正直に わかりやすく、 安くて、便利に。 私たちは、 「ライフネットの生命保険マニフェスト」 に基づいて、正直に経営し、わかりやすく、安くて 便利な生命保険商品・サービスを、 お客さまに提供 しています。 サポートが足りないと思われがちなネッ ト生保だからこそ、いつもお客さまに寄り添って、 お客さまとともに歩んでいくことを心がけています。 代表取締役会長 代表取締役社長 1 ライフネットの生命保険マニフェスト 「生命保険はむずかしい」 そう言われる時代は、 もう、終りにさせたい 第1章 私たちの 行動指針 (1)私たちは、 生命保険を原点に戻す。 生命保険は生活者の 「ころばぬ先の杖が欲しい」 という希望から生れてきたもので、 生命保険会社という、 制度が先にあったのではな いという、 原点に。 (2)一人一人のお客さまの、 利益と利便性を最優先させる。 私たちもお客さまも、 同じ生活 者であることを忘れない。 (3)私たちは、 自分たちの友人や家族に自信をもってすすめられる商品しか作らない、 売らない。 (4)顔の見える会社にする。経営情報も、 商品情報も、 職場も、 すべてウェブサイトで公開する。 (5)私たちの会社は、 学歴フリー、 年齢フリー、 国籍フリーで人材を採用する。 そして子育 てを重視する会社にしていく。 働くひとがすべての束縛からフリーであることが、 ヒュー マンな生命保険サービスにつながると確信する。 (6)私たちは、 個人情報の保護をはじめとしてコンプライアンスを遵守し、 よき地球市民で あることを誓う。 あくまでも誠実に行動し、 倫理を大切にする。 第2章 生命保険を、 もっと、 わかりやすく (1)初めてのひとが、 私たちのウェブサイトを見れば理解できるような、 簡単な商品構成と する。 例えば、 最初は、 複雑な仕組みの 「特約」 を捨て、 「単品」 のみにした。 (2)お客さまが、 自分に合った商品を自分の判断で、 納得して買えるようにしたい。 そのた めの情報はすべて開示する。 例えば、 私たちの最初の商品は、 生命保険が生れた時代 の商品のように、 内容がシンプルで、 コストも安く作られている。 そのかわり、 配当や解 約返戻金や特約はない。 保険料の支払いも月払いのみである。 このような保険の内容 も、 つつみ隠さず知ってもらう。 (3)すべて、 「納得いくまで」 「 、腑に落ちるまで」 説明できる体制をととのえていく。 わから ないことは、 いつでも、 コンタクトセンターへ。 またウェブサイト上に、 音声や動画など を使用して、 わかりやすく、 退屈させないで説明できる工夫も、 十分にしていく。 (4)私たちのウェブサイトは、 生命保険購入のためのみに機能するものではなく、 「生命保 険がわかる」 ウェブサイトとする。 (5)生命保険は形のない商品である。 だから 「約款」 (保険契約書) の内容が商品内容であ る。 普通のひとが読んで 「むずかしい、 わからない」 では商品として重大な欠陥となる。 誰でも読んで理解でき、 納得できる 「約款」 にする。 私たちは、 約款作成にこだわりを 持ち、 全社員が意見をだしあって誠意をもって約款を作成した。 (6)生命保険は、 リスク管理のための金融商品である。 その内容について、 お客さまが冷 静に合理的に判断できる情報の提供が不可欠である。 2 第3章 (1)私たちは生命保険料は、 必要最小限以上、 払うべきではないと考える。 このため、 さま ざまな工夫を行う。 生命保険料を、 (2)私たちの生命保険商品は、私たち自身で作り私たちの手から、お客さまに販売する。 だからその分、 保険料を安くできる。 安くする (3)保障金額を、 過剰に高く設定しない。 適正な金額とする。 したがって、 毎月の保険料そ のものが割安となる。 私たちのシミュレーションモデルは、 残された家族が働く前提 で作られている。 「すべてのひとは、 働くことが自然である」 と考えるから。 そのために、 いざという場合の保険金額も、 従来の水準よりも低く設定されている。 (4)確かな備えを、 適正な価格で。 私たちの最初の商品は、 シンプルな内容の 「単品」 のみ である。 良い保険の商品とは、 わかりやすく、 適正な価格で、 いつでもフレンドリーな サービスがあり、 支払うときも、 あやまりなく、 スピーディーであるかが、 問われると考え る。 それゆえに、 あれこれ約束ごとを含む、 複雑な特約とのセット販売は行わない。 (5)事務コストを抑える。 そのために、 紙の使用量を極力制限する。 インターネット経由で、 契約内容を確かめられるようにする。 (6)生命保険は、 住宅の次に高い買物であると言われている。 毎月の少しずつの節約が、 長い人生を通してみると大きな差になることを、 実証したい。 (7)生命保険料の支払いを少なくして、 その分をお客さまの人生の楽しみに使える時代に したいと考える。 第4章 生命保険を、 もっと、 手軽で便利に (1)私たちの生命保険の商品は、 インターネットで、 24時間×週7日、 いつでもどこでも、 申し込める。 (2)印鑑は使わなくてもよくした。 法令上必要な書類はお客さまに郵送し、 内容確認の上、 サインして返送していただく。 したがって、 銀行振替申込書以外、 押印は不要となる。 (3)満年齢方式を採用した。 誕生日を起点に、 一年中いつでも同じ保険料で加入できるように。 (4)私たちの商品の支払い事由は、 死亡、 高度障害、 入院、 手術のように、 明確に定められ ている。 この定められた事由により、 正確に誠実に、 遅滞なく支払いを実行する。 手術 の定義も、 国の医療点数表に合わせた。 この定義の採用は、 日本ではまだ少ない。 わ かりやすくなり、 「手術か、 そうでないか」 の議論の余地が少なくなる。 なお、 従来の生 命保険では、 88項目の制限列挙方式が主だった。 (5)私たちは 「少ない書類で請求」 と 「一日でも早い支払い」 を実現させたい。 そのために、 保険金などの代理請求制度を、 すべての商品に付加した。 また、 お客さまからコンタク トセンターにお電話いただければ、 ただちに必要書類をお送りできる体制にした。 そ して、 保険請求時の必要書類そのものを最小限に抑えた。 このようなことが可能にな るのも、 生命保険の原点に戻った、 シンプルな商品構成だからである。 このマニフェストを宣言で、終らせません。行動の指針とします。 私たちの出発を、見つめていてください。 3 ネット生保だからこそ、 いつもお客さまに寄り添って 私たちはお客さまの伴走者として、心を込めて対応しています 友人や家族に すすめたい商品を とことん考えています 子育てにも お金がかかるし… わかりやすい 保険がいいわね 手頃な保険に 入りたいな つくる P.6 納得いくまで ご説明します 対応が とても丁寧ね いつでもどこでも、 わかりやすい ウェブサイトです! 見積りも カンタンね! こたえる つたえる 4 P.7 P.8 お客さまとの 接点を大切に しています よりそう こんにちは! 頼もしい! いつでも誠実に おまもりします まもる P. 9 P.10 確実に、 迅速に お支払いします 助かりました 支払う P.11 5 つくる 「友人や家族にすすめられる 商品しかつくらない」という思いを、 変わらず大切にしています。 執行役員 森 亮介 お手頃な保険料 インターネット販売の長所を活かして 手数料を抑え、保険料をお手頃に。 お客さまが支払っている保険料には、 保険会社の人件費や店 舗費など、 運営経費に相当する 「付加保険料」 が含まれていま す。 ライフネット生命は主にウェブサイトを店舗として、 営業職 員もいないため、 お手頃な保険料を実現しています。 保険料の内訳(死亡保険の例) 人件費 付加保険料 店舗費 光熱費 運営経費を抑えられるから その分、 付加保険料が 少なく済む 人件費 光熱費 その他経費 等 その他経費 等 純保険料 純保険料 対面販売方式の場合 ライフネット生命の場合 ※付加保険料と純保険料の割合は、 年齢や商品の種類などにより異なります。 ※純保険料 (保険金の支払いに充てられるお金) に大きな差はありません。 6 ウェブサイト 24時間365日、 いつでもお見積りやお申し込みを可能に。 つたえる ライフネット生命のウェブサイトは、 24時間365日、 お見積りやお申し込みが 可能なことはもちろん、 使いやすさにも徹底的にこだわっています。 この結 果、 「HDI問合せ窓口格付け (生命保険業界) 」 の 「サポートポータル (ウェブ サイト) 部門」 で、 4年連続で最高評価の3つ星を受賞しました。 利便性の高いウェブサイト ウェブサイトで、商品だけではなく、 私たちの会社のことも わかりやすくお伝えします。 マーケティング部 貞岡 杏奈 マーケティング部 本間 貴幸 スマホでも ライフネット生命 PCでも 検索 タブレットでも http://www.lifenet-seimei.co.jp 2015年度 「HDI 問合せ窓口格付け」 サポートポータル (ウェブサイト) 3つ星 7 コンタクトセンター 電話やメールで お客さまのご相談や疑問におこたえします。 本当に必要なところは、 インターネットにこだわらず、 私たちが手厚くサポー こたえる お客さまの目線で、わかりやすく、 丁寧に。電話やメールでの お客さまとの接点を大切にします。 お申し込みサポート部 向井 純太郎 コンタクトセンター 佐野 南帆子 8 トします。 保険のお申し込みや見直しでお悩みのお客さまには、 無料の保険 相談サービスをご用意しています。 経験豊富な保険プランナーが保険選びを お手伝いします。 まずはお気軽にお電話ください。 お客さまとの接点となるコンタクトセンター お電話でのお問い合わせ・ご相談 (コンタクトセンター) 0120-205566 受付時間:平日9時∼22時/土曜9時∼18時(年末年始、日曜、祝日は除く) 携帯電話・PHSからもご利用可能 2015年度 「HDI 問合せ窓口格付け」 問合せ窓口 (コンタクトセンター) 3つ星 よりそう お客さまのニーズによりそう 伴走者でありたい。 いただいたご意見やご要望を、 改善につなげています。 お客さまサービス部 堀内 智子 お客さまコミュニケーション お客さまとの接点を大切にすることで 温かみが感じられる保険会社に。 ご契約者のみなさまと直接お会いする「ふれあいフェア」を、 開業当時から継続的に開催しています。 また、電話やメールで寄せられた貴重な「お客さまの声」を、 日々の改善に活かしています。 積極的なコミュニケーション ふれあいフェア 定期的にお客さまの集いを開催しています。 当社の業績や、新しい取り組みについて、お 話しします。 「お客さまの声」に対する取り組み お客さまから寄せられたご意見を、サービス 改善やお客さま満足度の向上に活かしてい ます。 ライフネットメール 定期的に、当社の業 績や新しいサービス、 キャンペーン情報などのお知らせをメールで お送りしています。 9 コンプライアンス/セキュリティ まもる お客さまに安心をお届けするために。 守りの強化も、 私たちの使命です。 システム運用部 お客さまへの適切なサービスや情報の提供等のため、 コンプライアンス・プ ログラムを策定し、 当社のコンプライアンスの推進を図っています。 また、 個人情報をはじめとした情報セキュリティや、 自然災害等不測の事態 における業務継続体制の確保にも注力しています。 情報セキュリティの堅牢性 山内 智之 ライフネット生命のシステム部門 法務部 システムの国際規格ISO27001 河村 有紀 10 強固なコンプライアンス体制と、 堅牢なセキュリティ体制を。 は、 情報セキュリティマネジメント の認証を取得しています。 支払う 生命保険が最も お客さまのお役に立てるのは、 お支払いのとき。 安心で利便性の高い手続きを追求します。 保険金部 山崎 隆博 お支払い 確実に迅速に、 保険金・給付金をお支払いする。 当社では開業以来、 給付金ご請求手続きの利便性向上に取り 組んでいます。 生命保険が一番お役に立てるそのときだからこ そ、 確実・迅速なお支払いが大切だと考えています。 2015年度のお支払い実績 お支払いした件数 5,042件 お支払いした保険金等 10億 7,812万円 お支払いまでの日数 平均2.56営業日 ※ ※請求書類の不備の補完を要する場合、 事実確認後に保険金 等をお支払いする場合を除きます。 11 病気知らずな自分でも 入院はあり得る 自分に合う保険を、 じっくり自分で判断できる 32歳・男性 自分は単身であったこともあり「まだ加入しなくても良 36歳・女性 いか…」 と思い、 加入することなく過ごしていたんですね。 これまで 「入院5日目から保障」 というような昔のタイプ 仕事の時期に疲労がピークになり、 過労で入院をしてし の保険に入りっぱなしだったのですが、 子どもが生まれ まいました。その時までは病気知らずで、入院なんて自 たときに、 これから先、 自分に何かあったときのことを考 えないとなあ、 と責任を感じたのが見直しのきっかけで す。 ただ、 営業の人と何回もお会いして、 話をしてハンコ を押して…というのがとても煩わしいなあと思っていまし そんな状態で忙しく働く日々を過ごしていると、大事な 分に縁がないものだと思っていましたが、 その出来事を 通じて、 こうした事態が自分にも起こり得るのだと 思い、その後、以前から会社としてのあり方に共感をし ていたライフネット生命の保険に加入をしました。 て。 しかも、 話を聞いていると、 「この保険はものすごくい いんだなあ」 と入り込んでしまって、 なかなか客観的な判 断ができなくなってしまうんですよね。 それに比べて、 ラ イフネット生命だと自分で判断して決められるから 手軽ですよね。保険の内容も申し分なかったし、月々の 支払いも自分に合うなと思って決めました。 声 お客さまの 保険だって ネットのほうが便利 42歳・男性 仕事柄、 ネットだから不安ということは一切ありま せんでした。銀行や証券会社もネットでもありますし、 むしろ、 保険だってネットのほうが便利 という印 象が強かったです。 過剰な保障を見直そうと思って計算 申し込みはネットで簡単、 契約後のフォローにも安心 27歳・女性 書類での手続きのほうが面倒と思ってしまうタイプなの で、ネットで簡単に申し込むことができて良かったです。 また、 契約が成立した後に、このような場合も給付金請 求の対象になりますよ というレターも送ってくれるので、 請求も忘れることがないなと安心できました。 をしてみて、最終的には、保険料はいくらにするかなど 妻に相談しながら、 ライフネット生命に決めました。 ※お客さま個人の感想です。 なお、 感想内の保険サービス (診断書提出不要など) については利用できない場合もあります。 12 請求の簡易さと わかりやすさに驚きました 38歳・男性 忙しく働いている中で、 2012年5月に体調を崩し、 入院 を伴う手術をしました。 医療保険の給付金を請求しまし たが、自分にとっては保険会社に給付金を請求するの は初めての経験だったので少し不安はありました。 しか し、 実際にやってみるとその簡便さ、 わかりやすさに 驚きました。体調を崩している中で、さらに仕事もすご く忙しかったので、率直なところ退院後の保険会社と のやり取りに時間や手間をかけたくありませんでしたが、 すぐに支払いのプロセスも進めていただけて、 滞りなく 電話での丁寧な説明で 安心できました 35歳・女性 給付金を請求したとき、何を用意したらいいのか聞き たかったのと、 本当に自分は請求できるのかどうか迷う ところがあって、すぐにコンタクトセンターに電話しま した。その際、電話で対応してくれた方が、素人の私で もわかるような言葉を使って丁寧に説明をしてくれ たので、安心したことを覚えています。実際の請求時 は、 「こういう場合であればこの項目も請求できますよ」 という案内が郵便で来て、 「あ、じゃあこれも請求でき るんだ!」と気付くことができました。支払いもすごく 早くて、感動しました。 物事が進んだのですごく助かりました。 第三者機関からも高い評価を獲得しています! 2015年 オリコン日本顧客満足度ランキング 生命保険部門 2年連続 総合第1位 ※過去4年以内にご自身名義の生命保険に 加入した全国の男女11,779人へのアンケート 「コンタクトセンター」 「ウェブサイト」 が 『HDI問合せ窓口格付け』 において 4年連続で3つ星受賞 (2012年度、 2013年度、 2014年度、 2015年度) 必要な保険に、 適正な保険料で入れる 54歳・男性 請求は簡単・スムーズで 給付金の入金も早い 43歳・男性 生まれて初めての入院で、 生まれて初めての請求だった のですが、 とても簡単にできました。 また、 入金が早 かったことに、 すごく驚きました。 審査などで時間が かかると思っていたのですが、 こんなに早く支払われる んだ、 と。 また、 わざわざ診断書を発行してもらわないと 請求できないのかなと思っていましたので、 領収書や診 ライフネット生命に入ろうと思ってからウェブサイトを 見たので、そこまで不安はなかったのですが、そのウェ ブサイトが定期的に更新されていて、 安心感がありまし た。一般的には、保険の本来の目的である保障性より も、金融商品として貯蓄性が強い保険が多いと思いま す。 そうなると、 後々に利回りが悪かったり、 予想と違っ たり、不満も出てきてしまいますよね。その点、ライフ ネット生命は、 保険は保険、貯蓄は貯蓄という位置 づけが明確でしたから、必要な保障に適正な保険 料で入れるので、入りやすかったですね。 療明細書という病院から通常発行される書類のみで良 かったため、 すごくスムーズでした。 13 経営陣 (2016年6月26日現在) 取締役 取締役副社長 常務取締役 西田 政之 中田 華寿子 常務取締役 社外取締役 MASAYUKI NISHIDA 八田 斎 HITOSHI HATTA 社外取締役 MASANOBU TAKATANI 出口 治明 篠塚 英子 EIKO SHINOTSUKA 社外取締役 高谷 正伸 代表取締役会長 KAZUKO NAKADA 水越 豊 YUTAKA MIZUKOSHI 社外取締役 代表取締役社長 TOMOHIKO KATSUKI DAISUKE IWASE 勝木 朋彦 HARUAKI DEGUCHI 岩瀬 大輔 監査役 常勤監査役 伊佐 誠次郎 SEIJIRO ISA 14 社外監査役 伏見 泰治 YASUHARU FUSHIMI 社外監査役 社外監査役 KENICHI MASUDA TADASU KAWAI 増田 健一 河相 董 1 会社の概況及び組織 ・・・・・・・・・・・・・・ 16 6 販売商品 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 32 1.沿革 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 16 1.販売商品一覧 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 32 2.取締役・監査役 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 18 2.ご契約の流れ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 32 3.従業員等の状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 20 3.付加保険料の開示 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 33 4.経営の組織 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 20 5.資本金の推移 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 21 7 保険金・給付金のお支払い ・・・・・ 34 6.株式の総数 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 21 1.保険金・給付金の支払状況 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 34 7.株式の状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 21 2.支払事案の概要 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 35 8.主要株主の状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 21 3.支払不可事由該当事案の概要・・・・・・・・・・・・ 35 9.会計監査人の名称 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 21 ・・ 21 10.会計参与の氏名又は名称 ・・・・・・・・・・・・・・ 会社情報 会社情報 8 CSRの取組み ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 36 1.コーポレート・ガバナンスの状況 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 36 2 保険会社の主要な業務の内容 ・・・ 22 2.コンプライアンス体制の整備状況 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 37 1.主要な業務の内容 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・ 22 3.リスク管理体制の整備状況 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 37 2.経営方針 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・ 22 4.情報セキュリティ管理体制の整備状況 ・ ・ ・ ・ 37 3 2015年度経営指標等の報告・・・・ 23 1.主要業績・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 23 5.第三分野保険のストレステスト及び負債十 分性テストについて(保険業法第121条 第1項第1号の確認(第三分野保険に係る ものに限る。)の合理性及び妥当性)・ ・ ・ ・ ・ ・ 37 2.資産運用 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 24 6.お客さまの個人情報の保護 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 38 3.三利源の開示(基礎利益の内訳)・・・・・・・・・ 24 7.反社会的勢力への対応に関する基本方針・・ 38 4.ソルベンシー・マージン比率の開示 ・・・・・・ 26 8.公共福祉活動、厚生事業団活動の概況 ・ ・ ・ ・ 38 5.エンベディッド・バリュー(EV)の状況 ・ 27 4 直近事業年度における事業の概況 ・・ 30 5 お客さまとのコミュニケーション ・・ 30 1.ご契約者との集い ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 30 2.お客さまの相談・苦情への対応状況 ・・・・・・ 30 3.お客さまに対する情報提供 ・・・・・・・・・・・・・・ 31 4.商品に関する情報提供 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 31 5.営業職員・代理店教育・研修の概略 ・・・・・・ 31 15 1 会社の概況及び組織 1. 沿革 2006年 10月23日 あすかDBJ投資事業有限責任組合、マネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ 株式会社)から計1億円の出資を受け、生命保険準備会社「ネットライフ企画株式会社」を設立 2007年 5月 資本金10億1,000万円へ増資 9月 本社を東京都千代田区麹町二丁目14番地2へ移転 12月 資本金40億円へ増資 2008年 3月31日 資本金66億10万円へ増資 「ライフネット生命保険株式会社」に商号変更 4月10日 生命保険業免許取得 5月18日 営業開始 8月23日 第1回ご契約者との集いを開催 10月 1日 ウェブ系生命保険募集代理店チャネルを通じた販売を開始 11月21日 付加保険料率を全面開示 2009年 6月 1日 日本初となるモバイルサイトでの生命保険申し込み受付サービスを開始 8月 4日 保有契約件数1万件を突破 8月19日 日本最大級の保険比較サイト「保険市場」を運営する株式会社アドバンスクリエイトとの資本業務提携に合意 2010年 2月26日 生命保険では初の本格的な個人向け就業不能保険「働く人への保険」の販売を開始 8月25日 従業員の家族向けファミリーイベント「ライフネット・ファミリーDAY」を初めて開催 12月21日 保有契約件数5万件を突破 2011年 6月22日 12月 5日 ヨーロピアン・エンベディッド・バリュー(EEV)を開示 保有契約件数10万件を突破 2012年 16 1月16日 死亡保険の保有契約高1兆円を突破 3月14日 資本金104億7,820万円へ増資 3月15日 東京証券取引所マザーズに上場 6月24日 上場後初の定時株主総会を開催 6月28日 スマートフォンによる生命保険申し込みサービスを開始 10月 2日 医療費負担連動タイプの医療保険「じぶんへの保険プラス」(がん・先進医療保障付き)の販売を開始 11月12日 保有契約件数15万件を突破 会社情報 2013年 2月 1日 提携保険プランナーによる保険募集を開始 2月13日 保有契約者10万人を突破 3月29日 情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格「ISO27001」の認証を取得 4月25日 5月18日 Swiss Reinsurance Company Ltd と業務提携契約を締結 スマートフォンサイトを全面リニューアル 開業5周年 10月28日 定期死亡保険「かぞくへの保険」の保有契約件数が10万件を突破 12月 2日 韓国における合弁会社の教保ライフプラネット生命保険が開業 2014年 2月 3日 保険金・給付金を最短 2 日でお支払いできる環境を整備 2月12日 保有契約件数20万件を突破 3月25日 医療保険の給付金請求手続きがウェブサイトから24時間可能となる環境を整備 5月 2日 リニューアルした定期死亡保険「かぞくへの保険」、終身医療保険の新商品「新じぶんへの保険」、「新じぶんへ の保険レディース」の販売を開始 8月28日 人生と仕事とお金について考えるウェブメディア「ライフネットジャーナル オンライン」をオープン 2015年 1月 6日 電話での保険相談サービスの受付時間を拡大 4月 J.D. パワー「2015年生命保険契約満足度調査(募集編)」で業界同率No.1 4月 3日 契約時の必要書類をスマホなどで撮影し、ウェブサイトから提出可能となる環境を整備 4月20日 KDDI株式会社と資本業務提携契約を締結 5月22日 KDDI株式会社に対する第三者割当による新株発行により、資本金120億2,040万円へ増資 10月 コンタクトセンターとウェブサイトが「HDI問合せ窓口格付け」で最高評価3つ星を4年連続で受賞 11月 4日 同性パートナーを死亡保険金受取人として指定可能とする取扱いを開始 12月 オリコン日本顧客満足度ランキング「生命保険部門」で2年連続総合第1位を獲得 2016年 3月 1日 業界初、医療保険の給付金請求手続きがオンラインで完結 4月 週刊ダイヤモンド プロがお薦めする保険ランキング「就業不能・所得補償保険部門」で第1位を獲得 4月 5日 KDDI株式会社との協業により、「auの生命ほけん」の提供を開始 5月12日 新中期計画を開示 6月 1日 就業不能保険の新商品「働く人への保険2」の販売を開始 17 2. 