓦ぶきの屋根が建っておりま
す。ですから、当然その当時は市と何らかの合意のもとに建ったという判断でしか今考えて
おりません。そうでないと、ああいうものが現実に、私どもの土地をわざわざ買いましたの
で、その土地にあんなでっかいものがですね、ただプレハブみたいにぽんと置いて一夜漬け
でできるようなものではございません。ですから、それは私どもも一切そういう書類が残っ
ておりませんけど、それは当然その方と、今所有を主張されてる方との合意のもとで、あの
建物ができたという判断でおります。
○委員長(矢野幸正) 清田委員。
○委員(清田哲也)
じゃあもう現状のままあれでいいと、市の財産であるけども、ああいう使
い方をもうしてくださいと、市はそう認めるということでいいんですかね。
○委員長(矢野幸正) 川井上下水道部長。
○上下水道部長(川井博文) 現段階では、私どもの考えは、建物を建てたという所有者がおり
ますので、今の現状そのままの状態で推移していきたいと。今後私どもが下水道工事に伴っ
てあの土地の中をずっと通っていっとるんですけど、道路に布設がえという計画もございま
すので、そのときに布設がえした折に、そこの土地についてはまた再度考えたいというふう
には思っております。
○委員長(矢野幸正) 清田委員。
○委員(清田哲也)
部長ね、実際木も立っててね、要は地区が困りますよというとこから始ま
った話なんですよ。じゃあ、その土地は市の土地だという認識のまま、建物ももうその個人
の方が建ててもいいよという認識でね、じゃあその地区が困りますと、ここの木をどうかし
てください、この建物壊れるかもしれませんと、地区住民の安全が確保できないと、どうに
かしてくださいと、これ当然市の土地だから市に言ってきたんだけども、だけどその木を切
るときに、じゃあ市はいいですよって切ってくれます。
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○委員長(矢野幸正) 川井上下水道部長。
○上下水道部長(川井博文) 一応所有も、木もすぐ自然に生えたような木ではなくて、均等に
ちょっと杉が植えられている状態でございました。当然ですから建物を建てた人がその木も
したということで、私どもが事情説明というんですかね、それを聞きに行った折に、それを
言えば処理はしてくれるという話です。ですから、当然私ども今の口頭での契約みたいにな
って、私どもが当然管理して、その人に危ないからしてくれと言う義務があると思いますの
で、そういう家屋につきましてそういう事情ございましたら、そういう処理をしていきたい。
それと地区の自治委員さんとも協議して、一応通路の確保については協議をされて、私ども
はどうぞお使いくださいということでの回答は提出はしております。
○委員長(矢野幸正) 清田委員。
○委員(清田哲也)
ちょっと長くなりますけどね、部長、地区の人たちは両方に話しないとい
けないんですか。市のほうとその建物を所有してる方と。市のほうはいいけど、その所有し
てる方がだめだと言ったらだめでしょう。
そしてね、そして言いますけどね、そういう処理しますと言うけど、じゃあ、もうどうい
う経緯かわからない、古いからわからないと。これ一つ、財産管理のミスですわね。もう怠
慢と思いますよ。じゃあ、それが発覚したんだから、新たに賃貸借契約を結ぶとか、当然土
地は自分の土地だって市は主張するんならね、その辺やっぱり市有財産を守るという観点か
らもね、そんな口約束だけでそれで済ませていいんですか。
○委員長(矢野幸正) 川井上下水道部長。
○上下水道部長(川井博文) 一応私どもも認識的に、以前の話と言って逃げるわけじゃないで
すけど、そこでの職務怠慢、行政財産がああいう形で恐らく私どもの管路敷ですので、建つ
ということはまず考えられん状況なんですね。水道管の上ですから、当然わかります。です
から、職務怠慢ということを言われても、その辺はちょっと私も思わんでもないですけど、
ですけど、今の状態のまま私どものほうから先に争うかといったら、そこまでしなくてもい
いのかなと今私は判断を持っとるんですけど。
○委員長(矢野幸正) 井上副市長。
○副市長(井上勇) 井上でございます。
ちょっと私、委員の物件についての認識が今のところありませんけれども、このこと先ほ
ど質問内容で状況がそういう状況であれば、これはもう一度、部長はそういうふうに答えま
したけれども、若干その辺のことは調査してみる必要があるのかなというのが考え方であり
ますので、その辺を踏まえて上下水道部とちょっと話をしてみたいと思います。
○委員長(矢野幸正) 清田委員。
○委員(清田哲也) もう副市長、そういうふうにぜひしていただきたいと思います。
ちょっと部長ね、やっぱりその今のままでいいという認識はおかしいと思いますよ。怠慢
でもないかどうかなって、ちょっとそれもわからないと。市の財産って言ってるんでしょう。
言ってるとこに、いつ建ったかわからない個人の建物があるというこの時点でおかしいじゃ
ないですか。それをおかしいと思わないのが僕はおかしいと思いますわ。
だから本当、副市長答弁ありましたからもう答弁いいですけど、何かおっしゃりたいこと
があれば言っていただいて結構ですけど、市の財産と主張しながらも、いつの間にか建物が
建ってたわけでしょう。それに関して、このままもう別にこちらからはいわゆる所有権はっ
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きりさせる気もありませんという答弁ですけど、それだったら、いつもじゃあ無償で市の土
地いつも貸してよという話になるじゃないですか。もうちょっと財産管理に対して強い認識
持っていただきたいと思います。
以上です。
○委員長(矢野幸正) 川井上下水道部長。
○上下水道部長(川井博文) 当然行政財産ですから、当然目的も決まっとると。目的が決まっ
とる財産について、今おっしゃられましたように別の物件が建って使ってるというのは、当
然あってはならないことだと私も思っております。ですけど、その当時、あのもんですから、
何らかのわからんです、それは、ないとですね、言いわけになりますけど。
(発言する者あり)
○上下水道部長(川井博文) わかりました。
ですけど、あの土地自体が字図上の用悪水路として、私どもの買うたときには水道管布設
用地として購入しとるんですけど、字図上は用悪水路としとって、今一部、前、─────
──があった土地の一部は農地法か何かで小作に払い下げるという制度が昭和20年ですかね、
ずっとあったと思うんですけど、その当時にあって、わけがわからんですけど、その一部だ
けがもう他人名義になっとるんですよね、現実問題。
ですから、私どもの水道施設として登記されとれば、恐らくそんなこともなかったんでし
ょうけど、どういう形でか知らないですけど、用悪水路として登記されとったと、それがま
た農地の私ちょっとはっきりした名目はわからんですけど、それによって一部がもう既に個
人の土地のもう名義になってるというのも現実的にあるんですわね。ちょっとそういうこと
です。
○委員長(矢野幸正) 清田委員。
○委員(清田哲也)
もう済みません、ちゃんとやってください。市の財産ですから、市の財産
の上に、いつの間にか市が知らない間に建物が建ってるのが現実です、これが。ですから、
もうちゃんと部長のとこだけじゃなくてね、過去の経緯もそれは昭和8年、わからないのも
あるでしょう、それは。だけども、そういう現実が判明したんだから、今のままでいいとい
う認識は、もう悪いけど捨ててくれませんか。ちゃんと対応していただきたい。
○委員長(矢野幸正) 川井上下水道部長。
○上下水道部長(川井博文) わかりました。過去は当然、言いわけになるんですけど、わかり
ました。今後について対応していきたいと思いますので、お願いします。
○委員長(矢野幸正) 後藤委員。
○委員(後藤幸吉)
上下水道部長の答弁じゃねえで、これは市の財産かどうかということでし
ょう、清田委員。佐伯市の財産の上に人が勝手に建物をつくっとるということでしょうが。
書類がないからなんて言わんで、最後に残っとる書類でやりなさいよ。固定資産税も取られ
ん、借地料も取られん、そんな財産の管理方法というのがある。これは副市長はちゃんと調
べると言われたから調べてもらいたいけども、一つの部局の話じゃないと思う。佐伯市の財
産を人にとられるかどうかの話だと思うんですよ。ちゃんと副市長、対応していただきたい
と思います。
○委員長(矢野幸正) 井上副市長。
○副市長(井上勇)
先ほど答弁いたしましたように、このことにつきましては担当部と協議を
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していきたいと思っております。
○委員長(矢野幸正) ほかになければ。
清家委員。
○委員(清家好文)
行政財産であればね、何をその難しいこと言ってるんですか、当然佐伯市
のものであるから管理せないけないじゃないですか。それを不法の建物を建ててるんであれ
ば、あなた方は訴訟を起こして当然撤去してもらえるわけなんですよ。何でそこまでやらな
い。全ての面がそういう意味で曖昧さから起こっとるわけでしょう。その辺、早速やってく
ださい。
○委員長(矢野幸正) 井上副市長。
○副市長(井上勇) そういうことを含めて検討させていただきますという答弁であります。
○委員長(矢野幸正) ほかになければ。
髙司委員。
○委員(髙司政文)
市民税の滞納繰り越しにかかわる収納の関係ですけど、滞納処分を行って
ると思いますけど、もちろんそれはそれでいいわけですけど、時として、ちょっと行き過ぎ
てトラブルになるケースがありますね。例えば児童手当の振り込みの日とたまたま重なった
というふうなことを言ってましたけど、そういうようなことでトラブルになったりしてます
し、鳥取県で銀行で振り込まれた児童手当を差し押さえたということが、結局最終的には広
島高裁で違法だということになったんですけど、それで、ことしの1月24日にこういうケー
スがあったんで、総務省が文書で行き過ぎた滞納処分について実情を十分に把握して適正に
執行するようにということの指示を各都道府県市町村に出してると思いますけど、ここの文
書を確認してるかということと、それから今後の滞納処分に当たっては、しっかりと納税者
の実情を踏まえてやるということを今後も引き続いてやっていただけるのか、その辺をちょ
っと確認したいと思います。
○委員長(矢野幸正) 安部収納課長。
○収納課長(安部和生) 収納課長の安部と申します。髙司委員さんの質問にお答えしたいと思
います。
滞納者の多くは、滞納税を支払う資力等がない場合が多くて、給料や年金等で額が少ない
人等がおりますが、私どもは、まず滞納が発生すると、資産の調査、預貯金、給与、生命保
険、動産、不動産等を調べます。これらの資産のない場合には自宅等の捜索等を行い、換価
できるものがあれば差し押さえをしております。
ただ、全ての滞納者についてこの手続を踏むには当然できないこともあります。今後も現
状を把握しながら処分をやっていきたいと考えております。
○委員長(矢野幸正) 髙司委員。
○委員(髙司政文)
質問は総務省の通知を御存じですかということと、今後この通知に従って
やるかということだけでいいんですけど、その辺のことを。
○委員長(矢野幸正) 安部収納課長。
○収納課長(安部和生) 済みません、広島高裁の件あたりは、全て私どものほうの耳にも入っ
ております。それについても対応を課内で十分検討しております。よろしいでしょうか。
○委員長(矢野幸正) ほかになければ。
髙司委員。
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○委員(髙司政文)
今は収納の話で、今度は課税のほうのちょっと質問ですけど、個人税の関
係で、来年度からだと思いますけど、住民税の均等割の復興増税が入って全国6,000億円の
増収になるということでありますけど、佐伯市の個人の税収に関係して、この辺の部分がど
のくらい入ってるか、ちょっと一つお聞きしたいのと、それから法人税の法人市民税の一部
がいわゆる国税化ということでね、国のほうの収納に変わると、一部。そういうことによっ
て、当然地方の税収が減りますわね。交付金の財源にするということでありますけど、その
辺のちょっと説明をお願いしたいのと、どのくらいの税額が減ることになるのか、その辺わ
かれば教えてください。
○委員長(矢野幸正) 大浜課税課長。
○課税課長(大浜幸寿) 法人住民税の税率改正につきましては、平成26年度中に実施予定であ
ります。消費税及び地方消費税の税率8%段階で地域間の税源の偏在性を是正し、財政力格
差の是正を図るために、法人住民税の一部を国税化して地方交付税の原資とするということ
になっております。法人住民税の法人税割の税率につきまして、県民税が1.8%、市町村民
税が2.6%の計4.4%が引き下げられまして、引き下げ分を国税化して地方交付税の原資とす
るということになっております。佐伯市の法人市民税の法人税割の税率が現行14.7%です。
改正後は12.1%の税率になるという予定になっております。
それから、影響額ということですが、平成25年度の決算見込み額からはじき出すと、影響
額につきましては、約820万円ほどの課税額の減少が生じるものというふうに見込んでおり
ます。
以上でよろしいでしょうか。
(「住民税の均等割の関係は」と呼ぶ者あり)
○課税課長(大浜幸寿) 住民税の均等割につきましては、平成26年度から緊急防災減災事業の
財源とするために500円を上乗せして、均等割の個人市民税の合計が3,500円となります。こ
れに伴う増収につきましては、1,211万7,000円程度を見込んでおります。
以上でよろしいでしょうか。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
清家委員。
○委員(清家好文)
市民税、いわゆる個人、法人の市民税が9,900万円ほど赤になってますわ
ね。これで景気が悪いから人口減だということになってるんですけど、昨年度も1億4,000
万円ほど下がってるんですけど、これは本当の原因は何なんですか。
○委員長(矢野幸正) 大浜課税課長。
○課税課長(大浜幸寿) 課税課、大浜です。
当初予算の概要でも記載しておりますとおり、一番の原因は人口減少による納税義務者の
減少及び景気低迷による個人の所得の減少、個人及び法人の所得割の減少というふうなこと
での調定額の減少というふうに考えております。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
○委員(清家好文)
人口減は確かに数字的に出てますわね。景気の悪いのは、もうほぼ20年で
すよね、デフレになってですね。だから、それは必ずしも言えないんじゃないかと思うんで
すよね。その辺はどう思う。
○委員長(矢野幸正) 大浜課税課長。
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○課税課長(大浜幸寿) 特に法人住民税につきまして、この予算を策定するに当たりまして、
高額納税事業所を数社聞き取り調査をいたしました。その回答が非常に厳しいというふうな
お答えをいただきまして、実際その厳しいということから、来年度も、平成26年度もちょっ
と増額する調定額を計上するのはちょっと無理があるという判断のもとに、減額の調定額を
計上いたしておるというところです。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
○委員(清家好文)
固定資産税はふえてるんですね、900万円ほど、1,000万円ほどふえてるん
ですよ。景気が悪いのに固定がふえるんですか、それはどのような解釈してるんですか。
○委員長(矢野幸正) 大浜課税課長。
○課税課長(大浜幸寿)
固定資産税につきましては、土地については下落修正により1,299万
5,000円、償却資産につきましては減価償却によりまして779万2,000円の減少を見込んでお
ります。
しかし、家屋につきまして、新増築家屋によりまして2,703万5,000円程度の増加が見込ま
れるために、差し引きで調定額で624万8,000円の調定額の増額を計上いたしております。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
○委員(清家好文) その件はよしとしましょう。
それで、個人もそうなんですけれど、法人税も滞納繰り越し分の徴収率が0.2、昨年に比
べて上がってますわね。これは何か自信がついたのかな、その辺は。
○委員長(矢野幸正) 安部収納課長。
○収納課長(安部和生) 収納課の安部です。
滞納繰り越しにつきましては、過去5年ほど随分収納率が伸びてきております。それで、
個人につきましては、昨年が大体22%程度になっております。職員が自治大学校等々に行っ
て今5名の職員がおります。そういう形で、かなり収納のスキルが上がったというふうに考
えております。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
○委員(清家好文)
そういう収納の技術的なものが上がったということですわね、当然徴税率
を上げますから。それであるのであれば、現年度分が何で昨年並みなの。パーセント一緒で
しょう、0.945で上げとるじゃないですか。技術が上がったから、それだけとれる自信があ
るのであれば、当然ここも上げておかないけないでしょう。
○委員長(矢野幸正) 安部収納課長。
○収納課長(安部和生) ちょっと個人の部分につきましては、前年度からの分につきましては
上げておりませんが、他の税につきましては全て徴収率を0.05%とか全て上げております。
よろしいでしょうか。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
○委員(清家好文)
個人も上がってないし法人も上がってないんですよ。あなた方が上がって
るのは固定と軽自動車ぐらいですから。だから法人も当然同じでしょう。現年度、いわゆる
それだけの技術が上がったのであれば、滞納に対する技術が上がったのであれば、繰り越し
分であろうと現年度分であろうと同じ率で上げていくのは当たり前でしょう。何で分けなき
ゃいけないの。
○委員長(矢野幸正) 安部収納課長。
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○収納課長(安部和生) 個人につきましては、一応当初予算ですので、見込みという形でとり
あえず94.5%前年同比という形にしておりますが、ここから私ども収納課におきましては上
積みをしていって、なるべく徴収率を上げていきたいと考えております。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
○委員(清家好文)
先ほど財政課長は何て言ったかといったら、現実に合わせますという財政
の組み方すると言ったんでしょう。矛盾するんじゃないの。
○委員長(矢野幸正) 安部収納課長。
○収納課長(安部和生) 個人市県民税、市民税につきましては、昨年平成24年度の実績ですけ
ども、個人の部分で普通徴収、特別徴収を含めまして97.63%になっております。本年度で
計算しますと、普通税と特別徴収を含めまして97.2%で計上しております。
よろしいでしょうか。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
○委員(清家好文)
あなたここに書いてるのは調定見込み額、普通徴収は徴収率0.945、特別
徴収は0.990になっとるじゃないの。これを言ってるんですよ。だから、その下見て、繰り
越しは率は0.2でしょう。昨年は0.18やったんです。上げてるんですよ。徴収する力ついた
よと、私どもは勉強しましたからと言うんであれば、こちらも上げたらいいんじゃない。矛
盾してるじゃないと言いよるんです。それをあなたがもう私はこうしますと言うなら、それ
はそれで結構でございます。
○委員長(矢野幸正) 安部収納課長。
○収納課長(安部和生) 先ほども申しましたが、平成26年度の予算書で見ますと、普通徴収、
言われたように徴収率0.945%、94.5%、特別徴収につきましては99%、これを合わせます
と、全体の調定見込みから徴収率を合わせますと両方で97.2%になります。それで平成24年
度の決算で97.6%でしたので、それに近い形では上げてるつもりなんですけども、これは一
応見込みですので、見込みはこのぐらいで、うちのほうで徴収努力をして、徴収率はまだま
だ上げていきたいとは考えております。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、14、15ページの1款市税について御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、同じページの2款から3款までについて御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、16、17ページ。
このページについて御質疑ありませんか。
○委員長(矢野幸正) 髙司委員。
○委員(髙司政文)
交付税の関係、余り詳しく聞きませんけど、確認ちょっとしたいことが、
社会保障の財源化分ですね、さっきの説明書の1億4,867万4,000円とか、それからマイナン
バーの財源ですね、2億7,634万2,000円と、この辺は全部地方交付税の中の交付税算入され
てるということでよろしいんですかね、財源としては。
○委員長(矢野幸正) 池田財政課長。
○財政課長(池田邦行) 消費税につきましては、いわゆる16ページに書いてますとおり地方消
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費税交付金のほうで、マイナンバーの分は、たしか特別交付税の措置だったと思います。
○委員長(矢野幸正) 髙司委員。
○委員(髙司政文)
これ一般財源で入ってきている社会保障の財源化分というのがあるじゃな
いですか、1億4,867万円、これはこの地方交付税の交付の中の交付税として入っているか
ということ。
○委員長(矢野幸正) 池田財政課長。
○財政課長(池田邦行)
済みません、地方消費税交付金が8億5,900万円交付される予定なん
ですが、これのうちですね、増額分としてじゃないけど、これのうち先ほど言ったこの数字
が入ってるというふうにお考えいただいたらと。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
清家委員。
○委員(清家好文)
16ページの自動車取得税交付金が3,400万円ぐらい減になってますけど、
この理由を教えてください。
○委員長(矢野幸正) 池田財政課長。
○財政課長(池田邦行) 自動車取得税交付金のこの減額につきましては、済みません、私先ほ
ど勘違いして申しましたが、消費税率が8%引き上げに伴って、まず平成22年度燃費基準を
満たした自動車等の取得に係る税率を引き下げると、それと自家用自動車について、これま
で5%の税率だったのが3%と、それから営業用自動車及び軽自動車について、自動車取得
の場合3%だったのが2%にそれぞれ引き下げられることになっております。その関係がご
ざいまして、交付額が大幅な減になっているということでございます。
○委員長(矢野幸正) よろしいですか。
ほかになければ、18、19ページ。
このページの11款までについて御質疑ありませんか。
井上委員。
○委員(井上清三) 無所属の会に属しております23番、井上でございます。
19ページの上にありますが、交通安全対策特別交付金、前年度より300万円ほど減ってお
りますが、この点についてちょっとお聞きしたいと思います。
○委員長(矢野幸正) 下川建設総務課長。
○建設総務課長(下川龍治) 建設総務課長の下川でございます。
井上委員さん、済みません、質問の内容がちょっと聞き取れませんでしたので、もう一度
言ってもらえませんか。申しわけございません。
○委員長(矢野幸正) 井上委員。
○委員(井上清三)
交通安全対策特別交付金というのがあると思います。わかります、これ。
前年度より300万円ほど下がっておりますが、この分についてちょっと説明いただきたいと
いうことです。
○委員長(矢野幸正) 下川建設総務課長。
○建設総務課長(下川龍治) この交通安全対策特別交付金につきましては、要するに交通違反
の数が多ければ、当然国からの交付が多くなるということで、我々が請求するわけではござ
いません、国から一方的に来る交付金であるので、憶測で物を言って悪いんですが、前年度
がことしは見込みが交通違反が少なかったのではなかろうかなと思われます。
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○委員長(矢野幸正) 井上委員。
○委員(井上清三)
そのとおりですね、いわゆる交通の反則金が一つの原資になっているとい
うことは理解できます。
これのいわゆる支出方法、つまり使い方についてですけど、例えば交通安全対策施設、そ
ういったことを設置という部分があるんじゃなかろうかと思いますが、最近は東九州自動車
道が開通し、特に私の地域でありますけど、蒲江からそのインターに行くまで非常に交通量
がふえております。こういった部分について横断歩道等の設置をお願いしても、信号機じゃ
ないんですよ、横断歩道の設置にしてもなかなかできないというふうな話を伺っているわけ
ですが、これについてはどのようなお考えをお持ちなのか、お聞きしたい。
○委員長(矢野幸正) 下川建設総務課長。
○建設総務課長(下川龍治)
歳出ページの203ページをごらんになればわかると思います。2
款に3番目に交通安全整備事業で、ここに歳出が上がってございます。ここに交通工事の請
負費及び原材料全てここに充当しております。それと今言われました交通安全の横断歩道そ
の他もろもろに対する信号機等の設置につきましては、県の公安委員会の所管になりますの
で、そのような御意見があれば、建設課並びに公安委員会のほうと協議をするというふうな
形になろうかと思います。御理解ください。
○委員長(矢野幸正) 井上委員。
○委員(井上清三)
これは今そういった蒲江からいわゆるインターまでの間を申しましたが、
これから今年度にかけて、平成26年度にかけて全部ができますので、いろんな分野でそうい
ったいわゆるアクセス道との本道との部分でそういった問題が生じると思いますので、十分
配慮して、住民から上がった分については理解していただきたいというふうに思っておりま
す。
○委員長(矢野幸正) 下川建設総務課長。
○建設総務課長(下川龍治) 今言われたことを十分に参考にしながら関係機関と協議する、そ
の方向でまいりたいと思います。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、このページの12款1項使用料について御質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、20、21ページ。
このページについて御質疑ありませんか。
髙司委員。
○委員(髙司政文)
一番下の幼稚園授業料ですけど、幼児教育無償化というのが何かね、国の
ほうで進めて339億500万円ですか、予算つけてるんですが、中身は何か保護者の軽減措置を
広げるというふうに聞いてます。この予算、五、六十万円ですかね、前年よりは下がっては
いますけど、来年度の授業料がそれを反映して保護者の軽減になってるのかどうか、ちょっ
とお聞きしたいんですけど。
○委員長(矢野幸正) 甲斐学校教育課長。
○学校教育課長(甲斐徳人) 学校教育課長の甲斐でございます。
この幼稚園授業料につきましては、減免措置、公立の場合で言いますと420名を予定して
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おりますが、その中から生活保護世帯、それから市民税非課税者の減免措置をした金額がこ
の予算額となっております。国の補助ということは反映はされておりません。
○委員長(矢野幸正) 髙司委員。
○委員(髙司政文)
そしたら、その国の予算の関係、具体的には今政府ですね、無償とか第2
子が半額で所得制限撤廃とかね、第3子も所得制限撤廃されたとかいうふうにちょっと聞い
たんですけど、そういう部分というのは佐伯市の幼稚園の授業料の関係では反映はされてな
い、もともとそういうことだということなんですか、ちょっとそこがよくわからないんです
けど。
○委員長(矢野幸正) 甲斐学校教育課長。
○学校教育課長(甲斐徳人) 反映されていないと、ちょっと言い方が悪かったかもしれません
けれども、減免措置対象者に対しての措置というものを、その金額に対して国からの補助を
見込んでおります。
○委員長(矢野幸正) 髙司委員。
○委員(髙司政文)
国が制度としてそういうふうに措置したことについては、佐伯市はそれに
従ってやってるかだけでもいいです、じゃあ答えてください。予算に関係するしないは別に
して。
○委員長(矢野幸正) 甲斐学校教育課長。
○学校教育課長(甲斐徳人) 補助分に対しては制度を適用しております。
○委員長(矢野幸正) よろしいですか。
清家委員。
○委員(清家好文)
20ページ、衛生費使用料100万円ほど減額になってますが、この内容を説
明をお願いします。
○委員長(矢野幸正) 山野内市民生活部長。
○市民生活部長(山野内眞人) ここの衛生費使用料は火葬場等、火葬場、墓地等の使用料が中
心になるものでございます。全体的にこれらが減少したということだと思っております。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
○委員(清家好文) 墓地使用料はもうなくなったの。
○委員長(矢野幸正) 池田財政課長。
○財政課長(池田邦行) 財政課長、池田です。
昨年は墓地使用料ということで138万円計上してたんですが、今年度それがなくなってお
ります。その関係でございます。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
○委員(清家好文) なくなったというその説明をしてほしいのよ。
○委員長(矢野幸正) 海部環境対策課長。
○環境対策課長(海部陽一) 環境対策課長の海部でございます。
市営墓地の使用料に関しましては、今年度残りがございません。残っているのは公共工事
に伴う移転枠だけでございます。一般公募する墓地がございません。
以上です。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
○委員(清家好文)
もう使用料をするところの墓地がないということですね。個人所有になっ
- 30 -
たということ。
○委員長(矢野幸正) 海部環境対策課長。
○環境対策課長(海部陽一) お答えします。
一般公募する一般を対象にして販売する墓地がないということでございます。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、22、23ページ。
このページの使用料について御質疑ありませんか。
髙司委員。
○委員(髙司政文)
使用料の合計が前年の予算、これ予算ですからね、実際に今年度の執行状
況から見たらどうかわかりませんけど、マイナスになっていますね。手数料も次のページで
すけどマイナスになってますけど、これ消費税の増税で、当然使用料、手数料関係は3%プ
ラスなってると思うんですけど、どうしてもよく見るとマイナスになったりプラスになった
り、ちょっとこまごましてると思いますけど、この辺の反映というのはしっかりとされてる
んですかね。消費税の8%になって上がった分というのをこの予算には反映されているのか
どうか、ちょっとお聞きしたいんですけど。
○委員長(矢野幸正) 池田財政課長。
○財政課長(池田邦行) 消費税の増税分につきましては、この予算の中には反映しております。
○委員長(矢野幸正) 髙司委員。
○委員(髙司政文)
そうするとね、今墓地の関係とかいろいろありますわね、減った理由、ふ
えた理由もあるんですよ。全体的に、その使用料のね、手数料もそうですけど、下がってる
というのは、じゃあどういうふうな全体として理由があるのか、ちょっとわからないんです
けど。使用料はメーンのようなところでも下がってたりするんですよ。その辺のところがわ
からないんですよ。
○委員長(矢野幸正) 池田財政課長。
○財政課長(池田邦行) 全体的な部分のちょっと分析というのはあれなんですが、いわゆる施
設に応じて使用の実績等を勘案して担当課のほうが判断して使用料の予算を計上しとるとい
うことで、ちょっと今じゃあ具体的にという明確な分析はちょっと私も持ってないのでお答
えしづらいんですけど。
○委員長(矢野幸正) 髙司委員、よろしいですか。
後藤委員。
○委員(後藤幸吉) 23ページでいいんでしょう。上から3番目、同じことをいつも伺います。
国木田独歩館の使用料、これは来年度から今までの指定管理から教育委員会の直営になる
ということですので、この収入の部分は今までの実績と比較して72万円というのが適当かど
うかをお尋ねしたい。
○委員長(矢野幸正) 飛髙企画商工観光部長。
○企画商工観光部長(飛髙勝則)
企画商工観光部長、飛髙でございます。後藤委員の国木田独
歩館の入場料の件についてお答えいたします。
一応計算の基礎となるものについては観光課のほうから教育委員会のほうに資料提供させ
ていただいておりますし、入館料については、もうはなから教育委員会のほうも把握してお
- 31 -
りますので、そこのところを十分に踏まえて予算計上していると判断しております。
○委員長(矢野幸正) 後藤委員。
○委員(後藤幸吉) これはほとんど入館料じゃないでしょうか、入館料ですわね。
それと、企画部長が答えられるのは構わんけど、これ所管は教育委員会ですわね。来年度
から教育委員会が今まで観光協会に受けさせた部分を含めてやられるんでしょう。教育委員
会のほうが答えないけん。早う言えば、入館者をふやすのが一番の目的でしょうけども、こ
の数字は今までの実績と大した変わりがないんじゃないでしょうかということをお尋ねしよ
る。
○委員長(矢野幸正) 清家社会教育課長。
○社会教育課長(清家隆仁) 社会教育課の清家です。
委員の質問ですけども、当然今実績でこの数字は上げております。したがいまして、当然
入館者が1人でもふえるように、こちらのほうでは努力をしてまいりたいと思っております
し、今年度の実績見てみましても、平成25年度の実績として予算よりもオーバーして入館料
今入っておりますので、引き続き努力をしてまいりたいというふうに考えております。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
三浦委員。
○委員(三浦渉)
ちょっと一般質問に引き続いて犬・猫等の死体処理、この4,000円ですか、
これ1,000円単位ですから、上がっておりますが、この辺のところちょっとお尋ねしますが。
24ページか、ごめんなさい。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、同ページの手数料について御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、24、25ページ。
このページの手数料について御質疑ございませんか。
三浦委員。
○委員(三浦渉) 先ほど失礼いたしました。24番、三浦渉でございます。
犬・猫等の死体手数料で4,000円上がっておるんですが、犬が2,000円、猫が2,000円で
4,000円ということでいいんですか、その辺ちょっと。
それと、こういうものの処理について先般私がお尋ねいたしました死亡届というものをい
ただいて処理をするのですかということ、その2点お尋ねします。
○委員長(矢野幸正) 山野内市民生活部長。
○市民生活部長(山野内眞人)
犬・猫の死体処理手数料ですけれども、2,000円ではなくて、
1体530円でございます。消費税の関係で、この4月から540円になります。犬・猫合わせて
8件程度ということで、4,000円を上げているということでございます。
○委員長(矢野幸正) 今津清掃課長。
○清掃課長(今津康裕) 清掃課の今津でございます。
犬・猫の死体処理の手数料でございますけれども、これはエコセンター番匠にごみとして
持ってくる犬や猫の処理の手数料としていただいておるものでございます。ごみですから、
そういういろいろな手続はございません。
- 32 -
ただ、そういうふうな形で処理をしますということではお話をしたときに、正式な直川に
あるそういう葬祭場みたいなところへ持っていくと言う方もいらっしゃいます。番匠として
は一般のごみとしての処理の扱いになります。
○委員長(矢野幸正) 三浦委員。
○委員(三浦渉)
ごみという考え方もありますし、先般の部長の答弁では、野良犬あるいは事
故に遭った犬、引受人がない犬等については一般廃棄物処理場で処理をしなければいけない
という答弁がありました。こういったものについて、私は何を聞きたいかというと、ごみで
あろうと何であろうと、登録をした犬、狂犬病予防法による注射を打った犬、首輪をつけた
犬、こういったものが死亡したときには死亡届を出しなさいということになっておる。死亡
届が出た犬というのがごみになったり、一般廃棄物になったりということで、考え方はそう
いうことでいいんでしょうか。
○委員長(矢野幸正) 山野内市民生活部長。
○市民生活部長(山野内眞人) 言われるとおり、狂犬病予防法では登録をしていただいて、死
んだら死亡届をしてもらうということになっております。ですから、登録をした犬が死亡し
たら、必ず届け出をしてもらうということが前提でございます。
○委員長(矢野幸正) 三浦委員。
○委員(三浦渉)
じゃあ、先ほど課長ですか、ごみという扱いであるということになれば、ご
み袋に当然入れるんでしょうが、死亡届というのは、どこで誰がチェックするんですか。
○委員長(矢野幸正) 今津清掃課長。
○清掃課長(今津康裕) 現在のところ、清掃課のまず窓口での手続においてチェックはしてお
りません。御本人がそういう手続をするところにするものだと思いますが、そういう手続が
必要になるのであれば、死亡届け出書を確認をしてからという処置も必要になるかもしれま
せんが、今のところそういうことはしておりません。
○委員長(矢野幸正) 三浦委員。
○委員(三浦渉)
それじゃあ、当初の厚生労働省令による法律に違反をしておるんじゃないで
すか。死亡したら死亡届を出しなさい、1年たったら狂犬病予防注射を打ちなさい、これ厚
生労働省で決められております。これが三点セット、四点セットということで私はお尋ねし
たことがありますが、そのとおりでありますという部長の答弁をいただいておりますが、そ
れがなくて死亡した犬と現在飼っておる犬、登録をした犬と数が合いますかという質問もい
たしましたけれども、確たる答弁はなかった。これが合わないということになれば、事務処
理的に職務怠慢ではないんですかということもお尋ねをしております。今後は何か合わせる
ような答弁をしましたけど、合わせることによって死亡届というものを出すのが法律的に正
しいんじゃないでしょうか、再度お尋ねします。
○委員長(矢野幸正) 山野内市民生活部長。
○市民生活部長(山野内眞人) 狂犬病予防法上は、登録した犬が死んだ場合には死亡届を出す
ということになっております。これを前提に作業をしておりますけれども、現実には全ての
方がしておるかどうかということは、100%ということは私どもも自信がないところはござ
います。
それで、ただいま登録されている犬の中で、もう既に年齢的にこれは死亡しているんじゃ
ないかと思われるようなものは、全て全市内ピックアップをして、それを調査をする作業を
- 33 -
今進めておりまして、できるだけその数字を合わせるというふうに今作業をしているところ
でございます。
○委員長(矢野幸正) 三浦委員。
○委員(三浦渉)
解釈の仕方では一般廃棄物処理法違反になります。袋の中に入れて犬をごみ
と一緒に処理をするということは、野良犬等が入っておる場合もあるわけですから、先般一
般質問いたしました木立の火葬場で焼く場合は、そういったものを焼いたら一般廃棄物処理
法違反ということになっておるわけですから、部長の答弁もはっきり出ておりますし、そう
いうものをごみ袋で焼くということは処理法違反になるから、今後はやはり死亡届がきちっ
と出ることが正しいのであって、100%でないということは早いうちに100%に近づけるよう
に事務上の仕事をやっていただきたいなと。
以上、もう終わります。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
髙司委員。
○委員(髙司政文)
手数料のマイナスの801万8,000円の関係で、さっき使用料のところでも聞
いた理由は、消費税による影響、増税による影響のことなんですね、結局。12月議会で反対
討論したときに、消費税でいろいろ上がるね、一時的には収入がふえるかもしれないけど、
結局増税すると景気が落ちたり消費を控えたりすることで、市税が減ったり使用料、手数料、
こういうところが減ることになるんじゃないですかという指摘をしたんでね、そういう意味
で聞いてるんですね。
ですから、例えば体育館の使用だって、週に2回しよった人たちが値上げされるんならも
う1回にしようとかね、ごみの搬入だって週に1回行ってたのを、もう月に1回にしようと
か、そういうことがあり得るんですよね。
だから、財務部長とか副市長になるかもわかりませんけど、年間のこういう使用料、手数
料のそれぞれの施設の十分その辺の使用の状況というのを把握してほしいんですよね。そう
いうことがちょっとあったんでさっき質問しましたので、その辺のところをちょっとお願い
したいんで、答弁をちょっといただきたいんですけど。
○委員長(矢野幸正) 根塚財務部長。
○財務部長(根塚洋二) 今後予算計上する際には、そういうことを十分把握した上で計上して
いきたいと考えております。
○委員長(矢野幸正) 髙司委員。
○委員(髙司政文)
そういうことじゃなくて、年間の状況をつかんでくださいということです。
これから1年間のね。
○委員長(矢野幸正) 根塚財務部長。
○財務部長(根塚洋二) わかりました。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
清家委員。
○委員(清家好文)
2点ほど、先ほどの犬・猫死体の、これ確認はしとるんですね、まず1点
目ね。
それと、指定ごみ袋が手数料が減額になってるんですが、これはごみの量が少なくなった
と解釈していいのかな。
- 34 -
○委員長(矢野幸正) 今津清掃課長。
○清掃課長(今津康裕) 死体の確認のことでございますが、持ってこられた折には搬入口にお
いて確認をしております。確実に窓口に、搬入口に来た折には、職員がどんなものであるか
というのは確実に確認をしております。
それから、ごみ処理の手数料でございますが、前年に比べて390万円ほど減額しておりま
す。これにつきましては、原因を我々も課内でも、どういうことでこういう減るような形に
なったのかというのは考えはしてみたんですけれども、予測として、当初予算を立てた段階
が直近の1年間の分で予算を立てますけれども、その後に大型の量販店からの発注がかなり
出てきております。その量販店からの発注がおくれた分で予算にちょっと響いてきた分もあ
ろうかと思います。
そして、ごみ袋が平成24年度ぐらいから、今まで閉めるときに中に物を入れたときに破れ
てたようなことが多かったと思うんですけれど、そういう苦情に対して若干厚目にしました。
もう今のごみ袋というのは角が破れるということはほとんどなくなっていると思います。そ
ういうことで、量も多目に詰めるようになったものも原因であるのかなと。
そしてもう一つは、多量の一般廃棄物ですね、うちのほうで軽トラと1トン車、2トン車
を用意して、家庭から多量に出るごみについては職員が回収に回っております。そういう回
収が近年非常に多くなっております。平成24年度が1,000件ぐらいだったんですけれども、
平成25年度については1,300件を超えるというような状態になっておりますし、そういうも
のも影響しているのかなというふうに思っております。
以上です。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
○委員(清家好文) その件に関しては、もう結構でございます。
それと、土木手数料の確認申請の手数料が下がってるんですけど、これは景気が悪くなる
から建物が建たないという感覚なのか、その辺を説明お願いします。
○委員長(矢野幸正) 坪根建設部長。
○建設部長(坪根大吉) 建設部長の坪根です。
清家委員の手数料が落ちているという御質問でございますが、これはもう民間でも審査が
できるようになっておりますので、うちに来るよりも民間を利用される方が多くなったその
影響で、若干収入が落ちているような状況でございます。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、同ページの13款について御質疑ありませんか。
井上委員。
○委員(井上清三)
13款国庫支出金の分ですけど、隣にあります社会福祉費負担金の中の特別
障害者手当等給付費負担金というのが出ておりますけど、この説明を若干お願いいたします。
○委員長(矢野幸正) 江藤社会福祉課長。
○社会福祉課長(江藤聖嗣) 社会福祉課の江藤でございます。
25ページ、特別障害者手当等給付費の負担金でございます。
歳出が95ページの部分の4番、特別障害者手当等支給事業でございます。これは身体や精
神に著しい障がいがある方で、日常生活を送るのに特別な支援を要する方と、こういった方
- 35 -
ですので、重度の障がいが重複してある寝たきりに近いような方に対して手当を給付すると
いう部分、それと子供さんの場合、そういったものを含んだ給付と、歳出部分があと市の単
独事業で、そこまで至らないけども、やはり障がいのある方に対して月額500円の福祉手当
を給付するという事業があります。それを全て含めると4,200万円、そのうち単独を除いた
部分について負担金収入があるということでございます。
○委員長(矢野幸正) 井上委員。
○委員(井上清三)
このいわゆる特別障害者手当等というふうな書き方をされておりますが、
この中には、例えば心身障害者手当とかあるいは障がい児の福祉手当とかあるいは普通の福
祉手当、こういった部分はそれぞれ入っておるわけですか。
○委員長(矢野幸正) 江藤社会福祉課長。
○社会福祉課長(江藤聖嗣) 95ページの今説明しましたように、手帳をお持ちの方を対象に、
特別障がい者までには該当しない方に対して月額500円、年間6,000円を対象者2,000人の方
に給付する部分が市の単独の福祉手当でございます。
○委員長(矢野幸正) 井上委員。
○委員(井上清三)
課長、ちょっと私の記憶がもしかしたら古いかもわかりませんけど、この
特別障害者手当と言われる部分については、以前はたしか月額2万6,620円か、それぐらい
交付あったように記憶しておりますが、その制度はまだ持たれているわけですか、あるわけ
ですか。
○委員長(矢野幸正) 江藤社会福祉課長。
○社会福祉課長(江藤聖嗣) 先ほど一般部分以外の特別障がい者の方、重度の障がいが重複し
て寝たきりに近い方の場合について、特別障害者手当が月額2万6,080円、障害児福祉手当
が1万4,180円ですね、月額でございます。
○委員長(矢野幸正) 井上委員。
○委員(井上清三)
若干金額は下がっているようでありますが、2万6,080円というふうな答
弁いただきましたが、では、このいわゆる重度の方については何名ぐらいの方が対象となっ
ておるわけですか。
○委員長(矢野幸正) 江藤社会福祉課長。
○社会福祉課長(江藤聖嗣)
特別障害者手当の対象者は、これは年間ですけど延べ862人、そ
れから障害児福祉手当については年間延べ450人、それからあと、福祉手当という形で経過
措置として特別障がい者に当たらず障害基礎年金をもらっていない方を対象に出る分が、こ
れがやはり1万4,180円ございます。これは年間で延べ80人ですね、80カ月といいますか、
そういった形で支給をするようになっております。
○委員長(矢野幸正) 井上委員。
○委員(井上清三)
月額例えば2万6,000円もらったときは年間約30万円ぐらいになるんです
かね。その人が862人おるという形を一つとっても、結構大きな数字の差異というんですか
ね、出てくるようになるんですけど、その辺はどうですかね。
○委員長(矢野幸正) 江藤社会福祉課長。
○社会福祉課長(江藤聖嗣)
先ほど申しました862人というのは、12カ月にわたって延べです
ので、862人を12で割った月平均にすると862人、それから障がい児については450人を12で
割った数が実際の月ごとの人数になります。
- 36 -
○委員長(矢野幸正) 井上委員。
○委員(井上清三) じゃあ、月に何名の方が対象ですか、その特別障害者手当については。
○委員長(矢野幸正) 江藤社会福祉課長。
○社会福祉課長(江藤聖嗣) 月で申し上げますと、特別障害者手当が83.5人、それから障害児
福祉手当が43.5人、それから経過措置のほうが8人程度ということになります。
○委員長(矢野幸正) 井上委員。
○委員(井上清三)
この詳細また歳出のところで計算ちょっとしてみますけど、いわゆるこの
制度については障がい者だけでなく、いわゆる寝たきりを含んだ介護4あるいは5以上の方
も対象だというふうに私は把握しておりますが、これについてはどうでしょうか。
○委員長(矢野幸正) 江藤社会福祉課長。
○社会福祉課長(江藤聖嗣) 特別障がい者ですので、重度の障がいが重複するという形になり
ますので、例えば身体障害者手帳で言うと、肢体不自由で言うと、上肢が1級で下肢も1級
というような形で、四肢ともに全廃の状況であるとかそういった方等が対象になってまいり
ますので、手帳ですぐ判断できる部分とADLですね、日常生活動作でお医者さんの証明を
いただきながら、四肢がそれぞれどうなっているか、どういうことができるかということで
判断するようになっておりますので、介護の認定基準をそのまま用いるという形にはなって
おりません。
○委員長(矢野幸正) 井上委員。
○委員(井上清三)
それは当然そうでしょう、いわゆるADLという部分がかかってきますが、
寝たきりのいわゆる在宅であろうと思うんですけど、そのほとんどの方は4、5の人は先ほ
ど課長が言われたようなほとんどの状態の方だろうと思います。この中にそういった方が含
まれているのかどうか、そこをちょっと確認させてください。
○委員長(矢野幸正) 江藤社会福祉課長。
○社会福祉課長(江藤聖嗣) 私どもは、身体障害者手帳の交付があった段階で、サービスの内
容について説明をさせていただいております。その中で、手帳の障がい状況を見ながら、特
別障害者手当に該当する可能性が高い方に対しては、手帳で判断するなり医師のそういった
診断書を書いてもらう様式等を示しながら申請をという形でお話をしております。もちろん
入院中であるとか施設入所されている方等、入院については3カ月超えるとか、特養等に入
所されている方は該当外になりますので、そういった部分も含めて、退院したときにはそう
いった手当の分がございますということも含めてお話をさせていただいております。
○委員長(矢野幸正) 井上委員に申し上げます。
歳出のところで審査をお願いいたします。
(「ちょっと委員長、いいですか。」と呼ぶ者あり。)
○委員長(矢野幸正) 飛高福祉保健部長。
○福祉保健部長(飛高彌一郎) 課長の説明が長くて多分わからなかったと思います。簡単なこ
とです。
当然障がいを持たれておる方、そして介護、これはダブった人もおります。それをどちら
かを選択するということでございますので、当然要介護4・5、今委員がおっしゃいますよ
うに、その方は当然施設を利用すると、そういうときには当然介護保険を利用する。そして
障がいを持たれとっても、当然障がいだけをすれば障がいの手当の関係、そちらを利用する
- 37 -
と。これは利用形態がありますので、いろんな中で福祉用具につきましては介護優先という
考え方を持っておりますので、いろんな福祉用具、そのときにはその方が介護度をとれば、
その介護に応じて限度額定められておりますので、その中で利用していただくし、そして障
がいの中でいろんな用具を利用するということであれば、障がいのほうのを利用していただ
くということなんで、ちょっと人数につきましてはダブっている分が何名というのは私ちょ
っと掌握しておりませんので、その点は調べさせていただきたいと思います。
以上でございます。
○委員長(矢野幸正) 井上委員。
○委員(井上清三)
委員長、ここは収入の部分を確認しておりますので、歳出で確認するわけ
にいかんのですよ、いいですか。歳入の中にそういった方が含まれてるかどうか踏まえて、
歳入の積算根拠というものを確認しとるわけです。
でですね、先ほど担当課長のほうで、いわゆる862名、年間で862人とか月83.5人という方
が出ました。これは単に先ほど言いました特別障害者手当で計算してみると、はるかにこの
2,250万円ですかね、これよりもオーバーするように私は計算してるんですけど、あとそれ
に先ほど言いましたいわゆるもろもろの福祉手当等々が入ると、この収入についてはこれよ
りふえるんじゃないかというふうにしてます。
さらに、先ほど福祉保健部長が言いましたが、実際に在宅でいわゆる4、5の方も施設に
入らなくて結構おられると思います。そういった部分についても何かこの中に入ってないん
じゃないかというふうな気がして確認しておりますので、また先ほど答弁がありましたので、
あとは歳出で行います。
○委員長(矢野幸正) よろしいですか。
ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、26、27ページ。
このページについて御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、28、29ページ。
このページについて御質疑ありませんか。
後藤委員。
○委員(後藤幸吉)
済みません、上から3番目、佐伯東小学校の施設整備の件についてお尋ね
します。これは何をする予算でしょうか。
○委員長(矢野幸正) 丸山教育総務課長。
○教育総務課長(丸山初彦) 教育総務課の丸山です。よろしくお願いします。
今、後藤委員の御質問の東小学校の施設整備事業につきましては、屋内体育館のこれの地
震補強とそして天井材撤去の工事を主にする事業費の補助金でございます。
○委員長(矢野幸正) 後藤委員。
○委員(後藤幸吉) 地震補強と言うたんですかね、今。
○教育総務課長(丸山初彦) 東小学校の。
○委員(後藤幸吉) ほかのところは済んどるんですか、その耐震補強は。
○委員長(矢野幸正) 指名があってから質問してください。
- 38 -
どうぞ。
○委員(後藤幸吉)
ほかの校舎は済んどるんですか、耐震補強は。この体育館は今度耐震のた
めにする調査費ですか。
○委員長(矢野幸正) 丸山教育総務課長。
○教育総務課長(丸山初彦) 校舎のほうは既に耐震補強は終わっております。
○委員長(矢野幸正) 後藤委員。
○委員(後藤幸吉) 教育長、お尋ねします。
地震いつ来るん。真面目に答えてください。真面目に質問しよるから。
○委員長(矢野幸正) 分藤教育長。
○教育長(分藤高嗣) 地震がいつ来るということは、私にはお答えすることはできません。
○委員長(矢野幸正) 後藤委員。
○委員(後藤幸吉)
あのね、私たちの地域は佐伯東小学校に逃げ込むことになっとる。逃げ込
むことになっとる。その場合、校舎に逃げとか体育館に逃げとは言われとらんのですよ。ま
だおかしいのは、東小学校の子供には、多分明神さんとかあっちに逃げということになっと
るらしいんですが、地域の者は東小学校に逃げるような、訓練のときにもそうなんですよ。
それが今ごろやるというのはおかしいんじゃないのということです。少しは急いで、ほかの
部分も含めて、こういう人命に関することは執行部もしゃんと上げていただきたいという要
望に直しておきます。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、30、31ページ。
このページについて御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、32、33ページ。
このページについて御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、34、35ページ。
このページについて御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、36、37ページ。
このページについて御質疑ありませんか。
髙司委員。
○委員(髙司政文)
財産収入の不動産売り払い収入、土地建物売払収入が1億3,373万1,000円、
ちょっと大きいんで、これどこを予定してるか、教えてください。
○委員長(矢野幸正) 山中商工振興課長。
○商工振興課長(山中英司) 商工振興課長の山中でございます。
歳出のほうの55ページに総務費の中で公有財産購入費というのがございますが、これから
まず説明いたします。
まず、これは下水道の終末処理場の土地でございます。全体計画を下水道のほうで見直し
たところ、下水道の終末処理場用地の中に約1,600平方メートルほど不要の土地があるとい
- 39 -
うことになりまして、これを事業会計の中から買い戻す予算を歳出のほうに計上しておりま
す。これを商工振興課の企業誘致の土地として活用したいというふうに考えております。
この歳入のほうでございますが、現在あそこの用地につきましても引き合いは幾つかござ
います。それで、歳入に上げるのはちょっと早いかもしれませんけれども、一応26年度中に
売れればいいなと思って、努力したいということで上げております。
以上でございます。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
髙司委員。
○委員(髙司政文)
ちょっと今あれは西浜かな、あそこということですね。そしたら、もうつ
いでだから、歳出でもここだよということでチェックしてるんですけど、幾らで買い戻して
幾らで売るのか、よく皆さんが聞く質問ですけど、そこちょっと確認だけして、とりあえず
終わりにします。
○委員長(矢野幸正) 山中商工振興課長。
○商工振興課長(山中英司)
不動産鑑定の結果、平米当たり7,100円ということになっており
ます。先ほどの面積を1万6,018平方メートルですが、掛けまして、1億1,373万1,000円で
買い戻して、その価格で売るという形になっております。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、38、39ページ。
○委員長(矢野幸正) 髙司委員。
○委員(髙司政文)
ごめんなさい、最初は1,600と言って今1万6,000、どっちが正解なんです
か。今数字がちょっと違う数字を言ったんで、もう一回確認。
○委員長(矢野幸正) 山中商工振興課長。
○商工振興課長(山中英司) 面積ですが、1万6,018.47平方メートルでございます。
○委員長(矢野幸正) よろしいですか。
ほかになければ、38、39ページ。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、40、41ページ。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、42、43ページ。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、このページの20款市債について御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、44、45ページ。
このページについてありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、46、47ページ。
このページについて御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、歳入を終わります。
- 40 -
これより昼食のために休憩といたします。午後は1時より再開をいたします。
午前11時57分 休憩
──────────────────────────────────────
午後1時00分 開議
○委員長(矢野幸正) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
これより歳出に入ります。
予算説明書48、49ページをお開きください。
1款議会費について御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、議会費を終わり、総務費に入ります。
このページの2款総務費について御質疑ありませんか。
清家委員。
○委員(清家儀太郎) 51ページ、間違いました。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、50、51ページ。
このページについて御質疑ありませんか。
清家委員。
○委員(清家儀太郎)
51ページの税と社会保障の番号制度、マイナンバー制度についてお伺い
しますが、佐伯市は、このマイナンバー制度これから始まるんでしょうが、どういう体制で
挑もうとしているのか、そこらを説明をお願いします。
○委員長(矢野幸正) 青木市民課長。
○市民課長(青木英二郎) お答えします。市民課長の青木です。
平成25年度までは市民課のほうで行っておりましたが、平成26年度につきましては、企画
のほうに新たに室を設けまして、そちらで対応するようになっております。ごめんなさい、
失礼しました。総務で室を設けて対応するように新年度から行います。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
○委員(清家儀太郎) そのじゃあ総務のほうにお尋ねしますが、何人体制で予定してるんです
か。2016年度から今から2年間ぐらいかけてやるんでしょうけど、そこらの説明をお願いし
ます。
○委員長(矢野幸正) 田村総務部次長兼総務課長。
○総務部次長兼総務課長(田村智) 総務課長の田村です。
平成26年度は総務課の中にマイナンバーの推進の係を設けて、係長1名と係員1名という
ことで、2名でマイナンバー制度の総括的な立場で人員を置いて対応をする予定です。
○委員長(矢野幸正) よろしいですか。
ほかにありませんか。
後藤委員。
○委員(後藤幸吉) ちょっと見てわからんのです。お尋ねします。
前の予算書や何やのときには市職員の共済会に対して補助金が出とったように明記されと
ったと思うんですが、そこの欄はどこを見ればいいんでしょう。
- 41 -
○委員長(矢野幸正) 田村総務部次長兼総務課長。
○総務部次長兼総務課長(田村智)
共済会の補助金は、この51ページの人事管理事業の事業費
の一番最後、19負担金補助及び交付金968万9,000円がありますけど、ここのところです。昨
年と同じような形で出しております。
○委員長(矢野幸正) 後藤委員。
○委員(後藤幸吉)
これ、前の金額わかりますか。かなり減っちょるようにあるんですが。で
きれば、合併当時の1,100人ほどおったときの共済費と比較したいんですが。
○委員長(矢野幸正) 田村総務部次長兼総務課長。
○総務部次長兼総務課長(田村智)
合併当時の資料は今ちょっとここに持ち合わせてないんで
すけど、たしか私の記憶では、合併当時は1,700万円から1,800万円の補助だったと思います。
それで、昨年は共済会補助金が1,106万円です、平成25年度はですね。今年度は912万8,000
円、200万円減額で予算を組んでおります。
○委員長(矢野幸正) 後藤委員。
○委員(後藤幸吉)
これ2012年度のが手元にあるんですが、補助金で1,200万円となっちょる、
そのときのは。ただ、そうしたときに、普通私たちが市が出資をしている、これは営業の場
合、道の駅とかそういうところには、どういう目的でどげえ使うたかちゅうんが出るわけで
すけど、こいつで見ると繰り越しが600万円ほどあるんですよ、共済会の中に。それでなお
かつ毎年こういう金額をなぜ出さないけんのでしょうかちゅう話なんです。
これ見ますと、冠婚葬祭だとか入学給付金だとかそういう項目はありますけども、大きな
金額で福利厚生費の中で教養文化費600万円か、それと体育費七百何十万円とかいう金額に
なっとるんです。そんなのがそんなに必要なのかどうかと。そういう今回、九百何十万円で
すか、それはそれで結構ですが、どういう根拠で出されとるんですか。それと、どういう用
途で使われとるかというのは、執行部はわかっとるんでしょうか。
それと、予算を認める以上は我々議員にも責任があります。ちゃんとある程度公表、大ま
かでないで、どういういいことをしよる、どういう行事にもかたりよると、だからどんなも
んが要るんだというようなものを請求する考えはありませんか。
○委員長(矢野幸正) 田村総務部次長兼総務課長。
○総務部次長兼総務課長(田村智)
補助金申請書と実績報告書は出して当然いただいておりま
す。それで、事業の中身につきましては、先ほど委員さんもおっしゃられましたけど、これ
の支出の根拠は地方公務員法が根拠となっております。地方公務員法42条に、地方公共団体
は、職員の元気回復その他福利厚生に関する計画を樹立して、これを実施しなければならな
いということで地方公務員法で規定されている中身で根拠で出しております。
内容的にどういったことをされているかということなんですけど、文化体育事業というよ
うなことで、職員共済会のスポーツ大会ですね、それとか市の主催、共催のイベントの職員
の参加、例えば春まつりのパレードとか、それからみなと神武の火祭りへの参加、それから
まつりのべおかの出会い神輿への参加とか五丁の市への参加と、そういった事業もやってお
ります。
○委員長(矢野幸正) 後藤委員。
○委員(後藤幸吉)
それはいいんです。私も行事にはなるべく見に行く、参加しておりますか
ら、市の職員が頑張りよるのはわかるんです。要するに、それで言えば日当という理解でい
- 42 -
いですか、市の職員の日当の応援ということでいいですか。市の職員はボランティアじゃな
くて、いろいろな行事には日当をもらって参加しよるという理屈でいいでしょうか。
○委員長(矢野幸正) 田村総務部次長兼総務課長。
○総務部次長兼総務課長(田村智)
日当という意味ではありません。先ほど申しましたように、
福利厚生事業に対する補助金という位置づけでございます。
○委員長(矢野幸正) 後藤委員。
○委員(後藤幸吉)
それ自体が言いよるんじゃないんですよ。金額は、この金額が妥当、それ
は職員が減っとるから金額も減っとるから、これはわかるんです。どういうことに具体的に
使いよるかちゅうことがわからないからです。
例えば盆にごみゼロネットの組か、そういう人たちがしよるときには、やっぱり共済会か
らたしか5万円ぐらい補助というんですか、してやりよるんですわ。そういういいことはし
よるんですけど、そういうこと自体は市のほうが対応することで、共済会がする必要ないよ
うなお金の出し方もあるようなんです。
それと、ほかの地域と、中津や日田と比較した場合のこの金額が適当かどうかということ
がわからんもんですから、もう少しこの中身、一番大きな金額の教養文化費、体育費、これ
が500万円と700万円になるんですよ。それと補助及び交付金というのが280万円ほど、これ
を12年度に払われてきてるんです。これが今言う補助金というのがそういう行事に出しよる
寄附金じゃろうと思うんですが、補助をもらいよるところが補助をまた出すことはないでし
ょう。
そういう意味で、これの、いいですよ、もう出しちょるんだから。今度、決算委員会の折
に前年度の共済会がどういう目的で使うたかを、700万円なんて600万円て大まかでなくて、
もうちょっと細かなことを提出していただきたいと私は言いよるんです。どうでしょうか。
○委員長(矢野幸正) 田村総務部次長兼総務課長。
○総務部次長兼総務課長(田村智)
決算のときに中身を委員さんのほうにお知らせするように
します。
○委員長(矢野幸正) 後藤委員。
○委員(後藤幸吉)
私だけでなくて、できれば議員全員、というのは、決算委員会、私たち認
めないけんでしょう、予算委員、全体で反対する考えはないんですよ。項目をチェックしよ
るだけです。だから今度決算委員会のときに前年度の分ですわな、平成25年度の、これのも
うちょっと詳しいやつを、これは多分内部資料だろうと思いますけど、組合員の人たちがこ
れで納得しよるかなとか思うところはあるんですが、もうちょっと細部にわたったやつは欲
しいということです。よろしいですか。
○委員長(矢野幸正) 田村総務部次長兼総務課長。
○総務部次長兼総務課長(田村智) そのとおりにします。
○委員長(矢野幸正) よろしいですか。
髙司委員。
○委員(髙司政文)
もう一度、社会保障・税番号の制度、マイナンバーに戻りますけど、71ペ
ージでシステム構築の分もありますけど、ここで聞いとったほうがいいと思いますので、こ
れは2016年1月から導入ということで今進められてますけど、非常にいろんな問題を含んだ
まま進められています。やっぱりまず最初に、市の見解をやっぱり聞きたいなと思うんです
- 43 -
よね。もう国がやるから仕方なくやってるということはあるでしょうけど、このマイナンバ
ー制度がいいものとしてやってるのか、その辺の見解をまず先にお聞きしたいんですけど。
これはできたら責任のある人がいいですけど。
○委員長(矢野幸正) 井上副市長。
○副市長(井上勇)
マイナンバー制度は国の方針でありますので、自治体としては国の方針に
沿って粛々とやっていきたいと思っております。
○委員長(矢野幸正) 髙司委員。
○委員(髙司政文)
国がやっておるからしょうがなくやってるというところだと思いますけど、
これ目的をあけすけに言ってる人がいましてね、これは政府の産業競争力会議でローソンの
社長がですね、マイナンバーの導入は所得のみならず資産も把握して、医療費、介護費の自
己負担割合に差をつけ、結果的に医療費、介護費の削減につなげるという、それが目当てだ
と言ってるんですね。だからもう財界が推し進めてるというもんなんですよ。
ところが、デメリットが非常に多くて、まずよくわかってないと思いますけど、税金から
社会保障から自分の資産から全て一つの番号に統合されるという意味なんですね、これ。利
用はどういう利用かといったら、今は例えば市役所だけの話でね、これ予算ですけど、実は
民間まで利用するというような方向になりよるんですね。そうすると、我々の全情報が見ら
れる。それから犯罪にも利用すると言うんですよ。警察のほうが何かあると、そのマイナン
バーの番号を利用して個人の情報をとるんだと。それ、本人にわからないうちにとられるよ
うになってるんですよ。それから、政令で定める公益上の必要があるときに提供できるとな
ってますから、政令で各省庁がいろんな問題があったときに、この条文を使ってやれば、い
つでも情報が手に入るということなんですね。
これが一番困るのは、管理ができるかということなんです、情報管理。今までの政府の答
弁とかいろいろ見ても、できますという答弁はないんですよね。それが一番心配されてます。
アメリカが制度として先に導入されてますけど、なりすまし被害が多くて、この制度の見直
しを今始めてますね。そういう問題点があるのがわかってて、国がやるからということでや
られるんでしょうか、ちょっともう一回副市長、お願いします。
○委員長(矢野幸正) 井上副市長。
○副市長(井上勇)
御指摘の点もあろうかと思いますけれども、先ほど答弁いたしたとおり、
国の制度でありますので、それに沿ってやっていきたいと考えております。
○委員長(矢野幸正) 髙司委員。
○委員(髙司政文)
じゃあ、一つもし何か被害があったときにどう責任とるかどうか確認して
おきたいと思うんですね。
例えばどういうことがあり得るかというと、よくテレビでもやってますけど、なりすまし
という被害があり得るんですね。これはシステムにアクセスできる、セキュリティーが完全
じゃなかったらアクセスできる。それも今言ったように利用範囲が広がれば広がるほど危険
性が増しますわね、それぞれのシステムの。そうすると、私がいつシステムに入られて個人
情報を書きかえられる、いつの間にか私が井上副市長になってるかもわかりません。そうい
う危険性がある。これ、アメリカで実際にあるんですね。今までのこの人の年金額が年100
万円しかなかったのが1,000万円になってね、逆に何百万円という保障があったのがゼロに
なったりとか、こういうことの危険性があるということが言われてるんですよ。
- 44 -
もし今佐伯市がこのシステムを導入して、この被害があったときに、個人情報が書きかえ
られるという事態とかね、あるいは個人の入力ミスということもありますわね、これ入力す
る必要がありますから。そういう事態があったときにはどういう責任をとるんですか、ちょ
っとそこだけ確認をしておきたいと思います。
○委員長(矢野幸正) 岡本総務部長。
○総務部長(岡本英二) 総務部長の岡本でございます。
制度は委員のおっしゃるように、いろいろと問題もあろうかと思います。ただ、この制度
に関しましては、自治体それから国、国民の方も相当なメリットがあるというふうに聞き及
んでおりますし、何か起きたらというふうなことにつきましては、国のほうでそういったマ
イナンバーの制度を考える上で十分に検討されて、そういうおそれがないようにいろんな組
み立てをしていただけると思っておりますので、今は市としてはそれをもう見守るしかない
というふうに思います。
○委員長(矢野幸正) 髙司委員。
○委員(髙司政文)
余り突っ込んだ答弁もらえないでしょうけど、メリットは、自民党の議員
さんそのものが推進した側なんですけど、メリットがないと言ってるんですね。平井さんと
いう今衆議院の内閣委員長してますけど、この方は、費用対効果も示せずにね、それから国
民のメリットも全く示してないままで推進したらよくないんじゃないかと言ってるんです。
そのままそういう推進をしてる側もメリットがないといって言ってるような問題です。
それでね、余りいろいろ言っても答えられないんでしょうから、今住基ネットとか住基カ
ードありますね、これ住民基本台帳から一歩進んだシステムになりますから、そこの利用状
況、ちょっとわかれば、これ市民課のほうで教えていただきたいんです。カードの発行枚数
とか利用状況がわかれば。
○委員長(矢野幸正) 青木市民課長。
○市民課長(青木英二郎) 市民課の青木です。
住民基本台帳カードが平成24年度で252件です。1年間のその部分だけを言いますけど。
○委員長(矢野幸正) 髙司委員。
○委員(髙司政文) 市民全体の発行枚数がそんだけしかないんですか。
○委員長(矢野幸正) 青木市民課長。
○市民課長(青木英二郎) 平成24年度だけです。済みません。
○委員長(矢野幸正) 髙司委員。
○委員(髙司政文)
聞いてるのは、今市民がね、どんだけ利用してるか、カード発行してるか
ということなんですけど、それが252件しかないんですか、全市民。
○委員長(矢野幸正) 青木市民課長。
○市民課長(青木英二郎)
累計は別にあるんですけど、済みません、そこの資料は今持ち合わ
せません。年度年度で発行した枚数の平成23年度とか平成24年度の部分しか今持ち合わせて
おりませんが、後ほど委員さんのほうに回答いたします。
○委員長(矢野幸正) 髙司委員、よろしいですか。
清家委員。
○委員(清家好文)
先ほどの後藤委員の共済金についてなんですけれど、補助金をいただく団
体が寄附するというのは、これ正当なことなんでしょうか、その辺の見解をお伺いいたしま
- 45 -
す。
○委員長(矢野幸正) 田村総務部次長兼総務課長。
○総務部次長兼総務課長(田村智)
ここでいう補助金というのは、市役所のスポーツの各部で
すね、体育のいろんな部がありますけど、部への補助と、あと文化の部があります。それに
対する補助金、共済会のほうから各部のほうへ、部の人数等によって大体金額を決めて補助
しているといったことでございます。それにつきましては、地方公務員法の解説本の中で部
のほうに補助するのは差し支えないという解説本がございますので、そこは大丈夫だと思い
ます。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
○委員(清家好文)
ほかの事業に寄附してなかったですかね。ほかの団体に寄附してるでしょ
う、祭りのために。それなかったですか、現実に。補助金をもらう団体が何で寄附できるの
と、だったら補助金は要らないじゃないですかということになるでしょう、理屈上、だから
そこを言いよるんですよ。あなたは今各部にほかの何か公の部にやるから云々という話じゃ
ないですけど、公やないところ、いろいろやってるでしょう。
○委員長(矢野幸正) 田村総務部次長兼総務課長。
○総務部次長兼総務課長(田村智)
今私が申しましたように、補助の一番多いのは市役所の各
部に対する補助です。そのほかの補助は、昨年度の決算を見ると共済会部補助がほとんどな
んですよ。そのほか補助があるとしても、これは前、委員さんにも指摘されてますけど、共
済会が市のほうの職員の給料の1,000分の3を基本補助してるんです。それから今1,000分の
3から昨年、ことしと、昨年100万円減額して、ことし200万円減額して、どんどん下げてい
って今900万円ですけど、そのほかに職員自体が給料の1,000分の4を会費として共済会に納
めてます。ですから、今会計的にちょっと一緒になってる部分があって、振り分けも共済会
と話をしてるんですけど、なかなか人員的にもなかなか今会計処理的になかなか対応ができ
ない部分があって、今のところまだ一緒になってます。
ですから、全額市が出してるこの補助金の中から全ていろんなものを出しているというわ
けではございません。職員の会費の中から出している部分もかなりあるということでござい
ます。
○委員長(矢野幸正) 清家委員、よろしいですか。
清家委員。
○委員(清家好文)
共済会の今話しよるんです、わかってるんですか。共済会に補助金を上げ
てるわけでしょう。その共済会が第三者に対して寄附行為をする、寄附をするということ自
体がおかしいんじゃないですかと私は言いよるんです。おかしくないんですか。寄附をする
だけの財力があるのであれば、補助金も要らないということになるでしょう、結果的には。
そこを言いよるんですよ。
○委員長(矢野幸正) 田村総務部次長兼総務課長。
○総務部次長兼総務課長(田村智)
何度も言いますけれど、ここでいう補助は共済会の各部に
対する補助です。それで、共済会部補助以外にちょっと私、そのほかの補助をちょっと済み
ません、今のところちょっとすぐ出てこないんですけど、ただ、先ほど申しましたように、
共済会というのは市の補助金だけで運営してるんじゃなくて、職員の会費をかなり集めてお
って、そちらのほうの収入のほうが大きい団体ですので、多分そこの補助というのは職員の
- 46 -
自分のお金から出している補助で賄っていると思っております。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
○委員(清家好文)
だから、職員さんの会費で運営できてるんであればね、要らないでしょう
と言いよんですよ。何でお金色ついてないのにね、寄附をいけないでしょう。補助金もらっ
とるところが寄附をする事態がおかしいんであって、あなたが言ってるのは、ほかの職員さ
んが出しとるからいいやないかという言い方しよるじゃないですか。そこまで運営できるの
であれば、補助金出す必要ないでしょう。そこを言いよるんですよ。
○委員長(矢野幸正) 田村総務部次長兼総務課長。
○総務部次長兼総務課長(田村智)
共済会というのが、事業が福利厚生等、それと市の職員の
会費で行っている部分というのがあります。例えば駐車場の割り当てですね、民間駐車場を
借りて民間の割り当て等やってます部分がありますし、ですから共済会がやっているのは福
利厚生の部分でなくて、福利厚生以外のかなりの事業もやってます。それで先ほど申しまし
たように、市が出してる補助がそのまま団体に例えば共済会が補助しているということでは
ないというふうに私は考えております。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
○委員(清家好文)
お金は色はついてないでしょう。お金は色ついてないんだから、だったら
ね、独自に経営できるんであれば、共済会に補助金やる必要ないじゃないですか、そしたら。
財政厳しい厳しいと言ってるんでしょう、今。そういうところを改めな、おかしいやないで
すか。そこどう思います。
○委員長(矢野幸正) 田村総務部次長兼総務課長。
○総務部次長兼総務課長(田村智)
もちろん厳しい財政の中で、かなり共済会に対しては以前
から指摘も受けておりますので、見直しもやってるとこなんですけど、そうした中で、もう
補助金の減額をやっているということと、あとは、やはりどこの市も共済会に対して全ての
市、補助してますんで、その補助の率といいますか、1人当たりどのぐらい補助しているの
かといったことも調べて適正な補助になるようにということで、こういうふうにして減額し
て対応している次第でございます。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
○委員(清家好文)
今ね、国は昨年度からか、402万円ぐらいですか、退職金減額すると、段
階的に。これ当然佐伯市も言われてくるわけですよ。きょうあす退職する方々はいいんだけ
ど、若い人たちのことを考えたらね、ちょっとはその辺を考えてあげてね、財政をもっと力
強くせないけないのに、無駄なことをしないようにしないと。あなたたちの時代はいいか知
らんけど、これから先20年後に退職する人たち、今から恐らく国も段階的にやっていく、
402万円という数字も国は出してますんでね、退職金が。今恐らく2,500万円ぐらいやったら
2,000万円になっちゃう。給料も当然下がってくるやろうし。給料下がってくるというより
は、これも色はついてないんですけれど、あなた方が給料を下げないために交付税が下がっ
てきとるはずなんですよ、基本的にはね。色ついてないですから。特定財源であれば、これ
によって上げますけれど、一般財源から振り分けているんですから、給料もね。そういうこ
とを考えていくのであれば、みずからもある程度ね、こういう無駄と言ったら悪いけど、寄
附するぐらいの力があるのであれば、もうこれカットしていったほうがいいんじゃないです
か、そう思います。どう思われますか。
- 47 -
○委員長(矢野幸正) 井上副市長。
○副市長(井上勇)
退職金につきましては、3カ年で国の方針に基づいて四百数十万円の減を
する予定を佐伯市もしております。また、交付税の削減につきましては、まさしく委員がお
っしゃるように、その分が総務省の考え方では反映していくだろうと私どもも思っておりま
すので、それに向けては給与構造の改善、これについても今、職員団体と協議をしていると
いうことであります。
○委員長(矢野幸正) 清家委員、よろしいですか。
後藤委員。
○委員(後藤幸吉) それでは確認します。
これ、12年度の場合ですが、会費というのが1,630万円入っちょるようにあります。その
1,000分の何ぼかの組合員の方の積立金じゃろうと思います。それと別に補助金というのが
1,200万円あります。その清家さんの言われるように、寄附をするような、内部で使うのは
いいんですよ、寄附をするようなお金があるんなら共済費をずんと減らせということになる
んですよ。
だから、12年度と13年度の分を今度決算委員会に出してくれるときに、相当明細ちゃんと
したやつをください。そうすれば、これとこれとこれは共済会が外部へ出す必要はない金じ
ゃというのは私たち議員がチェックします。あなたたちは今から言うように、これは組合の
金とか、ついちょりゃせんのです。まとめた1,600何ぼと1,200万円か、それを合わせたやつ
をしよるんですから、私どもはやっぱり委員として今度の決算委員会のときに2年度分のあ
れをいただきたい。よそにも出しよるかわりに、かなり飲み事じゃ何じゃにも使いよるのは、
これわかっとる。そんなやつの領収書をちゃんとください。提示をしてください。この程度
の内部資料では組合員の方は納得するかわかりませんけど、市会議員の1人として、こうい
う金の使い方はおかしいと思う。ちゃんとした領収書までつけて議員全員にください。いい
ですか。
○委員長(矢野幸正) 要望でよろしいですか。
井上副市長。
○副市長(井上勇) 共済会につきましては、1点確認させていただきたい点があります。
共済会の活動につきましては、先ほどるる総務課長が言ったように、個人の支出と公的部
分の支出、これは先ほど地公法に基づいてやっているということであります。その辺はぜひ
理解は、ただ公費だけでやってるんではないという理解は1点していただきたいと思ってい
ます。
その上で、先ほど委員さんからありました明細については、領収というのはちょっとここ
ではお答えはできませんけれども、明細については先ほど総務課長が言ったように出してい
きたいと思っております。
○委員長(矢野幸正) 後藤委員。
○委員(後藤幸吉)
かなり5万円とか10万円単位のそれで積み重ねで700万円になっとる分な
ら構いませんけど、ぽこっと700万円何に使いましたじゃ納得できません。何万円かずつち
ゃんとこういうところは領収をとっとるはずですから、その領収書で説明をできるぐらい、
そうしてください。共済会として今回も900何ぼ出しちょらんのじゃったら何も言わんので
す。1,200万円出しよる時代にいろいろなことに使われとると思うから、この900何ぼが妥当
- 48 -
か、次の年から何ぼが妥当かというのを私たちは審議をしないけんから、そこのところは副
市長にちゃんとお願いをしておきます。行財政改革をしようと思うたら、こういう部分から
当たらないけんと私は思います。よろしくお願いします。
○委員長(矢野幸正) 井上副市長。
○副市長(井上勇)
当然市民の皆様方に行革を通じて痛みを分かち合っておりますので、職員
もその意識はあると私は思っておりますし、先ほど答弁したとおり、明細については提出し
たいと思っております。
以上です。
○委員長(矢野幸正) 後藤委員、よろしいですか。
ほかになければ、52、53ページ。
このページについて御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、54、55ページ。
このページについて御質疑ありませんか。
清田委員。
○委員(清田哲也)
公聴広報活動事業広報費4,800万円ほど計上されておりますが、いわゆる
市民チャンネルですね、佐伯市が放送する放送等の経費が入っていると思います。いわゆる
聴覚に障がいがある方に対する手話放送の経費が計上されているのかどうか、また、計上さ
れていなければ、その計上していない理由を述べてください。
○委員長(矢野幸正) 戸田公聴広報課長。
○公聴広報課長(戸田眞喜雄) 公聴広報課長の戸田です。よろしくお願いします。
公聴費の中に市政番組の制作番組料は計上しておりますが、清田委員指摘のように手話に
ついての放送は現在行っておりません。
これの理由でございますけども、一度これは今回委員からそういう指摘がありましたので、
一応持ち帰りまして、手話の放送ができるかどうかというのを、またケーブルテレビ会社あ
るいはうちのほうの担当の係と検討したいと思います。よろしくお願いします。
○委員長(矢野幸正) 清田委員。
○委員(清田哲也)
じゃあ、手話の件に関しましては、やはり情報をしっかり伝えるという意
味で、ぜひ検討をお願いします。
それともう一点、この市民チャンネルでするんでしょうけど、いわゆるこの間、地震があ
った際に、佐伯の震度が幾らで津波の心配はありませんとかいうその防災情報というのがど
うもすぐ流れてなかったという話を聞きましたが、これ非常にまずいんじゃないかと思うん
ですね。その点、何ですぐ流れなかったのか、今後どうするのかという点をお伺いします。
○委員長(矢野幸正) 戸田公聴広報課長。
○公聴広報課長(戸田眞喜雄)
先般の地震、夜間ということもございました。それで当然市民
の皆様には、こういった情報は早急に伝える義務があろうかと思います。
ただし、このテレビにつきましては、そこらあたりの情報のやりとり、当然ケーブルテレ
ビ会社さんのほうに情報提供してのせる云々というのがございます。そういったものが今回
反省の一つとして、昼間職員がおればすぐ対応できるんでしょうけども、そういった夜間す
ぐ職員が対応できないときの対応というんですかね、それはちょっとまた今後また防災課と
- 49 -
も、また我々とも含めて、そこら辺のことももうちょっと研究、できるだけ市民の皆さんに
早急に伝えるような方法を考えていかなければならないかなとは思っております。
以上です。
○委員長(矢野幸正) 清田委員。
○委員(清田哲也)
それも要検討ということでしていただきたいんですが、いわゆるこれ市の
ほうが責任持ってやる部分ですよね。CTSに委託してるんじゃなくて、市のほうが自分と
こで機械の切りかえをして防災情報を流さなきゃいけない部分だと思うんですけど、災害と
いうのは昼来るか夜来るかわかりませんのでね、24時間体制どうするのか、例えば機械化し
て自動で切りかえができるようなシステムが構築できるのであれば、そういうのも検討して
いただいて、適切にタイムリーに素早い情報を流していただければと思いますので、これも
検討をあわせてお願いいたします。
以上です。答弁いいです。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、56、57ページ。
河野委員。
○委員(河野豊)
ごめんなさい、55ページ、本庁の管理費ですね、総額で7,415万1,000円を見
とって、これがこの新庁舎の要するにメンテナンスとかいろんな部分が入っとるんだろうと
思うけど、新しくできたから需用費とかふえとるんだろうけどね、年間の要するにこの本庁
