講義資料

2005年度春学期授業日程
04/11(月)
04/18(月)
04/25(月)
05/02(月)
05/09(月)
05/16(月)
05/23(月)
05/30(月)
06/06(月)
06/13(月)
06/20(月)
06/27(月)
07/04(月)
2005年度春学期
第4回インターネット概論
担当:村井純
[email protected]
「授業概要」
「インターネット概論」
「インターネットの仕組み(1/3)」
「インターネットの仕組み(2/3)」 ←今日はココ
「インターネットの仕組み(3/3) 」
「インターネットアプリケーション」
「モーバイルアプリケーション」
「セキュリティとプライバシー 」
「放送と通信」
「無線技術と電子タグのこれから」
「VoIP」
「インターネットの発展と未来」
「最終試験」
ソフトバンク、1.7GHz帯の実験
局免許を取得
• ソフトバンクグループで携帯電話事業を展開する
BBモバイルは4月28日、総務省より1.7GHz帯の
実験局本免許を取得
• 1.7GHz帯での商用化サービスを前提に、WCDMA方式の各種実証実験を同日より開始
• 3.5Gとして研究が進められている通信方式
HSDPA(High Speed Downlink Packet Access)の
データ通信等の試験
ニュースヘッドライン
出典:
http://japan.cnet.com/news/com/story/0,2000047668,20083262,00.htm
復習
周波数の割り当て
携帯電話
(PDC/CDMA
)
FM放送
AMラジオ
携帯電話(PDC)
1429MHz-1453MHz
1477MHz-1501MHz
76Mz90MHz
TV放送
(VHF)
TV放送
(UHF)
無線LAN
(802.11b/g)
526.5kHz90MHz- 地上デジタル
1606.5kHz 108MHz
170MH470MHz222MHz
770MHz
2400-2483.5MHz
2655-2690MHz
UHF
VHF
1GHz
加入者系無線
アクセスシステム
22.0-22.4GHz
25.25-27.0GHz
38.0-38.5GHz
39.0-39.5GHz
無線LAN
(802.11a)
5.15GHz5.35GHz
SHF
(microwave)
UHF
300MHz
• 「アンカーリサーチ with goo」は、「第14回 Blogに
関する調査」の調査結果を公表
• 第14回の調査対象は、全国のインターネットユー
ザー1,079人
• 年代が若くなるほどBlogの認知率は高い
• ブログの認知度は88.3%と約9割に
• ブログの作成経験は23.9%
• ブログ作成で重視する点は「簡単に作れる」が
74.6%と最も高い
54.25-66.0GHz
携帯電話(IMT-2000)
1885MHz-2200MHz
の一部
810MHz940MHz
の一部
ブログの認知度が約9割に
ミリ波伝送システム
(MMAC)
3GHz
EHF
(milli-wave)
30GHz
300GHz
出典:
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2005/04/28/7481.html
1
映画館でのビデオ撮影禁じる
法案が成立
接触時間をもっと増やしたいメ
ディアはネットがトップ
• 「C-NEWS」は4月25日、テレビ・新聞・雑誌・ラジ
オ・インターネットサイトの5媒体の利用動向に関
するアンケート調査結果を発表
• テレビについて1日当たりの接触時間をたずねた
ところ、46.1%が「1時間∼3時間未満」と回答
• インターネットサイトの1日当たりの接触時間は、
「1時間∼3時間未満」がもっとも多く48.3%
• 「今後、接触時間をもっとも増やしたいと思うメ
ディア」をたずねたところ、45.3%がインターネット
と回答してトップに
• 米議会で可決
– 映画館でのビデオ犯罪を連邦犯罪とする
– ビデオカメラを使って映画館で撮影すると初犯で3年,
再犯は最長6年の禁固刑
– 映画や楽曲を封切や発売の前に配布しているところ
を逮捕されると最長10年の禁固刑
• 日本だとどうなるか?