取締役・監査役(男性11名、女性2名 取締役及び監査役のうち、女性比率15%) 役 職 名 氏 名 主な経歴 代表取締役会長 出 口 治 明 で ぐち はる あき 1972年 4月 1992年 4月 1995年 4月 1998年 4月 2003年 4月 2005年 6月 2006年10月 2011年 7月 2013年 6月 2016年 6月 日本生命保険相互会社入社 同社 ロンドン事務所長、ロンドン現地法人 社長 同社 国際業務部長 同社 公務部長 大星ビル管理株式会社 PFI担当 同社 取締役 ネットライフ企画株式会社(現 当社)代表取締役社長 当社 代表取締役社長執行役員 当社 代表取締役会長兼CEO執行役員 当社 代表取締役会長(現任) 代表取締役社長 岩 瀬 大 輔 いわ せ だい すけ 1998年 4月 2001年12月 2006年10月 2009年 2月 2011年 7月 2013年 6月 ボストン コンサルティング グループ入社 株式会社リップルウッド・ジャパン入社 ネットライフ企画株式会社(現 当社)取締役副社長 当社 代表取締役副社長 当社 代表取締役副社長執行役員 当社 代表取締役社長兼COO執行役員 株式会社ベネッセホールディングス 取締役 教保ライフプラネット生命保険株式会社(韓国)取締役(現任) 当社 代表取締役社長(現任) 2013年 9月 2016年 6月 取 締 役 副 社 長 執 行 役 員 にし だ まさ ゆき 西 田 政 之 1987年 4月 2000年 7月 2004年 9月 2006年 2013年 2015年 2016年 常 務 取 締 役 執 行 役 員 なか だ か ず こ 中 田 華 寿 子 はっ た ひとし 6月 2月 6月 1月 三洋証券株式会社入社 フランク・ラッセル・ジャパン株式会社(現 ラッセル・インベストメ ント株式会社) ディレクター 事業開発部門、ストラテジック・アライ アンス部門、マーケティング・コミュニケーション部門担当 マーサー・ヒューマン・リソース・コンサルティング株式会社(現 マーサー ジャパン株式会社)ディレクター クライアント・サービス部門担当 同社 取締役 クライアントサービス代表 同社 取締役 COO 当社 取締役副社長執行役員 当社 取締役副社長執行役員 営業本部長(現任) 6月 2月 1月 4月 2月 4月 7月 1月 電通ヤング・アンド・ルビカム株式会社入社 スターバックス コーヒー ジャパン株式会社 マーケティング・PRマネジャー 同社 広報室長執行役員 株式会社GABA マーケティング部 ディレクター 同社 マーケティング部門 部門長 常務執行役員 当社 マーケティング部長 当社 取締役 当社 常務取締役 当社 常務取締役執行役員 当社 常務取締役執行役員 チーフ・コミュニケーション・オフィサー(現任) 1987年 4月 1997年 1月 2001年 2005年 2006年 2008年 2009年 2011年 2011年 2016年 18 (2016年7月1日現在) 常 務 取 締 役 執 行 役 員 八 田 斎 1980年 4月 1995年 5月 2005年 8月 2007年 7月 2008年 7月 2010年 8月 2013年 7月 2014年10月 2016年 5月 2016年 6月 大蔵省(現 財務省)入省 日本貿易振興会チューリヒ事務所長 金融庁総務企画局企画課長 同庁監督局総務課長 財務省福岡財務支局長 厚生労働省政策評価審議官 財務省横浜税関長 一般社団法人金融先物取引業協会事務局長 当社 顧問 当社 常務取締役執行役員 チーフ・コンプライアンス・オフィサー(現任) 取 篠 しの 1965年 1993年 1998年 2001年 2005年 2008年 2010年 2013年 2015年 社団法人(現 公益社団法人)日本経済研究センター入社 お茶の水女子大学 生活科学部教授 日本銀行政策委員会審議委員 社団法人(現 公益社団法人)日本経済研究センター客員研究員(現任) 住友生命保険相互会社 社外監査役 国立大学法人お茶の水女子大学 名誉教授(現任) 人事院人事官 同院顧問(現任) 日本証券金融株式会社 取締役(現任) 株式会社小松製作所 監査役(現任) 国立大学法人島根大学 非常勤監事(現任) 当社 取締役(現任) 締 役 つか 塚 えい 英 こ 子 4月 4月 4月 4月 7月 3月 4月 5月 6月 2016年 4月 2016年 6月 氏 名 たか 伸 のぶ 1976年 2001年 2003年 2004年 2007年 2010年 2016年 4月 7月 7月 6月 6月 6月 6月 農林中央金庫入庫 同社 債券投資部長 同社 企画管理部長 同社 常務理事 同社 専務理事 農林中金全共連アセットマネジメント株式会社 代表取締役社長 当社 取締役(現任) 水 越 豊 ゆたか 1980年 2004年 2005年 2016年 2016年 4月 5月 1月 1月 6月 新日本製鐵株式会社入社 ボストン コンサルティング グループ シニア・ヴァイス・プレジデント 同社 日本代表 同社 シニア・パートナー・アンド・マネージング・ディレクター(現任) 当社 取締役(現任) アサガミ株式会社 取締役(現任) かつ 1989年 3月 2007年 4月 2008年 6月 2013年10月 2014年 4月 2014年12月 2015年 4月 2015年 6月 第二電電株式会社(現 KDDI株式会社)入社 同社 コンシューマ事業企画本部金融ビジネス部 副部長 株式会社じぶん銀行 取締役 KDDI株式会社 新規ビジネス推進本部 オープンプラットフォームビジネス部長 同社 新規ビジネス推進本部ビジネス統括部長 株式会社Gunosy 取締役(現任) KDDI株式会社 バリュー事業本部 金融・コマース推進本部長(現任) 当社 取締役(現任) 朝日生命保険相互会社入社 朝日生命インベストメントヨーロッパ 社長 朝日生命保険相互会社 常務取締役 朝日ライフアセットマネジメント株式会社 代表取締役社長 当社 常勤顧問 あすかアセットマネジメント株式会社 監査役(現任) 当社 常勤監査役(現任) 取 締 役 高 取 締 役 取 締 役 勝 みず い たに 谷 まさ 主な経歴 正 こし き 木 ひこ 彦 常 勤 監 査 役 伊 佐 誠 次 郎 せい じ ろう 1969年 1990年 2001年 2002年 2008年 2009年 2009年 監 査 役 伏 ふし やす 治 はる 1974年 4月 1998年 6月 2002年 1月 2004年 4月 2006年10月 2007年 1月 2012年 1月 2016年 1月 大蔵省(現 財務省)入省 同省主税局総務課長 常石造船株式会社 監査役 同社 代表取締役会長 ネットライフ企画株式会社(現 当社)監査役(現任) ツネイシホールディングス株式会社 代表取締役会長 同社 代表取締役会長兼社長 同社 特別顧問(現任) 監 査 役 増 いち 1988年 4月 第二東京弁護士会登録 アンダーソン・毛利・ラビノウィッツ法律事務所(現 アンダーソン・ 毛利・友常法律事務所)入所 ニューヨーク州弁護士登録 アンダーソン・毛利・友常法律事務所 パートナー(現任) あすかコーポレイトアドバイザリー株式会社 監査役(現任) ネットライフ企画株式会社(現 当社)監査役(現任) 株式会社ブリヂストン 監査役 同社 取締役(現任) 株式会社マーキュリアインベストメント 監査役(現任) ます さ とも 朋 み 見 だ 田 泰 けん 健 一 4月 4月 4月 4月 7月 1月 6月 1993年 9月 1997年 1月 2006年11月 2007年 5月 2011年 3月 2016年 3月 2016年 5月 監 査 役 かわ い ただす 河 相 董 1964年 4月 2003年 6月 2004年 8月 2007年 5月 2009年 6月 2011年 2月 会社情報 役 職 名 ソニー株式会社入社 同社 業務執行役員上席常務 マネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現 マネックス グループ株式会社)常勤監査役 ネットライフ企画株式会社(現 当社)監査役(現任) マネックスグループ株式会社 取締役 マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社 取締役会長 (注)篠塚英子、高谷正伸、水越豊、勝木朋彦の各氏は、社外取締役です。 伏見泰治、増田健一、河相董の各氏は、社外監査役です。 19 3. 従業員等の状況 (1)従業員の在籍・採用状況 区 分 2014年度末 在籍数 2014年度 採用数 2015年度末 在籍数 2015年度 採用数 2014年度末 平均年齢 2015年度末 平均勤続年数 平均年齢 平均勤続年数 100名 21名 121名 32名 39.0歳 4.0年 38.4歳 3.6年 (男 性) 60 9 64 12 40.1 4.3 39.2 4.2 (女 性) 40 12 57 20 37.4 3.6 37.4 3.0 - - - - - - - - 内勤職員 営業職員 (注)当社には総合職・一般職の区分はありません。従業員には、正社員に加え、契約社員を含んでおります。また、当社からの出向者を含み、他社からの出向者を含んでおり ません。なお、当社はインターネットを主な販売チャネルとしており、営業職員は在籍しておりません。 (2)平均給与月額(内勤職員) (単位:千円) 区 分 2015年3月 2016年3月 内勤職員 562.3 517.1 (注)平均給与月額は税込定例給与であり、賞与及び時間外手当を含んでおりません。 (3)平均給与月額(営業職員) 該当事項はありません。 4. 経営の組織 (1)組織図 (2016年7月1日現在) 株 主 総 会 監 査 役 会 監 査 役 会 事 務 局 コンプライアンス委員会 リ ス ク 管 理 委 員 会 取 取 締 締 役 役 会 アドバイザリーボード※3 支 会 長 委員会 ※2 保 険 計 理 人 A 払 L 委 員 会 M※4 委 員 会 資 産 運 用 委 員 会 執 行 役 員 会 取 締 役 社 チーフ・コンプライアンス・ オフィサー ※1 チーフ・コミュニケーション・ オフィサー 医 長 ※1 2 3 4 5 長 経営戦略本部 コーポレート本部 営 業 本 部 お客さまサービス本部 システム戦略本部 経営企画部 経 理 部 マーケティング部 お客さまサービス部 システム企画部 数 理 部 商品開発部 数 理 部 お申し込み 数 理 部 サポート部 数 険理金 部 保 システム運用部 数 理 部 人事総務部 事業開発部 人事総務部 コンタクト センター 人事総務部 事務企画部 法 務 部 財務企画部 法 務 部 法 務 部 営業企画部 リスク管理部 法 務 部 法 務 部 代理店推進部 シ ス テ ム 委 員 会 プロジェクト推進室 監 査 全社的なコンプライアンス強化の観点から、チーフ・コンプライアンス・オフィサーを置き、法務部と連携してコンプライアンスを統括しております。 社内外の叡智を結集し、経営上重要な事項に対し有益な助言を得ることを目的として、各種委員会を設置しております。 経営全般に対する大所高所からのアドバイスを確保するため、社外の有識者からなるアドバイザリーボードを組織しております。 Asset Liability Management(資産・負債の総合管理)。 内部統制の観点から、監査部(内部監査部門)は、監査役会・会計監査人と連携しております。 (2)店舗網一覧 当社はインターネットを主な販売チャネルとしていることから、店舗を有しておりません。 20 マーケティング委員会 部 ※5 5. 資本金の推移 年 月 日 増 (減) 資額 (単位:百万円)(2016年3月31日現在) 増 (減) 資後資本金 - 摘要 50 設立 会社情報 2006年10月23日 2007年 5月21日 750 800 増資 2007年 5月31日 210 1,010 増資 2007年12月26日 2,990 4,000 増資 2008年 3月31日 2,600 6,600 増資 2012年 3月14日 3,878 10,478 増資 6 10,484 新株予約権の行使 15 10,500 新株予約権の行使 1,520 12,020 増資 2012年 4月 1日〜2013年 3月31日 2013年 4月 1日〜2014年 3月31日 2015年 5月22日 6. 株式の総数 (2016年3月31日現在) 発 行 可 能 株 式 総 数 発 行 済 株 7. 株式の状況 (1)発行済株式の種類等 株 式 主 100,000,000株 数 50,175,000株 数 8,536名 発行済株式 (2)大株主 総 (2016年3月31日現在) 種 類 発 行 数 内 容 普通株式 50,175,000株 - (2016年3月31日現在) 当社への出資状況 株 主 名 持株数(株) 持株比率(%) KDDI株式会社 8,000,000 15.94 JP MORGAN CHASE BANK 380634 5,683,900 11.32 あすかDBJ投資事業有限責任組合 5,683,800 11.32 三井物産株式会社 4,800,000 9.56 株式会社セブン・フィナンシャルサービス 3,250,000 6.47 立花証券株式会社 1,900,200 3.78 株式会社新生銀行 1,625,000 3.23 CBNY-GOVERNMENT OF NORWAY 1,441,000 2.87 株式会社リクルートホールディングス 1,250,000 2.49 株式会社朝日ネット 1,102,900 2.19 34,736,800 69.23 計 (注)当社が業務提携契約を締結しているSwiss Reinsurance Company Ltdから、2013年5月2日付けの大量保有報告書の写しの送付があり、2013年4月25日時点で、 5,683,900株を取得した旨の報告を受けておりますが、株主名簿の記載に基づき、名称を記載しておりません。 8. 主要株主の状況 (2016年3月31日現在) 名称 主たる営業所 又は事務所の所在地 資本金又は出資金 事業の内容 設立年月日 株式等の総数等に 占める所有株式等の割合 KDDI株式会社 東京都新宿区 141,852百万円 電気通信事業 1984年6月1日 15.94% 9. 会計監査人の名称 (2016年6月15日現在) 有限責任 あずさ監査法人 指定有限責任社員 平栗 郁朗 森本 洋平 10. 会計参与の氏名又は名称 該当事項はありません。 21 2 保険会社の主要な業務の内容 1. 主要な業務の内容 当社は、相互扶助という生命保険の原点に戻り、「正直に経営し、シンプルで、わかりやすく、安くて便利な商品・サービスの 提供を追求する」という理念のもと 2006 年 10 月 23 日に設立された、インターネットを主な販売チャネルとする直販型の生命 保険会社です。保険業法に基づく免許・認可を得て 2008 年 5 月 18 日より営業を開始し、生命保険事業を営んでおります。主な 事業内容は以下のとおりです。なお、当社は生命保険事業の単一セグメントとなっております。 (1)保険引受業務 生命保険業免許に基づき、人の生存又は死亡に関して一定額の保険金等を支払うことを約し保険料を収受する保険の引受業務を 営んでおります。 (2)資産運用業務 保険業法、同法施行規則に定めるところにより、生命保険の保険料として収受した金銭その他の資産の運用業務を営んでおります。 2. 経営方針 当社は、経営理念を「ライフネットの生命保険マニフェスト」として公表しております。 URL: http://www.lifenet-seimei.co.jp/profile/manifesto/ 当社は、今後の事業環境として、年間の保険料収入が40兆円を超える大きな生命保険市場において、インターネットチャネルの 加入意向割合は10%程度あることに加え、近年の海外における生命保険会社のネット活用の動向から、ネット生保市場は直近の成 長は鈍化しているものの、長期的に大きな成長余地があると見込んでいます。 前中期計画における課題や今後の事業環境を受け、当社が今後も着実な成長を実現するために、以下のとおり、2018年度までの 新中期計画を策定しました。 新中期計画の骨子 2018年度 経営目標 経常収益135億円 経常損益の黒字化 事業戦略 1.「インターネット直販」、「KDDI(提携専属代理店)」、「対面代理店」を柱に 2.全てのチャネルにおいて、独自の顧客価値を継続的に創出 3.将来への投資や研究開発の努力 組織戦略 「変化」、「挑戦」、「一体感」 内部管理態勢 事業戦略を支えるリスク管理・顧客保護態勢の高度化 (1)「インターネット直販」、「KDDI(提携専属代理店)」、「対面代理店」を柱に 前中期計画にて構築したパートナーシップを最大限活用し、「インターネット直販」に加えて、「KDDI(提携専属代理店)」 と 「対面代理店」を柱とし、それぞれのチャネルにあった商品・サービスを提供することで、2018年度において当社の過去最高で ある6万件以上の新契約件数の獲得を目指します。 (2)全てのチャネルにおいて、独自の顧客価値を継続的に創出 競合他社との同質化を回避するため、マニフェストに基づき、独自のチャレンジとテクノロジーを活用するとともに、全てのチャ ネルにおいて、他の生命保険会社と差別化された独自の顧客価値を継続的に創出することを目指します。 (3)将来への投資や研究開発の努力 既存事業に対して必要な投資を行いながら、将来の成長を実現するための計画的な投資や事業開発に、一定の経営資源を継続的に 活用することに努めます。 また、内部管理において、事業戦略を支えるリスク管理・顧客保護態勢の高度化の基盤を作ることを目指します。 以上の計画を実現するため、業務執行体制の強化を目的として、新中期計画に先行して2016年1月に組織改定を行い、執行役員 が本部長を務める本部制を導入しました。この本部制を核とし、闊達なコミュニケーションを通じて、一体感を醸成するとともに、 時代の流れやお客さまのニーズに対応するための変化を恐れず、特徴ある生命保険会社としての挑戦を続けることで、新たな経営目 標の達成に向けて、着実に歩みを進めます。 22 3 2015年度経営指標等の報告 会社情報 1. 主要業績 2015年度の新契約件数は、前事業年度比89.9%の25,150件、新契約の年換算保険料は前事業年度比89.5%の1,170百万円と なりました。2015年度末時点の保有契約件数は、前事業年度末比104.7%の225,534件、保有契約の年換算保険料は、前事業年 度末比106.5%の9,342百万円となりました。 (単位:百万円) 新契約の状況 新契約件数 新契約金額(新契約高) 年換算保険料 うち医療保障・生前給付保障等 保有契約の状況 保有契約件数 定期死亡保険 終身医療保険 定期療養保険 就業不能保険 保有契約金額(保有契約高) 年換算保険料 うち医療保障・生前給付保障等 保有契約者数 収支の状況 経常収益 2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 60,725件 60,685件 46,237件 27,982件 25,150件 487,141 448,728 309,710 228,951 173,469 2,468 2,409 1,707 1,307 1,170 1,177 1,204 895 668 652 2011年度末 2012年度末 2013年度末 2014年度末 2015年度末 118,040件 169,312件 202,963件 215,403件 225,534件 66,606件 37,305件 - 14,129件 90,407件 52,942件 4,968件 20,995件 104,604件 61,700件 12,504件 24,155件 112,420件 65,666件 11,870件 25,447件 117,626件 67,999件 11,132件 28,777件 1,105,302 1,480,395 1,702,381 1,831,081 1,906,269 4,870 6,875 8,077 8,774 9,342 1,992 2,992 3,613 3,934 4,241 75,622人 103,816人 121,745人 131,319人 140,301人 2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 3,773 5,976 7,603 8,729 9,387 3,720 47 5 5,915 51 9 7,537 57 7 8,493 124 112 9,117 259 10 4,461 5,999 9,861 10,262 9,863 410 575 1,196 1,324 1,287 1,130 1,603 3,072 3,566 3,824 0 0 0 0 0 事業費 3,984 4,976 4,131 3,815 3,239 その他経常費用 1,041 1,544 1,461 1,554 1,510 保険料等収入 資産運用収益 その他経常収益 経常費用 保険金等支払金 責任準備金等繰入額 資産運用費用 △ 2,106 △ 2,701 - - - 経常損失(△) 保険業法第113条繰延額 △ 687 △ 23 △ 2,258 △ 1,532 △ 475 当期純損失(△) △ 900 △ 126 △ 2,194 △ 1,624 △ 429 基礎利益 △ 391 244 △ 2,089 △ 1,484 △ 450 △ 2,184 △ 1,664 △ 1,198 △ 472 584 (参考)保険業法第113条 繰延資産考慮前経常損益 財政状態 2011年度末 2012年度末 2013年度末 2014年度末 2015年度末 総資産 18,861 20,450 21,188 23,387 30,317 純資産 16,159 16,071 13,935 12,487 15,423 3,499.1% 2,266.0% 1,922.2% 2,244.7% 2,805.5% ソルベンシー・マージン比率 (注)1. 個人保険の件数は主契約の件数であり、第三分野保険(医療保障・生前給付保障等)を含みます。また、個人保険の金額は死亡保障額の合計であり、第三分野保険の保 障額を含みません。 2. 年換算保険料とは、1回あたりの保険料について保険料の支払方法に応じた係数を乗じ、1年あたりの保険料に換算した金額です。 なお、当社商品の保険料は全て月払いのみとなっているため、1回あたりの保険料に単純に12を乗じたものを年換算保険料とした場合、2015年度末の保有契約の年 換算保険料は9,377百万円、2015年度の新契約の年換算保険料は1,189百万円となります。 23 2. 資産運用 (1)運用実績の概況 当事業年度末の総資産は 30,317 百万円(前事業年度末 23,387 百万円)、このうち、預貯金、買入金銭債権、金銭の信託に有 価証券を加えた運用資産残高は 26,837 百万円(前事業年度末 18,847 百万円)となりました。また、当事業年度における資産運 用収益は 259 百万円(前事業年度 124 百万円)、利回りは 1.09%(前事業年度 0.73%)となりました。当事業年度末の保有債 券の修正デュレーションは、長期債への投資により、前事業年度末の 10.2 年に対して 13.6 年となりました。 当事業年度においても、引き続き、国債等の高格付けの公社債などの円金利資産を中心とした運用を継続しました。保有契約件数 の増加に伴い責任準備金が増加したため、長期債への投資を増加させるとともに、2015 年 5 月に実施した KDDI 株式会社を割当 先とする増資資金についても円金利資産で運用しております。前事業年度にリスク分散の観点から投資を開始した金銭の信託での外 国債券への投資については、下半期に入り投資環境が不透明になったことから全て売却を行いました。なお、株式は、資本業務提携 を目的として従来から保有している当社の保険募集代理店である株式会社アドバンスクリエイトの株式及び韓国の教保生命保険株式 会社と合弁で設立した教保ライフプラネット生命保険株式会社の株式のみを保有しています。 (2)運用環境について グローバルに跛行色の強い動きとなりました。米国では雇用も堅調で 2015 年 12 月にリーマン・ショック以降初の利上げが実施 されましたが、中国経済の減速や原油価格下落から、日・欧では引き続き金融緩和色の強い動きとなりました。エマージング諸国か らは資本流出が顕著となりました。 主要国の株価は、変動率は高かったものの 2015 年12月末までは比較的堅調な推移をしておりましたが、年明け以降は下落に転じ、 為替市場でも過去数年継続してきたドル高基調からの反動安の動きとなりました。 債券市場では日銀による金融緩和策が継続したことから、国内債券金利は超低金利の中でジリ安傾向を辿りましたが、資本市場の 不透明な状況により2016 年 2 月半ばから、日銀当座預金金利の一部をマイナスに引き下げるとの発表以降、金利は全年限にわたっ て低下が加速し 10 年債がマイナス水準にまで低下しました。 事業年度を通じては、10 年国債利回りが前事業年度末 0.40%程度から当事業年度末 マイナス 0.05%程度に低下しました。日経 平均株価は前事業年度末 19,200 円台から当事業年度末 16,700 円台、ドル円は前事業年度末 120 円台から当事業年度末 112 円台 となりました。 3. 三利源の開示(基礎利益の内訳) (1)利源分析の考え方 生命保険料の計算は、予定発生率(死亡率、入院率など)、予定事業費率(付加保険料部分)、予定利率の3つに基づいております。 これらの「予定」と実績との差によって生命保険会社の利益(基礎利益)が生じていると考え、それぞれの差分を算出することによっ て、基礎利益がどのような要因から生じているのかを明らかにするのが利源分析の考え方です。 危険差益(差損) 想定した保険金・給付金の支払額(予定発生率)と実際に発生した支払額との差 費差益(差損) 想定した事業費(予定事業費率)と実際の事業費支出との差 利差益(差損)又は順ざや(逆ざや) 想定した運用収益(予定利率)と実際の運用収益との差 (2)基礎利益の内訳(三利源) (単位:百万円) 基礎利益 基礎利益 ① 危険差益 費差損(△) 利差益(順ざや額) 2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 △391 244 △2,089 △1,484 △450 490 1,437 1,141 1,777 2,100 △919 △1,219 △3,234 △3,282 △2,595 37 27 3 19 43 キャピタル損益 ② - - - 3 64 臨時損益 ③ △295 △268 △169 △50 △89 経常損失(△) ④ (=①+②+③) △687 △23 △2,258 △1,532 △475 特別損益・法人税等 ⑤ △212 △103 63 △91 46 当期純損失(△) ⑥ (=④+⑤) △900 △126 △2,194 △1,624 △429 (注)当社の利源分析は、保険数理上合理的な方法を採用しておりますが、具体的な計算方法は他の保険会社と異なることがあります。当社では保険料の内訳計算等について 5 年チルメル式を採用し、解約・失効による利益(解約失効益)は、費差損益に含めます。 24 (単位:百万円) (3)利源分析の計算(図解) 2015年度 損益計算書 経 常 収 益 保険料等収入 (9,117) 保険料 ( 9,007) 再保険収入 (110) 常 費 用 付加保険料 再保険収入 利息配当収入等 その他 経常収益 その他経常収益 (10) 保険金・給付金 (1,078) 経 純保険料 資産運用収益 (259) 保険金等支払金 (1,287) 再保険料 (209) 責任準備金等繰入額 (3,824) 再保険料 責任準備金等 の変動 責任準備金 の変動 予定利息 支払利息等 事業費 (3,239) 事業費 その他経常費用 (1,510) その他 経常費用 危険差益 (2,100) 当期純損失 (△429) 費差損 (△ 2,595) 有価証券 売却損 キャピタル 損益 (64) 経常損失 (△475) 法人税等合計 (△49) 有価証券 売却益等 保険金・給付金 資産運用費用 (0) 特別損失 (3) 会社情報 (単位:百万円) 利源分析 利差益 (43) 危険準備金 危険準備金 繰入額 繰入 臨時損益 (△89) 特別損失 (3) 法人税等合計 (△49) 当期純損失 (△ 429) (注)金額微少の項目については、一部省略しております。 *1. 保険料のうち、当年度の保険金等の支払いに充てられる「危険保険料」と、将来の支払いに備えて保険料積立金の積み 立てに充てられる「貯蓄保険料」からなります。 *2. 保険料のうち、会社の事業費などの支出に充てられる部分です。 *3. 支払備金の繰入額、保有契約の保険料積立金の純増加分( 「貯蓄保険料」 で賄われる)及び死亡契約などで支払いに充てるた めに取り崩される分などからなります。 *4. 契約の解約・失効により、積立てを要しなくなったため取り崩される保険料積立金です。 *5. 保険料積立金の計算にあらかじめ織り込まれている利息分です。 *6. 金額微少の項目については、一部省略しています。 25 4. ソルベンシー・マージン比率の開示 (1)2015 年度末のソルベンシー・マージン比率 2015 年度末のソルベンシー・マージン比率は、前事業年度末に比べ増加し、2,805.5% となりました。これは、主に KDDI 株式 会社を割当先とする第三者割当増資によるものです。 (2)ソルベンシー・マージン(支払余力)の考え方 ソルベンシー・マージン比率とは、大災害や株式市場の暴 落など、通常の予測の範囲を超えて発生するリスクに対応で きる「支払余力」を有しているかどうかを判断するための経 営指標・行政監督上の指標の一つです。具体的には、純資 産などの内部留保と有価証券含み益などの合計(ソルベン シー・マージンの総額 = 支払余力)を、定量化した諸リスクの 合計額で除して求めます。 なお、ソルベンシー・マージン比率が 200% 以上であれば、 行政監督上、健全性に係るひとつの基準を満たしているとさ れます。 