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Materials
Innovation
会社概況
CORPORATE INFORMATION
会 社 概 況
マテリアルを通じて価値を提供し、持続的成長を続ける JSR
2
組織図(2016 年 6 月 17 日現在)
JSR株式会社は、
1957年(昭和32年)12月に合成ゴムの国産化を目指して制定された「合成ゴム製造事業特別措置法」
の施行により設立されました(旧社名:日本合成ゴム株式会社)。1969年(昭和44年)に民間会社へ移行し、合成ゴム
からエマルジョンや合成樹脂へと石油化学系事業を展開するとともに、当社固有の高分子技術を活用して半導体材料・ディ
スプレイ材料・光学材料等へ業容を拡大し、情報電子材料を核としたファイン事業を推進してまいりました。
事業内容の変革に伴い、創立40周年(1997年12月10日)を期して社名を「JSR株式会社」に変更し、多様な分野へ
新規素材を提供していくとともにグローバルに事業を展開し進化し続けることを宣言しました。
当社が2020年にありたい姿を達成すべく
「成長への始動」として2011年から取り組んだ3 ヵ年計画「JSR20i3(にせんじゅ
※
うさん)
」では、石油化学系事業とファイン事業を基盤事業としてさらに拡大を図るとともに、新たな柱を目指して戦略事業
の基盤整備を行いました。次のステップである「成長軌道へ」として2014年度からスタートした「JSR20i6(にせんじゅう
ろく)
」では、
「JSR20i3」の成果を着実に収益に結びつけてまいります。戦略事業の一つの事業としていたライフサイエンス
石化事業部
事業を第3の柱の事業と位置づけして、注力します。
当社は、企業理念である「Materials Innovation マテリアルを通じて価値を創造し、人間社会(人・社会・環境)
に貢献します。
」に立脚して、マテリアルが生み出す新たな可能性を追求し、事業活動を通じた社会への貢献を目指してまい
※
「JSR20i3」や「JSR20i6」に使われている
「i」は、企業理念
「Materials Innovation」から
「Innovation」の頭文字をとったものです。
JSR株式会社(JSR Corporation)
設立年月日
1957 年 12 月 10 日(昭和 32 年)
本
東京都港区東新橋一丁目 9 番 2 号(〒 105-8640)
社
社
[石油化学系事業]
エラストマー事業
合成樹脂事業
主な
事 業 内 容 [多角化事業]
ファイン事業
●合成ゴム
スチレン・ブタジエンゴム、ブタジエンゴム、エチレン・
プロピレンゴム等の合成ゴムおよび精練加工品
●熱可塑性エラストマー 熱可塑性エラストマーおよび加工品
●エマルジョン
紙加工用ラテックス、一般産業用ラテックス、アクリル
エマルジョン、原料ラテックスの精製加工品等
●機能化学材料
高機能コーティング材料、高機能分散剤、工業用粒子、
潜熱蓄熱材料、遮熱塗料用材料、電池用材料等
●その他
ブタジエンモノマー等の化成品
ABS 樹脂、AES 樹脂、AS 樹脂、ASA 樹脂等の合成樹脂
●半導体材料
●ディスプレイ材料
●光学材料
ライフサイエンス事業
その他
代
表
者
取締役社長 小柴満信
資
本
金
23,320 百万円〈2016.3.31 現在〉
従業員数
1
会社概況 2016
監査役会
名
会
代表取締役
現 況
株主総会
1
リソグラフィー材料(フォトレジスト、多層材料)
、
CMP 材料、実装材料等
カラー液晶ディスプレイ用材料、反射防止膜材料、機能
性コーティング材料等
耐熱透明樹脂および機能性フィルム、光ファイバー用
コーティング材料、光造形・光成形等
ライフサイエンス(診断・研究試薬および同材料、バイ
オプロセス材料、バイオプロセス開発・製造受託)
リチウムイオンキャパシタ等
連結 6,587 人(単独 2,530 人)〈2016.3.31 現在〉
電子材料事業部
取締役会
ります。
LCD 材料事業部
ディスプレイソリューション事業部
光学材料事業部
ライフサイエンス事業部
機能高分子研究所
ディスプレイ材料研究所
精密電子研究所
先端材料研究所
筑波研究所
精密加工グループ
生産技術グループ
四日市工場
千葉工場
鹿島工場
経営企画部
社長室
グループ企業部
CSR 部
総務部
法務部
監査室
ダイバーシティ推進室
人材開発部
経理財務部
広報部
原料機材調達第一部
原料機材調達第二部
SCM 部
システム戦略部
安全統括部
環境推進部
タイヤ材料部
機能性エラストマー部
エマルジョン部
石化事業企画部 SSBR 事業推進部 石化事業技術部
リソグラフィー材料部
先端電子材料部
LCD 材料部
次世代ディスプレイ材料部
光学材料部
OFC 材料部
ファイン事業企画部
ファイン事業推進部
診断・研究試薬部
バイオプロセス部
ライフサイエンス事業企画部
リチウムイオンキャパシタ事業推進室
イノベーション推進室
高分子材料開発室
機能化学品開発室
LCD 材料第一開発室
LCD 材料第二開発室
新規ディスプレイ材料開発室
半導体材料開発室
先端電子材料開発室
物性分析室
プロセス技術開発室 四日市開発事務室
研究開発部
研究企画部
知的財産部
技術開発室
機能フィルム室
技術企画第一部
技術企画第二部
SSBR グローバル生産統括部
技術開発部
製品・品質保証部
設備統括室
製造技術第一センター
製造技術第二センター
製造技術第三センター
タイヤ材料技術開発センター
事務部
設備管理部
設備検査部
環境保安部
製造第一部
製造第二部
製造第三部
会社概況 2016
2
会 社 概 況
(2016年7月1日現在)
3
取締役(* は執行役員兼務)
役名及び職名
氏名(生年月日)
取 締 役 会 長
さ
佐
とう
ほ
穗
略 歴
づみ
1977年 4 月 当社入社
2004年 6 月 取締役 精密電子研究所長
2005年 6 月 上席執行役員 四日市研究センター長
2006年 6 月 取締役兼上席執行役員 四日市研究センター長
2007年 6 月 常務取締役
2011年 6 月 取締役兼常務執行役員
2013年 6 月 代表取締役兼副社長執行役員
2016年 6 月 取締役会長(現)
積
(1952年5月17日生)
代表取締役社長
こ
しば
みつ
小
柴
満
かわ
さき
こう
のぶ
信
(1955年11月9日生)
代 表 取 締 役
川
崎
弘
*
一
いち
(1957年4月20日生)
取
締
役
かわ
川
はし
橋
のぶ
信
お
夫
*
(1956年7月23日生)
取
締
役
し
清
みず
水
たか
喬
*
雄
お
(1957年3月10日生)
社 外 取 締 役
や
八
ぎ
木
かず
和
のり
則
(1949年4月1日生)
社 外 取 締 役
まつ
だ
ゆずる
松 田 譲
(1948年6月25日生)
社 外 取 締 役
すが
菅
た
田
し
史
ろう
朗
(1949年11月17日生)
3
会社概況 2016
4
1981年10月 当社入社
2004年 6 月 取締役 電子材料事業部長
2005年 6 月 上席執行役員 電子材料事業部長
2006年 6 月 常務取締役 電子材料事業部長
2008年 6 月 専務取締役
2009年 4 月 代表取締役社長(現)
1983年 4 月 当社入社
2005年 6 月 執行役員 生産技術部長
2007年 6 月 取締役兼上席執行役員 生産技術部長
2011年 6 月 常務執行役員 石化事業部長
2016年 6 月 代表取締役兼専務執行役員 生産技術グループ長(現)
1981年 4 月 当社入社
2008年 6 月 執行役員 ディスプレイ材料事業部長
2011年 6 月 上席執行役員
2016年 6 月 取締役兼常務執行役員(現)
1982年 4 月 通商産業省(現:経済産業省)入省
2009年 9 月 当社入社
2012年 6 月 執行役員 経営企画部長
2015年 6 月 上席執行役員 社長室長
2016年 6 月 取締役兼上席執行役員 社長室長(現)
1972年 4 月 株式会社横河電機製作所(現横河電機株式会社)入社
1999年10月 同社執行役員
2001年 6 月 同社取締役兼常務執行役員
2002年 7 月 同社取締役兼専務執行役員
2011年 6 月 同社顧問
株式会社横河ブリッジホールディングス社外監査役
(現)
2012年 6 月 当社社外取締役(現)
2013年 6 月 TDK株式会社社外監査役(現)
2014年 3 月 応用地質株式会社社外取締役(現)
1977年 4 月 協和醗酵工業株式会社
(現協和発酵キリン株式会社)
入社
2000年 6 月 同社執行役員
2002年 6 月 同社常務取締役
2003年 6 月 同社代表取締役社長
2008年10月 協和発酵キリン株式会社代表取締役社長
2012年 3 月 同社相談役
2012年 6 月 公益財団法人加藤記念バイオサイエンス振興財団理事長
(現)
2014年 6 月 株式会社クボタ社外取締役(現)
2014年 6 月 株式会社バンダイナムコホールディングス社外取締役
(現)
2015年 6 月 当社社外取締役(現)
1972年 4 月 ウシオ電機株式会社入社
2000年 6 月 同社取締役上席執行役員
2004年 4 月 同社取締役専務執行役員
2004年 6 月 同社代表取締役専務執行役員
2005年 3 月 同社代表取締役社長
2014年10月 同社取締役相談役
2016年 6 月 当社相談役(現)
2016年 6 月 当社社外取締役(現)
2016年 6 月 横河電気株式会社社外取締役(現)
監査役
役名及び職名
氏名(生年月日)
常 勤 監 査 役
熊
社 外 監 査 役
植
社 外 監 査 役
加
5
くま
の
野
あつ
厚
し
司
(1956年8月8日生)
うえ
くさ
草
ひろ
宏
いち
一
(1952年6月28日生)
か
とう
藤
ひさ
久
こ
子
(1948年10月18日生)
略 歴
1984年 4 月 当社入社
2005年 6 月 執行役員 四日市研究センター・ディスプレイ研究所長
2007年 6 月 上席執行役員 研究開発部長 兼 筑波研究所長
2016年 6 月 常勤監査役
(現)
1977年 4 月 弁護士登録
(東京弁護士会・29期)
(現)
2005年 4 月 筑波大学法科大学院教授
(現)
2009年 6 月 当社社外監査役
(現)
1976年 3 月 公認会計士登録
(現)
1985年 4 月 税理士登録
(現)
2008年12月 加藤久子税務会計事務所代表
(現)
2014年 6 月 当社社外監査役
(現)
2014年 6 月 NTT都市開発株式会社社外監査役(現)
取締役・執行役員の担当・委嘱一覧
職 名
氏 名
さ
とう
ほ
担当委嘱
づみ
取 締 役 会 長
佐
専 務 執 行 役 員
川
常 務 執 行 役 員
川
橋
信
夫
常 務 執 行 役 員
ひら
平
の
はや
と
常 務 執 行 役 員
井
上 席 執 行 役 員
長
友
崇
杉
本
上 席 執 行 役 員
かわ
かわ
いの
なが