– 2005年1月に海賊版DVDを売った容疑で逮捕者が出
た事件
• 権利者の許諾の無い無断複製物の頒布及び頒布目的での
所持,という名目
出典:
出典:
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0504/28/news047.html
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0504/25/news052.html
今日のトピック
データリンク層
ネットワーク層
実習編
第2層 データリンク層
アプリケーション層
プレゼンテーション層
湘南台
電車モデル:ホーム
ネットワーク:
Ethernet
湘南台駅改札外
セッション層
トランスポート層
湘南台駅改札内
ネットワーク層
小田急線ホーム
データリンク層
小田急線
データリンク層(1/2)
電車モデル
OSI参照モデル
ホーム
ホーム
データのパケット化規格
データのパケット化規格
隣接機器間の通信
隣接機器間の通信
etc
etcetc…
etc…
• 実際に人やデータをやりとりするための
準備を行う
物理層
データリンク層(2/2)
• 同一媒体で形成されたネットワークでのデータ転送
– データ送受信の方式(データのパケット化、伝送エラーの
検知/回避)
• キーワード
– EthernetのCSMA/CD
– Hardware addressを用いた通信
• MACアドレス
– 無線LAN
• 無線LANと周波数帯
2
復習
復習
Ethernetの規格
Ethernet
• XeroxのPARC(Palo Alto Research Center)
によって発明
• 帯域、伝送メディア、最大伝送距離などが規格化
• 表記
– n Base- X
– Xerox, Intel, DECによってEthernet2.0を制定
– IEEE802.3として標準化
LANのデータ伝送速度
ベースバンド伝送方式
伝送媒体の種類
• CSMA/CD (Career Sense Multiple Access with Collision Detection)
• フレーム交換による通信
<キャリア検知>Career Sense
通信を始める前に他人が通信していないか確認
– Ethernetフレームによる通信
<多重アクセス>Multiple Access
1つの通信メディアを複数人で共有
<衝突検知> Collision Detection
他人と同時に通信したら一定の時間をおいて再度通信
CSMA/CD
物理配線
CSMA/CD(1/3)
Career Sense
共有されたネットワーク
通信した
い!
誰も使ってないかな?
• 同じメディアを通信媒体として共有
• ポリコムが今まさに黒いノートPCと通信をしようと
している状況
• 通信をする前に誰も使っていないか確認
– 確認後,通信を開始
CSMA/CD(2/3)
CSMA/CD(3/3)
Collision Detection(1/2)
Collision Detection(2/2)
Collision発生
ジャム信号
n秒待とう
誰も使って無いから
使っちゃえ
誰も使って無いから
使っちゃえ
• Career Senseをしても同時に通信を開始してしまう場合
がある
• Collision(衝突)
– 正しくパケットを送出できない状態
ジャム信号
p秒待とう
ジャム信号
q秒待とう
• Collisionが発生したら?
– ジャム信号を全てのポートに対し送る
• “今混んでるから待ってくれ”と言う
• 回復した,と思ったら通信を再開
– それぞれのノードは乱数時間待つ
3
自分のPCのMACアドレスを見てみよう
MACアドレス
• ネットワークインターフェースの詳しい
情報を見てみよう
• Media Access Control Address
• データリンク層におけるアドレス
– 宛先の指定,発信元の指定に利用
– IEEEにて管理
– UNIX(含MacOS X)の場合
• 機器ごとにユニークなアドレス
• 固定で割り当てられる
• NIC(Network Interface Card)が持つ
– WindowsXP,2000等の場合
• ターミナルで、% ifconfig -a
• 「スタート」-「ファイル名を指定して実行」で、cmdと
打つ
• 出てきた黒いウィンドウで、 > ipconfig /all
自分のPCのMACアドレスを見てみよう
ipconfig / ifconfigコマンド
MACアドレスを用いた通信
宅急便では?(1/6)
AA-BB-CC
Bさん
藤沢在住
Aさん
大阪在住
192.168.0.2
荷札の内容は...
差出人住所:大阪
宛先住所:藤沢
Physical Address ……… : 00-90-96-AA-BB-CC
大阪に在住のAさんが
東京在住のBさんに
集荷サービスを利用して
宅急便を送りたいと思っている.
• Physical AddressというのがMACアドレス
MACアドレスを用いた通信
宅急便では?(2/6)
MACアドレスを用いた通信
荷札の内容は...