ソルベンシー・マージン (支払余力) の考え方 保険料積立金等 予め想定の上、 保険料を積立て 支払余力(ソルベンシー・マージン) 自己資本・準備金等 (資本金等、価格変動準備金、危険準備金等) 予測を超える リスクへの備え 金利の急激な低下 運用環境の急激な悪化 (株式市場の暴落) ● 災害等による保険金・給付 金支払いの増加 など ● 通常の予測の範囲 通常の予測を 超えるリスク ● (3)ソルベンシー・マージン比率の計算(2015 年度末) (単位:百万円) ソルベンシー・マージン比率 (2,805.5%) 預貯金等 (734) 買入金銭債権 (1,999) = ソルベンシー・マージン総額 (19,301) 有価証券 (23,067) 有形固定資産 (72) 無形固定資産 (437) ( (R1+R8)2+(R2+R3+R7)2+R4 ) ÷2 繰延税金負債 (その他有 価証券に係る分を除く) (172) R1:保険リスク(1,016) 支払備金 (357) 死亡率の変動リスク (保有契約金額に基づき計算) 責任準備金 (13,551) R8:第三分野の保険リスク(248) 第三分野に関する発生率 (入院率など) の変動リスク 保険料積立金等 余剰部分(4,529) R2:予定利率リスク(1) 価格変動準備金 (12) その他有価証券に係る 繰延税金負債 (206)※1 その他有価証券 評価差額金 (531)※1 責任準備金の算出の基礎となる予定利率を確保でき なくなるリスク 価格変動準備金や危 険準備金などの資本 性の高い負債を加算 資本金等 ( 12,712 ) 純資産 (15,423) R7:最低保証リスク(-) 変額年金などで最低保証のある商品に関するリスク R3:資産運用リスク(397) 【信用リスク】 :与信先の財務状況の悪化等により、資 産価値が低下するリスク 【価格変動等リスク】 :株式や債券等の市場価格が下 落することにより損失を被るリスク その他の資産 (2,969) 保険業法第113条 繰延資産 (2,120) 保 険 業 法 第113条 繰 延資産を純資産より 控除 R4:経営管理リスク(49) 他の5つのリスクの金額の合計の3%(当社の場合) ・繰延ヘッジ損益(税効果控除前) ) ×90% (マイナスの場合100%) ※1(その他有価証券の評価差額(税効果控除前) 26 リスクの合計額÷2 (1,375÷2) その他の負債 (569) 危険準備金(1,307) 金銭の信託 (1,035) ÷ 5. エンベディッド・バリュー(EV)の状況 会社情報 (1)エンベディッド・バリューの考え方 エンベディッド・バリュー(以下、 「EV」 )は、生命保険会社の企業価値・業績評価指標の一つであり、貸借対照表に基づく「修正 純資産」と、保有契約から見込まれる将来のキャッシュ・フロー等に基づく「保有契約の将来利益現価」の合計として計算します。 生命保険契約は一般に、長期間にわたり平準的に保険料を収受する一方、契約前後の短期間に広告宣伝費・契約査定費用等が集中 的に支出されるため、収益と費用の発生するタイミングが一致せず、契約を獲得してから会計上の利益が生ずるまでに時間を要する という特性があります。このことが、生命保険事業を単年度の収支で評価することを難しくしているため、生命保険会社において は EV を開示することが、経営状態への理解を高める上で有益であると考えられております。なお、当社は、ヨーロッパやカナダ、 日本において主要な大手生命保険会社を中心として広く採用されているヨーロピアン・エンベディッド・バリュー(以下、「EEV」) を採用しております。 生命保険会社の収支イメージ 生命保険会社の収支イメージ 先行費用の発生 収益の発生 契約 成立 … 時間 販売手数料、広告宣伝費、引受査定、 書類送付など契約初期に大きな費用が発生 EV、新契約価値のイメージ アプレイザル・バリュー(AV) (成長可能性の評価) 保 険 料 等 収 入 保 険 金 等 支 払 将来の 新契約価値 初 期 費 用 運 営 ・ 管 理 費 用 変 動 リ ス ク 他 エンベディッド・ バリュー (EV) 新契約価値 (単年度) 保有契約の 将来利益現価 修正純資産 保有契約の将来利益現価: 保有契約価値から生じる将来の税 引後利益を現在価値に戻した額 修正純資産: 貸借対照表上の純資産に、資本性 負債(価格変動準備金等、税引後) を加算する等の調整を加えた額 27 (2)EEV 当社のEEV及び新契約価値は以下のとおりです。 EEV (単位:百万円) 2011年度末 EEV 修正純資産※1 保有契約の将来利益現価※2 確実性等価将来利益現価 オプションと保証の時間価値 2012年度末 2013年度末 2014年度末 22,907 25,248 2015年度末 18,547 18,746 30,578 13,425 12,078 11,075 11,095 16,086 5,122 6,668 11,831 14,152 14,492 11,147 15,425 21,598 28,488 32,334 - - - - - 必要資本維持のための費用 △95 △121 △157 △126 △60 非市場性リスクに係る費用 △5,930 △8,635 △9,609 △14,209 △17,781 ※1 修正純資産は、生命保険会社の資産の時価から責任準備金及びその他の負債の時価を控除した額として定義され、その価額は株主に帰属する価値と考えられます。具体的 には、貸借対照表上の純資産の合計額と負債中の内部留保及び時価評価されていない資産・負債の含み損益などの合計として計算されます。 2 保有契約の将来利益現価は、一定の前提の下で、評価日(2016年3月31日)時点の保有契約から将来見込まれる株主に分配可能な税引後利益を評価日における現在価値 に換算したものです。 新契約価値 新契約価値は、当期中に新契約を獲得したことによる EV への影響を表したもので、2015 年度末における EEV と同一の前提を使用 して計算しております。また、新契約価値における新契約とは、2015 年度中に新たに成立した生命保険契約のことをいい、将来獲 得する新契約を含みません。新契約価値における修正純資産とは、契約成立時点から 2015 年度末までに発生した新契約に係る損益 (保険料収入や事業費の影響等)を表しております。新契約価値の内訳は以下のとおりです。 (単位:百万円) 2011年度 新契約価値 修正純資産 将来利益現価 確実性等価将来利益現価 オプションと保証の時間価値 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 788 127 620 89 △52 △2,192 △2,582 △1,962 △1,564 △1,086 2,981 2,710 2,582 1,653 1,033 5,788 5,473 4,330 3,692 3,027 - - - - - 必要資本維持のための費用 △45 △38 △28 △19 △7 非市場性リスクに係る費用 △2,761 △2,724 △1,720 △2,019 △1,986 新契約の保険料収入の現在価値に対する新契約価値の比率(新契約マージン)は次のとおりです。 (単位:百万円) 2011年度 ①保険料収入現価 ②新契約価値 新契約マージン(②/①) 28 34,393 2012年度 34,153 2013年度 23,980 2014年度 20,367 2015年度 19,025 788 127 620 89 △52 2.3% 0.4% 2.6% 0.4% △0.3% 会社情報 (参考)新契約価値(均衡事業費ベース) EEV及び前ページの新契約価値の計算に用いた事業費の前提について、1件あたりの事業費が保有契約の増加に伴って逓減 し、開業10年目(2017年度)に均衡に達するものとしております。契約獲得時から均衡水準にあるものとして計算した場合(均 衡事業費ベース)の新契約価値は、以下のとおりになります。 (単位:百万円) 2011年度 新契約価値(均衡事業費ベース) 修正純資産 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 1,692 709 838 152 △43 △1,769 △2,322 △1,856 △1,537 △1,081 3,462 3,032 2,694 1,689 1,037 6,270 5,795 4,442 3,720 3,031 - - - - - 将来利益現価 確実性等価将来利益現価 オプションと保証の時間価値 必要資本維持のための費用 △45 △38 △28 △19 △7 非市場性リスクに係る費用 △2,761 △2,724 △1,720 △2,010 △1,986 また、均衡事業費ベースの新契約マージンは、次のとおりになります。 (単位:百万円) 2011年度 ①保険料収入現価 2012年度 34,393 ②新契約価値(均衡事業費ベース) 新契約マージン(②/①) 34,153 2013年度 23,980 2014年度 2015年度 20,367 19,025 1,692 709 838 152 △43 4.9% 2.1% 3.5% 0.8% △0.2% (3)前提条件を変更した場合の影響(感応度) 前提条件を変更した場合のEEVへの影響額は以下のとおりです。感応度は、一度に1つの前提のみを変化させることとしており、 同時に2つの前提を変化させた感応度の影響は、それぞれ単独に前提を変化させた感応度を2つ合計したものと計算結果が異なる可 能性があることに留意ください。なお、責任準備金は日本の法令に基づいて計算されますので、各感応度計算においては、評価日時 点の責任準備金は変わりません。 (単位:百万円) 2016年3月末の EEVの変動 2016年3月末におけるEEV及び新契約価値 30,578 新契約価値の 変動 変化率 - 変化率※1 △52 - 感応度1a(金利 1.0%上昇) 1,650 5.4% 509 964.8% 感応度1b(金利 1.0%低下) △2,454 △8.0% △531 △1,005.5% 感応度1c(金利 0.5%上昇) 990 3.2% 286 542.8% 感応度1d(金利 0.5%低下) △1,952 △6.4% △431 △815.7% 感応度1d’ (金利 0.5%低下、下限なし) △1,424 △4.7% △368 △697.6% 601 2.0% 90 170.8% - - 529 1,001.9% 感応度1e(金利に国債利回りを使用) 感応度1 f (金利2015年3月末)(新契約価値のみ) 感応度2(株式・不動産価値 10%下落) 感応度3(事業費率 10%減少) 感応度4(解約失効率 10%低下) 感応度5(生命保険の保険事故発生率 5%低下) 感応度6(年金保険の死亡率 5%低下) 感応度7(必要資本を法定最低水準に変更) △73 △0.2% - - 1,916 6.3% 205 389.4% △2,167 △7.1% △298 △564.0% 4,094 13.4% 400 758.8% - - - - 46 0.2% 5 10.9% ※1 新契約価値の変化率は、変動額がプラスの場合はプラス、マイナスの場合はマイナスを表示しています。 (4)注意事項 EVの計算においては、リスクと不確実性を伴う将来の見通しを含んだ前提条件を使用するため、将来の実績がEVの計算に使用し た前提条件と大きく異なる場合があります。上記の理由により、 EVの使用にあたっては、 充分な注意を払っていただく必要があります。 EVの算出にあたり、保険数理に関する専門的知識を有する第三者機関(アクチュアリーファーム)に、前提条件や計算方法等につ いて検証を依頼し、意見書を受領しております。当該意見書及びEVの詳細については、当社ウェブサイト掲載のニュースリリースを ご参照ください。 29 4 直近事業年度における事業の概況 以下のページをご参照ください。 会社情報 □ 1 会社の概況及び組織 1. 沿革(P.16) 会社情報 □ 3 2015年度経営指標等の報告(P.23) ● ● 5 お客さまとのコミュニケーション 1. ご契約者との集い 当社は、インターネットを主な販売チャネルとしながらも、お客さまにとって「顔の見える企業」であり続けたいと考えております。 そのひとつの方法として、 「ふれあいフェア」の名称で、定期的にご契約者との集いを開催し、経営状況や新しいサービスなどにつ いてお伝えするとともに、保険商品・サービスに関するご契約者の声を聞かせていただき、経営に役立てております。 2015年度(2016年3月期)は、2015年7月、9月、11月、2016年3月の計4回、 「ふれあいフェア」を開催し、100名のご契約 者、そのご家族やご友人にご参加いただきました。 開催日 名 称 2015年 7月12日 参加者数 第25回 ふれあいフェア(札幌) 10名 2015年 9月 6日 第26回 ふれあいフェア 14名 2015年11月24日 第27回 ふれあいフェア 39名 2016年 3月 5日 第28回 ふれあいフェア 37名 2. お客さまの相談・苦情への対応状況 (1)相談・苦情の受け付け状況 2015年度に、当社に寄せられた総相談件数は、58,975件、苦情件数は927件となりました。 当社は、 「お客さまの声」を、当社の保険商品・サービスをお客さまにとってより魅力あるものにしていくための貴重な経営資源 としてとらえ、コンタクトセンターを中心に全社的に収集・管理・分析の上、サービスの継続的改善とお客さま満足度の向上を図る ことを目的として日々の事業運営に反映しております。 当社ウェブサイト上の「お客さまのご意見に対する取り組み」では、 「お客さまの声」の継続的な開示に加え、他のお客さまの要 望への賛同や、当社の対応への評価を行うことができます。 URL: http://www.lifenet-seimei.co.jp/profile/satisfaction/latest/ (2)お客さまの相談・苦情件数 お客さまからいただいた相談件数及び苦情件数は以下のとおりです。 (単位:件) 項 目 総相談件数 2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 72,001 69,761 63,624 58,373 58,975 488 607 1,154 883 927 苦情件数 (3)お客さまの苦情の項目別内訳 お客さまからいただいた苦情の項目別内訳は以下のとおりです。 (単位:件) 項 目 2011年度 新契約関係 収納関係 2013年度 2014年度 2015年度 409 710 504 474 30 47 99 90 133 保全関係 24 30 101 103 113 保険金・給付金関係 17 48 76 70 93 その他 84 73 168 116 114 488 607 1,154 883 927 計 (注)生命保険協会の苦情分類に基づくものです。 30 2012年度 333 お客さまの声 対応状況 「 本 人 確 認 書 類 な ど、 申 し 込 み の 際 の 必 要 書 類 を コ ピ ー す るのが手間である。」 ▲ 契約時の必要書類をスマートフォンなどで撮影し、画像を アップロードして、マイページから提出できる環境を整備しま した。 ▲ ご契約者宛に書面でお送りする「ライフネット生命レター」 に、給付金の請求の流れを掲載し、マイページでも電話で も、給付金請求の連絡が可能であることをお伝えしていま す。 ▲ 定期死亡保険「かぞくへの保険」の死亡保険金受取人の指定 範囲を拡大し、一定の条件のもと、同居の同性のパートナー も指定できるよう取扱いを変更しました。 ▲ 一部の医療保険の給付金請求において、必要書類をスマート フォンなどで撮影し、マイページから提出できるサービスを 開始しました。 「給付金の請求もインターネット経由になるのか。高齢になっ たときに手続きがスムーズにできるのか心配だ。」 「同居の同性のパートナーを保険金受取人として指定できるよ うにしてほしい。」 「給付金請求の書類をウェブサイトで提出できるようにしてほ しい。」 会社情報 (4)「お客さまの声」への対応事例 当社では、お寄せいただいた「お客さまの声」を日々、経営改善や業務改善に役立てております。2015年度の主な「お客さまの 声」への対応事例は以下のとおりです。 (5)金融 ADR 制度 ADRとは、身の回りで起こるトラブルを、裁判ではなく、中立・公正な第三者に関わってもらい、適切な解決を図る手続きです。 生命保険業界では、一般社団法人生命保険協会が、お客さまと生命保険会社との間の紛争解決を図る指定紛争解決機関として金融 庁から指定され、2010年10月1日より業務を行っております。 例えば、お客さまが給付金支払いで生命保険会社に苦情申し立てをしたものの解決に至らなかった場合、今までは訴訟を起こす必 要があり、多くの「手間」「時間」「費用」がかかることから、訴訟を躊躇することも考えられます。しかし、この金融 ADR 制度を 利用すれば、中立・公正な立場の第三者機関の支援を受け、「無料」かつ「迅速」に紛争解決を行えるというメリットがあります。 (注)当社は、一般社団法人生命保険協会との間で、紛争解決等業務に関する契約を締結しております。 指定紛争解決機関 ご連絡先 一般社団法人 生命保険協会 生命保険相談所:http://www.seiho.or.jp/contact/about/ 連 絡 所 一 覧:http://www.seiho.or.jp/contact/about/list/ (注)電話・文書 (電子メール・ FAXは不可) ・来訪により生命保険に関するさまざまな相談・照会・苦情をお受けしております。また、 全国各地に 「連絡所」 を設置し、 電話にてお受けしております。 3. お客さまに対する情報提供 お客さまへ必要な情報をお届けする手段として、E メール・郵便物・お客さま専用のマイページを活用しております。定期的に当 社の状況をお伝えするライフネットメールは、四半期ごとの決算報告や、生命保険料控除の証明書を郵送するタイミングなどをお知 らせしております。また、E メールの手軽さを活かして、年末年始のご挨拶やキャンペーンのお知らせなどもご案内しております。 さらに、お客さまに契約内容を理解いただき、適切に保険金、給付金を請求いただくための案内を「ライフネット生命レター」とし て定期的に郵送しております。ライフネット生命レターでは、現在の契約内容を確認いただけるほか、給付金の請求に関する注意点 なども記載しております。 4. 商品に関する情報提供 当社は、主にウェブサイトを通じて情報提供を行っております。商品一覧は「 □ 6 販売商品」(P.32)をご参照ください。 5. 営業職員・代理店教育・研修の概略 当社は、各代理店の保険募集形態に合わせ、適正な保険募集やお客さま情報保護のため、保険商品や募集行為に係る教育及び研修 を実施しております。 31 6 販売商品 1. 販売商品一覧(2016 年 6 月 1 日現在) 当社が現在販売する生命保険商品は、以下の4種類です。インターネットを通じてお客さまに「比較し、理解し、納得して」 ご契約いただきたいという考えのもと、いずれの保険商品も複雑な特約や配当をなくした、シンプルでわかりやすい保障内容と なっております。また、資本業務提携先であるKDDI株式会社のスマートフォンなどを利用しているauユーザーに対して、「au の生命ほけん」の提供も開始しました。商品はいずれも個人保険(個人向け保障性商品)であり、個人年金保険・団体保険・団 体年金保険等の取扱いはありません。 (1) 「かぞくへの保険」 、 「au 定期ほけん」 : 定期死亡保険(無配当・無解約返戻金型) 「かぞくへの保険」、 「au 定期ほけん」は、万が一(死亡、所定 の高度障害状態)の場合に、保険金を受け取ることができる 生命保険です。保険金額は500万円~ 1億円の間で100万円ご とに設定することができます。ライフステージごとに保障を見 直しやすく、小さい保険料で大きな保障を用意できる「定期型」 であり、保険期間は年齢に応じて10年、20年、30年、65歳満了、 80歳満了から選択することができ、10年、20年、30年の場 合は最長80歳まで自動更新できます。 「新じぶんへの保険」 、 「新じぶんへの保険レディース」 (2) 「au 医療ほけん」 、 「au 医療ほけんレディース」 : 終身医療保険(無配当・無解約返戻金型) (2014) 「新じぶんへの保険」、 「au 医療ほけん」は、日帰り入院から 給付金を受け取ることができる医療保険です。加入時の保険 料が変わらず、一生涯保障が続く「終身型」で、保障内容に 応じて、 「エコノミーコース」、 「おすすめコース」を設けてお り ま す。 入 院 給 付 金 日 額 は5,000円、8,000円、10,000円、 12,000円、15,000 円の中から選ぶことができます。5日以 内の入院の場合は一律5日分の入院給付金を受け取ることがで き、手術給付金は入院給付金日額の10倍を受け取ることがで きます。また、 「おすすめコース」は、がんや先進医療に対す る保障を充実させた内容となっております。さらに、これら の保障内容に加え、女性特有の病気で入院した場合には女性 入院給付金を上乗せして受け取ることができる、女性専用の 医療保険「新じぶんへの保険レディース」、 「au 医療ほけんレ ディース」もご用意しております。 2. ご契約の流れ ▲ 当社のウェブサイトをご参照ください。 ご契約の流れ URL: http://www.lifenet-seimei.co.jp/procedure/flow/ 32 (3) 「じぶんへの保険プラス」 (がん・先進医療保障付き) : 定期療養保険(無配当・無解約返戻金型) 「じぶんへの保険プラス」は、病気やケガで入院したとき や入院前後に外来療養を受けたときに、公的医療保険におけ る医療費の自己負担分に連動して給付金を受け取ることがで きる医療保険です。また、がんと診断されたときや継続的に がんの治療を受けた場合に一時金を、先進医療を受けた際に も技術料と同額の給付金を受け取ることができます。保険期 間10年の「定期型」で、最長70歳まで更新できます。 (4) 「働く人への保険2」 : 就業不能保険(無配当・無解約返戻金型) (2016) 2016年6月1日に販売を開始した新商品「働く人への保険 2」は、病気やケガで長期間働けずに収入が途絶え、生活を 維持できなくなるリスクに備える就業不能 保 険 で す。 所 定 の就 業 不 能 状 態となった場 合に、就 業 不 能給付金を毎月受 け取ることができます。就業不能給付金月額は年収に応じて 10万円~ 50万円の間で5万円ごとに設定でき、保険期間は 最長70歳までとなっております。就業不能状態となってか ら、給 付が 開始されるまでの期間は、60日または180日の いずれかから選ぶことができます。また、一定期間の給付金 を半分にすることで保険料を節約できる「ハーフタイプ」も ご用意しております。 3. 付加保険料の開示 純保険料 付加保険料 会社情報 (1)付加保険料開示の目的 当社では、情報開示を徹底することがお客さまに信頼いただくサービス提供の基本であるという考えに基づき、生命保険料のうち 生命保険会社の運営経費等に充当する付加保険料を開示しております。具体的には、当社の保険商品に関して、お客さまからいただ く保険料を純保険料と付加保険料に分けて開示しております。 保険金・給付金等の支払いに充当する部分 (年齢・性別・金利水準などによって決まる、いわば生命保険料の「原価」に相当する部分) 生命保険会社の運営経費等に充当する部分 当社は、付加保険料の開示により、経営情報の透明性を高めるとともに、当社の「わかりやすくシンプルな保障内容・保険料」に 加えて、保険料の内訳もしっかりとご理解・ご納得の上でお客さまにお申し込みいただくという、より透明性の高い契約プロセスを 実現できると考えております。 (2)保険料の構成(イメージ:死亡保険の例) 予定死亡率(①) ・予定利率(②)によって決まる部分≒保険金・給付金等の 支払いに充当 (営業) 保険料 ①:予定死亡率 →「生保標準生命表 2007」をベースに各社で設定 純保険料 ②:予定利率 → 市場利回り等を参考に各社で設定 ● ● 会社による差異は比較的小さい(配当や解約返戻金の有無による差を除く) 金融庁による認可対象 予定事業費率によって決まる部分≒保険会社の運営経費に充当 →生命保険会社各社の経営判断によって設定 付加保険料 ● 2006年4月より原則自由化(金融庁による事業費の事後モニタリング制度に移行) 代表的な契約例における付加保険料は以下のとおりです。 商 品 契約年齢・性別 「かぞくへの保険」 (定期死亡保険) 30歳・男性 「新じぶんへの保険」 (終身医療保険) 保障内容 付加保険料の 割合 月額保険料 付加保険料 保険金額3,000万円 保険期間10年 3,190円 755円 24% 30歳・男性 エコノミーコース 入院給付金日額1万円 保険料払込期間 終身 2,940円 603円 21% 「新じぶんへの保険レディース」 (終身医療保険) 30歳・女性 エコノミーコース 入院給付金日額1万円 保険料払込期間 終身 3,552円 704円 20% 「働く人への保険2」 (就業不能保険) 30歳・男性 標準タイプ(A型) 就業不能給付金月額20万円 保険期間70歳 支払対象外期間60日 5,704円 1,668円 29% なお、付加保険料の割合は年齢・性別・保障内容によって異なります。 33 7 保険金・給付金のお支払い 1. 保険金・給付金の支払状況 2015年度にお支払いした保険金等は、保険金52件、給付金4,990件の合計5,042件となり、お支払いできない事由に該当する と判断した件数は、保険金11件、給付金157件の合計168件となりました。 当社は、 「ライフネットの生命保険マニフェスト」において、生命保険会社の最も重要な社会的責務である保険金等の支払いを 「正確に誠実に、遅滞なく」実行することを目指すとともに、保険金等の支払いに必要な書類の会社到着から原則「 5 営業日以内※1」 に、指定口座に保険金等をお支払いしております。2015 年度の平均支払所要日数(営業日)は 2.56 日※ 1 となりました。 (1)保険金等の支払件数、支払不可事由に該当する件数及び内訳※ 2 2015年度(2015年4月〜2016年3月) (単位:件) かぞくへの保険 死亡 保険金 じぶんへの保険 高度障害 保険金 保険料の 払込免除 50 2 - 52 2,364 769 1 3,134 9 1 1 11 27 11 - 38 詐欺取消 - - - - 1 - - 1 不法取得目的無効 - - - - - - - - 支払件数 支払不可事由該当件数合計 告知義務違反解除 入院 給付金 計 手術 給付金 保険料の 払込免除 計 2 - - 2 3 - - 3 重大事由解除 - - - - - - - - 免責事由該当 7 - - 7 - - - - - 1 1 2 23 11 - 34 支払事由非該当 (単位:件) 新じぶんへの保険・新じぶんへの保険レディース 入院 給付金 支払件数 支払不可事由該当件数合計 女性入院 給付金 手術 給付金 がん治療 給付金 先進医療 給付金 保険料の 払込免除 計 506 165 298 14 1 - 984 44 11 33 2 - - 90 詐欺取消 - - - - - - - 不法取得目的無効 - - - - - - - 告知義務違反解除 23 6 19 - - - 48 - - - - - - - - - - - - - - 21 5 14 2 - - 42 重大事由解除 免責事由該当 支払事由非該当 (単位:件) じぶんへの保険プラス 入院療養 外来療養 給付金 給付金 支払件数 支払不可事由該当件数合計 431 346 がん治療 給付金 17 先進医療 給付金 1 働く人への保険 保険料の 払込免除 合計 就業不能 給付金※3 計 - 795 77 5,042 8 7 2 - - 17 12 168 詐欺取消 - - - - - - - 1 不法取得目的無効 - - - - - - - - 1 - - - - 1 2 56 重大事由解除 告知義務違反解除 - - - - - - - - 免責事由該当 - - - - - - - 7 7 7 2 - - 16 10 104 支払事由非該当 ※1 書 類到着日を1日目として、営業日ベースで計算した日数です。ただし、請求書類の不備の補完に要した日数は除きます。また、事実の確認後に保険金等をお支払いした 事案は平均支払所要日数の計算に含めておりません。 2 件数の実績は請求種類ごとの集計であり、請求内容によっては1契約で複数の件数を計上する場合があります。 3 就業不能給付金は、期間中の月ごとのご請求を個別に計上する延べ件数表記となっているため、支払件数と被保険者数は必ずしも一致しません。なお、2015年度に就業不 能給付金をお支払いした被保険者数は、24人です。 34 (2)保険金等の支払件数、支払不可事由該当件数の推移 項 目 2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 1,284 2,356 4,622 4,833 5,042 56 96 158 206 168 支払不可事由該当件数 会社情報 支払件数 (単位:件) 2. 支払事案の概要 2015年度に実際にお支払いした主な事案の概要は、以下のとおりです。 属 性 支払対象 支払事由に該当した事案の概要 30代女性 終身医療保険2014 入院給付金 結腸憩室炎により、7日間入院されました。このため、入院給付金 5万6,000円をお 支払いしました。 50代男性 終身医療保険 入院給付金 手術給付金 口蓋白板症により、4日間入院し、手術を受けられました。このため、入院給付金2万 円及び手術給付金10万円の合計12万円をお支払いしました。 