すぎ
さき
崎
はし
野
うえ
上
とも
もと
穗
こう
弘
のぶ
勇
かつ
勝
たか
積
いち
一
お
人
や
也
JSR MOL Synthetic Rubber Ltd. 取締役社長
たけし
健
電子材料事業 担当 電子材料事業部長
上 席 執 行 役 員
清
水
喬
渡
邉
上 席 執 行 役 員
わた
やま
上 席 執 行 役 員
山
上 席 執 行 役 員
土
小
ど
こ
なべ
わき
脇
たか
かず
石油化学系事業
(合成樹脂事業含む)担当 石化事業部長 兼
テクノポリマー㈱ 取締役社長 兼 日本ブチル㈱ 取締役社長
ファイン事業企画、ファイン事業推進 担当
ファイン事業企画部長 兼 JSR Micro(Changshu)Co., Ltd. 董事長
とし
エリック ジョンソン
みず
研究開発 担当
敏
上 席 執 行 役 員
し
LIC事業、事業創出担当
㈱医学生物学研究所取締役 兼 JSRライフサイエンスベンチャーキャピタル
合同会社職務執行者
生産・技術、品質保証、原料機材調達、生産物流、環境安全 担当
生産技術グループ長
お
ライフサイエンス事業、北米事業統括 担当
ライフサイエンス事業部長 兼 JSR Micro, Inc. 取締役社長
雄
社長室、経理・財務、広報、システム戦略 担当 社長室長
毅
中国事業統括 担当 JSR(Shanghai)Co., Ltd. 董事長
つよし
まさ
石油化学系事業副担当 石化副事業部長 兼 石化事業企画部長 兼
ジェイエスアール クレイトン エラストマー㈱ 取締役社長 兼
JSR Elastomer Europe GmbH 代表取締役
一
公
居
誠
まこと
法務、総務、CSR 担当 法務部長
林
英
いち
一
JSR Micro, Inc. 取締役副社長
い
ばやし
えい
執
行
役
員
執
行
役
員
根
執
行
役
員
水
野
陽
執
行
役
員
神 谷 紀一郎
かみ
や
き
執
行
役
員
中
執
行
役
員
山
口
佳
一
かず
ファイン事業推進部長
佐
伯
光
いち
一
四日市工場 担当 四日市工場長
あ
べ
かず
し
執
行
役
員
ね
みず
なか
やま
さ
執
行
役
員
阿
執
行
役
員
髙
執
行
役
員
藤
たか
ふじ
もと
本
の
やま
山
ぐち
えき
部
はし
橋
い
井
ひろ
宏
よう
み
美
よし
こう
一
せい
成
やす
安
あき
明
いち
一
いち ろう
か
加
至
じ
治
ふみ
文
LCD材料事業、ディスプレイソリューション事業 担当
ディスプレイソリューション事業部長 兼 ディスプレイ材料研究所長 兼
JSR Micro Korea Co., Ltd. 代表理事
光学材料事業 担当 光学材料事業部長
ライフサイエンス事業副担当 ライフサイエンス副事業部長 兼
JSRライフサイエンス㈱ 取締役社長 兼 ㈱医学生物学研究所 取締役
経営企画、ダイバーシティ推進、グループ企業 担当
経営企画部長 兼 ダイバーシティ推進室長 兼 グループ企業部長
㈱エラストミックス 取締役社長 兼 ㈱エラストミックス(佛山)董事長 兼 JSRグループ企業年金基金理事長
生産・技術副担当 四日市工場 製造第三部長 兼 生産技術グループ SSBRグローバル生産統括部長
人材開発 担当 人材開発部長 兼 JSR健康保険組合理事長 兼
JSR企業年金基金理事長
会社概況 2016
4
資 本・株 式
1
生 産
株式の総数
1
(単位:トン、2016. 4. 1 現在)
発行可能株式総数:普通株式 696,061,000株
種 類
(2016. 3. 31現在)
発 行 数
上場証券取引所
製 品
四日市工場
SBR(含NBR,HSR)
255,000
255,000
ラテックス
120,000
120,000
BR
発行済株式
普通株式
2
生産能力
226,074,545 株
鹿島工場
IR
41,000
EP(D)M
36,000
H-IIR
●所有者別分布状況 ●所有数別分布状況
個人・その他
7.09%
(単元株式数:l00株)
50単元以上
4.32%
※1
50,000(タイ)
120,000
※2
220,000(韓国)
186,000
98,000(川崎)※3
98,000
41,000
80,000
※3
RB
24,000
ABS樹脂、AS樹脂
1単元以上
3.94%
アートン
1単元未満
0.02%
イソプレン
250,000
148,000
80,000
24,000
250,000
※4
5,000
ブタジエン
合 計
72,000
70,000
IIR
株式の状況
その他
72,000
SSBR、水添ポリマー
東京証券取引所(市場第一部)
千葉工場
130,000
WSP
5,000
120,000
398,000
36,000
36,000
1,200
1,200
注:※ 1 JSR BST Elastomer Co., Ltd.、※ 2 錦湖ポリケム㈱、※ 3 日本ブチル㈱、※ 4 テクノポリマー㈱
その他国内法人
18.42%
41.40%
(単位:トン)
500単元以上
1.86%
マスターバッチ
1,000単元以上
89.86%
33.09%
四日市
24,000
東京
20,000
滋賀
15,000
天津(中国)
15,000
佛山(中国)
20,000
福州(中国)
9,000
タイ
㈱エラストミックス インドネシア
*個人・その他には、当社の自己株式保有分0.22%が含まれております。
(2016. 3. 31 現在)
3
39,000
9,000
*1,000単元以上には、当社の自己株式保有分0.22%が含まれております。
(2016. 3. 31 現在)
大株主
(2016. 3. 31 現在)
氏名又は名称
株式会社ブリヂストン
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口)
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口 9)
BNYML-NON TREATY ACCOUNT
JP MORGAN CHASE BANK 385632
STATE STREET BANK CLIENT OMNIBUS OM04
HSBC BANK PLC A/C CLIENTS 1
株式会社みずほ銀行
日本生命保険相互会社
10 名計
所有株式数
(千株)
発行済株式総数に対する
所有株式数の割合
27,866
9,855
7,988
7,282
12.35
4.36
3.54
3.22
5,592
4,771
4,225
3,716
2.47
2.11
1.87
1.64
6,602
5,809
83,706
%
2.92
2.57
37.05
注 : 1.持株数は、千株未満を切り捨てて表示しております。
2.持ち株比率は、発行済株式の総数から自己株式数(488,223株)を減じた株式数(225,586,322株)を基準に算出し、小数点第3位
以下を切り捨てて表示しております。
5
会社概況 2016
会社概況 2016
6
主 要 製 品
品 目
石油化学系製品
1.エラストマー
品 目
特 徴
用 途
乳化重合スチレン・ブタジエンゴム 引張り強さ、引裂強さ、耐老化性、耐摩耗性 タイヤ、ベルト、はきもの、各種工業用品、粘
(ESBR)
に優れている。また、粘着性、接着性に優れ 着テープ用基材、他
た「ホット SBR」などもある。
溶液重合スチレン・ブタジエンゴム 特徴ある分子構造を持つ SBR。加工性、動 タイヤ、他
(SSBR)
的特性に優れる。低燃費・高性能タイヤに主
として使用される。
特 徴
用 途
スチレン・イソプレン系
熱可塑性エラストマー
JSR SIS®
常温で加硫ゴムのような弾性を有し、高温で ホットメルト粘着剤、ホットメルト接着剤
可塑化され、容易に加工できる。
〈製造〉ジェイエスアール クレイトン
エラストマー㈱
潜熱蓄熱材
®
ップ)
CALGRIP(カルグリ
特殊オレフィン系熱可塑性エラストマーでパ 保冷・保温、空調、躯体蓄熱、貯湯槽蓄熱、
ラフィンを固定化することにより、従来のパラ 他
フィン系潜熱蓄熱材料に比べ、潜熱量を 40
〜 100% 向上させた潜熱蓄熱材料
〈販売〉JSRトレーディング㈱
3.メディカルポリマー
品 目
特 徴
用 途
ポリブタジエンゴム(BR)
耐摩耗性、動的特性、低温特性に優れ、加 タイヤ、ベルト、ゴルフボール、はきもの、
工性にも優れている。
各種工業用品、他
ハイスチレンゴム(HSR)
加工性に優れ、耐摩耗性、引裂強さ、耐屈 硬質板、半硬質スポンジ等のはきもの、タイル、
曲性に優れた低比重で高硬度のゴム。
エボナイト、運動用品等の高硬度製品、他
ポリイソプレンゴム(IR)
天然ゴムとほぼ同じ分子構造を持つ。成形加 タイヤ、ベルト、各種工業用品、はきもの、接
工性、加硫の容易さ、機械的強度、弾性に 着剤、糸ゴム、ゴムバンド、他
優れた性質を有している。
ニトリルゴム(NBR)
耐油性、耐燃料油性に優れ、耐熱性、機械 パッキン、ガスケット、オイルシール、燃料ホー
的特性、加工性にも優れている。また、耐オ ス、フレオンホース、ゴム板、印刷ロール、ブ
ゾン性に優れた「NV(NBR/PVC ブレンド)」ランケット、紡績部品、航空機部品、自動車
耐候性に優れた
「NE(NBR/EPDM ブレンド)」 部品、安全靴、接着剤、各種工業用品、樹
などがある。
脂改質、他
スチレン / イソプレン・ブタジエン系 適度な粘着性、良好なホットメルト加工性、 消炎鎮痛テープ貼付剤、輸液ポンプチューブ
柔軟性、高弾性、高強度を有する。
熱可塑性エラストマー
JSR TR® / JSR SIS®
ブチルゴム(IIR)
高耐熱性、柔軟性、高圧縮歪性を有し、ガ プレフィルドシリンジガスケット、ゴム薬栓
スバリヤー性に優れる。
耐熱性、耐オゾン性、耐候性に優れている。 電線、耐熱ベルト、自動車部品、窓枠、スポ
ンジ、防水シート、パッキン、各種工業用品、
樹脂改質、他
ポリイソプレンゴム(IR)
非アレルギー性。高強度を有する。
4.エマルジョン
ポリマーブレンド(NV,NE)
エチレン・プロピレンゴム
(EPM/EPDM)
耐熱性、耐オゾン性、耐候性に優れている。 樹脂改質、他
気体不透過性、耐候性、耐オゾン性、耐熱 タイヤチューブ、タイヤインナーライナー、自動
性に優れている。また、加硫速度が速い塩素 車部品、ベルト、電線、電纜、防振ゴム、各
化ブチルと臭素化ブチルがある。
種工業用品、他
〈製造〉日本ブチル㈱
マスターバッチ
SBR, BR, EPDM, NBR をベースポリマーと 各種タイヤ、はきもの、ベルト、ホース、運動
した各 種カーボンマスターバッチと SBR を 用品、各種工業用品、各種押出成形製品、
ベースポリマーとしたホワイトフィラーマスター 他
バッチがある。
〈製造・販売〉㈱エラストミックス
2.熱可塑性エラストマー(TPE)
品 目
特 徴
用 途
水添ポリマー
®
DYNARON(ダイナロン)
品 目
一般産業用ラテックス
(SB)
ラテックス
エチレン・ブテンゴム(EBM)
ブチルゴム(IIR)
、
