工種別テキスト~道路編 - BIM Design

Autodesk Civil 3D 2007
工種別テキスト~道路編~
2006 年 10 月 6 日
目
次
1.平面線形 ............................................................................................................................................4
1.1 線形 ...........................................................................................................................................5
(1)線形 IP 法による入力................................................................................................................5
(2)線形の編集 ..............................................................................................................................6
(3)様々な線形の引き方 ...............................................................................................................10
(4)中心線形が決定している場合の線形入力方法(ポリラインから作成例) .....................................14
(5) 路線検討の場合の比較案作成(線形のコピー).......................................................................15
(6)座標地精度管理 .....................................................................................................................16
1.2 線形ラベル ...............................................................................................................................17
(1)測点ラベル .............................................................................................................................17
(2)ブレーキ .................................................................................................................................21
(3)横断勾配擦り付け ...................................................................................................................23
(4)ラベルの作成..........................................................................................................................25
1.3 座標計算 ..................................................................................................................................31
(1)任意ポイントと線形との離れ、測点、座標 ...............................................................................31
(2)座標計算書 ............................................................................................................................33
2.縦断線形 ..........................................................................................................................................34
(1)現況縦断図の作成..................................................................................................................34
(2)縦断計画の入力 .....................................................................................................................35
(3)縦断の編集 ............................................................................................................................38
3.横断計画 .........................................................................................................................................40
(1)標準横断の作成(アセンブリ作成) ...........................................................................................40
(2)コリドー作成............................................................................................................................42
(3)断面構造物の作成(サブアセンブリの作成) .............................................................................50
(4)曲線部拡幅への対応方法 .......................................................................................................54
4.土量計算 ..........................................................................................................................................58
5.計画線ツール(3Dポリライン編集ツール) ...........................................................................................67
6.Jツールの活用 ................................................................................................................................70
6.1 横断寸法線の定義....................................................................................................................70
6.2 横断数量表作成 .......................................................................................................................74
7.交差点計画.......................................................................................................................................75