50代男性 就業不能保険 就業不能給付金 転移性脳腫瘍を原因として、就業不能状態となられ、その状態が180日を超えました。 このため、就業不能給付金月額25万円を16ヶ月間、お支払いしました。 3. 支払不可事由該当事案の概要 2015年度にお支払いできない事由に該当すると判断した主な事案の概要は、以下のとおりです。 支払非該当事由 種 類 支払非該当とした事案の概要 免責事由該当 死亡保険金 被保険者死亡による請求をいただきましたが、審査の結果、被保険者の死因は自殺 であることが判明しました。責任開始から3年以内の自殺のため、免責事由に該当 し、ご請求の保険金はお支払いできませんでした。 入院給付金 手術給付金 病気による入院・手術給付金の請求をいただきましたが、事実確認の結果、契約の 申し込み前に入院・手術の原因となった病気を医師より説明されていたにもかかわ らず事実を告知していただかなかったことが判明し、かつ、告知いただかなかった 事実とご請求いただいた病気に因果関係が認められました。このため、ご契約は告 知義務違反として解除し、ご請求の給付金はお支払いできませんでした。 入院給付金 病気による入院給付金の請求をいただきましたが、ご提出いただいた書類より、治 療目的の1泊以上の入院ではなかったことが確認されました。治療目的の1泊以上の 入院が支払事由となる「じぶんへの保険」をご契約いただいていたため、ご請求の 給付金はお支払いできませんでした。 告知義務違反 支払事由非該当 35 8 CSRの取組み 1. コーポレート・ガバナンスの状況 (1)マニフェストを基軸とした企業統治 当社では、 「 正直に経営し、わかりやすく、安くて便利な商品・ サービスの提供を追求する」 という 「ライフネットの生命保険マニ フェスト」 の徹底を経営の柱と位置付けております。これに基づき、 コンプライアンスとリスク管理を重視した経営組織体制を構築し ております。また、 これらの考え方を適切に実現するために、内部 統制に関する基本的な考え方や取組方針等を、内部統制システム に関する基本方針として定めております。 (2)企業統治の体制等 当社では、独立した内部監査部門や監査役会の設置に加え、社 外取締役及び社外監査役の選任、 コンプライアンスを統括する チーフ・コンプライアンス・オフィサーの設置、執行役員制度、 アド バイザリーボード及び各種委員会の設置等により、外部の視点を 取り入れながら、重層的かつ実効的なコーポレート・ガバナンス体 制を構築しております。 ①取締役会 取締役会規則に基づき、 経営の重要な意思決定及び業務執行の 監督を行っております。その出席者の構成は、 取締役9名 (うち、 社 外取締役4名) 、 監査役4名 (うち、 社外監査役3名) です。 ダイバーシ ティ (多様性) を重視する観点から、 取締役会出席者は、 全13名のう ち、 男性11名、 女性2名、 年齢も幅広く、 40代から70代までの役員 で構成されております。 社外役員は、 監督機能の一層の強化を図る ため、 業務執行から独立した立場で経営に参画しております。 なお、 取締役会は原則毎月開催し、 必要に応じて臨時で開催することとし ております。 ②監査役会 監査役会規則に基づき、監査に関する重要な事項の報告を受 け、協議、決議をしております。その構成は、監査役4名 (うち、社外 監査役3名) となっております。各監査役は、監査役会で策定され た監査方針及び監査計画に基づき、取締役会をはじめとする重要 な会議への出席や、取締役、各部門へのヒアリング、業務及び財産 の状況の調査を行うとともに、会計監査人、内部監査部門等から 報告を受けるなど緊密な連携を保つことにより、取締役の業務執 行を監査しております。 ③社外取締役、社外監査役の人数及び当社との関係等 当社は、社外取締役4名、社外監査役3名を選任しております。 特に、社外の視点を踏まえた実効的なコーポレート・ガバナンスの 構築を目的として、経営者としての豊富な経験、金融・会計・法律等 に関する高い見識、行政機関における経験等に基づき、客観性及 び中立性ある助言並びに取締役の業務執行の監督が行われてお ります。 社外取締役は、取締役会において、内部監査部門の内部監査実 施計画及び内部監査に関する基本方針改定を承認するとともに、 内部監査で指摘した問題点のうち重大と判断されるものの報告 を受けることとしております。 社外監査役は、会計監査人からの監査計画及び監査結果に係 る説明並びに内部監査部門との業務監査結果等に係る情報交換 等の協力態勢を整備しております。 また、当社において、社外取締役及び社外監査役を選任するた めの独立性の定めは特段ありませんが、専門的な知見に基づく客 観的かつ適切な監督又は監査といった機能及び役割が期待され ることを基本的な考え方として、選任しております。 なお、監査役伏見泰治氏は、会社経営及び金融に関する豊富な 経験と高い見識を有しております。また、監査役河相董氏は、会社 経営及び財務に関する豊富な経験と高い見識を有しております。 ④執行役員制度 当社は、意思決定・監督と業務執行を分離し意思決定機能強化 を図るため、執行役員制度を導入しております。 執行役員は取締役会によって選任され、業務を執行します。執 行役員の数は7名 (うち、取締役との兼務3名) となっております。 ⑤アドバイザリーボード 36 当社では、経営全般に対する大所高所からのアドバイスを確保 し、経営の意思決定に資するため、社外の有識者からなるアドバイ ザリーボードを設置しております。原則6ケ月に1回開催し、その内 容を取締役会に報告しております。 ⑥各種委員会 当社では、社内外の叡智を結集し、経営上重要な事項に対し有 益な助言を得ることを目的として、支払委員会、 マーケティング委 員会、資産運用委員会、ALM委員会、 システム委員会、 コンプライ アンス委員会、 リスク管理委員会の7つの委員会を設置しており ます。これらは主として業務執行部門への助言機能を担っており ます。コンプライアンス委員会及びリスク管理委員会は、取締役 社長を委員長として、 当社のコンプライアンスとリスク管理を統制 しております。 ⑦内部監査部門 当社は、被監査部門から独立した監査部 (内部監査部門) を設置 し、2名を配置しております。監査部は、他の業務執行ラインから 分離された独立的かつ客観的な立場から内部監査を実施し、業務 運営の適切性、 リスク管理の有効性、法令遵守の状況などを確認、 評価し、改善に関する提言等を行うとともに、業務監査結果を取締 役会に報告しております。 内部監査部門である監査部は、会計監査人との定期及び随時 の会合において、会計監査人より監査の状況の報告を受け、意見 交換を行うとともに、会計監査人の求めに応じて内部監査の実施 状況、内部監査報告書等を報告するなど、緊密に連携しておりま す。さらに、監査役監査基準に基づく監査役からの報告要請への 対応、内部監査実施報告書の報告など、監査役とも密に連携して おります。 (3)内部統制システムの整備状況 当社は、 「内部統制システムに関する基本方針」 を制定し、取締 役会において決定された重要事項に関する業務執行が適切に行 われることを担保するため、経営機構、職務分掌、行動規範等に係 る社内規程類 (取締役会規則、職務権限規程、 コンプライアンス・ マニュアル等) を定め、運用しております。特に、 コンプライアンス 及びリスク管理についてはその重要性に鑑み、 「コンプライアンス 委員会」 及び 「リスク管理委員会」 を設置し、内部統制の体制整備・ 運営の推進を図っております。 また、取締役及び社員の職務の執行が法令及び定款に適合す ることを確保するための体制として、内部統制システムに関する 基本方針の中で以下を整備することを定めております。 1. 当会社は、法令等遵守に関する基本方針に基づき、 コンプラ イアンス委員会の場を活用するなどして、当会社の役員・社 員がこの行動規範に則り事業活動のすべての局面において コンプライアンス(法令遵守)を最優先するよう周知徹底を図る。 2. 当会社は、 コンプライアンスを統括する部署(法務部)を設置 するとともに、 コンプライアンス委員会を設置し、当会社のコ ンプライアンス推進のための重要事項について専門的な見 地または全社横断的な見地から助言を行う。 3. 当会社は、 チーフ・コンプライアンス・オフィサーを設け、 チー フ・コンプライアンス・オフィサーには取締役を充てることが できる。 4. 当会社は、 コンプライアンス・マニュアルを作成し、役員・社員 が遵守すべき法令および社内ルール等に関する研修を実施 し、 コンプライアンスの継続的な周知徹底を図る。 5. 当会社は、法令または規程等の違反が生じた場合の報告体制 を整備し、問題点の把握およびコンプライアンス体制の改善 のために必要な対応を行う。 6. 当会社は、法令・定款違反等を未然に防止するため、内部通報 制度を適切に運用する。 7. 当会社は、被監査部門から独立した監査部を設置し、経験に 富む専任の部長を配置して、実効性のある内部監査を実施 する。 8. 当会社は、当会社の役員・社員の法令・定款違反等の行為に ついては、適正に処分を行う。 当社は、法令・定款等を遵守し、誠実に行動し、倫理を大切にす ることが、公共性の高い生命保険事業を営む上での大前提である ことをマニフェストにおいて定め、その実現を徹底するため、 マー ケティング、顧客サービス、資産運用その他すべての事業運営に おいてコンプライアンスを推進しております。 当社のコンプライアンスに関する企業行動の基本方針は以下 のとおりです。本基本方針に加えて、 コンプライアンス・マニュア ル、 コンプライアンス・プログラムをそれぞれ策定した上で、社内 研修等の徹底により、法令遵守の周知徹底を図っております。 会社情報 2. コンプライアンス体制の整備状況 また、当社では、総合的なリスク管理を行うためには、組織横断 的な取り組みが有効との考えに基づき、取締役社長を委員長と し、関係役員・部門長等で構成される 「リスク管理委員会」 を設置し ております。 さらに、生命保険会社にとっては、資産負債総合管理がリスク 管理の要諦になるとの認識に立脚し、 これとは別に社外の有識者 を含む 「ALM※委員会」 を設けております。ALM委員会には、関係 役職員のほか、金融・経済の専門家で、 リスク管理に深い見識を持 つ、川北英隆氏 (京都大学名誉教授・経営管理研究部客員教授) 、 松山直樹氏 (明治大学総合数理学部現象数理学科教授) の2氏が 参画しております。 ※Asset Liability Management (資産・負債の総合管理) 1. 法令等の遵守 お客さまと社会からの信頼を確保す るために、全役員・職員がまず法令そ の他の社会的諸ルールを遵守するこ とを基本にすえて、経営目標を追求 します。 2. 保険募集の適正と お客さまへの保険 サ-ビスの徹底 当社の募集方針を厳格に遵守・遂行 することを通じて、実現します。 3. 適切な資産運用 お客さまの期待にお応えできるよう 安全性・健全性を優先した、資産運用 を行います。 4. ディスクロージャー の推進 経営内容の透明性を高める観点か ら、定期的に積極的な情報開示を行 います。 5. 人権の尊重 お客さまをはじめ、当社の役員・職員 一人一人の人権を尊重します。 6. 反社会的勢力への 厳格な対応 社会秩序を乱す反社会的な勢力に 対しては、毅然たる態度で立ち向か います。 7. 違 反行為の防止 努力 法令等の遵守には、万全の態勢で取 り組みますが、万が一、違反行為が 発見された場合には、原因究明を徹 底すると同時に再発防止に全力をつ くします。 また、当社では、コンプライアンス体制の整備や推進状況等 を協議・フォローする組織横断的な機関として、取締役社長を委 員長とする 「コンプライアンス委員会」 (関連役員・部長等で構成) を設置しております。コンプライアンス委員会は、原則3ケ月に 1回開催し、その内容は取締役会に報告されております。 3. リスク管理体制の整備状況 当社では生命保険会社としての業務の健全性及び適切性の観 点からリスク管理体制の整備・確立が経営上極めて重要であると 認識し、 リスク管理のために社内規程を制定し、社内の組織体制 の確立を率先して行うことにより各リスクの評価・改善体制を整備 しております。 具体的には、 リスク管理に関する基本方針において、当社が管 理すべきリスクを、保険引受リスク、資産運用リスク、流動性リス ク、事務リスク、 システムリスクと規定しております。また、統合的 リスク管理規程において、各リスクの一次リスク管理部門を定め、 リスク管理部が二次リスク管理部門として、 リスクを統括するもの としております。当社のリスク管理は、原則として計量化できるも のについてはVaRリミットを設定して管理し、計量化できないもの については想定し得るリスクシナリオを考え、当社の事業に与え る影響の大きいリスクから優先して対応するものとしております。 その上で、 リスク管理部は、計量化手法の限界及び弱点を十分に 認識した上で、 リスク管理の高度化に向けた不断の努力を行い、 計量化できるリスクの範囲を広げるものとしております。 4. 情報セキュリティ管理体制の整備状況 当社は、契約者の氏名・生年月日・住所等や契約内容等の個人 情報、機微情報等を長期間にわたり保有しており、法令や社内規 程等を遵守し、 適切な情報資産保護管理を行うことが、 お客さまか らの信頼を確保するための大前提であると認識しております。 このような認識に基づき、当社ではシステムリスク管理のため の社内規程を制定し、 システムリスクの評価・改善体制を整備して おります。加えて、 システムリスクについては、その適切な管理に 高い専門性が求められることを勘案し、関係役職員に外部の有識 者を加えた 「システム委員会」 を設けております。 さらに、 より一層の情報管理の徹底と継続的な改善を図るため、 その根幹となるシステム部門において、 情報セキュリティマネジメ ントシステム (ISMS) の国際標準規格である 「JIS Q 27001:2014 (ISO/IEC27001:2013) 」 の認証を取得しております。 5. 第三分野保険のストレステスト及び負債十分性テ ストについて(保険業法第121条第1項第1号の確 認(第三分野保険に係るものに限る。)の合理性 及び妥当性) (1)第三分野保険のストレステスト及び負債十分性テストの考え方 第三分野とは、医療保険、がん保険、介護保険などの疾病や傷 害を事由とした保険金や給付金が支払われる保険商品の分野を 指します。第三分野商品は商品内容が多種多様であり、十分な データの蓄積もないことから標準死亡率のようなスタンダードな 指標が存在しません。そのため、当社では公的なデータに基づい て保険事故発生率 (入院給付金等の発生率) を推計し、保険料や 責任準備金の算出に用いております。こういった商品は医療技術 の進歩や医療政策の変更等の影響を受けやすく、その上終身保 障タイプの場合は長期的な不確実性を有していると言われており ます。 当社は、 このような第三分野商品のリスク特性を踏まえ、 保険引 受リスク管理に関する社内規程に基づいて、定期的に予定保険事 故発生率の事後検証 (ストレステスト・負債十分性テストを含む) を 行い、責任準備金の十分な積立水準を確保していきます。 (2)ストレステストの前提条件及び結果 ストレステスト及び負債十分性テストの実施方法については、 それぞれ平成10年大蔵省告示第231号と平成12年金融監督庁・ 大蔵省告示第22号に定められております。 まず、過去の実績に基づいて将来10年間の発生率の変動を推 計し、その変動の一定の範囲 (99%及び97.7%) をカバーできる 水準として、危険発生率を算出します。過去の実績が十分に取れ ない場合は、予定保険事故発生率の算出に用いたデータ等を活 用するなど保険数理上適切な手法を用いて算出することも認め られております。予定保険事故発生率がこの危険発生率を上回っ ていれば、十分な水準にあると判断されます。 一方、 ストレステストの結果、 99%の危険発生率を下回った場合、 必要な額を危険準備金として積み立てることとされております。 さ らに、 97.7%の危険発生率を下回った場合は、 保険計理人により負 37 債十分性テストを行い、 将来の保険料積立金に不足が生じると判 断されれば、 保険料積立金の積み増しを行うこととされております。 当社は、 これらの法令に基づき予定保険事故発生率について検 証を行いました。 十分な実績が得られなかった部分については、予定保険事故発 生率の基となったデータを参照して危険発生率を算出する方法を 採っております。その結果、予定保険事故発生率が99%の危険発 生率を上回り、十分な水準にあることを確認しました。 6. お客さまの個人情報の保護 当社は、お客さまの大切な個人情報を適切に取り扱うことが企 業としての重要な社会的責任であると認識し、個人情報の保護に 係る基本的な方針を以下のとおり定め、役員・社員全員が、個人情 報の保護に関する法律・ガイドラインなど関係法令等を遵守し、 お 客さまの個人情報の保護に万全を尽くしております。また、適正 な個人情報の保護を実現するため、 この方針を必要に応じて見直 し、継続的に改善しております。 個人情報の保護に係る方針 1. 個人情報の定義 ライフネット生命保険株式会社(以下、当社といいます) は、個人情報を、 「 個人に関する情報であり、当該情報に含ま れるお名前、生年月日等により個人を特定できるもの」 と定 義しています。 2. 個人情報の種類 保険契約の締結等に必要な情報として、お客さまのお名 前、住所、生年月日、性別、健康状態、職業等をお聞きしており ます。また、当社が提供する各種サービスに関連し、必要な情 報をお聞きする場合があります。 3. 個人情報の取得方法 おもに、当社のウェブサイト上の画面や電話を通じて、お客 さまに関する情報を取得いたします。お客さまの情報の取得 に際しては、個人情報の保護に関する法律、保険業法その他 の法令等に照らし適正な方法で行います。 4. 個人情報の利用目的 当社は、 お客さまに関する情報を、 必要に応じて、 以下の目 的で利用させていただき、 それ以外の目的には利用しません。 (1)各 種保険契約の引受、契約の維持管理、保険金・給付 金の支払 (2)関 連会社・提携会社を含む各種商品・サービスの案 内・提供 (3)当社業務に関する情報提供、商品・サービスの充実 (4)再 保険契約の締結、再保険契約に基づく通知および 再保険金の請求 (5)その他保険に関連・付随する業務 5. 個人情報の第三者への提供 お客さまに関する情報は、以下の場合において、必要な 範囲で外部に提供することがあります。 (1)あらかじめお客さまの同意がある場合 (2)法令により必要とされる場合 (3)代理店へ保険募集を委託する場合 (4)人 の命、身体または財産の保護のために必要とされ る場合 (5)公共の利益のために必要とされる場合 (6)適切な安全管理をしたうえで業務委託を行う場合 (7)特 定の者と共同で利用する場合(具体例:他の生命 保険会社等と 「契約内容登録制度」、 「 契約内容照会 制度」および「支払査定時照会制度」 により共同で利 用する場合) (8)再 保険契約の締結、再保険契約に基づく通知および 再保険金の請求その他必要な範囲内で、再保険会 社に提供する場合 38 6. 個人情報の開示、訂正等 お客さまから、 ご自身に係る情報について開示、 訂正等、 利用 停止等の依頼があった場合は、請求者が本人であることを 確認させていただいたうえで、特別の理由がないかぎり、個 人情報保護法に基づき、開示・訂正等・利用停止等の対応を 行います。情報の開示・訂正等・利用停止等の請求は、 「 個人 情報の取扱いに関する窓口」 までお申し出ください。 7. 情報の管理 お客さまに関する情報は、 正確かつ最新の内容を保つよう 常に適切な措置を講じています。また、 お客さま情報への不 当なアクセス、 個人情報の紛失、 漏洩、 毀損等の危険に対して 必要な対策を講じるよう努めています。さらに、 役員・社員お よび委託先に対して必要かつ適切な監督を行っています。 また、 当社では、 お客さまに関する情報の保護・管理強化に 向け、 情報管理を専門に担当する責任者および 「コンプライア ンス委員会」 を設置し、 全社横断的な取り組みに努めています。 また、 安全管理措置等の個人情報保護に必要な対策につい ては、 定期的に見直しを行い、 継続的改善に努めてまいります。 特定個人情報の保護に係る方針 当社は、お客さまに対し、「行政手続における特定の 個人を識別するための番号の利用等に関する法律」(マ イナンバー法)に基づき、「保険取引に関する支払調書 作成事務」に利用するために個人番号の提供をお聞きし ます。また、関係法令等を遵守し、提供いただいたお客 さまの個人番号及び特定個人情報の紛失、漏洩、毀損等 の危険に対して必要な対策を講じるよう努めています。 7. 反社会的勢力への対応に関する基本方針 当社は、高い公共性を有する保険会社として、反社会的勢 力によりステークホルダーが被害を受けることを未然に防止 する観点から、以下のとおり、 「反社会的勢力への対応に関す る基本方針」を定めております。 反社会的勢力への対応に関する基本方針 1. 当会社は、反社会的勢力との関係を遮断することは、社 会的責任および企業防衛の観点から必要不可欠であるこ とを十分認識し、人事総務部を中心として反社会的勢力 との関係遮断に向けた組織態勢を整備する。 2. 当会社は、反社会的勢力による不当要求がなされた場合 には、組織全体として対応するとともに、当会社の役 員・社員の安全を確保する。 3. 当会社は、反社会的勢力への対応に際し、適切な助言・ 協力を得ることができるよう、平素から警察、暴力追放 運動推進センター、弁護士等の外部の専門機関と緊密な 関係を構築する。 4. 当会社は、反社会的勢力とは取引関係を含めて一切の関 係を持たない。また、反社会的勢力からの不当要求は断 固として拒絶し、反社会的勢力への資金提供や事実を隠 ぺいするための裏取引を絶対に行わない。 5. 当会社は、反社会的勢力による不当要求に対しては、民 事と刑事の両面から法的な対応を行う。 6. この基本方針の改廃は、人事総務部が立案し、取締役会 の決議によるものとする。 8. 公共福祉活動、厚生事業団活動の概況 生命保険事業は社会性・公共性の高い事業であることから、 社会の発展に寄与するための社会貢献活動は重要なもので す。当社では、一般社団法人生命保険協会及び東京都生命保 険協会を通じて、募金運動などの社会貢献活動に取り組んでお ります。 (2016 年7月1日現在) 業績データ 1 直近5事業年度における主要な業務の 状況を示す指標 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 40 2 財産の状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 41 1.貸借対照表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 41 2.損益計算書 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 43 3.キャッシュ・フロー計算書 ・・・・・・・・・・・・・・・ 44 4.株主資本等変動計算書 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 45 5.債務者区分による債権の状況 ・・・・・・・・・・・・・ 52 6.リスク管理債権の状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 52 7.元本補填契約のある信託に係る 貸出金の状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・ 52 8.保険金等の支払能力の充実の状況 (ソルベンシー・マージン比率) ・・・・・・・・・・・ 52 9.有価証券等の時価情報(会社計)・・・・・・・・・・ 53 10.経常利益等の明細(基礎利益)・・・・・・・・・ ・・・ 56 11.会社法による会計監査人の監査の状況・ ・ ・ ・ ・ ・ 56 12.金融商品取引法に基づく監査法人の監査証明 ・ 56 13.財務諸表の適正性と財務諸表作成に係る内部 監査の有効性について・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 56 14.事業年度の末日において、保険会社が将来 にわたって事業活動を継続するとの前提に 重要な疑義を生じさせるような事象又は状 況その他保険会社の経営に重要な影響を及 ぼす事象が存在する場合には、その旨及び その内容、当該重要事象等についての分析 及び検討内容並びに当該重要事象等を解消 し、又は改善するための対応策の具体的内容 ・ 56 3 4.資産運用に関する指標等 ・・・・・・・・・・・・・・・・ (1)資産運用の概況 ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (2)資産別運用利回り ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (3)主要資産の平均残高 ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (4)資産運用収益明細表 ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (5)資産運用費用明細表 ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (6)利息及び配当金等収入明細表 ・ ・・・・・・・・・・・・・・・ (7)有価証券売却益明細表 ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (8)有価証券売却損明細表 ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (9)有価証券評価損明細表 ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (10)商品有価証券明細表 ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (11)商品有価証券売買高 ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (12)有価証券明細表 ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (13)有価証券残存期間別残高 ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (14)保有公社債の期末残高利回り ・ ・・・・・・・・・・・・・・・ (15)業種別株式保有明細表 ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (16)貸付金明細表 ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (17)貸付金残存期間別残高 ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (18)国内企業向け貸付金企業規模別内訳 ・ ・・・・・・・・・ (19)貸付金業種別内訳・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (20)貸付金使途別内訳・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (21)貸付金地域別内訳・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (22)貸付金担保別内訳・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (23)有形固定資産明細表 ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (24)固定資産等処分益明細表 ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (25)固定資産等処分損明細表 ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (26)賃貸用不動産等減価償却費明細表 ・ ・・・・・・・・・・・ (27)海外投融資の状況・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (28)海外投融資利回り・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (29)公共関係投融資の概況(新規引受額、貸出額) ・ ・ (30)各種ローン金利 ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (31)その他の資産明細表 ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 業務の状況を示す指標等 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 57 1.