ハロゲン化ブチルゴム(H-IIR)
ブタジエン系熱可塑性エラストマー 透明、軟質、非極性(非薬物吸着)で、可 輸液回路チューブ、輸液ポンプチューブ、
JSR RB®
塑剤・ハロゲン(塩素、臭素など)を含ま 輸液チューブジョイント
ない。
紙塗工用ラテックス
(PCL)
ブタジエン系熱可塑性エラストマー 世界で唯一 JSR が生産。樹脂の硬さとゴムの フィルム、チューブ、各種はきもの底、射出成
JSR RB®
弾性の両方の性能を持ち、きわめて広汎な用 形品、各種スポンジ製品、高硬度ゴム製品、
途がある。
ゴム樹脂改質剤、感光性材料、他
水添ポリマー
®
イナロン)
DYNARON(ダ
JSR の優れた合成技術により生み出されたユ 各種樹脂改質材、相容化剤、透明軟質フィル
ニークな構造をもつ水素添加ポリマー。
ム、シート、チューブ、文具、日用品、自動
車内外装品、粘接着剤、他
オレフィン系熱可塑性エラストマー
®
EXCELINK(エクセリンク)
JSR の特殊 EPDM をベースポリマーにコンパ 自動車部品、シール・パッキング材、他
ウンド技術を駆使した高機能ポリマーコンパウ
ンド。高ゴム弾性、低比重、高流動性を有し、
省エネ性、
省資源性、
リサイクル性、加工性(射
出成形)に優れている。
スチレン・ブタジエン系
熱可塑性エラストマー
JSR TR®
常温で加硫ゴムのような弾性を有し、 高温で 各種はきもの底、射出成形品、樹脂改質材、
可塑化され、 容易に加工できる。
アスファルト改質材、接着剤、粘着剤、他
〈製造〉ジェイエスアール クレイトン
エラストマー㈱
7
会社概況 2016
アスファルト舗装改質材
JSR ローデックス®、
JSR ローデックス®U-II、
JSR ローデックス®HS
ポリオレフィン樹脂の軟質化、透明化、極 薬バイアル瓶、腹膜透析用排液バッグ、医
性ポリマーとポリオレフィン樹脂の相容化 療用排液チューブ
が可能。
カテーテル、手術用手袋
特 徴
用 途
カルボキシ変性 SB ラテックスと加硫可能な カーペットバッキング、各種接着剤
SB ラテックスからなる。カルボキシ変性 SB ラ
テックスはそれ自身で強度が強く、また、金属
架橋、その他架橋剤を用いた架橋が可能で、
さらに高強度を得ることができる。
SB ラテックスは硫黄加硫が可能で、フォーム フォームラバー、フォームバッキング、タイヤ
ラバー、ゴムと接着させるための繊維加工、 コード接着剤、粘着剤、接着剤
また粘着剤その他接着剤に用いられる。
紙塗工用に特化したカルボキシ変性ラテックス 印刷用塗工紙
で、優れた配合安定性、塗工適性、印刷適
正を有する。特に塗工時の操業安定性を損な
うことなく接着強度が上げられるのでバイン
ダー量を減らすことができ製紙工程でのコスト
ダウンに大きく寄与する。
さらに中空状のラテッ
クスは塗工紙に白色度、光沢を付与し、紙の
軽量化が可能となる。
アスファルトに混和することで、ストレートアス 耐磨耗舗装、耐流動性舗装、排水舗装、低
ファルトの欠点でもある感温特性を緩和し、 騒音舗装
耐流動性、耐摩耗性の向上、骨材把握力の
増大をもたらす。
会社概況 2016
8
主 要 製 品
品 目
アクリルエマルジョン(AE)
アクリルエマルジョン
高機能エマルジョン
高機能・工業用粒子
高架橋粒子
負極用バインダー
(SBR ラテックス)
電池材料
正極用バインダー
(フッ素アクリルラテックス)
その他
フッ素アクリルエマルジョン
用 途
耐候性、耐老化性に優れるポリマー骨格を有 フロアポリッシュ、塗料、接着剤、粘着剤、
し、さらに種々官能基モノマーでの変性が容 コート材
易なのでユーザーニーズに応じた特性を付与
することが可能である。
<製造 ・ 販売> ㈱イーテック
シリコーンとアクリルポリマーを複合化させた 防汚コート材、外装塗料、各種機能コート材
シリコーンアクリルエマルジョンは耐候性、親
水性、接着性、すべり性を付与することができ、
一般のアクリルエマルジョンとは異なる性質を
付与することができる。特にグラスカ技術を乳
化重合に応用した有機・無機ハイブリッドエ
マルジョン=水系グラスカはさらに優れた耐候
性、親水性、強度を付与することができる。
<製造 ・ 販売> ㈱イーテック
極めて高い架橋度を持ち、無機粒子に匹敵 樹脂添加剤、コーティング剤、塗料添加剤、
する硬度・耐熱性と無機粒子に無い有機素 フィルムのブロッキング剤、他
材との親和性を持つ粒子や、通常の乳化重
合では得られない大粒子径、懸濁重合では
得られない均一な粒子径分布を持つ粒子。
高分子合成技術、モルフォロジー制御技術 リチウムイオン電池、ニッケル水素電池、電
を駆使して蓄電デバイスの電極形成用に設計 気二重層キャパシタ(EDLC)、リチウムイオ
された水系ラテックス型バインダー。高い結 ンキャパシタ(LIC)、他
着性と低抵抗を高い次元で両立し、サイクル
特性含め優れた電池性能を発現する。
フッ化ビニリデン系ポリマーとアクリル系ポリ リチウムイオン電池、ニッケル水素電池、電
マーを分子レベルで相容化させて一体粒子 気二重層キャパシタ(EDLC)、リチウムイオ
形 成した JSR 独自のハイブリッド型 水 系ラ ンキャパシタ(LIC)、他
テックスバインダー。水系であることから、従
来の溶剤系正極バインダー(PVDF)の課
題である環境負荷やランニングコストの面で
優れるだけでなく、ハイブリッド設計ならでは
の高い耐電位性、結着性、柔軟性の高次バ
ランス化に成功。
フッ素・アクリル複合水系エマルジョン。本 遮熱塗料、他
製品を使用した塗料は、高い耐候性、防汚
性を有し、長期間の屋外使用でも表面に付
着した汚れが、雨水などで簡単に落ちるとい
う特性を有する。
〈販売〉JSRトレーディング㈱
フッ化ビニリデン系ポリマーとアクリルポリ コーティング材(フィルム、プラスチック成形
マーを分子レベルで相容化し、従来のフッ素 品等の表面改質剤)
エマルジョンより優れたフィルム形成性、塗膜
強度を発現。
5.合成樹脂
品 目
〈製造・販売〉テクノポリマー㈱
特 徴
用 途
ABS 樹脂
TECHNO ABS®
100、 300、 400、 800 シリーズ
耐衝撃性、耐熱性、高剛性、光沢性、加工性 自動 車 部 品、 家 電 製 品、OA 機 器、 雑 貨、
に優れている。一般、高光沢、メッキ、耐熱、 玩具、建材用部材、他
透明、艶消し、ガラス繊維強化、抗菌など各
グレードを揃えている。
難燃樹脂
TECHNO ABS® F シリーズ
流動性と熱安定性に優れ、実用耐熱性、機 OA機器部品、DVDカメラ、OA機器外装、
械的強度のバランスが良く、 優れた耐衝撃性 他
を有した難燃ABS樹脂。
耐熱、超耐熱樹脂
TECHNO ABS®
500、H500 シリーズ
TECHNO MUH®
E, W, C, M シリーズ
耐熱ABSより優れた耐熱性と、ABSの持つ 自動車内装部品、パワーウィンドウスイッチ、
優れた総合物性バランスを兼ね備えている。 ヒーター操作パネル、他
耐候性樹脂
TECHNO AES®
TECHNO ASA®
優れた耐候性と機械的強度を有し、屋外での 自動車外装部品、二輪車部品、エアコンダク
使用に適している。
トカバー、建材用外装部材、他
AS 樹脂
®
SANREX(サンレックス)
機械的強度、耐薬品性、耐油性に優れている。 OA機器部品、化粧品容器、ライター、雑貨、
標準的な良流動、耐熱、耐薬品、ガラス繊 他
維強化等各種グレードがある。
®
EXCELLOY(エクセロイ)
ABS/PC アロイタイプ
ポリカーボネート樹脂とスチレン系樹脂を主成 OA機器部品、自動車内外装部品、工業部品、
分とするポリマーアロイ。耐熱性に優れた
「CK 他
シリーズ」、耐候性・耐熱性・流動性のバラ
ンスに優れた「CW、CA シリーズ」、成形加
工性・耐熱性・耐薬品性・機械的性質に優
れた自己消火性タイプ「CKF シリーズ」がある。
®
EXCELLOY(エクセロイ)
特殊アロイタイプ
エンジニアリングプラスチックスとスチレン系 機械・工具外装部品、パチンコ部材、OA
樹脂を主成分とするポリマーアロイ。耐衝撃性・ 機器部品、他
耐熱性・耐薬品性に優れた「A シリーズ」
、耐
薬品性・塗装外観性・寸法安定性に優れた「T
シリーズ」
、ポリマー自体が帯電防止性を有し、
帯電防止効果が永続的な「E シリーズ」がある。
TECHNO ALPHALOY®
(アルファロイ)
ポリマーアロイ
塗料用材料
®
SIFCLEAR(シフクリア)
特 徴
超耐熱樹脂「TECHNO MUH®」をベースに 自動車内装部品、他
した耐衝撃性、剛性、及び耐薬品性に優れ
た耐熱ポリマーアロイ。
バイオ樹脂
®
※
BIOLLOY(バイオロイ)
OA機器部品、家電製品、文具、化粧品容器・
植物由来樹脂(PLA)との複合化樹脂。
ABS 系樹脂を主成分とする環境対応型ポリ 日用品容器、建材用部材、建材用部材、
マーアロイ「K シリーズ」は、優れた成形性を 車両部品、フィルム、他
有し外観特性および物性バランスに優れる。
また、オレフィン系熱可塑性樹脂を複合化し
た製品※は、耐衝撃性にも優れ、射出成形、
押出し・フィルム加工、ブロー成形など各種
加工法へ対応。
®
HUSHLLOY(ハッシュロイ)
スチレン系特殊熱可塑性樹脂。プラスチック 自動車部品、エレクトロニクス部品、日用品
部品の嵌合部等から発生するきしみ音の低減 等
を可能とする。
®
※※
FABRIAL(ファブリアル)
熱 熔 融 積 層 方 式 用 の フ ィ ラ メ ン ト 材 料。 3D プリンター用フィラメント
FABRIAL® P シ リ ー ズ は、 従 来 の PLA 系
フィラメントの課題であった靱性を高めた
材料で、造形時のフィラメント折れや成形
品のもろさといった課題を解決し、実用製
品に必要な強度の成形品を制作することが
できる。FABRIAL® R シリーズは、医療分
野でも実績のある素材をベースにした軟質
グレード。
※〈製造・販売〉JSR ㈱
※※〈販売〉JSR ㈱、JSRトレーデング㈱
9
会社概況 2016
会社概況 2016
10
主 要 製 品
2.ディスプレイ材料
ファイン製品
品 目
1.半導体材料
品 目
特 徴
用 途
半導体製造用材料
DUV 露光用レジストとして波長 248nm 用に
は KRF® シ リ ー ズ、 波 長 193nm 用 に は
ARF® シリーズ、汎用高感度から高解像度ま
で幅広い用途の g 線、i線レジストPFR® シリー
ズをラインアップ。
さらに、液浸露光保護膜及び微細加工用の
塗布型ハードマスク材料など様々なニーズに
備えた製品を取り揃えている。
プロセス材料
次世代 LSI に対応可能な各種プロセス材料を
揃えている。
CMP スラリー
JSR独自の技術を活用し、高研磨速度かつ
CMS® シリーズ
ディッシングとエロージョンが非常に小さい銅
配線用スラリー、平坦化特性に優れスクラッ
チの数の少ない FEOL 工程用高性能スラリー
など、様々な要求性能を満足するスラリー製
品を提供している。
CMPパッド
JSR 独自の技術を元に、低スクラッチと高平