の管理費がこれだけかかると踏んでいいのか、それともこれには新庁舎ということで余分な
分が入っとるのか。要するに、年間の維持管理費が実際のところどれだけかかるのか、そこ
ら辺、この中で説明いただければと思います。
○委員長(矢野幸正) 池田財政課長。
○財政課長(池田邦行) この2月からこの庁舎に入りまして、まだ1年たっておりませんが、
今電気代とか、それから床面積、例えばエレベーターの保守とかいう部分も新たに出てきま
すし、それから清掃業務の委託の面積等もふえるとかいろいろございまして、今言えること
は、これだけの維持管理費ということで私どもは考えております。
○委員長(矢野幸正) 河野委員。
○委員(河野豊)
ちなみに、メンテナンスは要するに清掃ですね、当然たしか年の初めに入札
等で決定したと思うんだけど、それはどこに決定して幾らでやるようになったのか、わかれ
ば。
○委員長(矢野幸正) 榎財政課管財係長。
○財政課管財係長(榎信二) 財政課管財係、榎と申します。
今年初めに入札をいたしまして、2カ月分弱になりますが、総額で言うとわかりにくいの
で月額で申し上げますが、佐伯ビルサービスさんで77万円程度ということでございます。
○委員長(矢野幸正) 河野委員、よろしいですか。
ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、56、57ページ。
このページについて御質疑ありませんか。
- 50 -
芦刈委員。
○委員(芦刈紀生)
57ページ、区分12、庁舎の取り壊しなんですが、これは本庁舎と第3庁舎
ですか、あそこは一緒に契約をするんですか、ちょっとお聞きしたいと思います。
○委員長(矢野幸正) 平野庁舎建設推進室長。
○庁舎建設推進室長(平野賢二) 室長の平野でございます。
第3庁舎と本庁は別々に入札を行います。第3庁舎につきましては、本日入札が終わって
おると思います。
○委員長(矢野幸正) 芦刈委員。
○委員(芦刈紀生)
できれば、本庁の駐車場確保のために時期をずらしてほしいという要望が
結構あるんです。一緒に同時にやると、ここの駐車場がないんじゃないかと思われるんです
が、その辺は大丈夫ですか。
○委員長(矢野幸正) 平野庁舎建設推進室長。
○庁舎建設推進室長(平野賢二)
最初に第3庁舎を壊しまして、仮に駐車場にします。その後、
本庁舎を壊しまして、第3庁舎の後には倉庫棟、車庫棟を建設しますので、今度本庁舎を壊
した後、半分ずつ一応舗装工事をするような感じに計画しております。
○委員長(矢野幸正) 芦刈委員、よろしいですか。
ほかに。
井野上委員。
○委員(井野上準)
済みません、ちょっと関連で、この財産管理事業、庁舎建設事業の3億
8,900万円等の内訳をお願いします。
○委員長(矢野幸正) 平野庁舎建設推進室長。
○庁舎建設推進室長(平野賢二)
旧庁舎の解体工事が1億6,693万3,000円、倉庫棟・車庫棟建
設工事が1億6,800万円、駐車場整備工事が4,892万4,000円、以上です。
○委員長(矢野幸正) 井野上委員。
○委員(井野上準) あと1点、旧庁舎の解体入札予定日というのは決まっておるんですか。
○委員長(矢野幸正) 平野庁舎建設推進室長。
○庁舎建設推進室長(平野賢二)
私が聞いておるのは、本日第3庁舎の分を入札を行いました。
本庁舎のはまだ決まっておりません。
○委員長(矢野幸正) 井野上委員、よろしいですか。
井野上委員。
○委員(井野上準) 解体予定は何月ぐらいですかね、旧庁舎の。
○委員長(矢野幸正) 平野庁舎建設推進室長。
○庁舎建設推進室長(平野賢二)
はっきりわかりませんが、予定としたら、やっぱり5月ごろ
になるんじゃないかと思います。本庁舎につきましては、いろいろアスベスト、それの撤去
がかかりますので、その分がちょっと時間がかかると思いますので、その分が遅くなっても
5月か6月ごろには解体が始まる予定になっておると思います。
○委員長(矢野幸正) 井野上委員、よろしいですか。
ほかにありませんか。
井上委員。
○委員(井上清三)
庁舎管理事業の中で蒲江庁舎委託料が566万3,000円上がっておりますが、
- 51 -
御承知のように、蒲江の庁舎はかなり古く、あちらこちらから、いわゆる雨漏りもしている
ような現状もお聞きしておりますが、この委託料でどの範囲まで補修を含めて取り組まれる
のか、お聞きしたい。
○委員長(矢野幸正) 池田財政課長。
○財政課長(池田邦行) お答えします。
この委託料は、まず庁舎の警備委託料、それから清掃委託料、それから電気工作物保安管
理業務の委託料、それから浄化槽の保守点検管理業務の委託料、それから消防設備の点検委
託料ということでございます。
今言われたいわゆる修繕関係は、需用費の中で476万3,000円ですか、この中に当然電気代
とかいろいろ入ってるんですが、その中での対応と。需用費の中で修繕というものを設けて
おりますので、その中で対応したいと考えております。
○委員長(矢野幸正) 井上委員。
○委員(井上清三)
財政当局も御承知のことと思いますが、そういったいわゆる危険な建物で
あると同時に、雨漏りもするというふうな状況の中で、果たして職員をそこに常駐させてい
いものかどうか、そういうふうにも考えるわけですが、このいわゆる建設計画というのがお
聞きしておりますが、平成29年にそういった庁舎の建築を踏まえてやるというふうなことを
お伺いしておりますが、こういった部分のいわゆる補修費がたくさんかかる中で、前倒しと
いうことは考えられないのか。あの東九州自動車道でも平成29年以降、平成28年、平成27年
となって平成26年になったわけですけど、こういう非常に隣接する海の真ん前にあるという
んですかね、そういうふうな状況の中で、前倒しということはやっぱりこれ検討すべき課題
じゃないかと思うんですが、これについてはどのようにお考えですか。
○委員長(矢野幸正) 池田財政課長。
○財政課長(池田邦行) 蒲江の庁舎につきましては、正直言いまして、現在消防の庁舎の建設
というのをまず急いでおります。それが終わってからということで、敷地的にも蒲江の消防
庁舎の隣を考えておりますので、それ以降、今の予定では平成27年度からというふうには予
定しております。
○委員長(矢野幸正) 井上委員。
○委員(井上清三) ありがとうございます。
平成27年というのは初めて聞いたわけですけど、平成29年というふうな通知をいただいて
おりました。平成27年というのはぜひお願いしたいわけですが、なぜこう急ぐかというと、
そういった老朽化とあわせて、あの蒲江地区には避難路はいろんな形で何件かつくられてお
ります、避難路は。ところが、避難地になる部分が全くないわけです。公民館も海抜ゼロメ
ートルです。そういった状況の中で、2日、3日ともし続くようなそういった状況が出たと
きに、どこも行くとこがないわけです。ですから、できる限り前倒しという方向を検討して
もらいたいというお願いをしとるわけです。
きょう27年度というふうな返答いただきましたので、それに向かってやっていただきたい、
そのように思っておりますが、最後お願いします。
○委員長(矢野幸正) 池田財政課長。
○財政課長(池田邦行) 1点誤解のないように、工事というんじゃなくて、事業に着手するの
が平成27年度からを今予定しとるということでございますので、御理解いただきたいと思い
- 52 -
ます。
○委員長(矢野幸正) 井上委員。
○委員(井上清三)
平成27年度からでも工事着手は結構ですけど、できる限り早く、そういっ
た意味では住民の生命、財産ということにもかかわり合ってきますので、早目の前倒しをく
れぐれもお願いしておきます。
以上です。
○委員長(矢野幸正) 要望でよろしいですか。
ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、58、59ページ。
このページについて御質疑ありませんか。
後藤委員。
○委員(後藤幸吉) いつも同じ質問で済みません。
中心市街地活性化事業の中で、中心市街地活性化協議会運営支援事業で180万円上がって
います。それとその下、同じくまちづくり推進一般管理事業、これは195万7,000円ですが、
これの中身を教えていただきたい。
○委員長(矢野幸正) 田中まちづくり推進課長。
○まちづくり推進課長(田中眞二)
まちづくり推進課長の田中でございます。委員の御質問に
お答えします。
まず、180万円についてでございますが、先ほど委員も言ってましたとおり、中心市街地
活性化に資するために協議検討する機関として中活協議会を今設置しております。それの運
営支援に係る補助金といった形で180万円については支出をしております。
次に、その下の195万8,000円について御質問いただきましたが、これは今私どものまちづ
くり推進課に係る一般管理の予算でございます。
ただ1点、19に負担金、補助及び交付金の欄ですが、93万円の金額が計上されております。
このうちの90万円については、今年で第6回目を迎えるわけでございますが、神武の火祭り
に係る補助金として支出予定を考えております。
以上です。
○委員長(矢野幸正) 後藤委員。
○委員(後藤幸吉) 2番のほうでは大分中身が違うということですね。
そしたらこれ、協議会に対しての運営の後援だということですが、以前質問したときには
180万円の中身は120万円がタウンマネジャーの人件費、それと60万円がその他もろもろの運
営費という説明があったんですが、担当者が今は違うんですが、そこのところはどうですか。
○委員長(矢野幸正) 田中まちづくり推進課長。
○まちづくり推進課長(田中眞二)
私が今御説明したのは、市から支出する補助金の額につい
ては、あくまで中活協議会の支援補助といった形で180万円の支出ですということです。よ
って、180万円の協議会の使途については、協議会として総会の中で、今委員が言われまし
たように120万円についてはタウンマネジャーの経費、さらに差し引きの60万円については
事務費に充てておるというふうに聞いております。
○委員長(矢野幸正) 後藤委員。
- 53 -
○委員(後藤幸吉)
この当時、同じ議員仲間がタウンマネジャーという人は仕事をしよる人で
しょうと、それに月々10万円の120万円も払うんかと言った経緯があります。私がその後調
べたら、市からは180万円ですが、人件費とか運営費とか色はついちょらん。そこがきょう
の答弁と違うんですが、そのほかに商工会議所が120万円、まちづくり会社が25万円、そし
てまだその時期には国から575万円の補助金があって、全体的に中心市街地活性化協議会に
は900万円の金が行っていたと思いますが、それは間違いありませんか。
○委員長(矢野幸正) 田中まちづくり推進課長。
○まちづくり推進課長(田中眞二)
今委員言われましたように、中活協議会については設置が
平成21年でございます。委員が言われます戦略補助金の関係が平成22年度から向こう3年間
ということで、22、23、24と3年間、国費の戦略補助金を中活協議会が充てておるというこ
となんで、この3年間については中活協議会そのものの予算規模が当然大きくなっておると
いうふうに聞いてます。
○委員長(矢野幸正) 後藤委員。
○委員(後藤幸吉)
私が言いたいと思っていることは、そういう大きな補助をもらって運営す
る中心市街地活性化協議会、そこの役割を説明してください。
○委員長(矢野幸正) 田中まちづくり推進課長。
○まちづくり推進課長(田中眞二)
中活協議会の役割なんですけども、中活協議会については、
中心市街地活性化に関する事業の総合調整、それは事業の推進に関すること、加えて私ども
佐伯市が策定します基本計画の実効性に寄与すること、こういったことを目的に設置された
協議会であるというふうに私ども認識しております。
○委員長(矢野幸正) 後藤委員。
○委員(後藤幸吉)
その協議会の会長は、例えば大手前、全体のことでしょうけど、会長は大
分合同新聞を2月17日に見て、大手前に13階建ての建物ができるということを初めて知った
ということは、私は不適切、協議会がその事業の内容を把握していなかった証拠です。協議
会はどうしても必要ですか、今後。
それともう一つ言えば、今まで900万円で運営されとったのが、今度商工会議所が120万円
出すことは私、存じてます。まちづくり会社の25万円がどうなったのかは知りません。最大
限出ても325万円です。今まで900万円でやりよった事業が325万円で、これから27年度に新
しい事業を構築しなくてはいけんときに、全体の3割そこらの中心市街地活性化協議会の運
営費でやれるもんでしょうか、そこのところをお尋ねします。何もせんでもいいけど、中心
市街地活性化協議会というのが要るからつくっとるのか、ちゃんと役割があるのかを質問し
ます。
○委員長(矢野幸正) 田中まちづくり推進課長。
○まちづくり推進課長(田中眞二)
中活協議会の目的については、先ほど私が答えたとおりで
ございます。よって、今後について中活計画は委員も御承知のとおり、佐伯市については平
成27年度から第2期の中活に臨むといったことですので、今後引き続き中活協議会の設置の
意義が当然あろうかというふうに考えております。
また、予算については、基本的には中活協議会は主は佐伯市から出る基本計画の協議、検
討でございますので、当然大きな予算は必要なかろうかというふうに思います。
ただ、中活法の中に協議会がタウンマネジャーを設置できると、できる規定がありますし、
- 54 -
佐伯市の中活協議会の場合はそれを受け、タウンマネジャーを設置しております。よって、
中活事業の予算の中、協議会の予算の中で大きくタウンマネジャーの経費は当然かかろうか
というふうに思っています。
今後については、ちょっと私も見当はつかないんですが、現状の中でタウンマネジャーの
経費を中活協議会の中で300万円予算計上して今支出をしております。よって、300万円強の
予算は中活協議会の運営費として当然必要になろうかというふうに思います。
○委員長(矢野幸正) 後藤委員。
○委員(後藤幸吉)
多分タウンマネジャーの報酬は今までの半分ぐらいになると思います。私、
数字は知ってますが、ここでは言えません。多分半分、それでもタウンマネジャーは頑張る
ということです。やはり本当は180万円の市の負担をもう少しふやしてもらいたかったです
が、これはこれで結構です。ちゃんと田中さんも取り組んでいただきたいと、これは要望に
しておきます。
○委員長(矢野幸正) 後藤委員、よろしいですか。
ほかにありませんか。
清家委員。
○委員(清家儀太郎)
59ページ、コミュニティ交通整備事業についてお尋ねしますが、もう単
刀直入に言いますが、コミュニティバスの運営事業に関して日曜営業というのは考えられま
せんか、どうでしょうか。
○委員長(矢野幸正) 武田企画課長。
○企画課長(武田晴美) 現在のところは考えておりません。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
○委員(清家儀太郎) 再度お伺いしますが、もうどうしても日曜営業どうかなりませんかとい
う要望があるんですが、それはもう佐伯市内全地域無理ですかね。これに関しては、もうと
り合えませんか。
○委員長(矢野幸正) 武田企画課長。
○企画課長(武田晴美) この場では即答いたしかねますが、今のところは考えておりません。
地区住民との対話は重ねてまいりたいと考えております。
○委員(清家儀太郎) わかりました。
○委員長(矢野幸正) よろしいですか。
ほかにありませんか。
御手洗委員。
○委員(御手洗秀光)
59ページの交通整備事業の中心市街地循環交通整備事業についてお尋ね
いたします。
この事業は、新規の事業として平成26年度をかけて1年間試行するというふうになってお
ります。そこでお尋ねしますが、どこと委託契約を結んだのかということと、それから二つ
目は、バス停の名前がはっきり決まっておるのかどうか、この点もお尋ねしたいと思います。
○委員長(矢野幸正) 武田企画課長。
○企画課長(武田晴美) 申しおくれました。企画課長の武田でございます。
先般、運行の契約入札を行いまして、大分県タクシー協会が落札をいたしまして、4月1
日から運行をする予定になっております。
- 55 -
それから、バス停につきましては決定をしております。3月の15日号の市報で市民に広く
広報するために、バス停等それから時刻表等々について配布をいたしたところでございます。
○委員長(矢野幸正) よろしいですか。
ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、60、61ページ。
このページについて御質疑ありませんか。
江藤委員。
○委員(江藤茂) 8番のコミュニティの助成事業についてお尋ねをいたします。
いろんな団体が、このコミュニティ事業の助成金が欲しいという団体がたくさんございま
すが、今年度も3団体ほど支給されるんだろうと思いますが、これをどうやって申請をして、
どうやって決定していくのか、それがわかれば、ちょっとどのような過程を踏めば申請でき
るのかですね、その点を1点と、今年度の3団体がどのようなものに回るのか、わかれば。
○委員長(矢野幸正) 武田企画課長。
○企画課長(武田晴美) お答えします。
まず、申請の手順でございますが、市のほうで本庁及び振興局のほうで広く該当するよう
な事業がないのかということについて調査を常日ごろから行っております。状況把握に努め
ておりまして、助成事業に該当しそうなところにつきましては、お話を市のほうから投げか
けを行うということをしております。また、主に自治会のほうから、こういうことは該当に
ならないかということで企画課のほうに相談を受けております。
それから、平成26年度のコミュニティの助成事業の申請についてどういうところがという
ことで答えればよろしいでしょうか。
平成26年度の事業につきましては、菊姫実行委員会のほうから出ております牛車の取得、
菊姫が乗る牛車ですね、これを購入したいというような要望、それから米水津色利浦地区の
コミュニティ活動に必要な備品の整備、テント、放送設備機械一式、簡易トイレ、草刈り機、
こういったものでございます。それから、西野浦神楽保存会から神楽衣装ほか保存会備品の
整備、鈴、刀その他もろもろの道具であります。もう1件、直川ふるさと盆踊り保存会から
もいただいております。ふるさと盆踊り大会用の備品、アルミステージのやぐらあるいは折
り畳みのリヤカー等衣装等々でございます。合計4件の要望を県のほうに上げております。
希望額はそれぞれありますが、助成額につきましては、各団体とも希望が250万円で承っ
て、予算が1,000万円となっております。
以上でございます。
○委員長(矢野幸正) よろしいですか。
ほかにありませんか。
○委員長(矢野幸正) 後藤委員。
○委員(後藤幸吉)
これ、大分県里のくらし支援事業とはまるっきり関係のないやつでしょう
か。
○委員長(矢野幸正) 武田企画課長。
○企画課長(武田晴美) 別でございます。
○委員長(矢野幸正) よろしいですか。
- 56 -
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) ほかになければ、62、63ページ。
このページについて御質疑ありませんか。
芦刈委員。
○委員(芦刈紀生)
63ページの定住促進事業、これは定住する人に対して、住宅取得する人に
対しての補助金、それと修繕補助金というのがございますけども、これはどの程度のものま
で修繕するのか、お聞きします。
○委員長(矢野幸正) 武田企画課長。
○企画課長(武田晴美) 1,000万円の内訳のうち、持ち家取得に係る助成金としては700万円を
新年度は見込んでおります。それから、空き家の改修の補助金を交付する予定にしておりま
して、この総予算が300万円を見込んでおります。具体的には、本市にある空き家の有効活
用を図るということで、空き家を改修する空き家の所有者に対して空き家改修補助金を交付
すると、こういうことを考えております。
補助対象者は、移住者と売買あるいは賃貸の契約をした空き家の所有者であります。それ
から対象工事につきましては、佐伯市内の業者が施工する工事でありまして、住宅の機能の
回復または向上に行う工事であります。
それから、補助額につきましては、対象経費の2分の1以内といたしまして、さらに上限
は30万円ということで考えております。
以上でございます。
○委員長(矢野幸正) よろしいですか。
ほかにありませんか。
江藤委員。
○委員(江藤茂)
20番と21番の企画の市制10周年の記念事業、それと東九州自動車道の開通記
念におけるイベントが上がっておるんですが、これはそれぞれ別々で事業を行うのですか、
それともセットで一体化してやろうと考えておられるのか。内容等は先般の一般質問ではま
だ決定をされてないということでございましたけれども、ある程度の骨子、どういうことを
やろうということは恐らく考えておられると思うんですが、これだけの金額を使うというこ
とであれば、どのようなことを計画しておられるのか、もし回答できればお願いします。
○委員長(矢野幸正) 武田企画課長。
○企画課長(武田晴美) 一括してお答えをいたします。
市制10周年記念事業につきましては、平成27年の3月3日に記念式典を予定しておりまし
て、これに係る経費が主なものというふうに見込んでおります。加えまして、3月2日以前
の佐伯市が行う例えば子守唄サミットであったり、あるいは山頭火の関係の行事であったり
こういったものは、プレイベントということで協賛行事と位置づけて、それぞれの担当課で
所要の予算を計上することを考えております。
なお、3月4日以降、平成27年度につきましては、合併の年に当たるメーン事業として、
それぞれまた市が取り組む事業に冠をつけて記念事業と位置づけて取り組むということであ
ります。
それから、東九州自動車道開通記念事業につきましては、10周年とは基本的に別のものと
いうことであります。これにつきましては、東九州自動車道の開通記念を記念して行うイベ
- 57 -
ントに関する経費ということと、それから国土交通省が実施をします開通の記念式典、これ
に要する経費の一部を負担することを見込んでおります。
それから、イベントの内容につきましては一般質問でも答弁いたしましたとおり、今後い
ろいろな方々からの意見を承りながら、企画を早目に練り上げたいと考えております。
○委員長(矢野幸正) よろしいですか。
ほかにありませんか。
上田委員。
○委員(上田徹)
14番の里のくらし支援事業につきまして、事業を募集するわけでしょうけど、
どういう手順でするのかということと、期間的には通年で募集を受け付けるのかどうか、一
定期間、例えば5月までですよとかそういう期限があるのかどうか、その2点についてちょ
っとお聞かせください。
○委員長(矢野幸正) 武田企画課長。
○企画課長(武田晴美) 里のくらし支援事業につきましては、そこの地域の地域振興といいま
すか、こういったことを念頭に、地域が一体となって取り組む事業であります。
募集につきましては、本庁管内は企画課が、振興局管内につきましては地域振興課が広く
地域に出向いていって、事業の構築を呼びかけていくような形で事業構築を図ろうと考えて
おります。
それから、募集は通年かということでありますが、通年ということは念頭にありません。
これは県が最終的には決定する事業でありまして、言葉はいかがかと思いますけれども、多
分に早く事業構築をして早く事業を取り組む意思を表明したところから、県のほうが予算の
範囲内において順次交付決定をしていくということですので、私どももできるだけ該当地域
の自治会等には呼びかけを早目早目に行っていく考えであります。
○委員長(矢野幸正) 上田委員、よろしいですか。
ほかになければ、64、65ページ。
後藤委員。
○委員(後藤幸吉)
私が質問したいのは、つるみ山荘の件ですが、今のは武田さん、上田委員
が聞いたやつは年齢とかあんなやつの地区の縛りがあるんじゃないの。
○委員長(矢野幸正) 武田企画課長。
○企画課長(武田晴美) 対象地域につきましては、おおむね小学校区が最大単位になりまして、
地域の高齢化率が50%を超える地区を行政区でありますが、50%を超える地域あるいは山村
振興、離島あるいは過疎、こういった法令による部分がかぶさっている地域が該当になりま
す。
ちなみに、旧町村では、米水津を除きますが、県のほうの裁量で場合によっては米水津地
域も事業採択が可能あるいは旧佐伯市におきましては、木立、青山、西上浦、大入島、こう
いったところが該当地域になります。
○委員長(矢野幸正) 後藤委員。
○委員(後藤幸吉) そのぐらいは初めから説明してやらんといけんと思います。
私が質問したいのは、つるみ山荘の件です。いいですか、同じページ。
私どもが総務常任委員会のときに、つるみ山荘を廃止するという話がありました。そのと
きは議会全員、当時30人の定員の皆さん、それは廃止するのはおかしいと、もうちょっと頑
- 58 -
張れということで、たしか指定管理は以前の人と同じ人が3年間だけ受けたと思います。普
通は指定管理は5年ですけども、3年間しかしちょらんのですよ。それと、そのときに条件
を議会でつけたのは、もう少し宣伝をしてちゃんと取り組めのという話やったんです。私な
んかもやはり現場には行ってみましたけども、自分なりの判断はあります、判断は。
これは来年度いっぱいということですかな、つるみ山荘は。もう3年目ということでしょ
うか。
それと、3年間延長になって、2年間の集客力というか利用率、そういうものをちょっと
お尋ねしたいと思います。
○委員長(矢野幸正) 田村総務部次長兼総務課長。
○総務部次長兼総務課長(田村智)
まず、利用率ですけど、平成23年度当時が利用者数が
1,432人、平成24年度が1年間で1,467人、平成25年度は12月末現在で1,382人です。今のは
施設全利用者数です。そのうち佐伯市民の利用者数は、平成23年度が295人、平成24年度が
419人、平成25年度は今現在474人ということで、佐伯市民の利用者数は昨年度と比べても
40%ぐらいの増で、市民の利用は広報等の成果もあってふえております。
ただ、それにしても利用者数、施設の部屋数も少ないんで、泊まれる方も限られてくるん
ですけど、この利用者数でこのまま行くのかと、維持費が市の持ち出しが年間470万円ぐら
いですけど、それで平成26年度までは行きますけど、平成27年度以降についてはちょっとど
うするのかというのが、いろいろやはりほかの公共施設の整備計画で施設を全体的にどうす
るのかという問題も含めて、やはりまだこれからよく検討するようになると思います。
○委員長(矢野幸正) 後藤委員。
○委員(後藤幸吉)
宣伝をして、私たち議員もあの当時、宣伝をせえと言うた効果が出てるの
は非常にいいと思います。来年度、再来年度以降どういうふうにするかは、前回のように、
そのあと何カ月の指定管理の期間がないときに話を持ってくるんじゃなくて、せめて1年ぐ
らい前から次の年からはどうするかぐらいは執行部は考えて提案していただきたいと思って
おります。要望。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
河野委員。
○委員(河野豊)
ちょっと企画課長に先ほどの答弁の中でね、ちょっと戻るんだけど、コミュ
ニティ助成事業の中で、菊姫のあれで牛車を購入云々というのがあったんですよね。もう黙
っとってもいいかなと思ったんやけどね、やはりそういったものはね、歴史考証というのが
必要だと思うんですよ。
牛車なんていうのは、それは京都の葵祭ならあれやけどね、そこまで言うかといって言わ
れればそれまでだけど、やっぱり歴史を正しく認識するのにね、我々子孫にそういった祭り
がどんどん残っていくとしたらね、菊姫様は姫様というけど家老の娘ですよね。それがかご
やらそういった牛車に乗るなんていうのは歴史上ないんですよ。そこら辺をね、ちゃんと何
かの根拠を、歴史にそういう祭りがこれからも残っていくんであればね、そういった助成と
いうのもいかがなものかなと思いながら、私が言えば、言わんで済むことかもしれんけどね、
歴史というのはそういうものじゃないと私は思っとるんで、そこら辺はしっかり考証して、
要するに考えて、それが適当なのかどうか。歴史上にそういう佐伯に牛車なんてないですよ。
そういった部分も考えて、こういうコミュニティ助成事業もやるべきかなと思っとるんで、
- 59 -
一考ください。私は黙っとってもいいんだけど、そういった意味でちょっと申し添えておき
ますので。
○委員長(矢野幸正) 武田企画課長。
○企画課長(武田晴美) 御指摘のことは事業申請者と今後協議をさせていただきます。ありが
とうございました。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、64、65ページ。
このページについて御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、ここで、先ほど髙司委員の質問に対して市民課長が資料が整
いましたので、答弁をいたします。
青木市民課長。
○市民課長(青木英二郎) 大変おくれて申しわけありません、髙司委員さん、失礼しました。
住基カードのトータル枚数ですが、平成25年の8月31日、県に報告した数字で4,409とな
っております。
○委員長(矢野幸正) 髙司委員、よろしいですか。
ほかになければ、66、67ページ。
このページについて御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、68、69ページ。
このページについて御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、70、71ページ。
清家委員。
○委員(清家儀太郎)
71ページの電算管理事業の行政システム運営事業、いわゆるクラウド化
に向けた、マイナンバー制度の事業だと思われますが、これは一般財源から2億7,634万
2,000円、金額が大きいんですが、この事業に向けた予算というのは平成28年度から運用開
始のようになってますが、ことしは2億7,600万円、それでは来年、再来年はどれくらい大
体かかるんですか、かなり金額はどういうように予想されてるんですか。
○委員長(矢野幸正) 曽宮情報推進課長。
○情報推進課長(曽宮郁夫) 情報推進課長の曽宮です。よろしくお願いします。
前年度の平成25年度と比較いたしまして、1億940万円の増額になっております。その内
訳を申し上げますと、新情報システム、いわゆるクラウド化に伴う再構築運営事業は7,940
万円でございます。それと先ほど委員さんが申されておりました社会保障・税番号制度に係
るシステムの改修分が3,000万円の予算でございます。残りの1億6,694万2,000円、これは
昨年度と同額の現行の行政情報システムの委託料でございます。
今年度分については、先ほどの社会保障・税番号制度の分については、業務システムの影
響度の調査と住民基本台帳システムの改修作業の予算でございます。
本事業につきましては、国庫補助の対象ということになっております。ただ、国庫補助の
- 60 -
対象につきましては、システムの設計開発経費、ライセンス料を含むソフトウエアの購入費
などが対象でございますので、補助対象外経費が出ることも予想されております。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
○委員(清家儀太郎) 済みません、ちょっとわかりにくかったんですけど、私が申し上げてる
のは、一般財源からこの2億7,600万円、平成26年度でかかる予算なんですが、これはまだ
毎年こんなに多くの予算編成になっていくのかどうか、そこを聞きたいんです。
○委員長(矢野幸正) 曽宮情報推進課長。
○情報推進課長(曽宮郁夫) 今の現行のシステムが1億6,694万2,000円というのは今の情報シ
ステムの運営事業でございます。今度新たに1億940万円追加しているのは、次、今の運営
事業というのが平成27年度で終了いたしますので、平成28年度に向けてクラウド化による再
構築を行います。その予算の分が7,940万円、いわゆるマイナンバーのシステム改修分が
3,000万円ということであります。マイナンバーについては、ことしの分のいわゆる情報推
進課としては、システムの改修費を組んでおりますけれども、全体的にどうなるかというの
は、新しい平成26年度からの担当課でされるのではないかと考えております。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
井野上委員。
○委員(井野上準)
車両管理費についてなんですけど、今年度予算が1,224万5,000円ほどふえ
ておるんですけど、これどうしてふえてるのか、説明お願いします。
○委員長(矢野幸正) 田村総務部次長兼総務課長。
○総務部次長兼総務課長(田村智)
まず、委託料が昨年が約800万円、今年度が1,300万円で
500万円ほどふえてますけど、これは市の今バスが3台にして運用してますけど、市バスで
すね、それを昨年は委託料を教育委員会と市のほうで500万円ずつ折半して予算を組んでま
した。それを今年度は総務課に一本にしましたので、ここの部分が500万円ふえております。
もう一点は、備品購入費が710万円ということで、これが市長車の購入予算を計上してお
ります。ですから、増額理由はそういったところでございます。
○委員長(矢野幸正) 井野上委員。
○委員(井野上準) これ、公用車も関係あるんですかね。
○委員長(矢野幸正) 田村総務部次長兼総務課長。
○総務部次長兼総務課長(田村智)
公用車は、例えば本庁車両一般管理費の中に需用費が765
万7,000円とか役務費、そういったものが入っておりますけど、これは市役所の公用車の燃
料代とか修理代とかオイル代とか、それから保険料、そういったものでございます。
○委員長(矢野幸正) 井野上委員。
○委員(井野上準)
公用車については計画的に古くなったら入れかえをやっとると思うんです
けど、実際自動車屋さんに聞いた話なんですけど、車の本体よりは車検を受けたほうがお金
がかかるので、もうこれは車検を受けないほうがよいというふうな車があるそうなんですよ。
そういった場合の処置として市はどのように考えておるんですか。
○委員長(矢野幸正) 田村総務部次長兼総務課長。
○総務部次長兼総務課長(田村智)
済みません、実際に車検を受けるよりも購入したほうが、
買いかえなりしたほうが安いということですか。
○委員長(矢野幸正) 井野上委員。
- 61 -
○委員(井野上準)
買いかえというか、車の査定価格が例えば18万円として、車検を受けたと
きにもう22万円ほどかかりますよということなんで、車検を受ける意味があるかなと言われ
たことがあるんですけど、その辺の見解があれば。
○委員長(矢野幸正) 武田企画課長。
○企画課長(武田晴美) 企画課長の武田でございます。
委員のおっしゃる観点はよく理解できます。総合計画実施計画を策定する段階で、公用車
の購入についても内部の検討を進めた経緯がございます。この中で、御案内のとおり、こう
いう御時世、財政状況の中で、基本的に消防自動車、こういうものについては耐用年数等々
で更新をしていくが、その他の公用車については危険を伴わない、あるいは安全性に極端な
支障を生じないという部分の車については引き続き利用を行って、どうしてもというときに
考えていくと、こういうような物差しを内部でつくって総合計画実施計画の計画策定に臨ん
だ経緯がございます。御理解ください。
○委員長(矢野幸正) よろしいですか。
ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、72、73ページ。
このページについて御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、74、75ページ。
このページについて御質疑ありませんか。
三浦委員。
○委員(三浦渉) 24番、三浦でございます。
75ページのケーブルテレビ事業1億5,800万円、これの内訳を少し聞きたいのと、先般の
地震の緊急の情報が流れない、この2点をちょっとどうして流れないのかというのと、この
内訳を簡単にお聞きしたい。
○委員長(矢野幸正) 曽宮情報推進課長。
○情報推進課長(曽宮郁夫) ケーブルテレビ事業の予算はそこに示しているとおりでございま
すけれども、まず、大きい項目で需用費を申し上げますと、施設の電気料が主でございます。
それと、委託料につきましては、施設の維持管理の業務委託の経費でございます。
続いて、14節の使用料及び賃借料でございますが、これは九電柱とかNTT柱にケーブル
を共架しておりますので、それに対する共架料の支払い、それとSCNといって施設を集積
しているものがございますが、そこの施設の使用料として222万円、それと先ほどの電柱の
共架料は九電柱が1,568万6,000円、NTT柱が881万4,000円であります。主にそれらの経費
が14節では主なものであります。
15節では420万円ですが、内訳としては、ケーブルテレビ施設の支障移転とか、いわゆる
130万円を超える工事請負費に回る分でございます。
18節の備品購入費305万5,000円では、予備のアンプでありますとか光送信機でありますと
か、そういうものの予備機器の購入費であります。
19節の負担金につきましては、大分県デジタルネットワークセンターへの機器の利用負担
金160万8,000円が主なものでございます。大体主なものだけを今読み上げました。
- 62 -
先ほどの地震のときの放送がなかったというのは、ちょっと私も済みません、確認してお
りませんので、申しわけございませんが、ちょっと答弁を控えさせていただきたいと思いま
す。済みません。
○委員長(矢野幸正) 戸田公聴広報課長。
○公聴広報課長(戸田眞喜雄) 公聴広報課長の戸田です。
先ほど清田委員のときにも同じような御質問がございました。今回の地震は夜間に起こっ
たということで、通常であれば、当然ケーブルテレビにそういう地震情報を文字情報といい
まして、文字でテロップといいますか、文字でただいま実施が発生、震度4弱の地震が発生
しましたとかそういうのがすぐ出せればよかったんだろうと思いますけども、今般は本当夜
間ということで、すぐ職員がその場で地震が発生した直後にすぐ市役所のほうへいなくて、
そういう対応ができなかったということが原因だと思います。
ただし、今回こういう点を十分反省しまして、今後こういったときの対応は先ほど清田委
員にも申し上げましたけれども、まずちょっと検討させていただきたいと思います。夜間と
か休日とか、そういった職員がすぐ対応できないときの場合の対応はどうしたらいいのかと
いうのをですね、そういうことで、よろしくお願いいたします。
○委員長(矢野幸正) 三浦委員。
○委員(三浦渉)
何か答弁が、今回の地震はとか前回の地震は、地震にいつの地震も関係ある
かそんなことは、今回の地震はこうだったとかいうそんな説明はおかしい。ただ春まつりだ
とか川祭りだとか車屋さんのコマーシャルだとか、そんなことだけにケーブルテレビに予算
をかけ過ぎじゃ。もうちょっとNHKの2分後ぐらいにはね、やはりそういうものを出して
もらわなければ。皆さん、ケーブルテレビを一番先にスイッチ入れてみるんだけど、全く流
れない。よそのまちの職員がどうのこうのやっとるのが流れてくる。佐伯の情報は全く流れ
てない。このケーブルテレビ、必要ないじゃない、緊急の。
それともう一点、何か電柱の借り賃がどうの言った、電柱は佐伯市が借りてケーブルテレ
ビに貸しておるような解釈でいいんですか。何か電柱の借り賃がどうのとちょっと聞いた、
今そういう説明のごとあったけど、もう一回。
○委員長(矢野幸正) 曽宮情報推進課長。
○情報推進課長(曽宮郁夫) 電柱を要するに佐伯市がやってるのは行政エリアのケーブルテレ
ビ事業ですので、佐伯市の周辺部と旧南郡の町村になります。ケーブルを敷いていくときに
九電の柱であるとかNTTの柱につけさせてもらっているということで、九電とNTTに使
用料を毎年払っているということでございます。
○委員長(矢野幸正) 三浦委員。
○委員(三浦渉)
だから、佐伯市がNTTや九電から借りてケーブルテレビに貸しておるとい
うことですか。どういうこと、佐伯市は直接そんな必要ないでしょう。
○委員長(矢野幸正) 曽宮情報推進課長。
○情報推進課長(曽宮郁夫) ケーブルテレビというのは、ケーブルテレビに貸しているという
ことはございません。行政エリアのケーブルテレビ事業は市が事業主体でやっておりますの
で、市が歳出の予算で九電とNTTに電柱を共架してもらっている使用料を払っているとい
うことであります。
○委員長(矢野幸正) 三浦委員。
- 63 -
○委員(三浦渉)
じゃあ、行政エリアだけしかそこの電柱の通っとる、ケーブル通っとるのは
流れないの、あなたの言い方したら。行政エリアだけしか流れないの、こういう議会の広報
だとかそういうものしか流れないの。
○委員長(矢野幸正) 曽宮情報推進課長。
○情報推進課長(曽宮郁夫) 済みません、もちろんCTSのエリア、いわゆる市内の中心部に
ついてももちろんこの放送は流れるわけですけども、市が電柱の使用料として払っているの
は行政エリアの電柱の使用料を払っているということでございます。
○委員長(矢野幸正) 三浦委員。
○委員(三浦渉)
だから、ケーブルテレビ独自のコマーシャルだとかいうものが流れておるじ
ゃないですか、行政チャンネル以外に。それも同じ電柱通って流れとるわけでしょうが。そ
こを聞きよるわけ。行政でやる分だけしか電波はその電柱から流れてないの、電柱は使って
ないのと言いよるわけです。ケーブルテレビのコマーシャルだとかいうものは、ほかの電柱
を使っておるのと言うたんです。それであるならば、ケーブルテレビと行政と折半じゃない
と悪いんじゃないですかという意味です。わからない。
○委員長(矢野幸正) 軸丸情報推進課ケーブルテレビ係長。
○情報推進課ケーブルテレビ係長(軸丸和浩) お答えします。情報推進課の軸丸と申します。
ただいまの御質問は、使用料につきまして、電柱及び電話柱の使用料という内容でよろし
いかと思いますが、今御説明しましたように、市の敷設しましたケーブル、これが載ってお
る九電柱及びNTT柱、これにつきましては、市内全域載っかっている分につきまして添架
料、共架料を支払っております。それで市から放送を全て流しておるということでございま
す。
○委員長(矢野幸正) 三浦委員。
○委員(三浦渉)
その件はわかりにくいけど、また後日ゆっくり聞きますが、課長にもう一度
聞きます。
緊急情報が流れるためにはどういうふうにしたら流れるんですか。今後は流れるようにす
るんですか、しないんですか。
○委員長(矢野幸正) 戸田公聴広報課長。
○公聴広報課長(戸田眞喜雄)
ケーブルテレビから緊急情報を流すときには、通常職員がその
情報の内容をパソコンで打ち込んでから、それをテレビで流すようになっております。した
がって、必ず職員がその場にいないとテレビのほうに流すようなことにはなっておりません。
今後につきましては、先ほどから言ってますように、そういった休みの日とか夜間、職員
がいないときに、いかに早く市民の皆さんにテレビから流せるような方法ができるのかとい
うのは、ちょっと検討させていただきたいと思います。
○委員長(矢野幸正) 三浦委員。
○委員(三浦渉)
大分にもケーブルテレビはありますね。大分のケーブルテレビ、少し研究し
たらどうですか。いち早く流れたり、行政チャンネルは無償で流したり、いろいろ新方式で
やってますから、もうちょっと佐伯独自じゃなくて、よそのほうも研修したらいいと思いま
す。
以上、終わります。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
- 64 -
清家委員。
○委員(清家好文)
課長、いつも言ってるんですけどね、これ今から光ケーブルを張り直さな
いけないと、それで今回夜中だったから間に合わないと。地震、災害は夜中も関係ないです
よ、これ。それがあるので、私はもう前から言ってたように、もうケーブルテレビ自身ね、
この事業を廃止したらどうですか。新しい方式というのがあるんですからね。先ほど三浦委
員が大分のほうでもうやってると。もう津久見市は当然大分のほうに移してますわね。佐伯
市もそのぐらい考えたことないんですか。
私は過去1年間、どのぐらいの維持費があって、あなたに質問したことがあるけれど、も
うそういう時期に来てるんじゃないですか。東南海地震、いつ発生するかわからん。夜中、
夜中に職員がおらんから間に合いません言うようでしたら、何の役にも立たない。台風でも
そうですよ。何のためのあれですか。防災とか言ってこれつくったんでしょう、莫大な金を
使って、各町村でね。それで今から光ケーブルを張り直すって、大変ですよ、これ。毎年毎
年相当金が要りますよ、維持費、管理費がね。だからもう早いことにシステム自体をもうや
りかえると。
佐伯市独自じゃなくてね、極端に言うたら、もうケーブルテレビは日本全国で2社ぐらい
しか残ってないでしょう。残ってないはずですよ、大手は。だから、この前ケーブルテレビ、
ハイパー、豊の国のあれが事故って映らなかったというのがあったじゃないですか。あれは
結局それ使ってるから通ってるんでしょう。別に佐伯市のケーブルテレビで使う理由がない
じゃないですか。早くもう今の時点で移管したほうがいいと思いますよ、私は。その辺どう
思います。検討はしよるんですか。再三再三あなたに言ってるんですよ、私は。その辺どう
ですか。
○委員長(矢野幸正) 曽宮情報推進課長。
○情報推進課長(曽宮郁夫) 委員御指摘のところはよくわかるわけでございますけども、いわ
ゆる行政エリアのケーブルテレビについては、どうしても難視聴の解消という事業で、いわ
ゆる合併前の市町村が整備した経緯がございます。仮にケーブルテレビをやめるというよう
なことになると、今の行政チャンネル、いわゆる11チャンはございませんし、県外波の放送
もなくなるんではないかと、昔の共聴というような形に戻ってしまうことが予想されます。
我々が一番悩ましいところは、施設を整備すればいいわけですけども、なかなかその施設の
事業費がかかるというところが悩ましいところで、それに対する国庫補助とか優良債がない
という状況でございますので、なかなか踏み出せない状況でございまして、引き続きそうい
う財源問題も含めて検討していく必要があると考えております。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
○委員(清家好文)
あのね、私はあなたにこれ今やってるのをね、やめなさいと言いよりゃせ
んのですよ。現状のまま主体を佐伯市から民間なら民間に移したらどうですかと言いよるん
ですよ。今津久見まで来とるでしょう、ケーブル。津久見市は当然もう手を離したでしょう。
津久見独自のケーブルテレビやったでしょう。それと同じようにやればいいわけでしょう。
まだ維持管理が値打ちのあるうちに早く渡すということですよ。権利を渡すということです
よ。そのかわりに、その条件として行政チャンネルちゃんと生かしてくださいよとやればい
いわけなんですよ。そういう考えはないんですかということですよ。どうですか。
○委員長(矢野幸正) 曽宮情報推進課長。
- 65 -
○情報推進課長(曽宮郁夫) 委員御承知のとおり、施設もかなり老朽化しておりますし、委員
御指摘のことも、いわゆる施設そのものを移管というようなことも検討していかなければな
らないとは考えております。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
○委員(清家好文)
じゃあ、今言ってるとおりに、あなた検討するのですね、これ。そうしな
いとね、今一番金食ってると言ったら悪いけれど、先ほどの電算、ケーブル、ここ一番食っ
てるんですよ、もういよいよね。職員さんの人件費もどんどん下がっていくような状態にな
ってきよるんですから。税収でも下がって、今うちの市税で恐らく職員の給料とんとんでし
ょう。何もできなくなるよ、このまま行きよったら。だからそういうのをカットできるもん
どんどんカットしていかんと、だめになるよということを言ってるんですよ、今。
これもう私は8年前から言ってるんですよ。そのために何するか、税収上げろって一生懸
命言ってきたんですよ。企業誘致を8年前から企業誘致をやれよと、ここに金かけろとどん
どん言ってきた。一方、こういうところ、無駄なところは省けと言ってきたんです。だから
企業誘致も全然行ってないし、せめてこういうところ、もうぼちぼち維持管理費、恐らく課
長がこの前出しとったけど、とんでもない今から光ケーブル張り直すったらとんでもないお
金になってくるし。補助金はなしでしょう、これ。それを真剣に考えてください。
○委員長(矢野幸正) 軸丸情報推進課ケーブルテレビ係長。
○情報推進課ケーブルテレビ係長(軸丸和浩) 情報推進課の軸丸です。
今の御質問についてなんですが、光化につきましては、委員御指摘のように莫大な事業費
がかかるということで、現在県、国に対しまして新しい補助事業の創設等も当方から要望は
しておるところでございます。ただ、なかなか色よい返事が来ないというのも現状でござい
まして、確かに光化というのは、もう今の時代やっていかなくてはならない部分でございま
して、当方としましても、先日の切断事故等で全域の市民の皆様に大変な御迷惑をおかけし
ましたが、それに対応するとりあえずの対応としまして、またサブルートの電送ルートの確
保とかそういったことも今動きをとっております。
また、先ほど津久見市のことが出ましたが、津久見市も確かに大分市のケーブルテレビ業
者が入って事業を展開するということになっておりますが、なかなか本市にもケーブルテレ
ビの会社はございますし、一朝一夕にはなかなかいかないということも御理解いただきたい
と思います。
また、緊急の場合の対応につきましては、先日はもう言いわけにしかなりませんが、真夜
中であったということで、大変市民の皆様には対応がおくれたということは申しわけなく思
っております。自動通報とかそういったシステムがとれるのかどうか、これから検討を重ね
てまいりたいと思っております。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
○委員(清家好文)
あなたは今ね、技術的なことを言ってるんですけれど、私は基本的に技術
的なことは言わないんですよ。光化するとかいうのは金要るんだから、新年度、国の要請す
るとか言ってるんですけれど、もうこれ自体を、あなた自体の判断じゃないんです、少なく
ともね、副市長か市長が判断するような大きい問題ですよ、これをどうするかということ、
民営化するかというね。今までほかのところは民営化、委託化という格好で進んでるんだか
ら、これが一番金食ってるんだから、もうぼちぼち研究していかないと、きょうあすできる
- 66 -
もんじゃないんですよ、これは。地元の業者もいますけどね。もともとは第三セクターでや
ってるわけなんですよ、佐伯市は。そういうこともあったわけですよ。
だからもう時代が時代がそうなってきとるんだから、大きい基本的なところをやったらど
うですかと言うんです。技術的な問題はあなたからとやかく言われなくてもいいですよ。今
から恐らくどんどん技術的なことを言えば、衛星放送どんどん入ってくると思いますよ、今
から行けばね。有線云々という時代じゃないですよ。
だから、基本的にこの事業を継続していくお金があれば結構なんですけれど、それがなく
なったときはどうしますかって。あなたはまだ若いですけど、あなたが退職するときには恐
らく退職金大分減ってるよ、正直なところ。先ほど私が言ったけどね。もう国は403万円は
減額打ち出してますから。これは徐々に徐々に交付税のほうで抑えてきますよ。だからそう
いうのを全体見てたらね、やっぱり削るところは削っていかないと佐伯市も生き残れない。
そこを大きいところの判断をしてほしいと。技術的な面は、それはもうあなたたちがプロだ
から一番知ってることでしょうけどね。私はもう大きく方向転換をぼちぼち計画したらどう
ですかと言いよるんです。
以上です。
○委員長(矢野幸正) 総務部長、何かまとめありませんか。
岡本総務部長。
○総務部長(岡本英二) 総務部長の岡本です。
委員さんおっしゃることも重々わかりますし、先ほど課長、担当が言いましたように、周
辺部というのは、やはり費用面でどうしても採算が合わないということ、それと難視聴の対
策で、施設、鉄塔をつくったりするのに費用がたくさんかかったこと等がありまして、受け
てくれる業者があるのかなというのはちょっと不安もあります。ただ、おっしゃることは理
解できますので、そういった業者ですね、佐伯市の行政エリアの放送を委託、受託していた
だける業者があるかどうかも含めまして、テレビの将来のあり方も含めまして検討するとい
うことでよろしくお願いします。
○委員長(矢野幸正) 清家委員、よろしいですか。
ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、76、77ページ。
このページについて御質疑ありませんか。
兒玉委員。
○委員(兒玉輝彦)
緊急対策事業、上浦から蒲江までの件ですけど、この緊急対策の予算です
が、これ今全体的に予算は十分に使われてますか。それとも、予算要求はまだ金額を上げて
くださいとか、そういった意見はありませんか。
○委員長(矢野幸正) 田村総務部次長兼総務課長。
○総務部次長兼総務課長(田村智)
私が聞いている範囲では、金額を補助金の額を上げてくだ
さいという話はまだないです。ですから、実際のところ余って使い切れてない分もあります
ので、特にそういう話は聞いてないです。
○委員長(矢野幸正) よろしいですか。
ほかになければ、78、79ページ。
- 67 -
このページについて御質疑ありませんか。
井上委員。
○委員(井上清三)
防犯対策事業で防犯対策の防犯灯の部分が出ておりますが、今年度のいわ
ゆる新設あるいは取りかえということが出ておりますが、具体的に何基ぐらいですか、これ。
○委員長(矢野幸正) 戸田公聴広報課長。
○公聴広報課長(戸田眞喜雄) 公聴広報課の戸田です。
平成25年度の実施分は総数で約136灯行っております。そのうちに新規が60灯、取りかえ
が76灯でございます。
以上です。
○委員長(矢野幸正) 井上委員。
○委員(井上清三)
若干関連をするかもわかりませんが、この防犯灯と通学路についてる電灯
なんですけど、いわゆる蒲江から猪串の間なんですが、ここを歩いて登校してるわけですが、
この部分について地区の負担という形でずっと出ております。地区にしてもいろんな意味の
中で大変厳しいんだというような状況もありますので、この辺について防犯灯あるいは通学
路に関する部分としてどのような捉え方をしておりますか。
○委員長(矢野幸正) 戸田公聴広報課長。
○公聴広報課長(戸田眞喜雄)
防犯灯に関しては、毎年地区の自治委員さん、区長さんから要
望をいただいております。その中で我々予算を計上しておりますが、その予算の範囲内で、
その実施に約100灯ちょっと実施をしております。今言われた蒲江のそういった地域の通学
路との絡みもあろうかと思いますけども、地区の区長さんから防犯灯として必要であるとい
うようなことであれば、平成26年度、区長さんのほうから申請をしていただいて、我々がそ
れを実際調査をして必要であれば実施をしていくということになろうかと思います。
○委員長(矢野幸正) 井上委員。
○委員(井上清三)
当然いわゆる学校から帰るというふうな状況になりますし、時期的に夏場
は比較的まだお日様があるというか、そういうふうな状況ですけど、もう冬になるとほとん
どないわけです。そういうふうな意味合いで、何か区長のほうも要望するけど、なかなかう
まくいかないというふうなこともありましたので、いろんな意味の中で、事故あるいは防犯
的にも問題があるかと思いますので、十分この辺は対応するように期待しておきますので、
よろしくお願いします。
○委員長(矢野幸正) 要望でよろしいでしょうか。
○委員(井上清三) 答弁。
○委員長(矢野幸正) 戸田公聴広報課長。
○公聴広報課長(戸田眞喜雄)
区長さんから具体的に先ほど言いましたように具体的な場所等
を要望していただければ、調査をして予算の範囲内で、佐伯市全体的な調整も必要だとは思
いますけども、現地を確認をして対応できるものは十分対応していきたいと思います。
○委員長(矢野幸正) よろしいですか。
ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、80、81ページ。
このページについて御質疑ありませんか。
- 68 -
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、82、83ページ。
このページについて御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、84、85ページ。
このページについて御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、86、87ページ。
このページについて御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、88、89ページ。
このページについて御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、2款総務費を終わります。
ここで、執行部準備の都合上、15分間休憩いたします。午後3時15分から再開することに
します。
午後3時00分 休憩
──────────────────────────────────────
午後3時15分 開議
○委員長(矢野幸正) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
委員の皆様にお願いがあります。
質疑に際しては、簡明な質疑に努めていただき、スムーズな委員会運営に御協力をお願い
いたします。
それでは、3款民生費に入ります。
88、89ページをお開きください。
このページの3款について御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、90、91ページ。
このページについて御質疑ありませんか。
髙司委員。
○委員(髙司政文)
一番下の災害時の要援護者支援なんですけどね、委託をしてますけど、避
難誘導とかいろいろ委託するんでしょうけど、どういう内容か、教えていただけますか。
○委員長(矢野幸正) 江藤社会福祉課長。簡単にお願いします。
○社会福祉課長(江藤聖嗣) 災害時要援護者の支援事業でございますけども、社会福祉協議会
のほうのコンピューターに民生委員さん等から集めた災害時要援護者の情報ですね、これを
入力し、個別Aさん、Bさんに対してCさん、Dさんと一緒に災害時に逃げていただく方の
情報を入力する作業、そういったものの委託になっております。人数的には4,486人分です。
○委員長(矢野幸正) よろしいですか。
ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
- 69 -
○委員長(矢野幸正) なければ、92、93ページ。
このページについて御質疑ありませんか。
髙司委員。
○委員(髙司政文)
消費税絡みでちょっと問題のある事業ですけど、臨時福祉給付金給付事業
ですね、それとついでにもう113ページに子供世帯向けの同じ臨時給付金ありますから、内
容はわかってますので、職員さんが非常に手間がかかって、これがかなり問題というような
ところも思ってますので、どういう作業をするのか、ちょっとそこだけお聞きしたいと思い
ます。
○委員長(矢野幸正) 江藤社会福祉課長。
○社会福祉課長(江藤聖嗣) 作業としては、先日の答弁にもございましたように、4月及び6
月の市報で、この給付金の概要を市民の皆様にお知らせするとともに、ホームページにおい
ても広報していきます。それから、対象は市民税均等割が非課税の方等になりますので、市
税が確定する6月以降に個別に対象と考えられる方に郵送で申請書とともにお知らせします。
このときについては、ことしに限って市民税の非課税の方を税務課から通知するのに一緒に
送る形をとります。
それから、受け付けが大体7月ごろから6カ月間という形で行われますので、職員につい
ても人権・社会係、指導監査係、5名の職員に、臨時職員もやはり4月1日から1名、6月
から本庁に4名、それから振興局にも1名ずつ3カ月お願いする形で予算等計上しておりま
す。
○委員長(矢野幸正) 髙司委員、よろしいですか。
ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、94、95ページ。
このページについて御質疑ありませんか。
井上委員。
○委員(井上清三)
先ほど収入のところでも若干触れましたが、特別障害者手当等支給事業と
いう部分で4,200万円予算がついております。この中で、等がついておりますので、当然扶
助費で出す分についてそれぞれ違う部分があるんじゃなかろうかと思いますので、この手当
のそれぞれの割合といいますか、そこをちょっとお尋ねします。
○委員長(矢野幸正) 江藤社会福祉課長。
○社会福祉課長(江藤聖嗣) 特別障害者手当に該当する重度の障がいが重複する方についての
費用が3,000万円です。これは25ページにありましたように4分の3の補助ですので、先ほ
どの歳入の金額になります。それから、市の単独として、特別障害者手当まで至らないけど、
やはり障がいの重い方に対して市単独の補助を行っております。これが年間6,000円で2,000
人の方が対象ですので1,200万円。3,000万円と1,200万円で合計4,200万円になります。
以上でございます。
○委員長(矢野幸正) 井上委員。
○委員(井上清三)
今お聞きしたところ、いわゆる特別障害者手当とそれとあと障がい児のい
わゆる福祉手当、こういった分はないわけですか。何と何と何があるわけですか、4点とり
あえず。
- 70 -
○委員長(矢野幸正) 江藤社会福祉課長。
○社会福祉課長(江藤聖嗣) 社会福祉課長、江藤でございます。
特別障害者手当については、三本立てになっております。身体や精神に著しい障がいのあ
る障がい者の部分、それから障害児福祉手当という20歳未満の児童を対象とする重度の手当、
それから福祉手当の経過措置の分として、特障に該当せず障害基礎年金をもらっていない方、
これは者でございますが、幾分ございます。以上の3点が特別障がい者の部分です。
○委員長(矢野幸正) 井上委員。
○委員(井上清三)
それから、先ほどこの扶助費について4分の3が国と県、そして4分の1
が市町村というふうな状況になるかなと思いますが、総支給額4,200万円に対して、なぜじ
ゃあ2,250万円、1,950万円になるのか、どうも財源構成で何か割合が違うようにあるんです
が。
○委員長(矢野幸正) 飛高福祉保健部長。
○福祉保健部長(飛高彌一郎) 福祉保健部長の飛高でございます。
江藤課長が3,000万円、これが国・県対象でございますので、それの4分の3ですので、
2,250万円が収入になります。そして1,200万円は、これ一般財源、これ市の6,000円掛ける
2,000人分ですので1,200万円ということで1,200万円と、国からの3,000万円から2,250万円
引きました750万円、これを足して、市の一般財源が1,950万円ということで財源内訳となっ
ております。
以上でございます。
○委員長(矢野幸正) 井上委員。
○委員(井上清三)
それから、先ほどのいわゆる収入の部分と若干符合してくるかわかりませ
んが、この特別障害者手当については、先ほど答弁いただいた分については障がいを持って
る方、そういった人を対象にされてると思いますが、御承知のように、介護保険上いわゆる
要介護4・5の高齢者、これは昨年の決算状況を見ましても、大体1,700名ぐらい両方合わ
せておられるんじゃなかろうかと思っております。当然そのうちに施設入所と言われる方が
おりますので、そのうちのいわゆる8割を施設に入っとるとしても、300人を超した方がこ
の手当に該当するんじゃなかろうかというふうに憶測しておりますが、その辺の対応はどの
ようになさっているのか、お聞きしたい。
○委員長(矢野幸正) 飛高福祉保健部長。
○福祉保健部長(飛高彌一郎) 福祉保健部長、飛高でございます。
今、この特別障がい者に対する対応でございます。
今、井上委員がおっしゃいますように、介護保険との絡みがございます。当然特別障がい
者であっても自宅でお世話されておられる方がおられるかもしれません。そして、これは介
護保険を使うというのは40歳以上、そして65歳以上の第1号被保険者、こういう形で介護保
険の対象になっておりますので、障がいを持たれておる方は当然うちの中でそういう申請を
していただくときに遺漏のないよう、そして特別障がい者、そして市報とかで調べる中で、
そういうことのないよう遺漏のないように、その対象者については徹底してその方には対象
として申請していただきたいという形で、そしてうちのほうは申請とともに調査もしながら、
ゼロ人といいますか、100%ですね、そういう手当を支給していくという考え方を持ってお
ります。
- 71 -
以上でございます。
○委員長(矢野幸正) 井上委員。
○委員(井上清三)
この要介護4・5の対象者がいわゆる4・5であっても対象にならない部
分もございます。そういった部分の対象条件を見てみると、ほとんどの方が私は在宅の方は
対応するんじゃなかろうかというふうに考えております。
その中に、特別な介護を必要とする程度と言われる部分がございます。ここを見ましても、
いわゆる寝たきりなどで長期に安静を必要とする病状あるいは立ち上がることができない、
両腕が使えない、目が見えにくい、耳が聞こえにくいなど、当然介護4・5になればあらわ
れる症状なんです。ですから、そういった人たちもぜひ、申請主義といっても、その人たち
が申請できるという状況では私はないと思います。その人に携わっているケアマネさん等に
指示されて、これ100%国のいわゆる扶助費なんです。どういうふうな対応をなさるかわか
りませんけど、ことし始まった部分じゃないんです、実は。介護保険が始まったとき、もう
既にこの制度はあるわけです。障がいを持たれている方については、そういった部分がフォ
ローができてるかもわかりませんが、高齢者については全くないわけです。一人一人が莫大
なお金になるかと思いますけど、その辺はまた担当部局のほうでしっかり検討して対応して
いっていただきたい、そのように考えております。
答弁があれば、担当部長。
○委員長(矢野幸正) 飛高福祉保健部長。
○福祉保健部長(飛高彌一郎) 委員のおっしゃるとおりだと思いますので、うちの中で一度持
ち帰りまして、福祉保健部高齢者福祉課、介護担当しておる部局と社会福祉課の中ですり合
わせをさせていただいて今後対応していきたいと思っております。
以上でございます。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、96、97ページ。
このページについて御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、98、99ページ。
このページについて御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、100、101ページ。
このページについて御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、102、103ページ。
このページについて御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、104、105ページ。
このページについて御質疑ありませんか。
浅利委員。
○委員(浅利美知子)
105ページの区分の22ですね、軽度生活支援事業なんですけれども、来
- 72 -
年度、平成26年度から新しい事業が始まります。日常生活支援総合事業ですかね、これが始
まりますけれども、この軽度支援生活のこの援助の事業はヘルパーさんの事業だと思います
けれども、今後これはどのようになっていくんでしょうか。
○委員長(矢野幸正) 松下高齢者福祉課高齢者福祉係長。
○高齢者福祉課高齢者福祉係長(松下裕安) 高齢者福祉係の松下です。
軽度生活援助、来年度から始まる総合事業との関係だと思います。総合事業が始まります
が、同じようにヘルパーの派遣等もその中に入ってきますが、やはりそれ以外の人でヘルパ
ーが必要と思われる人がやはり出てくると思います。それで、来年度は予算計上して事業と
して残しております。
○委員長(矢野幸正) 浅利委員。
○委員(浅利美知子) じゃあ、今度新しく始まる事業に、一応この軽度を利用される方もいら
っしゃると思うんですが、そのほかの方ももちろんいらっしゃるわけですよね。じゃあ、こ
の事業はもうこのまま継続、並行して続けていくということでよろしいんでしょうか。
○委員長(矢野幸正) 松下高齢者福祉課高齢者福祉係長。
○高齢者福祉課高齢者福祉係長(松下裕安) 来年度も残して続けていきます。
○委員長(矢野幸正) よろしいですか。
ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、106、107ページ。
このページについて御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、108、109ページ。
このページについて御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、110、111ページ。
このページについて御質疑ありませんか。
髙司委員。
○委員(髙司政文)
6番の放課後児童クラブの関係で、待機児童の空き待ち児童も含めてです
けど、数がわかればということと、それと今、保育緊急確保事業で51億円ちょっとついてる
みたいですけど、指導員の補助単価を上げるというのがちょっと聞いたんですけど、今150
万円が単価ですけど、1施設200万円まで可能ということで聞いてるんですけど、その辺は
佐伯市ではどのような取り組みをされているのか、ちょっとお聞きします。
○委員長(矢野幸正) 青木こども福祉課長。
○こども福祉課長(青木長生) 福祉保健部こども福祉課の青木でございます。
保育所の入所承諾の児童の数でございますけども。
○委員(髙司政文) 保育所じゃなくて放課後児童クラブの話です、今聴いているのは。
○委員長(矢野幸正) しばらくお待ちください。
○こども福祉課長(青木長生) 大変失礼しました。
平成25年度の児童クラブの11月1日現在の数字でございますけども、現在幼稚園が215名、
小1が221名、小2が153名、小3が120名、小4が51名、それから小5が35名、小6が28名、
- 73 -
小学生の合計が608名ということで、幼稚園と小学生を合わせた合計は823名となっておりま
す。
それから、指導員のほうの関係でございますけども、それにつきましては、ちょっとうち
のほう、まだ今のところ金額を上げるということ等については、ちょっとまだ今のところ考
えておりません。
○委員長(矢野幸正) 髙司委員。
○委員(髙司政文)
そういう国の補助ですね、国と県と市で3分の1ずつ出すようになってる
と、それはもう御存じですよね。そういう考えはないという理由をちょっと教えてほしいの
と、さっきの人数というよりも、待機しなきゃいけないような人はいないんですかというこ
とです、その児童クラブでね。待たんと入れないような人はいないですかという質問ですか
ら。
○委員長(矢野幸正) 青木こども福祉課長。
○こども福祉課長(青木長生)
放課後児童クラブの待機児童というか、入れない子供さんにつ
いては、今のところないものと思っております。
それから、先ほどの指導員等の待遇面ですけども、当然県の補助基準額等変更があれば、
それに沿って対応していきたいと思っております。
以上です。
○委員長(矢野幸正) 髙司委員、よろしいですか。
髙司委員。
○委員(髙司政文)
ちょっと、要は市としてね、主体的な意味ですからね、考えないのかとい
う意味です。だから県がどうだとかね、国がどうだじゃなくて、そういう制度が一応あるか
ら市としては考えないのかと聞いてるんで、もし考えないんだったらその理由はどうしてで
すかという意味なんで、県がどうとかというんじゃないんです。
○委員長(矢野幸正) 飛高福祉保健部長。
○福祉保健部長(飛高彌一郎) 福祉保健部長の飛高でございます。
当然国、県、市との負担率が決まっておりますので、これについては当然その制度にのっ
とったうちの市のほうは対応していくということでございますので、私の中で単費を上げる
とかそういうことは、私、福祉保健部長の立場では答弁はできません。
以上でございます。
○委員長(矢野幸正) 髙司委員。
○委員(髙司政文)
ちょっと質問、こういう数字で言ったのは悪かったかもしれません。要は、
指導員が今の給与が適切かどうかという意味のことなんですよね。だから、低いというよう
な判断があるので、こういう制度があれば利用してあげませんかという趣旨なんで、それに
ついて、じゃあどうでしょうか。
○委員長(矢野幸正) 飛高福祉保健部長。
○福祉保健部長(飛高彌一郎) 待遇面のことでございますが、その点については私も直接まだ
児童クラブの指導員の方から聞いておりませんので、当然そういうことであれば、うちの中
で対応できる分については対応していくし、当然今のままでよければ、そのまま現況でお願
いしたいということでございます。
○委員長(矢野幸正) よろしいですか。
- 74 -
ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、112、113ページ。
このページについて御質疑ありませんか。
浅利委員。
○委員(浅利美知子)
済みません、113ページ、区分の11ですね、病児・病後児保育の件です
けれども、代表質問でもいたしましたけれども、現在つるおか子どもの家ですかね、あそこ
でファミリー・サポートの中でこの事業をされてるかと思うんですが、今後この事業を始め
るとなると、この事業は、つるおか子どもの家はどうなるんでしょうか。
○委員長(矢野幸正) 飛高福祉保健部長。
○福祉保健部長(飛高彌一郎) これ一般質問でもお答えさせていただきました。
一つ、病児・病後児保育とファミリー・サポートは違います。病児・病後児保育は医師が
伴うものでありますので、ファミリー・サポートは医師はありません。当然それはあくまで
もいろんな中で違いは明確にされておりますので、病児・病後児は今度施設をつくっていた
だく市内の病院、その方は当然医師をある程度確保するという形であります。当然基本的に
はかかりつけ医にお願いして、市内の、そしてしておりますので、ファミリー・サポートは
あくまでも登録制度で、お任せ会員であったりとかいろんな中なんで、これと病児・病後児
の事業ははっきり言って違います。
それで、つるおかのほうにも今からそういう形で、そこでできる部分と病児・病後児で病
院がしていただく部分というのをすみ分けをして、当然利用していただく形態は本人たちの
希望になりますので、その中で料金を払う形でファミリー・サポートを使う方もおられまし
ょうし、そして病児・病後児を登録してしていく家族の方といいますか、父兄の方もおられ
ます。それは選択するのは、あくまでもその利用する人たちでございますので、この事業は
新たに病児・病後児がふえるという理解をしていただきたいと思います。
以上でございます。
○委員長(矢野幸正) 浅利委員。
○委員(浅利美知子) その区別はわかっておるんですけれども、実際そのファミリー・サポー
トの中でも実施をされているということで、病児・病後児という形でファミリー・サポート
されてますよね。その中で、今回の病児・病後児保育は新しくされてる分は医師の診断とか
そういうのが要りますけれども、ファミリー・サポートのほうは、もうそういう形は全然と
らないで、援助する方との話し合いの中で、病児の方であっても預かるという形ができると
いうことですよね。そういうふうに解釈すればよろしいんでしょうか。
○委員長(矢野幸正) 青木こども福祉課長。
○こども福祉課長(青木長生) こども福祉課の青木でございます。
ただいま浅利委員のファミリー・サポート・センターの関連でございますけれども、ファ
ミリー・サポート・センターの事業につきましては、その上の9の児童福祉事業、次世代育
成支援事業の中に委託料として420万円入っております。このファミリー・サポート・セン
ターの事業につきましては継続を当然していきます。病児・病後児とのすみ分けという部分
で、この事業につきましては継続をしていきます。
○委員長(矢野幸正) よろしいですか。
- 75 -
ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、114、115ページ。
このページについて御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、116、117ページ。
このページについて御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、118、119ページ。
このページについて御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、120、121ページ。
このページについて御質疑ありませんか。
髙司委員。
○委員(髙司政文)
ちょっと15の職員給与のところで聞くという直接には関係ないかもしれま
せんけど、保育士の処遇改善ですね、これもさっきのような話ですけど、これが今安心こど
も基金と保育緊急確保事業から国が443億円ですか、補助率4分の3ということでね、また
これ事業を組んでますけど、この辺のところは佐伯市としてはどういう取り組みされてます
か。
○委員長(矢野幸正) 青木こども福祉課長。
○こども福祉課長(青木長生) お答えいたします。
保育士等処遇改善臨時特例事業費補助金というのがございまして、現在市内の私立の保育
園10園とも取り組んでいただいております。その加算区分につきましては、3%とか4%と
か2%とかその形態によりまして、その加算のパーセントは違いますけれども、10園実施し
ていただいております。
○委員長(矢野幸正) よろしいですか。
髙司委員。
○委員(髙司政文)
それとは別に、新たに事業として国のほうが組んでないですか。そっちの
ほうを聞いてるんです。
○委員長(矢野幸正) 青木こども福祉課長。
○こども福祉課長(青木長生)
ちょっと資料を今持ち合わせておりません。後でまた調べて委
員のほうにお知らせしたいと思います。
○委員長(矢野幸正) では、ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、122、123ページ。
このページについて御質疑ありませんか。
井上委員。
○委員(井上清三)
生活保護関連ですけど、4番目の生活保護総務事業、自立支援プログラム
のいわゆる策定実施推進事業と書いております。7万2,000円ですかね、金額は小さいんで
すが、この生活保護というのは、いわゆる最後のセーフティーネットと言われるように、真
- 76 -
に必要な人には十分な対応を期待するわけで、決して打ち切れと言っているわけではござい
ません。この自立支援プログラムは佐伯市はできているのかどうか、ちょっと確認したいと
思いますが。
○委員長(矢野幸正) 江藤社会福祉課長。
○社会福祉課長(江藤聖嗣) 自立支援のプログラムについて、冊子になった計画といったもの
はつくっておりません。それぞれ個別に自立するプログラムを作成するということで、特に
この7万2,000円については、自立支援プログラムの中でも精神障がい者の病状が安定して
退院可能な方を施設入所やまた在宅で生活できるように支援することを目的に、そういった
ところに訪問をして指導しているという事業をこの中では行っております。
○委員長(矢野幸正) 井上委員。
○委員(井上清三)
私は、たしか一度この問題は確認したんですが、このいわゆる自立支援プ
ログラムについては、国のほうから補助金が出る、そして国のほうでも策定すべきだという
ふうな案を出されてるんじゃなかろうかと思うんですが、この辺はどうですかね。
○委員長(矢野幸正) 江藤社会福祉課長。
○社会福祉課長(江藤聖嗣) 社会福祉課長、江藤です。
先ほど答弁しましたように、何々計画という形で冊子にしたようなものは特に通知は来て
ないようで、個別に個人個人、Aさん、Bさん、Cさんにそれぞれついて自立するため、そ
れが就労であれば就労支援であったり、今言った社会的な入院であれば在宅ということを含
みますし、生活保護の連鎖がないように、子供さんの学習指導をする分でればその分である
というぐあいに、個別にAさん、Bさんについて立てる計画だと考えております。
○委員長(矢野幸正) 井上委員。
○委員(井上清三)
そういう個別支援プログラムは、それはそれで理解ができるんですけど、
いわゆるそういった国の流れの中で、このプログラムを策定というのは義務づけられている
んじゃなかろうかというふうに私は解釈しております。昨年もこれと全く同じ、いわゆる策
定実施推進事業として金額は少ないですが十七、八万円ついております。全く同じ状況で予
算化されているわけです。
こういったプログラムをもとに、本人のサポート体制とか、あるいは自立に向けた支援と
か、あるいはそういう意味で保護世帯からある意味では脱却というふうな手順になってくる
わけです。ぜひこういったプログラム、大まかなやつを一つつくり、それぞれ個別、先ほど
言われました個別支援計画というのは当然これ必要でありますので、そういった部分を踏ま
えて、やはりここから脱却する、あるいは自立できるような環境づくり、そういった部分に
ぜひ積極的に取り組んでいただきたいことを期待しておきますが、課長のほうから答弁を少
しいただきたいと思います。
○委員長(矢野幸正) 江藤社会福祉課長。
○社会福祉課長(江藤聖嗣) 個別の自立支援プログラムを策定し、就労等も含めて非常に多く
なっている生活保護の世帯を、本人の自助と私どもの支援で、できるだけ少なくしていきた
いと思っております。また、その上の3番の住宅・生活等緊急支援事業の分についても、こ
れは就労支援員を嘱託で雇って就労についていただくための個別の支援プログラムをつくっ
ている事業でございますので、こういったものも含めて進めていきたいと思いますので、ど
うぞ御理解をお願いしたいと思います。
- 77 -
○委員長(矢野幸正) よろしいですか。
ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、124、125ページ。
このページについて御質疑ありませんか。
髙司委員。
○委員(髙司政文)
生活保護の基準額が来年度予算で基準額少し減って消費税分が上がるとい
うことで、ちょっと変動があると思うんですよね。それの最終的な基準額がもう示されてい
れば、これは後でいいんで、示された時点で資料をいただきたいんですが。
○委員長(矢野幸正) 江藤社会福祉課長。
○社会福祉課長(江藤聖嗣) では、また資料の提出をさせていただきますので、よろしくお願
いします。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、126、127ページ。
このページの3款について御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、3款民生費を終わります。
ここで、執行部の準備の都合上、5分間休憩いたします。
午後3時46分 休憩
──────────────────────────────────────
午後3時50分 開議
○委員長(矢野幸正) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
4款衛生費に入ります。
126、127ページについて御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、128、129ページ。
このページについて御質疑ありませんか。
御手洗委員。
○委員(御手洗秀光) 129ページの区分14についてお伺いいたします。
この事業は新規の事業で、しかも重点項目となっております。
まず、高血圧対策となっておりますけども、具体的にはどのような対策をとられようとし
ているのかを1点お尋ねします。
そして2点目は、今後どういう形でこれを市民に周知をしていくのか、その周知の方法も
あわせてお尋ねをいたします。
○委員長(矢野幸正) 高畑健康増進課参事兼保健係長。
○健康増進課参事兼保健係長(高畑郁代)
健康増進課参事、高畑です。よろしくお願いします。
では、医療介護適正高血圧対策事業について御説明をいたします。
佐伯市の健康課題として、死亡原因疾患が心疾患、脳血管を合わせると25%を占め、国保
の高額医療の1カ月の200万円を超す疾患についても41%循環器疾患です。さらに、75歳以
- 78 -
上の入院以外の医療費も高血圧が1位を占めておりますので、また、介護保険の原因疾患の
1位も認知症、2位は脳血管疾患ということで、17.3%を占めて、脳血管を原因とする認知
症も多くなっております。
佐伯市は今後高齢化が進みまして、医療、介護の問題がふえ、医療費、介護費の適正化の
ために循環器疾患の起因となる高血圧の発症の予防と重症化の予防のための対策を現在も妊
娠期、乳幼児期から高齢期まで生涯を通じて取り組んでおります。平成25年度から特に重点
事業として取り組んでおりますが、9月補正で健康チャレンジ2013で計上させていただいて
おります。平成26年度は、当初予算で具体的な事業名をつけまして、発症の予防として高血
圧と根拠がきちっとしております明確な減塩対策と禁煙対策をあわせて指導いたし、健康診
断の受診勧奨、保健指導の充実、運動・栄養事業等の事業を継続して実施してまいります。
また、重症化の予防のための脳血管、心疾患の早期発見、早期治療のためのチェック項目
等の指導の充実もさらに進めていこうと思っております。
平成26年度予算の具体的な内容といたしましては、市民の周知を図るというものを今回上
げております。全国で減塩サミット等で全市で積極的に取り組んでいる先進地からの講師を
招いてでの中央での講演会の開催を1回、それと、旧佐伯の小学校区12カ所、旧市町村の単
位での8カ所を合わせて20カ所での各地区健康づくり教室の開催を考えております。
また、佐伯市民の高血圧予防の啓発のためののぼり旗を100本、3カ月の血圧測定を実施
していただく事業を行います。賃金として29万5,000円、報償費として8万5,000円、旅費と
して3万8,000円、需用費として29万5,000円、使用料5万3,000円ということで、今回72万
5,000円の予算を計上させていただいております。
以上です。
○委員長(矢野幸正) 簡潔な答弁をお願いいたします。
飛高福祉保健部長。
○福祉保健部長(飛高彌一郎) 参事は答弁なれておりませんので書いたのを読んでおるだけで
ございますので、簡単に言いますと、2点目のことだけお答えさせていただきます。
皆さん非常に厳しいのは、人工透析、佐伯市ではもう満杯でございます。今3病院がして
おりますので、人工透析を今後自分が病気になられたら、佐伯市内では人工透析ができない
状況にありますので、ぜひ高血圧対策いろんな中で気をつけていただきたいということでご
ざいます。今もう本当にここが満杯。
それでですね、この後どうやって普及していくかということでございますが、これは小委
員会を、私たちがケーブルテレビのほうで視覚に訴えないといけないので、私、健康体なん
で余り人工透析の病人役はできませんが、ケーブルのほうにもお願いして4月以降、何か番
組をつくって視覚に訴えていこうということで取り組んで、そして、やっぱり見てケーブル
の中で話しよっても聞いていただけるのは3%塩がどうじゃとかあんなこと言うても聞きま
せんので、皆さんに視覚に訴えて本当これやったら重篤なんだということで、ケーブルのほ
うでいろんな中で番組をつくっていきたいということを考えています。
以上でございます。
○委員長(矢野幸正) 御手洗委員。
○委員(御手洗秀光) ありがとうございました。
実は私、特定健診、初めて63歳で受けまして、高血圧の少し要注意というふうに言われま
- 79 -
して、この事業もぜひ注目をしたいし、そしてまたぜひ成功させていただきたいという要望
だけお願いしておきます。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、130、131ページ。
このページについて御質疑ありませんか。
清田委員。
○委員(清田哲也) 高血圧治療中の清田です。
21番の地域医療体制整備事業、二次救急医療体制整備事業で3,059万円ございます。これ
の対象病院の数、もう固有名詞は結構です。対象病院の数をまず教えてください。
○委員長(矢野幸正) 河村福祉保健部次長兼健康増進課長。
○福祉保健部次長兼健康増進課長(河村昌江) 二次医療整備事業、今のところ3施設で回って
おります。
○委員長(矢野幸正) 清田委員。
○委員(清田哲也)
では、ちょっと若干中身の話になりますけど、実は救急車で運ばれたとき
に受け入れ拒否があったと。私ども身近で3例ありました。それで、あるそこの受け入れ拒
否をした病院ではない先生方にお話を聞くと、看護師さんがいないとか、症状によって担当
医師がいないとか、そういう物理的な理由で受け入れができないと、責任が持てないと、そ
ういうことは間々あると。しかしながら、医療従事者の最低限のモラルとして、自分とこが
受け入れできないんなら、例えば県病であるとか医大であるとかね、せめて電話しますと、
紹介しますと、そのぐらいの配慮は当然やはり医療施設としてあってしかるべきだと。それ
だけこの二次救急で市がお金出してお願いしてるんであれば、その辺の指導を徹底していた
だきたいと思うんですけど、いかがでしょう。
○委員長(矢野幸正) 飛高福祉保健部長。
○福祉保健部長(飛高彌一郎) 今御指摘のように、そういう形でなかなか受け入れてもらえな