主要な業務の状況を示す指標等・・・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・・ 57 (1)決算業績の概況 ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 57 (2)保有契約高及び新契約高 ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 57 (3)年換算保険料 ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 57 (4)保障機能別保有契約高 ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 59 (5)個人保険及び個人年金保険契約種類別 保有契約高 ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 60 (6)異動状況の推移 ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 61 (7)契約者配当の状況・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 61 2.保険契約に関する指標等 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 62 (1)保有契約増加率 ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 62 (2)新契約平均保険金及び保有契約平均保険金 (個人保険)・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 62 (3)新契約率(対年度始) ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 62 (4)解約失効率(対年度始)・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・ 62 (5)個人保険新契約平均保険料(月払契約) ・ ・・・・・・・・ 62 (6)死亡率(個人保険主契約)・ ・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・ 62 (7)特約発生率(個人保険)・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 63 (8)事業費率(対収入保険料)・ ・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・ 63 (9)保険契約を再保険に付した場合における、 再保険を引き受けた主要な保険会社等の数 ・ ・・・・・ 63 (10)保険契約を再保険に付した場合における、再保険 を引き受けた保険会社等のうち、支払再保険料の 額が大きい上位5社に対する支払再保険料の割合 ・ 63 (11)保険契約を再保険に付した場合における、再保険 を引き受けた主要な保険会社等の格付機関による 格付に基づく区分ごとの支払再保険料の割合 ・ ・・・ 63 (12)未だ収受していない再保険金の額 ・ ・・・・ ・ ・・・ ・ ・・・ 63 (13)第三分野保険の給付事由又は保険種類の区分ごと の、発生保険金額の経過保険料に対する割合 ・ ・ 63 3.経理に関する指標等 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 64 (1)支払備金明細表 ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 64 5.有価証券等の時価情報(一般勘定) ・・・・・・・・ 64 64 64 業績データ (2)責任準備金明細表 ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (3)責任準備金残高の内訳 ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (4)個人保険及び個人年金保険の責任準備金の積立 方式、積立率、残高(契約年度別) ・ ・・・・・・・・ (5)特別勘定を設けた保険契約であって、保険金等の 額を最低保証している保険契約に係る一般勘定の 責任準備金の残高、算出方法、その計算の基礎と なる係数・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (6)契約者配当準備金明細表 ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (7)引当金明細表 ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (8)特定海外債権引当勘定の状況 ・ ・・・・・・・・・・・・・・・ (9)資本金等明細表 ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (10)保険料明細表 ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (11)保険金明細表 ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (12)年金明細表 ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (13)給付金明細表 ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (14)解約返戻金明細表 ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (15)減価償却費明細表 ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (16)事業費明細表 ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (17)税金明細表 ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (18)リース取引 ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (19)借入金残存期間別残高 ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 65 65 65 65 65 66 66 66 67 67 67 67 68 68 68 68 68 70 70 71 71 72 72 72 72 72 72 72 73 73 74 74 74 74 74 74 75 75 75 75 75 75 76 76 76 76 76 76 4 特別勘定に関する指標等 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 76 5 保険会社及びその子会社等の状況 ・・・・・・・・・・・・ 76 6 生命保険協会統一開示項目一覧 ・・・・・・・・・・・・・・ 77 39 1 直近5事業年度における主要な業務の状況を示す指標 (単位:百万円) 項 目 2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 経常収益 3,773 5,976 7,603 8,729 9,387 経常損失(△) △687 △23 △2,258 △1,532 △475 △2,184 △1,664 △1,198 △472 584 基礎利益 △391 244 △2,089 △1,484 △450 当期純損失(△) △900 △126 △2,194 △1,624 △429 10,478 42,057,000株 10,484 42,085,000株 10,500 42,175,000株 10,500 42,175,000株 12,020 50,175,000株 18,861 20,450 21,188 23,387 30,317 - - - - - 1,743 3,278 6,240 9,806 13,551 (参考)保険業法第113条 繰延資産考慮前経常損益 資本金の額及び発行済株式の総数 総資産 うち特別勘定資産 責任準備金残高 貸付金残高 - - - - - 13,800 13,488 14,154 17,082 23,067 3,499.1% 2,266.0% 1,922.2% 2,244.7% 2,805.5% 75名 89名 92名 100名 121名 1,105,302 1,480,395 1,702,381 1,831,081 1,906,269 1,105,302 1,480,395 1,702,381 1,831,081 1,906,269 個人年金保険 - - - - - 団体保険 - - - - - - - - - - 有価証券残高 ソルベンシー・マージン比率 従業員数 保有契約高 個人保険 団体年金保険保有契約高 (注)1. 保有契約高とは、個人保険・個人年金保険・団体保険の各保有契約高の合計です。個人保険の金額は死亡保障額の合計であり、第三分野保険の保障額を含みません。 2. 従 業員には、正社員に加え、契約社員を含んでおります。また、当社からの出向者を含み、他社からの出向者を含んでおりません。 40 2 財産の状況 1. 貸借対照表 (単位:百万円) 科 目 2014年度 2015年度 (2015年3月31日時点) (2016年3月31日時点) 金 額 (資産の部) 731 預貯金 731 734 - 1,999 買入金銭債権 金銭の信託 734 1,033 1,035 17,082 23,067 8,227 10,102 851 1,521 社債 6,894 10,428 株式 222 211 外国証券 886 804 有形固定資産 114 72 13 11 3 2 96 59 無形固定資産 468 437 ソフトウエア 444 317 有価証券 国債 地方債 建物 リース資産 その他の有形固定資産 ソフトウエア仮勘定 - 103 22 15 その他の無形固定資産 1 1 代理店貸 0 0 リース資産 再保険貸 その他資産 未収金 23 27 3,933 2,941 639 680 前払費用 10 28 未収収益 29 39 預託金 73 73 仮払金 1 0 保険業法第113条繰延資産 資産の部合計 3,180 2,120 23,387 30,317 業績データ 現金及び預貯金 41 1. 貸借対照表 (単位:百万円) 科 目 2014年度 2015年度 (2015年3月31日時点) (2016年3月31日時点) 金 額 (負債の部) 保険契約準備金 支払備金 責任準備金 代理店借 再保険借 10,084 13,908 277 357 9,806 13,551 4 8 45 56 353 505 未払法人税等 3 73 未払金 7 46 その他負債 未払費用 273 324 預り金 10 11 リース債務 26 18 資産除去債務 30 30 仮受金 0 1 特別法上の準備金 9 12 価格変動準備金 9 12 繰延税金負債 403 401 負債の部合計 10,899 14,893 資本金 10,500 12,020 資本剰余金 10,500 12,020 資本準備金 10,500 12,020 利益剰余金 △8,798 △9,227 その他利益剰余金 △8,798 △9,227 繰越利益剰余金 △8,798 △9,227 12,202 14,813 その他有価証券評価差額金 265 591 評価・換算差額等合計 265 591 19 19 純資産の部合計 12,487 15,423 負債及び純資産の部合計 23,387 30,317 (純資産の部) 株主資本合計 新株予約権 42 2. 損益計算書 (単位:百万円) 科 目 2014年度 2015年度 (2014年4月1日から2015年3月31日まで) (2015年4月1日から2016年3月31日まで) 金 額 経常収益 8,729 9,387 保険料等収入 8,493 9,117 保険料 9,007 121 110 資産運用収益 124 259 利息及び配当金等収入 117 190 0 0 117 189 - 1 金銭の信託運用益 3 33 有価証券売却益 2 35 112 10 98 - 預貯金利息 有価証券利息・配当金 その他利息配当金 その他経常収益 支払備金戻入額 その他の経常収益 経常費用 保険金等支払金 13 10 10,262 9,863 1,324 1,287 保険金 723 635 給付金 436 443 その他返戻金 再保険料 責任準備金等繰入額 支払備金繰入額 責任準備金繰入額 0 0 165 209 3,566 3,824 - 79 3,566 3,744 資産運用費用 0 0 支払利息 0 0 有価証券売却損 0 - その他運用費用 0 0 事業費 3,815 3,239 その他経常費用 1,554 1,510 税金 267 218 減価償却費 225 220 1,060 1,060 2 11 保険業法第113条繰延資産償却費 その他の経常費用 経常損失(△) △1,532 △475 特別損失 3 3 特別法上の準備金繰入額 3 3 価格変動準備金繰入額 3 3 △1,535 △478 3 74 法人税等調整額 85 △124 法人税等合計 88 △49 △1,624 △429 税引前当期純損失(△) 法人税及び住民税 当期純損失(△) 業績データ 8,372 再保険収入 43 3. キャッシュ・フロー計算書 (単位:百万円) 科 目 2014年度 (2014年4月1日から2015年3月31日まで) 2015年度 (2015年4月1日から2016年3月31日まで) 金 額 Ⅰ 営業活動によるキャッシュ・フロー 税引前当期純損失(△) 減価償却費 支払備金の増減額(△は減少) 責任準備金の増減額(△は減少) 価格変動準備金の増減額(△は減少) 利息及び配当金等収入 有価証券関係損益(△は益) △1,535 △478 225 220 △98 79 3,566 3,744 3 3 △117 △190 △2 △35 支払利息 1 0 代理店貸の増減額(△は増加) 0 △0 再保険貸の増減額(△は増加) △21 △3 1,015 1,001 代理店借の増減額(△は減少) △0 3 再保険借の増減額(△は減少) 26 11 その他負債(除く投資活動関連、財務活動関連)の増減額(△は減少) 31 51 その他資産(除く投資活動関連、財務活動関連)の増減額(△は増加) その他 △2 △31 小計 3,089 4,376 163 238 △0 △0 利息及び配当金等の受取額 利息の支払額 法人税等の支払額 営業活動によるキャッシュ・フロー △4 △3 3,247 4,610 △7,154 △8,441 4,389 2,910 △2,764 △5,530 482 △919 Ⅱ 投資活動によるキャッシュ・フロー 有価証券の取得による支出 有価証券の売却・償還による収入 資産運用活動計 (営業活動及び資産運用活動計) 有形固定資産の取得による支出 △82 △6 無形固定資産の取得による支出 △81 △103 敷金の回収による収入 投資活動によるキャッシュ・フロー 2 - △2,925 △5,639 - 3,040 Ⅲ 財務活動によるキャッシュ・フロー 株式の発行による収入 リース債務の返済による支出 △8 △8 財務活動によるキャッシュ・フロー △8 3,031 313 2,002 Ⅳ 現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 44 Ⅴ 現金及び現金同等物の期首残高 418 731 Ⅵ 現金及び現金同等物の期末残高 731 2,734 4. 株主資本等変動計算書 (単位:百万円) 評価・換算差額等 利益剰余金 その他有 評価・換 その他利 株主資本 資本剰余 益剰余金 利益剰余 価証券評 算差額等 合計 金合計 繰越利益 金合計 価差額金 合計 剰余金 資本剰余金 2013年度末残高 資本金 資本 準備金 10,500 10,500 株主資本 10,500 △ 7,173 △ 7,173 13,827 89 89 新株 予約権 19 純資産 合計 13,935 当期変動額 △ 1,624 △ 1,624 △ 1,624 当期純損失(△) 当期変動額合計 2014年度末残高 - - 10,500 10,500 1,520 1,520 - △ 1,624 △ 1,624 △ 1,624 10,500 △ 8,798 △ 8,798 12,202 176 176 - 176 176 - △ 1,447 265 265 19 176 業績データ 株主資本以外の項目の 当期変動額(純額) △ 1,624 12,487 当期変動額 新株の発行 1,520 当期純損失(△) △ 429 △ 429 3,040 3,040 △ 429 △ 429 株主資本以外の項目の 当期変動額(純額) 当期変動額合計 2015年度末残高 1,520 1,520 12,020 12,020 325 325 - 325 △ 429 2,610 325 325 - 2,936 12,020 △ 9,227 △ 9,227 14,813 591 591 19 15,423 1,520 △ 429 45 ■重要な会計方針 1. 有価証券の評価基準及び評価方法 (現金及び預貯金、買入金銭債権のうち有価証券に準じるもの及び 金銭の信託において信託財産として運用している有価証券を含む) (1)満期保有目的の債券 移動平均法による償却原価法(定額法)を採用しております。 (2)その他有価証券 時価のあるものについては、3月末日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却 原価は移動平均法により算定)を採用しております。 時価を把握することが極めて困難と認められるものについては、移動平均法による原価法を採用しております。 2. 固定資産の減価償却の方法 (1)有形固定資産(リース資産を除く) 定率法を採用しております。 なお、主な耐用年数は次のとおりであります。 建物 10~18年 その他の有形固定資産 5~10年 (2)無形固定資産(リース資産を除く) 自社利用ソフトウエアは、利用可能期間(5年)に基づく定額法により償却しております。 (3)リース資産 所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産 リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法により償却しております。 3. 引当金の計上基準 (1)貸倒引当金 債権の貸倒れによる損失に備えるため、資産の自己査定基準及び償却・引当基準に則り、次のとおり計上することとして おります。 破産、民事再生等、法的・形式的な経営破綻の事実が発生している債務者(以下「破綻先」という)に対する債権及び実 質的に経営破綻に陥っている債務者(以下「実質破綻先」という)に対する債権については、直接減額後の債権額から担保 の回収可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額を計上することとしております。また、現状、経営破 綻の状況にはないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務者(以下「破綻懸念先」という)に対する債権 については、債権額から担保の回収可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能 力を総合的に判断し必要と認める額を計上することとしております。上記以外の債権については、過去の一定期間における 貸倒実績等から算出した貸倒実績率を債権額に乗じた額を計上することとしております。 全ての債権は、資産の自己査定基準に基づき、関連部署が資産査定を実施し、当該部署から独立した資産監査部署が査定 結果を監査しており、その査定結果に基づいて、上記の引当を行うこととしております。 なお、上記の方法に基づいて検討した結果、貸倒引当金は零と算定されたため、当事業年度末において貸倒引当金の計上 はしておりません。 (2)価格変動準備金 株式等の価格変動による損失に備えるため、保険業法第115条の規定に基づき算出した額を計上しております。 4. 外貨建の資産及び負債の本邦通貨への換算基準 外貨建資産及び負債は、決算日の為替相場により円換算しております。 5. キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲 キャッシュ・フロー計算書における現金及び現金同等物は、手許現金、随時引出し可能な預金及び容易に換金可能であ り、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期投資からなって おります。 46 6. その他財務諸表作成のための基本となる重要な事項 (1)消費税等の会計処理 税抜方式によっており、控除対象外消費税及び地方消費税は当事業年度の費用として処理しております。 (2)責任準備金の積立方法 責任準備金は、保険業法第116条の規定に基づく準備金であり、保険料積立金については保険業法施行規則第69条第4項 第4号の規定に基づいて5年チルメル式により計算しております。 業績データ (3)保険業法第113条繰延資産の処理方法 保険業法第113条の規定に基づき、生命保険会社の免許取得後の最初の5事業年度の間(2009年3月期から2013年3月期 まで)に発生した事業費の一部の金額を保険業法第113条繰延資産として計上しております。 保険業法第113条繰延資産の償却額の計算は、同法の規定に基づきその計上事業年度から生命保険会社の免許取得後10年 (2018年3月期まで)の間に均等額を償却することとしております。 発生事業年度別残高(償却残年数:2年) 2009年3月期分 121百万円 2010年3月期分 148百万円 2011年3月期分 348百万円 2012年3月期分 601百万円 2013年3月期分 900百万円 ■未適用の会計基準等 「繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第26号 平成28年3月28日) (1)概要 「繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針」は、日本公認会計士協会における税効果会計に関する会計上の実務指針 及び監査上の実務指針(会計処理に関する部分)を企業会計基準委員会に移管するに際して、企業会計基準委員会が、当該 実務指針のうち主に日本公認会計士協会監査委員会報告第66号「繰延税金資産の回収可能性の判断に関する監査上の取扱 い」において定められている繰延税金資産の回収可能性に関する指針について、企業を5つに分類し、当該分類に応じて繰 延税金資産の計上額を見積るという取扱いの枠組みを基本的に踏襲した上で、分類の要件及び繰延税金資産の計上額の取扱 いの一部について必要な見直しを行ったもので、繰延税金資産の回収可能性について、「税効果会計に係る会計基準」(企業 会計審議会)を適用する際の指針を定めたものであります。 (2)適用予定日 2016年4月1日以後開始する事業年度の期首から適用します。 (3)当該会計基準等の適用による影響 「繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針」の適用による財務諸表に与える影響額については、現時点で評価中であります。 47 ■注記事項 貸借対照表関係 2014年度 1. 有形固定資産の減価償却累計額は、230百万円であります。 1. 有形固定資産の減価償却累計額は、272百万円であります。 2. 保険業法施行規則第73条第3項において準用する同規則第71条第1項に規定する 再保険に付した部分に相当する支払備金(以下、「出再支払備金」という。)の金 額は7百万円であり、同規則第71条第1項に規定する再保険を付した部分に相当 する責任準備金(以下、「出再責任準備金」という。)の金額は89百万円であります。 2. 保険業法施行規則第73条第3項において準用する同規則第71条第1項に規定する 再保険に付した部分に相当する支払備金(以下、「出再支払備金」という。)の金 額は34百万円であり、同規則第71条第1項に規定する再保険を付した部分に相 当する責任準備金(以下、「出再責任準備金」という。)の金額は97百万円であ ります。 3. 保険業法第259条の規定に基づく生命保険契約者保護機構に対する当事業年度末 における当社の今後の負担見積額は、86百万円であります。なお、当該負担金 は拠出した年度の事業費として処理しております。 3. 保険業法第259条の規定に基づく生命保険契約者保護機構に対する当事業年度末 における当社の今後の負担見積額は、109百万円であります。なお、当該負担金 は拠出した年度の事業費として処理しております。 4. 税効果会計関係 (1)繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別内訳 4. 税効果会計関係 (1)繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別内訳 繰延税金資産 繰越欠損金 減価償却超過額 保険契約準備金 資産除去債務 その他 繰延税金資産小計 評価性引当額 繰延税金資産合計 繰延税金負債との相殺 繰延税金資産の純額 繰延税金負債 保険業法第113条繰延資産 その他有価証券評価差額金 その他 繰延税金負債合計 繰延税金資産との相殺 繰延税金負債(△)の純額 48 2015年度 (単位:百万円) 2,940 116 80 8 26 3,171 △2,548 622 △622 - △917 △107 △1 △1,026 622 △403 繰延税金資産 繰越欠損金 減価償却超過額 保険契約準備金 資産除去債務 その他 繰延税金資産小計 評価性引当額 繰延税金資産合計 繰延税金負債との相殺 繰延税金資産の純額 繰延税金負債 保険業法第113条繰延資産 その他有価証券評価差額金 その他 繰延税金負債合計 繰延税金資産との相殺 繰延税金負債(△)の純額 (単位:百万円) 2,728 95 100 8 53 2,986 △2,558 428 △428 - △598 △229 △1 △829 428 △401 (2)当事業年度における法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率 との差異については、税引前当期純損失を計上したため記載しておりません。 (2)当事業年度における法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負 担率 との差異については、税引前当期純損失を計上したため記載しておりません。 (3)法人税等の税率の変更等による繰延税金資産及び繰延税金負債の金額の修正 「所得税法等の一部を改正する法律」(平成27年法律第9号)が2015年3月 31日に公布され2015年4月1日以後に開始する事業年度から法人税率等の引 下げ等が行われることとなりました。これに伴い、繰延税金資産及び繰延税 金負債の計算に使用する法定実効税率は、2015年4月1日以降に開始する事 業年度に解消が見込まれる一時差異等については従来の30.78%から28.85% になります。 この税率変更により、繰延税金負債の金額(繰延税金資産の金額を控除した 金額)は26百万円減少し、法人税等調整額が19百万円減少、その他有価証券 評価差額金が7百万円増加しております。 また、欠損金の繰越控除制度が2015年4月1日以後に開始する事業年度から 繰越控除前の所得の金額の100分の65相当額に、2017年4月1日以後に開始 する事業年度から繰越控除前の所得の金額の100分の50相当額に控除限度額 が改正されたことに伴い、繰延税金負債の金額は159百万円増加し、法人税 等調整額が同額増加しております。 (3)法人税等の税率の変更等による繰延税金資産及び繰延税金負債の金額の修正 「所得税法等の一部を改正する法律」(平成28年法律第15号)が2016年3月 29日に国会で成立し、2016年4月1日以後に開始する事業年度から法人税率 等の引下げ等が行われることとなりました。これに伴い、繰延税金資産及び 繰延税金負債の計算に使用する法定実効税率は従来の28.85%から2016年4 月1日に開始する事業年度及び2017年4月1日に開始する事業年度に解消が見 込まれる一時差異等については28.24%に、2018年4月1日に開始する事業 年度以降に解消が見込まれる一時差異等については28.00%になります。 この税率変更により、繰延税金負債の金額(繰延税金資産の金額を控除した 金額)は9百万円減少し、法人税等調整額が3百万円減少、その他有価証券評 価差額金が6百万円増加しております。 また、欠損金の繰越控除制度が2016年4月1日以後に開始する事業年度から 繰越控除前の所得の金額の100分の60相当額に、2017年4月1日以後に開始 する事業年度から繰越控除前の所得の金額の100分の55相当額に、2018年4 月1日以後に開始する事業年度から繰越控除前の所得の金額の100分の50相 当額に控除限度額が改正されたことに伴い、繰延税金負債の金額は8百万円減 少し、法人税等調整額が同額減少しております。 