7.1.主要測点の確認(ラベル作成 1) ................................................................................................76
7.2.アセンブリ作成..........................................................................................................................81
7.3.コリドー、サーフェイス作成(標準部) ..........................................................................................85
7.4.主要測点高さの表示(ラベル作成 2)..........................................................................................89
7.5.隅切り部の平面、縦断線形作成 ................................................................................................91
(1)平面線形 ................................................................................................................................91
(2)縦断線形 ................................................................................................................................92
7.6.コリドー、サーフェイス作成(交差点部).......................................................................................94
7.7.交差点雨水解析 .......................................................................................................................97
1.平面線形
はじめに
ここでは平面線形の新規作成/微調整・修正のような線形検討、決定作業から打ち合わせ資料に必要なコメント
の挿入等を練習いたします。
CIVIL3D で平面線形を構築する場合、“IP 法”と“片押し法”があります。一般的な道路計画、道路改良工事では“IP
法”を使用し、ランプのノーズ線形のような固定的要素の強い線形では“片押し法”を使用することをお勧めします。
CIVIL3D では構築した線形をマウスで動かすことにより、縦横断や線形の振り直しまで自動的に更新します。
作業の効率性
・ 線形が動的にリンクしているため、修正作業が画面上で確認できます。
・ 修正作業が簡単であるため、検討時間の短縮が図れます。
提案
・ 作業が簡単であるため、打ち合わせや合同会議等においては、できるだけ CIVIL3D の画面上で打ち合わせを
行うことをお勧めします。会議席上で線形を修正することにより、打ち合わせでの決定が早くなり無駄な打ち合
わせの省力化が図れます。
線形作成
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1.1 線形
(1)線形 IP 法による入力
・ファイル→開く
・Lesson1.dwg を開きます
・線形→レイアウトによる作成
・線形スタイル、線形ラベルセットは規定値のまま「OK」ボタンを押します
・線形レイアウトツールの左端の▼ボタンを押して「曲線および緩和曲線を設定」を選択
・緩和曲線タイプに「クロソイド」を選択し、「始点側緩和曲線」、「終点側緩和曲線」にチェックを入れます
・もう一度線形レイアウトツールの左端の▼ボタンを押し、「接線-接線(曲線あり)」を選択
・平面図上で始点、IP 点、終点を指定して平面線形を作成します
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(2)線形の編集
①マウスを使ったグリップ編集
・画面上で線形を選択
・線形上に表示されたグリップ(青い■や▲マーク)をマウスで移動
※等高線の画層をオフにしています
②パラメータを変更による編集
・画面上で線形を選択して右クリック→「線形ジオメトリを編集」を選択
・線形レイアウトツールバーが表示されるので「サブ図形をクリック」ボタンを押します
・線形上のパラメータを編集したい箇所をマウスで指示→「線形レイアウトパラメータ」ダイアログを直接編集
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③IP 点の挿入/削除、曲線/クロソイドの挿入
・IP 点の挿入
・画面上で線形を選択して右クリック→「線形ジオメトリを編集」を選択
・線形レイアウトツールバーが表示されるので「IP点の挿入」ボタンを押す。
・IP 点を挿入したい場所をクリック。
IP 点が挿入さ
れる
・ 曲線の挿入
・線形レイアウトツールバーから「非固定曲線フィレット(2 図形間、半径)」ボタンを押す。
・ 「アタッチする前の図形を選択」として IP 点より始点側の線形を選択し右クリック
・ 「アタッチする後の図形を選択」として IP 点より終点側の線形を選択し右クリック
IP 点
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・「曲線の解決角度」は「180 以下」を選択し右クリック
曲線が挿入さ
れる
・「半径を指定」は「50」と入力
・ IP 削除
・線形レイアウトツールバーから「IP を削除」ボタンを押す。
・削除したい IP 点の付近をクリック
削除したい IP 点
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・緩和曲線の挿入
・緩和曲線を挿入したい箇所に IP 点を挿入する。
IP 点を挿入する。
・ IP 点が挿入されたことを確認し、線形レイアウ
トツールバーから「非固定緩和曲線-曲線―緩和曲線
(2 図形間)」ボタンを押す。
曲線の挿入と同様
・ 「アタッチする前の図形を選択」として IP 点より測点の若い方の線形を選択し右クリック
・ 「アタッチする後の図形を選択」として IP 点より測点の後ろの方の線形を選択し右クリック
・
・
・
・
「始点側緩和曲線の長さ指定」で緩和曲線の長さ「40」を入力
「終点側緩和曲線の長さ指定」で緩和曲線の長さ「40」を入力
「曲線の解決角度」は「180 以下」を選択し右クリック
「半径を指定」で「100」を入力
・Lesson1.dwg は保存せずに終了します
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緩和曲線が挿入され
る
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(3)様々な線形の引き方
・非固定曲線フィレット
①練習用の図面ファイルを開きます
・ファイル→開く
・Lesson2.dwg を開き、図面上部の線形 1 にズームします
②線形 1 を編集して2曲線間にカーブを挿入します。
・線形 1 を選択して右クリック→「線形ジオメトリの編集」を選択
・レイアウトツールから「非固定曲線フィレット(2図形間、通過点)」を選択します
・「アタッチする前の図形を選択」に対して、左側の大円を選択します
・「アタッチする後の図形を選択」に対して、右側の小円を選択します
・2曲線間の通過点を指示します
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・片側固定曲線
①図面上部の線形 2 にズームします。
②線形 2 を編集して終点から緩和曲線と線分を作成します。
・線形 2 を選択して右クリック→「線形ジオメトリの編集」を選択
・レイアウトツールから「片側固定曲線(緩和曲線あり)(曲線の終点から、長さ」を選択します
・「アタッチする図形を選択」に対して、線形 2 を選択します
・コマンドラインの「始点側緩和曲線の長さ を指定 または [A]: 」に対して「30」を入力
・コマンドラインの「線分の長さを指定: 」に対して「50」を入力
・「Enter」キーを押してコマンドを終了します
・もう一度線形 2 を選択して右クリック→「線形ジオメトリの編集」を選択します
・レイアウトツールから「片側固定曲線(緩和曲線あり)(曲線の終点から、半径、長さ」を選択します
・「アタッチする図形を指定」に対して、線形 2 を選択します
・コマンドラインの「半径を指定: 」に対して「200」を入力
・コマンドラインの「始点側緩和曲線の長さ を指定 または [A]: 」に対して「30」を入力