かったということがあると思いますが、医師会に払っているのは1日6万円掛ける約300何
日ということでございます。そして、やっぱりこの3病院については協力していただいてい
ると思いますので、清田委員のおっしゃること十分わかりますので、その中でどういう形で
ですね、やっぱり一番怖いのが、やっぱり病院というのは、例えばその担当医が内科医であ
れば、外科的なものについては、やっぱり非常に厳しいと、受け入れがですね、そういう面
もありますので、DMATのほうの例えば重篤であれば、そちらの大分医科大とかにつなげ
るように、やっぱり救急のほうもそういう体制を持ってますので、もし本当に重篤で悪いと
いうことであれば、もう救急車に電話したらDMAT、ヘリコプター呼んでくれと、ドクタ
ーヘリ呼んでくれと言うたら来てくれますので、もうそのぐらいの感じでドクターヘリの石
井先生がおっしゃってましたので、本当に厳しいということであれば、非常にやっていただ
きたいという考え方を持ってますので、よろしくお願いします。
○委員長(矢野幸正) 清田委員。
○委員(清田哲也)
ドクターヘリは私、部長よりよく知ってるんですよ。乗ってますから、私、
ドクターヘリ。そうじゃなくてね、最初、救急車呼ぶということは、とにかくぐあいが悪い。
でも、何の病気かわからないんですよ。それで病院に行くでしょう。それがね、診察するま
- 80 -
でもなく受け入れませんと言うんですよ。それを言ってるんです。重篤でもう私みたいな病
気すれば、もうそれはドクターヘリ呼びますけど、そうじゃなくて、何の病気かわからん、
とにかくぐあいが悪くて気分が悪いと、それで病院に行って受け入れられない。実際あった
事例ですけど。そしたらまた救急隊員の方がね、慌てて探してくれるわけですよ。Aに行っ
て、Aがせんと言ってるからBに電話すると。Bのほうも何かぐずぐずと言ってる間に、そ
この患者さんの家族がもう待ち切れなくて心配だから、最初の受け入れ拒否をした病院に自
分の知人が勤めてるから、その方をたたき起こすように電話して、その方に電話してもらっ
たら、じゃあおいでってなったんですよ。だから何のことかよくわからない。
だから、そういうことをされるんであれば、この3,059万円、それこそもう県病とか医大
に上げて、佐伯の患者さんお願いしますと言ったほうが早いんじゃないかなと私は思うんで
すけど。お願いします。
○委員長(矢野幸正) 飛高福祉保健部長。
○福祉保健部長(飛高彌一郎) 先ほど金額訂正させてください、まず。7万円だそうです、1
日ですね、6万円じゃなくて。
それと、今ほかのとこと言いますが、そういうことが事例があるのであれば、当然これは
医師会のほうに委託事業で3病院が協力していただいているシステムでございますので、清
田委員の意見をこういう形で議員さんのほうからありましたと、当然その中で、そういうこ
とについては対応していただきたいということを申し入れると。
当然ですね、やっぱり地域の医療は地域の病院で守っていただかないといけないというの
を私考え方持ってますので、その点はちょっと医師会のほうに申し入れさせてください。そ
して協力していただけませんかということは言いますので、協力方お願いします。
以上です。
○委員長(矢野幸正) 清田委員、よろしいですか。
ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、132、133ページ。
このページについて御質疑ありませんか。
髙司委員。
○委員(髙司政文)
予防接種ですけどね、10月から定期接種、追加になったというふうに聞い
てるんですけど、水ぼうそうと成人用肺炎球菌ですか、交付税で入ってくるので、少しいろ
いろ楽になるんじゃないかと思うので、おたふく風邪とか任意に前から独自でやっていただ
いてるんですけど、その辺の国の動きもありますので、何か市として変更するところがある
かどうか、ちょっとお聞きしたいんですけど。
○委員長(矢野幸正) 河村福祉保健部次長兼健康増進課長。
○福祉保健部次長兼健康増進課長(河村昌江) 健康増進課の河村です。お世話になります。髙
司委員の予防接種についてお答えしたいと思います。
今、厚生労働省のほうからは、定期の予防接種に水ぼうそうと高齢者の肺炎球菌が定期化
されるということになっております。実施は10月からということでめどが今立っております。
なので、また定期接種の項目がふえるようになります。
ただし、おたふく風邪は、まだおたふく風邪ワクチンが認められておりませんので、まだ
- 81 -
改良ができてないということで、これはまだ定期化されないということですので、佐伯市と
しては任意の予防接種でまた実施していきたいというふうに思っております。
以上です。
○委員長(矢野幸正) よろしいですか。
ほかにありませんか。
浅利委員。
○委員(浅利美知子) 済みません、今の定期接種の件で、高齢者の肺炎球菌の件ですね、10月
から実施という形だと思いますが、現在76歳の方に3,000円の助成されてると思いますけれ
ども、定期接種になれば、高齢者というのは65歳以上だと思いますが、じゃあ65歳以上の方
はもう定期接種という形でできるということでよろしいんでしょうか。
○委員長(矢野幸正) 河村福祉保健部次長兼健康増進課長。
○福祉保健部次長兼健康増進課長(河村昌江) 定期接種につきましても、対象が5年刻みとい
う形で対象者が決まっておりますので、また対象者については、まだ要綱とかが厚生労働省
のほうから出ておりませんが、大体65、70という5歳刻みぐらいの方が対象になるというふ
うに今のところは出ておりますので、5歳刻みの方が対象にということに考えております。
○委員長(矢野幸正) 浅利委員。
○委員(浅利美知子) じゃあ今現在76歳の方、3,000円助成ですよね、5,000円ぐらい負担だと
思いますけども、じゃあそれが軽くなるというか、解消されるということになるわけですよ
ね。そういう意味では、個人負担がなくなるということでよろしいんですね。
○委員長(矢野幸正) 河村福祉保健部次長兼健康増進課長。
○福祉保健部次長兼健康増進課長(河村昌江) これは二類の予防接種ですので、今の子供の予
防接種はA類の予防接種ということになります。同じ定期化されてもですね。ですから、子
供の予防接種は今まで佐伯市としては無料化してきました。だけど、この高齢者の肺炎球菌
につきましてはB類ですので、今行っています高齢者のインフルエンザの予防接種と同じ枠
に入りますので、多分もう無料化という形ではなく負担を軽減するというような形になると
思います。まだ具体的には詰めておりませんので、済みません。
以上です。
○委員長(矢野幸正) 浅利委員、よろしいですか。
ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、134、135ページ。
このページについて御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、136、137ページ。
このページについて御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、138、139ページ。
このページについて御質疑ありませんか。
三浦委員。
○委員(三浦渉) 24番、三浦でございます。
- 82 -
火葬場事業でございますが、一番下から2番目ですが、先般一般質問は宇目の火葬場の件
が出ておりました。大半は豊後大野のほうに火葬に行くというようなことを質問しておりま
したのに、佐伯のほうにそれを何とかやろうというような答弁が全くなかったんです。
この火葬場の改修工事、まずこの650万円ですか、これはどこをどのようにするのかとい
うことから入りましょう。
○委員長(矢野幸正) 海部環境対策課長。
○環境対策課長(海部陽一) 環境対策課長、海部でございます。
委員御指摘の18番のことだと思うんですが、火葬炉の耐火物の大規模改修でございますが、
1号炉から4号炉までございます。このうちの4号炉は新しいものでございまして、残りの
1号炉から3号炉までが以前につくった古いものでございます。そのうちの1から3号炉ま
でを計画的に年次別に大規模改修するものでございまして、今回が最後の年になります。場
所は紫翠苑でございます。佐伯の火葬場です。
○委員長(矢野幸正) 三浦委員。
○委員(三浦渉) 佐伯旧市内にある鶴城高校のところにある火葬場のことですね。
山野内部長が答弁をした中で、宇目の火葬場を平成27年度から廃止するというようなこと
を言っておりまして、やはり息が切れて火葬をするということはもう先人という名前になる
わけです。この宇目を支え、本匠、直川を支えてきたお年寄りを2時間も3時間もかけて木
浦から出れば、やはり1時間以上かかるわけですね、火葬に出れば。火葬場を廃止するんで
しょう。また、それが焼き終わったら、またお迎えに来なければいけない。そういうロスと
いうのは、やはり計算をして、その霊柩車代は見るとか、遠いところは何キロ以上は霊柩車
のお金は見ましょうとかいうような、温かいこのまちを支えたおじいちゃん、おばあちゃん
のために、やはり一般と同じですか、もう何にもメリット、亡くなってメリットと言っちゃ
悪いけど、そういうサービスというようなものは、遺族、家族にはないわけですね。宇目で
亡くなっても、三重で焼こうと佐伯で焼こうと、どうぞもう宇目の火葬ではなくなりますよ
と、佐伯に持ってきてください、豊後大野に行ってくださいというそういう冷たい言葉しか
聞こえてこなかったんですが、その辺は私が今言う解釈しておるとおりでいんですか。
○委員長(矢野幸正) 山野内市民生活部長。
○市民生活部長(山野内眞人) 火葬場の統廃合につきましては、この前申し上げたとおり、平
成18年ごろ協議しまして、平成19年の2月に策定いたしております。平成18年の12月ごろ、
宇目の区長会、それから地域審議会の方々とも協議をいたしております。その中で今委員が
言われましたような、廃止をすれば距離が遠くなるので、霊柩車の運賃も当然それにつれて
高くなるので、補助はどうかという話も出ておりました。
ただ、そのときの話の中では、そこで補助をすると、例えばその他の地域でも同等か、そ
れに類するような遠いところもあるという中で、この統廃合計画に最終的には御理解をいた
だいて廃止ということになって協力してもらってるところもありますので、ついては、やは
り新たなまた格差をつくるというような意味合いも出てきますので、霊柩車等の補助は一応
ないということで御理解をお願いして計画を策定したという経過がございますので、その点
を申し上げたところでございます。
○委員長(矢野幸正) 三浦委員。
○委員(三浦渉)
重々わかるんですがね、宇目につくっても需要がないというようなことであ
- 83 -
ったんです。やはりきれいなものを、立派なものをつくれば需要があるのではないか。それ
に対して質問者からは、豊後大野のほうに行っておるという中で、やはり豊後大野から弥生
に来て、商売をしておる大の葬祭というところもあります。これも一つの佐伯市内の中にあ
る企業ですよ。こちらのほうに来るとか、やはり佐伯に1体でも余分に呼ぶとか、豊後大野
で焼いて豊後大野で葬儀をしても、全部佐伯から持っていった香典まであちらで落とすよう
なことになるわけです。経費を全部ね、あちらに支払いするような、よそのまちに支払いす
るようなことになるわけです。
そういうことを含めて、やはりあなたそういうことも今までの18年からの審議の中であっ
たということを言いよるけど、学校統合も同じです。統合ありきということで検討していく
から、子供が減りますよ、減りますよ、減りますよというようなことだけを前提に置いて、
政治というのは子供をふやしてやろうというのも政治の一つですよ。統合しなくてもいい、
ここにつくってやろうというそういうことも政治の一つ。政治家がそういう話をするのに、
何年には2人しかおりませんよ、だから統合しなさいよという、少ないから佐伯に持ってい
くよ、壊しますよということは、それはへがつく理屈じゃないんですか、田舎弁で言えばね。
通らんですよ、そういうことは。もうちょっと審議をし直してやったほうがいいんじゃない
ですか。
やはりこのまちを支えたおじいちゃん、おばあちゃん、何回も言いますけど、木浦の奥か
ら佐伯に火葬に来て1時間かけて、また親族、遺族、地域の人がおる中でまた1時間かかっ
てまたお迎えに来てやる。大変なことですよ。霊柩車代ぐらいはサービスしましょうという
ぐらいの温かみがあっていいんじゃないですか。
もう関連ですから、余り長く聞きません。
○委員長(矢野幸正) 山野内市民生活部長。
○市民生活部長(山野内眞人) 委員が言われますお気持ちは、私もよく理解できます。ただ、
そういう点を含んで18年から計画をつくるときも協議をしてきて、ほかにもやはり協力して
もらっているところに遠いところもあるという中で話をして、19年に計画を策定したと。そ
のときにも、補助ということよりも、もう少し計画を実行する期間を延ばしてほしいと。そ
のときは5年程度という言葉が出ております。それで20年の予定を27年まで延ばしてきたと
いうところもありまして、その中でまた利用者もどんどん減ってきているという状況でござ
いますので、一応今言いましたとおりに考えているところでございます。
○委員長(矢野幸正) 三浦委員、よろしいですか。
○委員(三浦渉) はい。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
佐藤委員。
○委員(佐藤元)
今の関連で、18年に統合を決めたと。蒲江は残した。わかりますね、非常に
遠いから。じゃあ、宇目からなぜ直川をなくしたのか。弥生はまだ残ってるんでしょう。弥
生を廃棄して直川でやれば、宇目、直川、本匠、弥生がみんな上がればいい。だけど距離的
な計算はしたんですか。宇目から佐伯まで出てくるときの距離。蒲江は残すというのは、蒲
江から佐伯に出るのは遠い。だけど、宇目から佐伯に出るのがまだ遠いんですよ。今回は高
速道路もできました。蒲江から佐伯に出るのは、ほんの20分ぐらいで来ますよ。宇目木浦か
ら佐伯まで出るのは1時間40分かかりますよ。そういう距離的なことについてはやったんで
- 84 -
すか。協議の中に入れたんですか。そこを考えると、上浦から佐伯、弥生から佐伯、直川か
らだって少し遠くなる。本匠もまだ遠くなる。それよりまだ遠いのは宇目。だから、人口が
減るから、こういうことに費用対効果をしますか。
今三浦委員も言いましたけどね、今まで一生懸命地域を支えた方が亡くなって、同じ佐伯
市民で、死んでまでも2万円も2万5,000円も余分に火葬費払うんですよ。そして他地域で
葬儀をするんですよ。これほど情けないことはないと思いますよ。
今、宇目地域の方からよく相談受けます。ことしいっぱい何とかあそこをもう少し手を入
れて、宇目でやり直すか、せめて直川だったら半分まででいいと。宇目、直川、本匠、弥生、
大体平均の真ん中が直川じゃないかと。そういうことも市の執行部は考えたのかという話も
ありますので、これは宇目を即座にやるということよりも、弥生を残すんであれば、宇目地
域、宇目地域が市に頼るんじゃないんですよ。
きのうも県知事が来て言っとったじゃないですか。県知事、一番最後に話をされましたけ
ど、企業誘致を212やったんです。そして県下で1万6,000人、その企業が来るのに1万
6,000人ほど人口もふえる。じゃあ、あの小野市からあの周辺、326は通り、今度過疎化が進
んでいきますよね、高速が通ると。そっちのほうに誘致を真剣に考えて人間をふやしたとき
にどうなるかということも考えるべきじゃないかなと。そこら真剣に考えてやってください。
地域地域はみんな佐伯市民ですよ。だけど、小野市、宇目から佐伯、本匠の一番奥からも佐
伯、一番遠いですよ。
だから、あなた方、地図の上で直線でも引いてみてください。どこが一番遠いか。蒲江は
残す。じゃあ、地域性の問題だけで、蒲江の人口がこの3地区をのけたより多いんですか。
そこらも考えてやってください。これは私は関連ですから、お願いです。
○委員長(矢野幸正) 答弁よろしいですか。
○委員(佐藤元) はい。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、140、141ページ。
このページについて御質疑ありませんか。
三浦委員。
○委員(三浦渉)
公害対策事業、公害規制357万8,000円、これここに内訳が少し書いておるん
ですが、どういうところをどのようにする費用でしょうか、お尋ねいたします。
○委員長(矢野幸正) 海部環境対策課長。
○環境対策課長(海部陽一) お答えします。
公害対策費用としまして、主なものといたしまして道路騒音調査、それから水質、悪臭、
それの調査、それと大気測定ですけど、そういったものが委託料の主なものとなります。
以上でございます。
○委員長(矢野幸正) 三浦委員。
○委員(三浦渉)
昨年度に質問をいたしました公害の悪臭規制地域に入っておる西浜地域等は
全く今答弁に言わなかったが、調査をする、やりますというようなことは答弁いただいてお
るんですが、予算には10円も上がってないんですか、説明にないようだが。
○委員長(矢野幸正) 海部環境対策課長。
- 85 -
○環境対策課長(海部陽一) 予算にはちゃんと上げております。予算には直接悪臭測定費とい
う名目では上がっておりませんが、公害対策費用の中に委託料として上げております。
○委員長(矢野幸正) 三浦委員。
○委員(三浦渉)
その予算は幾ら上がって、どのようにどなたが調査をするんですか。我々希
望があったら立ち会ってもいいんでしょうか、お尋ねします。
○委員長(矢野幸正) 海部環境対策課長。
○環境対策課長(海部陽一) これは悪臭に関して申しますと、法的に決められた業者がござい
ます。そこに委託して行います。するときには立ち会いしていただくことは構いません。
○委員長(矢野幸正) 三浦委員。
○委員(三浦渉) 新年度はいつやりますか。どこに立ち会うのを申し込めばいいんですか。
○委員長(矢野幸正) 海部環境対策課長。
○環境対策課長(海部陽一) 今のところ、いつやるということを具体的な日時は決めておりま
せん。立ち会うときには、お申し出がありましたら環境対策課のほうに申し出をいただけれ
ば御案内をさしあげます。
○委員長(矢野幸正) 三浦委員。
○委員(三浦渉)
もうあなたたちは私よりかまちにおって詳しいと思うが、香る日と香らない
日があるわけね。だから調査をやるといっても、一番においのしない日と、もうここにはお
れない、髪の毛まで、背広までにおいがつくというような日にちがあるわけです。そういっ
たときに調査をしなければいけない。
その測定器というのは高いものですか。インターネットで見たら、そう高いもんじゃない
ですよ。佐伯市で購入して、連絡があったら、前回も十何回とか二十何回とか連絡はあった
ということは部長の答弁であったけど、連絡あったときにすぐ行ってそれをはからんと、専
門家が福岡から来るのか大分から来るのか、自分のいい日に来ておったんでは、それは調査
にならないんじゃないですか、どうですか。
○委員長(矢野幸正) 海部環境対策課長。
○環境対策課長(海部陽一) まず、測定器の値段でございますが、専門的なものですと、悪臭
ですので、気体でございます、ほとんどが。気体を収集するのに大体でございますが、100
万円ぐらいかかるように聞いております。
それから過去、委員おっしゃるように、今においがするから行って測定してくれというこ
ともちょっと業者さんに聞いたら無理なようでありますので、過去の事例を参考にしまして、
例えば気候とか季節とかで、ここら辺がにおうんじゃないかというような日を設定しまして、
去年はそういう設定をしてはかった経緯がございます。
○委員長(矢野幸正) 三浦委員。
○委員(三浦渉)
最後でもうやめますが、100万円であれば、市で買ったほうがいいんじゃな
いんですか。市長が買うなと言うのか、財政に予算申請をしたことがないのか、する気がな
いのか。旧市内の人たちは、そういうものを絶対買ったらいけんよって言う人は、子供から
お年寄りまで誰もいないと思いますよ。重々考えて、そのくらいのお金であれば補正でも対
応できると思いますので、前向きに検討してください。
以上です。
○委員長(矢野幸正) 答弁はよろしいですか。
- 86 -
○委員(三浦渉) 要りません。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、142、143ページ。
このページについて御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、144、145ページ。
このページについて御質疑ありませんか。
髙司委員。
○委員(髙司政文)
前回、中間処理の関係で、今南海トラフの関係で津波とかでね、エコセン
ター番匠とか蒲江が使用不能になった場合に、一般ごみとか災害廃棄物とかそういう処理を
どのように今考えられておるのか、お聞きします。先日周辺の自治体と協定を結んだという
話がありましたけど、どこも同じように被害を受ける可能性がありますので、そこをちょっ
とお聞きしたいんですが。
○委員長(矢野幸正) 今津清掃課長。
○清掃課長(今津康裕) 津波災害に対しての対策ですけれども、いろんな方法が考えられるん
ですけれども、周辺に防潮堤をつくるとか建物周辺に防潮壁をつくるとかいうふうなことが
考えられるんですけれども、莫大な費用が伴います。どんな形がいいのか今検討はしてるん
ですけれども、一番重要な部分の発電機が1階にありますので、発電機に水が入ったときに
は、もう使用不能になります。そして、溶融炉の排出口のところが高温で1,600度ぐらいの
ものが出てきておりますので、そこに水が入るとなると、水蒸気爆発というような可能性も
出てきますので、今のところどういう対策をしたらいいものかというのは手をこまねいてい
るところです。これといったものの対策というのが今のところまだございません。
以上です。
○委員長(矢野幸正) 髙司委員。
○委員(髙司政文)
ちょっと避難路とかいろんなところにはもう目が行ってたんですけど、こ
の問題がちょっと関心が若干なかったのかなと。大問題だと思ったんでね、ちょっと今聞い
たんですけど、対策ができてないというと、ますます大問題だと思うんですね。
それで一つ提案というんですかね、今焼却場、ちょっともう今どうなってるのか私わから
んのですけど、旧町村の山間部ですね、海岸部はもう鶴見なんか壊してるでしょうし、海岸
部のことを言ってもしようがないんですけど、山間部の例えば弥生とかね、ああいうところ
の焼却場を緊急の場合に運転できるような措置をしとくとかね、何かその対策をやっぱりし
ておかないとまずいじゃないかというような気がしてるんです。その辺はどうでしょう。
○委員長(矢野幸正) 今津清掃課長。
○清掃課長(今津康裕) 旧町村の焼却場は今のところ使えるような状態ではありません。これ
をまた使えるようにするためには、膨大な費用もかかろうかと思います。番匠の炉について
は、運転管理をしておりますJFEとの相談もしながら、津波対策のときには、津波が来た
ときにはJFEのほうが全面的に協力をしながら早期復旧に努めてもらえるような話はして
おりますけれども、被害の程度にもよります。一番近いところの支店が福岡にありますので、
そういう場合には福岡からいち早く駆けつけてもらえるような話はしておりますけれども、
- 87 -
大きな津波が来たときの対策というのはなかなか難しいものが今あります。
以上です。
○委員長(矢野幸正) 髙司委員。
○委員(髙司政文)
ちょっと部長、副市長もそうかもしれんけど、ちょっと市としてこれは早
急に検討していただいて対応を考えていただきたいと思います。それをお願いします。
○委員長(矢野幸正) 山野内市民生活部長。
○市民生活部長(山野内眞人) 今髙司委員から御指摘がありました点は、確かに大変重要な問
題です。私たちもその点については、先ほど清掃課長が申し上げましたように、その点は踏
まえて十分に検討をしておるところでございます。そして、今課長から、どうにも打つ手が
ないというような意味合いのことを申し上げましたけれども、今はそうして検討しておりま
すけれども、これについては、その障害を乗り越えて、きちっとやるという方向を見出すよ
うに今努力をしているところというところでございます。
現実的には内陸部のほうで、大分県内あるいは福岡県内のほうでも内陸部のほうでは、か
なりの余裕を持って処理できるところもございます。こういうところともいろいろな話をし
てきているところであります。そういうところも踏まえて先般の相互協定を結ぶというとこ
ろにもなったわけで、さらにそれをもう少し手を伸ばして万一のときにはさらに備えていく
というようなこともございますので、今そういったところを現実的にどうするかというとこ
ろを検討中でございますので、全く行く手が見えないということではございません。今検討
中ですから、その点御理解よろしくお願い申し上げます。
○委員長(矢野幸正) 髙司委員、よろしいですか。
ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、146、147ページ。
このページについて御質疑ありませんか。
佐藤委員。
○委員(佐藤元)
147ページの2のし尿処理事業、し尿処理、これ見ますと、平成25年で改造
工事が終わったと、終了したということになっておりますが、し尿処理場、ちょうどきのう
知事が来て6時だったですか、5時半に出ました。女島一帯、鼻をつまんでも後ろからにお
いが入ってくるくらいのにおいがする。これどのように改造したのか。
また、ことしもこういうふうについておりますけど、前の課長は河野さんですかね、河野
課長のは私の携帯の中に携帯が入っております、番号。においがするたびに1年中、来てく
れ、来てくれ、女島地区へ来てくれ、ずっと電話して、もうそのにおいがずっとにおいをか
いじゃあ、帰るばっかり。どういうふうに改造したのか。また、こういうふうに予算がつい
てますけど、今度は何をするのか。これいつになったらにおいが消えるのか。
女島区との協定書には、においや被害を与えるようなことがあったらすぐとめますよとい
う最初の約束、これは今の新しい処理場も一緒ですよね。前からし尿処理をやるときから全
部、クリーンセンターやるときから1回1回、佐伯の女島は佐伯市全体のごみため場。にお
いはすごいし、ごみため場になっています。だから佐伯市が女島を買い取っていただいて、
全部疎開をさせてくれるのか、それともにおいをいつ消すのか。これ、ことしのこの予算は
においを消すための予算ですか。
- 88 -
○委員長(矢野幸正) 海部環境対策課長。
○環境対策課長(海部陽一) 今回といいますか、し尿処理場の改造につきましては、処理の仕
方を変えるものでございまして、従来は持ってきたし尿をきれいな水にして川に流す、そこ
まで一貫してやっておりました。ところが、今回の改造工事は、前処理だけをしまして、残
った水を薄めて終末処理場、下水道処理施設でございますが、そちらのほうに持っていって
処理をしていただくという工事でございます。目的は維持費とかの削減を目的としたもので
ございます。
それから、委員御指摘のにおいに関してでございますが、今回の改造で汚泥を処理する薬
品を変えましたので、従来よりは若干減るのではないかと思ってますし、自動ドアを今まさ
に改造工事でやっているところでございます。
以上です。
○委員長(矢野幸正) 佐藤委員。
○委員(佐藤元)
においは若干減るのではないかというぐらいですか。においを出さないよう
にしたんじゃないんですか。今度の工事では、においを出さないようにするから、地域の皆
さん方と立ち会いを去年やりましたよね。それで今度はここやります、ここやります、全部
やったその最後に、まだいまだににおいがする。それでちょっと言ってから知事に来てもら
おうかと思ったぐらいですよ。知事、佐伯市はもうこの女島から出とる部分は佐伯市民の七
万五、六千人のごみ捨て場ですよと、においがこのようにするんですよと。ちょうどね、5
時半から6時、7時というのは食事どきなんですわ。においがするから戸を閉める。戸を閉
めて換気扇を回したら、しばらくするとね、三、四十分すると、換気扇が外からのにおいを
吸い込むんですわ。それの繰り返しです。
私だけではありません。17番議員の御手洗議員もうちのすぐ横です。このにおいには、も
う並行しておりますが、これはにおいを中心にやってくれたんじゃなくて、そういうふうな
やり方だけをやっただけで、じゃあ、においに関しては何も考えてないということですか。
○委員長(矢野幸正) 海部環境対策課長。
○環境対策課長(海部陽一) 先ほどちょっと申し上げましたが、においに関しましては脱水汚
泥を処理するための凝集剤、これを変えることによってかなり軽減されるものと思いますし、
同時に、あけ閉めする自動ドア、これが故障していましたのを直す、修理することをやって
おります。
それと、においに関しまして、去年測定しております。何カ所かやっておりますが、それ
らは、においの発生源と思われるところがクリーンセンターだけではございませんので、そ
れぞれ協力をいただきまして発生抑制に努めてまいりたいと思っております。
○委員長(矢野幸正) 佐藤委員。
○委員(佐藤元)
課長、部長、皆さんの携帯電話番号をね、私と御手洗議員に教えてください。
それぞれに帰る時間が違うと思いますからね、においがあったらすぐ電話します。すぐ来て
ください。今まで河野課長にはずっと来ていただきました。その都度、何とかせないけん、
何とかせないけんと言うけど、市長がとり合わんのか部長に力がないのか全然やらない。そ
ういうふうなことで、実際ににおいがなければ言いません。においのないものをね、におい
があるとは言いませんよ。だけど、その地域の方々、それから女島橋、わかりますかね、掘
割、あの付近までは、それはもう物すごいにおいです。それを解消するのには、し尿処理か
- 89 -
らずっと全部ごみの処理場までをなくす以外にないと思います。
これは女島区との約束事で、絶対ににおいは出さん、絶対に人体に被害を出すようなにお
いは出さないから、あそこにつくらせてくれということで、そのときから私は参加してます。
何とか早く改造してください。においのしないようにしてください。
だから私もそうですが、御手洗委員にも協力をいただいて、私がいないときは御手洗委員
から呼んでもらってやると。女島に住む議員はほかにおるかな、おらんよね。協力してくだ
さい。よろしくお願いします。そういうことで、後でいいから2人に教えてください。部長、
課長、すぐ飛んでこれるような人。実態をわからんといけんでしょう。話だけじゃ、あんた
あのにおいをにおったことありますか。一度来てにおってください。それはね、毎回出るも
んじゃない。どうしてか知らないけど、5時半から6時半、7時の間に出てくる。ネズミみ
たいなもんです。どっかその夕方のちょうど風のぐあいで出てくるわけです。これはもう間
違いなく女島の人たちは、これは録画ですから見てないと思いますけどね、見とったら、そ
のとおりやと。
女島はね、少しゼロメートル地帯で低いんですよ。木材団地から風が吹いたらさっと下が
ってくるから。あの付近一帯はね、もうにおいがのかないんですよ。だからその点も考えて
ください。よろしくお願いしますよ。
○委員長(矢野幸正) 答弁はよろしいでしょうか。
○委員(佐藤元) 答弁ください。
○委員長(矢野幸正) 山野内市民生活部長。
○市民生活部長(山野内眞人) 今言われました、御指摘を受けました問題は、もう古くから長
い問題になっております。地域の方々がやはりそこまで言われるのは、本当にやっぱり苦し
いところがあるんだろうと思います。今までも努力はしてきたと思いますけれども、今の御
指摘も受けまして、きちっとそれがなくなるように、多少のあれはあっても気になるという
レベルにないようなレベルになるように頑張りますので。
○委員長(矢野幸正) 佐藤委員。
○委員(佐藤元)
あのね、いずれ御手洗委員も同じ状況になると思います。私はずっと前から
健康被害はなかったんですよ。女島に住みまして、もう30年近く。そして徐々に徐々にでき
てきて、議場でも出すけど、私、鼻血が出だしたんです。それが直接の被害とはわかりませ
ん、実際にはね。だけど、たばこの煙とか、私もうたばこ吸わないから、そういうふうなに
おいをかいだときにすぐ反応して、鼻血が片一方から出るんですよ。だから恐らくね、御手
洗委員も本当うちと10メートルも差のないところへ住んでますから、いずれ私よりも若いけ
れども高齢者になったから、そういうふうになると思いますんでね。まだまだほかに高齢者
の方もおりますからね、そういう健康被害の出ないようにやっていただきたい。よろしく。
○委員長(矢野幸正) 山野内市民生活部長。
○市民生活部長(山野内眞人) 今委員が御指摘されましたところは、それは委員も言われまし
たように直接の因果関係があるかどうかというのは、ちょっと私はわかりません。ただ、申
し上げましたように努力しますので、よろしくお願いします。
○委員長(矢野幸正) 佐藤委員、よろしいでしょうか。
○委員(佐藤元) はい、いいです。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
- 90 -
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、148、149ページ。
このページの4款について御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、4款衛生費を終わります。
ここで、委員の皆様にお諮りします。
本日の日程、時間で言えば4時、7款までの予定ですが、どのようにしましょうか。予定
の7款まで審査を続けるのか、お諮りします。
(「続行しましょう」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) 続行でよろしいですか。どっちですか。続行しますか、予定どおり7款
まで行きますか。
(「6款ぐらいでやめような」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) 6款にしますか、7款にしますか。
(発言する者あり)
○委員長(矢野幸正) 労働費まででよろしいですか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) それでは、ここで執行部の準備の都合上、5分休憩、4時45分から再開
します。
午後4時40分 休憩
──────────────────────────────────────
午後4時46分 開議
○委員長(矢野幸正) では、休憩前に引き続き、会議を開きます。
再度お諮りします。
5款の労働費までという形で先ほど御協議しましたが、あしたの日程を考えますと非常に
窮屈になりますので、本日は6款の農林水産業費まで審査をお願いしたいんですけど。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) ありがとうございました。本日は6款の農林水産業費まで続行いたしま
す。
では、5款労働費に入ります。
148、149ページについて御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、150、151ページ。
このページの5款について御質疑ありませんか。
井上委員。
○委員(井上清三)
雇用対策事業のジョブカフェおおいた佐伯サテライト運営事業、これにつ
いてちょっと確認したいんですが、これは去年、おととしから予算がかなりふえてると思い
ます。おととしは300万円ぐらいだったと思いますが、去年700万円、ことし720万円とかな
りふえておりますが、仲町にある施設だろうと思いますが、何名ぐらいの方が相談に来、い
わゆる何名ぐらいの方が就職へとつながっているのか、その辺をちょっとお聞かせ願いたい。
○委員長(矢野幸正) 山中商工振興課長。
- 91 -
○商工振興課長(山中英司) 商工振興課長の山中でございます。ジョブカフェの利用者につい
て御説明いたします。
昨年度の状況でございますが、来所者ですね、9月現在しかまだ集計できておりませんけ
れども、523名来所者がございます。セミナーの利用者ですね、それは891名、それと就職の
数ですけれども、就職者数は38名でございます。
以上でございます。
○委員長(矢野幸正) 井上委員。
○委員(井上清三)
これはもともといわゆる厚生労働省、つまり国の助成事業というふうな形
でスタートされたんじゃなかろうかと思いますけど、昨年度からだと思いますが、ほとんど
が市の単費というふうな状況になっておりますが、こういった部分は国の補助制度というの
は改めて活用できないのかどうか、確認したいと思います。
○委員長(矢野幸正) 山中商工振興課長。
○商工振興課長(山中英司)
おっしゃるように、今のところは市の単費で行っているところで
ございます。うちのほうは市のほうが相談員の方1人いらっしゃるんですけども、この方は
県のほうで人件費を払っていただいてますが、もう1人、市のほうで行っているのがパソコ
ン教室をやっておりますけれども、この人件費につきましては市のほうで単独で持っており
ます。
○委員長(矢野幸正) 井上委員。
○委員(井上清三)
同じような業務になると思うんですが、もう一つ、若者のサポステという
のがございますよね。あそこは厚生労働省の100%出資に等しいんじゃなかろうかと思うん
ですけど、そういった今雇用に対して非常に厚生労働省のほうが力入れておりますし、私は
この事業といわゆるマッチングできる事業が厚生労働省の中にあるんじゃなかろうかと思っ
ておりますので、ぜひその辺もう一度検索されて、市の単費だけじゃなく、そういった部分
もぜひ検討するように期待しておきたいと思います。もう答弁いいです。
○委員長(矢野幸正) では、ほかにありませんか。
佐藤委員。
○委員(佐藤元)
151ページの4番の雇用対策事業の緊急雇用創出事業の中身を教えてくださ
い。
○委員長(矢野幸正) 川野商工振興課商工係長。
○商工振興課商工係長(川野義和) 商工振興係長の川野と申します。よろしくお願いします。
この平成26年度の緊急雇用の事業の中身ですが、大きく起業支援型事業という事業と地域
人づくり事業という事業、大きくそういった二つの事業がございます。
まず、起業支援型事業についてですけれども、いろんな要件がございまして、まず市町村
が企画した新たな事業であること、既存の事業の振りかえでないこと、建設土木事業でない
こと、続いて地域の産業・雇用振興策に沿って地域に根差した事業の起業等であり、継続雇
用が期待できる事業であること、それと起業して、業を起こして10年以内の民間企業等であ
って、本社が起業から大分県内に所在する企業に委託して実施する事業であること、続いて、
委託の選定に関して有識者の意見を聴取して実施に当たること、佐伯市としては、金融機関
として大分銀行に依頼し、また、支援機関として佐伯商工会議所中小企業相談所に依頼をし
ております。このような条件によりまして、平成25年度、平成26年度の継続事業として10事
- 92 -
業を起業支援型で行っております。
あと、地域人づくり事業ですが、これについては、今回の国の平成25年度の補正予算で採
択された事業でございまして、これまでの緊急雇用の事業と若干異なっておりまして、まず
失業者や無業者の就職に向けた取り組みとしての雇用拡大プロセスと在職者の処遇改善に向
けた処遇改善プロセスの二つの政策が盛り込まれております。
この中の雇用拡大プロセスについては、雇い入れを伴うものと雇い入れを伴わないものが
ございます。座学研修や企業研修、セミナーといった人材育成の事業が中心です。
続いて、処遇改善プロセスについては、定着支援に向けたメンタルトレーニングや正規職
員化に向けた生産拡大に関するコンサルティングや賃金上昇を目的とした販路拡大、そして
グローバル人材の育成のための国内外の派遣と、そういった取り組みが盛り込まれておりま
す。これについても佐伯市としては現在県のほうに10事業の要望を出しておるところで、今
後県との詰めを行うようになっております。
○委員長(矢野幸正) 佐藤委員。
○委員(佐藤元)
起業支援では10事業があるということですが、建設業とかはだめ、いろんな
もので、今現在あるものがだめ、新しいものでないとだめ、10年以内に企業を起こしてない
とだめ、そういうものが本当に佐伯市にあるんですか。
それと、地域づくり・人づくりのこれは失業者を対象とするいろんな育成事業であると思
いますが、佐伯市にそういうふうなことを起こして若年労働者等がここに本当にいるのか。
これは予算が全然一般財源から出るもんじゃないからいいんだけれども、もう少し枠が縮ま
って、今佐伯市にある企業の支援ができないのか。国と県であるから非常にいろんな要件が
あるんだろうけれども、そういう折衝はやらないのか。人づくり、失業者とかいうのはたく
さんいると思いますけど、失業者の雇用対策というのをやるならわかるけれども、いろんな
やったって、じゃあどこに勤め先があるとかいうことになるんだろうけど、その点はどうで
すか。
○委員長(矢野幸正) 川野商工振興課商工係長。
○商工振興課商工係長(川野義和)
まず、起業支援型ですけれども、この事業、先ほど委員の
おっしゃったように、まず要綱がございまして、国・県の定めた中身に基づいて佐伯市とし
ても事業を組み立ててまいります。
そうした中で公募をし、皆さんから御意見、提案をいただく中で、こういった事業をやっ
てみたいと、それとかこういう提案は市としてはできないかとか、そういった意見がござい
ました中で事業を組み立てております。
○委員長(矢野幸正) 佐藤委員。
○委員(佐藤元)
話聞きよったら長くなるんで、資料あったらください。皆さんから叱られる
から。今から企業をつくるとかいうもんじゃないんでしょう。10年の経験が要るとかそんな
んでしょう。だから、いろいろな資料があったらいただきたいと思います。お願いします。
○委員長(矢野幸正) 川野商工振興課商工係長、よろしくお願いします。
ほかにありませんか。
後藤委員。
○委員(後藤幸吉)
金額は小さいんですが、その下、労働団体補助事業、これ45万円になって
ますが、昔たしか70万円ぐらいであったような感じがするんですが、これはどういうものに
- 93 -
対して支払われるのかを答えてください。
○委員長(矢野幸正) 田村総務部次長兼総務課長。
○総務部次長兼総務課長(田村智)
この補助事業は、佐伯地域労働者福祉協議会というのがご
ざいまして、そこに対する補助金です。委員さんがおっしゃられたように、平成23年度は補
助金80万円でした。それから平成24年度に60万円に減額して、今年度また45万円に減額する
ということで、その労働者福祉協議会とお話ししながら補助金の見直しというんですか、削
減を今やって、こういう状況です。
○委員長(矢野幸正) 後藤委員。
○委員(後藤幸吉)
ただ減らしゃいいというもんじゃないけど、だからそんなに急にそんだけ
減らすっちゅうことは、その組織が支援をするその値打ちがなくなったということですか。
金額が70万円からわずか3年の間にな、それは仮に例えば市で言えば市職労とかそういう人
たちが入っとるからということでしょうか、その組織自体に上げよるんですか。昔はたしか
連合にというたことがあるんですよ、私たちが議員のときに。それでちょっとおかしいんじ
ゃないかと言うたことがあるんです。その組織を維持するために佐伯市が出すんですか。本
来なら、その今言うた組織の中身を教えてください、支援相手。
○委員長(矢野幸正) 田村総務部次長兼総務課長。
○総務部次長兼総務課長(田村智)
佐伯地域労働者福祉協議会に加盟している組合は17団体、
17単組あります。九州電力、九電工、大和冷機、興人、県教組、高教組、それから佐伯市役
所、佐伯重工、県職労、そういった組織が主なところで加入しておって、一応2,160人の組
合員が労福協の会員というふうになっております。
それで、補助金を減額していってるのは、一つは活動で例えば職域対抗のゴルフ大会とか
ボーリング大会というのを以前やってたんですけど、最近はもうその大会は開催しておりま
せん。そういったことと、あと県内のやはり各市も労働者福祉協議会に補助を出してるんで
すけど、佐伯市が加入者数も多いということもあったんですけど、佐伯市が少し高かったも
んですから、それで他市と比べて今下げていっているといったようなことになります。
○委員長(矢野幸正) 後藤委員。
○委員(後藤幸吉)
そしたら九州電力とかそういう佐伯で言えば大手、そういうところはそこ
の組合がこういう金は出しよるんですか。会社のほうが労働福祉何とかいうところにお金を
出しよるんですか。
○委員長(矢野幸正) 田村総務部次長兼総務課長。
○総務部次長兼総務課長(田村智)
この組織の主な収入は、やはり市の補助金が一番大きいで
す。それと、会費という形で各団体から会費を少しいただいているといったような状況でご
ざいます。
○委員長(矢野幸正) 後藤委員。
○委員(後藤幸吉)
各団体から会費で取るんなら、例えば佐伯市は共済会のことはわかりまし
た。加入しとる労働団体って名前がつくんだったら、組合のほうの金から出すのが筋で、雇
用筋の佐伯市のほうが出すのはおかしいんじゃないんですか。初めのほうがちょっと聞こえ
んやった。その構成しとる会社の企業側からは、そこの団体には支援が出とるのかをもう一
回確認したい。
○委員長(矢野幸正) 田村総務部次長兼総務課長。
- 94 -
○総務部次長兼総務課長(田村智)
先ほど答弁したとおり、市の補助金が一番収入として大き
いです。この60万円ですね、今回45万円にしましたけど。それと、団体会費ということで6
万円あります。それから、大分県の労働者福祉協議会、県の組織がありますけど、そこから
の補助金が9万円ございまして、そういった収入で運営しているといったことでございます。
○委員長(矢野幸正) 後藤委員。
○委員(後藤幸吉)
そしたら、今入っとる幾つか会社を言われましたが、2,160人か、その中
で、さっき九電とか造船の名前が出ましたけど、そういうところの会社のほうは出しよらん
ということでいいですね。
○委員長(矢野幸正) 田村総務部次長兼総務課長。
○総務部次長兼総務課長(田村智)
団体会費ということで収入が6万円ということですので、
会社から出ているのか、組合のほうから出ているのか、ちょっとそこら辺は私どもつかんで
おりません。
○委員(後藤幸吉) いいです。
○委員長(矢野幸正) よろしいですか。
ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、5款労働費を終わります。
次に、6款農林水産業費に入ります。
150、151ページについて御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、152、153ページ。
このページについて御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、154、155ページ。
このページについて御質疑ありませんか。
髙司委員。
○委員(髙司政文)
農業振興単独事業費に絡めての質問ですけど、農業、漁業、林業もそうで
すけど、いつも農林水産業を基幹産業としてということで言ってますけど、どうしても事業
を見ると、国の県の事業を受けてるというのが多いんですが、ちょっと例えば単独事業とい
うことであれば、今度米の直接支払交付金ですね、減反政策、中止ということで、半額なん
ですね、10アール当たり1万5,000円が7,500円になるとかそういう問題があったり、米価変
動補塡交付金が来年度で廃止になるとかね、そういう農家にとって非常に困る事態というの
が起きてますよね。
そういうときに、やっぱり市としてはですね、どのくらいかかるかって私はよくわかりま
せんけど、それを補塡するような単独事業として考えるとか、何か振興で農家が困るような
事態ですね、燃油の高騰にしてもそうですけどね、そういうものをやはり考えて単独事業を
組んでいただきたいと思うんですけど、そういう部分のお考えというのはないでしょうか。
逆に、こういうふうにしてますよということがあれば、またそれでお聞きしたいんですけど。
○委員長(矢野幸正) 浜田農林課長。
○農林課長(浜田源治) 農林課長の浜田です。髙司さんの質問に対してお答えします。
- 95 -
戸別所得補償制度に関する施策につきましては、これは全て国の補助金で賄われておりま
す。国におきましては、主食米を減らしまして、新制度を活用した麦、大豆、飼料用米また
WCSの水稲といった戦略作物の生産振興を行い、農業経営の改善や食糧自給率の拡大を図
っていこうとしているものであります。それで、この件につきましては、全て先ほども言い
ましたように、国の国庫補助事業でありますので、一応市からの単独での独自政策は今のと
ころ考えておりません。
そして燃油等につきましては、燃油が高騰したときにつきましては、国の特別支援措置等
が設けられますので、そのときにつきましては、ハウス等につきましても支援措置がござい
ましたら、それを農家の方にお知らせして助成を行っているという施策も行っているところ
であります。
○委員長(矢野幸正) 髙司委員。
○委員(髙司政文)
一例で言ってるんですけどね、飼料用にしたって今現状では鶏とか豚とか
ね、そういう飼料用作物で、はっきり言って、じゃあつくったらそれがその需要ですね、流
通に乗るのかというところも不安でしょうし、畑の転作の問題を見ても、直接支払いが新た
にできるみたいですけど、何かよく調べたら認定農業者以外は交付はできないとかいろんな
問題がありますね、それぞれ制度がもう次々変わるもんですから。私は、そういうときにや
っぱり農家が非常に困った事態になっている、所得が減るとかね、そういうことで農業生産
が立ち行かなくなるとかね、認定農業者も減ってますしね。そういうようなことを考えたと
きに、何か市で単独で補助のできるものはないかという意味で聞いてますので、これについ
てはこれだということじゃなくて、もっと広い意味でそういうものが考えられないものです
かということで聞いてるんですけどね。
それはちょっと課長じゃなくて部長から、全体的な考え方として聞いてるんで。
○委員長(矢野幸正) 森農林水産部長。
○農林水産部長(森三千年) そういう事態が発生して農業者からの強い要望があるとすれば、
市としてもそれを聞き逃すわけにはいきませんので、県とよく相談をしながら、力を合わせ
てそういった要望に応えるように予算獲得に向けて頑張っていきたいと思います。とりあえ
ず平成26年度につきましては、制度もいろいろと変わってきますので、これからそういう問
題が発生してくるのかなとは思ってます。
○委員長(矢野幸正) 髙司委員、よろしいですか。
○委員(髙司政文) はい。
○委員長(矢野幸正) 芦刈委員。
○委員(芦刈紀生)
関連ですが、主食用水稲をつくる方がかなりもう3分の1の収入になるか
と思います。それは制度が変わっていくとそういうふうになろうかと思いますけども、それ
に対する単独事業を先ほど言いましたように考えていただきたい。
それともう一点は、そういう主食用水稲をつくっている方は、8割方は個人、小さいとこ
ろが多い。この前の私の一般質問で、その点については今から十分協議をして考えるといっ
て答弁がありましたので、ぜひこれは平成26年度中にどういう対策をとるのかを考えていた
だきたい。これはもう答弁要りません。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
- 96 -
○委員長(矢野幸正) なければ、156、157ページ。
このページについて御質疑ありませんか。
井野上委員。
○委員(井野上準)
157ページの14番目の新規就農総合支援事業ということで、これは45歳未
満の独立自営就農者に対して年間150万円また最長5年間支給するということなんですけど、
昨年度の人数、それから品目についてはイチゴとかいろいろあると思いますけど、その辺わ
かればお願いします。
○委員長(矢野幸正) 浜田農林課長。
○農林課長(浜田源治) 平成25年度の新規就農者につきましては、イチゴが3名、そしてナス
兼シイタケが1名、トルコキキョウ兼ナス兼イチジクが1名、ニラ1名、合わせて6名の新
規就農者を確保することができました。
○委員長(矢野幸正) 井野上委員。
○委員(井野上準)
今年度予算が1,539万1,000円ということなんですけど、予定者としては何
名ぐらいを予定しているんですか。10名予定しているんですかね。
○委員長(矢野幸正) 浜田農林課長。
○農林課長(浜田源治) そのとおりでございます。
○委員長(矢野幸正) よろしいですか。
○委員(井野上準) はい、いいです。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、158、159ページ。
このページについて御質疑ありませんか。
髙司委員。
○委員(髙司政文)
18番、農地中間管理事業の話ですけど、これは新たに始めるということで
ありますけど、芦刈委員が一般質問でもちょっとやってましたけど、協力金ということで、
地域集積協力金だとか、それから経営転換協力金、耕作者集積協力金とこういうことでカバ
ーするということがありますが、しかし条件がいろいろ見ると、結局幾ら土地を集めても、
それは受ける人、貸りる人が、貸し付けをされる人がなければ一切払われないというのが一
番問題で、今の状況の中でそういう見通しがあるのかなというのが若干ありますので、そこ
をちょっとお聞きしたいのと。それから人・農地プランが結局こういう形で少し変わってき
て、ちょっと見ると、早くから始めた人・農地プランをつくった人たちが今度は変わるもん
だから、その人たちに支援金をやって変えてもらわないけないとかね、何かそんなこともち
ょっと聞いたりしてるんですけど、その辺のところがどう変わってくるのか、そこを簡単で
いいですのでお聞きしたいと思います。
○委員長(矢野幸正) 浜田農林課長。
○農林課長(浜田源治) 人・農地プランにつきましては、中間管理機構とあわせてセットで進
めていくというのが基本でありますけど、耕作の貸し手、借り手につきましては、人・農地
プランで将来の耕作者を定めていただきまして、人・農地プランで定められたほうが優先す
るということになります。そして、その人・農地プランの中で後継者が、担い手等がいない
場合につきましては、新たな地域から企業参入等も考えるというふうになります。
- 97 -
また、先ほど言われました貸し手があって借り手がない場合の用地が十分考えられます。
その場合につきましては、農地中間管理機構は二、三年預かりまして、どうしても借り手が
見つからないときについては、個人にまた返すような仕組みともなっておりますので、この
点が若干問題があろうかと思っております。この点につきましては、また制度等も問題があ
るということで、県や国に対しまして地域の実態を把握いたしまして、中山間地域の多いと
ころでありますと、こういった状況になりますということを改正を求めていこうと思ってお
ります。
○委員長(矢野幸正) 髙司委員。
○委員(髙司政文)
わかりました。問題があるという認識していただくと非常にいいと思うん
ですね。やっぱり矛盾してますよね。集約、集約と言って、一方では今度集約するとぼこん
と補助金を削ったりね、今度は制度をまた変えてこういう形に変えたりとか、何か非常に農
業の今国のほうの政策が何というんですか、もうばらばらでね、本当に農業を大事にする政
治をやるのかなというのが若干ありますので、その辺の問題はぜひ認識いただいて、さっき
の単独事業に返りますけど、そういうことを考えていただきたいと思います。ちょっとお願
いで。
○委員長(矢野幸正) 浜田農林課長。
○農林課長(浜田源治) 佐伯市は中山間地域が非常に多くあります。1筆当たりの耕作面積が
非常に狭くて、そういったところを集積するのも大変な面もありますし、また耕作条件の悪
い、また水事情の悪いところにつきましては、実際そこをつくってももうからないというの
もありますので、そういった点が問題があるということで国や県に対しまして改善を働きか
けていきたいと思います。
○委員長(矢野幸正) 髙司委員、よろしいですか。
○委員(髙司政文) はい、いいです。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
佐藤委員。
○委員(佐藤元)
下の19の農林公社支援事業ですが、宇目の農林公社だと思いますが、だんだ
んと負担金が補助が減っておるんですが、この農林公社の状況はどうですか。
○委員長(矢野幸正) 浜田農林課長。
○農林課長(浜田源治)
農林公社につきましては、現在予算につきましては840万円計上させ
ていただいております。これは主に、農林公社につきましては人件費2人分を賄っている状
況であります。
また、経営につきましては、主に受託事業があるんですけど、宇目地域を中心に米の作付
から刈り入れ等の受託事業を受けているんですけど、受託料金につきましての改定をしなけ
ればならないような時期に来ておりまして、実際経営は非常に厳しい状況であります。そし
て農林公社につきましては、今耕作機械等がもう6年以上経過したものが多くて、やはり耕
作機械の更新等にもお金がかかるといったような状況で、今後の経営につきまして、このう
ちの検討を行いまして、受託料につきましては、平成26年度から1割アップということで改
善を図るように働きかけを行ったところであります。
○委員長(矢野幸正) 佐藤委員。
○委員(佐藤元)
農業従事者が高齢化したにもかかわらず、だんだんと使用料を上げたりいろ
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んなことをしていっても、これは先行きはどうなるんですかね。先行きをどのように考えて
おるのか。この農林公社をずっと維持していくためには、ただ補助金をどんどん減していく
だけでは何もできないんじゃないかなという感じがするんですけど、農業機械ももう傷んで
しまうし、今度買いかえ時期じゃないんですかね。そういうこともあるし、農業従事者が高
齢化して、だんだんとやる人が少なくなるという中の改革はどのように考えておるんですか。
○委員長(矢野幸正) 浜田農林課長。
○農林課長(浜田源治) 農林課といたしましては、おっしゃるとおり、今高齢化が進みまして
担い手不足というのが出てきております。それを補うために旧宇目町時代から農林公社が設
立されておりまして、このうちの前回12月の一般質問の折、矢野議員からも質疑のありまし
た農林公社をどうするのかという質問に対しまして、農林課としては山間部の耕作を守って
いくためには今後も農林公社は必要であるというふうな答弁をさせていただきました。
そうした中で、言われるように今後農林公社を継続していくためには、市が助成を続けて
いかなければ農林公社は潰れてしまうような状況になるのではないかというふうに思ってお
ります。
○委員長(矢野幸正) 佐藤委員。
○委員(佐藤元)
もう高齢化してほとんどできないということになってくるんで、農林公社が
若者の雇用を行い、やっぱり農地を借り上げる、借り上げてそこで耕作を続けると。農林公
社自体が事業を起こしてやらなければ、もう担い手がない。担い手がないのに農地の持ち主
は高齢化してどんどんやめていくということになると、農林公社に多くの人材を雇用して、
その中で直川のように組合をつくるなり何をつくるなりして、農林公社という母体があるん
だから、農林公社自体が営業をやっていくと。米をつくり芋をつくり全部つくっていくとい
うような形。花とかそういうものはやっておる方が続けられると思いますけどね、そういう
ふうな考え方はないんですか。
○委員長(矢野幸正) 浜田農林課長。
○農林課長(浜田源治) 現在人・農地プランを中心に集落営農法人の設立、また集落営農の推
進を図っているところであります。旧宇目以外では法人等も設立したところもありますので、
そういった方々を中心に耕作放棄地等の解消につながるような耕作をつなげていきたいと思
っております。
○委員長(矢野幸正) 佐藤委員。
○委員(佐藤元)
宇目には10人程度の若者がおりましてね、冬はイノシシや猟をしたり夏も猟
をしたりとかね、あとはまた、その時々のイベントに出てやったりとかいうふうな、定職は
持っておるんだろうけれども、いろんなことをやっておるという若者が10人程度います。こ
ういう人たちをこの農林公社に巻き込んでね、雇用して、宇目地域の全体の農地をそのまま
放棄するんじゃなくてつくっていくという方向の考え方を持つべきじゃないかなと思うんで
すけど、やはりこれから先は、やっぱり若者の雇用と、若者の育成をやっていかんといけん
と思います。そのままただ赤字だからどうだと、赤字だから補助金出すと、年々小さくなっ
ていくことは見抜いて、それでもただお金を継ぎ足すだけ、それではどうにもならんのやな
いかと思うんで、そこは一考していただいて、新しい農林公社を新しい企業体としてやって
いくという考えになっていただいたほうがいいんじゃないか、これは提案でありますけど。
○委員長(矢野幸正) 浜田農林課長。
- 99 -
○農林課長(浜田源治) 貴重な意見として承らせていただきます。どうもありがとうございま
す。
○委員長(矢野幸正) 佐藤委員、よろしいですか。
○委員(佐藤元) はい。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、160、161ページ。
このページについて御質疑ありませんか。
江藤委員。
○委員(江藤茂)
農地費の農業集落排水事業特別会計で3億円ほど繰り出しが出ております。
水産のところでページ177ページで漁業集落排水で1億8,000万円ほど出ております。農林水
産業の予算の中から、これだけの合わせて4億9,000万円出るということは、大変なウエー
トを占めるわけですが、農林水産の27億円、予算額に対して18%なんですよ。これで本当に
農業の振興ができるというふうに、農林水産の振興ができるというふうに執行部は思ってお
られるんでしょうか。
いつも髙司委員が当初予算あるいは決算のときに農林水産業に対する予算の額が少ないと
言われるその額の中でも、18%がここに予算が充当されておると。この予算、農業集落、漁
業集落の繰り出しについて、どのように減額をしていくように努力をされておるのかをお聞
きしたいと思います。
○委員長(矢野幸正) 北山営業課長。
○営業課長(北山孝幸) 営業課長の北山です。
農業集落排水事業の繰出金、それから漁業集落排水事業の繰出金につきましては、使用料
等で一応賄われないために一般会計からの繰出金をいただいているような状況でございます。
○委員長(矢野幸正) 江藤委員。
○委員(江藤茂)
この二つの費目は農林水産の振興とかそういうものにはほとんど寄与してな
いと私は思うんですよ。要は、この農業水産費から外して、家屋、いわゆる生活環境課なり
そちらに移すべき科目じゃないんですか。
○委員長(矢野幸正) 北山営業課長。
○営業課長(北山孝幸) ちょっとそこまでは私のほうでは答弁はできませんので。
○委員長(矢野幸正) 江藤委員。
○委員(江藤茂)
答弁できないということなんですが、検討するのかしないのか。検討する必
要はないと思われとるのか。これが本当に農林水産のですね、環境には確かに寄与してるん
ですよ。ところが、農林水産業の振興には寄与してないんですよ。だから私、それ言ってる
んです。
だから、当市の農林水産の予算が27億円ある中で、4億9,000万円もここに行ってるわけ
ですから。私たちが第1次産業の方々にですね、市はどれだけの予算を農林水産に突っ込ん
でるんですかと言われたときに27億円と答えるんですけど、だけどそのうちの5億円近い金
は生活環境の排水に使ってるわけですから、これが農業振興の予算と言えますか。そこのと
ころをもう一度。
○委員長(矢野幸正) 井上副市長。
- 100 -
○副市長(井上勇) 江藤委員の御質問にお答えします。
6款農林水産業費で、環境対策に行けば多分4款という形になると思いますけれども、ち
ょっとここで急にそのことを触れられてもなかなか即答はできませんので、この案件につい
ては財政課を中心に一応検討させていただきたいと思います。
○委員長(矢野幸正) よろしいですか。
ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、162、163ページ。
このページについて御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、164、165ページ。
このページについて御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、166、167ページ。
このページについて御質疑ありませんか。
三浦委員。
○委員(三浦渉)
24番、三浦でございます。167ページの市有林のところでちょっとお尋ねし
ます。
市のほうで公社関係、国、県、市で若干の負担金が出ておりますが、私が聞きたいのは森
林組合との関係ですが、森林組合の6億9,000万円の出資金の中で5億円を超す出資を持つ
佐伯市であります。独立法人とはいえ、やはり佐伯市がそれだけの81%の出資を持っておる
ということであります。
何を聞きたいかというと、市有林の中にも当然未利用材、間伐材あるいは林地材という木
材が製品にならない部分が出てくると思います。こういったことで、ちょっと耳にするんで
すが、今、日田のバイオマスの発電所あるいは豊後大野市にできつつある発電所、こういっ
たところにそういった未利用材等を契約し、一部は出しておるんじゃないかというようなこ
とも聞いておりますが、市として、もう森林組合にかけ合っておるかわかりませんが、もし
佐伯にそういったバイオマスの発電所等が来た場合、当然地元企業・産業として市外の企業
を断ってでも、佐伯市に重点を置いて地域に根差した森林組合として、そういったものをや
るようなことになるのであろうかと大変心配をしておるんですが、そういったところを部長、
最後の答弁かわかりませんけれども、ひとつわかる範囲で結構ですが、御答弁をお願いしま
す。
○委員長(矢野幸正) 森農林水産部長。
○農林水産部長(森三千年) 今三浦委員のお話にありましたように、日田にバイオマスの発電
所ができたということで、操業して間もないころだったと思います。県のほうの人たちと一
緒に視察に私も行かせていただきました。すばらしい施設ができておりました。そのときに
佐伯からも少しいただいてますというふうなお話がありました。
私もせんだって森林組合のほうに行く用事がありましたので、そのことを思い出しながら
組合長と話をして、もし市が一生懸命頑張ってる企業誘致の中で、そういったバイオマス発
電をするような企業が佐伯市にやってきたとしたときに、今、日田にも出してるというふう
- 101 -
なのは私も聞きましたけれども、佐伯市にできれば、もうそれは佐伯市を優先させてほしい
ですねというふうなお話を組合長にしました。組合長も当然、組合員の利益につながるよう
に全てを考えていかなきゃいけないということで、当然コストがかかる、そのコストが地元
であればぐんと減るので、それは組合員にとってもプラスになることだろうと考えています
と。もう一つは、市がそうやって一生懸命頑張ってることに対して背を向けるわけにはいか
ないので、当然市にもしそういった施設が誕生することになれば、組合としてもそれは全面
的に協力をいたしますというふうなお話を伺っております。
○委員長(矢野幸正) 三浦委員。
○委員(三浦渉)
ありがとうございました。森部長も最後だと思いますが、新しい部長にもそ
ういったすばらしい気持ちを引き継いでいただきたいと思います。意図するところは十分わ
かりましたので、以上で終わります。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、168、169ページ。
このページについて御質疑ありませんか。
御手洗委員。
○委員(御手洗秀光)
169ページ、区分の16なんですが、有害鳥獣被害対策事業でお尋ねいた
します。
この7月から新しく小動物にも捕獲の補助が出るという話を伺いました。この小動物1匹
当たりどのぐらいの補助なのか、そしてまた、今までのイノシシそれから鹿、猿、これにつ
いては変わりないとは思うんですが、近ごろイノシシや鹿は結構捕獲頭数がふえて、農作物
の被害が少し少なくなってるというふうに思いますけれども、猿が非常に農作物以外にも民
家にも玄関あたり、道具を使ってガラスを割るというような被害が出てきておりますので、
この猿対策を今後どのように考えていらっしゃるのか、そこをお尋ねをいたしたいと思いま
す。
○委員長(矢野幸正) 浜田農林課長。
○農林課長(浜田源治) 小動物につきましては、1匹2,000円を予算計上しております。
猿対策につきましては、山間部につきましては鉄砲が使用できるということで、猿が出た
ときにつきましては、すぐ有害鳥獣の捕獲員のほうに連絡いたしまして対策を行ってもらっ
ているところです。
しかしながら、旧市内につきましては、人家より200メートルほど離れたところでなけれ
ば鉄砲の使用ができないということで、昨年度から県の調整費をいただきましてモデルガン
を購入いたしました。そして今モデルガンの貸し出しを自治会を中心にして行っているとこ
ろでありまして、今年度につきましても、もう数件貸し出して、モデルガンにつきまして追
い払いを行っているところであります。
○委員長(矢野幸正) 御手洗委員。
○委員(御手洗秀光) 猿っていうのは非常に頭がいいらしいですね。例えば子供とか、あるい
は老人とか女性に対しては、もうおまえ俺よりも弱いよというふうに見て対応するような感
じを受けてますから、特に高齢化が進む地域の中では非常に困っているという実情が出てき
ています。玄関のガラス戸を1枚割られて9,000円、高齢者の方が払うという事態も発生し
- 102 -
ておりますから、ぜひ猿対策を十分にモデルガンがいいのかどうかわかりませんけれども、
何とか対策を練っていただきたいというお願いをしておきたいと思います。
○委員長(矢野幸正) 答弁要りますか。
○委員(御手洗秀光) もう具体的な検討していただければ結構です。
○委員長(矢野幸正) 浜田農林課長。
○農林課長(浜田源治) 猿が出たときにつきましては、至急農林課また有害鳥獣の捕獲員のほ
うに連絡、振興局も通じて連絡してくれれば即対応するようにいたしますので、情報提供を
早目にお願いいたします。
○委員長(矢野幸正) よろしいでしょうか。
ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、170、171ページ。
このページについて御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、172、173ページ。
このページについて御質疑ありませんか。
後藤委員。
○委員(後藤幸吉)
この9、10、11、金額がまるっと同じです。いい事業であると思うんです
が、入札とかそげなんで距離も違うと思うんですよ、結局。工業製品と違うから、違うとこ
ろの道路を開通させるんでしょう、金額がまるっと同じなんですよ。そこのところをちょっ
と説明願いたい。
それと、これみんなほとんど国や県のあれでするからいいことなんですが、これをなぜま
だほかにも4カ所とか5カ所とか6カ所とかふやされんじゃったのかをお尋ねしたい。
○委員長(矢野幸正) 五十川農林水産工務課長。
○農林水産工務課長(五十川和重) 農林水産工務課長の五十川です。
先ほど出ました9、10、11、この3路線については、県のほうに補助金申請をする段階で
事前に県のほうと打ち合わせをした段階で、一応3,000万円ということで予算要求を県のほ
うに行っております。その関係で、予算額についても同じ金額です。ただ、でき上がる路線
の延長については各路線ごとに条件が変わりますので、延長については、それぞれの路線ご
とに変わってくるような状況になります。
国、県の補助金をもらうためには、現在うちのほうも新規路線の申請を行っているんです
が、なかなか認可されない状況にあります。今補助対象になっている路線が終われば、新規
路線が申請できるというふうな状況になってまして、実は平成26年度に新規路線を1路線申
請する予定でしたが、県と現地を確認した段階で、B/Cがなかなかとれないんじゃないか
ということで、平成26年度に調査をして現在ある路線から延ばしていく路線なもんですから、
延ばす部分だけの認可ではちょっとB/Cがとれないということで、現在ある林道を含めた
分で事業採択できないかということで、平成26年度は一応その調査をやるようにして、その
結果に基づきまして、平成27年度から新規に1路線加えたいというふうに考えております。
○委員長(矢野幸正) 後藤委員。
○委員(後藤幸吉)
そうすると、佐伯市のほうは当面これとは別にあと1路線ぐらいでいいわ
- 103 -
けですか。まだ幾つもしたいところがあるというわけじゃないんじゃな。当面今言った1路
線ぐらいですか。
それと、金額は3,000万円で路線の行き着くところまで予算でつくるということですか。
例えばここからこの長さの道路と、この長さの道路と、こういう長さの道路があった場合、
金額が同じじゃないですか。三つで9,000万円という理解、それとも3,000万円で通れるとこ
ろまで通す理解ですか。
○委員長(矢野幸正) 五十川農林水産工務課長。
○農林水産工務課長(五十川和重)
今地元からの要望が上がっているのは1路線だけですので、
その1路線を県のほうに申請をしている状況です。ほかにも地区、どうしても林道になりま
すと、用地費や補償費等が出ませんので、なかなか地区の要望がないと、なかなか着手でき
ない、事業を新たに起こすことがなかなか難しいという条件があります。今のところ要望が
上がっているのが1路線というだけです。
事業費の3,000万円につきましては、先ほど言いましたように条件が違いますので、この
3,000万円でその3路線が全て終わるわけではありませんが、行けるところまでその予算内
で通すようにしております。もし条件等が特殊な条件がもし事業をやっていく段階で発生す
れば、例えば3,000万円、3,000万円にしてますけども、1路線を2,000万円に落として、も
う1路線を4,000万円にして事業進捗を図るとか、そういうのは県のほうに相談して、とと
もに財政のほうと相談しまして、これの中の組み替えを行って事業の推進を図っていきたい
というふうに考えております。
○委員長(矢野幸正) 後藤委員。
○委員(後藤幸吉)
ちなみに、この11番の青山と大越、例えば竹角から岸河内にはいい道路が
通っちょるけど、両方ともその延長上になるとかなり距離が離れるんですが、どこらに林道
をぬくんですか、この11番の場合は。
○委員長(矢野幸正) 五十川農林水産工務課長。
○農林水産工務課長(五十川和重)
11番の土屋原は大越のどう言えばいいんですかね、弥生と
の境のほうのところになります。そこに現在ある林道に接続するための林道になります、こ
の路線は。
(「青山側は」と呼ぶ者あり)
○農林水産工務課長(五十川和重)
青山側に行っているのは、この路線ではないと思いますが。
○委員長(矢野幸正) 後藤委員、よろしいですか。
○委員(後藤幸吉) はい。
○委員長(矢野幸正) 髙司委員。
○委員(髙司政文)
林道整備で定額補助ですね、1メートル1万4,000円の定額補助が来年度
から復活するということで聞いてるんですけど、そこの活用というのはできないんですか。
○委員長(矢野幸正) 五十川農林水産工務課長。
○農林水産工務課長(五十川和重) 林道でそのような補助は出していないと思いますが。
○委員(髙司政文) 作業道か。
○委員長(矢野幸正) 髙司委員、よろしいですか。
○委員(髙司政文) いいです。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
- 104 -
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、174、175ページ。
このページについて御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、176、177ページ。
このページについて御質疑ありませんか。
井上委員。
○委員(井上清三)
水産振興費の中で3番目ですかね、水産業の単独事業になりますが、種苗
のいわゆる放流が含まれていると思いますが、どのような魚種なのか、あるいはどの程度の
量なのか、また、この中の予算はどれぐらい活用なのか、お聞きしたい。
○委員長(矢野幸正) 三股水産課長。
○水産課長(三股伸一郎) 水産課長の三股です。
種苗放流につきましては、海面と内水面と両方放流をしておりまして、魚種で言いますと、
平成26年度はマダイ、クルマエビ、ガザミ、マコガレイ、ハマグリ、イサキ、トラフグ、ア
サリ、ヒラメ等でございます。金額につきましては、各漁協の支店、内水面漁協が放流をし
ておりまして、支店ごとでよろしいでしょうか。
○委員(井上清三) 何でもいいです。
○水産課長(三股伸一郎)
上浦支店のほうが35万円、佐伯支店が65万円、鶴見支店が97万
5,000円、上入津のヒラメが10万円、蒲江支店のヒラメが94万5,000円、内水面のほうの放流
が3内水面漁協がございまして、316万4,000円、それから豊南クルマエビ、蒲江地区にござ
いますが、これが84万円ですか、アワビのほうが447万円、これ全地区ですけれども、アワ
ビにつきましては、平成26年度からは県が補助金ではなくて現物支給という形で447万円の
倍の分を現物支給をするようになっております。大体放流のほうは以上です。
○委員長(矢野幸正) よろしいですか。
井上委員。
○委員(井上清三)
獲る漁業は、非常に養殖よりももっと厳しいんじゃなかろうかと思います。
積極的にこういった種苗放流を行いながら振興に取り組んでいただきたいと思っております
が、先ほど江藤委員が言われましたように、この水産業の振興費は6億3,000万円ぐらい上
がっております。そのうちに1億8,000万円がいわゆる漁業集落排水の部分なんです。つま
り、大分県1位だとか、あるいは日本で3番目とかいうような状況の中で、この水産振興費
が4億5,000万円ぐらいしかないわけです。
一般質問でも申しましたが、事業の継続ができるか、あるいは事業廃止するかというある
意味では相当厳しい状況でもあるわけでございます。こういった部分も経済的支援を含め積
極的な対応をやらなければどうにもならない状況も出てくる、そのようにも考えております
が、部長も今期限りということでございますので、その辺を踏まえながら、後継者、後に譲
る気持ちも含めて考えをお聞きしたいと思いますが。
○委員長(矢野幸正) 森農林水産部長。
○農林水産部長(森三千年) 水産業も今御指摘のように大変厳しい状況がこれからも予想され
るというふうには思います。
でも、一般質問でも多分お答えしたと思うんですが、これからはやっぱり内需の低迷とい
- 105 -
うのがありますので、外に向けた輸出ということに向けた取り組みを強化する必要があるの
かなというふうには思ってます。それにつきましてどういう支援が必要になるかということ
は、またこれからいろんな問題が発生してくるとは思いますけれども、そういった部分にも
やっぱり積極的に取り組んでいかなければならないだろうというふうに思ってます。
それと、やはり漁業者の代表である漁協、この漁協と常に連携を保ちながら、漁業者にと
ってどういうことをすべきかというのを漁協を通して情報を収集しながら、適切な事業を展
開していかなければならないというふうに考えております。
○委員長(矢野幸正) よろしいですか。
ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、178、179ページ。
このページについて御質疑ありませんか。
寺本委員。
○委員(寺本高明) 26番議員の寺本です。
8番の水産振興の藻場の干拓造成・調査事業費、これは595万1,000円上がっておりますけ
ども、どこの地区で藻場造成やるのか、その調査をどこで実施するのか、ちょっと教えてほ
しいと思います。
○委員長(矢野幸正) 三股水産課長。
○水産課長(三股伸一郎)
藻場造成につきましては、大分県水産多面的機能発揮対策地域協議
会というのが大分県にございます。ここが事務局をしておりまして、佐伯市、今回予算を組
んでおります575万円につきましては、その佐伯市の負担ということで支出をするようにな
ります。佐伯市内地区管内には、佐伯湾地区と米水津地区、それに入津地区、蒲江地区、名
護屋地区の5カ所ございます。5事業主体がございまして、それぞれで実施をするようにな
っております。
○委員長(矢野幸正) よろしいですか。
ほかにありませんか。
清家委員。
○委員(清家儀太郎)
179ページの7番、強い水産業づくり交付金事業の、これは鶴見の製氷
機、貯氷機の金額3億5,348万5,000円ですね、これはいつごろ完成できるんですか。
それともう一つ、9番の離島漁業再生支援交付金事業、これ、大入島と大島の関連の事業
の説明をお願いします。
○委員長(矢野幸正) 三股水産課長。
○水産課長(三股伸一郎)
7番の強い水産業づくり交付金事業につきましては、平成25年が設
計のほうでございまして、平成26年に工事のほうに入ります。6月、7月ぐらいに着工して
年度内に完成の予定でございます。
9番の離島漁業再生支援交付金事業につきましては、大入島地区と大島地区の2カ所で実
施をしておりまして、この事業につきましては、平成18年から平成21年までが第1期で、翌
平成22年から平成26年までが第2期で、平成26年で第2期が終わるようになっております。
事業費等につきましては、世帯数、漁家世帯の数で算定されておりまして、1世帯当たり
13万6,000円になっております。大入島地区のほうが62世帯ございますので843万2,000円、
- 106 -
大島地区のほうが31世帯ですので421万6,000円になっております。
事業内容等につきましては、大入島地区のほうが、集落のほうが海底清掃と放流事業、大
入島のほうはカサゴ、アワビ、サザエを計画しております。それと先進地の視察、それとハ
モ放流改善事業、それと漁場の底質改良剤の散布を計画しております。それと大島のほうに
つきましても、海岸清掃、イサキの放流、アジ、イサキ等高付加価値魚の出荷、それと遊漁
の対策を計画をしております。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
○委員(清家儀太郎) 大入島、大島の件は補助事業で終わるそうですが、鶴見漁協の製氷機で
すね、これ年内ですか、年度内ですか、完成予想。
○委員長(矢野幸正) 三股水産課長。
○水産課長(三股伸一郎) 平成26年度内です。
○委員(清家儀太郎) 3月やな。
○水産課長(三股伸一郎) はい。
○委員長(矢野幸正) ほかに。
塩月委員。
○委員(塩月健治)
11番、水産振興のヒラメ養殖業振興事業、これちょっと詳しく教えてくだ
さい。
○委員長(矢野幸正) 三股水産課長。
○水産課長(三股伸一郎)
11番、ヒラメ養殖業振興事業につきましては、平成26年度1年だけ
の事業でございます。事業実施主体につきましては、大分県養殖協議会が事業主体になりま
す。現在大分県内に43ヒラメ養殖業者がいますけれども、佐伯管内の40主体がこの事業の対
象になります。現在の予定では15経営体で、1経営体当たり1万尾を限度にワクチンの接種
をしようということで計画をしております。
目的を申し上げますと、大分県のヒラメ養殖は日本一の生産量を誇っておりますけれども、
近年大変厳しい状況の中、ヒラメ養殖業者は魚価の低迷と新疾病等、新しい病気等による歩
どまりの悪化によりまして大変厳しいということで、ヒラメの重要疾病に対する新しいワク
チンをモデル的に接種をして現場の普及を進めたいということで、県と協議をしまして実施
をするところであります。
事業費につきましては、648万円ということで、県、市、事業実施主体の3者で216万円ず
つということでございます。
○委員長(矢野幸正) 塩月委員。
○委員(塩月健治)
これ、一業者に対して1万匹ですか。これで600何ぼになるんですけども、
1回のワクチンで値段的に幾らのものを見てるんですか。ワクチンを接種するのに幾ら、単
価です。
○委員長(矢野幸正) 三股水産課長。
○水産課長(三股伸一郎) ワクチン1回当たりの単価、43.2円になります。
○委員(塩月健治) わかりました。いいです。
○委員長(矢野幸正) よろしいですか。
ほかにありませんか。
髙司委員。
- 107 -
○委員(髙司政文)
この水産振興事業の関係ですけど、国のほうが所得対策ということで、
「浜の活力再生プラン」策定推進事業とかね、2億円の予算つけてて、漁協とか市町村なん
かが地域水産業再生委員会というのを設置してプランを立てるというふうになってますけど、
この辺の取り組みというのはどうなってますか。
○委員長(矢野幸正) 三股水産課長。
○水産課長(三股伸一郎)
浜の活力再生プランにつきましては、平成26年、国の事業でありま
して、現在漁協等と協議をしながら、昨日ですけれども、佐伯地区の地域再生委員会という
のを設立いたしました。これから各漁協の支店の中で再生プランをつくっていくわけなんで
すけれども、現在取り組もうという各漁協の支店のほうで考えているのが省エネということ
で、セーフティーネットに加入した漁業者が対象になるんですけれども、ほとんどというふ
うに聞いておりますけれども、この漁業者に対しまして国が使った燃油の7円から10円を補
塡をするという事業でございまして、現在それの準備をしておるところでございます。
○委員長(矢野幸正) 髙司委員、よろしいですか。
○委員(髙司政文) はい、いいです。
○委員長(矢野幸正) ほかに。
後藤委員。
○委員(後藤幸吉)
さっきのヒラメの分の関連。3分の2が要するにこの430万円ぐらいか、
ということになると、全部で15万匹ぐらいの、生産者も3分の1出したときに15万匹ぐらい
のワクチンが使えるということでいいですかな。
そうしたときに、私どもはテレビでも御存じのとおり、豚の下痢がえろうはやっちょって
大変なんです。ところが豚の場合は丘の上じゃから、注射を打っても確認ができるんです。
ヒラメもそれは一匹一匹どげえ注射するんか知らんけど、同じこの範囲内、湾なら湾でいい
ですよ、打っとるやつと打っとらんやつがおると。豚なんかの場合は、打っとらんやったら
こうなるんよ、打っとるやつは助かっても。これ全体をカバーする、希望者だけちゅうこと
ですかな、15業者ということになると。佐伯に40業者おるんでしょう。その中で15業者なん
でしょう。それを全部その地区の人たちのワクチンを打つことによって、その地域の養殖ヒ
ラメは守れますか。豚なんかじゃったら空気感染とかいろいろある。海のものは、今度は水
で伝わっちょるからな、そういうほかの打ってないところをカバーすることができるんでし
ょうか、お尋ねします。
○委員長(矢野幸正) 三股水産課長。簡潔にお願いします。
○水産課長(三股伸一郎)
確かに15万尾を現在は計画をしております。一応接種をした経営体
につきましては、事後、養殖日誌の記帳でありますとか、その接種をした病気が疑われる、
へい死、死んだ魚が出た場合には、すぐ県の農林水産研究センターのほうに連絡をするとい
うことを義務づけております。数につきましては、現在15万尾ということで計画しておりま
して、希望者が多くなるようであれば、また県のほうとも相談をしたいなというふうには考
えております。
○委員長(矢野幸正) 後藤委員。
○委員(後藤幸吉) 確認します。
希望者がふえれば相談をするということですね。そのかわり、それも単年度ですか。
○委員長(矢野幸正) 三股水産課長。
- 108 -
○水産課長(三股伸一郎)
県のほうは、もう単年度で、現場普及を広めるということが目的で
ございますので、それでいい結果が出れば、来年以降、皆さんそういうふうに接種したほう
が歩どまりも上がるし、収入もふえるということで、恐らくふえるんじゃないかなというふ
うに希望をしておるところです。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、180、181ページ。
このページについて御質疑ありませんか。
江藤委員。
○委員(江藤茂) ブランド流通促進についてお尋ねをいたします。
両方で800万円ほど組んでおられますが、里の資源、村の資源、里山資源といって里山資
本主義という言葉が今はやっておりますけれども、本当にこの800万円ぐらいで佐伯の農林
水産物がブランドのイメージのアップと売り込みが図られるのかどうか、もっと予算をつけ
なければ足りないんじゃないんですか、これは。そこのところ、足っておるのか足りないの
か、お聞きしたいと思います。
○委員長(矢野幸正) 田嶋さいきブランド流通課長。
○さいきブランド流通課長(田嶋隆虎) ブランド流通課長、田嶋です。
足りているのかと言われますと、なかなか人の面も一緒につかないと、なかなかお金だけ
あっても使えるかという話にもなりますし、また、行為的な執行もしないといけないという
ことから、現在予算要求している予算の中で精いっぱい頑張らせていただきたいと、そのよ
うに思います。
○委員長(矢野幸正) 江藤委員。
○委員(江藤茂)
要は、この地域は農産物が大量に一つの品種を生産してつくれるというよう
な地形ではないわけですから、大量の品種をですね、村の幸にしても、恐らく多くの種類が
ある、山のもの、資源にしても、多種多様なものがあるというふうに思っております。どう
か努力をして、もっともっとこの地域の農林水産物の発掘をしていただくと同時に、売り込
みを全国に発信していただきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたし
ます。
○委員長(矢野幸正) 要望でよろしいですか。
○委員(江藤茂) はい。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、182、183ページ。
このページについて御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、184、185ページ。
