沖縄県産業・雇用拡大県民運動推進本部会議資料 資料4 雇用拡大・雇用の質の向上に向けた各部局の 対応方針及び取組内容等について 平成26年5月13日(火) 沖縄県商工労働部 目次 ○雇用拡大に向けた各部局の対応方針及び取組 内容等 総務部 ------------------ 1 企画部 ------------------ 3 環境部 ------------------ 6 子ども生活福祉部 ------------------ 7 保健医療部 ------------------ 9 農林水産部 ------------------ 10 商工労働部 ------------------ 13 文化観光スポーツ部 ------------------ 21 土木建築部 ------------------ 25 教育庁 ------------------ 27 病院事業局 ------------------ 29 ○雇用の質の向上の取り組み ----------- 30 Ⅰ.雇用拡大に向けた各部局の対応方針及び取組内容 【総務部】 1. 雇用拡大に向けた対応方針(基本的な考え方) 総務部所管の業務(県有財産の管理、県税の徴収等)の一部を積極的に民間委託 することにより、行政事務の簡素化・効率化を図るとともに雇用の創出に努める。 各部局が企画立案する雇用促進、人材育成等の事業について、適切に予算措置を 行う。 2. 雇用拡大に向けた具体的な取組内容 (1)具体的な取組内容 ○新規事業 ①ファシリティマネジメント推進事業 県有財産のより効率的かつ効果的な管理運用を図るため、ファシリティマネジメ ントの取組みの一つとして、平成26年度から県有施設の維持管理業務適正化に向け た施設評価手法開発業務や、長寿命化に向けた劣化度調査業務等を民間に委託して 雇用を創出する。 ②本庁舎エレベーター改修事業 老朽化した本庁舎のエレベーター12台について、耐震性能の向上等を図るため、 平成25年から平成27年にかけて改修することにより雇用創出を図る。 ○継続事業 ③庁舎等維持管理業務(清掃委託及び警備委託) 本庁舎、知事公舎、南部合同庁舎、中部合同庁舎、北部合同庁舎及び旭町会館の 清掃、警備等の庁舎維持管理業務を委託することにより雇用創出を図る。 ④県有地売払業務委託 業務の効率化を図るため、県有地の管理及び売払い業務を民間に委託することによ り雇用創出を図る。 ⑤自動車税コールセンター事業 平成26年6月中旬から2か月程度の期間、自動車税の現年課税分の滞納者に対し、 納付を呼びかける業務を民間に委託することにより雇用創出を図る。 ⑥私立学校施設改築促進事業 老朽化した私立学校の校舎改築の経費の一部を補助し、児童・生徒の教育環境の整 1 備を図るとともに、改築に伴う雇用の創出につなげる。 ⑤自動車税コールセンター事業 平成26年6月中旬から2か月程度の期間、自動車税の現年課税分の滞納者に対し、 納付を呼びかける業務を民間に委託することにより雇用創出を図る。 ⑥私立学校施設改築促進事業 老朽化した私立学校の校舎改築の経費の一部を補助し、児童・生徒の教育環境の整 備を図るとともに、改築に伴う雇用の創出につなげる。 (2)平成26年度における雇用創出の目標又は見込み 目標又は見込数 項目(説明) 直接雇用や業 施策実施によ 務委託等 る波及効果等 ・ファシリティマネジメント推進事業 ・庁舎等維持管理業務(清掃委託及び警備委託) ・県有地売払業務委託(10~15人) ・自動車税コールセンター事業 計 2 15 120 15 5 155 0 155 【企画部】 1. 雇用拡大に向けた対応方針(基本的な考え方) ①交通政策 公共交通体系の整備促進に取り組み、経済基盤の強化と公共交通分野に係る雇 用創出を目指す。【交通政策課】 ②知的・産業クラスターの形成推進 沖縄科学技術大学院大学をはじめとする高等教育機関から生み出される研究開 発成果等を活用して、新事業・新産業を創出する国際的な「知的・産業クラスタ ー」の形成を推進することにより、雇用創出を目指す。【科学技術振興課】 ③情報通信環境の確保 離島等の条件不利地域において、「高速大容量」、「高品質」、「低コスト」な情報通 信環境の確保を図り、情報通信関連産業の振興に資することにより雇用創出を目 指す。【総合情報政策課】 ④駐留軍用地跡地の有効活用 駐留軍用地跡地利用において、広域的観点から連携した開発に取り組み、中南 部の都市機能の再編・高度化を図り、各跡地の特性を活かした新たな成長産業の 創出とこれに伴う雇用創出を目指す。【企画調整課】 ⑤沖縄振興の推進 市町村が実施及び計画している一括交付金事業について、引き続き支援を行い 沖縄振興を推進し、地域の雇用拡大を図る。【市町村課】 2. 雇用拡大に向けた具体的な取組内容 (1)具体的な取組内容 【交通政策課】 ①那覇空港第2滑走路増設整備 本事業は、発展著しいアジア地域のゲートウェイとして、また本県のリーデ ィング産業である観光を牽引する空港として県経済の重要な基盤施設となる。 平成31年度末の供用に向けて取組みを強化する。 ②離島住民等交通コスト負担軽減 割高な船賃及び航空運賃を低減するための一部負担を行う。 ③離島航路事業者の船舶建造、購入支援 小規模離島航路の確保・維持を図るため船舶の建造又は購入費用を補助する。 3 離島住民のライフラインである離島船舶を確保・維持することで航路事業者の 雇用を確保できる。 ②離島住民等交通コスト負担軽減 割高な船賃及び航空運賃を低減するための一部負担を行う。 ③離島航路事業者の船舶建造、購入支援 小規模離島航路の確保・維持を図るため船舶の建造又は購入費用を補助する。 離島住民のライフラインである離島船舶を確保・維持することで航路事業者の 雇用を確保できる。 ④TDM(交通需要マネジメント)施策の推進 交通渋滞の緩和や公共交通機関の利用促進を図るため、IC乗車券の平成27年 度運用開始、基幹バスの平成29年度導入に向けバスレーンの延長など、交通需 要マネジメント施策を推進する。 ⑤鉄軌道の導入の事業化に向けた計画案策定の取り組み 鉄軌道導入の実現に向けて、導入するルートやシステム、事業スキーム、 また、フィーダー交通との有機的な連携等の検討を行い、早期導入に向け取り 組む。 【科学技術振興課】 ①沖縄ライフサイエンス研究 センターの施設・設備の管理や入居起業等への技術支援を行うことにより研 究機関、企業の誘致に向けた取組を進め、雇用創出を目指す。 ※沖縄ライフサイエンス研究センター管理運営事業(H23~) ②以下の共同研究事業などを通じて、事業コーディネーターなどの雇用が生み出 されると同時に、研究成果が事業化し、ベンチャー企業の創出や研究機関の誘 致に結びつくことにより将来的な雇用創出が見込まれる。 ※知的・産業クラスター形成推進事業(国際共同研究拠点構築・グローバル ベンチャー育成支援)(H24~)8人(直接雇用) ※知的クラスター形成に向けた研究拠点構築事業(H22~) ※亜熱帯・島しょ型エネルギー基盤技術研究事業(H24~) ※沖縄感染症医療研究ネットワーク基盤構築事業(H24~) ③以下の研究事業を通じて、高度な医療サービス及び先端医療の推進を図り、医 療ツーリズムなどサービスを多様化し医療産業を活性化することで雇用の創出 を見込む。 ※医療基盤活用型クラスター形成支援事業(H25~) 【総合情報政策課】 海底光ケーブルの整備により、平成28年度までに与那国島を含む先島地区と久 米島を含む南部離島地区をループ化し、「高速大容量」、「高品質」、「低コス ト」な情報通信環境の確保を図る。本事業により離島地区において、都市部と同様 な情報通信環境が確保されることにより、将来的にコールセンター等情報通信関連企 業の誘致及び雇用創出が期待できる。 (2)平成26年度における雇用創出の目標又は見込み 4 目標又は見込数 項目(説明) 直接雇用や業 施策実施によ 務委託等 る波及効果等 【交通政策課】 ② 離島住民等交通コスト負担軽減(産業連関分析により算 出) ④ TDM(交通需要マネジメント)施策の推進 バスレーンサポーター(3カ月) 【科学技術振興課】 ①沖縄ライフサイエンス研究センター管理運営事業 310 31 4 7 ② 知的・産業クラスター形成推進事業 15 23 知的クラスター形成に向けた研究拠点構築事業 35 99 沖縄感染症医療研究ネットワーク基盤構築事業 36 42 121 481 602 計 5 【環境部】 1. 雇用拡大に向けた対応方針(基本的な考え方) ○一括交付金に係る部内施策推進プロジェクト会議等において、雇用の面からの施 策を企画検討する。 ○国の地域環境保全対策費補助金(海岸漂着物地域対策推進事業)を活用して、県 内海岸における良好な景観及び環境の保全を図ることを目的に海岸漂着物の回収 ・処理を行う。 2. 雇用拡大に向けた具体的な取組内容 (1)具体的な取組内容 ①海岸漂着物地域対策推進事業 海岸管理者である県の土木部局及び農林部局へ予算を分任及び市町村へ補助金 を交付し、海岸漂着物の回収・処理を行う。 ②マングース等外来種捕獲技術者及び探索犬ハンドラー育成事業 本事業では、求職者を対象に、OJT(現場研修)及びOFF―JT(座学研修)等を 実施し、これまでに開発したマングース等捕獲技術の習得やマングースを追い込 む探索犬を操るハンドラーの育成を行う。 ③希少種モニタリング人材育成事業 本事業では求職者を対象に、希少種および外来種のモニタリングに必要な生態 学等の専門的な知識などを、OJT(現場研修)およびOFF-JT(座学研修)にて習得 させ希少種モニタリングが可能な調査員を育成する。なお、本事業においては山 岳部を対照とした調査を実施する。 (2)平成26年度における雇用創出の目標又は見込み 目標又は見込数 項目(説明) 直接雇用や業 施策実施によ 務委託等 る波及効果等 ① 海岸漂着物地域対策推進事業(回収作業員) ②マングース等外来種捕獲技術者及び探索犬ハンドラー育成 事業 ③希少種モニタリング人材育成事業 計 6 3,300 5 3 3,308 0 3,308 【子ども生活福祉部】 1. 雇用拡大に向けた対応方針(基本的な考え方) 子育てセーフティネット充実のための保育士確保の取組みや障害者の就労支援、生 活保護受給者・生活困窮者等の自立に向けた就業支援など、21世紀ビジョンに掲げ る「心豊かで、安全・安心に暮らせる島」に向けた、福祉における各分野の施策を推 進することを通してさらなる雇用創出を図る。 2. 雇用拡大に向けた具体的な取組内容 (1)具体的な取組内容 ①安心こども基金事業、認可化移行支援事業 保育所整備や認可外保育施設の認可化(平成26年度は28施設)を進め、1,400人 の入所児童の定員増を図る。 それに伴い保育士の雇用創出が見込まれる。 ②保育対策総合支援事業 待機児童の解消に向けて、保育士の安定的な確保を支援するため、一括交付金 等を活用して設置した沖縄県保育士・保育所総合支援センター(保育対策総合支 援事業)において潜在保育士を対象にした再就職支援事業を実施し、雇用創出を 図る。 ③事業所内保育総合推進事業 待機児童の解消を図るため、職場と一体的に設置された事業所内保育施設の設 置促進に向けて取り組み、育児中の者が就労しやすい環境を整備する。 ④母子家庭等自立促進事業費(高等技能訓練促進費) ひとり親世帯の親に対し、就職に有利であり、かつ生活の安定に資する資格の 取得を促進するため、当該資格に係る養成訓練受講期間中について高等技能訓練 促進費を支給し、資格を取得してもらうことで雇用創出を図る。 ⑤害者就労チャレンジ事業 障害者の自立を目指す就労支援事業所等の活動を支援するため、マッチングコ ーディネーターを採用することにより雇用拡大を図る。 ⑥障害者就労・生活支援センターとの連携による障害者の一般就労 障害者の雇用拡大について、就労移行支援事業所を中心に、障害者就業・生活 支援センターとの連携を強化し、一般就労への雇用拡大に取り組んでいく。 ⑦就労支援事業(生活保護受給者) 福祉保健所に就労支援員を配置し、生活保護受給者に対する就労意欲の喚起、 7 就労支援を行い雇用の創出を図る(配置箇所:北部福祉保健所1名、中部福祉保 健所3名、南部福祉保健所3名) ⑥障害者就労・生活支援センターとの連携による障害者の一般就労 障害者の雇用拡大について、就労移行支援事業所を中心に、障害者就業・生活 支援センターとの連携を強化し、一般就労への雇用拡大に取り組んでいく。 ⑦就労支援事業(生活保護受給者) 福祉保健所に就労支援員を配置し、生活保護受給者に対する就労意欲の喚起、 就労支援を行い雇用の創出を図る(配置箇所:北部福祉保健所1名、中部福祉保 健所3名、南部福祉保健所3名) ⑧生活困窮者自立促進支援モデル事業 那覇市(グッジョブセンターおきなわ)及び沖縄市に相談支援員や就労準備支 援員を配置し、相談支援及び就労準備支援を行う。また就労支援については、商 工労働部において実施しているパーソナルサポート事業と連携して実施する。 ⑨住宅支援給付事業 住宅確保・就労支援員を各福祉保健所及び各福祉事務所に配置して相談支援に 取り組んでいる(H25.3月現在配置数30名) ⑩老人福祉施設整備事業・介護基盤緊急整備等臨時特例基金事業 特別養護老人ホーム等を新設することにより、介護職員等の雇用の創出を図る ⑪女性の雇用拡大に向けた第4次沖縄県男女共同参画計画の整備 第4次沖縄県男女共同参画計画に基づき、県の審議会等における女性登用の推進 や、女性の就業環境の向上を図るなど、女性の社会進出を促す取り組みを行うこ とにより、雇用の拡大につなげていく。 (2)平成26年度における雇用創出の目標又は見込み 目標又は見込数 項目(説明) 直接雇用や業 施策実施によ 務委託等 る波及効果等 ①施策の実施による直接雇用 40 ②施策の効果として発生する波及雇用 計(①+②) 1100 1,140 8 【保健医療部】 1. 