・コマンドラインの「長さを指定: 」に対して「50」を入力
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・反向緩和曲線
①図面上部の線形 3 にズームします。
②線形 3 を編集して 2 曲線間に反向緩和曲線を作成します。
・線形 3 を選択して右クリック→「線形ジオメトリの編集」を選択
・レイアウトツールから「非固定反向緩和曲線-緩和曲線(2 曲線間)」を選択します
・「アタッチする前の図形を選択」に対して、左側の円弧を選択します
・「アタッチする後の図形を選択」に対して、右側の円弧を選択します
・反向緩和曲線にあるラベルを選択して右クリックします→「ラベルプロパティ」を選択
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・「ラベルスタイル」の項目ので「既定値」をクリック
・「MLIT_100-ジオメトリポイント S 字カーブラベルスタイル」に変更します
・Lesson2.dwg は保存せずに終了します
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(4)中心線形が決定している場合の線形入力方法(ポリラインから作成例)
・ファイル→開く
・Lesson3.dwg を開きます
・中心線が決定している場合は、座標からポリラインにより IP 点の線形を作成する。
・その後「線形」→「ポリラインから作成」を選択し、IP 点の線形を選択する。
・ポリラインを選択すると右のようなダイアログボックスが
表示され、下の「変換オプション」の「接線の間に曲線を追加」
のチェックボックスをはずして、OK とします。
※ このチェックボックスは自動的に曲線を追加する機能です。
緩和曲線は自動的に挿入いたしません。よって線形が緩和曲
線を含まない場合はチェックボックスを入れておき、「線形ジオメ
トリの編集」で曲線半径の修正を行うことをお勧めします。
緩和曲線や曲線を後
で挿入する。
・Lesson3.dwg は保存せずに終了します
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(5) 路線検討の場合の比較案作成(線形のコピー)
・ファイル→開く
・Lesson4.dwg を開きます
路線検討において比較案を作成する場合、バイパス的ルートであれば線形を新規作成することをお勧め
しますが一部の線形を変更したものを比較案にするような場合は、線形の複写で対応したほうが効率的で
す。
・線形を選択し右クリックでショートカットメニューを表示→「基本修正ツール」→「複写」
・複写するとツールボックスの「サイト」→「サイト 1」に複写前の線形名と同じ名前に(1)がついた線形が作
成されます。
※ここで本命案(1)が作成され、右ク
リック→プロパティ→情報タブで名前
を変更します。
・コピーした線形を「線形ジオメトリ編
集により微調整を行います。
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・Lesson4.dwg は保存せずに終了します
(6)座標地精度管理
・[形式]メニュー » [単位管理]を選択します。
・[単位管理]ダイアログ ボックスの[長さ]領域で、単位のタイプと精度を選択します。
・[サンプル出力]領域には、現在の精度での単位形式の例が表示されます。
・[OK]をクリックします。
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1.2 線形ラベル
(1)測点ラベル
ここでは測点ラベルを 100m ピッチ測点から 20m ピッチ測点に変更いたします。
・ファイル→開く
・Lesson5.dwg を開きます
・線形を右クリック→「線形ラベルの編集」
・ラベルタグを以下のように変更する。
主測点:100m→20m
副測点:削除する
(副測点をクリックし左×印
測点インデックス増分:100→20
赤丸の中の
をクリックする。)
をクリック→
ラベルスタイルをクリック→右の
をクリック→「現在の選択を編集」
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・下のようなダイアログ BOX が表示され、「レイアウト」→「コンテンツ」の「値」をクリック
・クリックすると右に が表示され、これをクリックする。
以下のようなダイアログが表示されます。
ここで
①測点 NO.< >の< >すべてを消す。
②形式:測点形式→測点インデックス形式
③「測点値」横の矢印を押す
③
①
②
すべて OK を押す。
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測点を 20m ピッチに変更。
【簡単な方法】
CIVIL3D のテンプレートには 20m ピッチ測点と 100m ピッチ測点のテンプレートがあります。
それを利用してドラッグアンドドロップ機能で新規図面にコピーすることでそのラベルスタイルをコピーできます。
・ファイル新規作成→「JP_MLIT_20.dwt」を開く
測点ラベルが違うテンプレートは下記のとおりです。
「JP_MLIT_20.dwt」:20m ピッチ測点
「JP_MLIT_100.dwt」:100m ピッチ測点
「JP_JH.dwt」:100m ピッチ測点(縦断帯が JH 仕様)
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・「ツールスペース」→「設定」→「線形」→「ラベルスタイル」→「ラベルセット」の「MLIT_20-線形ラベルセット」を
ドラッグアンドドロップでコピーしたい図面にコピーする。
・コピーした図面のツールスペースでラベルスタイルがコピーされているか確認する。
・確認後、線形をクリックし「線形ラベル編集」を選択。
・「ラベルセットの読み込み」で「MLIT_20-主測点ラベルスタイル」を選択し OK
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・測点インデックス増分を 100→20 に変更して OK
(2)ブレーキ
・線形をクリックし、「線形ラベル編集」を選択
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・「測点コントロール」タグを開き
をクリック。
・ブレーキを挿入したい点を図上で選択する画面に移行するため、ここでは概略の位置でクリックする。
・測点は 100m ピッチ測点で表記される。ここでブレーキ測点を直接入力し OK。
・NO.3+0→NO.5+0 に変更している。
注)測点を入力する場合はすべて 100m ピッチ測点での入力になります。これはどのような状態においてもこの入力方
法なので注意してください。表記される測点はその図面の測点ラベルセットに依存します。
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(3)横断勾配擦り付け
横断勾配すりつけは、まず設計速度を入力すると便利です。一般的な擦り付けであればある程度自動的に入力す
ることが可能です。特殊な擦り付けについては手動により入力する必要があります。
・線形をクリックし、ショートカットメニューより「線形ラベル編集」を選択し、設計速度タグを開きます。
・設計速度を追加
をクリックし図面上の任意の測点付近でクリックします。
・1つの測点が追加され「設計速度」に手動で入力する。(ここでは 40 と入力)
・「横断勾配すりつけ」タグに移行し、「横断勾配すりつけプロパティの設定」をクリック。
・横断勾配すりつけ仕様のダイアログボックスが表示され、曲線半径にあった片勾配を設定する。
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・選択し、OK を押すと以下のように横断勾配が自動的に割り付けられる。これを確認し OK を押す。
注)緩和曲線-円弧-緩和曲線は自動的に緩和曲線内にすり付けを割り当てる。円弧の場合のすりつけは自動的に
割り付けるが割り付ける測点を再入力する必要がある。
・Lesson5.dwg は保存せずに終了します
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(4)ラベルの作成
ラベル機能とは様々なオブジェクトに対し、その特徴(測点や離れ等)を表記します。これはそのオブジェクトの属
性に依存しているため、そのラベルを移動しても動的に表示されます。
・ファイル→開く
・Lesson6.dwg を開きます
①測点と測点からの離れ
・「一般」→「ラベル機能追加」
フィーチャ:線形
ラベルスタイル:測点オフセット
マーカースタイル:Basic
参照文字オブジェクトのプロンプトの方法:コマンドラインを選択し、「追加」をクリック
・コマンドラインに「線形を選択」と表示されるので、知りたい線形をクリックする。
・「測点を指定」と表示されるのでコントロールポイントの場所をクリック
・「測点オフセット」と表示されるので同様にコントロールポイントをクリック
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このラベルは動的に計算されるため、移動した場合、移動した測点とオフセットを表示します。