FP シリーズ
坦化特性を特徴とする CMP 研磨パッドをメタ
ル工程用に提供している。
厚膜加工用フォトレジスト
100 μ m までの厚さに対応できる厚膜解像
®
ELPAC(エルパック)
性、めっき液耐性に優れる半田バンプ、銅ピ
THB シリーズ
ラーや金バンプ形成用のレジストや、微細な
再配線層形成用のレジストを提供している。
感光性絶縁材料
WL-CSP(ウエハーレベルチップサイズパッ
ELPAC®(エルパック)
ケージ)、SiP(システムインパッケージ)の
WPR シリーズ
再配線層や、オーバーコートの感光性絶縁材
料に、また半導体デバイスの有機パッシベー
ション材料に適する。
リフトオフ工程用フォトレジスト 少ない工程数で、再配線やパッドを形成可能
®
LUMILON(ルミロン)
なリフトオフ工程用フォトレジストを提供してい
LP シリーズ
る。
カルボキシ変性 NBR
カルボキシ変性の架橋 NBR。熱硬化性樹脂
中に微小分散することにより海(樹脂)―島(ゴ
ム)構造を形成、熱硬化性樹脂の脆さ(もろ
さ)、靭性(タフネス)を改善する。
エポキシ変性 NBR
グリシジル変性の架橋 NBR。熱硬化性樹脂
中に微小分散することにより海(樹脂)―島(ゴ
ム)構造を形成、熱硬化性樹脂の脆さ(もろ
さ)、靭性(タフネス)を改善する。
低電食性 NBR
イオン性不純物の少ない NBR。電子材料用
接着剤の耐イオンマイグレーション性を改善す
る。
液晶ディスプレイ用
リソグラフィー材料
DUV(エキシマ)
フォトレジスト
KRF® シリーズ、
ARF® シリーズ、
g線 /i線用フォトレジスト
PFR® シリーズ、
多層材料 NFC® シリーズ
半導体製品製造用
保護膜
®
OPTMER(オプトマー)
SS シリーズ
耐熱性、透明性が高く、各種カラーフィルター LCD、CCD カラーフィルター用保護膜
に使用可能で、表面平坦性、信頼性の向上
が可能。
顔料分散レジスト
®
OPTMER(オプトマー)
CR シリーズ
現像性に優れ、良好なテーパー形状でパター LCD カラーフィルター用材料
ニングできる。高コントラスト、高透過率で、
各種色度要求に対応できる。
感光性保護膜(ネガ)
®
OPTMER(オプトマー)
NN シリーズ
現像性に優れ各種パターニング保護膜として 各種パターニング保護膜、パターニングスペー
使用可能な他、強度特性、耐液晶汚染性に優 サー
れ、パターニングスペーサーとしても使用可能。
感光性保護膜(ポジ)
®
OPTMER(オプトマー)
PC シリーズ
2 μm のスルーホールが形成可能で、高耐熱・ 各種パターニング保護膜
高透過性のパターンが得られる。
有機 EL
(OLED)
ディスプレイ用材料 OLED ディスプレイやタッチパネルスクリーン向け OLED ディスプレイ
タッチパネルスクリーン用材料
に、絶縁膜、保護膜、平坦化膜などを展開して タッチパネルスクリーン
いる。また、カラーフィルターを適用した W-OLED
構造向けには顔料分散レジスト、トップエミッショ
ン構造 OLED 向けには透明デシカントなど、顧
客ニーズに適した各種材料を提供している。
3.光学材料
品 目
実装材料
架橋ゴム
会社概況 2016
用 途
配向膜
®
OPTMER(オプトマー)
AL シリーズ
プリント基板絶縁層樹脂改質
特 徴
用 途
紫外線硬化型光ファイバー
コーティング材
®
ト)
DESOLITE(デソライ
光ファイバー製造用に設計されたコート材。紫 光ファイバーコーティング材
外線照射により優れた物性を有する高耐久性
の高分子膜を形成する。
光造形用光硬化樹脂
®
ト)
DESOLITE(デソライ
SCR シリーズ
透明耐熱樹脂、高靱性樹脂、フィラー系超耐
熱樹脂、高精度・高解像度樹脂、ABS 相当
の耐衝撃性樹脂など、ユーザーニーズにあわ
せた様々なタイプの樹脂を提供することが可
能。
光造形システム
IC モールド樹脂改質
フレキシブルプリント基板接着層改質
耐熱透明樹脂 ®
ARTON(アートン)
アートン加工品
光学フィルム
®
) フィルム
ARTON(アートン
11
特 徴
液晶配向性が良く、安定的なプレチルト角が VA 用、PSA 用、TN 用、IPS 用、FFS 用、
得られる。電圧保持特性、残留 DC 特性に STN 用各種配向膜
優れ、LCD の各種モードに対応できる。
3 次元 CAD で描かれた立体像を数十μ m~
200 μ m 単位の薄いスライスデータとして取り 光造形
出し、レーザーでその一層を描画することによ
り紫外線硬化樹脂を硬化させる。この層を順
次硬化させ積層することで立体像を造り出す
光造形システム。デザインの自由度が大きく、
スピーディーな立体モデリングが可能。また、
一般的な熱可塑性樹脂を近赤外線やマイクロ
波により溶融して成形する「光成形システム」
<販売 ・ モデル受託> ㈱ディーメック
「マイクロ波成形システム」も提供している。
優れた光学的性質、耐熱性、耐薬品性、成 光学レンズ、タッチパネル基板、導光板、ミラー
形加工性、膜密着性を有し、しかも低比重な 等の光学分野、他
透明エンジニアリングプラスチック。
を原料とした高耐熱
(150℃使用可)
、液晶ディスプレイ用視野角拡大フィルム、位相
「アートン ®」
高透明の光学フィルム。複屈折が小さく、高温 差フィルム、タッチパネル用透明導電フィルム、
下でも位相差の変化が少ない特徴を持つ。
フィルムレンズ、他
会社概況 2016
12
研究開発・技術
主 要 製 品
ライフサイエンス事業
〈販売〉JSR ㈱ 〈製造〉JSR ライフサイエンス㈱ 品 目
特 徴
免疫凝集診断用のポリスチレン系ラテッ 免疫診断用担体、研究試薬
クス粒子。
磁性粒子
®
Magnosphere(マグ
ノスフィア)
タンパク質・ 核 酸・ 細 胞などの分 離・ 高純度バイオセパレーション(タン
精製や、免疫測定などの粒子を用いた パク分離、核酸分離、細胞分離)、
アッセイシステムに適した磁性粒子。各 試薬、免疫測定試薬
種表面特性を持ち用途に応じて使い分
けられる。
診断試薬材料
ブロッキング試薬
®
Blockmaster(ブロックマスター)
完全化学合成ポリマーからなるブロッ 吸着抑制ポリマー
キング試薬。タンパク質等の基盤への
非特異的吸着を抑制する。
研究用試薬
Oligotex®-dT30 Super
ラテックス粒子の表面に Oligo(dT) mRNA 分離精製
30 を結合させ、核酸試料中から mRNA
を高純度に分離・精製するための mRNA
精製用試薬。
磁性粒子 Magnosphere® にエクソソー エクソソーム単離
ムを特異的に認識する抗体を結合し、 疾患診断法の開発等基礎研究
血清・血漿・細胞培養上清からエクソ
ソームを簡便かつ高純度に単離する試薬
キット。
(注:エクソソームとは、細胞から分
泌されている脂質二重膜の小胞。疾患
に関連する情報を内包)
標準粒子
JSR SIZE STANDARD PARTICLES /
DYNOSPHERES
®
リンテックス)
CLINTEX(ク
「JSR SIZE STANDARD PARTICLES」 各種寸法標準、微粒子カウンター
は、日米の国家標準にトレーサブルな の粒子径および粒子個数表示の校
粒子径を持つ均一ポリスチレン粒子の 正標準
水分散体。CLINTEX® は、均一粒子の
個数濃度を調整した濃度標準液。
抗体医薬の精製工程で用いられる。
バイオ医薬品の製造
抗体の結合容量が繰り返し使用でも低
下しにくく、純度の高い抗体を得られ
る。また、高流速での精製にも対応で
きる。
品 目
リチウムイオンキャパシタ
®
ULTIMO(アルティモ)
ラミネートセル / ラミネートセル用モ
ジュール
〈製造・販売〉JM エナジー㈱ 特 徴
用 途
高電圧、高エネルギー密度、高出力密度、 エネルギー回生/ピークアシスト、バックアッ
長寿命、安全性の高い製品であり、省エネル プ電源、主電源、電力平準化などの機能で使
ギー、電力品質の安定化等の用途での使用に 用される各種蓄電用途(建設機械、産業機械、
適している。
車両、瞬時電圧低下補償装置、無停電電源
ラミネートタイプと同様の特徴を有し、且つ堅 装置、医療機器、風力発電、太陽光発電等)
機能高分子研究所
テーマ名、主な製品
高 分 子 材 料 開 発 室
タイヤ用ゴム、特殊ゴム、機能性エラストマー、
熱可塑性エラストマー 等
機 能 化 学 品 開 発 室 工業用ラテックス、機能性エマルジョン 等
LCD 材 料 第 一 開 発 室 LCD 用配向膜、保護膜、絶縁膜、着色レジスト 等
ディスプレイ材料研究所 LCD 材 料 第 二 開 発 室 ディスプレイ材料の基盤技術・次世代技術開発 等
新規ディスプレイ材料開発室 次世代表示材料、フレキシブルディスプレイ材料 等
精 密 電 子 研 究 所
先
プ
端
ロ
物
四
材
セ
ス
市
先 端 電 子 材 料 開 発 室
半導体厚膜加工用フォトレジスト、感光性絶縁材料、
CMP スラリー、CMP 後洗浄剤 等
料
所
蓄電材料(技術)開発、新規材料技術開発、
新規機能樹脂材料開発、新規探索検討 等
室
機能樹脂、ファインケミカル、及び新事業(メディカル材料他)
の製造プロセス開発及びエンジニアリング業務
研
技
性
日
半 導 体 材 料 開 発 室 半導体微細加工用フォトレジスト、微細加工関連材料 等
術
分
開
筑
波
究
開
発
析
発
精密加工グループ 技
研
術
事
室 物性測定、分析、構造解析、CAC、計算科学 等
務
開
発
究
室 四日市地区の研究開発に関する管理全般
室
精密加工技術の開発
光学フィルム、機能樹脂フィルムの二次加工製品 等
所 光ファイバーコート材、UV 硬化材料 等
JSR 機 能 材 料 リ サ ー チ セ ン タ ー 機能高分子を軸としたシーズ研究
研
究
開
発
部 研究開発に関する管理全般
研
究
企
画
部 研究開発に関する企画
知
的
財
産
部 知的財産権の取得、管理、行使
2
海外
リチウムイオンキャパシタ事業
部署名
国内
バイオプロセス材料
プロテイン A アフィニティ担体
®
ェア)
Amsphere(アムスフ
研究開発の組織と役割分担 (2016 年6月 17 日現在)
用 途
ラテックス粒子
®
ムテックス)
IMMUTEX(イ
研究用試薬キット
®
プ)
ExoCap(エクソキャッ
1
分野別保有特許件数の推移
石 油 化 学
多
角
そ
の
小 計
石 油 化 学
多
角
そ
の
小 計
合 計
系
化
他
系
化
他
09 年度
374
1,465
75
1,914
492
2,164
39
2,695
4,609
10 年度
377
1,685
67
2,129
489
2,365
36
2,890
5,019
11 年度
387
1,972
79
2,438
507
2,516
33
3,056
5,494
12 年度
358
2,331
89
2,778
523
2,741
34
3,298
6,076
13 年度
334
2,633
104
