校 報 学校教育目標 萩の荘 平成28年度 第9号 ○ やさしい子 ○ 考える子 ○ たくましい子 発行:一関市立萩荘小学校 校 長 室 平成28年 11 月 21 日 感 謝 の 集 い ・ 学 習 発 表 会 10 月 22 日(土)に行われた「感謝の集い」と「学習発表会」に、たくさんの方々に来ていただき無事終 了することができました。 「感謝の集い」では、約400名の子どもたちがいるとは思えないような整然とした入場、そして整列。 実は、3方向から入場していました。みんなの顔がキラキラしているように見えたのは、私だけでしょう か。いよいよ本番。日ごろの感謝の気持ちを込めて、呼びかけを行いました。そして、息を合わせての合 唱『見つけよう大切なもの』 。安全な登下校のために、萩っ子サポートチームの皆さんやスクールバスの運 転手さん、健康づくりでは給食センターの皆さんにお世話になっています。また、感動する心、人を思い やる心など「優しい心アップ」のためにストーリーテリングの中村さんや図書ボランティアの夢バスケッ トの皆さんにご尽力いただいております。そして、地域の伝統芸能の伝承活動を通して「故郷を愛する心」 を育てることに「鶏舞」の師匠、佐藤嘉男さんをはじめ市野々のたくさんの方々にお力をお借りしており ます。この場をお借りして、改めて感謝申し上げます。ありがとうございます。子供たちからのお手紙を お読みいただいたでしょうか。それが子供たちの本心でございます。今後もよろしくお願いします。 さて、いよいよ「学習発表会」です。入学して7ヶ月になる1年生の「開会の言葉」。元気があって、か わいらしい開会の言葉となりました。続いて、前号でお知らせしておりました「優秀賞」をいただいてき た独唱です。本番と同じとはいきませんでしたが、素晴らしい声を披露してくれました。2年生は、昨年 「開会の言葉」を経験していたとは言え、ステージ発表は初めての経験。ちょっと緊張しながらも堂々と 発表してくれました。とてもかわいらしかったですね。4年生は、先ごろ行われた「小中学校音楽発表会」 に向けて練習していた、合唱「あしたははれる」と合奏「SUN」を見事に演奏してくれました。6年生 は「夢って必要ですか?」の劇。本当に考えさせられました。私たちは子供たちに簡単に「夢を持って!」 などと言ってしまっていますが、それを聞いた子供たちはどう思っていたのか反省させられました。でも、 私個人としては、夢を追い続けてきた48年間(小学6年生の夢です)だったので、やはり、夢を持って ほしいと思っています。夢に向かっての努力をしてほしいと願っています。 一方、1年生、3年生、5年生の作品です。たくさんの方々に見てもらってよかったです。1年生の「お 寿司」なんかは、本当につまみ食いをしたくなってしまいました。箱を使っての大胆な作品も見応えあり ました。3年生の習字や書写、絵は素晴らしかったですね。堂々と書(描)いていました。共同作品もす ごく幻想的で素敵でした。暗いところで見てみたかったですね。5年生の家庭科作品や絵画も素敵でした。 初めてのお裁縫、上手に縫えている子やもう少しかなと思える子、様々でしたが、最後まできちんと縫い 終えていましたね。制作の途中経過を聞くと、お互い教え合ったり、終わった人がまだの人のお手伝いを したりと、協力して作成したということでした。 子供たちは、このような行事を通して様々な力を身に付けます。4月より10月が、昨年より今年が、 幼稚園や保育園のときより小学校に入って、どんどん大きくなっていることが窺えた発表会だったと思い ます。これからも、もっともっと大きくなるよう指導してまいります。 P T A 講 演 会 11月9日(水) 「メディアが子供の心や体に与える影響について」 「そんなにゲームばっかりしていると、目が悪くなるぞ。 」このような眼科医のお言葉を何度か聞いてい ました。端に「視力が下がる」ということだけではないことを最近知りました。そこで、体育教養部担当 の佐藤養護教諭に、二宮眼科医 二宮修也先生 を講師として、メディアと目の関係についての講演をP TA講演会で行って欲しいと依頼し、ついには実現させてくれました。ありがとうございます。 さて、講演会の内容は概ね次のようなものでした。 〔資料より抜粋:ゴシック(太字)、下線は校長〕 ゲーム&スマホ依存症 なぜ依存症となるのか? ゲーム、インターネットの接続時間が長いと・・・ ★前頭葉(前頭前野)の発達障害 ・50分間ゲームをした場合、開始前後で脳内のドーパ ミン(興奮物質)放出が2.0倍に増加 ※廃用性の機能低下 ・覚せい剤(アンフェタミン)を静脈注射した場合、 2.3倍に増加 ★睡眠リズムの崩壊と慢性的な睡眠障害 ★遂行機能や注意力、記憶力の低下 ⇓ ゲームは覚せい剤とほぼ同じ影響がある ※脳の機能自体が悪化する⇒頭が悪くなる ★コミュニケーションが不足 例えば・・・ ★トラブルに巻き込まれないか ・約束の時間になっても止めない、テレビ・ビデオ・ ※金銭的、人権的、対人的等 ゲームのスイッチを切ろうとする、あるいは切る ★健康・体力低下・運動不足 と、泣く、怒る、暴れる場合、メディア中毒が疑わ ※心身の発達の遅れや歪みが生じる れる。 ①スマホのせいで増えている!近視 ブルーライト ・一昔前まではメガネをかけている小学生は非常に少なかっ たのに近年では低学年でもメガネを使用する子が増えている ・メガネ装用(近視が多い)の低年齢化 ・小学校全体では、ここ 30 年間でメガネをかける子が2倍以 上増えた ②VDT症候群 IT眼症 テクノストレス眼症 パソコンやディスプレイを長時間見ることにより 目や身体、心に影響の出る病気の総称 ・視界のぼやけ ・眼の疲れ ・ドライアイ ・肩こりや背中の痛み ・イライラ、不安感 ※電磁波 ※静電気 ※ブルーライト ★網膜まで届くやじるし⇒網膜横斑部⇒視力障害 ★三叉神経の刺激⇒強い痛み、目の奥がズキズキ痛む ★体内時計に狂いが生じる (ブルーライトを“朝の太陽の光”と勘違いする) ⇒眠りが浅い、寝つきが悪い 気づいてほしい! こんな仕草 テレビを見たりゲームをしたりしているとき・・・ ・眼を細めている ・横目で見ている ・テレビに 1.5 メートル以内に近づいている ・どんどんテレビやゲームに近づく ・頻繁に瞬きをしている ・眼が赤くなっている ・眼をこすっている ・まぶたが腫れぼったい ・眉間にシワを寄せて睨むように見ている このほかにも、目に良い食べ物などの話がありました。そして最後に、 「最も経済的で、他からの介入が 最も少なく、最もリスクの少ない方法」として「テレビを消して、子供と一緒に遊ぶ」ことが最も良い治 療になるそうです。 ☆平成 28 年度児童生徒納税作品入選者 ・習字金賞 6年 根田麗華さん、6年 菅原成世さん ・習字銀賞 6年 小野真由美さん ☆MOA美術館一関地区児童作品展 ・書写 平泉町教育委員会教育長賞 3年 田村果恋さん ・書写金賞 4年 小野由美子さん ・書写入選 6年 小野真由美さん ・絵画 岩手日報社賞 4年 佐藤舞奈さん
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