差出人住所:大阪
宛先住所:藤沢
宅急便では?(3/6)
それぞれは隣接したノード
Aさん
大阪在住
○×宅急便
大阪営業所
小包のココのやり取りに
相当するのがMACアドレスを
用いた通信
○×宅急便
名古屋営業所
Bさん
藤沢在住
○×宅急便
厚木営業所
Aさん
大阪在住
○×宅急便
大阪営業所
荷札の内容は...
差出人住所:大阪
宛先住所:藤沢
○×宅急便内の動きは
Aさん宅→大阪営業所
○×宅急便
名古屋営業所
Bさん
藤沢在住
荷札はそのまま
○×宅急便
厚木営業所
4
MACアドレスを用いた通信
MACアドレスを用いた通信
宅急便では?(4/6)
宅急便では?(5/6)
Aさん
大阪在住
荷札の内容は...
差出人住所:大阪
宛先住所:藤沢
Bさん
藤沢在住
○×宅急便内の動きは
大阪営業所→名古屋営業所
○×宅急便
大阪営業所
○×宅急便
名古屋営業所
○×宅急便
厚木営業所
Aさん
大阪在住
荷札の内容は...
差出人住所:大阪
宛先住所:藤沢
○×宅急便内の動きは
名古屋営業所→厚木営業所
○×宅急便
大阪営業所
○×宅急便
名古屋営業所
○×宅急便
厚木営業所
MACアドレスを用いた通信
MACアドレスを用いた通信
宅急便では?(6/6)
物理配線イメージ
PC A側
インターフェース B
Aさん
大阪在住
荷札の内容は...
差出人住所:大阪
宛先住所:藤沢
PC B側
インターフェース C
ルータ
Bさん
藤沢在住
○×宅急便内の動きは
厚木営業所→Bさん宅
送信元PC A
○×宅急便
大阪営業所
○×宅急便
名古屋営業所
○×宅急便
厚木営業所
MACアドレスを用いた通信
MACアドレスを用いた通信
宛先IPアドレス: PC D
送信元IPアドレス: PC A
宛先MACアドレス : ルータ B
送信元MACアドレス : PC A
送信元PC A
(2/2)
PC B側
インターフェース C
ルータ
送信元PC D
• PC Aからルータを介して別ネットワークに
存在するPC Dに通信を行う
(1/2)
PC A側
インターフェース B
Bさん
藤沢在住
IPアドレスは送信
元/宛先PCのもの
MACアドレスは
隣接したノードのもの
宛先PC D
PC A側
インターフェース B
PC B側
インターフェース C
ルータ
IPアドレスは送信
元/宛先PCのもの
宛先IPアドレス: PC D
MACアドレスは
送信元IPアドレス: PC A
隣接したノードのもの
宛先MACアドレス : PC D
送信元MACアドレス :ルータC
送信元PC A
宛先PC D
5
MACアドレスとIPアドレス
• MACアドレスをグローバルな通信に使わな
い理由
– MACアドレスの特徴
• 何の規則もなく世界中に存在
• グローバルに通信するためには膨大なデータベー
スが必要
• そのため,限られた空間で使用される
自分のPCのARPテーブルを
見てみよう
ARP
• Address Resolution Protocol
– IPアドレスとMACアドレスを対応させるための
プロトコル
• ARPテーブル
– MACアドレスとIPアドレスの対応表
ARPテーブルの例
• UNIX(含MacOS X)の場合
– ターミナルで、% arp -a
aa-bb-cc
• WindowsXP,2000等の場合
– 「スタート」-「ファイル名を指定して実行」で、
cmdと打つ
– 出てきた黒いウィンドウで、 > arp -a
C:¥Documents and Settings¥ringo>arp -a
Interface: 203.178.128.20 --- 0x3
Internet Address
Physical Address
203.178.128.1
00-02-b3-aa-bb-cc
Type
dynamic
隣接したノードのIPアドレスとMACアドレス
ネットワーク層(1/2)
第3層 ネットワーク層
アプリケーション層
プレゼンテーション層
湘南台
電車モデル:改札内
ネットワーク:IP
湘南台駅改札外
セッション層
トランスポート層
湘南台駅改札内
ネットワーク層
小田急線ホーム
データリンク層
小田急線
物理層
電車モデル
OSI参照モデル
改札内の駅員さん
改札内の駅員さん
乗り換え案内板
乗り換え案内板
ネットワーク上の
ネットワーク上の
機器間の通信方法
機器間の通信方法
• 目的地に到達させることが目的
– 電車モデル
• 目的地までの行き方を駅員さんに教えてもらう
• 目的地までの行き方を乗り換え案内板で調べる
– OSI参照モデル
• 目的地までの経路選択
6
復習
ネットワーク層(2/2)
IPアドレスとは?