雇用拡大に向けた対応方針(基本的な考え方) ○県内の看護職の慢性的な不足解決のため、未就業看護師に対し講習会、看護師 需要調査、退職者調査、就職斡旋、就労に関する相談、研修等の事業を実施す ることにより就労促進を図る。 ○潜在看護職者の就労希望条件と施設側の需要をマッチングさせ短時間・短期間 雇用に対応するシステムを構築し、働きやすい環境づくりを進める。 2. 雇用拡大に向けた具体的な取組内容 (1)具体的な取組内容 潜在看護師の再就業支援:沖縄県看護協会への委託事業で潜在看護師に対し、求 職相談や病院内研修、集合研修等で就業支援を行う。 ①沖縄県ナースセンターにおける求人相談1236件、求職相談734件、就業199名 (潜在看護師82名) ②潜在看護師再就業支援における病院内研修、集合研修受講者:27名内就業者24名 ③ナースプール事業(短期間・短時間就業支援):求人81件、求職161件、就業67件 ④訪問看護育成事業:受講者8名内就業者6名(内2名潜在看護師) 【平成26年2月末現在:潜在看護師 合計175名】 (2)平成26年度における雇用創出の目標又は見込み 目標又は見込数 項目(説明) 直接雇用や業 施策実施によ 務委託等 る波及効果等 平成25年度と同様に潜在看護師の就職支援の取り組みを沖縄 県看護師協会に委託し継続事業として実施する。 9 200 【農林水産部】 1. 雇用拡大に向けた対応方針(基本的な考え方) 担い手の減少や農林漁業者の高齢化に対処するため、新規就業の促進、意欲ある 経営感覚に優れた担い手の育成・確保を図る。 特に、農業においては、「沖縄県農でグッジョブ推進方針(第1期:H22年度~ 24年度、第2期:H25年度~28年度)」に基づき、行政・関係団体と農業者の連携 強化を図り、農業担い手の育成・確保に向け全県的に展開していく。 2. 雇用拡大に向けた具体的な取組内容 (1)具体的な取組内容 農林水産部においては、「沖縄県農でグッジョブ推進方針(第1期:H22年度~ H24年度、第2期:H25年度~H28年度)」に基づき、新規就農者を育成・確保するた め、市町村及び関係機関と連携し就農相談から就農定着までの一貫した支援を実施 している。 <平成25年度の取組> ①新規就農者育成・確保の取組 (目標:300人/年)】 a新規就農一貫支援事業(沖縄振興特別推進交付金) 新規就農コーディネーターの配置、農地の確保、新規就農チャレンジ農場の整備 b青年就農給付金事業 青年就農給付金(準備型・経営開始型)の給付 等 ②緊急雇用創出事業を活用した新規雇用創出の取組 (目標:123人) ・グリーンコミュニティ(震災等緊急雇用対応事業)他27事業 【平成25年度の実績】 新規就農者数 緊急雇用創出事業 計 H25目標 300 123 423 H25実績(見込 み) 357 123 480 10 達成率 119% 100% 113% (2)平成26年度における雇用創出の目標又は見込み 平成25年度に引き続き、「沖縄県農でグッジョブ推進方針(第1期:H22年度~ H24年度、第2期:H25年度~H28年度)」に基づき、新規就農者を育成・確保する ため、市町村及び関係機関と連携し、就農相談から就農定着までの一貫した支援 を実施する。 <平成26年度の取組> 目標又は見込数 1 新規就農者育成・確保の取組 直接雇用や業 施策実施によ 務委託等 る波及効果等 ① 新規就農一貫支援事業 農業機械や施設整備等の初期投資支援、農業大学校等に おける研修機能の強化、新規就農コーディネーターの配 置、農地の確保(農地調整員の配置)、新規就農チャレンジ 農場の整備等 新規就農 コーディネー ター(7名) 農地調整 員(12名) ※見込み数 ② 青年就農給付金事業(準備型・経営開始型) 45歳未満の就農希望者の就農前及び就農後における所 得を確保することを目的に年間150万円を給付することによ り、新規就農への誘導と定着を図る。 【H26見込み】 準備型(新規)40名、経営開始型(新規)190名 新規就農 者育成・確 保300名/ 年 ③ 就農サポート事業 「農でグッジョブ推進会議」の開催、就農・就業相談会の開 就農相談員 催、小学生等への農業体験を通した農業教育、新規就農 1名 者等を対象として講座等の開催 小計 20 2 緊急雇用創出事業(起業支援型地域雇用創造事業)を活 用した新規雇用創出の取組 ① 目標又は見込数 事業実施等に 直接雇用 よる波及効果 アラゲキクラゲ栽培を活用した菌床シイタケ栽培農家安定 化事業 菌床シイタケの生産量が落ちる夏場の対策として、アラゲ キクラゲの栽培技術を持った人材を育成し、シイタケ栽培 農家の経営安定を図る。 1 ② 新たな地域資源による6次産業化人材育成事業 5 11 300 植物工場における雇用人材の育成を強化することで、6次 産業化人材の育成や商品の高付加価値化等を図る。 ③ 果樹生産担い手育成促進事業 農業機械等資格及び果樹栽培技術の習得、果樹加工品開 発技術等を習得させ、次世代の果樹生産の担い手を育成 する。 5 25 ④ 沖縄県養蜂産業支援事業 蜂群の配置調整や蜜源確保に関する調査・支援、県内養 蜂家向けの情報発信基盤の整備と運用等を委託すること で継続的な支援体制を整備し、雇用の受け皿の確保を図 る。 2 ⑤ お魚レシピ伝道師による水産物消費拡大推進事業 家庭で水産物の調理レシピの普及に取り組む「お魚レシピ 伝道師」の養成等を行うことにより、水産物の消費拡大を図 る。 3 ⑥ 沖縄の美ら海を守る地域連携・活性化事業 赤土流出防止のためのベチバー植栽体験と漁業体験・食 育体験をツアー事業化した環境学習体験ツアーを本格実 施する。 5 小計 41 0 合計 61 300 3 その他の取組 ① 林業労働力確保支援センター事業 林業担い手の育成確保、林業事業体の経営基盤の強化等を図るため、チェーン ソー等の林業機械に係る安全講習等を実施し、林業者の技量向上及び造林事業 への参入を促す。 ② 森林整備担い手対策基金事業 林業従事者の育成・確保を図るため、高性能機械(タワーヤーダ、スイングヤー ダ、架線集材等の現地研修のための研修費を助成。 12 【商工労働部】 1. 雇用拡大に向けた対応方針(基本的な考え方) 雇用の拡大に向けては、産業の成長による雇用の場の創出及び正規雇用化、定着 が重要である。そのため、商工労働部においては、雇用拡大や質の向上について、 国や関係機関と連携し、各種施策を推進していく。 ①リーディング産業である情報通信関連産業の量的拡大と高付加価値化 ②新たに国際物流機能を活用した臨空・臨港型産業をリーディング産業として位 置付け、電子機器類の加工や商品の保管・流通等を行う企業の集積を図る。 ③県内中小企業等地域に根ざした産業の総合的な振興等の施策を実施する。 ④経済団体に対する正規雇用の拡大要請 ⑤人材育成や雇用環境に優れた企業の認証制度 ⑥若年従業員の定着支援、等 【産業政策課】 緊急雇用創出事業臨時特例基金を活用し雇用の創出を進める。 【国際物流商業課】 那覇空港の航空物流機能の更なる拡充及び那覇港・中城湾港の海上物流機能の強 化等により、本県の国際物流機能を高めるとともに。これらの物流機能を活用した 新たなビジネスを展開する臨空・臨港型産業を集積させることにより、新規雇用の 拡大を図る。 県産品の県内外及び海外への販路開拓により、県産品の生産・加工、販売関連企 業の経営基盤を強化し雇用を生み出す。 【ものづくり振興課】 沖縄21世紀ビジョン実施計画の基本施策3-(9)「ものづくり産業の振興と地域ブラ ンドの形成」において、「製造業従事者数の増加」 (24,812人/H21年→28,000人)を 「10年後の目標とする姿」のひとつとして挙げている。 その他、県内のものづくり産業、地域特性を活かした産業を振興することで、雇 用の場の拡大につなげていく。 【中小企業支援課】 中小企業支援課では、農業以外を主たる事業とする中小企業等(製造業、卸・小 売業、サービス業)に対し、経営面での助言や組織化、金融を通じた経営基盤強化 支援を行っている。 特に、金融面では、雇用を行う中小企業等を融資対象とする「雇用創出促進資 金」を設けるとともに、雇用効果の見込まれる3資金の運転資金借入者に対し利子 13 補給事業を平成24年度から実施するなど、中小企業等への雇用拡大に向けた支援を 行っているところである。平成26年度からは雇用創出促進資金の「設備資金」も利 中小企業支援課では、農業以外を主たる事業とする中小企業等(製造業、卸・小 売業、サービス業)に対し、経営面での助言や組織化、金融を通じた経営基盤強化 支援を行っている。 特に、金融面では、雇用を行う中小企業等を融資対象とする「雇用創出促進資 金」を設けるとともに、雇用効果の見込まれる3資金の運転資金借入者に対し利子 補給事業を平成24年度から実施するなど、中小企業等への雇用拡大に向けた支援を 行っているところである。平成26年度からは雇用創出促進資金の「設備資金」も利 子補給制度の対象となったことから、利用促進に向けて関係機関と連携して周知広 報に努める。 また、創業前からの創業後の継続的な支援を実施し、新規創業を促進するととも に、廃業を防止し、地域雇用機会の創出・確保を図ることにより、地域経済の活性化 と安定的な発展に寄与することを目的とする。 さらに、沖縄県内での経済効果が大きく、今後の成長が期待される業界について、 業界全体及び個々の企業の課題、問題点、改善の方向性を明らかにし、沖縄県の中小 企業に最適なビジネスモデルを構築・提案し、地域特性等を活かせる企業の育成を 図っていくこととしている。 調査対象業界の振興及び業界内企業の育成により、業界全体の従業員数増加に寄与 する。 【企業立地推進課】 国際物流拠点産業集積地域に立地している企業に対し、県内の工学系技術者等の 雇用の場の創出を促進する。 【情報産業振興課】 情報通信関連産業の総合的な振興を図り、雇用の創出につなげていく。特に、産 業の高度化・多様化を推進するなかで産業規模の拡大を図る。 ① 情報通信関連産業の立地促進、 ② 県内立地企業の高度化・活性化、 ③ 多様な情報系人材の育成・確保、 ④ 情報通信基盤の整備 【雇用政策課】 「沖縄21世紀ビジョン基本計画」及び「沖縄21世紀ビジョン実施計画」を実現する ため策定した「沖縄県雇用施策実施計画」に基づき、雇用情勢の全国並み改善・質の 向上に取り組む。 【労働政策課】 公共職業訓練施設による訓練、民間委託等による職業訓練、若年無業者の職業訓 練、訓練機会の不足する離島における職業訓練等を実施し、就業者数の増、失業率 の改善を目指す。 2. 雇用拡大に向けた具体的な取組内容 14 2. 雇用拡大に向けた具体的な取組内容 (1)具体的な取組内容 【産業政策課】 ①緊急雇用創出事業臨時特例基金を活用して雇用の創出を進める。 ②-1 県内中小企業者の経営基盤強化及び持続的発展のため、中小企業者等から プロジェクトを公募・採択し、経営支援等を行う。 ②-2 大学等の有望な研究シーズを活用し、県内外の大学研究機関等と県内企業 のマッチング支援や産学共同研究開発を実施する。 【国際物流商業課】 ①拡充された「国際物流拠点産業集積地域」制度の効果的な活用。 ②助成金等による誘致企業への支援措置。 ③企業誘致を目的としたセミナー及び展示会等の開催。 ④沖縄への投資環境のPRを目的とした沖縄視察ツアー等の開催により、沖縄への 企業誘致を図る。 ⑤「「旬」県産品消費拡大構築事業」により、観光客を核とした県産品の販路拡大 に関する調査分析及びプロモーション等の企画、実施により、県産品の生産、加 工、販売関連企業の売上増加を図る。 ⑥「県産食品関連産業人材育成事業」により、魅力ある県産品の県外、海外出荷を 拡大するため、販路開拓や商談会、貿易実務等の販売スキルや食品加工技術の習 得による人材育成を図り、企業の経営基盤の強化をすることにより、更なる事業 拡大、雇用創出へつなげる。 【ものづくり振興課】 ○沖縄21世紀ビジョン実施計画に基づく各施策の展開にあたり、各業界団体及び関 連企業等と緊密に連絡をとり、雇用創出の観点も念頭において事業を実施する。 ○特に、一括交付金を活用して次の事業を展開する。 工芸産地組合高度化促進事業 ○特に、緊急雇用創出事業臨時特例基金を活用して次のの2事業を展開する。 県産三線ブランド化促進事業、高度縫製人材育成事業 【中小企業支援課】 ■県単融資 ①雇用施策と連携した周知広報の強化 ・グッジョブセンターおきなわ内で開催される雇用助成金セミナーでの県融資制 度の周知 ・国と連携した中小企業施策説明会・相談会での県融資制度の周知 ②利子補給制度に係る運用改善の検討 15 ■県単融資 ①雇用施策と連携した周知広報の強化 ・グッジョブセンターおきなわ内で開催される雇用助成金セミナーでの県融資制 度の周知 ・国と連携した中小企業施策説明会・相談会での県融資制度の周知 ②利子補給制度に係る運用改善の検討 ■「創業力・経営力向上支援事業」 ○創業塾 :創業予定者を対象とした、創業に至るまでの具体的な知識等を習得 するセミナーを開催する。 ○経営向上塾 :創業から概ね5年以内の者を対象として、経営力の向上を図るた めの具体的な知識を習得するセミナーを開催する。 ○専門家派遣 :創業予定者等が必要とする専門的な知識を有する者を派遣し、 指導を行う。 ○創業アドバイザーが定期的に巡回指導を行う。 ■ビジネスモデル ・外部環境の分析:各種統計資料等に基づき、傾向分析 ・業界調査:業界団体や企業へのアンケート調査、優良企業へのヒアリング ・業界に属する中小企業の経営診断:1業界あたり15社程度 以上の調査・分析を実施し、業界の課題及び改善の方向性等を明らかにする。 