3,071
516
2,957
33
3,506
6,577
14 年度
308
2,717
99
3,124
531
2,810
29
3,370
6,494
(単位:件)
15 年度
303
2,867
90
3,260
545
3,075
22
3,642
6,902
リチウムイオンキャパシタ
®
牢性に秀でた製品、移動体への使用に適して
ULTIMO(アルティモ)
扁平角缶型セル / 扁平角缶型セル いる。
用モジュール
13
会社概況 2016
会社概況 2016
14
研究開発・技術
3
主要な技術供与の実績
契約発効日
1967. 5.17
1969.11.10
11.10
1971. 3.27
12.28
1972. 9.25
1974. 4.22
1976. 3.29
6.15
1978. 3.31
1980. 5. 2
1981. 7. 8
8.21
1983. 6. 4
1985. 3. 7
10.10
12.24
1986. 4. 1
5.20
6. 4
1987. 3. 5
5.22
10.13
1988. 3.17
7.14
9. 9
11.17
1989. 2. 1
9.12
10.18
11. 2
11. 2
1990. 2.20
BR
ABS
ABS
BR
SBR
ABS
SBR
SBR
ABS
BR
ABS
ハルコート スプレイジョン
SB ラテックス
CMB
EPM / EPDM
BD
SAN 樹脂
CMB
EPM / EPDM
イソプレン
SSBR
ABS
ハル GP コート
フォトレジスト
SAN 樹脂
ABS
ラテックスコンパウンド
SBR
レジスト用溶媒特許
SAN 樹脂
BD
NBR
フォトレジスト
3.23 ABS
12.22
1991. 4. 8
7. 8
1992. 3. 5
1994. 1.19
6.23
9.14
1995. 3. 6
7. 1
8.16
1996.12.24
12.24
1997. 3.31
6. 4
2002. 2.13
2003. 2. 5
2004. 1.31
9.27
2007. 6. 4
2008. 4.16
4.16
2009. 4.16
2011. 6.22
9. 8
2012. 4.13
2013. 3.15
2014. 3.25
15
技 術
会社概況 2016
ゴムアスファルトエマルジョン
セメント混和剤
NBR
BR
SBR
NBR
フォトレジスト
ABS
フォトレジスト
EPDM
SBR
BR
フォトレジスト
BD
BD
ゴムアスファルトエマルジョン
BD
BR
BD
SB ラテックス
SSBR
イソプレン
BR
SSBR
ラテックス診断薬中間体
SSBR
SSBR
4
相 手 国
旧東ドイツ
イ ギ リ ス
オ ラ ン ダ
ア メ リ カ
韓
国
ブ ラ ジ ル
イ ラ ン
中
国
韓
国
国
韓
台
湾
韓
国
韓
国
台
湾
ブ ラ ジ ル
中
国
国
韓
韓
国
韓
国
ブ ラ ジ ル
韓
国
台
湾
韓
国
ベ ル ギ ー
ブ ラ ジ ル
イ ン ド
韓
国
オ ラ ン ダ
ア メ リ カ
イ ン ド
韓
国
韓
国
ベ ル ギ ー
韓
相 手 会 社
備 考
Buna(現 DOW)
ISR(現 Polimeri Europa)
DSM(現 Lanxess)
Goodyear
特許ライセンス
韓国合成ゴム(現 錦湖石化)
Nitriflex
IJPC
吉林化学工業
Lucky(現 LG 化学)
韓国合成ゴム(現 錦湖石化)
大徳昌 石化(現 国喬石化)
慧星エポキシ
韓国合成ゴム(現 錦湖石化)
国成工業
Nitriflex(現 DSM)
吉林化学工業
省エネ改造
Lucky(現 LG 化学)
韓国シーエムビー
錦湖イーピーゴム(現 錦湖ポリケム)
COPENE(現 Braskem)
錦湖石化
南亜塑膠(’93/12 台湾化学繊維へ譲渡)
慧星エポキシ
UCB
Nitriflex
ABS Plastics(現 Lanxess India)
韓国ラテックス加工(現 韓国シーエムビー)
Shell
改良技術
Olin-Hunt(現Arch Specialty Chemicals)
ABS Plastics(現 Lanxess India)
錦湖石化
錦湖石化
UCB Electronics(現 JSR Micro N.V.)
国 Lucky Engineering
韓
国
韓
国
中
国
イ ン ド
ブ ラ ジ ル
ア メ リ カ
ア メ リ カ
中
国
ア メ リ カ
韓
国
イ
タ
イ
タ
日
本
韓
国
ロ シ ア
韓
国
イ ン ド
イ ン ド
チ ェ コ
韓
国
国
韓
湾
台
イ ン ド
タ
イ
中
国
イ
タ
ハンガリー
慧星エポキシ
慧星エポキシ
吉林化学工業
IPCL(現 Reliance Industries)
Petroflex
Uniroyal
OCG(現 Fuji Film)
吉林化学工業
Hoechst(現 AZ)
錦湖イーピーゴム(現 錦湖ポリケム)
BST Elastomers
BST Elastomers
Clariant Japan(現 AZJapan)
錦湖石化
Togliattikauchuk
大和精密化学
Reliance Industries
IPCL(現 Reliance Industries)
Butadien Kralupy a.s.
錦湖石化
錦湖石化
Formosa Petrochemical
(Corporation)
Reliance Industries
JSR BST Elastomer Co., Ltd.
捷和泰(北京)生物科技有限公司
JSR BST Elastomer Co., Ltd.
JSR MOL Synthetic Rubber Ltd.
主要な技術導入の実績
契約発効日
1958. 3.18
3.18
3.18
1960. 7.19
1963. 5. 7
7. 9
1967. 1.24
1969.11.29
1974. 1.16
1980. 1.22
11.23
1982. 1.20
4.24
1987. 4. 1
1994. 9.14
技 術
BD
BD
SBR,SBR ラテックス
SBR ラテックス
BR
BD
BD
BD
BD
ソフトコンタクトレンズ
機能性接着剤
NBR 反応性老防
光ファイバーコーティング材
無機コーティング材
フォトレジスト
注 :( )はライセンサーの地位を継承
相 手 国
ア メ リ カ
ア メ リ カ
ア メ リ カ
ア メ リ カ
ア メ リ カ
オ ラ ン ダ
イ ギ リ ス
旧西ドイツ
旧西ドイツ
ア メ リ カ
ア メ リ カ
ア メ リ カ
ア メ リ カ
ア メ リ カ
ア メ リ カ
相 手 会 社
Houdry
Esso(現 Exxon Mobile)
Goodyear
Goodyear
Phillips
Shell
Shell
BASF
BASF
Biocontacts
Goodyear(現 Ashland)
Goodyear
Desoto(現 DSM Desotech)
SDC
OCG(現 Arch Specialty Chemicals)
備 考
脱水素法
CAA 法
ACN 法
ACN 法
NMP 法
NMP 法
特許ライセンス
特許ライセンス
特許ライセンス
インドネシア Golden key
への再実施権
改良技術
特許ライセンス
特許ライセンス
第 2 プラント
改造
省エネ改造
改良技術
改良技術
能力増強
会社概況 2016
16
沿 革
年 月
主 要 事 項
1957. 12
’60.
4
1981
4
AES樹脂販売開始
(社長:石橋正二郎、資本金:625百万円)
7
診断薬用ラテックス「イムテックス®」販売開始。メディカル分野進出
’82.
5
Desoto社〔現 DSM Desotech社、米国〕と合弁で日本特殊コーティング㈱を設立。光ファイバー
四日市工場稼働。ブタジエン、スチレン・ブタジエンゴム(SBR)、SBラテックス生産販売開始
’61.
9
日合商事㈱〔現 JSRトレーディング㈱〕設立
’62.
6
名古屋支店開設
ハイスチレンラテックス販売開始
7
ハイスチレンゴム販売開始
’63.
1
四日市工場内にカーボンマスターバッチ(CMB)プラント完成
7
ペーパーコーティングラテックス(PCL)販売開始
10
’64.
8
日本ラテックス加工㈱〔現 ㈱イーテック〕設立
北海道ゴム加工㈱〔現 ㈱エラストミックス〕設立
10
四日市工場でABS樹脂生産開始。合成樹脂事業進出
11
ニトリルゴム
(NBR)販売開始
四日市工場内にポリブタジエンゴム(BR)プラント完成
’65.
2
BR販売開始
5
石橋社長が会長に、松田太郎副社長が社長に就任
’67.
2
エッソ社(米国)と合弁で日本ブチル㈱設立
5
道路補強用ラテックス「ローデックス®」販売開始
11
政府所有当社株式のうち10万株を競争入札により民間へ譲渡
’68.
4
千葉工場完成、ブタジエン生産開始
7
ヨーロッパ事務所開設
’69.
3
ブチルゴム(IIR)販売開始
4
「日本合成ゴム㈱に関する臨時措置に関する法律を廃止する法律」が可決成立、即日公布執行、純
然たる民間会社に移行
千葉工場にBRプラント完成
7
川﨑京市副社長が社長に就任
’70.
4
JSR America, Inc.(米国)設立
9
エチレン・プロピレンゴム(EP)販売開始
’71.
1
鹿島工場完成、ブタジエン、SBR生産開始
’72.
5
防水剤「HALCOAT ®」販売開始
6
鹿島工場内にイソプレンプラント完成
12
ポリイソプレンゴム
(IR)販売開始
’73.
11
「JSR RB®」
千葉工場内に
(RB)プラント完成、RB生産開始
’74.
6
RB販売開始
’75.
4
アクリルエマルジョン販売開始
5
川﨑社長が会長に、勝本信之助副社長が社長に就任
12
本社を東京都中央区京橋から中央区築地に移転
’76.
8
JSR物流㈱〔現 ジェイトランス㈱〕設立
’78.
2
加圧導電ゴム「PCR®」開発、販売開始
9
アスファルトエマルジョン「SPRAYSION®」販売開始
’79.
4
ネガ型フォトレジスト「CIR®」販売開始。電子材料事業進出
17
会社概況 2016
主 要 事 項
により日本合成ゴム㈱(現JSR㈱)設立
「合成ゴム製造事業特別措置法」
大阪支店開設
年 月
コーティング材の輸入販売開始
6
11
ポジ型フォトレジスト
「JSR PFR®」販売開始
フッ素ゴム「アフラス」販売開始
’84.
勝本社長が会長に、𠮷光久副社長が社長に就任
4
構造用接着剤「マイティシリーズ」販売開始
光ファイバーコーティング材「デソライト®」販売開始
AS樹脂販売開始
’85.
5
熱可塑性エラストマー「JSR SIS®」販売開始
6
(韓国)を設立
錦湖石油化学社(韓国)と合弁で錦湖イーピーゴム㈱〔現 錦湖ポリケム㈱〕
10
日本ブチル㈱鹿島工場竣工
’86.
12
「スタデックス®」販売開始
標準粒子
’87.
4
シェルジャパン㈱と合弁でジェイエスアールシェルエラストマー㈱〔現 ジェイエスアール クレイ
トン エラストマー㈱〕を設立
6
朝倉龍夫専務が社長に就任
’88.