このページについて御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、6款農林水産業費を終わります。
お諮りします。
- 109 -
本日はこの程度にとどめまして、あす20日は午前9時30分から本特別委員会を開きたいと
思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。
本日は、これにて散会いたします。
執行部の皆さん、大変お疲れさまでした。
午後6時02分 散 会
- 110 -
予算特別委員会会議録
平成26年3月20日
予算特別委員会会議録
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
日 時
平成26年3月20日(木曜日)
場
議場
所
開 議 午前9時30分
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
出席委員の氏名
委 員 長
矢 野 幸 正
副委員長
吉
良 栄 三
委
員
髙 司 政 文
委
員
桑
原 宏 史
委
員
井野上
準
委
員
兒
玉 輝 彦
委
員
芦 刈 紀 生
委
員
浅
利 美知子
委
員
河 野
豊
委
員
佐
藤
元
委
員
濵 野 芳 弘
委
員
上
田
徹
委
員
清 田 哲 也
委
員
塩
月 健 治
委
員
後 藤 幸 吉
委
員
御手洗 秀 光
委
員
清 家 儀太郎
委
員
冨
松 万 平
委
員
江 藤
茂
委
員
清
家 好 文
委
員
井 上 清 三
委
員
三
浦
委
員
矢 野 精 幸
委
員
寺
本 高 明
渉
──――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
欠席委員の氏名
委
員
後 藤 勇 人
──――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
委員外議員の氏名
議
長
宮 脇 保 芳
──――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
説明のため出席した者の職氏名
市
長
井
上
長
岡
本 英 二
企 画 商 工 観 光 部 長
飛
髙 勝 則
山野内 眞 人
福
祉
保
健
部
長
飛
高 彌一郎
長
坪
根 大 吉
農
林
水
産
部
長
森
三千年
長
川
井 博 文
教
長
狩
生 早 巳
長
中
川 牧 義
総務部次長兼総務課長
田
村
企画商工観光部次長兼観光課長
児
玉 修 一
建設部次長兼建設課長
明
石 好 弘
公
長
戸
田 眞喜雄
防 災 危 機 管 理 課 長
久保田 与治郎
教
育
財
市
務
民
建
上
部
生
活
設
下
部
水
消
部
道
部
防
聴
広
報
課
長
西
嶋 泰 義
副
長
分
藤 高 嗣
総
長
根
塚 洋 二
長
市
務
育
部
部
勇
智
財
政
課
長
池
田 邦 行
課
税
課
長
大
浜 幸 寿
収
納
課
長
安
部 和 生
企
画
課
長
武
田 晴 美
まちづくり推進課長
田
中 眞 二
商
長
山
中 英 司
建
下
川 龍 治
用 地 ・ 管 理 課 長
設
総
務
課
長
- 111 -
工
振
興
課
大津加 堅 重
都
市
計
画
課
長
杉
下 利 長
建
築
住
宅
農 林 水 産 工 務 課 長
五十川 和 重
営
長
宮
脇 洋 尚
長
北
山 孝 幸
教
育
総
務
課
長
丸
山 初 彦
学
校
教
育
課
長
甲
斐 徳 人
社
会
教
育
課
長
清
家 隆 仁
体
育
保
健
課
長
塩
月 文 昭
消
防
総
務
課
長
加
藤 新 吾
体育保健課参事兼学校給食係長
戸
高 節 子
商工振興課商工係長
川
野 義 和
商 工 振 興課 企 業誘 致 係長
菅
隆 久
建設課河川砂防係長
前
田 敏 文
教 育 総 務課 総 務企 画 係長
伊
東 浩 三
教育総務課学校施設管理係長
坪
矢 一 義
そ の 他 の 関 係 職 員
業
課
課
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
出席した事務局職員の職氏名
局長
矢 野 悦 三
次長
岩 﨑 眞佐美
係長
祖 田 勝 也
書記
望 月 雅
道
書記
工 藤 雅 詳
書記
菅
介
書記
竹 中 大 輔
俊
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
会議に付した事件
議
案
番
号
件
名
第 1 号
平成26年度佐伯市一般会計予算
第 2 号
平成26年度佐伯市国民健康保険特別会計予算
第 3 号
平成26年度佐伯市後期高齢者医療特別会計予算
第 4 号
平成26年度佐伯市介護保険特別会計予算
第 5 号
平成26年度佐伯市介護予防支援事業特別会計予算
第 6 号
平成26年度佐伯市簡易水道事業特別会計予算
第 7 号
平成26年度佐伯市地方卸売市場事業特別会計予算
第 8 号
平成26年度佐伯市大島航路事業特別会計予算
第 9 号
平成26年度佐伯市土地区画整理事業特別会計予算
第10号
平成26年度佐伯市特定環境保全公共下水道事業特別会計予算
第11号
平成26年度佐伯市農業集落排水事業特別会計予算
第12号
平成26年度佐伯市漁業集落排水事業特別会計予算
第13号
平成26年度佐伯市小規模集合排水処理事業特別会計予算
第14号
平成26年度佐伯市生活排水処理事業特別会計予算
第15号
平成26年度佐伯市飲料水供給事業特別会計予算
第16号
平成26年度佐伯市水道事業会計予算
第17号
平成26年度佐伯市公共下水道事業会計予算
- 112 -
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
午前9時30分
開 議
○委員長(矢野幸正) 皆さん、おはようございます。
ただいまから、昨日に引き続き、予算特別委員会を開きます。
これより、議案第1号、平成26年度佐伯市一般会計予算を議題とし、議事に入ります。
配付資料についてお知らせいたします。
昨日の審査の中で、委員から要求のありました3款、民生費での生活扶助の算定の基準額、
5款、労働費での緊急雇用創出事業に係る事業概要、以上の資料提供がありましたので、お
手元に配付しております。内容については、それぞれ御確認をお願いいたします。
昨日は、第6款、農林水産業費まで終了し、散会いたしました。よって、本日は、第7款、
商工費から審査を続行いたします。
予算説明書の184、185ページをお開きください。
このページの7款、商工費について、御質疑ありませんか。
清家委員。
○委員(清家好文)
前年度対比で6,500万円ほど増額になっているんですけれど、184ページ、
これの内容を説明してほしいんです。増額の原因ですね。
○委員長(矢野幸正) 山中商工振興課長。
○商工振興課長(山中英司) 商工振興課長の山中でございます。
一番大きいのが191ページにあります22の地方卸売市場統合整備事業ですね。これが新た
に3,800万円ふえております。あと、その上の21の第10回全国若手ものづくりシンポジウム、
これは全国大会を佐伯市で来年度やるということで新たに出てきております。それと、プレ
ミアム付商品券ですね。14番ですね。プレミアム付商品券の発行事業でございます。平成25
年度は肉づけの予算で6月に出ましたので、当初予算としてはこの2,000万円が新規になり
ます。あと、それと13番ですね。佐伯海事地域人材確保連携協議会の補助金ですが、これは
350万円、人材に対する補助金は去年も少しあったんですけども、これは、平成26年度、海
王丸を誘致しようかということがございまして、この分が約300万円ぐらいふえております。
大体以上でございます。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
○委員(清家好文)
大ざっぱなところはわかったんですけれど、これは、そうか、22に行って
聞きましょう。いいです。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、186、187ページ。
後藤委員。
○委員(後藤幸吉)
2番の商工会議所事業の補助金と6番の商工会事業補助金、これ、両方と
も3年ぐらい前と比較すると減っておるようにあるんですが、商工会議所の補助金について
は、去年の補正の段階かで商工会議所に補助金はやらんでもいいんじゃないかと言う議員が
おられました。その影響で330万円に減っておるのでしょうか。
それと、商工会の金が必要だということは、番匠商工会、あれが昔と比べりゃかなり減っ
ておるようにあるんですが、その理由を説明していただきたい。1つ、昔、合併当時に、市
- 113 -
会議員の廣瀬議員、あの方が執行部に質問したことがあります、商工会議所の立場で。その
当時、三百五、六十万円だったと思うんですが、商工会議所からは要望がないからという答
弁がありました。終わった後、佐保副議長なんかが、要望すりゃ出るらしいな、よかったな
という話ももろうちょるんですが、この330万円というのは、多分二、三十万円じゃろうと
思うんですが、減っております。私どもは大体ようわかるんですけど、そこのところを御説
明願いたい。
○委員長(矢野幸正) 山中商工振興課長。
○商工振興課長(山中英司) 商工会議所に対する補助金につきましては、3つありまして、ま
ず商工会議所の運営の事業の補助金でございます。それと、商工会議所地域経済活性化事業
の補助金、それともう一つが商工会議所中小企業相談所事業の補助金でございます。
昨年度までは、一番最初の商工会議所の運営事業補助金が120万円でございます。経済活
性化対策事業につきましても120万円、中小企業相談所事業につきましては113万円の補助で
ございました。これはずっと変わってきていなかったかと思いますが、来年度からは少し金
額をそれぞれ下げさせていただいています。一番上が110万円、次の活性化事業も110万円、
それと中小企業相談所事業の補助金も110万円にちょうど切りよくさせていただきました。
これは、補助金を少しずつという形で、どうしてもやむを得ない部分でございます。よろし
くお願いします。
○委員(後藤幸吉) 6番については。商工会。
○商工振興課長(山中英司) 商工会につきましては、県のほうの補助金がございまして、それ
に対する残りの部分の最大70%という形で補助をしております。それは、ことしも方針は特
に変わってはおりません。その金額が、大体70%が大体2,380万円余りでございます。その
見込みに対しまして、あと商工会地域総合振興事業費補助金というのがございまして、これ
は、それぞれ商工会のほうで独自にやる事業に対して2分の1ですか、補助をするという形
になっておりますが、これを一応50万円ということで見ております。
以上でございます。
○委員長(矢野幸正) 後藤委員。
○委員(後藤幸吉)
商工会については、それでは、県のほうの補助が案外多かったから佐伯市
の負担が減ったという理解でいいですか。県のあれの分のあとを市が7割するんでしょう。
○委員長(矢野幸正) 山中商工振興課長。
○商工振興課長(山中英司) 職員の人件費が非常に大きいんですけれども、人件費、もちろん
給与で払われるわけですが、若い人が非常に多くて、人件費自体が下がっているというよう
な状況のようです。
○委員長(矢野幸正) 後藤委員。
○委員(後藤幸吉)
事情を聞いただけですから、それで結構です。それで、商工会も商工会議
所も運営できるんであれば、都合のいいときには車の両輪という機関に対しての補助金です
から、何ぼ出せとかということは言いませんけども、商工会議所の立場で言うております。
こんだけ中身、330万円いただいても、春まつり実行委員会に180万円かな、それと中心市街
地活性化協議会に120万円という金を商工会議所が商工業者の代表として出すよということ
は頭の中に入れちょってください。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
- 114 -
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、188、189ページ、御質疑ありませんか。
冨松委員。
○委員(冨松万平)
商工会のプレ券のことについてでございますが、特に一般財源、平成24年、
平成25年と2,000万円出していて、消費増税がある中、一般財源2,000万円に減額されており
ます。そこら辺の説明と、地域経済の刺激策として使うのであれば、増税後のお中元商戦に
ぜひとも間に合わせなければならないと私は考えておりますが、そこら辺の見解を伺いたい
と思います。
○委員長(矢野幸正) 山中商工振興課長。
○商工振興課長(山中英司) 平成25年度は、当初予算、今回の要求させていただいておる金額
と一緒の2,000万円を当初予算で要求させていただきました。その後、平成25年度は県の補
助金がその後出てきまして、2分の1、市の追加する予算に対しまして半額補助という形に
なりました。それで、市としましては、あと2,000万円ふやしまして市は4,000万円というこ
とで、県から2,000万円の補助をいただきました。それで、6,000万円で事業、平成25年度は
行いました。
それで、平成26年度につきましても県の補助はあるように聞いておりますが、とりあえず
2,000万円、なかなか平成25年度は、総額で総販売額が6億円という金額になりまして、売
って完売したのが1月の終わりごろになってしまいました。2月の末までに引きかえという
形になっておりましたので、非常に事務手続上、難しかったようです。困難を来しましたの
で、とりあえず平成26年度の要求につきましては、当初予算並みの2,000万円ということに
させていただきました。
(「お中元」と呼ぶ者あり)
○商工振興課長(山中英司) それと、経済的な効果はどうあったかということでよろしいんで
すかね。
(発言する者あり)
○商工振興課長(山中英司) それは、25年はそういうこともありまして、途中から補助が出て
きた関係もありまして、なかなか準備が遅くなってしまいました。平成26年度は、当初から
計画を立てていきますので、当然それに間に合うように手続を行っていきたいと思っており
ます。
○委員長(矢野幸正) 冨松委員。
○委員(冨松万平)
ぜひよろしくお願いします。ということは、中元商戦に乗せて、そのぐあ
いを見て補正をするということも考えておってよろしいんでしょうか。
○委員長(矢野幸正) 山中商工振興課長。
○商工振興課長(山中英司) そのためには、県の補助が、今、実は、県も平成25年度と同じよ
うなことで市の予算の追加分に対してやはり補助をするという形になっているようです。だ
から、今現在の市の考えとしましては、県の補助金が前提で市が予算を持つという形ですの
で、追加があるかどうかというのはちょっと今のところは未定でございます。
○委員長(矢野幸正) 冨松委員。
○委員(冨松万平)
お中元商戦に間に合わせるということなので、そのぐあいを見ながら、ぜ
ひ強く県のほうにも働きかけてほしいと思います。
- 115 -
以上です。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
○委員(清家好文)
ちょっと説明がおかしい、ちょっともう一度お願いしたいんですけれど、
単費で1,000万円ですね。もともと単費で2,000万円やったんですかね。本来なら4,000万円
つけるんですか。4,000万円というのか、うちが2,000万円で県があと1,000万円ですか。
4,000万円ですかね。県は、半分持つと言いよるんですか。
○委員長(矢野幸正) 山中商工振興課長。
○商工振興課長(山中英司) そうです。うちのほうが2,000万円ですから、県から2,000万円が
あれば4,000万円という形になります。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
○委員(清家好文)
それは、もう確定しているんですか。うちのほう、25年2,000万円やった
んですね、うちは。ことし、2,000万円上げておったら4,000万円になったということなんで
すかね、その確認。
○委員長(矢野幸正) 山中商工振興課長。
○商工振興課長(山中英司)
県も総枠が当然県下でありまして、2,000万円を満額もらえるか
どうかというのはまだ確定はしておりません。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
○委員(清家好文)
私がお尋ねしたいのは、25年並みに、ここ、当初、うちの単費で2,000万
円上げた場合は4,000万円をもらえたのかということですよ。
○委員長(矢野幸正) 山中商工振興課長。
○商工振興課長(山中英司)
ちょっと訂正いたします。歳出のほうに2,000万円を組んでおり
ますけれども、これは、歳入のほうに県の補助金を1,000万円組んでおりまして、合わせて
歳出のほうが2,000万円ということでございました。済みませんでした。
平成25年度の状況でしたですかね。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
○委員(清家好文)
県が当然1,000万円くれて2,000万円になったわけなんですけど、私ところ
が最初から2,000万円を組んでおったら4,000万円になっておったんですかと言いよるんです。
○委員長(矢野幸正) 川野商工振興課商工係長。
○商工振興課商工係長(川野義和) 商工振興係長の川野です。よろしくお願いします。
平成25年の場合は、年度途中におきまして市が追加した分について2分の1を県が補助し
ようという制度でありました。平成26年度予算を組む際に県に問い合わせてみておりました
が、その時点では、県のほうは平成26年度の取り組みについて明確な返答がございませんで
した。市としましては、せめて2,000万円を組みながら、1,000万円、県の補助金をいただい
てこの事業をやろうというふうに計画しております。しかし、現在、県と協議しておる中で
は、追加、平成25年度、市は2,000万円組みましたので、2,000万円以上の事業を組まないと
県は補助金をつけないというような意向が今、協議として上がってきておりまして、予算は
計上させていただきましたものの、県との協議がうまく調わない場合はこの予算を執行でき
ないというような状況が今現在ございます。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
○委員(清家好文)
じゃあ、視点を変えます。これ、効果はあるんですか。経済効果、費用対
- 116 -
効果というのはあるんですか、過去。
○委員長(矢野幸正) 山中商工振興課長。
○商工振興課長(山中英司) 今までうちはずっとA券とB券を分けてしてきたんですけども、
A券は地元に本店がある中小商店で、B券は市外に本店のある商店で使えるという形になっ
ております。A券のほうの割合を大体7割とかというふうにふやしておりまして、小さな商
店でなるべく多くお金を循環させるという趣旨でやっておりますので、お金を回すことによ
って活性化しているというふうに私たちは思っております。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
○委員(清家好文)
効果があるということですよね。であるんであれば、当初から県云々じゃ
なくて、私は、単独で2,000万円上げておったやないですか。だから、26年度も2,000万円上
げてみたらよかったんやなかったんじゃないかと思うんですけどね。それで県が補助、2分
の1、それプラスくれるのかくれないのかを判断してみたらよかったんじゃないですかね。
その辺はどう思いますか。
○委員長(矢野幸正) 山中商工振興課長。
○商工振興課長(山中英司)
今回の要求では歳出のほうで2,000万円を組ませていただきまし
たが、県の補助が前提ということで今のところは考えております。
○委員長(矢野幸正) 清家委員、よろしいですか。
○委員(清家好文) ちょっと意味が。
○委員長(矢野幸正) 後藤委員。
○委員(後藤幸吉)
A券・B券と25年からなったんですが、当初は、市長の考えは、佐伯市に
本店のあるということで言いよったようにあります。その後、商工会議所、商工会サイドか
ら、例えば、農協、Aコープなんかが地元ということにならんし、大型店の中でもそれぞれ
の商工会、商工会議所に会員として登録されているんだから、全部を対象にやってくれとい
うことで始めた当時は、あのときは、そのまま2,000万円じゃなかったんかな。これは、25
年は、あくまで県が初めて応援したんじゃなかったんですか。その前は、市が、それぞれの
地区が単独での補助事業でしょう。今度も最悪、県が乗ってくれん場合は単独でもやるとい
うことでいいんですか。
○委員長(矢野幸正) 山中商工振興課長。
○商工振興課長(山中英司) 今後、それは、また市の庁内で協議をしていきたいと思っていま
す。今のところは、先ほどの答弁のとおりでございます。だけど、状況を見て判断したいと
思います。
○委員長(矢野幸正) 後藤委員。
○委員(後藤幸吉)
そやけど、予算書に上げちょるじゃ。上げちょるということは、県がする、
せんにかかわらず、2,000万円は使うという考え方でいいんですか。いいんじゃな。簡単に
予算書に上げなんすなの。
○委員長(矢野幸正) 山中商工振興課長。
○商工振興課長(山中英司) 歳出に組んでいる以上は、その旨、その方向でやりたいと思いま
す。
○委員長(矢野幸正) 後藤委員。
○委員(後藤幸吉)
ここまで質問をするつもりはなかったんじゃけども、この件については。
- 117 -
結局、地元の商店の応援もせないけん反面、佐伯市民が地元で買い物をしやすいという理解
のほうが私はいいんじゃないかと思うんですよ。プレミアム商品券があるということで、そ
れはまたごく地元の昔からやりよる店で買うのが一番いいんですけど、市外の本店があると
ころで買うよりも一番いいけども、市外に買い物に行かんでもプレミアム商品券で応援する
ことで市民が地元で買い物ができるというような理解でできたら応援していただきたいと思
っております。これは要望です。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
佐藤委員。
○委員(佐藤元)
昨年は失敗に終わったと思います。というのが、プレ券1割乗せで売りまし
て、それを市のほうが一括して売ったらだめだよといろいろ条件がつきましたよね。プレ券
を買う人は、1割乗せだから、例えば、例えばの話、軽四を買おうということになると、
150万円の軽四を買うと15万円安くなる。だから、それだけのものを買おうとすると、それ
はだめだと。ただ、商店だけと。商店だけといっても、プレ券が使えるところはごくわずか。
だから、日常使えるもの、食品系とか、いろんなそういうふうな細かいところでは50円に55
円のを売るわけじゃないからね。だから、そこらのやっぱり考え方を変えてやらないと、ど
この企業はだめだ、佐伯の商店だけにするんだったら佐伯の商店だけ、それを10%乗せでプ
レ券を売るんだから、何にでも使えるようにしてやらないと。
となると、プレ券で全額払えんときはおつりが来るんですよね。
(発言する者あり)
○委員(佐藤元)
だから、おつりが来るようになるんですよね。110円のプレ券を持って50円
の物を買うとおつりが来るということになると、そこはおつりをようやりませんわね。10%
乗っておるんだから。そういうところも考えて、プレ券全体で売れる金額を設定しながら、
その範囲内の10%というのを、プレ券を買う人に優位になるような販売方法を考えんと。
ただ、途中で金額はどうだと。1万円券で売るなら1万1,000円だから、それが150万円の
ものを買うんだったら、それだけのものを、プレ券を購入する人はやりたいわけ。だから、
1割安く買えるんですから、そこら、昨年はそういうふうな方法をとったので、全部がプレ
券、売れていませんよね。
(「いや、完売は」と呼ぶ者あり)
○委員(佐藤元)
全部完売したんですか。だけど、やっぱり最終的に日にちがかかって使える
間が少なかったということだったので、今回はそれを商工会にも指導しながら。余りこっち
が出したからといって、いろんな注文をつけておったらできないと思うんですよ。その点、
ちょっと。
○委員長(矢野幸正) 山中商工振興課長。
○商工振興課長(山中英司) おっしゃるように、なかなか金額が6億円ということで非常に大
きかったこともありますが、一応、1世帯当たり何ぼというふうに、限度を決めたことでな
かなか買いづらかったという意見もいただいております。
今回もそういうこともちょっと想定はされましたので、アンケートを一緒にさせていただ
きました。それの集約が今からでございますので、そういう集計も見ながら、26年度どうす
るかということを改めて商工会議所のほうと、協議会のほうと一緒に話し合っていきたいと
思います。
- 118 -
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
○委員(清家好文)
財政のほうに聞くんですけど、ちょっと話がわかりにくいんだけど、
2,000万円の2分の1の補助なのか、2分の1は補助、上限なしで補助しますという県の話
なのか、この辺をちょっと、はっきりわかりにくいんですね。昨年まで、うち2,000万円単
費でやっておったんだから、当然それ、うち4,000万円だという発想になっておったら2,000
万円、県から来れば4,000円の事業がやれるわけでしょう。そこの県との話し合いはどうな
っておるんですかね。
○委員長(矢野幸正) 川野商工振興課商工係長。
○商工振興課商工係長(川野義和)
近日、近日というか、先週に入りまして、県からアンケー
トが来ました。県のことしの考え方とすれば、昨年以上の予算を組んだ場合、組んだ以上の
ものに対しての2分の1を補助する考えですという県の考え方が示されました。市とすれば、
26年度は、県の補助金をいただくために2,000万円のうち1,000万円の補助金をいただきたい
ということで県にまた再度要望を出しておりますが、県の現時点の考え方とすれば、佐伯市
は昨年6月の議会で2,000万円を上げたと。その後の議会、9月議会で追加分をお願いしま
した。そういうような形であれば、県は補助金をつけましょうという今現時点の考え方をい
ただいております。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
○委員(清家好文)
じゃあ、補正を組めばいいということですね、その考えであれば。もう
2,000万円をつければいいわけでしょう、補正で。そしたら、もう1,000万円来るわけでしょ
う。じゃあ、補正を考えればいいわけですね。補正を考えれば、当然4,000万円のプレを打
てるということでしょう。そういう考え方でしょう、県も。
○委員長(矢野幸正) 川野商工振興課商工係長。
○商工振興課商工係長(川野義和)
委員がおっしゃられますように、4,000万円の追加で、例
えば、9月議会では2,000万円を追加させていただきますと、それに対して1,000万円を県が
補助金をつけましょうという県の今の考え方のようでございます。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
○委員(清家好文)
それで、その上限というのはあるの、県のほうとしては。うちは、補正
3,000万円つけますよというたときに1,500万円という、その上限はあるの。県の考え方よ。
1億円をつけてもいいんですよ、極端に言えば。
何でかというと、恐らく4月以降は消費税が上がるから落ち込むと思うのよ。だから、こ
こでもう、言ったら悪いけど、お金を配るようなもんですから。10%、1割のお金を配るよ
うなものです。だから、金額は上げたほうがいいんですよ、景気のためにはね。だから、そ
れは、県の考え方、上限はどこまで持っているんだという考え方を持ったらいいんです。そ
の辺をちょっと。
○委員長(矢野幸正) 山中商工振興課長。
○商工振興課長(山中英司) 県のほうは、今回のプレミアム付商品券に対する事業に対しては、
総枠の額を持っております。25年度は1億円ぐらいだったと思うんですが、26年度はどうな
るかちょっと今のところは把握しておりませんが、その総枠がありますので、それぞれの市
町村から上がってきた額をしまして、逆に言えば案分したりとか切られる市町村もあるかも
しれません。それは、まだ今のところ未定でございます。25年度の場合は、満額いただけた
- 119 -
ということです。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
○委員(清家好文)
それであれば、6月、9月でもいいですよ。調整を見て、県のほうとの調
整をして、満額もらえるぐらいの補正を組んでやってほしいです。それはどう思いますか。
その予定はありますか。
○委員長(矢野幸正) 山中商工振興課長。
○商工振興課長(山中英司) そういうことも検討していきたいと思います。
○委員長(矢野幸正) 後藤委員。
○委員(後藤幸吉)
ちょっとわかりが悪いんじゃけど、それ、25年度はプレミアム商品券の発
行金額は何ぼじゃったんですか。
○委員長(矢野幸正) 川野商工振興課商工係長。
○商工振興課商工係長(川野義和)
平成25年度につきましては、総額6億60万円発行しており
ます。
○委員長(矢野幸正) 後藤委員。
○委員(後藤幸吉)
そのうちの佐伯市の補助というのか、プレミアム商品券に出した金は幾ら
ですか。
○委員長(矢野幸正) 川野商工振興課商工係長。
○商工振興課商工係長(川野義和)
市からは、当初予算の2,000万円と追加して4,000万円を組
みましたので、そのうちの2,000万円。都合4,000万円が市のプレミアム分としての補助金と
なっております。
○委員長(矢野幸正) 後藤委員。
○委員(後藤幸吉)
そうすると、あとの2,000万円が県のですか。そういうあれでいいんです
か。その県の補助金というのは、プレミアム商品券の発行額の6億円というても6,000万円
ですわな、そいつの2分の1という理解ではなくて、全体のプレミアム商品券の全体の2分
の1ということではなくて、市が出した金額の2分の1をプラスするということなんですか。
○委員長(矢野幸正) 山中商工振興課長。
○商工振興課長(山中英司) 県の補助金は、市の補助金に対する裏というふうな形になります
が、市のほうの予算につきましては、プレミアムに相当する部分と、あと手続等に伴う事務
費、事務の一部という形にしております。県の趣旨も全く同じことでございます。県も、プ
レミアム分に充てて、あと一部事務費に充ててくださいという形になっています。
○委員長(矢野幸正) よろしいですか。
冨松委員。
○委員(冨松万平) 最後にもう一言だけ言わせてください。
今まで聞いていますと、増税後の刺激策として、昨年6億円だったものがことし増税する
中で6億円から2億円で佐伯市は大丈夫であると執行部が認識しているということですかね。
それと、県がどうのこうのじゃなくて、佐伯市のやる気としても、一般財源で2,000万円、
2,000万円出していたものが、増税する中でそれを半額に減らすという、そういう見方がで
きるんですけど、それで佐伯市の経済は回っていくとお思いでしょうか。
それで、その中で考えますと、これは、刺激策になっていないので、減らしてもいいとい
うふうなとり方もできると思うんですけど、そこら辺はどうお思いでしょうか。
- 120 -
○委員長(矢野幸正) 飛髙企画商工観光部長、整理をして答弁できませんか、今までの。
○企画商工観光部長(飛髙勝則) おはようございます。企画商工観光部長飛髙でございます。
プレミアム商品券につきましては、平成25年度の取り組みが6月の補正予算で、市単費で
2,000万円上げさせていただきました。それで、県のほうが新たにプレミアム商品券発行事
業をするのに当たって補助をつけますよということで、9月で4,000万円、市が2,000万円、
県が2,000万円というところで、合計6,000万円の事業費でこの事業を行ったところでござい
ます。プレミアム商品券につきましては、私が申すまでもなく、地元商店の活性化と、なお
かつ市内のお金は市内で回そうというのが一番の狙いでございます。よって、A券・B券と
いう区別でさせていただいたところです。
それで、平成26年度のプレミアム付商品券発行事業の2,000万円につきましては、県の動
向もあります。それで、当初予算で県から1,000万円、市から1,000万円というところで、合
計2,000万円組ませていただいておりますけれど、今後、県のほうが、はっきりこの事業の
詳細がわかったら、県の補助も組み入れて新たに補正等を対応させていただきたいと考えて
おりますので、御理解のほどお願いいたします。
それと、プレミアム付商品券の効果でございますけれど、若干、平成25年度は取り組みが
遅かったかというふうに判断しております。それで、完売の期日も2月に入ってというよう
な状態でございました。しかしながら、6億60万円のお金が動いているというところから考
えてみるのに、効果は多大なものがあったと思われます。
それで、2億円で経済効果、消費税増税に伴う地元の経済の活性化で2億円ぐらいで足り
るのかという御質問でございますけれど、それは非常に難しいかと思われますので、今後、
プレミアム付商品券発行については、会議所、両商工会と発行委員会なるものを組織してお
りますので、その組織と十分に協議しながら今後の対応について検討してまいりたいと、こ
のように考えております。
以上です。
○委員長(矢野幸正) よろしいですか。
清家委員。
○委員(清家儀太郎) 一言ちょっと。
先ほど課長が、去年の県の予算が大体1億円ぐらいだということがあったんですけど、こ
としは県も消費税があるということでこうなっているんです。商工会などのプレミアム商品
券の発行支援ということで2億540万円、それから消費税に伴う景気の腰折れを防ぎ、地域
の経済循環を生み出すための商工会によるプレミアム商品券発行を支援するというて、発行
総額は44億円と、こういうぐあいに県の予算ではなっていますから、必ずそれなりの県も変
更があると思いますので、自信を持ってひとつ佐伯の消費税に対する立場を明確にして、そ
れなりの活性化を今後も考えていっていただきたいと思います。そこらはどうでしょうか。
○委員長(矢野幸正) 山中商工振興課長。
○商工振興課長(山中英司) ありがとうございます。総額がそのように上がったということ、
県のほうの趣旨も十分わかります。補正をして対応するという方向になるように努力したい
と思います。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
兒玉委員。
- 121 -
○委員(兒玉輝彦)
関連でちょっと一言聞きたいんですけど、これ、本当、大変地域の活性化
になっていると思うんですけど、やはり今、昨年、また一年、一年に対して加盟店が撤退し
ているような状況と今なっている、ちょっと一言聞いたんですけど、その点に対して、やは
りいいことだから加盟店がふえるというのが本当は実際じゃないかと思うんですけど、加盟
店が減るということ、特にどういった意味があって減るんですか。それを一言。
そして、また手続、現金にかえる手続がちょっとかかって、そしてまた手数料も引かれる
といったような現状ですので、そういったことで加盟店が撤退するということも聞いたんで
すけど、そこのところをどういうふうに思っていますか。
○委員長(矢野幸正) 山中商工振興課長。
○商工振興課長(山中英司) 委員がおっしゃるように、そういったこと、手続等はそのように
なっているというふうに聞いております。手数料も今年度に関しては少し昨年度よりは下げ
たということを聞いておりますけれども、私たちが聞いているのは、順調にふえているとい
うふうに今聞いてはおるんですけども、減っているような実情があるとすれば、やはり商店
に集中するところとちょっと余り効果がないというところがあるのかもしれません。それに
よって、引きかえの手数料も取られますので、それでやめるというところもあるのかもしれ
ません。
○委員長(矢野幸正) よろしいですか。
兒玉委員。
○委員(兒玉輝彦)
実際に大型店が撤退していると言っているんですけど、やはりA券とB券
というのが、これがあってからそういう意味があるんです。だから、もう一体に一緒にして
から、どこでも使えるというような状況にしたほうがいいんじゃないかと思いますけど、そ
このところはどうですか。
○委員長(矢野幸正) 山中商工振興課長。
○商工振興課長(山中英司) A券・B券を分けましたというのは、そういったことでなるべく
地元の小売店、そういったところの活性化のためにあえてA券・B券と分けて、そのA券の
割合をふやしているというような状況でございます。
確かに、大型店、特にB券しか使えないところを、そういったところにつきましては、発
行委員会に対して非常に苦情があるということも伺っております。ただ、商工振興課としま
しては、やはり地元商店、小売店に活性化を重点に置きたいということであえてA券・B券
と。
県のほうの趣旨も、補助金の趣旨もそうなっておりますが、それについては、恐らく26年
度の趣旨も県のほうもやはりA券・B券というのが基本的な考えだと思いますので、そうい
う御意見も十分、あと割合をどうするかということもやっぱりありますので、7対3をもう
少しどうにかするかということもあろうかと思いますが、基本的には、市のほうは、中小の
地元の小売店をなるべく活性化させたいという意図でやっていきたいと思っております。
○委員長(矢野幸正) 委員の皆様にお願いします。この件につきましては、先ほど部長のほう
が整理し、答弁されましたので、次の審査に移りたいと思いますが、いかがでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) ありがとうございました。
髙司委員。
- 122 -
○委員(髙司政文)
10番、11番の絡みで、商工中金の貸し付け、いわゆる中小企業への貸し付
けの問題なんですけど、昨年の3月に金融円滑化法が打ち切られて、今年度、影響を受けて
いると思いますし、それからセーフティーネットの5号保証がリーマン・ショック前に戻る
ということで、これもこれから影響を受けると思うんですけどね。市内の中小業者の関係で
資金繰りの悪化とか貸し渋りとか、その辺の実態というのは状況になっていますか。つかま
れていますか。
○委員長(矢野幸正) 山中商工振興課長。
○商工振興課長(山中英司) 貸し渋りの実態というのは、済みません、ちょっと手元で把握は
しておりません。
○委員長(矢野幸正) 髙司委員。
○委員(髙司政文)
例えば、全国で見ると、信用金庫も含めて貸し出しの金額が4兆円減って
いるんですよね、金融円滑化法が打ち切られる前と後では。だから、かなり貸し渋りが出て
いると思われますので、一度やはりそういう商工会議所を通じて、どういう形で掌握するか
わかりませんけど、ぜひつかんでいただいて、それに対して市がどこまでできるか、予算を
ふやすとか、金融庁に頼むだとか、何か対策を考えられないか、それだけちょっと聞きたい
んですけど。
○委員長(矢野幸正) 山中商工振興課長。
○商工振興課長(山中英司) 手元にちょっと資料がございまして、まず商工中金につきまして
は、平成25年度の末で、年末の貸し付けの残高ですが、30億3,300万円です、佐伯市だけで。
それと、市内の6行の残高でございますけれども、平成25年度末で2億9,072万9,000円とい
う残高になっています。平成24年度に比べましても極端には落ちていない状態でございます。
○委員長(矢野幸正) 髙司委員、よろしいですか。ほかにありませんか。
河野委員。
○委員(河野豊)
先ほど、海王丸の件を聞いたけど、これはわかりました。たしか10月ごろや
ったですね。
実は、きのう、私ちょっと中座したから回答を聞いていないんだけど、副市長、聞いてお
るかな。先日、県政報告会があったですよね、知事の。そのときに、この3月28日に14メー
トルバースの要するに記念式典をやると聞いたんですよね。確認したら、市長は聞いていな
いんですよ。そして、実は、4月5日の日に商工会議所がそういったイベントをやるという
ことで企画したけど、ぽしゃったというふうに聞いておるんだけど、14メートルバースの、
我々として、佐伯市としては待ちに待った14メートルバースの供用開始ですよ。これについ
て何か、事業は県だから、県が何らかの形で市にそういった式典をやるとかというのは聞い
ていないんですか。どうなんですか。
○委員長(矢野幸正) 児玉企画商工観光部次長兼観光課長。
○企画商工観光部次長兼観光課長(児玉修一) 観光課長の児玉といいます。よろしくお願いし
ます。
14メートルバースの完成につきましては、竣工式をやるかやらないかというところも国と
県と市と議論したところでございます。しかしながら、竣工式についてはもう差し控えて、
あと呼び込みとしてどういう格好に持っていくかということで、商工会議所のほうとか自衛
隊の協力会、皆さんで力を合わせながら、春まつりの日程に、4月の5、6日に、女島埠頭
- 123 -
にイージス艦と潜水艦を呼んで一般見学会も開催しようというところで、女島埠頭の活用に
ついては、スタートについては、4月の5日、6日に自衛隊のイージス艦と潜水艦を呼ぶと
いうことで、竣工につきましては、春まつりの会場で御披露させていただいて、式典自体は
ないんですけれど、4月から女島埠頭は完成しましたよということで、御紹介とかを踏まえ
ながら、そこでPRしていきたいという予定でございます。
○委員長(矢野幸正) 河野委員。
○委員(河野豊)
その事情はわかりました。ただ、県政報告会の場で、市長の挨拶の中で市長
が言うたんですよ。これ、私だけかなと思ってほかの人にも確認したら、確かに3月28日に
そういった式典をやるというようなことを言ったので、そういったことを当然、我々も、な
るほどやるんだろうという意味で聞いたんですよ。ただ、少なくとも何らかの行政あるいは
県のほうからのそういった招待とか、こういうことをやりますのでというような通知がある
んだろうと思ったけども、それはないというのは今納得したけど、そこら辺はちゃんと商工
会議所あたりも訂正しておかんと、これは、今言うから、私が言うて公表したけど、単なる
言い間違いかもしれんし、ただ、やっぱりこういう14メートルバースがやっとできて、いろ
んな紆余曲折があってやっとできて開港、供用開始するといったときには、やはり国・県の
事業であったけども、佐伯市としてはやっぱり春まつりに便乗というのはちょっと残念かな
という思いがあるので。
なおかつ、海王丸が、10月やったね、たしか来るのが。
(「10月末」と呼ぶ者あり)
○委員(河野豊)
こういうのをやっぱりセッティングするとか、もう少し考えようがあるんか
なと思ったけど。そこら辺、ちょっと確認。さっきの28日の件は確認してください。それ以
外はいいです。
○委員長(矢野幸正) よろしいですか。ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、190、191ページ、御質疑ありませんか。
○委員長(矢野幸正) 矢野委員。
○委員(矢野精幸)
21番の商工業振興事業の中で、第10回の全国若手ものづくりシンポジウム
開催事業とありますが、これ、新規の事業になるんですが、これについてちょっとお伺いし
たいのと、この中に、さいき立志塾という言葉がありますけど、この組織といいますかグル
ープは、どういう、私もちょっと勉強不足で知らなかったんですが、これについてちょっと
お聞きしたいと思うんですが。
○委員長(矢野幸正) 川野商工振興課商工係長。
○商工振興課商工係長(川野義和)
まず、さいき立志塾の関係ですけれども、平成23年度、平
成24年度と第1期生を募集し、平成25、平成26年度で現在第2期生が進んでおります。市内
の若手経営者であり若手後継者で協力団体、そういったところの若手の人材を20名ほど集め
まして、年間12回から13回にわたった勉強会を行っております。中でも県外とのこういった
若手の同じ塾を経営している地域が全国に30地域ほどありますので、そういった方々との交
流も行っております。
その中で、第10回全国若手ものづくりシンポジウムですけれども、平成26年度、佐伯市に
全国から約250から300名を目指して集めようということで立志塾の皆さんが今取り組んでお
- 124 -
るところでございます。11月の21日から3日間にわたって佐伯に滞在していただきながら、
交流を深めながら佐伯にお金を落としていただくと、そういった形での取り組みを考えてい
るところです。よろしくお願いいたします。
○委員長(矢野幸正) 矢野委員、よろしいですか。ほかにありませんか。
後藤委員。
○委員(後藤幸吉)
先ほど河野委員が言いよったやつは、5日の夜には何か向こうでやるよう
な招待状は来ております。
それと、ここで私が聞きたいのは、22番、これ、都市計画の審議会で南インターの近くに
新しい青果市場をつくろうという計画のようにあるんですが、3つの今ある青果会社が市の
土地を借りて、地上の建物はその会社がつくるという理解でいいのか。
それと、この3,700万円が、あくまでこれは財産購入の予算でしょうが、坪数はどのぐら
いに考えているのかと。
それと、この委託料、土地を購入するのにそんな委託料というのが要るのじゃろうかと思
って。この委託料は何に使うものでしょうか。
○委員長(矢野幸正) 山中商工振興課長。
○商工振興課長(山中英司) 委員がおっしゃるように、今回のこの予算につきましては、佐伯
堅田インターの近くに、防災公園の一角に市内の3青果市場の統合の用地として確保しまし
て、それを基本的には、今の話し合いの中ではその3市場のほうが団体をつくりまして、補
助を受けて建設するという方向になりつつはあります。
あと、坪数だったですかね。この中の土地家屋の購入費、用地の取得費、それを約3,700
万円ほど見込んでおります。これは、面積は全部で19筆あります。この単価につきましては、
これは既にあちらのほうで単価を、今、埋め立てをもう既にしておりますので、都市計画の
ほうで決まっている単価がもうございまして、その単価で算定しているところでございます。
面積は、1万1,200平方メートルでございます。
それと、委託料につきましては、登記とか分筆に関する委託料という形になっております。
○委員長(矢野幸正) 後藤委員、よろしいですか。ほかにありませんか。
清家委員。
○委員(清家好文)
今の22番、これに関連してなんですけれど、これ、ページとしては217ペ
ージなんですけれど、いわゆる今いる総合防災避難広場の土地とは関係ないんですか。ここ、
別個にやるんですかね。補助金の関係で別個に取得するということなんですかね。この説明
書では、一部を利用してと、防災公園の。それがあるんであれば、防災公園の全体の中を、
一部を借りるという方式やなくて、あくまでも取得するというのは、これは補助金の問題か
な。その辺をちょっと説明。
○委員長(矢野幸正) 山中商工振興課長。
○商工振興課長(山中英司) 今回の市場の用地につきましては、防災公園のものとはまた別で
ございます。今回の都市計画審議会にかけまして、その部分を外した形で防災公園の面積を
決めました。
あと、済みません、もう一点は何だったですかね。
○委員(清家好文)
結局、だから防災公園で全体土地を取得するやないですか。その一部をや
るということは、この補助金の関係でわざわざ分離しているんですかと言いよるんですわ。
- 125 -
○委員長(矢野幸正) 山中商工振興課長。
○商工振興課長(山中英司) 当初の都市計画のほうの計画では、今回の用地も含んで全部、全
て防災公園という形にしていたんですけれども、一度、防災公園のほうに指定しますと、今
後、例えば、今回みたいな市場の用地を新たにまたつくるという形が簡単にはできないとい
う状況でございます。
それで、今回、市場につきましては、青果市場の統合ということもあるんですが、防災的
な意味合いもあります。やはりインターを使って、そこを集配の基地にするとか、その近く
に給食センターもできますので、そちらとの連携で加工とか、そういう調理もできるという
形で、防災の基地としての役割も将来的には果たすという形で考えておりますので、防災公
園とはまた別のことでございます。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
○委員(清家好文)
だから、あなたは今、防災とは関係ありますとまた言っているけれど、防
災公園の一部として使うことはまずいことがあるわけなんでしょう。そこを言っているわけ
なんですよ。1つのもので、防災公園の大きな中で一部分を青果市場にするというんで、こ
れを、枠組みができるんであれば、補助金の関係とかいろいろな関係、都市計画とかいろい
ろあるので、それ、できないから今回分離してやります、ただ、市場としてはそういう機能
的には防災の機能も兼ねますよということなんやね。
(「そうです」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) よろしいですか。ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、192、193ページ、御質疑ありませんか。
芦刈委員。
○委員(芦刈紀生)
193ページの区分4、観光推進事業の中の負担金、多分この中に春まつり
の補助金がここから出ておると思うんですが、今、市の職員を含め、商工会議所等が一生懸
命、竹灯あたりを準備していただいております。本当に御苦労であります。
昨年は、いわゆる風の被害で大変出店業者が被害を受けまして、出店料は2日目は戻すと
いうことだったんですが、さらにことしになって出店業者の小間料が、昨年の言葉でだった
と思うんですけど、倍返しになって、倍にふえたというような、ことしの言葉じゃないんで
すけど、ことし、倍になったということでございまして、非常に出店業者の方が困っており
ます。5,000円が1万円になったと。売り上げがそんなに上がるかどうかわかりませんけど
も。地域で一生懸命そういうことをしている人たちが春まつりを目指して本当に頑張ってや
ってきている中で、出店料を倍にするということはいかがなものかと思うんですが、それは
倍にしない、もとに戻したんですよね。倍にしたんでしょうか。その辺をお聞きしたいと思
います。
○委員長(矢野幸正) 児玉企画商工観光部次長兼観光課長。
○企画商工観光部次長兼観光課長(児玉修一) 観光課の児玉です。
春まつりの出店料につきまして、昨年は、初日がちょっと雨、2日目は、天気は回復する
だろうが、若干風は強いという天気予報でございましたけれど、2日目に本当に竜巻のよう
な突風でテントが吹き上げられ、まさに危ない状況で、ただ見ているしかないような状況で
ございました。その中で、皆さん方、当日準備していた部分もございますし、出店料につい
- 126 -
てはせめてものお見舞い程度にということで、出店料についてはお返しさせてもらいました。
そういった中で、ことしの春まつりについて、実施協議会、実行委員会等も開催してきま
した。その中で、昨年、あそこまで行っていたので、全部お金は使っていたような状況です。
ただ、そこ、出店料をお返しする予算がなくて、議会のほうにも補正させてもらって、70万
円近くの補正をさせてもらって、あと本来なら100万円ちょっとほど皆さんにお返しするお
金が必要でしたけれど、自主財源、繰越財源がございましたので、繰り越しを持ちながら補
正をするというのはいかがなものかということで、繰越金、自己資金も全部使いまして皆さ
んにお返ししたというのが現状です。
ことしの春まつりについて、どうするかというところでございますが、規模、内容を縮小
してやることも可能ではありますが、春の佐伯の一大イベントであります春まつりでござい
ますので、例年並み、もしくはそれ以上の中身でやりたいなというところでございます。
その中で、自己資金、繰越資金はゼロ、それとテントのほうを業者にお願いしていたんで
すけれど、業者も非常に協力的で、かねてより随分安くしていただいていたんですけれど、
通常どおりの請求というんですか、競争入札する、その価格に見合う程度の部分について請
求したいということで、その分も上がりました。そこで、出店者の皆さん方にお願いするし
かないなというところで、半小間で1万2,000円のところを2万円に上げさせてもらいたい
ということで、皆さんにそれで出店希望を募りました。
出店者会議というのをこの前やりました。確かに芦刈委員がおっしゃるように、去年返し
てもらったけど、じゃあまた倍取るのというふうな意見もございました。しかしながら、や
っぱり地域の一大イベントをみんなで盛り上げようという気持ちの方も多くて、皆さん方、
若干不満もあったかもしれませんけど、出店者の総意として御理解いただいたというふうに
考えております。
以上です。
○委員長(矢野幸正) 芦刈委員。
○委員(芦刈紀生)
若干不満があったどころじゃなくて、もう不満ブーブーで、上から言われ
りゃしょうがないと。どうせ、そんなら出らんでもいいというような、そんな払うなら出ら
んでもいいというような考えを何か、そういうふうに思っている方が大変おります。実行委
員会が、手持ちのお金がないから倍に取るというのはいかがなものかと思うんですが、その
分ぐらい、財政課長、出してあげられないんですか。
○委員長(矢野幸正) 児玉企画商工観光部次長兼観光課長。
○企画商工観光部次長兼観光課長(児玉修一) 菊姫行列でございます。菊姫行列につきまして
は、現在の春まつりは、春まつりと竹灯と菊姫ということで一生懸命頑張ってくれておりま
す。確かに非常に自己資金もないで非常に頑張ってきてくれているので、ことし、従来10万
円補助を出していたんですけど、ちょっと3万円上げさせてもらいました。済みません、御
理解をお願いします。
○委員長(矢野幸正) よろしいですか。ほかにありませんか。
三浦委員。
○委員(三浦渉) 24番、三浦でございます。
関連で質問させていただきますが、今まで以上に春まつりを盛り上げて、人がたくさん来
て、それが成功すれば、テントに入っておる方は物が売れなくてもいいという考えですか。
- 127 -
じゃあ、2万円のテントの使用料ですか、こういったものが高いと思っていないんですか。
当たり前と思っておるんですか。そういうところはどういうふうに判断したんですか。そこ
らをちょっと。
○委員長(矢野幸正) 児玉企画商工観光部次長兼観光課長。
○企画商工観光部次長兼観光課長(児玉修一) ブース料の高い、安いの判断というのは、私ど
もも実際商売しているわけではございませんが、ちょっと判断しにくいところではございま
すが、春まつりの出店者から毎年終わった後の集計もいただいております。その分を集計し
て、平均的な1ブース当たりの売上高を見ました結果、2万円に上げさせてもらっても可能
かなというところで、出店者のほうにはそういう状況で出店希望を募ったところでございま
す。決して出れない方を拒否するというようなことは考えておりません。
○委員長(矢野幸正) 三浦委員。
○委員(三浦渉)
再度お尋ねしますが、もう一度お尋ねしますね。盛り上げて春まつりが成功
すれば、またテントに入っておる方々が後でつけ出したときに若干もうけておるからもらっ
てもいいんじゃないかということ、それは違うんじゃないの。もうかってください、盛り上
げてくださいという趣旨じゃないの。もうかっておるようにあるから、決算の結果、それを
もらっても余裕金があるようにあるからというような説明じゃなかったの、今。もうかって
ください、お餅を持ってきてもうかってください、雪ん子寿しを持ってきてもうかってくだ
さい、祭りを盛り上げましょうという趣旨じゃないの。昨年の繰越金がないからといって、
朝3時から4時から起きてつくったものを、そこで2万円も取られて。
じゃあ、こういう提案はどう。テントを持っておる方は持ってきてくださいと。場所代だ
けなら3,000円でいいよとかということは考えないの。やはり大分に払う、これはリース屋
に払う金じゃないんですか。誰が取る金じゃないじゃないですか。じゃあ、持っておる方は
持ってきて立ててくださいと、そういうことでもいいんじゃないの。そういうことは考えな
い。一律にやはりそろったテントでないと祭りはできないという考え。もう一回答弁して。
○委員長(矢野幸正) 児玉企画商工観光部次長兼観光課長。
○企画商工観光部次長兼観光課長(児玉修一) 三浦委員がおっしゃるとおり、私たちの目的自
体が、春まつりの目的自体、みんなで盛り上がりましょう、みんなでもうかってくださいよ
というところは、私も三浦委員も同じ気持ちだと思っております。ただ、予算的に非常に不
足している部分がありまして、そこをどうするかというところでございます。
そこで、テントを各自で持ってくるということも考えました。テント代が浮くんではない
かという考えもございました。しかしながら、全部で63店舗、ことしも出るようになってい
ます。そこを全部、整列させての会場設営、ステージ等の設営等につきましては、やっぱり
業者のほうにお願いするほうがいいんじゃないかという私どもの考えで、ことしも業者のほ
うに委託しようと思っております。
○委員長(矢野幸正) 三浦委員。
○委員(三浦渉)
もうことしは、あす、あさってに控えてあれだけど、来年からは考えてくだ
さい。昨年の12月議会で、補正でいただいた18張り、県と市と補助金をいただいて、そんな
テントなんかも持ってくればあるわけですから、50張りの中の18張りはそれを使おうという
ような、県はどこでもイベントに持っていって使ってくださいよという予算で補助金をいた
だいて、皆さん、テントを買っておるわけですから、そういうことを来年から考えてくださ
- 128 -
い。いいですか。
以上。
○委員長(矢野幸正) 児玉企画商工観光部次長兼観光課長。
○企画商工観光部次長兼観光課長(児玉修一) しっかり受けとめて考えていきたいと思います。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
清田委員。
○委員(清田哲也)
同じく観光推進事業ですけど、この6,144万9,000円のうちに、いわゆる例
えば福岡であるとか、旅行雑誌の掲載であるとか、いわゆる佐伯の観光情報、いわゆるPR
するための経費というのはいかほど予算を組まれていますか。
○委員長(矢野幸正) 児玉企画商工観光部次長兼観光課長。
○企画商工観光部次長兼観光課長(児玉修一) 4番の本庁観光推進事業でよろしいですね。
○委員(清田哲也) ここじゃなければここじゃないと言ってもらえますか。
○企画商工観光部次長兼観光課長(児玉修一) 一応、ここの部分に限定というわけではないん
ですけれど、今一番大事なのは情報発信だろうと思いますし、高速道路もどんどんつながっ
ていますし、PRにどんどん努めていきたいと思っております。
その中で、特に本庁観光推進事業につきましては、おんせん県おおいたで大分県と一緒に
なった取り組みを今、大阪のほうに行っております。その部分と、当然、今、グリーンツー
リズムも非常にニーズが高まってきているので、修学旅行の誘致の説明会等にも行くように
しておりますし、あと当然、由布市との交流も行っておりますし、ことしの春まつり、4月
の5日、6日にあるんですけど、そのときには由布市、宿毛市さんのほうにも来ていただい
たり、特に平成27年度は、JR、電車が結集してデスティネーションキャンペーンというの
もございます。そこにも佐伯市にいかに呼ぶかという取り組みもしていきたいし、その予算
を本庁観光推進事業費として組んでおりますし、ピチピチという観光パンフがございます。
その分の増刷やイベントカレンダー、旬食旬感カレンダーというのも印刷しておりますし、
あとメディアをいかに使うかというところもございます。あと、当然、フェイスブック、イ
ンターネット等でもどんどん発信していくような観光PRを考えております。事業費的には、
ちょっと積み上げていかないとわかりませんけど、そういう数字を上げているところです。
○委員長(矢野幸正) 清田委員。
○委員(清田哲也)
ちょっと数字はわからないということで結構ですけど、ちょっと立て続け
に御意見をいただいて、福岡で、佐伯へ単身赴任で来ていて福岡にたまに帰るという、そう
いう方のパターンが多いですけど、やっぱり気になって見るらしいんですよね。非常に露出
が少ないように感じますと。あと、おんせん県おおいたですね。大分県、うまいことつくっ
たなと思っているんですけど、要は、ちょっとそういう情報発信の部分で若干ちょっと弱い
ように感じておりますので、お金もかかりましょうが、思い切ったところでやっていただき
たいという、そういう要望で結構です。
以上です。
○委員長(矢野幸正) 矢野委員。
○委員(矢野精幸)
4番の観光推進事業の中の約6,100万円ほどの予算があるんですけど、全
国山頭火フォーラムの補助金があると思うんですが、これがこの中の予算に組んでおると思
うんですが、私、先日の代表質問の中でも、やはり全国に発信できるようなイベントとかお
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祭りをどうかという話を提案したんですが、そのときに、執行部の答弁の中に、全国山頭火
フォーラムをするという答弁がありました。そのときにちょっと聞けばよかったんですが、
ちょっと時間の関係で聞けなかったんですが、このイベント、これは、何か佐伯でするのか
なという私は印象を受けたのですが、その辺についてちょっと詳しくお聞きしたいと思うん
ですが。
○委員長(矢野幸正) 児玉企画商工観光部次長兼観光課長。
○企画商工観光部次長兼観光課長(児玉修一) 全国山頭火フォーラムでございますけど、山頭
火自身の出身が山口県の防府でございます。全国山頭火フォーラムを山頭火ゆかりの地、防
府でやって、次の年はゆかりの地、また防府でやってと、こういうような感じで、もう二十
四、五回やっているような全国山頭火フォーラムです。平成25年度は宮崎県の五ヶ瀬町であ
りました。以前から山頭火フォーラムを佐伯でやってもらえないだろうかという、山頭火に
造詣の深い方には打診はあったんですけれど、なかなか山頭火フォーラムを佐伯で受け入れ
るというところまで行っておりませんでした。
しかしながら、今回、県の南部振興局のほうから総合補助金も使っていいよというところ
もございますし、総合事業費で、当初予算で428万円要求しております。2分の1が県費補
助というところでございます。それを今、大会役員とか実行委員会等を立ち上げまして、設
立準備委員会もやりまして、とにかく日程を押さえたいということで、仮押さえではござい
ますが、11月の15日、16日に佐伯市のほうで全国山頭火フォーラムin佐伯というのを開催
するように計画しております。
山頭火自身が佐伯のことを詠んだ句はないんですけど、佐伯出身の工藤好美さん兄弟と非
常に友好があって、佐伯にも千代さんが亡くなられたときにお参りに来たとかという、そん
な話もございますので、ぜひ佐伯でやりたいというところで、ことし、平成26年度取り組ん
でいきたいと思います。
○委員長(矢野幸正) 井上委員。
○委員(井上清三) 23番、井上でございます。
企業誘致の部分で、若干、代表質問を行いましたが、何か答弁がふん詰まりのようにあり
ますので、少し確認したいと思いますが、まず企業誘致事業に647万8,000円計上されており
ますが、この中で委託料あるいは使用料及び賃借料、それから負担金補助及び交付金、この
3点について説明をお伺いしたいと思います。
○委員長(矢野幸正) 山中商工振興課長。
○商工振興課長(山中英司) まず、委託料でございますが、これは、企業立地のアンケートを、
今までなかったんですけども、今までは企業誘致のほう、企業訪問のほうを特に県の東京事
務所とか大阪事務所のつてとかネットとかそういうのを調べまして行っていたわけなんです
けども、今回、日本立地センターというのがございまして、そちらのほうにアンケート調査
を委託しようということになりました。それによって、佐伯市のほうがアピールする点とか、
どういった条件なら来てくれるとか、その条件とか、そういったものをうちのほうの希望す
る項目を上げてアンケートをしていただけるという形で、そのアンケート調査をするための
予算がほとんどでございます。
それと、使用料及び賃借料でございますが、これは、企業訪問の際のタクシー代とか、空
港とかの駐車場代とか、そういったものでございます。それと、企業展の会場の使用料とか、
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そういう形になっています。
それと、負担金及び交付金でございますか。これは、先ほど申しました団体、日本立地セ
ンターの会員になっておりますので、会員費とあと各種研修会の参加費の負担金という形に
なっております。
以上でございます。
○委員長(矢野幸正) 井上委員。
○委員(井上清三)
今回は少し変わった取り組みの中で、いわゆるアンケート等を実施したい
というふうな答弁のようでございますが、そういった部分を踏まえまして、いつも清家委員
が申しておりますが、この予算で十分なのか、きちっとそういったいわゆる対応ができるの
かどうか、ちょっと確認をしたいと思いますが。
○委員長(矢野幸正) 山中商工振興課長。
○商工振興課長(山中英司) うちのほうは、与えられた予算で精いっぱい、職員が頑張ってや
っております。企業訪問の数も年間にすれば200件近く伺っておりますし、県の東京事務所、
大阪事務所とは逐次連絡をとりながら努力しているところでございます。
○委員長(矢野幸正) 井上委員。
○委員(井上清三)
先ほど佐藤委員も若干触れましたが、先般のいわゆる知事の県政報告の中
でも、いわゆる212社、大分県全体で誘致が今年度はあったというふうな話も聞いておりま
すし、佐伯市としてもこういった部分を考慮しながら企業誘致に取り組むべきというふうな
お話もいただきました。この予算議案の説明書の中に、いわゆる積極的な誘致活動を展開す
る、そういった必要性があるということを書いておりますが、積極的な誘致活動とはどうい
うふうな部分なのか、お聞きしたい。
○委員長(矢野幸正) 山中商工振興課長。
○商工振興課長(山中英司) うちのほうの企業誘致係全員、私、部長も含めて市長、副市長、
それぞれ上京の折とかにはそれぞれの企業のほうに訪問していただいておりますし、新たな
企業の誘致につきましては、東京事務所、大阪事務所のつてを通じて積極的に上京、情報発
信して、アプローチをしているところでございます。
○委員長(矢野幸正) 井上委員。
○委員(井上清三)
トップセールスでやるということも非常に効果があっていいと思いますけ
ど、問題は、その地盤づくり、きちっとした情報を確立しながら、可能性があるというふう
な部分を見たときにトップの、あるいは副市長のお出ましというふうな形になるわけですが、
日本中ある企業、一個一個回ってお願いするとか、あるいは県事務所、東京事務所の情報を
いただいてそういった企業にアタックするということではなかなか企業誘致というのは難し
いと思うんですが、そういったいわゆる基盤づくりということをきちっとやらなけりゃ、こ
れ、何回やっても実際にうまくいかない。昨年度を含めて、今年度もありますが、実績があ
ったというふうな報告もいただいておりますが、厳しいようでありますが、こちらからアプ
ローチして来た企業というよりも、企業のほうからこっちでやりたいんだとか空き家を活用
したいんだというふうな形で来られたんじゃなかろうかと思いますけど、その辺の捉え方と
いうのはどういうふうに感じていますか。
○委員長(矢野幸正) 山中商工振興課長。
○商工振興課長(山中英司) 特に今年度に来られた、立地された企業というのは、うちのほう
- 131 -
からアプローチした企業というのもありますけれども、ほとんどが向こうのほうから市のほ
うに興味を持たれてということで、その後のフォローにつきましては、十分私たちも努力し
たとは思いますけれども、きっかけはそういったケースが多かったというのは事実でござい
ます。
○委員長(矢野幸正) 井上委員。
○委員(井上清三)
くどくど言ってもなかなか難しいと思いますが、そういった情報収集とか、
あるいはPR活動、こういった部分になぜ民間のいわゆる活力というんですか、地域の力、
そういうことを活用しないのか。行政だけで、あるいは担当部局だけで何ぼ行っても、もう
ほとんど幅が知れておると思います。そういった中で、やはりそういった情報収集するネッ
トワーク、そういうのをきちんとつくりながら、県の東京事務所、あるいは県の大阪事務所、
そういった部分をうまく活用しながら、そして市長のトップセールスをやっていただくとい
うふうな方向づけが非常に大事かなと思うわけですが、こういったいわゆる情報収集、PR
活動について、最後になりますが、部長を含めて、あるいは副市長を含めて考えをちょっと
お聞きしたいと思いますが。
○委員長(矢野幸正) 飛髙企画商工観光部長、まとめて。
○企画商工観光部長(飛髙勝則) 企画商工観光部長飛髙でございます。
情報収集というところの御質問と思われますけれど、相対的なお答えになろうかと思われ
ますけれど、お許しのほどお願いいたします。
佐伯市の現状を見てみますと、少子・高齢化、地域経済の停滞、税収の確保、雇用問題等
いろんな問題がありますけれど、多くの課題を抱えております。このような諸課題の一番の
特効薬は企業誘致の実現であろうかと理解しております。
本市の地理的背景などからして、企業誘致の実現を図るためには、一くくりで言うならば、
土・人・花が重要であろうかと思われます。土は広大な工場用地の確保、人は優秀な人材の
雇用確保や創出、例えば、専門学校とか大学の誘致等で人材の養成と確保を図りたい、図る
べきであろうかと思いますし、また先ほど来、井上委員がおっしゃっていますように、大分
県の東京並びに大阪事務所へ職員派遣を行い、誘致係の充実も必要と考えております。最後
に、花といたしましては、全てにおいて企業関係者を初め、市内を訪れたお客様に対して、
我が社が佐伯市に進出したいと、また訪れてみたいというような市全体の機運の醸成も必要
かと思われます。
そういったことを観点に私も次につなげていきたいとは考えておりますけれど、実際に今、
東京・大阪事務所の訪問はもとより、日本立地センター等を足しげく通って情報収集に努め
ておりますので、そこのところは御理解していただきたいと思いますし、なおかつ民間活力
ということでございますけれど、佐伯港湾14メートルバースが間もなく竣工いたします。そ
こで、昨年よりも民間の方々と小委員会を立ち上げてポートセールスにも取り組んでおると
いうような状況でございますので、御理解のほどお願いいたします。
ここでお願いがございますけれど、議員さんもよく県外に行かれると思われます。自治体
の訪問等はありますけれど、県外に行った際には佐伯市をPRしていただいて、またなおか
つ感触のいい企業がありましたら、ぜひとも御紹介していただきたいと思います。
以上です。
○委員長(矢野幸正) 井上委員。
- 132 -
○委員(井上清三)
議員、議会のほうにも要望があったと思いますが、そういったいわゆる活
用、あるいは議員とのマッチング、そういった部分も十分活用し、あるいはそういった担当
部局のほうから情報収集として、議員さん何かいい方法はありませんかと、こういった部分、
話ができる部分も持たなきゃいけないなというふうには私たちも感じております。
こういった分を含めますと、清家委員がもう4年も私たちが入る前からずっといわゆる企
業誘致のやり方について話をされておりますが、なかなか方向性をきちっと出していない、
そういうふうに感じておるわけです。ですから、こういった、先ほど言いました14メートル
バースあるいは東九州道が全部つながりますので、そう、インフラでどこに負けるというこ
ともなくなる部分も出てくると思いますので、もう弁解とか言いわけとか、そういうことは
なくして前に進むというふうな方向性でやっていただくことを期待して、これを終わります。
○委員長(矢野幸正) 各委員さんにお諮りします。
この件につきましては、先ほど部長のほうから整理して答弁されました。日程の都合もあ
りますので、いいですか。
後藤委員。
○委員(後藤幸吉) さっきから手を挙げちょったからな。
清田委員への対応、答弁の中で、児玉課長が、何もする、かにもする、どれもする、そう
いうことを今までしておったらこういうことにはならんわけです。きのう、宿毛市のダルマ
というドラマがありましたけど、あなた、さっき宿毛市とのことも言いよった。それは、私
は、宿毛は何ぼか詳しいから、本当に佐伯市がちゃんと対応するかはチェックします。
それと、企業誘致のここのところでちょっと質問します。
私ども、去年、経済産業の委員会じゃったと思うんです、東京事務所に行きました、県の
東京事務所に。そのときに、こんぐらいの本があるんですが、佐伯市の工業団地として県に
登録されて、県が外部の会社に、企業に発信しておるのは、あそこの門前の工業団地と木
立・永野の工業団地の2つじゃったようにあります。ほて、豊後高田や横の市も工業団地を
しよる。昔、キャノンが日田に決まったときに、市長がせめて10万平米の工業用地は用意す
ると言いました。今度また高速道路の残土の関係で、永野の工業団地、広さは変わると思う
んですが、東京事務所に載っておるのはたしか4万6,000平米ぐらいで外部に発注、なって
おるんよ、外部に。
市民に対して、そしていまだに10万平米という話はそのままになっとる。そこのところは
どうなっておるの。佐伯市の工業団地がそのまま市民には10万平米の土地を用意すると言い
ながら、実際、東京事務所が扱いよるのは四万六、七千平米だったと思うんですよ。そこと、
それと門前のほうの経過、何ぼか動きよるようにあります。それをちょっと、企業の関係、
教えてください。
○委員長(矢野幸正) 山中商工振興課長。
○商工振興課長(山中英司) まず、永野のことでございますが、委員御承知のとおり、もとの
冷機工業の跡地の部分ですが、そこを今回の高速の残土で埋めるという形になりました。当
初の計画では、山側のほう、その残土をそちらのほうに送って10ヘクタールという計画にな
っていたという形でございます。今回、山側の切る分につきましては、また土が発生してど
こかに持ち出さないといけないということになりましたので、県の東京事務所の本に載って
いる分につきましては、旧冷機工業の跡地の部分だけというふうにとりあえず載っています。
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山側のほうは、面積は増減がある可能性はありますが、2期工事という形で将来的に考えて
いるというような状況でございます。
それと、門前につきましては、おっしゃるように、今、引き合いがございます。まだ具体
的に決定しているわけではございませんので、まだお披露目はできませんけれども、動きは
あることは申し上げておきます。
○委員長(矢野幸正) 後藤委員、よろしいですか。ほかにありませんか。
三浦委員。
○委員(三浦渉)
委員長にお願いがあります。予算特別委員会ですから、予算を聞いて、それ
からそれに関連したものがあれば聞くというようにせんと、時間が幾らあっても足りません
よ。お願いします。
○委員長(矢野幸正) はい、注意します。
髙司委員。
○委員(髙司政文)
その下の工業団地整備費53万7,000円ですけど、第1次佐伯市総合計画実
施計画をこの間もらいましたけど、これに見ると、来年度の事業費で3億100万9,000円の用
地購入を、事業費を予定していると書いてあるんですけど、予算では53万7,000円になって
いますが、どうしてこの予算が上がっていないのかということと、どこか用地取得の予定が
あるのか、お聞きします。
○委員長(矢野幸正) 菅商工振興課企業誘致係長。
○商工振興課企業誘致係長(菅隆久) 商工振興課、菅です。
ことしは、用地を買う予定はございません。総合計画では、永野工業用地、あれが当初、
開発公社が先行取得しておりますので、それの買い戻し時期が近づいているので、総合計画
に上がっております。
○委員長(矢野幸正) 髙司委員、よろしいですか。ほかにありませんか。
清家委員。
○委員(清家好文)
数字を言ってほしいということでございますので、今、企業誘致の数字は、
井上委員が647万8,000円、この誘致事業として上がったと。その前に、企業誘致対策事業費
として、前の191ページ、6,745万8,000円、これが上がっているんですけど、これは恐らく
補助金の問題であると思っています。それで、ここは、商工の4目、企業誘致対策費7,447
万3,000円ですね。それで、実質は、企業誘致は647万8,000円、款項目の5、観光費、これ、
合計が地方債と、先ほど私が言ったのは、企業誘致対策費は7,400万円云々と言ったんです
けれど、観光5目の観光費は幾らですかね。地方債と一般ですよ。県支出金とその他はなし
ですよ。これ、3億6,600万1,000円と。実質、これで行けば、誘致費が600万円だから100倍
の差があるわけですよ。100倍の金のかけようは。これ、ここの目だけですよ。これを8年
やってきているわけなんですよ。やっと金額として、誘致費としては600万円まで上がった
けれど、その前はとんでもない金額でまだまだ何十万円という単位やったんですけど。
それで、来年、恐らく高速道路が開通しますので、恐らく観光の結果が出ると思うんです
よ、私は。我々議員の少なくともおる時期に、この8年間やってきた観光、観光と一生懸命、
金を企業誘致の100倍金をかけてきたことが果たして結果として正しかったのかということ
を検証するということも考えないけないんじゃないですか。方向性、方向を検証して、これ
が正しかったらいいんですよ。観光で佐伯市が浮揚すれば結構でございます。逆に吸い上げ
- 134 -
られた場合、高速道路で吸い上げられた場合、ますます佐伯市はだめになるということにな
ったら、職員の若い組も大変ですよ、今から。まちも大変だから、これだけの観光のお金を
ただ単純に私は100倍と言ったけど、物すごくかけてきておるんですよ、今までに。これを
私は早い時期から企業誘致にかけたらどうですかと言ってきたんですよ。それから、もうぼ
ちぼち来年、高速道路が開通しますので、再来年ぐらいから検証していただきたいと思うん
ですけど、担当課はどう思いますか。
○委員長(矢野幸正) 児玉企画商工観光部次長兼観光課長。
○企画商工観光部次長兼観光課長(児玉修一) 清家委員がおっしゃるように、やっぱり観光は、
じゃあ何なのかとなったときに、内需拡大、外資獲得というところが非常に大事になってき
ます。実際にその数字的に観光白書的に試算というのをしたことは自分なりにはありますけ
れど、観光市場は今随分求められてきていますので、そこらはまた勉強をして、経済効果、
そういうところは勉強したいと思っております。当然、経済浮揚は目指していきたいのは第
一ではございます。
○委員長(矢野幸正) よろしいですか。ほかにありませんか。
江藤委員。
○委員(江藤茂)
数字を言えということなんですが、数字にはちょっと関係ありませんが、食
観光の推進を行っていて、ちょっと気になる予算の執行があるのかなと、予算についても。
と申しますのは、例えば、弥生の道の駅、つい先日、菜の花まつりを何か、やっていないん
ですかね。
(発言する者あり)
○委員(江藤茂)
ないんですね。昨年までやられていて、菜の花がないのにどこの菜の花があ
るのかというようなことを来ておられる方が言っていまして聞いたこともあるんですが、例
えば、臼坪の菖蒲園、これも国道脇に表札が2枚ほどまだ立っております。ほとんど実態は
ショウブがないというような事態になっておりますので、そういう部分で、やはり呼びかけ
をしたときにそのことに対して来た方が、実際と来たときに違うということになるとなかな
かリピーターがふえなくなりますので、予算の執行においてはちゃんと計画を目的に沿った
名前と事業というふうな形を執行していただきたいというふうに思っておりますので、もし
何かあれば。
○委員長(矢野幸正) 児玉企画商工観光部次長兼観光課長。
○企画商工観光部次長兼観光課長(児玉修一) 観光は、観光スポットも大事なんですけど、今、
食観光、花というのは非常に魅力があるし、結構訪れていただいております。ノジギクとか
アケボノツツジとかシバザクラとか、いろいろございます。確かに江藤委員がおっしゃるよ
うに、ちょっと菜の花が、ちょっと畑が疲れちゃってなかなか思うようにいっていないとい
うのが現状です。そこは、また私どものほうも、せっかく菜の花まつり、今度23日にありま
すけど、そこらまた現地も見せてもらいますし、地元の方も頑張っておりますので、そのネ
ーミングにマッチした努力を一緒にやりましょうということで頑張っていきたいと思います
し、菖蒲園につきましても、周遊として武家屋敷のほうから菖蒲園のほうを通って野岡緑道
に回るとか、そういう周遊のコースをどんどん発信しながらPRに努めていきたいと思いま
す。
○委員長(矢野幸正) よろしいですか。ほかにありませんか。
- 135 -
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、194、195ページ、御質疑ありませんか。
寺本委員。
○委員(寺本高明)
194ページですか、振興局ごとのイベントの予算が計上されていると思い
ます。この予算が昨年度、旧南郡の町村で年に1回ずつ開催されておったふるさとまつりと
か、そういう予算の部分だろうと私は思っているんですけども、その予算が昨年度、一律10
万円カットで、今年度は1割カットというような形で上げられておるようであります。
私の出身であります蒲江のマンボウフェスタの予算を見ますと170万円の予算が上がって
おるわけですけども、この予算は、私は、地域の人と人との触れ合い、それと地域の活性化
を図る上では非常に有効的な予算であるというように思っております。それが年々このよう
に削減されていく。どういうような根拠で削減しているのか、そこの付近の御説明をお願い
いたします。
○委員長(矢野幸正) 児玉企画商工観光部次長兼観光課長。
○企画商工観光部次長兼観光課長(児玉修一) 確かにおっしゃるとおり、1地域1イベントと
いうことで合併当初から取り組んできた事業が多くございまして、地域の活性化には大いに
寄与しているものと確信しております。
しかしながら、10年が経過する中で、自主財源の確保についてももう一度見直してもらえ
んだろうかなというところもございます。市も財政事情、本当に余裕のある財政事情ではご
ざいません。一緒になって自主財源の確保と市も全力は尽くして応援するんですけど、財政
事情的には非常に苦しいところもあるのでというところで、今年度10%カットというところ
で財政との話をしまして、みんなで協力して頑張っていきましょうというところで、ちょっ
と答弁が非常に苦しいんですけれど、そういう状況でございます。
○委員長(矢野幸正) 寺本委員。
○委員(寺本高明)
自主財源の確保というのが、この予算を振興局ごとに割り振ってイベント
を開催する実行委員会とかに交付するような形になると思うんですけども、佐伯市の春まつ
りもそうなんですけども、予算に苦慮していると。それ以上に、私は、振興局のほうが予算
はまだ苦慮している。繰越し予算もない、イベントに出店した方からの参加料は幾らかはも
らうと思うんですけども、今の時点でイベントの行事を組むのになかなか苦慮しているとい
うのが現状であります。
私は、このような予算を削るよりも、ほかに補助金でまだ削る部分もあるんじゃないかと
思うんですよ。そういう分を削ってでも、逆にこっちはふやしていただきたい。そのことに
よって私たちの佐伯市が潤うてくるというように私は思っておるんですけども、要するに26
年度はこういう形でもう予算を計上しておりますけども、27年度の考え方はどういうような
考え方をお持ちであるか、そこの付近、ちょっと説明をお願いします。
○委員長(矢野幸正) 児玉企画商工観光部次長兼観光課長。
○企画商工観光部次長兼観光課長(児玉修一) 私どもも観光的には地域の思いを財政のほうに
ぶつけていきたいという気持ちは強うございます。そこで、財政との協議になってくるとこ
ろではございますけど、財政と補助金についても、今、適正な補助なんかというところを、
また財政も今、見直しも入っていますし、私どもも検証しながら財政と協議して地域の思い
をぶつけていきたいと思っています。
- 136 -
○委員長(矢野幸正) 寺本委員。
○委員(寺本高明)
私ももうくどくは申しませんけれども、これだけ過疎が進む中で1年に1
回の行事ですから、市民が思い切り一日を有意義に過ごせるような形のイベントの組み方を
ぜひともお願いするだけの予算を27年度では交付するように考えていただきたいというよう
にお願いして、終わります。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
佐藤委員。
○委員(佐藤元)
195ページ、今、寺本委員も言いましたが、これ、差が多いんです。来年は、
本匠も弥生も直川も同じ金額で組んでいただきたい。なぜ、こういうふうな差が出るのか。
それと、区分の12、13、これ、委託料が出ていますが、これは全地域の観光情報発信をや
っていただいておるのか、それと観光デザインを統一化して全振興局の地域をやっておるの
か、お聞きします。なぜ、260万3,000円、260万3,000円と一緒なのか、こういう委託料が。
お聞きいたします。
○委員長(矢野幸正) 児玉企画商工観光部次長兼観光課長。
○企画商工観光部次長兼観光課長(児玉修一) 観光推進事業を上浦から蒲江のほうまで予算を
上げております。この分につきましては、かねてよりやっていたイベントは計上したいとい
うところと、若干ばらつきはございますけれど、1地域1事業、やっていた事業が予算的に
大きいところと100万円程度でやっていたというところがございますので、新たな事業を発
掘したというわけじゃなくて、ずっと行われてきた地域のイベントを計上しているというと
ころで差は出ているところでございます。
それと、区分の12、13、206万3,000円、この委託料が上がっておりますけれど、これは、
今、観光が求められているのがやっぱりどうしてもインターネット、フェイスブック、ソー
シャルメディア関係でございます。ウエブデザイナーを観光協会のほうに委託しまして、そ
の委託料をまず12番につきましては情報発信力強化事業で委託しているところでございます。
13番の観光デザイン統一化事業でございますが、この部分につきましては、グラフィックデ
ザイナー、グラフィック、ポスターとかを作成していくのに専門技術を取得している方にポ
スターとか、いろいろ発信していくパンフレット等を作成してもらうのに、これもグラフィ
ックデザイナーを1名、観光協会のほうに委託しているところです。
12番、13番につきましては、緊急雇用事業のほうでやっていたんですけども、緊急雇用は
終わりましたけれど、今求められているのがウエブとグラフィックということで、佐伯地域
のみ限定ではなくて、全地域を網羅して発信するような状況でございます。
○委員長(矢野幸正) 佐藤委員。
○委員(佐藤元)
金額が一緒だから、ひょっとしたら1人に二重払いしよるんかなと思ったと
ころであります。
それと、副市長、地域、地域に同じ金額をやって、前やっておるのが少ないからというん
じゃなくて、やはり祭りを盛り上げて、1つの祭りをやるんだから、あんたのところは90万
円だけど、300万円やるから、それだけのものをつくりなさいとか。やっぱりできると思う
んですよ。直川なんか、私、直川出身やけど、直川だって神楽はあるんですよ。やろうと思
えば何でもあるんですよ。ただ、予算がないからできないというだけで、だからそれをお願
いしたいと思いますし、ちょっと今、これ、言っておきますけど、弥生の菜の花まつり、こ
- 137 -
れは、弥生の青年部がやっていますから、間違いなしに菜の花が咲いたとき、川のへりに咲
いてやっています。見に来てください。ないからとかというようなことはありません。それ
と、菖蒲園。私は菖蒲園を毎日通りますが、花の咲くころにはちゃんと咲いております。そ
ういうことは、やはり確認をしながらやってください。よろしく。
副市長、ちと上げてやって、田舎の祭りを、やはり同じような祭りをやると観光客もどん
どんふえてくると思うんです。この間、上浦に行ったけど、今度は本匠に行ったけど、今度
は宇目に行ったけどというわけね。各所で同じようなことを努力して祭りをやらんかと。直
川だって、カブトムシを背負うとるだけじゃないんですよ。神楽もやったり何やったりでい
ろいろできるんです。ただ、予算がないからできない。お願いします。
○委員長(矢野幸正) 井上副市長。
○副市長(井上勇)
平成17年の3月3日に1市5町3村が合併いたしまして、合併するまでそ
れぞれ合併協議会の中でいろんな事項について協議して、そこで決定して今日まで継続して
おる部分もありますし、その部分については新たに改正といいますか、改良してきた部分も
あります。
この事業につきましては、先ほど観光課長が言いましたけれども、合併時に原則1つ、重
要な自分たちの中で選んでいただいて、どの事業を、それまでは、合併まではかなり皆さん
旧町村時代、それぞれいろんな事業をして地域おこしに活用していたと思っておりますけれ
ども、合併時にそういう取り決めの中で1つの事業、例えば、佐伯であれば春まつり、米水
津であればおさかなまつり、鶴見であれば豊魚祭ですか、それぞれやってきた経緯がありま
すので、今のところ、そういう形で継続していく方針でありますけれども、例えば、ほかの
予算のところでそれぞれの祭りであるとかというところに市として補助金を出したり支出と
している分がありますので、その辺はぜひとも御理解願いたいと思っております。
○委員長(矢野幸正) 佐藤委員、よろしいですか。ほかになければ。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、196、197ページ、御質疑ありませんか。