5. 1株当たり純資産額は、295円63銭であります。 5. 1株当たり純資産額は、307円2銭であります。 ■注記事項 貸借対照表関係 2015年度 6. 金融商品の状況に関する事項 (1)金融商品に対する取組方針 生命保険業を営む当社にとって、将来の保険金及び給付金等の支払いに 備えるため保険料積立金(責任準備金の一部)として蓄積された資金を 様々な金融商品によって効率的に運用する業務は、保険業務(保険の販 売・引受・維持管理等)と並ぶ固有の業務であります。なぜなら、契約者 の皆さまからいただく生命保険料は予定利率という形で資金の運用をその 計算基礎の中に織り込んでいるためであります。 そのため、現時点では、不動産等への投資を行わず、国債等の高格付け の円建て公社債中心の安全運用を行いつつ、元本及び予定利息を確保する ことを意図した運用を実施しております。また、資本業務提携目的で株式 会社アドバンスクリエイトの株式、韓国の教保生命保険株式会社と合弁で 設立した教保ライフプラネット生命保険株式会社の株式を保有しておりま す。 6. 金融商品の状況に関する事項 (1)金融商品に対する取組方針 生命保険業を営む当社にとって、将来の保険金及び給付金等の支払いに 備えるため保険料積立金(責任準備金の一部)として蓄積された資金を 様々な金融商品によって効率的に運用する業務は、保険業務(保険の販 売・引受・維持管理等)と並ぶ固有の業務であります。なぜなら、契約者 の皆さまからいただく生命保険料は予定利率という形で資金の運用をその 計算基礎の中に織り込んでいるためであります。 そのため、現時点では、不動産等への投資を行わず、国債等の高格付け の円建て公社債中心の安全運用を行いつつ、元本及び予定利息を確保する ことを意図した運用を実施しております。また、資本業務提携目的で株式 会社アドバンスクリエイトの株式、韓国の教保生命保険株式会社と合弁で 設立した教保ライフプラネット生命保険株式会社の株式を保有しておりま す。 (2)金融商品の内容及びそのリスク 生命保険会社の資産運用に係るリスクとしては、①市場リスク、②信用 リスク、③不動産投資リスクに大別されます。また、①市場リスクについ ては、(a)金利リスク、(b)価格変動リスク、(c)為替リスクに細分化されます。 当社が保有する金融商品は主として預金、円建て債券、外貨建て債 券、株式であり、当社が考慮すべきリスクは、上記のリスクのうち、① (a)金利リスク、(b)価格変動リスク、(c)為替リスク、②信用リスクとなり ます。 (2)金融商品の内容及びそのリスク 生命保険会社の資産運用に係るリスクとしては、①市場リスク、②信用 リスク、③不動産投資リスクに大別されます。また、①市場リスクについ ては、(a)金利リスク、(b)価格変動リスク、(c)為替リスクに細分化されます。 当社が保有する金融商品は主として預金、円建て債券、外貨建て債 券、株式であり、当社が考慮すべきリスクは、上記のリスクのうち、① (a)金利リスク、(b)価格変動リスク、(c)為替リスク、②信用リスクとなり ます。 (3)金融商品に係るリスク管理体制 当社では、総合的なリスク管理を行うためには、組織横断的な取り組み が有効と考えており、関係役職員で構成されるリスク管理委員会(リスク 管理全般を所管)を設けております。加えて、外部の金融・経済の有識者 も参画するALM委員会、資産運用委員会を定期的に開催し金融商品に係る 各種リスクの把握に努めております。 (3)金融商品に係るリスク管理体制 当社では、総合的なリスク管理を行うためには、組織横断的な取り組み が有効と考えており、関係役職員で構成されるリスク管理委員会(リスク 管理全般を所管)を設けております。加えて、外部の金融・経済の有識者 も参画するALM委員会、資産運用委員会を定期的に開催し金融商品に係る 各種リスクの把握に努めております。 ①市場リスクの管理 (a)金利リスクの管理 通常、生命保険会社は、負債の特性に応じて適切な資産配分を行うALM (Asset Liability Management:資産負債の総合管理)の考え方に基づき資 産運用を行います。しかし、当社は、掛け捨て及び保障性の商品を中心に取 り扱っているため、資産と負債の金利又は期間のミスマッチを要因として損 失を被るリスクが当社へ与える影響は限定的であります。このため、リスク 管理部において、資産と負債のギャップ分析や金利感応度分析等を行うこと で、金利リスクが当社に与える影響をモニタリングしております。 ①市場リスクの管理 (a)金利リスクの管理 通常、生命保険会社は、負債の特性に応じて適切な資産配分を行うALM (Asset Liability Management:資産負債の総合管理)の考え方に基づき資 産運用を行います。しかし、当社は、掛け捨て及び保障性の商品を中心に取 り扱っているため、資産と負債の金利又は期間のミスマッチを要因として損 失を被るリスクが当社へ与える影響は限定的であります。このため、リスク 管理部において、資産と負債のギャップ分析や金利感応度分析等を行うこと で、金利リスクが当社に与える影響をモニタリングしております。 (b)価格変動リスクの管理 当社は、取締役会が定める資産運用リスク管理に関する基本方針において、 バリュー・アット・リスク等を用いたリスク・リミットを定め、リスク管理 部が定期的にリスク・リミットを超えていないことを検証し、取締役会等へ 報告しております。 (b)価格変動リスクの管理 当社は、取締役会が定める資産運用リスク管理に関する基本方針において、 バリュー・アット・リスク等を用いたリスク・リミットを定め、リスク管理 部が定期的にリスク・リミットを超えていないことを検証し、取締役会等へ 報告しております。 (c)為替リスクの管理 当社は、金銭の信託を通じ、外貨建て債券へ投資している他、教保ライフ プラネット生命保険株式会社の株式を保有しており、これらの為替リスクを 負っています。取締役会が定める資産運用リスク管理に関する基本方針にお いて、これらの保有については投資上限を設定しており、リスク管理部が定 期的にリスク・リミットを超えていないことを検証し、リスク管理委員会へ 報告しております。なお、バリュー・アット・リスク等のリスク・リミット には為替リスクも1つの要因として含めており、総合的な資産運用リスクの 管理を行っています。 (c)為替リスクの管理 当社は、金銭の信託を通じ、外貨建て債券へ投資している他、教保ライフ プラネット生命保険株式会社の株式を保有しており、これらの為替リスクを 負っています。取締役会が定める資産運用リスク管理に関する基本方針にお いて、これらの保有については投資上限を設定しており、リスク管理部が定 期的にリスク・リミットを超えていないことを検証し、リスク管理委員会へ 報告しております。なお、バリュー・アット・リスク等のリスク・リミット には為替リスクも1つの要因として含めており、総合的な資産運用リスクの 管理を行っています。 ②信用リスクの管理 有価証券の発行体の信用リスクに関しては、取締役会が定めるリスク・リ ミットに基づき、リスク管理部において、格付等の信用情報や時価等の把握を 定期的に行うことで管理しております。 ②信用リスクの管理 有価証券の発行体の信用リスクに関しては、取締役会が定めるリスク・リ ミットに基づき、リスク管理部において、格付等の信用情報や時価等の把握を 定期的に行うことで管理しております。 業績データ 2014年度 49 2014年度 2015年度 7. 金融商品の時価等に関する事項 (1)2015年3月31日における貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、 次のとおりであります。 7. 金融商品の時価等に関する事項 (1)2016年3月31日における貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、 次のとおりであります。 (単位:百万円) (単位:百万円) 現金及び預貯金 金銭の信託 有価証券 貸借対照表 計上額 731 時価 差額 731 - 現金及び預貯金 1,033 1,033 - 買入金銭債権 貸借対照表 計上額 734 時価 1,999 差額 734 - 1,999 △0 16,195 16,567 371 金銭の信託 1,035 1,035 - 満期保有目的の債券 8,982 9,354 371 有価証券 22,263 24,055 1,791 その他有価証券 7,212 7,212 - 満期保有目的の債券 10,268 12,060 1,791 639 639 - その他有価証券 11,994 11,994 - 680 680 - その他資産 未収金 その他資産 未収金 (注)1. 金融商品の時価の算定方法並びに金銭の信託及び有価証券に関する事項 (注)1. 金融商品の時価の算定方法並びに金銭の信託及び有価証券に関する事項 ①現金及び預貯金 当社は、満期がない預金のみを保有しており、それらの時価は帳簿価額と近 似していることから、当該帳簿価額によっております。 ①現金及び預貯金 当社は、満期がない預金のみを保有しており、それらの時価は帳簿価額と近 似していることから、当該帳簿価額によっております。 ②買入金銭債権 買入金銭債権の時価は、2016 年 3 月末日の取引金融機関から入手した価格 によっております。 ②金銭の信託 金銭の信託における信託財産の構成物の時価は、2015 年 3 月末日の取引所 又は取引先金融機関から入手した価格等によっております。 ③金銭の信託 金銭の信託における信託財産の構成物の時価は、2016 年 3 月末日の取引所 又は取引金融機関から入手した価格等によっております。 ③有価証券 有価証券の時価は、2015 年 3 月末日の取引所又は取引金融機関から入手し た価格等によっております。 ④有価証券 有価証券の時価は、2016 年 3 月末日の取引所又は取引金融機関から入手し た価格等によっております。 ④その他資産 未収金 未収金については、短期間で決済されるため、時価は帳簿価額と近似してい ることから、当該帳簿価額によっております。 ⑤その他資産 未収金 未収金については、短期間で決済されるため、時価は帳簿価額と近似してい ることから、当該帳簿価額によっております。 (注)2. 時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品 (注)2. 時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品 外国証券については、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と 外国証券については、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と 認められることから、「有価証券」には含めておりません。 認められることから、「有価証券」には含めておりません。 外国証券の当事業年度における貸借対照表計上額は、886 百万円であります。 外国証券の当事業年度における貸借対照表計上額は、804 百万円であります。 (2)金銭債権及び満期のある有価証券の当事業年度末日後の償還予定額 (2)金銭債権及び満期のある有価証券の当事業年度末日後の償還予定額 (単位:百万円) (単位:百万円) 現金及び預貯金 有価証券 満期保有目的の債券 その他有価証券の うち満期があるもの その他資産 未収金 合 計 1年 以内 731 1年超 5 年以内 - 5 年超 10 年以内 - 10 年超 - 800 2,300 100 5,600 1,300 3,300 100 2,100 639 3,471 - 5,600 - 200 - 7,700 現金及び預貯金 買入金銭債権 有価証券 満期保有目的の債券 その他有価証券の うち満期があるもの その他資産 未収金 合 計 1年 以内 734 2,000 1年超 5 年以内 - - 5 年超 10 年以内 - - 10 年超 - - 300 2,100 - 7,700 1,400 4,570 1,800 3,200 680 5,114 - 6,670 - 1,800 - 10,900 損益計算書関係 2014年度 1. 有価証券売却益の内訳は、国債等債券2百万円であります。 2015年度 1. 有価証券売却益の内訳は、国債等債券35百万円であります。 2. 有価証券売却損の内訳は、国債等債券0百万円であります。 50 3. 当事業年度の支払備金戻入額の計算上、足し上げられた出再支払備金繰入額の金額 は7百万円であります。また、当事業年度の責任準備金繰入額の計算上、差し引かれ た出再責任準備金繰入額の金額は89百万円であります。 2. 当事業年度の支払備金繰入額の計算上、差し引かれた出再支払備金繰入額の金額は 27百万円であります。また、当事業年度の責任準備金繰入額の計算上、差し引かれ た出再責任準備金繰入額の金額は8百万円であります。 4. 1株当たり当期純損失金額は、38円52銭であります。 3. 1株当たり当期純損失金額は、8円75銭であります。 キャッシュ・フロー計算書関係 2014年度 2015年度 キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲 現金及び現金同等物の期末残高は、貸借対照表に掲記されている「現金及び預貯 金」と同額であります。 キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲 現金及び現金同等物の期末残高は、貸借対照表に掲記されている「現金及び預貯 金」及び「買入金銭債権」の合計額であります。 株主資本等変動計算書関係 2014年度 2015年度 1. 発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項 1. 発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項 (単位:株) 当事業 年度増加 株式数 当事業 年度減少 株式数 (単位:株) 当事業 年度期首 株式数 当事業 年度末 株式数 42,175,000 42,175,000 - - - - 42,175,000 42,175,000 - - - - - - - - 発行済株式 普通株式 (注) 42,175,000 合 計 42,175,000 自己株式 普通株式 - 合 計 - 当事業 年度増加 株式数 当事業 年度減少 株式数 業績データ 発行済株式 普通株式 合 計 自己株式 普通株式 合 計 当事業 年度期首 株式数 当事業 年度末 株式数 8,000,000 8,000,000 - - 50,175,000 50,175,000 - - - - - - (注)普通株式の発行済株式総数の増加8,000,000株は、新株の発行による増加で あります。 2. 新株予約権に関する事項 新株予約権の目的となる株式の種類は普通株式であり、その目的となる株式数は 当事業年度末において2,082,000株であります。 2. 新株予約権に関する事項 新株予約権の目的となる株式の種類は普通株式であり、その目的となる株式数は 当事業年度末において2,046,000株であります。 ■重要な後発事象 2014年度 2015年度 当社は、2015年4月20日開催の取締役会において、第三者割当により新株を発行す ることを決議し、2015年5月22日に払込が完了しております。 第三者割当による新株発行の概要 発行する株式の種類及び数 発行価額 発行価額の総額 資本組入額 割当方法 割当先 払込期日 資金の使途 普通株式 8,000,000 株 1 株につき 380 円 3,040,000,000 円 1,520,000,000 円(1 株につき 190 円) 第三者割当による新株発行 KDDI 株式会社 2015 年 5 月 22 日 ・生命保険商品の新しい販売モデル及びブランド の構築並びにカスタマーロイヤリティー向上等 ・生命保険商品販売に関するマーケティング及び プロモーション ・研究開発及びシステム開発 ー 51 5. 債務者区分による債権の状況 該当事項はありません。 6. リスク管理債権の状況 該当事項はありません。 7. 元本補填契約のある信託に係る貸出金の状況 該当事項はありません。 8. 保険金等の支払能力の充実の状況(ソルベンシー・マージン比率) 項 目 ソルベンシー・マージン総額(A) 資本金等 価格変動準備金 危険準備金 一般貸倒引当金 (その他有価証券の評価差額(税効果控除前) ・繰延ヘッジ損益 (税効果控除前))×90%(マイナスの場合100%) 土地の含み損益×85%(マイナスの場合100%) 全期チルメル式責任準備金相当額超過額 負債性資本調達手段等 全期チルメル式責任準備金相当額超過額及び負債性資本調達手段等のうち、マージンに算入されない額 持込資本金等 控除項目 その他 リスクの合計額(B) 2+ 2+R4 (R 2+R 3+R 7) (R 1+R 8) 保険リスク相当額 R1 第三分野保険の保険リスク相当額 R8 予定利率リスク相当額 R2 最低保証リスク相当額 R7 資産運用リスク相当額 R3 経営管理リスク相当額 R4 ソルベンシー・マージン比率 (A) ×100 (1/2)×(B) (単位:百万円) 2014年度末 14,182 9,041 9 1,218 - 2015年度末 19,301 12,712 12 1,307 - 335 738 - 3,577 - - - - - - 4,529 - - - - - 1,263 1,375 980 198 1 - 308 44 1,016 248 1 - 397 49 2,244.7% 2,805.5% 2014年度末 23,759 23,387 371 - - - - 2014年度末 5,987 10,899 9 1,218 3,577 3,577 - 107 - 17,771 2015年度末 32,109 30,317 1,791 - - - - 2015年度末 8,813 14,893 12 1,307 4,529 4,529 - 229 - 23,295 (注)上記は、保険業法施行規則第86条、第87条及び平成8年大蔵省告示第50号の規定に基づいて算出しております。 (参考)実質純資産額(実質資産負債差額) 資 産 (1)資産の部に計上されるべき金額の合計額(=①+②+③+④-⑤-⑥) ①貸借対照表の資産の部合計 ②有価証券の時価と貸借対照表計上額との差額 ③有形固定資産含み損益 ④上記以外の資産の含み損益 ⑤その他有価証券に係る繰延税金資産 ⑥繰延ヘッジ損益に係る繰延税金資産 負 債 (2)負債の部に計上されるべき金額の合計額を基礎として計算した金額(=①-②-③-④-⑤-⑥) ①貸借対照表の負債の部合計 ②価格変動準備金 ③危険準備金 ④将来の保険金等の支払に備えて積み立てている準備金の一部 全期チルメル式責任準備金相当額超過額 配当準備金中の未割当額 ⑤その他有価証券に係る繰延税金負債 ⑥繰延ヘッジ損益に係る繰延税金負債 実質資産負債差額 (1)-(2) 52 (単位:百万円) 9. 有価証券等の時価情報(会社計) (1)有価証券の時価情報 ①売買目的有価証券の評価損益 該当事項はありません。 ②有価証券の時価情報(売買目的有価証券以外の有価証券のうち時価のあるもの) 2014年度末 区 分 (単位:百万円) 2015年度末 差 損 益 帳簿 価額 時価 満期保有目的の債券 8,982 9,354 371 374 責任準備金対応債券 - - - 差 損 益 帳簿 価額 時価 2 12,268 14,060 1,791 1,791 0 - - - - - - - 差益 差損 差益 差損 - - - - - - - - - - 7,446 7,697 250 252 1 11,214 11,994 780 783 2 公 社 債 6,891 6,990 99 101 1 11,113 11,783 670 672 2 株 式 100 222 121 121 - 100 211 110 110 - 外 国 証 券 454 484 29 29 - - - - - - 公 社 債 454 484 29 29 - - - - - - 株 式 等 - - - - - - - - - - そ の 他 の 証 券 - - - - - - - - - - 買 入 金 銭 債 権 - - - - - - - - - - 譲 金 - - - - - - - - - - そ の 他 - - - - - - - - - - 渡 性 預 合 計 16,429 17,051 622 626 3 23,482 26,055 2,572 2,575 2 公 社 債 15,873 16,345 471 475 3 21,381 23,843 2,462 2,464 2 株 式 100 222 121 121 - 100 211 110 110 - 外 券 454 484 29 29 - - - - - - 公 社 債 454 484 29 29 - - - - - - 株 式 等 - - - - - - - - - - 国 証 そ の 他 の 証 券 - - - - - - - - - - 買 入 金 銭 債 権 - - - - - 1,999 1,999 △0 0 0 譲 渡 性 預 金 - - - - - - - - - - そ の 他 - - - - - - - - - - 業績データ 子会社・関連会社株式 そ の 他 有 価 証 券 (注)本表には、金融商品取引法上の有価証券として取り扱うことが適当と認められるもの等を含んでおります。 ③満期保有目的の債券の時価情報 種 類 貸借対照表 計上額 時 価 2015年度末 貸借対照表 計上額 差 額 公 社 債 時価が 貸借対照表計上額 外国証券 を超えるもの そ の 他 8,876 9,250 374 - - - - - - 公 社 債 時価が 貸借対照表計上額 外国証券 を超えないもの そ の 他 105 103 △2 - - - - - 8,982 9,354 合 計 (単位:百万円) 2014年度末 10,268 時 価 差 額 12,060 1,791 - - - 999 999 0 - - - - - - - 999 999 △0 371 12,268 14,060 1,791 (注)貸借対照表において買入金銭債権として処理されているコマーシャルペーパーを「その他」に含めております。 53 ④責任準備金対応債券の時価情報 該当事項はありません。 ⑤子会社株式及び関連会社株式 該当事項はありません。 ⑥その他有価証券の時価情報 種 類 貸借対照表 計上額が 帳簿価額を 超えるもの (単位:百万円) 2014年度末 貸借対照表 計上額 帳簿価額 2015年度末 貸借対照表 計上額 差 額 帳簿価額 差 額 公 社 債 5,874 5,773 101 10,570 9,897 672 株 式 222 100 121 211 100 110 外国証券 - - - - - - その他の証券 - - - - - - 買入金銭債権 - - - - - - 譲渡性預金 - - - - - - そ の 他 - - - - - - 公 社 債 1,116 1,117 △1 1,213 1,215 △2 株 式 貸借対照表 外国証券 計上額が その他の証券 帳簿価額を 超えないもの 買入金銭債権 譲渡性預金 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - そ の 他 合 計 - - - - - - 7,212 6,991 221 11,994 11,214 780 (注)時価を把握することが極めて困難と認められるその他有価証券は、上表には含めておりません。 ⑦時価を把握することが極めて困難と認められる有価証券の帳簿価額 区 分 満期保有目的の債券 非 上 場 外 国 債 券 そ の 他 責任準備金対応債券 子会社・関連会社株式 そ の 他 有 価 証 券 非 上 場 国 内 株 式 (店頭売買株式を除く) 非 上 場 外 国 株 式 (店頭売買株式を除く) 非 上 場 外 国 債 券 そ の 他 合 計 54 2014年度末 (単位:百万円) - - - - - 886 2015年度末 - - - - - 804 - - 886 804 - - 886 - - 804 (2)金銭の信託の時価情報 (単位:百万円) 2014年度末 区 分 金 銭 の 信 託 貸借対照表 計上額 1,033 2015年度末 差 損 益 時 価 差益 1,033 - - 差損 - 貸借対照表 計上額 1,035 差 損 益 時 価 差益 1,035 - - 差損 - ・運用目的の金銭の信託 該当事項はありません。 ・満期保有目的、責任準備金対応、その他の金銭の信託 (単位:百万円) 満期保有目的の 金 銭 の 信 託 責任準備金対応の 金 銭 の 信 託 そ の 他 の 金銭の信託 帳簿価額 2015年度末 差 損 益 時 価 差益 差損 帳簿価額 業績データ 2014年度末 区 分 差 損 益 時 価 差益 差損 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 1,003 1,033 29 29 - 1,035 1,035 - - - (3)デリバティブ取引の時価情報 (ヘッジ会計適用・非適用分の合算値) 該当事項はありません。 55 10. 経常利益等の明細(基礎利益) (単位:百万円) 2014年度 基礎利益 A 2015年度 △ 1,484 △ 450 3 64 0 28 キャピタル収益 金銭の信託運用益 売買目的有価証券運用益 - - 2 35 金融派生商品収益 - - 為替差益 - - その他キャピタル収益 - - 有価証券売却益 キャピタル費用 0 - 金銭の信託運用損 - - 売買目的有価証券運用損 - - 有価証券売却損 0 - 有価証券評価損 - - 金融派生商品費用 - - 為替差損 - - その他キャピタル費用 - - キャピタル損益 キャピタル損益含み基礎利益 B 3 64 A+B △ 1,481 △ 386 臨時収益 - - 再保険収入 - - 危険準備金戻入額 - - 個別貸倒引当金戻入額 - - その他臨時収益 - - 50 89 臨時費用 再保険料 - - 50 89 個別貸倒引当金繰入額 - - 特定海外債権引当勘定繰入額 - - 貸付金償却 - - 危険準備金繰入額 その他臨時費用 - - C △ 50 △ 89 経常損失(△) A + B + C △ 1,532 △ 475 臨時損益 (注)基礎利益には、金銭の信託運用益4百万円を含んでおります。 11. 会社法による会計監査人の監査の状況 当社は、会社法第436条第2項第1号の規定に基づき、貸借対照表、損益計算書及び株主資本等変動計算書並びにその附属明細書 について会計監査人である有限責任 あずさ監査法人による監査を受けております。 12. 金融商品取引法に基づく監査法人の監査証明 当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、有価証券報告書の「経理の状況」に掲げられている当社の財務諸表 について、有限責任 あずさ監査法人の監査を受けております。 13. 財務諸表の適正性と財務諸表作成に係る内部監査の有効性について 当社は、金融商品取引法に基づき、有価証券報告書に確認書を添付しているため、記載を省略しております。 14. 事業年度の末日において、保険会社が将来にわたって事業活動を継続するとの前提に重要な疑義を生 じさせるような事象又は状況その他保険会社の経営に重要な影響を及ぼす事象が存在する場合には、 その旨及びその内容、当該重要事象等についての分析及び検討内容並びに当該重要事象等を解消し、 又は改善するための対応策の具体的内容 該当事項はありません。 56 3 業務の状況を示す指標等 1. 主要な業務の状況を示す指標等 (1)決算業績の概況 以下のページをご参照ください。 会社情報 □ 3 2015年度経営指標等の報告(P.23) 業績データ □ 1 直近5事業年度における主要な業務の状況を示す指標(P.40) ● ● (2)保有契約高及び新契約高 ①保有契約高 (単位:件、百万円、%) 金 額 前年度末比 件 数 前年度末比 2015年度末 金 額 前年度末比 前年度末比 個 人 保 険 215,403 106.1 1,831,081 107.6 225,534 104.7 1,906,269 104.1 個人年金保険 - - - - - - - - 団 体 保 険 - - - - - - - - 団体年金保険 - - - - - - - - ②新契約高 区 分 業績データ 件 数 区 分 2014年度末 (単位:件、百万円、%) 2014年度 件 数 前年度比 金 額 前年度比 60.5 228,951 新契約 73.9 228,951 転換 による 純増加 - 2015年度 件 数 前年度比 25,150 金 額 前年度比 個 人 保 険 27,982 個人年金保険 - - - - - - - - - - 団 体 保 険 - - - - - - - - - - 団体年金保険 - - - - - - - - - - - 89.9 173,469 新契約 75.8 173,469 転換 による 純増加 - - (注)1.