• ネットワーク上の機器間の通信方法を規定
– IPアドレスを用いたホスト識別
– 複数のデータリンクを抽象化
– ネットワークをまたがった通信
• IPアドレスとは
– IPネットワーク上におい
て存在を示す住所
• グローバルIPアドレスと
プライベートIPアドレス
– グローバル
• 電話における電話番号
• 手紙における住所
• インターネット上で一意
– プライベート
– 原則
• 閉じた環境の中で自由に
使える
• インターネットに出て行くた
めに,NATなどの技術が
必要
• 前頁で付けたのはプライ
ベートIPアドレス
• 重複してはいけない
• 自分と通信の相手を認識
する
• ルーティング
– 例
• 203.178.142.130
• 2001:200:0:8801:aaaa:bbb
b:cccc:dddd
復習
復習
物理配線イメージ
ルータとは?
SFCと都立科学技術高校で授業をする
SFCと都立科学技術高校で授業をする
ルータ
Internet
• ルータとは
ルータ
ルータ
LAN
LAN(CNS)
– 外のネットワークに通信を転送する際,どこへ
送るのが良いか知っている機械
– 受信した通信をネットワークの内側のどこへ送
れば良いのかを知っている機械
• この転送先を示したものを経路という
• どこへ送るのが良いのかを判断する際に用いる近
隣ノードの情報が書かれた地図状のものを経路表
という
都立科学技術高校
SFC
ルータイメージ:http://www.cisco.com/japanese/warp/public/3/jp/product/hs/routers/c10000/prodlit/10kpd_ov.shtml
復習
復習
通信の流れ(1/4)
通信の流れ(2/4)
SFCと都立科学技術高校で授業をする
SFCと都立科学技術高校で授業をする
Internet
C
ルータ
ルータ
LAN
LAN(CNS)
B
経路表を元に
ルータAに転送
133.27.xxx.xxxか
ルータAの方だな
ルータ
ルータ
LAN
LAN(CNS)
133.27.xxx.xxx
どこ?
133.27.xxx.xxx
どこ?
133.27.xxx.xxx
SFC
A
Internet
D
都立科学技術高校
133.27.xxx.xxx
SFC
都立科学技術高校
7
復習
復習
通信の流れ(3/4)
通信の流れ(4/4)
SFCと都立科学技術高校で授業をする
SFCと都立科学技術高校で授業をする
A
Internet
D
C
これ,SFCの方じゃないの?
ルータBの方だな
Internet
D
B
ルータDの方だな
ルータCの方だな
ルータ
ルータ
LAN
LAN(CNS)
C
133.27.xxx.xxxの
アドレスを尋ねて
バケツリレー
転送
ルータ
B
そうそう,オレオレ
ルータ
LAN
LAN(CNS)
133.27.xxx.xxx
どこ?
133.27.xxx.xxx
どこ?
133.27.xxx.xxx
133.27.xxx.xxx
都立科学技術高校
SFC
通信の宛先が
自ネットワーク内
だったので
SFCルータは転送
A
都立科学技術高校
SFC
IPv4
IPv6
• 2001:200:0:8801:e0d8:eb46:57f5:d3f5など
• アドレスの数は2の128乗
• 192.168.0.1とか203.178.128.1とか
• アドレスの数は2の32乗(約42億個)
– 数に関する例えには諸説ある
– コンピュータ以外にもあらゆるものにアドレスを付けることが
できる
– 参考:世界の人口は約64億
• IPアドレスの表記
• 表記
32bit
– 128bitを16進数で表す
– 4桁ごとに:で区切る
• Windows XP, MacOSXなどでも利用可能になっている
192.
168.
0.