河野委員。
○委員(河野豊)
16番の観光案内サイン整備事業、この件についてちょっと説明をお願いいた
します。
○委員長(矢野幸正) 児玉企画商工観光部次長兼観光課長。
○企画商工観光部次長兼観光課長(児玉修一) 観光案内サイン整備事業でございます。この部
分には、佐伯に訪れた方がストレスなく、安心にドライブできるように各道路、ポイント、
ポイントに案内標識をつけたり、各施設、施設に発信できるような看板等をつけたり、あと
その内容的には、需用費の中では今ある部分の張りかえを予定しております。
それと、委託料につきましては、設置に係る部分の委託をメーンとする部分を上げており
ます。工事請負費につきましては、基礎からやるようなところは工事請負費に上げて、観光
にかかわらず、見られて、皆さん方、結構感じるんじゃないかと思うんですけど、佐伯の道
路標識案内とかは結構、旧町村の名前ももうほとんどなくなっていますし、一生懸命取り組
んでいるところでございます。それが観光案内サイン整備事業でございます。
○委員長(矢野幸正) 河野委員。
○委員(河野豊)
恐らくそういうことでやっておるんだろうと思うけど、あれ、ただ日本語だ
- 138 -
けですかね。ローマ字か何か、書いておるんかな。英語、書いておるんかな。ちょっとそこ
のところ。
○委員長(矢野幸正) 児玉企画商工観光部次長兼観光課長。
○企画商工観光部次長兼観光課長(児玉修一) 実際、ほとんど日本語です。ローマ字で書いて
いる部分もございますけど、英語、各国語表示はちょっと今のところ、ほとんどやっていな
いです。済みません。
○委員長(矢野幸正) 河野委員。
○委員(河野豊)
観光のPRをどこに対象にするかというのと関連するんだけど、こういった
案内板も、もうグローバルな時代になって、やはり英語・中国語・韓国語ぐらいは書いて出
すぐらいの発想を持っていただきたい。
それと、もう一つ、これ、祭りなんかもだけど、佐伯には外国人がたくさんおるんですよ、
在住の外国人。こういった方々をやはり観光事業に引っ張り込むというか、例えば、春まつ
りにしても、米水津にいっぱい中国人が来ておるんですよね、働きに。こういった方に、こ
れがおもてなしという意味の、どうぞかたってくれませんか、祭りを盛り上げてくれません
か、中国の食を出してくれませんかぐらいは頼んでも、彼女、彼らは喜ぶと思うんですよね。
そういった、もっとペルーの人とか、いろいろな外国人が来ている造船所にもね。そういっ
た人を巻き込むような要するに観光事業というのも1つ私は重要じゃないかと思うんですよ。
こういった看板をつくるのも、せっかくつくるんなら、やはり英語・中国語・韓国語、ロ
シア語とまでは言わんけど、それくらい配慮してこれからはやるべきかなと思うので、その
辺もぜひ考慮に入れていただきたい。それだけです。
○委員長(矢野幸正) 要望でよろしいですか。ほかにありませんか。
後藤委員。
○委員(後藤幸吉) 要望ったって、ロシア人が何人来るんか把握しちょるんか。
何でもかんでもはいと言うたらいけんという例を今から言います。18番。
(発言する者あり)
○委員(後藤幸吉)
いいじゃない。質問します。いいですか。観光交流館の関係。当初2億
8,500万円で、土地建物が600坪で1億8,000万円組んでおったと思いますから、この時点で
購入費と、この時点で大方その土地代の予定ぐらいだから予算は上がりよると思うんですが、
それで上がりよると思うんですが、私どもが一番最後に聞いておるのは、耐震強化するとい
う段階ですが、その後、もうこれ、備品購入費や工事請負料まで決まったんですが、備品は
例えば何を使うんですか。何を購入するんですか。それと、この金額を尽くして内部が完成
した場合、当初目的にしておった観光客が入る、地域の人が休む、いろいろな事業ができる
ような間取りにはなっておるんですか、お尋ねします。
○委員長(矢野幸正) 児玉企画商工観光部次長兼観光課長。
○企画商工観光部次長兼観光課長(児玉修一) まず、備品につきましてですけど、備品につい
ては、当然、観光交流館の中には、観光案内、ちょっと休憩スペース等を兼ね備えた施設に
しますので、デスク、ロッカー、サービスカウンター、あと座卓とか、そういったところを
準備したいので、今回400万円を計上しております。
それと、間取りにつきましては、一応、後藤委員も中に入られて御存じと思いますけど、
左側に洋室と和室が2つ並んでおります。そこの部分については、現状、最大限残していこ
- 139 -
うという流れでございます。残りの右側の部分については、そこに休憩機能、情報発信、観
光案内業務、発信ができるようなスペースを入れて、増築は考えておりません。今の中でい
かにうまく活用していくかというところで、間取り等は右側のほうは若干変わるかもしれま
せんけれど、おおむね既存の建物の間取りでいく方向でございます。
○委員長(矢野幸正) 後藤委員。
○委員(後藤幸吉)
初めから計画しておったとおりのものがこの金額でできるものであったら、
1つも異議はありません。初めのあんたたちが理想にしておったものができるんであればな
と私は思います。努力してください。
○委員長(矢野幸正) よろしいですか、答弁は。答弁はよろしいですか。
○委員(後藤幸吉) 答弁たって。
(発言する者あり)
○委員(後藤幸吉) もういいわ。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、198、199ページ、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、7款、商工費を終わります。
ここで、執行部の準備のために、5分間休憩して40分から再開したいと思います。
午前11時34分 休憩
──────────────────────────────────────―
午前11時40分 開議
○委員長(矢野幸正) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
次に、8款、土木費、予算説明書198、199ページをお開きください。
このページの8款について、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、200、201ページ、御質疑ありませんか。
佐藤委員。
○委員(佐藤元)
201ページ、道路維持補修事業、2番の内容を教えてください。どの辺が入
っておるか。
○委員長(矢野幸正) 明石建設部次長兼建設課長。
○建設部次長兼建設課長(明石好弘) おはようございます。建設課長の明石です。
道路維持補修事業の予算については、市道の日常的な維持管理などの道路の補修だとか、
補修に舗装も入りますし、あるいは側溝の整備、側溝が傷んでいるところの整備、そういう
ふうな道路を維持管理するがための予算、あるいは原材料、コンクリートの生コン支給、こ
れは里道に限っての原材料支給になりますけど。それから、大きいのが委託料ですね。これ、
市道の都市計画道路あたりでつくった街路樹があります。それから、低木もありますけど、
このような街路樹の選定、あるいは低木の選定。
(発言する者あり)
○建設部次長兼建設課長(明石好弘)
そうですか。道路の維持の工事請負については、地元要
望から上がってきた路線の側溝の補修、あるいは道路のオーバーレイとか、舗装にかかる費
- 140 -
用ですね。その辺を年間50カ所ぐらい、100万円から200万円程度、300万円ぐらいになりま
すけど、そのような地元から上がってきた要望に対しての緊急性を見きわめて道路の維持補
修に充てる、そういう費用です。
○委員長(矢野幸正) 佐藤委員。
○委員(佐藤元)
この中には、あれですか。緊急用道路、いわゆる防災道路は入っていますか。
○委員長(矢野幸正) 明石建設部次長兼建設課長。
○建設部次長兼建設課長(明石好弘)
直接、防災道路で整備という予算ではないです。あくま
でも市道の日常的な維持管理に要する費用ということで御理解ください。
○委員長(矢野幸正) 佐藤委員。
○委員(佐藤元)
また防災道路をやるようなところが来たら教えてください。質問しますので。
ここはわかりました。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
三浦委員。
○委員(三浦渉)
24番、三浦です。関連して1億6,500万円のところでちょっとお尋ねします。
50カ所でこの数字というんだから、70カ所になったら、それは補正か何かで組むというこ
と。これで1年間やるということですか。これは財政も関係しておりますけど、どうですか。
これは、もう50カ所だけで1億6,000万円ということですか。
○委員長(矢野幸正) 明石建設部次長兼建設課長。
○建設部次長兼建設課長(明石好弘)
優先順位的には、緊急的な道路の維持に関する路線が優
先するかと思います。今のところ、50カ所を上げていますけど、そういうまた緊急的な道路
の維持の補修がかかわるところの路線が出てくれば補正の対応を検討いたします。
○委員(三浦渉) ありがとうございます。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、202、203ページ、御質疑ありませんか。
清家委員。
○委員(清家好文)
総論的なものですけれど、26年度は前年度に比べて2億6,143万6,000円ほ
ど予算が上がっているんですけど、主な内容はどういうことでしょうかね。
○委員長(矢野幸正) 明石建設部次長兼建設課長。
○建設部次長兼建設課長(明石好弘)
現在、鶴見の市道沖松浦線の道路改良工事、これ、今、
工事にもう着手しております。今、明かり部といいまして、二股側の道路の改良工事の整備
を進めているところですが、平成26から平成27年度、債務負担でも上がっていますけど、ト
ンネルの本体の工事に入ります。それが主な増額した理由だと考えていいと思います。
○委員長(矢野幸正) 清家委員、よろしいですか。ほかにありませんか。
佐藤委員。
○委員(佐藤元) 道路新設改良単独事業と交付金事業、これ、合わせて何件あるんですか。
○委員長(矢野幸正) 明石建設部次長兼建設課長。
○建設部次長兼建設課長(明石好弘)
まず、1番の道路改良の単独事業、これ、1億500万円
上がっております。これについては、補助事業に採択されない路線の道路整備ということで、
比較的補助に比べて小規模な道路の改良事業ということで、現在20路線上げております。
- 141 -
4番の道路新設改良交付金事業、これは、社会資本の整備事業で交付金の補助といいます
か、これ、6割をもらって、あと残については起債等でやる事業なんですが、これについて
は、先ほど言いました沖松浦線の二股トンネルの工事だとか、そういうことで10カ所上げて
おります。
○委員長(矢野幸正) ほかに。
後藤委員。
○委員(後藤幸吉)
嫌みに聞こえるじゃろうけど、確認させてください。6番の職員給与、5
人の人にこれだけ全額払われておるということですか。5人の職員の方に給料が2,600万円、
手当が1,700万円、共済費が900万円、これ、その5人の人に払われておるということでいい
んですか。
○委員長(矢野幸正) 田村総務部次長兼総務課長。
○総務部次長兼総務課長(田村智) おっしゃるとおりです。職員の給料、手当です。
○委員(後藤幸吉) 結構です。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、204、205ページ、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、206、207ページ、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、208、209ページ、御質疑ありませんか。
○委員長(矢野幸正) 矢野委員。
○委員(矢野精幸)
209ページの1ですな。河川改良単独事業なんですが、この中で、エビセ
キ川の改良工事の予算がついていると思うんですが、この金額と今後の予定ですね。あそこ
は、もう皆さん御存じのように、トキハインダストリーの裏に流れておる川なんですが、余
り、舗装延長は300メートルぐらいやったですか、長くはないんですが、もうあんなに店が
いっぱいあるし、また人家もかなりできています。やはり洪水のときもかなりあそこは氾濫
するような感じになると思うんですが、これ、やっぱり1年でも早くこの改良工事を終わっ
て、安心・安全なまちづくりにやはり努めてもらいたいという思いがあります。今、ことし
のこの予算がどのくらいついておるのか、お聞きしたいと思いますが。
○委員長(矢野幸正) 明石建設部次長兼建設課長。
○建設部次長兼建設課長(明石好弘)
今、委員のおっしゃられたエビセキ川の改修工事、おっ
しゃるとおり、トキハの横に流れている佐伯市の準用河川でございます。平成21年度から測
量あるいは設計等に入りまして、現在、工事を進めている段階です。環境的にも非常に上か
ら見るとちょっと汚れたような感じのイメージの川でした。今、巨石積みといいまして、大
きな石積み、自然石なんですが、これを積んで今、工事を行っているところです。
年度につきましては、ことし、事業費につきましては、工事請負費をことし3,000万円計
上させていただいております。このペースでいきますと、平成30年度ぐらいには完了するか
という見込みで計画しております。
○委員長(矢野幸正) 矢野委員。
○委員(矢野精幸)
この件につきまして、私も以前に一般質問をさせてもらった経緯があるん
- 142 -
ですが、その当時は、1年に1,000万円ほど、完成に約二十五、六年かかるような話をして
おりました。地域の人もやはりああいう状況なもんですから、やっぱり1年でも早く完成を
お願いしたいという思いがありました。そのときに、去年は3,000万円ほどついたと思うん
ですが、当時、国の補助金をもらっての工事ができないかという話をしましたら、そういう
ことにすると、やはり補助金をもらうためには建設の仕様が違うということで、むしろ市の
持ち出しが多くなるという話がありました。ですから、単独・一般財源からやっておるとい
う話でありました。その辺が今どういうふうになっておるのか、1つお聞きしたいと思うん
ですが。
○委員長(矢野幸正) 明石建設部次長兼建設課長。
○建設部次長兼建設課長(明石好弘)
今年の予算について、単独の予算で充当しております。
準用河川ですから、補助事業の補助で採択される事業がないわけでもないんですけど、以前、
それを検討したこともあります。ただ、かなり断面的に広くならんと補助に乗れないという
ような採択基準もあって、今の整備は今の現況で巨石積み、石積みを整備すると。これ、単
独なんですけど、そういう用地の関係もあって補助の事業の採択はちょっと厳しいかなとい
うようなことで、今の単独事業で事業を実施しております。
○委員長(矢野幸正) 矢野委員。
○委員(矢野精幸)
今、先ほどの答弁の中に、平成30年に大体終わるという話なんですが、あ
と4年ぐらいですかね。とにかく1,000万円でも余計につけていっていもらいまして、1年
でも早くやはり完成をお願いしたいと思うに要望です。お願いします。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
佐藤委員。
○委員(佐藤元)
同じところで、エビセキ川なんですが、多くを言ってもらったので、あと。
これ、平成25年度は、A級の金額4,000万円を超えて出たと思いますが、発注をもう少し早
く考えていただきたい。これ、なぜ不落札になったかというと、もう工期を切ると罰則規定
があって指名停止と、それから今度は減点ということになるので、もうとり手がないと。こ
れ、見合わせてどうしてもできないなということになると落札者はいないということですの
で、早目の発注をしていただいて、今、矢野委員も言われましたように、3,000万円じゃな
くて4,000万円、5,000万円の予算をつけていただいてA級で発注していただく、もう一、二
カ月早目に出していただくというふうな考えで、今、部長と課長がうんうんといって言って
も、この次の部長と課長がどうするかなと思うんですけど、これは、副市長にお願いしてお
きたいと思います。どうぞよろしくお願いします。お願いであります。もういいです。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、8款の審査途中ですが、委員の皆様にお諮りします。昼食の
ための休憩をとりたいと思いますが。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) それでは、午後は1時から再開することにします。
午前11時54分 休憩
──────────────────────────────────────―
午後1時00分 開議
- 143 -
○委員長(矢野幸正) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
8款、土木費の210、211ページ、このページについて、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、212、213ページ。
後藤委員。
○委員(後藤幸吉) 1、社会資本整備総合交付金事業、馬場女島線のところをお尋ねします。
この予算は、まず場所が217号線の養賢寺に行く、あの角のことでしょうかということが
1つ。それをまず確認します。
○委員長(矢野幸正) 杉下都市計画課長。
○都市計画課長(杉下利長) 都市計画課長の杉下でございます。
馬場女島線の事業計画は、交差点から全部で90メートルまでを計画しております。
○委員長(矢野幸正) 後藤委員。
○委員(後藤幸吉)
こういう席で個人名を出していいかどうか知らんけど、駅のほうから行く
と右折する、入り口のところは、今度、事業で立派になっておるんですよ。ほて、反対側の
ところの、これでいうと工事請負費というのが道路をつくる費用で、補償費とかというのが
家の立ち退きの事業と、お金と考えていいんですか。
○委員長(矢野幸正) 杉下都市計画課長。
○都市計画課長(杉下利長) 工事費につきましては、ここに工事費と書いてありますので、工
事費になります。それと、建物、それから用地の分になりますが、用地については公有財産
購入費という形になります。それと、建物の移転等については、補償補塡及び賠償金という
形の中で計上しております。
○委員長(矢野幸正) 後藤委員。
○委員(後藤幸吉)
そうすると、入り口から2軒目の方は、もうひどっとるんですよ。そこの
分はこいつには入っておらんのですね。ひどっとる、土地を。
○委員長(矢野幸正) 杉下都市計画課長。
○都市計画課長(杉下利長) ちょっとはっきりわからないんですが、もう移転されておれば、
当然、工事は、補償費は終わっております。
○委員長(矢野幸正) 後藤委員。
○委員(後藤幸吉)
なぜ、私がこういう質問をするかというと、現在も古い建物があった、そ
こが改めて工事が済んだ後を見ると、昔からの道路から右側が何メートル、佐伯市が土地を
買うた、何平米買うたんじゃろうかというぐらい、建物は新しくなっていますけども、本当
に道路の部分が1メートルも広くなっておらんのやなかろうかというような感じがするから
聞くわけです。左側のほうは、そしたら今度は入り口の方、あそこを買うた場合は、全部土
地は市の土地になるんでしょうか。
○委員長(矢野幸正) 杉下都市計画課長。
○都市計画課長(杉下利長) 交差点、養賢寺に向かって左側の地権者の方になると思うんです
が、当然、この道路用地に係る分を取得という形になります。残った土地に建物等が建つ余
裕があれば、引き移転と。その引き移転が、いわゆる土地がもう残らないという形になれば、
構外再築という形になります。
○委員長(矢野幸正) 後藤委員。
- 144 -
○委員(後藤幸吉)
1軒目が鉄筋コンクリートですから、それを途中でちょん切るわけにはい
かんと。2軒目は、もうひどっとる、後ろに後退しとるから構わんのですが、そういう大事
な土地を買う場合は、せめていい建物にするよりは、もう建物の補償費を出すんであれば、
土地は佐伯市が取得して、少し広い道路なり、ちょっと休憩所をつくるような計画はないの
か。右側の家に関しては、新築のいい立派な建物になっておると。これ、全部税金じゃろう
と思うんです。その割に道路が広くなっておらんからお尋ねしよるんです。
○委員長(矢野幸正) 杉下都市計画課長。
○都市計画課長(杉下利長) 馬場女島線の事業は、国の補助事業でやる事業でございます。土
地の取得に関しましては、いわゆる用地幅という形の中で決められます。当然、その道路よ
り外れた部分について、将来的に市のほうで何か目的があれば買うことは可能ですが、道路
事業の中でこれを買うのはできません。これをもし買う場合であれば単費という形になるん
ですが、今、あそこの交差点の状況を見たときに、今ある角の土地を全部買って何かしよう
という考え方は今のところ持っておりませんので、用地の必要な部分だけを購入という形に
なります。
○委員長(矢野幸正) 後藤委員。
○委員(後藤幸吉) 質問ですから、これで終わります。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
清家委員。
○委員(清家儀太郎)
同じく213ページ、街路事業、野岡中芳島線ですが、平成22年から平成
27年度の予定なんですが、計画どおり進んでいますかね。
○委員長(矢野幸正) 杉下都市計画課長。
○都市計画課長(杉下利長)
野岡中芳島線、全長320メートル、幅員は12メートルで、先ほど
委員さんがおっしゃられましたように、平成22年度から事業着手しております。
用地については、全部で35筆あります。建物の移転については13棟ございます。今年度、
平成25年度までに完了しているのは、用地が19筆は買収が完了しております。あと、建物移
転が11棟は完了しております。残った分、いわゆるこれが平成26年度事業になるんですが、
用地が13筆、これは13筆ですが、地権者は一応3名という方が今のところ残っております。
それと、建物移転が2棟、この分を、来年度事業を進めるために用地及び建物移転補償を進
めたいと考えております。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
○委員(清家儀太郎) その用地の部分の3件ですかね。3件とは、大体の話は、平成27年度で
終了するとなると、そこらの問題があると思うんですが、話は通っているんですか。
○委員長(矢野幸正) 杉下都市計画課長。
○都市計画課長(杉下利長) この3名のうち1名につきましては、倒産されて競売にかかった
土地がございます。これは、新しい地権者等ができるまでの期間、待っておったためにちょ
っと用地取得がおくれたということでございます。もう一件につきましては、土地の用地の
境界が決まっておらない、いわゆる筆界未定の土地がございます。この用地取得に向けて、
今現在、法務局のほうと用地取得の方向について協議をしているところです。もう一件につ
きましては、ほぼ同意をいただいております。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
- 145 -
○委員(清家儀太郎) ちょっと最後のところをもう一度。ちょっと聞き取りにくいんですよね。
済みませんが、もうちょっとはっきり。
○都市計画課長(杉下利長) 基本的に申しますと、ほぼ大方の同意はいただいていると考えて
いただいて結構だと思います。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
○委員(清家儀太郎) わかりました。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
塩月委員。
○委員(塩月健治)
ちょっと聞きたかったんですけども、区分4、職員給与管理事業、街路事
業費の職員給与費、これ、3人で3,259万9,000円上がっています。去年が2,252万2,000円な
んですよね。1,000万円ぐらい上がっておるんですけども、その辺はどういうふうにして上
がっているのか、教えてください。
○委員長(矢野幸正) 田村総務部次長兼総務課長。
○総務部次長兼総務課長(田村智)
今ちょっと昨年の予算のほうを持っていないんですけど、
給与費は、人事の異動で、それで予算を組み立てるんですけど、給与費の中には給料と職員
手当といって、例えば、時間外手当とか管理職手当、そういった各種手当です。それから、
共済費といって、長期共済、年金とか健康保険、そういったものの分が全て入ってくるんで
すけど、人によって給料が高い人を張りつけたり、そういったことが人事異動でありますの
で、そういった関係だと思います。
○委員長(矢野幸正) 塩月委員。
○委員(塩月健治)
ほかにも出てきておるんですけど、3,000万円から5,000万円になっておる
分とか、結構まちまちなんで、ちょっとわかりにくかったんですけども、その感覚でいいん
ですか。そういう認識で私ども。わかりました。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、214、215ページ。
後藤委員。
○委員(後藤幸吉) 公園の一般管理費と補修事業等でちょっとお尋ねします。
トイレが相当数あると思われるんですが、最近、公園はきれいなところがありますけど、
例えば、米水津と蒲江の境の天の何とかのトイレなどは、あれして使われんようになってお
ります。昔、去年、お問い合わせしたときには、犯罪に使われるかわからんから使われんよ
うにしておるということでした。多分、旧町村のときにつくったものだとは思うんですが、
そういう使われんものは撤去するとか、それとか現状で古いトイレ、そんなのを今ばやりの
せめて水洗とか、例えば、これは上浦のほう、かなり先の公園のことを言いよります。そう
いうことは、今度の予算の中には入っておるんでしょうか。
○委員長(矢野幸正) 杉下都市計画課長。
○都市計画課長(杉下利長) 都市計画課が管理しておる公園、これは、基本的には都市計画決
定された公園になります。都市計画公園として認定された公園になります。委員さんの言わ
れた公園、多分、空の公園だと思うんですが、これ、一応、都市計画のほうが管理しておら
ないので、ちょっと回答はできないんですが。
- 146 -
○委員長(矢野幸正) 後藤委員。
○委員(後藤幸吉) それでは、どこの欄で公園一般の質問をすればいいんでしょうか。
それと、お答えになる前に、大体、佐伯市の公園のトイレはどのくらいある、未整理の状
態というのがどんぐらいあるかがわかれば、把握しておらんと予算というのはつけられんと
思いますから、来年度ではどんぐらいする予定じゃとか、それでも結構です。そこのところ
を。
○委員長(矢野幸正) 坪根建設部長。
○建設部長(坪根大吉) 建設部長の坪根です。
後藤委員の御質問の都市計画公園につきましては、先ほどうちの課長が言いました。その
ほかの公園については、観光の施設ということですので、7款かどこかで聞いていただいた
ほうが。
○委員(後藤幸吉) どこ。
○建設部長(坪根大吉) 7款の観光費のところですね。そこらで聞いていただいたほうがよか
ったかなと思われます。
それと、全部のトイレ、棟の数については、ちょっと私どもは調べておりませんので、ま
た観光課のほうと情報を共有しながら、数が必要であれば、そこの報告をさせていただきた
いと思います。
○委員(後藤幸吉)
わかりました。まだ教育委員会のほうも残っちょるき、そこでやります。
ありがとうございました。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、216、217ページ、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、218、219ページ、このページについて、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、220、221ページ、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、8款、土木費を終わります。
ここで執行部準備の都合上、5分間休憩いたします。1時20分から再開します。
午後1時15分 休憩
───────────────────────────────────────
午後1時20分 開議
○委員長(矢野幸正) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
続いて、9款、消防費に入ります。
220、221ページについて、御質疑ありませんか。
清家委員。
○委員(清家好文)
常備消防費、昨年度に比べて7億5,000万円ほど上がっておるんですけれ
ど、予算が。この内容を詳しく説明してほしいんですが。
○委員長(矢野幸正) 加藤消防総務課長。
○消防総務課長(加藤新吾) 消防総務課長の加藤と申します。
- 147 -
25年度当初6%の出来高を見ておりましたが、全国的に消防救急デジタル無線設備を前倒
しして実施する箇所がふえたことにより、工場の生産需要がふえ、無線機や鉄塔の作製がお
くれたことによりまして、25年度の予定をゼロ%とし、平成26年度予算を100%といたしま
した。
以上であります。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
○委員(清家好文) アナログからデジタル化した場合、どのぐらいの効能があるんですかね。
○委員長(矢野幸正) 加藤消防総務課長。
○消防総務課長(加藤新吾) 従来使っておりますアナログの消防救急無線は、佐伯消防本部管
内で約76%前後しか現在カバー率がありません。それをデジタル化することによりまして九
十数%まで上がることができると想定しております。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
○委員(清家好文)
その放送内容もよくなるんですかね。カバーできてくるというのは。性能
ですね。
○委員長(矢野幸正) 加藤消防総務課長。
○消防総務課長(加藤新吾)
消防の無線でありますので、基地局と消防車両とか、そういう関
係の救急車両等の交信がぐっとアップするという試算であります。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
○委員(清家好文)
範囲が広くなるということね。行動範囲が広くできると、交信できるとい
う格好ですか。
○委員長(矢野幸正) 加藤消防総務課長。
○消防総務課長(加藤新吾) 山間部が多い、大きな広い管内でありますけど、従来のアナログ
無線でありましたら、一山越えたら無線が入らないとか、そういう状況が多々発生しており
ましたが、今回それをカバーするという意味でございます。
○委員長(矢野幸正) よろしいですか。
後藤委員。
○委員(後藤幸吉)
どこでかちょっとわからんのですが、前向きな話なので、予算の中で。こ
の間、火事があったりしたときに、聞こえん、まちの中ですよ、夜中の2時かな、この間の
地震のときもそうですが、西浜の火事、やはりまちの中でも聞こえんところがあるんですよ。
その防災のあれは、おたくの担当になるんかな。総務になるんか。総務なら言うたらいけん
けどな。どっちですか。
(発言する者あり)
○委員(後藤幸吉)
いいんですか。聞こえんところがあるんですよ。そいつの対応は、そうい
う予算というのは今回つけておらんのですか。
○委員長(矢野幸正) 久保田防災危機管理課長。
○防災危機管理課長(久保田与治郎) 防災危機管理課長の久保田でございます。
今、申し上げました防災スピーカーの件でありますけども、聞こえにくいということで区
長さんから話があった場合は、その角度でありますとか、あるいは音量を調整して対応して
おります。
以上でございます。
- 148 -
○委員長(矢野幸正) 後藤委員。
○委員(後藤幸吉)
それは、その防災の関係は、きょうここじゃねえかもしれんけど、区長さ
んから正式にあれすれば対応はしていただけるということでいいんですね。
○防災危機管理課長(久保田与治郎) そのとおりでございます。
○委員(後藤幸吉)
そのときには、これに予算がついておらんでもやっていただけるんですか。
○防災危機管理課長(久保田与治郎) 管理の中でやっておりますし。
○委員長(矢野幸正) 指名をされてから答弁をお願いします。
久保田防災危機管理課長。
○防災危機管理課長(久保田与治郎) そういったことは、管理の中で対応しております。
○委員(後藤幸吉) わかりました。
○委員長(矢野幸正) よろしいですか。ほかにありませんか。
冨松委員。
○委員(冨松万平)
ちょっと私もどこで言うかわからんので、ちょっと聞きますけど、消防ホ
ースの備品とか、さまざまな消防団の備品等の予算というのはどこを見ればいいんでしょう
か。
○委員長(矢野幸正) 加藤消防総務課長。
○消防総務課長(加藤新吾) 消防本部のほうのホース等につきましては、需用費の中にうたい
込んでおりますし、消防団のホース等につきましては、非常備消防のほうの需用費の中にう
たい込ませていただいております。
○委員長(矢野幸正) 冨松委員。
○委員(冨松万平)
5の非常備消防でしょうか。これの47万円というのがそれに当たるんでし
ょうか。
(発言する者あり)
○委員(冨松万平) 行ってない。済みません、じゃあそこまで行ってからもう一度聞きます。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、222、223ページ、御質疑ありませんか。
冨松委員。
○委員(冨松万平)
さっきの件です。今、消防団の方から、よくホースもまともに買えられる、
備品が回ってこないという声をよく聞きます。私も消防団に19年ほど入っていましたので、
全部あちこちが悪いんで買えられないというのは十分わかっていますけど、その中にやはり
ホースの取り扱い、十分に乾かさなくて直すとか、そういうこともあると思いますし、機械
の取り扱い、そうして、例えば、火事の現場に行ったときにどこにどう水をかければ効率的
に消えるかなどのわからないことが団員として結構あると思うんですけど、そういうふうな
講習というのをするような予算というのは、どこかで消防団の予算の中につけられないもの
かと思いますけど、そこら辺はいかがでしょうか。
○委員長(矢野幸正) 加藤消防総務課長。
○消防総務課長(加藤新吾) まず、消防団が消火をするための技術の向上についてですが、消
防の基本に消防操法大会というのが2年に1回、大分県大会までつながる大会がございまし
て、その中で、佐伯市におきましては、各振興局ごとに2年に1回操法大会を開いていただ
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いて、選抜により佐伯市大会まで出場してもらっております。あくまでも操法訓練が放水の
基本であるということが1つと、あとは年次、何名かずつですが、消防学校のほうに入校し
ていただいて、そういう課程の教育も受けていただいております。
以上です。
○委員長(矢野幸正) 冨松委員。
○委員(冨松万平)
私が言っているのは、私も操法要員だったのでわかりますけど、基本的な
器具の取り扱い、備品の取り扱い、そして実際に火事の現場に行ったときにバックドラフト
ですか、ああいうことがある危険性とか、例えば、煙が出よるところにホースをやっていい
のか、どうするのか、そういう実際にどうしたら早く効率的に消せるか、そういう技術とい
うか、それは消防団として習うところがないので、そういうことは考えられないかという質
問です。
○委員長(矢野幸正) 中川消防長。
○消防長(中川牧義) では、質問に答えたいと思います。
確かに、現在の状況での消防団のそういう技術的な面は、私たち消防本部のほうが指導す
るところはありません。今度、平成27年度から1団制になって、国の指針のほうからも消防
団のほうにやはり力を入れなさいと。消防車両等も技術的なことができるような、消防団の
ほうにも配置が今、指針が出されております。そういった中で、今後そのような必要性があ
れば、消防団と話し合いながらそのような訓練をしていきたいと思います。
○委員長(矢野幸正) よろしいですか。ほかにありませんか。
佐藤委員。
○委員(佐藤元)
消防長にお聞きしますけど、予算とか余り関係ないけ、時間がないんですけ
ど、消防車が入らない地域、道路、これが何カ所あるか聞きたいんですけど、もしあるとし
て、なぜ消防総務課から建設課のほうに道路が狭くて入らんのじゃが、広くせんかとか、そ
ういうふうな対策はないんですかね。今、建設課に、私も、道が狭いから、消防車は入らん、
水道も引いていない、消火栓もないというようなところからの要望を持っていっておるんだ
けど、なかなか維持管理でやったら1年に何ぼやとか、広くするためにはいろんなあれが要
るとかというようなことなんだけど、消防車が入らずに、200メートルほどあるんですけど、
それで消火に間に合わなくて1軒、2軒、3軒と延焼してしまうということが起こるときに、
消防署から、この地域は道路が入らんのじゃが、どうするんかというような対策はないんで
すかね。
○委員長(矢野幸正) 中川消防長。
○消防長(中川牧義) 佐藤委員の質問にお答えします。
先ほど前段で申された入らない箇所ですが、数カ所というのか、数的には私たちも上げる
ことはできないんですが、言うなれば海岸部が多いです。例えば、この間、火事があった鶴
見の中越、それから米水津でいえば宮野浦、本当、人が通るぐらいの路地しかございません。
そのときには、消防本部のほうの対応とすれば、本線に消防車両をとめて、それから人力で
ホースを伸ばすしかございません。あとは地元の消防団員が、軽可搬といって、持ち運びの
可搬を持っています。その方たちが近くまで持っていって、そこに中継して、それからホー
スを出すようなことの対応をしております。
先ほど言った、消防のほうから道路が狭いからどうかならないのかというような御質問で
- 150 -
すが、これについては、消防車も当然のことながら、救急車、これが非常に多くなっており
ます。救急車の場合も、狭いところに入らなければ大変傷病者にとっては負担がかかります
ので。でも、現在はやはり担架で運んでいる状態です。そういった場合、地区からの要望で、
この道路を広めてくれないだろうかというふうな要望がうちのほうに上がってきます。その
ときに道路の関係のほうとやっぱり協議して、うちのほうから予算は立てないんですが、そ
ういうふうな協議はしたことがございます。
○委員長(矢野幸正) 佐藤委員、よろしいですか。ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、224、225ページ、御質疑ありませんか。
矢野委員。
○委員(矢野精幸)
区分6ですね。非常備消防施設整備事業4,500万円、この中に城南分団の
今度新しい機庫が建設中でありますけど、この建設費と、完成予定が4月の終わりごろかな
という話があったんですが、この完成予定日はいつごろになるのか、大体もうわかっておる
と思うんですが、その辺をお聞きしたいと思います。
○委員長(矢野幸正) 加藤消防総務課長。
○消防総務課長(加藤新吾)
佐伯消防団城南分団の機庫ですが、まず建設完了の時期ですけど、
4月の20日前後には工事を完了しまして、もろもろ等がありまして5月の上旬にお引き渡し
になる予定であります。
なお、整備事業費ですが、消防機庫、今年度1,110万円計上しております。
以上です。
○委員長(矢野幸正) 矢野委員。
○委員(矢野精幸)
これ、もう待望久しいですね。もう十数年も、20年近く前からこの消防団
の、今度新しく名前が住吉班となりました。これ、3班が合併して、町なかでは初めて合併
ということで、当初4班の合併だったんですが、1班がちょっとこの次ということになりま
して、今3班の合併で新しくスタートということになったんですね。
本当にこれはもう待ちに待ちかねた機庫であります。そんな中、ケーブルテレビの前の空
き地の市の市有地に建ったということで、本当にありがたく思っています。これ、4月の20
日の完了ということでありますが、この辺も5月上旬の引き渡しということで、これは間違
いないですね。実は、あす、総会がありますもので、その辺をちょっと話をせないかんもん
ですから、私が。
○委員長(矢野幸正) 加藤消防総務課長。
○消防総務課長(加藤新吾) 建築住宅課とも相談しておりますが、ほぼ間違いないと思ってお
ります。よっぽど不慮のことが起こらない限りは大丈夫だと考えております。
以上です。
○委員長(矢野幸正) 矢野委員、よろしいですか。ほかにありませんか。
清家委員。
○委員(清家好文)
7番の防災情報システム整備事業2億5,897万7,000円かね。これの内容と、
これも恐らくアナログからデジタル化なんですけれど、どのような効能があるのか、御説明
をお願いします。
○委員長(矢野幸正) 久保田防災危機管理課長。
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○防災危機管理課長(久保田与治郎)
防災情報システム整備事業でありますけども、平成26年
度は、直川地区の防災情報システム整備工事を行います。それから、それに合わせた工事の
施工管理委託、そして次年度、平成27年度に行う予定の宇目地区の防災情報システム整備工
事の実施設計業務の費用でございます。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
○委員(清家好文) その具体的な内容を教えてほしいんですよ、確認のために。
○委員長(矢野幸正) 久保田防災危機管理課長。
○防災危機管理課長(久保田与治郎)
直川地区の整備工事でありますが、親局を1局、それか
ら中継局を1局、そして拡声子局40局、それから戸別受信機80個ということでございます。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
○委員(清家好文)
いわゆるマイクですね。非常用の放送ですか、放送と、それでさきの地震
があったときに、夜中に私が起こされたのは携帯から起こされた。地震ですよ、地震ですよ
と。その後に市のほうから同じように地震ですよという放送を流しているんですね。地震で
すよといっても皆さん知っているわけですよ、あれだけの揺れがあったんだから。その辺を
もっと工夫して、CATVをつけたって何も放送がないよということなんですけれどね。な
かったらしいですけど。そのときにもっと、津波があるとか、そういう配慮というのはない
んですか。どう思いますか。
○委員長(矢野幸正) 久保田防災危機管理課長。
○防災危機管理課長(久保田与治郎)
地震が発生した場合は、緊急地震速報という形で皆さん
携帯電話が鳴ったと思うので、それで知ることになるんですが、今回、その後に放送を入れ
ております。その放送については、地震がありました、皆さん落ちついて行動してください
ということで、地震の後に呼びかける文面でありますけども、そのときに津波のことについ
ては放送できておりませんでした。その段階で確認できるのであれば、今後こういった形で
津波がない情報はつけ加えて放送することがいいと思っております。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
○委員(清家好文)
当然、地震があったということは、揺れているんだから、それはわかりま
すから、それ以後の、私も携帯から起こされたんですけど、当然揺れておるからわかってお
るんですけど、かなりひどかったもんですから、これ、ひょっとしたらかなり大きいなとい
う感じやったんですけれど、その後の放送が何とも、ただ地震がありましたよというだけ言
われては、それ、皆さんわかっていることですから、後の報道をどのようにしたらいいんか、
あるいは津波があるかもしれないからとか、何らかの報をちょっとお待ちくださいとかとい
うようなもっと配慮があったらいいんじゃないかなと思ったんですけど、今後、検討課題と
いたします。
それと、お願いというんじゃないんですけれど、あれ、聞こえないんですね、放送が。私、
蒲江なんですけれど、蒲江は、昔から漁が、魚がとれると何の魚がとれたときには何と決め
ておるわけですよ。1回鳴らすとか、2回鳴らすとか。だから、そういう、言葉ではなくて、
1回鳴らすのが何か、何秒置きに鳴らすとか、そういうのを約束事、火事であるとか、緊急
事態のことは数が知れておるんだから、そういう方法も1つの方法とは思うんですけど、そ
の辺、検討はどうでしょうか。
○委員長(矢野幸正) 久保田防災危機管理課長。
- 152 -
○防災危機管理課長(久保田与治郎)
津波の場合でありますが、大津波警報、津波警報の場合
は、J―ALERTというシステムがありまして、消防庁が発表したものがすぐに防災スピ
ーカーから流れるようになっています。そのときのサイレンですが、大津波警報の場合は、
3秒鳴って2秒休みます。それを3回繰り返して、その後、アナウンスが流れるようになっ
ております。それから、津波警報については、5秒鳴った後に6秒休んで、それを2回繰り
返してアナウンスが流れるとなっております。それからもう一点、風水害のときに、台風が
来たとき、避難勧告、避難指示する場合は、1分間サイレンを鳴らします。そして、5秒休
んで1分間鳴らすということでありますので、防災スピーカーからサイレンが聞こえたとき
は何かあったということで、もしその後の発表文が聞こえにくいときには、ラジオ・テレビ
をつけて情報をとっていただくような形にしていただきたいし、このこともハザードマップ
には載せておるんですが、まだまだ徹底していないと思っておりますので、広報紙等を通じ
てこのことを住民の方々に知っていただくように努めていきたいというふうに思っておりま
す。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
○委員(清家好文)
もう一点、火事の場合も加えてほしいんですよ。火事の場合に回すときに、
放送しているんですけど、それのある程度の約束事をつくってほしいんですね。それもお願
いしておきます。
○委員長(矢野幸正) 要望でいいですか。
○委員(清家好文) 要望でいいです。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、226から229ページにかけて。
井上委員。
○委員(井上清三)
23番、井上ですが、災害対策事業2億7,800万円ほど上がっております。
この件について、若干お尋ねします。
実は、蒲江区長会より自主防災の中でぜひ確認をしてほしいというのが四、五点あります。
まず、備蓄庫のことについてですが、備蓄については、申請に応じて補助金で交付して対応
ということになっておりますが、この予算の中にどれくらい入っているのか、あるいは補助
率、さらに最高限度、そういうものが設定されておればお聞きしたい。
○委員長(矢野幸正) 久保田防災危機管理課長。
○防災危機管理課長(久保田与治郎)
227ページの2番の自主防災事業の中の19の負担金補助
及び交付金の中に入っておりまして、避難地備蓄倉庫設置事業費補助金ということで6,000
万円計上させていただいております。これは、自主防災組織が避難地に設置する備蓄倉庫に
つきまして、限度額の範囲内で10割、全額を補助するという制度でございます。限度額につ
きましては、世帯数ごとに分かれておりまして、世帯数が100世帯未満でありますと105万
4,000円、100世帯から300世帯が234万4,000円、300世帯から600世帯が468万8,000円、600世
帯以上が783万1,000円という限度額でございます。
○委員長(矢野幸正) 井上委員。
○委員(井上清三) ありがとうございます。ちょっと確認場所が間違ったようにありますが。
それと、まだこういった地区の中で備蓄庫、その必要性がまだ理解できていないところも
- 153 -
あろうかと思いますが、こういった地区へのいわゆる必要性、そういった部分の指導もやっ
ていかなきゃならないというふうに考えておりますが、この辺の対応、取り組みはどういう
ふうな状況になっていますか。
○委員長(矢野幸正) 久保田防災危機管理課長。
○防災危機管理課長(久保田与治郎)
年度の当初に全区長さん宛てに佐伯市の防災・減災対策
ということで文書とチラシを配っております。その中で、防災士の育成でありますとか、地
域避難訓練の実施、それから自主防災会の支援策とともに、自主防災会を対象とした活動に
対する補助金、この避難地の備蓄倉庫のことも載せてお知らせしておりまして、設置する区
長さんとは協議をしながら進めておるということでございます。
○委員長(矢野幸正) 井上委員。
○委員(井上清三) ありがとうございます。
それと、備蓄庫のいわゆる中身については、一般質問等で地区で対応あるいは管理という
ことをお聞きしておりますが、例えば、いろんな地区がございますけど、人口に対して例え
ば水がどれくらいとか、あるいは食料は何日分とか、そういった部分を踏まえて、必要量の
おおむね地区のほうへ周知すべきじゃないかというふうな御意見もありますが、この辺でわ
かっておればお答え願いたいと思いますが。
○委員長(矢野幸正) 久保田防災危機管理課長。
○防災危機管理課長(久保田与治郎)
地域防災計画の中にも、市民は、災害の発生に備えて、
少なくとも3日分の食料、飲料水、医薬品等の生活物資を備蓄するものとするということで
記載されておりますし、ハザードマップの中でも、3日分の備蓄ということを掲載して、機
会あるごとに住民にお願いしていきたいと考えております。
食料は、1日3食とした場合に3日で9食ということになります。それから、飲料水でい
いますと、1人当たり3リットルが1日の必要量と言われていますので、3日間でしますと
9リットルということになります。地区では、この1人当たりの必要量をもとに、避難者数
に応じて、それを個人で備蓄するか、あるいは自主防災会で備蓄するかというのを決めてい
ただいて備蓄していただきたいというふうに考えております。
○委員長(矢野幸正) 井上委員。
○委員(井上清三)
それと、いわゆる備蓄庫の近くが一番いいんじゃなかろうかというふうな
御意見があるわけですが、地域によっては、ほとんどそういった避難施設もございません。
そういった中で、簡易的につくる避難施設、そういうことを含めて何か対応ができないかと
いうようなことですが、いかがでしょうか。
○委員長(矢野幸正) 久保田防災危機管理課長。
○防災危機管理課長(久保田与治郎)
津波で避難地に避難した場合、一昼夜とどまっていただ
くということを想定しております。その際、雨露をしのぐ簡易施設として、テントでありま
すとかビニールシートについては、自主防災会を対象とした自主防災組織活動事業費補助金
の中の防災資機材備蓄整備事業で2分の1の補助が対象となりますので、ぜひ御相談をいた
だきたいというふうに思います。
○委員長(矢野幸正) 井上委員。
○委員(井上清三)
それと、これは把握されているかどうかわかりませんが、連絡も行ってい
るかどうかわかりませんが、いわゆる各地域ごとの防災計画とか、あるいは津波避難計画、
- 154 -
伴うて行動計画、そういった部分の作成状況、そういう部分については、ある程度把握がで
きているんでしょうか。
○委員長(矢野幸正) 久保田防災危機管理課長。
○防災危機管理課長(久保田与治郎)
地区の避難計画のことだと思いますけども、その地区避
難計画につきましては、昨年の11月に、津波影響地区228行政区で作成を終えておりまして、
それをまとめたものとして市の避難計画も作成しております。
○委員長(矢野幸正) 井上委員。
○委員(井上清三)
いろいろ地区のほうからそういったいわゆる備蓄、あるいはそういった部
分について、防災協力等について確認が上がりました。
それと、先般、先ほど清家委員が言いましたが、3月14日、非常に大きな地震があったわ
けですが、地区によっては非常に聞こえにくいというような、いわゆるサイレンを含んで聞
こえにくいという状況が発生しております。この辺も十分ぜひ対応していただきたいという
形、それとやはり先ほど申しました地域ごとのいわゆる防災計画、こういうことを早急につ
くり上げ、それに基づいて訓練を重ねていないとなかなか非常に難しいという部分が出てき
ております。そういった中で、もう少し市のほうから訓練回数をふやすとか、そういったふ
うな対応をやっていただきたいというふうなことでございます。ぜひ、その辺を検討されて、
回数等もやっていただきたいというふうに思っております。これ、答弁は要りません。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
御手洗委員。
○委員(御手洗秀光) 2点、お尋ねいたします。
227ページの2の自主防災事業なんですけども、佐伯市の津波対策用備蓄倉庫設置の補助
金交付要綱を見ますと、自主防災組織に属する世帯の数ということで、先ほど久保田課長は
世帯数という説明をいたしましたが、おおむね今日まで自主防災組織が佐伯市内に85.5%の
結成率を見ておりますけれども、まだ自主防災組織のつくられていない地域については、備
蓄倉庫をつくりたいというふうな申請は出せないものかどうか、それがまず1点ですね。
それから2つ目は、これまで数回となく避難訓練等を地域で行ってまいりました。その結
果、どうしても避難路あるいは避難地がこれではぐあいが悪いというような地域もございま
した。そういうものにつきまして、今後、見直しを含めて地域の自主防災組織と御検討いた
だくとしながら、地域の安全・安心を確認していっていただきたい、このことについてお尋
ねしたいと思います。
○委員長(矢野幸正) 久保田防災危機管理課長。
○防災危機管理課長(久保田与治郎)
まず1点目でありますけども、避難地の備蓄倉庫設置事
業につきましては、自主防災組織が補助対象となっておりますので、自主防災組織のないと
ころは申請ができないということになっておりますが、そういった話をいただいたときは、
自主防災組織の結成について支援して、つくっていただくような形で進めております。
それから2点目につきましては、避難路については平成23年度から始めておりまして3年
がたちますので、一時的な整備につきましてはほぼめどがついたなというふうに思っており
ますけども、さらに2次整備が必要な箇所につきましては、地区からの要望を受ける中で、
地区の避難計画でありますとか、あるいは避難訓練をしたときの際の意見等をもちまして、
全体的な総合的に判断して、必要なものについては追加の整備や改良などを今後も行ってい
- 155 -
きたいというふうに考えております。
○委員長(矢野幸正) よろしいですか。ほかにありませんか。
冨松委員。
○委員(冨松万平)
1番、災害対策事業、災害対策ですけど、これ、概要を読んだら、各災害
対策及び災害対策本部の対応に要する経費ということで、ちょっとわかりづらいんですけど、
これのわかりやすい説明と、その中で、委託料、工事請負費、結構額が多いんですけど、そ
の内容を教えていただきたいと思います。
○委員長(矢野幸正) 久保田防災危機管理課長。
○防災危機管理課長(久保田与治郎)
災害対策事業のうち委託料でございますけども、これは、
避難地の設置のための設計の委託、それから防災備蓄倉庫の地質調査とか実施設計の業務の
委託料でございます。それから、工事請負費につきましては、大規模避難地等の整備の費用、
それから防災備蓄倉庫の整備費用等でございます。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
桑原委員。
○委員(桑原宏史) 1番、2番あたりで数点質問させていただきます。
まず、備蓄倉庫の6,200万円ですね。これが何件ぐらい予定されていて、今、現状どれく
らい申請が既に上がっているのかというところ。
それと、総合計画実施計画のほうを見ますと、防災ラジオ900万円というのが出ています
けれども、平成26年度、これがここのどこかに入っているのかという点。入っていれば、ど
のような形で進められるのかということですね。
あとは、防災の倉庫に入れる備品に対しても補助があったと思うんですけれども、その中
で、例えば、プロパンとか発電機も対象になっているか、お聞かせください。
○委員長(矢野幸正) 久保田防災危機管理課長。
○防災危機管理課長(久保田与治郎)
地区の避難地備蓄倉庫の設置事業でありますけども、先
ほど6,000万円と申しましたが、棟の数は35棟を予定しております。それから、現在という
のは、平成25年度の実績でいいますと、15自主防災会で棟の数は21棟、今年度でき上がると
いうことでございます。
それから、防災ラジオの設計委託については、222ページ、223ページの7番の防災情報シ
ステム整備事業の中に委託料として設計業務委託を上げております。
自主防災会が整備するものでございますが、これは、先ほど、自主防災会を対象とした事
業の中で、発電機等は2分の1の補助対象となります。
○委員長(矢野幸正) 桑原委員。
○委員(桑原宏史)
まず、35予定の中で今どれだけ申請が上がっているのかという点もお聞き
したかったのと、あとこれ、防災ラジオを配っていくという事業じゃなくて、設計ですか。
その辺がどういうことか、もう一度お願いします。
それと、プロパンも半分が補助の対象になるんでしょうか。あと、済みません、発電機は
どのようなものですかね。一般的なものなのか、それともガスで発電できるようなものでも
いいのか、その点をお聞きします。
○委員長(矢野幸正) 久保田防災危機管理課長。
○防災危機管理課長(久保田与治郎)
平成26年度の備蓄倉庫の予定数でありますが、今のとこ
- 156 -
ろ、話が上がっておるのは2地区から話が上がっております。
防災ラジオの件でございますが、平成25年度、今、基本調査を防災ラジオについてはして
おりますので、その結果を見て実施に向けて平成26年度に実施設計を組むということでござ
います。
発電機でありますが、燃料を使ったもの、ガソリンもありますし、ガスのものもあると思
います。両方ともに対象となると思います。
○委員長(矢野幸正) 桑原委員。
○委員(桑原宏史)
ありがとうございます。今、結構いろいろ報道でLPガスとか天然ガスを
使った発電機で安価なものができているということですので、そちらのほうも研究していた
だきたいと思います。
別件、もう一つ、急ぎで行きます。
二次的な避難地、例えば、1週間以上とか、家がなくなった人とかが避難するようなとこ
ろを指定されていると思いますけれども、そういったもののところの発電機の整備とかはこ
こに入っているんでしょうか。それと、どういうところが指定されているか、そしてその指
定の中に小・中学校が入っているかどうか、お願いいたします。
○委員長(矢野幸正) 久保田防災危機管理課長。
○防災危機管理課長(久保田与治郎)
避難所のことであろうと思いますけども、津波の避難所
は96カ所でありまして、それだけ配置をしております。そこに利用する発電機については、
備蓄計画の中で順次備えていくという形にしておりまして、今回もその予算は含んでおりま
す。避難所の場所については、小学校とも耐震性があって浸水域にないところは入っており
ます。
○委員長(矢野幸正) 桑原委員。
○委員(桑原宏史) 最後の質問です。
例えば、小学校の大型の発電機とか、そういうものを、例えば、今あるのか知りませんけ
れど、そういうところの予算というのはこちらの予算になるんですか。それとも教育委員会
のほうの予算になるんでしょうか。
○委員長(矢野幸正) 久保田防災危機管理課長。
○防災危機管理課長(久保田与治郎)
避難所として利用する発電機等については、防災危機管
理課のほうで整備するようになってございます。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
寺本委員。
○委員(寺本高明) ちょっと先ほど井上委員の質問の関連で質問したいと思います。
先ほど防災危機管理課長が、要するに食料の備蓄倉庫は人口によって限度額が決まってい
ますよと、補助率を出すのが決まっていますよという答弁だったんですが、私が昨年の6月
に、要するに避難地に個人の倉庫がありますと、それを借りて備蓄倉庫にしたらどうかとい
う一般質問をしたときに、総務部長は、それは地域で整備してもらうということの答弁だっ
たと思います。今聞きますと、市が補助を出してそういう備蓄倉庫もつくるというようなこ
となんですけども、そのときの私の昨年6月の一般質問のときの答弁と若干ニュアンスが変
わってきているなというように私は思ったんですが、そこはどうなんですか。
○委員長(矢野幸正) 久保田防災危機管理課長ですか。
- 157 -
○防災危機管理課長(久保田与治郎)
避難地に個人の倉庫があって、それを地区のために使っ
ていいということであれば、わざわざこの事業をして整備、それはないと思いますけど、避
難地にない場合はこの補助事業を使って整備していただくといいということです。
○委員長(矢野幸正) 寺本委員。
○委員(寺本高明)
私は、そのときに、個人が使っていいから、中は全然整備していない、備
蓄するのに棚とかいろいろな部分が整備せないかんようになると思うんですけど、仮に借り
た場合、そういうようなことも含めて一般質問で言ったと思うんですけども、それはできな
いと。私は、最後に念を押して、そういうような避難地に個人が貸してあげるというような
倉庫があれば、あえて建てずに使ったほうがより効率的ではないかというような質問で終わ
っていたと思うんですけども、そこの付近の考え方をちゃんと統一しておかないと、一方で
はできますよ、一方ではできませんよということでは、私、困ると思うんです。
それともう一点、避難路についての要望書も出しておりました。私もちょっと入院してお
った関係で、区長さんからの意見を退院した後に聞いたんですけども、市の振興局の職員が
来て、この避難路はもう舗装もしておるからできませんと。地区としては、手すりが必要、
勾配が海岸部ですから急峻なわけですね。手すりも必要ですという要望もしておったんです
けども、振興局の職員が来て、できないと。市のほうから、この要望についてはできません
よというように区長さんのほうに通知が来ておると。私も事前に見ましたけども、どういう
ような判断のもとでできないのかどうかですね。そこの部分、どうでしょう。
○委員長(矢野幸正) 久保田防災危機管理課長。
○防災危機管理課長(久保田与治郎)
平成23年度から、まず避難路、津波避難路の整備を最優
先にして進めてきてまいりましたけども、その中で、整備方針ということで、まず全域広い
ので、基本としては最低限の避難路をつくっていく、そして早く全体に行き渡るようにしよ
うということで3年間やってきました。それで、一時的にある程度、地域ごとに最低限のも
のは3年間ででき上がったというように考えております。
ですから、今後そういったところについては、先ほど申しましたように、要望を受ける中
で、地区の避難計画であるとか、あるいは避難訓練をしてどうしても手すりが必要だとか、
そういったところについては、2次整備という形で必要な箇所については整備を今後も続け
ていきたいというふうに考えています。
○委員長(矢野幸正) 寺本委員。
○委員(寺本高明)
先ほど、避難地を設定しているところ、その地区は年に1回は必ず避難訓
練もやっております。そういう中で、一方でできる、できないというような形の話になって、
私も、以前の区長さんにも、できないと言いよるが、どういうことかと言ったら、そういう
ことはないはずです、区長にもこういう形でできるという文書が来ているんだと、回ってき
ているんだというような話は私も現に見ました、その文書を。そういうようなことのないよ
うに、やはりどの地区も地震に対しての避難というのは真剣に考えて皆行動していると思い
ますので、不平等のないような形の整備を進めていただきたいというようにお願いして、終
わります。
○委員長(矢野幸正) ほかに。
(「質問と答弁が食い違うときには、委員長が言わな」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) はい。ほかにありませんか。
- 158 -
塩月委員。
○委員(塩月健治)
4番の急傾斜地、この分をちょっと確認したいんですけども、市が行う事
業、何カ所と、県に負担する分の工事の分、施工分、何カ所あるのか、ちょっと教えていた
だきたいんですけど。
○委員長(矢野幸正) 明石建設部次長兼建設課長。
○建設部次長兼建設課長(明石好弘) 建設課長の明石です。
今、この予算に上げている急傾斜地の崩壊に係る整備事業ということで上げております。
1つは、市町村営の急傾斜対策事業ということで、県費の補助をもらって、4割もらってや
る事業があります。これは、受益者の負担金が1割ということで、この予算については2カ
所計上しております。
採択要件の1つが、人工崖ではなくて自然崖のところ、そういうことが基本になっており
ます。1事業費が、基本事業費が675万円ということで、その4割で270万円ということで2
カ所上げております。
それから、市の単独事業、これも1戸から4戸未満ということで、1カ所分、これ、2分
の1を市が助成する、負担すると、2分の1を負担するということの急傾斜地の対策事業、
この2点の予算を今回の予算で計上しております。
○委員長(矢野幸正) 塩月委員。
○委員(塩月健治)
聞き取れんかったですけど、県の施工事業分はこれに入っているんじゃな
い。今、負担金及び交付金で上がると思うんですけど、4,600万円、この分は何カ所ぐらい
の工事をさせるのか。
○委員長(矢野幸正) 前田建設課河川砂防係長。
○建設課河川砂防係長(前田敏文) 建設課、前田です。よろしくお願いします。
県の事業は、全部で17件あります。そのうち単県事業という5軒以上の戸数の事業が2件、
それから公共という10軒以上の戸数を対象とする公共、国費を充てた事業が15件、現在施工
中であります。
○委員(塩月健治) わかりました。結構です。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
佐藤委員。
○委員(佐藤元)
消防費の中に災害対策費として急傾斜地崩壊対策事業が入るのに、消防費の
中になぜ消防署が入らんようなところの道路の新設なり道路の工事費が入らんのですかね。
お聞きします。
○委員長(矢野幸正) 予算の組み方なんですけど、財政課長、よろしいですか。
佐藤委員。
○委員(佐藤元)
これだけ予算が違って、入れられるというんだったら、今度、消防費の中に
も少し道路新設、道路の幅員の拡幅工事とか、そういうのとか、今、防災課でもやりよる避
難路の拡幅工事とか、これ、消防費の中にも全部入れられるんなら入れてくださいよ。そう
せんと、消防と関係する道路、さっきも消防長が言うたように、救急車も入らんような道路
がある。それも200メートルも300メートルもあると。それに水道が、本管が入っていなくて、
消火栓もない。それ、小さいやつなら、軽四なら入るやないかと言うけど、軽四が入ったん
じゃ1軒の家も消火できんというようなところだから、それに対してもやっぱり道路を拡幅
- 159 -
するなり新設するなりの必要があるんじゃないか。
これ、消防費の中で何で急傾斜地の崩壊対策工事が入っているんですか、事業。
○委員長(矢野幸正) 池田財政課長。
○財政課長(池田邦行) あくまでもそれが市道であれば、やはり土木費のほうで計上すべきだ
というふうに考えております。
○委員長(矢野幸正) 佐藤委員。
○委員(佐藤元)
それは答弁にならんじゃないですか。市道は全部通っておるんですよ。県道
も皆通っている。特に通らないところ、消防車が通らんところは市道ですよ。だから、市道
であるというのはわかっておるんだけど、じゃあ、ほんならこれ、急傾斜地というのは何も
用地がなくても、家の裏ですわな、これ、恐らく。同じ条件でしょう。それは、道路だから、
じゃあ道路のところだけしか入らんというのはおかしいやないですか。
今聞きよるのは、急傾斜地が消防費のほうで入っておるんやから、そんなんが入れられる
んだったらそういうところも入れてあげてくれませんかと。道路の要望が出ておる中に、消
防車が入らない、そして救急車も入らない、ましてや消火栓もないから、道路を広めて入る
ようにしてくださいという要望が出ておるから、その要望を持っていっておるんだけど、そ
れがなかなか行っていないと。
これも、市長が断りを言うた、間違いと一緒なら間違いでもいいんですよ。間違いなら間
違いと。
○委員長(矢野幸正) 執行部、9款、消防費の中に、なぜ急傾斜崩壊対策事業が入っているか
と、そこを説明してください。
根塚財務部長。
○財務部長(根塚洋二) 急傾斜対策事業については、災害の対策事業でございますので、消防
費の災害対策費、目的に合わせたところで計上しております。
○委員長(矢野幸正) 佐藤委員。
○委員(佐藤元)
それが、意味がわからんと言うんですよ。では、建設土木のほうには災害対
策費というのはないんですか。
○委員長(矢野幸正) 根塚財務部長。
○財務部長(根塚洋二) 建設の土木の災害については、災害復旧費のほうで予算計上しておる
ということになっております。
○委員長(矢野幸正) 佐藤委員。
○委員(佐藤元)
では、今後は、急傾斜地崩壊対策事業というのは、全部消防費から出るんで
すね。
○委員長(矢野幸正) 根塚財務部長。
○財務部長(根塚洋二) 目的に合わせてここで計上するようにいたします。
○委員長(矢野幸正) 佐藤委員。
○委員(佐藤元)
では、土木費から出るということはないということで認識すればいいんです
か。
○委員長(矢野幸正) 根塚財務部長。
○財務部長(根塚洋二) 急傾斜の対策事業については、こちらで計上いたします。
○委員長(矢野幸正) 佐藤委員。
- 160 -
○委員(佐藤元)
もう一回聞きますけど、急傾斜地崩壊対策事業というのは、じゃあ建設課が
管理はするけれども、経費としたら消防費の中から出るということやね。一切土木費からは
出ないということですね。いいですか、それで。
○委員長(矢野幸正) 根塚財務部長。
○財務部長(根塚洋二) 消防費の中の災害対策費で計上いたします。
○委員(佐藤元)
おかしいやないですか。災害対策費というのはどこにでも出るじゃないです
か。河川だって出るじゃないですか、災害対策費は。道路だって、全部、あんた、災害対策
で出るじゃないですか。災害のため、災害が起こらないような対策のための費用でしょう、
防災。だから、災害が起こってからも出るやつも災害対策費でしょう。それが全部消防費で
出るんですかと聞きよるんですわ。
○委員長(矢野幸正) 災害対策と災害復旧を説明してください。
根塚財務部長。
○財務部長(根塚洋二) 今、委員が言われた災害が起こってからの復旧費用については、災害
復旧費から一応計上するようになります。
○委員長(矢野幸正) 佐藤委員、よろしいですか。
○委員(佐藤元) ちょっと待って。
○委員長(矢野幸正) 補足説明、執行部ありますか。
明石建設部次長兼建設課長。
○建設部次長兼建設課長(明石好弘)
災害復旧費の件です。11款に災害復旧費がございます。
これ、公共土木施設災害復旧費ということで、道路災害、これも佐伯市の場合は市道です。
それから、河川の災害復旧費、これを計上しております。この分については、市道が災害に
遭ったときに復旧する事業、あるいは河川の護岸が壊れたときに復旧する事業ということで、
公共災害に提案して、査定官が査定して、道路あるいは河川の内容をもとの復旧に戻すとい
うような事業で、11款のほうで道路・河川の災害については上げております。
以上です。
○委員長(矢野幸正) 佐藤委員。
○委員(佐藤元)
よくわかりました。災害の対策、前にする対策ですね。対策のための工事は
ここで出るということでいいんですね。
それでは、民家の火災や道路が狭い、そのために延焼を起こすかもわからないという災害
が起こるための道路というのは、災害対策とは言わないんですね。お聞きします。
○委員長(矢野幸正) 執行部、どなたか答弁できますか。
副市長。
○副市長(井上勇)
それは、災害を前提にしておりませんので、道路の整備ということが前提
でありますので、8款の土木費の中で計上すると。そして、11款につきましては、災害対策、
11款は、先ほど言いましたように、災害対策でありますので、河川であったり農地であった
り、いろんなやつを11款で復旧費は上げているんですね。そして、先ほど言った消防費につ
きましては、対策ということでありますので、こういう形で上げるというのは、これは、実
は予算の、地方財政法の中にどういう形で事業を上げなさいという形を示されております。
それに基づいて基本的には款項目は設定しているということであります。
○委員長(矢野幸正) 佐藤委員。
- 161 -
○委員(佐藤元)
副市長の説明、よくわかりましたので、今後は、そういうふうな狭い道、そ
れから延焼というのは、これ、災害だと私は考えるんですよ、そういうようなところがあろ
うかと思いますので、そういうふうな地元からの要望、それから消防署からの通報、消防署
もそういうふうなことをやっぱりやっていただきたいと思うし、それをあわせて整備をよろ
しくお願いしたいと思います。
以上でいいです。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、9款、消防費を終わります。
ここで執行部の準備の都合上、2時30分まで10分間休憩いたします。
午後2時18分 休憩
──────────────────────────────────────―
午後2時30分 開議
○委員長(矢野幸正) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
10款、教育費に入ります。
228、229ページをお開きください。
このページの10款について、御質疑ありませんか。
後藤委員。
○委員(後藤幸吉) 教育長、来ちょるな。冒頭にお尋ねします。
各、今まですると、やっぱり財政課とのやりとりがあって、十分盛られておらんような予
算があるようにあります。教育長は民間の方ですから、今回、教育委員会のこの予算を見て、
十分に子どもの教育、環境、そんなんが整備できる予算をもらえておるかどうかを答弁くだ
さい。
なお、足らんところがあったら応援しますから。
○委員長(矢野幸正) 分藤教育長。
○教育長(分藤高嗣) お答えいたします。
教育予算につきましては、以前からちょっと少ないんじゃないかという御指摘も受けてま
いりました。今回は、建設費等がちょっと多いもんですから、平成26年度は、通年よりも多
目に予算をいただいています。
ただ、子どもたちの教育に直接かかわる予算という面では、まだ私どもが欲しいなと思っ
ているところが十分であるということは言えないのかなというふうにも思っております。た
だ、財政当局にも私どもの思いというのは伝えておりますので、その分は伝わってはいるか
なと、今後に期待しているところでございます。
○委員長(矢野幸正) 後藤委員。
○委員(後藤幸吉)
冒頭ですけんな、財政部長も今度勇退されるごとあるから、一遍いっぱい
つけてからやめられたほうがよかったと思うんですけど。これで、どうも。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、230、231ページ、御質疑ありませんか。
矢野委員。
- 162 -
○委員(矢野精幸)
1番の奨学金の貸付事業ですね。これの1,200万円が上がっておりますが、
予定の人数と、また1人当たりの金額と返済の条件等をちょっと教えてください。
○委員長(矢野幸正) 甲斐学校教育課長。
○学校教育課長(甲斐徳人)
1,200万円の内訳をお答えいたします。まず、平成26年度貸し付
けることが決定している方が16名います。そして、校種、高校・大学・専修学校、そして自
宅か自宅でないかといったようなことで貸付金額が変わっております。例えば、高校の私立
に行って自宅からですと2万7,000円であります。そういう方が3名いらっしゃいます。月
2万7,000円掛け十二月であります。または大学の私立で自宅ですと3万4,000円で1人いら
っしゃいます。このように、校種が違って金額が違いますけれども、16名いまして、計626
万4,000円貸し付けます。そして、平成26年度の新規予定者ということで15名分、573万
6,000円を予定して、計1,200万円となっております。
返還につきましては、卒業した日から1年間据え置きで、高校・専修学校・短期大学に在
学する奨学生は、貸付期間の2倍以内の期間で返還をしてもらう、高等専門学校または大学
に在学する奨学生は、貸付期間の3倍以内に返還してもらう、このようになっています。
○委員長(矢野幸正) 矢野委員。
○委員(矢野精幸)
これは、人材の育成といいますか、今後の佐伯市を担う優秀な人材と思う
んですが、私も知った塾の先生の話なんですが、最近は、関東地域に進学される大学生が少
なくなったという話をしておりました。というのは、やはり家庭の今言うように経済事情が
ありまして、やりたいけどやれないという状況が出ておるそうであります。奨学金のこの制
度も拡大して、もう少し予算化ができないかどうか、その辺のことも教えてください。
○委員長(矢野幸正) 甲斐学校教育課長。
○学校教育課長(甲斐徳人) 金額を少しでも上げたいところではございますが、ここ数年、二、
三年、先ほど、15名、新規応募者を予定しているんですけども、そこまで達しないことが多
いんですね、10名前後とかということで。そういった応募状況も見ながら、金額についても
考えてまいりたいと思います。
○委員(矢野精幸) わかりました。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
佐藤委員。
○委員(佐藤元)
ここ、231ページだけを見ると、職員の給与、管理事業、教育、これ、ここ
の職員だけを見ると特別職を1人入れても、手当までいくとおおよそ60万円かなというふう
な計算ができるんですが、実際に人件費、人件費といいますか、人件費が何億円予定されて
おるのか、そして環境整備に幾らぐらいの費用が入っているのか、これ、全体的にちょっと
教えていただけませんか。
○委員長(矢野幸正) 田村総務部次長兼総務課長。
○総務部次長兼総務課長(田村智)
委員さんがおっしゃられている、職員給与費の全体ですか。
○委員(佐藤元) そうそう。
○総務部次長兼総務課長(田村智)
それは、280、281ページに給与費明細表というのがありま
す。
○委員(佐藤元) 一番最後にある。
○総務部次長兼総務課長(田村智) ええ、そちらで説明しております。
- 163 -
○委員長(矢野幸正) 佐藤委員。
○委員(佐藤元)
それを聞かんと、その次に移れんのよ。何ぼぐらいの給料でやりよるから、
環境整備があるからということでちょっとお願いを聞かないけんところやけんな。そんなら、
ちょっとその次で聞きましょう。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、232、233ページ、御質疑ありませんか。
清田委員。
○委員(清田哲也)
6番、義務教育振興事業、学力向上実践研究事業ということですけど、学
力向上に資する事業で、概要説明も読んだんですが、ちょっと具体的に何をするか、旅費、
需用費、委託料、ここらの説明を踏まえながらの事業内容の説明を1点お願いします。
それともう一点、続いて7番の学校問題解決支援事業、報酬で160万8,000円上がっており
ます。どなたに支払うとかという部分の説明及び事業内容をお願いします。
○委員長(矢野幸正) 甲斐学校教育課長。
○学校教育課長(甲斐徳人) まず、6番の佐伯市学力向上実践研究事業についてでございます
が、主に県から配置された学力向上支援教員を中心にしてグループを組んで、そして一体と
なって事業改善に取り組む、そして子どもの授業、学力の定着に取り組むといったものです。
予算的には、昨年度まで中学校振興費の中で計上していた学力向上支援事業と一本化しま
した。それで、予算的には、佐伯市学力評価規準診断テスト、自作のテストをつくって行っ
ていますが、その製作費、そして成績処理、個人成績表の業務委託を行っているのが予算的
には主なものとなっております。
7番の学校問題解決支援事業の報酬につきましては、退職された校長先生、生徒指導のベ
テランの方を専門相談員として雇って、活躍していただいているところでございます。
(「事業内容」と呼ぶ者あり)
○学校教育課長(甲斐徳人) 失礼しました。学校問題解決支援事業の事業内容といたしまして
は、保護者や地域等から苦情とか相談とかといったことは、学校の中で解決できないような
事案、学校の中で解決が難しい事案につきまして、専門相談員が学校に出かけていって、ケ
ース会議を開いたり、または直接その方と話をしたりして、その問題の解決を図っていくと
いったものでございます。
○委員長(矢野幸正) 清田委員。
○委員(清田哲也)
よくわかりました。ただ、ちょっと7番のところなんですけど、実は、私、
PTA会長をしていたときに、まさにこのネーミング、問題解決委員会をつくってください
と当時の教頭先生からお願いされまして、いわゆる保護者からのクレームに対する、先生が
応えても応え切れない部分ですよね。いわゆる世間的にはモンスター何たらと言われる部分
に対しては、いわゆる保護者同士で対応しましょうということで、そういう取り組みをやっ
ていまして、1年目、2年目になるともう、いわゆる学校に対するクレームも半数以下、ほ
とんどなくなったという、そういう事例もありますので、今聞くところによりますと、退職
した校長先生とか、これ、大変管理者として心強いベテランの方でしょうが、それはそれで
いいとは思うんですけど、いわゆるPTAのそういう部分での活用という部分も、教育委員
会が指導することでもないかもしれませんけど、そういう部分もあるよというようなことも
- 164 -
念頭に入れておいていただけたらなと思います。答弁は結構です。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
上田委員。
○委員(上田徹) 12番、上田です。先に当てていただきましてありがとうございます。
10番の義務教育振興事業の中の学校図書館活用推進事業、事業内容で図書館指導員、これ、
こういう方の賃金だというふうにここに7番で上げられているわけなんですけど、現実、今
現在何名の方がいらっしゃって、そして新たに何名ふやすのか、その点をちょっとお聞きし
ます。
○委員長(矢野幸正) 甲斐学校教育課長。
○学校教育課長(甲斐徳人) 正式名称は、学校図書館支援員といいます。現在、今年度は3名、
渡町台小学校、鶴岡小学校、佐伯小学校に配置しております。今年の取り組み、とてもよく
て、当該校の子どもたちからも大変喜ばれております。そこで、人数をふやしていこうとい
うことで、来年度2人増であります。それから、日数も、今年度222日ということで、夏季
休業中の活動ができませんでしたので、244、ちょっと夏季休業中にもお手伝いいただこう
と考えております。5名であります。
○委員長(矢野幸正) 上田委員。
○委員(上田徹)
大変いい取り組みであるということで、さらに人数をふやしているというこ
とでしょうけど、次年度以降、今後も計画的にふやしていくのか、他の学校はまだあるわけ
なんですが、その点はどういうふうに考えていますか。
○委員長(矢野幸正) 甲斐学校教育課長。
○学校教育課長(甲斐徳人) 専任、その学校にずっと月曜日から金曜までいるという専任を雇
うということになりますと、41校とてもだめです。足りません。それで、兼任といいまして、
1つの学校に配置して、1週間の間に2校または3校回るという形も交えながら、できるだ
け早期に全校配置を目指していきたいと思っております。
○委員長(矢野幸正) よろしいですか。
上田委員。
○委員(上田徹)
最後のところがちょっとひっかかったんですけど、全校配置ということにな
れば46名配置になるわけなんですけど、先ほど、巡回すると言ったらおかしい、言葉が合う
かどうかわかりませんけど、各学校に1人が何校か持って回りながらやっていくということ
でしょうから、この5名で、この日数で足りるのかなというふうな心配と、もう少しふやし
たらくまなく全校が回っていける、そういうふうに、日数も含めてですが、そこら辺を少し
計画的に考えていって、全校がこういう指導員の方からの指導を受けられるような形にして
いただきたいなというふうに思います。もう要望で結構です。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
浅利委員。
○委員(浅利美知子) 今のところで関連なんですけれども、この支援員の方は臨時の職員さん
になっておりますけれども、例えば、図書司書だとか何か資格が要るのかどうか、そこのと
ころと、今、巡回的なことを考えていらっしゃると言われましたけれども、やはり今、本離
れというか、図書離れというか、そういうのもあるかと思いますか、この部分は重要な部分
だと思います。
- 165 -
それで、以前、小学校を訪問したときに、たまたま図書館を見せていただいたんですが、
図書、こういう司書というか、こういう支援員の方がいらっしゃるところといらっしゃらな
いところでは、本当、図書館の雰囲気が全然違うと思うんですが、たまたま行かせていただ
いたところは、ただ、何といいますか、言葉がちょっと悪いんですけど、本が並べてあると
いうような感じで、何か閑散とした雰囲気がありましたので、やはりこういう人たちは、支
援の方たち、非常に大事だと思いますので、本当、これからもこの事業には力を入れていっ
てもらいたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
まず、この臨時の職員さん、何か資格があるのかどうなのか、そこのところを教えてくだ
さい。
○委員長(矢野幸正) 甲斐学校教育課長。
○学校教育課長(甲斐徳人) 全員が図書司書の資格を持った方でございます。
それから、先ほどの質問と関連して、来年度につきましては5人で兼任するという形もと
りながら、ことしの3校から来年度は10校を考えております。
○委員長(矢野幸正) よろしいですか。ほかにありませんか。
御手洗委員。
○委員(御手洗秀光) 義務教育費の中に、平成26年度予算には計上されておりませんけれども、
平成25年度の予算書の中に、防災教育推進事業と40万円計上されておりました。これ、国・
県支出金ということで承っておりまして、特に海岸沿線にある小・中学校を中心にして防災
意識の高揚とか防災教育をしていくというようなお話を承っておりましたが、平成24年度は
松浦小学校ですか、そして平成25年度は蒲江翔南中学校ということでやってこられたようで
ございます。
国・県の支出金がないから今年度計上されていないのか、あるいは何らかの理由でやめた
のか。私は子どもの学校における防災教育は非常に大事だということを思っておりますし、
歴史が証明しておりますから、ぜひその辺について御回答いただきたいと思います。
○委員長(矢野幸正) 甲斐学校教育課長。
○学校教育課長(甲斐徳人) 防災教育充実事業につきましては、24年度、25年度、これは県の
事業でございました。それで、過去2年間、県内で小学校2校、中学校2校とかというよう
な形でしたが、佐伯市が率先して手を挙げて過去2年間事業を実施しましたが、26年度は高
等学校を対象に行うということですので、小・中学校は対象とならないということで、佐伯
市では行えない。
ただ、社会教育課のほうで事業がありますので、学校防災教育の重要性ということは十分
認識しておりますので、社会教育課と協力しながら取り組んでまいりたいと思います。
○委員(御手洗秀光) わかりました。
○委員長(矢野幸正) よろしいですか。ほかにありませんか。
清家委員。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
○委員(清家好文)
3番、義務教育振興事業、外国語指導助手派遣事業1,349万1,000円ですか、
上がっていますけど、これは、どのような方を何名派遣しておられるのか、その点と、成果
は上がっているのかということですね。お尋ねします。
○委員長(矢野幸正) 甲斐学校教育課長。
- 166 -
○学校教育課長(甲斐徳人) 人数につきましては4名です。出身地で言えば、アメリカが3名、
ブルガリアが1名です。この4名の方を幼稚園・小学校・中学校、年間、ことしで、最終集
計はまだ出ておりません、600回、4人で行っております。
成果といたしましては、児童・生徒との英語でのコミュニケーションがとれて、子供たち
が、英語に関する興味・関心を持てて、もう抵抗なく英語について話したりといったような、
そういう環境ができるということが一番に上げられるかと思います。そのほか、ゲームとか
英語活動を行ったりして、子供たちの小学校の高学年からそういった活動を行ってなれ親し
み、そして中学校に行っての英語教育というものが向上しているという成果が上がっている
と考えられます。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
○委員(清家好文)
今、英語ということなんですけど、ほかの言葉というか、今、英語と言わ
れて、イングリッシュということなんですけれど、ほかの言語というのはないんですか。予
想、予測というんか、今後の将来的な問題なんですけれど、それは予定していますか。
○委員長(矢野幸正) 甲斐学校教育課長。
○学校教育課長(甲斐徳人) 別に、APUとの特色ある学校づくりサポート事業の中で、AP
Uとの交流と、APUの学生を学校に招いたり、またはAPUに行ったりする中で、もちろ
ん英語に限らず、国際交流アドバイザーとして、佐伯市、その学生をこちらに招いているん
ですけれども、アメリカに限らず、アジア、それを中心に10カ国ぐらいの学生がその国の文
化というものを子どもたちに教え、言語も含めて、一緒に活動しているということがござい
ます。