・ラベルを複写。(複写している最中も値は随時変更します。)
・複写したラベルをクリック。文字に近いほうのポイント(ラベル位置)をクリックし上のほうに移動すると引き出し
線が表示される。(ラベル位置の下のポイントがラベルアンカー(計測したいポイントを示す位置。))
・計測したい位置にラベルアンカーを移動する。
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②2つの線形の測点と離れ
・「一般」→「ラベル機能追加」
フィーチャ:注記
ラベルスタイル:注記
注記ラベル:新規作成→レイアウトタブ→参照文字→線形→OK
「参照文字 1」ができる。同様に参照文字
→線形→OK すると「参照文字 2」ができる。
・その後、コンポーネントの削除
する。
で参照文字 1、2 以外を削除
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・文字:コンテンツの赤印をクリックする。
・プロパティを「測点値」とし、右側をすべてクリアにし。「NO.」と入力→
・プロパティを「オフセット」とし、右側のスペースに「離れ」と入力→
をクリック
をクリック
・形式タグ→位置合わせ「中央ぞろえ」をクリック→OK
・同じ作業を「参照文字 2」で行う。
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・ラベルの追加画面で「追加」をクリック
・コマンドラインにラベルの場所をクリック→必要な情報のポイントを選択。
線形 1
ここではこのポイントを
ラベルの場所とします。
線形 2
・参照文字.1 に線形を選択とコマンドラインに表示されるので「線形 1」を選択
・同様に参照文字.2 に「線形 2」を選択する。
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・線形 1 及び線形 2 の測点、離れが重なって表示される。
・「表示」→「再作図」をクリックすると前項で示したラベルアンカーとラベル位置を調整することにより以下のよう
に表示されます。
当然線形を変更した場合でもこの測点や離れは自動的に変更されます。
注記ラベルスタイルを最初に作っておくと設計の際、自動で変更できるため非常に便利な機能です。
・Lesson6.dwg は保存せずに終了します
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1.3 座標計算
(1)任意ポイントと線形との離れ、測点、座標
「ラベル作成」機能でも作成できますが、ここでは「情報ツール」での作業方法を示します。
・ファイル→開く
・Lesson7.dwg を開き、線形3の編集結果にズームします。
・「情報タイプを選択」のリストから「ポイントでの線形の測点とオフセット」を選択します
・図面上で作成されている線形一覧が表示されるので線形「線形3の編集結果」を選択します
・ポイント座標の項目にあるボタンを押します→情報を取得したい任意点を指示
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・「クリップボードにコピー」ボタンを押します
取得した情報はクリップボードを経由して他のアプリケーションなどで利用することが出来ます。
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(2)座標計算書
座標計算書は主要点座標計算書と IP 点データの出力が可能です。
・ファイル→開く
・Lesson4.dwg を開く
・J ツール→主要点座標リスト作成
・出力ファイルを好きな場所に設定して出力
※現在、主要点座標計算書で EP 点が出力できない不具合があります。
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2.縦断線形
(1)現況縦断図の作成
①練習用の図面ファイルを開きます
・ファイル→開く
・Lesson8.dwg を開きます
②現況地形サーフェスから現況高さを取得
・縦断→サーフェスから作成
・「現況地形」を選択して「追加」ボタンを押します
③縦断図を作成
・「サーフェスから縦断を作成」ダイアログの「縦断ビューを作成」ボタンを押します
・「縦断ビューを作成」ダイアログの
・画面上で縦断図を作図する場所をマウスで指示
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(2)縦断計画の入力
①始点、勾配変化点、終点を指定して縦断計画を入力
・縦断→レイアウトによる作成→作図を行う縦断ビューを指示
・「縦断を作成」ダイアログの名前に「縦断計画」と入力
・線形レイアウトツールの左端の▼ボタンを押して「曲線設定」を選択
・曲線タイプや縦断曲線長などを設定します→「OK」ボタン
・OSNAP を使って現況縦断上に縦断計画を入力します
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・縦断ビューをクリック→縦断ビュープロパティを選択
・ 帯のタブの縦断 1 を縦断計画の「レイアウト 1」に変更→OK
縦断 1 は計画した縦断線形名を入れる。縦断線形に依存するのは「勾配」「計画高」「切土高」「盛土高」で
す。
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②固定要因が多い縦断計画
練習用の図面ファイルを開きます
・ファイル→開く
・Lesson9.dwg を開き、現況縦断図にズームします
固定線を入力する
・縦断→レイアウトによる作成→作図を行う縦断ビューを指示
・「縦断を作成」ダイアログの名前に「縦断計画」と入力
・下図のボタンを押して、縦断図の始点から固定線を作成します
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②片側固定縦断曲線を入力する
・下図の通り縦断レイアウトツールバーから「片側固定縦断曲線(通過点、勾配)」を選択します
・「アタッチする図形を指定」には前項で作成した固定線を指示
・「通過点を指定」には適当な位置をマウスで指示
・「勾配を指定」には縦断曲線の終点側の勾配値を入力します
※この他にも拡張された縦断レイアウトツールを用いることによって様々な入力方法で縦断計画を作成すること
が可能です。
・Lesson4.dwg は保存せずに終了します
(3)縦断の編集
①マウスを使ったグリップ編集
・画面上で縦断計画を選択
・縦断計画上に表示されたグリップ(水色や赤色の■、▲、●マーク)をマウスで移動
②パラメータを変更による編集
・画面上で縦断計画を選択して右クリック→「線形ジオメトリを編集」を選択
・縦断レイアウトツールバーが表示されるので「PVI を選択」ボタンを押します
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・パラメータ編集したい箇所の付近をマウスで指示→「縦断レイアウトパラメータ」ダイアログを直接編集
・Lesson9.dwg は保存せずに終了します
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3.横断計画
(1)標準横断の作成(アセンブリ作成)
①練習用の図面ファイルを開きます
・ファイル→開く→Lesson10.dwg を開きます
②カタログからツールパレットへ必要なサブアセンブリをコピー
・一般→ツールパレットウインドウ
・表示された「ツールパレット」のタブ上で右クリック→「パレットを新規作成」を選択
・一般→カタログ→「Civil3D2007 日本仕様ツールカタログ」を選択します
・必要なサブアセンブリをツールパレット上にドラッグ&ドロップ
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③画面上で各サブアセンブリを配置してアセンブリ作成
・コリドー→アセンブリ作成→規定値のまま「OK」ボタンを押します
・「アセンブリ基線の位置を指定」にはマウスで適当な位置を指示
・ツールパレットの「標準車道」サブアセンブリをクリック
・プロパティダイアログで舗装厚や横断勾配値を入力
・アセンブリ基線の中心にあるマーカーをクリック
・プロパティダイアログで作成方向を「左側」に変更します
・アセンブリ基線の中心にあるマーカーをクリック
・同じ操作を「L 型側溝」「小段・用排水溝付き法面」で繰り返し、アセンブリを完成させます
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(2)コリドー作成
①簡易コリドーを作成する
・コリドー→簡易コリドーを作成
・「簡易コリドーを作成」ダイアログはそのまま「OK」ボタンを押します
・「Enter」キーを押して一覧から「線形 1」を選択
・「Enter」キーを押して一覧から「縦断計画」を選択
・「Enter」キーを押して一覧から「アセンブリ 1」を選択
・下図の場所をクリックしてターゲットサーフェスとして「現況地形」を選択
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・「ターゲットマッピング」ダイアログの「OK」ボタンを押すと計算がスタートし、画面上にコリドーオブジェクトが作
成されます
②横断図の作成