3
液晶ディスプレイ材料の配向膜「オプトマー ®AL」、保護膜「オプトマー ®SS」販売開始
’89.
4
完全週休2日制、フレックスタイム制度導入
光造形システム「ソリッドクリエーションシステム」
(ソニーと共同開発)販売開始
5
筑波研究所竣工式
鹿島工場にてSBラテックス製造開始
10
ジェイエスアールシェルエラストマー㈱〔現 ジェイエスアール クレイトン エラストマー㈱〕鹿島
工場内にわが国初のTR専用プラント完成
’90.
JSRプラスチックスホンコン社〔現 TECHNO POLYMER HONG KONG CO., LTD.〕を設立
11
2
金属粒子偏在型PCRを用いたIC検査治具販売開始
UCB社(ベルギー)と欧州、北米におけるフォトレジストに関する合弁事業契約調印
㈱ディーメック設立
4
女子総合職制度導入
’91.
10
水溶性ポリマー
「ダイナフロー ®」
「ダイナクリン®」販売開始
’92.
1
育児休業制度、介護休暇・休業制度導入
5
水添ポリマー「ダイナロン®」と、同ポリマーを用いた熱可塑性エラストマー「ダイナロンアロイ」を
開発、販売開始
11
鹿島工場にEPプラント完成
四日市工場内に水添ポリマープラント完成
’93.
1
四日市工場内に新研究棟完成
5
新タイプPCR®を用いた高密度微細プリント配線板検査治具販売開始
6
四日市工場内にi線ステッパー、エキシマレーザーステッパーを備えたフォトレジスト専用ラボ完成
7
UCB-JSR Electronics, S.A.(ベルギー)を100%子会社化し、JSR ELECTRONICS N.V.〔現 JSR
朝倉社長が会長に、松本栄一常務が社長に就任
Micro N.V.〕として新発足。また同社の米国子会社、UCB-JSR Electronics, Inc.(米国)もJSR
Microelectronics Inc.〔現 JSR Micro, Inc.〕として子会社化
’94.
2
四日市工場の合成樹脂及びNBRについて国際品質保証規格ISO9002登録認証取得
会社概況 2016
18
沿 革
年 月
主 要 事 項
年 月
1994 12
(中国)開設
上海事務所
’03.
液晶ディスプレイのカラーフィルター用の顔料分散レジスト「オプトマー CR」販売開始
(タイ)に資本参加
タイでのCMB現地生産を行なうため、PI社
’04.
®
主 要 事 項
6
12
1
ダウヨーロッパ社への溶液重合スチレン・ブタジエンゴム(SSBR)の生産委託をスタート
四日市工場内に光学用途
「アートン®フィルム」生産工場完成
東京証券取引所「第9回ディスクロージャー表彰」受賞
’95.
4
JSRタイランド〔現 Techno Polymer (Thailand) Co., Ltd.〕を設立
1単元の株式数を1,000株から100株に変更
7
(韓国)開設
ソウル事務所
4
グループ企業の日合商事㈱がJSRトレーディング㈱に社名変更
9
四日市工場の光・電子材料製品についてISO9002登録認証取得
5
米国JSR Micro, Inc.に半導体製造用CMP(化学的機械的平坦化)のアプリケーションラボを開設
’96.
6
フォトレジスト製造子会社、JSRエレクトロニクス九州㈱〔現 JSRマイクロ九州㈱〕を設立
6
全工場で「ごみゼロ」達成(石油化学業界初)
光造形モデル用の高精度・高性能エポキシ系光硬化性樹脂販売開始
7
グループ企業の日合エンジニアリング㈱がJSRエンジニアリング㈱に社名変更
国成工業股份有限公司(台湾)などと合弁で中国でのCMB製造販売会社、天津国成橡膠工業有限公
10
司
(中国)設立
’05.
4
韓国の液晶ディスプレイ材料工場
(JSR Micro Korea Co., Ltd.)が竣工し、商業生産を開始
「ダイナセラ®」の新
有機無機ハイブリッド技術を応用した超長期耐久性光触媒コート材を開発し、
7
〈10月営業開始〉
三菱化学㈱とABS樹脂事業を集約、合弁会社テクノポリマー㈱設立
8
中国での合成樹脂販売子会社、大科能樹脂
(上海)有限公司(中国)設立
8
’97.
3
(カリフォルニア州サニー
JSR Microelectronics Inc.〔現 JSR Micro, Inc.〕のフォトレジスト工場
11
ベール市)
竣工
’06.
1
四日市地区研究所の新クリーンルーム棟竣工
千葉工場内に
「アートン 」量産プラント完成
2
JSRとIBM、ArF液浸技術で線幅30nm以下の露光に成功
千葉工場がISO9002登録認証取得
3
四日市工場で精密加工パイロット設備棟が竣工
台湾での光・電子材料ビジネスの拡大のため、台湾事務所開設
7
台湾の液晶ディスプレイ材料工場
(JSR Micro Taiwan Co., Ltd.)が竣工し、商業生産を開始
JSRエレクトロニクス九州㈱〔現 JSRマイクロ九州㈱〕のフォトレジスト工場(佐賀市)完成
10
JSR㈱に社名変更
’07.
3
四日市地区に研修センターを建設
3
創立50周年を機に企業スローガン
『可能にする、化学を。』を制定
9
10
12
製品として販売開始
®
鹿島工場がISO9002登録認証取得
韓国のディスプレイ材料工場の第2期工事が完了、本格稼働
SSBRの生産能力を増強
次世代メモリー向けArFレジストで、三星電子からベストサプライヤー賞受賞
’98.
1
「デソライト 」
光ファイバー用コーティング材
製造子会社、JSRオプテック筑波㈱設立
3
四日市工場が環境管理・監査に関する国際規格ISO14001登録認証取得
’99.
2
LCDパネルの高精細・高コントラスト化が実現できる感光性スペーサーなど、液晶表示材料に新
5
燃料電池用電解質膜の開発で、平成18年度高分子学会賞受賞
規の高機能商品群を追加
6
欧州においてダウヨーロッパ社よりSSBR引取権を取得
リチウムイオンキャパシタ事業の合弁会社JMエナジー㈱設立
4
®
第36回日本産業技術大賞・文部科学大臣賞を受賞
「近畿大学分子工学研究所―JSR機能材料リサーチセンター」が完成
半導体の回路形成面を平坦化するCMP(化学的機械的平坦化)向け高性能研磨スラリー「CMS シ
8
リーズ」本格販売開始
11
JSR Micro Taiwan第2期工事完了
JSR Microelectronics Inc.〔現 JSR Micro, Inc.〕
(米国)が日系レジストメーカーでは初めて、エキ
12
四日市地区に精密加工研究所が竣工
シマレジスト現地生産を開始
千葉工場がISO14001登録認証取得
’08.
3
「キャリア再開制度」導入
育児・介護等で退職した元社員を再雇用する
8
シンガポール駐在員事務所開設
11
®
5
鹿島工場がISO14001登録認証取得
2000
3
タイにマスターバッチ新会社ELASTOMIX (THAILAND) CO., LTD.を設立
4
JSR ArFレジストが、欧米の主要半導体メーカーが参画する半導体プロセス開発機関
imec
(ベルギー)の次世代半導体の0.13μmプロセス用標準レジストとして正式採用
8
環境会計制度を導入
’01.
3
光ファイバー用コーティング材新工場本格稼動、
「デソライト®」の国内二極生産体制確立
6
松本社長が会長に、𠮷田淑則副社長が社長に就任
10
新規の高機能オレフィン系熱可塑性エラストマー「JSR EXCELINK®」を上市
’02.
10
半導体材料事業関連の子会社の商号を統一し、JSR Microelectronics, Inc.(米国)をJSR Micro,
Inc.、JSR ELECTRONICS N.V.(ベルギー)をJSR Micro N.V.、JSRエレクトロニクス九州㈱を
JSRとIBM、次世代半導体プロセスについて共同研究契約を締結
世界初のリチウムイオンキャパシタの商業規模量産工場が竣工
(JMエナジー㈱)
燃料電池用電解質膜の量産対応設備完成
’09.
1
本社移転
(東京都港区東新橋1-9-2 汐留住友ビル)
3
「第14回ディスクロージャー表彰」を受賞
東京証券取引所から
欧州におけるSSBR商業生産開始
合弁会社
「テクノポリマー㈱」を完全子会社化
4
吉田社長が会長に、小柴専務が社長に就任
9
液晶ディスプレイ材料の能力増強
(JSRマイクロ九州㈱)
11
四日市工場で先端リソグラフィ材料工場稼動
JSRマイクロ九州㈱とした
’10.
1
平成21年度第58回日本化学会化学技術賞受賞
11
ベルギーに半導体材料新工場が完成
3
JSR (Shanghai) Co., Ltd. を設立
12
四日市にCMP用研磨パッド新工場が完成
4
(熱併供給発電、熱電併給)設備を導入
四日市工場に大型天然ガス焚きコージェネレーション
(東京都中央区築地五丁目6番10号 浜離宮パークサイドプレイス)
本社移転
7
低燃費タイヤ向け高性能合成ゴムSSBRの四日市での生産能力増強を発表
’03.
19
5
会社概況 2016
会社概況 2016
20
沿 革
年 月
主 要 事 項
2010 10
「優秀会社史賞」受賞
財団法人日本経営史研究所 第17回
年 月
2015
主 要 事 項
6
日本ブチル㈱川崎工場 IIR生産能力増強を完了
JSRライフサイエンス㈱、ヒト由来の血清・血漿からエクソソームを単離するのに最適化した
ExoCap®
(エクソキャップ)の販売を開始
新規の高靱性ポリ乳酸系バイオ樹脂「BIOLLOY 」を発売
®
’11.
7
11
JSR Micro Korea CO., Ltd.で研究開発センターが稼動開始
10
12
四日市工場でのSSBRの生産能力増強を完了
体の次世代製品Amsphere® A3を開発
12
’16.
2
2
4
JSR Micro Taiwan Co., Ltd.で研究開発センターが稼動開始
JSRとimec、EUVリソグラフィ用フォトレジスト製造合弁会社「EUV Resist Manufacturing &
Qualification Center N.V.(EUV RMQC)」を設立
泰
(北京)生物科技有限公司」を設立
’12.
JSR、日本アイ・ビー・エム㈱、千住金属工業㈱が共同で、300mmウェハ対応の半導体高密度実
装用バンプ形成技術「IMS」
(Injection Molded Solder)を開発
JMエナジー㈱、扁平角缶型リチウムイオンキャパシタ製造プラント及び評価棟・安全試験棟の完成
ラテックス診断薬や化学発光診断薬の中間体の開発・製造・販売を主な目的とする合弁会社「捷和
㈱医学生物学研究所を連結子会社化
JSRとJSRライフサイエンス㈱、抗体医薬製造のアフィニティ精製工程に使用するプロテインA担
JSR (Shanghai) Co., Ltd.、中国北京・深圳営業拠点設立
生物医薬の分野での分離・精製のエキスパートであるBIA Separations社に戦略的投資を実施
㈱ディーメック、国内最大サイズを可能とする光造形3Dプリンターの販売を開始
3
インテル コーポレーションから「サプライヤー・コンテニュアス・クオリティー・インプルーブ
メディカル関連事業の加速化のため、JSRライフサイエンス㈱設立
メント(SCQI)賞」を受賞
インテル コーポレーションから「サプライヤー・コンテニュアス・クオリティー・インプルーブ
経済産業省と東京証券取引所により2015年度「なでしこ銘柄」に選定される
メント(SCQI)賞」を受賞 平成27年度第64回日本化学会化学技術賞受賞
中国での診断薬事業の合弁会社捷和泰(北京)生物科技有限公司本社工場が竣工
9
社会的責任投資の国際指標「ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・アジア・パシフィック・イン
デックス」に初選定 ’13.