ALTに関しては、英語を中心に行ってまいります。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
桑原委員。
○委員(桑原宏史)
済みません、先ほどの御手洗委員の防災教育に関連でちょっと御質問させ
ていただきますが、今、課長のほうから、重要性を非常に認識されているということですけ
れども、全然認識されていないと思いますよ。
大分県の被害想定、これはこの前、南海トラフの発表をされましたけれども、例えば、建
物による死者、一番多いときで7人、これが耐震補強後の崩壊による人的被害予想が1人で
すね。7人が1人になっている。津波による犠牲になる方、これ、予測が8,500から600です
ね。これが早期避難の津波による人的被害12人となっています。どれだけソフトの部分が大
切かということですね。
釜石の奇跡、これもNHKでも何度も放送されていますので、市民の方も認識が大きいと
思いますけれども、3,000人弱いた釜石市の小・中学生が犠牲になったのはわずか0.2%です
ね。ほとんどの方が防災教育のおかげで被害を免れた。しかも周りにいた大人たちも避難を
促したという、これ、ほとんどの方が知っている事実があるのに、僕はこれ、予算には上が
っていないけれども、そういう手当てを絶対しているんだなと思っていたんですけど、今の
御答弁を聞くと、ことしは何もやらないのかなと思うんですね。
ここは、本当に教育委員会の役目だと思うんですね、防災に関するところは。そこで、こ
れを今後どう、そういう認識のもとでやっていただけるかどうかというのを教育長にお伺い
したいと思います。
- 167 -
(発言する者あり)
○委員(桑原宏史)
だってこれ、教育長の采配でしょう、これを真剣に取り組むかどうかとい
うのは。
○委員長(矢野幸正) 分藤教育長。
○教育長(分藤高嗣) お答えします。
桑原委員がおっしゃったように、釜石市の釜石の奇跡と言われて、ソフト部分が非常に重
要だと、おっしゃるとおりだというふうに思っております。
この予算書に上げる事業名としては上がっておりませんが、東北の大震災以降、特に各学
校で東北大震災から学んだことということで、子どもたちに自主的に避難する力、防災に強
い子どもたちを育成するために、それぞれの学校で避難訓練を含めた活動をしております。
年間、基本的には、各学校とも各学期に1回、年間3回程度の避難訓練を行いますが、多い
学校につきましては、蒲江小学校等、年間18回の避難訓練を行っているところもございます。
そういった自分の命を守る動きをどうすればいいかということを子どもたちが身をもって
体験することによって、自分の命を守る、また率先避難者として地域の方々にも自分が逃げ
ている姿を見せると、そういった教育に今取り組んでいるところでございます。
○委員長(矢野幸正) 桑原委員。
○委員(桑原宏史) ありがとうございます。
釜石市に限らず、震災後、多くの自治体が綿密なカリキュラムをつくって、ある程度予算、
予算といってもハードに使う分の何百分の1ですよ、使って、ちゃんと教育委員会とここに
入ったものをつくって進めておりますので、そういうところも研究して、ぜひ市でも、教育
委員会のこれは大きなものだとして進めていただきたいと思います。よろしくお願いいたし
ます。
○委員長(矢野幸正) 要望でよろしいですか。ほかにありませんか。
佐藤委員。
○委員(佐藤元)
先ほどの清家好文委員の関連ですが、外国語指導助手、この方4名と今言わ
れましたが、この方は日本語を話せるんですかね。佐伯に在住していますかね。
○委員長(矢野幸正) 甲斐学校教育課長。
○学校教育課長(甲斐徳人) 全員佐伯市在住で、日本語も私たちと同じく同等に話せる、そう
いう方々です。
○委員長(矢野幸正) 佐藤委員。
○委員(佐藤元)
先日、私有地に入ってきて車をとめたので、ここは外国と違って人の土地に
は勝手に車をとめられないんですよと私が説明したら、私、日本語がわかりませんと、車が
出ていきましたので、もしその中に該当者がおったら言うとってください。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、234、235ページ、御質疑ありませんか。
御手洗委員。
○委員(御手洗秀光)
235の6目の国際化推進事業費の区分1なんですが、国際交流事業663万
円計上しております。この概要の説明を見ますと、中国の邯鄲市、それからオーストラリア
のグラッドストン市、そしてアメリカのホノルル市と、この交流に関する具体的事業費及び
- 168 -
その云々というふうに書かれていますが、実は、昨年の5月の30日に、私も当て職で芦刈委
員と一緒に入っておりますが、国際交流推進協議会というのがございます。その中での説明
には、アメリカのホノルル市はなかなか連絡がとれないと。こっちからは打診しているんだ
が、向こうから一切連絡がないんだというような総会でのお話を伺いました。その後、進展
があったのか。進展がなければ、恐らく平成25年度の予算では300万円ぐらいだというふう
に思うんですけれども、倍ほど上がっていますから、その理由とかを含めてお答えいただき
たいと思います。
○委員長(矢野幸正) 丸山教育総務課長。
○教育総務課長(丸山初彦) 教育総務課長の丸山です。御手洗委員の御質問にお答えいたしま
す。
この部分につきましては、佐伯市国際交流推進協議会の補助金の一部の中の事業でござい
ます。ホノルル市との事業につきましては、その後、具体的な進展というのは基本的にはあ
りません。ただ、こちらのほうから連絡をとりながら、今後どうしていくかということの活
動はしているんですけども、なかなか思うようにいかないというのが実態でございます。
今回予算が上がっているのが、1つは、邯鄲市と佐伯市の20周年の節目になりますので、
その事業費としての部分が若干上がっているということ、そして、その関係でかなりの予算
が去年よりは上がっているということでございます。そのほかにつきましては、例年どおり
の予算計上になっています。
ただ、グラッドストンを知る旅という中学校の中学・一般の方を対象とした事業も平成26
年度行う予定にしていますので、その部分も含めて若干補助金が現在上がっているというこ
とでございます。
○委員長(矢野幸正) 御手洗委員。
○委員(御手洗秀光)
平成25年度の予算が330万円ぐらいでよろしいですね。その倍ぐらい上
がっていますから、先ほど2つの事業を言われました。邯鄲市と、それからグラッドストン
のをそれぞれこれが幾ら、これが幾らというふうにお答えできたらお願いしたいんですけど。
○委員長(矢野幸正) 丸山教育総務課長。
○教育総務課長(丸山初彦) お答えいたします。
邯鄲市の20周年の事業につきましては、約合わせて150万円を予定しております。それと、
邯鄲市、佐伯市の小・中学生の交流事業ということでありますけれども、これは向こうのほ
うに行く予定にしていますけど、これが約200万円、そして3点目として、毎年やっている
んですけども、邯鄲市と佐伯市の美術交流秀作展、これに約3万2,000円、そしてグラッド
ストンとの写真交流展というのが、これも毎年やっているんですけども、これが約6万
5,000円、そして姉妹都市グラッドストンを知る旅という形で、これに111万9,000円ほどの
予算、そして後、図書交流事業という形の中で2万5,000円程度の予算を含んで、それを補
助金として計上しています。
○委員長(矢野幸正) 御手洗委員。
○委員(御手洗秀光) 邯鄲市の20周年の交流の記念というのが結構大きいようにございますか
ら、それがはっきり言って少し加わったということで理解していいですね。わかりました。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
河野委員。
- 169 -
○委員長(矢野幸正) 河野委員。
○委員(河野豊)
私もこれ、ちょっと質問しようと思っていたので。今、御手洗委員がほとん
ど聞いたんだけどね。もう20年もしておって、ある意味、小・中学生あたりが視野を広げる
という意味では貢献しておるんだろうけど、現実的に邯鄲市あるいはグラッドストンと費用
対効果、佐伯市民の利益になっておるのかなと。その辺で、ある意味、20周年という、それ
は否定するわけじゃないですよ、交流を。でも、そこら辺をしっかり見せてほしい。それと、
実際に佐伯市に貢献しておるのは、今在住しておる外国人なんですよ。中国から来たり、造
船所にはいろんなところから来ていますよね。そういう人たちをある意味、国際交流という
場に引っ張り出すぐらいの施策というのをこういった予算でできないのか、それをちょっと。
○委員長(矢野幸正) 丸山教育総務課長。
○教育総務課長(丸山初彦) 教育総務課長です。お答えいたします。
今、教育委員会で思っている国際交流というのは、基本的には、教育的な部分の国際交流
が主でございまして、そこらの経済的な部分につきましては、そこまでは達していないとい
うような状況があります。今後、そこらの部分をどのようにしていくかということが大きな
課題になろうかと思いますけれども、現時点では、教育委員会としては、教育的な国際交流
を図る上で人的なつながりを深めていこうという形の中でやっておりますので、その部分を
含めて今後どのような形で考えていくかというのは大きな検討課題ではないかとは思ってお
ります。
○委員長(矢野幸正) 河野委員。
○委員(河野豊)
これ、佐伯市国際交流推進協議会、ここにほとんど補助金というか、そうい
った形でぽんとやるわけで、今言うように、教育予算で教育の場に使うというのと、国際交
流っていろんなあれがあるわけですよね。そういった意味では、なぜ、ホノルルが音信がな
いかと。アメリカという国は、現実主義者ですよ。教育なんかよりも経済の交流がしたいと、
それで打診が上がっておったんだけど、市は、そういう要するに場がないということで当初
断ったわけです。これ、私もかかわってホノルルまで行って、こういうあれをしたけどね。
そういった意味で、経済交流を重視する国と教育を重視する。果たして邯鄲市も教育を重
視しておるのか、グラッドストンも教育を重視して交流しようとしておるのか、そこらはや
っぱり見きわめて、こういう時代になってきたら、やはり経済交流、これもパーセントの中
でいえば、私は6割ぐらい経済交流が優先するべきかなと思うので、そこら辺はまた教育委
員会という場所と違う部署と連携して、国際交流の中でそれだけのお金を使うんであれば、
ある程度のところでそういったセクションというか、そういうものが必要じゃないかと。ど
うですか、考えは。
○委員長(矢野幸正) 丸山教育総務課長。
○教育総務課長(丸山初彦) お答えいたします。
今、河野委員がおっしゃられた部分を含めた国際交流という形になれば、やはり教育委員
会部局だけで考えていくということは非常に難しい部分がありますので、その件を含めて今
後の国際交流をどのようにしていくかということについての大きな検討課題という形で、教
育委員会としては他部局等と協議をしていきたいと思っております。
○委員長(矢野幸正) 河野委員。
○委員(河野豊)
もう余りしつこくは言わない。教育委員会に言うべきことでもないかと思う
- 170 -
ので、企画課長あたりが、やはりこっち側サイドの部分が考える部分かなと思うけどね。
やはりさっきも観光の部分で言ったけど、市内には在住者がたくさんおるわけですよ。そ
ういった方とか、現実に国際交流をするんであれば、経済を回す、経済を活性化するといっ
た観点から国際交流という部分があってしかるべきだと思うので、その辺、ぜひ、何かコメ
ントがあれば。
○委員長(矢野幸正) 武田企画課長。
○企画課長(武田晴美) 企画課の武田でございます。
委員御指摘のことは、市役所の内部でも議論を行っておるところであります。経済交流、
それから学校の交流、あるいは社会教育まで含めた民間の文化交流、いろんな面があるとい
うことで関係課で協議をしております。
ただ、一元的にそれをどこが踏み出して行っていくかということについて、まだ庁内では
まとまっておりません。言葉は過ぎますけれども、縦割りの弊害とか、そういうところもあ
りまして、なかなか現段階では踏み出せないところであります。今、教育委員会の教育総務
課長が答弁いたしましたとおり、庁内で協議の場を設けまして早急に対応を図ってまいりた
いと考えます。
○委員長(矢野幸正) よろしいでしょうか。ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、236、237ページ、御質疑ありませんか。
塩月委員。
○委員(塩月健治)
2目、区分1、小学校スクールバス運行事業、小学校のスクールバスの運
行事業費が、去年に比べて委託料が200万円ぐらい減っておるんですけども、この辺をちょ
っと教えていただきたいんですけども。
○委員長(矢野幸正) 丸山教育総務課長。
○教育総務課長(丸山初彦) お答えいたします。
スクールバスにつきましては、スクールバスを走らせている学校との現在の平成26年度の
状況を把握しながら委託契約をする予定にしております。その中で、子どもによっては、バ
スの数とか、そういう部分に影響がある可能性がありますので、その関係で集約したらトー
タルで200万円ほど少なくなっているということだと思います。
○委員長(矢野幸正) 伊東教育総務課総務企画係長。
○教育総務課総務企画係長(伊東浩三) 教育総務課係長の伊東です。よろしくお願いします。
少し補足説明をさせていただきます。去年、平成25年度予算に比べて約200万円減ってい
るんですけども、これは、昨年、平成25年度に直川のほうで路線バス、路線の定期バスを大
分バスのほうが廃止するということで、それの準備ということでバスの委託料を計上してお
ったんですけども、最終的に大分バスさんがバス路線を継続ということになりまして、その
バス委託料が不用になっております。それが約200万円ちょっと、ことしはそれを計上して
いないと、引き続きその路線を継続していただいておりますので、必要ないということでご
ざいます。
○委員長(矢野幸正) 塩月委員。
○委員(塩月健治)
この委託料、バスなんですけど、今、小学校は低学年と高学年があって、
一緒に帰る、授業が終わる時間が一緒じゃないんですよね。低学年が高学年が終わるまでバ
- 171 -
スを待つ時間というのがあるんですよね。なぜ、ちょっとでも寄附して、援助して、低学年
は低学年で帰す、高学年は高学年で帰す、その便の手当てを入れてふやしていただきたいな
と思っておるんですけども、その辺のところはどうでしょう。
○委員長(矢野幸正) 丸山教育総務課長。
○教育総務課長(丸山初彦) 教育総務課長の丸山です。
今の塩月委員の御意見というのは、基本的には各学校の保護者の方からもそういう要望が
出されております。教育委員会といたしましては、基本的にはそういう形にしたいんですけ
れども、やはりかなりのバスの数と、そしてその対応という形、それとやはり、こんなこと
を言ったらいけませんけど、予算的な部分がありまして、どうしても低学年の現在児童につ
きましては、若干そういう形になっていると。今後、ここらをどうするかというのは大きな
課題ですので、早急にどうこうということにはならないと思いますけれども、そういう課題
を各学校からいただいておりますので、対応していきたいなと思っています。
また、統合が今進んでおりますので、やはりここらの部分も大きな問題になってくるんで
はないかなと思っています。ただ、そういう問題があるということは重々承知しております
けれども、全体的なことから考えて現状のままお願いしているということでございますので、
そういうことの御理解はお願いしたいと思っております。
○委員長(矢野幸正) 塩月委員。
○委員(塩月健治)
上入津小学校なんですけども、放課後クラブも何もないですよね、放課後
クラブとか。そういうところで待っているので、一刻も早くこういうような予算をつけて対
処していただきたいと思います。よろしくお願いします。
○委員長(矢野幸正) 要望でいいですか。ほかにありませんか。
佐藤委員。
○委員(佐藤元)
237ページの区分4、小学校施設維持管理事業、この中にグラウンド整備は
入っていますか。
○委員長(矢野幸正) 丸山教育総務課長。
○教育総務課長(丸山初彦) グラウンド整備につきましては、この中には計上はされておりま
せん。
○委員長(矢野幸正) 佐藤委員。
○委員(佐藤元)
副市長、先般、12月議会で私が質問、要望しました、渡町台小学校のグラウ
ンド整備。ここに書いてあるのが、小学校30校の維持補修にかかる経費、主に施設の管理費
や修繕にかかる費用であり、児童が安全に衛生的に生活できる環境の維持を図るということ
を書いておりますが、このほかに見当たるところがございませんので、もう恐らく入ってい
ないんじゃないかなと思います。どうでしょう。材料代を支給してください。ぜひとも、12
月に言いましたように、機材等は私どもの業界で持ち込んでやってあげたいと思います。こ
のまま進んでいって万が一にも高齢者もしくは小学校の小さい子どもたちが滑りこけて足や
手の骨を折るというようなことが起こると、ますます教育委員会は、それでいいんだろうと
思いますけど、佐伯市として子どもの育成をする佐伯市でありますので、903平方キロ、一
番広い中で子どもを育てていくということが公約であろうかと思いますので、その点、よろ
しくお願いしたいと思います。私どもも力をおかししますので、材料支給ということでよろ
しくお願いします。
- 172 -
○委員長(矢野幸正) 丸山教育総務課長。
○委員(佐藤元)
副市長に聞いたんや。あんたたちがせんと言うんやからしょうがねえじゃん。
○委員長(矢野幸正) 井上副市長。
○副市長(井上勇)
以前から御指摘のありました渡町台小学校のグラウンドの件ということで
すね。ちょっとその件、以前から委員のほうからどういう形でという御提案をいただく中で、
ちょっとそのことを教育委員会からその状況を聞いておりませんので、まず教育総務課長の
ほうが答弁した上でやっていきたいと思います。よろしく。
○委員長(矢野幸正) 丸山教育総務課長。
○教育総務課長(丸山初彦) 済みません、先ほど、グラウンド整備という部分については計上
していないんですけども、ただ、先ほど言われたように、グラウンド等の真砂土の原材料費
ということにつきましては、この中に計上させていただいております。先ほど言われた部分
の特に渡町台小学校につきましては、昨年の12月議会で佐藤委員のほうから質問がありまし
た。何らかの応急措置をということで、水路を掘ってやっております。その後、雨が降った
後に行きましたら、前に比べてかなり水はけがよくなっています。きょうも朝、雨が降りま
したので、私が行きまして、やっぱり真ん中ぐらいにかなり水がありました。昼過ぎに行き
ましたら、もうほとんどが真ん中ぐらい、なくなっていますけど、ただ言われたように、少
しへこんでいるところがあることは間違いありませんので、そこにつきましては、学校と協
議をしながら、真砂土を入れてできるだけフラットにした形にしていきたいという考えは持
っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
○委員長(矢野幸正) 佐藤委員。
○委員(佐藤元)
先生方ではなかなか、くわやかき板ではなかなかできませんので、原材料、
本当に支給する費用が入るんなら、打ち合わせをして機械で。雨が降って水がたまるという
のを見ておるんでしょうから、いずれそれを繰り返すと、そこに泡がたまり、ぬめりが出ま
すので、それで事故を起こすということが一番怖いわけですので、PTAの父兄の方からも
言われていますし、子どもももちろん高齢者もあそこをよく使用しますので、そういうよう
なことから、私ども業界からもボランティアで応援に行きますので、そういうようなことで
計画をして、この梅雨が来る前に、私は、この間、正月が来る前に言っているんですよ。ま
た3月まで来たから、梅雨が来る前にやりましょう。よろしく。副市長、そういうことでよ
ろしいですか。
○委員長(矢野幸正) 井上副市長。
○副市長(井上勇)
その件につきましては、先ほど教育総務課長が答弁した状況にあると思い
ますので、よく教育委員会のほうと話をしていただきたいと思っております。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
寺本委員。
○委員(寺本高明) 1番の小学校の一般管理について、ちょっと質問したいと思います。
実は、もう行政相談のほうにも個人が行って、小学校の体育館の窓ガラスに太陽の光が反
射して、そして住宅のほうに入って、中に夏場なんかはおられないと、暑くておられないと
いうことで苦情が入っていると思うんですけど、その件は把握していますか。蒲江小学校な
んですけども。
○委員長(矢野幸正) 丸山教育総務課長。
- 173 -
○教育総務課長(丸山初彦) 教育総務課の丸山です。
その件につきましては、教育総務課としては把握しております。そういう意見があったと
いう、そういう相談がありましたので、もう早速現地に行って、ちょっと御迷惑をかけてい
る方と話し合って今後どうするかというのを、基本的には対応を考えているところでござい
ます。
○委員長(矢野幸正) 寺本委員。
○委員(寺本高明)
もう随分前からこれはそういうような状況になっているということです。
本人もたまりかねて行政相談にも行ったということであります。私もそういうこと、公の施
設で早目に解消してやらなければならないんじゃないかと思うんですけども、今年度の小学
校の一般管理の中で対応できるのかどうか。
○委員長(矢野幸正) 丸山教育総務課長。
○教育総務課長(丸山初彦) そういう相談が来ておりますし、こちらもそこらの対応をしなけ
ればならないと思っておりますので、平成26年度予算で対応していきたいと思っております。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、238、239ページ、御質疑ありませんか。
髙司委員。
○委員(髙司政文)
区分6の小学校就学援助費ですけど、文科省は、2014年度の予算で単価を
上げていますよね、大体消費税分ぐらいですけど。これを流用せずにきちっと単価どおりに
佐伯市の場合、運用しているのかどうか、それをちょっとお聞きしたいと思います。
○委員長(矢野幸正) 甲斐学校教育課長。
○学校教育課長(甲斐徳人) その対応をとって行っているところであります。
○委員長(矢野幸正) 髙司委員。
○委員(髙司政文)
ちょっと何年か前に言った追加分ですね、生徒会費とクラブ。ここら辺、
全部もうやるようになっていますか。そこをもう一回、PTA会費と。
○委員長(矢野幸正) 甲斐学校教育課長。
○学校教育課長(甲斐徳人) クラブ活動と生徒会費、PTA会費につきましては、今回はこの
中に入っておりません。
○委員長(矢野幸正) 髙司委員。
○委員(髙司政文)
そのときも言いましたけど、これ、交付税措置されているので、それを使
わないということになったらほかに流用ということになりますのでね。もちろん一般財源も
含めて出さなきゃいけないという問題はありますけど、これ、ちょっともう一回きちっと、
教育長、検討してもらって、やっぱり文科省がこうやって示しているんだから、それに沿っ
て運用するようにちょっとお願いをしておきたいと思います。
○委員長(矢野幸正) 髙司委員、教育長でよろしいですか。
○委員(髙司政文) お願いですけどね、ちょっと。
○委員長(矢野幸正) 執行部、どなたか。
甲斐学校教育課長。
○学校教育課長(甲斐徳人) 今後とも要望を続けてまいりたいと思っております。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
- 174 -
御手洗委員。
○委員(御手洗秀光) 済みません、単純な質問なんですが、5の小学校備品整備事業の小学校
理振法備品整備費、理振法というのをちょっと教えてください。
○委員長(矢野幸正) 甲斐学校教育課長。
○学校教育課長(甲斐徳人) 理科教育を小学校・中学校で充実させるために、理科の実験・監
察等に必要な備品等を整備するものでございます。
○委員長(矢野幸正) 御手洗委員。
○委員(御手洗秀光) わかりやすく理科の授業の推進というような形で表現していただいたほ
うがいいかなというふうに思います。済みません。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、240、241ページ、御質疑ありませんか。
塩月委員。
○委員(塩月健治)
241ページの区分2、蒲江統合小学校施設整備事業費なんですけども、26
年度は、ここに7億6,700万円ほど上がっておるんですけども、どこまで工事を行うのか、
教えていただきたいと思います。
○委員長(矢野幸正) 丸山教育総務課長。
○教育総務課長(丸山初彦) お答えいたします。
26年度は、一応、校舎建築の1期工事といって校舎建築、それと避難路の整備、そしてプ
ールの建設工事等を主体にやっていく予定にしております。
○委員長(矢野幸正) 塩月委員。
○委員(塩月健治) これ、校舎とプールと避難地。体育館はいつするんですか。
○委員長(矢野幸正) 坪矢教育総務課学校施設管理係長。
○教育総務課学校施設管理係長(坪矢一義) 教育総務課学校施設管理係の坪矢です。
体育館につきましては、平成27年度に工事を行う予定をしております。
○委員長(矢野幸正) 塩月委員。
○委員(塩月健治) 校舎の建設の発注は、26年度いつごろ行うんですか。
○委員長(矢野幸正) 坪矢教育総務課学校施設管理係長。
○教育総務課学校施設管理係長(坪矢一義)
校舎の発注につきましては、当然、議会の議決が
要る金額でございます。12月議会の議決をいただくような形になろうかと思います。発注に
ついては、平成26年の秋ごろということになろうかと思います。
○委員長(矢野幸正) 塩月委員。
○委員(塩月健治)
最後に、大体この小学校にかかる整備、総額幾らぐらいかかるか、教えて
おいてください。
○委員長(矢野幸正) 坪矢教育総務課学校施設管理係長。
○教育総務課学校施設管理係長(坪矢一義)
総額、蒲江統合小学校の全体の総額ということで。
今の段階では、先ほども申し上げましたように、体育館の建設等、後年度に行う事業がかな
りございます。あくまでも概算でございますけれども、全体では24億円ほどを見込んでおり
ます。
○委員長(矢野幸正) 塩月委員。
- 175 -
○委員(塩月健治) わかりました。ありがとうございました。
○委員長(矢野幸正) 寺本委員。
○委員(寺本高明) 塩月委員の関連で質問させていただきます。
発注方法、蒲江統合小学校の校舎の発注方法は、一括で発注するのか、分割で発注を考え
ているのか、その付近、ちょっと御説明をお願いします。
○委員長(矢野幸正) 坪矢教育総務課学校施設管理係長。
○教育総務課学校施設管理係長(坪矢一義)
全ての工事を一括という形ではございません。そ
れぞれの施設ごとの分割になる予定でございます。
○委員長(矢野幸正) 寺本委員。
○委員(寺本高明)
ありがとうございました。こういう大きな大規模工事が、できたら分割発
注して地元の業者が受注できるような形、プールはプール、管は管、電気は電気というよう
な形で発注していただければ、地元の企業が入札に参入できるかなというように思いますの
で、そういうような地元企業の育成のためにも、ぜひとも分割発注をよろしくお願いしてお
きたいというように思います。
以上です。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
浅利委員。
○委員(浅利美知子)
241ページの区分の4なんですけれども、この部分は、小学校の屋内運
動場の耐震化事業ということで、いわゆる体育館のことだと思うんですが、現在、いわゆる
普通教室の校舎の耐震は、もう体育館に入っているということは、もう校舎自体の耐震化は
終わったということで理解してよろしいんでしょうか。
○委員長(矢野幸正) 丸山教育総務課長。
○教育総務課長(丸山初彦) お答えいたします。
基本的には終わっております。ただ、統合等がありますので、その部分については終わっ
ていない校舎があります。
○委員長(矢野幸正) 浅利委員。
○委員(浅利美知子) 統合がもうある程度視野に置いてある部分はわかりますけれども、それ
で現在、佐伯市耐震化率、82か3か4か、そのパーセントぐらいだと思っておりますが、以
前、私が一般質問をしましたときに、学校の耐震化、平成27年度までに終わる予定であると
いうふうにお聞きしておりますけれども、順調にそれは進んでいると思ってよろしいんでし
ょうか。
○委員長(矢野幸正) 丸山教育総務課長。
○教育総務課長(丸山初彦) 基本的には進んでおります。ただ、蒲江の関係で1年延びました
ので、蒲江の学校の1校については、平成29年の4月からですので、若干そこらがおくれて
いるかなと。あとにつきましては、基本的には進んでいます。今後、体育館とか非構造部材
の耐震化を今計画的にやっておりますので、これが順調に進めば基本的には達成できるので
はないかと思っております。
○委員長(矢野幸正) 浅利委員。
○委員(浅利美知子) では、最終的には、予定は平成27年度でしたけれども、蒲江の関係があ
るということで、最終的には何年になるというふうに考えてよろしいんでしょうか。
- 176 -
○委員長(矢野幸正) 丸山教育総務課長。
○教育総務課長(丸山初彦) お答えします。
一応、先ほど言った部分を除いて、平成27年度中には終わっていきたいという計画でやっ
ていますので、平成27年度には終わるんではないかと思っております。
○委員長(矢野幸正) 浅利委員。
○委員(浅利美知子) 以前、2008年でしたか、中国のほうで地震があった際に、学校が倒壊し
て多くの子どもさんが亡くなりました。それから国のほうも学校の耐震化に非常に力を入れ
てきたと思っておりますので、本当に先日も地震がありましたけれども、あの地震をやっぱ
し体験するとまた来るんじゃなかろうかという心配がありますので、本当にできるだけ早く
事業は進めていっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、242、243ページ、御質疑ありませんか。
三浦委員。
○委員(三浦渉)
ちょっと中学校の維持施設管理のところで、関連で、教育長に見解をお尋ね
したいんですが、いいでしょうか。
市長に下話はしたら、大変いいことだなという見解をいただいておりますが、内水面漁連
を取り巻く、内水面の地域を取り巻く義務教育施設、こういったところ、本匠中学校とアユ
や魚の生息、生態系を水中カメラで教室に引き込んで見せてあげろうというような考えも個
人的には持っております。もし、国の事業でこういったものがいいよと、予算をつけようと
いうようなことになった場合には、教育長さんの見解はどうでしょうか。一言でお答えをお
願いします。
○委員長(矢野幸正) 分藤教育長。
○教育長(分藤高嗣) 清流にすむ生物、これは、子どもたちにとって非常に身近な存在であり
ますし、親しむべき存在だというふうに思います。ですから、そういったことがもし、水中
カメラ等の設備ができるのなら、ぜひそうしていただきたいなというふうに思います。
○委員長(矢野幸正) 三浦委員。
○委員(三浦渉)
ありがとうございます。返答が大変いいので、頑張りましょう。よろしくお
願いします。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、244、245ページ、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、246、247ページ、御質疑ありませんか。
髙司委員。
○委員(髙司政文)
ちょっと中学校の施設整備、つり天井の対策、8校、残っておった分、今、
これ、本匠・直川ですかね。もうそれで、あと残りどこですかね。
○委員長(矢野幸正) 坪矢教育総務課学校施設管理係長。
○教育総務課学校施設管理係長(坪矢一義)
つり天井につきましては、小学校が来年度、耐震
補強工事を行う予定をしております渡町台小学校、それと東小学校、8校が、先ほど言われ
- 177 -
ました本匠・直川、それに小学校のほうで松浦小学校。ちょっと済みません、資料を今探し
ますので。
○委員長(矢野幸正) 髙司委員。
○委員(髙司政文)
全国的に順次やっていると思いますけど、佐伯市も順次やっていると思う
んですが、最終的にいつごろ対策が済むのか、ちょっと教えてほしいんですけど。
○委員長(矢野幸正) 坪矢教育総務課学校施設管理係長。
○教育総務課学校施設管理係長(坪矢一義)
耐震補強工事にあわせて行うところにつきまして
は、その工事と一緒に行う予定をしております。本匠とか直川につきましては、新耐震基準
で建てられておりまして、その部分につきましては、来年度、実施設計、天井材を除去する
ための実施設計を組みまして、設計後の二、三年うちには全て撤去したいというように考え
ております。
○委員(髙司政文) 最終的にいつぐらいか、というのでいいんですけど。
○教育総務課学校施設管理係長(坪矢一義) 最終的には、平成27年度末を目指しております。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、248、249ページ、御質疑ありませんか。
後藤委員。
○委員(後藤幸吉) 7番の職員の方、この職員の方の仕事内容を教えてください。
○委員長(矢野幸正) 甲斐学校教育課長。
○学校教育課長(甲斐徳人) 幼児に対する保育ということで、教育要領に基づいて子どもたち
の力をつけていくものでございます。
○委員(後藤幸吉) 先生じゃろう。
○学校教育課長(甲斐徳人) 幼稚園の教員免許を持った先生方でございます。
○委員長(矢野幸正) 後藤委員。
○委員(後藤幸吉)
ということは、この方たち、かなり若いんかな。といいますのが、ページ
は違うんですが、265ページに載っておる職員さん1人頭1,200万円という数字が出ておるん
です。この方たちのほぼ倍、この人たちが安いのか、職員の後ろのほうの人たちが高いのか、
8人の人であれしておるけど、1,200万円まで取りよりますから、この方たちの仕事の内容
を確認したわけです。
要するに、幼稚園の先生ですわな。この人たちは、ずっとその資格を持っておられるから、
将来は60歳まで勤められる人たちですわな。わかりました。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、250、251ページ、御質疑ありませんか。
寺本委員。
○委員(寺本高明) 1番の社会教育一般管理でちょっとお聞きしたいと思います。
実は、B&Gの畑野浦の施設なんですけども、雨漏りがひどくていろいろな形で障害にな
っているということで以前お話ししていたと思うんですけども、その後どういうような処置
をされたのか、お伺いします。
○委員長(矢野幸正) 清家社会教育課長。
- 178 -
○社会教育課長(清家隆仁) 社会教育課の清家です。
寺本委員の今の御質問ですけども、B&Gの管轄は保健体育のほうになりますので、こち
らは社会教育課のほうの管轄の予算になりますので、後ほど答弁を。
○委員(寺本高明) 済みません。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、252、253ページ、このページについて、御質疑ありませんか。
河野委員。
○委員(河野豊)
歴史資料館の件についてですが、もうこれ、一般質問したので、いろいろ言
うあれはないんだけど、先ほどから学校の建てかえとか、あんなんもあるけど、念のため言
っておくけど、佐伯の木材を使ってくれということは、これは当初から、計画のときから言
っておるから、現実的にそこら辺が、物をつくるときの情熱が教育委員会にあるのかなと思
う。蒲江の学校だって、私、言おうかなと思ったけど、当然、それだって木を使うというこ
とで、ぜひ、佐伯の特色あるものを考えておるかどうか、ちょっと聞きたい。
○委員長(矢野幸正) 清家社会教育課長。
○社会教育課長(清家隆仁) 歴史資料館につきましても、こちらが工事の施工の段階で、そう
いう形で使用できるもの、また利用できるものがありましたら、当然、中で考えて施工して
いきたいなというふうには考えておりますけども、なかなか思うようにいかないのが現状か
なというふうに考えております。
○委員長(矢野幸正) 河野委員。
○委員(河野豊)
そういうことやろうな。それはいいとして、もう一つ、質問の中にも出たけ
ど、美術品購入基金というのが1億円ありますよね。この中、今回、基金も何もないので、
聞く場所がないなと思いながら、ここでちょっと聞かせていただきたいなと思うんだけど。
南海病院の南海コレクションって御存じですよね。あそこに絵画がたくさんある。まさに
美術品購入基金、今1億円ちょっとあるんですよね。これを利用して買うのは、このときじ
ゃなかったんですか。歴史資料館だって、ロビーあたりに飾るべき、そういった品物だって
あったはずなんですよね。その辺の認識というのは、ここに上がっていないけど、総務課、
企画課あたりがどう考えるかだけど。
美術品購入基金、基金をためておるばっかりで、これをそういったものに買おうという意
識がありますか、それを聞かせてください。何を買おうとするの、これ。美術品です。もと
もと佐伯市が美術館を建てようと言ったときから積み立てている。その美術品が現にあった
んですよ。そういったものに使おうという気は回らんかったですか。それだけちょっと聞か
せて。
○委員長(矢野幸正) 清家社会教育課長。
○社会教育課長(清家隆仁) 委員御指摘のとおり、そういう形での基金がございます。当然、
今回、実は南海コレクションについてのお話もあったときにそれの利用も当然考えておりま
した。南海コレクションにつきましては、新聞報道等でも御存じのように、県のほうが主要
な50点の購入を決定して、購入する方向で話が当然進んでおります。市のほうにも当然コレ
クションの一部なり購入というお話もございましたけども、南海病院等の交渉の中で今の段
階で取り急ぎコレクションの購入ということは行かなくてもいいだろうという形に最終的な
- 179 -
結論になりまして、また後ほどそういう例えば今のコレクションを手放さなきゃいけないと
いうような場所が来た場合には、市のほうとも、そういう基金を持っておりますので、また
検討もさせてくださいということで、向こうのほうにも申し入れをしてございます。
○委員長(矢野幸正) 河野委員。
○委員(河野豊)
この件は、いろいろ事情があるから、余り深くは追及しませんけどね。まさ
にこういうときに使うべきです。
ただ1点、1つだけ、もう県が買うと決めた分があるんですよね、50点か。この件につい
て、市内の方からも要望を聞いてくれんだろうかと、これだけはぜひ確認をとってくれと言
われておるのが、県が美術館を今つくっていますよね、それに入ってしまうと、たとえ南海
コレクションであろうと佐伯が今度企画展あたりをしたときに貸してくださいといってもお
金が要ると思うんですけど、そこを、これは駆け引きと思うけど、ぜひ、いうたら無料で貸
してくれませんかとか、そういうことを県と駆け引きをするなりを、これはあなた方に言う
よりも、もっと副市長あたりか企画課長あたりがその辺を頭に入れていただきたい。
これ、ある意味、佐伯の文化財ですよ。こんな言い方をしたら南海病院が怒るか知らんけ
ど、いったら佐伯市にあって南海病院に行けば見られよったやつが県に行ってしまうと見ら
れんことになると。そういった美術品が、何とかこれは、佐伯がもし企画展をするときには
ぜひ無料で貸してくださいとか、虫のいい話かもしれんけど、言って損はないんだから、そ
れくらいの交渉、契約あたりをするのが行政マンの務めと思うので、どうですか、その辺は。
ちょっと見解だけ聞かせて。
○委員長(矢野幸正) 武田企画課長。
○企画課長(武田晴美) 武田でございます、企画課長の。
おっしゃる点につきましては、これは、企画課の内部で協議をした経緯がございます。脈
絡のない話ですけれども、委員のおっしゃる中で、南海病院のコレクションの中には、地元
の出身の画伯が何名か、作品が含まれております。菅一郎画伯、あるいは三輪画伯、保田善
作画伯、5名から6名の画伯が含まれているということは承知しております。
市民の方々から、その絵だけでも佐伯市に残しておいてはという声も承っております。そ
の中で、教育委員会と非公式にやりとりも行っておりますが、それ以降のお話については、
先ほど教育委員会のほうから答弁をしたとおりであります。その問題につきましては、市役
所の中で承って、これも1つの宿題として取り組みたいと考えます。
○委員長(矢野幸正) 河野委員。
○委員(河野豊)
これ、肝に銘じて、これをやり切るかやり切らないか、佐伯市の行政マンの
手腕と、高評価を得るか評価されないかの瀬戸際というぐらいの危機感を持ってぜひ検討し
てください。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
兒玉委員。
○委員(兒玉輝彦)
区分7をお願いします。上浦最勝海地区の宿泊研究施設管理費をちょっと
伺いたいんですけど、これは十二分に活用できていますか。どうでしょうか。
○委員長(矢野幸正) 清家社会教育課長。
○社会教育課長(清家隆仁) 今、社会教育施設という形で御利用いただいております。
○委員長(矢野幸正) 兒玉委員。
- 180 -
○委員(兒玉輝彦)
これ、一応、最勝海地区、蒲戸の宿泊施設で、そしてそれは一般の人たち
も宿泊できるようになっておるんです。そして、それは十二分に宿泊で活用できていますか
と私は言いよるんです。そこは利用されていますかと。
○委員長(矢野幸正) 清家社会教育課長。
○社会教育課長(清家隆仁) こちらの利用促進ということで頑張っておりますし、利用されて
いる状況です。
○委員長(矢野幸正) 兒玉委員。
○委員(兒玉輝彦) それでは、年間に何名ぐらいの宿泊をされていますか。
○委員長(矢野幸正) 清家社会教育課長。執行部、どなたか答弁できますか。
兒玉委員。
○委員(兒玉輝彦)
これ、できた当時からエアコンの設備が入っていないんですよ。そして、
何名かで泊まったこともあるんですけど、やはり今の時代にエアコンも入っていないような
施設にはちょっと、夏場また冬場とか、あそこ、蒲戸あたりに釣り客が来るんですよ。それ
で泊まりたいというお客もおったんですけど、そういったエアコンの設備がされていないか
ら、今多分、宿泊する人がいないんじゃないかと思いますよ。
だから、要望としてエアコンを設置してくださいと前々から言いよったんですけど、それ
がまだ設置されていないから、多分この施設を持っておっても何も今意味していないと思う
んですけど、これ、今からどういう、これだけ今48万7,000円もかかっておるんですけど、
このところを今後どういうふうにしていくのか、ちょっと答えてください。
○委員長(矢野幸正) 清家社会教育課長。
○社会教育課長(清家隆仁) 現状は、つぶさにちょっと調査しまして、今後の利用方法等を含
めて検討してまいりたいというふうに考えております。
○委員長(矢野幸正) よろしいですか。ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、254、255ページ、御質疑ありませんか。
三浦委員。
○委員(三浦渉)
15の文化振興事業、国木田独歩館管理事業の520万8,000円の13の委託料、こ
れからちょっと聞きましょう。どこに委託という計画で予算をとっておるかということ。
○委員長(矢野幸正) 清家社会教育課長。
○社会教育課長(清家隆仁) この委託料に関しましては、植栽の管理、除草、清掃、それから
整備、展示物の補修、消防の設備の点検等の委託料を計上しております。
○委員長(矢野幸正) 三浦委員。
○委員(三浦渉)
どこの企業が管理委託をするんですか。今、あなたの言うやつやったら、日
当のような感じに聞こえるんですけど。
○委員長(矢野幸正) 清家社会教育課長。
○社会教育課長(清家隆仁) これにつきましては、それぞれ金額に応じまして、こちらで業者
を選定いたしまして委託契約を結んでという形になります。
○委員長(矢野幸正) 三浦委員。
○委員(三浦渉)
ここ、私の関係する委員会じゃありませんけど、教育民生常任委員会で運営
協議会が市のほうに委託というようなこともあっておるところじゃないんですかね。この分
- 181 -
についてもっと詳しく説明をお聞きしたいんですけど。
○委員長(矢野幸正) 清家社会教育課長。
○社会教育課長(清家隆仁) 委員が言われること、ちょっとわかりにくいんですけども、管理
の一部は、平成25年度、ことしまで観光協会のほうに一部委託しております。それ以外に当
然個々に、先ほど述べましたように、植栽の管理とか消防設備の点検とか、いろんな部分の
ほかの部分の管理につきましては、それぞれの業者にお願いしたり、全体の当然管理につき
ましては教育委員会のほうで管理していますので。
○委員長(矢野幸正) 三浦委員。
○委員(三浦渉)
では、平成25年度までは観光協会が委託されて、きちんと管理しておったと。
平成26年度からは市のほうでやるという考え方でいいんですか。
○委員長(矢野幸正) 清家社会教育課長。
○社会教育課長(清家隆仁)
観光協会の管理につきましては一部です。管理の部分の一部です
ね。全体を任せているというわけではございませんので、委員会のほうにも当然御説明申し
上げましたけども、収納のお金の受けとか、それから館内での御案内という部分が委託した
部分になります。
○委員長(矢野幸正) 三浦委員。
○委員(三浦渉)
私も平成17年から市議会におって、平成17年からの1期は国木田独歩館委員
会というのに入っておったんですが、そこには、国木田独歩の関係の条例があると思います。
その条例は、あなたたちは怠っていないと思っておりますか。条例どおりやっておるという
気持ちで今回それを、協会に委託しておったやつを市のほうがするということは、そこに誤
りはないですか。
○委員長(矢野幸正) 清家社会教育課長。
○社会教育課長(清家隆仁) 市のほうが当然、管理運営は今までも行ってきまして、一部のみ
観光協会のほうに委託しているという形でございましたので、特別、条例に沿った管理をし
ているというふうには考えております。
○委員長(矢野幸正) 三浦委員。
○委員(三浦渉)
一部でも二部でもいいんですが、教育委員会が一部であろうと一部半であろ
うと、かんでおるということを質問しておるわけですから、じゃあ国木田独歩館条例の中に
いろいろなことが生じたら、その都度協議会を開くとかというようなものは入っていなかっ
たですか。協議会を開いた上での委託を解消するということで教育民生常任委員会に説明を
しておるんですか。協議会、何回開きましたか、1年間に。国木田独歩館の条例に基づいて
会議を何回開きましたかというお尋ねをします。
○委員長(矢野幸正) 清家社会教育課長。
○社会教育課長(清家隆仁) 平成25年度については一度の開催でございます。運営の審議会に
つきましては、独歩館の基本的な事項について当然御審議をいただくということで、昨年度
の運営の状況等を御報告申し上げまして、こちらの企画展等そういう平成25年度の事業の内
容についての細かい審議等をいただいております。
○委員長(矢野幸正) 三浦委員。
○委員(三浦渉)
国木田独歩館の条例があるの。ここに、独歩館の運営の基本的な事項に関す
ることと12条に載っておるの。その都度、会議を開かないけないことになっておる。こうな
- 182 -
っている。独歩館の運営に関する必要な事項というところで会議を開いた内容を説明してく
ださい。
○委員長(矢野幸正) 清家社会教育課長。
○社会教育課長(清家隆仁) この件につきましては、基本的な事項には該当しないというふう
に私は解釈しております。運営に関して、館の運営、それから管理に関して、大筋、全体に
つきまして委託先が業務ができないという形で直轄にということの変更だけですので、管理
について、運営について何かが変わるかということ、内容につきましては変わっていないと
いうことでありますので、後ほど、期間的な部分もありましたけども、次回の委員会ではそ
ういう部分で御報告を申し上げたいというふうに考えております。
○委員長(矢野幸正) 三浦委員。
○委員(三浦渉)
協会に委託をしておったのを引き上げて回収するということがこの条例に当
てはまらないの。する必要がないということ。どういうこと。あなたの言うほうが、私がわ
からんよ。さっき私のがわからんと言ったが、あなたの言うほうがわからんよ。運営に関す
ることじゃないの。協会を引き上げて市のほうで管理をするということは、運営に関するこ
とじゃないの。違うの。ここ、書いているよ。
○委員長(矢野幸正) 清家社会教育課長。
○社会教育課長(清家隆仁) 運営ということで、基本的な運営事項に関しては、平成25年度と
平成26年度に関しては変わらないわけです。委託先、委託を今まで観光協会のほうにしてい
た部分がありますけど、その分を直営でするという形だけですので、運営に関しては、一般
の人に対するおもてなし、それから御案内、説明等に関しては何ら変わりございません。
○委員長(矢野幸正) 三浦委員。
○委員(三浦渉)
運営に当たらないという意味がわからない。じゃあ、委託されておるところ
は運営じゃないの。ボランティアか何かでやっておるの。委託されておるから、そこが責任
を持って、委託費を払って今までやったということは運営じゃないの。委託されておったん
でしょう、観光協会が。観光協会はボランティア。お金をもらって管理をしておるというこ
とは運営じゃないの。どういうふうに解釈するの。お金を観光協会に払って、そこが責任を
持ってやっておるということは運営やないの。どういうこと。運営じゃないという意味が、
そこがわからん。
○委員長(矢野幸正) 清家社会教育課長。
○社会教育課長(清家隆仁) それは、運営をしていただいたので、当然、委員が言うように運
営事項です。運営事項一部を委託していたということです。
○委員長(矢野幸正) 三浦委員。
○委員(三浦渉)
じゃあ、そういうことを協議会で、この条例の12条の中には、そういったも
のに対しては運営協議会を持たなければいけないという、その運営協議会は持ったのと最初
に言ったじゃないですか。何回持ったんですかと、1年間に、運営協議会。そこで、運営協
議会の中で決定して観光協会はもう無理だと言うたのか、市のほうがもううちが管理すると
言うたのか。運営協議会の会議を持たなければいけないというのが12条にあるから、そこら
を聞きよるわけ。どちらができないと言ったのか、会議を持った、後で議事録をじゃあおく
れ、私のほうに。
○委員長(矢野幸正) 清家社会教育課長。
- 183 -
○社会教育課長(清家隆仁) 平成25年の運営委員会に関しましては、この申し出が来る前でご
ざいます。年度当初に運営委員会を1回開催しております。委託ができないという形での申
し出が出た後の対応につきましては、当然、当初の予算の時期が来ていましたので、この件
に関しましては、委員会内部での協議で終わっております。
○委員長(矢野幸正) 三浦委員。
○委員(三浦渉)
もう長く言いません、時間もないので。じゃあ、運営協議会でそういうこと
が決まったという、後で会議録を閲覧させてください。
以上です。
○委員長(矢野幸正) 後藤委員。
○委員(後藤幸吉)
時間がねえけ、通り過ぎろうと思ったら、三浦委員が大変よく勉強されて
おります。その条例云々を私にも24日にください。そのほかの経過は私は知っておるつもり
ですから。今度、反対討論を通告しよるから、そいつにあれしますから。要するに、ここの
あれは、報酬・賃金とかというのは、今度は直営ですから、市の職員が行うという理屈でい
いんですか。今までは、この経費の中でやっておれば、国木田独歩館の人件費はゼロになっ
ておるんですよ。観光協会に委託しよるからな。委託先の中から人件費をしよるから。今回
は、教育委員会が直営でやるということになれば、市の職員が働くという見解でいいですか。
○委員長(矢野幸正) 清家社会教育課長。
○社会教育課長(清家隆仁) そういうふうになります。今、臨時職員1名、それから嘱託職員
1名という形の体制でいこうというふうに考えております。
○委員(後藤幸吉) 資料をくれますか、条例の資料。
○委員長(矢野幸正) 清家社会教育課長。
○社会教育課長(清家隆仁) 条例の資料といいますか、条例は当然公開しておりますので、お
渡しできると思います。それから、三浦委員の件ですけども、ちょっと言葉足らずかと私が
思うんですけども、委託をできないという形でこちらが直営にするという形で結論を出した
以降、問題が出た以降は、先ほど言いましたように、審議会は開催しておりません。審議会
の開催は、平成25年度の年度当初の、昨年度の事項についての開催はしておりますけど、そ
れ以降、ことしは1回しか開催をしておりませんので、この問題が出た部分から以降の開催
はございません。
○委員長(矢野幸正) 後藤委員。
○委員(後藤幸吉) 前回の協議会はいつですか。
○委員長(矢野幸正) 清家社会教育課長。
○社会教育課長(清家隆仁) 25年度の開催は、7月29日の月曜日に開催しております。
○委員長(矢野幸正) 後藤委員。
○委員(後藤幸吉)
この間あったのが7月やったん。今度するやつやないんよ。前やったのは
7月やな。
○社会教育課長(清家隆仁) 去年の7月です。
○委員(後藤幸吉)
だったら、三浦委員が協議会の運営は、国木田独歩館の運営は協議会云々
というのと違反しておるじゃん。あんたたちに観光協会が断ってきたのは11月でしょう。そ
の後に運営のことについて協議会を開催せないけんじゃないですか。ここで言うたって仕方
がねえ。そいつをちゃんと、条例をください。
- 184 -
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、256、257ページ、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、258、259ページ、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、260、261ページ。
後藤委員。
○委員(後藤幸吉)
まず、佐伯文化会館の事業、整備事業、それと弥生文化会館の整備事業へ
の金額がえらく違うようにあるんですが、そこのところをちょっと説明してください。
○委員長(矢野幸正) 清家社会教育課長。
○社会教育課長(清家隆仁) 佐伯文化会館の整備事業について申し上げます。文化会館につき
ましては、大ホールの空調の修理の部分でございます。委託料につきましては、ボイラーの
点検・清掃の分で予算を計上させていただいております。
弥生の文化会館の整備事業につきましては、舞台つり物の設備のワイヤーロープの取りか
え修理、これを計上させていただいております。
○委員長(矢野幸正) 後藤委員。
○委員(後藤幸吉)
佐伯の文化会館の4,500万円、この中に毛利家の賃貸借料が入っておると
思うんですが、そげえしたときに、弥生のあれとえろう、弥生にはこんな大きな金は出てい
ないから、えらい違うと思ったんですよ。
それと、お尋ねします。再々言いよりますが、まだ耐震調査もせんで文化会館をあんたた
ちは市民に利用させるつもりですか。犯罪ぞ。多分、調査したら結果が悪いからせんのじゃ
ろうけど、建設計画、文化会館の検討何とか委員会が平成24年度に建てかえが必要じゃった
か、1年ずるかもしらん、その後に観客席が1,000人前後というあれは出したと思うけど、
まだいつごろどげえするというふうなことは出しておらんので、いつになるか、わからんの
よ。それまで毛利家の933万は市民の中にかなり批判があるんだけど、耐震調査をしなさい
よ。何年先につくるかわからんのであれば、ずるずるやるということはいかんよ。そこのと
ころの見解。事故があったらどうするの。ちゃんと答えて。
○委員長(矢野幸正) 清家社会教育課長。
○社会教育課長(清家隆仁) 耐震予算につきましては、今計画的に社会教育課の関連施設、順
次やっております。文化会館につきましても、以前、何度も財政のほうに要求したり、その
中で耐震調査するべきなのかどうなのかという形で協議してまいりました。現在まだ継続で
今、実は審議を進めているところです。結論として、今年度ではまだ実施計上していないと
いうことは、結論が出ていないということでございます。
○委員長(矢野幸正) 後藤委員。
○委員(後藤幸吉)
小学校・中学校が平成27年度までに耐震調査をするというのは、数が幾つ
もあるから。それはもう聞いております。これ、別問題。文化会館というのは文化施設でし
ょう。生徒でなくて、不特定の方が行かれるんですよ。それと、使いぐつが悪いということ
は前から聞いておるでしょう。そういうところを、耐震調査をすれば使えんごとになるから
せんのでしょう。財政部長、あなたは、金を出さんと言うたんな。そこのところじゃ。私は、
- 185 -
一番初めに、金が要るなら応援しますと教育長に約束しちょる。人命にかかわることですか
ら聞きよります。あんたんところが抑えたん。こっちが真剣に言わんじゃったん。どっちで
すか。
○委員長(矢野幸正) 執行部、どなたか。
清家社会教育課長。
○社会教育課長(清家隆仁) 当然、財政のほう、それから企画、それから社会教育のほうで3
者合同でも協議を何度かいたしております。当然、市長を交えての協議もいたしました。な
かなか結論が出ないのが現状でございます。
○委員長(矢野幸正) 後藤委員。
○委員(後藤幸吉)
文化会館の審議会のほうが建てかえは必要であるというだけしか出してお
らんのだから、そこに責任をなすりつけたっていけん。財政は金を出しとうねえわい。企画
のほうは、今言うたように、あれしたら使えんから言いよる。あんたがたのほうは、立場と
して、所管というんかな、それならしゃんと出すべきじゃないですか。
念のため聞きますわ。事故があったら、誰が一番責任をとるんですか。誰が責任をとるん
ですか。それだけの答弁で結構です。
○委員長(矢野幸正) 井上副市長。
○副市長(井上勇)
文化会館の耐震の件につきましては、教育委員会のほうでもかなり皆さん
方からいろんな御意見をいただく中で、かなり協議をしてきたという経緯が、私は以前、財
務部長をしておりましたので、承知しておりますけれども、建てかえと、建てかえというの
が、審議会のほうでは建てかえだけの、建てかえが必要であるという答申だけでありますの
で、これがどの場所なのか、どの規模なのか、どういう形でやるかというのはまだ決まって
おりませんので、その辺のことをトータル的に考えたときにはなかなか、確かにもしもこう
いうことがあってはなりませんけれども、そういう事態があった場合は、当然最高責任者で
あります市長が責任者となるのは、これはもう御案内のとおりであります。
文化会館につきましての検査につきましては、いろんな意見、議員さんの中にもいろんな
意見があると思いますけれども、審議会の中では一応建設という答申が出ておりますので、
それを踏まえながら教育委員会としてはやっていくのではないかと思っております。
○委員長(矢野幸正) 後藤委員。
○委員(後藤幸吉)
やっていくというんか、あんた、金の都合は教育委員会がわからんから、
計画せんのでしょう。それと、建てかえが必要であるというだけで、場所は、規模とか、審
議会に投げかけておるんであれば、答申を1年間の一番初めに建てかえが必要であるなんて
いうてゆるい、年間四、五回しかしておらんでしょう、審議会。予算も二十何万円しか使う
ておらんけども、再々やって詰めていきゃいいじゃないですか。ほて、審議会の規模が
1,000人ぐらいじゃというたら、それを市報なりで広報して、審議会の結論はこういうふう
にしましたということをせな、あんた方、もう執行部のほうは文化会館建設の計画を故意に
おくらせよるんじゃない。大手前の開発、豊南高校のことなんかがあるから、本当に文化会
館審議会が早うすぐに安全性を保つために早くつくれというやつを答申させておらんのじゃ
ないですか。
○委員長(矢野幸正) 井上副市長。
○副市長(井上勇)
私どもは市長部局でありますので、教育委員会部局の審議会に対してそう
- 186 -
いうようなことは当然申す資格もありませんし、審議会の答申というのは尊重するべきだと
思っております。
○委員長(矢野幸正) 後藤委員。
○委員(後藤幸吉)
そしたら、これは、今のままでいいです。教育長も教育部局であれば、耐
震調査をすぐにする、それと審議会に今年中に適正規模を答申するように指導していただき
たい。どうでしょう。
○委員長(矢野幸正) 執行部、どなたか。
清家社会教育課長。
○社会教育課長(清家隆仁) 25年度審議会、終了いたしまして、先般、市長のほうに答申書を
お渡ししております。
○委員(後藤幸吉) 耐震調査は。
○委員長(矢野幸正) 清家社会教育課長。
○社会教育課長(清家隆仁) 審議会につきましては、25年度答申して終わりということです。
○委員(後藤幸吉)
耐震調査はことしするんですかと言うている。これ、予算にのっちょらん
のでしょう。せんちゅうことなら、いいんよ。
○委員長(矢野幸正) 井上副市長。
○副市長(井上勇)
予算書は、1年間の佐伯市の言うなれば設計書であります。それから言い
ますと、今、現時点で予算に上がっていないということは、しないということであります。
○委員長(矢野幸正) よろしいですか。ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、262、263ページ、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、264、265ページ、御質疑ありませんか。
寺本委員。
○委員(寺本高明)
済みません、先ほどちょっと質問を間違えたところでございますけども、
畑野浦のB&Gの雨漏りの件で、一部分的には補修したけども、まだとまっていないという
ことを私は耳にしておるんですけども、その後の対応はどのようにされているのか、お聞き
したい。私は、早くしないと、雨漏りしたら中の造作部分の木材部分が早く腐るので、被害
が大きくなりますよと、できるだけ早目の防水対策をお願いしたいというような形で要望し
ていたと思うんですけども、その後どういうような形で処理されているのか、お聞きします。
○委員長(矢野幸正) 塩月体育保健課長。
○体育保健課長(塩月文昭) 体育保健課長の塩月です。
委員指摘のとおり、先日の雨のときに雨漏りがあったということなんですけれども、夏時
期から雨漏りについては、地元区長から指摘がありました。それにつきましては、職員で修
繕ということにしまして一応おさまったという話を聞いております。前回の雨のときは、強
風を伴った雨ということで、あそこはBGの中でも1カ所だけちょっとつくりが違っており
まして、天井部分に三角の通風孔がございまして、そこから雨が入ったのではないかという
ことで、その通風孔を一部とめるといいますか、入らないようなことにしましたので、これ
でしばらく様子を見ようということにしております。
○委員長(矢野幸正) 寺本委員。
- 187 -
○委員(寺本高明)
あそこは、大体南風が吹いたときに通風孔から吹き込んでいくんじゃない
かというように思います。区長さんも随分そこらの雨漏りを心配しておりますので、職員の
方がやるというような話も聞いておりますけども、できたら早目の対応をお願いします。そ
ういう形でできるのかどうか、新年度で、どうなんでしょうか。
○委員長(矢野幸正) 塩月体育保健課長。
○体育保健課長(塩月文昭) BGの施設につきましては、今6カ所あるんですが、どこも築後
かなりの年数がたっておりまして、同じような状況がほかの箇所もございます。それにつき
ましては、それぞれ状況に応じた対応ということで、仮に雨漏りがひどい状況であればそれ
なりの修繕を行うというふうに考えております。
○委員長(矢野幸正) 寺本委員。
○委員(寺本高明)
わかりました。早目に雨漏りを一日でも早くとめるようによろしくお願い
して、終わります。
○委員長(矢野幸正) ほかに。
後藤委員。
○委員(後藤幸吉)
保健体育総務費の職員給与についてです。先ほど、片一方の人たちが幼稚
園の先生であることは確認しました。この8人の人の仕事は、どういう仕事をされている方
ですか。特殊な技術を持っておる方でしょうか。
○委員長(矢野幸正) 田村総務部次長兼総務課長。
○総務部次長兼総務課長(田村智)
特殊な技術ということではございません。一般職員でござ
います。
○委員長(矢野幸正) 後藤委員。
○委員(後藤幸吉)
結局、号給がどんどん上がっていって、手当だけで月25万円になるんです
よ、1人頭。手当だけで、月に直すと。そこのところをちょっと確認したかっただけです。
市の職員は、1,200万円ほどの人件費が要りよる人たちが大分おるっちゅうことでいいです
ね。
○委員長(矢野幸正) 田村総務部次長兼総務課長。
○総務部次長兼総務課長(田村智)
手当は、期末勤勉手当ですね。ボーナス、それから時間外、
そういったものの合計でございます。
○委員長(矢野幸正) よろしいですか。ほかにありませんか。
河野委員。
○委員(河野豊)
ちょっと確認で、265の保健体育管理事業の海洋センター管理費、これ、
5,485万3,000円で詳しく書いておるんだけど、これ、桟橋はどの程度のものを計画しておる
のか、わかればちょっとお答え願いたい。
○委員長(矢野幸正) 塩月体育保健課長。
○体育保健課長(塩月文昭)
桟橋というのは、艇庫のほうではないかと思われるんですが、
267ページの4番のほうでの桟橋と。
○委員長(矢野幸正) 河野委員、もう一度お願いします。
河野委員。
○委員(河野豊)
265ページの2番、体育保健施設管理事業で、こっちの重点・新規になって
おるんですよね。西上浦の漁協のところを買い取って、あそこにスポーツ施設というか海洋
- 188 -
施設のあれをつくるということで我々も聞いておるから、ある程度のことはわかっておるん
だけど、桟橋をどういう形で計画しておるのか、その辺をちょっと。
○委員長(矢野幸正) 塩月体育保健課長。
○体育保健課長(塩月文昭) お答えします。
それにつきましては、267ページ、次のページの4番のほうで予算化しておりますので。
よろしいでしょうか。
○委員長(矢野幸正) 河野委員、よろしいでしょうか。
○委員(河野豊) 次で言うわ。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、266、267ページ、御質疑ありませんか。
河野委員。
○委員(河野豊) 失礼。こっち側を見よったから、ちょっと間違えました。失礼。
3,130万円か、この分ですね。ちょっとじゃあ、さっき言ったことを説明願います。
○委員長(矢野幸正) 塩月体育保健課長。
○体育保健課長(塩月文昭) 桟橋につきましては、あそこに護岸のところに階段がございます。
それを利用して、簡易な橋を通して、浮き桟橋ですか、そういうようなものを考えているん
ですが、それにするか、あるいはつっておろすような形でやるかということで、今まだどっ
ちがいいのかなというふうに考えているんですが、一応は、予算上はそういう簡易な浮き桟
橋を考えております。
○委員長(矢野幸正) 河野委員。
○委員(河野豊)
これ、B&Gの前あったやつをあそこに持ってきて置いておるやつを、その
ままほたっておるからということで整備していくわけよな。これ、B&Gの縛りみたいなん
がまだここにあるわけ。
○委員長(矢野幸正) 塩月体育保健課長。
○体育保健課長(塩月文昭) 御指摘のように、上浦のBGの艇庫を学校建設のときに撤去した
ということで、現在は、そのカヌーにつきましては、最勝海の小学校のほうにおさめている
んですけれども、B&Gのほうからそれにかわるものをという指摘・指導がございますので、
場所の選定、それから指導の関係がありますので、市内のヨット協会等と協議しまして、あ
そこがいいのではないかということでそこに決まったわけですが、あそこの事務所のほうの
中を改装して、そこにカヌーあるいはヨット等を収納して、あるいはシャワー・トイレ等を
整備したいというふうに考えております。
○委員長(矢野幸正) 河野委員。
○委員(河野豊)
いや、聞きたいのは、要するにB&Gの施設という形になるのか、市がつく
るからB&Gは外れて市の施設になるのか、そこを聞きたいんです。どうですか。
○委員長(矢野幸正) 塩月体育保健課長。
○体育保健課長(塩月文昭) B&Gの艇庫のかわりということで、市の施設ではありますけれ
ども、名称的にはB&Gの艇庫ということになります。
○委員長(矢野幸正) 河野委員。
○委員(河野豊)
それは、ちょっといささか問題というか。要するに市の予算でやるわけでし
- 189 -
ょう。あそこを利用するのは、B&Gの艇を利用する人というような、ある意味、縛りみた
いなんができますよね、占有というような、B&Gの艇庫、あるいはそれの海洋スポーツを
するという、そういった人たちのためにつくるという形になるから、占有という形になるん
ですよね。私が言っておる意味、わかりますかね。
市がお金を出してするんでしょう。B&Gのものだったら、B&Gが何らかの金を出すと
いうようなあれがあるわけですか、そこ。
○委員長(矢野幸正) 塩月体育保健課長。
○体育保健課長(塩月文昭) B&Gからの補助というのはございません。使用に当たりまして
は、市民であればどなたでも利用できますし、それこそ幼児、小学校から、それこそ高齢者
の方までその中のものを利用したいという希望があれば利用できるということになります。
○委員長(矢野幸正) 河野委員。
○委員(河野豊)
それは、どこのB&Gの施設もそういうふうな建前上はそうなんです。ただ、
建物を市がつくるのに、それをB&G施設というような位置づけにするのか、それとも市の
単なる、どういうんか、市の施設として利用は誰でもいいですよというのか、そこがちょっ
とはっきりしていないと、財産になるわけでしょう、市の。そういったところは。どういう
ふうに言うたらいいかな。
要するに、地域の人もここに期待しておる部分があるんです、西上浦地域が。これを地域
活性化の1つにしようという期待もあるわけです。ところが、それがB&Gの占有というよ
うな形で言われると、なかなか難しいものがある。わかりますよね、それ。だから、地域活
性化の1つとして捉えたら、ボートはB&Gでもいいけど、建物は市がつくるんだから、違
う名前でもいいんじゃないかなと思うんだけど、そこら辺のきちっとしたものが。B&Gが
要するに前に上浦にあったのを、これ、佐伯市はB&G、1カ所もないんですよ、旧佐伯市
は。だから、それを持ってきて、B&Gの占有のいうたら桟橋もつくる、ボートを格納する
ところもつくるといったら、ある意味、迷惑な部分があるんですよ。こんな言い方をしたら
悪いけどね、占有するとなると。
要するに地域の、佐伯市の財源で独自でつくるんでしょう。そこのところのすみ分けとい
うか、それははっきりしていないとおかしくなると思うんだけど、そこははっきりしていま
すか。
○委員長(矢野幸正) 塩月体育保健課長。
○体育保健課長(塩月文昭) 上浦のBGの艇庫を、いわば上浦町なんですが、その時代に取り
壊したという経過がありますので、そのかわりということで市のほうで整備をするようにと
いうことの財団からの指導と。指導といいますか、そういう要請がありますので、物を、中
の改装をするので、一応市の所有にはなるんですけれども、名称は海洋センターというもの
をつけるべきだろうということで考えております。
○委員長(矢野幸正) 河野委員。
○委員(河野豊)
要するに、建物ができたと、それはB&G海洋センターという名前がつくん
でしょう。つけらないけんというような向こうからの要望があるんでしょう。そこを言いよ
るんです。
○委員長(矢野幸正) 利用者の制限がないんだから。利用者の制限とかはないじゃ。それをも
う一回きちっと説明してください。
- 190 -
(「利用者の云々じゃない。財産の話」と呼ぶ者あり)
○委員(河野豊)
利用者の制限がないのは知っています。それは誰でも使えるんやね。それが
果たしてB&G海洋センターという名前を、そこに看板を掲げることが、市がつくるのにな
ぜそれがその名前を書かないけんのかというのが理解できん部分があるんですよ。ちゃんと
わかるように説明して。
○委員長(矢野幸正) 塩月体育保健課長。
○体育保健課長(塩月文昭) 先ほど説明したんですが、一応、もとあった上浦の代替施設とい
うことになりますので、名称的には海洋センターという分を使わせていただきたいというふ
うに考えております。
○委員長(矢野幸正) 河野委員。
○委員(河野豊)
もうこれ以上言ってもかみ合わんというか、思い込みというのが違うので。
ただ、西上浦の方々は、これをきっかけに活性化を図ろうという思いがあるので、ぜひそう
いった意味で地域の方々とよく話し合って、桟橋をつくるのも誰が使ってもいいんですよ、
ヨットハーバーみたいなもんですよと、どうせつくるならそのくらいのものをつくっていた
だきたいということも言うて、もう答弁はいいです。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
清家委員。
○委員(清家好文)
これ、要は、先ほど河野委員が言うた、これ、地形的なことはちょっと私
はわからないんですけれど、西上浦漁協の建物及び土地を購入するということでしょう。こ
れ、いつこういう計画を立てたの。もう大分前から計画を立てていたの。
○委員長(矢野幸正) 塩月体育保健課長。
○体育保健課長(塩月文昭) 上浦の艇庫を取り壊したということで、BGのほうからそれにか
わるものをということで要請を受けています。候補地をいろいろ探したわけですが、先ほど
言いましたけれども、指導者、指導する方の意向というものがありますので、どこが適地か
なということでいろいろ検討してきたんですが、あそこが現在使われていないということと、
カヌーを指導するのに非常に、前の海が普通の船の通航も少ないということで、適地だろう
ということであそこを候補としたわけでございます。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
○委員(清家好文)
これ、長期計画、平成26年度から平成28年度、第1次佐伯市総合計画実施
計画平成25年度版、平成26年の1月にもらった分に初めて載ったんかな、これ。そうやない
んですかね。計画はあるんであれば、少なくともある日突然こんなのが載るというのはおか
しいんじゃないですか。
○委員長(矢野幸正) 塩月体育保健課長。
○体育保健課長(塩月文昭) 済みません、もう一度質問をお願いします。
○委員(清家好文)
佐伯市に平成26年から平成28年度、私ども、これをもらっています。佐伯
市総合計画実施計画というのがあるんです、これ、過去。皆さん持っている。これに基づい
て皆事業をやっているわけですよ。だから、これが平成25年、ぽっとある日突然出てくると
いうのはおかしいわけですよ、私が言っているのは。何らかの絡みがあったんじゃないです
かということです。何もなかったですか。
○委員長(矢野幸正) 塩月体育保健課長。
- 191 -
○体育保健課長(塩月文昭) 計画としては、要望としては企画のほうに上げていたんですが、
昨年度の計画では載せていただけなかった。今回の要望で載せて、総合計画に載せていただ
いたということであります。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
○委員(清家好文)
これ、西上浦の漁協の建物でしょう。企画部長さんがいますけれど、例の
企業誘致対策との兼ね合いはなかったんですか。西上浦の例の問題とは兼ね合いがなかった
んですか、漁協との関係が。その辺を私は言いよるんですよ。
○委員長(矢野幸正) 飛髙企画商工観光部長。
○企画商工観光部長(飛髙勝則)
委員がおっしゃっているのは、古江地区の件でしょうか。そ
の件とはもう一切関係がございません。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
○委員(清家好文)
あそこの西上浦の海面を使うということ、漁協から許可をもらったんです
かね。それとは絡みはなかったんですかということ。
○委員長(矢野幸正) 飛髙企画商工観光部長。
○企画商工観光部長(飛髙勝則) お答えいたします。
占用許可の件と思われますけれど、一応、古江の港湾についての占用許可をいただいたと
いうことで私はもう理解しております。それで、BGの艇庫をつくるところとは若干、若干
というか、かけ離れた場所であろうかと思われますので、全然関係ないものと理解しており
ます。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
○委員(清家好文)
場所の問題やないんですよ。漁協が、許可をもらうということで、その許
可の関係でそういう取引がなかったんですかと言いよるんですよ。
○委員長(矢野幸正) 飛髙企画商工観光部長。
○企画商工観光部長(飛髙勝則) そういった取引は一切ないと認識いたしております。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
○委員(清家好文) それ、書き残しておいてくださいよ。
○委員長(矢野幸正) 飛髙企画商工観光部長。
○企画商工観光部長(飛髙勝則) 了解いたしました。
○委員長(矢野幸正) なければ、ほかにありませんか。
清家委員。
○委員(清家儀太郎) 関連でございますが、これは、議会報告会のときに私どものほうでこの
話が出まして、議会報告会の報告事項として議会のほうに持って上がった経緯があるんです
ね。私は、そのときに感じたのは、今、河野委員の質問を聞いて大体BGが絡んでいること
で教育委員会のほうに行ったんじゃないかと思うんですが、私の感覚としては、この艇庫を
つくるというのは、私は、観光課か何かがやって、市のほうの観光課がやって、民間がこう
いう事業を、艇庫の事業をやってするという感覚でおったんですよ。
先ほど河野委員がBGからの桟橋の何とかと言うので、ようやくそれが教育委員会の管轄
になっているという理解ができたわけなんですが、では、体育保健課、この項を教育委員会
が管轄するということは、学校教育の面ではどういうような活用を考えているのか、そこを
1つお聞かせ願いたいと思います。
- 192 -
○委員長(矢野幸正) 塩月体育保健課長。
○体育保健課長(塩月文昭) お答えします。
B&Gということで、ブルーシー・アンド・グリーンということで、海の活動についても
BGは特にやっておりますので、そこにあそこの事務所を改良して、中にカヌー・ヨット等
を置くわけですので、小学生、それから小・中学生のキャンプ、あるいはヨット愛好者等が
おりますので、そういう方々に利用していただくということになります。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
○委員(清家儀太郎) どうですかね。やっぱり夏場、稼働率ですよね。要は稼働率の問題にな
ると思うんですが、夏、カヌーだけとなると夏になるんですが、そこらの冬場とか、そうい
う関係の運用の仕方というのは全然考えていなくて、あくまでも学校教育の場として考えて
おられるんですか。どうですか、そこらは。
○委員長(矢野幸正) 塩月体育保健課長。
○体育保健課長(塩月文昭) 体育保健課としては、もちろん学校のほうと連携して、夏季長期
休暇中の利用とか、冬場につきましては、若干やはり海のスポーツは厳しいのかなとは考え
ておりますけれども、春から秋にかけての行事等、いろんなイベント等を通じてここの利用
を図っていきたいというふうに考えております。
○委員(清家儀太郎) わかりました。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
浅利委員。
○委員(浅利美知子) 関連なんですけれども、この施設、漁協の建物ですよね。この中に艇庫
をするということなんですけれども、隣接して隣も土地がありますよね。そこも一緒に購入
するということでよろしいんでしょうか。
○委員長(矢野幸正) 塩月体育保健課長。
○体育保健課長(塩月文昭) 隣接地は既に市の土地でございます。あそこの事務所の部分だけ
が漁業の土地ということになっております。
○委員長(矢野幸正) 浅利委員。
○委員(浅利美知子) そうであれば、現在、今、隣接した部分、土地のところにカヌーなりが
置いてあるんですね。それで、やっぱし積み重ねてありますので、非常に危ないのかなと思
いました。それで、今回、この艇庫は、今の建物の中に全てカヌーだとかをしまい込む形に
なるんですかね。
○委員長(矢野幸正) 塩月体育保健課長。
○体育保健課長(塩月文昭) そういうことでございます。
○委員長(矢野幸正) 浅利委員。
○委員(浅利美知子) では、その管理はどういうふうになるんでしょうか。市がするのか、そ
れともどこかに委託するとか、そういう形になるのか。
○委員長(矢野幸正) 塩月体育保健課長。
○体育保健課長(塩月文昭) 今考えているのは、指導者の方に管理していただくということで
考えております。
○委員長(矢野幸正) 浅利委員。
○委員(浅利美知子) 先ほど河野委員も言われましたけれども、西上浦のほうで本当に地域の
- 193 -
活性化のためにこの場を使ってやっていきたいという方がいらっしゃったんですが、こうい
う形で艇庫ということになりましたけれども、本当に地域と観光にもいろんなのにつながる
と思いますので、十分協議していただいて本当にいい活用ができるようにまたよろしくお願
いいたします。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、268、269ページ、御質疑ありませんか。
冨松委員。
○委員(冨松万平) 11番の地場産品活用推進事業についてお伺いします。
これ、ちょっとよくわからないんですけど、この140万円というのはどういうふうに使う
んでしょうか。
○委員長(矢野幸正) 戸高体育保健課参事兼学校給食係長。
○体育保健課参事兼学校給食係長(戸高節子) 体育保健課の戸高と申します。よろしくお願い
します。
まず、この費用については、さいき活き活き献立という事業でございます。この中で、4
月から3月まで、8月が夏休み期間中ですから、月に1回の11回、地場産品を使って給食を
提供する、その補助を普通は食材費の購入というのはそれぞれセンターで皆さんからいただ
いた給食費に基づいて食材費の購入をするわけなんですけれども、その一部を市の予算で補
塡をしながら地場産品の活用をしたいという事業でございます。
○委員長(矢野幸正) 冨松委員。
○委員(冨松万平) ありがとうございます。
それでは、その食材費の一部の補助ということでありますが、具体的にどんな食材なんで
しょうか。
○委員長(矢野幸正) 戸高体育保健課参事兼学校給食係長。
○体育保健課参事兼学校給食係長(戸高節子) まず、平成25年度のメニューというか食材費の
関係で報告したいと思います。4月はちょっとしなかったんですけれども、5月がタケノコ、
6月がカボチャ、7月がアジの干物で、これは加工協議会のほうから提供していただいてお
ります。9月がカボス、10月が干しシイタケで、これも椎茸生産組合から寄贈していただい
ております。11月がキクラゲ、12月がショウガ、1月が白菜、2月が牛肉、3月が米粉とな
っております。
○委員長(矢野幸正) よろしいですか。
冨松委員。
○委員(冨松万平)
わかりました。子どものために地場産品を使うというのは大変結構なこと
だと思いますので、この補助、140万円をなるべく多く来年度要求しまして、なるべく地場
産品を食べられる子どもをつくってほしい、そして今の献立ですが、魚とか加工品が少なか
ったようにありますので、そこら辺もよろしくお願いします。
以上です。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
上田委員。
○委員(上田徹) 12番、上田です。
- 194 -
この項で、上浦の共同調理場からずっと、その前の堅田学校給食センターからもそうです
けど、ずっと給食センターの一般管理費ということで出ておりますけど、総合運動公園の防
災公園という整備の中で、給食センターという言葉が幾度となく答弁の中で出てきておりま
す。このことについて、ここにこれだけの給食センターがあるんですが、さらにまた新しく
給食センターをつくるのかどうか、そこら辺のところを少しわかる範囲で結構ですから、お
願いします。
○委員長(矢野幸正) 塩月体育保健課長。
○体育保健課長(塩月文昭) 中スカ地区の件だと思うんですが、現在、確かにセンターは9セ
ンターということで非常に多いんですけれども、施設的に老朽化した施設が多いということ
で、新センターの建設を今考えております。昨年の9月議会ですか、お答えしたと思うんで
すが、今、用地の取得にかかっております。用地の取得ができれば、その後、委員会のほう、
市のほうで購入して新センターの建設に取りかかるという段取りで考えております。
○委員長(矢野幸正) 上田委員。
○委員(上田徹)
今、用地の関係の話をされましたけど、恐らく規模だとか、どことどこをど
うしてとかというようなことを考えているのかなというふうには薄ら感じているんですが、
ただ1点、給食センターを、古くなったのを建てかえていくというのは十分必要なことだと
いうふうに認識しているんですが、大規模給食センターというような考え方を持っているの
であれば十分気をつけていただきたいなというふうに思います。これだけの地域の子どもた
ちを守るために9つの給食センターを設置しながらやってきているわけで、いろんなところ
で1市1センターみたいなもので4,000食、5,000食なんていう給食をつくりながらやって、
事故があるときに大変な被害を出すというようなことがあります。それとか、今は防災の面
からも考えてそこにというふうに、確かにその面では有意義な考え方だなというふうには思
います。しかしながら、そこに大規模ということで地域のそれぞれあるものを潰してしまっ
たんでは、今度は子どものほうの日ごろの安全というのが守られないところもありますから、
そこら辺は十分協議をする、PTAや地域、いろんなところと協議しながら考えていただき
たいなというふうに思います。
○委員長(矢野幸正) 塩月体育保健課長。
○体育保健課長(塩月文昭) 建設に当たりましては、当然、建設委員会等を設置しまして、皆
さんのいろいろな意見を参考にしてつくるということになります。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、270、271ページ。
このページの10款について、御質疑ありませんか。
井野上委員。
○委員(井野上準)
総合運動公園一般管理費の9,100万円ほど出ておるわけですけど、維持補
修に関する管理費ということなんですけど、内訳をまず説明してください。
○委員長(矢野幸正) 塩月体育保健課長。
○体育保健課長(塩月文昭) 全ての。
○委員(井野上準)
いや、全てじゃない。主なやつだけでいいです。この9,100万円の使い道。
○体育保健課長(塩月文昭)
主なものにつきましては、委託料の7,600万円ということになる
- 195 -
んですけれども、これにつきましては、指定管理の委託料ということになります。それと、
工事請負費についてですが、これにつきましては、多目的広場があります。あそこが現在非
常に水はけが悪いということで、その改修の工事ということで850万円ということで、主な
ものについてはそのような内容になっております。
○委員長(矢野幸正) 井野上委員。
○委員(井野上準)
先般、一般質問で陸上競技場の件を言いました。平成24年に2種の公認を
受けまして、5年後の平成29年にはまた、2種か3種かわからないけど、できたら平成24年
度に1億数千万円という大きなお金をかけて2種の公認をとりましたので、またぜひ平成29
年に2種の公認の検定を受けていただきたいと思っておりますけど、平成26年度の予算では
全然入っていないと思っております。平成29年に受けるということになれば、平成27年、平
成28年の予算に入れていただければいいわけなんですけど、2種の検定を受けるのに従って
5年ずつ検定を受けるわけなんですけど、県からの要望が多分、芝の張りかえをしなければ
いけないとか、高跳び・幅跳びの競技場の整備をしなければいけないとかというのが多分も
う来ているんじゃないかなと思います。そういった補修をすることによって、どれくらいの
公認を受けるのに平成29年度に予算がかかるのか、大体わかっておりますか。
○委員長(矢野幸正) 塩月体育保健課長。
○体育保健課長(塩月文昭) 御指摘のとおり、現在2種ということで、次回の更新が平成29年
の1月ということになります。前回の更新時の指摘事項があります。それをクリアしようと
しますと、約1億円近い経費が必要となります。3種にしましても約6,000万円というのは、
フィールド内の芝が今、非常に高く盛り上がっております。これについては、2種であろう
と3種であろうともう少し平らにしないと競技場としては認めてもらえないという状況にあ
りますので、その分については、公認を受けるためには対応しなければいけないということ
になります。
御指摘のとおり、2種でいくか3種でいくかということなんですけれども、これにつきま
しては、来年度以降の予算、平成27、平成28でもしやるとなれば対応しなければいけないと
なりますので、来年の平成27年度の予算編成までに十分協議しまして対応を決定したいとい
うふうに考えております。
○委員長(矢野幸正) 井野上委員。
○委員(井野上準)
2種の公認を例えば受けるとすれば1億円近くかかるということであれば、
平成27年度予算を組むに当たって、1カ年でも多くあれば、2年に5,000万円ずつに分ける
とか、いろいろな方法があると思いますけど、その辺、十分協議して、ぜひ2種公認を受け
るように、通るようにしていただきたいと思います。これは要望にかえさせていただきます。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、10款、教育費を終わります。
ここで、執行部の準備の都合上、10分間休憩を入れます。5時10分まで休憩します。