・横断→横断抽出ラインを作成
・「Enter」キーを押して一覧から平面線形を選択
・「横断抽出ライングループの作成」ダイアログの「OK」ボタンを押します
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・「横断抽出ライングループの作成」ダイアログの「OK」ボタンを押します
・抽出範囲や抽出幅を設定します
・追加で任意測点の横断を抽出する場合は画面上で場所の指定 or 測点値を入力します
・特に追加がなければそのまま「Enter」キーを押します
・横断→複数ビューを作成
・「複数横断ビューの作成」ダイアログが表示されるので、そのまま「OK」ボタンを押します
・マウスでプロット位置を指示します
・Lesson10.dwg は保存せずに終了します
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・コリドー横断編集
①練習用の図面ファイルを開きます
・ファイル→開く→Lesson11.dwg を開きます
②各測点の横断をパラメータ変更により編集する
・コリドー→コリドー横断を表示/編集
・「Enter」キーを押して一覧から編集を行うコリドーを選択
・ドロップダウンのリストから任意の測点を選んで横断を表示させることが出来ます
・「コリドー横断を表示/編集ツールバー」が表示されるので、「ツールバーを展開」ボタンを押します
・舗装厚や法面勾配、横断勾配など各サブアセンブリのパラメータを横断ごとに数値を直接入力して編集するこ
とが可能です
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③各測点の横断をマウスで直接編集する
・任意の測点を表示させ、編集を行うサブアセンブリを選択する
・グリップをマウスで移動させます
※この他にもリンクの挿入や削除、サブアセンブリの追加などを行うことができます。
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④コリドー横断図上での現況横断線の編集
・任意の測点でのコリドー横断を表示させます
・画面上で現況横断線をポリラインで作図
・ツールスペースの「現況地形」を展開→ブレークラインで右クリック→追加
・「ブレークラインの追加」ダイアログはそのまま「OK」ボタンを押します
・「オブジェクトを選択」には作成したポリラインを選択します→「Enter」キーを押して確定します
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・ツールバー右上のボタンを押して「コリドー横断を表示/編集」を終了します
・編集を行ったコリドーや現況地形が更新されているかを確認します
変更された地形に
合わせて更新され
たコリドー
変更された法面勾配
・Lesson11.dwg は保存せずに終了します
・コリドーリージョンのグリップ編集
①練習用の図面ファイルを開きます
・ファイル→開く→Lesson12.dwg を開きます
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3つのリージョンを持つコリドー
始点~No.2:アセンブリ 1
No.2~No.4:アセンブリ 2
No.4~終点:アセンブリ 1
②グリップ編集によりリージョン区間を変更します
・画面上でコリドーを選択
・マウス操作でグリップの位置を移動(グリップは線形に沿って移動します)
・コリドーを再作成
・Lesson7.dwg は保存せずに終了します
Civil3D 2007 Training Text
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(3)断面構造物の作成(サブアセンブリの作成)
■ポリラインからサブアセンブリを作成する。
①サンプル図面を開きます。
・ファイル→開く
・Lesson13.dwg を開きます
②ポリラインで作成したトンネル断面をサブアセンブリに変換します。
・コリドー→アセンブリを作成
・コリドー→ポリラインからサブアセンブリを作成→トンネル図形(ポリライン)選択
・同じ操作を繰り返し、全てのポリラインを変換する
③原点の位置を修正。
・変換したオブジェクトを選択して右クリック→原点を修正→道路中心点を指示
・同じ操作を繰り返し、全てのパーツの原点を修正
④アセンブリに追加する。
・オブジェクトを選択して右クリック→アセンブリに追加→アセンブリのマーカーをクリック
・同じ操作を繰り返し、全てのパーツをアセンブリに追加
⑤コリドー作成。
・コリドー→簡易コリドーを作成
・同じ操作を繰り返し、計画線を作成したいポイントにコードを設定する
・コリドーを再作成
Civil3D 2007 Training Text
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■擁壁サブアセンブリの適用
①サンプル図面を開きます。
・ファイル→開く
・Lesson14.dwg を開きます
・平面線形、縦断計画、アセンブリ作成、コリドー作成まで終了している図面が表示されます。
②ツールパレットに擁壁サブアセンブリを追加します。
・一般→カタログ
・一般→ツールパレットウインドウ
・カタログから擁壁サブアセンブリをツールパレットにドロップします
③既存のアセンブリに擁壁サブアセンブリを追加します。
・ツールパレットの擁壁サブアセンブリをクリック
・プロパティウインドウでオフセット量や根入れ長などを設定します
・左側法面サブアセンブリのマーカーをクリックして挿入
④擁壁適用を有効にするために法面サブアセンブリのパラメータを変更します。
・左側の法面サブアセンブリを選択して右クリック→サブアセンブリプロパティ
・パラメータタブの「擁壁適用」を”はい(true)”に変更します
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⑤用地境界線を線形として作成します。
・線形→レイアウトによる作成
・平面図上で法面のかかるように直線で線形を作成します
⑥コリドーを再作成
・ツールスペースのコリドーを展開→コリドー1 で右クリック→プロパティ
・パラメータタブの「すべての論理名を設定」ボタンを押す
・左側法面サブアセンブリの対象線形(TargetHA)に用地境界線として作成した平面線形を設定します
・OK→適用→OK の順にボタンを押します
⑦横断図を作成します。
・横断→横断抽出ラインを作成
・平面線形を選択→「横断抽出グループの作成」ダイアログはそのまま OK ボタン
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・擁壁が作成されている測点を入力→左右の抽出幅を入力(初期値の 50m で OK)→Enter キーで確定
・横断→ビュー作成→OK ボタン→横断図プロット位置を指定
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(4)曲線部拡幅への対応方法
Civil3D2007 は道路に特化したシステムではないため、アドオンアプリケーションを追加せずに単体で使用する場合
においては詳細な設定の入力には対応しておりません。
このテキストでは一例として Civil3D の各機能を用いて道路設計時における曲線部の簡易的な対応方法について
解説します。
曲線部の拡幅については Civil3D のコリドー作成時に拡幅部分に対して別線形を定義する方法と、コリドー編集機
能を用いて各測点の横断図を直接編集する方法の2つが考えられます。
■拡幅部分を別線形で定義する方法
下記のような線形に対してカーブ内側に拡幅部分を線形定義します。
①各測点の拡幅位置にポイントを作成します。
・ポイント→ポイントを作成
・測点/オフセットを選択します
・KA 点、KE 点、横断図に必要な各測点を入力し、その位置での拡幅量を線形中心からのオフセット距離で入力
します。(各位置での拡幅量は予め計算しておきます)
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・各測点の拡幅位置にポイントオブジェクトが作成されました。
②ポイントオブジェクトを使用して拡幅を定義するための線形を作成。
・線形→レイアウトによる作成
・拡幅を定義するための線形が作成できました。
※拡幅線の線形作成で KA 点から KE 点までの摺り付け区間においては本来、高次放物線やクロソイドを用いて作
成すべきですが、ここで紹介する簡易的な拡幅の方法では横断図を作成する測点のみに拡幅量を与え、各ポイ
ント間は直線で定義しています。
③アセンブリを作成します。
・この例では日本仕様の標準車道、L 型側溝、小段用排水溝付き法面サブアセンブリを使用します
Civil3D 2007 Training Text
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④コリドー作成時に②で作成した線形を拡幅線として定義します。
・コリドー→簡易コリドーを作成→平面線形、縦断計画、アセンブリを指定
・論理名マッピングダイアログで標準車道サブアセンブリの Width のターゲットとして②で作成した線形を指定
・拡幅線に合わせて標準車道サブアセンブリが延長されているのが確認できます