個人保険の件数は主契約の件数であり、第三分野保険(医療保障・生前給付保障等)を含みます。 2.個人保険の金額は死亡保障額の合計であり、第三分野保険の保障額を含みません。 (3)年換算保険料 ①保有契約 区 分 (単位:百万円、%) 2014年度末 2015年度末 前年度末比 前年度末比 個 人 保 険 8,774 108.6 9,342 106.5 個 人 年 金 保 険 - - - - 合 計 8,774 108.6 9,342 106.5 うち医療保障・ 生前給付保障等 3,934 108.9 4,241 107.8 ②新契約 区 分 (単位:百万円、%) 2014年度 2015年度 前年度比 前年度比 個 人 保 険 1,307 76.6 1,170 89.5 個 人 年 金 保 険 - - - - 合 計 1,307 76.6 1,170 89.5 うち医療保障・ 生前給付保障等 668 74.7 652 97.6 (注)1.年換算保険料とは、1回当たりの保険料について保険料の支払方法に応じた係数を乗じ、 1年当たりの保険料に換算した金額です。 2. 「医療保障・生前給付保障等」については、医療保障給付(入院給付、手術給付等) 、生前給付保障給付(就業不能給付)等に該当する部分の年換算保険料を計上して おります。 57 (参考) 当社商品の保険料は全て月払いのみとなっているため、参考として1回あたりの保険料に単純に12を乗じたものを年換算保険料と した場合、下表のとおりになります。 ①保有契約 (単位:百万円、%) 2014年度末 区 分 合 2015年度末 前年度末比 計 8,793 前年度末比 108.9 9,377 ②新契約 (単位:百万円、%) 2014年度 区 分 合 58 106.6 2015年度 前年度比 計 1,327 前年度比 77.7 1,189 89.6 (4)保障機能別保有契約高 (単位:百万円) 区 分 死亡保障 普 通 死 亡 災 害 死 亡 満期・生存給付 生存保障 年 金 そ の 他 災 害 入 院 入院保障 疾 病 入 院 そ の 他 の 条 件 付 入 院 就 業 不 能 保 障 2014年度末 1,831,081 - - - 1,831,081 ( -) ( -) ( -) ( -) ( -) ( -) ( -) ( -) ( -) ( -) - - - - - ( -) ( -) ( -) ( -) ( -) - - - - - ( 468) ( -) ( -) ( -) ( 468) ( 468) ( -) ( -) ( -) ( 468) ( -) ( -) ( -) ( -) ( -) ( 3,940) ( -) ( -) ( -) ( 3,940) 2015年度末 1,906,269 - - - 1,906,269 ( -) ( -) ( -) ( -) ( -) ( -) ( -) ( -) ( -) ( -) - - - - - ( -) ( -) ( -) ( -) ( -) - - - - - ( 479) ( -) ( -) ( -) ( 479) ( 479) ( -) ( -) ( -) ( 479) ( -) ( -) ( -) ( -) ( -) ( 4,395) ( -) ( -) ( -) ( 4,395) 業績データ そ の 他 の 条 件 付 死 亡 個 人 保 険 個人年金保険 団 体 保 険 団体年金保険 その他共計 個 人 保 険 個人年金保険 団 体 保 険 団体年金保険 その他共計 個 人 保 険 個人年金保険 団 体 保 険 団体年金保険 その他共計 個 人 保 険 個人年金保険 団 体 保 険 団体年金保険 その他共計 個 人 保 険 個人年金保険 団 体 保 険 団体年金保険 その他共計 個 人 保 険 個人年金保険 団 体 保 険 団体年金保険 その他共計 個 人 保 険 個人年金保険 団 体 保 険 団体年金保険 その他共計 個 人 保 険 個人年金保険 団 体 保 険 団体年金保険 その他共計 個 人 保 険 個人年金保険 団 体 保 険 団体年金保険 その他共計 個 人 保 険 個人年金保険 団 体 保 険 団体年金保険 その他共計 保 有 金 額 59 (単位:件) 区 分 障 害 保 障 手 術 保 障 2014年度末 個 人 保 険 個人年金保険 団 体 保 険 団体年金保険 その他共計 個 人 保 険 個人年金保険 団 体 保 険 団体年金保険 その他共計 ( ( ( ( ( 保 有 件 数 - - - - - 33,497) -) -) -) 33,497) 2015年度末 ( ( ( ( ( - - - - - 38,826) -) -) -) 38,826) (注)1.主契約の付随保障部分及び第三分野保険に該当する部分は( )書きで表示しております。 2.入院保障欄の金額は入院給付金日額を表します。 3.就業不能保障欄の金額は就業不能給付金月額を表します。 (5)個人保険及び個人年金保険契約種類別保有契約高 (単位:百万円) 区 分 死 亡 保 険 生 死 混 合 保 険 生 存 年 金 保 険 保 険 災 害 ・ 疾 病 関 係 特 約 定 期 死 亡 保 険 終 身 医 療 保 険 終 身 医 療 保 険 (2014) 定 期 療 養 保 険 就 業 不 能 保 険 合 計 定 期 死 亡 保 険 終 身 医 療 保 険 終 身 医 療 保 険 (2014) 定 期 療 養 保 険 就 業 不 能 保 険 合 計 2015年度末 - - 1,906,269 1,906,269 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - (単位:件、百万円) 件 数 112,420 57,004 8,662 11,870 25,447 215,403 ②新契約高 商 品 - - 1,831,081 1,831,081 - - 個人年金保険 災害割増特約 傷 害 特 約 災害入院特約 疾 病 特 約 成人病特約 そ の 他 の 条件付入院特約 (参考)商品別保有契約高及び新契約高 ①保有契約高 商 品 2014年度末 終 身 保 険 定期付終身保険 定 期 保 険 その他共計 養 老 保 険 定期付養老保険 生存給付金付 定 期 保 険 その他共計 保 有 金 額 2014年度末 金 額 1,831,081 409 58 - 3,940 - 年換算保険料 4,840 2,117 458 334 1,023 8,774 件 数 117,626 52,023 15,976 11,132 28,777 225,534 2015年度末 金 額 1,906,269 373 106 - 4,395 - 年換算保険料 5,100 1,941 839 314 1,146 9,342 (単位:件、百万円) 件 数 13,940 918 9,065 631 3,428 27,982 2014年度 金 額 228,951 6 61 - 517 - 年換算保険料 639 32 480 17 137 1,307 件 数 11,178 - 8,456 98 5,418 25,150 2015年度 金 額 173,469 - 55 - 774 - 年換算保険料 517 - 445 2 204 1,170 (注)1.金額欄の数字は、定期死亡保険については死亡保険金額、終身医療保険及び終身医療保険(2014)については入院給付金日額、就業不能保険については就業不能 給付金月額の合計です。 2. 年換算保険料とは、1 回あたりの保険料について保険料の支払方法に応じた係数を乗じ、1 年あたりの保険料に換算した金額です。 60 (6)異動状況の推移 ①個人保険 (単位:件、百万円、%) 年 始 現 在 2014年度 件 数 202,963 新 契 約 27,982 区 分 - - - 95 4 ( 910) - 12,633 2,742 68 215,403 ( 6.1) 12,440 ( △63.0) 228,951 - - - 733 5 6,211 - 75,616 17,363 323 1,831,081 ( 7.6) 128,700 ( △42.0) 2015年度 件 数 215,403 25,150 - - - 130 8 ( 932) - 12,601 2,218 62 225,534 ( 4.7) 10,131 ( △18.6) 金 額 1,831,081 173,469 - - - 815 27 6,741 - 75,617 14,850 231 1,906,269 ( 4.1) 75,188 ( △41.6 ) 業績データ 更 新 復 活 転 換に よ る 増 加 死 亡 満 期 保険金額の減少 転換による減少 解 約 失 効 その他の異動による減少 年 末 現 在 ( 増 加 率 ) 純 増 加 ( 増 加 率 ) 金 額 1,702,381 (注)金額は死亡保障額の合計であり、第三分野保険の保障額を含みません。 ②個人年金保険 該当事項はありません。 ③団体保険 該当事項はありません。 ④団体年金保険 該当事項はありません。 (7)契約者配当の状況 該当事項はありません。 61 2. 保険契約に関する指標等 (1)保有契約増加率 (単位:%) 区 分 2014年度 2015年度 件 数 率 6.1 4.7 金 額 率 7.6 4.1 (注)1.金額率の算出に用いた金額は死亡保障額の合計であり、第三分野保険の保障額を含みません。 2.当社は個人保険のみを取り扱っているため、個人保険の数値のみを記載しております。 (2)新契約平均保険金及び保有契約平均保険金(個人保険) 区 分 (単位:千円) 2014年度 2015年度 新契約平均保険金 8,182 6,897 保有契約平均保険金 8,500 8,452 (3)新契約率(対年度始) (単位:%) 区 分 2014年度 2015年度 件 数 率 13.8 11.7 金 額 率 13.4 9.5 (注)1.金額率の算出に用いた金額は死亡保障額の合計であり、第三分野保険の保障額を含みません。 2.当社は個人保険のみを取り扱っているため、個人保険の数値のみを記載しております。 (4)解約失効率(対年度始) (単位:%) 区 分 2014年度 2015年度 件 数 率 7.6 6.9 金 額 率 5.8 5.3 (注)1.金額率は、解約失効高に減額高を加えた金額を年度始保有契約高で除した率です。 2.金額は死亡保障額の合計であり、第三分野保険の保障額を含みません。 3.当社は個人保険のみを取り扱っているため、個人保険の数値のみを記載しております。 (参考)解約失効率(対経過保有契約) 解約失効契約には、当事業年度内に成立した契約で解約・失効したものも含まれます。これらの契約は、解約失効率(対年度始)の分母である年度始保有契約には含まれません。 参考として、解約失効率の分母に経過保有契約を用いた場合、下表のとおりになります。経過保有契約は「(6)死亡率(個人保険主契約)」と同じく、毎月末の保有契約から算 出した、平均的な保有契約件数(金額)です。 (単位:%) 区 分 2014年度 2015年度 件 数 率 7.3 6.7 金 額 率 5.6 5.2 (5)個人保険新契約平均保険料(月払契約) (単位:円) 2014年度 2015年度 47,440 47,280 (注)平均月払保険料を年換算(12倍)して表示しております。 (6)死亡率(個人保険主契約) (単位:‰) 区 分 2014年度 2015年度 件 数 率 0.45 0.59 金 額 率 0.41 0.44 (注)1.死亡率は、死亡発生契約を経過保有契約で除した率として算出しており、経過保有契約は、毎月末の保有契約から算出しております。 2.金額率の算出に用いた金額は死亡保障額の合計であり、第三分野保険の保障額を含みません。 62 (7)特約発生率(個人保険) 該当事項はありません。 (8)事業費率(対収入保険料) (単位:%) 2014年度 2015年度 45.6 36.0 (9)保険契約を再保険に付した場合における、再保険を引き受けた主要な保険会社等の数 2014年度 2015年度 2 3 業績データ (注)保険業法施行規則第71条に基づいて保険料積立金を積み立てないとした第三分野保険について、該当はありません。 (10)保険契約を再保険に付した場合における、再保険を引き受けた保険会社等のうち、支払再保険料の額が大きい上位5社に対す る支払再保険料の割合 (単位:%) 2014年度 2015年度 100.0 100.0 (注)保険業法施行規則第71条に基づいて保険料積立金を積み立てないとした第三分野保険について、該当はありません。 (11)保険契約を再保険に付した場合における、再保険を引き受けた主要な保険会社等の格付機関による格付に基づく区分ごとの支 払再保険料の割合 (単位:%) 格付区分 2014年度 2015年度 A以上 BBB以上 その他 (格付なし・不明・BB以下) 50.8 56.9 - - 49.2 43.1 (注)1.S&P社の格付を使用し、S&P社の格付がない場合には、「その他」に区分しています。 2.保険業法施行規則第71条に基づいて保険料積立金を積み立てないとした第三分野保険について、該当はありません。 (12)未だ収受していない再保険金の額 (単位:百万円) 2014年度 2015年度 23 27 (注)保険業法施行規則第71条に基づいて保険料積立金を積み立てないとした第三分野保険について、該当はありません。 (13)第三分野保険の給付事由又は保険種類の区分ごとの、発生保険金額の経過保険料に対する割合 2014年度 第三分野発生率 (単位:%) 2015年度 11.7 11.0 15.8 14.8 が ん 6.6 7.5 介 護 - - そ の 他 2.6 2.7 医 療 ( 疾 病 ) (注)発生率は、給付金支払額に支払備金繰入額(既発生未報告分除く)と給付金支払に係る費用を加算したものを、保険料収入のうち当該期間に対応する部分の金額で除して 算出したものです。 63 3. 経理に関する指標等 (1)支払備金明細表 (単位:百万円) 区 分 保 険 金 2014年度末 2015年度末 死 亡 保 険 金 189 289 災 害 保 険 金 - - 高 度 障 害 保 険 金 2 1 満 期 保 険 金 - - そ 他 - - の 小 計 191 290 年 金 - - 給 付 金 85 66 解 約 返 戻 金 - - 保 険 金 据 置 支 払 金 - - 277 357 そ の 他 共 計 (2)責任準備金明細表 (単位:百万円) 区 分 2014年度末 個 人 保 険 ( 一 般 勘 定 ) ( 特 別 勘 定 ) 個 人 年 金 保 険 ( 一 般 勘 定 ) ( 特 別 勘 定 ) 団 体 保 険 ( 一 般 勘 定 ) ( 特 別 勘 定 ) 責 任 準 備 金 (除危険準備金) 団 体 年 金 保 険 ( 一 般 勘 定 ) ( 特 別 勘 定 ) そ の 他 ( 一 般 勘 定 ) ( 特 別 勘 定 ) 小 計 ( 一 般 勘 定 ) ( 特 別 勘 定 ) 危 険 準 備 金 合 計 ( ( 一 般 勘 定 ) 特 別 勘 定 ) 8,588 8,588 - - - - - - - - - - - - - 8,588 8,588 - 1,218 9,806 9,806 - 2015年度末 12,244 12,244 - - - - - - - - - - - - - 12,244 12,244 - 1,307 13,551 13,551 - (3)責任準備金残高の内訳 (単位:百万円) 区 分 保険料積立金 未経過保険料 払戻積立金 危険準備金 2014年度末 8,587 1 - 1,218 9,806 2015年度末 12,243 1 - 1,307 13,551 (4)個人保険及び個人年金保険の責任準備金の積立方式、積立率、残高(契約年度別) ①責任準備金の積立方式、積立率 積立方式 2014年度末 2015年度末 標準責任準備金 対象契約 5年チルメル式 5年チルメル式 標準責任準備金 対象外契約 該当ありません 該当ありません 74.8% 84.2% 積立率(危険準備金を除く) (注) 積立率については、平成8年大蔵省告示第48号に定める方式により計算した保険料積立金及び未経過保険料に対する積立率を記載しております。 64 合計 ②責任準備金残高(契約年度別) (単位:百万円、%) 契約年度 責任準備金残高 予定利率 2006年度~2010年度 4,978 1.50 2011年度 3,628 1.50 2012年度 2,392 1.50 2013年度 1,013 1.00 2014年度 227 1.00 2015年度 5 1.00 (注)1. 「責任準備金残高」は、危険準備金を除いた責任準備金額を記載しております。 2. 「予定利率」については、各契約年度別の責任準備金に係る主な予定利率を記載しております。 業績データ (5)特別勘定を設けた保険契約であって、保険金等の額を最低保証している保険契約に係る一般勘定の責任準備金の残高、算出方法、 その計算の基礎となる係数 該当事項はありません。 (6)契約者配当準備金明細表 該当事項はありません。 (7)引当金明細表 (単位:百万円) 2014年度 区 分 当期首 残高 価格変動準備金 2015年度 当期末 残高 当期 増減(△)額 6 9 当期首 残高 3 当期末 残高 9 当期 増減(△)額 12 3 (8)特定海外債権引当勘定の状況 該当事項はありません。 (9)資本金等明細表 (単位:百万円) 区 分 資 本 金 2014年度 当期首 残高 当期 増加額 10,500 普通 (42,175,000 株) うち 株式 10,500 既発行 (42,175,000 株) 株式 計 10,500 当期 減少額 - - 2015年度 当期末 残高 摘要 10,500 当期首 残高 当期 増加額 10,500 当期 減少額 1,520 - 当期末 残高 摘要 12,020 (42,175,000 株) ( -株) ( -株) - - 10,500 (42,175,000 株) (8,000,000 株) (50,175,000 株) ( -株) 10,500 1,520 - 12,020 (42,175,000 株) ( -株) ( -株) - - 10,500 (42,175,000 株) (8,000,000 株) (50,175,000 株) ( -株) 10,500 1,520 - 12,020 資本 準備金 10,500 - - 10,500 10,500 1,520 - 12,020 資本 その他 剰余金 資本 剰余金 - - - - - - - - 10,500 - - 10,500 10,500 1,520 - 12,020 計 65 (10)保険料明細表 (単位:百万円) 区 分 個 人 保 険 ( う ち 一 時 払 ) ( う ち 年 払 ) ( う ち 半 年 払 ) ( う ち 月 払 ) 個 人 年 金 保 険 ( う ち 一 時 払 ) ( う ち 年 払 ) ( う ち 半 年 払 ) ( う ち 月 払 ) 団 体 保 険 団 体 年 金 保 険 そ の 他 共 計 2014年度 2015年度 8,372 - - - 8,372 - - - - - - - 8,372 9,007 - - - 9,007 - - - - - - - 9,007 (11)保険金明細表 (単位:百万円) 区 分 死 亡 保 険 金 災 害 保 険 金 高 度 障 害 保 険 金 満 期 保 険 金 そ の 他 合 計 2014年度 個人保険 693 - 30 - - 723 個人年金保険 - - - - - - 団体保険 - - - - - - 団体年金保険 - - - - - - 財形保険 財形年金保険 - - - - - - その他の 保険 - - - - - - 合計 693 - 30 - - 723 (単位:百万円) 区 分 死 亡 保 険 金 災 害 保 険 金 高 度 障 害 保 険 金 満 期 保 険 金 そ の 他 合 計 (12)年金明細表 該当事項はありません。 66 2015年度 個人保険 615 - 20 - - 635 個人年金保険 - - - - - - 団体保険 - - - - - - 団体年金保険 - - - - - - 財形保険 財形年金保険 - - - - - - その他の 保険 - - - - - - 合計 615 - 20 - - 635 (13)給付金明細表 (単位:百万円) 区 分 2014年度 個人保険 - 244 102 - - 88 死 亡 給 付 金 入 院 給 付 金 手 術 給 付 金 障 害 給 付 金 生 存 給 付 金 そ の 他 合 計 436 個人年金保険 団体保険 - - - - - - 団体年金保険 - - - - - - - - - - - - - - - 財形保険 財形年金保険 - - - - - - - その他の 保険 - - - - - - - 合計 - 244 102 - - 88 436 区 分 個人保険 死 亡 給 付 金 入 院 給 付 金 手 術 給 付 金 障 害 給 付 金 生 存 給 付 金 そ の 他 合 計 - 248 100 - - 94 443 個人年金保険 団体保険 - - - - - - 団体年金保険 - - - - - - - - - - - - - - - 財形保険 財形年金保険 - - - - - - - その他の 保険 - - - - - - - 業績データ (単位:百万円) 2015年度 合計 - 248 100 - - 94 443 (14)解約返戻金明細表 該当事項はありません。 (15)減価償却費明細表 (単位:百万円) 区 分 有 形 固 定 資 産 建 物 リ ー ス 資 産 そ の 他 の 有 形 固 定 資 産 無 形 固 定 資 産 そ の 他 合 計 2014年度 取得原価 345 105 7 232 1,240 - 1,585 当期償却額 49 3 1 44 175 - 225 減価償却累計額 230 92 3 135 772 - 1,003 当期末残高 114 13 3 96 468 - 582 償却累計率(%) 66.9 87.3 46.7 58.3 62.2 - 63.3 (単位:百万円) 区 分 有 形 固 定 資 産 建 物 リ ー ス 資 産 そ の 他 の 有 形 固 定 資 産 無 形 固 定 資 産 そ の 他 合 計 2015年度 取得原価 345 105 7 232 1,358 - 1,703 当期償却額 42 2 1 37 178 - 220 減価償却累計額 272 94 4 173 920 - 1,192 当期末残高 72 11 2 59 437 - 510 償却累計率(%) 78.9 89.4 66.7 74.5 67.8 - 70.0 (16)事業費明細表 (単位:百万円) 区 分 営 業 活 動 費 2014年度 2015年度 46 67 営 業 管 理 費 1,258 838 一 般 管 理 費 2,510 2,333 合 計 3,815 3,239 (注)保険業法第259条の規定に基づく生命保険契約者保護機構に対する負担金は、2014年度は7百万円、2015年度は8百万円発生しております。 67 (17)税金明細表 (単位:百万円) 区 分 2014年度 2015年度 国 税 198 165 消 費 税 179 139 地 方 法 人 特 別 税 11 8 印 税 7 6 登 録 免 許 税 - 10 そ 紙 税 - - 地 方 税 の 他 の 国 68 64 地 方 消 費 税 48 37 法 人 住 民 税 - - 法 人 事 業 税 15 20 固 定 資 産 税 1 2 不 動 産 取 得 税 - - 事 業 所 税 3 3 そ の 他 の 地 方 税 - - 合 計 267 229 (18)リース取引 該当事項はありません。 (19)借入金残存期間別残高 該当事項はありません。 4. 資産運用に関する指標等 (1)資産運用の概況 ①2015年度の資産の運用状況 イ. 運用環境 グローバルに跛行色の強い動きとなりました。米国では雇用も堅調で2015年12月にリーマン・ショック以降初の利上げが実施 されましたが、中国経済の減速や原油価格下落から、日・欧では引き続き金融緩和色の強い動きとなりました。エマージング諸国 からは資本流出が顕著となりました。 主要国の株価は、変動率は高かったものの2015年12月末までは比較的堅調な推移をしておりましたが、年明け以降は下落に転 じ、為替市場でも過去数年継続してきたドル高基調からの反動安の動きとなりました。 債券市場では日銀による金融緩和策が継続したことから、国内債券金利は超低金利の中でジリ安傾向を辿りましたが、資本市場 の不透明な状況により2016年2月半ばから、日銀当座預金金利の一部をマイナスに引き下げるとの発表以降、金利は全年限にわ たって低下が加速し10年債がマイナス水準にまで低下しました。 事業年度を通じては、10年国債利回りが前事業年度末0.40%程度から当事業年度末マイナス0.05%程度に低下しました。日経 平均株価は前事業年度末19,200円台から当事業年度末16,700円台、ドル円は前事業年度末120円台から当事業年度末112円台と なりました。 ロ. 当社の運用方針 当事業年度においても、引き続き、国債等の高格付けの公社債などの円金利資産を中心とした運用を継続しました。保有契 約件数の増加に伴い責任準備金が増加したため、長期債への投資を増加させるとともに、2015年5月に実施したKDDI株式会 社を割当先とする増資資金についても円金利資産で運用しております。前事業年度にリスク分散の観点から投資を開始した金 銭の信託での外国債券への投資については、下半期に入り投資環境が不透明になったことから全て売却を行いました。なお、 株式は、資本業務提携を目的として従来から保有している当社の保険募集代理店である株式会社アドバンスクリエイトの株式 及び韓国の教保生命保険株式会社と合弁で設立した教保ライフプラネット生命保険株式会社の株式のみを保有しています。 ハ. 運用実績の概況 当事業年度末の総資産は30,317百万円(前事業年度末 23,387百万円)、このうち、預貯金、買入金銭債権、金銭の信託に 有価証券を加えた運用資産残高は26,837百万円(前事業年度末18,847百万円)となりました。また、当事業年度における資産 運用収益は259百万円(前事業年度124百万円)、利回りは1.09%(前事業年度0.73%)となりました。当事業年度末の保有 債券の修正デュレーションは、長期債への投資により、前事業年度末の10.2年に対して13.6年となりました。 68 ②ポートフォリオの推移 イ . 資産の構成 (単位:百万円、%) 2014年度末 区 分 金 額 2015年度末 占 率 金 額 占 率 現預金・コールローン 731 3.1 734 2.4 買 現 先 勘 定 - - - - 債券貸借取引支払保証金 - - - - 買 入 金 銭 債 権 - - 1,999 6.6 商 品 有 価 証 券 - - - - 金 銭 の 信 託 4.4 1,035 3.4 17,082 73.0 23,067 76.1 公 社 債 15,973 68.3 22,052 72.7 株 式 222 0.9 211 0.7 外 価 証 券 886 3.8 804 2.7 公 社 債 国 証 - - - - 株 式 等 886 3.8 804 2.7 その他の証券 - - - - 貸 付 金 - - - - 不 動 産 13 0.1 11 0.0 繰 延 税 金 資 産 - - - - そ の 他 4,526 19.4 3,468 11.4 貸 倒 引 当 金 - - - - 合 計 23,387 100.0 30,317 100.0 うち外貨建資産 1,373 5.9 804 2.7 業績データ 1,033 券 有 (注)不動産については、建物を計上しております。 ロ . 資産の増減 (単位:百万円) 区 分 2014年度 現 預 金 ・ コ ー ル ロ ー ン 2015年度 313 2 定 - - 債 券 貸 借 取 引 支 払 保 証 金 - - 買 現 先 勘 買 入 金 銭 債 権 - 1,999 商 品 有 価 証 券 - - 金 銭 有 の 信 価 公 証 株 社 外 国 公 証 社 託 33 2 券 2,927 5,985 債 2,789 6,078 式 15 △ 10 券 122 △ 82 債 - - 株 式 等 122 △ 82 そ の 他 の 証 券 - - 貸 付 金 - - 不 動 産 0 △2 繰 延 税 金 資 産 - - 他 △ 1,075 △ 1,058 金 - - 合 計 2,199 6,929 う ち 外 貨 建 資 産 609 △ 569 そ 貸 倒 の 引 当 (注)不動産については、建物を計上しております。 69 (2)資産別運用利回り (単位:%) 区 分 2014年度 現 預 金 ・ コ ー ル ロ ー ン 買 現 先 勘 定 2015年度 0.00 0.00 - - 債 券 貸 借 取 引 支 払 保 証 金 - - 買 入 金 - 0.08 商 品 有 金 銭 有 銭 価 の 債 権 証 券 - - 託 0.29 3.16 信 券 0.78 1.10 う ち 公 社 債 価 証 0.79 1.12 う ち 株 式 3.23 3.42 う ち 外 国 証 券 - - 貸 付 金 - - 不 動 産 - - 計 0.56 0.93 う ち 海 外 投 融 資 0.33 2.98 一 般 勘 定 (注) 利回り計算式の分母は帳簿価額ベースの日々平均残高、分子は経常損益中、資産運用収益-資産運用費用として算出した利回りです。 (3)主要資産の平均残高 (単位:百万円) 区 分 2014年度 現 預 金 ・ コ ー ル ロ ー ン 買 現 先 勘 定 909 - - 債 券 貸 借 取 引 支 払 保 証 金 - - 買 入 金 - 1,299 商 品 有 金 銭 有 銭 価 の 価 債 権 証 券 - - 託 1,011 1,034 信 券 15,356 20,520 う ち 公 社 債 証 14,329 19,439 う ち 株 式 216 229 う ち 外 国 証 券 811 850 貸 付 金 - - う ち 一 般 貸 付 - - 不 動 産 一 70 2015年度 560 14 12 計 22,077 27,766 う ち 海 外 投 融 資 992 1,112 般 勘 定 (4)資産運用収益明細表 (単位:百万円) 区 分 2014年度 利 息 及 び 配 当 金 等 収 入 商 品 金 銭 有 価 - 用 益 3 33 売 買 目 的 有 価 証 券 運 用 益 - - 託 運 - 益 信 券 190 用 の 証 2015年度 117 運 有 価 証 券 売 却 益 2 35 有 価 証 券 償 還 益 - - 益 - - 為 替 差 益 金 融 派 生 商 品 収 - - - - - - 合 計 124 259 業績データ 貸 倒 引 当 金 戻 入 額 そ の 他 運 用 収 益 (5)資産運用費用明細表 (単位:百万円) 区 分 2014年度 2015年度 支 払 利 息 0 0 商 品 有 価 証 券 運 用 損 - - 金 銭 の 信 託 運 用 損 - - 売 買 目 的 有 価 証 券 運 用 損 - - 有 価 証 券 売 却 損 0 - 有 価 証 券 評 価 損 - - 有 価 証 券 償 還 損 - - 金 融 派 生 商 品 費 用 - - 為 替 差 損 - - 貸 倒 引 当 金 繰 入 額 - - 貸 却 - - 賃 貸 用 不 動 産 等 減 価 償 却 費 - - そ の 他 運 用 費 用 0 0 合 計 0 0 付 金 償 71 (6)利息及び配当金等収入明細表 (単位:百万円) 区 分 2014年度 2015年度 預 貯 金 利 息 0 0 有 価 証 券 利 息 ・ 配 当 金 117 189 公 社 債 利 息 110 181 株 式 配 当 金 7 7 外 国 証 券 利 息 配 当 金 - - 貸 付 金 利 息 - - 不 動 産 賃 貸 料 - - そ の 他 共 計 117 190 (7)有価証券売却益明細表 (単位:百万円) 区 分 2014年度 2015年度 国 債 等 債 券 2 35 株 式 等 - - 外 国 証 券 - - そ の 他 共 計 2 35 (8)有価証券売却損明細表 (単位:百万円) 区 分 2014年度 2015年度 国 債 等 債 券 0 - 株 式 等 - - 外 国 証 券 - - そ の 他 共 計 0 - (9)有価証券評価損明細表 該当事項はありません。 (10)商品有価証券明細表 該当事項はありません。 (11)商品有価証券売買高 該当事項はありません。 (12)有価証券明細表 (単位:百万円、%) 2014年度末 区 分 金 額 国 債 72 2015年度末 占 率 8,227 金 額 48.2 占 率 10,102 43.8 地 方 債 851 5.0 1,521 6.6 社 債 6,894 40.4 10,428 45.2 うち公社・公団債 100 0.6 100 0.4 株 式 222 1.3 211 0.9 外 券 886 5.2 804 3.5 公 社 債 国 証 - - - - 株 式 等 886 5.2 804 3.5 そ の 他 の 証 券 - - - - 合 計 17,082 100.0 23,067 100.0 (13)有価証券残存期間別残高 (単位:百万円) 2014年度末 区 分 3 年超 5 年以下 911 - - 911 5 年超 7 年以下 199 - - 199 7 年超 10 年以下 - - - - 2,110 403 - 1,706 - - - - - - - - - - 10 年超 (*) 9,075 6,180 851 934 222 886 - 株 式 等 その他の証券 買 入 金 銭 債 権 譲 渡 性 預 金 そ の 他 合 計 - - - - - 2,110 - - - - - 4,785 - - - - - 911 - - - - - 199 - - - - - - 886 - - - - 9,075 合 計 17,082 8,227 851 6,894 222 886 - 886 - - - - 17,082 業績データ 有 価 証 券 国 債 地 方 債 社 債 株 式 外 国 証 券 公 社 債 1 年超 3 年以下 4,785 1,643 - 3,142 1 年以下 (単位:百万円) 2015年度末 区 分 有 価 証 券 国 債 地 方 債 社 債 株 式 外 国 証 券 公 社 債 1,705 101 - 1,603 1 年超 3 年以下 4,724 1,524 - 3,200 - - - - - - - - - - 10 年超 (*) 12,750 8,476 1,521 1,736 211 804 - 株 式 等 その他の証券 買 入 金 銭 債 権 譲 渡 性 預 金 そ の 他 合 計 - - 1,999 - - 3,705 - - - - - 4,724 - - - - - 2,038 - - - - - 1,638 - - - - - 210 804 - - - - 12,750 1 年以下 3 年超 5 年以下 2,038 - - 2,038 5 年超 7 年以下 1,638 - - 1,638 7 年超 10 年以下 210 - - 210 合 計 23,067 10,102 1,521 10,428 211 804 - 804 - 1,999 - - 25,067 (*:期間の定めのないものを含む) (14)保有公社債の期末残高利回り (単位:%) 区 分 2014年度末 2015年度末 公 社 債 0.94 0.96 外 国 公 社 債 - - 73 (15)業種別株式保有明細表 (単位:百万円、%) 区 分 2014年度末 金 額 水 産 ・ 農 林 業 鉱 業 建 設 業 製 造 業 食 料 品 繊 維 製 品 パ ル プ ・ 紙 化 学 医 薬 品 石油・石炭製品 ゴ ム 製 品 金 額 占 率 - - - - - - - - - - - - ガラス・土石製品 鉄 鋼 非 鉄 金 属 金 属 製 品 機 械 電 気 機 器 輸 送 用 機 器 精 密 機 器 そ の 他 製 品 電 気 ・ ガ ス 業 運輸・情報通信業 陸 運 業 海 運 業 空 運 業 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 卸 売 業 - - - - 小 売 業 - - - - - - - - 倉庫・運輸関連業 情報・通信業 商 業 金 融 ・ 保 険 業 銀 行 業 証券、商品先物取引業 保 険 業 その他金融業 不 動 産 業 サ ー ビ ス 業 合 計 - - - - - - - - - - - - - 222 - - - 222 (注)区分は証券コード協議会の業種別分類項目に準拠しております。 (16)貸付金明細表 該当事項はありません。 (17)貸付金残存期間別残高 該当事項はありません。 (18)国内企業向け貸付金企業規模別内訳 該当事項はありません。 (19)貸付金業種別内訳 該当事項はありません。 (20)貸付金使途別内訳 該当事項はありません。 74 2015年度末 占 率 - - - - - - - - - - - - - 100.0 - - - 100.0 - - - - - - - - - - - - - 211 - - - 211 - - - - - - - - - - - - - 100.0 - - - 100.0 (21)貸付金地域別内訳 該当事項はありません。 (22)貸付金担保別内訳 該当事項はありません。 (23)有形固定資産明細表 ①有形固定資産の明細 区 分 当期首残高 - 12 5 - 64 82 - 当期増加額 - 6 - - 78 84 - 当期減少額 - 2 - - 0 2 - 当期償却額 - 3 1 - 44 49 - 当期末残高 - 13 3 - 96 114 - 減価償却累計額 - 92 3 - 135 230 - 償却累計率(%) - 87.3 46.7 - 58.3 66.9 - 業績データ 土 地 建 物 リ ー ス 資 産 建 設 仮 勘 定 その他の有形固定資産 合 計 うち賃貸等不動産 (単位:百万円) 2014年度 (単位:百万円) 区 分 土 地 建 物 リ ー ス 資 産 建 設 仮 勘 定 その他の有形固定資産 合 計 うち賃貸等不動産 2015年度 当期首残高 - 13 3 - 96 114 - 当期増加額 - 0 - - 0 0 - 当期減少額 - - - - 0 0 - 当期償却額 - 2 1 - 37 42 - 当期末残高 - 11 2 - 59 72 - 減価償却累計額 - 94 4 - 173 272 - ②不動産残高及び賃貸用ビル保有数 区 分 不 動 産 残 高 営 業 用 賃 貸 用 賃貸用ビル保有数 償却累計率(%) - 89.4 66.7 - 74.5 78.9 - (単位:百万円、棟) 2014年度末 13 13 - - 2015年度末 11 11 - - (24)固定資産等処分益明細表 該当事項はありません。 (25)固定資産等処分損明細表 該当事項はありません。 (26)賃貸用不動産等減価償却費明細表 該当事項はありません。 75 (27)海外投融資の状況 ①資産別明細 (単位:百万円、%) 2014年度末 区 分 公 外 貨 建 資 産 合 計 2015年度末 占率 社 占率 債 486 35.4 - - 株 式 886 64.6 804 100.0 海 外 投 融 資 1,373 100.0 804 100.0 ②外貨建資産の通貨別・地域別構成 (単位:百万円、%) 2014年度末 区 分 2015年度末 占率 占率 北 米 ・ 米 ド ル 486 35.4 - - 韓 国 ・ ウ ォ ン 886 64.6 804 100.0 計 1,373 100.0 804 100.0 合 (28)海外投融資利回り (単位:%) 2014年度 2015年度 0.33 2.98 (29)公共関係投融資の概況(新規引受額、貸出額) 該当事項はありません。 (30)各種ローン金利 該当事項はありません。 (31)その他の資産明細表 該当事項はありません。 5. 有価証券等の時価情報(一般勘定) 当社の保有する資産は、一般勘定のみで、他の勘定がないため、一般勘定の時価情報は、「□ 2 9. 有価証券等の時価情報(会社計)」 の内容と相違ありません。2 9. (P.53)をご参照ください。 □ 4 特別勘定に関する指標等 該当事項はありません。 5 保険会社及びその子会社等の状況 該当事項はありません。 76 6 生命保険協会統一開示項目一覧 14 事業年度の末日において、保険会社が将来に (17)税金明細表 ···············································68 な疑義を生じさせるような事象又は状況その (19)借入金残存期間別残高 ···························68 4 資本金の推移 ···················································21 が存在する場合には、その旨及びその内容、 (1) 資産運用の概況 ········································68 6 株式の状況 並びに当該重要事象等を解消し、又は改善す Ⅰ 保険会社の概況及び組織 1 沿 革 ······························································16 わたって事業活動を継続するとの前提に重要 2 経営の組織 ·······················································20 3 店舗網一覧 ·······················································20 他保険会社の経営に重要な影響を及ぼす事象 5 株式の総数 ·······················································21 発行済株式総数に占める割合〉)····················21 7 主要株主の状況 ···············································21 9 会計参与の氏名又は名称 ································ 21 10 会計監査人の氏名又は名称 ····························21 11 従業員の在籍・採用状況 ································20 12 平均給与(内勤職員)·····································20 13 平均給与(営業職員)·····································20 Ⅱ 保険会社の主要な業務の内容 1 主要な業務の内容 ···········································22 2 経営方針 ···························································22 Ⅲ 直近事業年度における事業の概況 Ⅵ Ⅳ Ⅴ 直近5事業年度における主要な業務の状況 を示す指標 ·······················································40 財産の状況 1 貸借対照表 ·······················································41 2 損益計算書 ·······················································43 3 キャッシュ・フロー計算書 ····························44 4 株主資本等変動計算書 ···································45 5 債務者区分による債権の状況 ························52 6 リスク管理債権の状況 ···································52 7 元本補填契約のある信託に係る貸出金の 状況 ··································································52 8 保険金等の支払能力の充実の状況 (ソルベンシー・マージン比率)······················52 9 有価証券等の時価情報(会社計)···················53 (有価証券)························································53 (金銭の信託)·····················································55 (デリバティブ取引)·········································55 10 経常利益等の明細(基礎利益)·······················56 別保有契約高 ··········································60 (6) 異動状況の推移 ······································61 (7) 契約者配当の状況 ··································61 13 代表者が財務諸表の適正性、及び財務諸表 作成に係る内部監査の有効性を確認してい る旨 ··································································56 (13)有価証券残存期間別残高 ························73 (14)保有公社債の期末残高利回り ·················73 (15)業種別株式保有明細表 ····························74 (16)貸付金明細表 ···········································74 保険金(個人保険)·································62 (17)貸付金残存期間別残高 ····························74 (18)国内企業向け貸付金企業規模別内訳 ·······74 (4) 解約失効率(対年度始)··························62 (19)貸付金業種別内訳 ····································74 (月払契約)···············································62 (20)貸付金使途別内訳 ····································74 (7) 特約発生率(個人保険)··························63 (22)貸付金担保別内訳 ····································75 (21)貸付金地域別内訳 ····································75 (23)有形固定資産明細表 ································75 (9) 保険契約を再保険に付した場合におけ る、再保険を引き受けた主要な保険会 社等の数 ·················································63 (10)保険契約を再保険に付した場合におけ (有形固定資産の明細)·····························75 (不動産残高及び賃貸用ビル保有数)······75 (24)固定資産等処分益明細表 ························75 (25)固定資産等処分損明細表 ························75 (26)賃貸用不動産等減価償却費明細表 ·········75 る、再保険を引き受けた保険会社等の うち、支払再保険料の額が大きい上位 (27)海外投融資の状況 ···································76 5社に対する支払再保険料の割合 ········63 (資産別明細)············································76 (11)保険契約を再保険に付した場合におけ る、再保険を引き受けた主要な保険会 社等の格付機関による格付に基づく区 分ごとの支払再保険料の割合 ···············63 (12)未収受再保険金の額 ······························63 (地域別構成)············································76 (外貨建資産の通貨別構成) ····················76 (28)海外投融資利回り ····································76 (29)公共関係投融資の概況 (新規引受額、貸出額)·····························76 (13)第三分野保険の給付事由又は保険種類 の区分ごとの、発生保険金額の経過保 険料に対する割合 ··································63 3 経理に関する指標等 (30)各種ローン金利 ·······································76 (31)その他の資産明細表 ································76 5 有価証券等の時価情報(一般勘定)···············76 (1) 支払備金明細表 ······································64 Ⅶ (3) 責任準備金残高の内訳 ··························64 2 法令遵守の体制 ···············································37 (2) 責任準備金明細表 ··································64 (4) 個人保険及び個人年金保険の責任準備 金の積立方式、積立率、残高(契約年 度別)························································64 (5) 特別勘定を設けた最低保証のある保険 契約に係る一般勘定における責任準備 保険会社の運営 1 リスク管理の体制 ···········································37 3 法第百二十一条第一項第一号の確認(第三 分野保険に係るものに限る。)の合理性及び 妥当性 ······························································37 4 指定生命保険業務紛争解決機関が存在する 場合、当該生命保険会社が法第百五条の二 金、算出方法、計算の基礎となる係数 ···65 第一項第一号に定める生命保険業務に係る手 (7) 引当金明細表 ··········································65 手続実施基本契約の相手方である指定生命 (8) 特定海外債権引当勘定の状況 ···············65 ている場合にはその旨 ···································56 (12)有価証券明細表 ········································72 (2) 新契約平均保険金及び保有契約平均 12 貸借対照表、損益計算書及び株主資本等変 公認会計士又は監査法人の監査証明を受け (10)商品有価証券明細表 ································72 (11)商品有価証券売買高 ································72 (1) 保有契約増加率 ······································62 (6) 契約者配当準備金明細表 ······················65 動計算書について金融商品取引法に基づき (9) 有価証券評価損明細表 ····························72 2 保険契約に関する指標等 11 計算書類等について会社法による会計監査 人の監査を受けている場合にはその旨 ········56 (8) 有価証券売却損明細表 ····························72 (5) 個人保険及び個人年金保険契約種類 (8) 事業費率(対収入保険料)······················63 9 情報システムに関する状況 ···························37 (7) 有価証券売却益明細表 ····························72 (4) 保障機能別保有契約高 ··························59 の方法 ······························································31 10 公共福祉活動、厚生事業団活動の概況 ········38 (6) 利息及び配当金等収入明細表 ················72 (3) 年換算保険料 ··········································57 (6) 死亡率(個人保険主契約)······················62 8 保険商品一覧 ···················································32 (5) 資産運用費用明細表 ································71 (2) 保有契約高及び新契約高 ······················57 4 契約者に対する情報提供の実態 ····················31 7 新規開発商品の状況 ·········································32 (4) 資産運用収益明細表 ································71 (1) 決算業績の概況 ······························23、40 (5) 個人保険新契約平均保険料 6 営業職員・代理店教育・研修の概略 ············31 (3) 主要資産の平均残高 ································70 業務の状況を示す指標等 3 相談・苦情処理態勢、相談(照会、苦情) 5 商品に対する情報及びデメリット情報提供 び資産の増減〉)········································69 (2) 運用利回り ················································70 1 主要な業務の状況を示す指標等 ····················57 (3) 新契約率(対年度始)·····························62 の件数、及び苦情からの改善事例 ···············30 (ポートフォリオの推移〈資産の構成及 るための対応策の具体的内容 ··························56 1 直近事業年度における事業の概況 ·········16、23 2 契約者懇談会開催の概況 ·······························30 (年度の資産の運用概況)··························68 (9) 資本金等明細表 ······································65 (10)保険料明細表 ··········································66 (11)保険金明細表 ··········································66 続実施基本契約を締結する措置を講ずる当該 保険業務紛争解決機関の商号又は名称 ········31 5 個人データ保護について ·······························38 6 反社会的勢力との関係遮断のための基本方針 ···38 (12)年金明細表 ··············································66 Ⅷ 特別勘定に関する指標等 ·······························76 (14)解約返戻金明細表 ··································67 Ⅸ 保険会社及びその子会社等の状況 ················76 (16)事業費明細表 ··········································67 本ディスクロージャー誌は、保険業法及び生命保険 (13)給付金明細表 ··········································67 (15)減価償却費明細表 ··································67 業績データ 8 取締役及び監査役(役職名・氏名)···············18 4 資産運用に関する指標等 当該重要事象等についての分析及び検討内容 (発行済株式の種類等) (大株主〈上位10以上の株主の氏名、持株数、 (18)リース取引 ···············································68 協会の定める開示基準に基づいて作成しております。 77 正直に わかりやすく、 安くて、便利に。 お問合せ先 保険相談、保険の申し込み、ご契約内容などに関するお問い合わせ 0120-205566(通話無料) 受付時間:平日9時~22時、土曜9時~18時(年末年始、日曜、祝日は除く) 保険金、給付金のご請求に関するお問い合わせ 0120-717991(通話無料) 受付時間:平日9時~17時30分(年末年始、土曜、日曜、祝日は除く) 78 ライフネット生命ウェブサイト http://www.lifenet-seimei.co.jp/ 〒102-0083 東京都千代田区麹町二丁目14番地2 麹町NKビル 03-5216-7900(代表) ライフネット生命の現状2016 (2016年7月作成) 本ディスクロージャー誌は保険業法第111条(業務及び財産の状況に関する説明書類の縦覧等) 及び生命保険協会の定める開示基準に基づいて作成しております。 http://ir.lifenet-seimei.co.jp/ja/library/disclosure.html
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