2
㈱エラストミックスがPT. Prospect Motorと合弁会社のPT. ELASTOMIX INDONESIA設立
スイスのバイオ医薬品精製プロセス技術企業に戦略投資
4
インテル コーポレーションから「サプライヤー・コンテニュアス・クオリティー・インプルーブ
メント(SCQI)賞」を受賞
㈱エラストミックス、天津の合弁会社が新工場に移転
8
SCIVAXライフサイエンス㈱と三次元細胞培養事業に関して戦略的提携を実施
9
韓国の錦湖ポリケム㈱のEP新工場が竣工
’14.
2
世界初のマイクロ波成形システム「Amolsys® M-150」を販売開始
Styron Europe GmbHとのSSBR3万トン引取権に関する契約を2014年3月31日を以って解消
3
㈱JSRマイクロテックの全株式等を、ISC Co., Ltd.に譲渡することを決定
4
インテル コーポレーションから「サプライヤー・コンテニュアス・クオリティー・インプルーブ
メント(SCQI)賞」を受賞 ㈱医学生物学研究所の100%子会社であるエムビーエルベンチャーキャピタル㈱と、ライフサイエ
ンス投資事業有限責任組合「JSR・mblVCライフサイエンス投資事業有限責任組合」を設立
6
10
’15.
1
シミックと次世代抗体開発の合弁会社「シミックJSRバイオロジックス(株)」を設立 半導体材料に関する合弁会社「JSR Electronic Materials Korea Co., Ltd.」を韓国に設立
㈱エラストミックス、中国の日密科偲橡胶(佛山)有限公司のカーボンマスターバッチ(CMB)の生
産能力を倍増
2
米国のバイオ医薬品開発製造受託会社KBI Biopharma, Inc.を共同買収
3
JMエナジー㈱のリチウムイオンキャパシタ量産工場完成
インテル コーポレーションから「サプライヤー・コンテニュアス・クオリティー・インプルーブ
メント(SCQI)賞」を受賞 ㈱医学生物学研究所に対する株式公開買い付け実施
慶應義塾と共同で「JSR・慶應義塾大学 医学化学イノベーションセンター(JKiC)」の設立を決定
4
㈱エラストミックス、中国の日密科偲橡胶(佛山)有限公司のカーボンマスターバッチ(CMB)の生
産能力を倍増
21
会社概況 2016
会社概況 2016
22
主要グループ企業
(2016. 6. 17 現在)
分野
会 社 名
TEL
FAX
代 表 者
059-345-2022
059-346-5038
阿 部 一 至
4億1,600万円
66-38-956-209
66-38-956-121
西 原 和 彦
Kawasan Indstri Mitra Karawang Jl.
Mitra Raya Selatan III Blok H-8, Desa
62-267-8638-110 62-21-2961-4026
Parungmulya, Kec. Ciampel, Kab. Karawang,
Indonesia
※
日密科偲橡膠(佛山)有限公司 中華人民共和国広東省佛山市三水区楽平鎮齊カ大道南10号
※
天津国成橡膠工業有限公司 中華人民共和国天津市静海県経済開発区金海道28号
株式会社エラストミックス
所 在 地
〒510-0871
三重県四日市市川尻町100
ELASTOMIX(THAILAND)※ No.7/116, Moo 4, Tumbo1 -Mapyangporn, A-Pluakdaeng, Rayong
21140, Thailand(In AMATA CITY INDUSTRIAL ESTATE)
CO., LTD.
PT.ELASTOMIX
INDONESIA
資本金
出資比率
(%)
事 業 目 的
設立年月日
98.51 原料ゴムの精練加工及び同加工品の販売
1964. 8.24
7,500万BT
90
原料ゴムの精練加工及び同加工品の販売
2000. 3. 6
堀 江 稔
900億ルピア
75
原料ゴムの精錬加工及び同加工品の販売
2013. 7.10
86-757-873-80386 86-757-873-80387
阿 部 一 至
350万US$
100
原料ゴムの精練加工及び同加工品の販売
2005. 3.10
86-22-5979-2025 86-22-5979-2029
林 鼎 財
260万US$
50
原料ゴムの精練加工及び同加工品の販売
1995.12. 6
石 油 化 学 系 事 業
JSR BST Elastomer Co., Ltd.
175 Sathorn City Tower 10th FL., South Sathorn Road,
Tungmahamek, Sathorn, Bangkok 10120 Thailand
66-2679-5120
66-2679-5122
花 田 直 明
52億2,000万BT
51
SSBR(溶液重合スチレン・ブタジエンゴム)
の製造及び販売
2011. 6.28
JSR MOL Synthetic Rubber
Ltd.
Október huszonharmadika utca 18.,
Budapest, Hungary
36-1-455-9428
未定
長 友 崇 敏
1,200万EUR
51
SSBR(溶液重合スチレン・ブタジエンゴム)
の製造及び販売
2014. 3.25
日本ブチル株式会社
〒210-0862
神奈川県川崎市川崎区浮島町10-3
044-288-7351
044-288-7356
平 野 勇 人
31億6,800万円
50
ブチルゴムの製造加工及び販売
1967. 2.10
ジェイエスアール クレイトン エラストマー株式会社
〒314-0102
茨城県神栖市東和田34-1
0299-96-6881
0299-96-6722
山 脇 一 公
15億円
50
熱可塑性エラストマーの製造及び販売
1987. 4.27
82-2-6961-3876
82-2-6961-3812
若 林 卓
215億WON
50
エチレン・プロピレンゴムの製造及び販売
1985. 6. 5
82-2-399-2731
82-2-399-2730
桐ヶ谷 隆 弘
3億WON
100
合成ゴム等の販売代理
2015. 4.22
石 井 達 大
25,000EUR
100
合成ゴム等の販売代理
2016. 4.27
錦湖ポリケム株式会社
大韓民国ソウル市 中区 清溪川路100
Signature Tower 東館8F
JSR Elastomer Korea
Co., Ltd.
大韓民国ソウル市鐘路区世宗大路149
光化門ビル15F
JSR Elastomer Europe
GmbH
Am Seestern 8, 40547 Dusseldolf, Germany
株式会社イーテック
〒510-0875
三重県四日市市大治田1-6-16
059-345-0022
059-347-2593
石 川 理
1億6,800万円
100
ラテックス加工製品(CL、接着剤、セメン
ト混和剤他)の製造及び販売
1963.10.19
テクノポリマー株式会社
〒105-0021
東京都港区東新橋1-9-2
03-6218-3860
03-6218-3875
平 野 勇 人
30億円
100
合成樹脂の製造、販売及び研究
1996. 7. 1
1-513-248-2033
1-513-248-2133
石 井 敦
30万US$
100
北米での合成樹脂の販売及び技術サービス
2002. 2.12
32-16-886-745
32-16-886-749
岡 部 千 光
30万EUR
100
欧州での合成樹脂の販売及び技術サービス
2013. 4. 2
岡 村 健 二
250万HK$
100
香港及び近隣地域での合成樹脂の販売及び技
術サービス
1989.10.20
青 木 浩 一
20万US$
100
中国での合成樹脂の販売及び技術サービス
1995. 3.24
永 井 隆 夫
801万BT
49
アセアン地域での合成樹脂の販売及び技術
サービス
1995. 3.24
三 富 智 範
30万US$
100
広州及び近隣地域での合成樹脂の販売及び技
術サービス
2008. 2.26
栗 本 英 幸
3,500万円
100
中国での合成樹脂の製造、加工及び関連技術
サービス
2000. 9.15
佐 幸 順 平
2億8,000万円
100
合成樹脂の着色加工及び同製品の販売
1968. 4. 1
TECHNO POLYMER ※ 5405 DuPont Circle, Building 21, Suite E, Milford,
AMERICA, INC.
OH 45150 U.S.A
※
Techno Europe N.V.
Technologielaan 8, B-3001, Leuven Belgium
49-211-730-669-0 49-211-730-669-20
※ Room 1406-07, 14/F, Tower 2, Admiralty
Techno Polymer
852-2521-7622
852-2525-6915
Hong Kong Co., Ltd.
Centre, No.18 Harcourt Road, Hong Kong
※ 中華人民共和国上海市長寧区虹橋路1386号
大科能樹脂(上海)有限公司
86-21-6295-3327 86-21-6295-3722
文広大廈6階601室
※ 62 The Millennia 19th Floor Room #1902-3, Langsuan
Techno Polymer
66-2-255-8950
66-2-255-9739
(Thailand) Co., Ltd.
Road Lumpini, Pathumwan Bangkok 10330, Thailand
※ Room4104, China Shine Plaza, 3-15 Linhe
86-20-3810-3655 86-20-3810-3657
広州大科能樹脂有限公司
xi Road, Guangzhou, China 510075
※
大科能樹脂(上海)技術発展有限公司 中華人民共和国上海市閔行区馬橋鎮中青路207号 技術棟
86-21-5457-3262 86-21-6409-5590
※ 〒510-0883
日本カラリング株式会社
三重県四日市市泊小柳町4-6
059-347-3750
059-347-3801
注:※は出資比率は間接を含めた保有割合である。
23
会社概況 2016
会社概況 2016
24
主要グループ企業
分野
会 社 名
所 在 地
JSR Micro N.V.
JSR Micro, Inc.
Technologielaan 8, B-3001, Leuven,
Belgium
※ 1280 North Mathilda Ave., Sunnyvale, CA
94089 U.S.A.
TEL
FAX
代 表 者
32-16-832-832
32-16-832-839
Bruno Roland
1-408-543-8800
1-408-543-8999
86-512-5264-8000
資本金
出資比率
(%)
事 業 目 的
設立年月日
1,115万5千EUR
100
半導体材料の製造及び販売
1990. 2.20
Eric R. Johnson
2,170万US$
100
半導体材料の製造及び販売
1990. 6.29
-
井 上 勝 也
2,000万US$
51
ディスプレイ材料の製造
2015. 5.19
20億WON
100
ディスプレイ材料の設計、開発、製造、販売
2003. 1.28
多 角 化 事 業
JSR Micro (Changshu)
Co., Ltd.
中華人民共和国江蘇省蘇州市常熟市
国家級常熟経済技術開発区化学集中区内
JSR Micro Korea Co., Ltd.
大韓民国忠清北道清州市興徳区玉山面科学産業4路97
82-43-219-3333
82-43-219-3396
David Sangmin Park
根 本 宏 明
JSR Micro Taiwan Co., Ltd.
632 中部科學工業園區虎尾園區雲林縣虎尾鎮科虎一路11 號
886-5-632-3000
886-5-632-3275
西 川 通 則
2億NT$
100
ディスプレイ材料の設計、開発、製造、販売
2005. 3.16
JSRマイクロ九州株式会社
〒849-0902 佐賀県佐賀市久保泉町大字上和泉1580-1
0952-98-3001
0952-98-3855
長 野 浩 一
3億円
100
半導体用材料、ディスプレイ材料の製造
1996. 6. 5
JSR Electronic Materials
Korea Co., Ltd.
EUV Resist Manufacturing & ※
Qualification Center N.V.