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■各測点での横断図を編集する方法
拡幅量を別線形で定義するのではなく、横断図を作成する必要がある測点に対して道路幅員のパラメータを直接編
集します。
①拡幅は考慮せずにコリドーまで作成します。
②コリドー横断のパラメータ編集し、各測点における拡幅量を入力します。
・コリドー→コリドー横断を表示/編集→画面上でコリドーを選択
・拡幅を行う KA、KE 点、各 20m 測点位置を一覧から選択し、標準車道の全幅のパラメータを編集します
※今回ご紹介した2つの方法は簡易的な方法であり、横断図を作成する測点での拡幅量のみに着目していてい
ます。そのため測点間は直線で補間されているため測点間の中間位置では拡幅量は不正確です。
また、簡易的な方法であるため線形シフトは無視しています。
Civil3D 2007 Training Text
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4.土量計算
①練習用の図面ファイルを開きます
・ファイル→開く→Lesson15.dwg を開きます(コリドーサーフェス作成、横断抽出まで出来ています)
②土量計算を行うためにコリドーサーフェスを作成します
・コリドーを選択して右クリック→コリドープロパティ
・コリドープロパティダイアログで「サーフェス」タブを選択します
・「コリドーサーフェスを作成」ボタンを押します
・「コリドーサーフェス 1」が作成されます→「サーフェス項目を追加」ボタンを押します
・コード「Top」がコリドーサーフェス1に追加されます
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・コリドープロパティダイアログで「境界」タブを選択します
・「コリドーサーフェス 1」で右クリック→「自動的に追加」を選択
・「Slope_toe」を選択します
・コリドーサーフェス1に境界条件が追加されます
・「OK」ボタンを押す→再計算が実行されコリドーサーフェスが作成される
Civil3D 2007 Training Text
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③各測点における現況地盤サーフェスとコリドーサーフェスの断面積を取得するために横断抽出を再度実
行します
・ツールスペースの項目「サイト」を展開します
・「横断抽出ライングループ1」で右クリック→プロパティ
・「横断抽出の規定値」で「コリドーサーフェス1」にチェックを入れます
・「再抽出」ボタンを押します→「はい」ボタンを押します
・「横断抽出ライングループのプロパティ」ダイアログの「OK」ボタンを押します
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④土量計算のためのマテリアルを定義および数量算出基準を作成します
・横断→マテリアルを定義
・土量計算を行う「線形」と「横断抽出ライングループ」を選択→「OK」ボタンを押します
・数量算出基準の▼ボタンを押して「新規作成」を選択します
・「数量算出基準-新規数量算出基準」ダイアログが表示されます
・「新規マテリアルを追加」ボタンを押します
・マテリアルが追加されるので名前を「切土」に変更します
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・サーフェスを「現況地形」に変更します→「マテリアルアイテムにデータを追加」ボタンを押します
・サーフェス選択の項目に「計画」と入力します→「マテリアルアイテムにデータを追加」ボタンを押します
・「コリドーサーフェス1」の状態を「下側」に変更します
・「新規マテリアルを追加」ボタンを押します
・マテリアルが追加されるので名前を「盛土」に変更します→数量タイプを「盛土」に変更します
・サーフェスを「現況地形」に変更します→「マテリアルアイテムにデータを追加」ボタンを押します
・サーフェス選択の項目に「計画」と入力します→「マテリアルアイテムにデータを追加」ボタンを押します
・「現況地形」の状態を「下側」に変更します→「OK」ボタンを押します
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・数量算出基準が先ほど作成した「新規数量算出基準」に変更されています
・下図の赤囲みの箇所をクリックし、現況と計画のサーフェスを指定します→「OK」ボタンを押します
・横断→土量レポートを生成
・「XML レポートを表示」にチェックを入れます→「スタイルシートを選択」の右隣のボタンを押します
・スタイルシート「JPearthwork.xsl」を選択します→「開く」ボタンを押します
Civil3D 2007 Training Text
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・数量レポートダイアログの「OK」ボタンを押します
・IE のメッセージには「はい」ボタンを押します
・XML ファイルとスタイルシート XSL から作成された土量計算表が表示されます
・Lesson15.dwg は保存せずに終了します
Civil3D 2007 Training Text
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土量テーブル作成
①練習用の図面ファイルを開きます
・ファイル→開く→Lesson16.dwg を開きます(コリドーサーフェス作成、横断抽出まで出来ています)
②土量計算のためのマテリアルを定義します
・横断→マテリアルを定義
・土量計算を行う「線形」と「横断抽出ライングループ」を選択→「OK」ボタンを押します
・下図の赤囲みの箇所をクリックし、現況と計画のサーフェスを指定します
Civil3D 2007 Training Text
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③土量テーブルの作成
・横断→テーブルを追加→総土量
・「総土量テーブル作成」ダイアログはそのまま「OK」ボタンを押します
・総土量テーブルを作成する位置をマウスで指示します
※Civil3D2006 と同様土量計算結果を XML ファイルで書き出すこともできます。
・Lesson16.dwg は保存せずに終了します
Civil3D 2007 Training Text
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5.計画線ツール(3Dポリライン編集ツール)
Civil3D2007 では新たに計画線ツールが追加されました。Civil3D2007 では 2D/3D ポリラインを相互に変換すること
や、計画線ツールを使用するとことによって様々な方法で 3D ポリラインの標高を編集することが可能です。作成され
た 3D ポリラインは地形サーフェスを作成する際のブレークラインとして利用出来るため、現況道路や河川などを表現
するのにご利用いただけます。
①練習用の図面ファイルを開きます
・ファイル→開く→Lesson17.dwg を開きます(現況地形サーフェスが作成されています)
②ポリラインの標高入力と 2D/3D 変換
・等高線の平面図上に適当なポリラインを作成します
・グレーディング→ポリラインユーティリティー →ポリライン標高を編集
・グレーディング→ポリラインユーティリティー →ポリラインを 2D から 3D に変換
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③計画線ツールを使った標高編集
・グレーディング→オブジェクトから計画線を作成→ポリラインを指示→「Enter」キーで確定
・「計画線を作成」ダイアログでは何も変更せずに「OK」ボタンを押します
・グレーディング→計画線を編集→クイック標高編集
・マウスで指示した箇所に対して簡単に標高値や勾配値で高さ入力することが出来ます
※この他にも様々な計画線編集ツールが用意されています。
また、ツールバーからも操作が行えます。
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④断面図を確認しながらの計画線標高編集
・グレーディング→クイック縦断→ポリラインを指示→ビューの原点を指示
・グレーディング→計画線を編集→標高エディタ
※標高エディタに数値入力を行うと縦断ビューはリアルタイムに更新されるので、地形との位置関係を確認しなが
ら標高編集を行えます。
・Lesson17.dwg は保存せずに終了します
Civil3D 2007 Training Text
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6.Jツールの活用
6.1 横断寸法線の定義
・ファイル→開く→Lesson18.dwg を開きます。
・ Jツール→横断寸法→レイアウトを選択し、「横断寸法レイアウト」ツールバーを表示します。
①ポイントコードの表示
・「コード表示」をクリックします。
・ コマンドラインに「サブアセンブリを選択」のプロンプトが表示されます。ポイントコードを表示するサブアセンブリ
を選択します。
・ コマンドラインに「挿入位置」のプロンプトが表示されるため、サブアセンブリの挿入基点を選択します。
