平成 26 年 6 月 25 日 しののめ信用金庫 第 69 期(平成 26 年 3 月期)決算を発表 業務純益は合併後、最高益となる 31 億 74 百万円を計上。 当期純利益 11 億 10 百万円を確保し、不良債権比率は 4.14%に改善。 ▼ しののめ信用金庫(理事長 瀬下 信)は 25 日、通常総代会を開催、平成 26 年 3 月期 (平成 25 年 4 月~平成 26 年 3 月)の決算報告を行いました。 瀬下理事長は、1 年を振り返り、お客さまのニーズを的確に把握した金融サービスの 提供に努め、地域密着や相互扶助の精神に基づく信用金庫の使命を果たす決意で事業 活動に臨んだ結果、預金・貸出金とも順調に増加しました。特に「顧客創造」「融資創 造」に取組んだ結果、最近3年間で 2,197 先の新規事業先との融資取引を開始するこ とができました。収益面では、資金需要の低迷や資金運用利回りの低下などを要因と する厳しい収益環境ではありましたが、継続して効率的な業務運営に努めたことなど により、当期純利益は前年並みの 11 億 10 百万円を確保することができ、不良債権比 率も改善するなど「徹底して健全な金庫を創る」といった経営方針を確実に進めるこ とができた 1 年だったと説明しました。 ▼ 迎えた平成 26 年度から、3年間にわたる新中期経営計画「お客さま応援力ナンバーワ ン」を策定し全店で取り組んでいます。中長期的な地域経済においては、少子高齢化 や人口減少社会の本格化、デフレ経済からインフレ経済への転換が予測されています。 新中期経営計画では、 「お客さま応援力を強みとして、メイン顧客を増やし、取引シェ アを上げる」ことを基本戦略とし、3年をかけて「質、量ともにバランスの取れた1 兆円金庫への基盤づくりを行う計画です。お取引先の金融面での支援や、課題解決に 向けたコンサルティング機能の強化が一層求められると認識し、 「まずは、しののめ へ」と選ばれる地域金融機関として、支援態勢の更なる強化とともに透明性の高い経 営と建設的な事業運営に真剣かつ誠実に取組む所存です。 ▼ 預金の期末残高は、対前年度比 331 億 49 百万円(3.75%)増加して 9,166 億 52 百万 円となり、期中平均残高においても対前年度比 227 億 88 百万円(2.59%)増加して 8,995 億 65 百万円となりました。個人の預金残高は 81 億 54 百万円(1.08%)増加、 一般法人の預金残高は 78 億 27 百万円(7.71%)増加、地方公共団体においては、172 億 34 百万円(56.93%)増加しました。なお、定期性預金の期末残高は、対前年度比 155 億 72 百万円(2.66%)と今年度も安定的に増加しており、お客さまのご支持の広 がりとともに、 「しののめブランド」が着実に地域に浸透してきている証と受け止めて おります。 1 ▼ 貸出金の期末残高は、対前年度比 77 億 46 百万円(1.84%)増加し、4,283 億 22 百万 円となり、期中平均残高は対前年度比 72 億 81 百万円(1.76%)増加し、4,204 億 56 百万円となりました。貸出金については、 「顧客創造」「融資創造」を掲げ、全店を挙 げて融資増強に取組んだ結果、期末残高、期中平均残高とも前年度に引き続き 2 年連 続で増加が図れております。企業の資金繰り支援や設備資金への対応、さらには、太 陽光発電装置等の再生可能エネルギー関連資金や地域医療、福祉介護サービスへの資 金ニーズにも積極的に対応しました。個人向け融資についても住宅ローンをはじめ、 教育ローン、マイカーローンなどライフステージごとの資金ニーズを積極的に応援す るなど多様な施策を展開しております。 ▼ 損益については、 「業務収益」は緩やかな景気回復感を背景に前年度比 4 億 3 百万円 (3.01%)増加し 137 億 91 百万円となりました。増加要因は貸出金利回りの低下に より貸出金利息が減少した一方で、預け金利回り、有価証券利回りの改善を受けて資 金運用収益が増加したためです。 「業務費用」は前年度比 5 億 58 百万円(4.99%)減少し、106 億 17 百万円となり ました。合併時募集した合併記念定期預金(年利率1.00%)が満期を迎えたことなど から預金利息が減少したことなどが要因です。 業務純益は対前年度比 9 億 61 百万円増加し、合併以降最高の 31 億 74 百万円を計 上しました。 金融機関の本来的な収益力を示すコア業務純益は 2 億 46 百万円増加し、 18 億 60 百万円となりました。 最終利益である「当期純利益」は、貸出先の不良債権処理費用が増加したため 11 億 10 百万円となりました。 ▼ 自己資本比率は、貸出金が増加したことなどにより、自己資本比率を算出するうえで のリスクアセットが増加したことから、当期純利益は前年並みを確保したものの自己 資本比率は前年度比 0.07 ポイント低下して 7.63%となりましたが、必要とされる国内 基準の 4%を大幅に超えており十分な健全性の水準を確保しております。 ▼ 健全経営を貫徹する方針に基づき、不良債権処理にも優先して取り組んだ結果、金融 再生法開示債権ベースの不良債権額は、前年度比 39 百万円減少して 178 億 54 百万円 となりました。不良債権比率は、前年度比 0.08 ポイント改善して 4.14%となり、資産 の健全性は着実に高まっています。 ▼ 同日の通常総代会をもって、横山会長が退任することとなりました。 2 1.主 要 勘 定 ・ 指 標 等 項 目 単位:百万円、% 平成 25 年度 平成 24 年度 増 減 増減率 預 金 期末残高 916,652 883,503 33,149 3.75 預 金 期中平均残高 899,565 876,777 22,788 2.59 貸出金 期末残高 428,322 420,575 7,746 1.84 貸出金 期中平均残高 420,456 413,175 7,281 1.76 業務純益 3,174 2,213 961 43.42 コア業務純益 1,860 1,613 246 15.29 経常利益 1,494 1,266 227 17.99 当期純利益 1,110 1,008 101 10.10 7.63 7.70 △0.07 ― 自己資本比率 2.金融再生法に基づく開示債権 項 目 単位:百万円、% 平成 25 年度 平成 24 年度 増 減 5,443 5,143 299 11,953 11,973 △20 458 776 △318 17,854 17,894 △39 正常債権 412,616 405,169 7,446 合 430,471 423,064 7,407 4.14 4.22 △0.08 破産更生債権及びこれに準ずる債権 危険債権 要管理債権 金融再生法上の不良債権合計 計 不良債権比率 業務収益=資金運用収益+役務取引等収益+その他業務収益 業務費用=資金調達費用+役務取引等費用+その他業務費用+一般貸倒引当金繰 入額+経費 業務純益=業務収益-(業務費用―金銭信託運用見合費用) コア業務純益=業務純益+一般貸倒引当金繰入額-国債等債券損益 3
© Copyright 2026 Paperzz