午後4時53分 休憩
──────────────────────────────────────―
午後5時10分 開議
○委員長(矢野幸正) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
- 196 -
執行部の皆さん、時間が下がりましたが、最後までよろしくお願いいたします。
11款、災害復旧費に入ります。
270、271ページをお開きください。御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、272、273ページ、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、274、275ページ、ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、276、277ページ、このページの11款について、御質疑ありま
せんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、11款、災害復旧費を終わります。
次に、12款、公債費に入ります。
276から279ページにかけての12款、公債費について、一括して御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、12款、公債費を終わります。
次に、14款、予備費です。
278、279ページについて、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、14款、予備費を終わります。
以上で歳出を終わります。
次に、給与費明細書に入ります。
280、281ページをお開きください。御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、282、283ページ、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、284、285ページ、このページについて、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、次に、債務負担行為の支出予定額等に関する調書に入ります。
286、287ページ、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、288、289ページ、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、290、291ページ、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、292、293ページ、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、294、295ページ、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正)
なければ、296ページ、地方債に関する調書について、御質疑ありませ
- 197 -
んか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) ほかになければ、戻りまして9ページから11ページまでの歳入歳出予算
事項別明細書について、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、戻りまして2ページ、3ページです。
第1表、歳入歳出予算のこのページについて、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、4ページ、5ページについて、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、6ページの第2表、債務負担行為について、御質疑ありませ
んか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、7ページの第3表、地方債について、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、戻りまして1ページ、議案第1号、平成26年度佐伯市一般会
計予算について、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、総括質疑を行うに当たり、執行部の準備の都合上、5分間休
憩いたします。5時20分から再開します。
午後5時13分 休憩
──────────────────────────────────────―
午後5時20分 開議
○委員長(矢野幸正) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
一般会計の各個別事業に対する質疑を終了し、これより総括質疑を行います。
総括質疑では、新年度の予算編成に関して、現在の佐伯市の置かれた情勢に見合う予算構
成となっているのか、今後の行財政運営を見据えた上での問題点など当初予算審査の目的に
沿った総括的な質疑を求めたいと思います。
御質疑ありませんか。
髙司委員。
○委員(髙司政文)
総括質疑ということで、いつも市長に、予算にかかわって、まちづくりの
重点とか、どういうことで市民の所得につなげるのかというようなことでいつもやりとりを
しておりますが、今回、市長の提案理由の説明、予算議案について、そこからちょっと拾っ
て質問したいと思うんですけど、一番最初に予算編成についてといって、これが一番の市長
のいわゆる言いたいところの重点だと思うんですけど、その中で、「安心・元気・飛躍」を
キーワードに、災害に強いまちづくり、高齢者福祉の充実、子育て支援の推進など、多くの
施策に全力で取り組んでまいりましたと、ここが私、市長の特徴だと思うんですね。
多くの施策、それは、私もいつも言っていますけど、施策がいろいろあることは認めます
けど、その柱というのが何なんだと、まちづくりとか、そういう面についていつも聞いてい
るんですけど、その辺を、今回の提案理由を読むけど、やっぱりわからないんですね。そこ
- 198 -
を1つ最初にお聞きしたいんですけど。
○委員長(矢野幸正) 西嶋市長。
○市長(西嶋泰義)
今回、冒頭の中に、市長のそうした施策ということで上げさせていただき
ましたが、私にとりましても3期目でありますので、多くの施策というのは、いろんな問題
がまだ残っているということと、特に今年度は予算を上げていくわけですけども、蒲江の小
学校等に安心に対する予算がちょっと急激に大きくなったもんですから、そうした部分も施
策としながら、また一次産業も非常に厳しい状態にありますので、そうした施策もとりなが
らやってきたということで、1本に絞るような状況ではないというのは、委員が今質問いた
したような状況では十分感じておると思いますが、それぞれの中でそれぞれの施策を組みな
がらやってきたということで、1本だけで絞る、前のときだったら、この庁舎をつくるとい
うことが非常に大きな枠をとったわけですけど、今回の場合はそうした大きな施策の中では
全体的な中で見ていきたいと。
それと、一般質問等でも言いましたが、南海トラフ等の問題が昨年の6月から発生してお
りますので、それらに対する施策等も入れたかったんですけど、これが、国のほうの指定が
3月、今月の末ぐらいになるということで、施策等の方向づけができなかったので、これに
ついても施策をしながら今、内容検討をしておるということで、こうした部分ができてくれ
ば、確かに安心・安全の中の施策の基点としてそちらが主力になった話ができると思います
が、そうした中でバランスを見た施策をとらせていただいております。
○委員長(矢野幸正) 髙司委員。
○委員(髙司政文)
私が質疑するときは、必ず一次産業、市長は一言言っていただけますけど、
私がいつも農林水産業と言っているので意識されているのかと思いますけど、しかし、残念
ながら予算を見ると農林水産業は、目的別でいうと8番目と、27億円足らずというような残
念な予算を組んでおります。
南海トラフ、いろいろ安心・安全、今後できるんじゃないかという、ちょっといろいろ話
しされましたけど、振り返ると、市長、去年、年度でいうと昨年度、平成23年度の決算のと
き、私が基金と債務、基金を積んで債務を減らす、これはもう結構ですよと。ただ、それを
市の計画以上にやっているから、その一部を使って、いわゆる市長が言う攻めの政治じゃな
いですけど、使ったらどうですかということに対して、市長もそれを考えたいと当時答えて
いるわけですね。
だから、今回の選挙が終わった後の平成25年は、ちょっと骨格からなんでできなかったか
もしれませんけど、平成26年度はその姿勢があらわれるんじゃないかと大いに期待していた
んですね。残念ながら、そこまで私が期待するほどのところではなかったので、非常にそこ
は残念なんですけど、そこら辺の部分がどうなんでしょうかね。財源としてもっと活用して、
攻めの形に持っていきたいという当時の市長の気持ちというのはどういうことだったのかな
と思うんですけど。
○委員長(矢野幸正) 西嶋市長。
○市長(西嶋泰義)
その中で、南海トラフの関係も言ったのは、例えば、髙司委員、林道の関
係ですね。いろいろ半島が多いし、いろんな地域から避難路を兼ねた林道を数億円単位で予
算化しようかと思ったんですけど、それが逆に南海トラフの関係にひっかかれば3分の2の
補助がつくということで、単独で打っても結構な金額になりますが、それを打っていこうか
- 199 -
なと思ったんですけど、それをちょっと見合わせたということで、こうした一次産業の中で
も、また林道施策の中についても今ちょうどバイオの問題が上がっていますので、その施策
をちょっと見て有効な形でやりたいと。例えば、バイオマスのチップ工場とか、いろんな形
が、これは特に延岡の中国木材等が進出して、バイオの発電とか、いろんな形が佐伯市に該
当すれば、またマイナス14メートルについても木材に関するいろんな形が見えるだろうと。
そうした部分を見たいということと、農業については、現状ではそれぞれの後継者不足が
あるので、これについては大きな金額が投入できませんが、また漁業についても非常に今ち
ょっと魚価の厳しさの中で、年末、かぼすブリとか、いろんな関係があるので、こうした加
工業について生産者の皆さんと話しながら、これは単年度で打てる事業じゃないので、そう
いう施策等もこれから考えていく上では、やっぱり現地へ行って話していく必要があるかな
と思っております。大きな金額的には、そうした林道整備、そうした部分に打ちたかったん
ですけど、ちょっと見直したということであります。
以上です。
○委員長(矢野幸正) 髙司委員。
○委員(髙司政文)
わかりました。私は、もっと大きな部分で求めているんですけど、それは
それでわかりました。
それともう一点、市長、提案理由で、その次の部分ですけど、3期目に当たって攻めの行
政を新たにスローガンに掲げ、自分自身がリーダーシップを発揮し、率先して行動するよう
に実践してきたというふうに述べているんですが、ここの部分というのは、市長自身はどう
いう思いがあって、こういう部分がということがあって、この予算編成に当たって実践して
きたということで述べたのか、その辺のところをちょっと説明いただきたいんですけど。
○委員長(矢野幸正) 西嶋市長。
○市長(西嶋泰義)
この予算もいろんな中で、どちらかと財政畑とすれば、平成26年度、平成
27年度にかけていわゆる縮小型の予算を組みたいということがあったわけですが、縮小型で
組むということになれば、庁舎の建設費が前年度総務費で見られるように、総務費だけでも
約30億円ダウンしておるわけですけど、これをのけた予算を組むということも可能だったん
ですけど、そうした部分をいわゆる教育費とか、また消防に対する予算に振りかえながらや
ってきたと。そうした部分を見るというのが、基金をその中で見ながらやっていかなければ
ならないというと非常に微妙なところだったんです。
それから、御存じのとおり、一本算定の問題についても、はっきりと8月ぐらいまでには
その交付金が出ないということで、それを見据えながらやっていくのでも、それが出る結果
を見てやってみるのではなくて、ちょっと用心をしながら、全面的に予算を打ちたかったん
ですけど、そうしたものを見ながら、基金とのバランスを見ながら、将来的にどこまで基金
を持てばいいかということがその一本算定で出てくるので、そうした中での施策が必要であ
り、そうした部分を財務のほうではできるだけ一本算定の平成27年度から始まる分について
のまだまだ蓄えが必要だと。最終的には、当初45億円と言われておりましたので、100億円
近くあっても2年であればもうそのままなくなるということになりますので、そうした部分
を見据えた中で今期は基金を持たずに何かずれていくような方向はできないかということを
当初予算に組んでおります。
○委員長(矢野幸正) いいですか。ほかにありませんか。
- 200 -
桑原委員。
○委員(桑原宏史)
予算を単年度で見て、いい、悪いというところが特に一本算定を控える中
で言えないと思うんですけれども、先日というか今回の議案でいただきました新市建設計画
が変更された部分が上程されております。これで、財政計画の中で新しく平成31年までの財
政計画という数字が出ております。あくまでも機械的な出し方のところもあるんでしょうけ
れども、これ、ちょっと見ますと、例えば、ちょっとずつ数字はもちろん違うんですけれど
も、新しく出されたもので補助費、これが平成25年度でいえば17億円が、実質予定されてい
るのが34億円程度ですか。平成26年度の予算上では、これ、財政計画のほうで出されている
のでは16億円と平成26年度は36億円と倍近く大きいんですね。これで果たして大丈夫なのか
なと。
計画に対して倍以上違うその辺の理由と、このままいったとして平成31年度には14億円の
基金の取り崩しが必要になると。これ、数字、機械的に出したと言われればそれまでなんで
すけれども、こういう数字が出ていて最上位計画であるというこの財政計画の中に示されて
おる数字が、もうこれ、平成25年、平成26年が倍、例えば、補助費だけを見ても2倍以上違
っているんですけど、これで本当に一本算定になった後の持続可能な行財政運営ができるの
かというところをちょっとお答えしていただきたい。
平成26年度は、第3期の行財政改革推進プランのようなものが新しくできるんでしょうけ
れども、そうした、それがきちっとでき上がった後は、ことしは数字が大分違うとは思うん
ですけれども、毎年度の予算というのがそれに載って出てくるようにならないと、平成31年、
平成32年からの運営が本当に怖いと思っているんですけれども、その辺の御見解をお聞かせ
ください。
○委員長(矢野幸正) 根塚財務部長。
○財務部長(根塚洋二) 今、桑原委員が言われました財政計画でございますが、まずその違い
というものは、以前出した新市建設計画の財政計画につきましては、平成15年に作成して、
つくって出したものであります。今回つくり直したものは、昨年の11月を、そのときの制度
で基本につくったものであります。平成15年のときの制度といわゆる経済情勢やいろんな国
の制度、交付税の制度、それと昨年の11月の制度、全く変わってきておりますので、それを、
財政計画、財政推計というものは、毎年、国の制度等が変わりますので、ローリングしてい
かなければなりません。それでありますので、また昨年11月につくったものも、ことしの、
先ほどから言っておられましたように、交付税の算定方法の見直しによってまたがらっと変
わってきますので、それによってまた財政推計をつくり直して、それから、それは毎年ロー
リングしていかないと財政計画というものは変わってくるということで御理解いただきたい
と思います。
○委員長(矢野幸正) 桑原委員。
○委員(桑原宏史)
ちょっとわかりにくかったので、再度質問させていただきますけれども、
まさに今回いただいた新たな表、ここで例えばといって挙げさせていただきました補助費が
十数億円プラス、倍になって、いきなり倍になったりしているんですよ、この計画に比べる
と。これは問題ないんですね。
○委員長(矢野幸正) 根塚財務部長。
○財務部長(根塚洋二) 先ほど言いましたように、そこに載っております前回の数字について
- 201 -
は、平成15年度に策定したものでありまして。
○委員(桑原宏史) 新しくもらったやつですよ。
○財務部長(根塚洋二) 新しくなった分につきましては、昨年の11月に策定したものでありま
す。それも今後の推計であります。それによって予算が縛られるものではありません。
○委員長(矢野幸正) 桑原委員。
○委員(桑原宏史)
状況が変わっていると、11月につくったものからどういうふうに状況が変
わったのか今はお聞きしませんけども、また今度ゆっくりお聞きしますけれども、それで大
丈夫、ちゃんと一本算定になったときのことを見据えて進められているということであれば
いいんですけれども、その辺を私、ちょっと勉強しながらやらせていただきたいと思います
ので、ありがとうございました。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
清家委員。
○委員(清家儀太郎) 私、観光推進事業について、市の考え方をお伺いしたいと思います。
平成26年度予算に、全国山頭火フォーラムin佐伯とか、帆船の海王丸寄港のイベントと
かを予定されていますが、私、インターネットを使ったいわゆる観光でお尋ねしたいんです
が、実は、東九州道も開通しますし、観光行政にもいろいろあろうかと思われます。
今年度の予算にも各地での春まつりとか、いろいろな豊魚祭の費用とかが上がっています
が、実は、春まつりの菊姫行列について提案といいますか話があるんですが、私たち新風会
と平成会とこの2月に椎葉村のほうに行政視察に、会派の行政視察に椎葉村のほうに行かせ
ていただきました。非常に平家まつりで有名なところでございまして、皆さん御承知の方も
多いと思われますが、椎葉村とは、11月に鶴姫まつり、いわゆる菊姫祭りじゃなくて鶴姫ま
つりなんですが、それのイベントのやり方が、御存じかと思われますが、お姫様の募集を全
国で行うと、それに対しては何十人ものお姫様の姫になりたいという人の応募が来るそうな
んです。その費用は、全部個人持ちなんだそうですよね。全てきれいな衣装から何にしても、
全てが個人持ちでやってもかなりの応募が来ると。やはり女性が一度その着物を着てみたい
という意識があるんだろうという担当課の説明を受けてきたんですが、これは佐伯で可能じ
ゃないんかなとそのときに思ったんですが、よいことはまねろで非常に女性の心理を突かれ
たいわゆる募集方法、いわゆる心を揺さぶる企画じゃないかと思うんですよね。
あくまでも後で予算をつけるんじゃなくして、祭りに参加する心の楽しさを題材にした祭
りじゃないかと思われるんですよね。ほたら、もちろん何十万円か何万円かの衣装代がかか
るわけなんですけど、それでも姫様になりたいという人が多い、その行列に参加したいとい
う人たちが多いらしいんですよね。ですから、佐伯でも菊姫祭りがあれば、菊姫の募集をか
けてみて、いわゆるきれいに着飾った貸し衣装でしょうけど、それを姫の姿にして、姫様が
何人おってもいいんじゃないかという、そういう心を揺さぶるインターネットを使った観光
のあり方も研究すべきじゃないかと思うんですが、そこらの考え方はいかがでしょうか。
○委員長(矢野幸正) 飛髙企画商工観光部長。
○企画商工観光部長(飛髙勝則) 企画商工観光部長の飛髙でございます。清家儀太郎委員の御
質問にお答えさせていただきます。
椎葉村において平家まつりの際、鶴富姫の行列を行っている、これについては全国から公
募してかなりの人気を博しているということは、もう私も承知しております。それで、それ
- 202 -
と同様に、さいき春まつりで行われる菊姫行列にぜひともこの方法を取り入れて全国に知ら
しめたらどうかというようなことと思われますけれど、佐伯で行われる菊姫行列については、
佐伯藩弁財天様参り菊姫行列実行委員会が組織されて行っております。一応、船頭町の方々
が中心となって行っているわけでございますけれど、前回の菊姫の応募者数が6名、本年度
が8名であったと聞き及んでおります。年々増加傾向にあります。佐伯市民も菊姫の応募に
はかなりの期待があると思われます。それで、全国で募集をかけて、市外からの集客を図る
という意味ではかなり効果的であろうかとは考えますけれど、先ほど申し上げましたように、
市民のかなりの期待があるというようなところで若干難しいかなというふうに考えておりま
す。一応、委員の申し入れはこの実行委員会のほうにこういうようなお話もありましたとい
うことで一応伝えてはおきたいと思いますので、御承知おきください。
それとまた関連してなんですが、佐伯菓子組合のほうが新たなお土産品の開発を行ってお
ります。これの名称が菊姫物語ということで、4月5日、6日のさいき春まつりで発表と販
売を行いますので、ぜひとも御購入していただければと考えておりますので、よろしくお願
いいたします。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
○委員(清家儀太郎) 企画部長、あれですかね。8名、佐伯で応募があれば、8名のお姫様を
つくればいいと思うんですよね。別に難しい選別をしなくても、オープン参加でもいいし、
やはり祭りに参加するという、させる、それと市がそういう情報を持っていたら、船頭町の
方々にも早くに情報を提供してあげて、こういう例もあるということを知らせてあげて、や
はりそこで市のほうもそういう考え方に、相談に乗ってあげ、助成することが大事だと思い
ますので、よろしくお願いします。
以上で終わります。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
上田委員。
○委員(上田徹)
市長にぜひ叱咤激励、後押しをしていただきたいということで、企業誘致対
策、なかなか企業誘致、ちょっと何したからというてできるようなものではない、それはも
う十分わかっています。しかしながら、今、東京事務所、大阪事務所等に職員を派遣したり
しながら着実に、大きな一歩ではございませんけど、半歩とか、企業が、コールセンターを
含め、そして地場企業も増設等をやりながら雇用もふえたりとかというようなことが少しず
つ今生まれてきております。今回も予算の中ではまだまだ足りないだろうなと私も思います
し、多くの委員からもそういう意見が出ていましたけど、もう少し予算を拡充してほしいな
というのはお願いなんですが、ぜひそこにも一歩、市長の後押しがやっぱりどうしたって要
るわけですから、市長の企業誘致に対する考え方を少しここでお聞かせ願いたいんですが。
○委員長(矢野幸正) 西嶋市長。
○市長(西嶋泰義)
上田委員から企業誘致ということで、今回の予算も担当課のほうではもう
これで十分ですかという形で私は確認して、必要とすればあと補正を組むとか、そういう形
をとっておりますので、特に旅費等については一括旅費を組んでいますので、また必要であ
ればそっちから回すとかですね。だから、そうした部分についてはオープンでいつでも対応
できるようにします。
また、私のほうもそれなりの対応があれば飛んでいけるようにしたいんですけど、何せ私
- 203 -
のほうが体が足らないものですから、それぞれの職員がいつでも結構、東京、大阪、職員が
知らないうちに動いていったり、また今回でもいろんなコールセンターのものにしても職員
がそうした中で見つけてきたとか、また県とのやりとりの中、いろんな形でやっております
ので、企業誘致に対して必要な部分はいつでもそういう形で私のほうは考えておりますので、
補正でも考えていこうと。また、必要なら、そこの組み替えも考えようと。
また、そうした中で、今、ことし1年とにかく早くなりました東九州自動車道の問題もあ
りますので、これについてもパンフレットとか、非常に利便性、またマイナス14メートルが
昨日、一昨日、知事が来たときに、27日に開港しますということ、でき上げますよというこ
とで聞きましたので、そうした部分も今後キャンペーンをしていかなければいけないという
ことで、県のほうには開港式をやってくれませんかと言ったら、県は予算がないので、それ
はしませんということでありますので、私のほうで14メートルのパンフレット等も作成して、
海と陸をそうした部分に強調していきたいと思っております。
○委員長(矢野幸正) 上田委員。
○委員(上田徹)
今、補正を組んでもというような言葉も市長からもありましたから、ぜひ担
当課だけで数名で頑張ってもなかなか厳しいところがあります。それぞれが所管するような
課が、かかわるような課が、いろんなところがあるわけなんです。だから、ぜひ意見交換を
しながら情報を収集して、全職員を挙げて企業誘致に取り組んでいくんだということをぜひ
お願いしながら質問を終わります。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、総括質疑を終了いたします。
これにて全ての質疑を終結いたします。
これより討論を行います。御意見ありませんか。
髙司委員。
○委員(髙司政文) 1番議員、日本共産党の髙司政文です。
私は、平成26年度佐伯市一般会計予算について、反対の討論を行いたいと思います。
反対理由の第1は、この予算では佐伯市全体のまちづくりをどう進めるのか、所得向上に
つなげる施策を通し、市民にどういう暮らしをしてもらうのか、こういった特徴、柱が相変
わらず見えてこないという点です。
先ほどの質疑の中でも市長が説明されましたけど、防災事業、非常にそういう面では県内
でも進んでいるというように思います。その点は非常に私も評価したいと思います。しかし、
私が市政に求めたいのは、諸施策のちりばめではなく、佐伯市全体のまちづくりの柱、市民
全体の暮らしを向上させるための特色ある独自の施策、これを求めたいと思います。
私は、佐伯市が海・山・川に恵まれた特徴を考えれば、やはり農林水産業振興を市政の柱
に据えて、そこに予算をかけ、お金をかけ、農林水産業を生かした特徴あるまちづくりを行
って、そのことで市民の所得向上、雇用対策、周辺部の活性化、企業誘致、消防防災対策、
健康・福祉、食育、学校教育、商工観光などあらゆる分野に正の連関、経済循環をさせてい
く、こういうまちづくりを進めていくべきだと考えております。
実際、市民からは、佐伯市は、農林水産業の振興を進めるべきだという声が多く聞かれま
す。しかし、残念ながら、肝心の農林水産業については27億円余り、全体の構成比でもわず
- 204 -
か6.1%、目的別歳出科目の順位で8番目まで下がりました。しかも江藤委員らが指摘した
ように、そのうち5億円近くは集落排水にかかわる繰出金という状況です。これでは農林水
産業の振興は望めないのではないでしょうか。そのための財源としても、例えば、来年度末
の基金残高見込みを見ても、今年度末の見込みよりは若干減りますけど、平成24年度決算を
上回ります。債務減に対しても、平成24年度決算より10億円以上回しております。基金を積
み立て債務を減らすことは当然必要ですけど、市長が以前、先ほども質疑しましたように、
その一部を活用したいというように答えたように、政策的に使えるお金は市民の所得向上に
結びつく施策に使い、歳入増につなげていく、そして地方交付税の減額に備える、これが本
来の市政の役目だと考えております。
反対の理由の第2は、安倍政権が進める税と社会保障の一体改革に絡み、国の悪政をその
まま市政に持ち込んでいることであります。
今回、たくさんあります。国は、今現在、大企業には減税と大型公共事業で富をもたらす
一方、国民には社会保障の改悪、負担増を押しつけるという政治を続けております。今回の
予算にかかわる問題な部分を、質疑を通して明らかになったこととして、第1に、国民に9
兆円もの負担を押しつける消費税増税が使用料や手数料などにそのまま転嫁されていること。
第2に、徴税強化と社会保障の給付削減を狙ったマイナンバー制度の導入。国民にとっての
メリットが正確に示されていないばかりか、情報管理に大きな問題を残したまま進められて
おります。
第3に、生活保護制度の改悪。生活扶助費の削減と扶養義務の強化が今図られようとして
おります。
第4に、農業政策の問題です。TPP参加に向け、農業政策の構造改革として、農地中間
管理機構による農地の集約化・集積化を図る一方、米の生産調整や直接支払交付金の廃止に
向かうなど、佐伯市のような中山間地域を多く抱える農業を切り捨てる方向に進んでいると
考えています。
第5に、地方交付税の機能を政策誘導型に持っていこうとしていることです。昨年度から
始まった公務員の人件費削減を狙った交付税の削減は、来年度、地域の元気づくり事業費
3,000億円が交付金から外されます。かわりに職員数や人件費の削減率で配分する形に変わ
りました。交付税の性格を、自治体間の財政的な不均衡を正すというものから、時の政府の
政策的誘導を背景にした配分に持っていこうということであります。
これらの問題に対して、佐伯市が住民の暮らしを守る防波堤の役割を果たすかどうかが求
められています。国が決めたことだから仕方がない、国の補助がないからできないではなく、
こういうときだからこそ地方自治の精神を発揮して、住民負担の軽減策をとっていただくよ
うお願いして、反対討論を終わります。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、討論を終結いたします。
これより採決いたします。
採決の方法は、賛否を明らかにするため、起立により行います。
議案第1号は、原案のとおり可決すべきものと決することに賛成の委員の起立を求めます。
(起立多数)
- 205 -
○委員長(矢野幸正) 着席してください。
起立多数であります。
よって、本案は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
お諮りいたします。
本日は、この程度にとどめまして、24日は、午前9時30分から本特別委員会を開きたいと
思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) 異議なしと認め、さよう決定いたしました。
本日は、これにて散会いたします。
午後5時54分 散 会
- 206 -
予算特別委員会会議録
平成26年3月24日
予算特別委員会会議録
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
日 時
平成26年3月24日(月曜日)
場
議場
所
開 議 午前9時30分
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
出席委員の氏名
委 員 長
矢 野 幸 正
副委員長
吉
良 栄 三
委
員
髙 司 政 文
委
員
桑
原 宏 史
委
員
井野上
準
委
員
兒
玉 輝 彦
委
員
芦 刈 紀 生
委
員
浅
利 美知子
委
員
後 藤 勇 人
委
員
河
野
委
員
佐 藤
元
委
員
濵
野 芳 弘
委
員
上 田
徹
委
員
清
田 哲 也
委
員
塩 月 健 治
委
員
後
藤 幸 吉
委
員
御手洗 秀 光
委
員
清
家 儀太郎
委
員
冨 松 万 平
委
員
清
家 好 文
委
員
井 上 清 三
委
員
三
浦
委
員
矢 野 精 幸
委
員
寺
本 高 明
豊
渉
──――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
欠席委員の氏名
委
員
江 藤
茂
──――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
委員外議員の氏名
議
長
宮 脇 保 芳
──――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
説明のため出席した者の職氏名
副
市
財
務
部
長
井
上
長
根
勇
総
務
長
岡
本 英 二
塚 洋 二
企 画 商 工 観 光 部 長
飛
髙 勝 則
福
祉
保
健
部
長
飛
高 彌一郎
建
長
坪
根 大 吉
上
下
水
道
部
長
川
井 博 文
総務部次長兼総務課長
田
村
福祉保健部次長健康増進課長
河
村 昌 江
財
政
課
長
池
田 邦 行
収
長
安
部 和 生
企
画
課
長
武
田 晴 美
長
山
中 英 司
高 齢 者 福 祉 課 長
平
山 和 也
長
小
野 治 行
営
長
北
山 孝 幸
長
田
島
水
長
岡
田 茂 正
生 活 排 水 対 策 課 長
小
川 哲 弘
高齢者福祉課地域包括支援センター係長
保 険 課 国民 健 康保 険 係長
川
野 登志郎
そ の 他 の 関 係 職 員
商
納
工
保
施
振
険
設
管
課
興
課
課
理
課
豊
- 207 -
設
部
業
道
工
部
課
務
課
垣野内
智
茂
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
出席した事務局職員の職氏名
局長
矢 野 悦 三
次長
岩 﨑 眞佐美
係長
祖 田 勝 也
書記
望 月 雅
道
書記
工 藤 雅 詳
書記
菅
介
書記
竹 中 大 輔
俊
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
会議に付した事件
議
案
番
号
件
名
第 1 号
平成26年度佐伯市一般会計予算
第 2 号
平成26年度佐伯市国民健康保険特別会計予算
第 3 号
平成26年度佐伯市後期高齢者医療特別会計予算
第 4 号
平成26年度佐伯市介護保険特別会計予算
第 5 号
平成26年度佐伯市介護予防支援事業特別会計予算
第 6 号
平成26年度佐伯市簡易水道事業特別会計予算
第 7 号
平成26年度佐伯市地方卸売市場事業特別会計予算
第 8 号
平成26年度佐伯市大島航路事業特別会計予算
第 9 号
平成26年度佐伯市土地区画整理事業特別会計予算
第10号
平成26年度佐伯市特定環境保全公共下水道事業特別会計予算
第11号
平成26年度佐伯市農業集落排水事業特別会計予算
第12号
平成26年度佐伯市漁業集落排水事業特別会計予算
第13号
平成26年度佐伯市小規模集合排水処理事業特別会計予算
第14号
平成26年度佐伯市生活排水処理事業特別会計予算
第15号
平成26年度佐伯市飲料水供給事業特別会計予算
第16号
平成26年度佐伯市水道事業会計予算
第17号
平成26年度佐伯市公共下水道事業会計予算
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
午前9時30分
開 議
○委員長(矢野幸正) 皆さん、おはようございます。
ただいまから、20日に引き続き、予算特別委員会を開きます。
20日は、一般会計までの審査を終了しておりますので、本日は、特別会計及び企業会計の
審査を行います。
別冊、特別会計予算説明書を御用意ください。
議案第2号、平成26年度佐伯市国民健康保険特別会計予算を議題といたします。
まず、事業勘定について、審査いたします。
歳入から入ります。
10、11ページをお開きください。
このページについて、御質疑ありませんか。
- 208 -
清家委員。
○委員(清家好文) 10、11ページですね、滞納繰越分が1億円ぐらい上がっていますけど、こ
れの説明をお願いします。
○委員長(矢野幸正) 安部収納課長。
○収納課長(安部和生) 収納課の安部と申します。よろしくお願いいたします。
大変申しわけないです。清家委員さん、説明ということはどのような説明でしょうか。ち
ょっとすいませんが、もう一度お願いいたします。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
○委員(清家好文) どのぐらい滞納がたまってきて、それが回収率がどのぐらいになってるか
ということです。
○委員長(矢野幸正) 安部収納課長。
○収納課長(安部和生) 平成25年度の実績ですが、これが現年度と滞納繰越の部分でうちは振
り分けはしておりませんが、平成25年度2月末の実績としましては、差し押さえ等の処分に
つきましては大体708件、金額にしまして3億5,204万8,000円ほどです。換価につきまして
は、総件数で700件、5,159万1,000円となっております。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
○委員(清家好文) 滞納は毎年ふえよるの、全体として。
○委員長(矢野幸正) 安部収納課長。
○収納課長(安部和生) 滞納額も多分横ばい状態じゃなかろうかなというふうに考えておりま
す。取れない部分につきましては執行停止という部分もありますので、そういう部分で落と
しておりますので、多分横ばい状態じゃなかろうかなというふうに私のほうは感じておりま
すけども。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
○委員(清家好文) 滞納部分は横ばいという見解ですけれど、じゃあ取り上げるというか、滞
納をなくすような努力というのは成果が上がりよるの。
○委員長(矢野幸正) 安部収納課長。
○収納課長(安部和生) 毎年毎年、職員頑張って執行をやっております。それで中にはどうし
ても取れない、財産も何もないというものにつきましては、3年の執行停止、または即時執
行停止等々で額を落としております。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
○委員(清家好文) 国保の場合、比較的取りやすいんじゃないんですか、保険証の関係がある
から。その辺どういうやり方でやりよるの。
○委員長(矢野幸正) 安部収納課長。
○収納課長(安部和生) 国保の滞納のある方につきましては、市民税だとか固定資産税だとか
いう他の税もありますが、国保につきましては、優先的に本人の利害関係等がありますので、
国保のほうにまず納めていただくというような状況になっております。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
○委員(清家好文) それで毎年横ばいであると、収納率は、それも横ばいなの、成果が上がり
よんの。
○委員長(矢野幸正) 安部収納課長。
- 209 -
○収納課長(安部和生) 国民健康保険の現年度分の収納率だけで言いますと、平成20年度が
92.56%、平成21年度92.52%、平成22年、平成23年度も92%台でしたが、平成24年度が
93.58%になっております。滞納繰越につきましては、平成19年度13.53%、平成20年度も
13.61%、平成21年度が16.76%、平成22年度14.45%、平成23年度16.11%、平成24年度が
17.90%になっております。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
○委員(清家好文) 滞納繰越分と現年度とダブってるの、これ。現年度も取れない方が毎年毎
年滞納繰越分ダブってる方がおるの、同一人物が多いの。
○委員長(矢野幸正) 安部収納課長。
○収納課長(安部和生) 滞納繰越である方が当然現年度で税がかかってきてまたふえていくと
いうことが多々見受けられます。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
○委員(清家好文) 多々見受けられますということは、滞納繰越しとる人は、過去の分は別に
して現年度分を支払うという方もおるわけ。
○委員長(矢野幸正) 安部収納課長。
○収納課長(安部和生) 国保につきましては、今言われるように滞納繰越もありますけども、
まず現年度から入れていっていただいております。資力等が回復されれば、まず現年度を入
れてくださいと、それでもうちょっと余裕があれば、現年度プラス滞納繰越のほうに入金を
していただいております。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
○委員(清家好文) 流れとしてはわかりましたけど、これ今後どのようなやり方します、滞納
の繰越分。不納欠損で落とすの。
○委員長(矢野幸正) 安部収納課長。
○収納課長(安部和生) 再度財産調査をしっかりやっていって、もう財産も何もないという方
につきましては、やはり3年なり即時なりで執行停止をかけていこうかなと考えております。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
○委員(清家好文) いいです。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
髙司委員。
○委員(髙司政文) まず、国保税の関係で、前年から1億4,400万円大幅に減っている一つの
理由を教えていただきたいのと、それに関連して、来年度から介護の分と後期高齢者の分の
賦課限度額が2万円上がるということで、これは増収にはなると思いますが、その一方、5
割軽減と2割軽減の対象者が拡大するというふうなことになっていますので、その辺の大幅
減の理由とあわせて説明をお願いしたいと思います。
○委員長(矢野幸正) 川野国民健康保険係長。
○保険課国民健康保険係長(川野登志郎) すいません。国民健康保険係の川野です。よろしく
お願いします。
髙司委員の御質問にお答えいたします。
委員御指摘のとおり、平成26年度、来年度から軽減の対象が広がります。これは5割軽減
と2割軽減の対象者の幅が広がるようになります。今までは5割軽減の方はひとり暮らしの
- 210 -
方は適用されるようになっておりませんでしたが、今回はひとり世帯でも5割軽減が適用さ
れるという部分と、それと5割軽減の対象になる幾ら以下の方がなりますという部分の幾ら
という部分の額が上がりますので当然軽減に該当する方はふえます。
試算をしたところによりますと、今回5割軽減が約2,700万円ふえます。人数にして1,000
人ぐらいふえる予定です。それから2割軽減につきましては、金額にして2,200万円、1,100
人程度ふえる見込みになっております。これによって今まで5割軽減が大体10%の方でした
けれども、それが13%にふえるのと、2割軽減も15%から19%にふえます。これによって当
然国民健康保険税は下がるということになります。ただし、この下がった軽減分については、
全て基盤安定分として補塡をされますので、基盤安定と合わせると入りが下がるということ
にはなりませんので、その点は御了承いただきたいと思います。
それから、限度額ですけれども、今回の制度改正で賦課限度額も先ほど委員が言われたと
おり、介護と後期高齢の支援、それぞれ2万円ずつ上がります。これによる影響ですけれど
も、これについては金額にして700万円、約300人の人が限度額に達するようになります。こ
れについては、逆に税が増額になる要素になってきます。そういうこともありまして、今回
は国民健康保険税自体は大幅な減となったところであります。
○委員長(矢野幸正) 髙司委員。
○委員(髙司政文)
そしたら財政調整交付金のプラスの分は補助率が上がる部分で、国が2割、
5割、7割に補助率を上げるということで、その分の増収でふえているということでいいで
すかね、その辺の考え方は。
○委員長(矢野幸正) 川野国民健康保険係長。
○保険課国民健康保険係長(川野登志郎) 今回、先ほど言われましたように、軽減で下がった
分につきましては、基盤安定で補塡されるということになります。
○委員長(矢野幸正) 髙司委員。
○委員(髙司政文) わかりました。
それと、今度は国庫負担金の療養給付費の負担金が、これはマイナス7,715万円というこ
とですが、一つの要因が、70歳から74歳までの医療費の負担が1割から2割に上がると、4
月1日以降70歳になる人からということですけど、これの影響かどうかわかりませんけど、
その辺の理由をちょっと教えてください。
○委員長(矢野幸正) 小野保険課長。
○保険課長(小野治行) おはようございます。保険課の小野と申します。
委員御指摘のとおり、ことしの4月2日から新たに70歳になる方が窓口負担が1割から2
割という形で負担がふえます。それを段階的に74歳まで5年かけて70歳から74歳、後期高齢
に入るまでは1割を2割に上げていくという国の考え方でございまして、平成26年度から新
たに始まるわけですけども、それで4月2日から新しく70歳になられた方がそういう形で医
療費の影響ということでございますけども、多少の影響はあると思いますけども、そういう
対象者が最初からはそんなにふえてきませんので、平成26年度に限ってはそんなに大きな影
響はないと思いますけども、その辺を重視して今後見守っていきたいと思っております。
○委員長(矢野幸正) いいですか。ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、12、13ページ、御質疑ありませんか。
- 211 -
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、14、15ページ、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、16、17ページ、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、歳入を終わり、歳出に移ります。
18、19ページをお開きください。御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、20、21ページ、このページについて、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、22、23ページ、御質疑ありませんか。
髙司委員
○委員(髙司政文)
一般保険者の療養給付費と、あわせて退職被保険者等の療養給付費ですね、
これ上の一般のほうは減っています。これはさっきの一つの医療費の負担割合が上がったと
いうことで、厚生労働省の考えですけど、患者の負担がふえるので当然国保は減ると。それ
と、一方で言われているのは、受診抑制が起きるんじゃないかと言われてるんですね。だか
ら、厚生労働省の計算では、1,900億円患者の負担がふえた上に2,100億円、全国で受診抑制
によって医療費が減るということを見ているんですね。ということは、逆に言うと、医療機
関にかかる人が減るわけやから重症化するとかいうことも大いに考えられてくるんですけど、
その辺の見解というんですか、その辺、この間、健康増進のほうが高血圧対策ということで
どんどんやっていこうと言ってるのに、一方では医療費の関係で受診抑制が起こるかもしれ
ないということになると非常に矛盾したことになってくるので、矛盾というか、そういうこ
ともあり得るので、重症化とか、そういう面で何か考えられているのかどうか、その辺を聞
きたいですね。
それと、もう1個は、退職者のほうが逆に今度ふえているんですね。その理由をちょっと
あわせて教えてください。
○委員長(矢野幸正) 飛高福祉保健部長。
○福祉保健部長(飛高彌一郎) 福祉保健部長の飛高でございます。
受診抑制の件でございますが、当然医療は皆さん必要なことでございますので、今、委員
がおっしゃるような形で私は受診抑制はないと思っております。ただ、今からは皆様にお願
いしたいのは、予防を中心にやっぱり病気にならないということをお願いして、そしてその
後、どうしても体調が悪ければ医者にかかっていただくということで進めていきたいと思い
ますので、急に受診抑制という形には私はならないと思っております。
以上でございます。
○委員長(矢野幸正) 川野国民健康保険係長。
○保険課国民健康保険係長(川野登志郎) 髙司委員の2点目の退職者医療の金額がふえている
要因ですけれども、これにつきましては、退職者医療の被保険者数というのは減少傾向にあ
ります。しかしながら、1人当たりの療養給付費については、非常に高い伸びを示しており
ます。これは退職者医療の人が全体的に人数が少ない中で、高額療養費の人が非常に最近多
いというのが影響して、今、対前年度比で5.08%、1人当たりが伸びております。これが大
- 212 -
幅に伸びたことによってベースになる療養給付費見込み額が伸びたということであります。
○委員長(矢野幸正) 髙司委員。
○委員(髙司政文) 後段はわかりました。
前段ですけど、これ受診抑制は、私が言ったんじゃなくて厚生労働省がそういうふうに言
ってますので、部長はないと思ってると言ってるんですが、国のほうは起こるというふうに
試算をして予算を組んでいますので、そこら辺はどうなんでしょうか。
○委員長(矢野幸正) 飛高福祉保健部長。
○福祉保健部長(飛高彌一郎) 国の考え方はそういう形で示しておりますが、佐伯市において
はそういうことは起こらない、起こりにくいということでございます。というのは、さいき
っ子医療として中学生まで医療費を無料化しておりますが、これでコンビニ受診等は起こっ
ておりません。当然、患者は悪くなれば病院にかかりますが、私は国が言う受診抑制とかい
う、そういうことは国が示していることであって、当然悪くなればお医者さんにかかります
ので、その中で負担割合に応じて皆さんは例えば1割なら1割、私たちは3割でございます
が、そういう形で医療費を納めていくということで考えております。
以上でございます。
○委員長(矢野幸正) 髙司委員。
○委員(髙司政文) わかりました。じゃあ、これからの数年間の推移を見て、部長がここで言
われたことがどうなのか確認をしていきたいと思います。
以上です。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、24、25ページ、御質疑ありませんか。
髙司委員。
○委員(髙司政文)
ここもちょっと確認しておきたいんですけど、高額療養費、今伸びている、
退職者が伸びていると言われましたけど、確かに退職者のほうが高額療養費、次のページに
出ていますけど、一般のほうは減ってます。高額療養費については、70歳未満の年収770万
円以上の方の上限が引き上がるというふうなことと、一方で370万円以下の人についてはち
ょっと上限は下がるんですけど、この辺のちょっと影響かどうかわかりませんけど、その辺
の何か考え方があれば教えてください。
○委員長(矢野幸正) 川野国民健康保険係長。
○保険課国民健康保険係長(川野登志郎) 委員御指摘のとおり、今回、制度改正で平成27年1
月から賦課限度額がもっと段階が細かく分かれるようになります。これは平成27年1月から
ですので、今回の高額療養費の算定に当たっては若干影響はあろうかと思われますが、その
辺の影響は十分見れてないのが今回の予算書になっております。
○委員長(矢野幸正) よろしいですか。ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、26、27ページ、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、28、29ページ、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
- 213 -
○委員長(矢野幸正) なければ、30、31ページ、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、32、33ページ、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、34、35ページ、このページについて、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、36、37ページ、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、38、39ページ、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、40、41ページ、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、42、43ページ、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、44、45ページ、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、歳出を終わり、給与費明細書に移ります。
46、47ページをお開きください。
このページについて、御質疑ありませんか。
清家委員。
○委員(清家好文) 一般職の減2名ですね、本年度、人数。職員数わかります。合計で445万
3,000円の減なんですけれど、どういうことでこのようになったのかちょっと説明してくだ
さい。
○委員長(矢野幸正) 飛高福祉保健部長。
○福祉保健部長(飛高彌一郎) 給与費明細書についてお答えさせていただきます。
職員については、今年度より2名減るということでございます。当然この給与をはじくと
きには、現配置と来年度ですね、当然、今現行の体制の中で2名減っていますので減額が生
じるということなんで、この明細につきましては総務課のほうではじいておりますので、そ
れをいただいてしておりますので、当然2名分の減額ということだけなんで、給与を全部は
じいた中で総額445万3,000円の減額が生じるということでございます。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
○委員(清家好文) もうちょっと詳しく説明できませんか。
○委員長(矢野幸正) 田村総務課長
○総務部次長兼総務課長(田村智) 給与費明細書の46ページにあるように、給料のほうが144
万4,000円、それから手当のほうが299万4,000円の減額です。職員2名減なんですけど、職
員の構成によって例えば給料の高い人、それから安い人ということがありますので、詳細な
この中身はちょっとわからないんですけど、そういったことでこの445万3,000円になってい
るということでございます。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
○委員(清家好文)
これは4級ですかね、一般職の。2人ほど減ってるんじゃないんですかね。
- 214 -
○委員長(矢野幸正) 飛高福祉保健部長。
○福祉保健部長(飛高彌一郎) 今この4級ですか、ここが減っているというのは、この2名が
この張りつけですね、来年度、行革の中で2名減るという形の中で、当然そこの担当職員で
すね、例えばうちのほうの国民健康保険係、その係の担当の職員、その人間が来年度いなく
なるということなんで、現行19人のうちの2名分、今、張りつけた人間の2名が減る中で給
与を計算したら、総額445万3,000円という形なんで、その職員が4級に張りつけられとると
いうことでございます。
以上でございます。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
○委員(清家好文) ちょっと総務のほうがちょっと詳しいので、4級というのは大体平均何ぼ
なんですか。
○委員長(矢野幸正) 田村総務課長。
○総務部次長兼総務課長(田村智) 4級というのは、大体35歳ぐらいで給料は30万1,700円か
ら31万8,000円ぐらいですね。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
○委員(清家好文)
単純計算したら、それでやったら400万円ってとても考えられんのやけど、
何らかの調整というか、全体の関係の中で400万円でしょうけど、その辺また今後詳しく資
料を教えてください。それで終わります。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、48、49ページ、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、50、51ページ、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、戻りまして7ページから9ページまでの歳入歳出予算事項別
明細書について、御質疑ありませんか。
河野委員。
○委員(河野豊) 予算ですからどこで聞いていいかわからん部分があるんで、ちょっとここの
分で聞きたいんだけど、南海病院ですね、この4月から独立行政法人になりますよね。それ
で、以前、市は耐震補強で何億もの予算を我々は認めて耐震をするというところまでやった
ですよね。それがどうなったのか全く報告もないしね、そして、今度また市道を南海病院が
払い下げてくれえという部分で、これも議会は承認というような形をとったんじゃなかった
かな、そういった意味でいろいろ変遷しておって、ましてや4月1日から機構が変わってこ
の予算の中のどこの部分に入ってくるんか、我々は独立行政法人になるから全く関知ないと
いうような認識でいいのか、そこら辺がわからんし、これ佐伯市民の重要な問題であるにも
かかわらず、教育民生常任委員会あたりでその辺の説明も全くない。今回の予算どこにも出
てないですね、南海病院の件は。その辺ちょっと知っとる人があったら、どこか予算の中に
も入っとるのか、それともこれはどうなってますよというのを誰か知っとる人があったら教
えてほしいんだけど。
○委員長(矢野幸正) 飛高福祉保健部長。
- 215 -
○福祉保健部長(飛高彌一郎) 河野委員の南海病院の件についてお答えさせていただきます。
南海病院につきましては、東小学校の前、正門の位置に建てかえるということで計画を立
てております。今、委員がおっしゃいますように、その中で道路の位置の変更であったりと
か、そういうことは私も聞いております。この予算の反映につきましては、福祉保健部の中
では当然されておりません。というのは、道路につきましては当然建設部のほうで予算を上
げていくということなんで、そういう形なんで、そして、耐震は南海病院の何億とかいうの
は、最初に言われたことは私ちょっとそこの理解はわかりません。というのは、南海病院さ
んは当然自分とこの病院でございますので、基本的には自分ところの予算でいろんな建物を
建てていくということでございますので、ただ、言うのは、市の中で協議があってるのは道
路の変更であったりとか、そういう中で南海病院さん、いろんなところを当たった中で、東
小学校の正門前ですね、そちらに建物を建てると。当然、南海病院さんの古いほうは、ちょ
っと耐震強度ができないということだけは聞いておりますので、新たに東小学校の前のとこ
ろに建設をしていくということで今聞いております。
以上でございます。
○委員長(矢野幸正) 河野委員。
○委員(河野豊) その程度のことは我々も知っとるんです。ほかに何か情報はないんですか。
南海病院はやっぱり市民にとっては重要な位置づけの病院なんですね。全く変わらんのです
か。そこら辺誰も知らんのですか。例えば大分湯布院にある厚生年金病院ですね、あれもこ
の3月31日で閉鎖になりますよね。全部職員が退職するんです。そんなゆゆしき状況になっ
とるんではないかという危惧があるから聞いとるんでね、当然さっき言ったように南海病院
は独立したあれだけど、確かに我々は耐震補強で県か何かの補助金を承認しとるんです。そ
れも今言うように、するよりも機構が変わるとか、そういうことでその予算が使わんでいっ
たはずですわ。そんな変遷を執行部は何も聞いてないですか。例え外部の民間であっても市
民の健康を守る重要な位置づけの南海病院が、今後どうなっていくかとかいう説明は、先ほ
ど教育民生常任委員会でこんな説明ありましたかと聞いてけど、ないと言うからね、今言う
ように建てかえはもうわかっとんです。市道をね。それだって市道を払い下げてくれとか言
ったって、議会である意味承認する部分はあるんかなと思っとるけど、そういった重要な問
題がこの南海病院にはあるのに、4月1日から機構変わるはずですよ。何も知らんの、あな
た方執行部は。
○委員長(矢野幸正) 飛高福祉保健部長。
○福祉保健部長(飛高彌一郎) 南海病院が機構が変わるというのは私たちも存じております。
当然、南海病院の院長といろんなところで会っております。ただ、機構が変わる中で南海病
院さんは従前のとおり4月1日以降も南海病院として経営をしていくということでございま
すので、何ら私たちはそういう点で南海病院さんの経営について危惧しておりません。当然、
南海病院さんは今後も佐伯市の中で中核病院でございますので、当然経営をしていくと、そ
ういうことでございます。
以上でございます。
○委員長(矢野幸正) 河野委員。
○委員(河野豊) 変わらんなら変わらんで危惧してないじゃない、あんたが1人でそのことを
思っとるわけじゃないんだ。これは佐伯市民に我々だってそういったことを説明をするべき
- 216 -
と私は言いよるわけだ。全く変わりませんよ、4月1日から病院の看護師さんたち、医師も
そのまま残ります。今までどおりです。保険証も今までどおりですというようなことが説明
があってしかりじゃないかと言よるわけだ。
○委員長(矢野幸正) 飛高福祉保健部長。
○福祉保健部長(飛高彌一郎) 健康保険の南海病院さん、公的な病院ではございますが、当然
一病院でございます。その中で私たちがこのことについて、こうなりますとか、いろんな中
で知らしめるということは、逆に皆さんに心配をかけるということでございますので、当然、
経営としては4月1日以降も南海病院さんは従前の形で診療を続けていくということなんで、
ただ、私は委員さんのおっしゃることはわかります。ただ、私たちは公的に南海病院はこう
なるとか、そういうことを広報すること自体は、当然、南海病院さんの経営でございますの
で、ほかの病院さんもありますので私は市がすることではないと考えております。
○委員長(矢野幸正) 河野委員。
○委員(河野豊) これは話がかみ合わんからこれ以上言わんけど、せめてそういうことは教育
民生常任委員会があるわけだから、その中で前も市道をどうするかとか、あそこに建てかえ
るからどうするかという伺いがあっとるですよね。その経緯なりは報告する義務があるんじ
ゃないかと私は思うとんです。その辺のところをしっかりとある程度のところまでは、民間
の南海病院に限らずほかにも中央やらいろいろあるけど、そういったところは変わらんわけ
だから、今までとね。ところが、今回、南海病院に関しては、どこでもわかるように変わる
し、南海コレクションだって全部出てしまう。こういったことも散逸する。そういった状況
になってもまだ知らせる必要がないと言うん。そうやないの、新聞に載って初めて50点ほど
県に行くというような、こんな話が執行部は危機感持ってないんだ、そういうところにね。
これは重要な問題ですよ。経営上は何も変わらんからそれは知らせる必要ないとか言うたっ
てね、実際にそういった財産が散逸してしまうような状況に来とる。それはやっぱり公表す
るなり、せめて議会には説明する必要があったんじゃないかと。これ以上言ったってどうし
ようもないから、考えが違うんやからな、これいいです、予算委員会やから。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
後藤委員。
○委員(後藤幸吉) 今、南海病院の話が出たから、きょうの夜、地元については南海病院のほ
うから説明会があるようになっております。私も物の建て方、建設次第では隣に小学校があ
りますから関心を持って行こうと思いますが、事実はそういう地元にはきょう説明があるよ
うになっております。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ戻りまして、2ページ、3ページ、第1表、歳入歳出予算(事
業勘定)について、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、次に、直営診療施設勘定について、審査いたします。
歳入から入ります。
56、57ページをお開きください。御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
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○委員長(矢野幸正) なければ、58、59ページ、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、60、61ページ、このページについて、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、歳入を終わり、歳出に入ります。
62、63ページをお開きください、御質疑ありませんか。
清家委員。
○委員(清家好文) ここで62ページですね、前年対比で一般管理費ですけど、1,800万円ほど
下がっているんですけれど、この主な原因は何ですか。
○委員長(矢野幸正) 川野国民健康保険係長。
○保険課国民健康保険係長(川野登志郎) 清家委員の御質問にお答えします。
今回、直営診療所の一般管理費ですけれども、一般管理費については、鶴見診療所が指定
管理になった経緯がありますので、平成26年4月から指定管理で鶴見診療所分が一般管理費
から大幅に落ちたというのが一番大きな要因です。
○委員長(矢野幸正) 清家委員、よろしいですか。ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、64、65ページ、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、66、67ページ、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、68、69ページ、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、70、71ページ、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、72、73ページ、このページについて、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、歳出を終わり、給与費明細書に移ります。
74、75ページをお開きください。御質疑ありませんか。
清家委員。
○委員(清家好文) 今回1名減なんですよ。1,200万円ほど下がっとんですけど、先ほどと同
じですけど、これ説明をお願いします。
○委員長(矢野幸正) 飛高福祉保健部長。
○福祉保健部長(飛高彌一郎) お答えさせていただきます。
この76ページに全体の級別職員数がございます。そして、この1名減は、今、川野係長が
言いましたように、鶴見診療所に医師と本職の職員の看護師がおりましたが、そのうちの2
名のうち1名減ということでございます。そして張りつけでございますので、当然、職員の
張りつけの中で、給料、職員手当、共済という形の中でしておりますので、給料は共済も全
部含めての給料であれば、当然かなりの金額が上がります。その減額分だということでござ
います。1名分の減額ということでございます。
○委員長(矢野幸正) 清家委員、よろしいですか。ほかにありませんか。
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(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、76、77ページ、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、78、79ページ、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、80ページ、債務負担行為に関する調書について、御質疑あり
ませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、81ページ、地方債に関する調書について、御質疑ありません
か。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、戻りまして53ページから55ページまでの歳入歳出予算事項別
明細書について、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、4ページ、5ページ、第1表、歳入歳出予算(直営診療施設
勘定)について、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、6ページ、第2表、地方債について、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、戻りまして1ページ、議案第2号、平成26年度佐伯市国民健
康保険特別会計予算について、御質疑ありませんか。
清家委員。
○委員(清家好文) 先ほどちょっと80ページで漏らしましたので、総括ということで、債務負
担行為ですね、西野浦診療所と名護屋診療所で6,500万円ですか、ふえてるんですよね。こ
れは原因はなんですかね。平成23年から平成25年が4,200万円、平成26年から平成28年が
6,540万円ふえていますので、この原因は何ですか。
○委員長(矢野幸正) 川野国民健康保険係長。
○保険課国民健康保険係長(川野登志郎) 清家委員の御質問にお答えします。
債務負担行為の西野浦診療所の指定管理委託料ですけれども、平成25年度までは消費税率
5%で算定をしております。平成26年度以降は消費税率8%で算定し直しておりますので、
平成23、24、25年となっていますが、実際は債務負担行為を打ち始めるのは平成23年度です
けれども、支払いが始まるのは平成24年度からですので、前の平成23年から平成25年は実施
が2年度、平成26年から平成28年については実施が3年度ということになっておりますので
こういう形になっています。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
○委員(清家好文) 消費税の影響ということですね。
○保険課国民健康保険係長(川野登志郎) はい。
○委員長(矢野幸正) よろしいですか。ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、質疑を終わり、討論を行います。
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御意見ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、討論を終わり、採決いたします。
議案第2号は、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) 御異議なしと認め、本案は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第3号、平成26年度佐伯市後期高齢者医療特別会計予算を議題といたします。
歳入から入ります。
90、91ページをお開きください。御質疑ありませんか。
髙司委員。
○委員(髙司政文) 国保と同じことを聞くんですけど、保険料が前年度と2,675万円ふえてい
るんですけど、制度としては賦課限度額が2万円引き上げると、一方で、また2割、5割軽
減の対象者拡大ということで、さきの国保のときに聞いたときには、やっぱり対象者が拡大
するほうがかなり多いということで言われてましたね。それに加えて加入者が後期高齢者が
今までずっと右肩上がりでふえていたのが、県の資料を見たら、なぜか今年度は4月から減
ってるんです、500人ぐらいね。佐伯市は別に減ってないかも、そこはわからないんですけ
ど、ちょっと私もどうしてかなと思って、要は亡くなる方が年齢が75歳になるのに比べ多い
というのがあって、それが続いているんですよね。そうすると保険料の収入から見ると減り
ますわね、当然。今言った軽減がふえるので減るのが正しいんかなと思ってるんですけど、
その辺の予算がふえている理由を教えてください。
○委員長(矢野幸正) 川野国民健康保険係長。
○保険課国民健康保険係長(川野登志郎) 髙司委員の御質問にお答えします。
後期高齢者医療の保険料につきましては、大分県後期高齢者医療広域連合のほうで試算を
して各市町村ごとの額を示してきたものを予算化しております。広域連合が試算したものに
は、今回の軽減拡大分が入っておりません。広域連合に確認したところ、軽減拡大を算出す
るシステムができ上がってないということで、今回は反映されてない形で当初予算を計算し
ておりますので、被保険者数の伸びに応じて保険料が伸びている。当然、先ほど言いました
限度額の引き上げ分も今回の予算には加味されておりませんので、その点はそういったシス
テムができ上がり次第補正で対応するようになると思います。
○委員長(矢野幸正) よろしいですか。ほかにありませんか。
清家委員。
○委員(清家好文) ここも先ほどと一緒なんですけど、滞納繰越分が250万円ぐらい上がって
るんですが、傾向としてふえているんですか。
○委員長(矢野幸正) 安部収納課長。
○収納課長(安部和生) すいません。ちょっと手持ちのほうの資料を持っておりませんので、
また後で御報告いたします。
○委員長(矢野幸正) よろしいですか。清家委員。
○委員(清家好文) よろしいですかって、審議しよって、滞納ふえてるんですか、ふえてない
んですかって、それ資料ないというのはどういうことかな。それで審議せえというの、議会
に。持ってないからといったら答えなくていいということやな。
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○委員長(矢野幸正) 飛高福祉保健部長。
○福祉保健部長(飛高彌一郎) 清家委員にお答えします。
今ちょっとデータを取りにいっていますので、ちょっと時間をいただきたいと思います。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、92、93ページ、御質疑ありませんか。
清家委員。
○委員(清家好文) 93ページですね、雑入の内容をちょっと説明してください。1,600万円ほ
どあります。
○委員長(矢野幸正) 川野国民健康保険係長。
○保険課国民健康保険係長(川野登志郎) 93ページの雑入についてお答えします。
ここは後期高齢者医療広域連合に佐伯市から職員を2名派遣をしております。この職員の
給与費というのは支出は佐伯市で払いますけれども、これに対してこの職員の人件費である
とか、官舎を借りておりますので、官舎費、こういったものは広域連合のほうからここに入
ってくるということで、佐伯市で支出したそういった人件費等は広域連合から雑入で受け入
れてプラス・マイナスゼロにしているというものがこの雑入の内容です。
○委員長(矢野幸正) よろしいですか。ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、歳入を終わり、歳出に移ります。
94、95ページをお開きください。御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、96、97ページ、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、98、99ページ、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、歳出を終わり、給与費明細書に移ります。
100、101ページをお開きください。このページについて、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、102、103ページ、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、104、105ページ、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、戻りまして87ページから89ページまでの歳入歳出予算事項別
明細書について、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、戻りまして84、85ページ、第1表、歳入歳出予算について、
御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) お諮りします。
清家委員への説明が、今資料取りに行っていますので、この分は後に回しまして、次の会
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計に移ってよろしいでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) では、議案第3号については審査を留保し、次に、議案第4号、平成26
年度佐伯市介護保険特別会計予算を議題といたします。
歳入から入ります。
114、115ページをお開きください。御質疑ありませんか。
井上委員。
○委員(井上清三) 23番議員、井上と申します。
まず、歳入の介護保険料についてですが、前年度に比べて3,800万円ほどふえております
が、保険料率、これは同じと思いますが、増額について説明をお願いいたします。
○委員長(矢野幸正) 平山高齢者福祉課長。
○高齢者福祉課長(平山和也) 高齢者福祉課長の平山です。
委員お尋ねの増額の部分でありますけれども、これは前年と比較して被保険者の数で言い
ますと621名の増だということでありますので当然その部分がふえたということでございま
す。
○委員長(矢野幸正) 井上委員。
○委員(井上清三) 高齢者がふえたというふうな状況であろうとは思っておりますが、今年度
特に予算状況を見てみますと、介護予防という部分にかなり力を入れてるなというふうなう
かがいは持てるわけですが、そういった分を踏まえてですね、この介護保険料、ある意味で
は佐伯市は非常に高いなというふうなイメージもありますので、それについても十分対応を
今後願いたいと思います。
それから、そのページの国庫補助金の中の地域支援事業交付金、包括的支援事業と任意事
業の部分についてですが、これも前年度より2,200万円減になっております。同じように県
支出金を見てもこういった部分が大きく減になっておりますが、この減になったいわゆる状
況の説明をお願いいたします。
○委員長(矢野幸正) 平山高齢者福祉課長。
○高齢者福祉課長(平山和也) 委員がお尋ねの件でありますけれども、昨年と比較してこの分
が減額になっておりますのは、うちのほうで平成26年度から新たに総合事業を取り組むこと
になりましたので、そちらのほうへの振りかえであります。
○委員長(矢野幸正) 井上委員。
○委員(井上清三) この総合事業の中にいわゆる包括的支援事業、四つぐらいあると思います
が、介護予防ケアマネジメント事業については、恐らく両方に重複するかなと思いますけど、
それ以外の事業については重複がないんではなかろうかと思いますし、この包括的支援事業
の中から地域包括支援センターの財源の一部になるんじゃなかろうかと思いますし、また、
包括支援センターについても増員というような話も聞いておりますが、この辺のいわゆる財
政のつくり方で事業がきちっといけるのかどうか改めて確認したいと思います。
○委員長(矢野幸正) 平山高齢者福祉課長。
○高齢者福祉課長(平山和也) 高齢者福祉課、平山です。
委員が御懸念を申し上げておる包括的・継続的ケアマネジメント支援事業等について、も
う御存じというふうに思いますけれども、国・県の負担率等も含めまして現状の中で対応で
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きるというふうに考えております。
○委員長(矢野幸正) よろしいですか。ほかにありませんか。
清家委員。
○委員(清家好文) これは井上委員は聞いてないと思うんですけれど、国庫負担金が1億
2,700万円ほど減額になっているんですけど、これのわけは何ですか。
○委員長(矢野幸正) 平山高齢者福祉課長。
○高齢者福祉課長(平山和也) ただいまの御質問ですけれども、国庫負担金が減額になった1
億2,744万円についてでありますけれども、当然、歳出のほうと関連いたしますけれども、
給付のほうが落ちたということに関連してきて国庫負担金のほうが減額になったということ
であります。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
○委員(清家好文) 給付のほうが落ちたというのはどういう意味なんですか。
○委員長(矢野幸正) 平山高齢者福祉課長。
○高齢者福祉課長(平山和也) 歳出のほうでまた申し上げるようになろうかというふうに思い
ますけれども、当初予算ベースでいったときに昨年度と比較して給付額のほうが落ちておる
と。そのことに伴って歳入のほうの国庫負担金の部分についても調整額としてこういった形
になったということでございます。
○委員長(矢野幸正) よろしいですか。ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、116、117ページ、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、118、119ページ、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、歳入を終わり、歳出に移ります。
120、121ページをお開きください。このページについて、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、122、123ページ、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、124、125ページ、御質疑ありませんか。
井上委員。
○委員(井上清三) まず、3点、ページで確認したいと思いますが、125ページ、124ページと
同じなんですが、一番上の計画策定委員会事業というのが記載されておりますが、これは第
6期にかかわるいわゆる介護保険事業計画のことなのか。それと、2番目の運営委員会の会
議、金額は大きくないんですが、この運営委員会とはどういうものなのか確認したい。そし
て、一番下の部分です。居宅サービス費の給付費、21%減額という状況になっているわけで
すけど、先ほどはいわゆる高齢化率もふえ高齢者がふえたというような話も聞いております
が、いわゆる居宅については、特にサービスの低下、そういったことはないのかどうか3点
を確認したいと思いますが。
○委員長(矢野幸正) 平山高齢者福祉課長。
○高齢者福祉課長(平山和也) 高齢者福祉課長の平山です。
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まず、1点目の介護保険事業計画策定委員会の経費でありますけれども、これは委員御指
摘のとおり、第6期の介護保険事業計画の策定に向けての経費であります。それから地域密
着型サービスの運営委員会でありますけれども、これにつきましては、市のほうで持ってお
ります地域密着型サービスに係る部分で第5期計画の中で計画をいたしております。その部
分の公募に対する審査等の委員会を開く、その経費であります。それから居宅介護の経費が
大きく落ちております。平成25年当初の比較でいくと17.4%の減額ということであります。
これにつきましては、平成25年当初の予算計上額が非常に大きかったということで、実際、
実績ベースでいうところの比較によりますと3.9%のアップということで、居宅サービスの
サービス内容が落ちてきたということではありません。あくまでも予算計上の中における比
較の部分でこういった数字が出てきたというふうに御理解願いたいと思います。
○委員長(矢野幸正) 井上委員。
○委員(井上清三) 先ほど答弁いただきましたが、この運営委員会会議、つまり地域密着型に
おきましては、運営推進会議というのが、認知症対応型共同生活介護、あるいは小規模多機
能居宅介護に設けられておりますが、この分と連動するものなのかどうかを1点と。
それと、先ほど言いましたいわゆる30%、居宅サービス費についてはアップというんです
か、伸びてるというふうな部分なんですが、それを見ますと、今回、介護給付費を大きく下
げたという分と何かふつり合い、6億円ほど下がっていますかね、全体の介護給付費が。そ
の中で、ここの部分を30%も余計に見積もっておったというふうな、そういうふうな理解を
していいわけですか。
○委員長(矢野幸正) 平山高齢者福祉課長。
○高齢者福祉課長(平山和也) まず、1点目の地域密着型サービスの運営委員会経費でありま
すけれども、この部分につきましては、先ほど御説明したとおり、第5期計画の中でうちの
ほうで年度期間中に公募をかけ事業主体を募るという部分に関する経費であります。
それから、居宅の介護サービスの給付費の部分でありますけれども、これも御指摘のとお
り、平成25年度当初かなり高目に算定をしておったということであります。この分につきま
しては、補正予算の審議の中でも一部御指摘がありましたように、第5期計画の策定に当た
ってかなり給付費が伸びるであろうという見込みの中で予算を計上してきております。です
から、平成24年、平成25年と非常に高めの予算計上がなされたということで、実際のところ
この平成26年の予算計上の部分がある程度実数値に近いものであるというふうに御理解願い
たいと思います。
○委員長(矢野幸正) 井上委員。
○委員(井上清三) もう1点だけ再確認になりますけど、じゃあ、先ほど言いましたこの運営
委員会の事業については、私が言いました、いわゆる地域密着型にあります運営会議の推進
とまた別個のものを市で行うというふうなとらえ方でよろしいですか。
○委員長(矢野幸正) 平山高齢者福祉課長。
○高齢者福祉課長(平山和也) 委員の御指摘のとおりであります。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、126、127ページ、御質疑ありませんか。
井上委員。
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○委員(井上清三) 先ほどの居宅サービスと若干違いますが、一番上の施設サービスの給付費
についてですが、これは施設サービスという形になりますので当然介護保険の3施設のこと
を指していると思うわけですけど、その中で十三、四%大きな伸びになっておりますが、こ
のいわゆる施設の状況、あるいは見込み、これの状況をお伺いしたいと思いますが。
○委員長(矢野幸正) 平山高齢者福祉課長。
○高齢者福祉課長(平山和也) 高齢者福祉課長、平山であります。
今御指摘のありました施設介護サービスの給付費であります。これにつきましては、委員
御指摘のとおり、介護老人福祉施設、それから介護老人保健施設、それから介護療養型医療
施設に係るサービスの給付費であります。本市におきましては、介護療養型医療施設に係る
給付はございません。ですから、前段の2施設に対する給付であります。
それから、当初の予算比較でいうところの平成25年と平成24年度の比較で申し上げますと、
12.5%の増となっておりますが、これも先ほど居宅サービスのところで御指摘があったよう
に、平成25年度かなり見込みが多かったということであります。実数値でいうところやっぱ
り3.1%の伸びにおさまっておりますので、今回、平成26年度で計上した予算が実数値に近
いものというふうに御理解願いたいと思います。
○委員長(矢野幸正) よろしいですか。ほかにありませんか。
清家委員。
○委員(清家好文) 126ページなんですけど、居宅介護福祉用具購入費と、その下の住宅改修
費が下がっているんですけど、後の予防介護のほうにウエートを置いたから下がったんです
か、その理由をちょっと教えてください。
○委員長(矢野幸正) 平山高齢者福祉課長。
○高齢者福祉課長(平山和也) 高齢者福祉課、平山であります。
御指摘の2点につきましては、申請主義による部分が全てでありますので、前年度、それ
から前々年度の数値を比較する中で若干その部分が落ちてきておるということで、平成26年
度につきましても予算上はこの数値を上げてきたということであります。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
○委員(清家好文) 予防介護サービスのほうにウエートを移したから関係あるのかということ
です。
○委員長(矢野幸正) 平山高齢者福祉課長。
○高齢者福祉課長(平山和也) 予算上といいますか、実績の中で影響が出てくるには数年かか
るというふうに思っておりますけれども、思いといたしましては、予防給付のほうに力を入
れていきたいという部分も含めて予算計上というふうに御理解願います。
○委員長(矢野幸正) よろしいですか。ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、128、129ページ、御質疑ありませんか。
井上委員。
○委員(井上清三) 128ページの地域密着型介護サービス給付費、約1億円ほど下がっており
ます。今年度は地域密着サービスの中で定期巡回型と随時対応型訪問介護看護、そして複合
型サービス、こういった部分を取り組むような状況だと思いますが、こういった部分の中で
どのサービスを1億円少なくするのか、むしろ増加するのではないかなというような部分が
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あったんですが、この辺の説明をお願いいたします。
○委員長(矢野幸正) 平山高齢者福祉課長。
○高齢者福祉課長(平山和也) 高齢者福祉課、平山であります。
地域密着型サービス給付費につきましては、前年対比で9.1%の減ということであります。
委員が御指摘のとおり、定時巡回・随時対応型訪問介護看護等の新サービスを導入すること
になります。ですから、その部分に係る経費が増嵩するんではないかと、その部分も含めて
マイナスはどういったことかということでありますけれども、今回の予算計上につきまして
は、先ほど来言っておりますように、平成25年度当初の予算計上は非常に高過ぎた部分もあ
ってですね、今回御指摘のような定期巡回・随時対応型サービス等の新事業を入れて相殺し