・ 表示されるポイントコードが他のポイントコードと重なる場合は、ポイントコードをグリップを使用し、表示位置を
移動します。
・ 同様にその他のアセンブリにもポイントコードを表示します。
Civil3D 2007 Training Text
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②水平寸法の設定
・ 「横断寸法レイアウト」→「水平」をオンにし、「寸法配置」をクリック
・ 内側のコード文字選択:Crown
・ 外側のコード文字選択:ETW
・ 寸法記入位置:適宜
・ 同様に同じ操作を繰り返す
③平行寸法を設定する
・ 「横断寸法レイアウト」→「平行」をオンにし、「寸法配置」をクリック
・ 内側のコード文字選択:Hinge Fill
・ 外側のコード文字選択:Bench in FILL
・ 寸法記入位置:適宜
・
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④標高寸法設定
・ 「横断寸法レイアウト」→「標高」をオンにし、「寸法配置」をクリック
・ コード文字選択:Crown
・ 寸法記入位置:適宜
⑤道路勾配
・ 「横断寸法レイアウト」→「道路勾配」をオンにし、「寸法配置」をクリック
・ 内側のコード文字選択:Crown
・ 外側のコード文字選択:LS1
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⑥のり面勾配
・ 「横断寸法レイアウト」→「のり勾配」をオンにし、「寸法配置」をクリック
・ 内側のコード文字選択:Hinge Fill
・ 外側のコード文字選択:Bench in FILL
⑦横断寸法記入
・ J ツール→横断図寸法→作成
・ 道路横断寸法作成:コリドー1 で作成
・ オブジェクト選択:寸法表示したい横断図を選択→OK
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6.2 横断数量表作成
・
・
・
・
J ツール→横断図数量表作成
横断図数量表作成ダイアログ起動
XML ファイルを同データセットにある「QuantityReportTemp.xml」を開く
作成
・ 作成→切土、盛土を選択→作図
・ 数量表の完成
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7.交差点計画
ここでは交差点計画を通して、『ラベル作成』『コリドー作成』『TIN サーフェイスの作成』を学びます。『ラベル作成』は、
CIVIL3D の大きな特徴であり、作業中に必要な測点や座標値、高さなどを簡単に表示することができます。このラベ
ル機能も動的な解析機能を有しているため、1 つのラベルを作成すると、後は通常の複写や移動コマンドでいくつもの
ラベルを作成することができます。
『コリドーの作成』では単に設定したアセンブリを地形に擦り付けるのではなく、他の平面線形や縦断線形に擦り付
けることにより、多様なコリドーや TIN サーフェイスを作成することができます。
Civil3D 2007 Training Text
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7.1.主要測点の確認(ラベル作成 1)
・ラベル作成
①サンプル図面を開きます。
・ファイル→開く
・交差点 01.dwg を開きます
交差点の粗図(Civil 3D の平面線形から 2 次元で作成された交差点図)および各路線の縦断が作成されていま
す。
②ラベル作成
・ 一般→ラベルを追加→線形
・
追加をクリックし、線形を選択。(線形 1)→測点を表記したい箇所をクリック
・
・
・
四角:ラベル位置
ひし形:ラベルアンカー
ラベルの位置を動かす場合は四角を
クリックし好きな箇所に動かす。
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・
ラベルをクリックし複写
・
・
交差道路(線形 2)にも主要測点を表記する。
追加→交差道路の線形を選択し、必要な箇所の測点を選択する。
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■線形の交点の測点を表記する。
・ フィーチャを「注記」とする。→注記ラベルスタイルを編集する。
・
・
「レイアウト」タブ→参照文字を選択
タイプは線形を選択
・
参照文字.1 のコンポーネントが作成される。
・
文字→コンテンツの値の場所を一度クリックすると
・
線形名をプロパティから選択→
が出てくる。→
をクリック
をクリック
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・
・
・
「ラベル文字」を削除し改行する。
上記同様にプロパティから「測点値」を選択し、矢印をクリックする。
OK をクリック
・上記同様もうひとつ参照文字を作成する。
・
・
コンテンツ作成後 OK をクリック→追加をクリック
コマンドラインに「ラベルの箇所をクリック」と表示されるため交差点の中心を選択する。
・
・
・
コマンドラインに参照文字 1 の線形を選択と表示されるため右クリックする。
「線形を選択」ダイアログボックスが表示され「線形 1」を選択し OK
同様に参照文字 2 の線形を選択と表示されるため同様に右クリックし線形を選択ダイアログボックスから線
形 2 を選択し OK
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・
・
「???」から以下のように表示が変わる。
ラベル位置をクリックし好きな場所にラベル位置を移動する。
このラベルも複写、移動コマンドで好きな箇所にいくつでも作成できます。
交差点 01.dwg を保存せずに終了してください。
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7.2.アセンブリ作成
■ コリドーの作成方法を考える。
コリドーは合計で 11 箇所作成します。
① 線形 1 起点側
② 線形 1 交差点中心
③ 線形 1 終点側
④ 線形 2 起点側
⑤ 線形 2 終点側
⑥ 線形 2 交差点中 1
⑦ 線形 2 交差点中 2
⑧ ~⑪歩道隅切り部 4 箇所
⑤線形 2 起点側
⑥線形 2 交差点中 1
②線形 1 交差点中心
③線形 1 終点側
①線形 1 起点側
⑧~⑪歩道隅切り部
⑦線形 2 交差点中 2
④線形 2 終点側
コリドーの作成方法は様々です。道路の平面形状や縦断線形に左右されます。アセンブリ作成やコリドー作成
時には事前にどのようにサーフェイスを作るかを念頭において作業しなければいけません。
Civil3D 2007 Training Text
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①サンプル図面を開きます。
・ ファイル→開く
・ 交差点 02.dwg を開きます
・ アセンブリを作成します。
・ コリドー→アセンブリ作成→名称を「標準断面」と記入
・ OK とクリックし、アセンブリを配置する。
・一般→ツールパレットウィンドウを開く
・
・
・
サブアセンブリを作成する。
標準車道を設定後、以下のように変更する。
L 型街渠を B300 に変更します。
Civil3D 2007 Training Text
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・
歩道には市街地歩道を設定し、歩道の幅を 4.0m とする。
・
・
小段・用排水溝付のり面を設置する。
下記のような標準断面が作成される。
・ 同様に交差点部の断面や歩道隅切り部の断面を作成する。
【交差点部】
車道:4.5m
L 型街渠:0.5m(B300)
歩道:4.0m
小段・用排水溝付のり面
【交差点中】
車道:4.5m
小段・用排水溝付のり面(のり面勾配 1:0.001、小段幅 0m)
【歩道隅切り部】
L 型街渠:0.5m(B300)
歩道:4.0m
デフォルトのままの小段・用排水溝付のり面
小段・用排水溝付のり面(のり面勾配 1:0.001、小段幅 0m)
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のり面勾配を変更
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【アセンブリ】
■交差点 02.dwg を保存せずに終了してください。
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7.3.コリドー、サーフェイス作成(標準部)
①サンプル図面を開きます。
・ ファイル→開く
・ 交差点 03.dwg を開きます
■コリドーを作成します。
・ コリドー→コリドーを作成クリック
・ 基線線形を選択→右クリック→線形 1 を選択後 OK→縦断 1 選択後 OK→標準断面選択後 OK
・
・
アセンブリを測点に与える。
「終点測点」をクリックします。
・
・
測点の指定
OSNAP 機能を使い、NO.1+87.342 を指定します。
・リージョン(1)の付近で右クリックし「リージョンの挿入」→交差点部を選択→OK