【企業立地推進課】 国際物流拠点産業集積地域那覇地区及びうるま地区に立地している企業の雇用マイ ンド向上と県内労働者のスキルアップを目的に、県内の求職者を新たに雇用し、OJ TとOff-JTを組み合わせた研修を行う。また、人材育成に対する取組を支援す る「国際物流拠点産業集積地域雇用拡大事業」を実施する。 【情報産業振興課】 ■情報通信関連産業(企業)の集積による拠点形成やIT人材供給の促進により、 県内新規雇用の創出を図る。 (重点事業) ・アジア情報通信ハブ形成促進事業(1,000,203千円) ・モバイル機器等検証拠点形成促進事業(予算額:386,636千円) ・クラウド拠点形成等促進事業(予算額:655,395千円) ・クラウドオープンネットワーク国際研究開発拠点形成促進事業 (予算額:134,739千円) ■緊急雇用創出事業臨時特例交付金等の基金を活用することにより人材育成事業 (委託)を実施し、県内求職者の継続的な雇用機会の創出を図る。 【起業支援型】 ・海外向けソーシャルゲーム・スマートフォンアプリの開発・販路拡大事業 (予算額:115,364千円) ・新産業創出に係るシステム開発事業(予算額:7,171千円) ・ゲームの運営を軸としたIT従事者の育成支援事業(予算額:15,981千円) ・出版物におけるIT技術導入化に伴う制作人材育成事業 16 (予算額:18,980千円) 【起業支援型】 ・海外向けソーシャルゲーム・スマートフォンアプリの開発・販路拡大事業 (予算額:115,364千円) ・新産業創出に係るシステム開発事業(予算額:7,171千円) ・ゲームの運営を軸としたIT従事者の育成支援事業(予算額:15,981千円) ・出版物におけるIT技術導入化に伴う制作人材育成事業 (予算額:18,980千円) 【地域人づくり】 ・ゲーム開発等コンテンツ人材育成基盤構築事業(予算額:147,000千円) ・ファイナンシャルBPO人材育成支援事業(予算額:80,689千円) ・空間情報技術者及び建築CAD技術者育成事業(予算額:86,000千円) ・ソフトウエア検証技術者育成事業(予算額:86,000千円) 【雇用政策課】 ①雇用の創出・維持の取組、 ②ミスマッチ解消の取組、 ③若年者対策の取組 ④県民運動の推進、 ⑤その他の取組 ※平成26年度は、一括交付金を活用した事業として16事業(12億1千万円の 雇用対策事業を実施し、雇用創出を図る。) 【労働政策課】 転職者等の早期就労に向けて、公共職業能力開発施設による職業訓練、民間委託等 による職業訓練(委託訓練)を実施し、1,433人の新規雇用を創出した。県立職業能 力開発校の訓練終了者の新規雇用者は300人、委託訓練終了者の新規雇用は1,133人で あった。 また、若年無業者に対する職業訓練を実施し、26人の新規雇用者を創出した。更に 女性求職者に対する就職相談及び資格取得を実施し、相談件数2,596件、資格講習受 講者数192人の実績があった。 ※実績数は平成24年度のもの (2)平成26年度における雇用創出の目標又は見込み 部計:平成26年度の雇用創出(目標又は見込)7,834人 17 【産業政策課】 平成26年度の雇用創出(目標又は見込) 32人 目標又は見込数 項目(説明) 直接雇用や業 施策実施によ 務委託等 る波及効果等 ① eコマース活用ビジネス促進事業 沖縄ロコモ予防推進事業 沖縄長寿復活!糖質、カロリー制限食普及事業 FTD(飛行訓練装置)技術者育成事業 20 3 5 4 ②-1 中小企業課題解決・地域連携プロジェクト推進事業(38プロジェクト) ②-2 ライフスタイルイノベーション創出推進事業(11社) 【国際物流商業課】 平成26年度の雇用創出(目標又は見込) 140人 直接雇用や業 施策実施によ 務委託等 る波及効果等 項目(説明) ①臨空・臨港型産業の集積促進による雇用創出:那覇空港や 那覇港を含む「国際物流拠点産業集積地域」及びその周辺地 域における臨空・臨港型産業の企業誘致に取り組むことで新た なる雇用の創出を図る。臨空・臨港型産業(物流業等)の誘致 による雇用者数 ②「旬」県産品消費拡大構築事業:直接雇用1人を見込むほ か、県内企業の売り上げ増による雇用効果につなげる。 ③県産食品関連産業人材育成事業:4人の直接雇用を見込 む。 135 1 4 【ものづくり振興課】 平成26年度の雇用創出(目標又は見込) 32人 項目(説明) ①一括交付金を活用した人材育成工芸産地組合高度化促進 事業 ②緊急雇用創出事業臨時特例基金を活用した人材育成 県産三線ブランド化促進事業 高度縫製人材育成事業 18 直接雇用や業 施策実施によ 務委託等 る波及効果等 17 2 13 【中小企業支援課】 平成26年度の雇用創出(目標又は見込) 373人 直接雇用や業 施策実施によ 務委託等 る波及効果等 項目(説明) ■県単融資 ※雇用創出(目標又は見込)82社 327人 ・雇用創出促進資金 20社 90人、創業者支援資金 59社 225 人、新事業分野進出資 金 3社 12人 ■創業塾 ○実施団体 商工会議所地区:那覇商工会議所 目標25人、 商工会地区:沖縄県商工会連合会 目標21人の雇用創出 ■ビジネスモデル 調査対象業界選定中(4~5月中に決定)のため、現時点で は 未設定 327 46 【企業立地推進課】 平成26年度の雇用創出(目標又は見込) 30人 直接雇用や業 施策実施によ 務委託等 る波及効果等 項目(説明) ① 緊急雇用創出事業臨時特例交付金を活用し、国際物流拠 点産業集積地域内に立地 する企業の雇用拡大に対する支 援に取り組む。 ・国際物流拠点産業集積地域雇用拡大事業 30人 30 ② 国際物流拠点産業集積地域内に賃貸工場及びロジスティ ックセンターを整備し、 新たな企業誘致に取り組み雇用の 創出を図る。 【情報産業振興課】 平成26年度の雇用創出(目標又は見込) 2,000人 ■情報通信関連産業(企業)の集積による拠点形成やIT人材供給の促進により、県 内新規雇用の創出を図る。 直接雇用や業 施策実施によ 務委託等 る波及効果等 項目(説明) 【総合的な支援策による目標又は見込み】 【起業支援型】 ①海外向けソーシャルゲーム・スマートフォンアプリの開発・ 販路拡大事業 ②新産業創出に係るシステム開発事業 ③ゲームの運営を軸としたIT従事者の育成支援事業 ④・出版物におけるIT技術導入化に伴う制作人材育成事業 【地域人づくり】 19 1,759人 44人 3人 5人 6人 ①ゲーム開発等コンテンツ人材育成基盤構築事業 ②ファイナンシャルBPO人材育成支援事業 ③空間情報技術者及び建築CAD技術者育成事業 ④ソフトウエア検証技術者育成事業 50人 40人 45人 48人 【雇用政策課】 平成26年度の雇用創出(目標又は見込) 3,685人 直接雇用や業 施策実施によ 務委託等 る波及効果等 項目(説明) ①雇用情勢の全国並み改善・質の向上に取り組む。 ・雇用の創出・維持の取組 ・ミスマッチ解消の取組 ・若年者対策の取組 ・県民運動の推進 ・その他の取組 ※一括交付金を活用した事業として17事業(12億1千万円) ②緊急雇用創出事業臨時特例基金を活用した事業 ※・事業費(約75,000千円) (参考)緊急雇用創出事業臨時特例基金を活用した事業(全県) ・H26当初予算計上(29億4千万円) ・事業数見込み(284事業) ・雇用創出見込み(1,194人) 160人 328人 1,667人 0人 1,480人 50人 【労働政策課】 平成26年度の雇用創出(目標又は見込) 1,542人 直接雇用や業 施策実施によ 務委託等 る波及効果等 項目(説明) ①具志川・浦添職業能力開発校運営費 ②緊急委託訓練事業 ③若年無業者職業訓練事業 325人 1,174人 43人 20 【文化観光スポーツ部】 1. 雇用拡大に向けた対応方針(基本的な考え方) ①世界水準の観光リゾート地の形成を図るため、戦略的な誘客活動と併せ、観光客 の受入側である観光関連産業従事者の育成等を通して受入体制の強化を図ること により、雇用創出につなげていく。 ②文化芸術の保存継承及び文化産業の創出に係る人材育成事業の実施により、文化 芸術分野の雇用拡大を目指す。また、県立芸術大学学生への就職支援事業の実施 により、学生の就職率の向上を図る。 ③スポーツアイランド沖縄の形成に向けた取組みを通して、雇用の拡大を図る。 2. 雇用拡大に向けた具体的な取組内容 (1)具体的な取組内容 世界水準の観光リゾート地の形成、文化産業の戦略的な創出・育成及びスポーツ アイランド沖縄の形成に向けた取組みを通して、雇用の創出を図る。 【世界水準の観光リゾート地の形成】 ①沖縄観光国際化ビッグバン事業 沖縄観光のブランディングとプロモーションを展開するとともに、外国から のアクセスの強化、航空会社・旅行社等との連携による商品造成・送客強化、 映画・ドラマ等ロケ支援による沖縄旅行需要喚起、外国人観光客の受入体制の 整備など「世界水準のリゾート地」として必要な基礎条件の整備を図る。 ②国内需要安定化事業 国内観光客の新規需要開拓、航空路線拡充等を促すためのプロモーションを 実施する。 ③離島観光活性化促進事業 離島観光振興・離島誘客等を促進する。 ④修学旅行推進強化事業 修学旅行市場の変化等に対応し、修学旅行を安定的に確保するため、各種事 業を実施する。 ⑤沖縄感動体験プログラム実証事業 感動体験モデルの実証や感動体験人材を育成する。 21 ⑥世界に通用する観光人材育成事業 国内外の観光客へ質の高いサービスを提供できる人材を育成する。 ④修学旅行推進強化事業 修学旅行市場の変化等に対応し、修学旅行を安定的に確保するため、各種事 業を実施する。 ⑤沖縄感動体験プログラム実証事業 感動体験モデルの実証や感動体験人材を育成する。 ⑥世界に通用する観光人材育成事業 国内外の観光客へ質の高いサービスを提供できる人材を育成する。 ⑦沖縄特例通訳案内士育成事業 外国人観光客を案内する観光ガイドを育成する。 <緊急雇用創出臨時特例基金活用事業> ①観光物産連携プロデュース人材育成事業 地域と産業界そしてメディア関係者とのネットワーク構築とそれらを結ぶ 総合プロデューサーの人材育成を図る。 ②観光誘客を促進するコーディネーター養成事業 県内で開催される各種イベントにおいて観光客が楽しめるプランを立てら れる人材の育成を図る。 ③美ら海ガイドダイバー育成支援事業 外国語対応可能な人材を雇用し、ガイドダイバーまで育成するとともに、 安心安全なガイドスキルをもった優秀な人材を育成し、インバウンドに対応 した受入体制の整備を図る。 ④県内空港ハンドリング企業雇用拡大支援事業 県内空港での荷物・チェックイン業務等を担うハンドリング需要が急激に 増加しているため、ハンドリング会社の体制を強化しつつ、地域のニーズに 応じた人材育成を行う。 ⑤世界水準の沖縄リゾートウエディング産業育成事業 業界内でフォトグラファーやヘアメイク等の技術職が不足しているため、 新規雇用し、沖縄観光及びリゾートウエディングに関する基礎的・専門的な 研修を実施し、業界全体のサービス向上を図る。 また、海外へのプロモーションにも即戦力となる外国語対応可能な人材を 雇用することで県内企業のインバウンド及び海外販路開拓のノウハウ強化を 図る。 【文化産業の戦略的な創出・育成】 ①アーツマネージャー育成事業 平成25年度より実施しているアーツマネージャー育成事業において、平成 26年度よりOJT研修、講座を実施し、経営的視点を持った文化芸術のプロデュ ーサー(アーツマネージャー)を育成する。 ②芸大就職キャリア支援事業 大手就職サイトなどで紹介されていないような、芸術文化に特化した就職 対策を講じ、沖縄県立芸術大学の学生にふさわしい就職・就業先の開拓を進 めることにより、就職率の向上が見込まれ、ひいては県内外の文化産業の振 興に資することを目的に取り組む。 22 ②芸大就職キャリア支援事業 大手就職サイトなどで紹介されていないような、芸術文化に特化した就職 対策を講じ、沖縄県立芸術大学の学生にふさわしい就職・就業先の開拓を進 めることにより、就職率の向上が見込まれ、ひいては県内外の文化産業の振 興に資することを目的に取り組む。 【スポーツアイランド沖縄の形成】 ①芝人養成事業 スポーツ・ツーリズム推進事業の一環として、サッカーキャンプ誘致の ために必要となる芝生管理の専門知識と技術を兼ねた人材を養成している。 平成25年度は、24年度採用の1期生5名が2年間の研修最終年度となって いることから、研修生の個別ヒアリングや、市町村及び関連事業者等との 意見交換を行うなど、研修生と雇用者とのマッチングを行った。 平成26年度においても、25年度と同様、2期生に対し、引き続き行う予定 である。 <緊急雇用創出臨時特例基金活用事業> ①サッカーコンベンションコーディネーター育成事業 芝人養成事業で育成した人材を活用し、サッカークラブや市町村等関係 機関との連携強化を図れる人材を育成する。 (2)平成26年度における雇用創出の目標又は見込み 【世界水準の観光リゾート地の形成】 ①沖縄感動体験プログラム実証事業 感動体験モデルの実証や感動体験人材を育成する。 ②世界に通用する観光人材育成事業 国内外の観光客へ質の高いサービスを提供できる人材を育成する。 ③沖縄特例通訳案内士育成事業 H26年度育成目標数:100人 【文化産業の戦略的な創出・育成】 ①アーツマネージャー育成事業 平成26年度はOJT研修、講座を開始する育成期間である。 研修期間は2年間程度、毎年度3名の研修を予定している。 ②芸大就職キャリア支援事業 目標とする事業効果は、現在の就職内定率の向上であり、沖縄県内の大学生の 就職内定率と同等、あるいは、それ以上を目標とする。 ○新規学卒者の就職内定状況(平成25年3月卒) ・沖縄県内大学:65.4%(沖縄県大学就職指導研究協議会調査:6大学) ・沖縄県立芸術大学:58.0%(新規学卒者の求人・求職・就職の状況報告) 23 【スポーツアイランド沖縄の形成】 ①芝人養成事業 平成25年度採用の2期生5名についても、研修後の雇用に向けて引き続き支 援を行う。 <緊急雇用創出臨時特例基金活用事業> 目標又は見込数 項目(説明) 直接雇用や業 施策実施によ 務委託等 る波及効果等 【世界水準の観光リゾート地の形成】 ①観光物産連携プロデュース人材育成事業 ②観光誘客を促進するコーディネーター養成事業 ③美ら海ガイドダイバー育成支援事業 ④県内空港ハンドリング企業雇用拡大支援事業 ⑤世界水準の沖縄リゾートウエディング産業育成事業 【スポーツアイランド沖縄の形成】 ①サッカーコンベンションコーディネーター育成事業 12 2 8 30 30 2 84 24 【土木建築部】 1. 雇用拡大に向けた対応方針(基本的な考え方) ①土木建築部では、平成24年度において中長期的な建設産業の活性化、建設業の 人材育成等を目的として「沖縄県建設産業ビジョン2013」を策定し、平成29年 度までの実施計画であるアクションプログラムを策定した。平成25年度にお いては、アクションプログラムの実効性の確保に向けたPDCAサイクルの仕 組みを検討した。 ②島嶼性・亜熱帯性等に起因する沖縄独自の建設技術等をアジア諸国等海外へ販 売・展開することにより、県内建設関連企業等のグローバル化を推進し、新市 場進出による建設産業の活性化を図る。 ③一括交付金等により営繕関連予算が大幅に増えており、「県内企業への優先発 注及び県産品の優先使用基本方針」に基づき、県内企業への優先発注、県産資 材の優先活用、及び可能な限り分離・分割発注を行うことで、建設業界におけ る雇用の創出を促す。 2. 雇用拡大に向けた具体的な取組内容 (1)具体的な取組内容 ①中長期的な建設産業の活性化、建設業の人材育成 a沖縄県建設産業ビジョンアクションプログラムにおいて各団体・部局の人材育 成についての取組が盛り込まれており、今後も当該各取組の進捗状況を確認し ていく。 b鉄筋・型枠基礎技能工育成マッチング事業、若年建設技能者等育成支援事業 昨今、建設業界の鉄筋・型枠工等を中心とした技能工不足が深刻化している ことから商工労働部の緊急雇用創出事業を活用した事業を実施する。具体的内 容としては業界団体等への委託により建設企業が失業者を新規雇用し、8カ月 の職場内及び職場外訓練を実施する(想定190名)。また、併せて非雇用型の 訓練事業も実施する(90名想定)。 ②新市場進出による建設産業の活性化 a沖縄の建設技術等を海外において販売・展開する意向のある企業7企業グルー プの選定。 25 b海外建設工事等への入札参加等のための計画書策定にあたっての支援 c海外市場調査に係る諸費用の支援(アジア諸国での入札に係る諸手続の調査、 旅費・通訳費等の支援など) d海外展開に係る固有課題の抽出及び特定 e海外展開に必要な人材育成(業務を通した経験・ノウハウの蓄積) ③県内企業優先発注等 県内企業優先発注及び県産資材仕様の徹底、分離・分割発注の推進により、 多くの県内企業に受注機会を与える。 (2)平成26年度における雇用創出の目標又は見込み 目標又は見込数 項目(説明) 直接雇用や業 施策実施によ 務委託等 る波及効果等 ①中長期的な建設産業の活性化、建設業の人材育 上記①-bの鉄筋・型枠基礎技能工育成マッチング事業とし て雇用型125名及び非雇用型90名の半数45名を目標と している。また、若年建設技能者等育成支援事業として65 名を目標としている。両事業により、合計235名の雇用創 出を目標としている。 235 ②新市場進出による建設産業の活性化 ○「H26沖縄建設産業グローバル化支援業務」を実施し、平 成25年度に選定した7企業グループへの継続支援 ○今年度調査のための事業計画書等に対する指導・助言 (現時点では雇用創出の見通しは立たない。しかし、将来 的に海外進出が可能となれば各会社内に「海外展開部」等 が創出され、新たな雇用が創出されるものと考えている) ③(雇用創出の具体的な数値を算定することが難しいので、 目標値等は設定できない) 235 計 26 0 235 【教育庁】 1. 雇用拡大に向けた対応方針(基本的な考え方) 雇用問題については、若年層の失業率等が大きく関係しており、教育庁において は、人材育成等の視点から「勤労観・就業観の意識の育成」を、キャリア教育の視 点から各取組の充実を図り、新規高卒者の就職・就業の内定率や内定者数の改善を 図る。 また、特別支援教育における就労支援等においても継続して取組を行う。 2. 雇用拡大に向けた具体的な取組内容 (1)具体的な取組内容 雇用の創出については、児童生徒の学力向上、学校安全管理、特別支援教育、文 化振興、就職支援等、関連する各事業において嘱託員の配置等により雇用の創出を 図っていく。 また、内定率向上と早期離職防止については、人材育成やキャリア教育の視点を 踏まえ、インターンシップの実施による職業観・勤労観の育成を行っている。 高校生に対する就職支援の取り組みとしては、ビジネスマナー講座等の各就職対 策講座の実施に加え、新規事業「就職活動キックオフ事業」において、生徒向け研 修として社会人基礎力の育成や就職活動に必要な実務研修等を実施する等、生徒の 主体的な就職活動を促す。 さらには教職員向け就職指導実務研修の実施や、県立高等学校48校への就職支 援員の配置を行い本年度より開始するなど、個別相談体制の充実を図っていく。 その他、地域連携によるキャリア教育の取り組みとして、平成24年度からは、 沖縄県産業教育フェアにおいて、「求職、就職・仕事・給料・買い物・退職」まで の一連の「働くこと・生活すること」の流れを小学生に体験させる「キッズビジネ スタウンin高校生美ら産フェア」を実施しており、運営にあたる高校生と参加する 小学生双方への職業観・勤労観の育成を図っている。 (1) キッズビジネスタウンとは(概要) ・「子どもたちがつくる子どもたちの街」との理念に基づき、小学生が一市民として参加。 ・会場に設けられた公共施設や銀行、商店、工房で、働くこと、学ぶこと、遊ぶことを体 験する。 住民パスポートの発行→ ハローワーク登録(求職)→ 就職→ 就業→ 収入(独自通貨シーサーによる給与)→納税 →施設内で購買(消費活動) (2) 運営方法 企画・運営、準備は県内の専門高等学校の生徒により行う。 27 (2) 運営方法 企画・運営、準備は県内の専門高等学校の生徒により行う。 (3) 効果 ①参加する小学生 ・体験活動を通して、商品流通の仕組みやビジネス活動のあらましなどを学ぶとともに、 働くことの楽しさや大切さを実感し、他者との協調や他者を思いやるおもてなし精神 を育成する。 ②運営にあたる高校生 ・小学生をサポートすることにより、課題解決能力、人間関係形成能力、コミュニケー ション能力の育成、リーダーシップ等の向上とともに、社会人基礎力(前に踏み出す 力【アクション】、チームで働く力【チームワーク】、考え抜く力【シンキング】) の育成。 ・日常の学習内容のアウトプット場面としても有効であり、学習意欲の向上にも繋がる。 この取組は、地域連携の取り組みとして保護者や子供たちの高い支持を得ており、 平成25年度は、2日間で約350人の小学生が参加した。保護者や一般来場者を含める と700人以上の来場があったと推測される。 (2)平成26年度における雇用創出の目標又は見込み 直接雇用や業 施策実施によ 務委託等 る波及効果等 事業(説明) 就職活動キックオフ事業 県立高等学校就職支援員の配置 50 高等学校特別支援教育特別支援員配置事業 高等学校特別支援教育特別支援員 22 医療的ケア体制整備事業 医療的ケア嘱託看護師 20 県立総合教育センター嘱託員 5 スクールカウンセラー等配置事業 スクールカウンセラー 91 家庭教育力促進(やーなれー)事業 家庭教育支援リーダー 8 小・中学生いきいき支援事業 中学生いきいきサポート相談員 39 ソーシャルワーカー配置事業 ソーシャルワーカー 13 小中アシスト相談員配置事業 小中アシスト相談員 50 298 計 0 298 28 【病院事業局】 1. 雇用拡大に向けた対応方針(基本的な考え方) 県立病院が、地域の中核的医療機関としての役割を果たすため、医療提供体制の確 保や経営への影響等を総合的に勘案し、国の医療制度改革の動向を注視しながら、人 員体制を整備していく。 2. 雇用拡大に向けた具体的な取組内容 (1)具体的な取組内容 雇用創出の基金による事業を活用し、医師及び看護師の業務を補助する医師ク ラーク10名、看護クラーク8名、看護補助員の6名の計24名を採用している。 (2)平成26年度における雇用創出の目標又は見込み 平成26年度においては、今のところ、当局が活用できる雇用創出事業の実施はな いが、今後、活用できる雇用創出の基金による事業等の実施があれば、積極的に活 用したい。 29 Ⅱ.雇用の質の向上に向けた取り組み 【子ども生活福祉部】 1.対応方針(基本的な考え方) 地域完結型で質の高い福祉サービスを提供できる人材の育成を継続的に行える体 制を整備し、福祉分野の人材育成と定着を図る。 特に待機児童の解消が喫緊の課題となっていることから、保育士の安定的な確保 に取り組む。 2.具体的な取組 (1)福祉・介護人材育成基盤整備事業 事業所の人材育成やキャリアパス形成を促進し、福祉・介護人材の定着・育成 を図るためのガイドライン及び標準カリキュラムを事業所、職能団体、教育機関 等をメンバーとする検討組織において策定する。また、当該ガイドライン等の検 証、改善のため、事業所等において実証事業を実施する。 (2)保育士等の処遇改善 ア.認可保育所に働く保育士等の賃金改善の実施。 (保育士等処遇改善臨時特例事業) イ.認可保育所へ保育士の正職員率6割以上を目指すよう指導・助言。 ウ.国に対して保育士配置の最低基準等の見直しを要望。 エ.保育士の産休取得等の促進 (保育士産休等代替職員配置支援事業) オ.保育士等のスキル向上(保育士等研修事業) 【保健医療部】 1.対応方針(基本的な考え方) ○離職した女性医師等の復職研修実施と、医療機関における仕事と家庭の両立がで きる働きやすい勤務環境を整える事業を実施し、離職防止や再就業等の促進を図 る。 ○離島診療所勤務医師の研修機会等の拡充及び勤務環境改善を図る。 2.具体的な取組 ○勤務医等環境整備事業 (1)復職研修事業 女性医師等の復職研修を実施する。 (2)就労環境改善事業 仕事と家庭(育児・介護 )の両立ができる働きやすい職場環境の整備につ 30 いて取組みを実施する。 (3)相談窓口 ○勤務医等環境整備事業 (1)復職研修事業 女性医師等の復職研修を実施する。 (2)就労環境改善事業 仕事と家庭(育児・介護 )の両立ができる働きやすい職場環境の整備につ いて取組みを実施する。 (3)相談窓口 相談員を配置し、女性医師等の仕事と家庭の両立支援のための相談・復 職希望女性医師等への情報提供等を実施する。 ○代診医派遣事業 離島勤務医師が診療所を離れて研修等に参加できるように、代診医派遣の体 制を図る。 【農林水産部】 ○ 経営感覚に優れた担い手育成支援 1.対応方針(基本的な考え方) 経営感覚に優れた担い手を育成するため、「効率的かつ安定的な農業経営」を目指 す認定農業者等を育成し、農業経営基盤強化資金の融資、各種補助事業の導入等を図 る。 また、経営改善などフォローアップの推進や農地集積等の支援を行うとともに、コ ンサルテーションや資質向上のための研修会の開催により、生産技術及び経営管理能 力の向上を図る。 2.具体的な取組 ⑴ 認定農業者等の育成 ⑵ 意欲ある多様な経営体に対する生産・流通・加工施設等の整備に要する経費 の支援 ⑶ 農業法人等の経営力向上支援 ⑷ 農林漁業者等への技術指導、講習会等の実施 ⑸ 農地中間管理事業を活用した農地集約支援 〈参考〉 認定農業者 ・年間総労働時間 おおむね2,000時間 ・年間所得 おおむね350万円 31 【商工労働部】 1.対応方針(基本的な考え方) 県内の非正規雇用者数や離職者数の割合が全国と比較して高い状況にあるこ とから、従来の「雇用の拡大」に加えて「雇用の質の向上」に取り組むこと が重要である。 2.具体的な取組 (1)経済団体に対する正規雇用の拡大要請 (2)人材育成や雇用環境に優れた企業の認証制度の創設(H25~) (3)若年従業員の定着支援事業の実施 (4)地域人づくり事業(沖縄県緊急雇用創出事業等臨時特例基金活用事業) の活用を促し、在職者に対する処遇改善に向けた支援を行う (5)ワーク・ライフ・バランス企業認証制度の創設(H19~) 【文化観光スポーツ部】 1.対応方針(基本的な考え方) (1)国内外の観光客が満足する質の高いサービスを提供できる人材を育成・ 確保する (2)文化芸術をマネジメントできる人材の育成 (3)スポーツキャンプ誘致に必要な専門知識等を備えた人材の育成 2.具体的な取組 (1)観光関連企業が行う人材育成への支援 (2)外国人観光客に対応した語学研修等の支援 (3)観光人材育成センターの活用・支援 (4)文化芸術をマネジメントできる人材の育成研修の実施 (5)サッカーキャンプ誘致におけるインフラ整備として、芝生管理の専門知識 と技術を兼ね備えた人材の育成研修の実施 【病院事業局】 1.対応方針(基本的な考え方) 県民に対する良質な医療を安定的かつ継続的に提供していくため、有能な人材 確保と職員の離職防止を図る必要がある。離職防止等の有効な施策として、夜勤 を含む交代制勤務である医療従事者に適したサービスを提供する。 2.具体的な取組 平成26年4月に県立中部病院及び県立南部医療センター・こども医療センター において、院内保育所を開所した。 32
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