ても、この部分についてはこういった数字になったということで御理解願います。
○委員長(矢野幸正) 井上委員。
○委員(井上清三) 予算積算はサービスの予測もあってわかりにくいと思いますが、こういっ
たいわゆる新規事業が二つ出てくるわけですが、それを入れても1億円以上の減になる。も
しこの事業がなかったときの予算見積もりとしては、2億円も3億円も余分に積算するとい
うふうな、多けりゃいいかわかりませんけど、そういった予算の積算方法についてもやはり
十分検討しないと何か前の見積もりが多過ぎた多過ぎたで減額するのも余り好ましくないと
思いますので、その辺は十分今後適正というんですか、そういうふうな配慮を願いたいと思
いますが。
○委員長(矢野幸正) 飛高福祉保健部長。
○福祉保健部長(飛高彌一郎) その点についてお答えさせていただきます。
この介護計画につきましては、当然3カ年を見積もって、平成24年、平成25年、平成26年
ということで最終年でこの予算を計上させていただいております。
今委員がおっしゃいますように、3か年の見積もりでございまして、当然その中、前期、
前の計画の伸び率等を勘案する中で、若干平成24年、平成25年、平成26年については過大な
伸びを結果的にそういう形になっていますので、当然、来年度、平成26年度は平成27年度か
らの平成27年、平成28年、平成29年、この3カ年、第6期に向けて計画をつくっていきます。
当然、国のほうからもいろいろな中で示されてきますので、その点を勘案して、できるだけ
実績に近い形で見積もりたいんですが、当然3カ年という計画の中でございますので、なる
べく実績に近い形で計画は立てていきたいと考えておりますので、その点を御了承をお願い
します。
以上でございます。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、130、131ページ、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、132、133ページ、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、134、135ページ、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、136、137ページ、御質疑ありませんか。
- 226 -
井上委員。
○委員(井上清三) 136ページ、137ページになりますけど、高額医療合算介護サービス費、余
り聞いたことはないかと思いますけど、これが400万円ほど減少になっておりますが、ちょ
っとここの説明をお願いいたします。
○委員長(矢野幸正) 平山高齢者福祉課長。
○高齢者福祉課長(平山和也) 高齢者福祉課の平山であります。
高額医療合算介護サービスが昨年と比較したとき433万5,000円の減額ということでありま
す。委員御指摘のとおり、高額合算サービスにつきましては、介護保険と医療保険の利用者
負担が高額になったとき、その部分を補塡するということで事業を組み立てております。た
だし、介護保険の給付については、ある程度見込みが立ちますけれども、片方の医療保険に
ついては、なかなか見込みがしづらいという部分がございます。昨年、それから一昨年とい
う数値を勘案する中で、今回についてはこの金額を上げさせていただいております。当然、
年度途中で高額サービスの部分の補正等が必要になれば、当然ここを調整させていただくよ
うな形になろうというふうには考えております。
○委員長(矢野幸正) 井上委員。
○委員(井上清三) 市民の方々にもなかなか周知がうまくいってない部分もあろうかと思いま
すけど、この財源措置、ここには書いておりますが、ちょっとわかりにくいんで簡単に、
国・県、そういったいわゆる補助率をちょっと確認したいんですが。
○委員長(矢野幸正) 平山高齢者福祉課長。
○高齢者福祉課長(平山和也) 高齢者福祉課、平山です。
内容については、1割負担が高額になったとき、一般世帯の上限額、それから住民税非課
税世帯、それから生活保護の受給者の皆様のそれぞれの上限額が定められております。一般
世帯におきましては3万7,200円、それから住民税非課税世帯については2万4,600円、それ
から生活保護の受給者の方については、世帯合算という考え方がありませんのであくまでも
個人という立場で1万5,000円の上限額を設けております。
以上です。
○委員長(矢野幸正) 井上委員。
○委員(井上清三) 大変申しわけないんですけど、今の高額介護サービス費のいわゆる基準額
じゃないんでしょうか。そうじゃなく、今私がお聞きしたのは、この高額医療合算介護サー
ビスの財源措置について、いわゆる国が3分の1とか、そこの部分を確認しているんですが。
○委員長(矢野幸正) しばらくお待ちください。
○委員(井上清三) わからなければ、また後で資料で結構です。
この制度そのものは、いわゆる1年間で介護サービス、いわゆる利用者の負担額と、それ
から医療保険が政令で定めた額の合計額が高額であったときに支給されるサービスと思いま
すが、先ほど課長が言われましたように、医療については8月1日か7月31日が基準日とい
う形で非常にわかりにくい部分があると思いますが、そういった中でそれぞれ基準額が設定
されていると思いますが、本市においては何段階にいわゆる基準を、目安を設定されている
わけですか。
○委員長(矢野幸正) 平山高齢者福祉課長。
○高齢者福祉課長(平山和也) まず1点、先ほど答弁がおくれましたけれども、国・県の補助
- 227 -
率でありますが、国が25%、県・市が12.5%、12.5%であります。
それから、今、御指摘のあった階層区分の関係について、ちょっと聞き漏らしましたので、
もう一回お願いいたします。
○委員長(矢野幸正) 井上委員。
○委員(井上清三) このいわゆるそれぞれ基準額というのを設定されていると思います。それ
がいわゆる何段階において取り組まれているのかということです。いわゆる例えば所得段階
と、そしていわゆる年齢別段階の部分で取り組みがなされているんじゃなかろうかと思いま
すが、そこら辺のとこ若干お聞きしたいと思うんですが。
○委員長(矢野幸正) 飛高福祉保健部長。
○福祉保健部長(飛高彌一郎) その点については4段階で構成されております。そして、現役
並み所得者70歳以上、上位所得者、これが1点ですね。それで一般、住民税課税世帯、そし
て低所得者2番ということで住民税非課税世帯、低所得者1ということで住民税非課税世帯
で所得が一定以下ということで4段階で設定されております。
以上でございます。
○委員長(矢野幸正) 井上委員。
○委員(井上清三) では、4段階と、そして年齢別とあわせて、4段階の中をさらに3段階に
分類しているというふうな捉え方でいいんですかね、縦4段階、横3段階と。
○委員長(矢野幸正) 飛高福祉保健部長。
○福祉保健部長(飛高彌一郎) 委員御指摘のとおり、後は縦割りは70歳未満の人の世帯、70か
ら74歳、そして75歳ということで3段階で区分されております。
以上でございます。
○委員長(矢野幸正) 井上委員。
○委員(井上清三) 先ほど部長の答弁の中で、いわゆる低所得者2、あるいは低所得者1とい
うのがありましたが、当然、市町村民税非課税世帯、あるいは生活保護世帯等々の方だろう
と思いますが、私もちょっとここら辺がわかりにくいんですが、ちょっと確認を込めて質問
したいと思いますが、例えば低所得者、ここで言えば1に当たる方だろうと思いますが、い
わゆる生活保護の方を対象にした場合、介護保険料というのは当然生活保護の中の八つの扶
助の生活扶助の中から介護保険料が出ると思いますけど、介護サービス、あるいは施設サー
ビスについては介護扶助という分から拠出されると思っておりますが、この高額医療合算サ
ービスが普通の人が交付されるという形になれば、当然、生活保護費、こういった部分の中
にも入ってくるんじゃなかろうかと推測するわけですが、この辺の捉え方はどのようになっ
てるわけですか。
○委員長(矢野幸正) 飛高福祉保健部長。
○福祉保健部長(飛高彌一郎) 今、御指摘の生活保護世帯の件だと思います。
当然、生活保護世帯の方ですね、今うちのほうに申請がありますのは、いろんな施設に入
りまして、当然自分の年金であるとか、そういう中でする中で自分が払えないということで
あれば、この部分についても生活扶助という形の中で生活保護世帯になりまして当然その部
分については支給していくと。やっぱり今の中で一番非常に厳しいのは、収入の少ない世帯
がそういう保護世帯になっておりますので、その中でやっぱり市としても生活保護世帯のほ
うに取り入れる中、そういう施設にも当然入りやすいといいますか、施設利用できるという
- 228 -
形で考えておりますので、いろんな中で困窮した方がございましたら、福祉のほうに相談し
ていただきたいということでございます。
以上でございます。
○委員長(矢野幸正) 井上委員。
○委員(井上清三) わかりました。
こういったいわゆる高額医療、あるいは合算制度、サービスも多分そうじゃなかろうかと
思いますが、ほとんどいわゆる自己申請というふうな形になっているという部分で、執行部、
あるいは担当者が言われるわけなんですけど、市民そのものがこういった制度がよくわから
ない、理解できてない方も相当おるんじゃなかろうかと思います。そういった中で市報、あ
るいは担当ケアマネジャーを通じながら、この辺のある意味では周知をぜひやっていただき
たいと。先般も言いましたが、特別障がい者等についても同じようにそういった配慮をやっ
ていただかないと、御承知のように介護保険料は義務なんです。嫌だろうと何だろうと医療
保険、あるいは年金保険から強制的に取られるわけです。であるならば、そういった被保険
者の権利というものを尊重して、それについては今後十分配慮をやっていただきたいなと思
いますが、部長、お願いします。
○委員長(矢野幸正) 飛高福祉保健部長。
○福祉保健部長(飛高彌一郎) 先般、井上委員のほうからも特別障がい者の件もございますの
で、福祉保健部の中でちょっと時間をいただいて、どういう形で広報していくかということ
はちょっと検討させていただきたいと思います。前向きに捉えていきたいと思っております。
以上でございます。
○委員長(矢野幸正) 後藤委員。
○委員(後藤幸吉) こういう制度どこでお尋ねしようかと思っとるんですが、私なんかの場合
は、国民年金がもらえるようになったら介護保険料を払わないけんことになっとります。私
たちの年代で生活保護の対象者のことはわかりませんけども、国民年金だけで生活しとる者
にとっては物すごく生活しにくい世の中だと思うんです。先ほど介護保険料は強制的にと言
っとりますけど、そらもうほとんど対象者からは100%取れよるんかどうかと。
それと、先々あと10年もたったときにかなり高齢化が進むと思うんですが、そういうサー
ビスは、これは来年度の予算のことをやりよるんですが、先々は佐伯市はしょわないんでし
ょうか。そこのところちょっとお尋ねしたい。
○委員長(矢野幸正) 飛高福祉保健部長。
○福祉保健部長(飛高彌一郎) お答えさせていただきます。
介護保険料につきましては、40歳以上の人は全て払わないといけないということでござい
ます。それについては、私たちは給料の中で天引きといいますか、そういう形、そして所得
の少ない方は自分で払うという形、ちょっと金額は、すいません、そこまで承知しておりま
せん。
それと、今後の問題につきましては、当然今から高齢化が進む中で、やっぱり福祉保健部
としては、いろんな中、全体で健康増進課の中で、予防であったりとか、そういう中でやっ
ぱり医療費、介護費ですね、抑制していかんと非常に厳しいというのは捉えておりますので、
そういう形の中でうちのほうは事業を進めていきたいと。
そして、大丈夫ですかという質問でございますが、大丈夫なように努めていくということ
- 229 -
で一生懸命努力させていただきます。
以上でございます。
○委員長(矢野幸正) 後藤委員。
○委員(後藤幸吉) 65歳になってから引かれよるやつは何かな。40歳じゃなしに受給をあれし
た分が8,000円ぐらいずつ引かれよるやつがあると思うんですけど、そいつは同じような市
の中では歳入として100%入ってますか。
○委員長(矢野幸正) 飛高福祉保健部長。
○福祉保健部長(飛高彌一郎) 後藤委員は、個人的なことなんで後ちょっと相談に来ていただ
きたいと思います。65歳以上のこと、何引かれとるというのはちょっと個人の明細なんで私
もわかりませんので、その点よろしくお願いします。
○委員長(矢野幸正) 後藤委員。
○委員(後藤幸吉) 自分のことのように心配しよるからお尋ねしよる。というのは、65歳にな
ってから引かれるでしょう。後期介護保険か、その分が8,000円ぐらい引かれることになっ
たんですよ、それまで引かれなかったのが。その分が大方100%徴収できてますかってお尋
ねしよんです。
○委員長(矢野幸正) 飛高福祉保健部長。
○福祉保健部長(飛高彌一郎) 後藤委員はお幾つになられるんですか、お年は。
○委員(後藤幸吉) 67歳。
○福祉保健部長(飛高彌一郎) そしたら、今、会社であれば社保でございますし、今、所属し
ているとこはどこだということで、後期高齢者につきましては75歳になれば後期高齢者の部
分に入りますから、基本的には、60歳で退職して引き続き会社に出ておれば厚生年金といい
ますか、そちらの保険、社保ですね、それで、今、後藤委員が8,000円引かれよるというの
は、民間保険か何かじゃないんでしょうか。市役所から引かれておるというのは、一人一人
違うのでちょっとまた後で何かあれやったら税務のほうで調べますので、よろしくお願いし
ます。
○委員長(矢野幸正) 後藤委員。
○委員(後藤幸吉) 65歳になったら年金の中から引かれよるんです、8,000円ほど。そのこと
を言いよるんです。これ金額は何ぼかずつ違うようでありますけど。
○委員長(矢野幸正) よろしいですか。ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、138、139ページ、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、140、141ページ、御質疑ありませんか。
井上委員。
○委員(井上清三) 地域支援事業の中、一次予防事業が、これも予算オーバーかどうかわかり
ませんけど、減額になっていますが、この辺の捉え方、説明をちょっとお願いします。
○委員長(矢野幸正) 垣野内地域包括支援センター係長。
○高齢者福祉課地域包括支援センター係長(垣野内茂) 高齢者福祉課、垣野内です。
二次予防事業のマイナスの分につきましては、平成26年度から始まります介護予防・日常
生活支援総合事業の中に振りかえられております。二次予防事業につきましては、ころばん
- 230 -
教室、ころばんフォローアップ教室、さわやか健口塾になります。
○委員長(矢野幸正) 井上委員。
○委員(井上清三) これは介護予防・日常生活支援総合事業の中において一次予防事業を行う
費用というふうに捉えていいわけですか。
○委員長(矢野幸正) 垣野内地域包括支援センター係長。
○高齢者福祉課地域包括支援センター係長(垣野内茂) 一次予防事業の中には、ころばんフォ
ローアップ、それからさわやか健口塾を組み込んでおります。それから介護予防・日常生活
支援総合事業の142ページのほうに二次予防事業対象者向け事業というのがございます。そ
ちらのほうに従来のころばん教室の事業は組み込んでおります。
○委員長(矢野幸正) 井上委員。
○委員(井上清三) じゃあ、この一次予防事業というのは、今までの一次予防事業と違うわけ
ですか。
○委員長(矢野幸正) 垣野内地域包括支援センター係長。
○高齢者福祉課地域包括支援センター係長(垣野内茂) 今までの一次予防事業の中にころばん
フォローアップ事業とさわやか健口塾の事業を今回組み込んだようになっております。
○委員長(矢野幸正) 井上委員。
○委員(井上清三) では、ちょっとわかりにくんで、委託料のほうに2,900万円ほど委託がな
されておるようにあるんですが、委託先は結構ですけど、説明を少しお願いします。
○委員長(矢野幸正) 垣野内地域包括支援センター係長。
○高齢者福祉課地域包括支援センター係長(垣野内茂) 一次予防事業の委託料でよろしいです
かね。ふれあいサロン事業というのがございまして、それは佐伯市社会福祉協議会のほうに
委託しております。それから高齢者食生活改善推進事業というのがございます。これは佐伯
市の食生活改善推進協議会のほうに委託しております。あとはころばんフォローアップ教室
の評価のほうを理学療法士さんに委託というのがございます。
○委員長(矢野幸正) 井上委員。
○委員(井上清三) この一次予防事業、私の捉え方が若干違ったかわかりませんけど、例えば
介護予防普及啓発事業とか、あるいは地域介護予防活動支援事業とか、そして評価事業とい
うのがあると思いますけど、この辺はじゃあこの一次予防事業に入ってないというふうに捉
えていいわけですか。
○委員長(矢野幸正) 垣野内地域包括支援センター係長。
○高齢者福祉課地域包括支援センター係長(垣野内茂)
今申し上げたのは、委託料のみなので、
ほかに健康増進課が行っております一次予防事業、それからそのほか高齢者福祉課のほうで
行っている一次予防事業もこの予算の中には含まれておりますので、従来のそういう事業も
この中には含まれております。
○委員長(矢野幸正) 井上委員。
○委員(井上清三) だったらちょっと少しおかしいというんですかね、先ほど言ったいわゆる
社協にもうほとんど、いわゆるふれあいサロン事業を含んでほとんど委託料の中に入ってい
るんですよ。そういった中で、今年度特に部長のほうから、あるいは課長のほうから予防事
業に取り組むんだというふうなお話も聞いてるわけですけど、それは従前あった事業と全く
同じじゃないですか。そうじゃなく、このいわゆる元気な高齢者づくり、介護予防に力を入
- 231 -
れるならば、今言いました普及啓発事業、活動支援事業、こういった部分に力を入れなけり
ゃ、やはり要支援、要介護をつくるというふうな状況になるんじゃないですか。全く前と同
じような状況にしか考えられないわけですが、この一次予防事業の取り組みをきちっとやれ
るような体制づくり、それは担当課長、できないんですか、この辺は。
○委員長(矢野幸正) 平山高齢者福祉課長。
○高齢者福祉課長(平山和也) 高齢者福祉課長の平山です。
委員がおっしゃるとおり、介護予防普及啓発事業、それから地域介護予防活動支援事業、
第一次の予防事業評価等について、当然これを取り組まなければ、委員おっしゃるところの
介護予防につながらないということは重々わかっております。
ことしの予算、先ほど係長のほうからも説明いたしましたけれども、65歳以上の高齢者前
後を対象にしたところの一次予防事業という組み立てをしております。当然に私どもの高齢
者福祉課、それから健康増進課のほうでそれぞれ予算を計上しておりますけれども、その中
で事業化しておるということで、委員がおっしゃるところの取り組みが甘いと言われれば、
それまででありますけれども、その分も含めて今後1年間、補正の部分も含めて検討してま
いりたいというふうに思いますので、当初の段階ではこれで御容赦願いたいというふうに思
います。よろしくお願いいたします。
○委員長(矢野幸正) 井上委員。
○委員(井上清三) 最後になるんですが、この事業をしっかりやっていただかないと、皆さん
方は厚生年金、社会保険という立派なもので守られています。国民年金で生活する人になる
と非常に大変な部分が背負ってくるわけです。恐らく2人で生活している間はまだいいにし
ても、1人になったときはほとんど生活できない、ほとんどが生活保護というふうな状況に
陥ってくる、そのように私は思っておるわけです。ですから、できる限りこの介護予防事業
に力を入れて元気な高齢者づくりというのを政策の一番メーンに持ってくるような取り組み
を期待したいと思います。答弁要りません。お願いします。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
髙司委員。
○委員(髙司政文) ちょっと同じところですけど、新しい制度も入ってるのでちょっとわかり
にくいんですけど、一次予防は非該当と要支援が該当ですね、だから、ここの健康増進と高
齢者福祉の違いをちょっと聞きたいですね。非該当と要支援の違いで事業を分けているのか
どうか内容をちょっとだけ教えてほしいんです。
○委員長(矢野幸正) 河村健康増進課長。
○福祉保健部次長兼健康増進課長(河村昌江) 健康増進課の河村です。よろしくお願いします。
健康増進課と高齢者福祉課との対象者の分け方と言いましたら、元気老人は、非該当の方
たちにつきましては、健康増進課で対応しています。従前から言っております二次の高齢者
といいますか、ちょっと特定高齢者といいますか、ちょっと体が弱っている方につきまして
は、高齢者福祉課のサービスで対応してもらっております。
○委員長(矢野幸正) 髙司委員。
○委員(髙司政文) わかりました。詳しくはまた聞きます。
あと心配事が一つあって、総合事業に移る、井上委員もちょっと言ったと思いますけど、
要は必要量が確保できるのかどうかだけが一番、やっぱり内容的にはほぼ変わってるだけだ
- 232 -
と思いますけど、要は事業の内容、必要量が確保されているかという問題なんですが、給付
費の3%、地域支援事業なんで制限がありますので、そこら辺の計算はまだ私もしてないで
すけど、ほぼ前年並みであればまだ枠があると思うんですけど、そこがやっぱり一番心配な
とこなんですね。事業を市町村に移してもいいけど、もし移したときに必要量を確保できる
かちょっと心配なんです。その辺のところは今の来年度予算についてはどういう状況になっ
ているか教えてほしいんですけど。
○委員長(矢野幸正) 平山高齢者福祉課長。
○高齢者福祉課長(平山和也) 高齢者福祉課の平山であります。
委員御指摘のパーセントでいうところの数字で言いますと、平成25年度が1.8%、それか
ら、平成26年度当初予算ベースで2.4%ということで一応3%の枠内におさめておりますし、
平成25年度当初に比較して平成26年度はその部分の率も上がっておりますので、当然取り組
みもそこで進むというふうに考えております。
○委員長(矢野幸正) よろしいですか。ほかにありませんか。
清家委員。
○委員(清家好文) 140ページ、新規事業と思うんですけど、要支援者向け事業費9,400万円、
具体的な内容を説明してほしいんですけど、先ほどの第一次、第二次と兼ね合いがあるんで
すか。
○委員長(矢野幸正) 垣野内地域包括支援センター係長。
○高齢者福祉課地域包括支援センター係長(垣野内茂) 140ページの下段のほうに職員給与、
これ包括支援センターの職員、保健師3名、ケアマネジャー5名の予算を組んでおります。
それから142ページになるんですけど、そちらのほうに二次予防事業の予算2,100万円なんで
すけど、それは総合事業の佐伯市負担分の予算と二次予防事業の対象者の把握の関係の経費
を計上しております。合計で9,700万円ほどになります。
先ほどの二次予防事業の減額の分につきまして、ころばん教室の分の事業費が二次予防事
業対象者向け事業費の中に入っております。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
○委員(清家好文) 要支援、これ打ち切りということですわね、その関係でしょう。関係的に
はそうなんじゃないんですか、違うんですか。いわゆる介護保険の関係でしょう。
○委員長(矢野幸正) 垣野内地域包括支援センター係長。
○高齢者福祉課地域包括支援センター係長(垣野内茂) 高齢者福祉課、垣野内です。
すいません。先ほどちょっと説明が抜けた部分があります。
要支援の方の総合事業の佐伯市負担分の負担金も、そこの19番の節のところにあります
3,100万円、これを組んでおります。要支援者の方は、予防給付のほうで今までサービスを
受けていたんですけど、平成26年度からは予防給付のほうでサービスを受ける方と総合事業
のほうでサービスを受ける方と出てくるようになります。
○委員長(矢野幸正) よろしいですか。ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、142、143ページ、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、144、145ページ、御質疑ありませんか。
- 233 -
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、146、147ページ、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、148、149ページ、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、150、151ページ、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、歳出を終わり、給与費明細書に移ります。
152、153ページをお開きください。このページについて、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、154、155ページ、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、156、157ページ、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、戻りまして111ページから113ページまでの歳入歳出予算事項
別明細書について、御質疑ありませんか。
井上委員。
○委員(井上清三) 112ページになりますけど、地域支援事業が上がっておりますが、地域支
援事業については、今回うちは総合事業を取り組むというふうなことになっていると思いま
すが、本来ならば介護給付費の4%までいわゆる地域支援事業は活用していいというふうな
状況であろうと思います。総合事業やらなければ3%というふうにしていますが、4%とい
うことになれば3億3,000万円ほどのいわゆる予算が活用できると。しかもこれは非常に市
町村が12.5%だけ出せばいいという非常に有利な財源ですが、55%程度しか使っておりませ
んが、この辺の考え方、捉え方を若干お伺いしたいと思いますが。
○委員長(矢野幸正) 平山高齢者福祉課長。
○高齢者福祉課長(平山和也) 高齢者福祉課の平山であります。
井上委員御指摘の総合事業導入時に国との協議があれば、当然、地域支援事業は2%2%
で4%を上限とすることができると定められております。なぜ本市の場合は3%の枠内にお
さめてしまったのかという御指摘だというふうに思いますけれども、これにつきましては、
第5期の介護保険事業計画3カ年のうちの最終年度で総合事業を取り組みたいという準備を
してまいったところであります。
それから、国においては、新総合事業、これ平成27年、平成28年が選択制であります。平
成29年からは全市町村が取り組むという形になろうということになっております。うちのほ
うでもその辺のところをかなり検討いたしましたけれども、平成26年度、総合事業を入れる
ことによってどの程度の介護予防ができるかという部分をやってみたいと、その先の平成27
年、平成28年の新総合の部分にどうやってつなげていくかという部分も含めて、今年度につ
きましてはなかなか予測の立たない部分で3%の枠内におさめたというふうに御理解願いま
す。
○委員長(矢野幸正) 井上委員。
○委員(井上清三) この地域支援事業は、先ほど言いましたように、市の負担がわずか12.5%
- 234 -
でしたよね、非常に率もよくて、いわゆる介護予防事業にかなり重点が置ける事業だという
ふうに捉えております。ずっと例年見ましても、うちが給付費が80億円程度だろうと思いま
すけど、その中でも2億四、五千万円が常時じゃないですが、毎年使える範囲だろうと思っ
ておりますけど、1億五、六千万円がずっと推移されているような状況だったと思います。
そういった中を含んでやはり介護予防に対するいわゆる知識、あるいは職員さんの考えとい
うのが少し出ているかなというふうな気がいたしましたが、今、課長の答弁で、ことしは総
合事業、あるいは来年度からは新総合事業というふうな形もございますので、ぜひこういっ
た有利ないわゆる資金を活用しながら介護予防事業に取り組むことを期待したいと思ってお
ります。部長、何かあれば。
○委員長(矢野幸正) 飛高福祉保健部長。
○福祉保健部長(飛高彌一郎) お答えします。
今、課長答えましたように、平成26年度新たにそういう取り組みをしていきます。そして、
平成27年から3カ年ですね、次期計画に向けて、当然、この日常生活、介護予防総合支援事
業、こういう形で取り組んでいきます。やっぱり先進地につきましては、この部分が進んで
いるから介護費の抑制という形になっていますので、いろんな中で取り組みを進めていく中、
職員も1名増員という形で総務のほうにお願いして取り組みをしてまいりますので、そうい
う点で御理解をいただきたいということでございます。
以上でございます。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、戻りまして108、109ページの第1表、歳入歳出予算について、
御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、戻りまして107ページ、議案第4号、平成26年度佐伯市介護
保険特別会計予算について、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、質疑を終わり、討論を行います。
御意見ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、討論を終わり、採決いたします。
議案第4号は、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) 御異議なしと認め、本案は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
ここで中断をしております、ページ、85ページに戻ってください。
佐伯市後期高齢者医療特別会計予算について、中断していましたので審査を再開します。
安部収納課長、説明をお願いします。
○収納課長(安部和生) 大変申しわけありません。収納課の安部でございます。
先ほど清家委員さんから出ておりました後期高齢者の収納率と、あと滞納繰越の額につき
まして御報告申し上げます。
後期高齢者医療の現年度分の徴収率は、大体99.1%から99.31%程度で推移しております。
- 235 -
滞納繰越につきましては、平成21年度滞納処分を始めたときは78.08%と高水準でしたけど
も、平成22年度から44.91%、平成23年度53.1%、平成24年度実績が45.30%になっておりま
す。繰り越しの滞納額につきましては、平成23年度が259万円、平成24年度が288万9,000円、
平成25年度が383万7,000円、平成26年度、本年度予算で256万4,000円ということで、増加途
中ですけども、増加しておりましたが、執行停止等で額が平成26年度は落ちております。
以上です。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
○委員(清家好文)
増加傾向なんやね。執行停止というのはあくまでも関係ないことやからね、
それは。滞納は傾向としては上がってきよるということですね。その辺今後どのように取り
組むか、今後の取り組み状況。
○委員長(矢野幸正) 安部収納課長。
○収納課長(安部和生) 後期高齢者医療保険料におきましても、国民健康保険、他の市税等々
同じような扱いでですね、職員10名で努力して徴収率を上げていきたいと考えております。
○委員長(矢野幸正) よろしいですか。ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、戻りまして83ページ、議案第3号、平成26年度佐伯市後期高
齢者医療特別会計予算について、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、質疑を終わり、討論を行います。
御意見ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、討論を終わり、採決いたします。
議案第3号は、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) 御異議なしと認め、本案は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第5号、平成26年度佐伯市介護予防支援事業特別会計予算を議題といたします。
歳入から入ります。
166、167ページをお開きください。御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、歳出に移ります。
168、169ページについて、御質疑ありませんか。
清家委員。
○委員(清家好文) 168ページ、1,000万円ほど上がっていますけれど、この委託料、主にどの
ような内容かちょっと説明をお願いします。
○委員長(矢野幸正) 垣野内地域包括支援センター係長。
○高齢者福祉課地域包括支援センター係長(垣野内茂) 高齢者福祉課、垣野内です。
委託料につきましては、民間の指定居宅介護支援事業所にケアプランの作成を委託してお
ります。その分の委託料と、あと国民健康保険団体連合会に介護支援費の支払い処理を委託
しております。その分の委託料を計上しております。
○委員長(矢野幸正) よろしいですか。ほかにありませんか。
- 236 -
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、給与費明細書に移ります。
170、171ページについて、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、172、173ページ、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、174、175ページ、このページについて、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、戻りまして163ページから165ページまでの歳入歳出予算事項
別明細書について、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、戻りまして160、161ページの第1表、歳入歳出予算について、
御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、戻りまして159ページ、議案第5号、平成26年度佐伯市介護
予防支援事業特別会計予算について、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、質疑を終わり、討論を行います。
御意見ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、討論を終わり、採決いたします。
議案第5号は、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) 御異議なしと認め、本案は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
ここで執行部の準備の都合上、11時30分まで休憩いたします。
午前11時21分 休憩
─────────────────────────────────────
午前11時30分 開議
○委員長(矢野幸正) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
次に、議案第7号、平成26年度佐伯市地方卸売市場事業特別会計予算を議題といたします。
歳入から入ります。
208、209ページをお開きください。御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、歳出に移ります。
210、211ページについて、御質疑ありませんか。
芦刈委員。
○委員(芦刈紀生) 卸売市場ですが、何か建築が予定されておりました。しかし、上がってお
りません。この市場の費用については、業者の方からの賃貸料ということであろうかと思い
ます。一般財源が使われておりません。そういうことで、今回、工種変更で大幅に工事費が
上がって、そういうことで、この賃貸料だけではできないということで延ばしたのかどうか、
- 237 -
お聞きしたいと思います。
○委員長(矢野幸正) 山中商工振興課長。
○商工振興課長(山中英司) 商工振興課長の山中でございます。
委員さんおっしゃいましたように、当初の基本構想の段階では、総事業費を約5.5億円と
いうことで来年度から再来年度にかけて建築という予定で進んでおりました。いろんな諸事
情がありまして、実施設計を今年度地質調査と一緒に含めまして行いまして、その結果、約
12億円という形になりました。
これにつきましては、委員さんおっしゃるように、特別会計は入ってくるお金で歳出を賄
うという形になりますので、市場の使用料の中から最終的には一般会計から繰り入れた分と
かを全部払っていくという形になります。今回、事業費が非常に上がった関係もございまし
て、この1年間、来年度ですね、平成26年度は銀行との協定書に基づきましてPFI方式と
か、民間活力を導入する、そういったことを検討していきたいという期間に1年間当てたい
と思っております。その結果、年度末で集約をいたしまして、その後どうするかということ
を改めて検討したいというふうに思っております。
○委員長(矢野幸正) よろしいですか。ほかにありませんか。
清家委員。
○委員(清家好文) じゃあ、建てるのは建てるんですか、それとも建てる方式を変えるという
ことなんですか。
○委員長(矢野幸正) 山中商工振興課長。
○商工振興課長(山中英司) 資金の組み合わせ、方式とか、それとかもちろん建築の方式とか、
そういうことも含めて総合的に来年度検討していきたいと思っております。その結果で集約
したいと思っています。
○委員長(矢野幸正) よろしいですか。ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、212、213ページ、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、給与費明細書に移ります。
214ページについて、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、215ページ、地方債に関する調書について、御質疑ありませ
んか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、戻りまして205ページから207ページまでの歳入歳出予算事項
別明細書について、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、戻りまして202、203ページ、第1表、歳入歳出予算について、
御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、戻りまして201ページ、議案第7号、平成26年度佐伯市地方
卸売市場事業特別会計予算について、御質疑ありませんか。
- 238 -
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、質疑を終わり、討論を行います。
御意見ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、討論を終わり、採決いたします。
議案第7号は、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) 御異議なしと認め、本案は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第8号、平成26年度佐伯市大島航路事業特別会計予算を議題といたします。
歳入から入ります。
224、225ページをお開きください。このページについて、御質疑ありませんか。
清家委員。
○委員(清家好文) 旅客事業収入がちょっと減ってきよるんですけど、これは利用客が少なく
なってきているんですか、その辺の説明をお願いします。あわせて下の貨物運搬収入ですね。
○委員長(矢野幸正) 武田企画課長。
○企画課長(武田晴美) 企画課長の武田です。お答えします。
利用客が減少している傾向にあります。島民の人口の減少、加えまして学校の休校、こう
いったところが主な原因であります。
○委員長(矢野幸正) よろしいですか。ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、226、227ページ、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、歳出に移ります。
228、229ページについて、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、230、231ページ、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、給与費明細書に移ります。
232、233ページについて、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、234、235ページ、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、236、237ページ、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、238ページ、地方債に関する調書について、御質疑ありませ
んか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、戻りまして221ページから223ページまでの歳入歳出予算事項
別明細書について、御質疑ありませんか。
河野委員。
- 239 -
○委員(河野豊) 先ほど清家委員の質問のときに関連でちょっと聞けばよかったんですが、航
路事業、要するに新造船つくってどんどんこれから先ですよね、将来のことで1点だけ聞き
たいんだけど、これは航路として結局日に3便出ておるんですか、今。何便かちょっとそれ
を聞きたいんだけど、それだけしかできないような理屈になっとんですかね、これは。
○委員長(矢野幸正) 武田企画課長。
○企画課長(武田晴美) 航路につきましては、国からの認可といいますか、そういうものをい
ただいております。質問は、船舶を航路運行のほかに使用できないかというお尋ねと理解し
ますが、基本的には、1日3便の運航以外には使用はできないというような規定になってお
ります。
○委員長(矢野幸正) 河野委員。
○委員(河野豊) そこら辺が一番これから先、要するに10年先、20年先と維持していかないけ
んのだったら、ずっと一般会計から繰り入れていきますよね、赤字を。そういった状況にな
るのに、いろんな意味で今、陸運の関係は規制緩和になってきとんですね。そういった意味
でこういうのは航路だけじゃなくて、ほかのものに使えるというようなそういった研究とい
うのをやはりしていくべきかなと思うんだけど、今言うように、全く航路で指定されとるか
ら、それ以外は運航できないというようながちっとしたものがあるのか、我々からしたら、
やはりそこは研究して、今こういう規制緩和がなっていきよるような世の中だから、その辺
の研究はすべきと思うんだけど、どんなんですか、見解としては。
○委員長(矢野幸正) 武田企画課長。
○企画課長(武田晴美) 御指摘の内容につきましては、航路の船舶を例えばこういうことに使
いたいということで国土交通省のほうに申請をすれば認められないということでもありませ
ん。ということですが、いろいろと船員の勤務時間、拘束時間、休憩時間、その他もろもろ
も含めていろいろとハードルはございますが、今のアドバイスにつきましては承りたいと思
います。
○委員長(矢野幸正) 河野委員。
○委員(河野豊) 今言うように、要するに船員の方々の給料とか、そういったものも逆に言う
たら、違う施策を打っていかんと、後々維持できんことになったらその人たちの仕事もなく
なるような状況になると、そういうふうに思うんですよね。ある意味、陸の部分、昔は例え
ばほかのところにも船が着きよったんですね、こっちから行くとね。鶴見大島だけの航路じ
ゃなくて、丹賀に着いたり、梶寄に着いたりとか、今、梶寄にも着きよんかな、この大島丸
は。そういったいろんな施策というか、そんなものをもっともっと研究してやるべきと思う
し、今、課長言うように、申請すればどうにかなるんじゃないかと言うんなら、こういう方
法があるとかいうのをぜひ一遍我々にも、これ経済産業の部分になるんかな、これは管轄か
らしたらね。そういった施策的なものを研究した部分を一遍セクションで提示してもらえれ
ば、一緒に考えていければいいがと思うんだけど、ぜひ具体的にその辺の計画みたいなのを
書いていっていただきたいなと思うんですが、どうですか。
○委員長(矢野幸正) 武田企画課長。
○企画課長(武田晴美) お話の内容につきましては、理解は十分にできます。
大島航路につきましては、現在かねてからの懸案事項であります民営化というのが行革プ
ランでうたわれておりまして、それを最優先に今いろいろと内部で検討を進めておるところ
- 240 -
であります。そういう事情もありますので、お話についてはこの場では承りますということ
で御容赦願いたいと思います。
○委員長(矢野幸正) よろしいですか。ほかにありませんか。
清家委員。
○委員(清家儀太郎) 課長、あれですかね、さきの委員会で先ほど言われた民間委託の件も、
平成26年度予算を組んでるんですが、近々中にというような話もあったんですが、民間委託
に関しては。めどとしてはどうですか、平成26年度中にというような感覚でおられるんです
か、そこらをお願いします。
○委員長(矢野幸正) 武田企画課長。
○企画課長(武田晴美) 平成26年度中の民営化というのは、現実問題としては無理というふう
に考えております。既に島民のほうにも関係者の方にこういうお話を申し上げて意見を承っ
たりということは進めておりますが、現状では、これを受託する会社の問題、それから受託
した後の経営の問題、運転資金、こういった問題がいろいろと詰めていきますと立ちはだか
っております。ということで、この1年間の間に民営化に移るということについては、事務
レベルでは無理というようなことで今は考えております。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
○委員(清家儀太郎) その受託者の今言った課長の感覚では、あくまでも大島管内の方の受託
者と考えとって、いわゆる鶴見大島圏内からは受託先は考えていないということですか。
○委員長(矢野幸正) 武田企画課長。
○企画課長(武田晴美) そこは現在のところはそういうような枠については念頭にありません。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
○委員(清家儀太郎) その大島の方に聞くと全然そういう話はまだないというような形ですが、
執行部としては内々で話は進めよんですか。
○委員長(矢野幸正) 武田企画課長。
○企画課長(武田晴美) 大島の地域の方々全員にこのお話をまだしてはおりません。一部の
方々に意向といいますか、打診をするというような形にまだとどまっております。
なお、本件につきましては、ちょっと記憶が曖昧ですけれども、平成21年、平成22年のこ
ろ民営化の話がありまして、一度頓挫したということで非常にナーバスな問題でもあります。
大島の島民の皆さんもいろいろと民営化については思いがありますので、事は慎重に運んで
いきたいと今は考えております。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
○委員(清家儀太郎) その今言われたことが一番、今、課長が言われたナーバスなことが尾を
引いてるわけなんですね。そこらは十分注意して事に当たっていただきたいと思います。
以上です。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
○委員(清家好文) 過去、民営化するという話があったんですね、確かに。その当時は今の新
しい船になる前だったんですけれど、その当時の頓挫した理由というのは何だったんですか、
経営上の問題だったんですか。
○委員長(矢野幸正) 武田企画課長。
○企画課長(武田晴美) 私も間接的に聞いておるんで具体的な答弁は差し控えさせていただき
- 241 -
ますが、これを受託しようとする受託側のいろいろな内部の問題等々と承っております。
○委員長(矢野幸正) よろしいですか。ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、戻りまして218、219ページの第1表、歳入歳出予算について、
御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、戻りまして217ページ、議案第8号、平成26年度佐伯市大島
航路事業特別会計予算について、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、質疑を終わり、討論を行います。
御意見ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、討論を終わり、採決いたします。
議案第8号は、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) 御異議なしと認め、本案は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
ここで、先ほどお諮りしましたように昼食のため休憩をいたします。
午後0時50分から再開することにいたします。
午前11時47分 休憩
─────────────────────────────────────
午後0時50分 開議
○委員長(矢野幸正) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
次に、議案第6号、平成26年度佐伯市簡易水道事業特別会計予算を議題といたします。
歳入から入ります。
184、185ページをお開きください。御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、186、187ページ、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、歳出に移ります。
188、189ページについて、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、190、191ページ、このページについて、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、192、193ページ、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、給与費明細書に移ります。
194、195ページについて、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、196、197ページ、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
- 242 -
○委員長(矢野幸正) なければ、198、199ページ、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、200ページ、地方債に関する調書について、御質疑ありませ
んか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、戻りまして181ページから183ページまでの歳入歳出予算事項
別明細書について、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、戻りまして178、179ページ、第1表、歳入歳出予算について、
御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正)
なければ、180ページ、第2表、地方債について、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、戻りまして177ページ、議案第6号、平成26年度佐伯市簡易
水道事業特別会計予算について、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、質疑を終わり、討論を行います。
御意見ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、討論を終わり、採決いたします。
議案第6号は、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) 御異議なしと認め、本案は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第9号、平成26年度佐伯市土地区画整理事業特別会計予算を議題といたします。
歳入から入ります。
246、247ページをお開きください。このページについて、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、歳出に移ります。
248、249ページについて、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、250、251ページ、このページについて、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、252ページ、地方債に関する調書について、御質疑ありませ
んか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、戻りまして243ページから245ページまでの歳入歳出予算事項
別明細書について、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、戻りまして240、241ページ、第1表、歳入歳出予算について、
御質疑ありませんか。
- 243 -
清家委員。
○委員(清家好文) 歳入で聞き忘れましたので総括で言いますけど、保留地はまだあるんです
かね、どのぐらいですかね。
○委員長(矢野幸正) 坪根建設部長。
○建設部長(坪根大吉) 建設部長の坪根でございます。
保留地の御質問ですが、あと2筆残っております。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
○委員(清家好文) 金額的に幾らです。
○委員長(矢野幸正) 坪根建設部長。
○建設部長(坪根大吉) 金額は歳入のほうで書いております3,421万8,000円ということで、区
画別には1,748万4,000円が1筆、それから1,673万4,000円が1筆、合わせて3,400万円とい
うことでございます。
○委員長(矢野幸正) よろしいですか。ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、戻りまして239ページ、議案第9号、平成26年度佐伯市土地
区画整理事業特別会計予算について、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、質疑を終わり、討論を行います。
御意見ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、討論を終わり、採決いたします。
議案第9号は、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) 御異議なしと認め、本案は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第10号、平成26年度佐伯市特定環境保全公共下水道事業特別会計予算を議題と
いたします。
歳入から入ります。
260、261ページをお開きください。御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、262、263ページ、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、歳出に移ります。
264、265ページについて、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、266、267ページ、このページについて、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、268、269ページ、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、給与費明細書に移ります。
270、271ページについて、御質疑ありませんか。
- 244 -
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、272、273ページ、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、274、275ページ、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、276ページ、地方債に関する調書について、御質疑ありませ
んか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、戻りまして257ページから259ページまでの歳入歳出予算事項
別明細書について、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、戻りまして254、255ページ、第1表、歳入歳出予算について、
御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正)
なければ、256ページ、第2表、地方債について、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、戻りまして253ページ、議案第10号、平成26年度佐伯市特定
環境保全公共下水道事業特別会計予算について、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、質疑を終わり、討論を行います。
御意見ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、討論を終わり、採決いたします。
議案第10号は、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) 御異議なしと認め、本案は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第11号、平成26年度佐伯市農業集落排水事業特別会計予算を議題といたします。
歳入から入ります。
284、285ページをお開きください。このページについて、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、286、287ページ、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、歳出に移ります。
288、289ページについて、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、290、291ページ、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、292、293ページ、このページについて、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、給与費明細書に移ります。
- 245 -
294、295ページについて、御質疑ありませんか。
清家委員。
○委員(清家好文) 全体なんですけど、今回も30万6,000円上がっとんですけど、全体的に給
与費が上がっとるような気がするんですけれど、これは元に戻すという、その件ですか、そ
の説明をお願いします。
○委員長(矢野幸正) 田村総務課長。
○総務部次長兼総務課長(田村智) 委員さんのおっしゃるとおり、給与の減額措置が今5%プ
ラス3.39で、8.39%の給与の減額措置がことしの5月末までございますので、それが切れた
段階でまた元に給与カットが戻りますので、その分増額しております。ただ、職員数が減っ
ていますので合計的には給与費は上がらないというような今状況です。
○委員長(矢野幸正) よろしいですか。
後藤委員。
○委員(後藤幸吉)
関連で、元に戻すというのは、5%カットのままにするということですか。
本来の平成18年の春から5%カットしていただいている分もあれして本来の姿に6月からは
するということですか。
○委員長(矢野幸正) 田村総務課長。
○総務部次長兼総務課長(田村智) カットを全くなくすということではありません。前回の行
革の全員協議会でも説明したとおり、今、職員の給与構造自体を見直そうとしていますので、
わたりの廃止等ですね、それで一度切れますけど、その後、給与構造改革をやって給与をま
た見直したいということでございます。
○委員長(矢野幸正) 後藤委員。
○委員(後藤幸吉) これ予算に来年度ということで上がっとるんですから、今度のあれは5月
いっぱいですよね。だから、6月から先の分が本来の平成17年の12月までの100%の数字な
のか5%の分でいくんか、お尋ねしよる。6月以降ですね。
○委員長(矢野幸正) 田村総務課長。
○総務部次長兼総務課長(田村智) 今回の当初予算では、5%分プラス3.39、両方ともカット
を外して本来の給与の額で予算には上げております。ただ、先ほどお話ししたとおり、給与
構造改革で給与構造を見直して、それで組合とも話がありますけど、組合と協議が整えば、
また補正等で減額対応したいと考えております。
○委員長(矢野幸正) 後藤委員。
○委員(後藤幸吉) 3.39のことはお尋ねしていません。これが5月までということは伺ってお
りますから、その5%の分についてですが、その分については今が6月以降どうするかとい
うのは組合と協議をしよるということでいいんでしょうか。
○委員長(矢野幸正) 田村総務課長。
○総務部次長兼総務課長(田村智) そのとおりです。
○委員長(矢野幸正) 後藤委員。
○委員(後藤幸吉) 全般的にお尋ねします。
吉良栄三議員の一般質問の中で、わたりという大分県に1,000何ぼおって佐伯市が400何十
人というのは、今年度でねえでその前ぐらいだと思ったんですが、今度の4月以降のこれに
はわたりというのはどのぐらい含まれているんですか。
- 246 -
○委員長(矢野幸正) 田村総務課長。
○総務部次長兼総務課長(田村智) 今度、平成26年度のわたりの数というのは、ちょっと今資
料は持っておりません。ただ、この前ですね、議会で質問のあった400数十人という人数と
余り変わらないと思います。
○委員長(矢野幸正) よろしいですか。ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、296、297ページ、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、298、299ページ、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、300ページ、地方債に関する調書について、御質疑ありませ
んか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、戻りまして281ページから283ページまでの歳入歳出予算事項
別明細書について、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、戻りまして278、279ページの第1表、歳入歳出予算について、
御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正)
なければ、280ページ、第2表、地方債について、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、戻りまして277ページ、議案第11号、平成26年度佐伯市農業
集落排水事業特別会計予算について、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、質疑を終わり、討論を行います。
御意見ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、討論を終わり、採決いたします。
議案第11号は、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) 御異議なしと認め、本案は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第12号、平成26年度佐伯市漁業集落排水事業特別会計予算を議題といたします。
歳入から入ります。
308、309ページをお開きください。御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、310、311ページ、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、歳出に移ります。
312、313ページについて、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
- 247 -
○委員長(矢野幸正) なければ、314、315ページ、このページについて、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、316ページ、地方債に関する調書について、御質疑ありませ
んか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、戻りまして305ページから307ページまでの歳入歳出予算事項
別明細書について、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、戻りまして302、303ページの第1表、歳入歳出予算について、
御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、戻りまして301ページ、議案第12号、平成26年度佐伯市漁業
集落排水事業特別会計予算について、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、質疑を終わり、討論を行います。
御意見ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、討論を終わり、採決いたします。
議案第12号は、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) 御異議なしと認め、本案は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第13号、平成26年度佐伯市小規模集合排水処理事業特別会計予算を議題といた
します。
歳入から入ります。
324、325ページをお開きください。このページについて、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、歳出に移ります。
326、327ページについて、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、328ページ、地方債に関する調書について、御質疑ありませ
んか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、戻りまして321ページから323ページまでの歳入歳出予算事項
別明細書について、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、戻りまして318、319ページ、第1表、歳入歳出予算について、
御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、戻りまして317ページ、議案第13号、平成26年度佐伯市小規
模集合排水処理事業特別会計予算について、御質疑ありませんか。
- 248 -
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、質疑を終わり、討論を行います。
御意見ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、討論を終わり、採決いたします。
議案第13号は、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) 御異議なしと認め、本案は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第14号、平成26年度佐伯市生活排水処理事業特別会計予算を議題といたします。
歳入から入ります。
336、337ページをお開きください。このページについて、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、338、339ページ、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、歳出に移ります。
340、341ページについて、御質疑ありませんか。
清家委員。
○委員(清家好文) 340ページの1項、生活排水処理施設建設費1,357万4,000円、前年度と一
緒なんですけれど、これ消費税のほうは考えてないんですか、それでも対応できるんですか。
○委員長(矢野幸正) 小川生活排水対策課長。
○生活排水対策課長(小川哲弘) 予算的にはこれで対応できるということの判断でやっており
ます。消費税も含んで対応できます。
○委員長(矢野幸正) よろしいですか。ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、342、343ページ、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、344ページ、地方債に関する調書について、御質疑ありませ
んか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、戻りまして333ページから335ページまでの歳入歳出予算事項
別明細書について、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、戻りまして330、331ページ、第1表、歳入歳出予算について、
御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正)
なければ、332ページ、第2表、地方債について、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、戻りまして329ページ、議案第14号、平成26年度佐伯市生活
排水処理事業特別会計予算について、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
- 249 -
○委員長(矢野幸正) なければ、質疑を終わり、討論を行います。
御意見ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、討論を終わり、採決いたします。
議案第14号は、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) 御異議なしと認め、本案は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第15号、平成26年度佐伯市飲料水供給事業特別会計予算を議題といたします。
歳入から入ります。
352、353ページをお開きください。このページについて、御質疑ありませんか。
清家委員。
○委員(清家好文) 352ページの雑入ですね、工事補償金の1,350万円ですか、これはどういう
内容なんですか、ちょっと説明をお願いします。
○委員長(矢野幸正) 北山営業課長。
○営業課長(北山孝幸) 営業課長の北山です。
御質問の件ですが、赤木吹原佐伯線の道路の工事の補償金ということです。
○委員長(矢野幸正) 清家委員。
○委員(清家好文) 工事の補償金ってどういう意味なんですか、もうちょっと詳しく。
○委員長(矢野幸正) 北山営業課長。
○営業課長(北山孝幸) すいません。道路工事のためにそこの配水管等を移動させたりする分
の補償金です。
○委員長(矢野幸正) よろしいですか。ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、354、355ページ、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、歳出に移ります。
356、357ページについて、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、358、359ページ、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、360ページ、地方債に関する調書について、御質疑ありませ
んか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、戻りまして349ページから351ページまでの歳入歳出予算事項
別明細書について、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、戻りまして346、347ページ、第1表、歳入歳出予算について、
御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正)
なければ、348ページ、第2表、地方債について、御質疑ありませんか。
- 250 -
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、戻りまして345ページ、議案第15号、平成26年度佐伯市飲料
水供給事業特別会計予算について、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、質疑を終わり、討論を行います。
御意見ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、討論を終わり、採決いたします。
議案第15号は、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) 御異議なしと認め、本案は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、企業会計の審査に入ります。
議案第16号、平成26年度佐伯市水道事業会計予算を議題といたします。
別冊、水道事業会計予算書の16ページをお開きください。
予算明細書のこのページについて、御質疑ありませんか。
河野委員。
○委員(河野豊) ちょっと今までと見方が違ってくるかわからんのだけど、概要のほうに載っ
とる分で、老朽管布設がえ事業の1億6,830万円の予算化というか、計上しとるんだけど、
これどこを対象に今やっていきよるのか、その辺のところをちょっとお聞かせ願いたい。
○委員長(矢野幸正) 岡田水道工務課長。
○水道工務課長(岡田茂正) 工務課長の岡田です。
今現在、古いほうで昭和8年のを今やって、現在は大手前の一部、大手前というのは船頭
町含めた大手区ですね、それと国道217号を今現在進行してやっております。これからも続
けてやっていく予定でございます。
○委員長(矢野幸正) 河野委員。
○委員(河野豊) これ以前にも私ちょっと質問しとるんだけど、主に旧市内が多いと思うんだ
けど、戦前ですよね、今言う。古いのは昭和8年ぐらいですね。いろんなところからいろん
な話を耳に入るのに、どういう形で、要するに事業、毎年1億幾らの予算組んでやっとるの
は理解できるんだけど、どの辺が古いのかとか、その辺が全く我々もわからんのですよね。
市内でこの辺、そういった資料は作成できんのか。古い管路はどこに布設されとるのか。自
分の住んどるところなんかも、例えば八幡なんかも、これは戦後だろうけど、特に旧市内は
相当古いですね。桝形近辺ね、あの辺なんかも相当古くていろんな意味でふぐあいが出とる
はずなんですよ。我々もその辺で話を聞く分があるんで、毎年そうやって計画を立てていき
よる部分はわかるんだけど、それを何らかの形で資料としてもらえると非常にありがたいか
なと思うんだけど、その辺の資料の作成というのは不可能ですかね。それちょっと聞きたい。
○委員長(矢野幸正) 川井上下水道部長。
○上下水道部長(川井博文) 上下水道部長の川井です。
今現在、私どもが旧市内は古いんですけど、老朽管という位置づけが40年経過しとるとい
うもので、送水とか配水とか合わせて50キロほどあります。1億5,000万円の予算規模でや
っとるのが三、四キロぐらいしかできない状態なんですね。それで、これ予算当然追いつい
- 251 -
ていかんのですけど、当然、今、委員がおっしゃられますように、今、課長が言うたように
昭和8年製があると、その中で施設管理という維持管理部門があるんですけど、それの中で
集約して頻繁に漏水が発生しよる箇所とか、それと当然、苦情をいただいた濁りがよく発生
しとるとか、そういうところは当然老朽管整備をしていかないけんということの位置づけで、
次年度、次年度については、そういうデータをもとに老朽管については施設管理課の資料を
ベースにやっていくと。当然、事故の発生の頻度とか、濁りとか、そういうのを参考にして
います。当然、資料をつくることは全体の図面を持っていますので、古い年度はここにある
というのは整理はできています。
○委員長(矢野幸正) 河野委員。
○委員(河野豊)
そうやって説明をこうしてその都度していただくとよく理解できるんだけど、
いろんな方から聞かれたときに説明のしようがない部分があるんです。そうしたときに、見
る限り漏水したり、行き当たりばったりでやっとるのかなというような感じを受けるんで、
50キロあって年に2キロぐらいしかできんといったら、単純計算でも25年かかるわけだから、
そうなってくるともう既に50年経過したようなんが出てくるというような、とにかく旧市内
は古いのが多いはずです。随分苦情聞いたりするんで、今言ったような形で地元の方にも説
明がつくような資料をいただけるということが一つと。そうすれば計画的にこことこことこ
こをやっていきますというんであれば、各地区それぞれの議員もおるし、そういった方にも
説明がつくと思うんで、それはちょっとそういった形で提示をいただければなと思いますの
で、これはよろしくお願いします。
○委員長(矢野幸正) 川井上下水道部長。
○上下水道部長(川井博文) 当然、私ども予算措置をしていく上できちっとした図面のもとに
つくっていかないけないと思いますので、整理して提示できるようなものをつくっていきた
いと思っています。
○委員長(矢野幸正) ほかにありませんか。
清家委員。
○委員(清家好文) これは平成26年3月31日までのバランスシートですわね、来年度から大き
く違うというのは、借入資本が負債のほうに入るのかな、来年度からは。バランスシートち
ょっとわかる人。
○委員長(矢野幸正) 北山営業課長。
○営業課長(北山孝幸) 営業課長の北山です。
そのとおり資本から負債のほうに入ります。
○委員長(矢野幸正) よろしいですか。ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、17、18ページについて、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、19ページについて、御質疑ありませんか。
髙司委員。
○委員(髙司政文) 工事請負費、今、河野委員が言われたところ、ここの歳出に当たると思う
んですけど、ちょっと私もメモしているんで聞くんですけど、水道施設の耐震化・老朽化対
策で国が432億円の予算をつけているんですけど、この部分でそういう国の部分が反映され
- 252 -
ているのかどうかちょっと聞きたいんです。
○委員長(矢野幸正) 岡田水道工務課長。
○水道工務課長(岡田茂正) 400何ぼというのは、まだ調査費段階の金額です。それで調査し
てから、これからまだ随時どこからやるかというのを決めていきます。そういう予算です。
○委員長(矢野幸正) 髙司委員。
○委員(髙司政文) それと、今の河野委員が古い管はどこだと聞いたんですけど、前も部長に
私が聞いたときに1億何千万ずつやっていく、それの計画書みたいなやつは正式につくって
あるんですか。
○委員長(矢野幸正) 川井上下水道部長。
○上下水道部長(川井博文) 一般質問でもちょっと答弁させていただきましたけど、一応計画
書自体はございません。何せまだボリュームがありますので、さっき言ったような住民の苦
情とか維持管理の上で支障があるのを優先的ということで十分予算措置しかできませんから、
そういう上での計画ということです。
○委員長(矢野幸正) よろしいですか。ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、戻りまして3ページをお開きください。予算実施計画のこの
ページについて、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、4ページについて、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、5ページ、予定キャッシュフロー計算書について、御質疑あ
りませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、6、7ページについて、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、8、9ページについて、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、10ページから12ページにかけての予定貸借対照表について、
御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、13ページ、平成25年度予定損益計算書について、御質疑あり
ませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、14、15ページ、平成25年度予定貸借対照表について、御質疑
ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、戻りまして1ページから2ページにかけての議案第16号、平
成26年度佐伯市水道事業会計予算について、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、質疑を終わり、討論を行います。
- 253 -
御意見ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、討論を終わり、採決いたします。
議案第16号は、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) 御異議なしと認め、本案は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第17号、平成26年度佐伯市公共下水道事業会計予算を議題といたします。
別冊、公共下水道事業会計予算書の16ページをお開きください。
予算明細書の、このページについて御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、17、18ページについて、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、19、20ページについて、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、21ページについて、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、戻りまして3ページをお開きください。予算実施計画のこの
ページについて、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、4ページについて、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、5ページ、予定キャッシュフロー計算書について、御質疑あ
りませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、6、7ページについて、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、8、9ページについて、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、10ページから12ページにかけての予定貸借対照表について、
御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、13ページ、平成25年度予定損益計算書について、御質疑あり
ませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、14、15ページ、平成25年度予定貸借対照表について、御質疑
ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、戻りまして1ページから2ページ、議案第17号、平成26年度
佐伯市公共下水道事業会計予算について、御質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
- 254 -
○委員長(矢野幸正) なければ、質疑を終わり、討論を行います。
御意見ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) なければ、討論を終わり、採決いたします。
議案第17号は、原案のとおり可決すべきものと決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(矢野幸正) 御異議なしと認め、本案は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で本特別委員会に付託されました議案の審査は、全て終了しました。
審査結果
議
案
番
号
件
名
結
果
第 1 号
平成26年度佐伯市一般会計予算
可決すべきもの
第 2 号
平成26年度佐伯市国民健康保険特別会計予算
可決すべきもの
第 3 号
平成26年度佐伯市後期高齢者医療特別会計予算
可決すべきもの
第 4 号
平成26年度佐伯市介護保険特別会計予算
可決すべきもの
第 5 号
平成26年度佐伯市介護予防支援事業特別会計予算
可決すべきもの
第 6 号
平成26年度佐伯市簡易水道事業特別会計予算
可決すべきもの
第 7 号
平成26年度佐伯市地方卸売市場事業特別会計予算
可決すべきもの
第 8 号
平成26年度佐伯市大島航路事業特別会計予算
可決すべきもの
第 9 号
平成26年度佐伯市土地区画整理事業特別会計予算
可決すべきもの
第10号
平成26年度佐伯市特定環境保全公共下水道事業特別会計予算
可決すべきもの
第11号
平成26年度佐伯市農業集落排水事業特別会計予算
可決すべきもの
第12号
平成26年度佐伯市漁業集落排水事業特別会計予算
可決すべきもの
第13号
平成26年度佐伯市小規模集合排水処理事業特別会計予算
可決すべきもの
第14号
平成26年度佐伯市生活排水処理事業特別会計予算
可決すべきもの
第15号
平成26年度佐伯市飲料水供給事業特別会計予算
可決すべきもの
第16号
平成26年度佐伯市水道事業会計予算
可決すべきもの
第17号
平成26年度佐伯市公共下水道事業会計予算
可決すべきもの
○委員長(矢野幸正) なお、委員長報告の作成については、私に御一任願います。
また、本委員会は、議長を除く全議員により構成されており、審査の内容につきましても
十分御承知のことと存じます。
したがって、報告書については、ごく簡潔にいたしたいと思いますので、あらかじめ御了
承願います。
後藤委員。
○委員(後藤幸吉)
予算にはもちろん賛成をいたしますが、先ほどわたりの部分、あの部分を
わたりが必要であれば、それとか来年度そのままでやるんであれば、組合との協議でしょう
から構いませんけども、去年の分で結構です。わたりがなかったときの人件費とその比較表
- 255 -
をいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○委員長(矢野幸正) 田村総務課長。
○総務部次長兼総務課長(田村智) 今、後藤委員さんの質問の必要とする資料ですね、それは
また後で詳しく教えてください。
○委員長(矢野幸正) 以上で予算特別委員会を閉会いたします。
午後1時28分 閉 会
- 256 -
佐伯市議会委員会条例第30条第1項の規定によりここに署名する。
平成26年3月24日
予算特別委員長
矢
- 257 -
野
幸
正