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・
・
リージョン(2)が作成される。
開始測点:2+22.342、終了測点:2+72.342 と記入する。(m 表示で記入 例)2+22.342→222.342)
・ターゲットをクリック→ここをクリックを選択→現況地形を選択し OK
・線形 1 起点側までコリドーが作成される。
■ ポイントとしては交差点拡幅が行われる
ポイントを事前に把握しておくことで、簡単に
コリドーを作成できる。また、拡幅部には断面を
与えず、断面間で簡易的にすり付けを行うことが
できる。
■ ターゲットで現況地形を選択することを忘れ
ないこと。
同様に線形 1 終点側、線形 2 起点側、線形 2 終点
側を作成しましょう。
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・線形 1 終点側
交差点部断面:3+15.342~3+65.342
標準断面:4+0.342~終点(6+13.271)
・線形 2 起点側
標準断面:0+0~0+90.739
交差点部断面:1+25.739~1+75.740
・線形 1 終点側
交差点部断面:2+18.739~2+68.739
標準断面:3+3.739~終点(4+2.832)
コリドーと地形を選択し、3D 化できているか確認してみましょう。
■サーフェイスの作成
・ 各コリドーにサーフェイスを作成します。
・ 線形 1 起点側のコリドーをクリック→右クリック→コリドープロパティを選択
・サーフェイスタブ→コリドーサーフェイス作成→コード指定「TOP」→追加→コリドーサーフェイス名の変更
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・境界タブ→線形 1 基点側で右クリック→自動的に追加→Slope toe→OK
・オブジェクトビューワーでコリドーサーフェイスが構築されているか確認。
・ その他の箇所もコリドーサーフェイスを作成しましょう。
■交差点 03.dwg は保存せずに終了してください。
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7.4.主要測点高さの表示(ラベル作成 2)
①サンプル図面を開きます。
ここでは隅切り部の高さを把握し、その後隅切り部の平面、縦断線形を作成するための基礎資料を作成します。
・ ファイル→開く
・ 交差点 04.dwg を開きます
・ サーフェイス→ラベル→サーフェイスラベルを追加。
・ラベルタイプ→端点標高→追加→線形 1 起点側を選択→OK
・
取得したいポイントをクリックする。
ポイントを取得する際、数秒時間がかかります。これはサーフェイスの点を探すために時間が多少かかりま
す。
・
コリドーサーフェイスとコリドーを非表示にし、上記同様の作業を線形 2 終点側で行います。
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・ コリドーサーフェイスおよびコリドーを選択し、右クリック→類似なものを選択→オブジェクトの隔離(非表示)
先の表示した状態と表示していない状態と比較するとかなり早く、ポイントをクリックすることができます。
■交差点 04.dwg は保存せずに終了してください。
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7.5.隅切り部の平面、縦断線形作成
(1)平面線形
①サンプル図面を開きます。
・ ファイル→開く
・ 交差点 05.dwg を開きます
・ 線形→レイアウトによる作成→線形名:隅切り 1→OK
・線形レイアウトツールバー→固定曲線(3 点)
③
起点:①
2 点目:②
終点:③の 3 点を指定する。
②
①
・ 同様に他 3 箇所も平面線形を作成する。
注意点:アセンブリの歩道は左側に作成しているため線形の始点から終点方向に歩道が左側に設置できるよう
に線形の始点を決める。
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・
・
隅切り部歩道端部の線形作成
線形→レイアウトによる作成→線形名:隅切り A→OK
・線形レイアウトツールバー→固定線(2 点)
・隅切り部に線形作成する。
・
同様に他の 3 箇所の隅切り部に平面線形を作成します。
・
(2)縦断線形
・縦断→サーフェイスから作成→線形:隅切り 1→サーフェイスを選択→現況地形→追加→縦断ビュー作成
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・
・
・
縦断図を任意の位置に作成する。
縦断計画を行う。
縦断→レイアウトによる作成→縦断ビューを選択
・ 縦断レイアウトツールバー→固定線 2 点を選択
・割り込みコマンドから縦断測点標高を選択→縦断ビューを選択
・
・
測点および標高を先に調べた高さを入力する。
測点:0 標高:32.955
測点:26.703 標高:31.480
縦断図が作成される。
・同様に他の 3 箇所および隅切り歩道部の縦断図を作成してみよう。
■ 縦断図作成では多数のコントロールポイントが要求される場合がある。そのような時、割り込みコマンドで勾
配や標高を既知として与え、計画することができるため、覚えていると便利な機能です。
■ 交差点 05.dwg は保存せずに終了してください。
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7.6.コリドー、サーフェイス作成(交差点部)
・交差点部のコリドーを作成します。
①サンプル図面を開きます。
・ ファイル→開く
・ 交差点 06.dwg を開きます
・ コリドー→コリドー作成→線形名:線形 1→縦断:縦断 1→アセンブリ:交差点中→OK
・開始測点:272.342 終了測点:315.342 ターゲット:現況地形→OK
・
・
・
・
交差点巻き込み部のコリドーを作成する。
コリドー→コリドー作成→線形名:線形 2→縦断:縦断 2→アセンブリ:交差点中→OK
開始測点:175.75 終了測点:192.73
間隔:接線区間 0.2m(曲線部であるため少し細かく設定する。)
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・
・
・
ターゲット
のり面:現況地形
車道拡幅は線形を持った『隅切りの線形(平面、縦断)を与える。
・
・
・
・
・
・
コリドー→コリドー作成→線形名:線形 2→縦断:縦断 2→アセンブリ:交差点中→OK
開始測点:201.745 終了測点:218.735
間隔:接線区間 0.2m(曲線部であるため少し細かく設定する。)
ターゲット
のり面:現況地形
車道拡幅は線形を持った『隅切りの線形(平面、縦断)を与える。
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・
交差点車道部のコリドーが作成される。
■歩道隅切り部のコリドー作成
・ コリドー→コリドー作成→線形名:隅切り 1→縦断:隅切り 1→アセンブリ:歩道隅切り部→OK
・ 開始測点:デフォルトのまま、終了測点:26.703
・ 間隔:曲線区間 0.5m(曲線部であるため少し細かく設定する。)
・ ターゲット
・ のり面:現況地形
・ 歩道幅員のターゲットを隅切り線形 A を与える。
・
その他 3 箇所も同様にコリドーを作成しましょう。
各線形とターゲット線形は以下のとおり。
隅切り線形:隅切り 2
ターゲット:隅切り B
隅切り線形:隅切り 3
ターゲット:隅切り C
隅切り線形:隅切り 4
ターゲット:隅切り D
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■ 交差点部のコリドーサーフェイス作成
・ 車道巻き込み部のコリドーサーフェイス作成
・ 線形 2 交差点中 1 のコリドーをクリックしコリドープロパティ→サーフェイス追加→コード:TOP→追加
・
境界タブ→自動的に追加→ETW(車道端を表す。ちなみに Slope toe は法尻)
・
その他は交差点部のコリドーは全てターゲットを Slope toe としてコリドーサーフェイスを作成する。
・
■交差点 06.dwg は保存せずに終了してください。
7.7.交差点雨水解析
①サンプル図面を開きます。
・ ファイル→開く
・ 交差点 07.dwg を開きます
①勾配解析
・ 交差点内の勾配をサーフェイスより解析する。
・ サーフェイスをクリックし、右クリックでサーフェイスプロパティ→サーフェイススタイルを勾配矢印に変更
・ サーフェイススタイル編集→矢印の長さ:2.0 に変更→OK
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②ウォータードロップ機能
交差点内での雨水の流れを表示します。
・ 交差点内のコリドーや補助測点、高さ等を隔離非表示にします。
・サーフェイス→ユーティリティ→ウォータードロップ
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・サーフェイスを選択し、そのサーフェイス内をクリックする。
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