大韓民国京畿道城南市盆唐區板橋驛路240
三煥HIPEX A棟610号
82-31-698-4420
82-031-698-4421
David Sangmin Park
杉 本 健
1億WON
40
半導体材料等の販売代理店業務
2014. 9.30
Technologielaan 8, B-3001, Leuven,
Belgium
32-16-832-832
32-16-832-839
Bart Denturk
69.4
半導体用EUVフォトレジストの製造
2015.12.18
株式会社ディーメック
〒105-0021 東京都港区東新橋1-9-2
03-6218-3582
03-6218-3690
熊 澤 英 明
6,500万円
100
立体モデル作製の受託、 作製システム及び光
硬化樹脂の販売、 CAEによる解析の受託
1990. 2.28
JSRオプテック筑波株式会社
〒300-4104 茨城県土浦市沢辺57-1
029-862-5781
029-862-5771
宇加地 孝 志
5,000万円
100
光ファイバー用コーティング材及び他用途向け
の電子線照射硬化型コーティング材の製造
1998. 1. 8
日本特殊コーティング株式会社
〒105-0021 東京都港区東新橋1-9-2
03-6218-3788
03-6218-3789
宇加地 孝 志
9,200万円
50
紫外線又は電子線照射硬化型光ファイバー用
及びその他用途用コーティング材の販売
1982. 5.19
JSRライフサイエンス株式会社
〒305-0841 茨城県つくば市御幸が丘25
029-856-1106
029-879-9181
神 谷 紀一郎
3億1,000万円
100
ライフサイエンス製品の開発および製造
2012. 2. 1
シミックJSRバイオロジックス株式会社
〒105-0023 東京都港区芝浦1-1-1 浜松町ビルディング
03-6779-8013
03-6683-3988
小 作 寛
4,000万円
50
次世代抗体医薬品に係る製造プロセス、及び
品質管理手法の開発
2014. 3. 4
捷和泰(北京)生物科技有限公司
中華人民共和国北京市昌平区科学園路31号
范 可 君
2,500万RMB
75
診断薬の中間体の研究開発、診断薬中間体や化工品、
電子製品、機械設備の卸売、貨物の輸出入、コミッショ
ン代理業務、技術譲渡、コンサルティング及びサービス
2012. 2. 8
ORGANOGENIX株式会社
〒212-0032 神奈川県川崎市幸区新川崎7-7
1億300万円
100
がん、再生医療研究における細胞培養関連製品
の開発・販売事業
2013. 6. 3
KBI Biopharma, Inc.
51
バイオ医薬品の受託開発、及び受託製造
2001.12.31
50.4
臨床検査薬及び基礎研究試薬の研究、開発、
製造、販売
1969. 8.23
86-10-5952-8900 86-10-5952-8918
非開示
の
そ
044-580-3008
044-599-5052
谷 敍 孝
1101 Hamlin Road Durham, NC 27704, U.S.A
1-919-479-9898
1-919-620-7786
Joseph T. McMahon
4,916.8万US$
株式会社医学生物学研究所
〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄4-5-3KDX名古屋栄ビル10F
052-238-1901
052-238-1440
山 田 公 政
44億8,290万円
JMエナジー株式会社
〒409-1501 山梨県北杜市大泉町西井出8565
0551-38-8008
0551-38-8009
山 近 幹 雄
3億円
100
リチウムイオンキャパシタ及びモジュールの
開発、製造、販売
2007. 8. 1
JSR (Shanghai) Co.,Ltd.
中華人民共和国上海市長寧区虹橋路1386号
文広大廈6階606室
渡 邉 毅
20万US$
100
合成ゴム、半導体材料、液晶ディスプレイ材料、
機能化学品等の販売代理
2010. 3.19
JSRトレーディング株式会社
〒105-0021 東京都港区東新橋1-9-2
大 見 和 敏
4億8,000万円
100
化学品、機械・機器、物流資材、生活関連商品、
食品、飲料等の国内仕入販売及び輸出入業
1961. 9. 1
瀧 口 真 一
20万US$
100
化工品等の仕入れ、販売および輸出入
2003. 1.10
筒 井 健
120万US$
100
合成ゴムの仕入れ及び販売
1970. 4. 1
86-21-6278-7600 86-21-6278-7604
03-6218-3802
03-6218-3815
JSR Trading (Shanghai) ※ 中華人民共和国上海市長寧区虹橋路1386号
86-21-6295-3340 86-21-6295-3345
Co., Ltd
文広大廈6階603室
※
5300 DuPont Circle, Building 16, Suite D, Milford, OH 45150 U.S.A 1-513-421-6166 1-513-421-6148
JSR Trading, Inc.
他
JSR Trading Bangkok ※ 98 Sathorn Square Bldg., 19th Fl., Room No.1901, North Sathorn
Rd., Kwaeng Silom, Khet Bangrak, Bangkok 10500, Thailand
Co., Ltd.
66-2-163-2882
66-2-163-2890
丹 羽 邦 彦
1,900万BT
100
化学品、物流資材の仕入販売及び輸出、機器
の仕入れ及び卸し
2011.12. 6
JSRロジスティクス&
カスタマーセンター株式会社
〒510-8552 三重県四日市市川尻町100
059-336-6652
059-346-8249
鎌 田 政 仁
1,000万円
100
営業事務代行事業、物流業務手配および管理事業
2014. 4. 1
ジェイトランス株式会社
〒510-0875 三重県四日市市大治田2-16-13
059-345-0738
059-340-3934
小 川 謙
1億7,000万円
40
貨物運送取扱業、倉庫業、出荷管理事業
1976. 8.18
JSRエンジニアリング株式会社
〒510-0871 三重県四日市市川尻町100
059-345-8100
059-347-2049
野 田 悦 男
1億8,000万円
100
化学工業装置等のエンジニアリング及びコンサルティング業務
1984. 2.24
JSRビジネスサービス株式会社
〒105-0021 東京都港区東新橋1-9-2
03-6218-3771
03-6218-3770
伊 勢 達 也
1,000万円
100
総務、給与・厚生、経理等の事務業務の受託
1984.11.12
JNシステムパートナーズ株式会社
〒105-0021 東京都港区東新橋1-9-2
03-3573-6701
03-3573-6700
鶴 田 慎 一
1,000万円
40
コンピュータシステムの設計及びプログラム
開発の受託ならびに運用保守管理の受託
2013. 5. 1
注:※は出資比率は間接を含めた保有割合である。
25
会社概況 2016
会社概況 2016
26
JSR グループ グローバル展開
海外ネットワーク
JSRグループは、
31カ所の海外拠点において、
グローバルに事業展開を行っています。
6 J & W Beijing Biotech Co., Ltd.
14 Techno Polymer Shanghai Technical Development Co., Ltd.
28 JSR Micro, Inc.
7 Tianjin Kuo Cheng Rubber Industry Co., Ltd.
15 Techno Polymer (Shanghai) Co., Ltd.
29 JSR Trading, Inc.
8 Kumho Polychem Co., Ltd.
16 Techno Polymer Guangzhou Co., Ltd.
30 TECHNO POLYMER AMERICA, INC.
9 JSR Micro Korea Co., Ltd.
17 ELASTOMIX(FOSHAN)CO., LTD.
31 KBI Biopharma, Inc.
10 JSR Electronic Materials Korea Co., Ltd.
18 JSR Micro(Changshu)Co., Ltd.
11 JSR Elastomer Korea Co., Ltd.
19 Techno Polymer Hong Kong Co., Ltd.
12 JSR Trading (Shanghai) Co., Ltd.
20 JSR
(株)台湾支店
13 JSR
(Shanghai)Co., Ltd.
21 JSR Micro Taiwan Co., Ltd.
1 JSR Micro N.V.
2 EUV Resist Manufacuturing & Qualification Center N.V.
29 30
3 Techno Europe N.V.
31
4 JSR Elastomer Europe GmbH
28
5 JSR MOL Synthetic Rubber Ltd.
6
7
9
18
4
1 2 3
8 10
11
12 13 14
15
5
17 16
19
22 23 27
20
21
9 JSRトレーディング
(株)
17 JSRオプテック筑波
(株)
10(株)
イーテック
18 JMエナジー
(株)
11 JSRロジスティクス&カスタマーセンター
(株) 19 (株)
エラストミックス
24 22
国内ネットワーク
国内にはJSRの本社、
主要製造施設・研究施設
12 JSRエンジニアリング
(株)
20 日本カラリング
(株)
13 JSRビジネスサービス
(株)
21 日本ブチル
(株)
14 (株)
ディーメック
22 日本特殊コーティング
(株)
15 JSRマイクロ九州
(株)
23 ジェイエスアール クレイトン エラストマー
(株)
16 テクノポリマー
(株)
24 JSRライフサイエンス
(株)
および21のグループ会社を構えています。
22 JSR BST Elastomer Co., Ltd.
23 Techno Polymer
(Thailand)Co., Ltd.
25
1 JSR
(株)本社
25 JNシステムパートナーズ
(株)
2 JSR
(株)名古屋ブランチ
26 ORGANIGENIX
(株)
26 PT. ELASTOMIX INDONESIA
3 JSR
(株)四日市工場および研究所
医学生物学研究所
27 (株)
27 JSR Trading Bangkok Co., Ltd.
4 JSR
(株)千葉工場
24 ELASTOMIX
(THAILAND)CO., LTD.
25 JSR
(株)シンガポール支店
26
28 ジェイトランス
(株)
5 JSR
(株)鹿島工場
19 17
6 JSR
(株)筑波研究所
18
7 JSR
(株)JSR機能材料リサーチセンター
テクノポリマーグループ
8 JSR・慶應義塾大学
医学化学イノベーションセンター
エラストミックスグループ
JSRトレーディンググループ
19
7
15
9 10 19
29
2 9 14
16 19 27
3 9 10 11 12
13 16 19 20 25 28
6 14 24
5 12 21 23
1 8 9 10 13
14 16 18 19
20 22 25
4 12
21 26
29 シミックJSRバイオロジックス
(株)
〒105-8640 東京都港区東新橋一丁目9番2号 汐留住友ビル
TEL. 03-6218-3500(代表)
FAX. 03-6218-3682(代表)
名古屋ブランチ
〒450-0003 愛知県名古屋市中村区名駅南1-16-28
NOF名古屋柳橋ビル9階
TEL. 052-533-2260(代表)
FAX. 052-586-0261(代表)
四日市工場
〒510-8552 三重県四日市市川尻町100
TEL. 059-345-8000
FAX. 059-345-8111
千葉工場
〒299-0108 千葉県市原市千種海岸5
TEL. 0436-62-4161
FAX. 0436-62-1946
鹿島工場
〒314-0102 茨城県神栖市東和田34-1
TEL. 0299-96-2511
FAX. 0299-96-5695
機能高分子研究所
ディスプレイ材料研究所
精密電子研究所
先端材料研究所
〒510-8552 三重県四日市市川尻町100
TEL. 059-345-8084
FAX. 059-345-8118
筑波研究所
〒305-0841 茨城県つくば市御幸が丘25
TEL. 029-856-1001
FAX. 029-856-1003
台湾支店
17F-C1, No.8, Zihciang S. Rd., Jhubei City,
Hsinchu County 302, Taiwan, R.O.C.
TEL. 886-3-657-6600
FAX. 886-3-657-6642
シンガポール支店
60 Paya Lebar Road, Paya Lebar Square #07-18,
Singapore 409051
TEL. 65-6775-0031
FAX. 65-6775-0072
http://www.jsr.co.jp