1
– コマンドプロンプトからipv6 install
– システム環境設定→ネットワーク→TCP/IP→IPv6設定
自分のPCのIPアドレスを見てみよう
ipconfig / ifconfigコマンド
IPアドレスとドメイン名
• ドメイン名
AA-BB-CC
– 人間が理解しやすいように,IPアドレスと対応付けさ
れた文字列
• DNS
– IPアドレスとドメイン名との対応付けを行う仕組み
– 詳細は後日
IP Address ……… :203.178.139.228
IP Address ……… : 2001:200:0:8805:8c04:eaad:e47:70ca
203.178.138.99
133.27.4.127
www.soi.wide.ad.jp
www.sfc.keio.ac.jp
8
ping(1/2)
相手先ホスト
実習編
色々なツールを使ってみよう
• 任意のホストの生存確認,ネット
ワークの疎通確認をするコマンド
Internet
– Windowsの場合
• コマンドプロンプトからping [ホスト名]
– UNIXの場合
ping
Traceroute
nslookup
Whois
送信元
• ターミナルからping [ホスト名]
• 返答が無い場合
– ホストダウン
– ネットワーク障害
– フィルタリングされている など
ping(2/2)
分かること
•ホストはネットワークに繋がっているか
•ホストに至るまでのネットワークは生き
ているかどうか
•応答にかかった時間
Traceroute(1/2)
送信した各結果が表示
www.hokudai.ac.jpまで往復
で24msかかっている
この場合は4回ICMPパケット
を打った結果が表示される
相手先ホスト
• 任意のホストまでの経路を表
示するコマンド
– 途中経路に存在するルータまで
の伝送時間も表示される
– Windowsの場合
• コマンドプロンプトからtracert [ホス
ト名]
– UNIXの場合
• ターミナルからtraceroute [ホスト
名]
Traceroute(2/2)
途中経路の
ルータ
途中経路の
ルータ
途中経路の
ルータ
送信元
nslookup(1/2)
• ドメイン名(ホスト名)とIPアドレスの対応を
調べるコマンド
www.hokudai.ac.jp
までの経路,その
経路までの時間を
表示
www.hokudai.ac.jpまでの
ホップ数はこの場合11
– コマンドプロンプト(Windows),もしくはターミナ
ル(UNIX)から nslookup [調べたいIPアドレス,
もしくはホスト名]
133.27.4.127
www.sfc.keio.ac.jp
www.sfc.keio.ac.jp
133.27.4.127
9
whois(1/2)
nslookup(2/2)
• Whois データベース
– ドメイン名の所持者やサーバ運営者の情報を入手す
ることができる
www.sfc.keio.ac.jpのIPアドレス
は?
www.sfc.keio.ac.jpのIPアドレス
133.27.4.127って何っていうホスト?
www.sfc.keio.ac.jpですよ
• ドメイン名取得者,サーバのある住所,管理会社,担当者連
絡先,IPアドレス,DNSサーバ情報など
• サービス利用方法
– Whoisコマンド(Windowsの場合はソフトウェアのイン
ストール)
– WEBサービス
• 例
– JPNIC, JPRS共同運用 http://whois.jp/
– JPRS whoisサービス http://whois.jprs.jp/
– ALLDomains http://www.allwhois.com/
– 他にも沢山あるので探してみてください
whois(2/2)
keio.ac.jpについて調べる
% whois –h whois.jprs.jp keio.ac.jp
所有している組織
課題
ネームサーバ
今週の課題(1/2)
• tracerouteをしてみよう
– 47都道府県に存在するマスコミのWEBサイトま
でtracerouteをして経路を調べ,whoisを実行し,
考察を行ってください
• 回答例をSOIのページに掲載してありますので参考
にしてみてください
– 締め切り
• 5/6 金曜日 23:59
• 遅れても採点しますので提出するようにしてください
今週の課題(2/2)
• tracerouteをしてみよう(注意事項)
– SOIの課題ページにある“都道府県スロット”を実行して
出てくる4都道府県から1つ選び,そこにある地方新聞,
ラジオ,TV局のWEBサイトを選んでください
– 途中経路が***になってしまった場合は以下のようにし
てください
• 時間を置いて試してみる
• だめな場合はフィルタリングされている可能性があるので別の
サイトを選ぶ
10